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Profile | プロフィール

幸田 浩子(こうだ ひろこ)
ソプラノ
Hiroko Kouda
Soprano

類まれな美声と麗しい姿で聴衆を魅了する
オペラ界のミューズ。

東京芸術大学を首席で卒業。同大学院、及びオペラ研修所修了後、文化庁派遣芸術家在外研修員としてイタリアに留学。
数々の国際コンクールで栄誉に輝き、研修後直ちにヨーロッパの主要歌劇場へ次々とデビュー。
カターニャ・ベッリーニ大劇場『清教徒』エルヴィーラ、ローマ国立歌劇場『ホフマン物語』オランピア、ヴェルディ劇場『羊飼いの王様』エリーザ、シュトゥットガルト国立劇場『皇帝ティトの慈悲』セルヴィーリア、その他数々の舞台に出演し、オペラの母国で豊かな経験を積む。
2000年名門ウィーン・フォルクスオーパーと専属契約。2年間の専属中には『後宮よりの逃走』ブロンデ、『ファルスタッフ』ナンネッタ等でベルント・ヴァイクル、ギネス・ジョーンズらと共演し、専属を離れてからも、『魔笛』夜の女王等で客演。

国内でも早くから注目を集め、02年二期会・新国共催公演『ナクソス島のアリアドネ』ツェルビネッタ、03年二期会『ばらの騎士』ゾフィーで観客の絶大なる支持を得、同年新国立劇場『ホフマン物語』オランピアでその人気を不動のものとする。
以後もハンブルク州立歌劇場と東京二期会の共同制作、ペーター・コンヴィチュニー演出『皇帝ティトの慈悲』セルヴィーリア、新国立劇場『ドン・カルロ』、また最近ではA.ホモキ演出『ばらの騎士』等で際立つ存在感を示す。

その他にもNHK交響楽団定期への出演やフランツ・リスト室内管弦楽団との全国各地での共演をはじめ、コンサートやリサイタルでも絶賛を博している。
また、国内主要都市で行われた宮本亜門演出ミュージカル『キャンディード』への出演や、NHK特集番組「世界遺産〜青きドナウの旅」への登場、TBS「ブロードキャスター」へのゲスト出演なども話題に。
2007年からは「モーストリー・クラシック」にエッセイ〈HirOPERA〉を連載するなど、多才ぶりを発揮。
2008年2月、プラハにて録音したヤクブ・フルーシャ指揮プラハ・フィルハーモニア共演による初のソロCD「幸田浩子 モーツァルト・アリア集」(コロムビア)をリリース。
また、オペラでは6月東京二期会公演『ナクソス島のアリアドネ』での当り役ツェルビネッタに大きな期待が寄せられている。
二期会会員

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