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2013年04月 アーカイブ

2013年04月30日 15:42

GWは上野の東京文化会館でオペラを観よう!
5月公演G.ヴェルディ『マクベス』~公演当日のごあんない

いよいよ5月1日(水)から東京文化会館 大ホールにて、<二期会創立60周年記念公演>東京二期会オペラ劇場G.ヴェルディ作曲『マクベス』が開幕します!
こちらに公演当日についてのご案内を致します。


東京二期会オペラ劇場 2013年5月公演・二期会創立60周年記念公演
ドイツ・ライプツィヒ歌劇場との共同制作
G.ヴェルディ作曲 『マクベス』 オペラ全4幕
<日本語字幕付原語(イタリア語)上演>
指揮:アレクサンドル・ヴェデルニコフ/演出:ペーター・コンヴィチュニー
当日券と公演タイムテーブルのご案内
5月1日(水)
5月2日(木)
5月3日(金・祝)
5月4日(土・祝)
当日券
S,A,B,C
S,A,B,C
S,A,B
S,A,B,C
当日券販売開始
17:00~
17:00~
12:30~
12:30~
開場
17:30
17:30
13:00
13:00
開演
18:30
18:30
14:00
14:00
第1・2幕
約85分
休憩予定時刻
19:55~20:20
19:55~20:20
15:25~15:50
15:25~15:50
第3・4幕
約55分
終演予定
21:15
21:15
16:45
16:45
東京文化会館
=アクセス=
<JR>
[山手線][京浜東北線][宇都宮・高崎線][常磐線][東北・上越・長野・秋田・山形新幹線]=
「上野駅」公園口から徒歩1分
<地下鉄>
[銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分
<京成電鉄>
[京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩6分

お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ
※販売状況により券種によっては販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※公演タイムテーブルは、当日の進行によりずれる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ)】では、前売券が公演当日の開場時刻までご予約が可能です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけますので、余裕をもってお越しいただけます!どうぞご利用ください。(※PCのみの対応となります)
▼公演案内ページにある【ゲッティへGO!】ボタンをクリックしてお申込ください
 ↓↓↓こちら↓↓↓
2013年5月公演 『マクベス』- 東京二期会オペラ劇場

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2013年04月27日 18:48

「これがオペラだVIII」第1回ガラ・コンサート合唱稽古進行中!

一年の時を経て復活した大人気オペラ入門シリーズ「これがオペラだVIII」。
5月に華やかな「ガラ・コンサート」で幕を開け、6月に『カルメン』そして7月には『ラ・ボエーム』をお届けいたします。

5月25日(土)・26日(日)公演「ガラ・コンサート」まで約1ヶ月。“目黒区民による「これがオペラだ」合唱団”の稽古も始まり、二期会歌手たちとの歌合戦ならぬ競演に期待が高まります。

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目黒区民による「これがオペラだ」合唱団の皆さん
プロデューサー松本宰二とピアニストの水戸見弥子さんを囲んで


会場の めぐろパーシモンホールで2005年よりシリーズとしては8回目の公演となる今回。地元を挙げて応援してくださっている様子が伝わります。

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ホール最寄の都立大学駅改札口前の柱にも大きなポスターが!

5月「ガラ・コンサート」では全21曲を演奏予定。白熱した舞台を皆様どうぞお楽しみに!

▼公演詳細・チケットご予約はこちら
これがオペラだVIII - 主催・制作コンサート|二期会21

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2013年04月25日 11:03

連休初日は東京ミッドタウン“NEW STAGE OPEN”へ!

連休初日となる4月27日(土)、オペラ歌手の声と最先端の電子楽器が融合した、上質かつエキサイティングなステージ、その名もDigitalyrica(デジタリリカ~“Digital”と“Lyric”の造語)が、東京の真ん中、東京ミッドタウンの芝生広場で上演されます。
お家を飛び出し、爽やかな春風を感じながら、家族と、恋人と、友人とヴェルディの最高傑作『椿姫』『リゴレット』のアリアをお愉しみください。

■■公演情報■■
東京ミッドタウンNEW STAGE OPEN
Special Event「Mid Green Stage」
~DigitaLyrica イタリア・オペラ・ガラコンサート~

