カテゴリーアーカイブ: 公演情報

古楽界の巨匠 鈴木秀美と現代ダンスの旗手 中村蓉のタッグで贈るバロック・オペラ
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『デイダミーア』~公演当日のご案内

いよいよ明日、明後日、めぐろパーシモンホール大ホールにて二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 ヘンデルが作曲した最後のオペラ『デイダミーア』を上演致します。
指揮は、これまで二期会ニューウェーブ・オペラ劇場を3度率いて公演を成功に導いてきた、古楽界の巨匠・鈴木秀美。
演出は、前回のニューウェーブ・オペラ『セルセ』で演出を担当し、バロックオペラとコンテンポラリーダンスを見事に融合させて魅せた、現代ダンスの旗手・中村 蓉。2回目となる今回も、身体表現者ならではの動きのある演出にご期待ください。
キャスト陣は次代の二期会を担うフレッシュな歌手たち。そして古楽界で名を馳せる楽器奏者らを核として、ニューウェーブ・メンバーが揃いました。

今回の公演に先立つ4月23日(火)にはプレイベントが開催され、そのイベント前半で、作曲家のヘンデルのこと、バロック音楽のこと、『デイダミーア』の物語についてなど、指揮 鈴木秀美と、演出 中村蓉の二人によるトークがありました。このたび、そのトーク全編の動画を公開しました。以下よりご鑑賞の前に是非ご覧ください!

二期会ニューウェーブ・オペラ劇場ヘンデル『デイダミーア』指揮 鈴木秀美&演出 中村蓉のプレトーク

また開催にあたり、本公演ドラマトゥルクの萩原里香による「登場人物解説」を掲載しております。ご鑑賞の予習にどうぞお読みください。

▼記事はこちらからご覧ください
『デイダミーア』ドラマトゥルク萩原里香による鑑賞の手引《登場人物解説》|2024年05月23日 - オペラの散歩道|二期会blog

▼演奏予定楽曲についてはこちらの記事をご参照ください
まもなく開幕!ヘンデル『デイダミーア』演奏予定楽曲について|2024年05月21日 - オペラの散歩道|二期会blog

このほか、今回も若い世代の皆さんにオペラを広めるべく、東京二期会と同じ千駄ヶ谷にキャンパスを構える、津田塾大学総合政策学部の梅五輪プロジェクト「オペラ ワーキンググループ(梅五輪オペラWG)」の学生メンバーと協働、「梅五輪オペラWG」からはあらすじ紹介や、性格診断など、前・後夜祭企画を絶賛展開中です!

▼「梅五輪オペラWG」のX(旧ツイッター)、インスタグラムをぜひチェック&フォローしてください。
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それでは、期間中の公演当日のご案内を致します。 【5/24(金)19:00掲載】
《二期会ニューウェーブ・オペラ劇場》 2024年5月公演
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル作曲 『デイダミーア』 オペラ全3幕
<日本語字幕付き原語(イタリア語)上演>
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉
公演タイムテーブルのご案内
 
5月25日(土)
5月26日(日)
当日券
S,A/学
S,A/学
当日券販売
窓口受付
15:30~
12:30~
開場
16:00
13:00
開演
17:00
14:00
第1幕・第2幕前半
55分
休憩 25分
17:55~18:20
14:55~15:20
第2幕後半・第3幕
55分
終演予定
19:15
16:15
めぐろパーシモンホール
=アクセス=
<東急電鉄>
[東横線]=「都立大学駅」から徒歩7分

<東急バス>
「めぐろ区民キャンパス」バス停からすぐ
[多摩01]多摩川駅⇒東京医療センターゆき
[黒07]目黒駅⇒弦巻営業所ゆき

都立大学駅からの地図はめぐろパーシモンホールのウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - めぐろパーシモンホール
◆上記、当日券は 5/24(金)18:00現在 での発売予定です。以降の販売状況により、完売となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆本公演では「当日学生席」を発売致します。公演当日開演90分前より開場受付にて2,500円で発売致します。ご希望の方はご本人の学生証を必ずお持ちください。
◆公演タイムテーブルは総稽古(ゲネプロ)の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

▼『デイダミーア』公演情報ページはこちら
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2024年5月公演 G.F.ヘンデル『デイダミーア』
- 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場
2024年5月25日(土)17:00、26日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ

●公演に関するお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『デイダミーア』
ドラマトゥルク萩原里香による鑑賞の手引《登場人物解説》

いよいよ今週末25日(土)、26日(日)、めぐろパーシモンホール 大ホールで開催する、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『デイダミーア』! 鈴木秀美指揮、ピリオド奏法の特別編成オケ、ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウと、中村蓉演出のコンテンポラリーダンスの要素が融合した、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場ならではのスタイルでお贈りするヘンデル最後のオペラ『デイダミーア』。
鑑賞の手引きとして、本公演のドラマトゥルク萩原里香が登場人物を解説いたします!

*      *      *


二期会ニューウェーブ版の『デイダミーア』(ヘンデル作曲)は、中村蓉イズムにあふれています。本公演ではカットされている場面が少なくなく、そのため本来の展開とは異なるタイミングで筋が進行します。例えば、ウリッセが正体を明かすシーンが移動していますので、見逃さないで欲しいですね。

また人物がなんとも個性的です。6人と少数なのでどの人物も重要で個性的です。
・・・主役デイダミーアは終始悩んでいます。アキッレという特殊な事情のある人物を愛してしまったが故の、終わることのない苦しみです。
その恋人のアキッレ(ピッラと名乗る)はまるで対照的。女装させられ匿われているのは親によって置かれた環境であり、具体的な危機感を持っていません。それがさらにデイダミーアを悩ませます。
そんな彼女を見守るネレーアは、賢明に彼女を支えながらも最後には別の決断を下します。ネレーアの心の機微も細かに描かれますよ。

ギリシャからやってきた使者の二人、ウリッセは偽名まで使っており用意周到。イメージ通り、いや「Bar」まで開店させるとはびっくりです。
相方のフェニーチェもまた若手の優秀な武将かと思いきや、今回のフェニーチェはお調子者。次々に秘密を暴いていくウリッセに倣おうと恋愛本から情報を得るなど。その成果のほどははたして・・・。
二人に迫られるリコメーデ王は、一国の王として最も良い選択は何なのか、物語の中で揺れる心を見せていますが、彼が天秤にかけているのは王の義務か友情かであって、娘デイダミーアの幸せではないのです。

キャスト陣も個々に役柄を理解し、それぞれの人物像を作り上げています。初日のデイダミーア、2日目のデイダミーア、まるで異なる女性に見えることでしょう。
アリアの歌唱中も物語は進みます。歌詞は同じ言葉の繰り返しであっても、徐々に変化する心の様子を演技で表現していますので、そこにも是非ご注目をいただきたいです!

(ドラマトゥルク・萩原里香)


▼演奏予定楽曲についてはこちらの記事をご参照ください
まもなく開幕!ヘンデル『デイダミーア』演奏予定楽曲について|2024年05月21日 - オペラの散歩道|二期会blog

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▼『デイダミーア』公演情報ページはこちら
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2024年5月公演 G.F.ヘンデル『デイダミーア』
- 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場
2024年5月25日(土)17:00、26日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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まもなく開幕!ヘンデル『デイダミーア』
演奏予定楽曲について

いよいよ今週末、5月25日(土)、26日(日)めぐろパーシモンホール 大ホールで公演する、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 ヘンデル作曲オペラ『デイダミーア』の演奏予定楽曲についてお知らせいたします。

*      *      *


 序曲 
《第1幕》
N.1マーチ 
N.3アリアフェニーチェ「機を逃せば」
N.5アリオーソデイダミーア「美しい恋する2つの魂よ」
N.7アリアアキッレ「森から森へ」
N.8アリアデイダミーア「おさえきれない勇ましさが」
N.10アリアネレーア「あなたの願いは 私の願い」
N.12アリアデイダミーア「サヨナキドリは 高枝に巣をつくり」
《第2幕》
N.13シンフォニア 
N.14アリアウリッセ「その眼差しだけが」
N.15アリオーソアキッレ「ほっといてくれ!」
N.17アリアデイダミーア「不安の声が真実なら」
N.18アリアリコメーデ「安寧のなかで過ごしていると」
=休憩=
シンフォニア 
N.19合唱「狩りとはまるで戦争だ」
N.21アリアフェニーチェ「愛の神秘を知り尽くした者の前では」
N.22アリアウリッセ「いいえ あの女性を愛していません」
N.23アリアデイダミーア「どこかへ行って!不実な人」
シンフォニア 
N.25合唱「全能の神ゼウスは」
《第3幕》
N.28アリア(初稿版)ネレーア「判断力のない女性は」
N.29アリアアキッレ「ギリシアのために この剣は」
N.30アリアデイダミーア「あなたが私を不幸にした・・・」
N.34アリア(初稿版)ネレーア「この瞬間を失いたくない」
N.33アリアデイダミーア「私を安心させて 愛しい人よ」
N.35二重唱デイダミーアとウリッセ「戦いにおいても 愛においても」
N.36合唱「恋する者たちよ」
邦題訳:萩原里香(本公演ドラマトゥルク)
上演予定時間:約2時間20分(休憩1回を含む)
※正確な公演タイムテーブルは公演前日にお知らせいたします。

*      *      *


deidamia2024c_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場
G.F.ヘンデル 『デイダミーア』
オペラ全3幕 日本語字幕付原語(イタリア語)上演
日時:2024年5月25日(土) 17:00開演
       5月26日(日) 14:00開演
       (開場は開演の60分前)
会場:めぐろパーシモンホール 大ホール
(東急東横線「都立大学駅」より徒歩約7分)
料金:(全席指定・税込)  S席13,500円、A席10,000円、B席(完売)、学生2,000円
 《チケット発売中》
▼公演情報ページはこちら
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 ヘンデル『デイダミーア』 - 東京二期会
 主催:公益財団法人東京二期会 共催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

*未就学児のご入場はお断り申し上げます
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい


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【二期会サマーコンサート2024】 二期会デビュー出演者紹介
ソプラノ山口安紀子

8月3日(土)開催!「二期会サマーコンサート2024」
東京二期会が誇る、人気・実力派、若手からベテランまで15名のアーティストによる、珠玉のオペラ・アリアや声楽曲をお楽しみください!

今回、新入会員を代表して期待の2名が出演いたします。テノール濱松孝行に続いてのご紹介は、ソプラノ山口安紀子。サマコンでは、ヴェルディ 『アイーダ』より "勝ちて帰れ"を歌います。
山口からは自己紹介と二期会入会の抱負が届いていますので、ご紹介いたします。

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山口安紀子(ソプラノ)


*      *      *


私ほど変わった経歴を持つオペラ歌手は少ないかもしれません。
高校は英語科でしたが、大学ではバイオサイエンスを学びました。大学時代に初めて見たオペラに感動し、自分が主役として舞台に立つと言う明確な目標を立てました。27歳で渡伊後、国立ヴェルディ音楽院ミラノ声楽科に入学し、学部・修士課程のディプロマを取得しました。
声楽は人体の科学だと思います。技量、素質、精神・肉体、運や状況、性格など様々なものが作用し、複雑に絡み合う。その中でも特に私は必要なタイミングで手を差し伸べてくれた人や恩師に恵まれて、今日まで進んで参りました。バイオサイエンスを学んできたことから、細かい実験や変化を追い観察をする事が好きで、粘り・負けん気の強さはかなりのものだと自負しています。
9年間イタリアで学んだ後、ドイツに6年、中国に1年半在住し、4年前より日本に拠点を移しました。環境の変化、身体の変化に伴う試行錯誤しながらの技術の変化、これらの事は成長するにあたって最も大事なことだと実感しています。変化し続けることで、何歳になっても成長し続けられると信じています。
今回ご縁があり、二期会に入会いたしました。私は欧州でVoce Verdiana(ヴェルディの声)と評価されてきましたが、二期会での初めてのコンサートでは自身が得意とするヴェルディの曲を披露いたします。
新しい場所でトップの方々と共演させていただき私自身がとても楽しみにしていると同時に、ご来場のお客様にお楽しみ頂けますよう、精一杯努めてまいります。

<Profile>

山口安紀子(やまぐち あきこ・ソプラノ)
国立ヴェルディ音楽院ミラノ声楽科ディプロマ取得、首席で修了。第49回日伊声楽コンコルソ第1位。スイスのロカルノ劇場『フィガロの結婚』伯爵夫人でデビューし、フォルリ市立歌劇場『蝶々夫人』タイトルロール、その他マントヴァ市立歌劇場、カタルーニャ音楽堂など、欧州各地でオペラやコンサートに出演。国内で『蝶々夫人』『トスカ』『トゥーランドット』タイトルロール、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」等で出演。二期会会員

*      *      *


summer2024_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
二期会サマーコンサート2024
~珠玉のオペラ・アリアと声楽曲の夕べ~

日時:2024年8月3日(土)
   18:00開演(17:30開場)
会場:渋谷区文化総合センター4F さくらホール
(JR「渋谷駅」南改札西口より徒歩5分)
料金:(全席指定・税込)  一般¥5,000、愛好会会員¥4,000、学生¥2,000
 《チケット発売中》
◆何枚でもお得にお求めいただける「二期会オペラ愛好会」に是非ご入会ください!
▼予定プログラム全曲、コンサート概要はこちらから
二期会サマーコンサート2024 ~珠玉のオペラ・アリアと声楽曲の夕べ~ - 東京二期会
  主催:公益財団法人東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

*未就学児のご入場はお断り申し上げます
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい


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【二期会サマーコンサート2024】 二期会デビュー出演者紹介
テノール濱松孝行

8月3日(土)開催!「二期会サマーコンサート2024」
東京二期会が誇る、人気・実力派、若手からベテランまで15名のアーティストによる、珠玉のオペラ・アリアや声楽曲をお楽しみください!

今回、新入会員を代表して期待の2名が出演いたします。その一人は、テノール濱松孝行。サマコンではチャイコフスキー『エフゲニー・オネーギン』よりレンスキーのアリアを歌います。
その濱松からメッセージが届いていますので、ご紹介いたします。

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濱松孝行(テノール)


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今回、二期会へ入会させていただきました濱松孝行と申します。
歴史ある団体の一員になれたこと嬉しく思っております。

東京藝術大学、同大学院、新国立劇場のオペラ研修所で勉強させていただきました。

よく歌をめざしたきっかけを聞かれることが多いのですが・・・
思い返せば、小学校も中学校も高校も、きづけば一人で鼻歌をよくうたっていたなぁと思い出しました。観賞の授業では、友人と外国人のオペラ歌手の演奏を見て「変な声だなぁ」 と笑っていたはずなのに、いつの間にか自分がその世界に。人生何があるかわからないなと感じております。

大学に入ってからはというもの、ヴェルディに魅せられ、イタリアオペラの魅力に取り憑かれていたように思います。(勉強したかは別の話でして・・・)
新国立劇場オペラ研修所ではフランス語、ドイツ語、ロシア語と、演奏する機会をいただきました。その中でも、『イオランタ』は特に思い入れのある作品です。今回演奏させていただく、『エフゲニー・オネーギン』レンスキーのアリアも、『イオランタ』と同じチャイコフスキーの作品です。愛する人を思いながら、過ぎ去った美しい日々を思い、不安を歌う、死を間近に感じたもののアリアを聴いていただければと思います。

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新国立劇場オペラ研修所試演会『イオランタ』楽屋にて
左よりヤニス・コッコス氏(演出・美術・衣裳)、濱松、アンヌ・ブランカール氏(アーティスティック・コラボレーター)



<Profile>

濱松孝行(はままつ たかゆき・テノール)
神奈川県出身。東京藝術大学音楽学部卒業。同大学院音楽研究科修士課程(独唱)修了。新国立劇場オペラ研修所20期修了。ANAスカラシップにて、ミラノ・スカラ座アカデミー、バイエルン州立歌劇場オペラスタジオにて研修を受ける。日本トスティ歌曲コンクール第1位及び日本歌曲賞ほか、第16回清水かつら記念日本歌曲歌唱コンクール第3位受賞。これまでにヴェルディ『椿姫』アルフレード、チャイコフスキー『イオランタ』ヴォーデモン、モーツァルト『イドメネオ』タイトルロール、ビゼー『カルメン』ドン・ホセなどを演じるほか、新国立劇場『夜鳴きうぐいす』日本の使者1、『ばらの騎士』ファーニナル家の執事、『ボリス・ゴドゥノフ』侍従、『子供と魔法』ティーポット等にも出演。コンサートでもヘンデル「メサイア」、モーツァルト「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」、プッチーニ「グローリア・ミサ」等のソリストとして活躍。二期会会員

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summer2024_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
二期会サマーコンサート2024
~珠玉のオペラ・アリアと声楽曲の夕べ~

日時:2024年8月3日(土)
   18:00開演(17:30開場)
会場:渋谷区文化総合センター4F さくらホール
(JR「渋谷駅」南改札西口より徒歩5分)
料金:(全席指定・税込)  一般¥5,000、愛好会会員¥4,000、学生¥2,000
 《チケット発売中》
◆何枚でもお得にお求めいただける「二期会オペラ愛好会」に是非ご入会ください!
▼予定プログラム全曲、コンサート概要はこちらから
二期会サマーコンサート2024 ~珠玉のオペラ・アリアと声楽曲の夕べ~ - 東京二期会
  主催:公益財団法人東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

*未就学児のご入場はお断り申し上げます
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい


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【二期会サマーコンサート2024】 出演者特別寄稿
メゾソプラノ加納悦子「ディーヴァの本番前のルーティン」

8月3日(土)夕、毎夏恒例の「二期会サマーコンサート」。コロナ禍以来5年ぶりに開催します!
東京二期会が誇る、人気・実力派、若手からベテランまで15名のアーティストによる、珠玉のオペラ・アリアや声楽曲をお楽しみください!

現在、X(旧ツイッター)で出演者を紹介中ですが、4人目にご紹介するメゾソプラノ加納悦子は、海外の劇場でも活躍を重ねてきた二期会アーティストの一人。
今回のサマーコンサートでは、ヘンデル『ジューリオ・チェーザレ』より"抜け目のない狩人は" を演奏いたします。
今日はそんな彼女から、海外で共演したとある歌手の舞台裏でのエピソードを寄稿いただいたので、ご紹介いたします。

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加納悦子(メゾソプラノ)


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「ディーヴァの本番前のルーティン」


オランダのオペラハウスといえば、最大都市アムステルダムのナショナル・オペラが有名ですが、もう一つ、ライスオペラ(Nederlandse Reisopera)というカンパニーがあって、国際的にはDutch Touring Opera 、つまり「オランダ旅オペラ」というわけで、その名の通り、オランダ各地を巡業していくオペラカンパニーです。オランダ最東のエンスヘーデという小さな町に本拠地を置き、そこで練習して完成させたオペラを、出演者やスタッフ自ら各都市に出向いて行って公演を行うのです。私もかつてこのカンパニーと共に多くのオペラに出演した経験があります。今でこそ日本でも新国立劇場の引越公演が札幌であったりして意外ではありませんが、当時(30年くらい前)ではそのようなお話しはあまり聞いたことがなく、ドイツの歌劇場でもその拠点都市の公演に観たい人が出掛けていって鑑賞するのが当たり前だったので、旅オペラというやり方は私にとって新鮮でした。

「こちらから出向いていく」というのは一見便利そうなのですが、やるほうはとても大変です。オランダはご存じの通り小さな平地の国なので、遠い町でも車で4時間くらいで行くことはできますが、大道具・小道具や衣装などを毎回一切合財エンスヘーデの倉庫から運んで、舞台セットをあっという間に組み立てて、出演者は前日か当日に大型バスで行って、公演が終わったら夜中でも再びバスで戻り、一日二日休んでまた遠征していくというハードスケジュールを、一つのプロダクションについて10回くらい繰り返すので、慣れるまでは疲れました。でも、これもルーティン化すると、少しは楽しくこなすことはできます。何より、多くの特色ある街並みを見られたのは良い経験でした。

さて、やっとここで本当のルーティンのお話しをします。このライスオペラの多くの演目の中で、「サロメ」(R.シュトラウス)に出演したことがあります。この公演の演出は日本でも馴染み深いヴィリー・デッカー氏によるもので、二期会でも2019年に同じ演出の「サロメ」が上演されたのでご覧になった方もあるかもしれません。舞台がすべて階段になっていて、全員の登場人物が常に舞台上にいるという演出です。そしてなんといっても、20人近い歌手に加えてその他の俳優もすべてグレー系のズボッとしたフェルト生地衣装を身に着け(舞台上で異様に暑いです)、極めつけは全員髪の毛のない(禿げ頭)で白い顔であるという、ある意味挑戦的な舞台でした。それにはデッカーさんの特別な意図があるのですが、そのお話しは「ルーティン」と関係がないので割愛するとして、そのときは階段の昇降も相まってとても体力が必要だったので、特に主役のサロメ役がどれだけ大変だったかは想像に難くありません。

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ヴィリー・デッカー演出『サロメ』(2019年 東京二期会公演より)


そして、表題サロメ役を当たり役としていた、あるアメリカのソプラノ歌手の本番前のルーティンを私は今でも忘れることができません。R.シュトラウス「狂気の娘・サロメ」を絵に描いたような素晴らしいパフォーマンスと、その仕事ぶりも極めてプロフェッショナルで無駄がなく、正にプロ歌手の鑑のような印象でありましたが、それと同じくらい私の記憶に残っているのが、その彼女の本番前のルーティンです。

この体力・気力的に厳しいオペラ公演の主役を最高のパフォーマンスで乗り切るために毎回彼女がしていたことは「上演開始前のメイクの時に、茹でてオリーブオイルを絡めただけのパスタを一人前食べる」というものでした。美しいブロンドの髪をきつくアップにさせられて透明のビニールでぴったりと包まれたうえに、頭だけでなく顔にも首にもすべて真っ白のドーランを塗られながら、彼女は鏡の中の自分を上目遣いに厳しく見つめ、ソースのかかっていないパスタを黙々と食べていました。(ソースをかけると、余計な油で消化に悪いからだそうです。)

メイク室の彼女の周りだけ誰も近づけないような鬼迫が漲り、その時の光景は私の古い記憶の中に全く劣化することなく残り続けています。なぜわざわざメイクの際に食べていたのかは分かりませんが、恐らく開演時間から逆算して、食べたパスタのエネルギーがちょうど上演の最中に発揮できるように考えられたのではないでしょうか。毎回異なる遠征先の劇場の食堂のコックさんにメニューにないパスタを注文し忘れないこと一つとっても、手間のかかるルーティンですね。もちろん、彼女が終演後やお休みの日に私たちとご飯を食べたりお酒を飲みに来たことはありませんでした。

あぁオペラって大変だぁ!!

加納悦子 記      


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ラショナル・ライスオペラ R.シュトラウス『サロメ』
加納悦子(ヘロディアスの小姓役) メイク室にて(2枚とも)



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summer2024_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
二期会サマーコンサート2024
~珠玉のオペラ・アリアと声楽曲の夕べ~

日時:2024年8月3日(土)
   18:00開演(17:30開場)
会場:渋谷区文化総合センター4F さくらホール
(JR「渋谷駅」南改札西口より徒歩5分)
料金:(全席指定・税込)  一般¥5,000、愛好会会員¥4,000、学生¥2,000
 《チケット発売中》
◆何枚でもお得にお求めいただける「二期会オペラ愛好会」に是非ご入会ください!
▼予定プログラム全曲、コンサート概要はこちらから
二期会サマーコンサート2024 ~珠玉のオペラ・アリアと声楽曲の夕べ~ - 東京二期会
  主催:公益財団法人東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

*未就学児のご入場はお断り申し上げます
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい


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二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『デイダミーア』キャスト・インタビュー [6]リコメーデ役:バス目黒知史&バスバリトン水島正樹

二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『デイダミーア』キャスト・インタビュー。ラストは、リコメーデ役の目黒知史と水島正樹の二人です。
リコメーデはスキュロス島の王で、デイダミーアの父。アキッレを「トロイ戦争に行けば死ぬだろう」との運命から救うため、この島に匿っています。
公演を前にして、二人に話を聞きました。

*      *      *


――リコメーデはどんな人物、役柄ですか?


水島正樹: リコメーデは、スキュロス島の国王であり、割と高齢の役です。
頼まれたら断れない性格で、どの人にもよく思われたいと思っているような人です。
目黒知史: 友人のペレウスから頼まれ、彼の息子アキッレを自分の国に匿っているのですが、アキッレを探しにきたギリシャ軍に対し、一度は嘘で誤魔化したものの、最終的には自由に探すことを許可してしまうという、一国の主でありながらYESマンです。国王としては情けないと思う部分もありますが、後にその判断を後悔するシーンもあり、非常に人間的であると思います。

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リコメーデ役 目黒知史(めぐろ ともふみ)5/25(土)出演


――平和な国の、優しい王様、という印象がありますね。リコメーデの聴きどころを教えてください。

目黒: リコメーデのアリアは2曲あるのですが、今回はオリジナルカット版で1曲のみになりました。
水島: 今回、第一部最後のアリアになるリコメーデのアリアです。 島の自然や、昔楽しんでいた狩りについて語るアリアになります。
目黒: 高齢のため足腰も弱まり寿命も残り少なくなってきているのですが、それを嘆くのではなく、むしろ穏やかに過ごしつつ死を迎え入れるような。
水島: ヘンデルの軽快な音楽とは違い、ゆっくりとしたテンポで歌われるこの曲は、どこか哀愁が漂っていますね。昔懐かしい記憶が蘇ってくるかのようです。
目黒: やはりバスのアリアですので、低音の響きが魅力ですね。曲の後半部分では下降音型が印象的で、あたかも人生の終わりが近づいているように使われています。

――若々しい登場人物が多い中、ひとり大人で、老成した人物の存在は、ドラマとしても大切なのだと思います。さて、今回、二人は「初顔合わせ」になりますか?

目黒: 水島くんは大学の後輩になるのですが、今までほとんど接点がなく、しっかりと話したのは今回の稽古場が初めてでした。ただ去年11月の二期会オペラ『午後の曳航』に出演されていたので、相当な実力者だと思っています。現場では先輩後輩関係なくお互い切磋琢磨して高め合えたらいいと思います。
水島: 目黒さんは、歳は私よりも上の先輩です。とても知的で音楽や、心情を深く勉強されていていつも勉強させてもらっています!

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リコメーデ役 水島正樹(みずしま まさき)5/26(日)出演


――最後にお客様に向けて、本番への意気込みをお願いします。

目黒: 演出の中村さんを始めとして若い世代が中心となって作り上げていく舞台です!ダンサーさんと一緒に若さ溢れるパワフルでアグレッシブな舞台を作っていきます。
水島: フレッシュな私達が演じるこの『デイダミーア』、きっとお楽しみいただけますので、ぜひ会場へお越しください。
目黒&水島: よろしくお願いします!

――ありがとうございました。

*      *      *


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2024年5月公演 G.F.ヘンデル『デイダミーア』
- 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場
2024年5月25日(土)17:00、26日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『デイダミーア』キャスト・インタビュー [5]ウリッセ役:メゾソプラノ 一條翠葉&武藤あゆみ

二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『デイダミーア』キャスト・インタビュー。続いては、ウリッセ役のメゾソプラノ、一條翠葉と武藤あゆみです。
ウリッセはオデュッセウス。ホメロスの『オデュッセイア』につづられた、古代ギリシアの物語最大級の英雄です。10年にわたるトロイ戦争を「トロイの木馬」作戦でギリシア軍の勝利に終わらせ、その後も海上での遭難を乗り越えて、愛妻ペネーロペと再会します(このときの物語がモンテヴェルディの『ウリッセの帰還』)。
随一の戦略家として名高いウリッセですが、このオペラで登場する若き知将も、アキッレの居場所を突き止めスキュロス島に到着し、様々な「作戦」を駆使して、変装しているアキッレの正体を暴きにかかっていきます。
公演に向けて、ふたりに話を聞きました。

*      *      *


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ウリッセ役 一條翠葉(いちじょう あおは)5/25(土)出演


――二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『デイダミーア』ご出演おめでとうございます!二人が演じるウリッセはどのような役でしょうか?


一條翠葉: ありがとうございます!どんな役……、難しい質問ですね!
私の演じるウリッセはズボン役で大きな使命をもってこの島にやってきた軍人です。目的のために、狡猾に偽名も使いながらデイダミーアやアキッレに近づき、最終的には目的を果たします。
武藤あゆみ: とても頭の切れる知恵者なのですが、さらに私は、ウリッセという人物がある種の悪役的役割も担っているように感じています。と言うのも、ウリッセはアキッレを見つけ出す為にリコメーデ王を半分脅すような形でアキッレの引き渡しを求めたり、デイダミーアを口説いたりします。そして仕舞いには、力強く槍を投げて鹿を仕留めたピッラ(=女性に扮しているアキッレ)をアキッレではないかと考えて、今度はピッラ(=アキッレ)を口説いたり、デイダミーアや侍女たちへの贈り物にわざと立派な武具を紛れ込ませてアキッレの興味を惹く為に策を講じます。するとそこに襲撃音が響いて、その音を聞いたアキッレが「王宮は僕が守る!僕はアキッレだ。」と叫んだことで、ついにウリッセはアキッレを見つけ出すことに成功するのですが、この襲撃音、実はウリッセが用意した偽物で、アキッレの正体を暴く為のものだったのです。
やり方がちょっと(笑)、と思うことも多く、頭が良く、任務に誠実な人物ですが、その為には手段はいとわず策を講じるような人物でもあると考えています。
ですが、だからこそ様々な性格が垣間見えるウリッセを演じられることが今からとても楽しみです!
一條: ホメロスの叙事詩「オデュッセウス」によると、トロイ戦争の後10年以上におよぶ過酷な旅が彼を待ち受けます。
オペラの中でも、素直な感情を表すよりも策略を巡らす場面が多く、それをどう表現するか楽譜を読みながらワクワクしてます。

――目的達成のためには手段は選ばず…という人なのですね。アリアにもそのようなキャラクターがあらわれているのでしょうか。

一條: 私は、最初に歌うアリア「その眼差しだけが(un guardo solo)」をご紹介します。デイダミーアを愛しているフリをして彼女を探っている場面です。
力強い曲調のものが多い中、この曲はとこっとん甘い曲で、練習しながらむせ返りそうになります(笑)

――甘美すぎる、というところにも、ウリッセの「本気」というよりも「作戦」という面があらわれているのかも。

一條: とにかく甘いところをお客様にお聴きいただきたいです。歌詞とメロディの相性でここまで甘くなるのか!と目から鱗でした。ハチミツのようなねっとりした甘さを目指します。

――武藤さんはいかがですか?

武藤: 「いいえ、私はあの美しい人を愛してはいない(No, quella beltà non amo) 」です。
今度は、ウリッセが女装しているアキッレを口説く場面で、「私はデイダミーアを愛していない。私はあなただけを切望しています。」という内容を歌っています。ですが、あくまでもアキッレの正体を明らかにするのに口説いてる歌であり、本心ではありません(笑)。歌詞もウリッセの思いとは反対の言葉を述べています。それでも、前奏が無く、冒頭でいきなりNo,no,noという否定の言葉から始まって、曲全体を通して鬼気迫る勢いがあるこの曲は、ウソと本心が分からなくなるくらい真に迫っていると思います。
激しいメリスマや1オクターブ以上の跳躍などといった技巧的な難しさによる聞き応えももちろんですが、アキッレを口説く為に歌っているにも関わらず、ウリッセがアキッレに自分の想いを信じてもらえないことを本心から嘆き苦しんでいるように感じられるこの曲の詩の内容と鬼気迫るようなその音楽全体を楽しんでいただけたら嬉しいです!

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ウリッセ役 武藤あゆみ(むとう あゆみ)5/26(日)出演


――本心を吐露するためのアリアが多い中、ウリッセの歌いどころは「どこまでが本心でどこまでが演技か」をいかに解釈して歌うか、にあるようですね。これ聴き逃せません!
さて、一條さんは二期会オペラ研修所マスタークラスの後、新国立劇場オペラ研修所を修了して、この度のニューウェーブ・デビューとなりました。


一條: ほかのみなさんとは同じ時期に研修所におりませんでしたので、お互いによく知らないのですが、この滅多に上演されないオペラを共に作っていく仲間として過ごしていけたらと思います。

――武藤さんも、一條さんとは初めての現場ですね。

武藤: 一條さんとは今回初めてご一緒させていただくのですが、お話ししてみてご自分の中でのウリッセという人物像をしっかりとお持ちで、同じ役を勤めさせていただく身としてとても刺激を受けました!
同じ役で現場に立たせていただけるこの機会に目いっぱい学び、そして共に同じ役で舞台を作っていく仲間として切磋琢磨していけたらと思います。

――最後に本公演に向けて。

一條: ヘンデルのオペラは、ロマン派やヴェリズモオペラのような派手さが無いように見えますが、歌詞やメロディを読み込んでいくと表現できる幅が多く、いろんなことが試せる奥深いオペラです。その美しさを皆様に楽しんでいただけるよう精一杯稽古に励んでまいります。
武藤: コロナ禍という未曾有の出来事があり、それは今でも完全には無くなっておりません。ですが、そんな中でも力を尽くして「オペラ」を作り続けてくださる二期会の本公演に自分がデビューできることの喜びは計り知れません!
初めてオペラをご覧になられるお客様にも楽しんでいただけるよう、コロナに負けず、全身全霊でがんばりたいと思います。
ぜひたくさんのお客様に足をお運びいただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします!

――ありがとうございました。

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2024年5月公演 G.F.ヘンデル『デイダミーア』
- 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場
2024年5月25日(土)17:00、26日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『デイダミーア』キャスト・インタビュー [4]フェニーチェ役:バリトン 亀山泰地&室岡大輝

二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『デイダミーア』キャスト・インタビュー。続いては、フェニーチェ役の亀山泰地、室岡大輝の二人です。
フェニーチェはギリシアの都市国家アルゴスの王子。アルゴスといわてもピンとこないと思われますが、2015年に上演したR.シュトラウス『ダナエの愛』のダナエがアルゴスのお姫様でした。ただ、ダナエ姫の親戚筋にはどうもフェニーチェという人はいないみたいで、彼はオペラ上の人物かもしれません。
ウリッセ(オデュッセウス)とともに、アキッレを探しにスキュロス島にやってきます。ギリシア神話では、ウリッセが飼っていた犬の名前がアルゴス。そんなわけで、フェニーチェは、ウリッセに忠誠を尽くすアルゴスの王子として登場するのです。若者の役なのにバス、バリトンが歌うというのは、ふつう若者は高声との相場があるバロック・オペラの典型からは少しはみ出た設定です。

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――二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『デイダミーア』ご出演おめでとうございます! 二人が演じるフェニーチェはどのような役でしょうか?


亀山泰地: フェニーチェはアルゴスの王子で、アキッレをトロイ戦争に連れ出すため、ウリッセとともにスキュロス島にやってきた使者の1人です。
室岡大輝: 性格はとても一途で忠実ですが、とても粘着質で、一度決めたものにはとことん向き合う姿勢が、詩のリズムや話している内容からも読み取れます。
自国であるギリシアには大変忠実。更に恋にも忠実で、使節団として派遣されネレーアに一目惚れをし、素っ気ない態度をとられても諦めず、最後には武勇もあってか射止めてしまいます。まさに男気溢れる!? そんなキャラクターです(笑)

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フェニーチェ役 亀山泰地(かめやま たいち)5/25(土)出演


――フェニーチェの歌には、そんなキャラクターがあらわれていると思いますが、聴きどころは?

亀山: フェニーチェのアリアは2曲あり、どちらも大変魅力的な曲なのですが、強いてあげるのであれば2幕の 「愛の神秘を知り尽くした者の目の前では(Presso ad occhi esperti già)」 でしょうか。デイダミーアとアキッレが恋仲なのではと疑い、「愛の神秘を知り尽くした者の目の前では、恋する者は用心深くあるべきだ」と歌うアリアです。
全体を通してオーケストラとユニゾンで動く部分が多く、躍動感がありとてもアグレッシブな曲調です。歌っていてどんどん自分の血が滾っていくのを感じます!

室岡: 曲の中で何度も「fiamme(炎)」、「svelar(ヴェールを剥ぐ)」と言う言葉が出てきます。この言葉が出てくる度に、恋の炎が揺れ動く様や、ヴェールを剥いで本性を暴く様子がアジリタを用いることで見事に描かれています。
ちょっと専門的に解説すると、イタリア語の詩にはそのリズムが持つ要素の様なものがあり、特にこのアリアは8音節詩行と言うリズムで構成されています。この8音節詩行はイタリア語の中でも最も旋律的でリズムが取りやすく、粘着性のある(耳馴染みが良い言う意味も含め)詩行とも言われます。
まさにフェニーチェが持つ本質の性格を体現している様なアリアで、狙った獲物は逃さない!と粘着質な性格が出ていますね! 技巧的にはテンポも早いのでとても難しく、歌っていると大変なのですが…(汗)

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フェニーチェ役 室岡大輝(むろおか たいき)5/26(日)出演


――フェニーチェの人物像が一気に立体的になりました。本番の演奏が楽しみですね。さて、亀山さん、室岡さんはともに研修所の同期ですが、お互いの印象は?

室岡: 亀山さんとは二期会研修所マスタークラスで初めて会いましたが、長身でスラッとしていて、スマートと言う言葉が似合う…それが第1印象です! 経歴を聞くと驚きで、東京音楽大学でクラリネットを専攻、大学卒業後声楽に転向、そのまま二期会研修所に入所と、スーパーマンなのです。研修所にいる際は、同じ作品を一緒に研究する機会はありませんでしたが、このデイダミーアを通して、様々な意見交換をして、皆様に楽しんでいただけるようなフェニーチェ像を2人で作り上げて行きたいです!
亀山: 室岡さんは、いつも素晴らしいお声と演技で、たくさんの刺激を受けていました。年も自分より一個上で、勝手に頼れるお兄ちゃんだと思っています(笑)
今回初めて一緒の公演にダブルキャストとして関わることができ、本当に嬉しいです!!

――同期でも男性の同声種だとなかなか一緒に取り組むという機会はないかもしれませんね。これを機に切磋琢磨して個性的なフェニーチェを作り上げてください。最後に本公演に向けて。

亀山: これまで名だたる方々が出演してきた二期会ニューウェーブ・オペラ劇場の舞台に立てることの喜びと緊張で、今から胸がドキドキワクワクしています。お越し下さった皆様とヘンデルの素晴らしい音楽を共有できるように、全力で演じきりたいと思います。ぜひお越しください!
室岡: 本公演で初めての二期会オペラ公演デビューとなります。 なかなか上演機会の無いオペラではありますが、この大変貴重な機会に出演が出来て、今からどんな本番になるのかが楽しみです! 是非たくさんのお客さまに足をお運びいただけますと幸いです。

――ありがとうございました。

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2024年5月公演 G.F.ヘンデル『デイダミーア』
- 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場
2024年5月25日(土)17:00、26日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『デイダミーア』キャスト・インタビュー [3]デイダミーア役:ソプラノ 七澤 結&清水理沙

二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『デイダミーア』キャスト・インタビュー第3弾は、タイトルロールの七澤結と清水理沙の登場です!
ギリシア神話の「正史」が、ホメロスの『イーリアス』に残されるようなアキッレの物語であれば、このオペラはアキッレを妻であるデイダミーアから見た、スピンオフと捉えることができるでしょうか。生まれながらの「戦士」であるアキッレを匿っているうちに恋に落ち、息子を身籠ることになるデイダミーア。しかし、ついに彼は勇んで戦場に向かって行ってしまいます。

公演を前に二人に話を聞きました。

*      *      *


――デイダミーアは、どのような役ですか?


清水理沙: 恋に苦悩する、若き王女という役どころです。
七澤 結: 恋人のアキッレを、トロイア戦争に行かないように、女装をさせて匿うのですが、彼の自由奔放な行動に振り回され常に翻弄されています。精神的に不安定な面もありますが、猪突猛進でこうと決めたら全力を注ぎ、愛とエネルギーに満ち溢れた女性です。
清水: 神話でも現代でも、人の悩みの種やすれ違いの原因の普遍性を強く感じることができる、人間らしく素敵な女性です。 彼女には王女としての振る舞いや品格・知性が備わっていますが、アキッレへの思いが強すぎるせいか、音楽的にも頻繁、劇的に調性が変化していきます。そこから滲み出てくる危うさも魅力の一つであると思います。
七澤: なんと7曲もアリアがあります!音楽も軽やかなものからシリアスなもの、荒々しいものまで幅広く、デイダミーアの起伏の幅が広く表現されています。全体としてレチタティーヴォも特徴的で、転調が多く、ドラマチックです。最後のウリッセとの重唱も美しいのでおすすめです。

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デイダミーア役 七澤 結(ななさわ ゆい)5/25(土)出演


――たくさん曲があって選ぶのも大変かと思いますが、聴きどころをあえて1曲選ぶとすれば?

清水: どの曲もとても美しくて大好きなのですが、最初に私の心を捉えて離さなかったのは2幕の「不安が本当のことを言っているのなら(Se'il timore il ver mi dice)」です。
ウリッセに口説かれているデイダミーアの姿を、偶然アキッレが目撃することでいさかいに発展します。その後、デイダミーアたちは王よりウリッセらを狩りでもてなすよう指示されますが、狩りを得意とするアキッレの姿を見られたら身分を偽っていることがバレかねません。そこで、デイダミーアはアキッレへの注目を逸らすためウリッセを誘惑することを決めますが、恋人との間に亀裂が生まれてしまうのでは、という不安を吐露するシーンで歌われます。

――このアリアのどんなところに注目してほしいですか?

清水: アキッレとの関係が崩れることへの不安と、誤解は解けるだろうと希望を見出そうとする、相反した心情が美しい旋律で切々と奏でられます。
声と合わさる器楽の和声の積み重ねがとても素敵です。決して派手な曲ではないのですが、デイダミーアの魅力が見事に凝縮されている楽曲です。

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デイダミーア役 清水理沙(しみず りさ)5/26(日)出演


――七澤さんはいかがでしょうか?

七澤: 私は、3幕の「あなたが私を不幸にした(M'hai resa infelice)」です。ウリッセ達の策略によりアキッレの女装がバレてしまい、アキッレを失ってしまうと落胆し、ウリッセに向かって怒りを爆発させて歌っているシーンです。

――注目ポイントはどこでしょうか?

七澤: 悲しみを表現するサラバンド(舞曲のリズム)のゆったりとした3拍子から始まり、Bパートでは怒りの表情が荒々しいテンポで超絶技巧の激しいアジリタで書かれています。このオペラのストーリーの中でも1番山場となるシーンで、聴きごたえのあるアリアです。
デイダミーアの起伏の激しさや、感情の爆発、そしてバロックならではの歌詞の情感や風景などの音型での表現にも是非着目して聴いていただけたらと思います。

――ふたりは今回が初顔合わせと伺いました。お互いの印象をお聞かせください。

七澤: 清水さんとは嬉しいことに同い歳でして、共通の知人からは、「私も清水さんもど天然で共通しているよね」と言われました(笑)
ですが、清水さんは芯が強くしっかりしていて、見た目の凛とした美しさや声の情感がデイダミーアにぴったりだなと思って見ております。また私とは全然タイプの違ったデイダミーアになるのではないかと思います。楽しみです!
清水: 七澤さんはいうまでもないですが、すでにご活躍されている素晴らしい歌手のお一人です。
今回キャストの顔合わせで初めてお目にかかりました。お話しすればするほど、これまでに見ていた舞台上のお姿と、たまに天真爛漫で可愛らしいお姿のギャップに、胸がキュンとしてしまいました。私は66期で後輩にあたりますが、「フランクに話そう!」とご提案くださり、心の距離を縮めることにも長けていらっしゃるのでたくさん助けていただいています。
初めてのタイトルロール、そしてダブルキャストとしてご一緒させていただけることが有難く、光栄だと実感する日々を過ごしています。

――力を合わせて、それぞれのデイダミーアを創り上げている様子が伺えました。お客様には、やっぱり両日お越しいただいてそれぞれのデイダミーアをご覧いただきたいですね!最後に公演に向けての意気込みをお願いいたします。

七澤: 初のタイトルロール、初のバロックオペラ、初の現代ダンスと、初めてのことにたくさん挑戦しております。バロック音楽は元々大好きで、この度はこんなに貴重な場で経験させていただけることに感無量です。チームは和気藹々、かつエネルギーに満ち溢れていて、ニューウェーブを起こす気満々です(笑)
バロック音楽ならではの舞曲のリズムと現代ダンスのコラボレーションも、着々と振りがついてきておりますが、楽しいことになっております。会場でしか味わえない高揚感をぜひ体感していただきたいです!
清水: これまでに様々な先輩方が出演していらっしゃる「二期会ニューウェーブ・オペラ劇場」公演。私にとっては初めてのタイトルロールデビュー、そして二期会オペラ公演デビュー作品となります。ヘンデルの魅力溢れる『デイダミーア』を、たくさんのお客様とともに楽しめたらと思います。
フレッシュな舞台をお届けできるよう、心を尽くして臨みたいと思います。ぜひ足をお運びください!劇場でお待ちしております!

――ありがとうございました。

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2024年5月公演 G.F.ヘンデル『デイダミーア』
- 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場
2024年5月25日(土)17:00、26日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ

▼デイダミーア役の二人は、4/23(火)開催のプレイベント「鈴木秀美のヘンデル『デイダミーア』プレトーク&コンサート」にも出演!
鈴木秀美のヘンデル『デイダミーア』プレトーク&コンサート - 東京二期会
2024年4月23日(火)19:00 めぐろパーシモンホール 小ホール

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『デイダミーア』キャスト・インタビュー [2]ネレーア役:ソプラノ 河向来実&田中沙友里

二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『デイダミーア』キャスト・インタビュー第2弾は、ネレーア役の河向来実、田中沙友里の二人です。
オペラの舞台は、エーゲ海に浮かぶスキューロス(スキュロス)島。ここはギリシア世界の戦いが嘘のように平和で自然豊かな土地。この島を治める王家の娘がデイダミーアで、その親友が、河向と田中演じるネレーアです。
アキッレを戦場に向かわせるため、この平和な島に、知将ウリッセとカルゴスの王子フェニーチェがやってきます。このフェニーチェとネレーアの恋愛関係がサブストーリーとなって、古代ギリシアの神話がいかにもオペラらしく展開していくことになります!

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――二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『デイダミーア』ご出演おめでとうございます!二人が演じるネレーアはどのような役でしょうか?


田中沙友里: ありがとうございます!
ネレーアは、王族の血筋をもつ娘で、王家の娘デイダミーアの親友です。彼女も、デイダミーアとリコメーデ王とともに、アキッレが男性であることを知っています。そこで、デイダミーアに状況を伝えたり、アドバイスする役割をはたしています。
河向来実: とてもポジティブで、落ち込むデイダミーアを明るく励ます、溌剌とした女性だと感じています。また芯のある女性なので、一筋縄ではいかないところがとても好きです。
田中: 最後は自分の幸せもゲットする、いろんな意味でしっかりものの女性だと思いました(笑)
主人公のデイダミーアとは違い、冷静で精神年齢も少し大人な女性であり、よりキャラクターの違いが感じられるかと思います。

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ネレーア役 河向来実(かわむかい くるみ)5/25(土)出演


――ネレーアがいることで、ギリシア神話がとてもオペラらしい展開が生まれていますよね。ネレーアの聴きどころを教えてください。

河向: 第1幕4場で歌われる「Sì che desio(私の願いはあなたの望むことです、~あなたの心に喜びがなければ、私の心にも喜びはありません)」はとても珍しい曲だと思います。
このような強い愛の歌が相手役であるフェニーチェ(*)ではなく、デイダミーアに対して歌われます。その前のレチタティーヴォでデイダミーアから「私のことを愛しているわよね?」ときかれ、このアリアを歌うのですが、なんだか意味深で…(笑) 曲調も私が歌う他の曲と比べてとても情熱的で、聞き応えのある音楽なのでぜひ注目して聞いていただきたいです。
(*)…フェニーチェは、ウリッセとともにアキッレを探しにスキューロス島にやってくるアルゴスの王子。

――友情をこえた感情を感じさせるのでしょうか。どんな演出で描かれるかも楽しみにですね。田中さんはいかがですか?

田中: 第3幕3場の「Non vuò perdere l’istante (タイミングを逃したくない)」です。フェニーチェから求婚され、承諾するときにうたう喜びの歌です。
音楽はシンプルですが、彼女のキャラクターが見えますし、求婚された喜びを冷静に喜んでいながらも、これからの未来に希望を抱いているようにも感じられる、たくさんの要素がつまったアリアです。今回は、初稿版を演奏するので、初めて耳にされる方が多いかと思います。耳馴染みがよく、皆様に覚えていただきやすいメロディなのも特徴的です。

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ネレーア役 田中沙友里(たなか さゆり)5/26(日)出演


――デイダミーアとアキッレが戦争のために「別れ」~しかも永遠の別れになってしまう~の運命にあるのに対して、ネレーアは素朴な幸福が描かれているようにも思えますね。さて、二人も二期会オペラ研修所の同期でしたね。それぞれの印象は?

田中: はい、河向さんとは、二期会オペラ研修所マスタークラスの同期で、先日の東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』公演では、エリーザベトのアンダースタディを一緒にやっておりました。プライベートでも仲が良く、一緒にいて、笑顔がとまらずあっという間に時間がたってしまうほど、楽しくて素敵な人です。
河向: 自分で言うのもなんですが、私と性格も考え方もとてもよく似ていて、稽古場でも以心伝心が多く、田中さんと勉強することができてとても楽しかったです。『タンホイザー』の稽古中も、公演が終演した今でも、ほぼ毎日のように連絡をとっています(笑)
田中: 河向さんは、若いながらも彼女の奥深い艶やかな声と表現力が豊かなところがとても魅力的です。歌手としても尊敬しており、毎回、歌声を聞くたびに惚れ惚れしております!
河向: 田中さんの歌声はすごく安定感のあるリリコで、研修所時代もいつも聴き惚れていました。今回もダブルキャストとして一緒に切磋琢磨できれば嬉しいです。

――以心伝心さがインタビューからも伝わってきます。どのようなネレーアの個性が生まれるでしょうか。本番への意気込みをお願いします。

河向: なかなか日本では上演されることが少ない、ヘンデル最期のオペラ『デイダミーア』のキャストとして舞台に立つことができ、とても光栄です。お茶目で可愛らしいネレーアを演じられるよう努めてまいりますので、ぜひお運びくださると嬉しいです。
田中: 二期会のオペラデビューとなる公演です。各方面からのスペシャリストの方々と作り上げていく舞台に今からワクワクが止まりません!
3年に一度のニューウェーブ公演でぜひ若手の全力なパワーを感じながら、最後まで楽しんでください! たくさんの方のご来場をお待ちしております。

――ありがとうございました。

*      *      *


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2024年5月公演 G.F.ヘンデル『デイダミーア』
- 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場
2024年5月25日(土)17:00、26日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ

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二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『デイダミーア』キャスト・インタビュー [1]アキッレ役:ソプラノ 栗本 萌&渡辺智美

2024年、3年に一度の《二期会ニューウェーブ・オペラ劇場》がやってきます!

5月25日(土)、26日(日)めぐろパーシモンホール 大ホールにて、鈴木秀美指揮、中村蓉演出によりヘンデル『デイダミーア』を上演します。『デイダミーア』は、ヘンデル最後のオペラ。最後といっても、翌年には名曲「メサイア」を作曲、演奏しており、まさにヘンデル最盛期に作曲された作品のひとつなのです。
『デイダミーア』の舞台は古代ギリシア神話の世界。中でももっとも知られているキャラクターは、アキッレ、すなわちアキレウス(アキレス)ではないでしょうか。不死身の英雄で、俊足、卓越した戦闘能力で知られていますが、トロイア戦争時、唯一の弱点である踵を狙われ、戦死します。「アキレス腱」の元となった物語です。
彼には、デーイダメイア(デイダミーア)という妻があり、ネオプレトモス(ピュロス)という息子がいました。息子もまた戦争にいく運命にあります。
このオペラは、その英雄アキッレの若かりし頃、妻デイダミーアと出会った頃の物語です。 「この子はやがてトロイの戦いにおいて死ぬ」との神託を受けていたアキッレ。アキッレの母親が、その運命から息子を匿うため、女性としてスキューロス島に身を隠させます。アキッレはそこでデイダミーアと出会います。

『デイダミーア』キャスト・インタビュー第1回は、そのアキッレ役を演じる 栗本萌 と 渡辺智美 に話を聞きました。

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アキッレ役 栗本 萌(くりもと もえ)5/25(土)出演


――二期会公演デビューおめでとうございます。


栗本萌・渡辺智美: ありがとうございます!たいへん光栄に存じます。

――アキッレは、どのような役ですか?

栗本: アキッレは、古代ギリシアの英雄アキレウスのことです。戦争で命を落とすという預言を受け、母はそれを回避するため女装をさせて島に匿います。
渡辺: タイトルロールであるデイダミーアの恋人です。
栗本: 「ピュラ」という名前でドレスを着飾っているにもかかわらず、非常に奔放で、狩りが大好き。美しい装飾品よりも武器の虜。素デイダミーアの心配をよそに子どもじみた嫉妬で彼女を苦しめます。
渡辺: デイダミーアのことを心から愛し、女性の姿での生活を受け入れてはいるものの――ほんとうは嫌々でしょうが(笑)、やはり心は男性らしいというか…
栗本: 活発で自分勝手(笑!)な子どもっぽい性格が音楽にも良く表れています。
渡辺: 狩りが大好きなアキッレは、ついつい、男性らしい仕草が随所で出てしまうんですよね。みなさまにはそんな愛すべきアキッレの姿を、たくさん見つけていただければと思います。

――アキッレ役なら「この1曲!」という聴きどころを教えてください。

栗本・渡辺: 第3幕の「Ai Greci questa spada(ギリシアのためにこの剣は)」です!

――どのような内容ですか?

栗本: アキッレを探しにきていたウリッセ(オデュッセウス)が、女性達に美しい装飾品を贈ります。が、その中に立派な武具を潜ませています。まんまと武具に食い付いたピュラ、そこへ突然鳴り響く襲撃音に反応し「僕が王国を守る!」と血気盛んに歌い上げます。
トロイに対する怒りと、戦地で活躍できる喜びを胸に猛進するアキッレの姿は、皆を奮い立たせる魅力があります。音形の節々に彼の自信に満ちたエネルギーが溢れていて、後にギリシアの英雄となる彼が、自身の生きる道を自覚した瞬間でもあると思います。
渡辺: 本作品にはソプラノの役が3役登場しますが(デイダミーア、アキッレ、ネレーア)、私にとっては、3役の中でこの「アキッレ」という役を歌いたい!と強く感じた、思い入れの強い1曲でもあります。
やはりバロック・オペラ作品の見どころといえば、アジリタ(本人注:メリスマとも呼ばれる、歌詞を伴わずに細かく音符を連ねる表現技法)と、再現部でのバリエーション(変奏)ではないでしょうか。その両方の魅力がこの曲には詰まっています。
歌手の技量の見せ所でもありますし、聴いていただくキャストによって全く違う演奏を楽しんでいただけると思います。ぜひ、両組の演奏を聞き比べていただき、ご自身の好きなポイントを発見していただければ嬉しいです。

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アキッレ役 渡辺智美(わたなべ ともみ)5/26(日)出演


――ダブル競演を楽しみにしていただきましょう。二人は二期会オペラ研修所の同期ですね。お互いの印象をお聞かせください。

栗本: はい、同期の渡辺智美さん、あえて《かぴちゃん》と呼ばせていただきます(笑)。
研修所時代は、なぜか同じ役の、同じ場面を課題に与えられることが多く…今回もまさかのダブルキャスト!運命を感じざるを得ません!
渡辺: 栗本萌さん、あえて《萌ちゃん》と呼ばせてください(笑)。
研修所では一年で3つのオペラ作品に取り組むのですが、なんと萌ちゃんとはそのうち2作品で同じ役を演じたんです!
栗本: かぴちゃんは、とにかくしっかり者で、頼れるお姉さん的存在なのですが、普段はとても「ゆるかわ」な雰囲気で一緒に居て癒されます……。美しく柔らかな響きの歌声で、どんなアキッレを演じられるのか今からとても楽しみです。
渡辺: 1年間という長いようで短いマスタークラス生活の中で、萌ちゃんとは大半の時間を共に過ごしましたし、時に悩みを打ち明けながら切磋琢磨してきました。
萌ちゃんの役作りはとっても緻密で繊細で、いつも勉強になりますし、舞台の上ではとてもしっかり者なんです。でも、舞台を降りた萌ちゃんにはおっとりとしている部分もあり、そのギャップに日々癒されています(笑)。
この公演に携わるきっかけともなった研修所でたくさんの思い出がある萌ちゃんと、また同じ役を演じることができてとっても嬉しいです。研修所時代はコロナ禍真っ只中で食事もままならなかったので、この公演の稽古期間で萌ちゃんとたくさんご飯を食べに行くことも、私の目標の一つでもあります。

――気兼ねなく相談し合い、リラックスし合い、切磋琢磨して創りあげることができるのは、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場ならではですね。最後に、それぞれの本番にかける意気込みをお願いします。

栗本: バロック・オペラと聞くと、物語が難しかったり、耳馴染みの無い音楽で躊躇される方もいらっしゃるかもしれませんが、たとえ時代背景をご存知なくとも、十分にお楽しみいただける物語です。自由奔放で幼稚なアキッレが、ギリシアの英雄へと成長していく過程を演じられたらと思っております。
今作が二期会オペラ公演のデビューとなります。新緑の5月、私達もフレッシュな気持ちで、最後まで挑戦を諦めず突き進んで行きたいと思います。皆様のご来場お待ち致しております!
渡辺: この公演に興味を持ち、インタビューを最後までお読みいただきありがとうございます。
まだまだ駆け出しの私たちではありますが、ぜひ本公演に足をお運びいただき、漲るパワーを感じていただけたらと思います。
入所した時から目標であった二期会ニューウェーブ・オペラ劇場公演の舞台なので、お客様に「渡辺にはこんなヘンデル作品も歌わせたい!」と思っていただけるような舞台を目指して精進していきます。ぜひ応援お願いいたします!!

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▼『デイダミーア』公演情報ページはこちら
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2024年5月公演 G.F.ヘンデル『デイダミーア』
- 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場
2024年5月25日(土)17:00、26日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ

▼アキッラ役の二人は、4/23(火)開催のプレイベント「鈴木秀美のヘンデル『デイダミーア』プレトーク&コンサート」にも出演!
鈴木秀美のヘンデル『デイダミーア』プレトーク&コンサート - 東京二期会
2024年4月23日(火)19:00 めぐろパーシモンホール 小ホール

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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2/28(水)これが決定版!いよいよ東京版『タンホイザ-』開幕へ!~公演当日のごあんない

いよいよ2月28日(水)から3月3日(日)まで、東京二期会オペラ劇場 R.ワーグナー台本・作曲オペラ『タンホイザー』を上野の東京文化会館 大ホールにて上演いたします。(4回公演、3/1は休演日)

「序盤の音楽は、メンデルスゾーンらの影響を受けて軽めの音楽だが、第3幕の「ローマ語り」のシーンではすでに『神々の黄昏』のような後期の音楽につながっている。また、後期のパリ版で上演する第1幕のヴェーヌスベルクのシーンでは、初期のドレスデン版と比べてハーモニーの展開もまったく異なってくる。このように『タンホイザー』は、ワーグナーの発展がみられる作品なのです」

バイロイト音楽祭常連のアクセル・コーバーを初招聘し、世界的歌手サイモン・オニールとともに、東京二期会のベストな布陣で迎える明日の開幕!
美しい舞台で展開する、愛の吟遊詩人タンホイザーの物語を、どうぞお見逃しなく!

なお、今回も多くの皆様に『タンホイザー』をお楽しみいただけるよう、さまざまなメディアから関連情報を発信しております。ご来場前にぜひご覧ください。

★東京二期会YouTubeチャンネルから
東京二期会オペラ劇場ワーグナー『タンホイザー』トレイラー


【特別公開】ワーグナー『タンホイザー』より 第2幕「歌の殿堂をたたえよう」


エリーザベト役 渡邊仁美インタビュー(1/20「高田正人のオペラWhy not?」より)


タンホイザー役 片寄純也インタビュー(1/20「高田正人のオペラWhy not?」より)


当ブログの過去記事では主要キャストのリレー・インタビューを掲載しておりますので、ぜひご覧ください。(facebookでもご覧いただけます)

このほか、若い世代の皆さんにオペラを広めるべく、東京二期会と同じ千駄ヶ谷にキャンパスを構える、津田塾大学総合政策学部の梅五輪プロジェクト「オペラ ワーキンググループ(梅五輪オペラWG)」の学生メンバーと協働して、『タンホイザー』のあらすじ紹介や、キャストインタビュー動画、性格診断(!?)など、前・後夜祭企画を絶賛展開中です!
▼梅五輪オペラWGのX(ツイッター)からぜひぜひチェック&フォローしてください。
梅五輪オペラWG - X (twitter)

それでは、期間中の公演当日のご案内を致します。 【2/27(火)19:30掲載】
<2024都民芸術フェスティバル参加公演>
フランス国立ラン歌劇場との提携公演《東京二期会オペラ劇場》
リヒャルト・ワーグナー台本・作曲 『タンホイザー』
オペラ全3幕 <日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演>
指揮:アクセル・コーバー/演出:キース・ウォーナー
合唱:二期会合唱団/管弦楽:読売日本交響楽団
当日券と公演タイムテーブルのご案内
 
2月28日
(水)
2月29日
(木)
3月2日
(土)
3月3日
(日)
当日券
S~C/学
S~C/学
S~B/学
S~B/学
当日券販売
窓口受付
15:30~
12:30~
12:30~
12:30~
開場
16:00
13:00
13:00
13:00
開演
17:00
14:00
14:00
14:00
第1幕
約65分
休憩 25分
18:05~18:30
15:05~15:30
15:05~15:30
15:05~15:30
第2幕
約65分
休憩 25分
19:35~20:00
16:35~17:00
16:35~17:00
16:35~17:00
第3幕
約50分
終演予定
20:50
17:50
17:50
17:50
東京文化会館
=アクセス=
<JR>
[山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線]
[東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口改札から徒歩1分
<地下鉄>
[銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分
<京成電鉄>
[京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩7分

お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ
◆上記、当日券は 2/27(火)18:00現在 での発売予定です。以降の販売状況により、完売となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆本公演では「当日学生席」を発売致します。公演当日開演90分前より開場受付にて2,500円で発売致します。ご希望の方はご本人の学生証を必ずお持ちください。
◆公演タイムテーブルは総稽古の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

▼『タンホイザー』公演情報ページはこちら
2024年2月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』 - 東京二期会オペラ劇場


●公演に関するお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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東京二期会オペラ劇場2024年2,3月公演 ワーグナー『タンホイザー』キャスト・インタビュー [7]ヴェーヌス役:ソプラノ土屋優子

『タンホイザー』二期会キャストのリレー・インタビュー第7弾は、ヴェーヌス役のソプラノ土屋優子です。
イタリア在住の土屋。伝統あるトッレ・デル・ラーゴでのプッチーニ・フェスティバルのアカデミーに参加していたとき、急遽『トゥーランドット』本公演のタイトルロールに異例の代役に抜擢され大絶賛を受けました。東京二期会でも同役を歌いきるほか、『フィデリオ』レオノーレでも真価を発揮しており、イタリア、ドイツ両オペラで活躍。ワーグナー作品としては、『ローエングリン』エルザのカヴァーを経て、これが東京二期会のデビューとなります。公演に向けて話を聞きました。

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ヴェーヌス役:土屋優子(ソプラノ)


――ヴェーヌスは今回初役かと思います。どんな役でしょうか。どんな人物と思われますか?

土屋: ヴェーヌスは自分の気持ちにとても素直な人だと思います。その点はとてもタンホイザーと共通しており、タンホイザーもヴェーヌスもそれぞれ男女の理性を取っ払って本能だけにしたような性格というか…(笑)。
とても愛情深いけれど、その分束縛も強く、情熱的で激しい、人間よりも人間らしい女神様に感じます。

――ヴェーヌス(ヴィーナス)だけでなく、ギリシア神話の神様たちは人間よりも人間らしいですね。もしかしたら、ほんとうは逆で、人間が、神様たちのまねごとをしているだけなのかもしれません……。ワーグナーが描いた女神ヴェーヌス様の聴きどころを教えてください。

土屋: 1幕での壮大な痴話喧嘩では、あの手この手でタンホイザーを引き留めようとします。優しく愛を語りかけたり、悲しんで気を引こうとしたり、妖しく誘惑したり、声を荒げて罵ったり…感情豊かな彼女の歌を楽しんでいただけると思います。
また、今回は〈パリ版〉ということで、3幕で再登場!タンホイザーがローマで許されなかった話をする“ローマ語り”の後から、ヴェーヌスの元に帰りたがるタンホイザー、正気に戻そうとするヴォルフラム、そこに再び現れるヴェーヌス3人それぞれの感情と声が絡み合いクライマックスの合唱へ…たまりません!

