国立音楽大学首席卒業(矢田部賞)、同オペラ・ソリストコース修了。東京藝術大学大学院修了。二期会オペラ研修所修了(優秀賞)。
リンツ州立劇場との共同制作『魔笛』タミーノでの二期会デビューに際し、演出の宮本亞門より「その容姿、実力は正にオペラ界の貴公子」と評された。以降、日生劇場及び全国共同制作オペラ『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオ、日生劇場『セビリャの理髪師』アルマヴィーヴァ伯爵、『後宮からの逃走』ベルモンテ、東京二期会『メリー・ウィドー』カミーユ、『こうもり』アルフレード、東京・春・音楽祭『トリスタンとイゾルデ』若い水夫の声、新国立劇場『椿姫』ガストン子爵等、国内の主要なオペラプロダションに続けて出演。特にタミーノは出演を重ね、2021年東京二期会の同プロダクション、2023年新国立劇場鑑賞教室関西公演でも好評を博す。2024年には東京・春・音楽祭『トリスタンとイゾルデ』、東京二期会『コジ・ファン・トゥッテ』フェランドを務めるなど目覚ましい活躍が続いている。
宗教曲では「第九」「メサイア」「天地創造」、モーツァルト「レクイエム」、ロッシーニ「スターバト・マーテル」等、多数のソロも務める。
島根県出身。二期会会員
(2025年6月)
|