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2008年07月 アーカイブ

2008年07月31日 17:19

小鉄和広 国際賞「エンリーコ・カルーソ賞」を受賞

 2008年5月24日、イタリア・ラツィオ州のアンツィオとネットゥーノ市(二つの自治体が合わさって一つの市)より、バスの小鉄和広に国際賞「エンリーコ・カルーソ賞(Premio Internazionale "Enrico Caruso")」が授与されました。
 受賞理由は「イタリアの芸術と音楽の世界普及」。主な過去の受賞者にはヴァイオリニストのサルヴァトーレ・アッカルドや、民謡歌手のロベルト・ムーロロ等著名イタリア人も名を連ねており、7月に音楽祭参加のため渡伊した折、盾などの授与を受けました。
 今後の国内では、9月に飯守泰次郎指揮・東京シティ・フィル『トリスタンとイゾルデ』マルケ王に出演予定。

0807130004.JPG ローマ歌劇場前にて盾を手にする小鉄和広(右)

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2008年07月30日 10:03

ヴェールを脱いだcity belle 「The JADE」CD発売へ

 去る7月23日、東京汐留のコンラッド東京において、男性ヴォーカルクァルテット「The JADE」のお披露目の記者発表が行われた。「The JADE」とは、一流のオペラ歌手達が国内で大ヒットしたポピュラーの名曲を歌うというコンセプトをもつcity belleプロジェクト第1弾として、今回デビューすることになったグループ。NHKの当日午後9時のニュースで紹介されたので新しい段階に入ったといえよう。

_DSC00990.jpg _DSC01220.jpg


ヒット曲は星の数ほどあるが、オペラ歌手が歌うとなると曲目の選択が重要な鍵をもつ。ソプラノやテノールは高いキーで歌い、バスは低音の魅力がある。バリトンやメゾソプラノはビロードのような、耳に心地よい声が特長だ。息のコントロールも自在なのでピアニッシモからフォルティッシモまでなめらかに歌い上げることも得意技だ。しかし、どの曲をどのような歌い方をすれば、オリジナルとは一味違うプロのオペラ歌手の技を披露できるのか、試行錯誤の連続だった。

 今一つの心配はこのような専門外のジャンルに興味を持つオペラ歌手がいるのかということだったが、その不安は杞憂に過ぎず、「こんな企画を待っていた!」と言ってくれる人たちが沢山いることが分かり、計画は一歩一歩前進してきた。

 「The JADE」は、音楽企画会社デジタル・ラボラトリー社が、我々の歌手達に興味を示して、共同でコンピレーションCDアルバム制作を持ちかけてきたことをきっかけに結成された。バリトンの黒田博を筆頭に同じくバリトンの成田博之、テノールの樋口達哉、高野二郎がかつてのヒットソングを歌い、オリジナルの曲も用意された。コア・ターゲットは50歳代の女性で、曲は女性歌手でヒットしたものも含んでいる。

 city belleはより広い人々に向けた音楽ジャンルのコンセプトで、すでに曲目の選定も進み、編曲も行われている。一流オペラ歌手たちがポピュラーのメロディを歌い上げる新たなジャンルを確立するのも遠いことではない。ちなみにcity belleとは、めまぐるしく動く都市で生活する人々の心をふるわすベルでありたい、という気持ちをこめたネーミングである。

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2008年07月28日 16:14

NHK-FM オペラアワーで二期会『ワルキューレ』放送

報道によると8月24日(日)14:00〜18:00にNHK-FMオペラアワーで、去る2月東京文化会館で上演された東京二期会オペラ劇場公演 ワーグナー楽劇『ワルキューレ』が放送される予定です。
この番組で国内オペラの実況録音が放送されるのは大変稀なことです。(N.Y.)

