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河野 鉄平

コウノ テッペイ
バリトン・バス
会員
 

役が憑依するかのごとくその体躯を活かし、真心のこもった歌唱は観る者の想像を豊かに広げ、オペラの醍醐味を存分に堪能させる。
パフォーマンスシップ溢れる演奏が最大の魅力。 


福島県出身。
2001年クリーブランド音楽院大学卒業、03年同大学院修了。03年サンフランシスコオペラ・メローラオペラプログラム修了。06年シカゴ芸術大学ディプロマコース及びシカゴ・オペラ・シアター研修プログラム修了。第22回日本クラシック音楽コンクール一般男性の部で最高賞受賞。第7回横浜国際音楽コンクール一般部門Aで第3位受賞。ゲーダ・リスナー財団助成金コンクール激励賞受賞。メトロポリタンオペラ全国コンクールにて中部地区ファイナリスト、北イリノイ地区優勝、同コンクール 五大湖地区ファイナリスト、クリーブランド地区優勝。
03年『フィガロの結婚』タイトルロールでデビュー。06年にはシンガポールでも『フィガロの結婚』タイトルロールでアジアデビュー。
アメリカで23年間過ごし、帰国後は17年小澤征爾音楽塾『カルメン』ズニガ、18年セイジ・オザワ松本フェスティバル『ジャンニ・スキッキ』ベットなどで活躍。これまでに『ドン・ジョヴァンニ』タイトルロール/騎士長、『カルメン』エスカミーリョ、『ドン・カルロ』フィリッポ二世、『シモン・ボッカネグラ』フィエスコ、『アイーダ』ランフィス、『ラ・ボエーム』コッリーネ、『トスカ』アンジェロッティ、『ファウスト 』(ハイライト)メフィストフェレス、『エウゲニー・オネーギン 』グレーミン公爵などに出演した。
オペラ以外では13年から20年『スーパー神話ミュージカル~ドラマティック古事記』シリーズに出演。20年ブリテン『真夏の夜の夢』新演出版妖精パック役で、センセーショナルな新国立劇場デビューを飾った。21年東京二期会『タンホイザー』ラインマル、『魔笛』弁者に出演。22年2月新国立劇場『さまよえるオランダ人』タイトルロールに急遽抜擢され一躍注目を集めた。その後も『魔笛』ザラストロ、『ペレアスとメリザンド』医師、『ボリス・ゴドゥノフ』ヴァルラーム、『ドン・ジョヴァンニ』騎士長に続けて出演。23年東京二期会『トゥーランドット』ティムールに出演した。
コンサートでは、ベートーヴェン「第九」、モーツァルト「レクイエム」、ヘンデル「メサイア」のソリストとしても活躍している。
二期会会員
(2023年3月)

 
 
 
 
 
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