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板波 利加

イタナミ リカ
ソプラノ
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内外で躍進を続ける貴重なドラマティック・ソプラノ

神奈川県出身。東京藝術大学卒業。スイス「国際ミュージックアカデミー」声楽部門最優秀賞受賞。1994年渡伊。当初はメゾソプラノとしてキャリアを築く。1998年パルマ市トスカニーニ財団主催『ナブッコ』フェネーナに抜擢されヴェルディの生誕地ブッセート、パルマ等でデビューの舞台に立つ。その後『アイーダ』アムネリス、『イル トロヴァトーレ』アズチェーナ、『仮面舞踏会』ウルリカ等で出演し、現地で「人々を震撼させる重要な声と表情豊かな舞台姿」と注目を浴びる。03年には二期会「カルメン」タイトルロールで日本デビュー。その後持ち声の深い響きと幅広い声域を生かしソプラノに転向。07年マントヴァ市ソチャーレ劇場で『蝶々夫人』タイトルロールを飾り、『トゥーランドット』タイトルロール、『カヴァレリア・ルスティカーナ』サントゥッツァ等でイタリア各地で好評を博す。ヴェローナ市アレーナ新聞では「疑いなくドラマティックな声とその存在感は人々を圧倒し、豊かな音色を持つ歌手」と評された。09年に続いて10年パルマ市野外フェスティバルにて『ナブッコ』アビガイッレで絶賛を浴びる。国内では07年二期会『ダフネ』ゲーア、11年二期会『サロメ』ヘロディアス、12年二期会『ナブッコ』アビガイッレ、13年日生劇場『リア』ゴネリルで出演、また13年二期会『マクベス』マクベス夫人では音楽と舞台表現の融合に務め多大な賞賛を浴びた。

イタリアでは「声量、表現力、響き、気質、技術どれもが強烈なインパクトを持つ」と評されており、我が国では貴重なドラマティック・ソプラノとしての地位を築き、国内外のオペラ、コンサートに出演している。二期会会員  (2014年7月現在)

 
 
 
 
 
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