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2008年2月公演『ワルキューレ』公演詳細 - 東京二期会オペラ劇場公演記録

※放送局の都合により、放送日時等が変更になる場合があります。

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2008年07月25日 19:27

観るものすべてが心を動かす 二期会の『オネーギン』

MOSTLY CLASSIC(モーストリークラシック)[9月号]「コンサート特選館」掲載
4識者のうち3氏までが押す★★(ふたつぼし)★★★(みつぼし)期待の公演!!

 日本のオペラファンの間でも、天才演出家として名を知られるペーター・コンヴィチュニーが、2006年4月の『皇帝ティトの慈悲』に続いて、再びこの秋「東京二期会」にやって来ます。
 
 ここ数年、コンヴィチュニーの名声が高まるにつれて、『魔笛』『アイーダ』の引越し公演も東京で上演されましたが、いずれも少なからず事件、として話題を提供するという意味では、もう鬼才としかいいようがありません。

 この『エフゲニー・オネーギン』は、ブラティスラヴァ(スロヴァキア国立劇場)で制作され、その後ヨーロッパの劇場で再演も続く「コンヴィチュニーの代表作」として残る逸品であることは間違いありません。チャイコフスキーの叙情的な音楽、決闘に至る葛藤、失われた時代への憧憬、観るものすべてが心を動かします。

 コンヴィチュニーが手掛ける舞台は、現代社会にコミットするとともに、発見の楽しみがあります。その手法は、あくまでもスコアを緻密に研究するいわば哲学的ともいえる演出で、いわゆる奇を衒ったものではありません。まして、コンヴィチュニー自ら真夏の東京に来日し、一か月をかけて稽古をつけるというからその意気込みも伝わってきます。

 kuroda_hiroshi.jpg 黒田 博   yonashiro_kei_2.jpg 与那城 敬

 このオネーギンに集結するのは、二期会きっての一流歌手たち。ベテラン黒田 博、稀にみる逸材として注目される若手バリトン与那城 敬が、暗く複雑な性格の若い貴族オネーギンを演じます。2004年11月ウィリー・デッカー演出『イェヌーファ』タイトルロールで話題をさらった津山 恵と、大型新人・大隅智佳子のタチアーナによって歌われる長大な“手紙のアリア”は、コンヴィチュニー演出の中でも白眉といわれるシーンで今から楽しみです。
 管弦楽は東京交響楽団、指揮はアニシモフ。

 前評判の高い公演にはがっかりさせられることも少なくないと思われる皆様にとっても、きっとこの秋一番の“オペラ”となります。是非、騙されたと思ってご来場ください。

2008年9月公演『エフゲニー・オネーギン』公演詳細 - 東京二期会オペラ劇場
MOSTLY CLASSC - Webサイト

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2008年07月24日 15:21

8月2日(土)16時開演「二期会ゴールデンコンサートin津田ホールVol.22」
大岩千穂・演奏予定プログラムが決まりました!

「二期会ゴールデンコンサートin津田ホールVol.22」〜歌姫(ディーヴァ)たちの四季〜夏・大岩千穂
(8月2日(土)16時開演 津田ホール)

燃える太陽のような存在感で、国際的に活躍中のソプラノ大岩千穂が、「二期会ゴールデンコンサート」に登場!
天性の明るい歌声に、最近は愁いや翳りの表現にも深みを増し、まさに今が旬の歌姫(ディーヴァ)。
真夏の午後にふさわしいプログラムをご用意して、皆様のご来場をお待ちしています。

 【予定プログラム】
  ロドリーゴ:恋のアランフェス
ラテン・ノスタルジー
  レオンカヴァッロ:マッティナータ
  ディ・クルティス:勿忘草
  ポンセ:エストレリータ(小さな星)
ヴェルディ:オペラ『椿姫』より
  第3幕前奏曲(ピアノ・ソロ)
  “あなたは約束を守ってくれた”
  “さようなら過ぎ去った日よ”
  “ああ、そは彼の人か〜いつも自由に”
 <休憩>
R.シュトラウス:歌曲集
  朝に
  ツェツィーリエ
  献呈
R.シュトラウス:オペラ『サロメ』より
  “ヨカナーンよ、お前はくちづけを許さなかったね”
プッチーニ:オペラ『ジャンニ・スキッキ』より
  “わたしのいとしいお父様”
プッチーニ:オペラ『蝶々夫人』より
  “ある晴れた日に”


