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主催・制作コンサート Concert

主催:株式会社二期会21・津田ホール
制作:株式会社二期会21
 

二期会ゴールデンコンサート at 津田ホール 2013/14 SEASON

  • 美しい歌を 美しいままに 贈ります
    二期会を代表する4人のアーティストによるシリーズ・リサイタル

◆ラインアップ◆


チラシ(PDFファイル)
二期会ゴールデンコンサート at 津田ホール 2013/14 SEASON
◆Vol.41「鵜木絵里 ソプラノ」      協賛:株式会社ロッテ
スペインの風景とシェイクスピアに魅せられた
華あるソプラノの新境地
日時: 2013年9月28日(土) 16:00開演/15:30開場
会場: 津田ホール
(JR千駄ヶ谷駅前/都営大江戸線国立競技場駅A4出口前)

出演:鵜木絵里(ソプラノ)、多田聡子(ピアノ)

予定プログラム:

第1部[Canciones Espanolas]

モンポウ 《夢のたたかい》
1.君の上にはただ花ばかり
2.今宵同じ風が
3.君の気配は海のよう
4.私の命を浄めておくれ
レオス 《歌の三部作》
1.風をつたって
2.カディスからジブラルタルまで
3.花に、小さな花に
グリーディ 《サン・フアンの朝》
オブラドルス
「愛の神よ」
「一番細い髪の毛で~あんたの家のみずがめに」
「エル・ビト」
ロドリーゴ 《4つの愛の歌》
1.何で洗いましょう?
2.君は私を殺した
3.恋人よ、どこから来たの?
4.松林に行ってきたお母さん

第2部[Shakespeare in Love]

クィルター 《5つのシェイクスピアの歌》より
もはや灼熱の太陽も恐るな ~シンベリン~
そいつは恋する若者とその恋人 ~お気に召すまま~
《3つのシェイクスピアの歌》
1.来たれ、死よ ~十二夜~
2.ねぇ、僕の恋人 ~十二夜~
3.吹け吹け、汝、冬の風 ~お気に召すまま~
アージェント 《6つのエリザベス朝の歌》より
来たれ、死よ ~十二夜~
つららが壁からぶらさがりゃ ~恋の骨折り損~
ベッリーニ オペラ『カプレーティ家とモンテッキ家』
~ロミオとジュリエット~より
ジュリエッタのアリア「おぉ幾度か」
ヴェルディ オペラ『ファルスタッフ』~ウィンザーの陽気な女房達~より
ナンネッタのアリア「秘密の抜け穴を通って」
トマ オペラ『ミニヨン』~真夏の夜の夢~より
フィリーヌのアリア「私は妖精の女王ティターニア」
「鵜木絵里」という芸術の形 林 望(作家、国文学者、詩人)
 今もし、どこかの劇場の音楽監督になって、一人だけソプラノを指名せよと言われたら、私は迷いなく「鵜木絵里」を指名するであろう。一言で言えば、鵜木の歌には全くごまかしがない。明晰な発語、詩の深い理解への努力、そういう歌の根幹に、毫も揺らぎがないのだ。解釈と表現について最も肝心なことは、ごまかさないということだ。鵜木は、英国の歌を歌うときには、純正なイギリス英語の使えるネイティヴの声楽家についてごまかしなく学ぶ。そして舞台でそれがきちんと出来る。こういうことが出来る人は実はほんとうに少ないのである。鵜木の歌唱技術はもとより第一級であるけれど、その技巧の向こうにある「花」、言い換えれば芸術的高みへと希求し努力する姿勢、その真摯で謙虚な人柄を私は深く愛する。されば、今回も各国語の歌を精緻に明晰に歌ってくれるだろうことを、私は信じて疑わぬ。鵜木絵里は、私が無条件に折り紙を付ける希有の歌い手である。


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ピックアップアーティスト Vol.28  鵜木絵里の今 インタビュー・ページ

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二期会ゴールデンコンサート at 津田ホール 2013/14 SEASON
◆Vol.42「井ノ上了吏 テノール」
ラテンの風格あふれるテノール・リリコ
“我が歌!イタリア、スペインの想い”
日時: 2013年11月30日(土) 16:00開演/15:30開場
会場: 津田ホール
(JR千駄ヶ谷駅前/都営大江戸線国立競技場駅A4出口前)