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2023年2月 東京二期会オペラ劇場『トゥーランドット』より トゥーランドット役


――たしかに、「壮大な痴話喧嘩」!そして、第3幕は怒涛の展開。まさにワーグナーの音楽のなせる業でしょうか。実際にワーグナー作品を体現されていて、「ワーグナーって、意外に……」と思われたところはありますか。

土屋: 『タンホイザー』って、人間界だけではなく、女神のいる世界も出てきて、キリスト教も出てきて、内容も音楽も壮大(!)ですが、意外と、どの登場人物も皆さんの身近にいるように思いませんか?本能的で破滅的な男、享楽的で感情的な女、友情と恋愛の狭間で悩む真面目男、ひたすら信じて待つ自己犠牲的な女…。なんだか◯◯君みたいだな、とか、自分のこんな性格と似てるな…なんて感情移入しやすいなぁと思います。

――とくに『タンホイザー』の主要な登場人物は若々しい気質にあふれていて、共感しやすいですよね。今回の演出で土屋さん自身が魅力に感じている場面はどこですか。

土屋: 今回、ヴェーヌスがタンホイザーを誘惑する時に、ダンサーや助演の皆様がヴェーヌスと一緒に魅了します。彼に美しい夢を見せて引き止めたり、彼女の分身のようにまとわりついたり……まるで魔法のように動く美しい皆様のおかげで、より一層妖艶なヴェーヌスとなっています。

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2020年9月 東京二期会オペラ劇場『フィデリオ』より レオノーレ役


――一気呵成に誘惑するヴェーヌスのシーン、ぜひご期待ください。同役の林正子さんとのダブルも初めてですね。林さんの印象をお聞かせください。

土屋: 私が本公演で初めて現場に入ったのが、2018年『ローエングリン』エルザのカヴァーキャストとしてでした。その時に本役だった方の1人が林正子さんで、終演後に「次はあなただよ」と言ってくださったのを励みに頑張ってきました。あの頃から、私も正子さんのように知的で気品があり、誰に対しても分け隔てなく優しいプリマドンナになりたい!とずっと憧れの存在だったので、こうしてダブルキャストとして同じ役で舞台に立てるのは本当に夢のようです。

――ダブルキャストというのは、本番でお互いがいざというときのためにカバーしあえるシステムではありますが、実際は、稽古場で一緒になることでお互いが刺激しあえるというところに大きな意味がありますね。最後に、お客様に意気込みをお願いいたします。

土屋: 普段はイタリアを拠点として活動していますが、ヴェーヌス役にむけては短期で渡独し、大都市ベルリンにて、数ヶ月間という限られた時間の中、ドイツ語とワーグナーの音楽を本気で勉強させていただきました。私にとっての記念すべきワーグナー・デビューをぜひ皆様にも楽しんでいただきたいと思っております。イタリアオペラとはまた違うドイツオペラの魅力をたっぷりお伝えできますよう、優子ヴェーヌス、全身全霊で歌い演じます。Viel Vergnügen!

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▼『タンホイザー』公演情報ページはこちら
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2024年2,3月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』
- 東京二期会オペラ劇場
2024年2月28日(水)17:00、29日(木)14:00*、3月2日(土)14:00、3日(日)14:00* 東京文化会館 大ホール
指揮:アクセル・コーバー/演出:キース・ウォーナー/管弦楽:読売日本交響楽団
*…ヴェーヌス役 土屋優子 出演日

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東京二期会オペラ劇場2024年2,3月公演 ワーグナー『タンホイザー』キャスト・インタビュー [6]ヴォルフラム役:バリトン友清 崇

『タンホイザー』二期会キャストのリレー・インタビュー第6弾は、ヴォルフラム役バリトン友清 崇です。
東京二期会ではR.シュトラウス『カプリッチョ』でデビュー以降、『魔笛』パパゲーノ、『サロメ』ヨカナーン、『パルジファル』クリングゾル、『トリスタンとイゾルデ』クルヴェナールほか、ドイツオペラの上演には欠かせません。コミカルな役もすれば悪役でもハマる、メインを張れば歌にも絵にもなり、脇にいても舞台が締まる…どのような役においても、必ず舞台をドラマティックに、かつ奥行きを与えている存在です。
この度のヴォルフラムと向き合う日々について、話を聞きました。

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ヴォルフラム役:友清 崇(バリトン)


――ヴォルフラムはどんな役でしょうか。どんな人物と思われますか?

友清: 騎士団の中では身分が高く、歌手の名手、リーダー的存在。昨年11月公演『午後の曳航』の少年団の1号役に続いてのリーダー格の役ですね、でも、今度はとても良い人です(笑)。
タンホイザーとは親友、そしてエリーザベトに想いを寄せているが、彼女の心はタンホイザーに向いているという、とても切ない思いを持った男です。
中世のドイツでの実在の人物で、「ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハ」と検索すれば詳しく知る事ができます。彼の書いた「パルチヴァール」はオペラ『パルジファル』の題材になっています。

――たしかに、首領1号は不良中学生の役でした(笑)。そして、タンホイザーも、ヴォルフラムも実在の人物から来ていますが、親友タンホイザーと想いを寄せていたエリーザベトを若くしてうしなったヴォルフラムが、後年『パルジファル』の物語を紡ぐと勝手に想像すると、ちょっとおもしろいですね。では、ヴォルフラム青年の聴きどころを教えてください。

友清: 叙情感の溢れるメロディー中心ですので歌の名手ヴォルフラムの優雅で上品な歌をお楽しみ下さい。
しかし、タンホイザーが巡礼から戻ってきた後のシーンからヴォルフラムの音楽がガラッと変わります。激しい調子になるのですが、ここからの私の声の使い方に注目して欲しいですね。クリングゾル、ドン・ピッツァロ、そして1号を歌ってきた役の真骨頂、ドスの効いた歌をお楽しみ下さい。

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2012年9月 東京二期会オペラ劇場『パルジファル』より クリングゾル役 (撮影:三枝近志)


――お客様には、友清さんの抒情的な歌と後半のヴィラン・ヴォイス、その両方をご堪能いただきたいと思います!
さて、ワーグナーのオペラというと、長大で哲学的で難解…というイメージがどうしてもあって、苦手な方も多いと聞くのですが、友清さんが考えるワーグナー・オペラを好きになるコツを教えてください。


友清: 分かりやすくいえば、ワーグナー作品の魅力の大半は序曲、間奏曲、そして合唱曲になると思います。先ずそこを楽しみにされて、さらにお目当ての歌手の歌唱に興味を持たれていれば、時間が長く感じることはありません!

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2016年9月 東京二期会オペラ劇場『トリスタンとイゾルデ』より クルヴェナール役 (撮影:三枝近志)


――2021年公演もビーテロルフ役で出演していました。キース・ウォーナー演出の『タンホイザー』の特徴を教えてください。

友清: 今回の演出で特徴的なのは、良く動くということです。
我々騎士達の登場シーンは先ず1m50cmくらいの所から飛び降ります。内心はメチャクチャ怖いです。落ちる音がドス、ドスと聞こえます。出番直後、歌う前に捻挫なんてことにならないようにしなければなりませんね。落下後も、舞台を右に左に後ろに前に動きまくります。 運動不足気味の歌手は息が荒くなっているのをおさえている様子です。
2幕の歌合戦の前も合唱団は椅子を頭の上に持ち上げ、動き回ります。ソリストも前に行ったり後ろに行ったりと、特にヴァルターとビーテロルフのソロは直前で走っているので、大変そうですね。

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2022年7月 東京二期会オペラ劇場『パルジファル』より クリングゾル役 (撮影:西村廣起)


――体力のある友清さんなら大丈夫かと思いますが、どうかお気をつけて! 同じヴォルフラム役の大沼徹さんの印象はいかがでしょうか。

友清: これまでにも多くのドイツオペラで共演させてもらっています。その中で特に印象的なのはクラウス・グート演出の『パルジファル』(2012)で大沼さんが演じたアムフォルタスですね。私はクリングゾルとは兄弟関係の設定の演出になっており、最後2人が並んで座り互いに無言の中、私が彼の膝に軽く手をあて終幕になるシーンは忘れられません。

――なんとも痛切というか、やるせないというか、言葉に表すのが難しい名シーンでしたね(写真2枚目参照)。

友清: 大沼さんも私も、初めてのワーグナーのオペラ出演だったかと思いますが、指揮者の飯守泰次郎先生の幾度にわたるマンツーマンの指導を受けた経験はヴォルフラム役に多いに生かせていける事と思います。

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2023年11月 東京二期会オペラ劇場『午後の曳航』より 1号役 (撮影:寺司正彦)


――最後に、お客様に意気込みをお願いいたします。

友清: 1988年2月東京文化会館で二期会が『タンホイザー』を公演いたしました。
参考「公演情報 - 二期会オペラ公演《タンホイザー》 | 昭和音楽大学オペラ研究所 オペラ情報センター」
この公演はテレビ放送されており、そのビデオ映像を今回のタンホイザー役の片寄さんから15年くらい前にお借りした事があります。あまりにハイクオリティーな公演です。我々出演者たちから見ると師匠にあたる世代の公演になりますが、私にとっては特にヴォルフラム役の木村俊光先生の歌唱は度肝を抜かれました。四半世紀前の学生の時、「夕星の歌」をはじめヴォルフラムのソロにあたる曲をレッスンしていただきましたが、その楽譜を先日発見しました。よく見ると先生の書き込みらしき文字もありました。こと細かな指導についていけず、落ちこぼれな自分が、まさかこの役を私が二期会公演で歌うなんて正直思ってなかったでしょう。試験前の門下の歌い合いでも先生を不機嫌にする始末。後でソプラノの先輩に、「夕星の歌」はとても好きだから上手に歌ってね、と温かい励ましを受けた事を思い出します。なので頑張りたいと思います!(笑)

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▼『タンホイザー』公演情報ページはこちら
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2024年2,3月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』
- 東京二期会オペラ劇場
2024年2月28日(水)17:00、29日(木)14:00*、3月2日(土)14:00、3日(日)14:00* 東京文化会館 大ホール
指揮:アクセル・コーバー/演出:キース・ウォーナー/管弦楽:読売日本交響楽団
*…ヴォルフラム役 友清 崇 出演日

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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東京二期会オペラ劇場2024年2,3月公演 ワーグナー『タンホイザー』キャスト・インタビュー [5]エリーザベト役:ソプラノ渡邊仁美

『タンホイザー』二期会キャストのリレー・インタビュー第5弾は、エリーザベト役ソプラノ渡邊仁美です。
今回同役の梶田真未とともに二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』題名役で二期会デビュー。
『サロメ』、『ルル』の題名役のカヴァーを務めた後、東京二期会コンチェルタンテ・シリーズR.シュトラウス『平和の日』に主役のひとりマリアに抜擢され高く評価されました。
そして、今回初のワーグナー作品でのヒロイン・デビュー。公演を前に話を聞きました。

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エリーザベト役:渡邊仁美(ソプラノ)


――エリーザベトは今回初役かと思います。どんな役でしょうか。どんな人物と思われますか?

渡邊: 素直で、純粋で、とても強い人です。溢れる喜びを表現したり、無邪気な反応を見せたりもしますが、愛する人のために戦い、祈り… 理由はどうあれ、その行動力は、現代の女性にも共感できる部分が多いのではないかと思います。ただ綺麗なだけではない、魅力的な女性です。

――純粋で強い人という人物像は、今回ダブルキャストで同役の梶田さんからも聞きました。二人は学生時代からの友人であるそうですが、梶田さんの印象もお聞かせください。

渡邊: 梶田さんは実は大学の同級生なんです!
たくさんの思い出があって、とても語り尽くせないのですが…梶田さんは努力家で、ちょっと天然で、面白い人です。
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』でもダブルキャストで出演させていただきました。アルチーナ役のときもそうでしたが、今回も本当に楽しく一緒に稽古を重ねています。
幸せです。

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2018年5月 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』より アルチーナ役 (撮影:三枝近志)


――一緒に学んできた二人で、舞台のキャリアも一緒に重ねていけるというのは、実は貴重なことではないかと思います。「幸せです」という言葉に、実感がこもっているように感じました。さて、エリーザベト役に取り組んでみて、ワーグナーのオペラの特徴といいますか、意外にも思われたことなどはありますか?

渡邊: タンホイザーの登場人物はとても人間的で、しかも現代でも共感できる性質を持っていると感じます。また、多くのオペラはいつも急な展開を見せますが、ワーグナーはそれがもっと現実的な時間軸に近いというか…リアルなタイミングで感情が動く、そんな感覚があります。

――確かに、友情と片想いに悩むヴォルフラムもリアルな感情ですし、、第2幕で「綺麗ごと並べてんじゃねえ」と爆発するようなタンホイザーの感情もロックで現代的ですね(ダメですけど)。また、稽古を重ねてきて、この演出の魅力を教えてください。

渡邊: ワーグナーが書いたエリーザベトの台詞は、感情や目的、信念がはっきりしています。もちろん音楽によってそれが最大限に表現されているのですが、それをまた更に深めてくれる演出です。余計な情報は無く、エリーザベトという人を全力で生きることができる、それが私にとって最大の魅力です。

――最後に、お客様に意気込みをお願いいたします。

渡邊: 私にとって大きな挑戦となる初役ですが、素晴らしい環境に恵まれ、感謝の気持ちでいっぱいです。ワーグナーの総合芸術を存分にお楽しみいただける舞台になることと思います。是非多くの方にご覧いただきたいです。劇場でお待ちしております!

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2023年4月 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『平和の日』より マリア役 (撮影:堀 衛)


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▼『タンホイザー』公演情報ページはこちら
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2024年2,3月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』
- 東京二期会オペラ劇場
2024年2月28日(水)17:00*、29日(木)14:00、3月2日(土)14:00*、3日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:アクセル・コーバー/演出:キース・ウォーナー/管弦楽:読売日本交響楽団
*…エリーザベト 渡邊仁美 出演日

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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東京二期会オペラ劇場2024年2,3月公演 ワーグナー『タンホイザー』キャスト・インタビュー [4]エリーザベト役:ソプラノ梶田真未

『タンホイザー』二期会キャストのリレー・インタビュー第4弾は、エリーザベト役ソプラノ梶田真未です。
東京二期会では、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』の題名役でデビュー。その後、第19回東京音楽コンクール声楽部門第1位を受賞、オペラでも『魔弾の射手』アガーテ、『蝶々夫人』題名役のカヴァーを経て、この度ワーグナー・オペラのヒロインに!本公演に向けて、話を聞きました。

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エリーザベト役:梶田真未(ソプラノ)


――エリーザベトは今回初役ですね。どんな人物像を描いていますか?

梶田: エリーザベトは、真面目で清純ですが、愛については誰よりも強く深い想いを持ち、それを守るためなら屈強な男たちにも屈さず、誰よりも強くなれる人物です。
愛する人のためには、自分を犠牲にする事だって厭いません。
愛する人がどんなに悪いことをしたとしても、その人のことを愛しきるというところに、彼女の他にはない魅力を感じます。

――本当に強い意志を持った人ですね。そんな梶田エリーザベトの聴きどころを教えてください。

梶田: 彼女の愛は、短い物語の中で様々に変化します。それをヴァーグナーは、分厚い巨大な音楽の波を用いたり、一本の細い筆を用いたり、あらゆる方法で繊細に表現しているのです。
劇中には彼女が思いの丈を綴る箇所が4箇所ありますが、そのどれもが違う描かれ方をしています。嵐のように変化していく彼女の愛の形と音楽は、このオペラの大きな魅力の一つだと思います。

――タンホイザーに対して一途ではあるけれども、その中で様々な想いが喚起され表現されているというのは驚きです。ワーグナーのオペラというと哲学的で観念的なイメージもありますが、今のお話を聞くと、やはり人間らしさを描いていると思えますね。実際にワーグナーの音楽に取り組んでみていかがでしょうか。

梶田: ヴァーグナーの音楽と言葉には、非常に密接な結びつきがあります。言葉の抑揚がメロディに細かに反映されており、言葉を正確に扱えないと音楽を捉え、表現することが非常に難しいのです。そういった点では、ヴァーグナーはごく自然に、感情のままに書いていたのではないか、と感じる時があります。だからこそ、私が苦戦しているのはこういった部分で、言葉と結びつける事の難しさを日々感じています。

――ワーグナーの大きな旋律も、ドイツ語の響きから自然に生まれいるのですね。私たちはそれに身を委ねて聴きたいと思います。さて、稽古を重ねてきて、今回の演出の魅力をどのように感じているでしょうか。

梶田: 登場人物たちの抱える感情は、この物語のタンホイザーだから、とかエリーザベトだから、とかではなく、多くの人が抱えたことのある悩みではないのかなと思っています。ヴァーグナーにも同じような悩みがあり、それを作品に込めていたと思います。
今回の演出は、こういった迷いや葛藤といった心の動きをいかに表現するか、というところに重点を置いています。それらを観ていただく皆様にも共感して頂けるように、精一杯演じたいと思います。

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2018年5月 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』より アルチーナ役 (撮影:三枝近志)


――今回のダブルキャストの同役は渡邊仁美さんです。渡邊さんの印象をお聞かせください。

梶田: 仁美ちゃんは大学時代の同級生でした。こうして同じ役を演じることが出来て、とても嬉しく思っています。さらに『アルチーナ』で、共にアルチーナ役をダブルキャストで演じた仲間でもありますので、勝手にすごく縁を感じています(笑)
昔から仁美ちゃんの歌を知る者として、豊かな声と美しい歌唱が、清純で芯の通ったエリーザベトというキャラクターにぴったりだと思っています。

――二人の競演を多くの方に観て聴いていただきたいと思います!ぜひダブルキャスト両日とも! 最後に、お客様に意気込みをお願いいたします。

梶田: エリーザベトに少しでも近づけるよう真摯に向き合いたいと思います。そして皆様にお楽しみいただけるように精一杯努めます!

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2024年2,3月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』
- 東京二期会オペラ劇場
2024年2月28日(水)17:00、29日(木)14:00*、3月2日(土)14:00、3日(日)14:00* 東京文化会館 大ホール
指揮:アクセル・コーバー/演出:キース・ウォーナー/管弦楽:読売日本交響楽団
*…エリーザベト 梶田真未 出演日

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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プログラムが決定しました!~二期会オペラ研修所 第67期マスタークラス修了試演会(2/21開催)

2月21日(水)にHakuju Hallにて開催の「二期会オペラ研修所 第67期マスタークラス修了試演会」。いよいよ本番まで残り1週間を切り、両クラスとも、立ち稽古が順調に進んでいます。
この度、試演会のプログラム(演目・場面)が決定しましたのでご案内いたします。
研修所での学びの集大成である修了試演会は、各研修生が、今後自身のレパートリーにしたいと考えている作品にて臨みます。これからオペラの舞台に羽ばたく若きアーティストを、一足早くご覧いただく絶好の機会です。どうぞご期待ください。

240221institute.jpg PDFちらし■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所
第67期マスタークラス修了試演会

開催日:2024年2月21日(水)
会場:Hakuju Hall(ハクジュホール) 【アクセス
  ・小田急線「代々木八幡駅」南口より徒歩5分
  ・千代田線「代々木公園駅」出口1より徒歩5分
料金:全席指定 各クラス2,000円 (2クラスセット券 3,000円)
   ※クラスごとにチケットが必要です
〈予定プログラム〉
◆鹿野由之クラス 12:00開演
1.ロッシーニ作曲『セヴィリアの理髪師』第1幕より
2.ビゼー作曲『カルメン』第1幕より
3.トマ作曲『ハムレット』第1幕より
4.ドニゼッティ作曲『ドン・パスクワーレ』第3幕より
5.マスカーニ作曲『カヴァレリア・ルスティカーナ』第1幕より
   <休 憩>
6.メノッティ作曲『電話』(後半)より
7.マスネ作曲『タイス』第3幕より
8.マスネ作曲『マノン』第3幕より
9.レオンカヴァッロ作曲『道化師』第1幕より
10.ヴェルディ作曲『椿姫』第3幕より
   <休 憩>
11.グノー作曲『ロメオとジュリエット』第4幕より
12.ヴェルディ作曲『シモン・ボッカネグラ』第1幕より
13.R.シュトラウス作曲『アラベラ』第1幕より
14.ドリーブ作曲『ラクメ』第3幕より
15.ヴェルディ作曲『椿姫』第2幕より

◆岩森美里クラス 17:00開演
1.プッチーニ作曲『ラ・ボエーム』第4幕より
2.ロッシーニ作曲『チェネレントラ』第1幕より
3.マスネ作曲『マノン』第1幕より
4.ヴェルディ作曲『リゴレット』第1幕より
5.ロッシーニ作曲『セヴィリアの理髪師』第1幕より
6.ベッリーニ作曲『清教徒』第1幕より
   <休 憩>
7.ロッシーニ作曲『セヴィリアの理髪師』第1幕より
8.ヴェルディ作曲『リゴレット』第1幕より
9.ビゼー作曲『カルメン』第1幕より
10.ヴェルディ作曲『イル・トロヴァトーレ』第4幕より
11.ワーグナー作曲『さまよえるオランダ人』第2幕より
   <休 憩>
12.ヴェルディ作曲『椿姫』第3幕より
13.ビゼー作曲『カルメン』第4幕より
14.マスネ作曲『マノン』第3幕より
15.ヴェルディ作曲『リゴレット』第2幕より
16.ヴェルディ作曲『椿姫』第2幕より

※各演目の配役およびタイムテーブルは、当日会場にてご案内いたします。

▼出演者等の公演情報ページはこちらです
二期会オペラ研修所 第67期マスタークラス修了試演会 - 東京二期会

▼お問合せ・チケットご予約
二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00)
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東京二期会オペラ劇場2024年2,3月公演 ワーグナー『タンホイザー』キャスト・インタビュー [3]タンホイザー役:片寄純也

『タンホイザー』二期会キャストのリレー・インタビュー3人目は、タンホイザー役のテノール片寄純也です。
「日本人では貴重なヘルデンテノール」と言われ、早くから『パルジファル』タイトルロール、『サロメ』ヘロデ王など大役を歌いきってきた片寄純也ですが、もちろんその実際は努力の人物。身体を鍛え上げ、体重も増やし、ビルドアップして「獲得」した唯一無二の「楽器」をもって、2021年に続いての『タンホイザー』のタイトルロール。今回はサイモン・オニールとのダブル主演となり、その心境含めて、話を聞きました。

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タンホイザー役:片寄純也(テノール)


――タンホイザーはどんな役でしょうか?

片寄: タンホイザーは、良く言えばアグレッシブ、悪く言えば自分勝手な人ですね(笑)
現状に満足することをせず常に新しい刺激を求め行動を起こす猪突猛進型のタイプですが、反面、素直な所も持ち合わせていると思います。

――血気盛んな青年。ワーグナーのオペラはあまり登場人物の年齢を気にかけることが比較的少ないように思われますが、『タンホイザー』は他の作品と比べて青春群像っぽいところはありますね。そんな猪突猛進なタンホイザーの聴きどころを教えてください。

片寄: 序曲から最後まで全部です!
個人的に好きなのは3幕1場のエリーザベト、ヴォルフラム、巡礼のコーラスのシーンです。
タンホイザー役の聴きどころとしてはやはり3幕の長大なローマ物語ですね。ヴォルフラムにこんなにたくさん聞いて欲しいことがあったの?って歌っていて思います(笑)

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2021年2月 東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』より タンホイザー役(左) ((C)Lasp Inc.)


――ふたりの友情と、ヴォルフラムを本当に信頼しているのだな、というシーンですね。ここまで話を伺っていると、長大で難解イメージがついてまわるワーグナーですが、そうでもないと。

片寄: 確かにワーグナー作品は長大で難解ですよね。
私も実際に歌ってみて「リング」や『パルジファル』は特に難解だと感じましたが、『タンホイザー』に関しては〈愛〉〈死〉〈救済〉がわかりやすく、初めてワーグナーを鑑賞される方には理解しやすい作品ではないかと思います。

――今回2回目となるキース・ウォーナー演出についてはいかがでしょう。

片寄: 2021年にも歌わせていただきましたが、その時はコロナ禍で密になることを制限され、稽古場でも常にマスクをつけての歌唱だったのでとにかく不自由でした。今回は制限もなく細やかな演出になり、より密に絡めるようになったので視覚的にもお客様に楽しんでいただけるのではないかと思っております。

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2016年11月 東京二期会オペラ劇場『ナクソス島のアリアドネ』より テノール歌手/バッカス役 (撮影:三枝近志)


――そして、今回ダブル競演はサイモン・オニールさんですが、印象を聞かせてください。

片寄: デカっと思いました(笑) やはりヘルデンテノールは皆さん大きいですね。
そういうお前もだろ?って現場で突っ込まれてますが(笑)

――お客様にはぜひ両組でヘルデンテノールの競演を楽しみにしていただきたいと思います。最後に、お客様に向けて、本番への意気込みをお願いいたします。

片寄: タンホイザーはワーグナーの中ではわかりやすい作品ですが、長大であることには変わりません。タンホイザー役はとにかく膨大な歌唱量でエキスパンダーを延々と続けるような忍耐力と強靭なスタミナを求められる難役ですが、最後まで歌いきれるよう「闘魂込めて」頑張ります。ちなみに巨人のファンではありません(笑)

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2012年9月 東京二期会オペラ劇場『パルジファル』より パルジファル役 (撮影:三枝近志)



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2024年2,3月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』
- 東京二期会オペラ劇場
2024年2月28日(水)17:00、29日(木)14:00*、3月2日(土)14:00、3日(日)14:00* 東京文化会館 大ホール
指揮:アクセル・コーバー/演出:キース・ウォーナー/管弦楽:読売日本交響楽団
*…タンホイザー 片寄純也 出演日

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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東京二期会オペラ劇場2024年2,3月公演 ワーグナー『タンホイザー』キャスト・インタビュー [2]ヴェーヌス役:林 正子

2月28日、東京文化会館大ホールで初日を迎える、ワーグナー『タンホイザー』。
二期会キャストのリレー・インタビュー2人目は、ヴェーヌス役のソプラノ林 正子。
東京二期会では、昨年秋ヘンツェ『午後の曳航』房子役に続いての出演となりました。東京二期会では、ワーグナー、R. シュトウス作品で欠かせない存在となっています。どの役を担うときでも、深い洞察と心情に裏付けされた表現で、決してステレオタイプな人物にならず、物語に奥行きを与えています。今回もエリーザベトの聖なる愛に対立する欲望の愛を司るヴェーヌス役ですが、林が演じる「愛の神」とは?公演に向けて話を聞きました。

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ヴェーヌス役:林 正子(ソプラノ)


――ヴェーヌスとは、どのような役、どのような人物でしょうか。

林: 『タンホイザー』の出演者で、唯一の神様枠であるヴェーヌスですが、意外と人間感覚の持ち主です。
ハインリッヒと自分が構築した関係性に自信を持っていて、恐らく、自分の王国から彼が出て行きたいと思う日が来るとは想像もしたことがないのではないでしょうか。最初は自信たっぷりのヴェーヌスが、その心情をどのように変化させていくのかが、今回の聴きどころだと思います。個人的には、非常に人情(?!)に篤いこの女神さまのファンです、はい。

――『タンホイザー』って、神様側が「欲望」担当で、エリーザベトという人間側が「聖」担当という時点で、「この話、一筋縄ではいかないよ」宣言をされている感じがしますね。ワーグナーの作品は難しいと思われがちですが、林さんはどのように感じていますか?

林: 確かに、イタリアオペラのお話と比べると、ワーグナーのオペラは神々が登場する機会が多いため、親近感を持つのは難しいですよね(そもそも、神々の日常生活やルーティーンって何だろうか?)。
ところが、彼らが話している内容を聞いてみると、結局人間と同じことを言っています。あ、決して、ワーグナーの想像力欠如を指摘しているわけではありません。この『タンホイザー』の冒頭のハインリッヒとヴェーヌスの会話も、結局は「婦系図」ばりの痴話シーンであったりして、すんなり理解できる内容となっております。ワーグナーのオペラのお話は意外に難しいものではありません。

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2023年11月 東京二期会オペラ劇場『午後の曳航』より 黒田房子役 (撮影:寺司正彦)


――まずは、神々を畏れすぎずに観ることが、コツのひとつ、といえるでしょうか? さて、すでに何度か稽古を重ねてきて、今回のキース・ウォーナー演出の魅力を教えてください。

林: 何よりも先ず、舞台が美しいです。
ヴェーヌスの館は、19世紀末のメゾンクローズ(*高級娼館)を想定しているとの説明を受けました。
この設定ですと、感情の想像がしやすく、この演出家の特徴である「感情の掘り下げ」が容易にできるのではないかと。
ダンサーさんたちの使い方が、とても効果的で贅沢です。実は、ダンサーさんたちに担いでもらっての登場で、長いこと歌っていますが、登場も退場も自分の足を使わないことは初めての経験です。彼らの腰を守るため痩せよう、と決意。

――そうなると、ヴェーヌスは19世紀パリの高級娼婦にも重なる存在になりますね。『椿姫』ではないですが、ヴェーヌスがヒロインとなる物語だって、タンホイザーの物語とともに展開しているはず。やはり一筋縄ではいかなそうですね。
林さんとともに、空飛ぶヴェーヌスのダブルキャストは土屋優子さんですが、オペラで一緒になるの初でしたでしょうか。土屋さんの印象をお聞かせください。


林: 素晴らしい声の持ち主です。彼女の声なら、劇場の隅々まで声が届くことは間違い無いです。
お名前の通り、とても優しい方で、お稽古場ではいつも和ませて頂いております。
Merci,優子さん!!!

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2018年2月 東京二期会オペラ劇場『ローエングリン』より エルザ役 (撮影:三枝近志)


――最後に、お客様に、本番への意気込みをお願いします。

林: 今回のこの『タンホイザー』は、まさにThe Operaだと思います。
つまり、美しい非日常への誘いです。
寒さ厳しい折ではございますが、身も心もホットになるプロダクションです。
アーティスト一同、劇場にてお越しをお待ちしております!

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2016年11月 東京二期会オペラ劇場『ナクソス島のアリアドネ』より プリマ・ドンナ/アリアドネ役 (撮影:三枝近志)



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▼『タンホイザー』公演情報ページはこちら
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2024年2,3月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』
- 東京二期会オペラ劇場
2024年2月28日(水)17:00*、29日(木)14:00、3月2日(土)14:00*、3日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:アクセル・コーバー/演出:キース・ウォーナー/管弦楽:読売日本交響楽団
*…ヴェーヌス 林 正子 出演日

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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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東京二期会オペラ劇場2024年2,3月公演 ワーグナー『タンホイザー』キャスト・インタビュー [1]ヴォルフラム役:大沼 徹

2013年フランス国立ラン歌劇場にてワールドプレミエを迎えた、キース・ウォーナー演出によるワーグナー『タンホイザー』を、東京二期会は2021年に続いて上演!豪華な「パリ版」に準拠してお披露目いたします。
ニュージーランドの英雄テノール、サイモン・オニールも仲間入りして、連日の稽古が続いています。

二期会キャストのリレー・インタビューもスタートしましょう!
最初は、ヴォルフラム役のバリトン大沼 徹(先頭打者からホームラン王の風格!)。
思えば2010年『オテロ』イアーゴが激賞されてから第一線の活躍が続き、今や日本を代表するバリトンの一人。特に東京二期会では『パルジファル』『トリスタンとイゾルデ』『ローエングリン』『サロメ』とドイツオペラの大役が続き、ヴォルフラムは、2021年公演に続いての出演となりました。
飄々としながら(自然体?)、ここぞというときに的確に核心を突くスタイルは、その豊かな歌唱にも普段のまなざしにも表れるようです。公演に向けて話を聞きました。

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ヴォルフラム役 大沼 徹(バリトン)


――2021年に続いての出演となりました。 ヴォルフラムはどんな役でしょうか。どんな人物と思われますか?

大沼: タンホイザーへの友情と、エリーザベトへの恋愛感情に板挟みにされて、にっちもさっちも行かない人ですよね。絶対胃薬が手放せない奴だと思います。

――友情と恋愛感情の板挟み…ヴォルフラムに共感してくれる男子は多いのではないでしょうか。タンホイザーもエリーザベトも、ヴェーヌスも、ある意味常人離れしているところがありますものね。それでは、大沼ヴォルフラムの聴かせどころを教えてください。

大沼: そりゃあやっぱり「夕星の歌」だと思います。ちなみに、「夕星」って「ゆうづつ(*)」って読むらしいんですよね。40過ぎるまで「ゆうぼし」だと思ってました。まあ、どうでもいいんですけどね。

――われわれ業界内では、なぜか「ゆうぼしのうた」で定着してしまっていますね……。さて、大沼さんはこれまで数々のワーグナー作品に出演してきましたが、携わってきた中で、発見された「ワーグナーあるある」があれば教えてください。

大沼: ワーグナーの稽古をしている期間って、何故か性的な夢を見ることが多いんですね。
ワーグナーの甘美な、そして官能的な音楽がそうさせるのでしょうか。もしくは単に僕がおかしいのでしょうか。

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2021年2月 東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』より ヴォルフラム役 (©Lasp Inc.)


――ヴォルフラムのところにもヴェーヌスの誘惑が、毎晩スピンオフでおこなわれていると。それだけ、ワーグナーの感情を揺さぶる音楽に浸っているということでしょうか。前回も舞台に立たれたキース・ウォーナー演出ですが、今回の舞台の魅力について、教えてください。

大沼: ワーグナーにおいてとても重要なテーマ「救済」の形が、様々な解釈を許容する形で提示されるところでしょうか。演ずる上では切なかったり,やるせなかったりするんですけど、だけど、とっても美しい舞台だと思います。

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2021年2月 東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』より ヴォルフラム役 (©Lasp Inc.)


――欲望と救済という二項対立では語りつくせないところまでテーマを掘り下げている、とも言えるでしょうか。各シーンの色彩の変化も美しいですよね。本番に向けた意気込みをお願いいたします。

大沼: 混迷の時代にあって、我々歌うたい達は、生の歌を劇場に取り戻す事に全力を掛けてきました。奇しくも2幕には劇中劇として歌合戦が繰り広げられますが、そこには歌合戦以上のものが投影される筈だと確信して、目下稽古に励んでいます。劇場でお待ちしております!

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2016年9月 東京二期会オペラ劇場『トリスタンとイゾルデ』より クルヴェナール役 (撮影:三枝近志)


――前回公演がコロナ禍の真っただ中でした。今回の公演で、復活の想いをお客様にお伝えで来たらと思います。ありがとうございました。
稽古場では、ダブルキャストの友清 崇さんと一緒に稽古中と思いますが、最後に、友清さんの印象もお聞かせください。


大沼: もう、あれですね、ジャッキー・チェンにしか見えないんですよね。


(*)…「夕星」ゆうづつ:夕方、西の空に見える金星、宵の明星(みょうじょう)のこと。「ゆうつづ」とも読みます。

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▼『タンホイザー』公演情報ページはこちら
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2024年2,3月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』
- 東京二期会オペラ劇場
2024年2月28日(水)17:00*、29日(木)14:00、3月2日(土)14:00*、3日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:アクセル・コーバー/演出:キース・ウォーナー/管弦楽:読売日本交響楽団
*…ヴォルフラム 大沼 徹 出演日

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1/29(月)「明日を担う音楽家による特別演奏会」~出演者リレー・インタビュー [6]

1月29日(月)19時より東京オペラシティ コンサートホールで開催される「明日を担う音楽家による特別演奏会」。
世代のトップレベルの実力をもった才能が、文化庁の新進芸術家会芸研修制度により1年以上の海外研修を経て、東京に集結!その成果を一同に発表する、一夜限りのスペシャルなオペラ・ガラ。

出演者リレー・インタビュー最後を飾るのは、ソプラノ保科瑠衣。
サントリーホール オペラ・アカデミー第1期生。イタリア国立パルマ音楽院声楽科を首席修了して、現在も同古楽科に在籍中。フィレンツェ歌劇場管弦楽団、フィラルモニカ・トスカニーニ、イ・ソリスティ・ヴェネティ等多くの楽団と共演を重ねています。
古楽のエキスパートとしてキャリアを重ねつつある保科が今回選んだのは、モーツァルト『ポントの王ミトリダーテ』より「脅かす運命に」。煌びやかなコロラトゥーラの1曲を前に、話を聞きました。

*      *      *


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ソプラノ保科瑠衣(ほしな るい)


――オペラ歌手になろうと決意したのはいつでしたか?

保科: 小学四年生のときです。

――それは早いですね!それはどんなきっかけ、出会いがあったのでしょうか?

保科: 当時所属していた児童合唱団のメンバーとして新国立劇場で公演された『ヘンゼルとグレーテル』に出演したことがきっかけで、総合芸術であるオペラの素晴らしさに魅了されたからです。

――オペラ・デビューでオペラの道を決めたのですね!小学校4年生で新国のステージに立ったこともすごいですが、その後、イタリア・パルマに拠点を置かれました。文化庁の新進芸術家海外研修制度を利用しようとしたきっかけは何でしたか?

保科: 大学の尊敬する先輩方がこの制度を利用し海外へと飛び立ち、その後素晴らしいキャリアを築き上げてらっしゃったことに憧れたことがきっかけです。

――先輩と同じように、大切にキャリアを重ねられることを願っています! 今回モーツァルト『ポントの王ミトリダーテ』からアリアを選ばれた理由を教えてください。

保科: 私のイタリアでのキャリアを始めるきっかけとなったオペラの作曲家がモーツァルトだったのですが、それ以来いつも大事なコンサートやオーディションでモーツアルトの作品を歌ってきました。
今回この素晴らしい舞台でも私にとって大切な作曲家であるモーツアルトの楽曲を歌いたいと思っていたところにこの華やかなアリアを知り、今回のコンサートにピッタリだと思い選びました。

――実は保科さんが今回の演奏会の先頭打者になります! このアリアの聴きどころ、保科さんにとっては歌いどころを、ひとつあげるとしたら?

保科: たくさんのアジリタ(細かく速い音符の連なり)と、幅広い音域です。あっ!ひとつじゃなくなってしまった!

――きっともっとあるんだと思います! 保科さんにとっての、歌の道歩んでいくための座右の銘とは?

保科: 人事を尽くして天命を待つ。

――イタリアで活動される保科さんだからこそ、重みのある言葉だと思います。歌手を目指す後輩の人たちに向けてメッセージをお願いします。

保科: 若いうちになんでも挑戦しやってみることが大切だなと年を重ねた今痛感しています。
恐れずにどんどん挑戦していってください!
そして、若いうちにどんどん海外に挑戦してください!

――今後もグローバルに活躍されることを願っています! 最後に、演奏会に向けての意気込みをお願いします。

保科: イタリアで学んだことを100%発揮できるよう、マエストロ角田と東京フィルハーモニー交響楽団のみなさまのお力を借りて精一杯演奏いたします!

*      *      *


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先日行われた東京フィルハーモニー交響楽団との歌合せにて
(左から)井上大聞、上島 緑、野町知弘、平野柚香、保科瑠衣、内山建人、指揮・角田鋼亮


240129asunina.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
新進芸術家海外研修制度の成果
明日を担う音楽家による特別演奏会
日時:2024年1月29日(月) 19:00開演(18:30開場)
会場:東京オペラシティ コンサートホール 【アクセス
(都営新宿線直通・京王新線「初台駅」東口より徒歩5分)
料金:(全席指定・税込)
S席¥4,000、A席¥3,000、B席¥2,000、学生席¥1,500
《チケット発売中》

出演:
(ソプラノ)平野柚香、保科瑠衣
(メゾソプラノ)上島 緑
(バリトン)井上大聞、内山建人、野町知弘
▼予定プログラム全曲、コンサート概要はこちらから
明日を担う音楽家による特別演奏会 - 東京二期会
(主催:公益財団法人東京二期会)

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい


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1/29(月)「明日を担う音楽家による特別演奏会」~出演者リレー・インタビュー [5]

1月29日(月)19時より東京オペラシティ コンサートホールで開催される「明日を担う音楽家による特別演奏会」。
世代のトップレベルの実力をもった才能が、文化庁の新進芸術家会芸研修制度により1年以上の海外研修を経て、東京に集結!その成果を一同に発表する、一夜限りのスペシャルなオペラ・ガラ。

出演者リレー・インタビュー5番目は、バリトン内山建人。
大阪府出身で、学生時代から関西歌劇団、関西二期会の公演に出演。びわ湖ホール声楽アンサンブルのメンバーとして活躍した後、ベルリンへ。ベルリン・コンツェルトハウスやベルリン・ドイツ・オペラの舞台を経験。彼の地でベートーヴェン「第九」、シューベルト「美しい水車小屋の娘」を披露し認められた逸材は、この度ワーグナー『ニュルンベルクのマイスタージンガー』よりハンス・ザックスの「ニワトコのモノローグ」を持って東京に。本番前の意気込みを聞きました。

*      *      *


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バリトン内山建人(うちやま けんと)


――オペラ歌手、声楽家になろうと決意したのはいつでしたか?

内山: 歌の道で生きていこうと決めたのはおそらく22歳の時です。

――22歳というと、多くの大学生がちょうど就職先を決める時期ですよね。内山さんにはどのようなきっかけがあったのでしょうか?

内山: 大学院入試に臨む過程で決意が固まりました。院試の後に、自分はこの道で生きていくんだという思いを、初めて肩肘張らずに自然に受け入れられた気がしました。その時にできる自分の歌を歌えた実感があり、それが素直に嬉しかったんだと思います。

――自分の歌を歌えた実感とはなんとも得難い体験ですね。その道を邁進するように、ドイツ・ベルリンに向かうことになるのですが、新進芸術家海外研修制度を利用しようとしたきっかけは何でしたか?

内山: 自分のすべきことに、真正面から向き合える期間を作るためでした。おかげさまでベルリンを拠点に様々なことに思い切って挑戦できました。

――海外では、自分の道に余計な情報を入れなくて済む、というメリットもありますね。今回の演奏会では、ハンス・ザックスの歌を選ばれました。選曲理由を教えてください。

内山: 師匠がワーグナー歌手だったこともあって、研修中によくレッスンで歌った曲です。ハンス・ザックスはバス・バリトンなら誰もが夢見る大役ですが、若手にはまず回ってきませんし、100%まだ早いと言われる役です。しかし、この「ニワトコのモノローグ」に限って言えば、シューベルトのようなドイツ歌曲に源流を持つ繊細な曲想で、今の自分の声でも音楽的にアプローチできます。何よりオーケストラと歌えるならこれほど豊かで美しい曲はないと思い選曲しました。

――この曲の聴きどころを教えてください。

内山: 例えば“Wie Vogelsang im süßen Mai!(まるで優しい5月の小鳥のさえずりのようだった!)”という歌詞とそれに伴う音楽に、ザックスが感じた、若く才能溢れるヴァルターの奔放で荒削りな歌を聞いた時の新鮮な感動、若さへの憧れ、そしてかつての自分への郷愁など色んな想いが同時に重なって表現されているように、どの瞬間も常にいくつかの文脈で読み解けるつくりになっているところが好きです。そこも歌曲的だなと思います。

――ドイツの芸術歌曲の要素が詰まった一曲なのですね。さて、内山さんが歌の道を歩んでいくにあたって、座右の銘があれば、教えてください。

内山: ありきたりですが「一期一会」です。どんなことを成し得ても、結局のところは今日これから歌う音楽が全てだと思いますし、音楽でも人でも、日々の新たな出会いが自分を成長させてくれます。

――内山さんのこの度のステージ、その一期一会を多くの方にお聴きいただきたいと思います。歌手を目指して、これから海外へ飛びたとうとする後輩の人たちに向けてメッセージをお願いします。

内山: 僕もまだまだひよっこなので何も言えませんが、同僚になる皆さんと一緒に歌えるときを楽しみにしています!

――後輩の皆さんとも一期一会重ねていきたいですね。そそれでは、最後に、演奏会に向けての意気込みをお願いします。

内山: 東京で、オーケストラで歌わせていただけるという貴重な機会を、精一杯楽しめるよう準備して参ります。素敵な音楽を共有できることが今から楽しみです。

*      *      *


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新進芸術家海外研修制度の成果
明日を担う音楽家による特別演奏会
日時:2024年1月29日(月) 19:00開演(18:30開場)
会場:東京オペラシティ コンサートホール 【アクセス
(都営新宿線直通・京王新線「初台駅」東口より徒歩5分)
料金:(全席指定・税込)
S席¥4,000、A席¥3,000、B席¥2,000、学生席¥1,500
《チケット発売中》

出演:
(ソプラノ)平野柚香、保科瑠衣
(メゾソプラノ)上島 緑
(バリトン)井上大聞、内山建人、野町知弘
▼予定プログラム全曲、コンサート概要はこちらから
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(主催:公益財団法人東京二期会)

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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1/29(月)「明日を担う音楽家による特別演奏会」~出演者リレー・インタビュー [4]

1月29日(月)19時より東京オペラシティ コンサートホールで開催される「明日を担う音楽家による特別演奏会」。
世代のトップレベルの実力をもった才能が、文化庁の新進芸術家会芸研修制度により1年以上の海外研修を経て、東京に集結!その成果を一同に発表する、一夜限りのスペシャルなオペラ・ガラ。

出演者リレー・インタビュー4番目は、ソプラノ平野柚香。
栃木県那須塩原の出身。ミラノ・スカラ座、バイエルン州立歌劇場の両研修所でも研鑽を積み、文化庁新進芸術家海外研修制度では、イタリア・ミラノ、スイス・ルガーノで本場の空気を吸い込んできました。現在は二期会会員として、すでに国内で活躍の場を広げています。ヴェルディ『椿姫』ヴィオレッタのアリアを用意して、本番前の意気込みを聞きました。

*      *      *


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ソプラノ平野柚香(ひらの ゆずか)


――オペラ歌手になろうと決意したのはいつでしたか?

平野: 実は少し遅いのですが、はっきり「目指したい」と感じたのは大学2年生の時です。

――オペラ歌手の道が強い決意に変わった瞬間ですね。それはどんな体験だったのでしょう?

平野: 新国立劇場で上演されていた『夕鶴』を観に行ったことがきっかけです。日本の歌手たちの力強い歌唱と美しい所作、神秘的な雪景色に感動したことを今でも思い出します。

――深い感動が原動力になったのですね。そして、文化庁の新進芸術家海外研修制度でミラノ、ルガーノに渡ることになります。そのきっかけは何でしたか?

平野: 新国立劇場オペラ研修所の2年目にイタリア・ミラノで研修させていただいたのですが、それが私にとって初めての「海外」でした。世界の素晴らしい歌手たちや文化、日本では経験できない学びが多くあることを痛感する3週間となり、「いつか必ず戻ってくる」と決心し日本へ帰国しました。

――貴重で大切な一年間の研修だったと思います。その成果が詰まった曲として挙げられたのが、オペラ・ファンなら知らない人はいない、名アリア中の1曲でした。この曲を選ばれた理由を教えてください。

平野: 研修中イタリア・ミラノに滞在していたのですが、ヴェルディという作曲家はイタリア人にとって象徴とも言える作曲家です。1年間の研修の成果をお見せするにあたり、これほどふさわしい曲はないと感じております。

――これぞイタリアという空気、血気、芸術を聴かせていただきましょう!さて多くの人が知っているこのアリアですが、平野さんにとって「ここを聴かせたい!」というところを教えてください。

平野: 前半の美しいメロディ、後半の華やかなアジリタなど聴きどころ満載の名曲です!その中でも私は中間部、《哀れな女!独りで見捨てられるのよ》と自分の運命に抗うシーンに魅力を感じています。その後に続く「花から花へ」の中にもこの悲しみや絶望の見え隠れを感じていただけるよう歌いたいです。

――歌の道を歩んでいくにあたって、もし座右の銘があれば、教えてください。

平野: かっこいい言葉を考えたのですが思い浮かびませんでした(笑)。 常に意識しているのは「一期一会」でしょうか。音楽は言葉の違う人々をも繋ぐことのできる唯一の言語です。出会った人々との縁を忘れず、大切な人たちに音楽を届けられる人間でありたいと思っています。

――演奏上でも器楽や他の声種とのアンサンブルがありますし、舞台にたどり着くまでの多くの人々との関わり合いがありますよね。どのような言語でも、人間の感情や想いが伝わるのが、オペラのすごさのひとつと言ってもよいかもしれません。同じく、これから海外研修を目指す後輩の人たちに向けても、メッセージをお願いします。

平野: といっても私もまだ夢の途中なのですが……(笑)。音楽は一人では成り立たないものだと思っていますが、練習は常に孤独なものです。どうかその苦しみに負けず、自分と向き合う時間を大切にしてください。悩んだ分だけ答えてくれるのも、また音楽の素晴らしさだと私は思います。

――「一期一会」と「孤独との向き合い」…深い言葉ですね。 最後に、演奏会に向けての意気込みをお願いします。

平野: 素晴らしい共演者の皆様とオペラシティコンサートホール、楽しんで歌います!どうぞ暖かい格好でお越しください。会場でお待ちしております!

*      *      *


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新進芸術家海外研修制度の成果
明日を担う音楽家による特別演奏会
日時:2024年1月29日(月) 19:00開演(18:30開場)
会場:東京オペラシティ コンサートホール 【アクセス
(都営新宿線直通・京王新線「初台駅」東口より徒歩5分)
料金:(全席指定・税込)
S席¥4,000、A席¥3,000、B席¥2,000、学生席¥1,500
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出演:
(ソプラノ)平野柚香、保科瑠衣
(メゾソプラノ)上島 緑
(バリトン)井上大聞、内山建人、野町知弘
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明日を担う音楽家による特別演奏会 - 東京二期会
(主催:公益財団法人東京二期会)

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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1/29(月)「明日を担う音楽家による特別演奏会」~出演者リレー・インタビュー [3]

1月29日(月)19時より東京オペラシティ コンサートホールで開催される「明日を担う音楽家による特別演奏会」。
世代のトップレベルの実力をもった才能が、文化庁の新進芸術家会芸研修制度により1年以上の海外研修を経て、東京に集結!その成果を一同に発表する、一夜限りのスペシャルなオペラ・ガラ。
その出演者をリレー・インタビューでご紹介してまいります!

3番目は、バリトン井上大聞。
京都府出身。イタリアのボローニャに飛び、かの「キング・オブ・ハイF」と称されるウィリアム・マッテウッツィの薫陶を受け、ロッシーニ、ドニゼッティなどイタリアのベルカントを磨き続けてきました。今回演奏するアリアも、ロッシーニ『絹のはしご』よりジェルマーノのアリア「愛を穏やかに」。
本番を前に、話を聞きました。

*      *      *


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バリトン井上大聞(いのうえ たもん)


――オペラ歌手になろうと決意したのはいつでしたか?

井上: オペラ歌手を目指すきっかけとは少し違うかもしれませんが、音楽の道に興味を持ったのは小学校の頃でした。

――小さい頃の「出会い」って大切なんですね。井上さんの「出会い」は何だったのでしょうか。

井上: 小学生のころ、音楽の授業の試験で一人ずつ前に出て歌うというものがありました。他の子たちが恥ずかしがって小さな声で歌うのを見て、子どもながらにそれを「ダサいな」と感じたのを覚えています(笑)。
そこで、下手だろうがなんだろうが、大きな声で歌ったほうが絶対いい!と思い歌ってみたところ、とても評判がよく、「もしかして自分は歌が得意なのかな…?」と思い込み始めたのが全てのきっかけだったように思います。

――私たちって小さいころから「うまくできないこと」への恥ずかしさを持ってしまいがちですけど、そこを軽々飛び越えていった井上さんだからこそ、道が開けたのですね!
そして、文化庁の新進芸術家海外研修制度を利用しようとしたきっかけは何でしたか?


井上: ずっと海外で勉強してみたいという憧れがあって、新国立劇場オペラ研修所を修了する際に、自身の年齢的にも技術的にも海外研修するのに適しているなと思い、また、2年間自分の習いたい師匠の元で集中して勉強できる制度はこれしかないと思い、申請しました。

――そして今回歌われるのが、ロッシーニの『絹のはしご』。この曲を選ばれた理由はなんでしたか?

井上: 研修2年目に参加したボローニャ歌劇場アカデミーのロッシーニ歌手専門のコースにて、『絹のはしご』のジェルマーノを演じさせていただきました。なかなか演奏されることのない曲ではありますが、今回の研修で学んだ事や得た経験が存分に発揮できる曲目だと思い選曲させていただきました。

――研修の成果を感じながらも、楽しい時間になりそうです。このアリアの歌いどころを教えてください。

井上: ジェルマーノのまぬけながらも愛らしい魅力が存分に詰まっている一曲です。特に後半のロッシーニらしい早口のフレーズは歌っていて楽しくなります!間に登場するブランサック役には、研修制度の先輩である野町知弘さんにお願いいたしました。今からご一緒できるのが楽しみでなりません!

――共演もこれまた楽しみです!今までのお話から、明るく、積極的に、歌の道を歩まれてきた印象がありますが、大切にしている、座右の銘があれば教えてください。

井上: 本当に、ほんとうに、歌い手にとって、体調管理は非常に大切ですので、 “よく食べてよく寝る” でしょうか(笑)

――よく歌える!その楽器をこれからも大切にしてください。それでは、これから海外研修を目指し、歌手を志す後輩の人たちに向けて、メッセージをお願いします。

井上: 自分にとって2年間の海外研修は、歌のことだけでなく全てにおいて大きな転換期となりました。少しでも興味がある人は、ぜひ一歩踏みだしてほしい。自分の世界が大きく広がるはずです!

――小学生の最初の一声から決まったような井上さんの歌の道。これからも期待していきます。最後に、演奏会に向けての意気込みをお願いします。

井上: 本当に素晴らしい体験させて頂けた新進芸術家海外研修制度の成果を発表するためにまたとない機会をいただくことができました。ご一緒させていただく角田マエストロ、東京フィルハーモニー交響楽団の皆様と共に、お楽しみ頂けるよう全力で臨んで参ります!

*      *      *


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新進芸術家海外研修制度の成果
明日を担う音楽家による特別演奏会
日時:2024年1月29日(月) 19:00開演(18:30開場)
会場:東京オペラシティ コンサートホール 【アクセス
(都営新宿線直通・京王新線「初台駅」東口より徒歩5分)
料金:(全席指定・税込)
S席¥4,000、A席¥3,000、B席¥2,000、学生席¥1,500
《チケット発売中》

出演:
(ソプラノ)平野柚香、保科瑠衣
(メゾソプラノ)上島 緑
(バリトン)井上大聞、内山建人、野町知弘
▼予定プログラム全曲、コンサート概要はこちらから
明日を担う音楽家による特別演奏会 - 東京二期会
(主催:公益財団法人東京二期会)

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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1/27(土)開催「二期会ニューイヤーコンサート2024」出演者からのメッセージ #3

1月27日(土)開催!二期会の精鋭による「二期会ニューイヤーコンサート2024~オペラに酔いしれて」。開催がまもなくに迫っております!
総勢37名の二期会アーティストが渋谷区文化総合センター大和田さくらホールに集い、ニューイヤーコンサートに相応しい華やかなステージを繰り広げます。

先週に続き公演に向けて出演者からメッセージが続々届いておりますのでご紹介してまいります。

      *      *      *


【Part1出演】
■國光ともこ(ソプラノ)
<マスネ『エロディアード』より “美しく優しいきみ”>
kunimitsu_tomoko_n.jpg *出演メッセージ
このたび二期会ニューイヤーコンサート2004への出演が叶い、大変嬉しく心躍る思いです。
今回歌わせていただく曲は、デビュー公演のマスネ「エロディアード」からサロメのアリア、私にとって大変印象深く大切な作品です。再びステージで皆さまに聴いていただける日を今から楽しみにしております。
ご来場を心よりお待ち申し上げます。
【Part1出演】
■髙品綾野(ソプラノ)
<ビゼー『真珠採り』より レイラとズルガの二重唱>
1_takashina_ayano.jpg *出演メッセージ
セイロン島(現在のスリランカ)の海辺の村が舞台なのですが、偶然にも昨年スリランカへ訪れる機会がありました。スリランカ南端のゴールは、漁業が盛んな海辺の街で、まさに真珠採りの舞台を感じさせるような場所でした。
この二重唱では、レイラが恋心を寄せるナディールが囚われの身となっているのを、彼だけは助けて欲しい!とズルガに嘆願します。しかし、嫉妬に狂ったズルガは二人の処刑を決意するのです。
バリトン佐野正一さんと共に、美しくも力強いビゼーの音楽をお届けしたいと思います。
【Part2出演】
■持齋寛匡(テノール)
<ドニゼッティ『アルバ公爵』より “清く美しき天使”>
2_jisai_hiromasa.jpg *出演メッセージ
あけましておめでとうございます。テノールの持齋寛匡です。
この度はニューイヤーコンサートに出演させて頂き、皆様の前で歌わせて頂ける事この上なく嬉しく思います。
私の歌うアリア《清く美しい天使》は、離ればなれになってしまった恋人の心の平穏と幸せを願い歌う曲です。
真摯な祈りを歌声に乗せ皆様まで精一杯お届けしたいと思います。

      *      *      *


良席が少なくなってまいりました。どうぞお早目にご予約ください。
皆様のご来場を、心よりお待ちしております。

240127new_year_thumb_n.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
二期会ニューイヤーコンサート2024 ~オペラに酔いしれて~
日時:2024年1月27日(土)
   Part 1=13:00開演(12:30開場)
   Part 2=18:30開演(18:00開場)
会場:渋谷区文化総合センター4F さくらホール
(JR「渋谷駅」南改札西口より徒歩5分)
料金:(全席指定・税込) 各回¥4,500
   《チケット発売中》
▼予定プログラム全曲、コンサート概要はこちらから
二期会ニューイヤーコンサート2024 ~オペラに酔いしれて~ - 東京二期会
  主催:公益財団法人東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

*未就学児のご入場はお断り申し上げます
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい


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1/29(月)「明日を担う音楽家による特別演奏会」~出演者リレー・インタビュー [2]

1月29日(月)19時より東京オペラシティ コンサートホールで開催される「明日を担う音楽家による特別演奏会」。
世代のトップレベルの実力をもった才能が、文化庁の新進芸術家会芸研修制度により1年以上の海外研修を経て、東京に集結!その成果を一同に発表する、一夜限りのスペシャルなオペラ・ガラ。
その出演者をリレー・インタビューでご紹介してまいります!

2番目は、メゾソプラノ上島 緑。
長野県出身の上島は、イタリアのクレモナを研修の地に選び、現在もクレモナのモンテヴェルディ音楽院に在籍中。イタリアでは、バロック音楽に魅了され、ヨーロッパ・デビューもグアルディアグレーレ音楽祭でのパーセル『ディドとエネアス』ディドでした。
そんな上島が今回の演奏会で選んだのは、なんとチャイコフスキー『オルレアンの少女』よりジャンヌ・ダルクのアリア。本番を前に話を聞きました。

*      *      *


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メゾソプラノ上島 緑(かみしま みどり)


――オペラ歌手(声楽家)になろうと決意したのはいつでしたか?

上島: 小学6年生のときです。

――子どものころにオペラとの出会いがあったのですね!どんなきっかけだったのでしょうか?

上島: 私の故郷は北アルプスの麓、信州は松本です。毎夏松本で行われるサイトウ・キネンフェスティバル(現:セイジ・オザワ松本フェスティバル)に於いて、小学6年生の時、小澤征爾指揮『ファウストの劫罰』に児童合唱として参加しました。
それまでは男の子に混じってマウンテンバイク、ミニ四駆に熱中していた子供でしたが、オーディションを機に初めて「オペラ」というものを体験しました。外国人の歌い手やスタッフ、ダンサー、見た事のない装置や斬新な演出に衝撃と興奮を覚えた事は、今も忘れられない思い出です。
現在はイタリアに住み、本場のオペラを観る機会がありますが、なかなかあの経験を超えるオペラに出会う事はできません。

――生まれ故郷で受けた体験がすべてのスタートになっているのですね。その後、文化庁の新進芸術家海外研修制度を利用しようとしたきっかけは何でしたか?

上島: 私の家庭は母が音楽、父が医療関係の仕事をしており、音楽に理解のある比較的裕福な家庭で過ごしました。イタリアへ留学する際も当たり前のように私費留学をさせてくれ、ちょうど留学して5年が経とうかという時、今まで何一つ私の音楽家としての素質に否定も肯定もせず静かに応援してくれていた家族の為にも文化庁の海外研修制度に挑戦しようと思いました。結果は有難い事に一発で合格し、私の音楽家としての大きな自信になりました。

――文化庁の海外研修制度への挑戦が、独立への大きな一歩となったのですね。さて、「明日を担う音楽家による特別演奏会」ではチャイコフスキー『オルレアンの少女』を選びました。この選曲理由を教えてください。

上島: 今回はソロ曲にジャンヌ・ダルクを選びました。フランスのヒロイン的存在、救世主として有名なジャンヌ・ダルクは、百年戦争に於いてオルレアンの解放に貢献、シャルル7世の戴冠を実現させますが、コンピエーニュの戦いで捕虜となり、魔女裁判の結果1431年19歳という若さで火刑台に処されました。
今は研修を終え、イタリアとフランスの国境に位置するヨーロッパアルプス「モンブラン」の麓で生活しています。アルプスの少女ハイジの世界を少しモダンにした感じとでも言いましょうか。今回歌うアリアに出てくる、ジャンヌが故郷ドンレミ村を去る場面で歌われる情景そのものを映し出したような町です。「居心地が良く、平和で明るい谷。ごめんなさい」とジャンヌが故郷に別れを告げる全ての歌詞には、強く心揺さぶられるものがあります。それは今生活する環境そのものが訴えかけるメッセージ、そして私の故郷信州の景色とが重なった特別なインスピレーションだと理解しました。オペラを演じる上で、役の心情が自然に解る事、それは私にそれを歌うべきだと言われているような感覚になります。

――研修の成果だけでなく、上島さんのこれまで歩んでこられた風景がすべて重なる1曲ということですね。演奏会に向けての意気込みをお願いします。

上島: 今回は憧れの東京オペラシティにて、角田マエストロと東京フィルハーモニーの皆さんとの共演に胸が高鳴っています。この演奏会の為に選んだ曲目を、精一杯歌わせていただきます。

――皆様、ぜひご期待ください! では、これから海外研修を目指す、未来の歌手の人たちに向けてもメッセージをお願いします。

上島: 私何ぞが言うのも僭越ですが、「苦労は買ってでもしろ」でしょうか。
人生で大きな壁にぶつかり、生きている事さえも嫌になったそんな時、あまりに辛くて師匠に弱音を吐いてしまった事があります。その時師匠から「若いうちはたくさん苦労をしなさい」それでいいんだというような晴れやかな顔で答えてもらった事を思い出します。若いうちに苦労はして良いんだ。大事なのは、それを乗り越えてどう自分が変わったかが大切なのだと思いました。私ももう若いとは言っていられない歳になりました。今までのたくさんの苦労は大きな財産となって人生に、歌に生かされていきます。自分にしか歌えない歌を歌ってください。

――最後に、歌の道、芸術の道を歩んでいくにあたって、上島さんご自身に向けて、座右の銘があれば、教えてください。

上島: 「死ぬまで磨き続けられる楽器でいたい」です。
研修中は、ヴァイオリンの町として有名なクレモナで勉強をしました。ストラディヴァリウスを身近に接する事のできる環境は、300年かけて名器となっていったように、歌い手も限りある人生の中で常に進化し磨かれる楽器でありたいと思わせてくれました。

――ありがとうございました。

*      *      *


上島 緑は、『音楽の友』1月号(2023年12月発売)の「フレッシュ・アーティスト・ファイル」でもインタビューを受けていますので、ぜひそちらもご覧ください!
▼『音楽の友』本誌の情報とご購読はこちらから
音楽の友 2024年1月号 - 音楽之友社

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新進芸術家海外研修制度の成果
明日を担う音楽家による特別演奏会
日時:2024年1月29日(月) 19:00開演(18:30開場)
会場:東京オペラシティ コンサートホール 【アクセス
(都営新宿線直通・京王新線「初台駅」東口より徒歩5分)
料金:(全席指定・税込)
S席¥4,000、A席¥3,000、B席¥2,000、学生席¥1,500
《チケット発売中》

出演:
(ソプラノ)平野柚香、保科瑠衣
(メゾソプラノ)上島 緑
(バリトン)井上大聞、内山建人、野町知弘
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(主催:公益財団法人東京二期会)

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
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1/27(土)開催「二期会ニューイヤーコンサート2024」出演者からのメッセージ #2

1月27日(土)開催!昼夜総勢37名の二期会アーティストが一堂に会し、名曲オペラのアリアや重唱をお贈りする「二期会ニューイヤーコンサート2024~オペラに酔いしれて」。

昨日より紹介しております、公演に向けての出演者メッセージのご紹介、第2回目です。

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【Part2出演】
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■押見朋子(メゾソプラノ)
<チレア『アルルの女』より “苦しいのは母”>
カステレートにある大農場ママイ家女農場主のローザは、長男フェデリーコがアルルの町の女に一目ぼれをしたので心配になって町に住む弟マルコに調べてもらおうと頼む。そこへフェデリーコに秘かに思いを寄せている村娘ヴィヴィエッタがやってきて、彼が素性の知れぬアルルの女と結婚しようとしていることに驚く。その時フェデリーコが機嫌よく帰ってきてアルルの女の素晴らしさをたたえ、一足遅れでマルコもやってきて”アルルの女の両親へ結婚の申し入れをしに行くといい!”と勧める。がそこへ馬方のメティーフィオがローザのところにやってきてアルルの女は自分の女だ。とその証拠に恋文を置いて行かれ、驚いたローザは村人たちと陽気に騒ぐフェデリーコに手紙を見せると愕然とし泣き崩れる。そのあと羊小屋で消沈していた彼は弟のように心安く眠れたらいいのにと「フェデリーコの嘆き」がうたわれる。そこへそっとヴィヴィエッタが近寄り、子供のころからずっとあなたに恋をしていた。と打ち明け少しずつ心がほぐれ2人は結婚をすることになる。みなは2人を祝福し結婚式の準備をしているとメティーフィオがやってきて恋文を返せとフェデリーコに迫りそこで初めて恋文の相手が彼だと知り逆上して木槌を振り上げて彼に襲い掛かる。ローザはそれに気づき止めに入るが、本当の心に気づきやはり諦めきれず生きる力を失った息子を見て「私は彼を正直で強い男にするため休むことなく愛と誇りと魂を注いで来ました。それなのにこんなことになっています。彼がいなくなったら1秒たりとも生きていけません。。」と激しく懺悔して神に祈り「母親であること、それは地獄」と歌う。

*演奏に向けて
コロナ禍で延期になり、2年越しで皆さんにお目にかかれることを楽しみにしていました。 今回歌うチレアの「アルルの女」は“フェデリーコの嘆き”で有名ですが、チレアが音楽家になるきっかけとなった少年のころ聞いて衝撃を受けたベッリーニの「ノルマ」を彷彿とするような耽美なメロディーがたくさん並びます。是非その中の一片をお聞きいただきたく息子を思う母ローザのアリアを選びました。リリコソプラノがあえて歌う場合もあり、力強くというより切なさを感じます。

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国内外で活躍中の二期会アーティスト総勢37名が一堂に会するコンサート。
皆様のご来場を、心よりお待ちしております。

240127new_year_thumb_n.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
二期会ニューイヤーコンサート2024 ~オペラに酔いしれて~
日時:2024年1月27日(土)
   Part 1=13:00開演(12:30開場)
   Part 2=18:30開演(18:00開場)
会場:渋谷区文化総合センター4F さくらホール
(JR「渋谷駅」南改札西口より徒歩5分)
料金:(全席指定・税込) 各回¥4,500
   《チケット発売中》
▼予定プログラム全曲、コンサート概要はこちらから
二期会ニューイヤーコンサート2024 ~オペラに酔いしれて~ - 東京二期会
  主催:公益財団法人東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

*未就学児のご入場はお断り申し上げます
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい


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1/29(月)「明日を担う音楽家による特別演奏会」~出演者リレー・インタビュー [1]

1月29日(月)19時より東京オペラシティ コンサートホールで開催される「明日を担う音楽家による特別演奏会」。
世代のトップレベルの実力をもった才能が、文化庁の新進芸術家会芸研修制度により1年以上の海外研修を経て、東京に集結!その成果を一同に発表する、一夜限りのスペシャルなオペラ・ガラ。
その出演者をリレー・インタビューでご紹介してまいります!