「今」を生きる、という生き方が、歌手大岩千穂のモットーです。
今回のプログラムにも、彼女の「今を生きる」メッセージが込められています。

前半を飾る〈恋のアランフェス〉はじめ、哀愁を帯びた陽光とでも形容したくなるラテンのナンバーは、大岩の声とソウルが最も直截的に生きてくる曲たち。

後半は、一転してR.シュトラウスの歌曲と楽劇『サロメ』のアリア。今秋、『サロメ』のタイトルロールに挑戦する大岩(10月12日〔日〕びわ湖ホール 沼尻竜典指揮)。愛し焦がれる人の首を欲するという、少女サロメの倒錯した欲望は、これまでのイタリア・オペラのヒロインとは違う表現力が求められています。R.シュトラウスに挑戦する今回のコンサートは、大岩にとって、歌手として新たな地平を切り開く大きな一歩となるに違いありません。

最後に歌われるプッチーニのアリアは、その彼女がオペラ歌手のキャリアを歩み始めた当初から歌い続けている、いわば「原点」のアリアです。R.シュトラウスとともに並べられることで、大岩千穂の「原点」と「今—これから」が凝縮されたプログラムになりました。
ひとつのコンサートを通して、ひとりの歌手の生き方、生き様を感じていただければ、幸いです。

二期会ゴールデンコンサートin津田ホールVol.22 - コンサート詳細
ピックアップ・アーティストVol.6大岩千穂 - インタビュー・プロフィール・フォトギャラリーなど

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2008年07月23日 15:40

第15回日仏声楽コンクール本選結果
金子美香(メゾソプラノ会員)が第2位及び日本歌曲賞を受賞

去る7月4日(金)旧東京音楽学校奏楽堂にて開催された第15回日仏声楽コンクール(セルクル・ドゥー・コロンヌ主催)において、メゾソプラノ会員 金子美香が第2位及び日本歌曲賞を受賞しました。

kaneko_mika.jpg 金子美香

二期会からは他に松原典子(ソプラノ会員)、盛田麻央(第52期マスタークラス研修生)がそれぞれ入賞いたしました。

日仏声楽コンクールは、日本歌曲とフランス歌曲の振興のため、その理解と普及を図り、あわせて優れた新人演奏家を奨励・啓発し、広く紹介することを目的とし1980年から隔年で開催されています。

コンクール結果、詳細はこちらをご覧ください。
日仏声楽コンクール webサイト


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2008年07月22日 14:56

「香盤と稽古スケジュール」  オペラの制作現場からーその17

 どの世界でもその道のプロにしか分からない言葉が沢山あります。舞台芸術における「香盤」もその一つでしょう。碁盤目の表で、縦軸には出演者の名前、横軸には舞台の場が書いてあり、それぞれの出番の桝目に丸印が付いているものです。座禅をする際に時間を計る線香を立てた盤に似ていることから生まれた言葉といわれています。今回はこの「香盤」とオペラの稽古についてのお話しです。

 オペラの立ち稽古では、指揮と音楽に合わせて歌うきっかけ、動くきっかけを覚え、相手役との絡みを身体で覚えていくので、出演者が揃わないとさまになりません。ところが我々のような民間のオペラ団体では、教職などに就いている歌手も多いので、あらかじめ出して貰った稽古出欠表と香盤を見比べながら稽古日程を決めて行かざるを得ません。稽古期間を通じて、全体を穴がないように仕上げるために、あらかじめいつ誰々がどの場の稽古をするか決めるのはパズルにも似た結構緻密な作業を要求されます。

