東京藝術大学首席卒業。
明治安田生命クオリティオブライフ文化財団の奨学生として、ウィーン国立音楽大学リート・オラトリオ科に留学。
帰国後、東京藝術大学大学院修士課程、新国立劇場オペラ研修所第4期を修了。更に文化庁派遣芸術家在外研修員、ロームミュージックファンデーション音楽在外研究生として2009年までウィーンにて研鑽を積む。
2004年新国立劇場『ファルスタッフ』ページ夫人で日本での本格的オペラデビューを飾る。その後2008年東京二期会『ワルキューレ』フリッカに抜擢され好評を博す。新国立劇場『ワルキューレ』ではジークルーネを演じ、同役で2013年「NHKニューイヤーオペラコンサート」にも出演。
近年では、2017年東京、名古屋、大分にて東京二期会『ばらの騎士』アンニーナ、2018年びわ湖ホール『ワルキューレ』ワルトラウテ、2019年新国立劇場『椿姫』アンニーナ、2020年東京二期会『椿姫』アンニーナ、2021年東京二期会『ルル』ゲシュヴィッツ伯爵令嬢、同年新国立劇場『ワルキューレ』ワルトラウテ、2022年Bunkamuraシアター・オペラ・コンチェルタンテ2022『椿姫』アンニーナ等に出演、いずれも好評を博す。
コンサートでは、「ヨハネ受難曲」、「メサイア」、「戴冠ミサ」「レクイエム」、「第九」等のソリストの他、ドイツ歌曲や日本歌曲によるリサイタル等でも活躍している。
日本音楽コンクール声楽部門第1位、友愛ドイツ歌曲コンクール第1位。
宮崎県出身。二期会会員

©深谷義宣 auraY2
（2025年10月）