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大野 徹也

オオノ テツヤ
テノール・カウンターテノール
会員
 

ワーグナーからオペレッタまでプロフェッショナルな演唱が冴える

福岡県出身。東京藝術大学卒業。同大学院修了。1981年、第16回民音コンクール第2位入賞。1977年二期会研究生時代に『魔笛』の武士で、オペラ・デビューを飾る。1981年『カーチャ・カバノヴァ』ボリス、1983年には、日本初演『ジークフリート』題名役を歌い大成功をおさめる。1984年『椿姫』アルフレード、1985年『魔笛』タミーノで出演。1986年秋には『ワルキューレ』のジークムント、また『神々の黄昏』(演奏会形式)ジークフリート、1988年2月には『タンホイザー』題名役を故リチャード・ヴァーサルとのダブル・キャストで歌い絶賛を博し、ヘルデンテナーとしての地位を不動のものにした。同年3月サン=サーンス『サムソンとデリラ』サムソン、10月二期会公演『カルメン』ドン・ホセとフランス物へレパートリーの幅を広げる。1991年からはオペレッタにも進出し、カールマン『チャルダ-シュの女王』、レハ-ル『微笑みの国』等、その魅力を遺憾なく発揮してファン層を広げている。近年、2000年2月二期会公演『魔笛』、3月新国立劇場・二期会共催公演『沈黙』ロドリゴ、2001年2月二期会オペラ創立50年記念第一弾『こうもり』アイゼンシュタイン、2001年11月公演『ホフマン物語』に主演。これらは聴衆を魅了した。2003年2月新国立劇場『アラベッラ』に出演。他に『トロヴァトーレ』マンリーコ、『蝶々夫人』ピンカートン、『カバレリア・ルスティカーナ』トゥリッドゥ等があり、常に第一線で二期会オペラを牽引するテナーとして活躍を続けている。2007年11月、東京二期会『天国と地獄』オルフェウスで好評を博し、2008年2月『ワルキューレ』ジークムントに出演、衰えを知らない確かな演唱でファンを魅了し絶賛を浴びた。2012年7月、東京二期会『パリアッチ』カニオで絶賛を浴び、11月にはライマンの最新作『メデア』クレオンに出演する。一方コンサート活動も好評で、ヴェルディ「レクイエム」、シェーンベルク「グレの歌」、マーラー「大地の歌」等多数出演している。東京学芸大学教授。二期会会員
(2012年9月現在)

 
 
 
 
 
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