11月14日「第102回 二期会オペラ研修所コンサート」出演者メッセージ（3）

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岡田 七海（ソプラノ／第69期マスタークラス） ■ドニゼッティ『連隊の娘』より　“フランスに敬礼” この度、ずっと憧れていた演奏会、そして素晴らしいホールで歌わせて頂けることを大変嬉しく思います。貴重な機会を頂けたことへの感謝の気持ちを忘れず、たくましさの中に優しさを秘めているマリーの心を感じながら、音楽の素晴らしさや喜びを、聴いて下さる皆様にお届けできるよう、精一杯歌わせて頂きます。

寺島 大雄（テノール／第69期マスタークラス） ■ドニゼッティ『愛の妙薬』より　“人知れぬ涙” 何だか難しそう…と思われてしまいがちなオペラ。目の前のキャラクターは今何を思っていて何を伝えたいのか…音楽に耳を傾けてみると、きっとそれを感じ取り楽しんで頂けると思います！ 今回は純粋無垢な少年ネモリーノが大好きな彼女に向けて歌うアリアを通して、彼の真っ直ぐな姿から皆様に大切な“何か”を感じ取っていただけるよう、心を込めて歌わせていただきます。

新美 木麻（ソプラノ／第69期マスタークラス） ■ニコライ『ウィンザーの陽気な女房たち』より　“急いでおいで、愉快な悪戯” 今回私が歌うのは、軽やかな皮肉と女性のしたたかさが同居する楽しいアリアです。無礼な老騎士ファルスタッフが、ラブレターを二人の人妻に同時に送る…というあまりに図々しい行動に、フルート夫人は怒りながらも、「戯れの愛」を演じて彼を出し抜く策略をめぐらせます。 旋律は軽やかに弾み、装飾や間の取り方で感情がころころと変化するのも魅力のひとつ。聴いてくださる皆様にも、この陽気な作戦の楽しさが伝わりますように。

小市 和音（ソプラノ／第69期マスタークラス） ■プッチーニ『つばめ』より　“ドレッタの美しい夢” この曲は、華やかな社交界に生きるマグダの心に芽生えた「真実の愛への憧れ」を描いたアリアです。ピアニッシモの美しい旋律が、彼女の繊細な心を映し出します。 プッチーニならではの豊かな音楽を通して、皆さまにもマグダの純粋な愛を感じていただけましたら幸いです。

栗山 美佑（ソプラノ／第69期マスタークラス） ■グノー『ロメオとジュリエット』より　“愛よ、私を勇気づけて” 『ロメオとジュリエット』は、シェイクスピア原作の悲恋を描いたオペラです。ジュリエットはロメオと再び会うため、恐れを抱きながらも“仮死の薬”を飲む決意をします。 愛のために恐れを超えるジュリエットの勇気と強さに、私は深く心を打たれました。聴いてくださる方に彼女の想いが届くよう、心を込めて演奏いたします。

宮川 優子（ソプラノ／第69期マスタークラス） ■レオンカヴァッロ『道化師』より　“大空を晴れやかに(鳥の歌) ” この度は「研修所コンサート」に出演させていただけること、大変嬉しく思います。 今回演奏させていただくアリアは、私の大好きな作品の１つです。夫カニオの束縛に不安や恐れを感じながらも、空飛ぶ小鳥を眺め自由を夢見る繊細でチャーミングなネッダを、転調していく旋律と共にお楽しみいただけますと幸いです。 皆様のご来場お待ちしております。

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公演チラシ(PDF)

■■■ 公演情報 ■■■ 《北とぴあ国際音楽祭2025 関連公演》 第102回 二期会オペラ研修所コンサート 日時：2025年11月14日(金) 18:30開演（18:00開場） 会場：北とぴあ さくらホール （JR京浜東北線王子駅北口徒歩2分・地下鉄南北線王子駅5番出口前） 料金：(全席指定) A席￥3,500、B席￥2,500、学生席￥1,000＊ ＊学生席は28歳未満の学生の方を対象といたします。 　ご予約は二期会チケットセンターのみのお取扱いです。 　　　《チケット発売中》

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