バリトン石崎秀和、ウィーン留学から帰国後 初のリサイタル!

07年度文化庁派遣芸術家在外研修員としてオーストリア(ウィーン)に留学し、将来嘱望されている俊英・石崎秀和が、09年4月24日に帰国後初のリサイタルを開き、研鑽の成果を披露します。
石崎は東京藝大博士課程を経て、ウィーン国立音楽大学リート・オラトリオ科を修了、オーストリア、バーデン市にてドナウレンダー国際夏期アカデミーコンクール第1位に輝きました。今回はノーブルな持ち声を活かしたドイツ歌曲とバラードでの充実したプログラム。歴史を超えて現代人の琴線に触れる偉大な作曲家たちの優れた音楽に宿る馥郁たる世界の広がりと、丹念に磨かれた瑞々しい歌声をご堪能ください。
<本人からのコメント>
「今回はゲーテとハイネの詩によるドイツ歌曲とバラードのリサイタルです。プログラムにはおなじみの曲から、あまり日本で演奏されることがなくとも非常に興味深い曲まで取り入れてみました。1年間の文化庁在外研修を終えて、帰国後初のリサイタルということもあり、今から自分が好きなジャンルを発信できる喜びと楽しみ、緊張感が入りまじっておりますが、私の持てる力を最大限に発揮し、全力で演奏に臨みたいと心に誓っております。」

ishizaki_thumb.jpg
 石崎秀和バリトン・リサイタル
 ドイツ歌曲とバラードの世界
 −ゲーテとハイネの詩による−
 日時:2009年4月24日(金) 19:00
  I.ゲーテの詩による歌曲・バラード
   ベートーヴェン、レーヴェ、ヴァーグナー、
   シューベルト より
  II.ハイネの詩による歌曲・バラード
   シューマン、メンデルスゾーン、フランツ、
   ヴォルフ、ヴァーグナー より
 ピアノ:朴 令鈴
 会場:カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ」
 料金:¥3,000(全自由席)
 お問合せ:03-3409-2511 カワイ表参道
 画像クリックでチラシ(PDF形式)をダウンロード

石崎 秀和(いしざき ひでかず)バリトン
東京都出身。日本大学芸術学部音楽学科声楽コース卒業。東京藝術大学大学院修士課程(独唱専攻)及び博士後期課程修了。2005年博士号(音楽)を取得。ウィーン国立音楽大学リート・オラトリオ科修了。2000年イタリア、フィナーレ・リーグレ市にて《Palma d'Oro》国際コンクール第3位、及び課題曲特別賞。2007年より一年間、文化庁派遣芸術家在外研修員としてウィーンに留学。オーストリア、バーデン市にてドナウレンダー国際夏期アカデミーコンクール第一位。ウィーンにてモーツァルト「レクイエム」、フォーレ「レクイエム」のソリストを務めた。日本での実績としてバッハ「マタイ受難曲」、モーツァルト「ヴェスペレ」、ベートーヴェン「第九」のソリストなどを務める。『サロメ』『友人フリッツ』『アンドレア・シェニエ』『オルフェオとエウリディーチェ』、読響定期ヘンツェ『午後の曳航(世界初演)』、『道化師』シルヴィオ、びわ湖ホール・プロデュースオペラ『シチリア島の夕べの祈り(日本初演)』『十字軍のロンバルディア人(日本初演)』、東京室内歌劇場『卒塔婆小町』詩人、『インテルメッツォ(日本初演)』、『オルフェーオ』、『カルメン』、『魔笛』、三枝成彰『Jr.バタフライ』等に多数出演。伸びやかな高音をもつハイ・バリトンとして、今後の活躍が期待されている。二期会会員

Page Top