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二期会名作オペラ祭『こうもり』キャスト・インタビュー~アイゼンシュタイン又吉秀樹「おしゃれでかっこいい舞台で思いっきり羽目を外せるのですから、楽しみで仕方ありません!」

〈二期会名作オペラ祭〉オペレッタ『こうもり』キャスト・インタビュー。第5回は、アイゼンシュタイン役のテノール又吉秀樹です。
2014年『イドメネオ』タイトルロールで二期会デビュー。その後、二期会では2017年『こうもり』アイゼンシュタイン、2019年『天国と地獄』オルフェとオペレッタが続き、そして今回の『こうもり』再演の後には、来年2月の『影のない女』皇帝を控えています。充実した響きの中音域から力強い高音へ伸びていくその声に貫禄あり。初演に続くアイゼンシュタイン役に向けて話を聞きました。

202110_matayoshi_hideki_00.jpg 又吉秀樹

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――まずは、アイゼンシュタインはどのような人物でしょうか?

又吉: お金持ちの銀行家であるアイゼンシュタインはユーモアもあり、若い頃からファルケと様々な遊びをしてきた仲なのでしょう。歳を重ね社会的な立場もついてきたので普段は抑制されている分、お酒の入った遊びの場ではついつい羽目を外し過ぎてしまう、そんなキャラクターだと思います。しかも今回は収監直前というストレスが溜まっていた上に昔からの仲間のファルケと一緒。脇の甘くなる絶好の機会を狙われた、そんな状況でございます。

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2014年9月『イドメネオ』より イドメネオ役(撮影 三枝近志)

――2017年の公演にも同役で出演していました。アンドレアス・ホモキ演出のアイゼンシュタインは?

又吉: ホモキ演出のアイゼンシュタインは走る、飛ぶ、転げ回る、とにかく運動量がすごい。ですので僕の中では普段のアイゼンシュタインのイメージよりも年齢を若く感じています。また意外と妻のロザリンデの反応を気にしていたり、ファルケに飛びついて抱きしめたりと可愛さや人懐こさも細かく指示されていたと思います。まだまだ体力のあって盛大に遊べる可愛いオジ様、そんなイメージです。

――それでは、又吉さん自身が、東京二期会ホモキ演出『こうもり』の好きなところ、楽しみにしているところを教えてください。

又吉: キャラクターたちはエネルギーに満ちていて会話のテンポ感がよく、舞台の豪華さもあります。一方色調はシックにまとまっていて、洗練された雰囲気のある演出だと思います。そんなおしゃれでかっこいい舞台の中で思いっきり羽目を外せるのですから(アイゼンシュタインとしても又吉としても)楽しみで仕方ありません。
もう一つ、『こうもり』の重要な役にフロッシュがあります。これは歌手ではなくコメディアンや喜劇役者がつとめる役で、前回はイッセー尾形さんがスンバラしく面白いフロッシュを演じました。今回はなんと森公美子さん!! 面白くないわけがありません、お客様はもちろんだと思いますが、出演者も皆ワクワクしております。

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2017年11月『こうもり』より アイゼンシュタイン役(写真手前右/撮影 三枝近志)

――ウィーンで研修の経験もあるかと思います。『こうもり』にまつわるエピソードを。

又吉: ウィーンでは『こうもり』をフォルクスオーパー(大衆オペラ座)やウィーン国立歌劇場の大晦日公演などで何度も観劇いたしました。まずフォルクスオーパーの方は日本でいう吉本新喜劇のようなイメージで、会場はドッカンドッカンウケる、演者は台本なのかアドリブなのかわからないようなやり取りで自由に楽しんでいる、そんな舞台でした。国立劇場の方は大晦日に『こうもり』をやるのが恒例になっていて、舞台も歌手もとにかく豪華。こんなすごい歌手がこんな面白いことをしてくれるんだ、そんな感覚でした。もちろんこちらもドッカンドッカン笑いをとって、さすが本場のオペレッタ!という感じでした。ちなみに当日並んで買う立見席だったのですが、チケットに並んでる時間に全く知らない方がシャンパンとプラスチックのコップを配り始めてみんなで飲んだ楽しい思い出があります。

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2019年11月『天国と地獄』より オルフェ役(写真手前右/撮影 三枝近志)

――最後に、お客様に向けてメッセージを。

又吉: 出演者スタッフ一同、楽しんでいただけるよう心を込めて準備いたします。
シャンパンの泡のように一瞬で消えてしまう、美味しく美しく楽しい『こうもり』の時間を一緒に過ごしていただければ幸いです。
よーし!気合を入れて羽目を外すぞー!!!!

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★10月25日のWorld Opera Dayにあわせ、『こうもり』出演の又吉秀樹、小林啓倫によるスペシャル動画を公開しました!ぜひご覧ください

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▼『こうもり』公演情報ページはこちら
2021年11月公演 J.シュトラウスII世 オペレッタ『こうもり』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年11月25日(木)18:30*、26日(金)14:00、27日(土)14:00*、28日(日)14:00 日生劇場
指揮:川瀬賢太郎/演出:アンドレアス・ホモキ/管弦楽:東京交響楽団
*…アイゼンシュタイン 又吉秀樹 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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出演者メッセージ到着!~Hakuju Hall主催「二期会 ディーヴァ, ディーヴォ」2021年度シーズン第2弾は11/2(火)14時開演!

二期会オペラ研修所マスタークラスを優秀な成績で修了した若き歌手の声を聴くシリーズ、Hakuju Hall「二期会 ディーヴァ,ディーヴォ」。
今シーズンの第2弾(第24回)が、いよいよ11月2日(火)に開催されます。コンサートを直前に控えた、ソプラノ佐藤初音、ソプラノ重田 栞、バス後藤駿也 の三人よりメッセージが届きましたので、ご紹介いたします。

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■佐藤初音 (さとう はつね)ソプラノ
この度は「二期会 ディーヴァ,ディーヴォ」に出演させていただけること、大変光栄に思います。
コロナ禍においても、創意工夫をして音楽の火を絶やさぬよう尽力してくださっている音楽界の皆様、また音楽を愛するお客様に心から敬意を表します。どんな時でも、大変な時だからこそ音楽は心を癒してくれるのだと思います。
わたくしからは共演の皆様をご紹介したいと思います。
後藤駿也さんは、包み込むような柔らかい低音で安心感があります。勉強家でコツコツ積み上げることが出来て、常に自分を高めて、新しい自分を発見している人です。これから沢山重宝されるバスになると思うので大注目してください。
重田栞さんは、とても可愛らしい雰囲気ですが、はっきり自分の意見を言ってくれる頼れるしっかりものです。高音から低音まで安定していて、スーブレットからズデンカのような役まで演じる表現力豊かな演技が魅力的です。コケットな部分も抒情的な柔らかさも持ち合わせています。
私の強みは息の長さと声の艶でしょうか。今はレパートリーを広げて自分の可能性を見つけている段階なので、これから色々な自分に出会えることを楽しみにしています。
今回はそれぞれの魅力が光るオペラアリア・重唱を演奏いたします。若いエネルギーに満ちた歌をお楽しみください!
■重田 栞 (しげた しおり)ソプラノ
この度は、「二期会 ディーヴァ,ディーヴォ」に出演させていただきますこと、大変有り難く思います。
昨年度、研修所マスタークラスでの1年間はコロナ禍真っ只中。Zoomと対面を併用した分散授業で、お互いの演奏を生で聴いたり、見たり、自由にコミュニケーションを取れる時間は本当に希少でした。もっとみんなのことを知りたかったなぁ…一緒に演奏したかったなぁ…と思っておりましたところ、この度、尊敬する2人の仲間と演奏する機会をいただき、嬉しい気持ちでいっぱいです。
さぁ、この3人でどんなプログラムをお届けしようかと話し合いを何度も重ね、今回はそれぞれの『個性』が生きるオペラアリア、重唱をご用意いたしました。私たちにとってはデビューのコンサートでもありますので、3人それぞれの音色を、少しでも多くの方にお楽しみいただけましたら幸いです。
■後藤駿也 (ごとう しゅんや)バス
皆様ご無沙汰しております。はじめましての方は、はじめまして。
バス歌手の後藤駿也と申します。オペラの世界に憧れて群馬県の田舎から東京に出てきて今年で9年目。田舎者の私も今ではすっかりナイスなシティボーイですが、いつも応援してくださる皆様には心から感謝申し上げます。こうしてオペラを歌い続けていられることに大きな喜びを感じる今日この頃です。
さて、今回出演させていただく「二期会 ディーヴァ,ディーヴォ」ですが、昨年研修所で苦楽を共にした頼もしい二人の仲間と私たちのお気に入りのオペラナンバーを演奏させていただきます。
若い声楽家三人が紡ぐ色鮮やかな音楽の世界をどうぞお楽しみください。会場でお目にかかれますこと、とても楽しみにしております。
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三人の新星によるひとときをどうぞご堪能ください!!


ちらし(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会 ディーヴァ, ディーヴォ <第24回>
二期会新星トップ6名による、ときめきのデビューコンサート!

日時:2021年11月2日(火) 14:00開演(13:15開場)※約90分/途中休憩あり
会場:Hakuju Hall(ハクジュホール)【アクセス
    ・小田急線「代々木八幡駅」南口 もしくは
    ・千代田線「代々木公園駅」1番出口より 徒歩5分
料金:全指定席 1,500円(税込) 《発売中》
出演:佐藤初音(ソプラノ)、重田 栞(ソプラノ)、後藤駿也(バス)、平川寿乃(ピアノ)
予定プログラム:
・モーツァルト:『魔笛』より「この聖なる殿堂では」〔後藤〕
・トマ:『ミニョン』より「私はティターニア」〔重田〕
・グノー:『ファウスト』より「なんと美しいこの姿」[宝石の歌] 〔佐藤〕
・R.シュトラウス:『アラベラ』より「もし私にふさわしい人がいるなら」〔佐藤・重田〕
・ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より「マイスターを侮ってはいけない」〔後藤〕
・モーツァルト:『後宮からの逃走』より「わしは出かけるが命じておくぞ」〔重田・後藤〕
・プッチーニ:『蝶々夫人』より「ある晴れた日に」〔佐藤〕
・ベートーヴェン『フィデリオ』より「お金がなくては」〔後藤〕
・J.シュトラウスII世:『こうもり』より「田舎娘を演じるときは」〔重田〕
・ドニゼッティ:『ドン・パスクワーレ』より「お嬢さん、そんなに急いでどこへ?」〔佐藤・後藤〕
※曲目、曲順等が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。

主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会

▼コンサート詳細ページはこちらをご覧ください
第24回 二期会ディーヴァ, ディーヴォ - Hakuju Hall

▼ご予約・お問合せは
Hakuju Hall チケットセンター 03-5478-8700
11:00~17:00(火~金/祝日・休館日を除く)

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二期会名作オペラ祭『こうもり』キャスト・インタビュー~アルフレード澤原行正「何でもやる精神を持って色々と挑戦したい!」

〈二期会名作オペラ祭〉オペレッタ『こうもり』キャスト・インタビュー。第4回は、アルフレード役のテノール澤原行正(さわはら たかまさ)です。
2020年2月の東京二期会『椿姫』にアルフレードのカヴァーキャストとして参加してから、『サムソンとデリラ』『セルセ』『ファルスタッフ』『魔笛』と一気に本キャストでの出演を重ね、2021年の二期会オペラ最多出演歌手となった澤原。続く11月の『こうもり』にもアルフレードで出演します。
少し早いですが、澤原にとって大きな実りの一年になった今年を振り返りながら、『こうもり』に向けて意気込みを聞きました。

202110_sawahara_takamasa_00.jpg 澤原行正

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――オペラの現場が重なる時期もあったと思います。何か工夫はしていましたか?

澤原: 2021年は「二期会オペラの一年」という気がします!研修生の時から本公演にソリストとして出演することを目標にしていたので、今年はその目標を叶えることができ、とても嬉しいです!
基本的には紙の楽譜を使っていますが、iPadにも楽譜データを入れており、ちょっとした移動時間や隙間時間に楽譜が見られるようにしています!あまり器用なタイプではないので、同時にいくつもの作品はできないので今年はペース配分や切り替えが大変でした…

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2021年5月『セルセ』より セルセ役(写真中央/撮影 三枝近志)

――二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』とその他の現場では雰囲気も違ったのではないかと思います。それぞれの印象を聞かせてください。

澤原: そうですね、『セルセ』は世代の近い人も多く、自分が題名役ではありましたが、時間をかけて、全員で『セルセ』を創り上げるという感覚があったように思います。それこそが「ニューウェーブならでは」かと思いましたし、マエストロ・演出家・スタッフの皆様、全ての方への感謝が尽きません。間違いなく今年のハイライトであったと思います。
『セルせ』があったからこそ、ほかの3公演で得るものも大きくなりました。自分の出番が限られている中、先輩方の役を作ることの完成度や高めていく姿勢がとても印象的でした。
「すごい!」という言葉だけではうまく言い現せないのですが…これまでに何度も歌われている役、初役であっても素晴らしいクオリティで稽古に臨まれる姿勢。稽古場にいる時にたくさんの刺激をいただきました。自分ももっと頑張らねば、もっと高みを目指したい!と思える時間を過ごせました。みんなで共に創り上げる感覚と、創り上げられたものが稽古場で融合する感覚、といった感じですかね。言葉に現しきれないのがもどかしいですが、すごく貴重な経験です(笑)!!

――そして『こうもり』アルフレードです。澤原さんの中ではどのような人物ですか。

澤原: 素直な人…でしょうか!愛すること、歌うこと、とにかく真っ直ぐ突き進む。プレイボーイな雰囲気だけど、キュートでもある。かっこよく歌うんだけど、ちょっぴり抜けた憎めない人…そんなイメージがありますね。「2.5枚目」ってところでしょうか(笑)

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2021年7月『ファルスタッフ』より カイウス役(写真中央/撮影 西村廣起)

――アルフレードがらみでの見どころ、聴きどころを教えてください。

澤原: 出番は常に目立っているように思いますが…やはり物語の冒頭でしょうか!影歌なんですが、このオペレッタはアルフレードの歌で始まります!
今年は『セルセ』も『ファルスタッフ』も冒頭で歌う役でしたので、今回の冒頭にも注目していただければと!

――今年はオペラ一色でしたが、オペラ以外(歌曲、お芝居、クラシック以外の歌唱、その他全く異なるジャンル)でやってみたいことはありますか?

澤原: 僕は元々学校の先生になりたくて教育学部にいたんです。その時にミュージカルをやったり、みんなで朝までカラオケに行ったり(笑)。 とにかく歌うことが好きでした。『セルセ』では中村蓉さんの振付もあり、歌手に求められる身体表現の幅はこれから広がっていくように感じました。なので、もっと身体表現の技術を磨くという意味では、舞踊やお芝居はやってみたいですね!ほかの人にくらべてオペラ歌手を目指すスタートも遅かったですし、「何でもやる!」精神を常に持っていたいです。できるできないではなく、やってみる!という思いを持って、色々と挑戦したいです!

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2021年9月『魔笛』より 僧侶II役(写真手前右から2人目/撮影 西村廣起)

――最後に、お客様に向けて。

澤原: (コロナ禍の)状況は徐々に良くなってきているように感じます。しかし、まだまだ油断はできませんし、公演が無事に行われるよう我々出演者も注意しながら稽古に臨みます。
お客様に舞台で起こる非日常、そして愉しいひと時をお過ごしいただければと思っております。
様々な性格の音楽、そして登場人物を是非、日生劇場でお楽しみください!

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▼『こうもり』公演情報ページはこちら
2021年11月公演 J.シュトラウスII世 オペレッタ『こうもり』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年11月25日(木)18:30*、26日(金)14:00、27日(土)14:00*、28日(日)14:00 日生劇場
指揮:川瀬賢太郎/演出:アンドレアス・ホモキ/管弦楽:東京交響楽団
*…アルフレード 澤原行正 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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二期会名作オペラ祭『こうもり』キャスト・インタビュー~オルロフスキー郷家暁子「どこまでも品があって美しいオルロフスキー」

〈二期会名作オペラ祭〉オペレッタ『こうもり』キャスト・インタビュー。第3回は、オルロフスキー役のメゾソプラノ郷家暁子(ごうけ あきこ)です。
2018年5月、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』ブラダマンテで二期会デビューを果たすと、プッチーニ「三部作」(『修道女アンジェリカ』)、『金閣寺』と続けて出演。今年8月『ルル』でも劇場の衣裳係/ギムナジウムの学生で出演しました。日生劇場では2019年にNISSAY OPERA『ヘンゼルとグレーテル』ヘンゼルで主演を果たしています。
今回の大役を前に意気込みを聞きました。

202110_gouke_akiko_00.jpg 郷家暁子

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――オルロフスキー役は、目標とする役のひとつだったのではないかと思います。今の心境をお聞かせください。

郷家: 藝大生の頃から二期会のオペレッタは大好きでした。その二期会のオペレッタにメゾの役として最も有名なオルロフスキーで出演できる事は最高の名誉だと思っております。

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2018年9月プッチーニ 三部作『修道女アンジェリカ』より 修練女長役(写真中央/撮影 三枝近志)

――オルロフスキーはどのような人物でしょうか。演じる立場として、オルロフスキーはどのような性格だと考えていますか?

郷家: とても難しい質問ですね(笑)
性格と言える物ではないかもしれませんが…テキスト通りなら、贅の限りを尽くして、もう楽しい事はなく、若くして世捨て人の様になった青年…ということでしょうか。
私が演じる際に必ず気をつけているのは、彼はどこまでも品があって美しい男性だという、この一点です。一つ一つの所作や視線にも何より品があるべきだと思っております。
少しタイプは違いますが、『ばらの騎士』のオクタヴィアンとも似ているように思います。

――オルロフスキーの見どころ、聴きどころを教えてください。

郷家: なんといってもオルロフスキー登場すぐのクプレ「十人十色」ではないでしょうか。
それ以外にもアンサンブルの中では、彼の品格と美しさの特徴を表すように、とても美しいメロディーを担っているので…見どころも聴きどころも全てです!

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2019年2月『金閣寺』より 娼婦役(写真右/撮影 三枝近志)

――小さい頃は宝塚の男役に憧れていたとか。今はメゾソプラノとして、女性役と男性役、どちらがお好きですか?

郷家: 昔は男性役が大好きで、女性役は苦手でした。学生時代、私が男性役をすると「好きになりそう!」と女性の友人から感想を頂いたりしていました(笑)
今はどちらの役もそれぞれの面白さをとても感じていて、どちらも大好きです。

――ところで、郷家さんは、たくさん「趣味」や「特技」がおありとか。

郷家: 趣味や特技は沢山あります。
昔から手芸や料理が大好きで、稽古が立て込んできて疲れると、夜中にお菓子作りや刺繍をしたりしてストレス発散します。
最近は大学院生の頃までやっていたクラシックバレエを復活しまして、週に2回ほど通っています。

――オペラでも生かされることはありますか。

郷家: バレエは大学の授業でもありましたし、舞台人にはとても必要な要素を沢山学べます。
でも一番鍛えられるのは短い時間で振り付けを覚えて踊るという短期記憶というもので、こちらは暗譜に役に立っているなと感じます。

――最後に、お客様へ向けて『こうもり』の魅力をお願いします。

郷家: 二期会がお送りするオペレッタ「こうもり」、もうこれだけで楽しいに決まっています!
美しい音楽に楽しいお芝居、一晩の夢を(或いは四晩?!)観にお越しくださいませ。

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▼『こうもり』公演情報ページはこちら
2021年11月公演 J.シュトラウスII世 オペレッタ『こうもり』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年11月25日(木)18:30*、26日(金)14:00、27日(土)14:00*、28日(日)14:00 日生劇場
指揮:川瀬賢太郎/演出:アンドレアス・ホモキ/管弦楽:東京交響楽団
*…オルロフスキー 郷家暁子 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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開催迫る!10/17(日)五島記念文化賞オペラ新人賞 海外研修成果発表 「高橋 維ソプラノリサイタル」~公演に向けて動画メッセージ到着!