 しかも長丁場の立ち稽古では、演出家の注文で一カ所を繰り返し稽古したり、動きそのものを変更することも少なくありません。勿論指揮者の要求による追加の音楽稽古もあるので、稽古日程の修正は頻繁に行われます。毎日午後9時に稽古が終わったあと、舞台監督、演出助手、副指揮、制作担当者が集まって変更点に沿って稽古表を修正し、その内容は直ちにファックスやメールで出演者達に連絡されます。

 理想的とはいえない条件下でも、必要十分な稽古を積むためには、手抜きをせずにこのような試行錯誤をきっちり積み重ねることが要求されるのです。こうして本番2週間前になると、全体を見ながら作り込んでいく通し稽古に入ります。ここからは出演者全員が完全拘束体制で完成度を上げていき、歌付きオーケストラ稽古で音楽面での確認が終わると、いよいよ会場の舞台で総仕上げにかかります。

 まず、音楽抜きで稽古場での動きを実際の舞台上で再現して、立ち位置や動きを把握する「場当たり」を済ませて、舞台でのピアノ付き通し稽古に移行します。ここでは舞台監督が舞台進行の最高責任者です。舞台の袖に陣取り、香盤とスコアを睨みながら、トランシーバーによって舞台への出入り口に配置された舞台監督助手に指令を出し、待機した出演者にキューが出されていくのです。「香盤」は舞台に穴を空けないためにもなくてはならないものなのです。(常務理事 中山欽吾)

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2008年07月22日 11:20

東京都交響楽団「トスカ」がサントリーホールで開幕

 去る7月20日、名テノール歌手ラ・スコーラを迎え、サントリーホール×都響『トスカ』が上演されました。

 この有名な、情熱的で美しい歌姫トスカを演じているのが、並河寿美(なみかわ ひさみ=ソプラノ会員)です。トスカの激しい性格、愛情の深さが、逆に老獪なスカルピアに利用され、悲劇へと突き進む─並河の激しさを秘めた演技と、心情豊かな歌声に、大きな拍手が贈られました。
 ローマ警視総監スカルピアにはベテランの直野 資(なおの たすく=バリトン会員)。政治犯として捕らえたトスカの恋人カヴァラドッシの命の代償としてトスカに迫り、“美女からは金は受け取らない”と言い放つ憎らしさ、権力を持つ男の色気まで醸し出す。この人物の闇の深さがまたこのオペラの魅力なのです。

namikawa_hisami08.jpg 並河寿美 naono_tasuku08.jpg 直野 資

 演出は、菊地裕美子。演出助手としてフェニーチェ劇場(ヴェネツィア)、サン・カルロ劇場(ナポリ)で活躍し、国内外の著名な演出家を助け、着実に舞台経験を積んできました。今回は、サントリーホールの天井の高さを生かし、長い階段を巧みに使い、聖アンドレーア・デッラ・ヴァッレ教会、ファルネーゼ宮殿、サンタンジェロ城を、自在に描き出しています。
東京都交響楽団は、イタリア人指揮者マルコ・ボエーミと果敢な取り組みを見せ、熱烈な日本のプッチーニ・ファンの期待に応えました。

尚、同プログラムが本日7月22日(火)18:30からも開演されますので、是非お見逃しなく。
いつかまた、全幕で、オペラ劇場で見たい、と思わせる名作です。

↓詳細はこちらをご覧ください。 
コンサートオペラ「トスカ」スペシャルサイト - 東京都交響楽団

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2008年07月18日 13:58

朝比奈隆/新日本フィル&二期会名歌手による『ニーベルングの指環』全曲(12CD)
フォンテックより2008年7月31日発売予定

2001年12月29日に生涯現役指揮者として93歳で逝去した巨匠・朝比奈隆氏の生誕100年を記念して、オール日本人演奏家による初の《指環》演奏が、DSDリマスタリングで甦る。日本のワーグナー演奏史に輝ける金字塔を打ち立てた日本初演を含む伝説の名演奏。