先頭バッターは、バリトン野町知弘。
土佐生まれの長州人。東京芸術大学、同大学院、新国立劇場オペラ研修所を経て、イタリア・ミラノで研鑽を積み、イタリア・リヴォルノでのマスカーニフェスティバルにて、『シルヴァーノ』レンツォ役でデビュー後、現在もミラノで活動中です。

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バリトン野町知弘(のまち ともひろ)


――オペラ歌手(声楽家)になろうと決意したのはいつでしたか?

野町: 小学2年生の時です。

――そんな早い時期に、すごいですね!なにかきっかけがあったのでしょうか?

野町: 小学生で受けられるコンクールがあり、そのときにこれなら評価されると気がついて声楽家になろうと思いました。

――文化庁の新進芸術家海外研修制度を利用しようとしたきっかけは何でしたか?

野町: 小学6年生の時から声楽家としてイタリアに住むという目標があり、それを達成するため文化庁の研修制度を考えていました。

――幼いころから、声楽家の道を、それもイタリアでの活躍を目指し、今こうして実現しているわけですが、研修中に力を入れて取り組んだことはなんでしたか?

野町: イタリア語の発音です。
日本では学ぶことが難しいことで、イタリア人が日常で喋っている発音はもちろん、イタリア人が学ぶイタリア舞台語発音を日常生活やレッスンで知り、それを発声のテクニックと合わせて行くことを目標に取り組みました。

――今回の特別演奏会で選ばれたアリアは、
ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』より「残酷で不吉な苛立ちが」
Donizetti:Lucia di lammermoor "Cruda funesta smania"
この曲にした理由を教えてください。


野町: この曲は、研修中もずっと練習はしていましたが、自分としては安定しない難しい曲でした。なので、コンクールやコンサートでも歌ったことがありませんでした。 研修を終えて、今回はオーケストラと歌えるということで、ノリで選びました。

――ノリで!ついにその成果を発表するときが来た、ということでしょうか。このアリアの聴きどころをひとつ教えてください。

野町: 聴きどころというか、曲頭にある歌詞 ”Cruda” の U の母音を綺麗にいうのが、目標です。
上手くいかなくても暖かく見守ってください。

――最後に、野町さんにとって、歌の道、芸術の道を歩んでいくにあたって、座右の銘があれば教えてください。

野町: 他人に厳しく自分に厳しく。

――ありがとうございました。

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イタリアの言葉と音楽の本質に目標を定める野町さんの歌を、初めて聴かれるお客様も多いと思います。ぜひご期待ください!

240129asunina.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
新進芸術家海外研修制度の成果
明日を担う音楽家による特別演奏会
日時:2024年1月29日(月) 19:00開演(18:30開場)
会場:東京オペラシティ コンサートホール 【アクセス
(都営新宿線直通・京王新線「初台駅」東口より徒歩5分)
料金:(全席指定・税込)
S席¥4,000、A席¥3,000、B席¥2,000、学生席¥1,500
《チケット発売中》

出演:
(ソプラノ)平野柚香、保科瑠衣
(メゾソプラノ)上島 緑
(バリトン)井上大聞、内山建人、野町知弘
▼予定プログラム全曲、コンサート概要はこちらから
明日を担う音楽家による特別演奏会 - 東京二期会
(主催:公益財団法人東京二期会)

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい


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1/27(土)開催「二期会ニューイヤーコンサート2024」出演者からのメッセージ #1

2020年の夏に開催予定でした「二期会サマーコンサート2020」、新型コロナウイルス感染症の影響で公演が延期となっていましたが、改めてこの新年に「二期会ニューイヤーコンサート2024」として開催することとなりました。
当時の出演予定者の多くが、この改めてのコンサートに出演いたします。およそ3年半という時間が経ってしまいましたが、出演者たちの熱量はますます上がっております!
今回より公演に向けて出演者から届いておりますメッセージをご紹介してまいります!

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【Part1出演】
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■北原瑠美(ソプラノ)
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■杣友惠子(メゾソプラノ)
<ドニゼッティ『アンナ・ボレーナ』より アンナとジョヴァンナの二重唱>
無実の罪により軟禁された王妃アンナの元に侍女ジョヴァンナがやってきます。王に新しい愛人がいること、そしてそれが自身であることを告げジョヴァンナ。ショックを受けたアンナは怒りをぶつけますが、彼女の苦悩する姿を見て最期は赦しを与え去っていくのでした。

*2人からのメッセージ
2人の女性の間の苦悩、怒り、そして友情が描かれたこの二重唱。
ベルカントオペラの名曲を大学時代からの友人と共にお届けすることに大変な喜びを感じております。

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国内外で活躍中の二期会アーティスト総勢37名が一堂に会するコンサート。
皆様のご来場を、心よりお待ちしております。

240127new_year_thumb_n.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
二期会ニューイヤーコンサート2024 ~オペラに酔いしれて~
日時:2024年1月27日(土)
   Part 1=13:00開演(12:30開場)
   Part 2=18:30開演(18:00開場)
会場:渋谷区文化総合センター4F さくらホール
(JR「渋谷駅」南改札西口より徒歩5分)
料金:(全席指定・税込) 各回¥4,500
   《チケット発売中》
▼予定プログラム全曲、コンサート概要はこちらから
二期会ニューイヤーコンサート2024 ~オペラに酔いしれて~ - 東京二期会
  主催:公益財団法人東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

*未就学児のご入場はお断り申し上げます
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい


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豪華絢爛な舞台が大評判を呼んだ『椿姫』、明日1/14(日)鳥取公演で大千穐楽!〜公演当日情報

今年度、7月の東京公演と、びわ湖ホール公演で大きな評判を呼んだ、東京二期会オペラ G.ヴェルディ作曲オペラ『椿姫』。先日の富山公演が地震の影響で止むを得ず中止となってしまいましたが、今シリーズの大千穐楽となる、とりぎん文化会館での鳥取公演を、明日1月14日に開催いたします!


ゲネプロを終え本番を待つばかりのステージ(とりぎん文化会館 梨花ホール)

今回の指揮は、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場など数多のオペラハウスで『椿姫』のタクトを執ってきたアルベルト・ヴェロネージが務めます。キャスト陣はヴィオレッタ冨平安希子、アルフレード村上公太、ジェルモン今井俊輔をはじめ国内外で活躍する東京二期会の実力派が出演します。

先日の富山公演の中止を受け、被災地に向けて、そして明日の鳥取公演に向けてマエストロからのメッセージを公開しています。


また今回、本プロダクションの上演に先駆けて公開した、『椿姫』のあらすじアニメ動画は『椿姫』をご覧になるのが初めてという方にも、よくご存知という方にも大好評をいただいております。こちらの動画をご覧いただけると当日の舞台がよりお楽しみいただけます。ぜひご覧ください。


それでは、鳥取公演当日のご案内を致します。 【1/13(土)20:20掲載】
2023グランドオペラフェスティバル in Japan《東京二期会オペラ》
ジュゼッペ・ヴェルディ作曲 『椿姫』(鳥取公演)
オペラ全3幕 <日本語字幕付き原語(イタリア語)上演>
指揮:アルベルト・ヴェロネージ/再演演出:澤田康子
合唱:二期会合唱団/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
当日券と公演タイムテーブルのご案内
 
1月14日(日)
当日券
S~C/U25割
当日券販売
9:00~
とりぎん文化会館1階総合受付にて
開場
12:00
開演
13:00
第1幕・第2幕第1場
約70分
休憩 25分
14:10~14:35
第2幕第2場・第3幕
約60分
終演予定
15:35
▼『椿姫』鳥取公演の当日券情報詳細はこちらをご覧ください
東京二期会オペラ ヴェルディ「椿姫」 - 公益財団法人 鳥取県文化振興財団
▼とりぎん文化会館へのアクセス
交通アクセス - とりぎん文化会館
◆当日券は販売状況により、完売となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆前半、後半とも幕間の舞台転換のため、途中3〜5分程度のインターバルが入ります。
◆公演タイムテーブルは総稽古の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

▼『椿姫』鳥取公演の情報ページはこちら
東京二期会オペラ G.ヴェルディ『椿姫』 鳥取公演 - 東京二期会

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出演者メッセージ到着!~Hakuju Hall主催「第28回 二期会 ディーヴァ, ディーヴォ」
12/21(木)14時開演!

二期会オペラ研修所マスタークラスをトップで修了した、新星6名の声を聴くシリーズ、Hakuju Hall主催「二期会 ディーヴァ,ディーヴォ」。
今シーズンの第2弾(第28回)の開催が12月21日(木)に迫りました。
出演は、ソプラノ東 幸慧、ソプラノ岩谷香菜子、ソプラノ中江万柚子の3名と、ピアニスト木下志寿子。コンサートを直前に控え、出演者よりメッセージが届きましたので、ご紹介いたします。

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■東 幸慧 (あずま ゆきえ)ソプラノ
この度、第28回二期会ディーヴァ,ディーヴォに出演致します、ソプラノの東 幸慧です。
沢山の素晴らしい先輩方が出演したこのコンサートに出演させて頂けること、とても光栄に思っております。
研修所での2年間、コロナ禍で様々な対策の中での授業でした。制限があるからこそ、演技により工夫が必要なことがあり、なかなか演奏の機会を持てなかったからこそ、よりお客様に聞いて頂ける事のありがたさを感じました。コロナ禍を経たからこそ感じたことや、努力したことをしっかりとこれからの糧にしていきたいと思っております。
今回は、同期の尊敬するソプラノ2人との共演です。少しずつ声の違う3人でのコンサート。ソプラノ同士ならではの響きを、私自身とても楽しみにしております。沢山のお客様に楽しんでいただけますよう、そして研修所での2年間の成果をしっかりご披露できるよう、3人で励んで参ります。
皆様のご来場お待ちしております!
■岩谷香菜子 (いわや かなこ)ソプラノ
この度は、第28回二期会ディーヴァ、ディーヴォへの出演が叶いましたことを、大変光栄に思っております。
昨年度、通わせて頂いた二期会オペラ研修所マスタークラスでは、先生方全員が、私たちをオペラの道で生きていけるようにと、熱く厳しく指導して下さいました。そんな恵まれた環境で歌手としての道をスタートできたことを大変光栄に思っており、修了後もその気持ちを忘れず、研鑽を積んでおります。
今回は、ソプラノ3人でのコンサートとなります。魅力的で尊敬する2人の仲間と、響きの豊かなHakuju Hallで演奏する機会を頂けたことを、本当に嬉しく思っております。声種は同じですが、キャラクターや声質の違うソプラノ3人が、それぞれ自身の“魅力”が発揮できる曲を選曲いたしました。
ボリューム満点で、お客様にご満足頂けること間違いございません!
いつも応援してくださるお客様、そして歌、音楽を愛しているお客様に、感謝と私自身の歌が大好きだという気持ちが伝わりますよう、心を込めて演奏いたします。
2023年の終わりに、ぜひ音楽を楽しむひとときをご一緒に過ごせたら幸いです。
準備を万全に整え、会場でお待ちしております♪
■中江万柚子 (なかえ まゆこ)ソプラノ
第28回二期会ディーヴァ,ディーヴォに出演いたします中江万柚子と申します。この度は光栄な機会を頂き、大変嬉しく思っております。
私は本科、マスタークラスと2年間二期会オペラ研修所で勉強させて頂きました。様々な制約がある中での授業でしたが、そんな中でもいつも熱心に教えてくださる先生方やかけがえのない同期に出会えたことは、紛れもなく私の中の大きな財産となりました。
今回一緒に歌います東、岩谷とは同じソプラノ同士であり年齢も近いので、このコンサートに向けて楽しく準備を重ねてまいりました。せっかくの機会ですので、それぞれ好きな曲を歌い合おうということで、最初から最後まで珠玉の名曲揃いのプログラムとなっております。プロとして走り始めたばかりの私たちのフレッシュな歌声を楽しんで頂ければ嬉しいです♪
劇場にて皆さまにお会いできるのを楽しみにお待ちしております!


3人でのリハーサルより(左から、岩谷、東、中江)

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二期会の新星によるひとときをどうぞご堪能ください!!


ちらし(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会 ディーヴァ, ディーヴォ <第28回>
★二期会新星トップ6名による、ときめきのデビューコンサート!

日時:2023年12月21日(木) 14:00開演(13:30開場)※約90分/途中休憩あり
会場:Hakuju Hall(ハクジュホール)【アクセス
    ・小田急線「代々木八幡駅」南口 もしくは
    ・千代田線「代々木公園駅」1番出口より 徒歩5分
料金:全指定席 1,500円(税込) 《発売中》
出演:東 幸慧(ソプラノ)、岩谷香菜子(ソプラノ)、中江万柚子(ソプラノ)、木下志寿子(ピアノ)
予定プログラム:
<第1部>
・R.シュトラウス:“6つの歌”より 「夜」 〔岩谷〕
・R.シュトラウス:“6つの歌”より 「私は一本の花束を作りたかったの」 〔岩谷〕
・L.ドリーブ:『ラクメ』より “若いインドの娘はどこへ” 〔東〕
・G.ドニゼッティ:『連隊の娘』より “フランスに栄光あれ” 〔中江〕
・R.シュトラウス:『アラベラ』より “もし私にふさわしい人がいるなら” 〔アラベラ:中江、ズデンカ:東〕
<第2部>
・G.フォーレ:“2つのメロディ”より 「この世ではすべての魂が」 〔岩谷、中江〕
・G.ヴェルディ:『椿姫』より “ああ,そはかの人か” 〔東〕
・G.ドニゼッティ:『ランメルモールのルチア』より “あたりは沈黙に閉ざされ” 〔岩谷〕
・G.ヴェルディ:『仮面舞踏会』より “あの草を摘み取って” 〔中江〕
・V.ベッリーニ:『ノルマ』より “ご覧なさい、ノルマ” 〔ノルマ:岩谷 アダルジーザ:東〕
※曲目・曲順等が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。

主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会

▼コンサート詳細ページはこちらをご覧ください
第28回 二期会ディーヴァ, ディーヴォ - Hakuju Hall

▼ご予約・お問合せは
Hakuju Hall チケットセンター 03-5478-8700
11:00~17:00(火~金/祝日・休館日を除く)

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〈二期会創立70周年記念公演シリーズ〉の締め括りは、上岡敏之×読響×東京二期会による“祈りの合唱”
~12/9(土)・10(日)公演当日のごあんない~

3ヶ年にわたってお贈りしてまいりました、《二期会創立70周年記念公演シリーズ》がついに最終幕を迎えます。
最後を締め括るのは「合唱」。コロナ禍の期間、合唱活動は特に大幅に制限されてきました。記念公演シリーズのクロージングとともに、コロナ禍を越えて、新しい出発となるコンサートは、ドイツを拠点に活躍し音楽への愛を注ぐ鬼才、上岡敏之を初めて指揮に迎え、二期会オペラでも数々の名演を繰り広げてきた読売日本交響楽団とともに、特別編成された我らが二期会合唱団が、ストラヴィンスキー「詩篇交響曲」とモーツァルト「レクイエム」、“祈り”の2曲をお贈りします。

公演は、12月9日(土)18時と10日(日)14時の2回。池袋の東京芸術劇場コンサートホールで皆様のご来場をお待ちしております。

▼マエストロ上岡敏之の貴重なメッセージ動画を公開しております!


それでは、公演当日のご案内を致します。 【12/8(金)18:30掲載】
東京二期会・二期会21 プレゼンツ・スペシャルコンサート
~上岡敏之×東京二期会プロジェクト I ~
モーツァルト「レクイエム」*/ ストラヴィンスキー「詩篇交響曲」
指揮:上岡敏之/管弦楽:読売日本交響楽団/合唱:二期会合唱団
*ソリスト:ソプラノ=盛田麻央、メゾソプラノ=富岡明子、テノール=松原 友、バス=ジョン ハオ
当日券と公演タイムテーブルのご案内
 
12月9日(土)
12月10日(日)
当日券
S A B C 学
S A B C 学
当日券販売
窓口受付
16:30~
12:30~
開場
17:00
13:00
開演
18:00
14:00
第1部
詩篇交響曲
約25分
休憩 20分
18:25~18:45
14:25~14:45
第2部
レクイエム
約60分
終演予定
19:45
15:45
東京芸術劇場
=アクセス=
<JR> [山手線][埼京線][湘南新宿ライン]、<東武> [東上線]、
<西武> [池袋線]、<地下鉄> [丸ノ内線][有楽町線][副都心線]
=「池袋駅」西口より徒歩2分(駅地下通路2b出口直結)
お車のお客様は東京芸術劇場ウェブサイトをご覧ください
>>アクセス - 東京芸術劇場
◆上記、当日券は12/8(金)18:00現在での発売予定です。当日の販売状況により、売切れとなる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆本公演では「当日学生席」を発売致します。公演当日開演90分前より会場受付にて2,500円で発売致します。ご希望の方はご本人の学生証を必ずお持ちください。
◆公演タイムテーブルは総稽古(ゲネプロ)の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

▼公演情報ページはこちら
東京二期会・二期会21 プレゼンツ・スペシャルコンサート ~上岡敏之×東京二期会プロジェクト I ~ モーツァルト「レクイエム」/ ストラヴィンスキー「詩篇交響曲」 - 公益財団法人 東京二期会

2023年12月9日(土)18:00、10日(日)14:00 東京芸術劇場コンサートホール
指揮:上岡敏之/管弦楽:読売日本交響楽団/合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会、株式会社二期会21

●公演に関するお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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リハーサル始まる!12/19「二期会サロンコンサートVol.205 ~冬にうたえば~」
出演者からのメッセージ

12月19日、夜19時からカワイ表参道コンサートサロン パウゼで開催する「二期会サロンコンサートvol.205 ~冬にうたえば~」に向けたリハ―サルがスタートしています。
当日は聴きどころ満載、盛りだくさんのプログラムでお届けいたします。
出演するソプラノ阿部祥子とソプラノ内田千陽、それぞれからのメッセージをご紹介します!

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202312_abe_shouko.jpg■阿部祥子
ソプラノの阿部祥子です!今回の公演は、2020年6月に行う予定だった公演の振替公演!3年の月日を経て、ついに開催できることとなりました。この3年の間、3人それぞれで温めていた曲、得意のレパートリーなど、お披露目できればと思っております。私が研究している専門分野は、スペイン音楽ですが、今回は、「ドン・パスクワーレ」からノリーナのアリアや、「ラ・ボエーム」からムゼッタのアリア、「愛の妙薬」からネモリーノとアディーナの二重唱など、今回は、イタリアオペラからたくさんの曲を歌わせていただきます。
また、長く細く?踊り続けているフラメンコの「パリージョ(カスタネット)」を使って、歌い踊る予定です?!もちろんクリスマスソングもあり!
テノールの小貫さんの熱い歌声、内田さんのリリックなソプラノ、阿部のレッジェーロな響き、三者三様な歌声と遊間郁子さんの繊細でダイナミックなピアノの響き!
会場でお楽しみ頂けたら幸いです!!!

202312_uchida_chiharu.jpg■内田千陽
ソプラノの内田千陽と申します!この公演は、もともと「雨にうたえば」という副題で公演予定でしたが、コロナ禍の影響により一度中止となってしまいました。しかし…遂に今回!!振替公演をさせて頂くこととなりました!ありがとうございます!! この度は12月の開催ということで、「冬にうたえば」という副題となりました。寒い冬の時期にぴったりのオペラ「ラ・ボエーム」からも数曲お届けいたします。 今年の2月に私の出身地である島根県で、しまね県民オペラ2023「ラ・ボエーム」にミミ役で出演をさせていただき、大変光栄で貴重な経験をさせて頂きました! 今回の公演でも、ミミのアリア、そして小貫さんと第一幕の重唱を歌わせて頂きます。 クリスマスソングや出演者それぞれの個性溢れる選曲、そして美しいハーモニーで歌う重唱なども聴きごたえあること間違いなしです!! 皆様のご来場を心よりお待ちしております♫

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リハーサルの様子から、左奥より ピアノ遊間郁子、ソプラノ内田千陽、ソプラノ阿部祥子、テノール小貫岩夫

▼3人からのメッセージ動画


salon205t_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
二期会サロンコンサートVol.205 ~冬にうたえば~
日時:2023年12月19日(火) 19:00開演(18:00開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
(東京メトロ「表参道駅」A1出口すぐそば)
料金:(全自由席) ¥3,500 《チケット発売中》

出演:(ソプラノ)阿部祥子、内田千陽、(テノール)小貫岩夫、
    (ピアノ)遊間郁子
《予定プログラム》
【第1部】
チレア作曲『アドリアーナ・ルクブルール』より
     “私は創造主の卑しいしもべ” (内田千陽)
ドニゼッティ作曲『ドン・パスクワーレ』より
     “騎士はあの眼差しを” (阿部祥子)
ヴェルディ作曲『十字軍のロンバルディア人』より
     “なんという奇跡!~あれは夢ではなかった!” (内田千陽)
レハール作曲『ジュディッタ』より
     “友よ、人生は素晴らしい” (小貫岩夫)
     “熱き口づけ” (阿部祥子)
ララ作曲「グラナダ」 (小貫岩夫)
【第2部】
ドニゼッティ作曲『愛の妙薬』より
     “ラララの二重唱” (阿部祥子・小貫岩夫)
     “人知れぬ涙” (小貫岩夫)
プッチーニ作曲『ラ・ボエーム』より
     “私は街を歩くと” (阿部祥子)
     “私の名はミミ” (内田千陽)
     “おぉ、麗しい乙女よ” (内田千陽・小貫岩夫)
J.シュトラウス作曲 『こうもり』より
     「シャンパンの歌」 (内田千陽・阿部祥子・小貫岩夫)

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

*未就学児のご入場はお断り申し上げます
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい

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二期会創立70周年記念オペラ公演シリーズの最後は、日生劇場開場60周年記念に贈る、三島由紀夫原作・ヘンツェ作曲オペラ『午後の曳航』〜公演当日のご案内

いよいよ明日11月23日(木・祝)から、〈二期会創立70周年記念/日生劇場開場60周年記念公演〉NISSAY OPERA 2023提携 H.W.ヘンツェ作曲オペラ『午後の曳航』を日生劇場にて上演いたします。(26日(日)まで4回公演)

〈二期会創立70周年記念公演シリーズ〉ラストのオペラ公演であり、日生劇場開場60 周年記念公演でもあります。実は、三島由紀夫の同名の原作小説も、今から60年前の 1963年書き下ろし。戦後ドイツ最大の作曲家のひとりH.W.ヘンツェの作曲でオペラ 化され、60年の歳月を経て、明日、2005年改訂ドイツ語版日本初演を迎えます。
2019年オペラ『金閣寺』に続いての宮本亞門演出。圧倒的な音楽を体現する縦横無尽 の舞台展開で、これまでにない新しいオペラ体験になるのではないでしょうか。どう ぞご期待ください!

それでは、期間中の公演当日のご案内を致します。 【11/22(金)20:00掲載】
二期会創立70周年記念/日生劇場開場60周年記念公演
《東京二期会オペラ劇場》 NISSAY OPERA 2023提携
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ作曲 『午後の曳航』
オペラ全2幕(2005年改訂ドイツ語版 日本初演)日本語字幕付原語(ドイツ語)上演
指揮:アレホ・ペレス/演出:宮本亞門
当日券と公演タイムテーブルのご案内
 
11月23日
(木・祝)
11月24日
(金)
11月25日
(土)
11月26日
(日)
当日券
S A 学
S A B 学
S A B 学
S A 学
当日券販売
窓口受付
15:30~
12:30~
12:30~
12:30~
ピロティ開場
16:15
13:15
13:15
13:15
開場
16:30
13:30
13:30
13:30
開演
17:00
14:00
14:00
14:00
第1幕
約55分
休憩 25分
17:55~18:20
14:55~15:20
14:55~15:20
14:55~15:20
第2幕
約55分
終演予定
19:15
16:15
16:15
16:15
日生劇場
=アクセス=
<JR>
[山手線][京浜東北線]=「有楽町駅」日比谷口徒歩10分
<地下鉄>
[千代田線][日比谷線][都営三田線]=「日比谷駅」A13番出口徒歩1分
[有楽町線]=「有楽町駅」徒歩10分
[丸ノ内線]=「銀座駅」徒歩10分

お車のお客様は日生劇場ウェブサイトをご覧ください
>>アクセス - 日生劇場|東京・日比谷
◆上記、当日券は11/22(水)18:00現在での発売予定です。当日の販売状況により、売切れとなる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆本公演では「当日学生席」を発売致します。公演当日開演90分前より会場受付にて2,500円で発売致します。ご希望の方はご本人の学生証を必ずお持ちください。
◆公演タイムテーブルは総稽古(ゲネプロ)の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

▼『午後の曳航』公演情報ページはこちら
2023年11月公演 H.W.ヘンツェ『午後の曳航』 - 東京二期会オペラ劇場

2023年11月23日(木・祝)17:00、24日(金)14:00、25日(土)14:00、26日(日)14:00 日生劇場
指揮:アレホ・ペレス/演出:宮本亞門/管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】

●公演に関するお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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二期会オペラ研修所「第67 期マスタークラス修了試演会」(2/21(水)開催)のチケットを明日11/17(金)より発売します!

第67期マスタークラス「鹿野由之クラス」「岩森美里クラス」では、二期会オペラ研修所での最終試験となる修了試演会を、2024年2月21日(水)、Hakuju Hallにて一般公開にて開催いたします。
今回は、ヴェルディ『椿姫』、ビゼー『カルメン』、R.シュトラウス『アラベラ』、ワーグナー『さまよえるオランダ人』をはじめ、オペラのハイライトシーンの数々を披露いたします。
発売日は明日11月17日(金)。36名の研修生による、研修所での学びの集大成を、ぜひご覧ください!
※演目・シーン等、プログラム詳細は後日改めてご案内します。

240221institute_thumb.jpg PDFちらし■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所
第67期マスタークラス修了試演会

開催日:2024年2月21日(水)
会場:Hakuju Hall(ハクジュホール) 【アクセス
   ・小田急線「代々木八幡駅」南口より徒歩5分
   ・千代田線「代々木公園駅」出口1より徒歩5分
料金:全席指定 各クラス2,000円 (2クラスセット券 3,000円)
   ※クラスごとにチケットが必要です
◆鹿野由之クラス 12:00開演(11:30開場)
出演:【ソプラノ】秋山陽香、榎本菜々、岡 うらら、春日 杏、
田村祐子、鄭 美來、野田萌々、濵本佳蓮、
原 夏海、藤澤彩子、堀尾泉水、守木詩織、
山元三奈、横森由有
 【メゾソプラノ】筒井絢子
 【テノール】菅 康裕
 【バリトン】荒井渉吾、林 潤一郎
賛助出演:【テノール】 澤原行正、【バリトン】 増原英也
指揮:佐藤宏充/演技指導:澤田康子/声楽指導:《主任》鹿野由之、《副主任》腰越満美、《講師》青山 貴、鈴木 准、山下牧子/ピアノ:髙木由雅、平川寿乃、古野七央佳/演出補助講師:安藤由香

◆岩森美里クラス 17:00開演(16:30開場)
出演:【ソプラノ】市野梨沙、岡﨑陽香、小薗江凪彩、川﨑 想、
草野七海、佐藤雅子、須永和華子、中川郁文、
原 芽衣、辺見玲奈、山内菜緒、湯沢円香、
渡邉春香
 【メゾソプラノ】長崎真衣
 【テノール】高橋直人、反中洋介
 【バリトン】植田雅朗、島田恭輔
賛助出演:【テノール】 河野大樹、吉田 連、【バリトン】 大川 博
指揮:佐藤 宏/演技指導:飯塚励生/演出助手:横山 洸/声楽指導:《主任》岩森美里、《副主任》平井香織、《講師》青戸 知、井ノ上了吏、渡邉公威/ピアノ:木村裕平、藤川志保、矢崎貴子/ピアノ補助講師:石川美結

▼公演情報ページはこちらから
二期会オペラ研修所 第67期マスタークラス修了試演会 - 東京二期会

▼お問合せ・チケットご予約
二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

▼チケットお取扱い
Hakuju Hallオンラインチケット予約
※Hakuju Hallではオンライン予約のみのお取り扱いとなります。

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出演者メッセージ到着!~Hakuju Hall主催「二期会 ディーヴァ, ディーヴォ」2023年度シーズン第1弾は11/2(木)14時開演!

二期会オペラ研修所マスタークラスをトップで修了した、新星6名の声を聴くシリーズ、Hakuju Hall主催「二期会 ディーヴァ,ディーヴォ」。
今シーズンの第1弾(第27回)の開催が11月2日(木)に迫りました。
出演は、ソプラノ舘野真由花、ソプラノ田中沙友里、バリトン室岡大輝の3名と、ピアニスト荻原萌子。コンサートを直前に控え、出演者よりメッセージが届きましたので、ご紹介いたします。

      *     *     *
■舘野真由花 (たての まゆか)ソプラノ
第27回二期会ディーヴァ,ディーヴォに出演いたします舘野真由花と申します。この度は光栄な機会をいただき大変嬉しく思います。
何世紀にも渡って世界中で愛され続けているクラシック音楽は、音楽が素晴らしいことは言うまでもありません。そこから更にお客様にこの音楽の素晴らしさを伝えるには演奏者の作品にかける想いが大切で、お越しくださるお客様の心を震わせる演奏につながるのだと考えています。
ご来場の皆さまに楽しんでいただけるように、良い演奏をお届けできるように、日々どのような舞台を作るべきか考えております。
また、コロナ禍でオンライン配信など主流になりましたが、その経験があるからこそ生の音楽に触れるという大切さに私自身あらためて気づかされました。Hakuju Hallという素晴らしい会場でホールの空気を感じ、電子機器を通さない生の歌声、ピアノの音に触れて、空気の振動を身体全体で受け止める、生の音楽を身体で体感して感性に働きかけていただけたら嬉しく思います。
想いの詰まったコンサート、お時間の許される方はぜひご来場いただき、生の歌声を体感していただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
■田中沙友里 (たなか さゆり)ソプラノ
この度、第27回二期会 ディーヴァ,ディーヴォに出演させていただくこととなり、大変有り難く思います。
昨年度のマスタークラスでの1年間はコロナ対策を行いながらの授業でした。
制限がある状況でも、先生方から熱いご指導をいただき、また、素晴らしい切磋琢磨できる仲間に出会えました。私にとってなによりも貴重でかけがえのない一年でした。
そして、今回、尊敬する2人の仲間と演奏する機会をいただき、大変嬉しく思っております。
舘野さんとは初めて共演しますが、室岡さんとは去年の修了演奏会で一緒に歌いました。 2人とも努力家で素晴らしいオペラ歌手であり、いい刺激をもらっています。
今回はそれぞれが得意とするオペラアリア、重唱をご用意いたしました。
これまで私を支えて下さった全ての方々に感謝の思いを込めて歌います。
少しでも楽しんでいただけるよう頑張りますので、どうぞその成果を見にきてください! 皆様のご来場お待ちしております。
■室岡大輝 (むろおか たいき)バリトン
この度は第27回二期会ディーヴァ,ディーヴォへの出演が叶い、大変嬉しく思います。
私は研修所の本科とマスタークラスを修了しましたが、今回演奏する曲の中には研修所の試験等で歌った曲も数曲ございます。当時の自分よりさらにレベルアップした演奏をお届け出来ればと思います。
曲選びは様々な意見を出し合い、幅広い年代の作曲家のナンバーをお届けできる、聴きごたえのある演奏会になると思っております!
一緒に演奏いたします、ソプラノのお二人の舘野真由花さんは同門でもあり、共演経験がある為、息のあった(ルチアの重唱では反発する兄弟の仲なので息があってはいけないのですが…)演奏がお届け出来ればと思います。
田中沙友里さんとはマスタークラス時に同じクラスで、修了試験の際にもシモン・ボッカネグラを演奏しました。トロヴァトーレの重唱では激しいお互いの思想がぶつかる重唱をお届け出来ればと思います。
ソプラノ2人とバリトン1人、それぞれの織り成す歌声を堪能して頂ければと思います。
是非、是非当日会場でお待ちしております!
      *     *     *

3人の新星によるひとときをどうぞご堪能ください!!


ちらし(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会 ディーヴァ, ディーヴォ <第27回>
★二期会新星トップ6名による、ときめきのデビューコンサート!

日時:2023年11月2日(木) 14:00開演(13:30開場)※約90分/途中休憩あり
会場:Hakuju Hall(ハクジュホール)【アクセス
    ・小田急線「代々木八幡駅」南口 もしくは
    ・千代田線「代々木公園駅」1番出口より 徒歩5分
料金:全指定席 1,500円(税込) 《発売中》
出演:舘野真由花(ソプラノ)、田中沙友里(ソプラノ)、室岡大輝(バリトン)、荻原萌子(ピアノ)
予定プログラム:
・山田耕筰(詞:北原白秋):この道 〔田中〕
・山田耕筰(詞:北原白秋):からたちの花 〔舘野〕
・滝 廉太郎(詞:土井晩翠):荒城の月 〔室岡〕
・G.ドニゼッティ:『ランメルモールのルチア』より “あたりは沈黙に閉ざされ” 〔舘野〕
・G.ドニゼッティ:『ランメルモールのルチア』より “こちらにおいで、ルチア” 〔舘野・室岡〕
・W.A.モーツァルト:『コジ・ファン・トゥッテ』より “穏やかであれ、風よ” 〔舘野・田中・室岡〕
・W.A.モーツァルト:『フィガロの結婚』より “柔らかなそよ風が” 〔舘野・田中〕
・G.ヴェルディ:『ドン・カルロ』より “終わりの日は来た~私は死にます” 〔室岡〕
・R.レオンカヴァッロ:『道化師』より “鳥の歌” 〔田中〕
・G.ヴェルディ:『イル・トロヴァトーレ』より “聞いておるな?...ご覧ください、この苦い涙が” 〔田中・室岡〕
※曲目・曲順等が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。

主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会

▼コンサート詳細ページはこちらをご覧ください
第27回 二期会ディーヴァ, ディーヴォ - Hakuju Hall

▼ご予約・お問合せは
Hakuju Hall チケットセンター 03-5478-8700
11:00~17:00(火~金/祝日・休館日を除く)

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11月14日「第100回 二期会オペラ研修所コンサート」出演者メッセージ(3)

二期会オペラ研修所の定期試験により選抜された成績優秀者が出演する「二期会オペラ研修所コンサート」は、これまでにその回数を重ね、今回ついに第100回を迎えます!
この記念すべき回の出演者に、予科、本科、マスタークラスからあわせて16名が選抜され、11月14日夜に北とぴあ さくらホールで、その演唱をご披露いたします。
各出演者からのメッセージ第3回目は、マスタークラスの出演者(後半)です。今回演奏するアリアの魅力や、これからのキャリアに向けた目標などが寄せられました。

      *      *      *


chung_mirae.jpg■鄭 美來(ソプラノ/第67期マスタークラス)
ドニゼッティ『連隊の娘』より “フランスに敬礼”

予科生として入所してから「研修所コンサート」の出演をひとつの目標としていたので、この度出演させていただくこととなり、嬉しい気持ちで胸がいっぱいです。
私はオペラ『連隊の娘』より“フランスに敬礼”を歌わせていただきます。マリーの悲しみ、喜び、そして彼女の天真爛漫な明るさを思い切り表現して、楽しんで演奏させていただきます!

ueta_masaaki.jpg■植田 雅朗(バリトン/第67期マスタークラス)
ジョルダーノ『アンドレア・シェニエ』より “祖国の敵”

演奏会に出演させていただけること、大変ありがたく思います。大学や二期会研修所で学んでいることを自分のものにし、次のステージへ結びつけることが今の私の課題です。 一つ一つの機会を大切に、邁進していきます。

enomoto_nana.jpg■榎本 菜々(ソプラノ/第67期マスタークラス)
マスカーニ『イリス』より “私は悲しい夢を見た”

100回目という節目の年に出演させていただけることを大変光栄に思います。 今回歌わせて頂く曲は日本を題材にしており、日本人にとって馴染み深くも、マスカーニらしい幻想的な音楽が沢山敷き詰められている壮大なアリアです。日本の風吹くイタリアの音楽を全身で表現します。皆様のご来場心よりお待ちしております。

kusano_nanami.jpg■草野 七海(ソプラノ/第67期マスタークラス)
トマ『ミニョン』より “私はティターニア”

つやつやまあるい音色を目指して、日々奮闘中です! 今回私が歌うトマ作曲『ミニョン』より“私はティターニア”というアリアは、女優のフィリーヌがティターニアという妖精を演じて歌う、可愛らしく華やかな一曲です。 会場いっぱいにキラキラの魔法をかけるように、精一杯歌います! 沢山の皆様のもとへ届きますように!

yamamoto_mina.jpg■山元 三奈(ソプラノ/第67期マスタークラス)
ベッリーニ『夢遊病の女』より “ああ!信じられないわ”

まずはこうして第100回という歴史ある「二期会オペラ研修所コンサート」に出演させていただけますこと、大変嬉しく思っております。またここまで歌を続けてこられたのはいつも応援してくれた家族・先生・友達のおかげです。私の歌手人生で学んできたことをこの舞台でお届けできるよう精一杯歌わせていただきます。今後は、私も素晴らしい先輩方のようにオペラ歌手として舞台にたてるよう精進して参りたいと思います。

      *      *      *


次代を担う、若きアーティストたちを応援していただけましたら幸いです。
皆様のご来場を、心よりお待ちしております。

231114institute_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
《北とぴあ国際音楽祭2023 関連公演》
第100回 二期会オペラ研修所コンサート
日時:2023年11月14日(火) 18:30開演(17:45開場)
会場:北とぴあ さくらホール
(JR京浜東北線王子駅北口徒歩2分・地下鉄南北線王子駅5番出口前)
料金:(全席指定) S席¥4,000、A席¥3,000、B席¥2,000、学生席¥1,000*
*学生席は28歳未満の学生の方を対象といたします。
 ご予約は二期会チケットセンターのみのお取扱いです。
   《チケット発売中》
▼予定プログラム全曲、コンサート概要はこちらから
第100回 二期会オペラ研修所コンサート - 東京二期会
  主催:公益財団法人東京二期会/共催:公益財団法人北区文化振興財団・東京都北区

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

▼北とぴあ国際音楽祭(2023年11月11日(土)~12月18日(月))の情報はこちら
北とぴあ国際音楽祭特設ホームページ - 北区文化振興財団

*車椅子席をご希望の方は発売日以降に公益財団法人北区文化振興財団 03-5390-1221へご予約ください
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい


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11月14日「第100回二期会オペラ研修所コンサート」出演者メッセージ(2)

二期会オペラ研修所の定期試験により選抜された成績優秀者が出演する「二期会オペラ研修所コンサート」は、これまでにその回数を重ね、今回ついに第100回を迎えます!
この記念すべき回の出演者に、予科、本科、マスタークラスからあわせて16名が選抜され、北とぴあ さくらホールで、その演唱をご披露いたします。
11月14日の公演まで、いよいよあと1か月ほどとなりました。
出演者メッセージ紹介の第2回目は、マスタークラスの出演者(前半)をお届けします。

      *      *      *


okazaki_haruka.jpg■岡﨑 陽香(ソプラノ/第67期マスタークラス)
ビゼー 『真珠とり』より “レイラ!レイラ!” (二重唱)
ロッシーニ『セミラーミデ』より “麗しの光が”

この度は、100回目という記念すべき節目の回に「二期会オペラ研修所コンサート」に出演できますこと、大変嬉しく思います。
重唱では、巫女という立場にいながら恋情を抑えられないレイラを、アリアでは夫を毒殺した女帝のセミラミスを演じるという、ギャップに富んだラインナップとなっております。少々破天荒な挑戦ですが、温かく見守って頂けますと幸いです。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

hara_natsumi.jpg■原 夏海(ソプラノ/第67期マスタークラス)
ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』より “あたりは静けさに包まれ”

記念すべき100回目の「二期会オペラ研修所コンサート」に出演させていただき、大変光栄です。今年の4月からマスタークラスに入所し、早くも半年以上経ちましたが、先生方の熱心なご指導のもと、研修生の皆さんと切磋琢磨しながら過ごす日々をとても幸せに思います。支えてくださる方々への感謝の気持ちを胸に、お客様の心に少しでも響く演奏を目指して精一杯演奏いたします。

kawasaki_sou.jpg■川﨑 想(ソプラノ/第67期マスタークラス)
モーツァルト『コジ・ファン・トゥッテ』より "岩のように動かず"

この度は「第100回研修所コンサート」に出演できること、心から感謝しております。
私は音楽に情熱を傾け、夢を追いかけてきました。オペラを初めて聴いた時から、多くの先生方や友人の支えに恵まれてここまで来ることができました。この舞台で皆様に感動と喜びをお届けできるよう全力を尽くし、心からの歌声をお届けします!

akiyama_hikaru.jpg■秋山 陽香(ソプラノ/第67期マスタークラス)
モーツァルト『後宮からの逃走』より "私は恋をして、幸せでした"

この度は、記念すべき「第100回二期会オペラ研修所コンサート」に出演させて頂けること、大変光栄に思います。研修所でご指導頂いたことの成果が出せるよう、精一杯歌わせて頂きます。皆様のご来場心よりお待ちしております。

nakagawa_ikumi.jpg■中川 郁文(ソプラノ/第67期マスタークラス)
ヴェルディ『シモン・ボッカネグラ』より “話しておくれ、どうしてこんな寂しいところに” (二重唱)
レオンカヴァッロ『道化師』より “大空を晴れやかに(鳥の歌)”

オペラ歌手として世界中の著名なオペラハウスで舞台に立ち、常に歌唱の技術を向上させることを心掛け、オペラの美しさと深さを学び続けたいと思っています。また人の心に音楽を届ける喜びを感じながら成長していきたいと考えています。

moriki_shiori.jpg■守木 詩織(ソプラノ/第67期マスタークラス)
ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』より
  “こちらにおいで、ルチア〜恐ろしく不吉な青白さが" (二重唱)
グノー『ロメオとジュリエット』より “神よ!なんという戦慄が~愛よ、私を勇気づけて”

昨年度に引き続き、また、第100回という節目の年に出演させていただけますこと、大変嬉しく思います。
今回演奏いたします『ランメルモールのルチア』と『ロメオとジュリエット』はどちらも私が大好きな、憧れのオペラです。感謝の気持ちを忘れずに、心を込めて演奏いたします。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

      *      *      *


次代を担う、若きアーティストたちを応援していただけましたら幸いです。
皆様のご来場を、心よりお待ちしております。

231114institute_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
《北とぴあ国際音楽祭2023 関連公演》
第100回 二期会オペラ研修所コンサート
日時:2023年11月14日(火) 18:30開演(17:45開場)
会場:北とぴあ さくらホール
(JR京浜東北線王子駅北口徒歩2分・地下鉄南北線王子駅5番出口前)
料金:(全席指定) S席¥4,000、A席¥3,000、B席¥2,000、学生席¥1,000*
*学生席は28歳未満の学生の方を対象といたします。
 ご予約は二期会チケットセンターのみのお取扱いです。
   《チケット発売中》
▼予定プログラム全曲、コンサート概要はこちらから
第100回 二期会オペラ研修所コンサート - 東京二期会
  主催:公益財団法人東京二期会/共催:公益財団法人北区文化振興財団・東京都北区

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

▼北とぴあ国際音楽祭(2023年11月11日(土)~12月18日(月))の情報はこちら
北とぴあ国際音楽祭特設ホームページ - 北区文化振興財団

*車椅子席をご希望の方は発売日以降に公益財団法人北区文化振興財団 03-5390-1221へご予約ください
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい


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11月14日「第100回二期会オペラ研修所コンサート」出演者メッセージ(1)

二期会オペラ研修所の定期試験により選抜された成績優秀者が出演する「二期会オペラ研修所コンサート」は、これまでにその回数を重ね、今回ついに第100回を迎えます!
この記念すべき回の出演者に、予科、本科、マスタークラスからあわせて16名が選抜され、北とぴあ さくらホールで、その演唱をご披露いたします。
二期会ブログでは、コンサートに向けての抱負や、今回お届けする曲について等、各出演者からのメッセージをお届けします。
第1回目は、予科・本科の出演者です。

      *      *      *


yanagisawa_tamaki.jpg■栁澤 玖紀(メゾソプラノ/第69期予科)
ドニゼッティ『ラ・ファヴォリータ』より “ああ、私のフェルナンド”

この度は「第100回二期会オペラ研修所コンサート」に出演させていただきますこと、大変光栄に思っております。
研修所では毎回の授業で新たな発見と学びがあり、貴重な勉強の場となっています。日頃の成果をお見せできるよう心を込めて精一杯演奏いたします。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

oikawa_taisei.jpg■及川 泰生(バリトン/第69期予科)
モーツァルト『フィガロの結婚』より "もう訴訟に勝っただと"

今回で第100回と長い歴史を持つ二期会研修所コンサートに出演することができ、大変嬉しく思います。今回私が歌う曲は、モーツァルト作曲『フィガロの結婚』のアルマヴィーヴァ伯爵のアリアで、バリトンなら誰もが一度は歌うであろう有名な曲です。お越し頂いた皆様に、良い音楽を届けられるよう頑張ります。

oosawa_momoka.jpg■大澤 桃佳(ソプラノ/第68期本科)
ニコライ『ウィンザーの陽気な女房たち』より “急いでおいで、愉快な悪戯”

この度は、「第100回二期会オペラ研修所コンサート」に出演させていただけますこと大変光栄に思います。今回演奏させていただく曲は、フルート夫人が傲慢なファルスタッフを懲らしめる計画を陽気に華やかに歌うアリアです。聴いてくださる皆様が笑顔になっていただけるような演奏ができたらと思います。ご来場心よりお待ちしております!!

nagashima_sayaka.jpg■長島 彩(ソプラノ/第68期本科)
ビゼー『カルメン』より “何を恐れることがありましょう”

今年から本科生として研修所に入所し、素敵な仲間と同じ舞台に立てることに感謝致します。今回演奏致しますミカエラは何事にも真っ直ぐで素直、そして芯の強い女性です。私自身もそんな彼女のようにいつでも謙虚な気持ちを忘れず笑顔を絶やさず、音楽を愛する音楽家になれるようこれからも日々精進していきたいです。

suzuki_risako.jpg■鈴木 里沙子(ソプラノ/第68期本科)
ヴェルディ『エルナーニ』より “エルナーニ、一緒に逃げて”

この度は「第100回二期会オペラ研修所コンサート」に出演させていただけますこと、心より感謝申し上げます。尊敬する先輩方が出演されてきた歴史あるこの舞台に立てること、大変嬉しく思っております。
今回演奏をするアリアは私にとって初挑戦のものになります。華麗で耽美な初期のヴェルディ作品を楽しんでいただけるよう、精一杯演奏いたします。

      *      *      *


次代を担う、若きアーティストたちを応援していただけましたら幸いです。
皆様のご来場を、心よりお待ちしております。

231114institute_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
《北とぴあ国際音楽祭2023 関連公演》
第100回 二期会オペラ研修所コンサート
日時:2023年11月14日(火) 18:30開演(17:45開場)
会場:北とぴあ さくらホール
(JR京浜東北線王子駅北口徒歩2分・地下鉄南北線王子駅5番出口前)
料金:(全席指定) S席¥4,000、A席¥3,000、B席¥2,000、学生席¥1,000*
*学生席は28歳未満の学生の方を対象といたします。
 ご予約は二期会チケットセンターのみのお取扱いです。
   《チケット発売中》
▼予定プログラム全曲、コンサート概要はこちらから
第100回 二期会オペラ研修所コンサート - 東京二期会
  主催:公益財団法人東京二期会/共催:公益財団法人北区文化振興財団・東京都北区

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

▼北とぴあ国際音楽祭(2023年11月11日(土)~12月18日(月))の情報はこちら
北とぴあ国際音楽祭特設ホームページ - 北区文化振興財団

*車椅子席をご希望の方は発売日以降に公益財団法人北区文化振興財団 03-5390-1221へご予約ください
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい


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東京二期会 ヴェルディ『ドン・カルロ』は、いよいよ東京文化会館で公演!~10/13(金)・14(土)・15(日)公演当日のごあんない

9月30日に よこすか芸術劇場で開幕の1公演、先週末は札幌文化芸術劇場 hitaruで2公演をお届けしました、シュトゥットガルト州立歌劇場との提携公演、ヴェルディ『ドン・カルロ』は、いよいよ明日10月13日(金)より東京で最後の3公演をお贈りします!

現在、東京文化会館で10月9日より開催中の「Tokyo Opera Days」の催しの一つとして本公演を開催します。大ホールのホワイエでは「― L'AMORE ― マリア・カラス 生誕100年記念展@Tokyo Opera Days」を同時開催します。
さらに、13日(金)の公演初日には、17:15より演出のロッテ・デ・ベアによるプレトークを大ホールで開催。オペラ新時代を築くと呼び声高い、ウィーン・フォルクスオーパー芸術監督を務める彼女が、今回の『ドン・カルロ』について語ります。

それでは、ご案内大変遅くなりましたが、東京公演当日のご案内を致します。 【10/12(木)21:15掲載】
<二期会創立70周年記念公演>
シュトゥットガルト州立歌劇場との提携公演
《東京二期会オペラ劇場》
ジュゼッペ・ヴェルディ作曲 『ドン・カルロ』
オペラ全5幕(イタリア語5幕版) <日本語および英語字幕付き原語(イタリア語)上演>
指揮:レオナルド・シーニ/演出:ロッテ・デ・ベア
合唱:二期会合唱団/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
当日券と公演タイムテーブルのご案内
 
10月13日(金)
10月14日(土)
10月15日(日)
当日券
S~C/学
S~C/学
S~C/学
当日券販売
窓口受付
16:00~
12:00~
12:00~
ホワイエ開場
16:00
12:00
12:00
本開場
17:00
13:00
13:00
開演
18:00
14:00
14:00
第1幕・第2幕
約95分
休憩 20分
19:35~19:55
15:35~15:55
15:35~15:55
第3幕
約45分
休憩 20分
20:40~21:00
16:40~17:00
16:40~17:00
第4幕・第5幕
約75分
終演予定
22:15
18:15
18:15
東京文化会館
=アクセス=
<JR>
[山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線]
[東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口改札から徒歩1分
<地下鉄>
[銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分
<京成電鉄>
[京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩7分

お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ
◆上記、当日券は 10/12(木)18:00現在 での発売予定です。以降の販売状況により、完売となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆本公演では「当日学生席」を発売致します。公演当日ホワイエ開場時より会場入口受付にて2,500円で発売致します。ご希望の方はご本人の学生証を必ずお持ちください。
◆公演タイムテーブルは総稽古の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
◎本公演ではカーテンコールの写真撮影を解禁いたします!SNSへのご投稿も歓迎です。ご来場の記念に是非! ハッシュタグは #TokyoOperaDays #ドン・カルロ #ドン・カルロ後夜祭 でお願いします!

◎公演会場ホワイエでは「― L'AMORE ― マリア・カラス 生誕100年記念展@Tokyo Opera Days」を開催いたします。開催時間は、13日(金)16:00~2回目の休憩終了時(21:00頃)、14日(土)12:00~終演30分後(18:45頃)、15日(日)12:00~2回目の休憩終了時(17:00頃)です。当日の『ドン・カルロ』公演に入場の方は無料でご覧いただけますので、ぜひお立ち寄りください。

▼『ドン・カルロ』東京公演情報ページはこちら
東京二期会オペラ劇場 2023年10月公演 G.ヴェルディ『ドン・カルロ』 - 東京二期会

▼10/9〜15開催!「Tokyo Opera Days」イベント一覧ページはこちら


●公演に関するお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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東京二期会オペラ、ヴェルディ『ドン・カルロ』は北の大地へ!~今週末、10/7(土)・8(日)は札幌文化芸術劇場 hitaru で開催!公演当日のごあんない

先週末、よこすか芸術劇場で開幕しました、シュトゥットガルト州立歌劇場との提携公演、〈東京二期会オペラ〉ヴェルディ『ドン・カルロ』。今週末は北の大地、北海道札幌市で上演いたします!

札幌公演は、10/7(土)にドン・カルロ城 宏憲&エリザベッタ木下美穂子組、10/8(日)にドン・カルロ樋口達哉&エリザベッタ竹多倫子組、2組のキャスト陣による土日2日間の公演です。

本日までに両組とも札幌文化芸術劇場 hitaruでのゲネプロを終え、公演当日を待つだけとなりました!
それでは、ご案内大変遅くなりましたが、札幌公演当日のご案内を致します。 【10/6(金)21:50掲載】
2023グランドオペラフェスティバル in Japan
札幌市民交流プラザ開館5周年事業
シュトゥットガルト州立歌劇場、札幌文化芸術劇場 hitaruとの提携公演
《東京二期会オペラ》
ジュゼッペ・ヴェルディ作曲 『ドン・カルロ』
オペラ全5幕(イタリア語5幕版) <日本語および英語字幕付き原語(イタリア語)上演>
指揮:レオナルド・シーニ/演出:ロッテ・デ・ベア
合唱:二期会合唱団/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
当日券と公演タイムテーブルのご案内
 
10月7日(土)
10月8日(日)
当日券
S~D/U25
S~D/U25
当日券販売
窓口受付
13:00~
開場
13:00
開演
14:00
第1幕・第2幕
約95分
休憩 20分
15:35~15:55
第3幕
約45分
休憩 20分
16:40~17:00
第4幕・第5幕
約75分
終演予定
18:15
札幌文化芸術劇場 hitaru
(札幌市民交流プラザ)
=アクセス=
<札幌市営地下鉄>
東西線、南北線、東豊線「大通駅」30番出口から西2丁目地下歩道より直結 徒歩約2分
<JR>
「札幌駅」南口から徒歩約10分

市電、バス、お車等でご来場のお客様は札幌市民交流プラザのウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 札幌市民交流プラザ
◆上記、当日券は 10/6(金)18:00現在 での発売予定です。以降の販売状況により、完売となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆U25(A~D席 各2,000円引)を開場時間より発売致します。1998年以降にお生まれの方(未就学児を除く)であれば学生に限らずご購入いただけます。ご希望の方はご本人の免許証、マイナンバーカード、学生証等、生年の証明できるものを必ずお持ちください。
◆公演タイムテーブルは総稽古の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

▼『ドン・カルロ』横須賀・札幌公演情報ページはこちら
2023グランドオペラフェスティバル in Japan G.ヴェルディ『ドン・カルロ』(全国公演) - 東京二期会

※10/7(土)公演、フィリッポII世役の出演者変更がございます

●公演に関するお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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9/30(土)よこすか芸術劇場で開幕!ヴェルディ『ドン・カルロ』~ドン・カルロ役 城 宏憲&エリザベッタ役 木下美穂子インタビュー/横須賀公演当日のごあんない

シュトゥットガルト州立歌劇場との提携公演、〈東京二期会オペラ〉ヴェルディ『ドン・カルロ』。ついに9月30日(土)のよこすか芸術劇場公演から開幕いたします!

本公演の開催を前に、ドン・カルロ役の城 宏憲とエリザベッタ役の木下美穂子にインタビューいたしました。

*     *     *


202309_jou_hironori.jpg <城 宏憲>

Q1.ドン・カルロとはどのような役、どのような人物でしょうか?

城: 自分で言うのも変ですが、悩める王子様役です(笑)。生まれつき体が弱く、婚約者エリザベッタへの恋に破れてからは精神も衰弱の一途。時に周囲が思いもよらぬ行動力を示したかと思えば、やはり決まって挫折してしまう。親友のロドリーゴに励まされ、何度となく泥沼から這いあがろうとするが…結末は必ず悲劇的な人物として描かれます。

Q2.ご自身の役の見どころ(見せどころ)、聴きどころ(聴かせどころ)をひとつ教えてください。

城: 見どころは、次々と彼に襲いかかる人生の試練そのもの。頑張ってそれを乗り越えようとするのに、幕を追ってどんどん苦悩が増してしまう状況、その表現です。
聴きどころは、基本的に傷つきやすく受動的で繊細な王子の、憂いを秘めた響き。そして、そんな彼が劇的に変化して急に「やる気スイッチ」が入る、周囲を置いてけぼりにして空回りする彼の様子を、しっかりとその魂に寄り添って音楽で伝えれたらと思います。

Q3.『ドン・カルロ』のような歴史に題材を求めたオペラはたくさんありますが、一度でも演じてみたい、歴史上の人物はいますか?もしいれば、その理由や、動機もふくめて教えてください。

城: 最近いつの日か、ファウスト博士を演じてみたいと思っているのですが、物理学者のアインシュタインをモデルにしたらどうなるのかなぁ、と時々妄想しています。人類の科学史を動かすほどの知能を持つ人物にとっての、神や悪魔とは何だったのか。思いをめぐらせてしまいますね。
しかし、やはりフィクションの方が演じやすいと思います。原作のあるものなら、歴史上の人物ではありませんが、天才的な舞台役者でありながら、泥棒を生業とする、怪盗「七色いんこ」。手塚治虫ファンとしては、是非演じてみたいですねぇ。

Q4.最後に、本番にむけての意気込み、メッセージをお願いいたします。

城: ドン・カルロは確かに表題役ですが、単純にこの物語の主人公だと言い切ることができません。なぜなら、父王フィリッポの苦悩、親友ロドリーゴの暗躍、公女エボリの美醜、罪のない母エリザベッタの存在無くしては、タイトルロールとして輝かないからです。ですから、出来うる限り素晴らしい仲間と切磋琢磨しながら舞台を作り上げていきたいと思います。

*     *     *


202309_kinoshita_mihoko.jpg <木下美穂子>

Q1.エリザベッタとはどのような役、どのような人物でしょうか?

木下: エリザベッタは、時代背景や地位によって、彼女自身の運命を定められてしまった不幸を背負い、その運命をある意味受け入れる女王としての強さをもっていると思います。でも一方やはりカルロへ愛、冷静にふるまいつつも時々発せられるエリザベッタの本音や情熱がとても生生しくもあり、痛々しくもあり・・・その心情をヴェルディが非常に細かく表現していると思います。

Q2.ご自身の役の見どころ(見せどころ)、聴きどころ(聴かせどころ)をひとつ教えてください。

木下: カルロとの二重唱(2幕そして終幕)もとても好きな場面で、心にぐっとくる音楽ではあるのですが、今回はあえて、3幕の4重唱を上げさせていただきたいと思います。エボリの策略により無実の罪を着せられ夫であるフィリッポにののしられる場面です。この場面はそれぞれの人物の立場ゆえに背負っている苦悩が美しいアンサンブルで描かれています。女王としてのプライドも愛もすべて失ったエリザベッタの深い悲しみが天上の音楽で書かれています。この音楽を、そしてこの心理をどう表現していこうかといつも考えています。これはこれから一か月におよぶリハーサルでの課題です。Io son… straniera(私は…外国人…)この言葉は、長く海外で生きてきた経験からとても重い言葉だと、いつもぐっときてしまいます。

Q3.『ドン・カルロ』のような歴史に題材を求めたオペラはたくさんありますが、一度でも演じてみたい、歴史上の人物はいますか? もしいれば、その理由や、動機もふくめて教えてください。

木下: 改めて考えてみると、これと思い浮かぶのはないのですが、以前ヘレン・ケラーの詩による「アイヴィングリーンからの交響曲」(M・キャンプハウス作曲)というのを歌ったことがあるのですが、その時のヘレンケラーの詩が素晴らしく、こういう美しい言葉を紡ぎながらの彼女の生涯を一つのオペラにできたら素敵だろうなと思ったことがありました。できればイタリア人の作曲家でイタリア語で書かれていたらぜひ歌ってみたいです。

Q4.最後に、本番にむけての意気込み、メッセージをお願いいたします。

木下: ヴェルディの後期の大作『ドン・カルロ』、どの場面をとっても音楽が素晴らしく、またそれぞれの役の心理描写が音楽と相まってより一層の深みをもった作品です。私としては久しぶりの女性演出家とのお仕事です。どのようなアプローチで『ドン・カルロ』の世界を創り上げていくか、楽しみにしております。なかなか上演機会のない作品ですが、ぜひ劇場に足を運んでいただき、この世界を堪能していただければと思っております。

*     *     *


それでは、よこすか芸術劇場公演当日のご案内を致します。 【9/29(金)20:30掲載】
2023グランドオペラフェスティバル in Japan
シュトゥットガルト州立歌劇場、よこすか芸術劇場との提携公演
《東京二期会オペラ》
ジュゼッペ・ヴェルディ作曲 『ドン・カルロ』
オペラ全5幕(イタリア語5幕版) <日本語および英語字幕付き原語(イタリア語)上演>
指揮:レオナルド・シーニ/演出:ロッテ・デ・ベア
合唱:二期会合唱団/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
当日券と公演タイムテーブルのご案内
 
9月30日(土)
当日券
S~D/U24
当日券販売
窓口受付
12:15~
開場
12:15
開演
13:00
第1幕・第2幕
約90分
休憩 20分
14:30~14:50
第3幕
約40分
休憩 20分
15:30~15:50
第4幕・第5幕
約75分
終演予定
17:05
横須賀芸術劇場
=アクセス=
<京浜急行電鉄>
[京急本線]=「汐入駅」から徒歩1分
<JR>
[横須賀線]=「横須賀駅」から徒歩8分

お車でご来場のお客様は横須賀芸術劇場ウェブサイトをご覧ください
>>アクセス - 横須賀芸術劇場
◆上記、当日券は 9/29(金)18:00現在 での発売予定です。以降の販売状況により、完売となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆U24(24歳以下)を開場時刻より発売(各席種半額)致します。ご希望の方はご本人の学生証等年齢のわかるものを必ずお持ちください。
◆公演タイムテーブルは総稽古の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

▼『ドン・カルロ』横須賀・札幌公演情報ページはこちら
2023グランドオペラフェスティバル in Japan G.ヴェルディ『ドン・カルロ』(全国公演) - 東京二期会


●公演に関するお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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Tokyo Opera Days
10/9開催:指揮レオナルド・シーニによるマスタークラス~プログラム決定!

10/9(月・祝)~10/15(日)東京文化会館で開催される、「Tokyo Opera Days」の初日を飾る、今をときめく指揮者レオナルド・シーニによるマスタークラスの曲目と出演者が決定いたしました!
3曲全て、マエストロが得意とするヴェルディ作品。ヨーロッパの名だたる歌劇場で高い評価を得る音楽作りの秘訣が伝授される貴重な機会となります。

202309_leonardo_sini.jpg   Leonardo Sini レオナルド・シーニ

指揮は3名の若手指揮者、歌唱は『ドン・カルロ』でアンダースタディを務める中江万柚子と室岡大輝、ピアノは全て三澤志保が務めます。
マエストロが日本でマスタークラスを実施するのは今回が初めて。
只今、無料聴講申込を受け付けています。指揮や声楽・オペラを勉強されている方はもちろん、一般の方も聴講いただけます!
「Tokyo Opera Days」だからこそ実現したこのチャンスを、お見逃しなく!