この度、ウィーンでの海外研修成果発表として、東急財団主催「高橋 維 ソプラノリサイタル」を銀座 王子ホールで開催する運びとなりました。

前半では研修で特に力を入れて取り組んだリヒャルト・シュトラウスの作品、後半ではコロラトゥーラソプラノの魅力を詰め込んだフランスとイタリアの作品をお送りいたします。
ピアニストには多田聡子さんをお迎えし、難易度の高い楽曲を確かな技術と華やかな演奏スタイルで支えてくださいます。また、演出家の田尾下哲さん監修の下、視覚的にも楽しめる公演を目指します。

高橋は平成28年度 第27回五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞後、ウィーンで研鑚を積み、近年多くのプロダクションのオペラに出演しています。昨年は日生劇場『ルチア~あるいはある花嫁の悲劇~』タイトルロール、今年は佐渡裕プロデュースオペラ『メリー・ウィドウ』でヴァランシェンヌ、9月には東京二期会『魔笛』夜の女王を演じました。11月には東京二期会『こうもり』アデーレに出演予定です。

高橋の声が作り出す多彩な音色や表情、そして音楽と表現のつながりをぜひお楽しみください。

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▼自身「初」となるソロリサイタルに向け、メッセージが届きました。

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211017takahashi_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
五島記念文化賞 オペラ新人賞研修成果発表
高橋 維 ソプラノリサイタル
日時:2021年10月17日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:銀座 王子ホール
  (東京都中央区銀座4-7-5)
料金:(全席指定・税込) ¥4,500
出演:高橋 維(ソプラノ・平成28年度五島記念文化賞オペラ新人賞)
   多田聡子(ピアノ)
   田尾下 哲(監修)
予定プログラム:
 R.シュトラウス 歌曲
  「かわらぬもの」
  「私は花束を編みたかった」
  「子守唄」
  「母のたわごと」
  「こんにちは、愛らしいミルテよ」
  「私にあなたの歌が響いたとき」
 R.シュトラウス 歌劇『ナクソス島のアリアドネ』より “偉大なる王女様”
 G.マイアベーア 歌劇『ディノラ』より “軽やかな影”(影の歌)
 C.ドビュッシー 歌曲
  「アリエルのロマンス」
  「死後の艶姿」
  「音楽」
 G.ドニゼッティ 歌劇『ランメルモールのルチア』より
    “彼の優しい声が”(狂乱の場)

主催:公益財団法人東急財団
後援:公益財団法人東京二期会
制作:株式会社二期会21

▼「高橋維ソプラノリサイタル」公演情報ページはこちら
五島記念文化賞 オペラ新人賞研修成果発表「 高橋 維 ソプラノリサイタル」|主催・制作コンサート - 株式会社二期会21

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
●チケットお取扱い
王子ホールチケットセンター 03-3567-9990
(月~金10:00~18:00/土日祝 休業)
チケットぴあ (Pコード:197-275)

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二期会名作オペラ祭『こうもり』キャスト・インタビュー~アデーレ雨笠佳奈「私もよく料理や掃除をしながら一人で歌っていますが、アデーレも絶対やっていると思いますね。」

〈二期会名作オペラ祭〉オペレッタ『こうもり』キャスト・インタビュー。第2回は、アデーレ役のソプラノ雨笠佳奈です。
雨笠は、今年5月の二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』のアタランタ役で二期会オペラ・デビューしたばかり。早くも東京二期会オペラ劇場公演のキャストに抜擢されました。
それでは早速インタビューしてまいりましょう。

202110_amagasa_kana_00.jpg 雨笠佳奈

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――『こうもり』アデーレが決まったときの心境を教えてください。

雨笠: オーディションの合格通知を頂いたときは心臓が飛び出るとはこのことか!と思うくらいびっくりしました。何かの間違いではないかと疑うほど(笑)
嬉しさを通り越して、どうしよう!という気持ちの方が大きかったです。
4年前の初演時、客席から観ていた舞台に自分が立つなんて想像しただけでも震えましたし、オペレッタ『こうもり』は二期会の十八番でもありますから、頂いた役目をしっかり果たさなければ、期待に応えなければと勝手に自分を追い込んでしまって…でもある日気が付いたんです。おこがましいなと(笑) 何を勝手に背負っているんだ!と。そんなにいろんなものを背負ったアデーレをお客様は観たいと思うか?と自分に問いかけたら少し気持ちが楽になりました。今はとにかく、今の私が感じ、そして表現できる最高のアデーレを生きたいと強く思っています。

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2021年5月『セルセ』より アタランタ役(撮影 三枝近志)

――5月の二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』のときのことも伺ってみたいと思います。本番に向けて、一番苦労したこと、乗り越えられたことを教えてください。

雨笠: 最大の苦労はやはりバロック・ピッチとの戦いでした。簡単に言うと、私たちがいつも慣れ親しんでいる音より半音低い音程になります。ただこれが厳密に言うと半音の幅とは少し違うのです…これによりいくら自宅で半音下で練習をしても稽古場に行くと何となく音程が上ずるという現象が生じます。
鈴木秀美マエストロから、バロック・ピッチ以外の曲を聞くのは禁止!とお触れを出され、段々とバロックの音色の中に溶け込むことができるようになりました。

――『セルセ』で得られた一番の喜びは何でしたでしょうか?

雨笠: やはり「出会い」でしょうか。共演者との出会いもそうですし、作品に出会えたこと、そしてバロックならではの、その時にしか生まれない変奏やヴァリエーションに出会えたり、音楽が今生まれた!という感覚に出会えたことが一番嬉しかったです。センスの良い変奏をするとオーケストラが模倣をしてくれるのですが、ナンセンスだと全くもって真似してくれないんです。「あ、今のはダサかったかぁ」とちょっぴり落ち込んだりするのも楽しかったですね。
オペラはロングラン公演があるミュージカルなどとは違い、2ヶ月近くかけて作り上げてもたった一晩か二晩で弾けて終わってしまう。本当にあっという間で、本番を迎えると私の場合は嬉しさよりも寂しさの方が上回ってしまうんです(笑)

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2021年5月『セルセ』より アタランタ役(撮影 三枝近志)

――そしてアデーレです!ご自身の考えるアデーレとはどのような人物でしょうか?

雨笠: 演じる役をあまり自分の方に寄せてしまうのは良くないのですが、女優(歌手)を目指しているという点では自分と共通点があると思います。私もよく料理や掃除をしながら一人で歌っていますが、アデーレも絶対やっていると思いますね。ドイツ語に「Adel:貴族・高貴・気品」という言葉があるのですが、ひょっとしてアデーレの名前はここから来ているのではないかと思うことがあります。神様がちょっと入れる薬を間違えてしまったせいで「女“優”」ではなく、「女“中”」に生まれてしまったけれど、本来の私はもっと気高くて才能あふれる人物なのよ!と思っている人だと思います。自分の欲求にとても正直なところは人妻であるロザリンデとの対比としても面白いですね。まさに猪突猛進タイプ。こういう人は強いです!

――最後に、お客様に『こうもり』の魅力をお伝えください!

雨笠: 何といってもウィーンの粋な音楽!自然と足が動き出すような曲ばかり。街を歩きながら聴いていると勝手に指揮をしていたりスキップしそうになったり、ちょっと変わり者になりかねません(笑)
物語もカラッとしていて良いですよね。うじうじ悩んだり泣いたりする人が誰も出て来ないというのも面白い。ロマン派のオペラではあり得ませんよね。ただこのオペレッタが作曲された時代背景にはコレラや株価の暴落など、作品の明るさと対照的な影がちらつきます。「憂いや悩みも忘れてしまおう」「全てシャンパンの泡のせい」この言葉たちもそれを考えると切なさを覚えます。その時置かれている状況下でも違うとは思いますが、観るたびに楽しいだけではない何かを感じさせるのもこの作品の魅力だと思います。

とはいえ!それはお客様お一人お一人に感じ取ってもらうこと!
ウィーンの粋で爽やかな風を感じにぜひ劇場までお越しください。ご来場を心よりお待ちしております♪

*     *     *


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2021年11月公演 J.シュトラウスII世 オペレッタ『こうもり』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年11月25日(木)18:30、26日(金)14:00*、27日(土)14:00、28日(日)14:00* 日生劇場
指揮:川瀬賢太郎/演出:アンドレアス・ホモキ/管弦楽:東京交響楽団
*…アデーレ 雨笠佳奈 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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二期会名作オペラ祭『こうもり』キャスト・インタビュー~アイゼンシュタイン小林啓倫「馬鹿騒ぎだけでは終わらない、今を風刺するような、笑いの中にも棘がある」

9月公演『魔笛』に続く、〈二期会名作オペラ祭〉第2弾は、11月のオペレッタ『こうもり』です!
本日から主要キャストをインタビュー形式でご紹介してまいりましょう。

トップバッターは、昨年第89回日本音楽コンクール声楽部門で優勝を飾り、今最も勢いに乗る若手バリトンのひとり小林啓倫(こばやし ひろみち)です。歌うとその場の空気を圧倒する重厚な声で、かつハイヴォイスもこなす小林ですが、普段はいたって物腰柔らか。2017年の二期会『こうもり』ではファルケ役を演じましたが、今回は同じプロダクションでアイゼンシュタインに。今回の舞台に向けて話を聞きました。

202109_kobayashi_hiromichi_00.jpg 小林啓倫

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――小林さんが考えるアイゼンシュタインとは、どのような人物でしょうか?

小林: 彼は金持ちの銀行家で、金利で生活をしています。名前を直訳すると“鉄石”さん、その名の通りの頑固者。何をしたのか5日間投獄される事が決まり、更に役人を殴り刑期を8日間に延ばしてしまうヤンチャ者。妻が居るのに女性が大好きな遊び人。表面的には満たされているのに、とても怒りっぽく常に刺激を求めていて、何か満たされない渇きのようなものを抱えている。そんな人物だと思います。

202109_kobayashi_hiromichi_01.jpg
2017年11月『こうもり』より ファルケ役(手前右/撮影 三枝近志)

――前回、同じプロダクションでは、ファルケ役でした。復讐する奴からされる奴へと変わるわけですが、この二人が絡むシーンを中心に、見どころ、聴きどころを教えてください。

小林: 友であり復讐する側とされる側で物語の核を担う二人ですが、一幕のデュエットはとても楽しい曲でありながらアイゼンシュタインが罠に嵌められていく重要なシーンだと思います。
またアイゼンシュタインとファルケでは音域的にかなりの違いがあります。日本ではテノールが担当する事が多いアイゼンシュタインですが、バリトンが歌う事によってより自然に彼のパーソナリティを表現できるのではないかと思います。

――小林さん自身の性格は、アイゼンシュタイン派ですか?それともファルケ派ですか?

小林: ファルケは公爵や刑務所長、その他大勢の晩餐会の出席者を巻き込んだ大掛かりな復讐劇をコツコツと計画していました。そういう計画性と忍耐力がある彼は私とは正反対の人間だと思うので、私はアイゼンシュタイン派だと思います。

――演出家アンドレアス・ホモキの稽古で印象に残っていることなどありますか?

小林: 彼は必要以上に誇張された表現を嫌い、台詞のテンポ感にとても気を配っていたように思います。勿論4年前も日本語の台詞でしたが、流れが滞っていたりする所はすぐに見抜き、日本人歌手たちに日本語の台詞の指導をしていたのはとても印象的でした。

202109_kobayashi_hiromichi_02.jp
2018年9月プッチーニ〈三部作〉『ジャンニ・スキッキ』より マルコ役(右から2番目/撮影 三枝近志)

――最後に、お客様へ向けてメッセージをお願いいたします。

小林: ファルケ役で二期会デビューしてから4年。多くの舞台を踏み、賞をいただいたりもしました。中でも『こうもり』は毎年ファルケ役やアイゼンシュタイン役で全国のどこかで演じてきた大切な作品です。またホモキ氏の演出は決して馬鹿騒ぎだけでは終わらない、どこか今生きている私たちを風刺するような、笑いの中にも棘があるような所が好きです。この演出でアイゼンシュタインを演じられるのをとても楽しみにしています。お客様にも是非ホモキ氏の『こうもり』の世界を楽しんでいただきたいと思います。

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2021年11月公演 J.シュトラウスII世 オペレッタ『こうもり』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年11月25日(木)18:30、26日(金)14:00*、27日(土)14:00、28日(日)14:00* 日生劇場
指揮:川瀬賢太郎/演出:アンドレアス・ホモキ/管弦楽:東京交響楽団
*…アイゼンシュタイン 小林啓倫 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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出演者メッセージ到着!~Hakuju Hall主催「二期会 ディーヴァ, ディーヴォ」2021年度シーズン第1弾は10/7(木)14時開演!

二期会オペラ研修所マスタークラスを優秀な成績で修了した若き歌手の声を聴くシリーズ、Hakuju Hall「二期会 ディーヴァ,ディーヴォ」。
今シーズンの第1弾(第23回)が、いよいよ10月7日(木)に開催されます。コンサートを直前に控えた、ソプラノ石野真帆、ソプラノ竹内明菜、メゾソプラノ武藤あゆみ の三人よりメッセージが届きましたので、ご紹介いたします。

      *     *     *
■石野真帆 (いしの まほ)ソプラノ
この度、『第23回二期会ディーヴァ,ディーヴォ』に出演させていただきますこと、大変有り難く思います。昨年というのは、コロナウイルス感染症による緊急事態宣言など、思いもよらぬ日常が始まった年でした。ただでさえコロナ禍で何をするにも大変な世の中ですが、最初こそ休講だったものの、先生方、二期会の方々のおかげで、様々な対策のもと授業を行い、無事に今年の2月にこのHakuju Hallさんで尊敬する仲間たちと共に修了試演会を迎えることができました。今は少しずつ音楽界も戻りつつありますが、まだ以前と同じようにはいかないのが現実です。ステージで歌えること、お客さまがいて、拍手をいただけること、こんなに幸せなことはないと日々改めて痛感しております。そして、マスタークラスの集大成を迎えた思い出深くもある憧れのHakuju Hallさんで演奏できるという機会も大変嬉しい気持ちです。お客さまに聴いていただける機会をいただいたこと、支えてくださる皆さまに、より感謝をしてステージに立ち、一曲一曲お届けしたいと思います。
今回のプログラムは、女声3名ということで、アリアだけでなく、歌曲や重唱、様々な曲にチャレンジしています。皆さまに楽しんでいただけるよう、準備をしているところです!
会場でお待ちしております!
■竹内明菜 (たけうち あきな)ソプラノ
二期会ディーヴァ、ディーヴォに出演させていただけること、大変嬉しく思っております。
二期会研修所では予科から勉強させていただき、毎授業熱い指導を受けられたことが私の大切な宝物となりました。先生方からいただいた一つ一つの言葉が、演奏するときに、私にとって大きな力になっています。
二期会での研修を終えた今、これまで音楽を続けてこられたこと、そしてそれを見守ってくださった先生方、家族、仲間がいてくれたこと、そのことに感謝の気持ちでいっぱいです。
いつでも音楽に全力で向き合う石野さん、武藤さんにたくさんのエネルギーをいただきながら、私も楽しいコンサートにできるよう精一杯演奏させていただきます。
みなさまのご来場お待ちしております!
■武藤あゆみ (むとう あゆみ)メゾソプラノ
この度は、今までたくさんの素晴らしい方々が出演されてきた「二期会ディーヴァ,ディーヴォ」に出演させていただけること、大変光栄に思います。
マスタークラスの時にコロナという未曾有の出来事が起こり、今まで当たり前にしていた事ができなくなるという事態になりました。ですが、それに負けることなく、真摯に音楽と向き合い、声楽家として歩んでいけるよう日々精進していきたいと思います。
今回は女声3人による演奏会となっており、有名なオペラアリアから他ではなかなか聴けないような重唱曲まで私たちだからこそ出来るプログラムを取り揃えました。
切磋琢磨し合った仲間と共に、皆さまに楽しんでいただける演奏会にしたいと思います。
ご来場をお待ちしております!
      *     *     *

三人の新星によるひとときをどうぞご堪能ください!!


ちらし(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会 ディーヴァ, ディーヴォ <第23回>
二期会新星トップ6名による、ときめきのデビューコンサート!

日時:2021年10月7日(木) 14:00開演(13:15開場)※約90分/途中休憩あり
会場:Hakuju Hall(ハクジュホール)【アクセス
    ・小田急線「代々木八幡駅」南口 もしくは
    ・千代田線「代々木公園駅」1番出口より 徒歩5分
料金:全指定席 1,500円(税込) 《発売中》
出演:石野真帆(ソプラノ)、竹内明菜(ソプラノ)、武藤あゆみ(メゾソプラノ)、髙木由雅(ピアノ)
予定プログラム:
・リスト:「おお、愛しうる限り愛せ」〔竹内〕
・シェーンベルク:4つの歌曲Op.2より「私にあなたの金の櫛をください」〔武藤〕
・小林秀雄:「落葉松」〔石野〕
・ドニゼッティ:ポジリポの夏の歌より
  「まなざしと声」 〔石野、竹内〕
  「ビーチェの吐息」〔石野、武藤〕
  「酔っ払い」   〔竹内、武藤〕
・モーツァルト:『フィガロの結婚』より「愛の神よ、安らぎをお与え下さい」〔石野〕
・マスネ:『ウェルテル』より「手紙の歌」〔武藤〕
・マスネ:『マノン』より「私が女王のように街を歩くと」〔竹内〕
・ヴェルディ:『運命の力』より「神よ、平和を与えたまえ」〔石野〕
・R.シュトラウス:『ナクソス島のアリアドネ』より「先生、お許しください」〔武藤〕
・R.シュトラウス:『ばらの騎士』第3幕より
     〈元帥夫人、ゾフィー、オクタヴィアンの三重唱〉〔石野、竹内、武藤〕
※曲目、曲順等が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。

主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会

▼コンサート詳細ページはこちらをご覧ください
第23回 二期会ディーヴァ, ディーヴォ - Hakuju Hall

▼ご予約・お問合せは
Hakuju Hall チケットセンター 03-5478-8700
11:00~17:00(火~金/祝日・休館日を除く)

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二期会名作オペラ祭『魔笛』キャスト・インタビュー~パミーナ盛田麻央「人と人とのつながり、愛の深さを感じられる『魔笛』を」

繊細な語感とニュアンスの表現を可能とする、純度の高い響きをもったソプラノ盛田麻央。主軸のひとつなるモーツァルトのレパートリーでは、これまでにも宮本亞門演出『フィガロの結婚』バルバリーナ、カロリーネ・グルーバー演出『ドン・ジョヴァンニ』ツェルリーナに出演してきました。
そして、今回『魔笛』パミーナに挑戦。その意気込みを聞きました。

202109_morita_mao_01.jpg 盛田麻央

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――宮本亞門演出モーツァルト作品の出演は、『フィガロの結婚』(2016年)以来となります。亞門さんの現場はどのような印象がありますか?

盛田: 私は亞門さんの演出を再演として関わってきたのですが、まず立ち稽古が始まって毎回驚くのは、その緻密さです。一人一人のキャラクターが既に目の前で生きて見えてきます。誰かの動きがズレれば、他の誰かのキャラクターもズレてしまう。その中に入り込んでいくのはとても勇気がいるし、難しいですが、同時に本当にワクワクする体験です。

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2011年11月『ドン・ジョヴァンニ』(カロリーネ・グルーバー演出)より ツェルリーナ役(一番左/撮影 三枝近志)

――パミーナ役は、どのような役柄、人物、キャラクターでしょうか。

盛田: パミーナは様々な登場人物と出会い、その言葉に沢山影響を受け、心を動かされる役です。ただ今回の演出では、根底に「母親であること」がパミーナを支えているように感じます。それがゲームの中のお姫様であっても彼女自身を強くみせているのでは…と思います。

――名曲ぞろいの『魔笛』ですが、あらためて一番の聴きどころ、一番感動するところを教えてください。

盛田: 本当に名曲ばかりで、どれかを選ぶのは難しいですね。その中での私の最初の“キュン”ポイントは、タミーノのアリアでしょうか!「序曲」から軽やかな心躍る音楽が続きますが、タミーノに愛のスイッチが付いた瞬間、なんとも繊細で美しいメロディが流れます。これで私は心を鷲掴みされてしまいます。是非皆さまにもその体験をしてもらいたいです!

――人生最初のモーツァルト体験はどのようなものでしたでしょうか?

盛田: 小学校の合唱団で、『魔笛』のハイライトに出演したときです。その頃は「蛇」の役をみんなで演じたり、「パパパの二重唱」で子どもたちになったりと、「モーツァルトって楽しい!!」という記憶でした。
そして、大学に入って『魔笛』と再会したとき、このオペラの壮大さに感動したのを覚えています。

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2016年7月『フィガロの結婚』(宮本亞門演出)より バルバリーナ役(中央右/撮影 三枝近志)

――これまでで一番印象に残っているモーツァルトの舞台、演奏はどのようなものでしたでしょうか?

盛田: スザンナ役を歌った大学院オペラ『フィガロの結婚』は思い出深い舞台です。初めてのメイク、衣裳、初めてのオーケストラでのオペラ。すべてが初めてでわからないことだらけでしたが、カーテンコールのとき、少し大人になったような気分だったことが忘れられません。長い時間をかけて勉強し作り上げた仲間や先輩との体験は今の私の力になっています。

――今、この『魔笛』を上演することの意味、お客様にお伝えされたいことを聞かせてください。

盛田: コロナ禍がますます厳しい状況になり、オペラや舞台を上演すること、ましてや人が外に出ること自体が難しい中で、空気を動かして音を奏で、息遣いを感じ、愛を歌う。今回の『魔笛』は本当に人と人との繋がり、そして愛の深さを感じられる作品です。聴いていただけるお客様にその温もりを感じていただけたら幸いです。

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2021年9月公演 W.A.モーツァルト『魔笛』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年9月8日(水)18:30、9日(木)14:00*、11日(土)14:00、12日(日)14:00* 東京文化会館 大ホール
*…パミーナ 盛田麻央 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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※緊急事態宣言の延長により、11日(土)と12日(日)公演は予定来場者数が収容定員の50%を超えているため、新規チケット予約受付を停止させていただきました。両日は当日券の販売もございません。
8日(水),9日(木)の公演につきましては、引き続き新規のご予約を承っております。尚、本公演は予定通り開催させていただきます。すでにお客様のお手元にあるチケットは有効となります。ご来場を心よりお待ちいたしております。


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二期会名作オペラ祭『魔笛』キャスト・インタビュー~タミーノ 金山京介「モーツァルトの楽曲は常に自分を高めてくれる大事な存在です」

2015年の宮本亞門版『魔笛』のタミーノ役がデビュー・ロール。『後宮からの逃走』ベルモンテでも艶やかな歌を聴かせ、二期会のモーツァルト・テノールの一翼を担う存在となった金山京介が、今回の公演でも登場します。(8日(水)、11日(土)出演)
再びの舞台にむけて意気込みとモーツァルトに寄せる想いを聞きました。

202109_kanayama_kyousuke_01.jpg 金山京介

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――宮本亞門演出版『魔笛』のタミーノ役は、どのような役、人物、キャラクターでしょうか。

金山: 今回の『魔笛』はタミーノがゲームの世界に入り込んでしまったところから始まります。その世界においてタミーノは唯一の現実世界の人間であり、出会う人全てがゲームのキャラクターなのです。
僕自身もゲームが好きで、「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」で育った世代ですが、通常のロール・プレイング・ゲームでは冒険が進むにつれレベルが上がり、ステータスが上がり、新しい技を覚えて、敵を倒していきます。しかし今回の冒険では派手な技や敵を倒したり・・・といったものは出てきません。成長するのはタミーノの内面、人としての強さなのです。
人の内面というものは外見からでは中々判断することが難しいものです。そのタミーノの精神的な成長をどうお客様にお伝えできるか、そこが一つのポイントとなってくるのではないかと感じています。

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2015年7月『魔笛』より タミーノ役(一番右/撮影 三枝近志)

――名曲ぞろいの『魔笛』ですが、あらためてお伺いいたします。ご自身のお考えになる一番の聴きどころ、一番感動されるところを教えていただけますか?