朝比奈隆/新日本フィル&日本の音楽界を担ってきた名歌手による『ニーベルングの指環』全曲CD(12枚組)が2008年7月31日にフォンテックから発売されます!!

asahina_ring.jpgワーグナー:序夜と3日間の舞台祭典劇《二ーベルングの指環》全曲

FOCD9375/86(12CD) 定価¥10,000(税抜価格¥9,524)
リマスタリング盤

 楽劇「ラインの黄金」1984年6月11日
 楽劇「ワルキューレ」1985年10月12日
 楽劇「ジークフリート」1986年4月19日
 楽劇「神々の黄昏」1987年10月3日
 東京文化会館 ライヴ録音

ソプラノ:
豊田喜代美/渡辺美佐子/清水まり/釜洞裕子/柳澤涼子/菊地貴子/桑田葉子/福成紀美子
メゾ・ソプラノ:
西 明美/辻 宥子/西松甫味子/秋葉京子/牧川典子/上泉りく子/永井和子/大藤裕子/妻鳥純子/加納里美
アルト:
奥本とも
テノール:
大野徹也/篠崎義昭/種井靜夫
バリトン:
多田羅迪夫/勝部 太
バス・バリトン:
池田直樹
バス:
高橋啓三/岸本 力   
          ほか
晋友会合唱団 関屋晋 合唱指揮
朝比奈隆 指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団

↓詳しくはこちらをご覧ください
フォンテック Webサイト(オンライン購入が出来ます)

朝比奈隆 生誕100年記念 大特集 - ミュージックバード

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2008年07月16日 10:44

二期会オペラ研修所から

二期会オペラ研修所では、通常年間5回の試験があります。前期にはアリア試験、試演会。後期に、修了3試験と呼ばれるアリア試験、歌曲試験、試演会が行われます。総合成績の結果によって、進級や、アンダースタディへの選抜が行われます。現在、約200名の研修生が在籍し、お互いに切磋琢磨しています。

このうち第52期マスタークラスでは今年度の前期試演会は2回設定され、去る7月12日(土)に今期の研修演目として取り上げられたモンテヴェルディ『ポッペアの戴冠』の試演会が行われました。

4月には高野紀子先生をお迎えし、『ポッペアの戴冠』が作曲された当時の楽譜、演奏様式について講義をしていただき理解を深めた上、順々に音楽稽古、立ち稽古と研修を積み重ねました。
写真は、先日G.P.(通し稽古)が行われました際の様子です。本番を控え、熱心に授業が行われています。

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2008年07月15日 00:26

めぐろパーシモンホール「ヘンゼルとグレーテル」

今年で4年目になる“めぐろパーシモンホール”「これがオペラだ」シリーズも
通算12演目目となり、今年の最後をしめくくる公演は
フンパーディンク作曲『ヘンゼルとグレーテル』です。
7/19・20に本番を間近に控えた稽古場にお邪魔してきました。

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お腹がすいたヘンデル(小泉詠子)とグレーテル(近藤幸江)は、
食べるものもなく、仕方がないので歌い踊り出します。

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父ペーター(大沼徹)と、母ゲルトルート(立川かずさ)は
森にいちごを摘みに行ったヘンゼルとグレーテルが、
悪いお菓子の魔女にさらわれていないか心配し、森に捜しに出かけます。

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家族は無事会うことができるのでしょうか・・?

ドイツではクリスマスの時期に必ず上演されるというこのオペラ、
子ども向けと思われがちですが、ワーグナーの弟子でもあった
フンパーディンクは親しみやすいドイツの民謡を取り入れながらも、
ライトモティーフを使用し重厚な音楽を創り出しています。
そのハーモニーの美しさは秀逸で、大人から子どもまで誰でも
素晴らしい音楽の世界に心躍らすことができること間違いなしです。
夏休み前のこの時期、ぜひお誘いあわせの上、ご来場ください!!