◆日時:2013年4月27日(土) 15:00/18:00(2回公演)
◆会場:東京ミッドタウン芝生広場
◆料金:無料(フリーコンサート)
    ※11:00~整理券を芝生広場にて配布(お1人様1枚のみ、なくなり次第終了)
◆出演:全詠玉(ソプラノ)、新津耕平(テノール)、井上雅人(バリトン)
    清水のりこ(エレクトーン)、彌勒忠史(演出・構成)

▼イベントの詳細・お問合せ先はこちらをご覧ください
NEW STAGE OPEN 「Mid Green Stage」 - 東京ミッドタウン


AUBE

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2013年04月22日 10:50

「ぴあ」にコンヴィチュニー講演会レポート&『グランド・オペラ』に小森輝彦インタビュー記事

すでにお読みになられた方もいらっしゃるかと思いますが、「チケットぴあ」ニュースに、先日ドイツ文化センターで行われた、5月公演『マクベス』演出のペーター・コンヴィチュニー講演会のレポートが掲載されました!

「現代社会に鋭く迫るオペラを」鬼才コンヴィチュニーがオペラ演出について語る - チケットぴあ

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自身のオペラ演出の哲学、技法から、今回の『マクベス』のテーマや見どころまで語っていました。

また、音楽之友社から刊行されているオペラ専門誌『グランド・オペラ』最新号(4月20日発売)には、5月『マクベス』タイトルロールのバリトン小森輝彦が大きく登場しています。最高級オーディオとトップアーティストを紹介するシリーズ記事「小畑恒夫のオペラの魔力」で、小森と音楽評論家小畑恒夫氏による対談です。

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こちらもぜひご覧ください!

▼音楽之友社さんのサイトでお買い求めいただけます。
『グランド・オペラ』Vol.50 2013 Spring – 音楽之友社

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2013年04月20日 10:16

ロシアから世界のマエストロへ~二期会『マクベス』指揮アレクサンドル・ヴェデルニコフ来日

二期会『マクベス』指揮者アレクサンドル・ヴェデルニコフが来日しました。

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本年1月には、『カヴァレリア・ルスティカーナ』『道化師』で名門チューリッヒ歌劇場にデビューを飾り、本年秋には遂に、ニューヨークのメトロポリタン・オペラにデビューするヴェデルニコフ。
現在は、デンマークの名門オーデンセ交響楽団の首席指揮者を務めています。既にシンフォニーの分野でもロンドン・フィル、モントリオール交響楽団、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、チェコ・フィル、NHK交響楽団など各地で常に好評を博しています。

モスクワのボリショイ・オペラの音楽監督として劇場を再建し(2001~09年)、数々の歴史的な成功を収めて来たため、ロシアでの活動がクローズ・アップされますが、イタリアでの活躍も際立ちます。
ミラノ・スカラ座、ヴェネチア・フェニーチェ劇場、ボローニャ歌劇場、トリノ王立歌劇場、ローマ歌劇場に客演しています。
イタリア語が大変堪能なマエストロは、ボリショイ・オペラでも『トゥーランドット』『アドリアーナ・ルクヴルール』そして、今回指揮する『マクベス』を取り上げて好評を博しています。特に『マクベス』は、「ヴェルディの中でもとても素晴らしい作品」と強い愛着を抱いている作品なのです。

また演出のコンヴィチュニーとは、2004年ボリショイ・オペラで「さまよえるオランダ人」の新制作を共に手掛け、そのプロダクションは、バイエルン州立歌劇場、グラーツ歌劇場で上演されて名プロダクションとして知られています。以来、日本で9年ぶり2度目のタッグを組み、連日熱いコラボレーションを繰り広げています。
ちなみに彼の父は、ロシアの伝説的名歌手で同名のアレクサンドル・ヴェデルニコフ。
稽古場では、父譲りの張りのある声で歌手を導いています。
ヴェデルニコフのタクトからあふれ出すヴェルディ・サウンドにどうぞご期待ください!


