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ピックアップ・アーティスト Vol.20 二期会ゴールデンコンサートin 津田ホール 歌姫たちの今 ソプラノ 安藤 赴美子 ソプラノ 日比野 幸 ソプラノ 文屋 小百合 メッセージ 演奏曲目 プロフィール&スケジュール ムービー メッセージ 演奏曲目 プロフィール&スケジュール ムービー メッセージ 演奏曲目 プロフィール&スケジュール ムービー

Message | メッセージ

華麗な舞台姿と優れた音楽性で次世代を担うディーヴァ 安藤 赴美子(あんどう ふみこ)

新春ゴールデンコンサート、出演させて頂く私も大変楽しみにしています!ソプラノ3人によるコンサートですので、出来るだけ自分の方向性を示せる選曲をと考え、第一部は初めてのヨーロッパだった、研修地イタリア、ボローニャにちなんだ作曲家の歌曲を取り上げました。ボローニャは、芸術はもちろん学問も食文化も豊かな歴史の街。日本から来た女子には経験するもの全てが輝き、感性を触発された思い出の土地です。第二部は2009年に念願叶ったヴィオレッタのアリアと、新しい分野のルサルカを演奏します。将来的に歌いたいものは沢山ありますが、今の私が表現したい役柄のアリアになりました。多角的に語る事が可能な総合芸術オペラ、わたしは音楽とテキストを大切に表現できる歌手でありたいと常々考えています。それから、静かな時間に作品をイメージするのは至福の時です。素敵な役にまた出逢えたら最高です。

東京二期会オペラ劇場 2009年2月 ラ・トラヴィアータ(椿姫)  ヴィオレッタ・ヴァレリー:安藤赴美子

スタイリッシュな美声と美貌で 類まれな存在感を示すディーヴァ 日比野 幸(ひびの みゆき)

2010年2月の『オテロ』デズデモナ役の出演が決まった時、こんな素晴らしい大役を頂けたのならしっかり務めるために楽器である体を作り直さなければ!というステキな口実が出来たので体を一回り大きくし舞台に臨みました。状況や立場が違っても、いつの時代でも変わらない人間の感情、とりわけ『オテロ』では愛情、嫉妬、憎悪などがあちこちで交差する作品でしたが音楽=歌というこちらもどの時代も国境でさえも超えてしまう手段で表現できるチャンスを与えられ舞台に立てたことはとても幸せでした。音楽と役に向き合い、この体に精神と魂をこめて精一杯ホールを響かせて歌うということは壁にぶつかることもありますが、だからこそ楽しくやりがいがあります。本日は、今歌いたい、歌ってみたい歌を私らしく表現してみたいと思い選曲いたしました。皆様のお耳に届きますように・・・これからも大好きな歌をその時の「私らしさ」を大切に歌っていきたいと思います。

東京二期会オペラ劇場  2010年2月 『オテロ』 デズデモナ:日比野幸

芳醇な響きに包まれた歌唱で 心ときめかすディーヴァ 文屋 小百合(ぶんや さゆり)

2009年10月、東京二期会オペラ劇場で『蝶々夫人』を演じさせて頂き、「誰に何と言われても決して愛を疑わず、信じ続ける」という精神の美しさ、強さを深く感じました。それは日本人が本来持っている魅力なのではないでしょうか……
日本には美しい自然があり、私たちはそこから心の豊かさを得ています。今回、第一部に日本歌曲を、そして第二部のアリアでは『蝶々夫人』とともに團伊玖磨先生の『夕鶴』からつうの最後の別れの歌を選ばせていただいたのも、日本の美しい風景や暮らしの中から生まれた音楽を、日本人として表現し、皆様にその魅力をお伝えしたいと思ったからです。日本の旋律は時を越えて懐かしさや温かさを感じさせてくれます。
いつまでも、日本の心を忘れず歌い継いでいきたいと思います。

東京二期会オペラ劇場 2009年10月 『蝶々夫人』 蝶々さん:文屋小百合

舞台写真撮影:三枝近志