『ヘンゼルとグレーテル』(ハイライト・日本語訳詞上演)
■場所;めぐろパーシモンホール 小ホール
■日時;2008年7月19日(土)15:00開演
2008年7月20日(日)15:00開演
■出演者
 ・ヘンゼル       小泉詠子
 ・グレーテル      近藤幸江
 ・ゲルトルート(母)  立川かずさ
 ・ペーター(父)    大沼徹
 ・魔女         木下進
 ・眠りの精、露の精  田上千穂
 ・ピアノ        水戸見弥子
■進行・総合プロデューサー 松本宰二
■料金;全自由席 3,500円
■チケット取り扱い;めぐろパーシモンホール 03-5701-2904

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2008年07月14日 10:26

ソプラノ大村博美 情報

ヨーロッパを拠点に国際的に活躍するソプラノ大村博美。
今年は1・2月のドイツオーパー、3・4月のイスラエルオペラ、5・6月のモントリオールオペラ、6月後半はスペインのマラガで「蝶々さん」を歌い、大成功を収めました。
とりわけモントリオールでは約2800席の観客が6回公演すべてに総立ちとなり、最終公演は劇場前の広場に巨大スクリーンを設置、公演と同時中継で二万人の聴衆が立ち上がって大喝采を送りました。

Butterfly de tout coeur! - CYBERPRESSE(カナダ)大村博美・モントリオールオペラ「蝶々さん」の紹介記事


尚、大村は7月31日(木)トッパンホールにて「オペラ・アリアの夕べ」に出演いたします。

オペラ・アリアの夕べ(チケットは完売) - トッパンホール

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2008年07月11日 11:31

第44回日伊声楽コンコルソ本選結果
岸 七美子(ソプラノ会員)が第2位受賞

第44回日伊声楽コンコルソ(読売新聞社、日伊音楽協会主催)の本選が去る7月6日に東京文化会館で行われました。
結果、第2位に岸 七美子(ソプラノ会員)、入選に谷原めぐみ(ソプラノ会員)、森川泉(同)、渡邉公威(テノール会員)がそれぞれ入賞いたしました。

尚、第2位の岸 七美子は、8月23日(土)にサントリーホールで行われる披露演奏会「イタリア・オペラ名曲アリア・コンサート」に木下美穂子(ソプラノ)、福井敬(テノール)と共に出演します。

コンクール速報、披露演奏会詳細はこちらをご覧ください。
日伊声楽コンコルソ本選、テノールの大澤一彰さんが1位に - YOMIURI ONLINE(読売新聞)
イタリア・オペラ 名曲アリア・コンサート 2008年8月23日 - 読売新聞 イベント


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2008年07月09日 15:39

「二期会の流儀」  オペラの制作現場からーその16

 オペラの制作なんてどの団体でも似たり寄ったりだろうと思われる方も多いでしょうが、様々なプロダクションで出演経験のある歌手に聞いてみると、それぞれ個性があるようです。

 最近公演した『ナクソス島のアリアドネ』のプロローグでは、勿論劇中のことで大げさに描かれてはいるのですが、高慢で自己主張の強いプリマドンナや、テノール歌手が現れ、音楽教師や作曲家と丁々発止のやりとりが行われ、笑ってしまいます。多くのイタリアオペラでは、少数のスター歌手のアリアで全てが決まってしまうようなところがあるため、主役が特別待遇ということもあるでしょう。

 ご承知のように二期会の自主公演は出演資格を原則として二期会会員(準会員を含む)に限定しています。ですから、オーディションでの熾烈な競争があったにせよ、選ばれた歌手達は稽古場では皆対等です。最近の公演では、ドラマを重視する演出家が厳しい注文を出すのが当たり前になっているだけに、主役だからといってうかうかできません。1か月以上続く長丁場の稽古で、若手歌手達は自分たちと同じ目線で頑張る先輩の姿を見て、稽古に対する姿勢を学んでいきます。

