二期会21
オペラの散歩道 二期会blog

二期会アーティスト検索

戻る 検索トップに戻る

 

岸浪 愛学

キシナミ アイガク
テノール・カウンターテノール
会員
 

東京都出身。
東京で中学校を卒業後、中国に渡る。上海音楽学院附属高等学校を卒業。呉波、卞敬祖各氏に師事。中国政府奨学金(全額)を受け、中央音楽学院声楽歌劇科の学士、修士課程を修了。袁晨野、鄧小俊、郭淑珍各氏に師事。新国立劇場オペラ研修所第16期修了。イタリアのミラノとボローニャ、ドイツのニュルンベルクで研鑽を積む。木村俊光、林康子、セルジョ・ベルトッキ、マリア・デ・フランチェスカ・カヴァッツァ各氏に師事。

2011年、大学院在学中、オーディションに合格し、小澤征爾音楽塾の中国公演でベートーヴェン「合唱幻想曲」(三ツ橋敬子指揮/ピーター・ゼルキンピアノ)のテノールソリストに抜擢される。2015年、新国立劇場オペラ研修所の海外研修プログラムの一環としてミラノ・スカラ座アカデミーにて研修。スカラ座図書館で行われた成果発表コンサート(キム・ジョンウンピアノ)では高い評価を得た。2016年、札幌のPacific Music Festivalで故ガブリエラ・トゥッチ氏のマスタークラスを受講し、ガラ・コンサート(岩渕慶子ピアノ)に出演。

国内では、2018年のセイジ・オザワ松本フェスティバルにて、子供のためのオペラ『ジャンニ・スキッキ』(デリック・イノウエ指揮/デイヴィッド・ニース演出)にリヌッチョで出演。
2020年、英国からリモートで演出が行われた新国立劇場のブリテン『夏の夜の夢』(飯森範親指揮/レア・ハウスマン演出)では急遽フルートで出演し、新国立劇場デビューを果たす。極めて高いレベルで演じ、音楽情報メディア『スパイス』から「鈴を振るような声」と評され、歌唱力と表現力で業界内外から脚光を浴びている。
2021年、日生劇場では日本語訳詞版プッチーニ『ラ・ボエーム』(園田隆一郎指揮/伊香修吾演出)のロドルフォで出演し、若々しく高潔な歌声で観客を魅了した。
2022年、東京交響楽団『サロメ』(ジョナサン・ノット指揮/サー・トーマス・アレン演出監修)ナラボート、ナザレ人2として出演し、好評を得た。また、同公演はクラシックナビ執筆者が選ぶ2022年開催公演ベスト10で第1位(毎日新聞)、「音楽の友」2月号で2022年ベストコンサート第2位、また第20回三菱UFJ信託音楽賞奨励賞受賞を受賞した。同年、オーケストラ・アンサンブル金沢『メサイヤ』(柳澤寿男指揮)にてテノールソロとして出演、好評を博した。
2023年、東京二期会『平和の日』(準・メルクル指揮)【日本初演】狙撃兵で二期会デビューを果たす。東京二期会『椿姫』(アレクサンダー・ソディー指揮)ガストン、アルフレードカヴァーとして出演。また、国立劇場建て替えに伴うさよなら公演『舞台芸術のあしたへ-国立劇場6館研修修了者合同公演-』にて『椿姫』(抜粋)(松村優吾指揮/粟國淳演出)にてアルフレードで出演。日中平和友好条約締結45周年記念式典に出演。
2024年、東京・春・音楽祭 The 20th Anniversary ワーグナー『ニーベルングの指環』ガラ・コンサート(マレク・ヤノフスキ指揮/NHK交響楽団/ゲスト・コンサートマスター:ウォルフガング・ヘントリヒ)にてフロー、同音楽祭の子供のための『トリスタンとイゾルデ』(石坂宏指揮/デニス・クラウス演出/カタリーナ・ワーグナー再演演出)にてメロートとして出演。東京二期会『影のない女』(アレホ・ペレス指揮/ペーター・コンヴィチュニー演出)ではバラクの兄弟として出演。また、富士山静岡交響楽団ベートーヴェン『交響曲第9番』(高関健指揮)にテノールソロとして出演。中華人民共和国駐札幌総領事館主催建国70周年コンサートにゲスト出演。
2025年、東京二期会『イオランタ/くるみ割り人形』(マキシム・パスカル指揮/ロッテ・デ・ベア演出)にてヴォデモン伯爵を務め、毎日クラシックナビから「高音で艶のある張りを輝かせて魅了した」と評された。

海外では、2010年、北京で公演した金湘の中国オペラ『原野(Savage Land)』(劉新禹指揮/李稻川演出)にBaishaziで出演。
2018年4月には、中国成都市にて四川フィルハーモニー交響楽団主催で『原野(Savage Land)』(程浩指揮/演出)が再演され、好評を博した。
2024年、中国成都市にて四川フィルハーモニー交響楽団主催ベートーヴェン『交響曲第9番』(ダーフィト・ホルツィンガー指揮)にテノールソロとして出演。
2025年、2025年11月、カザフスタンのシムケント市オペラ劇場にて、グノー『ロメオとジュリエット』(メディ・オミルザコフ指揮/ヤニス・ココス演出)ロメオのジャンプインに成功し、極めて短い準備期間ながら、現地の業界内外から高い評価を得、特に演出のヤニス・ココス氏からは極めて高い評価を得た。

オペラのレパートリーは、リリックテノールの役柄を得意としており、幅広い言語やスタイルを演奏する卓越した技術を持っている。叙情性と透明感ある歌声、語学力を活かした表現力、そして豊かな音楽性を併せ持つ。

イタリア語作品では、モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオ、ヴェルディ『椿姫』アルフレード、『リゴレット』公爵、『マクベス』マクダフ、『シモン・ボッカネグラ』ガブリエーレ、プッチーニ『ジャンニ・スキッキ』リヌッチョ、『ラ・ボエーム』ロドルフォ、『蝶々夫人』ピンカートンなどがある。
ドイツ語作品では、モーツァルト『魔笛』タミーノ、ワーグナー『さまよえるオランダ人』エリック、舵手、R.シュトラウス『サロメ』ナラボート、『平和の日』狙撃兵などがある。
フランス語作品では、グノー『ファウスト』ファウスト、『ロメオとジュリエット』ロメオ、マスネ『ウェルテル』ウェルテル、プーランク『カルメル会修道女の対話』騎士ド・ラ・フォルスなどがある。
その他、英語では、ブリテン『夏の夜の夢』フルート、ロシア語では、チャイコフスキー『イオランタ』ヴォデモン伯爵がある。
コンサートのソロのレパートリーとしては、ラテン語作品では、モーツァルト『レクイエム』、ロッシーニ『スターバト・マテル』、ヴェルディ『レクイエム』など、英語作品では、ヘンデル「メサイヤ」、ドイツ語作品では、ベートーヴェン『交響曲第9番』などがある。
日本演奏連盟会員、二期会会員

岸浪 愛学Instagram
岸浪 愛学 X

(c)井村重人
(2026年2月)

 
 
 
 
 
戻る 検索トップに戻る