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曽我 榮子

ソガ エイコ
ソプラノ
会員
 


恵まれた声と高度な技術
知と情の融合を果たし一時代を築きあげたプリマドンナ


広島県出身。国立音楽大学声楽科卒業。同専攻科修了。田中伸枝、畑中良輔、中山悌一、エレン・ボゼニウスの各氏に師事。
『魔笛』のパミーナでオペラ界にデビュー。以後『フィガロの結婚』伯爵夫人、『コシ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ、『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナ、『タンホイザー』エリザベート、『ローエングリン』エルザ、『ナクソス島のアリアドネ』アリアドネ、『魔弾の射手』アガーテ等に出演。特にドイツ系オペラにおいてプリマドンナとしての地位を築いてきた。また、『夕鶴』つうでも円熟した歌唱力と演技力を発揮している。最近では98年に新国立劇場・二期会共催公演『ヘンゼルとグレーテル』眠りの精役をつとめた。
N響をはじめとするオーケストラとの共演による宗教曲や声楽曲のソリストとしても不可欠の存在であり、マタチッチとの「ヴェーゼンドンクの五つの詩」(ワーグナー)、サヴァリッシュとの「荘厳ミサ」(ベートーヴェン)や「エリヤ」(メンデルスゾーン)、インバルとの「レクイエム」(ヴェルディ)、ライトナーとの「四季」(ハイドン)と「ドイツレクイエム」(ブラームス)、若杉弘との「四つの最後の歌」(R.シュトラウス)、さらにはスウィトナーやコシュラーその他との「第九」など、世界の名指揮者たちとの共演も枚挙に暇がない。96年6月には、水戸室内管弦楽団定期演奏会「ナクソス島のアリアドネ」(若杉弘指揮)でタイトルロールを演じ、その成果に対し第24回ジローオペラ賞大賞を受賞。最近では97年6月にデュトワ指揮のN響と共演。
また歌曲の分野においても度重なる演奏会はいずれも聴衆に大きな感銘を与え、恵まれた声と高い技術に支えられた歌唱は、知と情の融合を果たしたものと高く評価されている。
2010年10月、二期会ゴールデンコンサートin 津田ホールでは、シューベルトやブラームスの歌曲を披露する。国立音楽大学名誉教授。二期会会員
(2010年8月現在)

 
 
 
 
 
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