金山: タミーノのアリアです!!と言いたいところですが、私が1番感動するところはパミーナのアリアですね。
愛するタミーノとようやく出会えたのに、タミーノは試練を受けているためパミーナと話すことができません。パミーナはそれをもう私のことを愛していないのだと思い込んで、悲しみの淵で歌います。このアリアで「Ruhe」と「Tod」という二つの言葉が出てきます。それぞれ「平穏」と「死」という一見相反する言葉のようですが、この時のパミーナにとって「死ぬことこそ心の平穏」なのです。
このアリアはタミーノとして舞台上で聴くこととなるのですが、いつも美しいメロディーに感動してしまいます。この美しい音楽をぜひ会場でお楽しみください。

――ご自身にとって、人生最初期のモーツァルト体験はどのようなものでしたでしょうか?

金山: 学部生のときに初めて歌ったモーツァルトのアリアが『コジ・ファン・トゥッテ』 の「Un'aura amorosa(愛の息吹)」 でした。音も高くて、レガートで歌わなければならず全く歌えませんでしたね。モーツァルトは学生の頃にたくさん勉強したおかげか、今も苦手意識が抜けません(笑)

――金山さんにとりまして、モーツァルトの楽曲はこれからも主要なレパートリーであり続けるのではないかと思います。金山さんにとりまして、モーツァルトの音楽はどのような存在でしょうか。

金山: これまでもモーツァルトの作品を演じてきましたが、何度演奏しても毎回新たな発見があります。それは音楽であったり、キャラクターについてであったり様々ですが、毎回とても刺激的で自身の成長に繋がっていると感じています。モーツァルトの楽曲は常に自分を高めてくれる大事な存在です。

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2018年11月『後宮からの逃走』より ベルモンテ役(左/撮影 三枝近志)

――2015年の二期会初演から6年たちました。今、この『魔笛』を上演することの意味、お客様にお伝えしたいことは何でしょうか。公演に向けて意気込みをお願いいたします。

金山: 先ほどお話しした魔笛のテーマの一つである「成長」、タミーノは困難に立ち向かい試練を経て、幸せを掴むことができました。
コロナ禍のオペラ上演は様々な規制が課されますが、我々出演者、スタッフ、関係者一同感染対策に取り組み、試行錯誤しながら公演に向けて稽古を重ねております。この困難に立ち向かい、乗り越えて、初演より更に成長、パワーアップした舞台をお届けいたします!
ぜひ会場へ足をお運びください!お待ちしております。

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2021年9月公演 W.A.モーツァルト『魔笛』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年9月8日(水)18:30*、9日(木)14:00、11日(土)14:00*、12日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
*…タミーノ 金山京介 出演日

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二期会名作オペラ祭『魔笛』キャスト・インタビュー~タミーノ 市川浩平「タミーノも私も、周りの人に助けられて生きている。感謝の気持ちを込めて歌います」

9月公演『魔笛』、9日(木)と12日(日)のタミーノを演じるのは、テノール市川浩平。二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』オロンテでデビュー後、二期会では『サロメ』、『サムソンとデリラ』と出演が続いています。その端正な舞台姿と歌唱は、王子役にはぴったりです。宮本亞門演出のプロダクションは今回が初。公演を前にしてその意気込みを聞きました。

202109_ichikawa_kouhei_01.jpg 市川浩平

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――今回の『魔笛』のタミーノ役は、どのような役、人物、キャラクターですか。

市川: 宮本亞門演出ではゲームの世界に入り込んだタミーノがいろいろなキャラクターに出会い試練を乗り越え、立派な大人になっていきます。ただの性別的な「男」から、真の男の中の男「漢」への変貌を、作品の中で見せていけたらと思っています。
この舞台を通じて自分自身も成長出来たらとも思っています!

――名曲ぞろいの『魔笛』ですが、市川さんにとっての観どころは?

市川: 2幕のパミーナのアリアで、パミーナの訴えに対して、タミーノは黙って堪えています。パミーナの歌だけでなく、タミーノにもチラッと注目してほしいですね(笑)。アリアの感動が倍増すると思います!

――市川さんの最初のモーツァルト体験はどのようなものでしたでしょうか?

市川: 私は高校生になってから音大受験のためピアノを習い始めたのですが、ある日、先生にモーツァルトのピアノソナタを見てこいと言われました。「ソナタって・・・なんだ?」と思いながら指定された楽譜を購入し、譜面をさらい、レッスンに行きました。指と指は絡まり合い、もつれ、書かれてもいない休符を生み出し、楽譜にない音を奏でていると、ひどく先生に怒られ、高校生になりながらも滲み出る涙を堪え、怖さに手をプルプルさせながら弾いた思い出があります。それが私とモーツァルトとの最初の出会いです。

――これまでで一番印象に残っているモーツァルトの舞台、演奏はどのようなものでしたでしょうか?

市川: 高校生で歌を始め、歌の先生に見に行きなさいと言われ見に行った生まれて初めてのオペラが『魔笛』でした。地元で行われた地元の方による公演でした。その後何回も魔笛は鑑賞しましたが、主観的にその公演が一番あたたかく心に残っています。今でもその歌手たちの声と舞台のセットや照明など鮮明に思い出せます。

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2018年5月『アルチーナ』より オロンテ役(左から2番目/撮影 三枝近志)

――今、この『魔笛』を上演することの意味、お客様にお伝えされたいことは何でしょうか。

市川: 今、この時代だからこそ、上演することの意味合いは人により異なり、様々な意見があると思います。シンプルに、意味が「ある」のか「ない」のかですら、色々なことを天秤にかけると、出演する身でありながら答えがみつかりません。この公演が世の中的にどんな意味があるのかは正直なところよくわからないですし、各個人の考えに委ねるしかないのかと思っております。
ですので、非常に主観的な視点からこの魔笛上演の意味を述べますと、『魔笛』は初めて生の舞台でみたオペラで、実は大学院修士論文の題材で『魔笛』について書いているのです。とても大好きな作品です。それをこのような素晴らしい環境で演じられるのはとても意味のあることで、意味のあるものにしたいと思います。
またこの演出で、タミーノは自分の家族に似たゲームのキャラクターに助けられながら立派な大人になっていきます。私も妻や子供、親、義理の親、親族、先生、近所の人、友達、音楽教室の生徒さん達などなど・・・情けないながら生まれてこのかた、周りの方々に本当に助けられてなんとか生きていけています!そして音楽には・・・基本的に99%は悩まされてばかりですが、1%の幸せというか、楽しさというか、感動に本当に救けられています。そんな周りの人達、音楽に感謝しながら演じたいと思っています。それがどのような形になってお客様に伝わるかはわかりませんが・・・作品の受け取り方は千差万別、本当に自由だと思っていますので!私は演出家や指揮者の意図に加えて、そのような心持ちも添えつつ演じ、その結果、何かしらの感情をお客様の心の片隅に残せたら・・・ご家族、ご友人様などと会話するときのちょっとしたネタになってくれたらなぁと思っております。

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2021年9月公演 W.A.モーツァルト『魔笛』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年9月8日(水)18:30、9日(木)14:00*、11日(土)14:00、12日(日)14:00* 東京文化会館 大ホール
*…タミーノ 市川浩平 出演日

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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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※緊急事態宣言の延長により、11日(土)と12日(日)公演は予定来場者数が収容定員の50%を超えているため、新規チケット予約受付を停止させていただきました。両日は当日券の販売もございません。
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二期会名作オペラ祭『魔笛』キャスト・インタビュー~夜の女王 高橋 維「タミーノやパミーナ、パパゲーノたちが困難に立ち向かう姿は、今の私たちと重なる」

2015年ヘンデル『ジューリオ・チェーザレ』クレオパトラでデビュー。同年、リンツ州立劇場との共同プロダクション『魔笛』初演で夜の女王に君臨。以来、新世代のオペラ界のプリンセス・ロードを走り続けるソプラノ高橋 維。6年ぶりの再演でどのような変化があったのか話を聞きました。

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2015年『ジューリオ・チェーザレ』より クレオパトラ役(撮影 三枝近志)

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――2015年のご出演から6年ぶりの再演となります。宮本亞門演出版『魔笛』の夜の女王役は、どのような役柄、人物、キャラクターでしょうか。再演を前にして、考え方に変化や、深まりはありましたでしょうか。

高橋: 宮本亞門さんは「夜の女王は美しくて魅力的な人だ」とおっしゃっていて、当時今よりも若くパミーナのような年齢の娘がいる女性をどのように演じたら良いか迷っていた私にとって大きなヒントになりました。今回もただインパクトがあって怖い女王ではなく、特別に美しく人知を超えた存在として夜の女王を演じたいと思っています。
2015年の出演から、ありがたいことに何度も夜の女王を演じ、コンサートでアリアを歌う機会をいただきました。考えてみればこの6年間、夜の女王を歌い続け考え続けていたのかもしれません。昨年11月、日生劇場でルチアを演じた時には、夜の女王もルチアも女性であることで不当な扱いを受け、激しい復讐心や狂気をコロラトゥーラで表現するという点がすごく似ていると思ったんです。そのときも、夜の女王が私の中にずっとあったように思います。

――名曲ぞろいの『魔笛』ですが、高橋さんの一番の聴きどころ、感動ポイントを。

高橋: 聴きどころは本当にたくさんあって選ぶのが難しいですが…ここは「夜の女王のアリア」と答えさせてください!(笑)
いつも感動してしまうのは「パ、パ、パ」の二重唱。あまりの幸福感に思わずぐっときてしまいます。

――人生最初のモーツァルト体験は覚えていますか。

高橋: 幼少期にピアノソナタを一生懸命練習していたのを覚えています。 小学校6年生の時に発表会で弾いた「きらきら星変奏曲」は特に印象的で、今でも弾けると思いますよ!
同じ頃、合唱指揮者である母が「モーツァルトの百面相」(作詞:山川啓介 編曲:鈴木輝昭)という作品を合唱団で取り上げていて、よく聴いていたんです。
モーツァルトの作品が20曲以上も入っているとても楽しい曲で、よく口ずさんでいました。もちろん「夜の女王のアリア」も入っていて歌っていました!

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2015年『魔笛』より 夜の女王役(撮影 三枝近志)

――これまでで一番印象に残っているモーツァルトの舞台は?

高橋: 舞台でいえばやはり2015年の『魔笛』でしょうか。あんなにもお客様の視線に緊張したのは後にも先にもあの舞台だけですね。それほど夜の女王という役が注目を浴びるのだと実感した舞台でした。
それとは対照的に、今年の4月に秋山和慶マエストロと日本センチュリー交響楽団さんとご一緒し「踊れ、喜べ、幸なる魂よ」ソプラノソロを務めた際には、軽やかで幸せに満ちたモーツァルトの音楽を演奏する喜びをひしひしと感じました。

――今、この『魔笛』を上演することの意味、お客様にお伝えされたいこと、公演にむけて意気込みを。

高橋: このコロナ禍において世界が一変し、人々の価値観も変わってきました。 そんな中でも変わることなく人々を支える「愛」「勇気」「希望」といったものを今こそ、この『魔笛』で感じて頂ければと思います。
タミーノやパミーナ、パパゲーノたちが困難に立ち向かう姿は、困難に立ち向かう私たち自身と重なって見えるような気がします。
また、2015年の初演は私自身二期会本公演のデビューでもありましたが、この6年間の間に舞台経験を積み、留学も経験したことで2015年とは違う姿をお見せできるのではと思っています。
再演でさらにパワーアップした『魔笛』、そして高橋維の夜の女王をぜひ観にいらしてください!

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2019年『天国と地獄』より ユリディス役(撮影 三枝近志)

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▼『魔笛』公演情報ページはこちら
2021年9月公演 W.A.モーツァルト『魔笛』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年9月8日(水)18:30、9日(木)14:00*、11日(土)14:00、12日(日)14:00* 東京文化会館 大ホール
*…夜の女王 高橋 維 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
※緊急事態宣言の延長により、11日(土)と12日(日)公演は予定来場者数が収容定員の50%を超えているため、新規チケット予約受付を停止させていただきました。両日は当日券の販売もございません。
8日(水),9日(木)の公演につきましては、引き続き新規のご予約を承っております。尚、本公演は予定通り開催させていただきます。すでにお客様のお手元にあるチケットは有効となります。ご来場を心よりお待ちいたしております。


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期待の新人歌手が一堂に!~ 9/20(月・祝)「二期会新進声楽家コンサート」
出演者コメント[3]

明日のスター、ここに羽ばたく!

今春、二期会オペラ研修所を優秀な成績で修了した、期待の新入会員18名が一堂に会し、二期会入会後お披露目となるデビューコンサート。今年は公演日が祝日となったため、13:30開演のマチネー公演となり、公演名も「二期会新進声楽家コンサート」として開催いたします。
本日は前回に続き、出演者から届きましたコメント紹介の第3回です。

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202108_yamada_mao.jpg山田茉央(やまだ まお・ソプラノ)
■ニコライ 『ウィンザーの陽気な女房たち』より “さあ早く!冗談、ワクワクする気分”
【座右の銘】「前へ進め」 失敗したり悩んだりして立ち止まりそうになったら、とにかく前へ進むと決めています。今の場所から一歩でも前に進めば、必ず新しい世界が広がっていると信じています。新しい姿を見せ続けられる演奏家になるべく精進いたしますので、よろしくお願いいたします!
202108_watanabe_tomomi.jpg渡辺智美(わたなべ ともみ・ソプラノ)
■ヘンデル 『エジプトのジュリオ・チェーザレ』より “嵐の海で難破した船は”
【演奏曲に関連して】学生時代より大切に温めてきた作品を演奏させていただきます。
愛する人の生還を知ったクレオパトラの喜びが、数多の華やかなアジリタによって表現されたこの「嵐の海で難破した船は」の音楽によって、陰鬱としたコロナ禍の空気をも吹き飛ばしてしまうような演奏を目指します!
202108_mutou_ayumi.jpg武藤あゆみ(むとう あゆみ・メゾソプラノ)
■ドニゼッティ 『ラ・ファヴォリータ』より “ああ、私のフェルナンド”
【座右の銘】「感謝の心が人を育て、感謝の心が自分を磨く」 私を日々支え、導いてくれる人たちがいてくれるから今の私がある。プロの世界へ一歩を踏み出す者として、日々周りへの感謝を忘れず、オペラという素晴らしい舞台に立てるようこれからも努力を惜しまず邁進していきたいと思います!
202108_sawachi_takeshi.jpg澤地 豪(さわち たけし・バリトン)
■ロッシーニ 『セヴィリアの理髪師』より “私は街の何でも屋”
【演奏曲と抱負】フィガロの性格が、この一曲に凝縮されていると思います。彼は叡智と生命力に溢れ、どんな曲面でも明るく前向きに自らの力で道を切り開いていく、とても魅力的な人物であり、僕の憧れの役です。登場しただけで舞台の空気が変わり、一声出しただけでドラマの中に引き込ませる、そんな歌手に僕はなりたいです。歌手として唯一無二の存在になれるように、日々自分を研ぎ続けていきます。
202108_gotou_shunya.jpg後藤駿也(ごとう しゅんや・バス)
■ワーグナー 『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より “ニワトコの花がなんと香り高く”
「心に愛がなければスーパーヒーローじゃないのさ」
言わずと知れた超人プロレス漫画「キン肉マン」。そのアニメ主題歌の一節である。ドジだが強いキン肉マン。ぼくも彼のように不器用ながらも愛あるスーパーヒーロー、もといスーパーシンガーを目指して、果てなき夢へGo Fightしていく所存です。
202108_meguro_tomofumi.jpg目黒知史(めぐろ ともふみ・バス)
■ポンキエッリ 『ラ・ジョコンダ』より “彼女は死なねばならぬ”
【座右の銘】「小さいことを重ねることがとんでもないところに行くただひとつの道」 この言葉は2004年にメジャーリーグの年間安打記録を塗り替えたイチローが記者会見で話した言葉です。芸術には終わりがありません。日々自分と向き合い、目の前のことを一つずつこなし、様々な表現ができる音楽家になりたいです。

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才能ある若きアーティストたちの未来を応援していただければ幸いです。
一同、ご来場をお待ち申し上げております。

210920shinshin_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所 第64期マスタークラス修了生・成績優秀者による
二期会新進声楽家コンサート
日時:2021年9月20日(月・祝) 13:30開演(13:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅 公園口より徒歩1分)
料金:(全指定席) ¥3,000
▼予定プログラム発表!全出演者と演奏曲目はこちらからご覧ください
二期会新進声楽家コンサート|コンサート・ラインアップ - 東京二期会

●ご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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二期会名作オペラ祭『魔笛』キャスト・インタビュー~パミーナ 嘉目真木子「私達はひとりでは生きてはいけない 人を心から愛していこう」

2011年『フィガロの結婚』スザンナ、そして18年『金閣寺』のフランス国立ラン歌劇場でのワールド・プレミエ公演での 女/有為子 が自身の欧州オペラデビューとなるなど、宮本亞門演出のオペラに欠かせないソプラノ嘉目真木子。今回の『魔笛』はジャパン・プレミエ以来の6年ぶりの舞台となります。公演に向けて話を聞きました。

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2011年『フィガロの結婚』より(撮影 三枝近志)

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――宮本亞門さんの舞台に立つ上で、心掛けていることはありますか?

嘉目: 亞門さん演出の作品において、常に意識していることはその役にリアリティを持たせることです。
オペラの場合は音楽にその役のキャラクターが表されますが、亞門さんは“生きた人物”を求めていらっしゃると思うので、それをより深く掘り下げることが大切だと考えています。

――これまで、亞門さんからかけられた言葉で、とても印象に残っていて、今でも力になっているような言葉はありますか?

嘉目: 特にこの言葉が、というよりも、亞門さんとご一緒する度にそのエネルギーの大きさに驚きます。亞門さんは、何というかエンジンの回転数が早いんです。ぼんやりのんびり屋の私には、亞門さんはいつもキラキラと煌めいて映ります。

――名曲ぞろいの『魔笛』ですが、あらためてお伺いいたします。
嘉目さんにとっての、一番の聴きどころ、一番感動されるところはどこでしょうか?


嘉目: 『魔笛』は本当にどの曲も素晴らしくて、聴きどころを絞るのが難しいのですが、私がこの亞門さん演出で一番好きなのは、パミーナを試練のためとはいえ深く傷付けてしまったことに、身を引きちぎられるような思いで苦悩するタミーノが表現される、男声合唱のシーンです。
哀しさや苦しみなどがとても美しい荘厳な音楽で表現され、尊ささえも感じられるシーンとなっています。

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2015年『魔笛』より(撮影 三枝近志)

――嘉目さんにとっての人生最初のモーツァルト体験はどのようなものでしたでしょうか?

嘉目: 実は『魔笛』が最初です。小学生の頃に初めて触れたオペラが『魔笛』でした。
ルチア・ポップの歌う夜の女王のアリアを、彼女の歌い癖を覚えるほど聴きまくっていました。
ちょうど同じ頃に、所属していたジュニアコーラスの一員として、県民オペラ公演『魔笛』に森のうさぎ役で出演しました。とても緊張しました。

――2015年の二期会初演から6年たちました。
今、この『魔笛』を上演することの意味、お客様に伝えたいこと、公演にむけて意気込みをお願いいたします。


嘉目: コロナ禍で対面からリモートが増えて、世の中から人との触れ合いが極端に少なくなってしまいました。
目には見えないけれども、その分人の心と心の間にも少しだけ距離ができてしまったように感じています。表面的には何も問題なく過ぎていく時間でも、何かが失われていくような気がしています。
モーツァルトの音楽はいつも「生身の人間とは何か」を教えてくれます。美しさや強さだけではなく、悲しさや弱さ、醜さも隠すことなく描かれます。この人間の心の交流は、今まさに私達に必要なものなのではないでしょうか。
私達はひとりでは生きてはいけない。
人を心から愛していこう。
そんな風にモーツァルトが語りかける作品です。

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2018年『金閣寺』フランス国立ラン歌劇場公演より

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2021年9月公演 W.A.モーツァルト『魔笛』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年9月8日(水)18:30*、9日(木)14:00、11日(土)14:00*、12日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
*…パミーナ 嘉目真木子 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
※緊急事態宣言の延長により、11日(土)と12日(日)公演は予定来場者数が収容定員の50%を超えているため、新規チケット予約受付を停止させていただきました。両日は当日券の販売もございません。
8日(水),9日(木)の公演につきましては、引き続き新規のご予約を承っております。尚、本公演は予定通り開催させていただきます。すでにお客様のお手元にあるチケットは有効となります。ご来場を心よりお待ちいたしております。


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東京二期会×日本アルバン・ベルク協会 『ルル』特別オンライン・トーク
 演出カロリーネ・グルーバーに聞く!

