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菊地 美奈

キクチ ミナ
ソプラノ
会員
 

オペラからオペレッタまで、心に残る精彩溢れる表現力で魅了する女神

東京都出身。東京藝術大学卒業、同大学院修了。二期会オペラスタジオ 43期修了。修了時に優秀賞、奨励賞を受賞。『新しい声'99コン クール』アジア代表及びドイツ本選に入選、ベルヴェデーレ国際声楽コンクール日本代表。芸大在学中『コシ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ役でオペラデビューし、以後『ラ・ボエーム』ミミ、『椿姫』ヴィオレッタ、『魔笛』パミーナ、『電話』ルーシー、『フィガロの結婚』伯爵夫人、『ドン・ジョヴァンニ』アンナとエルヴィラ、『外套』ジョルジェッタ、『トゥーランドット』リュー、『三文オペラ』ポリー、『カルメン』カルメン等ヒロイン役を数多く演じてきた。'99年小澤征爾氏に『天の声』に抜擢されサイトウキネン・フェステイバル松本ベルリオーズ『ファウストの劫罰』松本城野外コンサートに出演。新国立劇場では『魔笛』パミーナ、『リゴレット』チェプラーノ伯爵夫人、『ナブッコ』アンナ、『ヘンゼルとグレーテル』露の精、トーキョー・リングとして内外の注目を集めた『ジークフリート』で森の小鳥等に出演。二期会公演では二期会創立50周年記念公演『こうもり』イダでデビュー、翌年『ポッペアの戴冠』でタイトル・ロールを演じ、艶やかな演唱で観客を魅了し、新聞・雑誌などで絶賛を浴びた。
そのほか、ドビュッシー『ペレアスとメリザンド』メリザンド、R.シュトラウス『カプリッチォ』伯爵夫人、ストラビンスキー『放蕩者のなりゆき』アンなどの近現代オペラや、『あさくさ天使』(神田慶一作曲)、『日光』(中村透作曲)、『不思議の国のアリス』(木下牧子作曲)など邦人作曲家によるオペラ、5人の若手演奏家によるコメディオペラユニット『オペラ三昧』、オペレッタやキャバレーソングの普及のためCD・訳詞・コンサート企画等、多彩な活動を展開。
2004年、東京オペラプロデュースによるR.シュトラウス『カプリッチョ』伯爵夫人(若い未亡人)では大成功を収め、新境地を拓いた。同年、ヴィリー・デッカー演出『イエヌーファ』(ベルリン・コーミッシェ・オーパー&東京二期会の共同制作)ヤノ役を好演。2006年にはP.コンヴィチュニー演出『皇帝ティトの慈悲』(ハンブルク州立歌劇場&東京二期会の共同制作)でも大好評を博した。2007年11月、東京二期会『天国と地獄』ヴィーナスで出演。2008年5月、話題のオペラ、ショスタコーヴィチ作曲『ムツェンスク郡のマクベス夫人』カテリーナに主演し、鮮烈な演唱で高い評価を得た。2009年1月、ヘルマン・ゲッツ『じゃじゃ馬ならし』(東京オペラ・プロデュース)にも主演し、活き活きとした中にも品格ある端正な歌唱と細やかな心理描写で聴衆を魅了した。また佐渡裕プロデュースオペラ2009『カルメン』フラスキータ(兵庫、東京、愛知)に出演。2010年1月、ジョルダーノ『マダム・サン・ジェーヌ』(東京オペラプロデュース)カテリーナを好演。2010年11月、東京二期会『メリー・ウィドー』ヴァランシェンヌに出演し聴衆を魅了。2011年4月には宮本亜門演出『フィガロの結婚』スザンナ役に出演など注目を集めている。2013年二期会『ホフマン物語』ジュリエッタで好評を博した。2015年2月、ヴォルフ・フェラーリ『シンデレラ』(東京オペラ・プロデュース)タイトル・ロールに出演し好評を博した。日本歌曲のコンサートなども企画している。
セルフプロデュースによるオペレッタアリア集CD『熱きくちづけ』発売中。二期会会員 
菊地美奈公式ウェブサイト
(2016年5月現在)

 
 
 
 
 
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