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加納 悦子

カノウ エツコ
メゾソプラノ
会員
 

磨き抜かれた圧倒的な歌唱力で、日本に於けるリートの第一人者

東京都出身。東京藝術大学大学院を修了後、ドイツ国立ケルン音楽大学で声楽を学ぶ。同大学在籍中にケルン市立歌劇場のオペラスタジオ研修生となり、1994年から同歌劇場の専属歌手として契約。1995年ザルツブルグ国際モーツァルトコンクール声楽部門2位入賞。令和元年度(第70回)芸術選奨文部科学大臣賞(音楽部門)受賞。
ケルン歌劇場ではジェームス・コンロン等の指揮で『フィガロの結婚』ケルビーノ、『蝶々夫人』スズキ、『ヘンゼルとグレーテル』ヘンゼルなど40以上の演目に出演。ヨーロッパの他の歌劇場では、シュトゥットゥガルト州立歌劇場、シュヴェツィンゲン音楽祭、ベルギー・フランドルオペラ、オランダ・ロッテルダムのゲルギエフ・フェスティヴァル、スイス・ザンクトガレン歌劇場などにて、ヘンデル『アルチーナ』ルッジェーロ、『コシ・ファン・トゥッテ』デスピーナ(指揮 ルネ・ヤコブス)、ウルマンの『アトランティックの王』などの現代オペラにも出演。
国内では、日生劇場開場40周年/二期会共催『ルル』主要3役で好評を博し、2008年びわ湖ホール・神奈川県民ホール共催『ばらの騎士』(A.ホモキ演出 東京二期会制作)オクタヴィアン、2009年びわ湖ホール『ルル』、東京二期会『カプリッチョ』女優クレロン、2010年『トリスタンとイゾルデ』(びわ湖ホール)ブランゲーネ、2013年東京二期会『ホフマン物語』ミューズとニクラウス、同年、『ワルキューレ』フリッカ(神奈川・びわ湖)等、絶賛を浴びている。2014年東京二期会『チャールダーシュの女王』新制作のアンヒルテ(ヴァイラースライム公爵夫人) に出演。2016年9月、東京二期会・ライプツィヒ歌劇場との提携公演『トリスタンとイゾルデ』ブランゲーネでも高い評価を得ている。
コンサートでも傑出した演奏で常に高い評価を得、ヨーロッパを中心にルビアナ放送響とのマーラー「千人の交響曲」、ミラノ放送響とのモーツァルト「レクイエム」などのアルトソロ、国内ではN響定期「大地の歌」等、国内主要オーケストラとの「第九」等のソリストとしても確かな信頼を得ている。二期会ゴールデンコンサートのソロリサイタルでは、ハイドン、ベルク、シェーンベルクなどの歌曲を披露。ソロデビュー盤となったCD「メアリ・スチュアート女王の詩/シューマン 後期歌曲集」(ALM RECORD)は、2013年度(第51回)レコード・アカデミー賞声楽曲部門受賞。2021年7月にセカンドアルバム「アルバン・ベルク 若き日の歌」をリリース。二期会会員
(2020年3月現在)

 
 
公演スケジュール
日付 演奏会名 会場
2024年5月 19日(日) プロースト交響楽団 第39回定期演奏会 ミューザ川崎シンフォニーホール
 
 
 
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