1年の延期を経て、いよいよ8月28日(土)、新宿文化センター 大ホールにて開幕する東京二期会オペラ劇場 A.ベルク『ルル』。
開演に向けて、日本アルバン・ベルク協会との共催により実現しました、演出カロリーネ・グルーバーとのオンライン・トークの模様を収録してお届けいたします(聞き手は、中央大学教授の森岡実穂さん)。

昨年2月には『ルル』が自身の集大成と意気込みを語り(参照記事1)、1年の開催延期を受けて、先月、演出プランを発表!(参照記事2)
今回のオンライン・トークは、さらにグルーバーの思考に深く迫る内容になっています。
オペラご鑑賞前に、ぜひご覧ください!

▼参照記事1
『ルル』は私の演出家としての集大成~カロリーネ・グルーバー緊急プレトーク・リポート|2020年03月06日
▼参照記事2
8月公演 A.ベルク『ルル』ワールド・プレミエ~カロリーネ・グルーバーの演出プランを発表!|2021年05月25日

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▼『ルル』公演情報ページはこちら
2021年8月公演 A.ベルク『ルル』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年8月28日(土)17:00、29日(日)14:00、31日(火)14:00 新宿文化センター 大ホール

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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二期会名作オペラ祭『魔笛』キャスト・インタビュー~夜の女王 安井陽子「私自身も音楽に救われた。大好きな役を歌える幸せを」

2021/2022シーズンのオープニングを飾る、9月公演『魔笛』。 夜の女王役で出演するのは、日本を代表するコロラトゥーラ・ソプラノのひとり安井陽子。 『ナクソス島のアリアドネ』ツェルビネッタ、『魔笛』夜の女王、『ホフマン物語』オランピアなど、いずれもコロラトゥーラの王道ともいえる難役で絶賛を博してきました。
何度も演じてきた夜の女王役ですが、今回の舞台にかける思いをあらためて聞きました。

202108_yasui_youko.jpg 安井陽子

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――これまで何度も演じて、コンサートでも歌ってきた夜の女王は、どのような人物でしょうか。

安井: 深い悲しみと過剰なほどの母性愛が豹変して激しい復讐の念に燃える尊大な悪女だと思いますが、女性を強調した衣裳からも強烈な恐ろしさの中に魅惑的な女性の本質も描かれているように感じます。

――名曲揃いの『魔笛』で、一番好きなところ、一番感動されるところは?

安井: 『魔笛』は、登場人物みんなが主役のような作品で、序曲からアンサンブル、アリア、最後の華やかなフィナーレまで、どこを取っても魅力的で素晴らしいので、「一番」とは難しいですね。序曲や、有名な夜の女王アリアはもちろんですが、特に好きなシーンをあえていうとすると、20番パパゲーノのアリア「娘かかわいい女房がひとり」から「パパパの二重唱」、フィナーレの合唱に続いていくところ。
グロッケンシュピールの幻想的な可愛らしいメロディーは本当に魅力的なので、大好きで幸せな気持ちになります。童子たちに導かれてパパゲーナが現れて、「パパパの二重唱」が歌われるシーンは愛と喜びと幸せが満ち溢れていて皆が笑顔になれる場面なので大好きです。

――人生で最初に触れたモーツァルトの音楽は?

安井: 小学校2年生のときに母に連れて行ってもらった、ヤマハホールで上映された映画の『魔笛』です。やはり夜の女王アリアは聴いたことのないような超高音で驚いた記憶がありますが、正に美しいメルヘンの雰囲気で、パパゲーノとパパゲーナが軽やかな動きで素敵だったのは印象深く「オペラって楽しいなー!」と心から感じ、オペラの世界へ魅了された初めての作品です。母に感謝です!

――これまでで一番印象に残っているモーツァルトの舞台、演奏は?

安井: 初めて夜の女王役をフォアアールベルク州のゲツィス(Götzis)の小さな劇場で歌ったときです。1ヶ月くらい滞在して、雪が降っている中、稽古場へ通うのは厳しいものもありましたが、刺激的な大変充実した日々でした。
雪の上を歩きながら、毎日ブツブツ台詞を言いながら歩いていた私は怪しい人だったかも(笑)
演出は至ってオーソドックスでしたが、共演者の方々全員が『魔笛』に愛情を注いでいるような、とても温かい舞台で、多くの方は自分以外の役のセリフも歌も、まるで童謡を口ずさむかのように当たり前に自然に覚えていて、さすがオペラ文化が根付いていると肌で感じました。出演者の年齢層の幅が広くて、小さい劇場での手作り感が、「モーツァルトが芝居小屋で上演していた当時もこんな雰囲気だったのかな」と、勝手に自分で想像して盛り上がりながら、プレミエの時も一瞬一瞬を大切に演奏させて頂きました。
この時が一番、寝ても覚めても、夜の女王役をどう歌い演じるか、役と向き合った時間だったような気がします。

――歌い継ぐ価値があるからこそ「名作」と謳われる所以でありますが、今、この『魔笛』を上演することの意味、お客様にお伝えしたいこと、公演に向けて意気込みをお願いいたします。

安井: 今のこの大変な状況だからこそ、ぜひオペラを観て頂きたいです!私自身も昨年の自粛期間に「音楽」に救われました。予定していた公演が次々と中止になり残念な悲しい思いも沢山しましたが、その時間は自分に与えられた充電期間と思い直し、今回の宮本亞門さんの『魔笛』も新たな気持ちで挑戦してみようと受けました。
素敵な舞台で、この大変な状況の中でも大好きな役を歌わせて頂けている私は本当に幸せ者だと痛感しております。どこへ行っても「守る」ことに重点を置いている緊張感のある困難な状況の日々ですが、ぜひ、劇場に足を運んで頂き、この時ばかりは、大変な日常を忘れて頂いて窮屈な「守る」ではなく、音楽=音を楽しむ!オペラを「楽しむ」良い時間を過ごして頂ければ幸いです!!!(マスク着用は窮屈ですみません)
これから稽古で「夜の女王」に深い色付けをして頂き、皆様に喜んで頂けますよう、公演に向けて精進してまいります!!

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▼安井陽子へのインタビューはこちらもご覧ください!
『魔笛』を彩る女性たちが母娘を語る|オペラを楽しむ - 東京二期会

▼『魔笛』公演情報ページはこちら
2021年9月公演 W.A.モーツァルト『魔笛』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年9月8日(水)18:30*、9日(木)14:00、11日(土)14:00*、12日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
*…夜の女王 安井陽子 出演日

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8日(水),9日(木)の公演につきましては、引き続き新規のご予約を承っております。尚、本公演は予定通り開催させていただきます。すでにお客様のお手元にあるチケットは有効となります。ご来場を心よりお待ちいたしております。


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期待の新人歌手が一堂に!~ 9/20(月・祝)「二期会新進声楽家コンサート」
出演者コメント[2]

明日のスター、ここに羽ばたく!

今春、二期会オペラ研修所を優秀な成績で修了した、期待の新入会員18名が一堂に会し、二期会入会後お披露目となるデビューコンサート。今年は公演日が祝日となったため、13:30開演のマチネー公演となり、公演名も「二期会新進声楽家コンサート」として開催いたします。
本日は前回に続き、出演者から届きましたコメント紹介の第2回です。

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202108_sano_madoka.jpg佐野円香(さの まどか・ソプラノ)
■レオンカヴァッロ 『道化師』より “鳥の歌”
【座右の銘】「一日一生」 一日を大切に生きることが一生を大切に生きることに繋がるという意味です。昨年から続くコロナ禍で今まで通りの生活が出来なくなり、それは私生活だけでなく研修所で勉強する過程においても様々な制約がありました。ですが、制約があったおかげでお客様から見た時に自分がどう見えるかについてなど、演技や歌についてより一層考えるきっかけになりました。このような一日一日の積み重ねが将来に繋がると信じて、日々精進してまいります。
202108_shigeta_shiori.jpg重田 栞(しげた しおり・ソプラノ)
■ドニゼッティ 『リタ』より “この清潔で愛らしい宿よ”
【大切にしている信念】「やってみなければ分からない」 食べてみて初めて、味が分かるように、やってみて初めて、オペラの面白さを知りました。身をもってやってみれば、失敗も成功も自分の糧となります。これからも、好奇心の赴くままに様々な音楽、舞台に挑戦してまいりたいです。
202108_takeuchi_akina.jpg竹内明菜(たけうち あきな・ソプラノ)
■マスネ 『マノン』より “私が女王のように街を歩くと”
【演奏曲に関連して】第3幕、祭りで賑わう群衆の中、ひと際目を引く美しさで登場したマノン。「私が女王のように街を歩くと、みんな私にお辞儀をして手に口づけするわ。私は美しくて幸せ。絶えず恋をして、笑い、歌いましょう」とガボットのリズムで歌います。
コロナ禍においても、こうして音楽と関わることができることに感謝しつつ、魅力的なマノンを演じられるように頑張ります。
202108_tanaka_kayoko.jpg田中佳代子(たなか かよこ・ソプラノ)
■ヴェルディ 『エルナーニ』より “エルナーニよ、一緒に逃げて”
【座右の銘】「努力の上に花が咲く」 中学生の頃に出会った言葉です。音楽を追及すればするほど、楽しい反面、高い壁にぶつかったりくじけそうになることが多々ありますが、この言葉を思い出しては乗り越えてきました。大輪の花を咲かせた歌をみなさまへお届けしますので、応援をお願いいたします。
202108_hatano_mayu.jpg幡野麻佑(はたの まゆ・ソプラノ)
■ウェーバー 『魔弾の射手』より “亡き叔母が見た夢に”
【座右の銘】常に自分自身と向き合い一つずつ丁寧に積み上げていくことが、いずれ大きな力に変わると思っています。
コロナ渦で大変な状況ではありますが皆様の心が少しでもほっとする瞬間がありますように、心からの音楽を伝えていきますので、どうぞ応援をよろしくお願いいたします。
202108_hayano_yumi.jpg早野由美(はやの ゆみ・ソプラノ)
■バーンスタイン 『キャンディード』より “きらびやかに着飾って”
【座右の銘】「神は天にいまし、すべて世は事もなし」 私の大好きな作品『赤毛のアン』に出てくる言葉です。生きていると耐え難い困難や試練と向き合うこともありますが、すべては自分にとって最善の選択であり経験だと信じています。今を丁寧に全力で向き合い、喜んでくださるお客様の笑顔をお守りに日々頑張ります。

*     *     *


才能ある若きアーティストたちの未来を応援していただければ幸いです。
一同、ご来場をお待ち申し上げております。

210920shinshin_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所 第64期マスタークラス修了生・成績優秀者による
二期会新進声楽家コンサート
日時:2021年9月20日(月・祝) 13:30開演(13:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅 公園口より徒歩1分)
料金:(全指定席) ¥3,000
▼予定プログラム発表!全出演者と演奏曲目はこちらからご覧ください
二期会新進声楽家コンサート|コンサート・ラインアップ - 東京二期会

●ご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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8月公演 A.ベルク『ルル』キャスト・インタビュー
ゲシュヴィッツ伯爵令嬢役 増田弥生「同性愛者であることも、母親にも似た無償の愛も、どちらも彼女の本能的な愛の形なのだと思います」

東京二期会オペラ劇場『ルル』開幕に向けて、舞台を想定した「立ち稽古」が始まりました。
今回は、ゲシュヴィッツ伯爵令嬢役の増田弥生(8/28、31出演)に話を聞きました。
新国立劇場や東京二期会オペラ公演への出演、そして年末の第九演奏会でのソリストなどオーケストラとの共演実績も多い実力派。ウィーンに留学し、その後もモーツァルト、ワーグナー、R.シュトラウスなど、ドイツオペラの王道を歩んできました。20世紀初頭ウィーンで活躍したアルバン・ベルクの作品に、今どのように向かい合っているのでしょうか。

202108_masuda_yayoi.jpg 増田弥生

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――立ち稽古が始まりました。演出カロリーネ・グルーバーとの稽古はいかがですか?

増田: オーディションの時に、審査員席のど真ん中にグルーバーさんが威厳を放って座って聴いてらしたので、とても緊張したのを覚えています。
昨年2月に、プレトークで来日された際には、個人的にお話しする機会に恵まれました。「『ルル』は確かに難しい作品だけど、型にはめて考えないで、ゲシュヴィッツ伯爵令嬢が一人の人間としてルルを愛するということを考えてきて。」と言われたのが、ストレートに心に響きました。
立ち稽古前のテクスト読み合わせでは、内容によっては1語1語細かく噛み砕いて、丁寧に説明して下さいました。全体を知るためにテクストをよく読むこと。当たり前のことと言われたらそうなのですが、基本を大切に作り上げていく誠実さ、そして「型にはめて考えないで」の言葉通り、演出においては大胆さを持ち合わせた方だな、という印象を受けています。

――それでは、増田さんが演じるゲシュヴィッツ伯爵令嬢は、どのような役柄、人物でしょうか。

増田: ゲシュヴィッツは、原作では「男のような服装で」と描かれており、この出で立ちはゲシュヴィッツが男性的な立場を取りたい同性愛者であることを特徴付けていると感じます。他の男達と同様に、ルルを自分の欲望のままにあやつりたい。「男性の格好をして、その靴のかかとで私の顔を蹴って欲しい」と、ルルに対して、ある種暴走した欲望の持ち主で、怪しげな一面があります。

一方で、命をかけてルルの脱獄を計画する自己犠牲愛や、自分の位を捨てても構わないという気高い勇気も持ち合わせています。これは、「noblesse oblige」(身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務がある、という欧米社会の道徳観)の精神に基づくものと思います。
境地に立たされたルルを、危険も顧みずに救うその姿には、母親にも似たルルへの無償の愛を感じます。どちらも、彼女の本能的な愛の形なのだと思います。

――アルバン・ベルクの出会いについてお聞かせください。

増田: アルバン・ベルクの音楽との出会いは、大学に入学して割と直ぐの頃でした。門下の先輩が、「7つの初期の歌(1905-1908)」を歌っていらして、その情感溢れ別世界へ誘われるようなメロディに魅了されました。これが後期ロマン派の音楽なのかあ、と当時は単純に考えていましたが、ウィーン留学時代は、リーダーアーベントで「7つの初期の歌」をはじめ、「作品2、4つの歌(1907)」などを聴く機会も多く、白井光子さんのCD録音も大好きで、その濃密な音楽にハマりました。

『ルル』は、初期の歌曲作品から約10年後に作曲されていますが、「ほんとうに同じ作曲家の作品なのか!」と、単純に、信じ難い驚きを抱きます。調性が崩れていく自由さや、ストーリー展開に伴う音楽の凄まじさに感動を覚えます。

私はワーグナーを語れる身分ではありませんが、ワーグナーの音楽はR.シュトラウスや、アルバン・ベルクを含む新ウィーン楽派と比較すると、古典的なのかなと思います。しかし、『ルル』の楽曲中、短い主題や動機が繰り返し使われており、こういった「ライトモティーフ」の手法は、ワーグナー以降のドイツオペラには脈々と継承されていることを感じます。

――最後にお客様に向けてメッセージをお願いいたします。

増田: なかなか上演される機会の少ない『ルル』。二期会でも18年ぶりの公演となります。 中村蓉さんのコンテンポラリーダンス、上田大樹さんの映像のコラボレーションと共に、異世界の舞台をお楽しみ頂けることと確信しております。
コロナ感染が急拡大していて、まだまだ日常で心配なことが続きますが、もし状況がお許しになれば、ぜひ、新宿文化センターに駆けつけていただけたら嬉しいです。
一人でも多くのお客様と、舞台を分かち合うことが出来ますように、心から願っております。

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▼『ルル』公演情報ページはこちら
2021年8月公演 A.ベルク『ルル』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年8月28日(土)17:00*、29日(日)14:00、31日(火)14:00* 新宿文化センター 大ホール
*…ゲシュヴィッツ伯爵令嬢 増田弥生 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
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8月公演 A.ベルク『ルル』キャスト・インタビュー
ゲシュヴィッツ伯爵令嬢役 川合ひとみ~「人が社会で生き抜くことに真摯に向き合ったオペラ。現代人の心にも通じている」

コロナ禍の影響を受けて、1年間の開催延期を余儀なくされていた、東京二期会オペラ劇場『ルル』は、いよいよ来月8月28日に開幕します! 今回は、このオペラで二期会オペラデビューを果たす、ゲシュヴィッツ伯爵令嬢役のメゾソプラノ川合ひとみ(8/29出演)に、稽古後、話を聞きました。

202107_kawai_hitomi.jpg 川合ひとみ

*     *     *


――今日は演出のカロリーネ・グルーバーとの稽古2日目でした。今回は、立ち稽古が始まる前に、ドイツ語のテクストの読み合わせが行われました。稽古場の様子をおきかせください。

川合: まずはやはり、演出のカロリーネ・グルーバーさんから、ものすごく作品を読み込んでいらっしゃることが伝わってきました。
そして、私たちは母国語でないドイツ語に向かわなければなりませんが、この「外国語の壁」を乗り越えていけるように、グルーバーさんは根気強く、かみ砕いて教え、伝えてくれています。私たちがまだ腑に落ちていないところはわかるまで説明をしてくれますし、逆に私たちの意見も、よいところは取り入れてくれます。グルーバーさんと歌手との信頼関係、コンタクトがよくできている現場だなという印象です。
「こうだ」と言われて、「はい、わかりました」では、この作品は成立しないので、これからも、立ち稽古を重ねていく中で、私たち歌手から出てくるものを(グルーバーさんが)織りあわせて作っていくんだろうな、と思います。

――川合さんにとって、今回の『ルル』ゲシュヴィッツ伯爵令嬢が二期会デビューとなります。

川合: とてもご縁を感じています。東京芸大の学部時代から、先生のお部屋には二期会の『フィガロの結婚』のポスターが貼られていて、作品や役のお話を聞いていたので、憧れでした。
振り返ってみると、実は、初めて見に行った二期会公演が『ルル』だったんです(2003年11月3幕版日本初演)。それまでの、恋とか~、愛とか~のようなオペラのイメージとは全然違うもので、こんなにもリアルに人間を描く作品があるのか、と非常に印象にも残っていました。

それから、ドイツに留学するきっかけを与えてくれるほどに印象的だったのが、コンヴィチュニーさん演出の『皇帝ティトの慈悲』(2006年4月)でした。
同じ頃に芸大オペラでも同じ作品を取り上げていて、私は合唱で参加していました。そのときに芸大で歌われていた方の中に郷家暁子さんもいらっしゃって、今回のプロダクションでご一緒することになったので、これもとてもご縁のあることだと思っています。

――ドイツでは、すでに多くの劇場の舞台に立っている川合さん。印象に残っている舞台は?

川合: ミュンヘンのPasinger Fabrikという市立の劇場で歌った『チェネレントラ』のタイトルロールは、自分のキャリアで大きなものになりました。小さな劇場ですが、少し特徴的で、ひとつのプロダクションをシーズン通して80公演くらい行うんです。しかも、字幕装置がないので、『チェネレントラ』はドイツ語上演でした。あの大量のテクストが全部ドイツ語なんです!しかも、まわりの歌手やスタッフの人たちもみんなドイツ語なので、まさにドイツ語のシャワーを浴び続けました。字幕がないので、一度でも噛んだら終わりという・・・(笑)
そういった経験も、今回のゲシュヴィッツ伯爵令嬢に活かせる、と思っています。

ドイツでは、オペラをたくさん観ることができました。ベルリンに住んでいたときは、今度二期会が11月に行う『こうもり』のオリジナル公演(アンドレアス・ホモキ演出)も観ることができました。
ドイツの劇場では、100年や200年以上前に誕生したオペラを、環境がどんどん変化していく現代の人たちにも伝わるものにするために、新しい演出が生まれています。今回の『ルル』も、カロリーネ・グルーバーさんの演出によって、たとえば私が演じるゲシュヴィッツ伯爵令嬢でいえば、ジェンダーの問題が取り入れられてると思います。そうやって、現代の変化に応じた視点を舞台に取り入れることで、オペラが今なおアクティブな芸術のシンボルになっていくんじゃないかなと思います。

=     =     =


1年延期して開幕を待つ『ルル』
演出カロリーネ・グルーバーを稽古場に迎えて、一気に舞台が近づいてきたような印象です。
最後にお客様に向けてのメッセージを映像に収めましたので、どうぞご覧ください!