■■■ イベント情報 ■■■
Tokyo Opera Days
指揮レオナルド・シーニによるマスタークラス
日時:2023年10月9日(月・祝) 19:00開始
会場:東京文化会館 小ホール
  (JR上野駅 公園口改札より徒歩1分)
料金:聴講無料(事前申込優先)

プログラム:
1. オペラ『仮面舞踏会』より「あの草を摘みとって」
  指揮:松下和弘 アメーリア:中江万柚子
2. オペラ『椿姫』より「ヴァレリー嬢ですか?」
  指揮:小山祥太郎 ヴィオレッタ:中江万柚子 ジェルモン:室岡大輝
3. オペラ『イル・トロヴァトーレ』より「聞いたかな、朝ともなれば」
  指揮:中城 良 ルーナ伯爵:室岡大輝 レオノーラ:中江万柚子
ピアノ:三澤志保

プロフィール:
202309_nakae_mayuko.jpg■ 中江万柚子 Mayuko Nakae
  ソプラノ Soprano
東京都出身。桐朋学園大学音楽学部声楽専攻首席卒業、同大学院音楽研究科声楽専攻 (オペラコース)修士課程修了(佐々木成子賞)。二期会オペラ研修所本科、マスターク ラス特待生。本科修了時渡邊高之助賞、マスタークラス修了時川崎靜子賞、最優秀 賞。福島育英会奨学生。成績優秀者による卒業記念演奏会、二期会新進声楽家コン サート等に出演。これまで『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナ、ドンナ・エル ヴィーラ、『椿姫』題名役等を演じ、東京二期会『ドン・カルロ』ではエリザベッタ のアンダースタディを務める。二期会会員
202309_murooka_taiki.jpg■ 室岡大輝 Taiki Murooka
  バリトン Baritone
埼玉県出身。尚美学園大学声楽コース卒業、同大学院修士課程を特待生で修了。第87 回読売新人演奏会出演。二期会オペラ研修所本科修了時渡邊高之助賞、マスタークラ ス修了時奨励賞。第87回読売新人演奏会、二期会新進声楽家コンサート等に出演。東 京二期会では『ドン・カルロ』ロドリーゴのアンダースタディを務め、来年5月二期 会ニューウェーブ・オペラ劇場『デイダーミア』でデビュー予定。二期会会員
■ 松下和弘 Kazuhiro Matsushita
1995年生まれ。 2014年に東京音楽大学指揮科に入学、18年卒業。 指揮を広上淳一、 田代俊文、時任康文の各氏に、ピアノを植木純、野田清隆の各氏に師事。18年チェコ で開催された国際指揮マスタークラスに参加し、Alexander Polyanichko氏に師事。 23年ウィーン楽派国際指揮者コンクールに出場。大学卒業時から現在まで複数のオー ケストラのトレーナーを担当し、新宿区民オペラの副指揮者として『仮面舞踏会』 『マクベス』『サンドリヨン』に携わる。

■ 小山祥太郎 Shotaro Koyama
国立音楽大学音楽学部声楽専修卒業、指揮者コース修了。同大学院声楽専攻修了後、 カールスルーエ音楽大学で歌曲伴奏を学ぶ。指揮を三澤洋史らに、声楽を黒田博氏ら に、歌曲伴奏を白井光子、ハルトムート・ヘル両氏に師事。国立音楽大学奨学生とし てウィーン国際音楽ゼミナールでO.ヒッレブラントに、ツヴィッカウでのシューマン 音楽祭で白井光子に学ぶ。第30回日本ドイツ歌曲コンクール第3位。学生時代より 『コジ・ファン・トゥッテ』『魔笛』『椿姫』等のオペラや多くの新作を指揮。東京 二期会では『パルジファル』『椿姫』副指揮、昨年秋には東京都教育庁事業にてオペ ラ『雪の女王』東京初演指揮を務めた。

■ 中城 良 Ryo Nakajo
1995年東京生まれ。2017年東京音楽大学作曲指揮専攻(指揮)を卒業。指揮を広上淳一 氏に師事。卒業公演で『フィガロの結婚』を指揮。大学主催の「打楽器教員コンサー ト」で日本を代表するフルート奏者、工藤重典氏とジョリヴェの協奏曲で協演。広島 交響楽団定期演奏会にてエリザベト音楽大学合唱団を指揮し協演。「若手指揮者トラ イアウトコンサート2021」に参加し、各プロオケから選ばれた奏者からなる特別編成 のオーケストラを指揮し研鑽を積む。22年12月にN響団友オーケストラと共演。これ まで副指揮として『イル・トロヴァトーレ』『仮面舞踏会』『マクベス』『トリスタ ンとイゾルデ』『魔笛』「ダ・ポンテ三部作」に携わる。

*     *     *


▼「秋は上野でオペラ!」 Tokyo Opera Days イベント詳細ページはこちら
ban_tokyo_opera_days2023
Tokyo Opera Days|オペラを楽しむ - 東京二期会
無料からお楽しみいただけるイベントが盛りだくさん

●お問合せ・事前申込は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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2023年の二期会ニューフェイスが一堂に!
「二期会新進声楽家コンサート」~出演者メッセージ 《4》

明日のスター、ここに羽ばたく!

今春、二期会オペラ研修所を優秀な成績で修了した、二期会期待の新入会員20名が一堂に会して開催する、デビューコンサート「二期会新進声楽家コンサート」。

9月15日(金)のコンサートを前に全出演者からのメッセージをソロ出演順にご紹介していまいりました、今日はその最後の5名をご紹介いたします。

*     *     *


202309_iwaya_kanako.jpg■ 岩谷香菜子(いわや かなこ/ソプラノ)
ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』より “あたりは静けさに包まれ”

人前に出ることが苦手だった私を変えてくれたのが、歌、オペラとの出会いでした。今ではお客様の前で歌えることが、私の幸せの一つになりました。今回選んだルチアのアリアは、学生時代より温めてきた曲で、いつも新たな発見と継続の大切さを教えてくれます。成功も失敗も自分の糧にしながら、オペラ歌手としてお客様の前の立てるよう精進します。
202309_azuma_yukie.jpg■ 東 幸慧(あずま ゆきえ/ソプラノ)
ヴェルディ『リゴレット』より “慕わしい人の名は”

研修所に入るにあたり、目標の1つでもあったこのコンサートに出演できることを光栄に思います。素晴らしい仲間たちと、先生方のご指導を元に1つ1つ積み上げてきたこの2年間は、私にとってとても大切な時間になりました。研修所での成果をお聴きいただけますように、精一杯演奏致します。ご来場お待ちしております。
202309_tateno_mayuka.jpg■ 舘野真由花(たての まゆか/ソプラノ)
ヴェルディ『椿姫』より “ああ、そはかの人か~花から花へ”

今回選曲した作品は、ソプラノのアリアの中でも特に有名な曲。ヴィオレッタはずっと憧れの役でありますが、高度な技術が必要なので、人前で歌うには勇気のいるアリアの一つです。私自身大きなホールで歌うのは初めての試みです。7月の二期会本公演『椿姫』のアンダースタディに選んでいただき、たくさん勉強いたしました。その成果を発揮できるよう精一杯努めます。
202309_murooka_taiki.jpg■ 室岡大輝(むろおか たいき/バリトン)
ヴェルディ『ファルスタッフ』より “夢か現実か?”
ヴェルディ『シモン・ボッカネグラ』第1幕より アメーリアと総督(シモン・ボッカネグラ)の二重唱

「声楽はスポーツと変わらない」大学から声楽の道を志し、今日この演奏会に出演させて頂きました。大学生になるまで音楽なんてほとんどかじって来ないどころか、ずーっとバレーボールをやってきた人間です。運動と音楽を奏でている間の集中力や、疲労度は似ていると思います。一球入魂と、球技の世界では良く言いますが、一声入魂!の心で演奏会に臨みたいと思います。
202309_nakae_mayuko.jpg■ 中江万柚子(なかえ まゆこ/ソプラノ)
ドニゼッティ『ロアン家のマリーア』より “不吉な…哀れみの神よ”
ヴェルディ『シモン・ボッカネグラ』第1幕より アメーリアと総督(シモン・ボッカネグラ)の二重唱

内縁の夫と元恋人の間で窮地に陥ったマリアは不幸な結婚を勧めた母を呪いつつも、いつかは救いの神が現れるはず…!と一筋の希望を信じ、願います。 また二重唱では、昨年の研修所コンサートから2度目のコンビとなるバリトン・室岡大輝さんとお届け致します。生き別れた父娘が再会を果たす感動的でエモーショナルなデュエットです。それぞれの美しい旋律が織りなす"ドラマ"を、ぜひ会場でご堪能下さい。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

*     *     *


それでは当日、多くのご来場をお待ちしております。
二期会のニューフェイスたちのこれからの活躍にどうぞご注目ください!!
230915shinshin_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所 第66期マスタークラス修了生・成績優秀者による
二期会新進声楽家コンサート
日時:2023年9月15日(金) 18:30開演(18:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅 公園口改札より徒歩1分)
料金:(全自由席) ¥3,000
出演者と演奏プログラム:
<第1部>
1. 渡邊瑛介(テノール)
  ベッリーニ『カプレーティ家とモンテッキ家』より “この剣はそのためにある”
2. 山﨑友理(ソプラノ)
  マスネ『マノン』より “わたしが女王のように街を歩くと”
3. 和田 央(バス・バリトン)
  ロッシーニ『セビリアの理髪師』より “わしのような医者に向かって”
4. 竹内穂乃香(ソプラノ)
  グノー『ロメオとジュリエット』より “私は夢に生きたい”
5. 栗田宰早(テノール)
  モーツァルト『魔笛』より “なんと美しい絵姿”
6. 村瀬亜紀(ソプラノ)
  ベッリーニ『清教徒』より “あなたのやさしい声が”
7. 上田彩乃(ソプラノ)
  J.シュトラウスII世「春の声」
8. 亀山泰地(バリトン)
  モーツァルト『フィガロの結婚』より “すべて準備は整った…少しばかりその目を開け”
9. 清水理沙(ソプラノ)
  ヴェルディ『運命の力』より “神よ、平和を与えたまえ”
10. 大井川由実(ソプラノ)
  ロッシーニ『セミラーミデ』より “麗しい光が”
11. 中江万柚子(ソプラノ)&室岡大輝(バリトン)
  ヴェルディ『シモン・ボッカネグラ』第1幕より
    アメーリアと総督(シモン・ボッカネグラ)の二重唱

<第2部>
12. 吉田早穂(ソプラノ)
  グノー『ファウスト』より “宝石の歌”
13. 藤田真由(ソプラノ)
  ベッリーニ『カプレーティ家とモンテッキ家』より “ああ、幾たびか”
14. 小谷美佳(ソプラノ)
  グノー『ロメオとジュリエット』より “ああ、なんという戦慄が”
15. 河向来実(ソプラノ)
  ドヴォルザーク『ルサルカ』より “月に寄せる歌”
16. 田中沙友里(ソプラノ)
  レオンカヴァッロ『道化師』より “鳥の歌”
17. 岩谷香菜子(ソプラノ)
  ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』より “あたりは静けさに包まれ”
18. 東 幸慧(ソプラノ)
  ヴェルディ『リゴレット』より “慕わしい人の名は”
19. 舘野真由花(ソプラノ)
  ヴェルディ『椿姫』より “ああ、そはかの人か~花から花へ”
20. 室岡大輝(バリトン)
  ヴェルディ『ファルスタッフ』より “夢か現実か?”
21. 中江万柚子(ソプラノ)
  ドニゼッティ『ロアン家のマリーア』より “不吉な…哀れみの神よ”
(ピアノ)朴 令鈴

▼公演詳細ページはこちらから
二期会新進声楽家コンサート|コンサート・ラインアップ - 東京二期会

●お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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2023年の二期会ニューフェイスが一堂に!
「二期会新進声楽家コンサート」~出演者メッセージ 《3》

明日のスター、ここに羽ばたく!

今春、二期会オペラ研修所を優秀な成績で修了した、二期会期待の新入会員20名が一堂に会して開催する、デビューコンサート「二期会新進声楽家コンサート」。

9月15日(金)の開催を前に全出演者からのメッセージをソロ出演順にご紹介しています。昨日までに前半10名をご紹介いたしました。今日からは後半、まず5名のご紹介です。

*     *     *


202309_yoshida_saho.jpg■ 吉田早穂(よしだ さほ/ソプラノ)
グノー『ファウスト』より “宝石の歌”

多くの芸術家を魅了したゲーテの物語。悲劇と救済を描くメロドラマに、マルガレーテの純真無垢なキャラクターがより一層際立ちます。特に「宝石の歌」では、感情がほとばしる様子が音楽に表されています。
私は演奏会に出演するにあたり、曲中の彼女の気持ちに近いものを感じています。彼女のようにワクワクとした気持ちを声で表現し、皆様をオペラの世界へ優しく誘える歌手として在りたいと思います。
202309_fujita_mayu.jpg■ 藤田真由(ふじた まゆ/ソプラノ)
ベッリーニ『カプレーティ家とモンテッキ家』より “ああ、幾たびか”

『カプレーティ家とモンテッキ家』よりジュリエッタのアリアを演奏させていただきます。学生の頃から大切にしてきた曲を歌えること、大変嬉しく思っております。
愛するロメオではない相手との婚礼を前に、揺れ動くジュリエッタの心情を美しい旋律に乗せてお伝えできるよう、心を込めて演奏いたします。
202309_kotani_mika.jpg■ 小谷美佳(こたに みか/ソプラノ)
グノー『ロメオとジュリエット』より “ああ、なんという戦慄が”

私は、予科から3年間研修所に所属しており、1番初めの試験で歌った曲がこの曲目でした。思い入れのある曲を二期会新進声楽家コンサートという晴れ舞台で歌える事が本当に嬉しいです。3年間お世話になった感謝と、これからも精進していく誓いを込めて当日は歌わせて頂きます。どうぞ宜しくお願い致します。
202309_kawamukai_kurumi.jpg■ 河向来実(かわむかい くるみ/ソプラノ)
ドヴォルザーク『ルサルカ』より “月に寄せる歌”

今回、このような素晴らしい演奏の機会を頂き、身の引き締まる思いです。私が歌う『ルサルカ』と言うオペラはどこか人魚姫に似た作品で、最後は悲しい結末を迎えます。初めてのチェコ語に戸惑いつつも、ドヴォルザークの素晴らしい音楽を皆様と会場で感じられるのを楽しみに精一杯歌わせていただきます。
202309_tanaka_sayuri.jpg■ 田中沙友里(たなか さゆり/ソプラノ)
レオンカヴァッロ『道化師』より “鳥の歌”

この度、新進演奏会コンサートに出演することができ、光栄に思います。
研修所では、先生方から厳しくも温かいご指導をいただき、そして出会った仲間にたくさんの刺激をもらい、歌い手として大きく成長することができました。研修所で培った集大成を舞台で最大限表現できるよう頑張ります。客席から見守っていただけたら嬉しいです。

*     *     *


二期会のニューフェイスたちのこれからの活躍にどうぞご注目ください!!
230915shinshin_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所 第66期マスタークラス修了生・成績優秀者による
二期会新進声楽家コンサート
日時:2023年9月15日(金) 18:30開演(18:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅 公園口改札より徒歩1分)
料金:(全自由席) ¥3,000
出演者と演奏プログラム:
<第1部>
1. 渡邊瑛介(テノール)
  ベッリーニ『カプレーティ家とモンテッキ家』より “この剣はそのためにある”
2. 山﨑友理(ソプラノ)
  マスネ『マノン』より “わたしが女王のように街を歩くと”
3. 和田 央(バス・バリトン)
  ロッシーニ『セビリアの理髪師』より “わしのような医者に向かって”
4. 竹内穂乃香(ソプラノ)
  グノー『ロメオとジュリエット』より “私は夢に生きたい”
5. 栗田宰早(テノール)
  モーツァルト『魔笛』より “なんと美しい絵姿”
6. 村瀬亜紀(ソプラノ)
  ベッリーニ『清教徒』より “あなたのやさしい声が”
7. 上田彩乃(ソプラノ)
  J.シュトラウスII世「春の声」
8. 亀山泰地(バリトン)
  モーツァルト『フィガロの結婚』より “すべて準備は整った…少しばかりその目を開け”
9. 清水理沙(ソプラノ)
  ヴェルディ『運命の力』より “神よ、平和を与えたまえ”
10. 大井川由実(ソプラノ)
  ロッシーニ『セミラーミデ』より “麗しい光が”
11. 中江万柚子(ソプラノ)&室岡大輝(バリトン)
  ヴェルディ『シモン・ボッカネグラ』第1幕より
    アメーリアと総督(シモン・ボッカネグラ)の二重唱

<第2部>
12. 吉田早穂(ソプラノ)
  グノー『ファウスト』より “宝石の歌”
13. 藤田真由(ソプラノ)
  ベッリーニ『カプレーティ家とモンテッキ家』より “ああ、幾たびか”
14. 小谷美佳(ソプラノ)
  グノー『ロメオとジュリエット』より “ああ、なんという戦慄が”
15. 河向来実(ソプラノ)
  ドヴォルザーク『ルサルカ』より “月に寄せる歌”
16. 田中沙友里(ソプラノ)
  レオンカヴァッロ『道化師』より “鳥の歌”
17. 岩谷香菜子(ソプラノ)
  ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』より “あたりは静けさに包まれ”
18. 東 幸慧(ソプラノ)
  ヴェルディ『リゴレット』より “慕わしい人の名は”
19. 舘野真由花(ソプラノ)
  ヴェルディ『椿姫』より “ああ、そはかの人か~花から花へ”
20. 室岡大輝(バリトン)
  ヴェルディ『ファルスタッフ』より “夢か現実か?”
21. 中江万柚子(ソプラノ)
  ドニゼッティ『ロアン家のマリーア』より “不吉な…哀れみの神よ”
(ピアノ)朴 令鈴

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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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2023年の二期会ニューフェイスが一堂に!
「二期会新進声楽家コンサート」~出演者メッセージ 《2》

明日のスター、ここに羽ばたく!

今春、二期会オペラ研修所を優秀な成績で修了した、期待の新入会員20名が一堂に会し、二期会入会後お披露目となるデビューコンサート「二期会新進声楽家のコンサート」。

9月15日(金)の開催に向けての出演者からのコメント紹介、今日はその2回目です。

*     *     *


202309_murase_aki.jpg■ 村瀬亜紀(むらせ あき/ソプラノ)
ベッリーニ『清教徒』より “あなたの優しい声が”

私の歌う音楽が聴いてくださっている誰かのパワーになって欲しい、心動かす歌を歌いたい、と願って日々自分自身を磨いています。コロナ禍での研修でしたが、こうして音楽と関わり続けられていること、支えてくださる方がいることに感謝してこれからも邁進してまいります。
202309_ueta_ayano.jpg■ 上田彩乃(うえた あやの/ソプラノ)
J.シュトラウスII世 「春の声」

研修所では、これまで目を背けていた自分の弱さと対峙する機会をいただきました。考えながら演じるのではなく、自分自身が表現したい人物として振舞えるようになるまで練習を繰り返すこと。今回は歌曲を歌いますが、オペラアリアと同様に詩や音楽を噛み締め自分のものとし、これが今できる精一杯だと胸を張って披露したいと思います。
202309_kameyama_taichi.jpg■ 亀山泰地(かめやま たいち/バリトン)
モーツァルト『フィガロの結婚』より “すべて準備は整った…少しばかりその目を開け”

大学がクラリネット専攻だった自分にとって、研修所の3年間は本当にたくさんのことを学ぶことができた、かけがえのない時間でした。熱心にご指導してくださった先生方には本当に感謝しております。この先も音楽家であるかぎり勉強は続きますが、常に真摯に音楽に向き合っていきたいと思います。
202309_shimizu_risa.jpg■ 清水理沙(しみず りさ/ソプラノ)
ヴェルディ『運命の力』より “神よ、平和を与えたまえ”

この度は「二期会新進声楽家コンサート」に出演させて頂きますこと、大変光栄に思います。
感染症が流行り始めた頃に研修所へ入所し、制約がある中、熱心な先生方のご指導と関係者の方々のおかげで濃密な時間を過ごせ、心から感謝しております。ご来場いただくお客様をはじめ、沢山の方の協力を得て舞台に立てることに感謝し、心を込めて演奏いたします。
202309_ooigawa_yumi.jpg■ 大井川由実(おおいがわ ゆみ/ソプラノ)
ロッシーニ『セミラーミデ』より “麗しい光が”

研修所に入った頃からずっと憧れていたこの舞台に立てること、とても光栄です。
研修所を修了し、新しい門出、新たな挑戦という意味を込めて今回オペラ「セミラーミデ」のアリアを初めて歌わせていただきます。今まで学んできた全てを発揮し、最高の演奏を皆様にお届けできるよう精一杯演奏いたします。応援よろしくお願いいたします。

*     *     *


二期会のニューフェイスたちのこれからの活躍にどうぞご注目ください!!
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二期会オペラ研修所 第66期マスタークラス修了生・成績優秀者による
二期会新進声楽家コンサート
日時:2023年9月15日(金) 18:30開演(18:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅 公園口改札より徒歩1分)
料金:(全自由席) ¥3,000
出演者と演奏プログラム:
<第1部>
1. 渡邊瑛介(テノール)
  ベッリーニ『カプレーティ家とモンテッキ家』より “この剣はそのためにある”
2. 山﨑友理(ソプラノ)
  マスネ『マノン』より “わたしが女王のように街を歩くと”
3. 和田 央(バス・バリトン)
  ロッシーニ『セビリアの理髪師』より “わしのような医者に向かって”
4. 竹内穂乃香(ソプラノ)
  グノー『ロメオとジュリエット』より “私は夢に生きたい”
5. 栗田宰早(テノール)
  モーツァルト『魔笛』より “なんと美しい絵姿”
6. 村瀬亜紀(ソプラノ)
  ベッリーニ『清教徒』より “あなたのやさしい声が”
7. 上田彩乃(ソプラノ)
  J.シュトラウスII世「春の声」
8. 亀山泰地(バリトン)
  モーツァルト『フィガロの結婚』より “すべて準備は整った…少しばかりその目を開け”
9. 清水理沙(ソプラノ)
  ヴェルディ『運命の力』より “神よ、平和を与えたまえ”
10. 大井川由実(ソプラノ)
  ロッシーニ『セミラーミデ』より “麗しい光が”
11. 中江万柚子(ソプラノ)&室岡大輝(バリトン)
  ヴェルディ『シモン・ボッカネグラ』第1幕より
    アメーリアと総督(シモン・ボッカネグラ)の二重唱

<第2部>
12. 吉田早穂(ソプラノ)
  グノー『ファウスト』より “宝石の歌”
13. 藤田真由(ソプラノ)
  ベッリーニ『カプレーティ家とモンテッキ家』より “ああ、幾たびか”
14. 小谷美佳(ソプラノ)
  グノー『ロメオとジュリエット』より “ああ、なんという戦慄が”
15. 河向来実(ソプラノ)
  ドヴォルザーク『ルサルカ』より “月に寄せる歌”
16. 田中沙友里(ソプラノ)
  レオンカヴァッロ『道化師』より “鳥の歌”
17. 岩谷香菜子(ソプラノ)
  ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』より “あたりは静けさに包まれ”
18. 東 幸慧(ソプラノ)
  ヴェルディ『リゴレット』より “慕わしい人の名は”
19. 舘野真由花(ソプラノ)
  ヴェルディ『椿姫』より “ああ、そはかの人か~花から花へ”
20. 室岡大輝(バリトン)
  ヴェルディ『ファルスタッフ』より “夢か現実か?”
21. 中江万柚子(ソプラノ)
  ドニゼッティ『ロアン家のマリーア』より “不吉な…哀れみの神よ”
(ピアノ)朴 令鈴

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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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2023年の二期会ニューフェイスが一堂に!
「二期会新進声楽家コンサート」~出演者メッセージ 《1》

明日のスター、ここに羽ばたく!

今春、二期会オペラ研修所を優秀な成績で修了した、期待の新入会員20名が一堂に会し、二期会入会後お披露目となるデビューコンサート「二期会新進声楽家のコンサート」。

今年の開催は、9月15日(金)。公演まで3週間を切りました!
開催に向けて、出演者全員からコメントをいただいておりますので、今日からソロ曲での出演順(予定)に4回に分けてご紹介してまいります。

*     *     *


202309_watanabe_eisuke.jpg■ 渡邊瑛介(わたなべ えいすけ/テノール)
ベッリーニ『カプレーティ家とモンテッキ家』より “この剣はそのためにある”

私は大学在学時から、将来はベッリーニのオペラを歌えるテノールになりたい!という思いがありました。
偶然か必然か、留学先もイタリアはシチリアのカターニアで、なんとベッリーニの生誕地。 そして今回お披露目させていただく曲はベッリーニのオペラアリア。そんな想いの積もった歌、声を、楽しんでお聴きいただけたら嬉しいです。
202309_yamasaki_yuri.jpg■ 山﨑友理(やまざき ゆり/ソプラノ)
マスネ『マノン』より “わたしが女王のように街を歩くと”

私自身、学生の頃より毎年このコンサートに足を運んでいたので、今回出演させていただく喜びもひとしおです。
ご指導くださった先生方、切磋琢磨した仲間達、支えてくださった皆様、何より音楽に対して普遍的な愛を持ってくださった皆様のおかげで、こうして今、私は歌うことができます。
ぜひ、20人の歌手とピアニストが織りなす音の色彩をお楽しみくださいませ。
202309_wada_akira.jpg■ 和田 央(わだ あきら/バス・バリトン)
ロッシーニ『セビリアの理髪師』より “わしのような医者に向かって”

『セビリアの理髪師』のバルトロという役はBasso buffoの早口を歌う役で、私の目標でもあります。さらにこのアリアではその中でも特別早くしゃべり倒さなければなりません。難しいと感じますが、Enzo DaraやAlessandro Corbelli のような偉大な歌手に近づけるよう、挑戦したいと思います。
202309_takeuchi_honoka.jpg■ 竹内穂乃香(たけうち ほのか/ソプラノ)
グノー『ロメオとジュリエット』より “私は夢に生きたい”

「どのような形でもいいから、音楽を続けてほしい」と節目の時には必ず師匠から言われてきました。研修所での学びの期間は、音楽との向き合い方に迷っていた私に、音楽を続けていくことへの決意を固めるきっかけを与えてくれました。歌い手として、一つ一つの作品に真摯に向き合い、責任感を持って演じていけるよう、精進してまいります。
202309_kurita_tsukasa.jpg■ 栗田宰早(くりた つかさ/テノール)
モーツァルト『魔笛』より “なんと美しい絵姿”

二期会研修所には予科から本科、マスタークラスまで3年間お世話になりました。それぞれのクラスで異なる役柄や分野、言語などの指導を頂き、自分の表現の幅が格段と大きくなったことを感じました。今回演奏会に出演させて頂く機会を頂き、その感謝の気持ちを演奏に乗せてお伝えできればと思います。

*     *     *


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二期会オペラ研修所 第66期マスタークラス修了生・成績優秀者による
二期会新進声楽家コンサート
日時:2023年9月15日(金) 18:30開演(18:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅 公園口改札より徒歩1分)
料金:(全自由席) ¥3,000
出演者と演奏プログラム:
<第1部>
1. 渡邊瑛介(テノール)
  ベッリーニ『カプレーティ家とモンテッキ家』より “この剣はそのためにある”
2. 山﨑友理(ソプラノ)
  マスネ『マノン』より “わたしが女王のように街を歩くと”
3. 和田 央(バス・バリトン)
  ロッシーニ『セビリアの理髪師』より “わしのような医者に向かって”
4. 竹内穂乃香(ソプラノ)
  グノー『ロメオとジュリエット』より “私は夢に生きたい”
5. 栗田宰早(テノール)
  モーツァルト『魔笛』より “なんと美しい絵姿”
6. 村瀬亜紀(ソプラノ)
  ベッリーニ『清教徒』より “あなたのやさしい声が”
7. 上田彩乃(ソプラノ)
  J.シュトラウスII世「春の声」
8. 亀山泰地(バリトン)
  モーツァルト『フィガロの結婚』より “すべて準備は整った…少しばかりその目を開け”
9. 清水理沙(ソプラノ)
  ヴェルディ『運命の力』より “神よ、平和を与えたまえ”
10. 大井川由実(ソプラノ)
  ロッシーニ『セミラーミデ』より “麗しい光が”
11. 中江万柚子(ソプラノ)&室岡大輝(バリトン)
  ヴェルディ『シモン・ボッカネグラ』第1幕より
    アメーリアと総督(シモン・ボッカネグラ)の二重唱

<第2部>
12. 吉田早穂(ソプラノ)
  グノー『ファウスト』より “宝石の歌”
13. 藤田真由(ソプラノ)
  ベッリーニ『カプレーティ家とモンテッキ家』より “ああ、幾たびか”
14. 小谷美佳(ソプラノ)
  グノー『ロメオとジュリエット』より “ああ、なんという戦慄が”
15. 河向来実(ソプラノ)
  ドヴォルザーク『ルサルカ』より “月に寄せる歌”
16. 田中沙友里(ソプラノ)
  レオンカヴァッロ『道化師』より “鳥の歌”
17. 岩谷香菜子(ソプラノ)
  ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』より “あたりは静けさに包まれ”
18. 東 幸慧(ソプラノ)
  ヴェルディ『リゴレット』より “慕わしい人の名は”
19. 舘野真由花(ソプラノ)
  ヴェルディ『椿姫』より “ああ、そはかの人か~花から花へ”
20. 室岡大輝(バリトン)
  ヴェルディ『ファルスタッフ』より “夢か現実か?”
21. 中江万柚子(ソプラノ)
  ドニゼッティ『ロアン家のマリーア』より “不吉な…哀れみの神よ”
(ピアノ)朴 令鈴

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二期会新進声楽家コンサート|コンサート・ラインアップ - 東京二期会

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ブログで繋ぐ!「第16回 二期会研究会駅伝コンサート《自由》【8/23(水)公演】」
出演研究会紹介(5) ロシア東欧オペラ研究会・オペラワークショップ研究会

二期会研究会による毎夏の風物詩「二期会研究会駅伝コンサート」。
第16回となる今年のコンサートのテーマは「自由」! 今年出演する10の研究会がそれぞれに構成した各20分のプログラムを、駅伝のように歌の“たすき”を繋いで、15:30の開演から、19:35予定のゴールまでのロングランでお贈りします!
途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみください。

今年も二期会blogでは駅伝コンサートを盛り上げるべく、各研究会からのメッセージを紹介する“たすきリレー”を連載。
8月に入り、コンサートの本番まであと3週間に迫る中、出演研究会紹介もついに最終回となりました!
最後のご紹介は2研究会、「ロシア東欧オペラ研究会」と「オペラワークショップ研究会」です。

      *      *      *

<18:55~>
(9)【ロシア東欧オペラ研究会】《愛に祈りを込めて》
[出演]堺 裕貴、増永郁子、大野 隆
[ピアノ]小笠原貞宗

チャイコフスキー
 『イオランタ』より“神よ もし私に罪があっても”
ムソルグスキー
 『ソローチンスク定期市』より“パラーシャのドゥムカ”
ラフマニノフ
 『アレコ』より“すべての天幕は寝静まった”

今回は、チャイコフスキー、ムソルグスキー、ラフマニノフのオペラ作品から「愛」をテーマの作品を並べました。オペラ「イオランタ」より、レネ王の盲目の我が娘への祈りの父親の愛。オペラ「ソローチンスクの定期市」より、若者パラーシャの夢見る乙女の愛。オペラ「アレコ」より、アレコの妻を失った悲痛な叫びの歌。それぞれが「愛」をテーマにしています。
昨今、ロシアの作品を演奏する事は、なかなか厳しい時世になりました。しかし我々はロシアの歌を愛し、政治と文化は別であるとの思いから、「平和を訴え」演奏させていただきます。
ロシア東欧オペラ研究会代表・岸本 力



      *      *      *

<19:15~>
(10)【オペラワークショップ研究会】《仮面に覆われた故の自由 人間の心の綾に迫る》
[出演]藤野祐子、島村武男/[ピアノ]服部尚子

ヴェルディ『仮面舞踏会』より
 アメーリアのアリア
 “ここがあの恐ろしい場所…あの草を摘み取って”
 レナートのアリア
 “立て、息子に会うのは許してやろう”

世界で活躍できる歌手を育成することを趣旨とし世界の劇場で活躍された歌手を講師陣にお招きし研鑽を積んでいます。
オペラに1番必要なのは「いい声」
世界で活躍された講師の方の「いい声」を身近に感じる事により会員全員が「いい声」を目指し、各自の要望に応じてオペラの主役部分の全幕の稽古を行い試演会を持ち、その中から1幕又は1シーンを選びハイライト公演を実施しています。
今回の駅伝コンサートでは世界の劇場で活躍されて今も尚ご活躍の島村武男先生と共に「いい声」で「人間の心の綾に迫る」を題材にお送りいたします。


二期会オペラワークショップ研究会オペラガラコンサート2023

      *      *      *

230823ekiden_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
第16回 二期会研究会駅伝コンサート 「自由」
日時:2023年8月23日(水) 15:30開演(15:00開場)
会場:渋谷区文化総合センター大和田(4F)さくらホール
(JR「渋谷駅」西口より徒歩5分)
料金:一般4,000円、学生2,000円 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・15:30~ オペレッタ研究会 《Unsre Kálmán Freiheit》
・15:50~ イタリアオペラ研究会 《一筋の光に向かって》
<休憩15分>
・16:25~ ドイツ歌曲研究会 《シャミソーが見た19世紀の女性像》
・16:45~ フランス歌曲研究会 《ベルエポック》
      ~自由な空気に包まれた都市、パリで愛された歌たち~
・17:05~ 日本歌曲研究会 《天翔る想い》
<休憩15分>
・17:40~ イタリア歌曲研究会 《自由と愛》
・18:00~ ロシア歌曲研究会 《ラフマニノフ 生誕150周年記念》
<休憩15分>
・18:35~ 英語の歌研究会 《Let's Sing for Happy Future!!》
18:55~ ロシア東欧オペラ研究会 《愛に祈りを込めて》
19:15~ オペラワークショップ研究会 《仮面に覆われた故の自由 人間の心の綾に迫る》
<終演予定 19:35>

*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます


▼公演詳細ページはこちら 《好評発売中!》
第16回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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ブログで繋ぐ!「第16回 二期会研究会駅伝コンサート《自由》【8/23(水)公演】」
出演研究会紹介(4) ロシア歌曲研究会・英語の歌研究会

二期会研究会による毎夏の風物詩「二期会研究会駅伝コンサート」。
第16回となる今年のコンサートのテーマは「自由」! 今年出演する10の研究会がそれぞれに構成した各20分のプログラムを、駅伝のように歌の“たすき”を繋いで、15:30の開演から、19:35予定のゴールまでのロングランでお贈りします!
途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみください。

今年も二期会blogでは駅伝コンサートを盛り上げるべく、各研究会からのメッセージを紹介する“たすきリレー”を連載。残るは4研究会、今日はそのうち、「ロシア歌曲研究会」と「英語の歌研究会」のご紹介です。

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<18:00~>
(7)【ロシア歌曲研究会】《ラフマニノフ生誕150周年記念》
[出演]宮上早智、相原理子、清水いずみ
[ピアノ]小笠原貞宗

ラフマニノフ
 「ここはすばらしい」Op.21-7
 「夢」Op.38-5
 「リラの花」Op.21-5
 「ねずみ取り」Op.38-4
 「私の窓辺に」Op.26-10
 「歌うな、美しい女よ」Op.4-4

セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943)はロシア後期ロマン主義を代表する作曲家で、優れたピアニストでもありました。歌曲を80曲以上作曲しています。今回はラフマニノフ作品の中から、叙情的作品を演奏させていただきます。
ラフマニノフは、1916年の彼の最後の歌曲集(作品38)以後、1917年アメリカへ亡命しました。
彼の作品は、歌とピアノのパートの旋律が美しく甘く融合され、絵画的です。しかし彼の音楽の根底には、ロシアの深い悲しみが響いています。
大変な時世ですが我々は、「平和を訴え」演奏させていただきます。
ロシア歌曲研究会代表・岸本 力



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<18:35~>
(8)【英語の歌研究会】《Let's Sing for Happy Future!!》
[出演]佐橋美起、泉山淳子、小針絢子、西野伸子、野沢知佳、落合知美、
    川畑順子、川口美和
[チェロ]大森朔光/[ピアノ]田中知子

A.ブレヴィン
 「ヴォカリーズ」
 「ハニー・アンド・ルー」テイク・マイ・マザー・ホーム
P.ゴードン
 「ダンディ・ロング・レッグスあしながおじさん」幸せの秘密
C.ストラウス
 「アニー」トゥモロー

英語の歌研究会は今年20周年を迎えました! 大人になりました! 今年の駅伝のテーマは自由! Freedom!
A.プレヴィン作曲のヴォカリーズとテイク・マイマザー・ホームでは黒人の女性、足長おじさんやアニーでは親がいない子供、世の中で差別され迫害され不自由な生活をしていても、歌では自由に羽ばたける! そんな思いを胸にチェロやカホンやシェイカーの楽器と共にHappy Future 幸せな未来、Tomorrow 明日に向かって歌います!


2023年6月3日の20周年記念コンサート

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230823ekiden_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
第16回 二期会研究会駅伝コンサート 「自由」
日時:2023年8月23日(水) 15:30開演(15:00開場)
会場:渋谷区文化総合センター大和田(4F)さくらホール
(JR「渋谷駅」西口より徒歩5分)
料金:一般4,000円、学生2,000円 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・15:30~ オペレッタ研究会 《Unsre Kálmán Freiheit》
・15:50~ イタリアオペラ研究会 《一筋の光に向かって》
<休憩15分>
・16:25~ ドイツ歌曲研究会 《シャミソーが見た19世紀の女性像》
・16:45~ フランス歌曲研究会 《ベルエポック》
      ~自由な空気に包まれた都市、パリで愛された歌たち~
・17:05~ 日本歌曲研究会 《天翔る想い》
<休憩15分>
・17:40~ イタリア歌曲研究会 《自由と愛》
18:00~ ロシア歌曲研究会 《ラフマニノフ 生誕150周年記念》
<休憩15分>
18:35~ 英語の歌研究会 《Let's Sing for Happy Future!!》
・18:55~ ロシア東欧オペラ研究会 《愛に祈りを込めて》
・19:15~ オペラワークショップ研究会 《仮面に覆われた故の自由 人間の心の綾に迫る》
<終演予定 19:35>

*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます


▼公演詳細ページはこちら 《好評発売中!》
第16回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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ブログで繋ぐ!「第16回 二期会研究会駅伝コンサート《自由》【8/23(水)公演】」
出演研究会紹介(3) 日本歌曲研究会・イタリア歌曲研究会

二期会研究会による毎夏の風物詩「二期会研究会駅伝コンサート」。
第16回となる今年のコンサートのテーマは「自由」! 今年出演する10の研究会がそれぞれに構成した各20分のプログラムを、駅伝のように歌の“たすき”を繋いで、15:30の開演から、19:35予定のゴールまでのロングランでお贈りします!
途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみください。

今年も二期会blogでは駅伝コンサートを盛り上げるべく、各研究会からのメッセージを紹介する“たすきリレー”を連載。今日はその3回目、「日本歌曲研究会」と「イタリア歌曲研究会」です。

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<17:05~>
(5)【日本歌曲研究会】《天翔る想い》
[出演]伊吹笑美子、黒川京子、品田昭子、前澤悦子
[ピアノ]松下倫士

木下牧子「太陽は空の中心にかかる」より “もし鳥だったなら”
松下倫士「うたを うたうとき」他
中田喜直 「六つの子供の歌」より“たあんき ぽーんき”、「魚とオレンジ」より “はなやぐ朝”
武満 徹「翼」、「めぐり逢い」

心はいつも大空を縦横無尽に・・・そんな自由をテーマとした曲が揃いました。
どうぞお愉しみください!
日本歌曲研究会は現在86名の会員を有します。毎月の例会では多彩な講師をお招きし、レクチャーや公開レッスン形式で多面的アプローチと実践を行っています。(名誉代表:中村 健 代表:前澤悦子 相談役:瀬山詠子・中村瑞枝)
『第20回二期会日本歌曲研究会演奏会』が、6月24日にサントリーホール ブルーローズで開催されました。
また当研究会では委嘱作品集I、IIを全音楽譜から出版するなど、日本歌曲の発展と普及にも取り組んでいます。


2022年11月例会 講師:瀬山詠子

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<17:40~>
(6)【イタリア歌曲研究会】《自由と愛》
[構成・ナビゲーター]鴨川太郎
[出演]飯塚千尋、石原友利子、里村照子、佐野円香、竹之内淳子、丹藤麻砂美、
    向笠愛里、栗原光太郎(会友)、鴨川太郎
[ピアノ]山岸茂人

ヴィヴァルディ「神よ、汝を称えん」
ドニゼッティ「愛する者を愛さずにはいられなくする愛」
ヴェルディ「一つの星に」
プッチーニ「小さな愛の物語」「ローマへの賛歌」

イタ研では「自由と愛」をテーマにプログラミング。まずは「コロナ」が鎮まりつつあるのを感謝して、ヴィヴァルディの《神よ、汝を讃えん》。そして、イタリアで「自由な愛」が認められずこの世を去った男女の代表格、「フランチェスカとパオロ」の深い愛を詠ったドニゼッティとプッチーニの2曲。星に束縛からの解放を願うヴェルディの《一つの星に》。最後は自由を謳歌する永遠の都ローマを讃え、プッチーニの《ローマ賛歌》。鴨川太郎のナビゲーションと山岸茂人のピアノでお届けする「イタリア歌曲のエッセンス」をお楽しみください!


2019年9月定期演奏会LV

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230823ekiden_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
第16回 二期会研究会駅伝コンサート 「自由」
日時:2023年8月23日(水) 15:30開演(15:00開場)
会場:渋谷区文化総合センター大和田(4F)さくらホール
(JR「渋谷駅」西口より徒歩5分)
料金:一般4,000円、学生2,000円 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・15:30~ オペレッタ研究会 《Unsre Kálmán Freiheit》
・15:50~ イタリアオペラ研究会 《一筋の光に向かって》
<休憩15分>
・16:25~ ドイツ歌曲研究会 《シャミソーが見た19世紀の女性像》
・16:45~ フランス歌曲研究会 《ベルエポック》
      ~自由な空気に包まれた都市、パリで愛された歌たち~
17:05~ 日本歌曲研究会 《天翔る想い》
<休憩15分>
17:40~ イタリア歌曲研究会 《自由と愛》
・18:00~ ロシア歌曲研究会 《ラフマニノフ 生誕150周年記念》
<休憩15分>
・18:35~ 英語の歌研究会 《Let's Sing for Happy Future!!》
・18:55~ ロシア東欧オペラ研究会 《愛に祈りを込めて》
・19:15~ オペラワークショップ研究会 《仮面に覆われた故の自由 人間の心の綾に迫る》
<終演予定 19:35>

*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます


▼公演詳細ページはこちら 《好評発売中!》
第16回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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ブログで繋ぐ!「第16回 二期会研究会駅伝コンサート《自由》【8/23(水)公演】」
出演研究会紹介(2) ドイツ歌曲研究会・フランス歌曲研究会

二期会研究会による毎夏の風物詩「二期会研究会駅伝コンサート」。
第16回となる今年のコンサートのテーマは「自由」! 今年出演する10の研究会がそれぞれに構成した各20分のプログラムを、駅伝のように歌の“たすき”を繋いで、15:30の開演から、19:35予定のゴールまでのロングランでお贈りします!
途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみください。

先週末からスタートしました、駅伝コンサートを盛り上げるべく、各研究会からのメッセージを紹介する“たすきリレー”。今日はその2回目、「ドイツ歌曲研究会」と「フランス歌曲研究会」です。

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<16:25~>
(3)【ドイツ歌曲研究会】《シャミソーが見た19世紀の女性像》
[出演]岩見真佐子、近藤悦子、瀧上美保
[ピアノ]赤塚太郎

R.シューマン「女の愛と生涯」より6曲
 1)あの方を一目見た時から
 2)誰よりも素晴しい方!
 4)私の指にはまる指輪よ
 6)愛しい人よ
 7)私の心に、私の胸に!
 8)今、あなたは最初の苦しみをもたらした

ドイツ歌曲研究会は古典派、ロマン派、近・現代の作品に至る迄、あらゆるドイツ歌曲を対象に研究し演奏することを目的にしています。年間10回の例会では⒈美しい発声法 2.歌唱ドイツ語の美しい発音技法 3.作品の背景や詩の解釈への研究 4.音楽的な表現法 を追求、その道のスペシャリストを講師に招き学んでいます。
5月27日王子ホールにて30周年記念演奏会を開催し、実りある結果を得ました。今後は隔年のホールでの演奏会、スタジオ演奏会や駅伝コンサートを通して皆様にドイツ歌曲の素晴らしさをお伝えしたいと思います。


「二期会ドイツ歌曲研究会30周年記念演奏会」2023年5月27日(王子ホール)

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<16:45~>
(4)【フランス歌曲研究会】《ベルエポック》
~自由な空気に包まれた都市、パリで愛された歌たち~
[出演]石井恵子、四津谷泰子、福田美樹子、吉田伸昭
[ピアノ]井熊康子、西原侑里

シャブリエ「幸福の島」
サティ「エンパイアの歌姫」
アーン「クロリスに」
ドビュッシー「家なき子たちのクリスマス」 ほか

今回の二期会駅伝コンサートのテーマは「自由」です。フランスで自由といえば「自由、平等、友愛」を表すと言われる国旗の三色をすぐ思い浮かべるでしょう。フランスでは19世紀末から第一次世界大戦が終わった1918年頃までをベルエポック(美しき時代)と呼んでその時代の文化を愛しています。それは封建主義から解き放たれて市民社会が自由な空気を育み、その中で芸術家がのびのびと個性的な作品を生み出したからでしょう。フランス歌曲研究会が今回演奏するのは、全く違った作風の4人の作曲家の作品です。ベルエポックのパリで愛された歌曲たちをお楽しみください。


二期会フランス歌曲研究会20周年記念演奏会

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230823ekiden_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
第16回 二期会研究会駅伝コンサート 「自由」
日時:2023年8月23日(水) 15:30開演(15:00開場)
会場:渋谷区文化総合センター大和田(4F)さくらホール
(JR「渋谷駅」西口より徒歩5分)
料金:一般4,000円、学生2,000円 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・15:30~ オペレッタ研究会 《Unsre Kálmán Freiheit》
・15:50~ イタリアオペラ研究会 《一筋の光に向かって》
<休憩15分>
16:25~ ドイツ歌曲研究会 《シャミソーが見た19世紀の女性像》
16:45~ フランス歌曲研究会 《ベルエポック》
      ~自由な空気に包まれた都市、パリで愛された歌たち~

・17:05~ 日本歌曲研究会 《天翔る想い》
<休憩15分>
・17:40~ イタリア歌曲研究会 《自由と愛》
・18:00~ ロシア歌曲研究会 《ラフマニノフ 生誕150周年記念》
<休憩15分>
・18:35~ 英語の歌研究会 《Let's Sing for Happy Future!!》
・18:55~ ロシア東欧オペラ研究会 《愛に祈りを込めて》
・19:15~ オペラワークショップ研究会 《仮面に覆われた故の自由 人間の心の綾に迫る》
<終演予定 19:35>

*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます


▼公演詳細ページはこちら 《好評発売中!》
第16回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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7/13(木)開幕!評判を呼んだ、2020年新制作の豪華絢爛な舞台で魅せる『椿姫』~公演当日のごあんない

いよいよ7月13日(木)から17日(月・祝)まで、〈二期会創立70周年記念公演〉東京二期会オペラ劇場 G.ヴェルディ作曲オペラ『椿姫』を上野の東京文化会館 大ホールにて上演いたします。(4回公演)

本公演は、2020年に新制作上演した豪華絢爛なステージが大好評となり、多くの声にお応えし、早くも再演が実現しました。
今回、指揮には当公演で日本でのオペラ・デビューを果たす、アレクサンダー・ソディーを迎え、ダイナミックな舞台美術と正統かつ斬新な演出で観客を驚かせた『椿姫』をさらにドラマティックに深化させてお贈りします。


ゲネプロより(撮影:寺司正彦)

今回、初めてオペラ『椿姫』をご覧になる方に向けて、あらすじアニメ動画を公開しています。こちらの動画でお話を知っていただけると当日の舞台がよりお楽しみいただけます。ぜひご覧ください。


このほかにも、指揮アレクサンダー・ソディーのメッセージや、今井、谷原による名アリアの演奏動画などを公開しています。こちらも是非ご覧ください。
再生リスト:2023年7月 東京二期会オペラ G.ヴェルディ『椿姫』 公演紹介動画 - YouTube

このたびの公演では新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインが廃止となっておりますが、引き続きお客さま同士が安心してご鑑賞いただけるよう、こちらのご案内をあらかじめお読みの上、ご理解、ご協力くださいますようお願いいたします。
新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインの廃止以降のお客様へのご案内

それでは、期間中の公演当日のご案内を致します。 【7/17(月・祝)9:25更新】
二期会創立70周年記念公演《東京二期会オペラ劇場》
ジュゼッペ・ヴェルディ作曲 『椿姫』
オペラ全3幕 <日本語字幕付き原語(イタリア語)上演>
指揮:アレクサンダー・ソディー/再演演出:澤田康子
合唱:二期会合唱団/管弦楽:読売日本交響楽団
当日券と公演タイムテーブルのご案内
 
7月13日
(木)
7月15日
(土)
7月16日
(日)
7月17日
(月・祝)
当日券
S~D/学
S~C/学
S~D/学
S~C/学
当日券販売
窓口受付
17:00~
12:30~
12:30~
12:30~
開場
17:30
13:00
13:00
13:00
開演
18:30
14:00
14:00
14:00
第1幕・第2幕第1場
約75分
休憩 25分
19:45~20:10
15:15~15:40
15:15~15:40
15:15~15:40
第2幕第2場・第3幕
約60分
終演予定
21:10
16:40
16:40
16:40
東京文化会館
=アクセス=
<JR>
[山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線]
[東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口改札から徒歩1分
<地下鉄>
[銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分
<京成電鉄>
[京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩7分

お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ
◆上記、当日券は 7/17(月・祝)9:00現在 での発売予定です。以降の販売状況により、完売となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆本公演では「当日学生席」を発売致します。公演当日開演90分前より開場受付にて2,500円で発売致します。ご希望の方はご本人の学生証を必ずお持ちください。
◆本公演で実施しております、小学1年生~18歳以下の方対象の「子ども無料招待」は公演当日も会場にてお申込みを受け付けます。ご希望の方はお子様の身分証(学生証、健康保険証、マイナンバーカード)等を必ずご持参ください。尚、親子連席(大人はS席定価)のご用意も可能です。
◆前半、後半とも幕間の舞台転換のため、途中3〜5分程度のインターバルが入ります。
◆公演タイムテーブルは総稽古の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

▼『椿姫』公演情報ページはこちら
2023年7月公演 G.ヴェルディ『椿姫』 - 東京二期会オペラ劇場


●公演に関するお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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出演研究会紹介(1) オペレッタ研究会・イタリアオペラ研究会

新型コロナウイルスの影響により、過去2度の中止、延期を経て昨年復活を遂げた、二期会研究会による毎夏の風物詩「二期会研究会駅伝コンサート」。
今年は、数年ぶりに開催の制限がない夏を迎え、出演の各研究会は駅伝コンサートを盛り上げようと、趣向を凝らしたステージを企画し、リハーサルを重ね、また場内での催しなど、それぞれがコンサートに向けた準備を進めています。
今年のコンサートのテーマは「自由」! 出演する10の研究会がそれぞれに構成した各20分のプログラムを、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎ、15:30の開演から、19:35予定のゴールまでのロングランでお贈りします!
途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみください。

二期会blogでは、以前のように出演する各研究会の“紹介たすきリレー”を復活、出演順に数回に分けて各研究会からのメッセージを紹介し、コンサートを盛り上げて参ります!
最初は、「オペレッタ研究会」と「イタリアオペラ研究会」です。

      *      *      *

<15:30~>
(1)【オペレッタ研究会】《Unsre Kálmán Freiheit》
[出演]赤澤 舞、小林晴美、推屋 瞳、松元李紗(研修生)、森山由美子、渡辺佳子、黒田晋也
[ピアノ]山中聡子

カールマン『サーカスの女王』より
  “何かが起こる予感”
  “僕の楽しみを知ってるかい”
  “男達身の危険を知れよ”
  “僕は君のとりこ”
  “ねぇお前私を好きだと言うの” ほか

エメリッヒ・カールマンを皆様ご存知ですか?オペレッタ「チャルダッシュの女王」を作曲したハンガリーで生まれウィーンで活躍した作曲家です。今回は、「サーカスの女王」のダイジェスト版をお届けします。彼の作品はJ.シュトラウスⅡ世やレハールの優雅で洗練された旋律や音楽ではなく、大衆に媚びたとてもいやらしい音楽なのです。しかし!これ程までに、初めて聴く人の心を捕え自然に音楽に入って行けるオペレッタは他にありません。大衆の心と耳を掴む事こそオペレッタの真髄‼オペレッタには欠かせない踊りと衣裳も見ものです。どうぞお楽しみください❣


歌のオアシスオペレッタ〜吉祥寺からウィーンへ〜

      *      *      *

<15:50~>
(2)【イタリアオペラ研究会】《一筋の光に向かって》
[出演]大矢菜季、黒田千佐代、三浦五百江、伊藤 潤、浜田和彦
[ピアノ]篠宮久徳

プッチーニ『ラ・ボエーム』より「告別の四重唱」
ヴェルディ『椿姫』より二重唱“パリを離れて”

イタリアオペラ研究会は、現役で活躍されている様々な講師陣(オペラ歌手、指揮者、演出、コレペトゥーア等)をお招きし、総合芸術であるオペラを多角的に研究しながら、その魅力を深く探求しています。今回の駅伝コンサートでは、ヴェルディ作曲"椿姫"とプッチーニ作曲"ラ・ボエーム"から重唱を1曲ずつお届けします。2演目ともに、数ある作品の中でも最も有名なオペラであり、ご存じの方も多いと思います。情感あふれる歌声や美しい舞台、イタリアオペラの醍醐味をぜひお楽しみください。研究会の活動をFacebookでご紹介しています。また、会員も随時募集中です!
活動紹介はこちらより⇒ 二期会イタリアオペラ研究会 | Facebook


第20期ガラコンサート(古賀政男音楽博物館内「けやきホール」にて)

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230823ekiden_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
第16回 二期会研究会駅伝コンサート 「自由」
日時:2023年8月23日(水) 15:30開演(15:00開場)
会場:渋谷区文化総合センター大和田(4F)さくらホール
(JR「渋谷駅」西口より徒歩5分)
料金:一般4,000円、学生2,000円 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
15:30~ オペレッタ研究会 《Unsre Kálmán Freiheit》
15:50~ イタリアオペラ研究会 《一筋の光に向かって》
<休憩15分>
・16:25~ ドイツ歌曲研究会 《シャミソーが見た19世紀の女性像》
・16:45~ フランス歌曲研究会 《ベルエポック》
      ~自由な空気に包まれた都市、パリで愛された歌たち~
・17:05~ 日本歌曲研究会 《天翔る想い》
<休憩15分>
・17:40~ イタリア歌曲研究会 《自由と愛》
・18:00~ ロシア歌曲研究会 《ラフマニノフ 生誕150周年記念》
<休憩15分>
・18:35~ 英語の歌研究会 《Let's Sing for Happy Future!!》
・18:55~ ロシア東欧オペラ研究会 《愛に祈りを込めて》
・19:15~ オペラワークショップ研究会 《仮面に覆われた故の自由 人間の心の綾に迫る》
<終演予定 19:35>

*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます


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第16回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会

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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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世界が注目する若きヴェルディ・オペラのスペシャリスト、レオナルド・シーニが、最高傑作『ドン・カルロ』で再来日!

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レオナルド・シーニ

2021年7月、東京二期会オペラ劇場のロラン・ペリー新演出『ファルスタッフ』で大喝采を浴びたレオナルド・シーニ(Leonardo Sini)が、9月30日よこすか芸術劇場、10月7日・8日札幌文化芸術劇場、10月13日・14日・15日の東京文化会館で再び日本の指揮台に帰ってきます。

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2021年7月 東京二期会オペラ劇場 『ファルスタッフ』のカーテンコールより

東京での『ファルスタッフ』の後、2021/22シーズンには、パリ・オペラ座に同じくロラン・ペリー演出の『愛の妙薬』、ハンブルク州立歌劇場に『ルチア』でのデビューが喝采に包まれました。そしてヴェルディ『アイーダ』でベルリン・ドイツ・オペラ、『リゴレット』でチューリッヒ歌劇場でも大成功を収め、再招聘が即決まりました。
同シーズン、定期的に登場しているハンガリー国立歌劇場では、『シモン・ボッカネグラ』、『仮面舞踏会』、そして日本で披露する『ドン・カルロ』を手がけました。

2022/23シーズンには、ベルリン州立歌劇場の開幕公演となる『愛の妙薬』の指揮を成功裡に終えた後、ゼンパー・オーパー・ドレスデンで新制作『椿姫』を指揮、絶賛を博し、『アイーダ』も指揮。

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ゼンパー・オーパー・ドレスデン 『アイーダ』のカーテンコールより

ハンブルク州立歌劇場では、プッチーニの「三部作」の新制作を指揮し、ベルリン・ドイツ・オペラにも『アイーダ』で再登場。6月には韓国国立オペラで新制作のヴェルディの『イル・トロヴァトーレ』を指揮し、大成功を収めました。7月にはまたハンガリーで『椿姫』の予定。

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韓国国立オペラ『イル・トロヴァトーレ』のカーテンコールより

2023/24シーズンは、横須賀・札幌・東京での得意曲ヴェルディの『ドン・カルロ』に始まり、レッジョ・エミーリア、ピアツェンツァでの『オテロ』、ハンブルク州立歌劇場では新制作の『イル・トロヴァトーレ』を指揮する予定。その他、ハノーファー州立歌劇場への初登場、ゼンパー・オペラ・ドレスデンへの新制作での再登場も予定されています。

世界中の一流歌劇場からのオファーの絶えないシーニ。新世代指揮者によるヴェルディを、ぜひ、横須賀、札幌、東京でご体験ください!

*     *     *


【公演日時・会場】
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横須賀公演ちらし(PDF)
 
2023年9月30日(土) 13:00
よこすか芸術劇場

▼横須賀公演の情報ページはこちら
2023グランドオペラフェスティバル in Japan 東京二期会オペラ ジュゼッペ・ヴェルディ オペラ『ドン・カルロ』〈新制作〉| 公演・イベント情報 - 横須賀芸術劇場
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札幌公演ちらし(PDF)
 
2023年10月7日(土)・8日(日) 各14:00
札幌文化芸術劇場 hitaru
 
▼札幌公演の情報ページはこちらから
札幌市民交流プラザ開館5周年事業 2023グランドオペラフェスティバル in Japan 東京二期会オペラ ジュゼッペ・ヴェルディ『ドン・カルロ』≪新制作≫| イベント情報 - 札幌市民交流プラザ
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東京公演ちらし(PDF)
2023年10月13日(金)18:00・14(土)14:00・15日(日)14:00
東京文化会館 大ホール

▼東京公演の情報ページはこちら
東京二期会オペラ劇場 2023年10月公演 G.ヴェルディ『ドン・カルロ』〈新制作〉 - 東京二期会

●『ドン・カルロ』公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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今シーズンも大活躍!! 世界が嘱望する“カルロス・クライバーの再来”と呼ばれるアレクサンダー・ソディー月間がもうすぐ!

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アレクサンダー・ソディー

“カルロス・クライバーの再来”と呼ばれるアレクサンダー・ソディー。
クライバーの最も得意とした『ばらの騎士』をベルリン州立歌劇場で間もなく4月16日から指揮します。

▼ベルリン州立歌劇場『ばらの騎士』公演ページ
Der Rosenkavalier | Staatsoper Berlin
(公演日=4月16,18,21,27,29日)

さらに来シーズンの4月にも同劇場で『ローエングリン』を指揮。同劇場での期待の高さがわかります。

イギリス生まれの若きマエストロ。今シーズンは母国のロイヤル・オペラで『サロメ』を指揮してデビューを果たし、その後『タンホイザー』の指揮も執りました。
1月から2月にかけては『ピーター・グライムス』で、パリ・オペラ座にもデビュー。パリでは、来シーズンのオープニング『ドン・ジョヴァンニ』での指揮もアナウンスされました。

クライバーも活躍したウィーン国立歌劇場では、“クライバーの再来”と呼ばれるきっかけとなった、R.シュトラウスの『サロメ』をはじめ、『エレクトラ』、『魔笛』などの劇場の中核レパートリーを任されています。4月19日からの『カルメン』、5月28日からの『ムツェンスク郡のマクベス夫人』の指揮を執り、そのまま7月の東京二期会『椿姫』に向けて、待望の来日を果たします。

ベルリンあるいはウィーンの現地で・・・そして日本での聴き比べも楽しまれてはいかがでしょう?

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今度の来日は、不朽の名作『椿姫』で待望の日本オペラデビュー!
7月13,15,16,17日の東京文化会館のあと、7月22日には、びわ湖ホールにも初登場を果たします。東京文化会館では読売日本交響楽団、びわ湖ホールでは日本センチュリー交響楽団との共演にご期待ください。

オペラに加えて、先日母国フィルハーモニア管弦楽団との共演でも賞賛された定評あるシンフォニーのレパートリーもお楽しみいただけます。
『椿姫』東京公演と同じ読売日本交響楽団のコンサートで、6月28日にサントリーホール、29日に大阪フェスティバルホール、7月2日に横浜みなとみらいホールに登場を予定しています。

世界のソディーが、6月・7月の日本を席巻!
まさに世界が注目する俊英マエストロの今をお聴きください。

*     *     *


▼東京二期会『椿姫』公演情報ページはこちら
<東京公演>
東京二期会オペラ劇場 2023年7月公演 G.ヴェルディ『椿姫』 - 東京二期会
2023年7月13日(木)18:30、15日(土)14:00、16日(日)14:00、17日(月・祝)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:アレクサンダー・ソディー/管弦楽:読売日本交響楽団
主催:公益財団法人東京二期会

<滋賀公演>
2023グランドオペラフェスティバル in Japan :東京二期会オペラ G.ヴェルディ『椿姫』 - 東京二期会
2023年7月22日(土)14:00 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール
指揮:アレクサンダー・ソディー/管弦楽:日本センチュリー交響楽団
主催:一般社団法人グランドオペラジャパン、公益財団法人東京二期会
共催:滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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リヒャルト・シュトラウス『平和の日』〈日本初演〉を、いよいよ4月8日(土)・9日(日)の2日間、渋谷のBunkamuraオーチャードホールで上演いたします!~公演当日のご案内

いよいよ明日、4月8日開幕となりました、リヒャルト・シュトラウス『平和の日』日本初演!
マエストロ、準・メルクルのタクトからあふれるシュトラウス独特のハーモニーに溺れる、あっという間の80分間。
マリアのアリアや司令官との二重唱、包囲された街に鐘の音が次第に広がって荘厳な響きへと向かうシーン、そして、出演者すべてが立ち並ぶ圧巻のフィナーレ…実は、感動ポイントが満載のオペラです。
ぜひ、この記念すべき日本初演にお越しください!