▼東京二期会5月公演『マクベス』公演詳細はこちら
東京二期会オペラ劇場『マクベス』 - 東京二期会

▼お問合せ・チケットのお求めはこちら
二期会チケットセンター - 東京二期会


★『マクベス』で共演する東京交響楽団とは、5月11日ミューザ川崎、12日りゅーとぴあ新潟で、得意のロシア・プログラムを指揮します。
▼東京交響楽団とのオーケストラ・コンサート情報はこちらから
東京交響楽団公式Webサイト

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2013年04月19日 15:52

【放送予定】東京フィル創立100周年記念「グレの歌」

東京フィルハーモニー交響楽団の創立100周年記念公演として、当初2011年3月20日に予定されていたシェーンベルク作曲「グレの歌」。

東日本大震災の影響で公演が中止・延期となりましたが、それから2年、世界初演(1913年2月23日)からちょうど100年目となる2013年2月23日に復活上演されました。総勢300名近い演奏家が奏でる、20世紀音楽史に残るモニュメントです。

この渾身の演奏が4月21日(日)よる9時より、NHK-Eテレの新番組「クラシック音楽館」で放送されます。ぜひお聴きください。

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左から望月哲也、加納悦子、佐々木典子

◆◆◆放送情報◆◆◆
クラシック音楽館
-東京フィルハーモニー交響楽団特別演奏会“グレの歌”-

放送日時:2013年4月21日(日) よる9:00~11:00 (120分)
放送局:NHK-Eテレ 
出演:[指揮]尾高忠明、[管弦楽]東京フィルハーモニー交響楽団、
[ヴァルデマル王]望月哲也(テノール)、[トーヴェ]佐々木典子(ソプラノ)、
[山鳩]加納悦子(アルト)、ほか
[合唱]新国立劇場合唱団
収録:2013年2月23日/東京・オーチャードホール

▼番組ホームページはこちら
クラシック音楽館 - NHKオンライン

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2013年04月17日 11:06

幸田浩子 6thアルバム≪ふるさと ~日本のうた~≫ 4月17日(水)リリース!

待ちに待った幸田浩子の日本の歌。オペラを歌うときとはまた違った、慈しみに満ちた歌い口に、魂が洗い清められるようなアルバムです。
日本人の心の原風景を映す懐かしいあの歌、この歌。武満徹などの新しい名曲。そして、東日本大震災を期に作られた心震わせる2作まで、幸田浩子の琴線を響かせた何れ劣らぬ19の珠玉が選び抜かれています。
東京藝大の同級生で、陸前高田出身の菅野祥子が震災直後、ウィーンで故郷を想って作った「春なのに」、NHKナゴヤニューイヤーコンサート2013で歌唱した「花は咲く」、そして「故郷」へと続くラスト3曲はことに感動的です。

kouda_hiroko_furusato.jpg―心を故郷に帰してくれるあの歌が、今を生きる人の支えとなりますように―
《ふるさと ~日本のうた~》
2013年4月17日発売/COCQ-85005/2,940円(税込)
幸田浩子(ソプラノ)、寺嶋陸也(ピアノ)

録音:2012年8月10-12日 山梨市花かげホール/2012年12月18日 東京 prime sound studio form

▼特設サイトもリニューアルオープン!PV試聴もできます。
幸田浩子 - 日本コロムビア

▼こちらも只今幸田浩子特集です
女子クラ部 - 日本コロムビア

【CD収録曲】
1.この道(山田耕筰・曲/北原白秋・詞)
2.からたちの花(山田耕筰・曲/北原白秋・詞)
3..赤とんぼ(山田耕筰・曲/三木露風・詞)
4.ペチカ(山田耕筰・曲/北原白秋・詞)
5.鐘が鳴ります(山田耕筰・曲/北原白秋・詞)
6.唄(山田耕筰・曲/三木露風・詞)
7.ばらの花に心をこめて(山田耕筰・曲/大木惇夫・詞)
8.中国地方の子守歌(山田耕筰・編作曲/日本古謡)
9.たたえよ、 しらべよ、 歌いつれよ(山田耕筰・曲/三木露風・詞)
10.浜辺の歌(成田為三・曲/林古渓・詞)
11.椰子の実(大中寅二・曲/島崎藤村・詞)
12.浜千鳥(弘田龍太郎・曲/鹿島鳴秋・詞)
13.もう直き春になるだろう(山田一雄・曲/城左門・詞)
14.よかった(川口耕平・曲/河野進・詞)
15.翼(武満徹・曲/詞)
16.小さな空(武満徹・曲/詞)
17.春なのに(菅野祥子・曲/詞)
18.花は咲く(菅野よう子・曲/岩井俊二・詞)[NHK復興支援ソング]
19.故郷(岡野貞一・曲/高野辰之/詞)
(全19曲)

