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竹本 節子

タケモト セツコ
メゾソプラノ
会員
 

深く豊麗な美声と高度なテクニックで絶大な支持を得ている

兵庫県神戸市出身。大阪音楽大学声楽科卒業。オペラではメゾソプラノ、アルトの主要な役を好演。1988年、カルメン』タイトル・ロールは、その充実した演奏と演技が話題を呼んだ。1998年、東京二期会『シンデレラ』のタイトル・ロールに抜擢され、「美しく豊かな声を駆使しての見事な主役ぶり」「非常に優れた演唱、たっぷり余裕のある声の配分もよく」等と朝日新聞はじめ音楽雑誌等でも非常高い評価を得た。以後、東京シティフィル・オーケストラルオペラ《ニーベルングの指環》エルダ、ノルン1、大阪フィルハーモニー交響楽団・オペラ『サムソンとデリラ』(演奏会形式)デリラ等、話題の公演で見事に大役を果たす。
近年、新国立劇場主催オペラでも数々の要役を演じ、中でも『フィガロの結婚』マルチェリーナ、『神々の黄昏』ノルン1、『さまよえるオランダ人』マリー、『アンドレア・シェニエ』マデロン、コワニー伯爵夫人、『アラベッラ』(新制作)アデライデ等、豊かな声と表現力、確かな演技で常に好評を博している。
各種演奏会においてはガリー・ベルティーニ指揮によるマーラー「リュッケルトの詩による5つの歌」、ロジェストヴェンスキー指揮によるチャイコフスキー「雪娘」等、著名な指揮者との共演も多い。バッハ「マタイ受難曲」、ベートーヴェン「第九」「ミサ・ソレムニス」、ブラームス「アルト・ラプソディ」、シェーンベルク「グレの歌」、ヴェルディ「レクイエム」、マーラー「大地の歌」「嘆きの歌」「交響曲第8番」「交響曲第3番」「交響曲第2番“復活”」等、美声を活かした繊細な演奏で聴衆に深い感動を与えている。殊にマーラー「交響曲第2番“復活”」には定評があり、国内主要オーケストラとの共演も多く、CD、DVDがリリースされている。瑞々しくも豊麗な声とその美声を活かしきった繊細な表現で聴く者に深い感動を与える貴重な歌手である。2014年1月、二期会ゴールデンコンサートではバッハ、デュパルク、ショーソンなどのプログラムにも期待が寄せられている。大阪音楽大学客員教授。二期会会員 
(2013年12月現在)

 
 
 
 
 
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