▼Bunkamuraウェブサイトの『平和の日』特設ページ
東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ リヒャルト・シュトラウス『平和の日』 - Bunkamura

ご鑑賞前の予習にこちらも是非ご覧ください。
▼イラストと共にものがたりをご案内
R.シュトラウス『平和の日』を解説|オペラを楽しむ - 東京二期会
▼YouTube 東京二期会オペラ劇場公式チャンネル
2023年4月 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ R.シュトラウス『平和の日』公演紹介動画

当公演は引き続き新型コロナウイルスの新たなガイドラインに沿った感染対策を行って開催させていただきます。ご来場のお客様にはこちらのご案内をあらかじめお読みの上、ご理解、ご協力くださいますようお願いいたします。
主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い

それでは、こちらに2日間の公演当日のご案内を致します。 【4/7(金)19:00掲載】
二期会創立70周年記念公演
〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉 2023年4月公演
リヒャルト・シュトラウス作曲 『平和の日』 オペラ全1幕《日本初演》(セミ・ステージ形式上演)
<日本語字幕付原語(ドイツ語)上演>
指揮:準・メルクル/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
当日券と公演タイムテーブルのご案内
 
4月8日(土)
4月9日(日)
当日券
S・A・学
S・A・学
当日券販売
/窓口受付
15:30~
12:30~
開場
16:00
13:00
開演
17:00
14:00
全1幕
約80分
終演予定
18:20
15:20
Bunkamura
オーチャードホール
=アクセス=
<JR>
[山手線][埼京線][湘南新宿ライン]=「渋谷駅」ハチ公口から徒歩7分
<地下鉄>
[銀座線]=「渋谷駅」から徒歩7分
[半蔵門線][副都心線]=「渋谷駅」A2出口より徒歩5分
<東急電鉄>
[東横線][田園都市線]=「渋谷駅」A2出口より徒歩5分
<京王電鉄>
[井の頭線]=「渋谷駅」から徒歩7分、「神泉駅」北口から徒歩7分

お車でご来場のお客様はBunkamuraウェブサイトをご覧ください
>>お車でお越しの場合|アクセス - Bunkamura
◆上記、販売予定当日券は4月7日18:00現在の情報です。以降の販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございます。
◆本公演は「当日学生席」を公演当日開演90分前より開場受付にて2,500円で発売致します。28歳未満の学生の方が対象です。お求めにはご本人の学生証のご提示が必要です。尚、通常(前売)の学生席とは価格が異なります。
本公演は途中休憩がございません。開演に遅れますと自席でご鑑賞頂けない場合がございます。また、公演タイムテーブルは総稽古の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行によって変わってくる場合もございます。

▼『平和の日』公演情報ページはこちら
2023年4月公演 R.シュトラウス『平和の日』<セミ・ステージ形式上演> - 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ

2023年4月8日(土)17:00、9日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:準・メルクル/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura

●公演のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能です!!
(*…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでのお支払・お受取は出来ません。ご来場前に必ずセブン-イレブンにてお手続をお願いいたします)


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国際的アート集団チームラボが初めてオペラでセノグラフィー(空間演出)を手がけ、ジュネーヴ大劇場で絶賛された プッチーニ『トゥーランドット』が、東京二期会オペラ公演としていよいよ2月23日(木・祝)より開幕します!~公演当日のご案内

いよいよ2月23日(木・祝)から26日(日)まで、〈二期会創立70周年記念公演〉ジュネーヴ大劇場との共同制作 G.プッチーニ作曲オペラ『トゥーランドット』を上野の東京文化会館 大ホールにて上演いたします。(4回公演)

本公演は、国際的アート集団チームラボがセノグラフィー(空間演出)を手掛けました。チームラボがオペラを手掛けるのは初めてのことです。
演出は、日本初登場となるイングリッシュ・ナショナル・オペラの前支配人ダニエル・クレーマー。チームラボと5年の構想期間をかけて創り上げたその舞台は、クレーマーの大胆な解釈をもとに、チームラボが光で描く立体的な彫刻空間とデジタルアートが劇場を包み込む、これまでの「オペラ」の概念を超える、没入的で最先端の総合芸術『トゥーランドット』が誕生しました。
また今回の公演では、プッチーニの絶筆で未完となった第3幕が、より登場人物の心理描写に重きを置いているとされる、ルチアーノ・ベリオによって補作された版を使用することも注目です。
昨年6月スイスのジュネーヴ大劇場で上演されたワールドプレミエは、驚きと賞賛をもって幕を閉じました。

指揮は、ベネズエラの有名なエル・システマ出身で、ベルリン州立歌劇場、パリ・オペラ座、バルセロナ・リセウ大劇場、アレーナ・ディ・ヴェローナ等、国際的に第一線で活躍するディエゴ・マテウス。世界的指揮者小澤征爾氏からも信頼の厚いマテウスは、国内ではサイトウ・キネン・オーケストラを度々指揮するほか、NHK交響楽団、読売日本交響楽団との共演でも好評を博し、小澤征爾音楽塾初代首席指揮者にも就任しました。今回は、小澤氏が創立した新日本フィルハーモニー交響楽団とともに東京二期会公演に初登場を果たします。
東京二期会のキャストには、タイトルロールに田崎尚美と土屋優子、カラフに樋口達哉と城宏憲、リューに竹多倫子と谷原めぐみといった、今まさに旬を迎えている実力派がダブルキャストで揃いました。
東京二期会が上演する、この世界最先端の『トゥーランドット』にどうぞご期待ください!

このたびの公演も、引き続き新型コロナウイルス感染防止対策を行って開催させていただきます。
今回の座席は、舞台と客席の間隔をとるため、1階席の前2列を空けて発売しておりますが、最前列となる1階3列より後はお隣の席との間隔は空けない通常通りの配席となっております。何卒ご了承ください。
尚、ご来場のお客様にはこちらのご案内をあらかじめお読みの上、ご理解、ご協力くださいますようお願いいたします。
主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い

それでは、期間中の公演当日のご案内を致します。 【2/25(土)21:50更新】
二期会創立70周年記念公演《東京二期会オペラ劇場》
ジュネーヴ大劇場との共同制作公演
ジャコモ・プッチーニ作曲 『トゥーランドット』
オペラ全3幕(ルチアーノ・ベリオによる第3幕補作版)
<日本語字幕付き原語(イタリア語)上演>
指揮:ディエゴ・マテウス/演出:ダニエル・クレーマー/セノグラフィー、デジタル&ライトアート:チームラボ
当日券と公演タイムテーブルのご案内
 
2月23日
(木・祝)
2月24日
(金)
2月25日
(土)
2月26日
(日)
当日券
 
 
 
S・学
当日券販売
窓口受付
16:30~
12:30~
12:30~
12:30~
開場
17:00
13:00
13:00
13:00
開演
18:00
14:00
14:00
14:00
第1・2幕
約80分
休憩 30分
19:20~19:50
15:20~15:50
15:20~15:50
15:20~15:50
第3幕
約40分
終演予定
20:30
16:30
16:30
16:30
東京文化会館
=アクセス=
<JR>
[山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線]
[東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口改札から徒歩1分
<地下鉄>
[銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分
<京成電鉄>
[京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩7分

お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ
◆上記、当日券は 2/25(土)21:00現在 での発売予定です。以降の販売状況により、完売となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆新型コロナウイルス感染対策の開催ガイドラインに従って開催いたします。ホール客席は歌唱を伴うステージとお客様との十分な距離を確保するため、1階席の1~2列目は販売致しません。それにより最前列が3列目となりますが、以降の座席は前後左右の間隔を空けない通常配席での販売となります。
◆本公演では「当日学生席」を発売致します。公演当日開演90分前より開場受付にて2,500円で発売致します。ご希望の方はご本人の学生証を必ずお持ちください。
◆公演タイムテーブルは総稽古の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

▼『トゥーランドット』公演情報ページはこちら
2023年2月公演 G.プッチーニ『トゥーランドット』 - 東京二期会オペラ劇場


●公演に関するお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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2022グランドオペラフェスティバル in Japan
二期会オペラ モーツァルト『フィガロの結婚』 1/28(土)山形公演 当日情報

「文化庁 統括団体によるアートキャラバン事業」のひとつとして開催している、「2022グランドオペラフェスティバルin Japan」。
昨年9月の藤原歌劇団『蝶々夫人』を皮切りに、東京二期会『フィガロの結婚』、関西二期会『ドン・ジョヴァンニ』、関西歌劇団『偽の女庭師』の4演目を10都府県で上演。

東京二期会オペラ『フィガロの結婚』は、昨年10月に鳥取(とりぎん文化会館)、大分(iichiko総合文化センター)、今年に入って大阪・堺(フェニーチェ堺)と上演し、いよいよ明日、1月28日(土)14時の山形(やまぎん県民ホール)で大千穐楽を迎えます!

山形交響楽団常任指揮者の阪 哲朗、山形交響楽団、演出 宮本亞門、そして東京二期会のトップキャストらのタッグにより、ご来場の皆様に感動をお届けいたします。


それでは明日の山形公演当日のご案内をいたします。
やまがたオペラフェスティバル
2022グランドオペラフェスティバル in Japan
《二期会オペラ公演》
W.A.モーツアルト作曲 『フィガロの結婚』 オペラ全4幕
<日本語字幕付き原語(イタリア語)上演>
指揮:阪 哲朗/演出:宮本亞門/管弦楽:山形交響楽団
主催:オペラキャラバン・ジャパン実行委員会、公益財団法人東京二期会
共催:山形県総合文化芸術館 指定管理者 みんぐるやまがた形
当日券と公演タイムテーブルのご案内
 
1月28日(土)
当日券
S,Aあり/B若干
当日券販売
13:00~ 会場入口受付にて
開場
13:00
開演
14:00
第1・2幕
約100分
休憩 25分
15:40~16:05
第3・4幕
約80分
終演予定
17:25
=アクセス=
やまぎん県民ホール (山形県山形市双葉町1-2-38)
<JR>山形新幹線、奥羽本線(山形線)、仙山線、左沢線 「山形駅」
<飛行機>山形空港よりシャトルバス「JR山形駅」まで約35分
山形駅から改札を出て左、西口方面の東西連絡通路直結 徒歩約1分
そのほか駐車場等の詳しい交通案内は、やまぎん県民ホールのウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - やまぎん県民ホール
◆当日券の販売状況により、売切れの際はご容赦ください。
◆公演タイムテーブルは総稽古の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
【重要】お客様へのお願い
新型コロナウイルス感染予防のための施策にご配慮くださいますよう、ご理解とご協力をお願いいたします。
ご入場時の検温、手指消毒を実施しております。
詳しくはやまぎん県民ホールのウェブサイトトップページ「やまぎん県民ホールにご来館のすべてのお客様へのお願い」を必ずお読みくださいますようお願いいたします。
◆その他
・クロークの営業はございません。
・会場内ビュッフェの営業がございます。
・ホワイエでのご飲食可

▼公演情報ページはこちら
二期会オペラ『フィガロの結婚』 - やまぎん県民ホール


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2022グランドオペラフェスティバル in Japan
二期会オペラ モーツァルト『フィガロの結婚』 1/22(日)堺公演当日情報

「文化庁 統括団体によるアートキャラバン事業」のひとつとして開催している、「2022グランドオペラフェスティバルin Japan」。
昨年9月の藤原歌劇団『蝶々夫人』を皮切りに、東京二期会『フィガロの結婚』、関西二期会『ドン・ジョヴァンニ』、関西歌劇団『偽の女庭師』の4演目を10都府県で上演。

そのうちの東京二期会オペラ『フィガロの結婚』は、昨年10月に、鳥取(とりぎん文化会館)、大分(iichiko総合文化センター)で上演し、いよいよこの1月には大阪・堺(フェニーチェ堺)と山形(やまぎん県民ホール)で開催いたします。
演出は、2002年の新制作初演以来、ご覧になった皆様からの絶賛が続く宮本亞門演出による伝説のプロダクション。宮本亞門自身が「最もフレッシュな名曲揃いで、誰にでも愛される作品。このオペラを若い人たちに観てもらうのは僕の夢なのです。」と語るように、これまでもより多くの皆様にご覧いただける機会を作ってまいりました。
指揮は、山形交響楽団常任指揮者、びわ湖ホール芸術参与の阪哲朗が、堺公演、山形公演ともに出演いたします。阪氏はこれまでに東京二期会オペラ劇場本公演をはじめ、国内外の著名な劇場で数多くのオペラ公演のタクトを執るなど、オペラ指揮者としても高い評価を得ています。堺公演の管弦楽は、関西フィルハーモニー管弦楽団がつとめます。そして出演キャストは、宮本亞門演出作品にも多く出演し、いずれも国内外で高く評価されている、二期会の歌手陣が皆様に感動をお届けいたします。

さて、それでは明日14時からフェニーチェ堺 大ホールで開催となります、堺公演当日のご案内をいたします。
2022グランドオペラフェスティバル in Japan
《二期会オペラ公演》
W.A.モーツアルト作曲 『フィガロの結婚』 オペラ全4幕
<日本語字幕付き原語(イタリア語)上演>
指揮:阪 哲朗/演出:宮本亞門/管弦楽:関西フィルハーモニー管弦楽団
主催:オペラキャラバン・ジャパン実行委員会、公益財団法人東京二期会
特別協力:公益財団法人堺市文化振興財団(フェニーチェ堺)
当日券と公演タイムテーブルのご案内
 
1月22日(日)
当日券
S,A,B,C,D
当日券販売
12:30~ 大ホール入口受付にて
開場
13:00
開演
14:00
第1・2幕
約100分
休憩 25分
15:40~16:05
第3・4幕
約80分
終演予定
17:25
=アクセス=
フェニーチェ堺 (大阪府堺市堺区翁橋町2-1-1)
<南海電鉄 高野線> 「堺東駅」西出口を出て南へ徒歩約8分
詳しい交通案内は、フェニーチェ堺のウェブサイトをご覧ください
>>アクセス - 【公式】フェニーチェ堺WEBサイト|堺市民芸術文化ホール
◆当日券の販売状況により、売切れの際はご容赦ください。
◆公演タイムテーブルは総稽古の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
【重要】お客様へのお願い
新型コロナウイルス感染予防、拡散防止への対応策を徹底するため、様々な制限の中での上演となりますが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
詳しくはフェニーチェ堺のウェブサイトトップページ「お知らせ」から新型コロナウイルス感染症対策のお知らせを必ずお読みくださいますようお願いいたします。
▼公演情報ページはこちら
2022グランドオペラフェスティバル in Japan 二期会オペラ『フィガロの結婚』 - 【公式】フェニーチェ堺WEBサイト|堺市民芸術文化ホール


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東京二期会2023-2024シーズン オペラ・セット券 2023年1月14日(土)~3月14日(火)期間限定発売!!

二期会オペラをお得に、いち早くご希望のお席が確保できると、毎年好評をいただいております「東京二期会シーズン オペラ・セット券」。
今年10月の『ドン・カルロ』から始まる2023-2024シーズンも、都内で開催する主催オペラ公演5演目のお得なセット券を販売します!
seasonset2023_thumb.jpg
パンフレット(PDF)ダウンロード
2023-2024シーズン・オペラセット券の対象演目は、
(1)2023年10月 ヴェルディ『ドン・カルロ』[新制作]
(2)2023年11月 ヘンツェ『午後の曳航』[新制作/2005年改訂ドイツ語版日本初演]
(3)2024年2,3月 ワーグナー『タンホイザー』
(4)2024年5月 ヘンデル『デイダミア』[新制作]
(5)2024年7月 プッチーニ『蝶々夫人』
の全5公演。

2023-2024シーズンもより多くの方に多くのオペラ公演を楽しんで頂けるよう、昨年と同じく、各演目の初日公演のS席でご鑑賞いただける「プレミエ・セット(PS)」、最終日公演のS席でご鑑賞いただける「千秋楽セット(FS)」、オペラを手頃な価格で気軽にお楽しみいただける「オペラ・フレンドパック(FP)」の3種類のラインアップで販売致します。
「プレミエ・セット(PS)」は、オペラの華やかなプレミエ公演のS席が5演目で「65,000円」のスペシャル・プライス!(予価合計89,500円相当)、「千秋楽セット(FS)」は5演目の各最終日(千秋楽)公演のS席セットが「70,000円」(予価合計89,500円相当)と、大変お得な価格でお求めいただけます。
そして、大変好評いただいております「オペラ・フレンドパック(FP)」は、B~C席相当の5公演セットで「33,000円」(予価合計44,000円)。(FP)は初日か最終日かを演目ごとにお選びいただけます。

ご予約は、1月14日(土)から一斉に受付開始!インターネット予約は発売日の午前0時から、電話予約は同日午前10時からスタート。3月14日(火)までの期間限定発売です。
お申込み時に全公演のお座席までご選択いただけますので、通常発売に先駆けて、いち早く良席を大変お得に確保いただけます! ちなみに座席選択は、《インターネット予約》のご利用が便利です。

※二期会オペラ愛好会会員(有料)様は、会員1名につき1演目1冊の有料プログラム冊子引換券が発行されます。但し、〈二期会ニューウェーブ・オペラ劇場公演〉の2024年5月『デイダミア』は小型プログラム冊子が入場者全員に無料配布されますのでプログラム引換券は発行されません。
※インターネットでのご予約は、セット券お申込み前に二期会オペラ愛好会会員(有料)または、二期会チケット会員(無料)へのご入会手続が必要です。電話ではセット券ご予約と同時のお申込も承ります。


大変お得な「東京二期会シーズン オペラ・セット券」を今年も是非お求め頂き、たくさんのオペラをご鑑賞ください!
●●● 発売概要 ●●●
<東京二期会2023-2024シーズン オペラ・セット券>
☆プレミエ・セット(PS)券☆ 65,000円(予価合計89,500円相当)
※全演目の初日公演のS席セット
2023年10月13日(金)18:00開演 ヴェルディ『ドン・カルロ』
2023年11月23日(木・祝)17:00開演 ヘンツェ『午後の曳航』
2024年2月28日(水)17:00開演 ワーグナー『タンホイザー』
2024年5月25日(土)17:00開演 ヘンデル『デイダミア』
2024年7月18日(木)18:30開演 プッチーニ『蝶々夫人』
☆千秋楽セット(FS)券☆ 70,000円(予価合計89 ,500円相当)
※全演目の千秋楽公演のS席セット
2023年10月15日(日)14:00開演 ヴェルディ『ドン・カルロ』
2023年11月26日(日)14:00開演 ヘンツェ『午後の曳航』
2024年3月3日(日)14:00開演 ワーグナー『タンホイザー』
2024年5月26日(日)14:00開演 ヘンデル『デイダミア』
2024年7月21日(日)14:00開演 プッチーニ『蝶々夫人』
☆オペラ・フレンドパック(FP)☆ 33,000円(予価合計44,000円相当)
※全演目のプレミエ公演または千秋楽公演(公演毎に選べます)のB~C席相当のセット
2023年10月13日(金)または15日(日) ヴェルディ『ドン・カルロ』
2023年11月23日(木・祝)または26日(日) ヘンツェ『午後の曳航』
2024年2月28日(水)または3月3日(日) ワーグナー『タンホイザー』
2024年5月25日(土)または26日(日) ヘンデル『デイダミア』
2024年7月18日(木)または21日(日) プッチーニ『蝶々夫人』
◆発売受付期間
☆二期会オペラ愛好会・一般共通=2023年1月14日(土)~3月14日(火)
インターネット予約(Gettii)は、ご予約受付開始日の午前0時から、お電話でのご予約は同日の午前10時から受付。
▼東京二期会2023-2024シーズン オペラ公演ラインアップ一覧はこちら
オペラ公演ラインアップ「2023-2024シーズンラインアップ」 - 東京二期会

▼お問合せ・お申込
二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」を是非ご利用ください!!

《ご案内》
*公演中止・延期の場合を除き、お求めいただいたチケットの変更・払戻しは一切できません。
*未就学児のご入場はお断りいたします。
*やむを得ぬ事情により予定されている出演者が変更となる場合がございます。

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どこを取っても愉快なメロディ!ギリシアの神様も舌を巻くパロディ!11月公演『天国と地獄』がいよいよ開幕!!~公演当日のごあんない

いよいよ開幕!明日11月23日(水・祝)から27日(日)まで、〈二期会創立70周年記念公演〉NISSAY OPERA 2022提携 J.オッフェンバック作曲オペレッタ『天国と地獄』を日生劇場にて上演いたします。(25日(金)の休演日を除く、4回公演)

鵜山仁の演出によるプロダクションは、2019年のプレミエが大評判で、早くも今回の再演となりました。日本語台本、訳詞での上演ですので、音楽もお芝居も、とにかくお楽しみいただける公演です。
指揮は日米の懸け橋となって大活躍する原田慶太楼が東京二期会初登場!ピットの東京フィルハーモニー交響楽団と舞台上の歌手たちとの駆け引きにも注目です。

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初日組のゲネプロより(撮影:西村廣起)


このたびの公演も、引き続き新型コロナウイルス感染防止対策を行って開催させていただきます。
今回の配席は、舞台と客席の間隔をとるため、1階席の前2列(A・B列)を空けて発売しておりますが、最前列となるC列より後は通常通りの配席となっております。お隣の席との間隔は空けておりませんので、何卒ご了承ください。
尚、ご来場のお客様にはこちらのご案内をあらかじめお読みの上、ご理解、ご協力くださいますようお願いいたします。
主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い

それでは、期間中の公演当日のご案内を致します。 【11/26(土)21:00更新】
二期会創立70周年記念公演《東京二期会オペラ劇場》
NISSAY OPERA 2022提携
ジャック・オッフェンバック作曲 『天国と地獄』オペレッタ全2幕
<日本語訳詞上演(歌唱部分のみ日本語字幕付き)>
指揮:原田慶太楼/演出:鵜山 仁
当日券と公演タイムテーブルのご案内
 
11月23日
(水・祝)
11月24日
(木)
11月26日
(土)
11月27日
(日)
当日券
A(少) 学(僅少)
S A B 学
A(少) 学(僅少)
S(少) A(少) 学
当日券販売
窓口受付
15:30~
12:30~
12:30~
12:30~
ピロティ開場
16:15
13:15
13:15
13:15
開場
16:30
13:30
13:30
13:30
開演
17:00
14:00
14:00
14:00
第1幕
約80分
休憩 20分
18:20~18:40
15:20~15:40
15:20~15:40
15:20~15:40
第2幕
約50分
終演予定
19:30
16:30
16:30
16:30
日生劇場
=アクセス=
<JR>
[山手線][京浜東北線]=「有楽町駅」日比谷口徒歩10分
<地下鉄>
[千代田線][日比谷線][都営三田線]=「日比谷駅」A13番出口徒歩1分
[有楽町線]=「有楽町駅」徒歩10分
[丸ノ内線]=「銀座駅」徒歩10分

お車のお客様は日生劇場ウェブサイトをご覧ください
>>アクセス - 日生劇場|東京・日比谷
◆上記、当日券は11/22(火)18:00現在での発売予定です。当日の販売状況により、完売となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆新型コロナウイルス感染対策の開催ガイドラインに従って開催いたします。ホール客席は歌唱を伴うステージとお客様との十分な距離を確保するため、1階席の1~2列目(A,B列)は販売致しません。それにより最前列が3列目(C列)となりますが、以降の座席は前後左右の間隔を空けない通常配席での販売となります。
◆本公演では「当日学生席」を発売致します。公演当日開演90分前より会場受付にて2,500円で発売致します。ご希望の方はご本人の学生証を必ずお持ちください。
◆公演タイムテーブルは総稽古の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

▼オペレッタ『天国と地獄』公演情報ページはこちら
2022年11月公演 J.オッフェンバック オペレッタ『天国と地獄』 - 東京二期会オペラ劇場

2022年11月23日(水・祝)17:00、24日(木)14:00、26日(土)14:00、27日(日)14:00 日生劇場
指揮:原田慶太楼/演出:鵜山 仁/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】

●公演に関するお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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11月17日「第99回 二期会オペラ研修所コンサート」〜出演者メッセージ(3)

研修所の定期試験により選抜された、各期の成績優秀者17名が出演する「第99回二期会オペラ研修所コンサート」(北とぴあ さくらホール)。
11月17日(木)のコンサートまであと1週間となりました!
出演者からのメッセージ第3回目は、マスタークラスからの出演者<後編>をお届けします。

      *      *      *


202211azuma.jpg■東 幸慧(ソプラノ/第66期マスタークラス)
R.シュトラウス『アラベラ』より (二重唱)“もし私にふさわしい人がいるなら”
ドリーブ『ラクメ』より “若いインドの娘はどこへ”

研修所に通い2年目、先生方に温かくご指導を頂き、自分の声と向き合ってきました。今年度コンクールで最優秀賞を頂いたアリアをお送り致します。技巧に富んだとても美しい曲です。またソプラノ2人による重唱もお届けします。同じ声種ならではの響きをお楽しみいただけたらと思います。皆様のご来場をお待ちしております。

202211kurita.jpg■栗田 宰早(テノール/第66期マスタークラス)
ビゼー『カルメン』より "おまえが投げたこの花は(花の歌)"

この度は「第99回二期会オペラ研修所コンサート」に出演させていただくこと、大変嬉しく思います。
私は小学6年生の頃、音楽の授業が大好きだったこともあり、児童合唱団に入団しました。そして初めて観たオペラに感激し、その頃から声楽家となることを夢に見始めました。
今までお世話になったたくさんの方に感謝を、そしてこれからもその気持ちを持ち続けながら歌い続けていきたいです。

202211iwatani.jpg■岩谷 香菜子(ソプラノ/第66期マスタークラス)
ロッシーニ『ブルスキーノ氏』より
 “ああ、あなたは追いやろうとしています ~ ああ、いとしい花婿をお与えください”

この度は、コンサートに出演させて頂けることを大変光栄に思っております。
今回演奏させて頂くロッシーニの『ブルスキーノ氏』は、滅多に上演されない演目であるため、皆様の中にも初めてこの曲に触れる方がおられるかと思います。私自身、最近この曲と出会い心惹かれ、初めて舞台で歌わせて頂きます。皆様に興味を持って頂けるよう、そして楽しん頂けるよう、心を込めて演奏致します。ぜひ会場でお楽しみください!

202211sayuri.jpg■田中 沙友里(ソプラノ/第66期マスタークラス)
ヴェルディ『仮面舞踏会』より “死にましょう でもその前に”

この度は「第99回二期会研修所コンサート」に出演することができ、大変光栄に思います。先生方のご指導のおかげで、毎回の授業で新たな発見と学びを与えていただき、音楽への向き合い方が変わりました。ご来場してくださった全ての皆様に、これまでの成果をお見せし、そして音楽を通じて、少しでも喜びや癒しをお届けできるよう演奏いたします。

202211kotani.jpg■小谷 美佳(ソプラノ/第66期マスタークラス)
ドニゼッティ『シャモニーのリンダ』より “私の心の光”

この度は研修所コンサートに出演させて頂き、誠にありがとうございます。
私は予科から研修所にお世話になっており、今回で2回目の出演となります。本科では、残念ながらあがれなかった舞台に、こうして再び出させて頂ける喜びを噛み締めています。この様な大きな舞台に立たせて頂くことの有り難さを感じ、感謝の気持ちで歌わせて頂きます。

202211kawamukai.jpg■河向 来実(ソプラノ/第66期マスタークラス)
ドニゼッティ『カテリーナ・コルナーロ』より “来ておくれ”

この度は「二期会オペラ研修所コンサート」に出演させていただきますこと、大変光栄に思っております。
4月から入所しすでに半分以上の授業が終わってしまいましたが、最後まで先生方のご指導のもと、沢山の方に聴き入っていただけるような歌手を目指し精進していければと思います。皆様のご来場心よりお待ちしております。

      *      *      *


次代を担う、若きアーティストたちを応援していただけましたら幸いです。
皆様のご来場を、心よりお待ちしております。

221117institute_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
《北とぴあ国際音楽祭2022 関連公演》
第99回 二期会オペラ研修所コンサート
日時:2022年11月17日(木) 18:30開演(17:30開場)
会場:北とぴあ さくらホール
(JR京浜東北線王子駅北口徒歩2分・地下鉄南北線王子駅5番出口前)
料金:(全席指定) A席¥3,000、B席¥2,000
   《チケット発売中》
▼予定プログラム全曲、コンサート概要はこちらから
第99回 二期会オペラ研修所コンサート - 東京二期会
  主催:公益財団法人東京二期会/共催:公益財団法人北区文化振興財団・東京都北区

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

▼北とぴあ国際音楽祭(2022年11月5日(土)~12月15日(木))の情報はこちら
北とぴあ国際音楽祭特設ホームページ - 北区文化振興財団

*車椅子席をご希望の方は発売日以降に公益財団法人北区文化振興財団 03-5390-1221へご予約ください
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい


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11月17日「第99回 二期会オペラ研修所コンサート」〜出演者メッセージ(2)

研修所の定期試験により選抜された、各期の成績優秀者17名が出演する「第99回二期会オペラ研修所コンサート」(北とぴあ さくらホール)。
11月17日(木)の公演に向け、ピアノ合わせも順調に進んでおります!
出演者からのメッセージ第2回目は、マスタークラスからの出演者<前編>です。

      *      *      *


202211ooigawa.jpg■大井川 由実(ソプラノ/第66期マスタークラス)
ヴェルディ『群盗』より “あなたは私のカルロの胸に”

小さな頃から人前で歌うことが何より好きだった自分にとって、今回の「第99回研修所コンサート」に出演させていただけることは、とても喜ばしいことです。ここまで歌い続けていられることは日々応援してくださる、友人家族だけでなく、歌を愛してくれているお客様のおかげだと感じております。これからも常に前へ。歌を愛する人たちへ喜びをもたらせたらと思っています。皆様のご来場をお待ちしております!

202211kameyama.jpg■亀山 泰地(バリトン/第66期マスタークラス)
プッチーニ『エドガール』より “この恋を、俺の恥を”

この度は「二期会オペラ研修所コンサート」に出演させていただけること、大変光栄に思います。今回歌います曲は、プッチーニが残した数少ないバリトンのアリアの1つです。プッチーニらしい本当に美しい旋律で、何度歌っても心が揺さぶられます。皆様の前で歌えますこと本当に嬉しく思います。ご来場お待ちしております。

202211fujita.jpg■藤田 真由(ソプラノ/第66期マスタークラス)
ヴェルディ『リゴレット』より “慕わしい人の名は”

2年前予科に入所した時から一つの目標としていた「二期会研修所コンサート」に出演させていただけますこと、大変嬉しく思っております。
今回歌わせていただくのは『リゴレット』のヒロイン、ジルダが歌う愛らしく初々しい恋の歌です。ジルダの純真さや初めて感じる恋のときめきを感じていただけるよう、精一杯歌わせていただきます。皆様のご来場お待ちしております。

202211nakae.jpg■中江 万柚子(ソプラノ/第66期マスタークラス)
ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』より
 (二重唱)“聞いておるな?...ご覧ください、この苦い涙が”
ヴェルディ『仮面舞踏会』より “あの草を摘み取って”

昨年度に引き続き「二期会オペラ研修所コンサート」に出演させて頂けますこと、大変嬉しく思います。今回のコンサートは、オペラファンの皆様ならご存知の名曲から少し珍しい作品までバラエティに富んだプログラムになっております。様々な作曲家の音楽を楽しんで頂けましたら幸いです。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

202211murooka.jpg■室岡 大輝(バリトン/第66期マスタークラス)
ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』より
 (二重唱)“聞いておるな?...ご覧ください、この苦い涙が”
ヴェルディ『運命の力』より “運命の封書よ”

大学進学から声楽を志し、初心者同然だった私が「二期会研修所コンサート」に出演をさせて頂ける事に驚きを隠せません。音楽を通して、様々な出会いや、経験を作ることが出来ています。お越しいただいた方々にもそんな音楽の魅力が伝わるようなプレイヤーになれればと思います。

202211tateno.jpg■舘野 真由花(ソプラノ/第66期マスタークラス)
R.シュトラウス『アラベラ』より (二重唱)“もし私にふさわしい人がいるなら”
シャルパンティエ『ルイーズ』より “あの日以来” 

第99回目という歴史あるコンサートに出演させていただくこと大変光栄に存じます。音楽の力を信じてこのコロナ禍を乗り越えようと励んでまいりました。この1年、研修所でしっかりとオペラの舞台を学ぶべく覚悟を持って日々研鑽しております。日頃の成果をお見せできるよう精一杯歌わせていただきます。皆様のご来場心よりお待ちしております。

      *      *      *


次代を担う、若きアーティストたちを応援していただけましたら幸いです。
皆様のご来場を、心よりお待ちしております。

221117institute_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
《北とぴあ国際音楽祭2022 関連公演》
第99回 二期会オペラ研修所コンサート
日時:2022年11月17日(木) 18:30開演(17:30開場)
会場:北とぴあ さくらホール
(JR京浜東北線王子駅北口徒歩2分・地下鉄南北線王子駅5番出口前)
料金:(全席指定) A席¥3,000、B席¥2,000
   《チケット発売中》
▼予定プログラム全曲、コンサート概要はこちらから
第99回 二期会オペラ研修所コンサート - 東京二期会
  主催:公益財団法人東京二期会/共催:公益財団法人北区文化振興財団・東京都北区

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

▼北とぴあ国際音楽祭(2022年11月5日(土)~12月15日(木))の情報はこちら
北とぴあ国際音楽祭特設ホームページ - 北区文化振興財団

*車椅子席をご希望の方は発売日以降に公益財団法人北区文化振興財団 03-5390-1221へご予約ください
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*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい


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11月17日「第99回 二期会オペラ研修所コンサート」〜出演者メッセージ(1)

研修所の定期試験により選抜された、各期の成績優秀者17名が出演する「第99回二期会オペラ研修所コンサート」(北とぴあ さくらホール)。
11月17日(木)の公演をまもなくにして、いよいよピアノ合わせが始まりました!
今年は全出演者からのフレッシュなメッセージを3回に分けてお届けします。
第1回目は、予科・本科からの出演者です。

      *      *      *


202211tanaka.jpg■田中 未来(メゾソプラノ/第68期予科)
ロッシーニ『アルジェのイタリア女』より “酷い運命よ!”

「二期会オペラ研修所コンサート」に出演させて頂く事、大変光栄に思います。 コロナ禍という制限はあるものの、毎回の授業は実り多いもので、困難に直面しながら(自分も含め)仲間の成長を感じます。同時に、この恵まれた環境の中で「成長せねば!」と襟を正される思いです。
歌える事に感謝しつつ、当日も演奏致します。皆様のご来場をお待ちしています♪

202211matsubara.jpg■松原 三和(ソプラノ/第68期予科)
ヴェルディ『シチリア島の夕べの祈り』より “アリーゴよ!ああ心に語れ”

「私も二期会オペラ研修所に行きたい!」と憧れたのは、このコンサートを聴きに行ったのがきっかけです。そのコンサートにこの度出演させて頂けて、大変嬉しく思います。
コロナ禍でまだまだ先の見えない状況ではありますが、聴きに来てくださった皆さまが「明るくまた一歩踏み出そう。今日来てよかった」と笑顔になって頂けるよう、祈りを込め演奏させて頂きます。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

202211ichino.jpg■市野 梨沙(ソプラノ/第67期本科)
マスネ『マノン』より “私が女王様のように街を歩くと”

この度は、「二期会オペラ研修所コンサート」に出演させて頂けること、そして音楽という時間と空間を皆さまと共有できることが、本当に心より嬉しく思います。このような機会を頂けたこと、支えてくださる全ての方に感謝申し上げます。少しでも良い時間だったと思える音楽を目指してまいります。

202211miyahara.jpg■宮原 唯奈(ソプラノ/第67期本科)
メノッティ『泥棒とオールドミス』より “私を盗んで”

この度は、このような素晴らしい機会をいただき、大変光栄です。今年度、本科からオペラ研修所に入所し、日々とっても楽しく興味深い時間を過ごしております。そして今回、皆さまの前で演奏させていただけて心から感謝しています。ご来場を心よりお待ちしております。

202211moriki.jpg■守木 詩織(ソプラノ/第67期本科)
グノー『ロメオとジュリエット』より “私は夢に生きたい”

華やかで、美しい音楽に溢れたオペラの世界に魅了され、「いつか私もオペラの舞台に立ちたい」という憧れの気持ちとともに、日々精進しております。たくさんの方々に支えていただき、導いていただきながら、日々学ばせていただけることに感謝の気持ちでいっぱいです。まだまだ未熟者ではございますが、これからも精進してまいります。

      *      *      *


次代を担う、若きアーティストたちを応援していただけましたら幸いです。
皆様のご来場を、心よりお待ちしております。

221117institute_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
《北とぴあ国際音楽祭2022 関連公演》
第99回 二期会オペラ研修所コンサート
日時:2022年11月17日(木) 18:30開演(17:30開場)
会場:北とぴあ さくらホール
(JR京浜東北線王子駅北口徒歩2分・地下鉄南北線王子駅5番出口前)
料金:(全席指定) A席¥3,000、B席¥2,000
   《チケット発売中》
▼予定プログラム全曲、コンサート概要はこちらから
第99回 二期会オペラ研修所コンサート - 東京二期会
  主催:公益財団法人東京二期会/共催:公益財団法人北区文化振興財団・東京都北区

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

▼北とぴあ国際音楽祭(2022年11月5日(土)~12月15日(木))の情報はこちら
北とぴあ国際音楽祭特設ホームページ - 北区文化振興財団

*車椅子席をご希望の方は発売日以降に公益財団法人北区文化振興財団 03-5390-1221へご予約ください
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい


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2022グランドオペラフェスティバル in Japan
二期会オペラ モーツァルト『フィガロの結婚』10/23(日)大分公演当日情報

今年度も「統括団体によるアートキャラバン事業」のひとつとして、「2022グランドオペラフェスティバルin Japan」が開催されます。
昨年度も参加いたしました、東京二期会、日本オペラ振興会、関西二期会、関西歌劇団に加え、今年度からはびわ湖ホールも仲間に加わり、4演目が10都府県で開催されます。

東京二期会が今年度に上演する演目は、モーツァルト作曲オペラ『フィガロの結婚』です。
この『フィガロの結婚』は、今年2月に東京でも上演いたしました宮本亞門演出によるプロダクション。2002年の新制作初演以来、ご覧になった皆様からの絶賛が続くこの伝説のプロダクションを、宮本亞門自身が「最もフレッシュな名曲揃いで、誰にでも愛される作品。このオペラを若い人たちに観てもらうのは僕の夢なのです。」と語るように、これまでもより多くの皆様にご覧いただける機会を作ってまいりました。そして今年度はついに鳥取、大分、堺(大阪)、山形の4都市で初めてお披露目できることとなりました!

さて、先週の鳥取公演につづき本日、10月23日(日)13時より大分のiichiko総合文化センター iichikoグランシアタで開演となります!
指揮は、名古屋フィルハーモニー交響楽団正指揮者、札幌交響楽団正指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢パーマネント・コンダクターの川瀬賢太郎。川瀬氏は今年2月の東京での東京二期会オペラ劇場本公演でもタクトを執りました。管弦楽は、モーツァルト作品の演奏に定評のある、日本センチュリー交響楽団。そして出演キャストはいずれも国内外で高い評価を得ている、二期会の歌手陣が皆様に感動をお届けいたします。

それでは、大分公演当日のご案内を致します。
2022グランドオペラフェスティバル in Japan
《二期会オペラ公演》
W.A.モーツアルト作曲 『フィガロの結婚』 オペラ全4幕
<日本語字幕付き原語(イタリア語)上演>
指揮:川瀬賢太郎/演出:宮本亞門/管弦楽:日本センチュリー交響楽団
主催:オペラキャラバン・ジャパン実行委員会、公益財団法人東京二期会
共催:iichiko総合文化センター[(公財)大分県芸術文化スポーツ振興財団]
当日券と公演タイムテーブルのご案内
 
10月23日(日)
当日券
GS,S,A,B,C
当日券販売
10:00~ iichiko総合文化センター1階インフォメーション
12:00〜 iichikoグランシアタ 受付
開場
12:15
開演
13:00
第1・2幕
約105分
休憩 20分
14:45~15:05
第3・4幕
約80分
終演予定
16:25
iichiko総合文化センター
=アクセス=
<JR大分駅から> 徒歩約15分
詳しい行き方はiichiko総合文化センターのウェブサイトをご覧ください
>>アクセス - iichiko総合文化センター
◆当日券の販売状況により、売切れの際はご容赦ください。
◆公演タイムテーブルは総稽古の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
【重要】お客様へのお願い
新型コロナウイルス感染予防、拡散防止への対応策を徹底するため、様々な制限の中での上演となりますが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
詳しくはiichiko総合文化センター ウェブサイトトップページに掲載の「大切なお知らせ」を必ずお読みくださいますようお願いいたします。
▼公演情報ページはこちら
2022グランドオペラフェスティバル in Japan 宮本亞門演出 二期会オペラ『フィガロの結婚』 - iichiko総合文化センター

●公演に関するお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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10/18(火)、「二期会」創立70周年を記念して、「オペラ・ガラ・コンサート」を開催いたします!~公演当日情報

1952年、気鋭の16名の声楽家により旗揚げされた「二期会」は、多くの皆様に支えられ、おかげさまを持ちまして今年創立70周年を迎えることができました。70年の間には、数えきれないほどのオペラ、コンサートを開催してまいりました。また所属声楽家も2700名を超える、世界でも類を見ない団体に発展いたしました。
そこでこの70周年を記念して、2022年10月18日(火)19時より東京文化会館大ホールにて、特別な「ガラ・コンサート」を開催いたします!
今回、幾多の歌手の中から代表して13名が出演。日本のオペラ界を率いるスター歌手の登場はもちろん、未来にますます活躍が期待される次世代の俊英たちによる饗宴で、オペラファンの皆様にお贈りします。
パンデミックの時代を乗り越え、80年、90年、100年と「二期会」の歌声が未来に届けられるよう、願いを込めて!

70th_anni_gala_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
二期会創立70周年記念 ガラ・コンサート
日時:2022年10月18日(火) 19:00開演(18:00開場)
会場:東京文化会館 大ホール
(JR上野駅 公園口改札より徒歩1分)
料金:SS席(記念特別プレゼント付)¥15,000、S席¥10,000、A席¥9,000、B席¥8,000、C席¥6,000、当日学生席¥2,500
<出演>
指揮:角田鋼亮/管弦楽:東京交響楽団/司会:宮本益光
ソプラノ:幸田浩子、佐々木典子、田崎尚美、種谷典子、宮地江奈
メゾソプラノ:池田香織、加納悦子
テノール:樋口達哉、福井 敬、山本耕平
バリトン:今井俊輔、宮本益光、与那城 敬
当日券と公演タイムテーブルのご案内
 
10月18日(火)
当日券
SS,S,A,B,C,当日学生席
当日券販売
17:30~
開場
18:00
開演
19:00
第1部
約50分
休憩 20分
19:50~20:10
第2部
約65分
終演予定
21:15
東京文化会館
=アクセス=
<JR>
[山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線]
[東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口改札から徒歩1分
<地下鉄>
[銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分
<京成電鉄>
[京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩7分

お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ
◆当日券の販売状況により、売切れの際はご容赦ください。
◆新型コロナウイルス感染対策の開催ガイドラインに従って開催いたします。ホール客席は歌唱を伴うステージとお客様との十分な距離を確保するため、1階席の1~2列目は販売致しません。それにより最前列が3列目となりますが、以降の座席は前後左右の間隔を空けない通常配席での販売となります。
◆本公演では「当日学生席」を発売致します。公演当日開演90分前より開場受付にて2,500円で発売致します。ご希望の方はご本人の学生証を必ずお持ちください。
◆公演タイムテーブルは稽古での実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
▼公演情報ページはこちら
二期会創立70周年記念ガラ・コンサート - 東京二期会

●公演に関するお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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2022グランドオペラフェスティバル in Japan
二期会オペラ モーツァルト『フィガロの結婚』10/15(土)鳥取公演より開幕!(鳥取公演当日情報)~2023年1月まで全国4会場で開催します。

今年度も「統括団体によるアートキャラバン事業」のひとつとして、「2022グランドオペラフェスティバルin Japan」が開催されます。
昨年度も参加いたしました、東京二期会、日本オペラ振興会、関西二期会、関西歌劇団に加え、今年度からはびわ湖ホールも仲間に加わり、4演目が10都府県で開催されます。

東京二期会が今年度に上演する演目は、モーツァルト作曲オペラ『フィガロの結婚』です。
この『フィガロの結婚』は、今年2月に東京でも上演いたしました宮本亞門演出によるプロダクション。2002年の新制作初演以来、ご覧になった皆様からの絶賛が続くこの伝説のプロダクションを、宮本亞門自身が「最もフレッシュな名曲揃いで、誰にでも愛される作品。このオペラを若い人たちに観てもらうのは僕の夢なのです。」と語るように、これまでもより多くの皆様にご覧いただける機会を作ってまいりました。そして今年度はついに鳥取、大分、堺(大阪)、山形の4都市で初めてお披露目できることとなりました!

さて、この4都市での公演の最初となる、鳥取公演がいよいよ明日、10月15日(土)13時より鳥取県のとりぎん文化会館 梨花ホールで開演となります!
指揮は、セントラル愛知交響楽団常任指揮者、仙台フィルハーモニー管弦楽団指揮者の角田鋼亮、管弦楽は、近年の二期会オペラでは最も多く共演している東京フィルハーモニー交響楽団、そして出演キャストはいずれも国内外で高い評価を得ている、二期会の歌手陣が皆様に感動をお届けいたします。

それでは、鳥取公演当日のご案内を致します。
2022グランドオペラフェスティバル in Japan
《二期会オペラ公演》
W.A.モーツアルト作曲 『フィガロの結婚』 オペラ全4幕
<日本語字幕付き原語(イタリア語)上演>
指揮:角田鋼亮/演出:宮本亞門/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
主催:オペラキャラバン・ジャパン実行委員会、公益財団法人東京二期会
共催:公益財団法人鳥取県文化振興財団
当日券と公演タイムテーブルのご案内
 
10月15日(土)
当日券
S,A,B,C,U25(C席)
当日券販売
9:00~
とりぎん文化会館1階総合受付カウンターにて発売
開場
12:00
開演
13:00
第1・2幕
約105分
休憩 20分
14:45~15:05
第3・4幕
約80分
終演予定
16:25
とりぎん文化会館
=アクセス=
<JR鳥取駅から>
[徒歩]若桜街道を県庁方向へ約20分
[路線バス利用]鳥取バスターミナル(JR鳥取駅横)から 約5分
  湖山・鳥大線・賀露線など「県庁日赤前」下車すぐ
[100円循環バス「くる梨」利用]鳥取バスターミナル(JR鳥取駅横)から 約15分
  20分おきに運行 赤、青、緑コースいずれも「とりぎん文化会館」下車すぐ
<鳥取空港から>
[タクシー]約15分
[空港連絡バス]約15分「県庁日赤前」下車すぐ
詳しい行き方、お車でご来場のお客様はとりぎん文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>アクセス - とりぎん文化会館
◆当日券の販売状況により、売切れの際はご容赦ください。
◆公演タイムテーブルは総稽古の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
【重要】お客様へのお願い
新型コロナウイルス感染予防、拡散防止への対応策を徹底するため、様々な制限の中での上演となりますが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
詳しくは公益財団法人鳥取県文化振興財団ウェブサイトの公演情報ページに掲載の「新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組みとご来場の皆様へのお願い」を必ずお読みくださいますようお願いいたします。
▼公演情報ページはこちら
二期会オペラ「フィガロの結婚」 - 公益財団法人 鳥取県文化振興財団

●公演に関するお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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いよいよ公演迫る!今年のニューフェイスが一堂に「二期会新進声楽家コンサート」

明日のスター、ここに羽ばたく!

今春、二期会オペラ研修所を優秀な成績で修了した、期待の新入会員20名が一堂に会し、二期会入会後お披露目となるデビューコンサート「二期会新進声楽家の夕べ」。

開催を目前に控え、出演者たちを代表してバリトン宮下嘉彦とテノール河野大樹からメッセージ動画が届いておりますのでご紹介します。

*     *     *



河野) 2022年10月4日、東京文化会館 小ホールにて「二期会新進声楽家コンサート」が開催されます。

宮下) 第65期マスタークラスを修了した、総勢20名の出演者で演奏いたします。

河野) 私、テノール河野大樹は、オペラ『椿姫』より「彼女の元を離れて」を演奏します。

宮下) そして私、バリトンの宮下嘉彦が、ロッシーニの『セヴィリアの理髪師』より「私は街の何でも屋」。そして僕たち二人で、ビゼーの『真珠採り』から「聖なる神殿の奥深く」を演奏いたします。

河野さん、今回の意気込みなんかありますか?

河野) そうですね。あの、高音はテノールとして もちろんのこと、低音をバリトンに負けないように頑張りたいと思います!

…宮下さんは?

宮下) 僕ですか?そうしましたらですね、僕の高音はテノールの河野さんに負けないように、しっかり張り上げて!頑張りたいと思います。

宮下・河野) それでは皆さま、会場でお待ちしておりまーす!!

*     *     *


二期会のニューフェイスたちの今後の活躍にご注目ください!!
2201004shinshin_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所 第65期マスタークラス修了生・成績優秀者による
二期会新進声楽家コンサート
日時:2022年10月4日(火) 18:30開演(17:45開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅 公園口改札より徒歩1分)
料金:(全指定席) ¥3,000 《予定販売数終了》
出演者と演奏プログラム:
<第1部>
1. 松原愛実(ソプラノ)
  ドニゼッティ 『ドン・パスクワーレ』より “あの眼差しに騎士は”
2. 東原佑弥(テノール)
  プッチーニ 『ラ・ボエーム』より “冷たい手を”
3. 佐藤香菜(ソプラノ)
  ドニゼッティ 『シャモニーのリンダ』より “私の心の光”
4. 指出麻琴(ソプラノ)
  トマ 『ハムレット』より “さようなら、信じてくれと彼は言った”
5. 向笠愛里(ソプラノ)
  プーランク 『ティレジアスの乳房』より “いいえ、ご亭主様”
6. 芳賀あずさ(ソプラノ)
  シャルパンティエ 『ルイーズ』より “その日から”
7. 佐藤新菜(ソプラノ)
  ヨハン・シュトラウス 2世 『こうもり』より “田舎娘を演じるときは”
8. 外崎広弥(バリトン)
  ヴェルディ 『ファルスタッフ』より “これは夢か?それとも現実か”
9. 太田友梨(ソプラノ)
  グノー 『ロミオとジュリエット』より
    “ああ、なんという戦慄が!? 愛の神よ、私に勇気をお与えください”
10. 根本璃音(ソプラノ)
  ヴェルディ 『リゴレット』より “慕わしい人の名は”
11. 河野大樹(テノール)、宮下嘉彦(バリトン)
  ビゼー 『真珠採り』より “聖なる神殿の奥深く”(二重唱)

<第2部>
12. 松浦友香(ソプラノ)
  ヴェルディ 『イル・トロヴァトーレ』より “穏やかな夜”
13. 根岸茉由(ソプラノ)
  ドニゼッティ 『アンナ・ボレーナ』より “私の生まれたあのお城”
14. 鈴木遥佳(ソプラノ)
  プッチーニ 『マノン・レスコー』より “一人寂しく捨てられて”
15. 中尾奎五(バリトン)
  モーツァルト 『フィガロの結婚』より “もう訴訟に勝っただと”
16. 鈴木香栞(ソプラノ)
  プッチーニ 『蝶々夫人』より “ある晴れた日に”
17. 佐藤 瞳(ソプラノ)
  團 伊玖磨 『夕鶴』より “与ひょう、私の大事な与ひょう”
18. 川越未晴(ソプラノ)
  ロッシーニ 『セビリアの理髪師』より “今の歌声は”
19. 七澤 結(ソプラノ)
  グノー 『ファウスト』より “宝石の歌”
20. 河野大樹(テノール)
  ヴェルディ 『ラ・トラヴィアータ(椿姫)』より
    “彼女のそばを離れて ~ 燃える心を”
21. 宮下嘉彦(バリトン)
  ロッシーニ 『セビリアの理髪師』より “私は町の何でも屋”
(ピアノ)髙木由雅

▼公演詳細ページはこちらから
二期会新進声楽家コンサート|コンサート・ラインアップ - 東京二期会

●お問合せは 《予定販売数終了》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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11/17(木)「第99回二期会オペラ研修所コンサート」プログラムが決定、本日よりチケットを発売しました!

先日公演情報を発表いたしました、今年11月に開催の「二期会オペラ研修所コンサート」(北とぴあ さくらホール)。定期試験により選抜された、予科・本科・マスタークラス各期の成績優秀者17名が出演いたします。
このたび、各出演者の得意としている曲や、研修所の授業の中で深く学んだ曲など、たくさんのオペラ・アリアや重唱の中から、予定プログラム全曲が決定しました。一人ひとりの特色が溢れる、多彩な内容となっております。
将来の二期会を担う若き才能の競演に、どうぞご期待ください。
チケットは本日9月13日(火)より一般発売が開始となりました。

      *      *      *
221117institute_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
《北とぴあ国際音楽祭2022 関連公演》
第99回 二期会オペラ研修所コンサート
日時:2022年11月17日(木) 18:30開演(17:30開場)
会場:北とぴあ さくらホール
(JR京浜東北線王子駅北口徒歩2分・地下鉄南北線王子駅5番出口前)
料金:(全席指定)A席¥3,000、B席¥2,000
   《9月13日(火)よりチケット一般発売》
出演:
【ソプラノ】東 幸慧、市野梨沙、岩谷香菜子、大井川由実、河向来実、小谷美佳、舘野真由花、田中沙友里、中江万柚子、藤田真由、松原三和、宮原唯奈、守木詩織
【メゾソプラノ】田中未来
【テノール】栗田宰早
【バリトン】亀山泰地、室岡大輝
【ピアノ】平川寿乃
予定プログラム:
<第1部>
1. 田中未来
  ロッシーニ『アルジェのイタリア女』より “酷い運命よ!”
2. 松原三和
  ヴェルディ『シチリア島の夕べの祈り』より “アリーゴよ!ああ心に語れ”
3. 市野梨沙
  マスネ『マノン』より “私が女王様のように街を歩くと”
4. 宮原唯奈
  メノッティ『泥棒とオールドミス』より “私を盗んで”
5. 守木詩織
  グノー『ロメオとジュリエット』より “私は夢に生きたい”
6. 大井川由実
  ヴェルディ『群盗』より “あなたは私のカルロの胸に”
7. 亀山泰地
  プッチーニ『エドガール』より “この恋を、俺の恥を”
8. 藤田真由
  ヴェルディ『リゴレット』より “慕わしい人の名は”
9. 中江万柚子・室岡大輝
  ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』より “聞いておるな?...ご覧ください、この苦い涙が”

<第2部>
10. 舘野真由花・東 幸慧
  R.シュトラウス『アラベラ』より “もし私にふさわしい人がいるなら”
11. 栗田宰早
  ビゼー『カルメン』より “おまえが投げたこの花は(花の歌)”
12. 岩谷香菜子
  ロッシーニ『ブルスキーノ氏』より
    “ああ、あなたは追いやろうとしています ~ ああ、いとしい花婿をお与えください”
13. 田中沙友里
  ヴェルディ『仮面舞踏会』より “死にましょう でもその前に”
14. 小谷美佳
  ドニゼッティ『シャモニーのリンダ』より “私の心の光”
15. 河向来実
  ドニゼッティ『カテリーナ・コルナーロ』より “来ておくれ”
16. 室岡大輝
  ヴェルディ『運命の力』より “運命の封書よ”
17. 東 幸慧
  ドリーブ『ラクメ』より “若いインドの娘はどこへ”
18. 舘野真由花
  シャルパンティエ『ルイーズ』より “あの日以来”
19. 中江万柚子
  ヴェルディ『仮面舞踏会』より “あの草を摘み取って”

▼コンサート概要ページはこちら
第99回 二期会オペラ研修所コンサート - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

▼北とぴあ国際音楽祭(2022年11月5日(土)~12月15日(木))の情報はこちら
北とぴあ国際音楽祭特設ホームページ - 公益財団法人 北区文化振興財団

*車椅子席をご希望の方は、発売日より公演一週間前までに、公益財団法人北区文化振興財団 03-5390-1221へご予約ください。
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*未就学児のご入場はお断り申し上げます


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東京二期会2022-2023シーズン開幕!9/8(木)初日『蝶々夫人』~公演当日のご案内

東京二期会の2022-2023シーズンは、9月8日(木)に新国立劇場オペラパレスにて初日を迎える、〈二期会創立70周年記念〉東京二期会オペラ劇場 G.プッチーニ作曲『蝶々夫人』で開幕いたします。

東京二期会が大事にしてきた、正統的で美しい栗山昌良演出の『蝶々夫人』が、ついに新国立劇場オペラパレスに初登場! 今年96歳を迎えた栗山は、戦後日本のオペラ界を牽引した一人であり、その最高傑作と言われる『蝶々夫人』の舞台は、細部まで無駄なく美しく、作品の音楽性を損なうことなく伝えてきました。
指揮は、2012年東京二期会『ナブッコ』でのセンセーショナルな日本デビューから10周年を迎えたアンドレア・バッティストーニ。
管弦楽はバッティストーニの日本デビュー以来、協働を続ける東京フィルハーモニー交響楽団。
蝶々夫人役には世界各地の劇場で同役を歌い絶賛されてきた大村博美と木下美穂子。そのほか、ピンカートンには若きテノールのトップを競う宮里直樹と城 宏憲。シャープレスには今井俊輔、成田博之。スズキには山下牧子、藤井麻美など、二期会70周年記念公演の名に相応しい最高のキャストでお贈りします!

尚、このたびの公演は新型コロナウイルス感染防止対策を行って開催させていただきます。 ご来場のお客様にはこちらのご案内をあらかじめお読みの上、ご理解、ご協力くださいますようお願いいたします。
主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い

それでは、期間中の公演当日のご案内を致します。 9/9(金)11:00情報更新
二期会創立70周年記念公演《東京二期会オペラ劇場》 2022年9月公演
ジャコモ・プッチーニ作曲 『蝶々夫人』 オペラ全3幕
<日本語字幕付き原語(イタリア語)上演>
指揮:アンドレア・バッティストーニ/演出:栗山昌良/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
主催:公益財団法人東京二期会
共催:公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会
当日券と公演タイムテーブルのご案内
 
9月8日
(木)
9月9日
(金)
9月10日
(土)
9月11日
(日)
当日券
S,A,B,C,D,学
S,A,B,C,D,学
B,C,学
S,A,B,C,学
当日券販売
/窓口受付
17:00~
12:30~
12:30~
12:30~
開場
17:30
13:00
13:00
13:00
開演
18:30
14:00
14:00
14:00
第1幕
約55分
休憩 25分
19:25~19:50
14:55~15:20
14:55~15:20
14:55~15:20
第2・3幕
約85分
終演予定
21:15
16:45
16:45
16:45
新国立劇場
=アクセス=
<鉄道>
[京王新線(都営地下鉄新宿線直通)]※京王線は止まりません
「初台駅」中央口直結
詳しい行き方、お車でご来場のお客様は新国立劇場ウェブサイトをご覧ください
>>アクセス - 新国立劇場
◆上記、当日券は9/9(金)11:00現在での発売予定です。以降の販売状況により、発売予定券種が更新される場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆新型コロナウイルス感染対策の開催ガイドラインに従って開催いたします。ホール客席は歌唱を伴うステージとお客様との十分な距離を確保するため、1階席の1~3列目は販売致しません。それにより最前列が4列目となりますが、以降の座席は前後左右の間隔を空けない通常配席での販売となります。
◆本公演では「当日学生席」を発売致します。公演当日開演90分前より開場受付にて2,500円で発売致します。ご希望の方はご本人の学生証を必ずお持ちください。
◆公演タイムテーブルは総稽古の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

▼『蝶々夫人』公演情報ページはこちら
2022年9月公演 G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場


●公演に関するお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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【新シーズン開幕!】2022年9月プッチーニ『蝶々夫人』~ピンカートン役 城 宏憲インタビュー「2幕以降、『愛の二重唱』の旋律が幾度となく繰り返されるんです」

東京二期会2022-2023シーズン開幕公演プッチーニ『蝶々夫人』キャスト・インタビューは第6回を迎えました。今回は、ピンカートン役 城 宏憲の登場です。
2016年『イル・トロヴァトーレ』マンリーコに急遽代役出演したのが二期会デビュー。これが大成功で迎えられ、その後も『トスカ』カヴァラドッシ、『ノルマ』ポリオーネ、『椿姫』アルフレード、『アイーダ』ラダメス、『カルメン』ドン・ホセなど東京二期会ほか主要プロダクションで主役に立ち続けています。
今年に入って新国立劇場『さまよえるオランダ人』エリックに代役出演し、ワーグナー・デビューも果たした城。来年2月には、ついに『トゥーランドット』カラフも控え、今最も波に乗るプリモ・テノールです。真摯な歌い口から切々と訴えてくるような抒情性は、城ならではのもの。『蝶々夫人』を前にして、話を聞きました。

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2016年2月 東京二期会オペラ劇場『イル・トロヴァトーレ』より マンリーコ役(撮影:三枝近志)

――ピンカートンは、どのような役、人物でしょうか。

城: アメリカ海軍の若き士官で、階級は中尉です。祖国には許嫁がいながら、赴任先の長崎で芸者の蝶々さんと仮初(かりそめ)の結婚をしてしまいます。結婚は「999年間」の契約で、家まで借りて「100円」を支払ったのだと、悪びれる様子もなく領事シャープレスに伝えるピンカートン。善良なシャープレスは、彼の軽はずみな行動を注意しますが、ピンカートンは全く聞く耳を持ちません。そこへ、長崎の丘を登って盛大な花嫁行列が...。ここに、後の悲劇を招くピンカートンという人物の欠点が見えます。若さ故なのか、はたまた生粋のヤンキーの性分なのか、彼は目の前の快楽を味わう事以外には考えが及ばないのです。嵐を呼ぶ男と言えば聞こえが良いので、「立つ鳥跡を濁す」これが、都合が悪くなるとお茶を濁す彼にはピッタリ。

――あまり褒められたキャラではないピンカートンを城さんがどう作りあげるか興味あるところですが、この役の見せどころ、聴かせどころを教えてください

城: ピンカートンは決して悪役ではありません。かと言って、単純な二枚目でもないんですね。改訂版ではしっかりと反省して(懺悔のアリアを歌って)、袖に下がります。実は、この役の見せどころは、そんなどっちつかずな優柔不断なキャラクターにあるのかも知れません。金払いのいい豪快な軍人でありながら、異国の女性に惚れ込んでしまった哀れな若者であり、そして、用が済んで熱が冷めればせっせと仕事に戻って、祖国で嫁さんを捕まえて長崎へ舞い戻ってきてしまうという......言うなればまさに女たらし、そして人たらし。堅実な仕事人シャープレスとは反対で、やる事が全て裏目、裏目にでて、最後はまるで自分の靴の紐を踏んで坂を転げていく様なもんです。でもね、他人事に思えないのは何故でしょう。きっとリアル(現実)にこういう人って居るんですよ。Dovunque al mondo,どの世界でもね。

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2017年2月 東京二期会オペラ劇場『トスカ』より カヴァラドッシ役(撮影:三枝近志)

――ピンカートンは、目の前の人や物事に対してよくしようとするあまり、結局辻褄が合わなくなってしまうという。今の城さんの解釈を聞いて、ピンカートンという人物のリアル度が増したように感じました。実は今の「日本の優しい男子」というほうがリアルかも(?)

城: この役の聴かせどころはずばり「愛の二重唱」。これは本当に美しい。ピンカートンの旋律からも本物の愛の香りがします。それが唯一、この人物の「救い」なんですよね。

――おそらく蝶々さんへの想い「だけ」は本当だったのでしょうね。でも、帰国すれば、本当の妻にも本当の愛があって。優しさゆえに行動には責任がないといいますか......。そのほかで、城さんが『蝶々夫人』で好きなところはどこでしょうか。

城: まず、ひとつ(笑)。シャープレスの再婚の勧めに「ああ、彼は私を忘れたのかしら」と嘆いて、一度奥に引っ込む蝶々さん。この後のシーンは、涙なしに観劇したことは一度もありません。好きとか嫌いとか、そういう話ではない。正にカタルシスですね。
ふたつめ!先程、第1幕の「愛の二重唱」の話をしましたけど、第2幕以降、この愛の旋律が幾度となく繰り返されるんです。涙を流した後、まるで音の波で追い打ちをかけるように。
ピンカートンの乗船するアブラハム・リンカーン号が長崎に入港してきた後、蝶々さんは「彼は帰ってくる、そして私を愛してる!」と叫びます。この時に壮大に流れるのは愛のテーマ。出迎えのために婚礼の夜の帯を締める時も、そう。ここは愛の宵のテーマ。ピンカートンを想う度、健気なまでの愛の芳香が、旋律から満ち溢れるんですよね。人を信じるとは、正に陶酔である。それを、プッチーニは「愛」のテーマを流用して観客に伝えています。時にそれは耽美的ですらあります。

202208_jou_hironori_03.jpg
2020年2月 東京二期会オペラ劇場『椿姫』より アルフレード役(撮影:三枝近志)

――第1幕のラストを飾るテーマが第2幕以降に展開していくのですね。私たちがこの悲劇を、本当に切なく感じてしまうのは、プッチーニによるこのテーマの「仕掛け」があるように思いました。さて、城さんは、蝶々さんと同い年である高校時代をどのように過ごしましたか?