 つまり、このチームワークの良さが《二期会の流儀》といえるでしょう。アンサンブルの良さということもできるでしょう。海外から参加する演出家や指揮者にもこのような現場の空気はすぐ分かるようです。例えばダブルキャストの稽古でも、チーム交代の休憩時間に次チームに今習った動作を申し送りする光景を見て、彼らは一様に、「休憩中に稽古をするなんて!」と驚き、「ダブルキャストで1か月の稽古では無理!」と断言していた演出家も、稽古終盤に向かってどんどん上がっていく歌手達のテンションをみて、公演のあとには「また一緒にやりたい」という発言になっていきます。

 『皇帝ティトの慈悲』に続いてコンヴィチュニーとともに『エフゲニー・オネーギン』を制作することになったのも、このような経験抜きには語ることができません。洋の東西を問わず、芸術家同士の真剣勝負は多くの果実を生みます。それがやがて歌手達自身の、そしてグループ全体の血肉となって進化していくのだと思わずにはいられません。(常務理事 中山欽吾)

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2008年07月09日 13:14

ソプラノ新垣有希子 イタリアにて『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタ役で出演

文化庁平成19年度新進芸術家海外留学制度研修員としてローマへ留学中の新垣有希子(ソプラノ会員)が、去る6月21日、イタリア・パヴィアにて『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタでの出演を果たしました。
同役は3日間にわたるオーディションを経て選ばれたそうです。

2008_Pavia_Gianni_%20015.jpg(写真右)新垣有希子

参考:
concertodautunno news (edizione del 16/06/2008) - イタリア語情報サイト
6月21日(Lunedì 21 giugno)の欄に公演の情報が掲載されています。

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2008年07月08日 19:41

幸田浩子 テレビ出演情報
(近畿地方と九州・沖縄地方の放送日が変更になりました)

NHKホール開館35周年を記念して、クラシックの名曲から大河ドラマ「篤姫」のテーマまでNHK交響楽団(指揮:渡邊一正)の演奏でお送りする番組です。
司会は久本雅美さんと武内陶子アナ。
幸田はオペレッタ『こうもり』より“侯爵さま、あなたのようなお方は”を歌い、記念のコンサートに華を添えました。
またインタビューでは、久本さんの鋭い突っ込みにもめげず応戦しております。
その様子は、是非テレビでご覧ください!

NHKホール 35周年記念 N響オンステージ
 放送日時:6月29日(日) 15:05~15:59 NHK総合

 ※以下の一部地域は放送日時が異なりますので、ご注意ください。
  北海道地方   7月26日(土) 14:00~14:54
  近畿地方    7月21日(月)  14:20~15:14(変更になりました)
  九州・沖縄地方 7月19日(土)[18日(金)深夜] 0:10~1:04(変更になりました)
 ※都合により変更される場合もありますので、予めご了承ください。
 ※本記事は6月26日に紹介させていただきましたが、局の都合により上記の通り放送日時が
  変更になりましたのでご案内いたします。

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★幸田浩子(左)、久本雅美さんと・・・

NHKホール 35周年記念 N響オンステージ 詳細 - NHKオンライン

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2008年07月04日 12:03

石鍋多加史(バリトン会員) 映画「もう一度恋しよう」本日テレビ放映

7月4日(金)23時オンエア 東京MXテレビ「ガリンペイロeX」
番組中紹介されるショートフィルム映画「もう一度恋しよう」に、バリトン会員 石鍋多加史が出演します。
ファンタスティックでミステリアスな作品です。

舞台の居住まいが魅力の石鍋は、ミュージカルや演劇、小劇場でも、活躍中。
先月サントリーホールブルーローズ(小ホール)で開催された、「二期会Week2008」第6夜「ルクレツィア・ボルジア」に、グベッタ役&語りで出演し、人物、歴史と少々込み合った内容を分かりやすく客席に届けてくれました。

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オーディションテレビ番組-ガインペイロeX ウェブサイト
TOKYO MX ウェブサイト

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