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Profile | プロフィール

演奏、作詞、作曲、執筆と多彩な活動でクラシックのファンを急増させる21世紀のホープ
宮本 益光 バリトン
Masumitsu Miyamoto Baritone
愛媛県出身。東京藝術大学卒業、同大学院博士課程修了。
論文「オペラの日本語訳詞、その方法論」にて学術(音楽)博士号を取得。
奏楽堂日本歌曲コンクール奨励賞受賞。第69回日本音楽コンクール入選。
国際モーツァルトコンクール派遣者選考会にて優秀賞受賞。
1996年に広島オペラルネッサンス『ドン・ジョヴァンニ』(マゼット役)でオペラデビュー。その後も『ラ・ボエーム』のショナール、ブリテン『ヴェニスに死す』、新国立劇場小劇場シリーズ 原嘉壽子『シャーロック・ホームズの事件簿』、三善晃『遠い帆』徳川家康、などを演じ、古典作品から現代作品、邦人作品までそのレパートリーは幅広い。2003年A.プレヴィン『欲望という名の電車』スタンリー役の好演で一躍脚光を浴び、翌04年二期会オペラデビューとなった宮本亜門演出『ドン・ジョヴァンニ』タイトル・ロールで新時代のドン・ジョヴァンニを演じ、各方面より絶賛をされた。
06年2月二期会『ラ・ボエーム』ショナール役に続き、11月宮本亜門演出による東京二期会『コジ・ファン・トゥッテ』のグリエルモ役で、聴衆を魅了、その公演は芸術祭大賞を受賞した。07年8月日生劇場音楽ドラマ『チャイコフスキー』にタイトル・ロールとして出演して舞台をリード、歌唱だけにとどまらず、淡路恵子や長谷川初範といったベテラン俳優と互角に肩をならべる中で、極めて完成度の高い演技を披露し、表現者としてのいっそうの幅と深みを加えた。2008年1月、新国立劇場『ラ・ボエーム』ではショナールに出演。コンサートでも「第九」をはじめソリストとして活躍。04年読売日響「カルミナ・ブラーナ」での躍動感溢れる演奏が好評を博し、その模様は日本テレビ等でも放映された他、東京オペラシティでのリサイタル「B→C(バッハからコンテンポラリーへ)」でも成功を収めた。また、テレビ朝日「題名のない音楽会21」や日本テレビ「深夜の音楽会」、NHK-FM「名曲リサイタル」などテレビ、ラジオにも出演。その他オペラの日本語訳詞上演について研究しており、『カルメン』等で新日本語訳詞を、また『ドン・ジョヴァンニ』等では字幕を発表。対訳なども手掛けており、05年5月に日本語訳詞を手がけたプーランク「カルメル派修道女の対話」(いずみホール)は、完成度の高い好演として各紙上で絶賛された。単に演奏だけに留まらぬ多彩な才能を発揮している。
様々な独自の趣向を凝らしたリサイタル、また子供のための音楽プログラムでも才能を発揮。日生劇場国際ファミリーフェスティバル08では、「アリスの歌修行」(宮本益光とクラシックコンサート)に出演、自ら構成も手がけ、大好評を博した。08年9月には大阪のシアターBRABA!と東京グローブ座にて、ミュージカル『アプローズ』に前田美波里の恋人ビル役で出演、09年2月、横須賀芸術劇場『タンクレディーとクロリンダの戦い』タンクレディー役などで出演し高い評価を得た。4月、津田ホールにて自らの訳詞によるオペラ名場面集のリサイタルを開催予定。CDと著書に05年10月ユニバーサルミュージックよりデビューCD「おやすみ」(UCCS-1079)をリリース。12月にはHAKUJU HALLでのCDリリース記念リサイタルを開き、満場の客席から喝采を浴びた。2007年3月、ナミレコードより、自らが作詞した「あしたのうた」を含む新たなCD(加藤昌則作曲)をリリース。さらにユニヴァーサル・ミュージックより配信限定でリリースされていた「千の風になって」「小さな空」が好評につき07年8月にシングルCDとしてリリースされ、話題となっている。著書に「宮本益光とオペラに行こう」(旬報社)がある。
宮本益光HP = http://www5a.biglobe.ne.jp/~son-net/   二期会会員

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