城: 15歳というと、丁度クラシック音楽を始めた頃ですね。18歳で大学に合格し上京するまで、音楽科のある地元の高校に通っていたのですが、この3年間は本当に無我夢中でした。たとえるなら、泳げない子が音楽の海に飛び込んで、初めは溺れかけていて、手取り足取り教えていただいて3年かけて少しずつ泳げるようになった、と言う感じです。だから、音楽を奏でながら、まず呼吸が出来る様になるのが、第一の目標でした。声楽ですから、呼吸するのは当然といえば当然なんですけど(笑)。

――泳のたとえがすごくわかりやすいですね!息継ぎも上達していく、と。

城: 青春を謳歌するって言うイメージは、この時期の自分の中にはありませんでした。掴んだ、音楽という「生きがい」を、決して離さないように、見失わないように。周りのサポートのお陰でなんとか大洋に出る事が出来た、そういう3年間でした。今思えば、あの頃の僕は何か大きな愛で守られていたんだと思います。

――最後に、本番に向けての意気込み、メッセージをお願いいたします。

城: 作曲家プッチーニが求めた、究極のリアリズム。日本の古典美を踏襲しつつ、人物の内面まで深く写してしまう栗山先生の『蝶々夫人』は、真の日本の宝です。今、継承しなくては失われつつあるその美学を、チーム一丸となって過不足なくお客様に届けたいですね。「お前が言うな!」とお叱りを受けるかも知れませんが、ピンカートンが愛した可憐な蝶々さん...その美しくも壮絶な人生を、その最後の一息まで間近で感じていただきたいと思います。
新国立劇場を舞台に全編イタリア語で紡ぐ、悲劇マダマ・バタフライ。現代最高の熱血オペラ指揮者、アンドレア・バッティストーニの指揮のもと、舞台史にその名を刻む不朽の名作を、東京二期会が心を込めてお送りいたします。どうぞ、お楽しみください。

*     *     *


▼『蝶々夫人』公演情報ページはこちら
2022年9月公演 G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場
2022年9月8日(木)18:30、9日(金)14:00*、10日(土)14:00、11日(日)14:00* 新国立劇場オペラパレス
指揮:アンドレア・バッティストーニ/演出:栗山昌良/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
*…ピンカートン 城 宏憲 出演日

主催:公益財団法人東京二期会
共催:公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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9/18(日)開催「五島記念文化賞 オペラ新人賞研修帰国記念 清水勇磨バリトンリサイタル」~WEBマガジン「ONTOMO」にインタビュー掲載

これまでに多くの逸材を輩出してきた五島記念文化賞。その受賞者たちは海外研修ののち、トップアーティストとして活躍を続けています。
このたび平成29年度、第28回五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞したバリトン清水勇磨が、 9月18日(日)に東京文化会館 小ホールにおいて研修帰国記念リサイタルを開催いたします。

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清水勇磨 ©井村重人

清水は、同賞受賞後、イタリア・ボローニャ歌劇場付設オペラ研修所にて研鑽を積みました。その間、ボローニャ歌劇場公演『椿姫』ジェルモン役、『セビリアの理髪師』フィガロ役等に抜擢されるなどし、帰国後も数々のオペラに出演しています。特に昨年以降、東京二期会において、『タンホイザー』ヴォルフラム役、『ファルスタッフ』フォード役、『エドガール』フランク役、『パルジファル』アムフォルタス役と出演が続き、いずれも高い評価を得ています。

今回のリサイタルに向け、Webマガジン「ONTOMO」にて音楽ライターの室田尚子氏によるインタビューを受け、プロになるまでの歩み、ボローニャでの研修で得たことなどを話しています。

▼インタビューはこちらからお読みください
清水勇磨 バリトンの俊英がイタリアで体に叩き込んだオペラの神髄を披露する演奏会 - Webマガジン「ONTOMO」

今回のリサイタルでは、前半にイタリア古典歌曲をはじめとする歌曲、後半をイタリアのオペラ・アリアとし、イタリアで学び得たことを披露いたしますので、どうぞご期待ください。

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ちらし(PDF)ダウンロード


■■■ 公演情報 ■■■
五島記念文化賞 オペラ新人賞研修帰国記念
清水勇磨 バリトンリサイタル

日時:2022年9月18日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール 【アクセス
  ・JR線「上野駅」公園口改札より 徒歩約1分
  ・地下鉄銀座線、日比谷線「上野駅」7番出口より 徒歩約5分
  ・京成線「京成上野駅」正面口改札 徒歩約7分
出演:清水勇磨(バリトン)
   藤川志保(ピアノ)
料金:全席指定 一般4,500円、ペア8,000円 (税込)
     ※ペア券はお一人につき1ペアまで(二期会チケットセンター電話受付のみの取扱い)

〈予定プログラム〉
<第1部>
スカルラッティ作曲 “陽はすでにガンジス川から”
ジョルダーニ作曲 “いとしい女よ”
ボンチ―ニ作曲 歌劇『グリゼルダ』より “お前を賛える光栄のために”
ドゥランテ作曲 “愛に満ちた乙女よ”
グルック作曲 “ああ私の優しい熱情の”
リスト作曲 「ペトラルカの3つのソネット」
 1. 平和を見いだせず、そして戦う気にもならず
 2. 祝福あれ、あの日、あの月、あの年
 3. 私は地上で天使の姿を

<第2部>
レオンカヴァッロ作曲 歌劇『道化師』より “よろしいですか?紳士淑女の皆様!”
プッチーニ作曲 歌劇『エドガール』より “この愛を、この恥を”
プッチーニ作曲 歌劇『妖精ヴィッリ』より “私の娘の聖なる魂が”
ヴェルディ作曲 歌劇『アッティラ』より “フン族と休戦だと~運命の賽は投げられた”
ヴェルディ作曲 歌劇『ドン・カルロ』より “私の最期の日”
ヴェルディ作曲 歌劇『ラ・トラヴィアータ(椿姫)』より “プロヴァンスの海と陸”
ヴェルディ作曲 歌劇『ファルスタッフ』より “夢かまことか”
チレア作曲 歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』より “モノローグの始まりがここに”
ジョルダーノ作曲 歌劇『アンドレア・シェニエ』より “祖国の敵か”

▼公演情報ページはこちら
清水勇磨 バリトンリサイタル - 主催・制作コンサート - 二期会21

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●チケット取扱
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650 (10:00~18:00)
チケットぴあ (Pコード:214-252)

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【新シーズン開幕!】2022年9月プッチーニ『蝶々夫人』~ゴロー役 升島唯博インタビュー「1幕はほとんどずっと舞台に出て、歌っていない場面でもゴローの動きで周りの状況を描写しています」

東京二期会2022-2023シーズン開幕公演プッチーニ『蝶々夫人』キャスト・インタビュー。第5回は、ゴロー役のテノール升島唯博が登場します。
長くドイツ各都市のオペラハウスで実績を重ね、鍛え上げてきたブレのない響きと明瞭な語感を強みとし、東京二期会や新国立劇場の公演で絶えず出演を果たしています。
『フィガロの結婚』『魔笛』『フィデリオ』『ばらの騎士』『サロメ』など、やはり正統的なドイツ語を活かしたレパートリーの中、『蝶々夫人』ゴロー役は、2017年の今回のプロダクションに続く出演となりました。
本番に向けて升島に話を聞きました。

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2017年10月 東京二期会オペラ劇場『蝶々夫人』より ゴロー役(写真左)

――ゴローは、どのような役、人物でしょうか。

升島: ゴローは女衒(ぜげん)という、いわゆる人身売買業者になりますが、今の時代でいうと水商売へのスカウトマンのような感覚でしょうか。蝶々夫人もどこかでスカウト、もしくは売り飛ばされたところを、ゴローによって遊郭に斡旋されたのでしょう。

――アンダーグラウンドな商売のように思われますが、このオペラの中では、かえってあっけらかんとした明るさも持ち合わせたキャラクターですね。ゴロー役の登場シーンについて見せどころ、聴かせどころを教えてください。

升島: ゴローはこのオペラで最初に登場する人物です。そこに続いてすぐにピンカートンが登場するのですが、ゴローは様々な場面で状況を説明する働きをするキーマンです。1幕はほとんどずっと舞台に出ていますが、歌っていない場面でもゴローの動きで周りの状況を描写しています。ぜひ栗山昌良先生の仰る「脇役の動き次第で主役が生きる」演技を観ていただきたいと思います。

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2019年11月 東京二期会オペラ劇場『天国と地獄』より マーキュリー役(写真中央)

――たしかに、ピンカートンを連れてくるのも、結婚式の斡旋をするのも、第2幕でヤマドリとの縁談をアレンジするのも、すべてゴローによるもの。仕事人ですね!そのほか、個人的に『蝶々夫人』で好きなところがありましたら、教えてください。

升島: この暗い内容のオペラの中で唯一コミカルな場面の、ヤマドリが登場するシーンです。音楽も少し軽いですし、オペラ全体の緊張を少し緩めて笑える場面なのではないでしょうか。

――ヤマドリのライトモティーフ(?)に「宮さん、宮さん」の旋律が使われているところも、コミカル感があって、聴きどころになっているでしょうか。
さて、今回、キャストの方に蝶々さんと同じ15~18歳のときの思い出を教えていただいています。升島さんはどのような高校時代を過ごしていましたでしょうか。


升島: 蝶々さんの生きていた時代と違い、私が高校生として生きていた1990年代は様々な選択肢のある時代でした。50万円以上していたパソコンでしたが、一般家庭にも持っている人が出てきており、今では当たり前のように存在するWindowsというOSが初めて一般向けに発売されました。新し物好きの私は、知り合いの家にあったパソコンを一緒に触って遊んでいました。その他にもサッカー、バスケットボール、卓球など、興味のあることを広く浅く体験していました。

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2021年9月 東京二期会オペラ劇場『魔笛』より モノスタトス役

――升島さんの守備範囲の広さがうかがえる高校時代のエピソードですね。最後に、本番への意気込み、メッセージをお願いいたします。

升島: ゴローという役は、いわゆる脇役です。物語の中心となる人物たちを浮き立たせるには、この脇役がどれだけその場面を描写しているか、関係性を表現できるかにかかっていると言っても過言ではありません。その究極の域まで近づける為に、本番まで精進していきたいと思います。そしてこの素晴らしく完成された美の舞台を、ご覧いただいた皆様と共有できれば幸いです。

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2022年9月公演 G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場
2022年9月8日(木)18:30、9日(金)14:00*、10日(土)14:00、11日(日)14:00* 新国立劇場オペラパレス
指揮:アンドレア・バッティストーニ/演出:栗山昌良/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
*…ゴロー 升島唯博 出演日

主催:公益財団法人東京二期会
共催:公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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【新シーズン開幕!】2022年9月プッチーニ『蝶々夫人』~ヤマドリ役 畠山 茂インタビュー「蝶々さんを救う方法はこれしかない、と思って求婚します」

東京二期会2022-2023シーズン開幕公演プッチーニ『蝶々夫人』キャスト・インタビュー。第4回は、杉浦隆大に続いて、ヤマドリ役のバスバリトン畠山 茂をご紹介します。
「バスバリトン」と紹介してしまいましたが、本人曰く、正確には「バッソ・ブッフォ」。おどけた、道化的なバスを主要なレパートリーとする声種(典型的なのは『ドン・パスクワーレ』の題名役など)ですが、近年は、その作品への深い洞察力をもって『サロメ』『ルル』『金閣寺』などシリアスなドラマでもその個性を発揮しています。
これまで幾度も演じてきたヤマドリで、今回はどのようなアプローチをするのでしょうか。 話を聞きました。

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2011年2月 東京二期会オペラ劇場『サロメ』より ユダヤ人5役(写真左)

――ヤマドリは、どのような役、人物でしょうか。

畠山: 地元の金持ちであり、身分もあり、蝶々さんを気に入っている。蝶々さんさえ「再婚」を承諾するならば彼女を幸せにできると思っているが、全く受け容れられない──という人ですよね。
世の中には色々な演出があり、彼を成金の嫌な奴のように描いたり、見るからに振られて当然なコミック役のように位置づけたりするものもあるかと思いますが、私が栗山昌良演出でヤマドリを演じるときに気をつけているのは、余り嫌な奴とか振られて当然な人物にしないこと、です。あんなのと結婚するくらいなら当然ピンカートンを待つよね、という印象を大きく与えてしまうと、蝶々さんの愛や覚悟を卑小化させて、逃げのニュアンスを加えてしまうおそれがあるからです。

――周囲の人が「悪役」ではなく当時の価値観から見て「真っ当」であればあるほど、蝶々さんの純粋さが際立つのですね!
それでは、ヤマドリ役の登場シーンについて見せどころ、聴かせどころを教えてください。


畠山: あのシーンでは、ヤマドリに限らず、どの役も大きな「歌」を歌っていません。ですので、とても演劇的に対話、または対話の断絶が進みます。
先程のご質問への答とも関わってきますが、ヤマドリは何も助平心だけからではなく、こうすれば蝶々さんを救える、救う方法はこれくらいしかない、とも思って求婚していると思います。当時の認識としても、蝶々さんがヤマドリ家に入って安楽に暮らす、というのは世間では普通に取り得る方法だったでしょう。
お客様が終演後にあれこれ思い返す中に、あそこで受け容れるのも普通の人ならありだった、思えばあれが、破滅を免れる最後の機会だったかも──というイメージが少しでも残れば、冥利です。

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2014年4月 東京二期会オペラ劇場『蝶々夫人』より ヤマドリ役(写真左)

――少し調べたら、ヤマドリは「公爵」なので、明治の華族制でもほんとうに少数の最高位なのですね!当然、皇族ともつながる可能性もあって、当時この話を振ってしまう人は、蝶々さん以外ありえなかったのでは……と思えます。
ヤマドリのシーン以外で、好きなところがありましたら、ひとつ教えてください。


畠山: ピンカートンの船が港に入ってきたことを告げる、大砲の音。
舞台袖にいても客席にいても画面を観ていても録音を聴いていても、あそこで必ずのように私の胸に何かが込み上げます。歌でも音楽でもない、ただ一つの「音」ですが、劇中で最も劇的だと感じます。

――プッチーニの音楽がメロディックなだけに、そこはとても衝撃を受けますね。
さて、今回は、キャストのみなさんに、蝶々さんとおなじ15~18歳のときことを聞いています。畠山さんはどのような高校時代を過ごされたでしょうか。


畠山: 高校生のときは、高松第一高校の音楽部で合唱に励んでいました。毎年のように全国大会に出ていました。夏休みもほぼ毎日、練習していたと思います。 そのついでのように音楽科に進学していて、そちらも忙しかったですね。何しろ、中学校までは特別な音楽教育は受けていなかったので、大変でした。ピアノやらソルフェージュやら……。

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2022年2月 東京二期会オペラ劇場『フィガロの結婚』より バルトロ役(写真右端)

――高松第一高校から二期会会員になった歌手がたくさんいますね。伝統的に、音楽の礎作りと、何より続けて学びたいという喜び作りがすごくしっかりされているだろうと思っています。
最後に、本番に向けての意気込み、メッセージをお願いいたします。


畠山: この栗山プロダクションでのヤマドリ役は、今回で何度目でしょうか。もう二十年ほど関わらせていただいていますが、最初は若いなりにもがいていたものが、ヤマドリを実感できる実年齢になってきたかもしれません。今だから見えるもの、感じられるものを色に出せれば、と思っています。

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2022年9月公演 G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場
2022年9月8日(木)18:30*、9日(金)14:00、10日(土)14:00*、11日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
指揮:アンドレア・バッティストーニ/演出:栗山昌良/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
*…ヤマドリ 畠山 茂 出演日

主催:公益財団法人東京二期会
共催:公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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【新シーズン開幕!】2022年9月プッチーニ『蝶々夫人』~ヤマドリ役 杉浦隆大インタビュー「ヤマドリにとって蝶々さんは他に代えがたい特別な女性」

東京二期会2022-2023シーズン開幕公演プッチーニ『蝶々夫人』キャスト・インタビュー。続いて第3回は、ヤマドリ役のバリトン杉浦隆大をご紹介します。
2021-2022シーズンにおいて大活躍だった杉浦。2021年9月『魔笛』から、11月『こうもり』、2022年4月『エドガール』、7月『パルジファル』と計4公演に出演しました。そして、新シーズンの開幕にも登場いたします!
栗山昌良演出『蝶々夫人』には、2017年に続いて2度目。前回は神官役でした。今回は、ヤマドリ公爵役を務めます。
『蝶々夫人』には、蝶々さんの純粋な想いに対立するように、日本の「世間」側の人物たちが描かれます。信仰をつかさどるボンゾや、江戸から明治に時代が移った際のいわゆる「勝ち組」ともいえるヤマドリ公爵、そして、抜け目ないゴロー、お付きのスズキまで。しかし、誰も決して蝶々さんの敵ではなく、悪者でもないことがキャストひとりひとりの言葉から伝わってきます。
ヤマドリについて、まずは杉浦に話を聞きました。

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2017年10月 東京二期会オペラ劇場『蝶々夫人』より 神官役

――ヤマドリは、どのような役、人物でしょうか。

杉浦: ヤマドリは、ゴローの仲介で蝶々さんを嫁に迎えたいと思っている大金持ちです。
ヤマドリには少し前までたくさんの妻がいましたが、蝶々さんを迎えるためにその妻たちと離婚し、蝶々さんにだけ愛を誓うと話しています。
ヤマドリは蝶々さんのことを、他の女性とは別格の扱いをしてでも妻として迎えたいほどに魅力的で特別な女性だと思っているのです。

――ヤマドリも、蝶々さんには特別な想いを寄せていたのですね。彼女の境遇を哀れに思っていたところもあったのでしょうか。それでは、ヤマドリ役の登場シーンの聴かせどころについて教えてください。

杉浦: ヤマドリが登場するシーンは短いので、すべてが聴かせどころですが、蝶々さんにまったく相手をしてもらえず、ため息をついて「さようなら。けれど望みはまだ...(持ち続けます)」と言って去ろうとするあたりが一番かと思います。

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2022年4月 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『エドガール』より フランク役(写真左)

――杉浦さんの去り姿を想像すると、ヤマドリに同情してしまうお客様もいらっしゃるような気が…ヤマドリの登場シーン以外で、好きなところがありましたら教えてください。

杉浦: ヤマドリが去ってからの、蝶々さんとシャープレス2人のシーンが好きですね。
ピンカートンからの手紙をシャープレスが読み上げるのですが、蝶々さんのあまりの嬉しそうな態度にシャープレスは読み続けることを断念してしまいます。手紙の内容が絶縁状だったからです。そしてこのシーンの最後に、蝶々さんはピンカートンとの間にできた子どもをシャープレスに見せます。
ここでシャープレスが子どもの存在に気がつかなければ、オペラのクライマックスはまた違うものになるのではないかと思います。それほど重要で見応えのあるシーンだと思います。

――「むしろ、シャープレスに子どもを見せなければ…」とか、『蝶々夫人』は、感情移入がしやすいせいか、思わず「たら・れば」を想像してしまいますね。
さて、このオペラは、蝶々さんが15~18歳のときの物語で、もし「現代に生まれていたら」、天真爛漫に高校生活を謳歌していたかもしれませんね。そこで、杉浦さんはどのような高校時代を過ごされたでしょうか。


杉浦: 中学生時代に吹奏楽部でチューバを吹いていたので、高校は金管楽器ができるところを探し、オーケストラ部がある高校に入りました。そこでトロボーンを吹いていました。それがとても楽しくて、大変な部分もありましたが、トロンボーンのことばかり考えていたと思います。

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2022年7月 東京二期会オペラ劇場『パルジファル』より 第2の聖杯の騎士役(写真中央左)

――高校時代にトロンボーンで培われた音楽が、今の豊かなバリトンにつながっているように感じられました。最後に、本番に向けての意気込み、メッセージをお願いいたします。

杉浦: このプロダクションに出させていただくのは2回目でして、前回は神官を歌わせていただきました。別の役でまた出演させていただけることは本当に嬉しい限りです。ヤマドリは、登場シーンこそ少ないですが、とても重要な役だと把握しております。しっかりとヤマドリを演じられればと思います。

*     *     *


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2022年9月公演 G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場
2022年9月8日(木)18:30、9日(金)14:00*、10日(土)14:00、11日(日)14:00* 新国立劇場オペラパレス
指揮:アンドレア・バッティストーニ/演出:栗山昌良/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
*…ヤマドリ 杉浦隆大 出演日

主催:公益財団法人東京二期会
共催:公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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【新シーズン開幕!】2022年9月プッチーニ『蝶々夫人』~ゴロー役 大川信之インタビュー「個人的に、ゴローの“四小節のアリア”と呼んでいます」

東京二期会2022-2023シーズン開幕公演プッチーニ『蝶々夫人』キャスト・インタビュー第2弾は、ゴロー役の大川信之です。
『魔笛』『椿姫』『カルメン』『トゥーランドット』『メリー・ウィドー』『こうもり』など、数多くの東京二期会公演に出演してきた実力派テノール。作品に対する深い探究心で立体的な人物像を描き出し舞台に立つ姿勢は、指揮者、演出家、そして共演者からの信頼厚く、稽古場ではいつも「頼れる兄貴」的存在。数多のキャリアを重ねてきた大川ですが、実は今回『蝶々夫人』は初舞台!その本番に向けて話を聞きました。

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2014年9月 東京二期会オペラ劇場『イドメネオ』より アルバーチェ役(写真右)

――大川さん演じるゴローとは、どのような人物でしょうか。

大川: 職業でいうと結婚斡旋人(周旋屋)。 裕福な男性に女性を紹介するわけですが、その業務に伴い、様々な人とのネットワーク、コネクションを持ち、その中で結婚に限らず、様々な案件の仲介をして生計をたてている「よろず屋」の様な存在だったのではないかと個人的に想像しております。外交官や他国の軍人とも交渉できる知識や最新の情報に長じています。
人物像は、一言でいって、とにかくお金大好き人間。お金がたんまり稼げるなら、人がいやがるダーティーな仕事も率先してやれちゃう抜け目ないハイエナ、こうもり的な男。表と裏社会を自由に渡り泳ぎます。
そんな所がみんなには疎ましがられて軽蔑されるけど、困った事があると頼りにされる、誰からも一目置かれる存在…と私は思っております。

――周囲は「ゴローは悪い奴」と決めつけながら、利用したいときには利用する、という…今の話で、ゴローの存在のリアリティが見えてきました。
それでは、ゴロー役の見せどころ、聴かせどころを教えてください。


大川: ゴローが入ってくると、新しい情報や人物が登場するので、それまでの流れを断ち切るような音楽が流れます。
個人的に大事にしたい聴かせどころは、第2幕でヤマドリ、シャープレス含め3人で蝶々さんに、3年帰ってこないピンカートンは忘れて早く次の旦那に落ち着きなさいと諭すシーンで、「夫に見捨てられた妻は離縁されたのと同じだ」と嫌みをいう台詞です。中傷なのですが、ほんのりゴローの諦観といいますか人間味が香ってくるようです。プッチーニ先生が何とも表現しがたいコード進行の素敵な旋律をつけています。その前後の蝶々さんとの会話は胸の奥をくすぐられるような切ない音楽です。前述の台詞を個人的に“ゴローの四小節のアリア”と密かに呼んでます。

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2021年8月 東京二期会オペラ劇場『ルル』より 画家役(写真中央右)

――ゴローは、蝶々さんに対して嫌味を言いながら、自分に対しても言い聞かせていたのかもしれないですね。ゴローの生き方にも切なさを覚えました。 その他『蝶々夫人』で大川さんが好きなところはありますか。

大川: 今回蝶々夫人という作品に初めて関わらせて頂くので、全体的にまだ把握してない事が多すぎるのですが… 自分が属してる文化宗教人間関係も棄てた、または捨てられたのに、新しく属そうとしたものからも棄てられるという立場に置かれた蝶々さんの生き様、あるいは死に様を、共感、感動してもらえるように頑張ります。時代場所を問わず日本に限らず世界のどこでも起こり得たようなケースを素材にしてここまで深い作品に仕上げるプッチーニ先生は凄いですね!

――『蝶々夫人』は、蝶々さんが15~18歳のときの物語です。大川さんは、蝶々さんと同年代をどのように過ごしていたでしょうか。(蝶々さんのように)一途に取り組んでいたことなどもあれば教えてください。

大川: 自然の中で半野人(?)のような生活を楽しんでいました。土台を作れましたし、まさに青春を謳歌してたと思います。一途に、というのはなかったと思いますが…、ハモる事(コーラス)は大好きでしたね。

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2021年11月 東京二期会オペラ劇場『こうもり』より ブリント役(写真中央)

――最後に、本番に向けての意気込み、メッセージをお願いいたします。

大川: 今日現在、まだ本格的な立ち稽古は始まっていませんが、今持ってる作品理解、ゴローという役の理解が、演出家や指揮者の求めによって、変化したり気付かされたりしながら、自分にしか出来ないゴローを演ずるのを楽しみにしています。

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2022年9月公演 G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場
2022年9月8日(木)18:30*、9日(金)14:00、10日(土)14:00*、11日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
指揮:アンドレア・バッティストーニ/演出:栗山昌良/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
*…ゴロー 大川信之 出演日

主催:公益財団法人東京二期会
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【新シーズン開幕!】2022年9月プッチーニ『蝶々夫人』~ピンカートン役 宮里直樹インタビュー「ピンカートンの感情が感情が音やフレーズに全て表れている」

東京二期会2022-2023シーズンは、9月8日(木)プッチーニ『蝶々夫人』から開幕!
今回も、インタビュー形式で本公演のキャストをご紹介してまいります。
初日と3日目のピンカートン役をつとめるテノール宮里直樹は、2017年の栗山昌良演出『蝶々夫人』に続いての出演です。若々しいだけでないノーブルな声で、確かな様式感をもった歌唱は、多くのファンと指揮者、オーケストラからの信頼厚いところ。「第九」演奏会やNHKニューイヤーオペラコンサートなど、数多くの出演を果たしています。
『蝶々夫人』の本番に向けて、話を聞きました。

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テノール 宮里直樹

――ピンカートンは、どのような役、人物でしょうか。

宮里: ピンカートンは一言で言うなら「最低な男」ですね。誠実さがなく、初めから蝶々さんを伴侶としてではなく「女」として遊びで結婚してしまう。人としては尊敬できる人物ではないですね。ただ傷付けるつもりではなかったので、良く言えば唯々自分の気持ちや欲求に素直な人物とも言えなくもないかなぁと。

――「最低の男」を演じるのも苦労があるかと思いますが、このピンカートン役の見せどころ、聴かせどころを教えてください。

宮里: ピンカートンは良くも悪くも自分の心の内を全て曝け出しているので、軽薄さだったり、優しさであったり怒りだったり、強引さであったり、その時その時の感情が音やフレーズに全て表れているので、オペラ全体的に彼の「人間性」を見て頂けたらと思います。

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2017年10月 東京二期会オペラ劇場『蝶々夫人』より ピンカートン役

――ピンカートン以外で、宮里さんが『蝶々夫人』で好きなところを教えてください。

宮里: 第2幕の最後の蝶々さんのアリアが個人的に一番好きですね。18歳で自分の幕を閉じる事を決意した蝶々さんの悲痛の叫びと息子への愛。管楽器が鳴り響く中で、優しい母の愛とも取れる優しいハープの音を聴くと涙が止まらなくなります。

――18歳で命を絶った蝶々さん。悲痛なシーンですね。蝶々さんも現代に生きていたら、ちょうど高校生の年齢で、持ち前の天真爛漫さで青春を謳歌していたかもしれませんね。宮里さんは、どのような高校時代を過ごしていたでしょうか。

宮里: 僕の高校時代は、高校3年の夏まではヴァイオリニストを志していたので、日々のヴァイオリンの練習、ピアノ、ソルフェージュ、加えて市民オーケストラに入っていたので音楽漬けの高校時代でしたね。その中で普通に恋愛も謳歌していたし、自分の好きな事をしていました。やりたい事を出来る、させて貰える事がどれだけ恵まれていた事かを最近よく考えさせられます。

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221年7月 東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』より フェントン役

――音楽の糧を存分に吸収していた時代だったのですね。最後に、お客様に向けてメッセージをお願いいたします。

宮里: 最高の歌手陣と、指揮のバッティストーニ、そして御年96歳になられる演出の栗山先生と作り上げる『蝶々夫人』。貴重な機会なので、楽しみながらしっかり気を引き締めて本番まで作って行きたいと思います。忘れられないような素敵な舞台になるよう頑張りますので、楽しみにしていてください。

*     *     *


▼『蝶々夫人』公演情報ページはこちら
2022年9月公演 G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場
2022年9月8日(木)18:30*、9日(金)14:00、10日(土)14:00*、11日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
指揮:アンドレア・バッティストーニ/演出:栗山昌良/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
*…ピンカートン 宮里直樹 出演日

主催:公益財団法人東京二期会
共催:公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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7/13(水)開幕! ワーグナー『パルジファル』~公演当日のご案内

いよいよ明日7月13日(水)から17日(日)まで、〈二期会創立70周年記念〉東京二期会オペラ劇場 R.ワーグナー作曲『パルジファル』を東京文化会館 大ホールにて上演いたします。(15日(金)の休演日を除く4回公演)

今回のプロダクションは、フランス国立ラン歌劇場との共同制作で、2020年1月にストラスブールでのプレミエが大絶賛された、宮本亞門の演出によるもの。いよいよ東京に凱旋します!
タイトルロールには、2012年の公演に続いて大役を果たす福井 敬と、ベルリンに学んだ若きヘルデン・テノール伊藤達人。魔女クンドリには、田崎尚美と橋爪ゆか。アムフォルタスに黒田 博と清水勇磨。記念公演にふさわしいベテランと若手の競演です。
そして、セバスティアン・ヴァイグレ指揮&読売日本交響楽団の黄金コンビという最高の布陣でお贈りします。
どうぞご期待ください!

尚、このたびの公演は新型コロナウイルス感染防止対策を行って開催させていただきます。 ご来場のお客様にはこちらのご案内をあらかじめお読みの上、ご理解、ご協力くださいますようお願いいたします。
主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い

それでは、期間中の公演当日のご案内を致します。 【7/12(火)17:00掲載】
フランス国立ラン歌劇場との共同制作
二期会創立70周年記念公演《東京二期会オペラ劇場》 2022年7月公演
リヒャルト・ワーグナー作曲 『パルジファル』 オペラ全3幕
<日本語および英語字幕付き原語(ドイツ語)上演>
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ/演出:宮本亞門/管弦楽:読売日本交響楽団
当日券と公演タイムテーブルのご案内
 
7月13日
(水)
7月14日
(木)
7月16日
(土)
7月17日
(日)
当日券
S A B C 学
S A B C 学
S A B 学
S A B 学
当日券販売
/窓口受付
15:30~
12:30~
12:30~
12:30~
開場
16:00
13:00
13:00
13:00
開演
17:00
14:00
14:00
14:00
第1幕
約90分
休憩 25分
18:30~18:55
15:30~15:55
15:30~15:55
15:30~15:55
第2幕
約60分
休憩 25分
19:55~20:20
16:55~17:20
16:55~17:20
16:55~17:20
第3幕
約70分
終演予定
21:30
18:30
18:30
18:30
東京文化会館
=アクセス=
<JR>
[山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線]
[東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口改札から徒歩1分
<地下鉄>
[銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分
<京成電鉄>
[京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩7分

お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ
…7月13日(水)の初日公演では、開演前16:30、16:40、16:50にホールロビーにてファンファーレの演奏がございます。
>>7/13(水)『パルジファル』初日公演において開演前のファンファーレを演奏します|ニュース - 東京二期会

◆上記、当日券は7/12(火)17:00現在での発売予定です。当日の販売状況により、完売となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆新型コロナウイルス感染対策の開催ガイドラインに従って開催いたします。ホール客席は歌唱を伴うステージとお客様との十分な距離を確保するため、1階席の1~2列目は販売致しません。それにより最前列が3列目となりますが、以降の座席は前後左右の間隔を空けない通常配席での販売となります。
◆本公演では「当日学生席」を発売致します。公演当日開演90分前より開場受付にて2,500円で発売致します。ご希望の方はご本人の学生証を必ずお持ちください。
◆公演タイムテーブルは総稽古の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

▼『パルジファル』公演情報ページはこちら
2022年7月公演 R.ワーグナー『パルジファル』 - 東京二期会オペラ劇場


●公演に関するお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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7月公演 ワーグナー『パルジファル』~アムフォルタス役 黒田 博インタビュー「生き地獄を彷徨うようなアムフォルタスを演じるのは、快感(!?)」

開幕まであと5日! 二期会創立70周年記念公演、ワーグナー『パルジファル』キャスト・インタビューもいよいよ今回が最終回となります。
最後を飾るのは、アムフォルタス役のバリトン黒田 博。颯爽とした舞台姿に、力強い歌声と繊細な表現力をもって、国内第一線の活躍を続けてきた、日本を代表する屈指のバリトンのひとりです。
東京二期会のワーグナー公演においても、創立50周年記念公演『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ハンス・ザックス、60周年記念『パルジファル』アムフォルタスと最重要の舞台で主役を担ってきました。近年も、『魔笛』パパゲーノ、『セビリアの理髪師』バルトロなど軽妙さをもった役から、『トスカ』スカルピア、『ファルスタッフ』題名役などイタリアオペラ、そして『フィデリオ』フェルナンドなどドイツオペラと縦横無尽の活躍を続けています。
そして、今回10年ぶりとなるアムフォルタス。公演に向けて話を聞きました。

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2012年9月 二期会創立60周年記念 東京二期会オペラ劇場『パルジファル』より アムフォルタス役

――創立60周年記念公演に続いてのアムフォルタス役ですが、どのような人物でしょうか

黒田: とても難しいですけれども、とてもやりがいのある役です。精神的にも身体的にも傷を負って、贖われることのない罪を一生背負い続けています。アムフォルタスにとって、おそらく唯一の安らぎを見出す方法は「死」のみ。ですが、彼は、王として、自らの死が、他の人々の悩み、苦しみとなることを知っているので、「生き続けなければいけない」。そのように、生き地獄をずっと彷徨い続けているのがアムフォルタスです。

――稽古とはいえ、何度も演じ続けるのも苦しいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

黒田: アムフォルタスの、そうした内面のねじれた感情を、ワーグナーはそのまま音楽で描き切っているのですね。それを歌っていると、本当に、この身がよじれる思いがいたします。
苦しいんですけれど、しかし、ワーグナーの音楽に身を置く、または身を委ねることに、ある種の快感を覚えます。表現者として、ストレートな感情ではなく、心の奥底からえぐられるような、聖と俗とにねじられるような想いを歌うというのは、やはり面白いと思いますし、バリトンという声種ならではの役とも思いますね。

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2015年7月 東京二期会オペラ劇場『魔笛』より パパゲーノ役

――昨年の7月はヴェルディ最後の作品『ファルスタッフ』に題名役で出演しました。ヴェルディ、ワーグナーという2大巨頭の最後の作品に携わってみて、どのように感じられたでしょうか。

黒田: すべての作曲家の最後の作品がいいものとなるかどうかは、また違うと思いますが、このヴェルディ、ワーグナーにとっては、最終到達点というか、すばらしいものに違いありません。
昨年のロラン・ペリーさん演出の『ファルスタッフ』では、ファルスタッフは、ただの飲んだくれの太っちょのジジイというだけではなく、若い時分はもっとイカしていたであろう男が、人生でいろんな経験をして、最後に「人間なんてしょせんこんなもんじゃんか」と笑い飛ばしている。
ファルスタッフは悪人として懲らしめられるのですが、全然悪人ではなくて、むしろとても人間らしいのです。僕からしたら、ファルスタッフのような人間が一番「まとも」に見えます。いったい、彼のどこが悪いの?
ヴェルディには初期や中期にもたくさんの素晴らしい作品がもちろんありますが、『ファルスタッフ』は、『オテロ』とともに、音楽的にも緻密に構築されたヴェルディの最高傑作ではないかと思えます。

一方、ワーグナー自身が様々な音楽手法を採用し、また発明してしてきた中で、最終的に到達した境地が、この『パルジファル』という作品だったのではないか、と思えます。
この作品の音楽のことを、僕は、言葉では言いあらわせないのですが……なんと言おうか、すべての要素が集約された構築物に圧倒される感じがいたします。音楽を聴いただけで、聖や俗といったものの価値観、概念がわからなくなるという世界に連れて行ってくれる感じがいたします。

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2016年7月 東京二期会オペラ劇場『フィガロの結婚』より フィガロ役

――今の話を聞いて、両極端ともいえるキャラクターのファルスタッフとアムフォルタスですが、同時に、それぞれがまた極めて人間的なのですね。

黒田: そうですね。本当にそう思います。

――ファンの方には、ぜひ黒田博演じる「人間アムフォルタス」にご期待いただきたいと思います。それでは、宮本亞門さんの演出の魅力についても教えてください。

黒田: ひとつの作品を、実にいろいろな角度から見ていらっしゃるな、といつも思っています。
3次元といえばいいのか、4次元なのか、すごく立体的でダイナミック。音楽とリンクした動きのある舞台が魅力ですが、その音楽も、おそらく亞門さんならではの「聴き方」があるように思います。ここの音楽はふつうならこういうふうに、というものがあったとしても、僕らが感じている感覚とは違う「角度」で使われる感じがしますね。
これまでの稽古でも、亞門さんのアイデアには、本当に腰を抜かすような、驚くことがあるのです。そして、稽古を重ねていくと、そこで本当に胸が締め付けられるくらいの想いにさせられたりするのです。
ワーグナーは、音楽のモチーフがだいたい決まっているように思っているではないですか。亞門さんの場合だと、それがどのようにくるのか、というのは楽しみにしています。

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2021年7月 東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』より ファルスタッフ役

――最後に、ファンのみなさまにメッセージを。

黒田: 演奏だけで4時間にもなるオペラですが、お客様にとっても、観るのも聴くのも「一日仕事」ですよね。この作品を一日かけてご鑑賞いただいて、家に帰られて、さらにずっと何日もかけて(余韻を)お楽しみいただけるかな、と楽しみにしています。
とにかく、ワーグナーの音楽は「まとも」じゃないですよ!2012年に続いて、今回も読売日本交響楽団さんとワーグナーでご一緒できるというのも楽しみですので、皆様にもご期待いただきたいです。

*     *     *


▼『パルジファル』公演情報ページはこちら
2022年7月公演 R.ワーグナー『パルジファル』 - 東京二期会オペラ劇場
2022年7月13日(水)17:00*、14日(木)14:00、16日(土)14:00*、17日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ/演出:宮本亞門/管弦楽:読売日本交響楽団
*…アムフォルタス 黒田 博 出演日

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7月公演 ワーグナー『パルジファル』~クリングゾル役 門間信樹インタビュー「人間じゃない存在なのに一番人間的」

二期会創立70周年記念公演、ワーグナー『パルジファル』キャスト・インタビュー。今回は、自身初ワーグナーにしてクリングゾル役に挑戦する門間信樹です。
端正な舞台姿と繊細な表現力を持ち、複雑な心理描写にも長けるバリトン。2012年二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『スペイン時間』ラミーロで二期会デビュー。翌年『ホフマン物語』に出演後、長くニューヨークに活動の拠点を置き、2021年『サムソンとデリラ』で久しぶりに二期会オペラに戻ってきてくれました。
そして、今回のクリングゾル。本番に向けて話を聞きました。

――クリングゾルはどのような人物、役柄でしょうか?

門間: 今回が初役です。クリングゾルは、聖杯騎士団から破門されてしまったことで、ただ彼らに復讐がしたい。それだけを原動力として生きている人間、というか、魔法使いです。アムフォルタスから聖槍を奪いますが、でも、聖杯までも奪いたいとか、騎士団にもう一度入りたいとか、ではなくて、ただただ、聖杯騎士を官能的な欲望で惑わし、陥れ、復讐をし続けるという。このオペラの「悪役」です。自分は、あんまり悪役やらないんですけど(笑)
今回の舞台でも、セクハラ、パワハラ上司のような、乱暴な性格を持った人物として描かれているように思います。自分は穏やかな生活を送りたいと思っているのですが(笑)
でも、自分とは違うキャラクターだけに、演じるのが楽しいと思えるのかもしれません。楽しみたいと思います!

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2012年5月 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『スペイン時間』より ラミーロ役(右から2番目)

――これまでになかったクリングゾルが生まれそうですね。それでは、クリングゾル役の見どころ、聴きどころを教えてください。

門間: ワーグナーの音楽って、全篇にわたって絶対的なカッコよさがあると思っています!だから、聴きどころは?と聞かれると難しいのですけれど・・・・・・。
『パルジファル』は「苦悩」が大きなテーマのひとつといえますが、クリングゾルもまた苦悩しているのだと思います。屈折したものを抱え込んでいます。
最後のシーンで、クリングゾルはパルジファルにむかって槍を投げつけるのですが、槍はパルジファルに奪われ、彼を殺すことはできなかった。クリングゾルは失敗してしまうんですけれども、その瞬間、D-dur(ニ長調)の和音がパーッと高らかに鳴るんです。・・・これは、あくまで個人的な解釈なんですけれど、自分(クリングゾル)もパルジファルに救済されたのかな、って思うんですよね。ずっと復讐を胸にして、屈折して、苦悩をもって…この人生がずっと続いていくのかな、という存在の仕方でいると、パルジファルに救済されたかのような音楽に思えるんです。クリングゾルも、パルジファルが解放してくれたのかな・・・・・・聴きどころの答えになっているかどうか、わかりませんが。

クリングゾルって、バーン!と怒った後に、すぐ「ハハ!」と笑ってごまかしてみたり、そうした細かい描写に至るまで、「魔法使い」ということで人間じゃない存在として描かれているにもかかわらず、自分は、一番人間的に感じています。

――悪役というところから話が始まりましたけど、結局は「人間」なんじゃないかと。

門間: そうそう。人間が、他人に隠したいところを全部内面に同居させたキャラクターが、クリングゾルなんじゃないかな、と思うことがありますね。

――門間さんらしい、繊細な役作りの一端を話していただけたように思います。そんな門間さんは今年が二期会デビュー10周年。『スペイン時間』で出演したときの自身を思い出すと?

門間: 『懐かしいですね。10年ですか。恐ろしいですね(笑)
あの頃は、自分が精いっぱい、学ぶことが精いっぱいで、学んだことを稽古場で、そして舞台上で「どう出すか」ということに一生懸命でした。今は、むしろ、いろいろな方からいろいろなことを「吸収したい」という想いが強いですね。二期会ニューウェーブ・オペラ劇場は、若い同世代が集まって創り上げる現場だったので、刺激的でありましたが、今回のような東京二期会オペラ劇場の現場は、第一線の方からいろいろな歌手の方がいらっしゃるので、やはり、そうした人から「吸収」したいという想いになりますね。

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2021年1月 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『サムソンとデリラ』より ダゴンの大司祭役

――ニューヨークに活動拠点を移して、コロナ禍前までは長く日本とニューヨークをまたぐ活躍をしてきました。ニューヨークの音楽的な魅力を教えてください。

門間: オペラがすぐ聴ける街なんですよ!自分はメトロポリタン歌劇場のある沿線に住んでいたので、稽古が終わったら今夜は『トゥーランドット』観に行けるな、といって電車に乗って当日券を買ったり。タイムズスクエアにはオペラの広告や情報で溢れていて、オペラが街に溶け込んでいる印象がありました。
若い人たちのグループで、安い席でも、イブニングドレスを着て、大人の仲間入りのように観に来ていたり、オペラを観に行くというのが、人それぞれの生活の一部になっている街。 クラシック音楽を聴くことが、自分を高めるひとつのステータスで、知性のあらわれというイメージもありますね。誰もが、自分のアップルミュージックに、好きなクラシック音楽がひとつやふたつ入っているというような。

――そのようなシーン、日本でも実現できるようにしたいですね!最後に『パルジファル』本番に向けて意気込みを。

門間: 大好きなワーグナーに初めて出演することになり、譜読みもじっくりやりました。とにかく音楽が絶対的にかっこいいんです!だから、かっこいいクリングゾルを歌いたい。クリングゾルは暴力的で、嫌な奴ではあるんですけど、観ている方が、何かしら、彼の「悪」に共感していただき、心の奥の部分で通じあえるようなクリングゾルを演じ、歌えたらと思っています。

*     *     *


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2022年7月公演 R.ワーグナー『パルジファル』 - 東京二期会オペラ劇場
2022年7月13日(水)17:00*、14日(木)14:00、16日(土)14:00*、17日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ/演出:宮本亞門/管弦楽:読売日本交響楽団
*…クリングゾル 門間信樹 出演日

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NIKIKAI Days@Blue Rose 2022(二期会デイズ)~第1日、第3日は、二期会の過去から現在、未来へと続くコンサート

NIKIKAI Days@Blue Rose 2022(二期会デイズ)の「東京二期会物語」は第1日と第3日に開催します。

コンサートは、セリフ劇、インタビュー、歌唱ありのストーリー仕立てで進んでいきます。第1日、第3日のどちらかだけでも楽しめるコンサートになっていますが、両日ご覧になれば、より一層「二期会」を知ることができます。
日本のオペラ界を牽引してきた「二期会」の創立から今に至るまでのストーリー、「東京二期会物語」の詳しい内容をご紹介します。

◆「二期会」が誕生するきっかけは温泉旅館での会話から
1952年、オペラ歌手として当時第一線で活躍していた若き声楽家、中山悌一、柴田睦陸、川崎靜子、三宅春惠の4名は30代前半で声楽界の四天王と呼ばれていました。その中の柴田と中山が演奏旅行で訪れたとある温泉旅館で、風呂上がりの一杯を楽しみながら話していたときの「我々で、新しいオペラ団体を作らないか?」の一言がきっかけとなり、「二期会」が誕生しました。
この誕生秘話のセリフ劇を、三宅春惠役 種谷典子、川崎靜子役 成田伊美、柴田睦陸役 山本耕平、中山悌一役 加耒徹が演じ、また他のシーンでも登場して歌も披露します。

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リハーサルの様子から  大倉由紀枝(左)、種谷典子



◆ストーリーの流れに沿ったセリフ劇、インタビュー、歌唱が楽しめる
第1日、第3日とも二期会を創設した4名の出会いとオペラ団体を作るまでを再現するセリフ劇でスタート。その後、高田正人のナビゲートでストーリーは動き出し、70年の中で転機となったシーンをセリフ劇で再現。オペラの名曲の数々の間に、4人の芝居シーンが挿まれます。背景には荒井雄貴氏によるステージ背面への映像投影があり、ストーリーを盛り上げていきます。

第1日は、創設者4名を知る二期会の名歌手たちに、創設当時の出来事や4名のことをインタビュー形式で語り、思い出に浸りながら歌う姿は感動を呼ぶでしょう。
次に、第3日は、若手歌手たちが二期会の歴史を未来へと繋げる形で、現在の二期会の在り方や未来へ向けて、進化し続けるためのメッセージをオペラ曲に託して歌います。

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リハーサルの様子から
左から 山田武彦(ピアノ)、福井 敬、大倉由紀枝、全 詠玉、大島幾雄



◆選曲は過去・現在・未来へと時代を繋ぐ歌の架け橋
第1日の「青碧(せいへき)の時代」の曲目は、産声を上げたばかりの二期会の夢や志に相応しい記念すべき第1回公演『ラ・ボエーム』から四重唱を福井敬、大島幾雄、大倉由紀枝、全詠玉の歌唱から始まります。次に第2回公演『オテロ』の二重唱を成田勝美、大島幾雄の歌唱が続き、さらに二期会上演回数や日本初演などのオペラの名曲を、佐々木典子、成田勝美らを含め、他では見られない夢の共演が実現しました。
第3日の「天色(あまいろ)の時代」は、「二期会にゆかりのある演目コーナー」「新旧日本語コーナー」「人生いろいろコーナー」「歌曲のコーナー」「未来へコーナー」の5項目に分けて曲目を選定。
坂井田真実子、嘉目真木子、彌勒忠史、樋口達哉、宮本益光、三戸大久とゲストに伊原直子さんを迎えてオペラの名曲を歌います。

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リハーサルの様子から 大島幾雄(左)、成田勝美



◆高田正人からのメッセージ
「二期会」が70周年を迎えます。
全てが灰となった第二次大戦からたったの7年で、新しいオペラ団体を立ち上げたそのエネルギーと志は、現在の二期会にも大きな血脈となって受け継がれているのだと思います。
現在では当時のことを知る人は少なくなりましたが、大先輩方への取材や、当時の資料などから、その当時の空気を再現し、二期会のイズムを、名歌手、名曲たちとお送りするコンサートを作りました。
二期会をいつも支えてくださっているお客様はもちろん、二期会の若い歌手や、二期会を知らない人にも是非見て頂きたいコンサートになったと思いますので、是非お運びください!

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ナビゲーターの高田正人(手前左)と、創立メンバー役の4人
前列左から 柴田睦陸役 山本耕平、中山悌一役 加耒 徹、
三宅春惠役 種谷典子、川崎靜子役 成田伊美



days2022_1_thumb.jpg PDFちらし■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2022
「東京二期会物語」

構成・台本・ナビゲーター:高田正人/アドヴァイザー:高 丈二

●第1日《青碧(せいへき)の時代》
日時:2022年6月24日(金) 19:00開演(18:30開場)
出演:
   三宅春惠役:種谷典子(ソプラノ)
   川崎靜子役:成田伊美(メゾソプラノ)
   柴田睦陸役:山本耕平(テノール)
   中山悌一役:加耒 徹(バリトン)
   (ソプラノ)大倉由紀枝、佐々木典子、全 詠玉
   (テノール)成田勝美、福井 敬
   (バリトン)大島幾雄
   (ピアノ)山田武彦

●第3日《天色(あまいろ)の時代》
日時:2022年6月26日(日) 14:00開演(13:30開場)
出演:
   ゲスト:伊原直子
   三宅春惠役:種谷典子(ソプラノ)
   川崎靜子役:成田伊美(メゾソプラノ)
   柴田睦陸役:山本耕平(テノール)
   中山悌一役:加耒 徹(バリトン)
   (ソプラノ)坂井田真実子、嘉目真木子
   (カウンターテナー)彌勒忠史
   (テノール)樋口達哉
   (バリトン)宮本益光
   (バスバリトン)三戸大久
   (ピアノ)山岸茂人
会場:サントリーホール ブルーローズ(小ホール) 【アクセス
  ・地下鉄南北線「六本木一丁目駅」3番出口 改札より徒歩約5分
  ・地下鉄銀座線「溜池山王駅」13番出口 改札より徒歩約7分

料金:《各1回券》全席指定 プレミアム席〈完売〉、普通席5,000円(税込)
    二期会オペラ愛好会会員割引あり

※やむを得ぬ事情により出演者・内容が一部変更になる場合がございます。

▼演奏予定曲等、公演詳細ページはこちら
NIKIKAI Days@Blue Rose 2022 - 主催・制作コンサート - 二期会21

●ご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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7月公演 ワーグナー『パルジファル』~グルネマンツ役 山下浩司インタビュー「ワーグナーの‘生音’に触れてください!」

二期会創立70周年記念公演、ワーグナー『パルジファル』キャスト・インタビュー。今回はグルネマンツ役の山下浩司です。その、知的で、かつあたたかみのある低声に魅了される方も多いのではないでしょうか?
『魔笛』パパゲーノ、『フィガロの結婚』タイトルロールなどでモーツァルト歌手として高く評価されている中、2012年二期会創立60周年記念公演でグルネマンツを担い、貫禄ある歌唱で新境地を拓きました。その後さらにニューヨークで研鑽を積み、帰国後にはシューベルト「美しき水車小屋の娘」の全曲演奏で深化をみせていた山下。10年ぶりのグルネマンツとは、「感動の再会」であったようです。本番に向けて話を聞きました。

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2011年4月 東京二期会オペラ劇場『フィガロの結婚』より フィガロ役

――『魔笛』パパゲーノ、『フィガロの結婚』フィガロなどを演じてきて、10年前東京二期会『パルジファル』公演にグルネマンツ役で出演しました。その時のエピソードを教えてください。

山下: バッハ、モーツァルト、ワーグナー、この3人の作曲家は神懸かっていると常々思っています。
彼らの音楽を演奏する際は、作品に畏敬の念を持ち、自我を抑え、その神懸かった音楽に身を委ねることを心がけています。
そういった意味では受難曲のイエス、フィガロやパパゲーノとグルネマンツは変わりありません。ただしグルネマンツの台詞の量は圧倒的に多い。私が知っているバリトン、バス系の役ではダントツだと思います。
2012年はワーグナーを敬愛し、熟知されている飯守先生の棒の下、現在でも世界で上演されているグート演出の舞台に立てたのは幸運でした。
オーディションは大きな台風の日だったことを思い出します。その時は課題曲を準備するだけで必死でしたが、役をいただき、譜面を細部まで読み進めていくうちに震えるような感動が押し寄せてきました。ワーグナーの魅力に取り憑かれた瞬間でもありました。
今回10年ぶりに楽譜を開くと(すっかり音符を忘れていたということもありますが...)同じ感動の波が襲ってきて、「あ~~~~~!やっぱり凄い曲!」と1人で騒ぎながら再勉強しました。

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2012年9月 東京二期会オペラ劇場『パルジファル』(C.グート演出)より グルネマンツ役

――グルネマンツはどのような人物でしょうか。

山下: 一言で言うと変に真面目で、信仰心の厚い中間管理職でしょうか。誰かに一言尋ねられると、空気も読まず、サイドストーリーも含め長々と丁寧に説明する、そして愚痴も多い(笑)。きっと幼少期から信仰についての教育を徹底的に叩き込まれ、成功や失敗を重ね、それらを後進に伝えていくことへの義務感が強い。自然や人間への愛情も深い人だと思います。

――なんだか、日本人にも好まれそうな人物ですね。それでは、歌う分量が多いグルネマンツの見どころ、聴きどころを教えてください!

山下: その質問は困りますね…グルネマンツの、というよりも、『パルジファル』は見どころ、聴きどころが最初の1音から最後の和音まで、じわりじわりと4時間以上続くのです。

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2016年11月 東京二期会オペラ劇場『ナクソス島のアリアドネ』より 音楽教師役(左端)

――なるほど!一度耳にしたら離れることのできない、魅力というよりも魔力に近いワーグナーの音楽ですね。でも、あまりにも壮大で奥深いワーグナーの世界ですが、初めてワーグナー作品に触れたいと思われている方に、親しみやすくなるために何かアドバイスをいただけるでしょうか。

山下: 『ローエングリン』の「結婚行進曲」や『ワルキュー』の「ワルキューレの騎行」、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』の第1幕への前奏曲など、誰でも一度は聴いたことがあり、すでに親しまれているように思いますが、これらを劇場で生音で聴いたら「ハマる」人は増えるでしょうね。『パルジファル』ではそれらに匹敵する前奏曲、1幕舞台転換の音楽や、2幕花の乙女たちの重唱、3幕聖金曜日の音楽があります。これらをセヴァスティアン・ヴァイグレさん指揮の読売日本交響楽団で聴ける。それだけでもワクワクするのに、演出は宮本亞門さん。もう堪らないです!まずは一度、生で音の「うねり」を体感していただけたら、沼への第一歩になるのではないでしょうか。逆に2度と沼に近づかない人も出るかも知れませんが……。

――最後に、本公演に向けまして、ファンの皆様にメッセージをお願いいたします。

山下: 何しろ「生音!」です。劇場にお運びくださる皆様、演者、スタッフと共に、このオペラの最後の和音を聴きたいです。また、グルネマンツは2幕以外ほとんど舞台上にいるので、応援していただけたら嬉しいです。

*     *     *


▼『パルジファル』公演情報ページはこちら
2022年7月公演 R.ワーグナー『パルジファル』 - 東京二期会オペラ劇場
2022年7月13日(水)17:00、14日(木)14:00*、16日(土)14:00、17日(日)14:00* 東京文化会館 大ホール
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ/演出:宮本亞門/管弦楽:読売日本交響楽団
*…グルネマンツ 山下浩司 出演日

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NIKIKAI Days@Blue Rose 2022(二期会デイズ) 第2日は「オペラ研修所」で一緒に学び、時を刻んだ同期が集結!~予定プログラム詳細

NIKIKAI Days@Blue Rose 2022の第2日「名作オペラの重唱で綴る愛のかたち」は、文化庁の委託により1976年から22年間、二期会に設置されていた「オペラ研修所」の最後となる第11期生がこの機に集まり、「歌う」ことのすばらしさを分かち合い、「歌う」ことができる“感謝の気持ち”を込めて声を合わせて共に歌います。

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公演に向け、全員揃って
(左から)針生美智子、山本佳代、森 朱美、手嶋眞佐子、小貫岩夫、甲斐栄次郎、安藤常光
(手前)山口佳代



このたび、予定プログラム詳細が決定いたしましたので、ご案内いたします。
国内外それぞれの場で活躍を続ける、オペラ研修所第11期生の今の歌声をどうぞお聴きください。
尚、チケットは既に予定販売数に達したため、発売を終了いたしております。あらかじめご了承ください。

days2022_2_thumb.jpg PDFちらし■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2022 第2日
「名作オペラの重唱で綴る愛のかたち」 ~時を超え 今 声を合わせ~

日時:2022年6月25日(土) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ(小ホール) 【アクセス
  ・地下鉄南北線「六本木一丁目駅」3番出口 改札より徒歩約5分
  ・地下鉄銀座線「溜池山王駅」13番出口 改札より徒歩約7分
出演:
   (ソプラノ)針生美智子、森 朱美、山本佳代
   (メゾソプラノ)手嶋眞佐子
   (テノール)小貫岩夫
   (バリトン)安藤常光、甲斐栄次郎
   (ピアノ)山口佳代

〈予定プログラム〉
<第1部>
・ヴィヴァルディ 「グローリア」より 「我ら御身を讃え」(ソプラノ二重唱) 針生、森
・モーツァルト 歌劇『皇帝ティートの慈悲』第1幕より
   二重唱「許してください、これまでの愛に免じて」(セルヴィーリア、アンニオ) 森、手嶋
・ビゼー 歌劇『真珠採り』第1幕より
   二重唱「神殿の奥深く」(ナディール、ズルガ) 小貫、安藤
・ヴェルディ 歌劇『椿姫』第2幕より
   シェーナと二重唱「ヴァレリー嬢ですか?」
     ~「天使のように清らかな娘が」(ヴィオレッタ、ジェルモン) 針生、甲斐
・プッチーニ 歌劇『蝶々夫人』より
   花の二重唱「あの桜の枝をゆすって」(蝶々夫人、スズキ)山本、手嶋
<第2部>
・ヴェルディ 歌劇『ファルスタッフ』第1幕第2部より
   「アリーチェ メグ ナンネッタ」(アリーチェ、ナンネッタ、メグ、クイックリー) 針生、山本、森、手嶋
・ドニゼッティ 歌劇『ラ・ファヴォリータ』(イタリア語版)第4幕より
   フィナーレ「我が姉上よ!…」
     ~「神のように慈悲深いあなた」(レオノーラ、フェルナンド) 手嶋、小貫
・ヴェルディ 歌劇『シモン・ボッカネグラ』第1幕より
   シェーナと二重唱「あなたはアメーリア・グリマルディなのか?」
     ~「孤児の私は貧しい女の家で育ちました」(アメーリア、シモン) 山本、安藤
・マスネ 歌劇『マノン』第3幕第2場より
   二重唱「あなたでしたか!~そうよ、私よ!」(マノン、デ・グリュー) 森、小貫

※やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございます。

▼公演情報ページはこちら
NIKIKAI Days@Blue Rose 2022 - 主催・制作コンサート - 二期会21

《チケットはおかげさまで予定販売数に達したため、発売を終了いたしました》

●公演に関するお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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7月公演 ワーグナー『パルジファル』~グルネマンツ役 加藤宏隆インタビュー「グルネマンツはこのオペラの語り部。気持ちを注いで、正確に、歌いたい」

二期会創立70周年記念公演、ワーグナー『パルジファル』キャスト・インタビュー。今回はグルネマンツ役の加藤宏隆です。
2014年『ドン・カルロ』の宗教裁判長で二期会デビューを飾り、その後も『魔弾の射手』カスパール、『後宮からの逃走』オスミンなど重厚な役を担いきってきたバス・バリトンのホープ。そのシュアな歌唱力で、バッハ・コレギウム・ジャパンとの共演など宗教曲のソリストとしても高い評価を受け続けています。

グルネマンツは、この物語のいわば「語り部」。聖杯騎士の中でも長いキャリアを持ったリーダー的な存在です。それだけに歌唱部分も多くて長く、グルネマンツが長セリフを決めてくれなければ、ドラマ自体に影響が出てしまうほど。加藤にとっても、大きな挑戦となる舞台です。本番に向けて話を聞きました。

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2014年2月 東京二期会オペラ劇場『ドン・カルロ』より 宗教裁判長役(左/撮影:三枝近志)

――グルネマンツはどのような人物でしょうか。

加藤: 常識の枠を決して離れることのない、一般的な意味での非常に立派な人だと思います。常に自分が属するコミュニティの行く末を心配している、いわば模範的な常識人。しかしそれ故、少々頑固な所もあり、部外者には冷たい時もあり、人間的な面白みのある人かと言われるとそうでは無いような気がします。そういった意味では残念ながらグルネマンツは世界を変えるヒーロー、救世主のような存在にはならない人です。なぜならそのような人たちは歴史上、常に常識の枠の外にいるからです。ただグルネマンツのような人物は、どのコミュニティにおいても必要とされる人物だと思っています。コミュニティの変遷をとてもよく知る頼りになる人。誤解を恐れずに言うと、頼まれてもいないのに地域のために何かしてくれようとする世話役のような人物だと思います。

――グルネマンツの見どころ、聴きどころを教えてください。

加藤: この長大な作品、グルネマンツは2幕以外ほぼ舞台上に居るので、まずは私のスタミナが最後まで持つかどうかに注目してください(笑)!!
全体的には語り部的な性質上、言葉の発音をとくに重視したいと思っています。1幕でグルネマンツが長々とこれまでのモンサルヴァートの変遷を語るくだり。ここは一言でも欠けたら、オペラ全体を構成する内容理解を妨げる結果となってしまいます。気持ちを注いで正確に歌いたいと思っています。ワーグナーは、明瞭な歌詞の発音による明確な言語表現を歌手に求めていたと言われています。今回私はこれを重要なキーワードに定めてグルネマンツを作りあげたいと思っていますので、その辺り注目していただけると嬉しいです。

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2018年11月 東京二期会オペラ劇場『後宮からの逃走』より オスミン役(中央/撮影:三枝近志)

――加藤さんは、声種柄、実際の年齢より年配の役をされることが多いと思いますが、そのために「役作り」として難しさを感じられたことはありますか?またどのようなアプローチをしていますか。

加藤: 自分が経験したことがない人物を演じるにあたり、いかにそれらしく見せるのかは難しいです。私は留学中、演じるキャラクターが今まさに感じている感情や、その場の空気感、匂いや触感、痛みなど、とにかく全感覚をリアルにイメージし、それを体の動きに移していくという方法で演技を学びました。自分のこれまでの人生の経験からそれらの感覚を引っ張り出してくるのですが、自分が体験したことがないものに関しては、それに似た感覚を探してくるわけです。例えば、腰の曲がったおじいさんを演じるのであれば、自分が腰痛で苦しんだ時の感覚を思い出して演技に活かしたり、加齢により耳が遠くなった人を演じるのであれば、大音量の音楽が流れている中で会話したときの事を思い出しながら演技するとか、そんな感じで作っていきます。もちろんオペラですので、舞台での見え方や、声を飛ばすのに最適な角度なども意識しながら身体の姿勢を決めていきます。今でもそのような形で役作りをしています。
ただし、声に関しては、わざと年寄りっぽい声を出したりとか、そういうことは一切しません。正しいフォームで、自分のナチュラルな声を出すことが最優先です。声のカラーやトーンで表現を深めることはもちろんしますが、いわゆる“作り声“で歌っては絶対にダメだと思っています。それをやってしまうと、音程も悪くなるし、声もとたんに飛ばなくなるし、声の寿命を縮めることにもつながります。自分の声が役柄よりも若く聞こえてしまっても、それは素直に諦めて役柄と自分の実年齢が合ってくるのを気長に待つべきだと思っています。

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2018年7月 東京二期会オペラ劇場『魔弾の射手』より カスパール役(撮影:三枝近志)

――最後に、本公演に向けまして、ファンの皆様にメッセージをお願いいたします。

加藤: 今回のパルジファルが私にとって初のワーグナーとなります。ワーグナー経験豊富な皆様に囲まれての稽古はとても楽しみです。ぜひご来場いただけましたら幸いです。

*     *     *


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2022年7月公演 R.ワーグナー『パルジファル』 - 東京二期会オペラ劇場
2022年7月13日(水)17:00*、14日(木)14:00、16日(土)14:00*、17日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ/演出:宮本亞門/管弦楽:読売日本交響楽団
*…グルネマンツ 加藤宏隆 出演日

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開催迫る! 待望の「樋口達哉のオペラ『道化師』」

待ちに待った「樋口達哉のオペラ『道化師』」が、6月1日(水)18時から紀尾井ホールにて開催されます。
樋口の30年来の思い、さらにコロナ感染拡大のため、2度の延期を乗り越えて『道化師』が今、幕を開けます。

第一部にデザイナーのコシノジュンコさん、タレントの山田邦子さん、コンサート・ソムリエの朝岡聡さん、演出家の岩田達宗さんによる「スペシャル・トーク」では、『道化師』にまつわる話など、4人のトークをお楽しみいただきます。その後にご覧いただくオペラ『道化師』の芝居と現実の狭間の物語は、上演時間80分の短いオペラとは思えないほど夢中にさせ、迫力ある演技と歌唱に魅せられるでしょう。

5月27日現在、チケットはおかげさまで予定販売数に達したため発売を終了しております。尚、2020年10月と2022年1月のチケットお持ちのお客様はお振替なくご入場いただけますので、チケットをお忘れなくお持ちください。ご来場をお待ちしております。

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カニオを演じる樋口達哉

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白熱した稽古の後に、開催に向けての意気込みを全員で表現しました

■■■ 公演情報 ■■■
「樋口達哉のオペラ」
オペラ 道化師/R.Leoncavallo

日時:2022年6月1日(水) 18:00開演(17:30開場)
会場:紀尾井ホール 【アクセス
  ・JR線「四ツ谷駅」麹町口より 徒歩約6分
  ・地下鉄丸ノ内線・南北線「四ツ谷駅」1番出口(赤坂口)より 徒歩約7分
料金:全席指定 【予定販売数終了】
   SS席12,000円、S席10,000円、A席6,000円、学生席3,000円 (税込)

〈プログラム・出演〉
<第1部> スペシャル・トーク
コシノジュンコ(デザイナー)、山田邦子(タレント)、
朝岡 聡(コンサート・ソムリエ)、岩田達宗(演出家)

<第2部> R.レオンカヴァッロ作曲 オペラ『道化師』全2幕(19:00頃開始予定)
カニオ 樋口達哉(テノール)
ネッダ 佐藤美枝子(ソプラノ)
トニオ 豊嶋祐壹(バリトン)
シルヴィオ 成田博之(バリトン)
ペッペ 高田正人(テノール)
指揮:佐藤正浩
演出:岩田達宗
管弦楽:ザ・オペラバンド・アンサンブル
合唱:ザ・オペラバンド・シンガーズ

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ちらし(PDF)ダウンロード


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「樋口達哉のオペラ」オペラ 道化師/R.Leoncavallo - 主催・制作コンサート - 二期会21

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7月公演 ワーグナー『パルジファル』~クリングゾル役 友清 崇インタビュー「ワーグナー愛が10年熟成した今、経験したことを更なるキャリアの高みへと繋げていきたい」

二期会創立70周年記念公演ワーグナー『パルジファル』キャスト・インタビュー。今回はクリングゾル役の友清 崇です。
多くのドイツオペラで活躍し、東京二期会では『魔笛』パパゲーノ、『サロメ』ヨカナーンを好演。最近も『ローエングリン』『フィデリオ』『タンホイザー』と続けて出演を重ねてきました。クリングゾル役は2012年二期会創立60周年記念公演で初役を果たしたほか、今年3月にはびわ湖ホールにて同役を歌い好評を博しました。
クリングゾルは悪魔と契約をした魔法使い。クンドリの心を操り、モンサルヴァートの王アムフォルタスから聖槍を奪った上に傷を負わせます。しかし、救世主としてあらわれたパルジファルに対し、その聖槍を投げると…
『パルジファル』は聖杯騎士団から語られるストーリーのため、ダークサイドに陥ったクリングゾルは悪役として描かれることが多いです。しかし、この役と向き合ってきた友清の話からは、そのように単純化されるキャラクターではない、愛憎混濁する複雑な内面を持った人物像が浮かびあがってきました。
公演に向けての話をどうぞ。

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2010年9月 東京二期会オペラ劇場『魔笛』(実相寺昭雄演出)より パパゲーノ役

――クリングゾルは、2012年の二期会創立60周年に続いて、今年は3月にびわ湖ホールの舞台に立ちました。

友清: 初めてワーグナーのオペラでキャスティングしていただいたのが10年前の『パルジファル』公演でのクリングゾルでした。翌々年、新国立劇場のシーズンオープニング公演では本役の外国人歌手が喉の調子を崩しゲネプロ降板になり、代役で舞台にあがりました。しかし、その後、新国立劇場、びわ湖ホールオペラ公演においてはカヴァーが続いていました。ですから、今回の公演オーディションで幸運にも出演のチャンスを得ることができて、とても嬉しいです。今春、クリングゾルでびわ湖ホールにオペラデビューさせていただきました。演奏会形式でしたので歌唱のみに集中でき、音楽の真髄に迫る挑戦ができました。

――クリングゾルの人物像、役柄、見どころ、聴きどころを教えてください。

友清: クリングゾルには2幕冒頭の前奏に奏でられる「Ungebändigten Sehnens Pein (抑えきれない欲望の苦しみ)」になぞられるライトモチーフ(示導動機)があります。
彼の人物像についてはその言葉に全て集約されています。
かつて、クリングゾルは聖杯の騎士団に入る為、懸命になっていました。騎士としてふさわしくなるべく、彼は一心不乱に猛勉強しました。入団には「純潔な者だけが許される」という条件があり、彼は若い男性なら必然的に持つだろう性への欲望を抑え切ることに苦しみ、ついに彼は肉体を犠牲、泌尿器を切断してしまいます。想像を絶する行為です。しかし、そうせざるを得無かったのです。彼は自分の制御不能な本能に本気で向き合い、決断したのです。
彼は突如笑い出したり、叫び声をあげる「情動調節障害」を患っています。歌詞の中に幾度となく「Ha!」と叫んでいるのがそれを証明しています。これは映画「ジョーカー」の主人公アーサー・フレックと同じ症状です。幼少時代に受けた虐待は脳外傷にまでおよぶ程。おそらくクリングゾルも同じような境遇だった可能性もあります。どんなに不幸で肉体的にも精神的にも酷く傷ついていても、彼は死にません。彼に備わった生命力は強靭だったのです。絶望的な境遇から見つめる聖盃騎士団の城「モンサルヴァート」はクリングゾルにとって憧れであり、救いであり、生きる望みだったに違いありません。このような観点から鑑みて、クリングゾルがティトゥレルによって入団を拒まれてしまったことは、彼にとって全てが崩壊してしまったことになります。
絶望に打ちひしがれながらクリングゾルは行く宛もなく山中をさまよい歩き、ついに肉体と精神が限界に達し地面に倒れてしまいます。そこは「モンサルヴァート」の領域で同じ山地のアラビア的スペインに向かっている南麓でした。倒れて動けなくなり、死を待つばかりのクリングゾルでしたが、彼の中に宿る強靭な生命力、憎悪、怨念の増幅が新たな生命力となって芽生え、更に魔法の力を得たのです。その魔力は絶大で、荒れ地だったその場所に魔法の城を築き上げました。
その後の彼の行動は、オペラのストーリーの通りです。
クリングゾルのスピンオフ作品が作れそうです。

クリングゾルの聴きどころについて、冒頭に「Die Zeit ist da,(その時が来た)」静寂の中、語るかのように歌います。ここの歌い方は十人十色。腑に落ちた歌い方を確立していないと、初っ端から不安になるばかりです。
次に、第1幕で何度か歌われる「Durch Mitleid wissend der reine Tor. (共苦により智を得たる純粋な愚か者)」のメロディーに、クリングゾルは替え歌で「今日は最も危険な奴を打ち負かさないとならん、奴は愚かさを盾にしているし」と歌うシーンです。この状況に及んでも、「モンサルヴァート城」で歌われているメロディーを今だに口ずさむクリングゾルって泣けてきませんか? かつて聖盃の騎士になる為の猛勉強がいまだ根強く残っているのです。「憧れ」は完全には消し切れないのです。聖なる者達を全員罠に陥れ、「聖盃を手中に収めるのだ!」と叫ぶシーンは、『ジークフリート』の第2幕でアルベリヒが「この手に指環を握り世界を支配するのは俺だ!」叫ぶシチュエーションと同じです。嘆きの叫びを聴いて下さい。

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2011年2月 東京二期会オペラ劇場『サロメ』(ペーター・コンヴィチュニー演出)より ヨカナーン役

すみません、もうひとつ!
クリングゾルは、パルジファルがそこまで来たのを見ると、異常に興奮し始めます。自軍の兵たちが次々にパルジファルにやっつけられていく様子を見て、ますます興奮します。まるで格闘技を観戦しているかのように。「Bleibst mir du zugewiesen! (俺のもとに居ろ、お前に見せつけてやる!)」クリングゾルがまるで歌舞伎役者のような大見得を切って退場するシーンは見どころです。
いったい何を見せつけてやるのか?彼は根っからの悪ではありません。彼の中にも「美」が存在していたのです。その表れが、彼が去った後に登場するクリングゾルの花の乙女達です。美しい乙女達、美しい庭園を創造したのはクリングゾルです。何よりもこの場面を支配するのはクリングゾルが創造した音楽です。『タンホイザー』ヴェーヌスベルクの官能の音楽とはまた違い、美女達に見入ってしまい、聴き入ってしまいます。

見どころについては、2幕の最後にクリングゾルが突き刺す聖なる槍を、どのようにパルジファルが奪うかです。これまでの数ある演出において、色んなアイデアが披露されてきたので注目するところです。特に手の込んだ仕掛けがある演出では、まさに魔法です。

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2012年9月 東京二期会オペラ劇場『パルジファル』(クラウス・グート演出)より クリングゾル役

――『パルジファル』の話を聞いていたのですが、スピンオフ・オペラ『クリングゾル』も、ぜひ観たくなりました!それだけ深いコンテクストを持った複雑な役だったのですね。さて、ドイツオペラでは欠かせない存在の友清さんですが、パパゲーノのようなコミカルな役から、ヨカナーンのような重厚で高潔な役もあり、今回のようなヒール役もあって、その役柄の広さは一概にひとくくりにはできそうにありません。役作りや歌作りはどのように取り組んでいるのでしょうか?