*     *     *


▼『ルル』公演情報ページはこちら
2021年8月公演 A.ベルク『ルル』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年8月28日(土)17:00、29日(日)14:00*、31日(火)14:00 新宿文化センター 大ホール
*…ゲシュヴィッツ伯爵令嬢 川合ひとみ 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
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期待の新人歌手が一堂に!~ 9/20(月・祝)「二期会新進声楽家コンサート」
出演者コメント[1]

明日のスター、ここに羽ばたく!

今春、二期会オペラ研修所を優秀な成績で修了した、期待の新入会員18名が一堂に会し、二期会入会後お披露目となるデビューコンサート。今年は公演日が祝日となったため、13:30開演のマチネー公演となり、公演名も「二期会新進声楽家コンサート」として開催いたします。
このたび、それぞれが特別な想いを込めて演奏する曲が発表されました。本コンサートの出演者たちからコメントが届いておりますので、3回に分けてご紹介いたします。

*     *     *

202107_ishino_maho.jpg石野真帆(いしの まほ・ソプラノ)
■ビゼー 『カルメン』より “これが密輸人の隠れ家だわ ~ 何の怖れることがありましょう”
【座右の銘】本のタイトルですが「置かれた場所で咲きなさい」という言葉を大切にしています。どんな状況や場所でも、例え思い描いた結果でなくても、その置かれた場所や環境で精一杯の努力をしようと思っています。これからも大切にしたい言葉です。
202107_kawano_chiharu.jpg河野ちはる(かわの ちはる・ソプラノ)
■ベッリーニ 『清教徒』より “あなたの優しい声が”
【演奏曲に関連して】「あなたの優しい声が」は、2幕で狂乱したエルヴィーラが歌うアリアです。特に後半が技術的に難しい曲ですが、難しいからこそ挑戦したいと思い選曲いたしました。
大学のクラリネット専攻を卒業後そのまま二期会の研修所に入った私ですが、まさか今回の演奏会に出演できることになるとは思ってもいませんでした。これも熱心に指導してくださった先生方や支えてくれた周りの方々のおかげです。当日はそんな方々への感謝の気持ちも込めて歌います。
202107_kitakado_kanon.jpg北門華音(きたかど かのん・ソプラノ)
■ドニゼッティ 『アンナ・ボレーナ』より “私の生まれたあのお城”
【演奏曲に関連して】『アンナ・ボレーナ』は私が好きなオペラであり、将来演じてみたい作品の一つでもあります。“華音”という名前のように、歌にも容姿にも華やかさがあり皆様の心に残るような歌を歌うプリマドンナを目指しています。より一層励んでまいりますので、応援よろしくお願いいたします。
202107_kurimoto_moe.jpg栗本 萌(くりもと もえ・ソプラノ)
■ドニゼッティ 『ランメルモールのルチア』より “あたりは沈黙に閉ざされ”
【座右の銘】「すべて必然」 幼い頃にオペラの世界に魅了され、舞台に立ちたい一心で勉強を続けてきましたが、実際は失敗や回り道ばかりで歌を諦めようとした事もありました。しかし今、憧れの舞台に立とうとしています。辛いことも今の自分に必要な結果なのだと信じ、邁進していきたいと思います。
202107_kobayashi_kana.jpg小林香奈(こばやし かな・ソプラノ)
■マスネ 『ル・シッド』より “泣け、泣け、わが瞳よ”
【座右の銘】「初志貫徹」 声楽を始めてから常に私の中心にあり、難しいことや望みを妨げるようなことがあったとしても、挑戦し乗り越えることが私の持ち味だと思っています。
将来は可憐な乙女からファム・ファタールといわれる女性まで演じられるような歌い手を目指しておりますので、どうぞ応援をよろしくお願いいたします。
202107_satou_hatsune.jpg佐藤初音(さとう はつね・ソプラノ)
■プッチーニ 『蝶々夫人』より “ある晴れた日に”
【座右の銘】「自分を生かして精一杯自分の人生を生きる」 自分の心が幸せを感じること、また自分の力を最大限に活かせることが歌うことです。
今回選んだ蝶々夫人のアリアは初めて聴いた時に「これが歌いたい!」と思いオペラに興味を持った憧れの曲です。夫ピンカートンの帰りを信じて待つ蝶々さんのように、真っ直ぐな心で、音楽や周りの人達を暖かく愛せる歌い手を目指していきます。

*     *     *


才能ある若きアーティストたちの未来を応援していただければ幸いです。
一同、ご来場をお待ち申し上げております。

210920shinshin_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所 第64期マスタークラス修了生・成績優秀者による
二期会新進声楽家コンサート
日時:2021年9月20日(月・祝) 13:30開演(13:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅 公園口より徒歩1分)
料金:(全指定席) ¥3,000
▼予定プログラム発表!全出演者と演奏曲目はこちらからご覧ください
二期会新進声楽家コンサート|コンサート・ラインアップ - 東京二期会

●ご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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ソプラノ木下美穂子、METオーケストラ・ミュージシャンズとのコラボレーション映像が公開!~「ある晴れた日に」「アヴェ・マリア」「月に寄せる歌」3曲を披露

先日のブログ記事でもご紹介いたしました、ソプラノ木下美穂子とニューヨーク・メトロポリタン・オペラ・オーケストラ・ミュージシャンズ(MOM)とのリモート・コンサートの模様が、ついに全篇公開となりました!

* * * * * * *

米ニューヨーク メトロポリタン・オペラ オーケストラメンバー×東京二期会 木下美穂子リモートコラボレーションコンサート

<企画・主催>
三井不動産株式会社/東京ミッドタウンマネジメント株式会社
<協力>
Mitsui Fudosan America, Inc.
MET Orchestra Musicians Fund
公益財団法人東京二期会

* * * * * * *


長年アメリカを拠点に活動してきた木下美穂子にとって、リモートとはいえ、ニューヨークとの縁をあらためて感じる時間にもなったようです。そして、リモートであるがゆえに、コロナ禍に覆われた世界に想いを寄せながらの歌となりました。今回のコラボレーションについて、木下にあらためて振り返ってもらいました。

―― Q1.今回のリモート・コンサートについて、日本では、音と映像とをわけて収録が行われました。普段のコンサートやオペラの舞台とは勝手が違うことばかりだったと思いますが、心掛けたことは?

木下: 録音は、事前に私のテンポ感や音楽の作りをピアニストと演奏したものを送っていましたが、やはり間合いや休符後のタイミングなど合わせるのに若干苦労しました。
でも、2~3回METオーケストラの音源を聞いていくうちに、自然とタイミングを感じられるようになりました。
映像では、ライブで歌っているように、アリアの心情をしっかり表現するよう心がけました。

―― Q2.自分の録音にあわせて撮影を行うという経験は初めてでしたか?

木下: 一度だけ、デビューまもない頃(2003年)に、NHK-BSのオペラ特番で、長崎のグラバー邸からオーケストラ録音に合わせて、今回と同じように蝶々さんのアリアを生放送で歌ったことがあります。眼下に広がる港に実際に船が汽笛を鳴らしながら入ってくる光景の中歌った記憶が、今回の撮影で一気に蘇りました。
今回は、東京ミッドダウン日比谷の6階屋上庭園からの撮影でしたが、目の前にひろがる皇居外苑の緑やビル群があの時の光景と重なるような感じがしました。
『ルサルカ』は、ちょうど撮影している時間帯が帰宅時間帯と一緒になり、通行される方々が大勢いらっしゃる中での撮影になりました。
そして、最後に撮影した『オテロ』は、深夜11時をこえ、静まりかえった1階アトリウムで行われました。全てのショップが閉まり、人通りもまったくない静寂の中での「アヴェ・マリア」は、これまで経験したことのない独特の雰囲気で、きっと一生忘れないと思います。

―― Q3.長くアメリカで過ごしてきた木下さんですが、今回のコラボでまたニューヨークが恋しくなられたのでは?

木下: はい、ニューヨークは4年ほど住んでいましたし、ヒューストンに引っ越ししてからも、1〜2ヶ月に一度はニューヨークにレッスンなどで行っていましたので、今回のMETオーケストラミュージシャンの方々とのコラボはとても嬉しかったです。オンラインでミーティングを行った際、日本側は夜、NYはちょうど朝でした。NYの現地の朝の様子を懐かしく感じました。NYに住んでいる頃は、毎日レッスンとオーディションに明け暮れる日々で、苦しい時期でもありましたが、頻繁にMETに足を運び、勉強していました。1日も早くMETが再開して、またオペラを観れる日が来て欲しいと心から思います。
NYの私のコーチや友人らと会いたい!と心から思いました。

―― Q4.今回の作品の公開にあたって、お客様にむけてのメッセージをお願いいたします。

木下: 世界中のパンデミックの中、多くの方々が苦しい思いをされ、日常を奪われてしまいました。そして世界中の音楽家も厳しい状況にあります。これまで当たり前のように劇場で、コンサートホールで、皆さんと同じ時間を共有してきましたが、それが思うように叶わない中、このようなオンラインでコラボということができ、心から嬉しく思います。オンラインではありますが、METオーケストラ・ミュージシャンズの方々との音楽の息遣いを感じていただければと思います。そして映像を通して、オペラシーンを感じていただければ幸いです。

今後は、8月のヴェルディ「レクイエム」ソプラノ・ソロに続いて、11月『こうもり』でもロザリンデ役で出演が決定した木下。ライブでの活躍にもどうぞご期待ください!

▼今回の本配信に先駆けたライブトークのご案内記事(6/18)はこちら
6/18(金)21:30から生配信も!ソプラノ木下美穂子と米ニューヨーク・メトロポリタンオペラ・オーケストラ・ミュージシャンズとのリモート・コラボレーション・コンサートが実現! - オペラの散歩道(二期会blog)

*     *     *


▼8月ヴェルディ「レクイエム」公演情報ページはこちら
〈二期会スペシャル・コンサート〉 G.ヴェルディ「レクイエム」 - 東京二期会
2021年8月12日(木)19:00、13日(金)19:00 東京オペラシティ コンサートホール
《チケット発売中!》

▼11月オペレッタ『こうもり』公演情報ページはこちら
〈二期会名作オペラ祭〉 J.シュトラウスII世『こうもり』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年11月25日(木)18:30、26日(金)14:00*、27日(土)14:00、28日(日)14:00* 日生劇場
*…ロザリンデ 木下美穂子 出演日
《7/3(土)よりチケット一般発売開始!》

●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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6/18(金)21:30から生配信も!ソプラノ木下美穂子と米ニューヨーク・メトロポリタンオペラ・オーケストラ・ミュージシャンズとのリモート・コラボレーション・コンサートが実現!

ソプラノ木下美穂子が、米ニューヨーク・メトロポリタンオペラ・オーケストラ・ミュージシャンズ(MOM)のメンバーとのリモート・コラボレーション・コンサートを行います。
まず6月18日(金)21:30にニューヨークと東京を繋いだライブトークでお披露目し、7月1日(木)に本配信の予定です!

ソプラノ 木下美穂子

海を越え、東京とニューヨークをつなぐコンサート。今回のコラボレーションは、三井不動産株式会社様ならびに東京ミッドタウンマネジメント株式会社様が企画、主催されました。 ワクチンの普及により平時を取り戻しつつあるニューヨークですが、このコロナ禍で演奏機会を失ったMETオーケストラ・ミュージシャンズを様々な形でサポートしてきた三井不動産アメリカ様と、エンターテインメントの街 日比谷のブランディングのため、このコロナ禍でもオンライン・フェスティバル「Hibiya Festival 2021」を開催してきた東京ミッドタウン日比谷様、双方の音楽と劇場文化への厚い支援が、二つの町の音楽家を結び合わせてくださいました。

MOM

昨年までアメリカを拠点とし、国内外で活躍を続けるソプラノ木下美穂子は、今回の趣旨に大いに賛同し、感謝とともに出演することとなりました。曲目は、『蝶々夫人』より「ある晴れた日に」、『オテロ』より「アヴェ・マリア」、そして『ルサルカ』より「月に寄せる歌」。

ニューヨークから送られてきたオーケストラの演奏に木下が歌を乗せ、そして、東京ミッドタウン日比谷内で撮影を行いました。こうして、完全オリジナルのオペラのシーンが映像作品として誕生しました!
コンサート本配信は7月1日(木)の予定。それに先行して、6月18日(金)には東京とニューヨークを結んだライブ配信で、出演者自らが出演し、完成した映像をご紹介します!
配信は、Youtubeの「HIBIYA FES CHANNEL」から。ぜひご覧ください!

■■■ 配信情報 ■■■
【リモートトークセッション(ライブ配信)】
<配信日>
2021年6月18日(金) 21:30~22:00(日本時間/ニューヨーク時間8:30~9:00)
※ライブ配信/約1週間の見逃し視聴可能
<内容>
MOMの4名と、木下美穂子によるトークセッションをライブ配信でお届けします。アリア楽曲も一部のお披露目とともに、本企画の実現の経緯や演奏のこだわりポイントや、リモートならではの苦労などをお話しします。日本とニューヨークをつなぐアーティスト同士の熱いトークセッションをライブでお楽しみください!

【リモート コラボレーション コンサート(映像)】
<映像公開日>
2021年7月1日(木) 「HIBIYA FES CHANNEL」にて公開予定
<内容>
■プッチーニ『蝶々夫人』より「ある晴れた日に」
撮影場所:東京ミッドタウン日比谷 6Fパークビューガーデン


■ヴェルディ『オテロ』より「アヴェ・マリア」
撮影場所:東京ミッドタウン日比谷 アトリウム


■ドヴォルザーク『ルサルカ』より「月に寄せる歌」
撮影場所:東京ミッドタウン日比谷 地下アーケード


<出演>
【MOM】
ヴァイオリン:Amy Kauffman, Sylvia Danburg Volpe
ヴィオラ:Milan Milisavljevic
チェロ:Dorothea Figueroa
コントラバス:Rex Surany
ハープ:安楽真理子
編曲:Dov Scheindlin
【東京二期会】
ソプラノ:木下美穂子

▼「トークセッション」および「コラボコンサート」の視聴はこちらから
HIBIYA FES CHANNEL - YouTube
HIBIYAFESCHANNEL - 東京ミッドタウン日比谷

<企画・主催>
三井不動産株式会社/東京ミッドタウンマネジメント株式会社
<協力>
Mitsui Fudosan America, Inc.
MET Orchestra Musicians Fund
公益財団法人東京二期会

▼ニュースリリースはこちら ・【東京ミッドタウン日比谷】「Hibiya Festival 2021」リモート コラボレーション コンサート配信決定 6月18日(金)21:30~(日本時間)はNYと東京をつなぐライブトークも|東京ミッドタウンマネジメント株式会社のプレスリリース - PR TIMES

*     *     *


▼ソプラノ木下美穂子出演 8月ヴェルディ「レクイエム」公演情報ページはこちら
〈二期会スペシャル・コンサート〉 G.ヴェルディ「レクイエム」 - 東京二期会

2021年8月12日(木)19:00、13日(金)19:00 東京オペラシティ コンサートホール

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7月公演 ヴェルディ『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー
[10]アリーチェ髙橋絵理「今、この時に『ファルスタッフ』に出演する意味を感じて」

東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー最終回は、アリーチェ役のソプラノ髙橋絵理(7/16,18出演)です!
『道化師』のネッダが二期会公演のデビュー・ロール。その後、『ホフマン物語』のアントニア、『エロディアード』のサロメで主演。他にも『ラ・ボエーム』ムゼッタとミミ、『メリー・ウィドー』ハンナなど主演を続けてきました。オーケストラとの共演も多く、昨年はついにNHK交響楽団の第九演奏会でソプラノ・ソロを務めあげました!
10年ぶりに演じるというアリーチェには、「女性としての誇りを表現したい!」と語っています。


東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』アリーチェ役の髙橋絵理です。 アリーチェは、10年くらい前だったと思うんですけど、一度歌わせていただいていて、それからずっと思っているのは、とてもパワフルで、豪快で、何かトラブルが起こったとしても、自分の力で道を切り開く、とても力強い女性だということです。
ファルスタッフからラブレターを貰って、それがご近所の友達のメグに来たものとまったく同じものが来たところで、「懲らしめてやりましょ!」ってなるんですけど、ただいじめるのではなくて、フォードの嫉妬とも絡めながら、面白おかしく、女性の誇りを守っていくんです。

『ファルスタッフ』には、個人的に大好きな音楽があって。フォードは、娘ナンネッタの結婚相手に齢の離れたカイウスというお医者さんをと企てるんですが、最後にフェントンとナンネッタが二人で登場すると、アリーチェは、「ごらんなさい、このふたり、お似合いでしょう?」と言うのですが、そこのところの音楽がとってもきれいで!
崇高で、これまでのいたずらとかお笑いが一掃されるような、そういうとても心が洗われる音楽となっているので、そこをどうか聴いていただけたらな、と思います。

ヴェルディといえば、悲劇や愛国心の強い作品が多かった、というか、そういう作品に定評があった作曲家ですけども、だからこそヴェルディが最後に言う「この世のすべては笑い」「笑いが大事」というメッセージは、すごく深いと思っています。だから、今のような難しい時代に、偶然にも歌わせていただくというのも、有意義なことなんじゃないかな、と思っています。
オペラ『ファルスタッフ』は、人間の欲や、弱い部分、貧しさ、ずぶとさ、たくらみ、赦し、全てが笑いになるという作品です。そういう全部ひっくるめて人間とは何なのかを提示している作品だと思います。

*     *     *


▼『ファルスタッフ』公演情報ページはこちら
二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年7月16日(金)18:30*、17日(土)14:00、18日(日)14:00*、19日(月)14:00 東京文化会館 大ホール
*…アリーチェ 髙橋絵理 出演日

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7月公演 ヴェルディ『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー
[9]ファルスタッフ今井俊輔「同じバリトンのフォードにはライバル心を燃やしたり(笑)」

東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』キャスト・インタビューは、ついに、ファルスタッフ役 今井俊輔(7/16,18出演)の登場です!
深くそして柱のように太い芯のある声で、役柄に応じた人間味あふれる歌を聴かせ、多くのファンをもつバリトン。二期会公演でも、『マクベス』タイトルロール、『椿姫』ジェルモンといったヴェルディ作品、『トスカ』スカルピア、『蝶々夫人』シャープレス、『外套』ミケーレ、『ジャンニ・スキッキ』タイトルロールといったプッチーニ作品でいずれも重厚な役を好演してきました。叙情的な日本歌曲の歌唱に魅了される方もいらっしゃるのでは。
ファルスタッフは、本人曰く「バリトンにとって名誉な役」。また新しい一面を聴かせてくれるに違いありません!


東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』ファルスタッフ役の今井俊輔です!
ファルスタッフはですね、ちょっとお金に困っていたり、やっぱり女性が好きで。「自分のお腹には名誉だとかいろいろなものが詰まっているんだ。(だから)俺が痩せたらファルスタッフじゃない!」というような役・・・・・・でございます。
(ファルスタッフの聴きどころは)やっぱり言葉の入れ方とか、言葉遊びがすばらしい。それをイタリア語としてどう聴かせられるかということが大事になってきます。あと、フォードという、これまた英雄的な声のバリトン役の方がいらっしゃるので、そのバリトンとバリトンの組み合わせ方とか、声の質の違いとかも聴きどころですかね。(フォードとは)一緒に歌っていてすごい気になるところ。同じバリトンとして、こう、ちょっと、ライバル心を燃やしたりしながらやっています(笑)。本当にファルスタッフがやれるということはとても名誉なことだと思うので、気合を入れて頑張ります。
ヴェルディの音楽をお聴きいただき、どうぞ魂を揺さぶられてください。お客様の心に栄養をお与えすることができますように、頑張ります!

*     *     *


▼『ファルスタッフ』公演情報ページはこちら
二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年7月16日(金)18:30*、17日(土)14:00、18日(日)14:00*、19日(月)14:00 東京文化会館 大ホール
*…ファルスタッフ 今井俊輔 出演日

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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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7月公演 ヴェルディ『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー
[8]アリーチェ大山亜紀子「すばやく臨機応変なアリーチェ。本当にかっこいい女性」

東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー第8弾は、アリーチェ役のソプラノ大山亜紀子(7/17,19出演)です!
ヴェルディ、プッチーニの主要な役を中心として活躍する大山。二期会では『蝶々夫人』タイトルロールでデビュー以降、『仮面舞踏会』アメーリア、『オテロ』のデズデモナを好演。そして『カヴァレリア・ルスティカーナ』ではサントゥッツァにも挑戦し好評を博しました。今回のアリーチェは初役。「アリーチェが上司だったら女性でも惚れる(笑)」と語っていた、憧れの女性を演じる意気込みをどうぞお聞きください!