◆◆幸田浩子・今後の出演情報◆◆

東日本大震災復興支援 幸田さと子&幸田浩子 チャリティ・デュオコンサート Vol.3
2013年5月12日(日) 開演15:00
神戸新聞松方ホール
【チケット完売】
▼公演詳細
東日本大震災復興支援 幸田さと子&幸田浩子 チャリティ・デュオコンサート Vol.3 - 神戸新聞 松方ホール

日本センチュリー交響楽団 第181回 定期演奏会
2013年5月16日(木) 開演19:00
ザ・シンフォニーホール
メンデルスゾーン:劇付随音楽「真夏の夜の夢」全曲
▼公演詳細
定期演奏会 - 日本センチュリー交響楽団

新国立劇場公演『夜叉ヶ池』(新制作/創作委嘱作品・世界初演)
2013年6月25日(火) 開演18:30、6月28日(金) 開演14:00、6月30日(日) 開演14:00
新国立劇場オペラ劇場
▼公演詳細
2013年6月 夜叉ヶ池 - 新国立劇場

浜離宮ランチタイムコンサートvol.114 幸田浩子ソプラノ・リサイタル
2013年7月24日(水) 開演11:30
浜離宮朝日ホール
【チケット完売】
▼公演詳細
ハウス食品 presents浜離宮ランチタイムコンサートvol.114幸田浩子ソプラノ・リサイタル - 浜離宮朝日ホール
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2013年04月15日 15:47

ヴェルディとコンヴィチュニー

本年生誕200年を迎えたヴェルディに対して、コンヴィチュニーは特別な関心と歴史的な舞台を生み出してきました。

最も有名なプロダクションは『ドン・カルロ』でしょうか。

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ウィーン国立歌劇場での上演がDVD(日本コロンビアより発売中*日本語字幕付)で観ることもできますが、もとは2001年のハンブルク州立歌劇場で上演されたもので、その後2004年にウィーン国立歌劇場、2007年にはバルセロナのリセウ大劇場でも上演され大評判を取りました。

グラーツ歌劇場では、日本公演が話題になった『アイーダ』『ファルスタッフ』に加えて、今回日本でも新演出で上演される『マクベス』が1999年に制作されています。

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また2011年に『椿姫』が新制作され、このDVD(Arthaus Musikより発売中*日本語字幕付)も最近発売されました。『椿姫』は近年のコンヴィチュニーの代表作とされ、既にニュルンベルク歌劇場で再演、今年2月にはロンドンのイングリッシュ・ナショナル・オペラで英語上演されています。これも大変な評判を呼びました。
意外なところでは、ドレスデン州立歌劇場では『仮面舞踏会』『ナブッコ』が上演されています。

こうやって見ていくと、コンヴィチュニーが多くのヴェルディ作品を世界中で演出していることがわかります。中でも、特に文豪による原作ものが、不朽の舞台と評価されています。シラー原作の『ドン・カルロ』、シェイクスピアの『ファルスタッフ』、ディマ・フィスの『椿姫』などです。

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その点からも今回の『マクベス』には大きな期待が寄せられています。既に稽古に合流し、新演出として次々と新しいアイデアが湧き出し、東京ヴァージョン『マクベス』が、今まさに生まれようとしています!


▼東京二期会5月公演『マクベス』公演詳細はこちら
東京二期会オペラ劇場『マクベス』 - 東京二期会

▼お問合せ・チケットのお求めはこちら
二期会チケットセンター - 東京二期会

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2013年04月09日 11:07

コンヴィチュニー 「オペラ・アカデミー in びわ湖」大成功!