友清: 私がこれまでドイツオペラを中心に出演を続けられているのは、学生時代に師事した二人のバリトンの先生の指導のおかげです。歌曲から始まり、学年を重ねるにつれオペラ作品にも取り込み、発音指導をはじめ徹底した指導が今の私の礎になっています。またこの二人の先生はバリトンの中でも声質が異なっており、オペラで演じられていた役柄はコミカルなもの、そして重厚なものでありました。そのような学びの環境で育まれた経験が私の役作り、歌作りになっています。

――ちなみに、どのキャラクターを演じるのが、ご自身で一番お好きですか?

友清: 「悪役です。」という答えを期待しているのでしょうが、『パルジファル』の中では、正直言って「アムフォルタス」ですよ。でも、私にとっての「抑えきれない憧れへの苦しみ」が「クリングゾル」の本質に近づくことができるのだと思っています。

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2020年9月 東京二期会オペラ劇場『フィデリオ』(深作健太演出)より ドン・ピツァロ役

――それでは、最後にワーグナーの魅力と、ファンの皆様に向けて意気込みとメッセージをお願いいたします。

友清: 私にとってオペラを歌う原動力はワーグナーオペラへの憧れです。ワーグナーの魅力は、言語と音楽の融合、そして何よりもワーグナーの世界を表現する「歌唱力」です。

私の「意気込み」は役への「息込み」、つまり「役に生きる」ことです。「居て、捨てて、語る」という言葉を、演出家浅利慶太氏より学びました。役の人物に居る、自分を捨てる、その上で語る(歌う)。役作りにおいて究極の奥義です。
歌の師匠からもですが、これまでの人生経験の中で、幾多の金言に遭遇できたことは私にとって宝です。
今回も著名な宮本亞門氏の演出において、彼からどのようなインスピレーションを与えられ「クリングゾル」をどう生きていくか、とても楽しみです。
この10年間で、カヴァーもふくめてバイロイトで上演されるワーグナー主要10作品全てに関わることができました。私の中で、ワーグナー愛が10年熟成した今、経験したことを更なるキャリアの高みへと繋げていきたいです。

*     *     *


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2022年7月公演 R.ワーグナー『パルジファル』 - 東京二期会オペラ劇場
2022年7月13日(水)17:00、14日(木)14:00*、16日(土)14:00、17日(日)14:00* 東京文化会館 大ホール
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ/演出:宮本亞門/管弦楽:読売日本交響楽団
*…クリングゾル 友清 崇 出演日

▼9月18日開催!「清水勇磨バリトンリサイタル」の公演情報ページはこちら
五島記念文化賞 オペラ新人賞研修帰国記念「清水勇磨 バリトンリサイタル」 - 株式会社 二期会21
2022年9月18日(日)14:00 東京文化会館 小ホール

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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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2022年度 Hakuju Hall「二期会ディーヴァ,ディーヴォ」~6名の出演者、予定曲目が発表されました!

Hakuju Hall主催の若手歌手によるコンサートシリーズ「二期会ディーヴァ,ディーヴォ」。 これまで9年、24回にわたって、二期会オペラ研修所を優秀な成績で修了した多くの若きオペラ歌手が出演し、大変ご好評いただいてまいりました。また、本シリーズは2018年度から若手歌手の魅力をさらにお楽しみいただけるよう、内容をパワーアップしてお届けしております。
華やかなオペラの大舞台に羽ばたいていく未来のスター歌手たちによるコンサート。「新しい声」のデビューの瞬間、是非お聴き逃しなく!

チケットは6月18日(土)10:00より「Hakuju Hallチケットセンター」で発売開始となります。 現在、各回ともプログラムを準備中です。どうぞご期待ください!

■■■ 公演情報 ■■■
二期会 ディーヴァ,ディーヴォ
二期会新星トップ6名による、ときめきのデビューコンサート!

会場:Hakuju Hall(ハクジュホール)【アクセス
    ・小田急線「代々木八幡駅」南口 もしくは
    ・千代田線「代々木公園駅」1番出口より 徒歩5分
料金:各回とも 全席指定 1,500円(税込)

主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所 
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会
《各回の日時と出演者》
■第25回
日時:2022年10月18日(火) 14:00開演(約90分/途中休憩あり)
出演:

ソプラノ
川越未晴(かわこし みはる)

ソプラノ
鈴木香栞(すずき かおり)

バリトン
宮下嘉彦(みやした よしひこ)

ピアノ
朴 令鈴(ぱく りんりん)
予定プログラム:
 ・マスネ 『マノン』より “私が女王のように町を歩くと” (川越)
 ・ドニゼッティ 『連隊の娘』より “身分も富も~フランスに栄光あれ” (川越)
 ・プッチーニ 『蝶々夫人』より “ある晴れた日に” (鈴木)
 ・J.シュトラウスII世 喜歌劇『こうもり』より “故郷の調べ” (鈴木)
 ・ドニゼッティ 『ランメルモールのルチア』より “激しい苦しみ” (宮下)
 ・ロッシーニ 『セビリアの理髪師』より “わたしは町のなんでも屋” (宮下) ほか

■第26回
日時:2022年12月13日(火) 14:00開演(約90分/途中休憩あり)
出演:

ソプラノ
佐藤 瞳(さとう ひとみ)

ソプラノ
七澤 結(ななさわ ゆい)

テノール
河野大樹(こうの ひろき)

ピアノ
相田久美子(あいだ くみこ)
予定プログラム:
 ・R.シュトラウス 『カプリッチョ』より “他にはない、私の心を燃やすものは” (佐藤)
 ・トマ 『ミニョン』より “私はティターニア” (七澤)
 ・ドニゼッティ 『愛の妙薬』より “人知れぬ涙” (河野)
 ・グノー 『ロメオとジュリエット』より “いいのよ!私はあなたをお許しいたしましたわ” (佐藤・河野)
 ・R.シュトラウス 『アラベラ』より “もし私にふさわしい人がいるなら” (七澤・佐藤)
 ・マスネ 『マノン』より “君か… いや、あなたか!” (七澤・河野)  ほか

*出演者・曲目・曲順等が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

▼ご予約・お問合せはこちら
Hakuju Hallチケットセンター 03-5478-8700
 火~金 11:00~17:00(※祝日・休館日を除く)
 チケット一般発売日:2022年6月18日(土)
 ※本公演チケットは二期会チケットセンターでのお取扱いはございません。

▼予定演奏曲等の詳細は決まり次第、主催者ウェブサイトに掲載されます
Hakuju Hall(ハクジュホール)

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7月公演 ワーグナー『パルジファル』~アムフォルタス役 清水勇磨インタビュー「音楽もどれだけ本気で作品を好きになり、様々な視点から見つめる気持ちを保ち続けられるかという事だと思います」

二期会創立70周年記念公演ワーグナー『パルジファル』キャスト・インタビュー。今回はアムフォルタス役バリトン清水勇磨の登場です。
『ばらの騎士』ファーニナルが二期会最初の舞台。その後は、二期会だけでも『タンホイザー』ヴォルフラム、『ファルスタッフ』フォード、そして先月『エドガール』フランクと大役が続いています。
そして、今回のアムフォルタス。聖杯と聖槍を守護するモンサルヴァートの王です。オペラ『パルジファル』冒頭、王は傷ついた姿で現れます。
妖女クンドリの誘惑、つまりハニートラップにかかり、大事な聖槍を魔王クリングゾルに奪われてしまったばかりか、その槍で身体を突かれ、負傷したのでした。最も恥ずべき形で王としての務めを果たせず、身体もプライドも傷ついたアムフォルタス。それでも王の威厳を保ち、苦痛と悔恨に耐えなければなりませんでした。これまでになくスケールが大きい上に、かように内面的に繊細な描写が要求される難役です。
公演に向けて、話を聞きました。

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2016年7月 グラインドボーン音楽祭との提携公演『ばらの騎士』より ファーニナル役(中央)

――アムフォルタスとは、どんな人物、役柄でしょうか。

清水勇磨: 規律を守り上下関係を非常に重んじている事が見てとれます。ガーヴァンを呼ぶ場面をみても(Ohn’ Urlaub)許しを得ないで出かけていった事に憤っている事からも分かるように、しっかりと騎士達をまとめている事が分かります。
また、アムフォルタスを貫いているのは“傷”の痛みが彼の中に常にあるという事です。そういう事が頭の中、また身体的にも極限的な状態にあるので(Erbalmen!)という劇的な神への懇願へと繋がるのです。
また、3幕のティトゥレルの遺骨を目にして(Oh! Der du jetzt in göttlichem Glanz)「おお今神の栄光に包まれ」という箇所の中に、明らかに彼の感情に変化が生じます。それがもはや聖杯王としての役目を果たせない位に取り乱すきっかけになると思っていますが、私には役柄全体としては人間的な優しさに満ちている役だと思います。

――確かに、アムフォルタスには、王としての優しさ、懐の深さが感じられますね。『パルジファル』の真の主役とも言われるアムフォルタスですが、この役の聴かせどころ、見せどころを教えてください。

清水勇磨: 1幕のティトゥレルの声から要は「お前は務めをしていない」と言われるわけですが、アムフォルタスの苦しみの揺れ動き、重責に耐えられず、父親に責務を果たして欲しいという言葉から始まります。アムフォルタスの死ぬに死ねないこの状況が音楽的にも瞬間、瞬間の感情の変化が非常に細かく描かれており、一つの要かと思います。
3幕の父親の遺骨を目の前にした時の状況も重要な場面かと思います。

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2021年2月 東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』より ヴォルフラム役

――イタリアで学んだ清水さんにとって、ドイツオペラでの活躍については自身でどのように考えているのでしょうか。役や楽曲に対するアプローチで何か違いはありますか。

清水勇磨: まず、西洋音楽における我々アジア人は完全に外国人です。ヨーロッパ各国は隣接していますし、アメリカだってアルファベットを使うんですから、言語体系として全く別な訳です。当然、核になる言語やレパートリーはあるわけですが、ボローニャ歌劇場の研修所の時ですら、イタリア語、フランス語、ドイツ語のディクションは常にやっていましたし、外国人の方が他国の作品もやらなくてはという必死さがある様に思います。私は、イタリアに行ってからイタリア語以外の音楽に触れる事によって、言葉さばきにしても音楽的な構築にしても、差や共通点がはっきりして、よりイタリア音楽に対する理解も深まったと思っています。また、初めて取り組んだドイツオペラは二期会デビューの『ばらの騎士』でした。音楽を聴いた時に衝撃を覚えた事を記憶しています。ファーニナルという大きい役をさせて頂いた事の経験で、その後のドイツオペラ作品へも繋がりましたから、出会いに感謝しています。研修所時代にクリス・メリット氏にも「お前はドイツオペラも絶対やった方が良い」と言われましたし、私は両輪で歌っている方が互いの音楽や言葉に新鮮味や尊敬を抱き続ける事が出来ると思うので、続けて行きたいです。結局、音楽もどれだけ本気で作品を好きになり、様々な視点から見つめる気持ちを保ち続けられるかという事だと思いますから。なぜか恋愛の話の様に聞こえますが、ある種、恋人の事を知りたいという事と似ている様な気がします。(私だけですかね。汗)

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2021年7月 東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』より フォード役

――そして、9月にはソロ・リサイタルも控えています。リサイタルのプログラムについて、少し教えてください。リサイタルに向けての意気込みもお願いいたします。

清水勇磨: 9月のリサイタルは『パルジファル』と同じ東京文化会館で開催します。演奏曲目は当然全曲決定している訳ですが、発表までもう少し時間を頂く事になっています… 少しだけ申し上げさせて頂くと、後半はオペラアリアが並んでいます。『道化師』や『妖精ヴィッリ』等もプログラムされています。前述で触れて頂いた、二期会オペラでも歌唱した『ファルスタッフ』や『エドガール』も演奏予定にしています。『椿姫』も入っています。ヴェルディ、ヴェリズモをレパートリーとしている歌手の中心的な曲目はプログラムされています。
少し専門的に申し上げますと、舞台発声、発語というのは明確にこれをしなければならないという方法論がある訳です。話し言葉とは違いますので、例えば、高音、低音は技術的にこうしないと客席に明確に聞こえないという具合です。それをイタリアで毎日叩き込まれたからこそ、大体基本的な事や、困った時もある程度対処出来る訳です。何度も演奏したアリアの数々です。前半で申し上げるとリスト作曲「ペトラルカによる3つのソネット」を演奏する予定にしています。ピアノソロの曲がありますが、今回演奏するのは歌が一緒になったものです。イタリア人が書いた音楽ではありませんが、音楽的な美しさ、言葉への配慮としても非常に学ぶべき事が多い作品です。是非足を運んで頂き、お聴き頂けましたら幸いでございます。

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2022年4月 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『エドガール』より フランク役(右)

――とても贅沢な「バリトン清水勇磨のフルコース」! 楽しみにされている方もたくさんいらっしゃると思います。最後に、『パルジファル』の本公演に向けて、ファンの皆様にメッセージをお願いします。

清水勇磨: 7月に東京文化会館でパルジファルが行われます。宮本亞門さんの演出も楽しみですし、セバスティアン・ヴァイグレさんとの音楽作りもどうなるかとわくわくしています。私にとっても新たな役柄への挑戦ですが、是非お出掛け頂けましたら幸いです。

*     *     *


▼『パルジファル』公演情報ページはこちら
2022年7月公演 R.ワーグナー『パルジファル』 - 東京二期会オペラ劇場
2022年7月13日(水)17:00、14日(木)14:00*、16日(土)14:00、17日(日)14:00* 東京文化会館 大ホール
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ/演出:宮本亞門/管弦楽:読売日本交響楽団
*…アムフォルタス 清水勇磨 出演日

▼9月18日開催!「清水勇磨バリトンリサイタル」の公演情報ページはこちら
五島記念文化賞 オペラ新人賞研修帰国記念「清水勇磨 バリトンリサイタル」 - 株式会社 二期会21
2022年9月18日(日)14:00 東京文化会館 小ホール

●両公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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開催間近!5/20(金)「五島記念文化賞 オペラ新人賞研修帰国記念 竹多倫子 ソプラノリサイタル」~予定プログラムを発表!

2021年2月の『タンホイザー』ヒロイン・エリーザベトにて華麗なる二期会デビューを飾り、さらに石川県における2021年度「県文化奨励賞」を受賞した竹多倫子が、5月20日(金) 東京文化会館小ホールで「五島記念文化賞 オペラ新人賞研修帰国記念 竹多倫子 ソプラノリサイタル」を開催します。
マンチネッリ歌劇場『蝶々夫人』タイトルロールでイタリアデビューし、帰国後も日生劇場『ルサルカ』タイトルロールで好評を博すなど、観客を魅了し続ける竹多が、五島記念文化賞オペラ新人賞受賞によるイタリア研修で得たテクニックと磨き上げられた歌唱を披露します。
プログラムの前半はイタリア歌曲を中心に歌い、後半のイタリアオペラではアリアのみならず、テノール小原啓楼、バリトン上江隼人氏との三重唱もお届けします。
ぜひご来場お待ちしております。

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ちらし(PDF)ダウンロード


■■■ 公演情報 ■■■
五島記念文化賞 オペラ新人賞研修帰国記念
竹多倫子 ソプラノリサイタル

日時:2022年5月20日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール 【アクセス
  ・JR線「上野駅」公園口改札より 徒歩約1分
  ・地下鉄銀座線、日比谷線「上野駅」7番出口より 徒歩約5分
  ・京成線「京成上野駅」正面口改札 徒歩約7分
出演:竹多倫子(ソプラノ)
   服部容子(ピアノ)
   小原啓楼(テノール・賛助出演)
   上江隼人(バリトン・賛助出演)
料金:全席指定 一般4,500円、学生2,500円 (税込)

〈予定プログラム〉
<第一部>
ベッリーニ:「6つのアリエッタ」より
 哀愁よ、優しい妖精よ
 お行き、幸せなバラよ
 私の偶像である美しい女(ひと)よ
レスピーギ:「ピアノのための6つの小品」より
 間奏曲-セレナータ(ピアノソロ)
レスピーギ:「トスカーナ地方の四つの恋歌」より
 あなたが生まれた時
 遥か遠い彼方からやって来る
チマーラ:
 朝の歌
 ストルネッロ
 海の幻想

<第二部>
ベッリーニ:オペラ『ビアンカとフェルナンド』より
 “喜びと歓喜を”
ヴェルディ:オペラ『マクベス』より
 “哀れみも誉れも愛も”(バリトンソロ)
ヴェルディ:オペラ『イル・トロヴァトーレ』より
 “静かな夜でした ~ 私の愛は説明できない”
 “静かな夜だ! ~ あの声は! 暗かったので間違えました”(シェーナ~三重唱)
 “ああ、私の愛する人よ ~ 火刑台の恐ろしい炎が”(テノールソロ)
岩河智子:『慕わしき御名』による即興曲(ピアノソロ)
ヴェルディ:オペラ『運命の力』より
  “神よ、平和を与えたまえ”
プッチーニ:オペラ『蝶々夫人』より
  “ある晴れた日に”

▼公演情報ページはこちら
竹多倫子 ソプラノリサイタル - 主催・制作コンサート - 二期会21

●ご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

●チケット取扱
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650 (10:00~18:00)
チケットぴあ (Pコード:211-938)

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7月公演 ワーグナー『パルジファル』~クンドリ役 橋爪ゆかインタビュー「ワーグナーには、大自然のような偉大さを感じます」

二期会創立70周年記念公演ワーグナー『パルジファル』にクンドリ役で出演するメゾソプラノ橋爪ゆか。
同役は2012年の二期会創立60周年記念公演(飯守泰次郎指揮/クラウス・グート演出)に続いての出演となります。もちろん『パルジファル』のほか、『さまよえるオランダ人』ゼンタ、『ワルキューレ』ジークリンデ、『ジークフリート』ブリュンヒルデなど多くのワーグナー作品でキャリアを重ねてきました。
その芳醇な響きの歌声で、ロシア歌曲にも造詣を深めています。公演に向けて話を聞きました。

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2008年2月 東京二期会オペラ劇場『ワルキューレ』より ジークリンデ役

――これまで幾度もワーグナー作品に出演してきた橋爪さんは、ワーグナーの音楽や世界についてどのように感じているでしょうか。

橋爪: ワーグナーの作品はとにかくスケールが大きい。自分の手中には到底入れることのできない、大自然のような偉大さを感じます。自然だけでなく動物も出てきますし、ワーグナーは動物好きだったようですね。上演時間はとても長いですが、それをも忘れさせてしまうような、時間や空間の枠のない、知らず知らずに虜にさせられてしまう不思議な魔力が、ワーグナーの作品にはたくさん詰まっているところでしょうか。
私はすっかりワーグナーの世界に魅了されています。
普段から、庭で花や野菜を育てたり、生き物も好きで飼育したり、木が好きで木工をしたり……ちょっと変ですが、それが至福の時でして。だから、ワーグナーの、森や木のような音を感じる音楽が好きなのかなと思っています。

――ワーグナーの音楽には、大きな自然讃歌のような魅力があるのですね。今回橋爪さんが演じるクンドリはどのような人物でしょうか。

橋爪: クンドリは「呪われた女」と言われていますが、謎の多い女です。どこから来たのか、どこへ行くのか、クンドリ自身も自分は何者なのか、最後までわからないのかもしれません。
しかし唯一、闇と光の2つの世界を知っている。最後に死をもって浄化されるクンドリですが、魂が浄化されていくことを考えると、人間の体を持った「何か」なのかもしれません。

――クンドリ役の見どころ、聴きどころについて教えてください。

橋爪: 2012年の二期会創立60周年記念公演『パルジファル』でクンドリ役をいただいたときにも感じましたが、クンドリは感情的に大変入り組んだ役で、今回久しぶりに楽譜を開き、また改めてクンドリの多彩な役に身の引き締まる思いであり、同時にまたワクワクもしています。1幕、2幕3幕と別人のように変化していくクンドリと気持ち新たに向き合いたいと思います。各幕ともに、音楽に沿って様々に染まっていくクンドリを楽しんでいただけたら幸いです。

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2012年9月 東京二期会オペラ劇場『パルジファル』より クンドリ役

――幕ごとに人物像がどんどん変化するのがクンドリならではの難しさであり、やりがいと感じられているのかと思いました。『さまよえるオランダ人』のゼンタや、『タンホイザー』のエリーザベト、『トリスタンとイゾルデ』のイゾルデなど、他のワーグナー作品にあらわれる女性像とは少し異質な感じがします。橋爪さんは、どのようにお感じになられているでしょうか。

橋爪: ゼンタ、エリーザベト、イゾルデともに、自分の意志があり、それをはっきり示すことのできる女性たちであるとするならば、クンドリは抗うことのできない渦の中で、自分の意志とは無縁の女性だと感じます。因縁の渦中とも言いますか、どんなに奉仕をしても救われることのない姿には、深い苦しみが感じられますが、しかし思うに、クンドリは深いところではとても清らかな女性ではないかと思っています。

――奥深いところにクンドリ本来の清らかさがある。その話を聞いて、クンドリは、何か様々な情報に忙殺され我を失いそうになる現代人の写しでもあるような気もしました。最後に、本公演に向けて、ファンの皆様にメッセージをお願いします。

橋爪: 今回の公演は指揮セバスティアン・ヴァイグレさん、演出宮本亞門さん、そして2012年の時と同じく読売日本交響楽団。どのような音楽とどのような演出に、どのような『パルジファル』ができ上がっていくのか、今からとても楽しみです。初めての方にも、何度もワーグナーの作品に足を運ばれている方にも、本公演の『パルジファル』をワクワクドキドキしながら楽しんでいただけたら、ワーグナーの世界に魅了されていただけたら、とても嬉しいです!!

*     *     *


▼『パルジファル』公演情報ページはこちら
2022年7月公演 R.ワーグナー『パルジファル』 - 東京二期会オペラ劇場
2022年7月13日(水)17:00、14日(木)14:00*、16日(土)14:00、17日(日)14:00* 東京文化会館 大ホール
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ/演出:宮本亞門/管弦楽:読売日本交響楽団
*…クンドリ 橋爪ゆか 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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4/23(土)・24(日) 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ プッチーニ『エドガール』公演当日のご案内

2022年度が始まりました!
二期会創立70周年を迎えての新年度は、Bunkamuraオーチャードホールで〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉プッチーニ『エドガール』(セミ・ステージ形式)からスタートします。
プッチーニの2作目となるオペラですが、最終版の完成を見たのは、『ラ・ボエーム』『トスカ』『蝶々夫人』で名声を固めた後のこと。初版から実に15年以上の歳月がかかっています。そのため、プッチーニのドラマティックな旋律が随所から溢れ出している名曲なのです。しかしながら、世界的にも上演される機会が少ないため、生演奏をお聴きになったことがあるという方は、ほとんどいらっしゃらないのではないでしょうか。
そんな奇跡の名曲をこの機会にどうかお聴き逃しなさいませんようご案内いたします!

昨日の最終リハーサル(ゲネプロ)後、今回の舞台構成を務める演出家の飯塚励生に『エドガール』の魅力についてお話を聞いています。
▼インタビューはこちらからご覧いただけます
【明日開幕!】 4月公演 プッチーニ『エドガール』~舞台構成 飯塚励生「現代に通じる歴史的背景とプッチーニの音楽のターニングポイント」 - オペラの散歩道(二期会blog)

また、このたびの公演は引き続き新型コロナウイルスの感染対策を行って開催させていただきます。ご来場のお客様にはこちらのご案内をあらかじめお読みの上、ご理解、ご協力くださいますようお願いいたします。
主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い

それでは、こちらに2日間の公演当日のご案内を致します。 【4/23(土)11:30更新】
二期会創立70周年記念公演
〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉 2022年4月公演
ジャコモ・プッチーニ作曲 『エドガール』 オペラ全3幕(セミ・ステージ形式上演)
<日本語字幕付原語(イタリア語)上演>
指揮:アンドレア・バッティストーニ/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
当日券と公演タイムテーブルのご案内
 
4月23日(土)
4月24日(日)
当日券
S・A・B僅少・学
S・A・学
当日券販売
/窓口受付
15:30~
12:30~
開場
16:00
13:00
開演
17:00
14:00
第1幕
約35分
休憩20分
予定時刻
17:35~17:55
14:35~14:55
第2幕・第3幕
約65分
終演予定
19:00
16:00
Bunkamura
オーチャードホール
=アクセス=
<JR>
[山手線][埼京線][湘南新宿ライン]=「渋谷駅」ハチ公口から徒歩7分
<地下鉄>
[銀座線]=「渋谷駅」から徒歩7分
[半蔵門線][副都心線]=「渋谷駅」A2出口より徒歩5分
<東急電鉄>
[東横線][田園都市線]=「渋谷駅」A2出口より徒歩5分
<京王電鉄>
[井の頭線]=「渋谷駅」から徒歩7分、「神泉駅」北口から徒歩7分

お車でご来場のお客様はBunkamuraウェブサイトをご覧ください
>>お車でお越しの場合|アクセス - Bunkamura
◆上記、販売予定当日券は23日11:30現在の情報です。以降の販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆本公演は「学生席当日券(2,500円)」を発売致します。28歳未満の学生の方が対象です。お求めには学生証のご提示が必要です。尚、通常(前売)の学生席と価格が異なりますのでご了承ください。
◆公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行によって上記より異なってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

▼『エドガール』公演情報ページはこちら
2022年4月公演 G.プッチーニ『エドガール』<セミ・ステージ形式上演> - 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ

2022年4月23日(土)17:00、24日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:アンドレア・バッティストーニ/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
合唱:二期会合唱団/児童合唱:TOKYO FM 少年合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura

●公演のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能です!!
(*…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでのお支払・お受取は出来ません。ご来場前に必ずセブン-イレブンにてお手続をお願いいたします)


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【明日開幕!】 4月公演 プッチーニ『エドガール』~舞台構成 飯塚励生「現代に通じる歴史的背景とプッチーニの音楽のターニングポイント」

いよいよ明日4月23日(土)『エドガール』の初日を迎えます。
昨日はエドガール福井敬組のゲネプロがBunkamuraオーチャードホールで行われました。

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会場のBunkamuraオーチャードホール

あっという間の2時間!
音楽の濃密さは他のプッチーニの名作に勝るとも劣りません。
もちろん、後に続く名作を髣髴(ほうふつ)とさせるドラマティックなオーケストラやロマンティックなメロディも素敵ですが、「初期の作品らしさ」が感じられるところが、かえってとても新鮮です。
合唱も加わる1幕の教会のシーンや、3幕の葬送のシーン。その荘厳な響きでは、プッチーニのミサ曲を思わせます。もともとプッチーニは、教会のオルガニストの家系に生まれました。オペラ作曲家として稀代の成功を収めましたが、その裸の魂には、生まれながらにしての宗教的な響きが宿っていたのかもしれない、と想像を膨らませます。

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21日のゲネプロより

舞台構成は、前回公演『サムソンとデリラ』に続いて、ニューヨーク出身の演出家の飯塚励生。
東京二期会では、2012年日生劇場共同制作ライマン『メデア』(日本初演・第67回文化庁芸術祭音楽分門大賞受賞)を演出しています。初日ゲネプロ終了時に話を聞きました。

――飯塚励生さん、ゲネプロお疲れ様でした。とても珍しい『エドガール』を舞台化されるにあたって、この作品の一番の魅力と思われたところはどこでしょうか?

飯塚: 魅力的なポイントを2つ挙げるとするならば、まずは歴史的背景です。
舞台は1302年に行ったフランス・フランドル戦争、または金拍車の戦いです。フランス王のフィリップ4世がフランドルを併合しようとした1297年から1314年の戦争でした。これは現在のロシアとウクライナの情勢と似ていませんか?どの時代になっても人間は歴史を学ばず、成長していないことに残念に思います。
次に、この作品を聴くと、プッチーニ自身の音楽的展開を感じます。1幕は、彼にとって多大な影響を与えた作曲家――ビゼー、ヴェルディ、ワーグナー等の音楽が感じ取れますが、2幕からは段々とプッチーニらしい音楽が流れて来るように感じます。ロマン派の音楽家からヴェリズモの巨匠になりかかるターニングポイントを聞ける絶好のチャンスだと思います。

――マエストロ、アンドレア・バッティストーニの印象はいかがでしょうか。

飯塚: マエストロ バッティストーニとご一緒する時間は非常に短期間ではありましたが、内容の濃い豊かな時間でした。稽古中は穏やかで、時にはユーモアたっぷりですが、自分の意見を相手にはっきり伝えていき、チームをまとめていく姿勢が感じられました。
福井敬さん組の最終オーケストラ付き舞台稽古では、彼の情熱とパワーは稽古場の100倍感じました。

――開幕を待つファンの皆様に一言お願いいたします。

飯塚: セミ・ステージ方式のコンサートですので、客席から、歌い手の情熱と迫力、マエストロバッティストーニのパワー溢れる指揮、オーケストラが奏でるプッチーニの音楽の美しさ、視覚的な舞台背景(映像と照明)等を一つのパッケージで経験出来る、絶好のチャンスだと思います。
どうぞ心ゆくまでお楽しみください!

明日開幕の『エドガール』どうか、見逃されませんように!!

※タイムテーブル、当日券情報は、この後、当ブログに掲載いたします。

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▼『エドガール』公演情報ページはこちら
2022年4月公演 G.プッチーニ『エドガール』<セミ・ステージ形式上演> - 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ

2022年4月23日(土)17:00、24日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:アンドレア・バッティストーニ/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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第34回ミュージック・ペンクラブ音楽賞に メゾソプラノ池田香織と、東京二期会が同時受賞

2021年度 第34回ミュージック・ペンクラブ音楽賞に、メゾソプラノ池田香織と東京二期会が受賞し、さる4月20日(水)、文京シビックセンター・スカイホールで授賞式が行われました。
ミュージック・ペンクラブ音楽賞は、ペンをもって音楽と関わる人材を集めた組織ミュージック・ペンクラブにより、毎年、クラシック、ポピュラー、オーディオの各分野で最も優れた作品、アーティスト等を会員の投票によって選ばれる賞。池田は《クラシック》ソロ・アーティスト部門で、東京二期会は《クラシック》オペラ・オーケストラ部門で受賞しました。

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池田香織(撮影:井村重人)

池田からのコメントは「2021年の後半からは、比較的のんびりした日々を送っておりましたので、「第34回ミュージック・ペンクラブ音楽賞」のソロ・アーティスト部門受賞者に内定というお知らせをいただいたときには、嬉しさというよりは大変びっくりして信じられないような気持ちでした。正式発表の折の受賞者紹介記事には、選考対象年度公演である二期会の『サムソンとデリラ』『タンホイザー』、そして新国立劇場の『ワルキューレ』の他に、今までの私の歩みをしっかりと見守ってくださった上での評価をいただき、とても嬉しく拝読いたしました。オペラ歌手としてどのようにありたいか、大切にして来たことをしっかり見守ってくださる方がたくさんいらっしゃるということを改めて実感し、色々な世情の波に揉まれつつも、まだまだ頑張って歌っていかなければと励まされる思いでした。そして、志と楽器ひとつしか持たずに研究生になって約30年、色々な学びと経験の場と繋いでくださった二期会との同時受賞もとても嬉しく光栄です。」と話しました。

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2016年9月東京二期会オペラ劇場『トリスタンとイゾルデ』よりイゾルデ役(右側) 撮影:三枝近志

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2021年1月東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『サムソンとデリラ』よりデリラ役(左側)撮影:西村廣起

【授賞理由】
池田香織は、書かれたものを咀嚼し解釈する知性に長けた、日本のオペラ界では貴重な歌手である。「歌を模倣して歌う」ことが、決してないのだ。それでいて表現は小賢しくなく、対象への完全な没入を感じさせる。低音域のよく響く暗めの声音が特徴だが、近年では高音域でも声の勁さが増し、また演技空間をより巧みにデザインするようになった。
2016 年のイゾルデ役が、一つの突破口となったであろう。そしてついに2021 年、新国立劇場《ワルキューレ》のブリュンヒルデで大輪の花を咲かせた。ヴォータン役のミヒャエル・クプファー=ラデツキーと並んでまったく遜色がなかったのは見事というほかない。ワーグナー作品に留まらず、東京二期会ではヴェーヌス役のほかに、デリラ役でも高い評価を得た。本賞を贈るにふさわしい、大活躍の年であった。(舩木篤也)

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2021年2月東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』ヴェーヌス役 ©Lasp Inc.

▼池田香織のプロフィールはこちら
池田香織 メゾソプラノ - 二期会21

【今後の出演予定】(詳細は主催者ウェブサイトをご覧ください)
■こども音楽フェスティバル
はじめてのオペラ『ヘンゼルとグレーテル』~おかしな森とお菓子な魔女~

2022年5月6日(金)17:00 サントリーホール
▼公演詳細ページ
はじめてのオペラ『ヘンゼルとグレーテル』~おかしな森とお菓子な魔女~(字幕つき日本語訳詞ハイライト上演/セミ・ステージ形式) - サントリーホール 主催公演

■第27回宮崎国際音楽祭
「喪失と悲哀を越えて」~大野和士が捧げるレクイエム

2022年5月14日(土)15:00 宮崎県立芸術劇場アイザックスターンホール
▼公演詳細ページ
プログラム - 第27回宮崎国際音楽祭

■大阪フィルハーモニー交響楽団 第561回定期演奏会(指揮:尾高忠明)
2022年9月22日(木)19:00、23日(金・祝)15:00 フェスティバルホール ▼公演詳細ページ
第561回定期演奏会(2022/9/22) - 大阪フィルハーモニー交響楽団
第561回定期演奏会(2022/9/23) - 大阪フィルハーモニー交響楽団

■音楽の花束~広響名曲コンサート~冬
2023年1月29日(日)15:00 広島国際会議場フェニックスホール
コンサート一覧 - 広島交響楽団


続いて、東京二期会は、2003年度に日生劇場共催公演 ベルク『ルル』(全3幕完成版日本初演)がクラシック部門のコンサート・パフォーマンス賞で受賞して以来18年ぶり。オペラ・オーケストラ部門の団体では初の受賞という栄誉にあずかりました。

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2021年7月東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』 撮影:西村廣起

【授賞理由】
2020年予定の公演のコロナ禍に延期分もあわせ、例年以上のオペラを上演した。国内の歌手たちの奮闘に加え、指揮者などの来日が立て続けに中止となり、短期間での変更を余儀なくされるなか、新進の起用など積極的な対応により、明日につながる成果をあげた。『サムソンとデリラ』と『ルル』のマキシム・パスカル、『魔笛』のギエドレ・シュレキーテ、『ファルスタッフ』のレオナルド・シーニなどの俊英指揮者とは、今後も関係が深まることを期待したい。とりわけ、カロリーネ・グルーバー演出による『ルル』は、森谷真理を初めとする熱気に満ちた歌唱、刺激的な舞台、生彩に富んだオーケストラと三拍子そろい、特筆に値する充実の公演だった。(山崎浩太郎)

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2021年8月東京二期会オペラ劇場『ルル』 撮影:西村廣起

若く才能あふれる指揮者は今後も二期会オペラに続々登場。今年11月『天国と地獄』では原田慶太楼が、来年2月『トゥーランドット』では、小澤征爾音楽塾でも活躍著しいベネズエラ出身のディエゴ・マテウスが指揮する予定です。
また、フランス国立ラン歌劇場で絶賛された宮本亞門演出『パルジファル』が今年7月に開催。
『トゥーランドット』は日本では初プロダクションとなるダニエル・クレーマーの演出で、オペラ初コラボとなるアート集団チームラボが参画。今年6月にジュネーヴ大劇場でワールド・プレミエが予定されている舞台が来年2月東京で実現。今後もオペラ界に新風を吹かせる舞台をお届けいたします。

▼今後の東京二期会オペラ公演の情報
2022年7月公演 ワーグナー『パルジファル』(セバスティアン・ヴァイグレ指揮/宮本亞門演出/読売日本交響楽団)- 東京二期会オペラ劇場
2022年9月公演 プッチーニ『蝶々夫人』(アンドレア・バッティストーニ指揮/栗山昌良演出/東京フィルハーモニー交響楽団)- 東京二期会オペラ劇場
2022年11月公演 オッフェンバック『天国と地獄』(原田慶太楼指揮/鵜山仁演出/東京フィルハーモニー交響楽団)- 東京二期会オペラ劇場
主催および共催オペラ公演2022-2023 シーズンラインアップ- 東京二期会

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7月公演 ワーグナー『パルジファル』~パルジファル役 伊藤達人インタビュー「10年前、観客のひとりだった自分が」

7月公演ワーグナーの超大作『パルジファル』のタイトルロールに抜擢されたのは、伊藤達人(いとう たつんど)。
ベルリンで研鑽を積んだのち、2016年『ナクソス島のアリアドネ』(シモーネ・ヤング指揮、カロリーネ・グルーバー演出)ブリゲッラ役で二期会デビュー。その後も日生劇場で『魔笛』、『ヘンゼルとグレーテル』、新国立劇場『ニュルンベルクのマイスタージンガー』など、ドイツオペラでの活躍が著しい新進のテノールが、ついに二期会創立70周年記念公演の頂点となる演目で主演を果たします!

「二期会通信 Opera」vol.328に掲載された、先のインタビューでは、「僕はヘルデンテノール(力強さのあるテノール)の中でもユーゲント、例えばローエングリンやパルジファルのような役を専門にしていきたい」と語っていました。

▼(参照)二期会通信掲載のインタビューはこちら
『パルジファル』出演歌手の素顔 伊藤達人・加藤宏隆 | オペラを楽しむ - 東京二期会

ヘルデン(Helden / Held)とは「英雄」という意味。そして、ユーゲント(Jugend)とは、「青春」「青年」ということですから、まさに、長大なワーグナー・オペラで、若々しく力強い声が必要とされる英雄役こそ、彼の目指すもの。中でも、聖なる愚者パルジファルは、歌唱量もハンパない上に、野性的にしてノーブルに存在しなければならず、技術面、体力面いずれもにおいても最難関であることは間違いありません。日本の貴重なパルジファル歌いとして、伊藤が今後も長く付き合っていく役になるのではないでしょうか。
公演に向けて話を聞きました。

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2016年11月 東京二期会オペラ劇場『ナクソス島のアリアドネ』より ブリゲッラ役(左から2番目)

――パルジファルはどのような人物、役でしょうか。

伊藤: 《Durch Mitleid wissend der reine Tor》共苦により智を得る純粋な愚か者と言われています。
1幕の彼は本当に何も知りません。2幕になり、クンドリの口づけにより、智を得て、アムフォルタスの苦悩を知り、3幕では、聖槍をもちかり、アムフォルタスの傷を塞ぎ聖杯王となる。
物語が進むにつれて、パルジファルの成長、変化を表現できたらと思います。

――伊藤さんにとって、パルジファル役のここを聴いてほしい!という場面、歌がありましたら、教えてください。

伊藤: やはり、クンドリの口づけにより、アムフォルタスの苦悩を得て歌う、《Amfortas! Die Wunde!》です。
1幕のパルジファルの音楽はまだ幼さも感じとれます。青年というより、少年というような。それが2幕で花の乙女たちと戯れ、クンドリの口づけにより智を得て成長し――言葉が幼稚かもしれませんが――音楽も格好よくなります!

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2016年11月 東京二期会オペラ劇場『ナクソス島のアリアドネ』より ブリゲッラ役(左端)

――今度は、伊藤さんご自身の青春時代についてお伺いします。高校時代に合唱部で歌う喜びに出会ったと伺いましたが、どのような思い出でしょうか?

伊藤: 歌を始めたきっかけが高校の合唱部でした。今思い返すと、定期演奏会やコンクールに向けて、部員や先生と熱く意見をぶつけ合ったり。とても濃い3年間を過ごしたと懐かしく思います。
学校裏の河川敷で練習したり、夏休みに合宿したり、定期演奏会でミュージカルやったり。 音楽に溢れた3年間をすごしました。

――そんな高校時代の一曲を選ぶとすれば?

伊藤: Carl Rütti作曲《Missa Angelorum》のGloriaです。高校3年時のコンクールの自由曲でした。11声部くらいあった記憶で、僕1人で1パート歌っていたので、とても必死にやってましたね。
音楽大学受験をきめて、僕のレベルアップも考えて、顧問の先生が選んでくれた記憶があります。高校時代、歌に興味を持つことができたのも、合唱部の顧問先生あったからなので、本当に感謝しております。

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2019年9月 二期会シーズン・オープニング・コンサート『清教徒』(演奏会形式)より ブルーノ役

――そして、今、タイトルロールとしてステージに立たんとしています。今回の舞台は、伊藤達人さんの成長の物語でもありますね。本公演に向けて、ファンの皆様にメッセージをお願いします。

伊藤: 2012年の二期会『パルジファル』を観客のひとりとして観ていた私は、まさかいつか自分がパルジファルを歌うとは思ってもいませんでした。貴重な機会に、大きな役を歌える機会に大変感謝しております。
Jugendlicher Herdentenorとしての第一歩として、なにかしらの爪痕残せるようと思ってはおりますが、優しく見守っていただけると幸いです。
『パルジファル』は、数あるオペラの中でも、難解な作品かもしれません。オペラが、少しでも娯楽として、普段の生活からちょっとした現実逃避として、もっともっと広がって興味を持っていただけるように、頑張っていきたいです。
僕自身、宮本亞門さんの演出がどんなことになるのかワクワクしています。
ご一緒に、7月の東京文化会館でワクワクを共感していただけたら嬉しいです!!

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▼『パルジファル』公演情報ページはこちら
2022年7月公演 R.ワーグナー『パルジファル』 - 東京二期会オペラ劇場
2022年7月13日(水)17:00、14日(木)14:00*、16日(土)14:00、17日(日)14:00* 東京文化会館 大ホール
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ/演出:宮本亞門/管弦楽:読売日本交響楽団
*…パルジファル 伊藤達人 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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【2022 祝 進学・進級】東京二期会オペラ「学生プレミエ・セット券」を4/18(月)より発売開始!~28歳未満 学生限定・期間限定~

劇場に響きわたる、生の歌声とオーケストラ!
美しい舞台の中で繰り広げられる熱いドラマ!
オペラの興奮と感動を、学生時代に体験なさいませんか!


東京二期会のオペラ公演では、28歳未満の学生の皆様にオペラ鑑賞をお気軽に体験していだきたく、「学生席」を2,000円でご用意しています。

そして、毎年販売し好評いただいております、東京二期会オペラ劇場公演 年間全4公演のプレミエ〔初日公演〕をセットにした「学生プレミエ・セット券」を、2022年度も販売します。
「学生プレミエ・セット券」なら、オペラのあらすじから作品を紐解くための詳しい解説記事などを掲載した公演プログラム(通常販売価格1,000円)を全公演でプレゼントします!
学生席チケット2,000円×4公演と、公演プログラム1,000円×4公演で、通常価格12,000円のところが、セット価格で8,000円!
一般の指定席の場合、仮にすべてA席をプログラム付で購入すると、59,500円となりますので、上記セット券なら何と約86%OFF! 学生のうちにオペラを鑑賞しない手はありません!

2022年度の「学生プレミエ・セット券」は、4月18日(月)から7月12日(火)までの期間限定販売です。

<2022年度「学生プレミエ・セット券」対象公演のごあんない>(下記日程はいずれもプレミエ(初日)公演)
■2022年7月13日(水) 17:00 ワーグナー『パルジファル』
ドイツ・オペラの巨星リヒャルト・ワーグナー最後のオペラ。無知で野生児のようだった男が、自身の名を知り、自身の遍歴を知らされることで大きな気づきを得て成長する。その男パルジファルは、傷ついた王アムフォルタスの苦しみに共感し、魔術に操られていた女性クンドリを解放し、王国に聖槍を取り戻し、そして自ら王座に就く。この演奏時間だけで4時間を超える大スペクタクル作品を、宮本亞門が自身初ワーグナー演出作品として贈ります!

指揮 セバスティアン・ヴァイグレ

演出 宮本亞門

フランス国立ラン歌劇場公演より

■2022年9月8日(木) 18:30 プッチーニ『蝶々夫人』
明治期の日本の長崎を舞台にしたイタリアオペラの名作。元は武家で今は没落し舞妓となって生計を立てる15歳の蝶々さんの悲劇が描かれます。作曲家のプッチーニ自身は日本を訪れたことはないものの、多くの日本由来の民謡や旋律を採集し、東洋的情緒を豊かに醸し出すオペラが誕生しました。日本の美が凝縮された東京二期会伝統の舞台をお楽しみください。

指揮 アンドレア・バッティストーニ

演出 栗山昌良

2014年 東京二期会公演より

■2022年11月23日(水・祝) 17:00 オッフェンバック『天国と地獄』
ギリシア神話『オルフェオとエウリディーチェ』の物語をパロディにして、当世の政治、社会を軽妙に笑い飛ばしたフランスオペレッタの最高傑作です。神話では相愛だったオルフェオとユリディスもここでは仮面夫婦。最高神ジュピターが「世論」を恐れるという設定は、当時ナポレオン3世への当てつけと言われていますが、現代の独裁者にも通じるような話ですね。運動会のBGMで有名な「ギャロップ」の他、どこを切り取っても愉快なメロディも魅力で、全篇を通して笑いの絶えない舞台です。

指揮 原田慶太楼

演出 鵜山 仁

2019年 東京二期会公演より

■2023年2月23日(木・祝) 18:00 プッチーニ『トゥーランドット』
『パルジファル』がワーグナー最後のオペラなら、『トゥーランドット』は、イタリアオペラの大家ジャコモ・プッチーニの最後の作品です。架空の中国王朝の王女トゥーランドットは冷徹で残酷。異国の王子からの求婚を拒絶してはその首を切り落としていました。しかし、ダッタン国の王子カラフは、トゥーランドットの謎かけを全て解き明かし、その氷の心も溶かして愛を成就させます。第3幕のアリア「誰も寝てははならぬ」は圧巻!アート集団チームラボがオペラに初参画。今年6月にジュネーヴでワールド・プレミエを迎える予定の舞台です。

指揮 ディエゴ・マテウス

演出 ダニエル・クレーマー
↑ジュネーヴ大劇場でのワールド・プレミエのチケット発売に向けたチームラボのツイート

オペラは、音楽と文学と美術が融合した総合芸術。音楽の美しさ、カッコ良さに惹かれる人もいらっしゃれば、物語の面白さ奥深さからハマる人、舞台の圧倒的な存在感や迫力に感動してしまう人もいらっしゃるでしょう。オペラの楽しみ方は、人それぞれ。これからオペラハウス・デビューをする方も、ご自身の興味や関心にぴったりくる鑑賞のポイントがきっとみつかるはず。あなたの楽しみ方を見つけたら、ぜひ教えてください!

2022年度も名作揃いのラインアップで皆様のご来場をお待ちしています!

学生券および「学生プレミエ・セット券」のお求めには、まず「学生チケット会員(無料)」の登録が必要です。登録後はいつでも、どこでも、パソコンでもスマホからでもオンラインでご予約が可能です!(二期会チケットセンター電話での予約もできます)

■■■ 「学生プレミエ・セット券」内容 ■■■(公演詳細は橙色の公演名をクリック)
▼[1] 2022年7月13日(水) 17:00開演
R.ワーグナー『パルジファル』 オペラ全3幕
 会場:東京文化会館 大ホール
▼[2] 2022年9月8日(木) 18:30開演
G.プッチーニ『蝶々夫人』 オペラ全3幕
 会場:新国立劇場オペラパレス
▼[3] 2022年11月23日(水・祝) 17:00開演
J.オッフェンバック『天国と地獄』 オペレッタ全2幕
 会場:日生劇場
▼[4] 2023年2月23日(木・祝) 18:00開演
G.プッチーニ『トゥーランドット』 オペラ全3幕 ※公演詳細近日発表
 会場:東京文化会館 大ホール
●上記4公演の学生席(いずれも初日公演に限ります)
●有料公演プログラム(1,000円相当)を各1冊進呈
(チケットご購入時に「プログラム引換券」が発券されます。公演当日、会場にて引換券をプログラム本誌とお引換ください)

■セット料金(税込):8,000円
■ご予約受付期間:2022年4月18日(月)~7月12日(火)
■インターネット予約からのご予約
(1) Gettii左のアイコンをクリックしてインターネット予約「Gettii(ゲッティ)」を開きます
(2) 最下段の【会員登録/入会】をクリック⇒【学生チケット会員(28歳未満学生限定・登録無料)】から必要事項をご記入の上、ご登録ください。
(3) 学生会員登録がお済みの方は、再度上記よりインターネット予約トップページより「会員ID」と「パスワード」を入力して【ログイン】ボタンをクリックします。
(4) 取扱公演の一覧が表示されている「チケット予約・購入」画面の上方右側にある【セット券予約】をクリックします。
(5) 「東京二期会オペラ劇場 学生プレミエ・セット券」画面が開いたら、【予約申し込み】をクリックして、1公演ずつ【選択】を進めてご予約を完了してください。

■電話受付による予約申込 および お問合せ
二期会チケットセンター 03-3796-1831 にてオペレータが対応します。
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

■ごあんない
・インターネット予約は発売開始日の0:00より発売最終日の23:59まで、電話予約は上記営業時間内にて受付いたします。
・チケット代金のお支払いとチケットのお受取は、「セブン-イレブン」店頭でお手続きください。支払いが完了いたしますと、4公演分の「学生席引換券」および「プログラム引換券」あわせて8枚が発券されますので、ご確認の上、お受取ください。
・満28歳未満(2023年2月23日時点)の学生の方が対象です。
・ご登録の際、「氏名」「生年月日」「在籍学校名・学年」「ご住所」「電話番号」の入力が必須となります。
・4公演とも「ご予約されたご本人様のみ」のご利用とさせていただきます。譲渡・貸渡は学生同士であっても無効となります。
・座席は公演当日「学生席受付窓口」にて指定となります。その際、「ご本人の学生証」を忘れずにお持ちください。
・ご購入後のご本人の都合によるキャンセル、変更、払戻しはできません。

▼学生席をお求めいただける方の条件について詳しくは、こちらをご覧ください。
学生席について|チケットのお求め - 東京二期会

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公演に向けて、指揮者アンドレア・バッティストーニがついに合流!! ~公演迫る『エドガール』~

2012年2月、ヴェルディ『ナブッコ』で衝撃の二期会オペラそして日本デビューから10年。2022年4月の開催がまもなくに迫る、東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ プッチーニ『エドガール』の公演指揮者アンドレア・バッティストーニが来日し、稽古に合流致しました!

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降機直後の羽田空港国際線到着ロビーにて

マエストロは4月9日(土)夕方、羽田空港に到着。週明けより早速稽古に合流しており、これまでのプロダクションと変わらず、ぐいぐいと音楽を牽引しています。
「このオペラは皆様にとって驚くべき発見」とマエストロ自身が評するこの作品。テンポを自在に動かし、プッチーニのドラマを鮮やかに作り上げていきます。

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稽古場では最初にソリストたちと音楽の摺り合わせ作業から始まりました

世界的にも上演機会が限られているこの作品ですが、マエストロ自身も実現を熱望しており、今回の公演に向けても、稽古初日からソリストに提案しながら、精力的に音楽を組み立てていました。
世俗的な場面、宗教的な場面、また、情熱と祈りといった様々な対比が描かれるこの作品。 マエストロの情熱的な音楽作りで皆様を掴んで離さない、一気呵成の2時間になりそうです!

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つづいて舞台上のアクティングエリアを想定し、立ち稽古も始まりました
(舞台構成:飯塚励生)

どうぞご期待ください!

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▼『エドガール』公演情報ページはこちら
2022年4月公演 G.プッチーニ『エドガール』<セミ・ステージ形式上演> - 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ

2022年4月23日(土)17:00、24日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:アンドレア・バッティストーニ/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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7月公演 ワーグナー『パルジファル』~クンドリ役 田崎尚美インタビュー「クンドリは非常に多面的。とても縁のある、思い入れの強い役です。」

東京二期会が創立70周年記念公演シリーズの頂上としてお贈りする、2022年7月公演ワーグナー『パルジファル』(セバスティアン・ヴァイグレ指揮、宮本亞門演出/フランス国立ラン歌劇場との共同制作公演)の開催に向けて、今回もキャストをインタビュー形式でご紹介してまいります。

第1回は、クンドリ役のソプラノ田崎尚美。田崎の二期会デビュー・ロールはなんとクンドリ! 2012年の二期会創立60周年記念公演の『パルジファル』(飯守泰次郎指揮、クラウス・グート演出)での出演が大成功だったことは、その後の10年のキャリア ~『ワルキューレ』ジークリンデ、『さまよえるオランダ人』ゼンタ、『タンホイザー』エリーザベト、『サロメ』『ナクソス島のアリアドネ』『ルサルカ』『トゥーランドット』題名役~ が如実に語っています。 先月に上演された、びわ湖ホールの『パルジファル』(セミ・ステージ形式)でも同役を歌い絶賛されました。

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2012年9月 東京二期会オペラ劇場『パルジファル』(クラウス・グート演出)より クンドリ役

――田崎さんにとって、クンドリは二期会のデビュー・ロールですね。今、振り返って、最初の二期会オペラの現場はどのような印象でしたか?

田崎: 二期会公演の初めての現場は、2011年のサロメ役カヴァー(シュテファン・ゾルテス指揮、ペーター・コンヴィチュニー演出)だったのですが、その時は小さくなって皆様の後ろの方に座っておりました(小さくなれていたかどうかはわかりません)。 稽古場の熱量とピリっとした緊張感があり、稽古現場の空気感というものを共有させていただきました。
その翌年に『パルジファル』クンドリ役でデビューさせて頂きましたので、稽古場の緊張感というものを知った状態で稽古に臨めたのはありがたかったです。

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2016年11月 東京二期会オペラ劇場『ナクソス島のアリアドネ』より プリマドンナ/アリアドネ役

――クンドリはどのような人物でしょうか。

田崎: クンドリは、このオペラの中でも何度も言われているように、とにかく不思議な女です。善人なのか悪人なのかわからない、歳も素性もわからない人です。最終的にパルジファルに救済されて「死」を手に入れることが出来ますが、死ぬことを許されないために、その時点では人としての定義は満たしてない人物なのです。日本語で「呪われた女」や「妖女」と表記される事が多いですが、死を奪われている時点で人間ではないですね。
1幕は通常時、2幕は操られている時、3幕は別人?!!。
非常に多面的な役です。

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2021年2月 東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』より エリーザベト役

――クンドリ役の見どころ、聴きどころについて、田崎さんにとって、印象深い場面、歌がありましたら、教えてください。

田崎: 私は、昨年の「東京・春・音楽祭」での子どものためのワーグナー『パルジファル』でもクンドリを演じ、今年の3月もびわ湖ホール『パルジファル』でクンドリを歌わせていただきました。
とても縁のある、思い入れの強い役なので、見どころと聴きどころは全部!!と言いたいところです(笑)。
中でも印象深いと言いますか、わかりやすいのは、二幕二場で名前をあっさりと教えちゃう場面です。先に答えを与えてから長々とルーツを語り出すやり方はとてもシンパシーを感じます。
10年前の演出で大好きだったのは、二幕一場のクリングゾルとクンドリのシーンです。一階にいるクンドリが二階にいるクリングゾルに操られているように見せる稽古を沢山しました。とても楽しかったのを覚えています。
今回はどんな演出でクンドリを歌えるのかが今からとても楽しみです。

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2012年9月 東京二期会オペラ劇場『パルジファル』(クラウス・グート演出)より 上階のクリングゾルに操られるクンドリ

――それでは、本公演に向けて、ファンの皆様にメッセージをお願いします。

田崎: 『パルジファル』は演奏時間がとても長い作品です。一幕グルネマンツの言葉に「ここでは時間が空間に変わるのだ」という言葉がありますが、パルジファルを聴いているといつもそう思います。時間が一定であるとは限らないかもしれません。少なくともそう思える舞台を、音楽をお届けしたいと思います。長いけど快感だった!と言って頂けるよう頑張ります。

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▼『パルジファル』公演情報ページはこちら
2022年7月公演 R.ワーグナー『パルジファル』 - 東京二期会オペラ劇場
2022年7月13日(水)17:00*、14日(木)14:00、16日(土)14:00*、17日(日) 東京文化会館 大ホール
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ/演出:宮本亞門/管弦楽:読売日本交響楽団
*…クンドリ 田崎尚美 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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春到来!Bunkamuraでオペラを満喫する~4月公演『エドガール』関連企画を一挙ご紹介

4月、春到来!
年度が代わって、新しい学校、新しい職場、新しい人生のステージの第一歩を踏み出される方も多いことでしょう。
創立70周年を迎えた、東京二期会の新しい年度の第一歩は4月23日(土)・24日(日)、Bunkamuraとの共同主催公演として、東京フィルハーモニー交響楽団と首席指揮者アンドレア・バッティストーニを迎え、〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉の4本目となるプッチーニ幻の名作『エドガール』を、Bunkamuraオーチャードホールで上演します。

そのBunkamuraではこの春、「春だ!ブンカチャージ2022」と銘打って、オペラ、音楽、演劇、ダンス、芸能、ファッション、文芸などなど、様々なジャンルの文化を発信中です。
今回は、中でも東京二期会オペラ関連の企画をご紹介いたします。

物語のトビラ~東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『エドガール』
なんといっても、まずは4/23(土)・24(日)オーチャードホールでの『エドガール』本公演!
情熱に生きる男・エドガール、その愛を一途に信じるヒロイン・フィデーリア、そして、その愛を奪うヴィラン・ティグラーナ・・・後年のプッチーニ・オペラにも引き継がれる抒情をたたえながら、さらに当時流行していたであろうオペラの劇的要素も凝縮されたような、奇跡というか、他に類をみないジェットコースターのようなストーリー展開です。今回、天才バッティストーニの指揮で全幕上演できる機会に恵まれました。どうかこの機会を逃されませんように!