みなさんこんにちは。東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』公演において、アリーチェ役にて出演いたします大山亜紀子です。
アリーチェはとっても頭の回転が速い、知的な女性だと思います。ファルスタッフを懲らしめるために、作戦を考え、指示し、みんなで実行に移すのですが、実行中、思いもよらない展開が起こります。しかし、そんな場面においても彼女は素早く臨機応変に対応し、成功に導いていくんです。本当にかっこいい女性だなと思います。もし、私だったら恐らく動揺して・・・失敗したと思います。
『ファルスタッフ』は喜劇ということもありますが、最後まで突き進むという感覚があります。そのなかでアンサンブルを重視する場面がいくつもあり、大変面白く思います。たとえば第1幕2場に男性陣と女性陣が一緒に歌うアンサンブルがありますが、男性陣は2分の2拍子、女性陣は8分の6拍子、これが一つになって大きなアンサンブルになっているんです。そして、オペラの最後の最後で出てくる「大フーガ」。これは、ソリスト10人と合唱全員で歌われる、大アンサンブル。大変聴きごたえのある曲だと思います。

大変な時期だとは存じますが、ぜひ会場にお越しいただき、この喜劇の最後まで突き進む感覚、そして素晴らしいアリアやアンサンブルの音楽を体感していただきまして、見終わったあと笑顔でお帰りいただけたらと思います。会場にてお待ちしております。

*     *     *


▼『ファルスタッフ』公演情報ページはこちら
二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年7月16日(金)18:30、17日(土)14:00*、18日(日)14:00、19日(月)14:00* 東京文化会館 大ホール
*…アリーチェ 大山亜紀子 出演日

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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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7月公演 ヴェルディ『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー
[7]ナンネッタ三宅理恵「“生きている限り、笑っていよう”というヴェルディからのメッセージ」

東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー第7弾は、ナンネッタ役のソプラノ三宅理恵(7/16,18出演)の登場です!
煌めくような明るさに満ちた声と美しい発音で、国内の主要なオーケストラとの共演も多い三宅。今年は新国立劇場『夜鳴きうぐいす』題名役で主演するなど、オペラでの活躍も際立っています!ナンネッタは自分自身の声やポジションに自然と合う役のひとつと語っています。アンサンブルの中でキラリと光らせる三宅の個性にご注目ください!


東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』ナンネッタ役の三宅理恵です。
ナンネッタは、アリーチェとフォードに愛されて育った娘なんですけれども、大人の仲間入りがしたいという気持ちもあり、でもそこはやっぱり年頃の女の子で、恋愛に夢中。愛するフェントンを探しては、隙あらば二人でイチャイチャして、愛をささやきあう。本当にかわいらしい役ですね。
私自身の声とキャラクターとが合致するオペラの役というのが実は少ないと思っている中で、ナンネッタは、何の無理もなく、歌うことのできる役のひとつかなと思っています。
見どころは、なんといってもフェントンと愛をささやきあうシーン。本当にとってもすてきで、メロディも本当にきれいなんです。あとナンネッタには最後に有名なアリアがひとつありまして、それを演出のロランさんがどのようなシーンに作って、歌うことができるかというのが今から楽しみです。
『ファルスタッフ』はとにかく、音楽ですべてが表現されているなと思うんです。
とくに私がすごい好きなところは、本当にちょっとしたところなんですけれども、3幕1場で、ファルスタッフがテムズ川に投げ出された後、暖を取っているときに、クイックリーがやってきてアリーチェからの手紙を渡すのですけれど。その手紙を「ファルスタッフが受け取る」というときの音っていうのが、書かれているんですよね!ファルスタッフが受け取るタイミングはここしかないでしょ、というような音楽があるんですけど、このオペラにはそういうシーンが随所にあって、本当にワクワクします!
ヴェルディ自身、人生80年、奥さんを亡くされたり、お子さまを亡くされたり、色々なことを経験してこられましたが、最後に「世の中すべては冗談だ」と終えたということには、とても意味があるんじゃないかと。
今の苦しい状況に立たされている私たちにも、なにか大きなメッセージになるんじゃないか、と思います。「生きている限りは、笑っていよう」というメッセージを、舞台から、音楽と一緒に、お届けできたらな、と思います。

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▼『ファルスタッフ』公演情報ページはこちら
二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年7月16日(金)18:30*、17日(土)14:00、18日(日)14:00*、19日(月)14:00 東京文化会館 大ホール
*…ナンネッタ 三宅理恵 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

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【二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』キャスト・インタビュー】~(7)エルヴィーロ役 菅原洋平&堺 裕馬

二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』キャスト・インタビューもいよいよ最後のご紹介となりました。最後は、セルセ王の弟アルサメーネの従僕であるエルヴィーロという男を演じる、菅原洋平(すがわら ようへい・5/22出演)と堺 裕馬(さかい ゆうま・5/23出演)です!

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――『セルセ』出演おめでとうございます。

菅原・堺: ありがとうございます!

――エルヴィーロはどのような人物でしょうか?

菅原: エルヴィーロは王弟アルサメーネの従者です。自由奔放な振る舞いで、おどけたり、焦ったりと世話しなく動きます。

堺: このオペラの中でとりわけ喜劇的な要素が強い存在のように感じています。キャラクターとしては『魔笛』のパパゲーノのようなお調子者で怠け者、でもどこか憎めないような人間性を持っていると思います。

菅原: アルサメーネの手紙を騙しとられてしまったり、アマストレの自刃を止めたりと、エルヴィーロが登場するとストーリーの何かが動き出します。


菅原洋平

――『セルセ』をコミカルにしている重要人物なのですね!どのような歌を歌うのでしょうか?

菅原: エルヴィーロにはダ・カーポ アリアがありませんが、第2幕に歌う「Del mio caro bacco amabile」があります。

堺: 「水は憂鬱になるだけだけど、ワインなら天まで登るような気持ちになるんだ!」という感じで。

菅原: 落ち込んでいる雰囲気の中で、気持ちを励まそうと酒の神バッカスを賛美し歌いだすんです。

堺: 短い曲ではあるのですが、軽快でかっこ良い曲調です。
『セルセ』の登場人物は、恋する気持ちや、恋の悩みを歌っていることが多いと思うのですが、エルヴィーロだけ「俺はお酒が好きなんだ〜!」と歌っているという、そのギャップが好きで、そんなかっこ良い音楽とギャップを楽しんでいただきたいです。


堺 裕馬

菅原: 短いアリアですが、その中に、彼の人間性が込められてると思います。欲望とは生きる原動力である、と訴えかけるような旋律が、オーケストラとのユニゾンに表れています。
『セルセ』の全アリアの中で、一曲を通して歌手とオーケストラがユニゾンで演奏するのは珍しく、エルヴィーロのアリアにはそれが顕著に表れており、音の進行にユーモアが描き出されています。

――二人は今回が初顔合わせと聞きました。稽古場での印象は、いかがですか?

菅原: 堺 裕馬さんはいつも周りを和ませる雰囲気をお持ちで、柔らかな笑顔が魅力的です。
役のことなどでちょっとした相談をしても快く答えてくれて、頼れる存在です(笑)
声には優しさがあって、その中には知的さと誠実さが溢れている、素敵なバリトンです!

堺: 菅原さんのことは、実はこうしてお会いする前からSNS等ではお見かけしていて、あるとき菅原さんが「しばんばん」という犬のキャラクターが大好きとおっしゃっているのを見かけて、実は僕も以前「しばんばん」の手帳を使っていたことがあったので勝手に親近感を感じていました(笑)
お会いしてからも色々と役のことで相談する機会も多く、組は違いますが二人で一緒に魅力的なエルヴィーロという役を演じていきたいです。

――二人協力して作り上げられているようすがとても印象的です。それでは最後にお客様にメッセージを

菅原: エルヴィーロは普段チャレンジしないタイプの、いわゆる三枚目の役ですが、今回は自分の新たな可能性を切り開いていこうと思います。ブッフォなキャラクターに難しさもありますが、向き合うほどに変化が感じられて楽しくもあります。エルヴィーロは物語の中心にはおりませんが、料理のスパイスの様にちょっとしたアクセントとして彩ります。そのフワッとした香りを味わって頂けたら幸いです。
ご来場お待ちしております!

堺: 今回が自分にとって二期会のオペラデビューということで、出演が決まってからずっとワクワクしております。このワクワクの気持ちをそのままに、公演までエルヴィーロという役に命を吹き込んでいきたいです。
皆様のご来場心よりお待ちしております。

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二期会創立70周年記念公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場2021年5月公演 G.F.ヘンデル『セルセ』 - 東京二期会

2021年5月22日(土)17:00、23日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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7月公演 ヴェルディ『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー
[6]ナンネッタ全詠玉「みなさんに癒しを与えられる歌が歌えたら」

東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー第6弾は、ナンネッタ役のソプラノ全詠玉(ちょん よんおぎ、7/17,19出演)の登場です!
東京二期会オペラ公演には、2014年『ドン・カルロ』天よりの声役で初登場。2018年プッチーニ〈三部作〉公演では『修道女アンジェリカ』に出演し、今回の『ファルスタッフ』と同じベルトラン・ド・ビリーの指揮で歌いました。
「ちゃっかりなところは私と似ているかも(笑)」というナンネッタ役、恋人フェントンとともにハートいっぱいの歌を歌いたいと語っています!


東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』ナンネッタ役の全詠玉です。
ナンネッタは、とっても天真爛漫で、チャーミングな役どころだと思っています。
恋人のフェントンとは、とにかく恋に夢中。フェントンはとにかく猪突猛進という感じなんですけれども、ナンネッタは、少し機転をきかせたり、ちょっと駆け引きを楽しんでみたり、後のアリーチェ(ナンネッタの母)を彷彿とさせるようなキャラクターなのかな、と思います。
ナンネッタのアリアは、なんていうか、とても浄化されるような、癒しの効果をもたらすようなアリアでして、それがすごくオペラのドタバタの中で、ものすごおく解き放たれるというか、とても神秘的なアリアだと思います。今このストレスフルな時代に、癒しが与えられる歌が歌えたらなあと思っています。
『ファルスタッフ』はすごく重唱が多くて、重唱、重唱、重唱という感じなんですけれども、その合間にフェントンとナンネッタの愛の二重唱が入ってくると、まるでストップモーションがかかったように、愛が舞台に溢れるっていう印象がすごくありまして、なんていうか、ハートが飛んでいるような感じがすごくかわいらしくて、すごく満たされます。そうした場面が随所に出てきますので、そこも楽しんでいただけたらな、と思います。
ヴェルディは、『椿姫』だったり、『リゴレット』だったり、ご存じのとおり本当に傑作が多いのですけれども、『ファルスタッフ』はやっぱり独特だなと思っています。玉手箱のように話がどんどん変わって、音楽もすごく立体的で、楽譜をめくるのがたいへんなほどテンポも早くて・・・80歳というお歳とは真逆に、若々しくエネルギッシュなので、すごいなと、ただただ感嘆してしまいます。

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二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年7月16日(金)18:30、17日(土)14:00*、18日(日)14:00、19日(月)14:00* 東京文化会館 大ホール
*…ナンネッタ 全詠玉 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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5月公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 ヘンデル『セルセ』~指揮 鈴木秀美からの動画メッセージ!

2021年5月22日(土)、23日(日)めぐろパーシモンホール大ホールで公演する、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 ヘンデル作曲オペラ『セルセ』。
2015年『ジューリオ・チェーザレ』、18年『アルチーナ』につづいて、同シリーズでヘンデル・オペラを指揮してきた鈴木秀美からメッセージが届きました!
今回も、二期会の歌手、オーケストラともフレッシュなメンバーを18世紀の世界に導きます。


みなさん、こんにちは。鈴木秀美です。
今回はヘンデルの『セルセ』を上演します。
なんと言っても「オンブラ・マイ・フ」という有名なアリアがありまして、今まで(二期会ニューウェーブ・オペラ劇場で)やってきた『ジューリオ・チェーザレ』や『アルチーナ』と比べると、「ブッファ」というと語弊がありますが、そんなに深刻じゃない、軽い場面がたくさんあります。 今回は(ダンサーの)中村 蓉さんが演出されるので、歌手も踊りますし、動きがたくさんあるというところが、大きな魅力になるんじゃないかなと思います。二期会のソリストたちも、オーディションで受かった若い人たちが歌いますので、バロックのものを若い間に一度経験して、そういう習慣の違いとか楽譜の読み方の違いとか、あるいはオーケストラのいつもと違った音を経験するというのは、決して無駄にはならず、必ず役に立つときが出てくると思いますから、今回も若い人たちとそういう話のできる、そういう経験が一緒にできるということは、とても楽しみです。どうぞ聴きにいらしてください。会場でお待ちしております。

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二期会創立70周年記念公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場2021年5月公演 G.F.ヘンデル『セルセ』 - 東京二期会

2021年5月22日(土)17:00、23日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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【二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』キャスト・インタビュー】~(6)アリオダーテ役 髙崎翔平&田中夕也

二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』キャスト・インタビュー第6弾は、アリオダーテ将軍役の髙崎翔平(たかさき しょうへい・5/22出演)と田中夕也(たなか ゆうや・5/23出演)の登場です!
『セルセ』はオペラ・セリアでありながらコミカルな筋書きの物語ですが、その背景には古代ギリシャとの戦争があります。セルセ王に忠誠を誓うペルシャ軍の将軍がアリオダーテです。娘ロミルダが王家に嫁ぐとなれば、この上なき幸せ、のはずではありますが…

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――アリオダーテはどのような役ですか?

髙崎: 私が演じるアリオダーテはペルシャの将軍でセルセ王の腹心の部下です。
また、このドタバタ劇の中心となるロミルダ、アタランタ姉妹の父親でもあります。

田中: 将軍なので威厳はありますが、自分の良い様に事を考え、勝手に確信するという、少し変わった性格の持ち主です。

髙崎: そして、王に忠実な軍人の無骨さ故でもあるでしょうか、セルセとのやりとりの中で勘違いをしてしまい、その勘違いが物語をクライマックスへ導きます。


髙崎翔平

――アリオダーテの歌にもそんな性格が表れているようですね。

髙崎: アリオダーテのアリアは2曲ですが、最初に歌う”Soggetti al mio volere”は、ムーア人との戦争を指揮し勝利に導いたアリオダーテへの褒美として、「王家の者とアリオダーテの娘ロミルダを結婚させる」とセルセから約束を受けた直後に歌います。
セルセは自分がロミルダと結婚できるよう上手く王の立場を利用していったのですが、それを知らないアリオダーテは「高望みをしてはいませんが、天の導きであればいつでも名誉をお受けします。」と有頂天になった内心を歌います。
全編を通して”無骨な軍人”という印象のアリオダーテですが、このアリアでは軍人としての無骨さと予想外の褒美への抑えきれない喜びが混在しているような気がします。アリオダーテの人間的な魅力に溢れたアリアです。

田中: その後、“Del Ciel d’amore”では、自分の娘であるロミルダがアルサメーネと結婚できるということを確信して、「愛に満ち溢れた天に、こんな素晴らしい運命を誰が望んだだろうか?」と歌います。結局、これが勘違いであったのですが。
短いアリアですが、音の跳躍やメリスマがあるので、目の前にある幸せが音に表れているようで、歌っていて凄く楽しいです。どのような演出が付くのか今からとても楽しみです!


田中夕也

――将軍とはいえ、とても愛すべきキャラクターなのですね。ところで、二人は先輩後輩の関係と伺いました。

田中: はい、髙崎さんは大学時代の先輩で、師事していた先生も同じです。なので、僕には頼りになるお兄さんといった感じに思っています。仕事現場でもご一緒するので、いつもたくさんの事を学んでおります。

髙崎: 田中さんは、とっても心優しく、誰にでも好かれ頼りになる人です!
今回ダブルキャストということで、毎回の稽古を楽しみにしています。田中さんが歌ったり演じたりしているのを見ることで、アリオダーテという役の音楽やキャラクターを客観的に見ることができるので、とても勉強になります。
これまでの稽古の中でも、自分とは違った田中さんのアプローチに大変刺激を受けました。 本番までお互いに切磋琢磨できるよう、私も頑張りたいと思います。

田中: 先輩と同じ役が出来るなんてとても光栄です!

――最後にお客様に向けてメッセージを。

髙崎: キャスト全員で、毎回必死にこのオペラに取り組んでいます。 これから5月の本番に向けさらに密度の高い稽古が続いていくと思います。 “Ombra mai fu”だけではないオペラ『セルセ』の魅力をお伝えできるように頑張りますので、ぜひ会場でお聴きください!

田中: この作品が僕の二期会のオペラデビューとなり、今から楽しみと不安でドキドキしています。まだまだ未熟な僕ですが、僕なりのアリオダーテを精一杯演じます!お越し下さる皆様、楽しみにしていて下さい!

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二期会創立70周年記念公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場2021年5月公演 G.F.ヘンデル『セルセ』 - 東京二期会

2021年5月22日(土)17:00、23日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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受け継がれるイタリアオペラの伝統!
東京・春・音楽祭『マクベス』から新国立劇場『ドン・カルロ』そして、東京二期会『ファルスタッフ』&「レクイエム」へ

4月19日(月)に開幕した東京・春・音楽祭リッカルド・ムーティ指揮『マクベス』!そして5月には新国立劇場『ドン・カルロ』と、新しい年度にかわって東京ではヴェルディ作品の注目公演が続きます。
東京二期会ではそれらに続いて「東京二期会夏のヴェルディ・フェスティバル」と題して、7月に『ファルスタッフ』、8月に「レクイエム」とヴェルディ後期の名作を連続公演します!

東京・春・音楽祭「リッカルド・ムーティ イタリア・オペラ・アカデミー in 東京 vol.2『マクベス』には、二期会からマクダフ 芹澤佳通、マルコム 城 宏憲、侍女 北原瑠美、医者 畠山 茂、第二の亡霊 金杉瞳子が出演。また、「リッカルド・ムーティ introduces 若い音楽家による『マクベス』」には、加えてマクベス 青山 貴、バンコ 加藤宏隆、マクベス夫人 谷原めぐみが出演。
東京・春・音楽祭の公式サイトでは、出演者を代表して、青山、谷原、そして城のインタビュー記事が公開されています!

▼青山 貴、谷原めぐみ インタビュー
リッカルド・ムーティ イタリア・オペラ・アカデミー in 東京 vol.2《マクベス》 アーティスト・インタビュー ~青山 貴(バリトン)&谷原めぐみ(ソプラノ) - 東京・春・音楽祭

青山「マエストロは何度も繰り返し『テアトラーレ(演劇的に)!』とおっしゃって、より劇的な表現を求めています。いつもだと、それがときには喉の負担になったりするのですけど、マエストロと一緒に歌っていると……」
谷原「最初に言われたのが、目のことでした。『君の目! それじゃないよ』。声で演じることも必要ですが、表情、顔つき、すべて役になりきらないと……」

▼城 宏憲インタビュー
リッカルド・ムーティ イタリア・オペラ・アカデミー in 東京 vol.2《マクベス》 アーティスト・インタビュー ~城 宏憲(テノール) - 東京・春・音楽祭

「マエストロが、まるでヴェルディ本人のように噛み砕いて教えてくれた楽譜の意図。歌手への厳しい要求を、ヴェルディは本当に細かく書き記しています。その小さなピースをモザイク画のようにはめ込んでいって、初めて大きな壁画になるのだということがよくわかりました。」


城 宏憲
インタビューの中でも語っているように、城は新国『ドン・カルロ』、二期会「レクイエム」にもつづけて出演を予定しています。

「運がいいなと思ったのは、今回マエストロの口から、『ここは《レクイエム》と同じ』『ここは《ドン・カルロ》でも同じようにやっているんだ』というたとえをたくさん聞けたことです。とくに《マクベス》の第4幕冒頭の〈虐げられた祖国よ!〉の合唱。死を悼む人々の神への祈り、イタリアの宗教観が、そうした後期の作品にもつながっているように思えます。」

▼東京・春・音楽祭 公演情報ページはこちら
リッカルド・ムーティ指揮《マクベス》(演奏会形式/字幕付) - 東京・春・音楽祭
リッカルド・ムーティ introduces 若い音楽家による《マクベス》(抜粋/演奏会形式/字幕付) - 東京・春・音楽祭

そして、7月『ファルスタッフ』ピストーラ役で出演する加藤宏隆からも、メッセージを受け取りました。


加藤宏隆
加藤「今回、東京・春・音楽祭のリッカルド・ムーティ イタリア・オペラ・アカデミーに参加させていただき、ヴェルディを知り尽くしたマエストロとご一緒できたのはたいへん貴重な経験となりました。マエストロが口を酸っぱくしておっしゃっていたのは、ヴェルディは劇場の作曲家だということ、そして正確に正しくヴェルディが書いた楽譜を再現していくことの大切さです。
7月の東京二期会『ファルスタッフ』ピストーラ役でも、この経験が大いに活かせるのではないかと、今からワクワクしています。実はピストーラは4回目なので、だいぶ慣れている方だとは思っていたのですが、もう一度マエストロ・ムーティからの学びを通して『ファルスタッフ』の楽譜を読み直してみたいと思っています。特に『ファルスタッフ』は演劇やアンサンブルの要素がとても強い作品。楽譜を隅から隅まで読み込んで、緻密さの中に最大限のエネルギーを込めるマエストロ・ムーティのような音楽作りを心掛けてみたいと思います。」

アーティストのメッセージを受けて、あらためて伝統というものは人から人へと受け継がれていくものであり、それに代わる方法などないのだという思いを強くしました。
この春から夏にかけて東京で開かれる奇蹟のようなヴェルディ作品の上演に、ぜひお越しください。

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▼東京二期会『ファルスタッフ』公演情報ページはこちら
二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年7月16日(金)18:30、17日(土)14:00*、18日(日)14:00、19日(月)14:00* 東京文化会館 大ホール

▼二期会スペシャルコンサート ヴェルディ「レクイエム」公演情報ページはこちら
二期会スペシャルコンサート G.ヴェルディ「レクイエム」 - 東京二期会
2021年8月12日(木)、13日(金) 両日19:00 東京オペラシティ コンサートホール

●『ファルスタッフ』「レクイエム」のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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7月公演 ヴェルディ『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー
[5]ファルスタッフ黒田 博「人間的な魅力にあふれたファルスタッフを演じたい」

東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー第5弾は、お待ちかね、ファルスタッフ役の黒田 博(7/17,19出演)の登場です!
ご存じのとおり、東京二期会のみならず日本を代表するカヴァリエ・バリトン。老いたる騎士で皆から笑い者にされるファルスタッフを演じます。ファルスタッフを「人間的な魅力にあふれている」と語る黒田。その新境地にどうぞご期待ください!