5月公演『マクベス』、いよいよ演出ペーター・コンヴィチュニーが稽古場に合流しました。今回も1カ月にわたる感動の舞台作りが始まります!
今回、コンヴィチュニーは、3月25日~28日、びわ湖ホールの「オペラ・アカデミー」のため、先に来日していました。
そこで、オペラ・アカデミーの担当者・びわ湖ホール福島寿史さんに、お伺いして、コンヴィチュニー演出の「現場」をお伝えしたいと思います。

――びわ湖ホールで「コンヴィチュニー オペラ・アカデミー」を始められた経緯を教えてください。

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コンヴィチュニーは、日本に演出のための学校がないと知り、自らが指導にあたる「演出の学校」の開設を構想しました。
彼が提案した学びの方法は、自身の演出でオペラが作り上げられていく過程を間近で見ることによってペーター・コンヴィチュニーの哲学を吸収するという、非常に実践的なものでした。 
まずは東京でワークショップが行われ、翌年、マンパワーの面からも設備の面からも劇場としての充実した機能を備えているびわ湖ホールに白羽の矢が立ちました。当初は前年の東京でのワークショップのように、有名アリアに演出をつける、という内容を予定していましたが、開催2か月前にコンヴィチュニーから「オペラの全幕演出を」という提案があったことを受け、プッチーニ『蝶々夫人』全幕を扱うという運びとなりました。これが2010年8月、第一回目のワークショップとなりました。


――どういった方が参加されているのでしょうか?

演出家やオペラ歌手、およびこれらの職業を志す方を主な受講対象としています。また、劇場スタッフも対象となっているほか、研究者や評論家の方にも全国から多く参加いただいており、大きな注目を集めています。


――今年(2012年度)のテーマ、題材は何でしょうか?

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本来では、モーツァルトの『魔笛』を題材として夏にアカデミーを開催する予定でした。しかし、コンヴィチュニー氏の健康上の理由から中止とし、『魔笛』のワークショップは2013年の夏まで持ち越しとなりました。
今回のアカデミーは、コンヴィチュニーの強い希望により急遽開催が決定したため日数が少なくなったので、従来のワークショップ形式ではなくレクチャー形式で開催しました。
講義では4つの演目が紹介されました。そのうち3つ、ウェーバー『魔弾の射手』、ヴェルディ『ドン・カルロス』、ワーグナー『神々の黄昏』については、DVDを見ながらコンヴィチュニーの演出技法の解説がなされました。コンヴィチュニーは、常に受講者との意見交換を大切にしていました。上演の際に物議を醸したシーンでは、映像を止めて、「演出家がこのようなことをしてもよいのでしょうか?」などの挑戦的な問いかけをし、受講者の中からは、しばしば活発な議論が湧き起こりました。
また、2・3日目の午後に行ったワークショップでは、びわ湖ホール声楽アンサンブルのメンバーがモーツァルト『魔笛』のワンシーンを歌い演じ、コンヴィチュニーが、歌い手の個性を巧みに引き出しながら即興で演出をつけていきました。2013年8月のアカデミーでは、従来のワークショップ形式で、この『魔笛』を全幕通して取り組みます。


――コンヴィチュニーのアカデミーには、たくさんの「驚き」や「発見」があると思います。
   アカデミーの中で見られた印象的なシーンや言葉があれば、教えてください。


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ブレヒトの〈異化〉が演出の要所に意図的に採用されていることを、コンヴィチュニー自身から聞くことができたのは、大きな収穫であったと思います。
ベルトルト・ブレヒトは20世紀を代表する東ドイツの劇作家であり、彼が提唱した〈異化〉とは、日常において見慣れたものを、劇中に使用することでそのものに対する奇異の念を見る者に抱かせる、という手法です。コンヴィチュニーはこれを用いて、テレビやマスメディアを作品の中に組み込む試みを行っています。
たとえば、『ドン・カルロス』の3幕の火刑のシーンでは、休憩時間であるはずのホワイエに、縛られた受刑者の列や、盲目の大審問官、さらに現代風の衣裳に身を包んだ王の一団が登場し、その模様をテレビカメラで実況中継するという演出がなされました。このような〈異化〉によって、もはや私たちにとっては歴史となった火刑が、生々しい出来事として再現されることとなります。
150年前に書かれたテキストの内容を、今日を生きる我々にとって事実性をもって訴えかけてくるように再現する、そのための手段として、ブレヒトの〈異化〉を使用する。コンヴィチュニー氏の一見奇抜な演出は、決して恣意的な「読み替え」などではありません。むしろ、どうすれば原典を効果的なかたちで今日に再現することができるのかという問題提起であり、試みであると言うことができます。そのことは、「私は作品を破壊しようとしているのではありません」という一言に集約されているように思われます。


――コンヴィチュニーの『マクベス』に期待されることはありますか?