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▼Bunkamuraウェブサイトの『エドガール』公演情報ページはこちら
東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ プッチーニ『エドガール』オペラ全3幕〈新制作 セミ・ステージ形式上演〉 | オーチャードホール - Bunkamura


音楽のトビラ~サン=サーンス『サムソンとデリラ』配信
2021年1月5日に上演した東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ第3弾『サムソンとデリラ』を「ブンカチャージ2022」のために特別期間限定で配信中!
指揮はフランスの俊英、マキシム・パスカル。サムソン役には『エドガール』でも題名役を務めるテノール樋口達哉、そしてデリラ役にはソプラノ板波利加が出演しました。 本公演をご覧になられた方も、またまだ一度も〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉をご覧になられていない方もぜひご視聴ください!

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Bunkamura STREAMING
東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ サン=サーンス『サムソンとデリラ』
オペラ全3幕 日本語字幕付き原語(フランス語)上演
・配信期間:2022年3月23日(水)12:00~5月8日(日)23:59
・視聴券料金:2,800円(税込)
・販売期間:2022年3月23日(水)12:00~5月8日(日)21:00
 (※期間中は何度でも視聴可能)

▼配信の詳細と視聴はこちらから
東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ サン=サーンス『サムソンとデリラ』オペラ全3幕 日本語字幕付き原語(フランス語)上演|春だ!ブンカチャージ 2022 - Bunkamura
「MY Bunkamura」ご登録者限定特典あり!
『サムソンとデリラ』の配信チケットをご購入の方の中から抽選で5名様に、サムソン役2名の<サイン入り公演プログラム>をプレゼント!詳しくは上記ページをご覧ください。


もっとブンカのトビラ~ブックショップ ナディッフモダン『エドガール』ブックフェア
オペラがお好きな方は読書もお好きな方が多いですね。ブックショップ「ナディッフモダン」では、今月1日から、『エドガール』の世界をより深く楽しんでいただけるように、プッチーニの伝記やオペラの入門書などを多数取り揃えたブックフェアを開催いただいています!

▼ブックフェアのご案内はこちらから
東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『エドガール』ブックフェア | ブックショップ ナディッフモダン - Bunkamura

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さらに、『エドガール』関連企画として、4/24(日)開催の「高田正人と行くレクチャー&イタリアン・ランチ鑑賞イベント」も好評お申込受付中です!
201911_takada_masato.jpg東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『エドガール』スペシャルプレ・イベント
【鑑賞とお食事+オペラの見どころ解説トークサロン+S席鑑賞チケット】

・開催日:2022年4月24日(日)
・ランチ&レクチャー会場:東急百貨店 渋谷・本店 8階「タントタント」
・料金:お一人様 25,000円
   (税込・ランチ、レクチャーと演奏、『エドガール』同日公演S席チケット付)

▼イベント詳細とお申込みはこちらから
テノール高田正人がナビゲート!東京二期会『エドガール』~イタリアンレストラン「タントタント」×Bunkamura スペシャルイベント決定! - オペラの散歩道(二期会blog)

新年度のスタートは、Bunkamuraでオペラを満喫してみませんか!

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▼『エドガール』公演情報ページはこちら
2022年4月公演 G.プッチーニ『エドガール』<セミ・ステージ形式上演> - 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ

2022年4月23日(土)17:00、24日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:アンドレア・バッティストーニ/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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4月公演 プッチーニ『エドガール』~ここを聴く!
第3回「全曲でここが一番有名!? ~フランクの名アリアとプッチーニを送った合唱~」

2022年4月公演は、東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ プッチーニ『エドガール』。
プッチーニ第2作目のオペラで、世界的にも上演される機会は少ないのですが、音楽は素晴らしく、プッチーニの若かりし時代の「歌」が熟練の筆致で充溢している奇跡の名曲。その知られざる名曲の中から、聴きどころを皆様にお届けします。

フランクはグァルティエーロの息子で、フィデーリアの兄、ティグラーナに報われない思いを向けています。
オペラの中の役柄としては、ティグラーナに全く振り向いてもらえず、失恋の憂き目にあうのですが、プッチーニからは、現在このエドガールで最も単独での演奏頻度が高いであろうアリア「この恋は私の恥」が与えられています。メロディーメーカーたるプッチーニの個性が存分に発揮されていて、フランクのティグラーナへの複雑な恋心が胸に迫ります。
『アンドレア・シェニエ』の「祖国の敵」に少し似ているような気がするのは私だけでしょうか。(私だけかもしれない)
プッチーニのオペラはソプラノとテノールの恋愛を軸に展開されることが多いですが、バリトン役の存在がドラマを深めているのは誰もが認めるところかと思います。フランクを務める、清水勇磨と杉浦隆大の深みのある2人のバリトンにもご注目ください!

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フランク 清水勇磨(4/23)
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フランク 杉浦隆大(4/24)

また、『エドガール』は合唱が大活躍する作品です。『トゥーランドット』同様に児童合唱も含めた編成で、それぞれの声の組み合わせで様々な場面を描く、プッチーニの筆の冴えを特に感じて頂けるのではないでしょうか。
エドガールとフランクの決闘のシーンや、3幕の大詰め等の荒々しい場面では、ソリストを含めた大アンサンブルでクライマックスを形作るのですが、それと対比されるこのオペラの宗教的なシーンも、合唱の見せ場の一つ。生々しい感情が飛び交うこのオペラで、合唱の透明な歌声は一服の清涼剤とも言えるでしょう。その中でも3幕冒頭のレクイエムは、プッチーニの国葬で彼の最後を見送った曲としても有名です。
コンチェルタンテ形式だからこそ体感頂ける、合唱とオーケストラの響きを、どうぞ『エドガール』で堪能ください。(了/TW)

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2022年4月公演 G.プッチーニ『エドガール』<セミ・ステージ形式上演> - 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ

2022年4月23日(土)17:00、24日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:アンドレア・バッティストーニ/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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来日10周年を迎えるアンドレア・バッティストーニからメッセージ!~4月『エドガール』によせて

今年、来日10周年を迎えるイタリアの指揮者アンドレア・バッティストーニから、4月東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『エドガール』を指揮するにあたって、メッセージが届きました!

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オペラファンなら誰もがジャコモ・プッチーニの偉大な傑作に夢中です。私たちは、ミミや蝶々夫人、そして、トスカの感動的な物語をよく知っています。
ですが、この度、私たちはこの作曲家の初期の珠玉のレパートリーを生で体験する機会を得ました。『エドガール』です。
この偉大な作品は、北欧にインスパイアされた筋書きに、イタリアの旋律と、ヴェリズモ・オペラの声の妙技、フランスの管弦楽の色彩とが、わくわくするほどに混ぜ合わされています。
『エドガール』は、プッチーニがその芸術的な旅路を進む、重要な一歩となる作品であり、私は、この作品を、東京二期会と東京フィルのアーティストとともに探求することを楽しみにしています。
きっと、このオペラは皆様にとって驚くべき発見となることでしょう。
Viva、プッチーニ!

2022年3月15日
アンドレア・バッティストーニ

(原文)Every opera fan is madly in love with the great masterpieces of Giacomo Puccini and we are all familiar with the moving stories of Mimì, Butterfly and Tosca.
But this time we have the chance to experience live an early gem of the composer's repertoire: Edgar.
This great work is a thrilling mixture of Italian melody, Verismo vocal virtuosity, French orchestral colors with Northern-Europe-inspired plot. Edgar was a significant step forward in Puccini's artistic journey and I'm looking forward to explore it together with Nikikai and Tokyo Philharmonic's artists.
I'm sure this opera will be a surprising discovery for everybody.
Viva Puccini!

15th March 2022
Andrea Battistoni

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2012年 来日初公演となった、東京二期会 ヴェルディ『ナブッコ』(カーテンコールより)

2012年2月ヴェルディ『ナブッコ』で東京二期会&日本デビュー。当時24歳のバッティストーニがその才能を爆発させ、一夜にしてその名を轟かせた衝撃は、今なお、まるで昨日のことのように思い出されます。
東京二期会では、その後も『イル・トロヴァトーレ』『リゴレット』とヴェルディ作品を指揮、2019年宮本亞門演出の『蝶々夫人』で、日本で初となるプッチーニ作品を披露しました。

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2015年 東京二期会 ヴェルディ『リゴレット』(カーテンコールより)

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2016年 東京二期会 ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』(カーテンコールより)

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2019年 東京二期会 プッチーニ『蝶々夫人』(カーテンコールより)

昨年はコロナ禍においてヴェルディ「レクイエム」を指揮。演奏者やご来場のお客様と祈りを共有する、特別な時間となりました。

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2021年 二期会スペシャルコンサート ヴェルディ「レクイエム」より

2022年は、バッティストーニ×プッチーニ・イヤー!
4月の『エドガール』を皮切りに、9月『蝶々夫人』でも東京二期会に再登場。それに先駆けて、8月には九州交響楽団の定期演奏会に登場し『外套』を予定しています。

この機会を逃しては、きっと滅多に聴く機会に再び巡り合えないだろう、バッティストーニの『エドガール』。
ぜひ逃されませんように!!

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2022年4月公演 G.プッチーニ『エドガール』<セミ・ステージ形式上演> - 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ

2022年4月23日(土)17:00、24日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:アンドレア・バッティストーニ/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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4月公演 プッチーニ『エドガール』~ここを聴く!
第2回「特別な役柄《ティグラーナはTigre》」

2022年4月公演は、東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ プッチーニ『エドガール』。
プッチーニ第2作目のオペラで、世界的にも上演される機会は少ないのですが、音楽は素晴らしく、プッチーニの若かりし時代の「歌」が熟練の筆致で充溢している奇跡の名曲。その知られざる名曲の中から、聴きどころを皆様にお届けします。

今回は、『エドガール』だけではなく、プッチーニのオペラに登場するキャラクターの中でも異彩を放つティグラーナです。
ご存知の通り、プッチーニの描く女性像はトスカ、ミミ、蝶々夫人等、ソプラノに主要役が多く、“プッチーニ・ヒロイン”と呼ばれる役柄は愛する人のために命を燃やす女性として、強い共感を呼ぶことが特徴の一つで、『エドガール』でのフィデーリアもこのカテゴリーに入る役柄と思います。
一方、ティグラーナは、このプッチーニ・ヒロイン(フィデーリア)のカウンターとして配置されています。皆に愛される無垢な娘フィデーリアに対して、ムーア人の捨て子で自らの欲望に忠実に従い、村人から疎まれるティグラーナ。
そんなティグラーナの名前の由来は「Tigre(フランス語・イタリア語で「虎」)」。キャラクターとしてはカルメンのイメージでしょうか。

それではティグラーナの聴きどころをご紹介。
まずは第1幕から、教会に大人しく通う村人を馬鹿にして歌う「子羊は可哀想に!」を。
大勢の村人に対して1名で自分の意志を貫くティグラーナは、このオペラ内では悪役ポジションですが、魅力的な悪女として印象深いシーンです。
もうひとつが、彼女のエドガールへの愛情が見える、第2幕の二重唱「エドガール、あなたの顔には」
猛女というだけではなく、フィデーリアとは異なるアプローチでエドガールを求める柔らかなメロディーは、この役の幅の広さを感じさせます。実はこのオペラの中に、フィデーリアとエドガールには二重唱が無いことからも、意味のある二重唱かと思います。
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ティグラーナ 中島郁子(4/23)
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ティグラーナ 成田伊美(4/24)
長閑な村の中で爪を隠さず生きるティグラーナの演唱は、プッチーニオペラにおける女性像に新たな光を当ててくれるはず。この役を演じる中島郁子と成田伊美の歌唱と共にご期待ください!

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2022年4月公演 G.プッチーニ『エドガール』<セミ・ステージ形式上演> - 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ

2022年4月23日(土)17:00、24日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:アンドレア・バッティストーニ/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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二期会初演!2022年4月プッチーニ『エドガール』~ティグラーナ役 中島郁子インタビュー「彼女の言葉には裏がなく、常に真っ直ぐに自分の想いを語っています」

4月公演、東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ第4弾プッチーニ『エドガール』。キャスト紹介7人目はティグラーナ役のメゾソプラノ中島郁子です。
ヒロインのフィデーリアの兄フランクを片恋に沈め、主人公エドガールの心を打ち抜いてしまう、美女ティグラーナ。オペラ『エドガール』の台本は、プッチーニの第1作『妖精ヴィッリ』に続いて、フェルディナンド・フォンターナが務めましたが、フォンターナは『盃と唇』というフランスの詩劇を原作にしながら、当世流行のオペラとしてよりドラマティックになるように、ビゼーの『カルメン』も参考にしたということですから、その特徴は、まさにティグラーナというキャラクターに結晶したということでしょう。
マエストロ、アンドレア・バッティストーニの記念すべき日本デビュー・オペラである『ナブッコ』のフェネーナで二期会デビューを飾った中島。『セヴィリャの理髪師』ロジーナを当たり役とし、昨年は東京二期会『ファルスタッフ』にクイックリーで出演。主要なオーケストラとの共演も多い中島にとって、今回のティグラーナは今まで演じてきた役とはまったく違うキャラクターと言います。公演に向けて話を聞きました。

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中島郁子

――ティグラーナは、どのような役、人物でしょうか?

中島: 一言で言えば、本能の赴くままに生きる「魔性の女」と言えるでしょうか。
フランクに愛されている事に満足できず、フィデーリアの恋人であるエドガールを誘惑して奪ってしまうところは、まさにカルメンを思わせる女性だと思います。
しかし、彼女の言葉には裏がなく、常に真っ直ぐに自分の想いを語っています。第一幕、ミサで敬虔な祈りを捧げる村人たちの前で、「あなた達にとって、それが祈りであっても、私にとってはカンツォーネだわ! 私は歌いたいの、私は鳥のようにさえずりたいの!」という言葉は、自由奔放な彼女の性格がよく表れているように思います。

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2012年2月 東京二期会オペラ劇場『ナブッコ』より フェネーナ役(中央手前)

――そのティグラーナの台詞にも、カルメンに通じるものがありますね。それでは、ティグラーナの見どころ、聴きどころのシーンを教えてください。

中島: ティグラーナは、その性格から、様々な場面で、変化に富んだ表現が要求されていると思います。
例えば、第一幕で、エドガールを誘惑する場面では、プッチーニは「Religioso=宗教的に」と指示して、流麗な旋律で描かれています。その後、祈りを捧げる村人達を邪魔する場面では、「Satanico=悪魔的に」と書かれており、独特のリズム感で激しい感情が表れています。
また、第二幕で、エドガールの気持ちが離れてしまっていると知り、彼への愛を情熱的に歌う二重唱では、「con espress. di volutta'=快楽的な表現で」とあり、この作品の中でも、最も甘美で官能的な旋律で描かれていると思います。
これら全てが魅力的な旋律で描かれていますので、ティグラーナという女性の感情の変化を音楽から感じて頂けると思います。

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2017年10月 東京二期会オペラ劇場『蝶々夫人』より スズキ役(左)

――今回の『エドガール』、他のプッチーニ作品と比べて、どのような印象を持たれましたか。

中島: これまで私は、二期会公演のプッチーニ作品では、『蝶々夫人』スズキ役、『修道女アンジェリカ』公爵夫人役、『ジャンニ・スキッキ』ツィータ役に出演させて頂きましたが、それぞれ私は大好きな役ですが、どちらかと言うと、少し落ち着いた雰囲気の役ばかりでした。プッチーニの作品は、残念ながらメゾソプラノの役がとても少ないのですが、この『エドガール』では、珍しくメゾソプラノに妖美な役が与えられています。実は、私は、このような女性を演じるのは初めてですので、新たなレパートリーに挑戦する気持ちで取り組んでいます。

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2018年9月 東京二期会オペラ劇場『修道女アンジェリカ』より 公爵夫人役(左)



――新しい中島さんの魅力に出会えそうですね。それでは、公演に向けての意気込みをお願いします。

中島: 『エドガール』は、上演される機会の少ない作品ですが、若きプッチーニの描いた優美な旋律に溢れています。
その作品を、きっとマエストロ・バッティストーニが、更に躍動感みなぎる素晴らしいイタリアオペラへと、導いて下さる事と思います。私も、その舞台に立たせて頂けることをとても嬉しく思っております。是非、会場にお越し頂き、お楽しみ頂ければ幸いです!

――ぜひファンの皆様、ご期待ください!最後に、オーチャードホールにご来場されるお客様に、渋谷の中島さんおすすめのスポットがあれば教えてください。

中島: 私は、なかなか渋谷を訪れる機会がないのですが、美術館が好きなので、オーチャードホールのあるBunkamuraのザ・ミュージアムには、興味のある展示を見つけると訪れます。何年も前になりますが、ダ・ヴィンチやルーベンスの名画に感銘を受けたことを覚えています。是非、皆様も、オーチャードホールでの音楽会と合わせて、美術館もお楽しみ頂ければと思います。

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2022年4月公演 G.プッチーニ『エドガール』<セミ・ステージ形式上演> - 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ

2022年4月23日(土)17:00*、24日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:アンドレア・バッティストーニ/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
*…ティグラーナ 中島郁子 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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4月公演 プッチーニ『エドガール』~ここを聴く!
第1回「エドガール&フィデーリア」

4月にお届けする、東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ プッチーニ『エドガール』。
プッチーニ作品でも『蝶々夫人』『トスカ』『ラ・ボエーム』等は多くの皆さんがお聴きになったり、ご覧になっているかと思いますが、『エドガール』を観劇されたことがある方は、それほどいらっしゃらないのではないでしょうか。(演奏資料を見るに、今回が日本では2回目の上演のようです)
『エドガール』はプッチーニ2作目のオペラ。その知られざる名曲の中から、聴きどころを皆様にお届けします。
初回の今回は、まずタイトルロールのエドガールと、彼に思いを寄せるフィデーリアから。

まず、エドガールの聴きどころは、第2幕冒頭のアリア「快楽の宴よ」をご紹介。
故郷を追われるように去ったエドガールは、ティグラーナとの愛欲の日々を後悔しながらも、彼女の魅力を拒めずにいることを嘆きます。思い出されるのは、彼を一途に思ってくれた天使のようなフィデーリアの面影。前半の激しい感情の吐露と、後半のフィデーリアへの思い出と望郷の念の対比が鮮やかなアリアです。
また、エドガールの最大の聴かせどころは、第3幕の終結部「エドガールは生きている!」。全編のラストにどんでん返しが起こるこの場面は、是非劇場で聴いてみてください。
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エドガール 福井 敬(4/23)
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エドガール 樋口達哉(4/24)

フィデーリアは聴きどころを2つ。
第1幕冒頭の小アリア「昼の花よ」は、フィデーリアの登場の場面で、4月の花咲く丘を軽やかに下りながら、エドガールを見つけます。彼女はエドガールにアーモンドの花がついた枝を渡します。明るい平和な曲想で彼女の人柄を表す1曲です。アーモンドの花の花言葉は「希望」ですね。
もう1つは第3幕のアリア「あらゆる苦しみよりも」を挙げます。戦死したとされるエドガールを庇い、彼の罪は祖国のために戦ったことで償われたはずと訴えます。彼と共に故郷に戻って天国での平安を願うと歌う、まさに彼女の名前の語源《Fidele 貞節な》を示す感動的なシーン。
オペラを通じて、このフィデーリアのキャラクターに、恋人を思い待ち続ける蝶々夫人や、『トゥーランドット』のリューのような性格の萌芽を感じて頂けるかと思います。
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フィデーリア 髙橋絵理(4/23)
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フィデーリア 大山亜紀子(4/24)

次回は、プッチーニがほとんど書くことが無かったメゾソプラノの主要役、ティグラーナにスポットを当てます。
隠れた主役の聴きどころとは?

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▼『エドガール』公演情報ページはこちら
2022年4月公演 G.プッチーニ『エドガール』<セミ・ステージ形式上演> - 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ

2022年4月23日(土)17:00、24日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:アンドレア・バッティストーニ/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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二期会初演!2022年4月プッチーニ『エドガール』~フランク役杉浦隆大インタビュー「旋律の美しいフランクのアリアを印象に残るように歌いたい」

4月公演、東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ第4弾プッチーニ『エドガール』。キャスト紹介6人目はフランク役のバリトン杉浦隆大の登場です。
バリトンの役に似つかわしい貫禄と朗らかな人柄からか、仲間から「ビッグ」の愛称で親しまれています。二期会オペラ研修所は最優秀で修了(川崎靜子賞受賞)。『ダナエの愛』で二期会オペラ・デビュー後も自分の歌に磨きをかけるため、ドイツ・ハンブルクに留学。帰国後もさらに活躍を続け、昨年は『魔笛』『こうもり』に出演しました。
今年は、『エドガール』フランクに続いて、7月『パルジファル』聖杯の騎士、9月『蝶々夫人』ヤマドリと、なんと3公演連続での出演が決まっています!まずは2022年の初登板に向けて話を聞きました。

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杉浦隆大

――フランクとはどのような人物でしょうか?

杉浦: 町の人々に悪女とまで呼ばれるティグラーナのことを愛し、彼女のために決闘するも恋は実らず、軍人となって彼女への想いを断ち切った男(もしかしたらまだ断ち切れていないかもしれませんが…)、それがフランクです。

――ティグラーナとは、小さいときから一緒に暮らしていたんですよね。

杉浦: フランクにはフィデーリアという妹がいますが、ティグラーナは、生まれながらに捨てられてしまったところをフランクの父グアルティエーロに拾われ、フランクやフィデーリアとともに育てられました。フランクの家族は基本的に信心深い人々ですが、ティグラーナは成長するにつれ不道徳な道に走り、今では町の人々に悪女と蔑まされ煙たがられるような娘に育ってしまいました。フランクは彼女が不道徳な道に走っていることを許せませんが、一方で彼女のことを愛しています。彼女には一向に相手にされていませんが。
町の人々に追い立てられたティグラーナはエドガールとともに町を去ろうとしますが、フランクは彼女をエドガールに奪われたくなく、決闘をします。結局彼らには逃げられ、フランクは裏切られた想いからか、彼らの去り際、ティグラーナに呪いの言葉をかけます。それほどまでに彼女のことを愛していたといえるでしょう。

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2021年9月 東京二期会オペラ劇場『魔笛』より 僧侶I役(パミーナの後ろに立つ金色衣裳の人物)

――愛したいがゆえにその悪が許せない、愛の言葉が届かないがゆえに呪いの言葉をかける、というのは…

杉浦: ティグラーナがいない日々を送る中で、フランクは軍に入隊し、隊長となります。きっと彼女のことを忘れるため必死にがんばって、気づいたら隊長にまで昇りつめていたという感じでしょう。
第2幕で偶然エドガールとティグラーナに再会するフランクですが、エドガールの入隊願いを快く受けるほどフランクは彼と意気投合し、逆にティグラーナには見向きもせず、むしろ軽蔑します。第3幕ではティグラーナの本心を知りたがり、エドガールとともにその本心を探ろうとします。その方法はまるで詐欺をはたらいて罠にはめるかのようなやり口で、いくらティグラーナへの想いを断ち切ったからとは言え、少々彼女への軽蔑が過ぎるように思います。愛すること、失恋して想いを断ち切ること、フランクには何事にも猪突猛進な面があるかもしれません。

――温和な杉浦さんからはなかなか想像できない役ですが、フランクのやりがいはどのあたりに?

杉浦: フランクの聴きどころは、第1幕で歌われるアリア「Questo amor, vergogna mia」が1番だと思います。またアリアに向かうまでの、ティグラーナとのやり取りも、彼の心情がよく表れている箇所だと思います。旋律が美しいこのアリアですが、このオペラの音楽は随所にスケールの大きな音楽が見られ、それにかき消されないよう、印象に残るように歌いたいと思います。

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2021年11月 東京二期会オペラ劇場『こうもり』より フランク役(写真中央:こちらのフランクは刑務所長)

――プッチーニには珍しいバリトンのアリアですね。

杉浦: プッチーニのオペラ2作目ですが、音楽にはすでに他の作品に見られるような旋律の美しさが際立っているように思えます。プッチーニの他のオペラと違う点では、私がバリトンだからだと思いますが、本当に数少ないバリトンのアリアがあることです。先の「Questo amor, vergogna mia」は比較的短いですが、しっかりとアリアと呼べるものがバリトンの役に割り振られているのです。いつもプッチーニの美しい旋律をアリアとして歌われているソプラノやテノールをうらやましく思っていますが、このアリアだけはバリトンのものであり、ちょっと短いですが、存分に堪能することができます。

――杉浦さんの歌うアリア楽しみにしていただきましょう。最後に、ファンの皆様に向けてメッセージをお願いいたします。

杉浦: プッチーニの初期作品『エドガール』、上演されることは本当に少なく、貴重な機会に出演することができて本当にうれしく思っております。皆さまにお楽しみいただけますよう、しっかりと歌わせていただきます。どうぞ足をお運びいただけたらと思います。

*     *     *


▼『エドガール』公演情報ページはこちら
2022年4月公演 G.プッチーニ『エドガール』<セミ・ステージ形式上演> - 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ

2022年4月23日(土)17:00、24日(日)14:00* Bunkamuraオーチャードホール
指揮:アンドレア・バッティストーニ/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
*…フランク 杉浦隆大 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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テノール高田正人がナビゲート!
東京二期会『エドガール』~イタリアンレストラン「タントタント」×Bunkamura スペシャルイベント決定!

Bunkamuraとの共同主催で開催の〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉『エドガール』。
オーチャードホールでのオペラ鑑賞の一日を、有意義に、そして豊かにお過ごしいただこうと、東急百貨店内のイタリアンレストラン「タントタント」とBunkamura共同企画による素敵なご鑑賞イベントができました! 開催日は2022年4月24日(日)。

東京二期会のオペラ・レクチャー&コンサート「オペラ Why not?」で講師を務め、知的かつわかりやすいレクチャーと共演者の人柄を引き出す軽妙なトーク、そして歌唱までこなして大人気のマルチ・テノール高田正人が登場!『エドガール』の魅力を独自の視点でお伝えします。

201911_takada_masato.jpg 高田正人

レクチャーとオペラ鑑賞の前には、東急百貨店渋谷本店8階のイタリアンレストラン「タントタント」でランチを。当日限定のオリジナルコラボメニューをご堪能いただきます!
プッチーニのオペラは好きだけど『エドガール』はまだ観たことがない、という方も多くいらっしゃると思います。高田のレクチャーをお聞きいただければ、その後のオペラ鑑賞が何倍もお楽しみいただけることでしょう。
イタリア料理と歌唱実演付きレクチャーに、『エドガール』鑑賞まで、イタリアの文化に浸っていただける一日をご提供いたします!

■■■ イベント情報 ■■■
東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『エドガール』スペシャルプレ・イベント
【鑑賞とお食事+オペラの見どころ解説トークサロン+S席鑑賞チケット】
■開催日:2022年4月24日(日)
■<ランチ、レクチャーと演奏>
 会場:東急百貨店 渋谷本店 8階「タントタント」
 開始時間:11:30~
 ▼ランチ&レクチャー会場のご案内
 ・タント タント |渋谷・本店 - 東急百貨店公式ホームページ
■<公演>
 会場:Bunkamura オーチャードホール
 開演:14:00
■募集定員:50名様(先着順)
■料金:お一人様 25,000円
   (税込・ランチ、レクチャーと演奏、『エドガール』同日公演S席チケット付)
■イベントお申し込み方法
 以下必要事項をご記入の上、下記メールアドレスにメール送信してください。
 必要事項:
  (1)メール標題・タイトルに【エドガールイベント申込】
  (2)メール本文に【お名前/人数/お電話番号】
 送信先メールアドレス:t-akakubo@bunkamura.co.jp
  株式会社東急文化村 マーケティング部 販売促進室
■受付締切:2022年3月31日(水)
 ※ただし、定員に達し次第受付終了とさせていただきます。

その他、ご不明な点、ご質問等がございましたらお気軽にお問合せください。

*     *     *


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2022年4月公演 G.プッチーニ『エドガール』<セミ・ステージ形式上演> - 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ

2022年4月23日(土)17:00、24日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:アンドレア・バッティストーニ/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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二期会初演!2022年4月プッチーニ『エドガール』~フィデーリア役髙橋絵理インタビュー「プッチーニが愛した繊細で一途な女性像 ―ミミ、蝶々さん、リューのような― がフィデーリアにはあります」

4月公演、東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ第4弾プッチーニ『エドガール』。キャスト紹介5人目はフィデーリア役で出演するソプラノ髙橋絵理。昨年7月『ファルスタッフ』アリーチェに続いて、大山亜紀子とのダブルでの登場です。
東京二期会では『パリアッチ(道化師)』ネッダでデビュー。その後も、『ホフマン物語』アントニア、『エロディアード』サロメを演じ、持前の清々しく健やかな抒情性をたたえた歌声で、演じる人物のピュアな心情を表現し、高い評価を受けてきました。先日、急遽の開催となった『フィガロの結婚』でも、伯爵夫人を見事務め上げ、賞賛を受けています。 そして、今回のフィデーリア。プッチーニのヒロインに向かう意気込みを聞きました。

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2012年7月 東京二期会オペラ劇場『パリアッチ(道化師)』より ネッダ役

――髙橋さん、おはようございます。

髙橋: おはようございます。

――急遽公演となった『フィガロの結婚』。今回の伯爵夫人では、どのような新しい「発見」がありましたでしょうか。

髙橋: 伯爵夫人はオペラデビューの役であり、そして新国立劇場オペラ研修所の際にも歌わせていただき、節目節目に歌ってきた大事なレパートリーです。今回の宮本亞門さんの演出では、悲しみの中にいる伯爵夫人でも、いつも希望を失わない前向きなキャラクターを目指しました。だからだと思いますが、稽古を重ねるうちに伯爵夫人の生き抜く力、そして逞しさをこんなに深く感じたことがありませんでした。同じ役でもその時々で感じ方が違うのは、演じていて面白い点ですね。

――ファンの方にはぜひ引き続き4月公演『エドガール』にもお越しいただきたいと思います。それでは、フィデーリアは、どのような役、人物でしょうか?

髙橋: フィデーリアの名前の由来は、忠実、敬虔(Fedele a Dio)です。『カルメン』のミカエラに通じるような役どころと思っています。幼馴染みであるエドガールに一途で、エドガールとティグラーナが駆け落ちした後も彼を思い続けます。亡骸となって村へ帰ってきたエドガール(実際は生きていますが)に対して村人が非難しても、彼を庇い、優しく村人を説得する芯の強さもあります。

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2013年8月 東京二期会オペラ劇場『ホフマン物語』より アントニア役

――共同制作『カルメン』でミカエラを演じた経験も、フィデーリアに活かされるのではないでしょうか。それでは、フィデーリアの見どころ、聴きどころのシーンを教えてください。

髙橋: フィデーリアの最も有名なアリア「さようなら、私の甘い愛」です。亡くなってしまった愛するエドガールへの想いを歌うアリアですが、後半に向かうにつれ「天国で待っていてね」と何度も言うフィデーリアの高揚していく音楽に、深い愛情を感じさせられます。

――今回が二期会初演となる『エドガール』。二期会以外でもあまり上演される機会はありませんでしたが、他のプッチーニ作品と比べて、どのような印象がありますか。

髙橋: この作品はプッチーニの2作目のオペラですが、プッチーニ特有の抒情的な音楽はすでに健在で、初めて全幕を聴くお客様にも存分にお楽しみいただけると思います。プッチーニが愛した繊細で一途な女性像のミミ、蝶々さん、リューのようなキャラクターの要素がフィデーリアにはあり、素敵なメロディーが満載です。 また、フィデーリアにはアンサンブルの音楽がほとんどなく3曲のアリアとコンチェルタートのスタイルで描かれています。プッチーニ最後の作品である『トゥーランドット』のリューへ与えられたスタイルとほぼ同じで、大変興味深いです。

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2019年4月 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『エロディアード』より サロメ役

――まさに、プッチーニの人生を貫くヒロイン像がフィデーリアでも描かれようとしているのですね。ところで、渋谷で、髙橋さんおすすめのスポットがあれば教えてください。

髙橋: イタリアンのタロス(Tharros)がおすすめです。前々回Bunkamuraオーチャードホールでの『エロディアード』サロメ役で出演した際に、本番後に家族を連れて行ったことがきっかけで時々伺っています。美味しいですよ!

――最後に、お客様へ向けてメッセージをお願いいたします。

髙橋: 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズは、毎回なかなか上演されない作品に焦点を当てた大変貴重なシリーズです。ぜひプッチーニの素晴らしい作品を、会場にてお楽しみ頂けたら嬉しいです。オーチャードホールでお待ちしております。

*     *     *


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2022年4月公演 G.プッチーニ『エドガール』<セミ・ステージ形式上演> - 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ

2022年4月23日(土)17:00*、24日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:アンドレア・バッティストーニ/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
*…フィデーリア 髙橋絵理 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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【学生券は1,000円で楽しめる】ハイレベルな本格的オペラ・アリアの競演!~3/3「明日を担う音楽家による特別演奏会」

3月3日(木)19:00、東京オペラシティ コンサートホールにて開催される「明日を担う音楽家による特別演奏会」。文化庁の「新進芸術家海外研修制度」により欧州を中心に在外でオペラ研修に励んだ歌手たち9名が出演し、一曲入魂でアリアを歌います。まさにハイレベルな本格的オペラ・アリアの競演です!

一般料金でもS席が3,000円とかなりお得ですが、学生券はなんと1,000円!
今もっともフレッシュで、その世代のトップレベルの歌手が集う貴重な機会です。明日のオペラ歌手を目指す方々にもぜひお越しいただきたいスペシャルコンサートなのです!

▼クラシック音楽専門WEBサイトでも注目いただいています
明日を担う音楽家による特別演奏会~日本のオペラ界を担う新星たちが入魂の一曲を贈る - ぶらあぼONLINE
次代のオペラスターを探せ! 海外研修の成果を発表する歌手たちの競演 - Webマガジン「ONTOMO」

多くのオペラ・ファンの期待を背負って舞台に立つ9名の歌声にどうぞご期待ください。

220303special_thumb.jpg PDFちらし■■■ 公演情報 ■■■
次代の文化を創造する新進芸術家育成事業
新進芸術家海外研修制度の成果
「明日を担う音楽家による特別演奏会」

日時:2022年3月3日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:東京オペラシティ コンサートホール 【アクセス
  ・都営新宿線直通、京王新線「初台駅」東口より 徒歩5分
料金:全席指定 (税込)
  S席3,000円、A席2,000円、B席1,000円、学生券1,000円
  ※二期会オペラ愛好会会員割引あり
  ※学生席は28歳未満の学生の方に限ります
  (愛好会割引・学生席は二期会チケットセンターのみ取扱)
出演:
鈴木玲奈(ソプラノ)
竹下裕美(ソプラノ)
宮地江奈(ソプラノ)
金澤桃子(メゾソプラノ)
鈴木 望(メゾソプラノ)
藤田彩歌(メゾソプラノ)
山本耕平(テノール)
深瀬 廉(バリトン)
村松恒矢(バリトン)

指揮:角田鋼亮
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

主催:文化庁、公益財団法人東京二期会
制作:公益財団法人東京二期会

▼公演情報ページはこちら
明日を担う音楽家による特別演奏会|主催コンサート - 東京二期会

▼お問合せ・チケットご予約
二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

▼チケットお取扱
チケットスペース TEL 03-3234-9999(月~土 10:00~12:00、13:00~18:00)
チケットぴあ [Pコード207-913]
イープラス
ローソンチケット [Lコード34367]
・東京オペラシティチケットセンター TEL 03-5353-9999(10:00~18:00 月曜定休)

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二期会初演!2022年4月プッチーニ『エドガール』~フィデーリア役大山亜紀子にインタビュー「最後まで想いを貫く純粋な人」

4月公演、東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ第4弾プッチーニ『エドガール』。キャスト紹介4人目はフィデーリア役で出演するソプラノ大山亜紀子です。
ヴェルディ、プッチーニのヒロインを歌いつづける二期会のディーヴァのひとり。『蝶々夫人』題名役でデビュー後、『仮面舞踏会』アメーリア、『オテロ』デズデモナで好演。新国立劇場鑑賞教室では『トスカ』題名役を演じ、昨年も『ファルスタッフ』アリーチェで華々しいアンサンブルの中心として大役を果たしました。
そして、今回のフィデーリア。神様の愛に忠実、誠実な人という意味の名前のとおりの役柄で、いかにもプッチーニのヒロインらしい感じがします。その場の状況や、情動、感情で行動に走ってしまう人物ばかりのこのオペラの中で、フィデーリアだけは、一貫して恋人エドガールのことを想い、信じています。トスカ、蝶々さん、リューへと続く、プッチーニのほとんどライフワークのような女性を、大山はどのような思いをもって臨むのか、話を聞きました。

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2009年11月 東京二期会オペラ劇場『蝶々夫人』より 蝶々夫人役

――フィデーリアは、どのような役、人物でしょうか?

大山: 今回演じますフィデーリアは、どのような状況になっても、愛するエドガールのことを最後まで想い貫く純粋な人だと思います。普通ならとても愛していたとしても、裏切られ、自分の元を去った時点で終わりですよね。

――フィデーリアの見どころ、聴きどころのシーンを教えてください。

大山: 一番好きな場面は、第三幕のエドガールに別れの言うシーンです。彼の棺(実際は違いますが)に対し「愛する人、私もそのうちそちらに行きます。待っていてくださいね」と吐露するシーンは、メロディーも素敵で、最初はフィデーリアだけで歌っていきますが、最後には合唱も彼を讃えて歌い気持ちを盛り上げるところは聴きごたえがあると思います。

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2010年2月 東京二期会オペラ劇場『オテロ』より デズデモナ役

――まさかそのとき、自分ひとりが命を落とすとは、思っていなかったかもしれませんね・・・ところで、Bunkamuraのある渋谷で、アフター、ビフォアー・オペラを楽しむおすすめスポットは?

大山: なかなか渋谷に降り立たずよくわかりません(笑)
もしよろしければ、皆様教えてください。「ここのお店のこれがおいしいからおすすめですよ!」とか「ここは面白いからぜひ行ってみてください!」など、お待ちしております(笑)

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2021年7月 東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』より アリーチェ役

――では、皆様、大山にぜひお便りお待ちしています!最後に、お客様へ向けてメッセージをお願いいたします。

大山: なかなか上演されない作品です。私も今回初めて知りました。是非会場に足をお運びいただき、プッチーニの音楽を楽しんでいただけたらと思います。会場にてお待ちしております。

*     *     *


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2022年4月公演 G.プッチーニ『エドガール』<セミ・ステージ形式上演> - 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ
2022年4月23日(土)17:00、24日(日)14:00* Bunkamuraオーチャードホール
指揮:アンドレア・バッティストーニ/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
*…フィデーリア 大山亜紀子 出演日

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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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2月9日(水)開幕!『フィガロの結婚』公演当日のごあんない

いよいよ明日2月9日(水)から13日(日)まで、〈二期会創立70周年記念〉東京二期会オペラ劇場 W.A.モーツァルト作曲オペラ『フィガロの結婚』を東京文化会館 大ホールにて上演いたします。(10日(木)を除く4回公演)

今回の『フィガロの結婚』は、宮本亞門の二期会オペラ演出デビュー作品として2002年に初演、連日満席となった伝説のプロダクションです。
指揮は、去る11月公演『こうもり』に続き、若手実力派の川瀬賢太郎が務めます。
管弦楽は、こちらも本年が創立50周年の記念イヤーとなる新日本フィルハーモニー交響楽団です。
キャスト陣では、前回2016年の公演でも主演した、与那城 敬、大村博美、萩原 潤らが再登場を果たし、スザンナ役には二人の新星 宮地江奈と種谷典子を抜擢。その他にも大沼 徹、小林由佳など東京二期会を代表する歌手に加え、若き実力派歌手たちが本作を歌い演じます。どうぞご期待ください!

▼指揮 川瀬賢太郎からのメッセージ


▼演出 宮本亞門からのメッセージ


尚、このたびの公演は新型コロナウイルス感染防止対策を行って開催させていただきます。 ご来場のお客様にはこちらのご案内をあらかじめお読みの上、ご理解、ご協力くださいますようお願いいたします。
主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い

それでは、期間中の公演当日のご案内を致します。 【2/8(火)19:30掲載】
2022都民芸術フェスティバル 参加公演
二期会創立70周年記念公演《東京二期会オペラ劇場》 2022年2月公演
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲 『フィガロの結婚』 オペラ全4幕
<日本語字幕付き原語(イタリア語)上演>
指揮:川瀬賢太郎/演出:宮本亞門/管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
当日券と公演タイムテーブルのご案内
 
2月9日
(水)
2月11日
(金・祝)
2月12日
(土)
2月13日
(日)
当日券
S A B C D 学
S A B C D 学
S A B C D 学
S A B C D 学
当日券販売
/窓口受付
17:00~
12:30~
12:30~
11:30~
開場
17:30
13:00
13:00
12:00
開演
18:30
14:00
14:00
13:00
第1・2幕
105分
休憩 25分
20:15~20:40
15:45~16:10
15:45~16:10
14:45~15:10
第3・4幕
80分
終演予定
22:00
17:30
17:30
16:30
東京文化会館
=アクセス=
<JR>
[山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線]
[東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口改札から徒歩1分
<地下鉄>
[銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分
<京成電鉄>
[京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩7分

お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ
◆上記、当日券は2/8(火)18:00現在での発売予定です。当日の販売状況により、完売となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆新型コロナウイルス感染対策の開催ガイドラインに従って開催いたします。ホール客席は歌唱を伴うステージとお客様との十分な距離を確保するため、1階席の1~2列目は販売致しません。それにより最前列が3列目となりますが、以降の座席は前後左右の間隔を空けない通常配席での販売となります。
◆本公演では「当日学生席」を発売致します。公演当日開演90分前より開場受付にて2,500円で発売致します。ご希望の方はご本人の学生証を必ずお持ちください。
◆公演タイムテーブルは総稽古の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

▼『フィガロの結婚』公演情報ページはこちら
2022年2月公演 W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』 - 東京二期会オペラ劇場


●公演に関するお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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二期会初演!2022年4月プッチーニ『エドガール』~ティグラーナ役成田伊美にインタビュー「ヴェルディやワーグナーの影響を感じます」

4月公演、東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ第4弾プッチーニ『エドガール』。キャスト紹介3人目はティグラーナ役で出演するメゾソプラノ成田伊美です。
最近のインタビューで「一番興味のある役は、やっぱり、カルメン」と答えていた成田。『エドガール』のティグラーナは、たしかにカルメンにも似て「妖しい美女」として描かれます。プッチーニのオペラらしく、愛を一途に信じるヒロインのフィデーリアはソプラノで、その恋人である主人公エドガールはテノール。その二人の愛を引き裂くように登場し、挙句の果てはフィデーリアを刺し絶命させてしまうのが、このティグラーナです。
昨年11月には一つの目標であった『こうもり』オルロフスキーを好演した成田。続いての大役に向けて、意気込みを聞きました。

202202_narita_yoshimi_00.jpg 成田伊美

――ティグラーナは、どのような役、人物でしょうか?

成田: ティグラーナは、育ちは良くないものの、周りの人が釘付けになる程魅力的で、魔性の女のようです。メゾソプラノが演じる、『カルメン』カルメンや『カヴァレリア・ルスティカーナ』のローラ、『リゴレット』マッダレーナなどと似ている役かなと思います。ティグラーナの歌は、先ほど例に挙げたカルメンなどより、音域が高くイタリアオペラらしさ全開といった感じです。私とティグラーナの性格が似ているかと聞かれたら、間違いなく「似ていない」と答えると思います(笑)

――成田さんの名誉にかけて「似ていない」と思います! それでは、ティグラーナの見どころ、聴きどころのシーンを教えてください。

成田: ティグラーナの聴きどころは、2幕のエドガールとの二重唱です!本当に美しいメロディーなんです!! 幕切れには男声合唱が加わり、壮大なオーケストラが響き渡ります。
1幕のティグラーナのアリアも南イタリアを感じさせるメロディーで、合唱との掛け合いもあり、かっこいいです。また、このオペラは合唱から始まるのですが、プッチーニらしさがよく出ていて、大々的な序曲を置かず、すっとオペラに引き込まれていくのも良いなと思っております。

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2015年2月 東京二期会オペラ劇場『リゴレット』より チェプラーノ伯爵夫人役(写真中央)

――『エドガール』は、他のプッチーニ作品と比べて、どのような印象を持たれましたか。共通するところや、異色なところなど、特に感じられるところがあれば、教えてください。

成田: この『エドガール』は随所にヴェルディを感じます。「All'armi!(武器を!)」や「Maledizion(呪い)」というヴェルディがオペラの大切なシーンで使っている言葉を、プッチーニもこの『エドガール』では大切なシーンで使っています。他方、それぞれのキャラクターにテーマ旋律を振り分けていて、この辺りはワーグナーの影響を感じます。余談ですが、私は1800年代から1900年代の音楽が特に好きなんです。プッチーニはまさしくこの時代で、この『エドガール』は新しい時代への幕開けをプッチーニ自身も感じながら作曲したのではないかと感じます。

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2021年11月 東京二期会オペラ劇場『こうもり』より オルロフスキー役(写真左)

――ヴェルディやワーグナーからのバトンもしっかりと受け取った作品でもあるのですね。お客様にもぜひ実演で感じていただきたいですね。では、成田さんおすすめの渋谷のスポットがあれば教えてください。

成田: 渋谷はあまり詳しくないのですが…オーチャードホールがあるBunkamuraの中には素敵なカフェがたくさんあるので、ぜひ『エドガール』の前後に素敵なティータイムをお過ごしください。

――Bunkamuraにはオペラ鑑賞の前後も楽しめるスポットが集まっていますし、落ち着いた時間が流れる空間が素敵ですよね。最後に、お客様へ向けてメッセージをお願いいたします。

成田: この役の出演が決まったとき、イタリアオペラにしっかり挑めるチャンスをやっと掴むことができた!とガッツポーズをしたことを覚えています。今の年齢になり、やっと声が成長してきたので歌うことができる役だと思います。私の集大成として挑みますので、ぜひ会場で応援していただけたら嬉しいです。マエストロ・バッティストーニさん、東京フィルハーモニー交響楽団が作り上げる美しい音楽と、二期会の私たちの歌唱をお楽しみください。お待ちしております!!

*     *     *


▼『エドガール』公演情報ページはこちら
2022年4月公演 G.プッチーニ『エドガール』<セミ・ステージ形式上演> - 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ
2022年4月23日(土)17:00、24日(日)14:00* Bunkamuraオーチャードホール
指揮:アンドレア・バッティストーニ/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
*…ティグラーナ 成田伊美 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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二期会初演!2022年4月プッチーニ『エドガール』~グァルティエーロ役清水宏樹にインタビュー「息子フランクとエドガールの争いの場面に」

4月公演、東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ第4弾プッチーニ『エドガール』。キャスト紹介2人目に登場するのはバス清水宏樹です。これまで東京二期会では『トスカ』、『椿姫』のイタリアオペラのほか、『ローエングリン』『魔弾の射手』といったドイツオペラでも出演を果たしてきました。特に2018年ペーター・コンヴィチュニー演出『魔弾の射手』では、カスパール役を好演しています。
今回の役は、グァルティエーロ。主人公エドガールの恋人フィデーリアと、フィデーリアの兄フランク、その兄妹の父です。グァルティエーロは、さらに、ムーア人の両親に捨てられた娘ティグラーナを養い、フィデーリアの姉妹のように育てました。
妖艶な美を放つティグラーナに、あろうことか想いを寄せる兄フランク。しかし、ティグラーナは、フィデーリアの恋人エドガールを誘惑、ついに篭絡に成功してしまいます。そして、事件は、ある日の教会の祈りの時間に起きてしまいます・・・オペラ『エドガール』の悲劇は、つまり、グァルティエーロ家の中で醸造されてきた、といえるのです。

202202shimizu_hiroki_00.jpg 清水宏樹

――グァルティエーロは、どのような役、人物でしょうか?

清水: バスの役は、比較的高齢で、聖職者や王様、誰かの後見人などが多いですが、グァルティエーロはフランクの父親という役どころです。

――グァルティエーロの登場シーンを教えてください。

清水: 第1幕、教会で息子フランクとエドガールの争いの場面に割って入るところが唯一の出演シーンとなります。歌唱箇所は少ないですが、合唱を含めた出演者(村人たち)が多い、とても迫力のある場面です。

202202shimizu_hiroki_01.jpg
2018年7月 東京二期会オペラ劇場『魔弾の射手』より カスパール役

――二期会が『エドガール』を取り上げるのはこれが初めてとなります。他のプッチーニ作品と比べて、どのような印象を持たれましたか。

清水: プッチーニの中ではマイナーな作品ですが、旋律の美しさやスケール感は他の作品に引けをとりません。上演されることが少ないので、この機会に是非足をお運びださい。

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2020年2月 東京二期会オペラ劇場『椿姫』より グランヴィル役(写真後方)

――渋谷で清水さんおすすめのスポットがあれば教えてください。

清水: オーチャードホールのすぐ近くにある「VIRON」というパン屋さんです。フランスパンのサンドイッチが特にオススメで、味とボリュームに大満足です。パンの食感が硬いのが特に好きなところです。少し値が張りますが、価値があると思います。

――清水勇磨さんに続いての連続票!ぜひ行ってみたくなりますね。最後に、ファンの皆様に向けてメッセージをお願いいたします。

清水: 舞台の成功に向けて、日々練習に取り組んでおります。ホールでお会いすることを楽しみにしております。

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2022年4月公演 G.プッチーニ『エドガール』<セミ・ステージ形式上演> - 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ
2022年4月23日(土)17:00、24日(日)14:00* Bunkamuraオーチャードホール
指揮:アンドレア・バッティストーニ/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
*…グァルティエーロ 清水宏樹 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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東京二期会オペラ劇場 2月公演モーツァルト『フィガロの結婚』~タイトルロール近藤 圭 インタビュー!「世界で一番泣けるレチタティーヴォだと思っています!」

2月に急遽開催が決まった『フィガロの結婚』にタイトルロールで出演するバリトン近藤 圭。実直な楷書体の姿勢から抒情あふれる歌を聴かせる俊英は、モーツァルト歌手としても高い評価を受けています。宮本亞門演出のオペラは、昨年9月『魔笛』に続いての出演です。同じくバリトン萩原 潤とは9月『魔笛』パパゲーノからの連続ダブルとなりました。稽古の様子や開幕にかける思いを聞きました。

202201_kondou_kei_00.jpg 近藤 圭

――連日怒涛の稽古が続いていますが、稽古場の様子はいかがでしょうか?

近藤: 普段、暗譜を完璧にしてから初稽古に臨むように心がけているのですが、今回お話をいただいてから期間が短かったため、暗譜と立ち稽古を同時進行しているところもあり、なかなかスリリングです(笑)。でも、稽古場はみんな和気あいあい楽しくやっていますよ。喜劇ですし、何よりモーツァルトのキラキラした音楽に囲まれてハッピーな気持ちで毎日稽古しています。

――昨年の『魔笛』パパゲーノに続いて、萩原 潤さんとのダブルキャストです。萩原さんは稽古場ではどのような方なのでしょうか。

近藤: 萩原さんは、本当に優しい方で、常に色々な人に気遣いをしてくださり、僕にもたくさんのことを教えてくださいます。
それでいて、ご本人は子どものような無邪気さや、純真な心をお持ちで、稽古場でも冗談や楽しい話をして、みんなを和ませてくださいます。そのお人柄が、フィガロのキャラクターにも現れていて、僕も観ていると、暖かく幸せな気持ちになります。
それから、ジァイアンツへの熱い想いは、いつも変わりません(笑)。

202201_kondou_kei_01.jpg
2021年9月 東京二期会オペラ劇場『魔笛』より パパゲーノ役(右から2番目)

――『フィガロの結婚』で、近藤さんが個人的に一番好きな場面、音楽を教えてください。

近藤: もう、どれも好きすぎて選べませんが、音楽であえていうなら「序曲」でしょうか。聴いていて、気分がウキウキ高揚して、こんなに幕が開くのが楽しみになる「序曲」というのは『フィガロの結婚』が一番ではないかと思っています。川瀬マエストロと新日本フィルハーモニーさんの演奏が今からとても楽しみです。
でも、その「序曲」が終わり、幕が開き、最初に声を発するのはフィガロですから、そのプレッシャーたるや・・・

場面では、マルチェリーナとバルトロが実はフィガロの両親で、自分の親にもなるとわかったスザンナが六重唱の後のレチタティーヴォで、「私のように幸せな人っているのかしら」と言うところです。いつも鳥肌がゾワっと立つくらい感動します。世界で一番泣けるレチタティーヴォだと思っています。

――「世界で一番泣けるレチタティーヴォ」いいですね。最後に、ファンのお客様にメッセージをお願いします。

近藤: 二期会の誇る宮本亞門演出「フィガロの結婚」。僕も客席からは何度も観ているのですが、今回初めて出演いたします。このような世の中ですが、みなさんを少しでもハッピーな気持ちにできますよう、一生懸命歌い、演じさせていただきます。東京文化会館でお待ちいたしております!

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『フィガロの結婚』稽古場にて

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2022年2月公演 W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』 - 東京二期会オペラ劇場

2022年2月9日(水)18:30、11日(金・祝)14:00*、12日(土)14:00、13日(日)13:00* 東京文化会館 大ホール
指揮:川瀬賢太郎/演出:宮本亞門/管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
*…フィガロ 近藤 圭 出演日

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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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二期会初演!2022年4月プッチーニ『エドガール』~フランク役清水勇磨にインタビュー「リブレットを見ると良く練ってあるんですよ。言葉にどれだけこだわったのかが分かります」

Bunkamuraとの共同主催による東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『エドガール』。セミ・ステージながら、実はこれが二期会初演になります!
主人公エドガールの恋人フィデーリアの兄にあたるフランク役を演じるのが、バリトン清水勇磨。二期会ではこれまで『ばらの騎士』ファーニナル、『タンホイザー』ヴォルフラム、『ファルスタッフ』フォードと重厚な役を演じてきました。中止となってしまった2月公演『影のない女』にもバラク役での出演が予定されていました。
今回のフランクは、プッチーニのオペラでは珍しく、アリアのあるバリトンの役で、全曲上演されることは稀ですが、アリアだけはお聴きになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。『エドガール』の物語を掻き乱す女性ティグラーナに、あろうことか恋心を寄せるフランク。その止められない想いを歌っています。清水に詳しく話を聞きました。

202201_shimizu_yuuma_00.jpg 清水勇磨

――フランクはどのような人物でしょうか?

清水: フランクは素直な感性の持ち主ですよね。というのも、エドガールと恋仲になるティグラーナに想いを寄せていますが、そのやり取りというのも、愛しているその想いがストレートに出ているところから見ても素直な男だなという印象ですね。チレーアの『アドリアーナ・ルクヴルール』のミショネ(※)という役と似ている部分がありますね。 男の秘めた想いみたいなものはあまりフォーカスされませんが、日常なんてそんなことが割とあったりすると感じます。そんな日常にある誰もが経験するような想いが舞台にふっと現れると、真実味をもって心を動かされる感覚がありますよね。

(※)…1902年ミラノ初演。コメディ・フランセーズの看板女優アドリアーナとマウリツィオの悲恋。ミショネは劇場の舞台監督で、アドリアーナに叶わぬ想いを寄せています。

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2021年2月 東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』より ヴォルフラム役

――フランクの見どころ、聴きどころのシーンを。

清水: オペラ冒頭のアリアですね。ボローニャ歌劇場の研修所にいた時もコンサートを含め本当によく歌いましたし、色々な歌手に聴いてもらいました。
何回彼女から離れようとしてもやっぱり彼女の元に戻ってきてしまう。それが彼の愛の深さを語っていると感じます。旋律の美しさの中に、彼の想いが…美しい想いだけではなく、人間らしいある種のカッコいいだけの男じゃない、素直に愛する思いに葛藤してます。だから、美しいだけじゃないんですね。人間臭いといいますか…
しかし、そのことが芸術的なところから一つ押し上げて真実を持ち、我々に迫ってくるんだと思います。エドガール、ティグラーナ、フィデーリアといった他の役の方々のどのアリアも抜群なものばかりですから楽しみです。

――歌いこんできた渾身のアリア。お客様にご期待いただきたいですね。二期会が『エドガール』を取り上げるのはこれが初めてですが、どのような作品でしょうか。

清水: 『エドガール』は研究者によって加筆された版が上演されたことがありましたね。僕がいたボローニャ歌劇場のDVDがその昔出て、よく見ていたのを思い出します。そのプロダクションに出ていた歌手と劇場で一緒のプロダクションで出会ったりと、そんなこともありましたね。
『エドガール』は、技巧的にも派手さを強調したりとかそういうものじゃないんですが、リブレットを見ると良く練ってあるんですよ。言葉にどれだけこだわったのかが分かります。その言葉にプッチーニがどんな味付けをしたのか、決して華美では無いけど、素朴なキラッと光る田舎料理のような。
劇場で、リブレットを何回も読まされたり、叱られたりしましたが、やっぱり言葉からしか、音楽は形を成し得ない、そんな思いで向かって演奏したいですね。

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2021年7月 東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』より フォード役

――『エドガール』が上演されないのはその筋書きのせい、とよく聞かれますが、実際はむしろ、練りに練られた珠玉のリブレットなのですね。それでは、お客様へ向けてメッセージを。

清水: 二期会として初めてとなるエドガール。作品として素晴らしいのはいうまでもありませんが、どんな作品か是非会場で感じていただき、新たな作品との大切な出会いとなる方がいらっしゃれば、嬉しく存じます。

――最後にもうひとつ、渋谷で清水さんおすすめのスポットがあれば教えてください。

清水: 劇場近くの「Viron」ですね。鑑賞前に“くっ”とコーヒーとクロワッサンをいただいても良いですし、帰りに楽しむも良いですし、是非!

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2022年4月公演 G.プッチーニ『エドガール』<セミ・ステージ形式上演> - 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ
2022年4月23日(土)17:00*、24日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:アンドレア・バッティストーニ/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
*…フランク 清水勇磨 出演日

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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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プログラムが決定しました!~二期会オペラ研修所 第65期マスタークラス修了試演会(2/23開催)

2月23日(水・祝)にHakuju Hallにて開催の「二期会オペラ研修所 第65期マスタークラス修了試演会」。立ち稽古も順調に進み、いよいよ本番まで残り1か月となりました。
この度、試演会のプログラム(演目・場面)が決定しましたのでご案内いたします。
研修所での学びの集大成である修了試演会は、各研修生が、今後自身のレパートリーにしたいと考えている作品に臨みます。これからオペラの舞台に羽ばたく若きアーティストを、一足早くご覧いただく絶好の機会です。どうぞご期待ください。

220223institute_thumb.jpg PDFちらし■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所
第65期マスタークラス修了試演会

開催日:2022年2月23日(水・祝)
会場:Hakuju Hall 【アクセス
  ・小田急線 代々木八幡駅南口より 徒歩5分
  ・千代田線 代々木公園駅1番出口より 徒歩5分
料金:全席指定 各クラス1,500円 (2クラスセット券 2,500円)
※クラスごとにチケットが必要です
〈予定プログラム〉
◆大野徹也クラス 12:00開演
1. ドニゼッティ作曲『愛の妙薬』第2幕より
   ネモリーノ、ベルコーレ
2. ドニゼッティ作曲『愛の妙薬』第2幕より
   アディーナ、ドゥルカマーラ
3. R.シュトラウス作曲『ナクソス島のアリアドネ』プロローグより
   ツェルビネッタ、作曲家
4. マスネ作曲『ウェルテル』第3幕より
   シャルロッテ、ウェルテル
5. ヴェルディ作曲『イル・トロヴァトーレ』第4幕より
   レオノーラ、ルーナ伯爵
   《休憩》
6. レオンカヴァッロ作曲『道化師』第1幕より
   ネッダ、トニオ、シルヴィオ
7. フンパーディンク作曲『ヘンゼルとグレーテル』第2幕より
   グレーテル、ヘンゼル
8. ベッリーニ作曲『カプレーティ家とモンテッキ家』第2幕より
   ロメオ、テバルド
9. ベッリーニ作曲『清教徒』第1幕より
   エルヴィーラ、ジョルジョ
10. ヴェルディ作曲『ルイザ・ミラー』第3幕より
   ルイザ、ミラー
   《休憩》
11. ドニゼッティ作曲『ドン・パスクワーレ』第1幕より
   ノリーナ、マラテスタ
12. ドニゼッティ作曲『ドン・パスクワーレ』第3幕より
   ノリーナ、ドン・パスクワーレ
13. トマ作曲『ハムレット』第1幕より
   オフェリ(オフィーリア)、アムレ(ハムレット)
14. ヴェルディ作曲『シモン・ボッカネグラ』第1幕より
   アメーリア、シモン

◆佐々木典子クラス 17:00開演
1. メノッティ作曲『電話』(前半)より
   ルーシー、ベン
2. メノッティ作曲『電話』(後半)より
   ルーシー、ベン
3. ドニゼッティ作曲『愛の妙薬』第2幕より
   ベルコーレ、ネモリーノ
4. ドニゼッティ作曲『ドン・パスクワーレ』第1幕より
   ノリーナ、マラテスタ
5. ロッシーニ作曲『オリー伯爵』第2幕より
   オリー伯爵、アデル
6. R.シュトラウス作曲『ばらの騎士』第2幕より
   ゾフィー、オクタヴィアン
   《休憩》
7. ドニゼッティ作曲『ランメルモールのルチア』第2部第1幕より
   ルチア、エンリーコ
8. レオンカヴァッロ作曲『道化師』第1幕より
   シルヴィオ、ネッダ
9. ヴェルディ作曲『椿姫』第3幕より
   ヴィオレッタ、アルフレード
10. ドニゼッティ作曲『ランメルモールのルチア』第2部第1幕より
   ルチア、エンリーコ
11. ヴェルディ作曲『リゴレット』第2幕より
   ジルダ、リゴレット
12. ヴェルディ作曲『アイーダ』第3幕より
   アイーダ、ラダメス
   《休憩》
13. R.シュトラウス作曲 『ばらの騎士』第2幕より
   ゾフィー、オクタヴィアン
14. グノー作曲『ロメオとジュリエット』第4幕より
   ジュリエット、ロメオ
15. ドニゼッティ作曲『ランメルモールのルチア』第2部第1幕より
   ルチア、エンリーコ
16.マスネ作曲『マノン』第3幕より
   マノン、デ・グリュー
17.ヴェルディ作曲『ファルスタッフ』第2幕第1場より
   フォード、ファルスタッフ

※各演目の配役は、当日会場にてご案内いたします。

▼出演者等の公演情報ページはこちらです
二期会オペラ研修所 第65期マスタークラス修了試演会 - 東京二期会

▼お問合せ・チケットご予約
二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

▼チケットお取扱
Hakuju Hallチケットセンター (オンライン予約のみのお取扱い)

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4月『エドガール』&7月『パルジファル』 連続タイトルロール テノール福井 敬からのメッセージ!

長年にわたり日本のクラシック音楽界を先導してきたテノール福井 敬。この年末年始も第九演奏会、ニューイヤーコンサートと様々なステージに登場しましたが、東京二期会の公演でも、4月『エドガール』、7月『パルジファル』にタイトルロールで連続出演を予定しています。

202201_fukui_kei_00.jpg.jpg 福井 敬

4月公演『エドガール』>>>
思えば、福井の東京二期会主演デビューが1992年5月、創立40周年記念公演の『ラ・ボエーム』ロドルフォ役(大野和士指揮、栗山昌良演出)でした。30年の時を経て、プッチーニの初役に挑戦します!
東京二期会コンチェルタンテ・シリーズには、昨年1月『サムソンとデリラ』に続いての連続主演です!

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2021年1月 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『サムソンとデリラ』より サムソン(左/撮影 西村廣起)

「若きオペラ作曲家プッチーニの、血潮が迸るかのような、鋭利な刃で削られたかのような、まだ荒削りでありながら、そこに美しい裸身の彫像を垣間見ることの出来る作品です。
マエストロ・バッティストーニの闊達な棒さばきにより、世界的にも演奏されることが稀有なこのオペラがどう立ち上るのか、プッチーニの『ラ・ボエーム』上演による二期会の創立以来、節目の年にプッチーニ作品を上演してきた二期会の精鋭達の歌を、ぜひお聴き逃しなく!!」


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