東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』ファルスタッフを演じます、黒田 博です。
ファルスタッフは…女性が大好きで、食べることも、お酒を飲むことも大好きで、思ったことを行動に移す行動力がありますし、他の出演者からは、いろいろといじめられたり、ひっかけられたりしますけれども、まあ最終的には自分が自分らしく生きるということに専念しているような男性に思います。非常に、僕は魅力的な人物だと思います。
音楽的にも、このオペラ全体の中で、こまかくてかわいらしいアンサンブルであるとか、難しいソロのパッセージであるとか、それらがそれぞれの役に与えられてて、しっかりしたキャラクターを持っていますので、合唱も加わってアンサンブルをするのが、「このオペラの一番の聴きどころかな、と思います。
『ファルスタッフ』はヴェルディの最後のオペラ。そのひとつ前に書かれた同じシェイクスピア原作の『オテロ』の2作は、それまでのヴェルディの作品とはかなり変わっています。
アリアとして取り出すところももちろんあるんですけど、その前後の音楽とずっとつながっていますし、非常に壮大なそれも混沌とした音楽で、同じ年に生まれたドイツのワーグナーの影響……というと多分ヴェルディが怒って出てくるかもしれませんけれども、でも、その音楽から得たものが非常に出ている気がします。それがイタリアの歌と見事にマッチしているので、とてもワクワクすると思います。
『オテロ』のイアーゴや、今回のファルスタッフとか、それまでのヴェルディ・バリトンとしては毛色が違うかなと。ていねいにそのカンタービレに歌うというよりは、この後に来る時代を先取りしているとうか、自分の感情などを露わに吐き出すかのような。ファルスタッフも、ファルセットやら、「ウエッ!」という肉声やら色んな声が必要になってきて、難しいといえば難しいですけれども、(演技と音楽がマッチしていて)やっていてとても楽しいですし、ある程度の年齢になってきて、そのようなあまり美しくない声を出しても負担にならない方法もだんだんとわかってきましたので、いろいろ駆使してみたいなと思います。

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▼『ファルスタッフ』公演情報ページはこちら
二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年7月16日(金)18:30、17日(土)14:00*、18日(日)14:00、19日(月)14:00* 東京文化会館 大ホール
*…ファルスタッフ 黒田 博 出演日

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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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【二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』キャスト・インタビュー】~(5)アマストレ役 和田美樹子&長田惟子

二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』キャスト・インタビュー第5弾は、アマストレ役の和田美樹子(わだ みきこ・5/22出演)、長田惟子(おさだ ゆいこ・5/23出演)です!
アマストレは、セルセ王の許嫁とされる貴族の娘。異国の地に住んでいますが、セルセの姿をひとめ見ようと、男性に変装してペルシャにやってきました。しかし、そこで見た将来の夫の姿は・・・

*     *     *


――『セルセ』出演おめでとうございます。

和田・長田: ありがとうございます!

――アマストレはどんな役ですか?

和田: アマストレは異国にする王女で、ペルシャ王セルセの婚約者です。 変装してペルシャにやってきますが、そこで王が他の女性に惹かれている様子を目の当たりにします。セルセを一途に愛するアマストレは、彼の心変わりに苦しめられます。


和田美樹子

長田: アマストレは小さい時から自分に婚約者がいることを知っていて、彼への熱い想いを胸の片隅で大切に育ててきたと思います。だから彼女にとってセルセは憧れの王子様で、自分だけを永遠に愛してくれる人だと信じていたと思うんです。
女の子は王子様に憧れちゃうんですよ。この人は運命の王子様だわ!と自分ばかりが盛り上がっていたけれど、蓋を開けたら相手の中の「私」の存在は小さいものだった、なあんてこと、よくあるんじゃないでしょうか?(笑)
そんな男性のために喜んだり、ときめいたり、苦しんだり、狂ったり、でも諦めきれなくてあげくの果てに悟ったり…


長田惟子

――インターネットも写真も油絵具もない時代、当たり前ですが、変装して会いにでも行かない限り、婚約者を知ることなんてできないですものね。でも、憧れの人に会いたいという人間の気持ちは今も昔もそれほど変わるものではない、ということでしょうか。
アマストレのアリアについてはいかがですか?


長田: 今回の上演では、アマストレには3つのアリアがあるのですが、色んな姿のアマストレが表現されています。どの姿も、人間味があって、自分のことのように共感してしまうので、彼女のキャラクターを愛さずにはいられないんです。

――それでは3曲の中から、それぞれの1曲を教えてください。

和田: 私は、第2幕で歌われる「Anima infida, tradita io sono」です。
セルセの心変わりを確信したアマストレが、苦しみに耐えられず自殺を図ります。そこにきた王の弟アルサメーネの従者エルヴィーロに止められ、「死ぬ前にあの残酷な心に言ってやる」「不実な心よ 私は裏切られた 来い、私を殺せば お前を許す」と歌うアリアです。

――凄まじい感情ですね。

和田: 愛する人の裏切りによって、常軌を逸したアマストレが、激昂して歌います。
このアリアのあとにエルヴィーロが「È pazzo affé! 本当に気が狂ってる!」と言うのですが、お客様にもそう思って頂けるように演じ歌い上げたいです。

長田: 感情をむき出しにしてしまった2幕とは一転して、3幕の終盤で歌われるアリア「Cagion son io del mio dolore」では、自分を裏切った彼のことを一途な心で愛し過ぎてしまった私自身がこの苦しみの原因なんだ、とひとり静かに歌います。
この曲を最初に聴いたとき、歌詞に反して音楽はあっさりしていて綺麗なのに、どこか胸が締め付けられるような寂しさを感じました。セルセのことになると周りが見えなくなっていたアマストレが、外側から自分のことを見て最終的にあっけらかんとした気持ちでこのアリアを歌っていると思うのですが、そこには押し寄せる寂しさや苛立ちと向き合い、自問自答の末に心の成長をとげた、ちょっぴり切ないアマストレの姿も垣間見えると思います。

――J-Popでも描写されるような、とても現代的な感情にも思えますね。

長田: かなしみの中にもアマストレのさっぱりした気持ちが感じられて、特に共感を覚えるアリアです。
愛してしまった自分自身にも原因がある、なんて思えるアマストレはなんて一途でいい子なんでしょうね!こんなアマストレを苦しめるセルセは許せません!(笑)

――さて、二人は二期会オペラ研修所の同期です。それぞれの印象は?

和田: 長田さんと初めて会ったのは研修所の入所試験の時です。その時にチラッと彼女の歌声が聴こえて、なんと素敵な歌声!!と思ったのを今でも鮮明に覚えています(笑)
その後、マスタークラスで同じクラスになり、切磋琢磨してきました。
彼女は明るくて人柄が良く、音楽に関しても素晴らしい才能を持っていて、人としても歌手としても、とても素敵で魅力的な方です。
今回またご一緒できて、嬉しいです!

長田: いつも呼んでいる名前で呼ばせていただきますが、みっこちゃんは本〜当にしっかり者なんです!みっこちゃんはクラスではインペクといってクラスをまとめ役をされていたのですが、そのくらいリーダーシップがある方です。
観察力や洞察力に優れているだけでなく、相手への思いやりや気遣いも忘れないし、どんなことにも感情的にならないで冷静に対応出来るんです。とにかく頑張り屋さんなので、ちゃんと休んでいるかなってたまに心配になることもあります(笑)
私にない部分をたくさん持っていて、とっても尊敬出来る女性です。

――二期会の研修所同期ならではの絆が伝わってきます。それでは、最後に本番への意気込みを。

和田: 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』で二期会デビューが出来ることを、とても嬉しく思います。
ひたすらにアマストレと向き合い、フレッシュでエネルギッシュな『セルセ』をお届けできるよう、精進して参ります!

長田: 『セルセ』の登場人物は、演じる私たちと等身大の若者たちです。まだまだ未熟な私たちですが、若さを味方にして、バロックオペラの息吹きを現代に伝えられたら、と思います。すばらしい音楽と演出を皆様にお楽しみいただけるよう精一杯頑張ります!

和田・長田: たくさんのお客様のご来場、お待ちしております!

*     *     *


▼『セルセ』公演情報ページはこちら
二期会創立70周年記念公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場2021年5月公演 G.F.ヘンデル『セルセ』 - 東京二期会

2021年5月22日(土)17:00、23日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

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Nikikai Days@Blue Rose 2021 各公演ご案内 第1回
オペラ『光太夫』(演奏会形式)~第2日 5/28(金)19時開演

サントリーホールブルーローズで二期会歌手が競演する夢の3日間「NIKIKAI Days@Blue Rose」。今年は、コロナ禍のため中止となりました昨年のプログラムを改めて5月に上演致します。
第1日は5月16日(日)14時、ブラームス・ワルツ集「2つの愛の歌」。少し日にちをおきまして第2日は5月28日(金)19時、オペラ『光太夫』(演奏会形式)。そして第3日は5月29日(土)14時、<タイトルロールな歌姫(ディーヴァ)たち>をお贈りします。

公演まで約1か月となり、チケットも多くご予約頂いている中、ここで各公演のご案内をしてまいります。
初回のご案内は5月28日(金)19時からの第2日、ファルハング・フセイノフ作曲 オペラ『光太夫』は、初演から28年ぶりの待望の再演。ロシア語(日本語字幕付)で上演いたします。
激動の時代を生きた光太夫を今注目のバリトン、加耒 徹が演じます。

こちらの対談動画ではオペラ『光太夫』の魅力と聴きどころを、プロデューサーの岸本 力(ラックスマン役でも出演)と、加耒 徹が語っています。


また、岸本からのメッセージも届いておりますので、ご紹介いたします。

今回のオペラ『光太夫』は、ファルハング・フセイノフ作曲で、井上靖氏著の「おろしや国 酔夢譚(すいむたん)」に描かれた大黒屋光太夫が題材となっています。18世紀の終わりの江戸鎖国時代、異国で過ごした光太夫が、苦難を乗り越え帰国した壮大な男のロマンの物語です。
光太夫は、当時のロシア女帝・エカテリーナにペテルブルグの宮殿で謁見し帰国し、日露文化交流を最初に成し遂げた画期的な偉業の人物とされています。
今回は1993年、日本でロシア語による演奏会形式の世界初演以来、28年ぶりの上演です。二期会Daysの演目として、昨年の5月29日に予定されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言により延期され、今回の上演となりました。

本公演チケットはおかげさまで、「プレミアム席」がすでに予定販売数を終了、現在は「普通席」のみのご案内となっております。良いお席はお早目にお求めください。

▼演奏予定曲等、公演情報ページはこちらから
NIKIKAI Days @ Blue Rose 2021 - 主催・制作コンサート - 二期会21

●ご予約・お問合せは 《好評発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

ちらし(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2021
■会場:サントリーホール ブルーローズ
■料金(全席指定・税込):
  プレミアム席6,000円(オリジナルクリアファイル付)、普通席4,500円
<第2日 ファルハング・フセイノフ作曲 オペラ『光太夫』>
■日時:2021年5月28日(金) 19:00開演
■出演:
  長田雅人(指揮)、太田麻衣子(構成)、大山大輔(ナレーター)、松本康子(ピアノ)
  <キャスト>
  光太夫:加耒 徹(バリトン)、ソフィア:内田智子(ソプラノ)、
  ラックスマン:岸本 力(バス)、エカテリーナII:小野綾香(メゾソプラノ)、ほか
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7月公演 ヴェルディ『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー
[4]フェントン山本耕平「フェントンの仕事は、ずばり、恋をすること!」

東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー第4弾は、フェントン役を演じるテノール山本耕平(7/17,19出演)の登場です。
東京二期会では、2014年『ドン・カルロ』で衝撃のタイトルロール・デビューを果たし、翌年『リゴレット』でもマントヴァ公爵を歌ったテノール山本耕平。その後の二期会公演では、『後宮からの逃走』ベルモンテ、『金閣寺』柏木、『天国と地獄』オルフェと、まるで自分自身の可能性に挑戦するかのように、まったく性格の異なる役を演じレパートリーを広げてきました。
そして、今年、待望のヴェルディ・オペラでの出演。ノーブルな響きで歌われるフェントンのラブソングにどうぞご期待ください!


東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』フェントン役の山本耕平です。
フェントンの仕事は、ずばり、恋をすること!
もうとにかく、恋で頭がいっぱいなんですね。登場人物たちと、わちゃわちゃと話をしているところもあるんですけれど、そうかと思うと、急に、ナンネッタの顔を見て、恋に一気に夢中になってしまう。そうすると、フェントンの恋のフレーズだけが、(他の人物たちのアンサンブルの)上からすっと聴こえてきたりするんです。音楽的にもすごくうまく作られているんです。
後半にアリアのような部分があるんですが、フェントンは、もう…なんですかね。みんながファルスタッフのまわりで、ドンガラガッシャンってやっている中に、風が吹いてくるような、本当に恋へのあこがれを歌うんです。そういう意味では、比重が、恋にある!
『ファルスタッフ』は、お芝居と音楽のバランスが対等といいますか、ファルスタッフが、ふざけたことをずっと言っているのに、それを、もっともらしく、重めかしくしゃべるところなんか、本当にこの原作の雰囲気が音楽に忠実に書いてあるなあ、という印象があります。
そして、何といっても、最後のフーガが僕の好きなところなんですけど。「もう、すべておふざけ、最後に笑った人が、一番多く笑うんだよ」という、このメッセージというのが、なんとも……『ベニスの商人』にある「誰しもが人生の舞台において自分の役を演じねばならぬ」というフレーズが、シェイクスピアらしさというか、その死生観を表していると思うんですけれど、このフィナーレにもそれが出ていると思います。今この鬱屈したたいへんな時に、いろいろあってもそれを笑いとばすといういうエネルギーは、今まさに必要なんじゃないかな。
キャスト表を見ますと、みなさん相当細かいおふざけの芝居を入れ込んでこられることが今もう予想できます(笑)そのような細かい芸をキャッチしていただくために、ぜひ予習をしていただきたいというか、当日までの間も楽しんで過ごしていただけると、本番も一層お楽しみいただけるでしょう!

*     *     *


▼『ファルスタッフ』公演情報ページはこちら
二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年7月16日(金)18:30、17日(土)14:00*、18日(日)14:00、19日(月)14:00* 東京文化会館 大ホール
*…フェントン 山本耕平 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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Hakuju Hall主催「二期会 ディーヴァ, ディーヴォ」2020シーズン第2弾(第22回)が、4/15(木)に開催!

二期会オペラ研修所マスタークラスを優秀な成績で修了した若き歌手の声を聴くシリーズ、Hakuju Hall「二期会 ディーヴァ,ディーヴォ」。
当初、2020年12月に開催が予定されていたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期となっていました2020シーズンの第2弾(第22回)が、4月15日(木)に開催されます。
出演はソプラノ金治久美子、メゾソプラノ長田惟子、テノール秋山和哉の三人とピアノ藤川志保を予定しておりましたが、先日Hakuju Hallさんからの発表の通り、テノール秋山和哉が体調不良のため残念ながら出演が叶わなくなりました。代わりまして、テノール山本耕平が出演することになりました。
このたび、コンサートを直前に控えた金治、長田の両名よりメッセージが届きましたので、ご紹介いたします。

      *     *     *
■金治久美子 (かなじ くみこ)ソプラノ
この度は「二期会 ディーヴァ,ディーヴォ」に出演させて頂けることになり、大変嬉しく思います。
感染症拡大により多くの音楽家、芸術家が公演の中止を余儀なくされました。私達も研修所マスタークラス修了試演会では、お客様をお招きできず残念な思いが残りました。舞台で生演奏をお客様にお届けできる事のありがたさを痛感した期間でした。今回、延期にはなりましたが演奏会を開催できる事になり、感謝とより強い思いで演奏に臨む気持ちでいます!
共演者の長田さんとは先日、東京二期会公演『タンホイザー』4人の小姓役でも共演したところ、続けて演奏会に臨めることになり大変喜んでおります。
また、この度は特別に助演として山本耕平さんにもご協力頂ける事になり大先輩と共演できる事に大変ドキドキしております。おかげでドイツ、イタリア、フランスとバラエティー豊富な演目となっています。お二方と共演できる巡り合わせに感謝し、気持ちを新たに皆様に生演奏を楽しんで頂ける演奏会を目指して進めてまいります。
ご来場心よりお待ちしております!
■長田惟子 (おさだ ゆいこ)メゾソプラノ
昨年12月から延期された「二期会 ディーヴァ,ディーヴォ」が、ついに4月15日に開催されます。待ちに待ったこの日が近づいて参りました。このような状況下の中、お客様の前で演奏の機会をいただけることは、歌手としてこれから歩んでいく私たちにとって大変貴重なことで、無事に開催出来ることが本当に嬉しく、感謝の思いでいっぱいです。
一緒に出演する金治さんや、残念ながら今回は出演が叶わなかった秋山さんと共に、話し合いや準備を進めて参りました。
そしてこの度は、テノールの山本耕平さんの出演が決定し、このコンサートにさらに素敵な彩りを与えてくださること、間違いなしです。
皆さま、ぜひ聴きにいらしてください!
      *     *     *


テノール山本耕平が加わり、三人揃ってパチリ!ご来場お待ちしております!!

■■■ 公演情報 ■■■
第22回 二期会 ディーヴァ, ディーヴォ
二期会新星トップ歌手たちによる、ときめきのデビューコンサート!

日時:2021年4月15日(木) 14:00開演(13:15開場)※約90分/途中休憩あり
会場:Hakuju Hall(ハクジュホール)【アクセス
    ・小田急線「代々木八幡駅」南口 もしくは
    ・千代田線「代々木公園駅」1番出口より 徒歩5分
料金:全指定席 1,500円(税込) 《発売中》
出演:金治久美子(ソプラノ)、長田惟子(メゾソプラノ)、山本耕平(テノール/特別出演)、藤川志保(ピアノ)
予定プログラム:
・レハール:『ジュディッタ』より 「私の唇に熱き口づけを」〔金治〕
・J.シュトラウスII世:ワルツ「春の声」 op.410 〔金治〕
・ビゼー:『カルメン』より「ハバネラ」〔⻑田〕
・マスネ:『ウェルテル』より「ウェルテル!この胸の内を誰が言えましょう(手紙の歌)」〔⻑田〕
・レハール:『微笑みの国』より「君こそ我が心のすべて」〔山本〕
・ドニゼッティ:『ドン・パスクワーレ』より「哀れなエルネスト」〔山本〕
・ロッシーニ:『チェネレントラ』より「あの瞳の奥の輝きは」〔⻑田・山本〕
・ヴェルディ:『リゴレット』より「あなたは心の太陽」〔金治・山本〕
・フンパーディンク:『ヘンゼルとグレーテル』より
       「お兄ちゃん、私と一緒に踊りましょう」〔金治・⻑田〕
※曲目、曲順等が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。

主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会

▼コンサート詳細ページはこちらをご覧ください
第22回 二期会ディーヴァ, ディーヴォ - Hakuju Hall

▼ご予約・お問合せは
Hakuju Hall チケットセンター 03-5478-8700
11:00~17:00(火~金/祝日・休館日を除く)

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【二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』キャスト・インタビュー】~(4)アタランタ役 雨笠佳奈&新宅かなで

二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』キャスト・インタビュー第4弾は、アタランタ役の雨笠佳奈(あまがさ かな・5/22出演)、新宅かなで(しんたく かなで・5/23出演)です!
アタランタは、この物語のヒロイン的存在であるロミルダの妹。ロミルダの恋人である王弟アルサメーネに恋心をふくらませています。あるとき、王のセルセがロミルダを見初めたことを知って、これはチャンスと行動に出ます。アルサメーネからロミルダに宛てられたラブレターを、自分宛だとうそぶくのですが・・・・・・オペラ『セルセ』の世界に事件を巻き起こし、面白くしているのが、このアタランタなのです。

*     *     *


――二人は今回が初顔合わせと聞きました。まずはそれぞれの印象を教えてください。

新宅: 雨笠さんにはこれまでお会いしたことはありませんでしたが、私は二期会オペラ研修所で1期下でしたので、もちろん存じ上げていました。研修所を優秀な成績で修了され、今年11月には二期会本公演『こうもり』にもアデーレ役でご出演なさる、ソプラノの星のような方だと思っていました。
稽古場で実際にお会いしお話ししてみると、美しい声としなやかな身のこなしが印象的な、笑顔溢れる素敵な方でした!

雨笠: 「なんと可愛らしい方だ!」というのが第一印象です(微笑)。
歌声もチャーミングでいろんな音色を持っていらっしゃる。まだ数回しか稽古でご一緒していないのですが、すでに同じ役でも全く違うアタランタが生まれそうな予感がしております。たくさん刺激し合って、それぞれの魅力が溢れるアタランタを一緒に作って行けたら嬉しいです!