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「演出家としての私の使命は、演出を通じて幸福生成の方法を提示することです」と、コンヴィチュニーは語ります。個人と、その個人が所属する社会とは密接に関係していて、個人的な対立が社会全体の争いにつながるとも。争いを解消し、世界、ひいては人々が幸せになるためには、政治的なものであれ感情的なものであれ、個人的な対立に終止符を打たねばならないとコンヴィチュニーは言います。
欲と憎悪が生み出す人間の対立を描いた悲劇『マクベス』は、演出による幸福の提示というコンヴィチュニーのテーマにふさわしい作品であると思います。シェイクスピアの原作によるこの作品を通じて、ペーター・コンヴィチュニーがどのように幸福の方法を描き出すのか、とても楽しみです。
(回答者:公益財団法人びわ湖ホール 事業部 事業第二グループ 福島寿史さん)


▼東京二期会5月公演『マクベス』公演詳細はこちら
東京二期会オペラ劇場『マクベス』 - 東京二期会

▼お問合せ・チケットのお求めはこちら
二期会チケットセンター - 東京二期会


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2013年04月07日 10:00

メゾソプラノ加納悦子のソロ・デビュー盤 4月7日発売

メゾソプラノ加納悦子のソロデビュー盤となるCD「メアリ・スチュアート女王の詩/シューマン 後期歌曲集」が、4月7日にALM RECORDSより発売されました。

▼CD紹介ムービー

SCHUMANN Späte Lieder - Etsuko Kanoh / メアリ・スチュアート女王の詩 シューマン後期歌曲集 / 加納悦子 - ALMRECORDSKojima|YouTube

―「ALM RECORDS / コジマ録音」さんの紹介文より
ドイツ留学後、ドイツ各地の歌劇場の舞台にも数多く 立ち、ドイツ語に定評のある加納がここで取り組むのはドイツ・リートの奥の院。《詩人の恋》《リーダークライス》などの名作を集中的に作曲した1840年 の「歌の年」から10年を経て、作曲家として一層成熟したシューマンの後期歌曲の高みが、たしかな技術と的確な解釈に支えられた声楽表現によって精緻に描 かれている。深く文学と結びついたシューマンの創作の、そしてドイツロマン派音楽の本当の貌(かお)がここにある。


◆◆CD情報◆◆
メアリ・スチュアート女王の詩/シューマン後期歌曲集
加納悦子(メゾソプラノ)長尾洋史(ピアノ)

《収録曲》
ロベルト・シューマン:
・3つの歌 op.83
・リートと歌 第4集 op.96
・レーナウの6つの詩とレクイエム op.90
・6つの歌 op.107
・春の挨拶 M11/1[遺作]
・7つの歌~エリザベト・クルマンを偲んで op.104
・メアリ・スチュアート女王の詩 op.135

〈録音〉相模湖交流センター 2012年8月10-12日
2013年4月7日発売 ALCD-7172 [歌詞対訳付き] 税込価格2,940円
製作・発売元 ALM RECORDS/コジマ録音

▼CDお取扱いサイトはこちら
Amazon.co.jp
TOWER RECORDS ONLINE
HMV ONLINE


加納悦子は東京二期会オペラ劇場7-8月公演オッフェンバック『ホフマン物語』にミューズ/ニクラウス役で出演いたします。こちらも楽しみです。

▼詳しくはこちら
2013年7-8月公演 オッフェンバック『ホフマン物語』 - 東京二期会

▼加納悦子のプロフィールおよびその他の出演情報はこちらをご覧ください
加納悦子 - 二期会アーティスト検索|二期会21

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2013年04月03日 15:46

春風に誘われて出かけよう~The JADEコンサート情報~

オペラ界のプリモ達によるヴォーカルユニット「The JADE(ザ・ジェイド)」のライヴツアーがスタートします!
圧倒的な声で歌いあげるオペラアリアの数々。感動のハーモニーと楽しいトークで綴るステージをお贈りいたします。
春風に誘われて、お友達、家族と、恋人とお出かけください。

ザ・ジェイドのリハーサル風景とメンバーからの動画メッセージです!