出演:井ノ上了吏(テノール)、高木由雅(ピアノ)

予定プログラム:

第1部

トスティ 「魅惑」
「理想の女」
チマーラ 「海の幻想」
「海のストルネッロ」
モンポウ 「パストラル」
トゥリーナ 《歌の形の詩》
1.献呈
2.決して忘れない
3.唄
4.二つの恐怖
5.至上の愛

第2部

セラーノ サルスエラ『伊達男連盟』より
「小麦色の娘よ、きみが好きだ」
ソロサーバル サルスエラ『港の酒場女』より
「そんなことありえない」
ヴェルディ オペラ『リゴレット』より
「あの娘の涙が見えるようだ」
オペラ『第1回十字軍のロンヴァルディア人』より
「わが心は喜びに満ち」
オペラ『マクベス』より
「ああ、わが父の手は」


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ピックアップアーティスト Vol.29  井ノ上了吏の今 インタビュー・ページ

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二期会ゴールデンコンサート at 津田ホール 2013/14 SEASON
◆Vol.43「竹本節子 メゾソプラノ」
多くの世界的指揮者から絶大な信頼を得ているメゾソプラノ
馥郁たる歌唱に心潤されるひととき
日時: 2014年1月18日(土) 16:00開演/15:30開場
会場: 津田ホール
(JR千駄ヶ谷駅前/都営大江戸線国立競技場駅A4出口前)

出演:竹本節子(メゾソプラノ)、荒井英治(ヴァイオリン)、大島義彰(ピアノ)

予定プログラム:
第1部  
デュパルク

「悲しい歌」

「旅への誘い」
フォーレ

「月の光」
「ひそやかに」
「舟歌」(ピアノソロ)
「ノクターン」(ピアノソロ)

ショーソン

「蝶々」

「リラの花咲く頃」
アーン 「ノクターン」(ヴァイオリン、ピアノ)
サン=サーンス 「夕暮れのヴァイオリン」
   
第2部  
グノー

「アヴェ・マリア」

バッハ

《ミサ曲 ロ短調》BWV.231より 「父の右に座したもう主よ」
《マタイ受難曲》BWV.244より 「懺悔と後悔」
「ヴァイオリン・ソナタ・ホ短調」BWV.1023
《マタイ受難曲》BWV.244より 「憐れみたまえ、私の神よ」

ヒラー

「祈り」

ラフ 「いつも君の傍で」
   


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ピックアップアーティスト Vol.30  竹本節子の今 インタビュー・ページ

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二期会ゴールデンコンサート at 津田ホール 2013/14 SEASON
◆Vol.44「小森輝彦 バリトン」
ドイツ宮廷歌手叙任記念コンサート
アップ 2/18
日本人として初めてドイツ“宮廷歌手”の称号を得たバリトン
ノーブルな響きで導かれる音楽の真髄
日時: 2014年3月21日(金・祝) 16:00開演/15:30開場
会場: 津田ホール
(JR千駄ヶ谷駅前/都営大江戸線国立競技場駅A4出口前)

出演:小森輝彦(バリトン)、服部容子(ピアノ)

演奏予定曲:
シューマン

歌曲集《詩人の恋》Op.48

  *  *  *  *
ヴェルディ オペラ『マクベス』より
 マクベスのアリア「憐れみも、誉も、愛も」
オペラ『椿姫』より
 ジェルモンのアリア「プロヴァンスの海と陸」
ワーグナー オペラ『ワルキューレ』より
 ヴォータンのアリア「さようなら、勇ましいわが子」
              ほか
後援:

ドイツ連邦共和国大使館、ドイツ文化センター、
公益財団法人五島記念文化財団、東京音楽大学、
日本リヒャルト・シュトラウス協会

敬愛する宮廷歌手

親愛なる友、テル、遠く離れたベルリンから心を込めて、偉大な表彰を祝いたい。
この傑出した名誉称号を歌によって得るためには、多くの能力、目標へのひたむきな努力、芸術に対する疲れ知らずの取り組みが必要だ。君は、絶え間ない勤勉により、このドイツの称号を獲得するという大仕事をやり遂げた。