上の▲印をクリックするとご覧いただけます。




JADE_senndai20130410.jpg◆仙台1ゾンタクラブ 女性自立支援 チャリティーコンサート
 ~震災復興に向けて「ザ・ジェイド コンサート」~


日時:2013年4月10日(水)18:30開演(18:00開場)
会場:仙台・電力ホール
   アクセスマップ(←クリック)
料金:指定S席5,000円、指定A席4,000円、自由席3,000円 (税込)
出演:ザ・ジェイド[黒田 博、成田博之、樋口達哉、高田正人]
   ピアノ 金井 信
お問合せ:仙台・杜の響きコンサート 022-302-3344
仙台Iゾンタクラブ 022-296-0192
▼コンサート情報ページ
震災復興に向けて「ザ・ジェイド コンサート」 - 仙台・杜の響きコンサート
JADE_mitsui20130414.jpg◆ザ・ジェイド 2013春 プレミアム・コンサート

日時:2013年4月14日(日)14:00開演(13:15開場)
会場:東京・日本橋三井ホール(地下鉄 三越前駅)
   アクセスマップ(←クリック)
料金:全席指定6,000円(ドリンク代込・税込)
出演:ザ・ジェイド[樋口達哉、高田正人、成田博之、北川辰彦]
   ピアノ 金井 信
お問合せ:ちけっとぽーと 03-5561-9001
JADE_narashino20130427.jpg◆ザ・ジェイド スプリング・コンサート 2013

日時:2013年4月27日(土)13:00開演(12:30開場)
会場:千葉・習志野文化ホール(JR津田沼駅 南口駅前)
料金:全席指定 S席4,500円、A席3,000円(税込)
出演:ザ・ジェイド[高野二郎、高田正人、成田博之、北川辰彦]
   ピアノ 金井 信
お問合せ:労音東葛センター 047-365-9911
JADE_zero20130615.jpg
◆ザ・ジェイド アーリーサマー・コンサート 2013

日時:2013年6月15日(土)14:00開演(13:30開場)
会場:なかのZERO 大ホール(JR・地下鉄 中野駅南口より徒歩8分)
   アクセスマップ(←クリック)
料金:全席指定 5,000円(税込)
出演:ザ・ジェイド[樋口達哉、高野二郎、高田正人、成田博之]
   ピアノ 金井 信
お問合せ:東京労音府中センター 042-334-8471
▼コンサート詳細ページ
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2013年04月03日 10:33

二期会『マクベス』掲載情報!『ぶらあぼ』でタイトルロール小森輝彦インタビュー

東京都内では、一年中クラシック・コンサート、オペラ公演が目白押しですが、実は、『マクベス』のあるゴールデン・ウィーク中は大きなオペラ公演が他にありません。
今年のゴールデンウィークは、ヴェルディ『マクベス』のある上野・東京文化会館を中心に、お出かけの予定を計画されてはいかがでしょう?二期会『マクベス』開幕まであと約1カ月。クラシック音楽の専門各誌では公演情報が掲載されています!

bravo4formacbeth.jpg『ぶらあぼ』2013年4月号(3月18日発行)では、『マクベス』タイトルロールを務める小森輝彦(5月1日、3日出演)が、巻頭インタビュー「ぷれすてーじ」に登場。声楽を志した経緯から、ドイツ/ゲラ・アルテンブルク市立歌劇場でのキャリア、日本に本拠を移す決意、そして初役となるマクベスについて語っています。

▼『ぶらあぼ』はWeb上でもご欄いただけます。こちらからご覧ください。
クラシック音楽情報サイト WEBぶらあぼ
 <小森輝彦インタビューは『ぶらあぼ』4月号28ページに掲載>


mostly5formacbeth.jpgまた、専門誌『モーストリー・クラシック』最新5月号の人気連載記事「コンサート特選館」では、音楽評論家寺西基之さんに☆☆☆、石戸谷結子さんに☆☆と前評価をいただきました!

▼「MOSTLY CLASSIC」最新号の情報はこちらからご覧ください。
クラシック音楽を極めるための月刊情報誌「MOSTLY CLASSIC」

【コンサート特選館】~寺西基之「コンヴィチュニー『マクベス』はヴェルディ・イヤー最大の話題作」、石戸谷結子「新国立劇場『ナブッコ』と二期会『マクベス』、オペラも花盛り」
全国の書店、amazonにて絶賛発売中です!


▼東京二期会5月公演『マクベス』公演詳細はこちら
東京二期会オペラ劇場『マクベス』 - 東京二期会

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