日本人の歌手がこの称号を得るのが如何に困難であるか、誰もが想像出来ると思う。全く違う文化に故郷と言えるほどにまで馴染んだだけでなく、その頂点に達した君は宮廷歌手を目指す外国人歌手にとっても光り輝く模範だ。

劇場、都市、州がこの称号を君に授与したことは、素晴らしく首尾一貫しているが、この『宮廷歌手』になるための条件が如何に厳しいか、私は良く知っている。君はすべての要求を輝かんばかりのクオリティで満たしたのだ!
そういえば私の時はベルリンの議会がこの称号を与えることを決議するまで2年もかかってしまったのだった。我々歌手にとってはこの名誉称号を持ち続けることを許されるのは、本当に美しい報奨である。

我々は2011年兵庫で、「こうもり」の舞台に立ち、大きな喜びを共感し、君が信頼でき、また真剣な同僚である事を、私はひしひしと感じた。
この顕彰を享受し、そしてそれに対して誇りを持つべきだ。宮廷歌手になることが出来る歌手は本当に一握りなのだから。傑出した能力を証明しなくてはいけないし、君はそれを完遂した。

親愛なる宮廷歌手テル、君に対する期待と要求はどんどん大きくなるだろう。
君は他の歌手達の模範、手本とならなくてはならない。君のこれからの活動は日本の若い歌手達の芸術的な業績を上げるための刺激とならなくてはいけないのだ。

 

でも今はとにかく、この称号と共にある君の人生を味わい、喜びを噛みしめるが良い。君はそれに値する!

 

心からの挨拶をベルリンより贈る君の同僚、宮廷歌手ヨッヘン・コヴァルスキーより
ドイツ宮廷歌手 小森輝彦のゲラ市立歌劇場における最終公演 舞台挨拶

動画を見る(YouTube)
2012年7月15日、ドイツのテューリンゲン州アルテンブルク・ゲラ市立歌劇場に於ける公演オペラ「カプレーティ家とモンテッキ家」は、この劇場で12年間専属第一バリトン歌手として歌い続けたドイツ宮廷歌手小森輝彦のこの劇場に於ける最後の公演。これは終演後のカーテンコールと舞台挨拶。

宮廷歌手(Kammersänger)とは、それまでの芸術的仕事ぶりに対して贈られる名誉称号で、年齢や契約年数やライフワークの内容には関係なく授与されるものである。この称号は賞金を伴わず、ドイツ連邦共和国とオーストリアにおいて、たいていの場合は劇場総裁の提案、あるいは州、都市、社会的機関の提案によって贈られる。旧東ドイツにおいてはそれぞれの音楽劇場がこの名称を自ら贈ることが出来た。もっと昔においてはこの称号はドイツの小都市や君主制領主、皇帝や王、女王によって贈られていた(「王室宮廷オペラ歌手」など)。この名誉称号はいまだにスウェーデンでは王室宮廷オペラ歌手として王から歌手に贈られている。


動画を見る(YouTube)
小森輝彦がドイツ宮廷歌手の称号を授与された時のテレビニュースです。


チラシ(PDFファイル)

ピックアップアーティスト Vol.31  小森輝彦の今 インタビュー・ページ

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二期会ゴールデンコンサート at 津田ホール 2013/14 SEASON
<チケット情報>

●入場料金(全指定席・税込)
《各1回券》
一般 ¥4,000(二期会オペラ愛好会会員割引あり)
学生券 ¥2,500(各回10枚限定)
車椅子席 ¥2,500(同伴者1名まで同額)
《セット券》
4回セット券 発売終了
2回セット券 発売終了

●チケット発売中

《ご予約・お問合せ》

二期会チケットセンター
受付電話 03-3796-1831 FAX 03-3796-4710
受付時間:平日10:00~18:00/土曜10:00~15:00/日・祝休業

《チケット販売》

津田ホール 03-3402-1851

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