雨笠佳奈

――アタランタはそれぞれどのような役どころと捉えているでしょうか。

雨笠: 簡単に言ってしまうと、このオペラを引っ掻き回す役どころ。とにかく、よく嘘をつくんです!

新宅: 本当に!自己中心的で負けず嫌い。感情豊かで愛嬌のある小悪魔的な性格だと思います。 自分の内から燃え上がる恋の炎に突き動かされて、自由で軽やかに自分の魅力を振りまきながら、嘘や悪賢い立ち回りで物語を混乱させます。すべては自分の“恋”を成就させるため、王まで騙してしまうんです。
それなのに、アルサメーネは一度も振り向くことなくロミルダと結婚してしまい、アタランタの恋物語は“独り相撲”に終わってしまうのですが、彼女は悔しがりながらも自分で見切りをつけ、次の恋へと向かいます。

雨笠: アタランタには、「fra sé」と呼ばれる、かっこ書きのセリフが楽譜の中にも多く見られるんです。これは他の登場人物には聞こえていない彼女の「独り言」といいますか。お客様と彼女の秘密の会話とでもいうような箇所になります。
にっこり笑って心の中で舌を出している、そんな役どころでしょうか(笑)

新宅: 一方で、姉への競争心や嫉妬心を持ち、また、アルサメーネに抱いてしまった自分の恋心そのものを持て余して揺れる乙女心も見せますよね。多面的で人間らしい女性に描かれていると思います。

――今の話だけでも、すでに違う表情のアタランタが見られそうです。それでは、アタランタのアリアについて聞かせてください。

雨笠: アタランタに与えられたアリア、アリエッタ、アリオーゾは全部で6曲。今回はそのうちの5曲を演奏します。
2段しかない短いアリオーゾを除いた4曲のうち、2曲が嘘で人を操ろうとするもの、そして残りの2曲が彼女の本心、本質が露になるもの、と私は捉えています。

――その中から、あえて1曲選ぶとすれば?

新宅: 私は第1幕「Un cenno leggiadretto」をあげたいと思います。
アタランタは、姉ロミルダと恋仲のアルサメーネに片思い中。姉が王セルセに見初められたことをチャンスだと思い、アルサメーネを自分のものにすると言い、「彼を奪うためには騙すことさえも厭わない。こうやって落とすのよ」と、男性を魅了する振る舞い、愛嬌のある笑顔、目線など、様々なテクニックを、音型やリズムを使って次々と表現豊かに披露してみせる曲です。


新宅かなで

――お客様に聴いてほしいポイントは?

新宅: 自分のことをよくわかっていているアタランタは、この曲を通して自分の魅力を余すところなく披露します。愛嬌(vezzosetto)たっぷりに多彩な表現で、エネルギッシュな恋心と、絶対姉に勝ちたいという闘争心に燃えて演じるさまをお楽しみいただけましたら幸いです。

――雨笠さんのおススメは?

雨笠: 私は、2幕に歌われる「No, se tu mi sprezzi」です。短いアリエッタではありますが、彼女がひた隠しにしてきた本質や人間臭さが見える曲だと思います。
この曲は姉の恋人であるアルサメーネを手に入れるための策略が失敗に終わったときに歌われます。
「たとえあなたが私を軽蔑したって、死にたいとは思わない。私の美しさを持ってすれば、新しい恋人なんていくらでも見つかるわ」
と歌いますが、言葉とは裏腹にその旋律は縫うように蛇行したり、跳躍が見られたり。なかなか歌いにくい旋律です。ここに彼女の隠しきれない本心が現れているように私は感じます。最後はムキになって爆発してしまうような感覚を抱いています。
プライドの高いアタランタですが、最後は弱さが垣間見えてしまう。実際にいたら、あまりお友達にはなりたくはないけれど・・・・・・どこか憎めないキャラクターが、そこで表現できるのではないかと考えています。

――やはり、それぞれ違いの出るアタランタになりそうです。最後にお客様に向けて。

新宅: 今回 素晴らしい機会をいただけたことに心から感謝いたします。
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場でのデビューに、私の心は震えるばかりですが、アタランタは王様のセルセまでをも巻き込むほどの力強いエネルギーを放ち、チャーミングで、豊かな表現力と、へこたれない心を持つ女性です。そのキャラクターから力と勇気を得て、精一杯努めさせていただきたいと思います!

雨笠: 先日、指揮の鈴木秀美さんから「バロックのオペラは言葉をより重要視する」という教えを受けました。言葉から受けるインスピレーションや、その言葉をよりわかりやすく伝えるためにはどんな歌い方をしたら良いか、どんな装飾を足したら良いか、その時に感じ、生まれたものを音にする。だからこそ、その瞬間瞬間の感じ方によって違うものが生まれる。それが面白い!バロックの音楽はより「生の音楽」であると私は感じております。
公演当日フレッシュな音楽を生み出せるよう、作品に向き合っていきたいと思います。お客様にも劇場でその瞬間に立ち会っていただけましたら幸いです♪

雨笠・新宅: みなさまのご来場をお待ちしております!

*     *     *


▼『セルセ』公演情報ページはこちら
二期会創立70周年記念公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場2021年5月公演 G.F.ヘンデル『セルセ』 - 東京二期会

2021年5月22日(土)17:00、23日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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7月公演 ヴェルディ『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー
[3]フォード小森輝彦「まばたきする暇もないくらい音楽とドラマが密接な作品」

東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー第3弾は、フォード役を演じるバリトン小森輝彦(7/17,19出演)の登場です。
これまで『マクベス』題名役、『椿姫』ジェルモン、『オテロ』イアーゴを演じてきた小森も、フォードは初役。とてもやりたかった役の一つと話します。
その小森にとってのフォードの人間像は「ほんとうに奥さんのことが好きなんだなあ」と思ってしまうような、「焼きもちやき」の愛すべき男。ヴェルディの喜劇にフォードあり!というところを魅せます!


東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』フォード役の小森輝彦です。
初めてやらせていただくんですが、同じシェイクスピアの原作でニコライ作曲の『ウィンザーの陽気な女房たち』のフルート氏、つまり同じ役なんですが、こちらは実は2度やらせていただいています。ドイツに留学する前の日本での最後のオペラが『ウィンザー』で、17年間ドイツにいて、日本に引き揚げてくる前の最後のオペラもこれだったんです。ある意味、人生の節目で歌わせていただいている「フルート氏」なんです。
フォードはアリアがすごく魅力的ですね。僕はコンクールとか、いろいろなところでアリアだけは歌っていたので、非常にやりたい役のひとつだったんです。
このフォードがいかに嫉妬深い男か、ということで。普通、オペラの中ではどちらかというと、女性のほうが嫉妬を見せる気がするんですけれども、たとえば『フィガロの結婚』のアルマヴィーヴァ伯爵とか、あと(『コジ・ファン・トゥッテ』の)グリエルモも少し嫉妬がありますかね。ただ、オペラがドラマティックで、ロマンティックになってきてから、フォードのようにはっきり嫉妬を見せる役はあまりないと思う。すごく、なんていうんでしょうね、愛すべき人物というか、かわいらしいというか。「自分の奥さん本当に好きなんだな」というのが分かって、魅力的です。そういうフォードができたらな、と思っています。
ヴェルディのオペラはドラマと音楽の関係が密接だと思います。(『ファルスタッフ』に至ると)それがますます密になっていて、ある意味息つく暇がないくらい、ドラマが、なんというか、うねっていってしまう。瞬きする暇もないような気がします。ちょっとでも気を抜くと、物語から置いていかれそうになるほど密なドラマが描かれているという気がします。

*     *     *


▼『ファルスタッフ』公演情報ページはこちら
二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年7月16日(金)18:30、17日(土)14:00*、18日(日)14:00、19日(月)14:00* 東京文化会館 大ホール
*…フォード 小森輝彦 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

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【二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』キャスト・インタビュー】~(3)ロミルダ役 牧野元美&塚本正美

二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』キャスト・インタビュー第3弾は、ロミルダ役の牧野元美(まきの もとみ・5/22出演)、塚本正美(つかもと まさみ・5/23出演)です!
ロミルダは、将軍アリオダーテの娘。王セルセから求婚をされるも、実は王の弟アルサメーネと恋仲にある、という複雑な状況にあります。さらに、ロミルダには、アタランタという妹がいて、このアタランタが、あろうことか姉の恋人であるアルサメーネの気を引こうとするという・・・一途な思いを持ち続けるロミルダは、いつでもこの恋物語の中心にいるのです!

*     *     *


――『セルセ』出演決定おめでとうございます。

牧野・塚本: ありがとうございます!

塚本: 新たな冒険に、心躍っております。

――二人が演じるロミルダは、どのような役ですか?

塚本: セルセ王の弟であるアルサメーネの恋人役です。

牧野: あるとき、セルセ王に見初められ結婚を迫られてしまいます。しかし、彼女はいつも誠実で、アルサメーネのことを心から愛しています。
ロミルダは、美しく清純な娘です。また、周りに振り回されない芯の強さを持った女性でもあります。


牧野元美

塚本: 一言であらわすと、「武士の娘」。きっと心に薙刀を持っているのでしょう。どんなにセルセが愛を囁いても、決して揺らぐことのない女性です。
オペラ・ブッファ寄りの役が多い中、彼女は常に芯のある、オペラ・セーリアを担う役だと思っております。

――まさにこの物語のヒロイン役なのですね。ロミルダにはたくさん曲がありますが、あえて「これは」という曲を選ぶと?

牧野・塚本: 「È gelosia quella tiranna」です!

――二人意見が揃いました!どのような内容のアリアでしょうか?

牧野: セルセに熱く口説かれた上、妹アタランタの画策によりアルサメーネの浮気を知らされたときに歌うアリアです。

塚本: ロミルダは、アルサメーネがアタランタに書き綴った、愛の言葉の書かれた手紙を読ませられます。でも、本当は、それはロミルダに宛てられた手紙なのです。
ふだんは決して揺るがないロミルダも、愛するアルサメーネに裏切られたと思い込み、動揺しながら思いの丈をぶつけるアリアです。


塚本正美 ©Yoshinobu Fukaya/aura.Y2

牧野: ロミルダのアリアは美しく優しいメロディーの曲が多いのですが、この曲は躍動感ある旋律でインパクトがあります。

――このアリアの好きなところと聴きどころを教えてください。

牧野: ロミルダの怒りと苦しみに満ちていて、かっこいい曲です。恋に翻弄されるロミルダですが、それに必死に抗い、彼女の芯の強さが表現されているところが好きです。
恋愛の壁にぶつかったロミルダがこのアリアを経て、どう成長してゆくのか楽しく聴いていただきたいです!

塚本: セルセの前では、「アルサメーネを愛します」と動揺を隠そうとしていたロミルダですが、このアリアでは嫉妬心を露わに歌い上げるところが気に入っております。
1曲の中で、怒りの移り変わりや、普段は凛としているロミルダが、動揺し、激昂する様をお楽しみください。

――二人は今回初顔合わせだそうですが、お互いの印象は?

塚本: 修了の期は違うのですが、お名前は存じておりました。ふだんの地声から深いところで喋ってらして、その声の美しさに惹かれました。
それぞれ違ったロミルダになるのではないかと、今から楽しみです!

牧野:塚本さんは第一印象で、とても積極的で明るく、作品やキャラクターに関してしっかりした自分の考えを持っている方だなと思いました。まさにロミルダにぴったりな人なのです!
ここだけの話、私が悩んだり迷ったりしたときは、塚本さんに相談してみようかなと勝手に…思っています!

――それでは、最後に、本番への意気込みを。

牧野: 昨年は、ほとんどの舞台がキャンセルとなり、これまで当たり前と思っていた活動が出来なくなってしまいました。今回オペラが大好きな同年代の仲間と、切磋琢磨できることをとても幸せに思います。公演に関わってくださる全ての方に、感謝の気持ちでいっぱいです。どうぞ会場にお越しください!

塚本: バロック音楽にコンテンポラリーダンスと、私にとっては初体験の多い作品となっております。演出家の中村蓉さんのエネルギーを、皆様にお伝えできるようなロミルダを演じたいと思います。
心の薙刀が見えれば幸いです。

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▼『セルセ』公演情報ページはこちら
二期会創立70周年記念公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場2021年5月公演 G.F.ヘンデル『セルセ』 - 東京二期会

2021年5月22日(土)17:00、23日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

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7月公演 ヴェルディ『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー
[2]フォード清水勇磨「今こそ、『ファルスタッフ』の笑いを届けたい」

東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー第2弾は、フォード役を演じるバリトン清水勇磨(7/16,18出演)の登場です。
カルロ・フェリーチェ劇場『ドン・パスクァーレ』題名役でイタリア・デビューを果たし、ボローニャ市立劇場『椿姫』ジェルモンにも出演した清水。
東京二期会では打って変わってドイツオペラに進出し、『ばらの騎士』ファーニナルでデビュー。去る2月の『タンホイザー』でヴォルフラム役を好演したばかりです。
落ち着いた佇まいながら、時折人間味あふれる表情を見せるという役回りは、今の清水が最も得意とするところでしょう。その朗々たる声が、二期会においてもヴェルディ作品で遂に披露されます!


東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』フォード役の清水勇磨です。
フォードは、(ナンネッタの)お父さんであり、(アリーチェという)妻もいる。ファルスタッフのようにクセのある、特徴的な人物ではないです。
(聴きどころは)特にアリアですね。「このままでいいのか、夢だったのか」と彼の感情が非常に出てくる。彼の人間らしいところが初めて現れるという感じがしまして、この役の肝だという感じがいたします。
『ファルスタッフ』は(作曲した)ヴェルディも(台本作家の)ボーイトも、これは「オペラ・ブッファ」じゃなくて、「コメディア・リリカ(喜歌劇)」とおっしゃっています。(ブッファなら)バッソ・ブッフォとか、決まった役柄があるのですが、この作品にはないんですよね。人物ひとりひとりに個性が与えられています。
このオペラで一番大事なところは、やっぱり最後のフーガだと思うんですね。実は、ヴェルディはこのフーガを最初から入れ込もうと思っていたわけではありませんでした。作曲の途中、半分遊びのような感じで書いたのだそうです。このフーガをどこかで使えないかとボーイトに相談してみると、「それでは最後の大団円のところにしようか」となったようです。これが非常に躍動的なラストを生み出す結果となったのでした。

『ファルスタッフ』は、やっぱり、最後笑っている者が一番なんだ、と。世の中色々ありますけれども、この笑いをみなさまと共有して、明るく生きていこうというメッセージがあります。どうなるか非常に楽しみです。

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二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年7月16日(金)18:30*、17日(土)14:00、18日(日)14:00*、19日(月)14:00 東京文化会館 大ホール
*…フォード 清水勇磨 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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【二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』キャスト・インタビュー】~(2)アルサメーネ役 櫻井陽香&本多 都

二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』キャスト・インタビュー第2弾は、ペルシャ王セルセの弟アルサメーネを演じるメゾソプラノ櫻井陽香(さくらい はるか・5/22)、本多 都(ほんだ みやこ・5/23)です!

*     *     *


――アルサメーネはどんな役ですか?

本多: 私たちが演じるアルサメーネは、王でありタイトルロールでもあるセルセの弟役です。
ヒロインであるロミルダと恋仲なのですが、セルセもロミルダを見初めてしまうため、実の兄と対立することになります。

櫻井: ロミルダの妹アタランタからも想いをよせられています。
ロミルダに一目惚れをした兄のセルセに対して、自分の恋人であるとは言えず、誤魔化してしまったところから、物語が動いていきます。恋人であると言ったところで、だからなんだ?と一蹴されてしまいそうですが…
ロミルダを信じきれないことや、兄であるセルセに対して、強気に出ることができない面がある一方、ロミルダだけは譲らない、という強い意志を見せることもできるキャラクターだと思っています。


櫻井陽香

――姉妹両方から好かれるとは、アルサメーネは、モテ役なのですね。アルサメーネのキャラクターがわかるおススメの曲を教えてください。

櫻井: 第1幕で、ロミルダに一目惚れをしたセルセが、彼女に想いを伝えるぞ「Io le dirò che l’amo」、と意気込んで去っていった後に、ロミルダはあなたの気持ちに応えるわけがない「Tu le dirai che l’ami」、と歌う曲があります。それまでセルセに対して強く出ることができなかったのですが、この曲で初めてアルサメーネ自身の強さ、そしてロミルダへの想いが表れていると思うので、とても気に入っています。
また、セルセが歌ったメロディーと同じメロディーを、言葉を変えて歌うことで、皮肉がより効くようになっているところが面白いと思います。短い曲ですが、是非聞いて頂きたいです。

本多: ロミルダとの関係や想いが表れている二重唱も大好きです。劇後半で、恋人であるロミルダと口論になり、そこで歌われる二重唱「Troppo oltraggi la mia fede - Troppo inganni la mia fede」があります。お互いに、「私の誠実さを大いに裏切った野獣の魂よ、恩知らずの心よ!」と、とても強い言葉を相手に投げつけます。二人が交互に歌いあう様子がまさに喧嘩を表現しているようで、とても面白い曲だと思います。
でもその一方で、音楽が一区切りする時の最後は二人でハーモニーを作るのです。喧嘩をしていながらも二人の仲の良さを感じることができる曲でもあると感じます。そんなカップルの微笑ましさを、お楽しみいただければと思います。


本多 都 ©平舘 平

――お二人は今回が初対面と伺いました。それぞれの印象は?

櫻井: 本多さんは研修所の一期上の先輩で、今回初めてご一緒させて頂きます。
いつかご一緒させて頂けたら…と密かに思っていたので、今回同じ役を演じることが決まり、とても嬉しく光栄に思っています!

本多: 実は、直接お会いする以前に、私は「第96回二期会オペラ研修所コンサート」で櫻井さんの演奏を聴いたことがありました。
『サムソンとデリラ』のデリラのアリアをとても妖艶に歌っていらして、そのドレス姿が印象的だったので、ズボン役でご一緒することになるとは驚きました。でも実際にお会いしてお話しさせていただくと、スラっとした佇まいや物腰がとても素敵で、きっと格好良いアルサメーネを演じられるのだろうと、今からワクワクしております。

櫻井: なんて…ありがとうございます!本多さんとは、先日、キャスト全員が集まるワークショップで初めてお会いして、とても優しくしていただきました。これから一緒にお稽古していくことが、私もとても楽しみです。

――同じ声種、レパートリーも近い方どうしが稽古場で一緒になって力を合わせることができるのも、ダブルキャストならではですね。それでは、最後に本番への意気込みをお願いします。

本多: まだ二期会研修所を修了して間もない私は、至らぬ点ばかりだと思います。それでも、この舞台に立てることへの感謝を持って、幕が下りるその瞬間まで、音楽や演技に誠実に向き合いたいと思います。

櫻井: 大好きなズボン役で出演させていただけること、とても嬉しく思っております。ロミルダ、アタランタという2人の女性から想いを寄せられていることを納得していただけるような、魅力的なアルサメーネを演じることができるようにお稽古に励みたいと思います。

本多・櫻井: ご来場、お待ちしております!

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二期会創立70周年記念公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場2021年5月公演 G.F.ヘンデル『セルセ』 - 東京二期会

2021年5月22日(土)17:00、23日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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7月公演 ヴェルディ『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー始動!
[1]フェントン宮里直樹

5月の『セルセ』に続き、東京二期会オペラ劇場2021年7月公演『ファルスタッフ』キャスト・インタビューも始動!

最初に登場するのは、東京二期会では2017年『蝶々夫人』ピンカートンでデビューしたテノール宮里直樹です。
格調高いリリックな声を持ち、卓越した音楽性ですでに多くのオーケストラと共演。2020年にはNHKニューイヤーオペラコンサートにも初出演を果たした俊才が、今年7月ヴェルディの名作『ファルスタッフ』にフェントン役で出演します!


東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』フェントン役の宮里直樹です。
このオペラは、ファルスタッフが年甲斐もなくフォードの奥さんに言い寄って、奥さんとその仲間たちに貶められて、辱めを受けるというオペラになるんですけれども、僕の演じるフェントンという役はフォード家の娘ナンネッタとドタバタの中でどうやって逢引きをするかをずっと考えている可愛い役です。すごいきれいなアリアもいただいております。このオペラの中の清涼剤である、と僕は思っております。
『ファルスタッフ』は、ヴェルディのオペラ26作あるうち2曲だけ書いた喜劇のうちの一つです。80歳を越えて書いた最後の作品であり、物語の展開が早く、初期の作品と比べても和声がすごく複雑になっています。音楽と舞台がこれ以上ないくらいに融合している作品だと思います。
フェントンを歌ってみると、他の作品のテノール役と比べて、かなり軽い声の性質があるなと思います。曲調もそうですし、音の運び方もかなり軽い表現です。強い声だけで勝負するというよりは、もっと繊細な優美な旋律を歌いあげなければいけないので、かなり難しい作品だなと感じています。
まだコロナ禍の明けない日々が続きますが、こうして一つ一つ舞台を重ねて切磋琢磨して作っていきたいと思います。ぜひご来場お待ちしております。

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二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年7月16日(金)18:30*、17日(土)14:00、18日(日)14:00*、19日(月)14:00 東京文化会館 大ホール
*…フェントン 宮里直樹 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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【二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』キャスト・インタビュー】~(1)セルセ役 新堂由暁&澤原行正

二期会にヘンデル・オペラの祭典が戻ってきました!2015年『ジューリオ・チェーザレ』、18年『アルチーナ』に続いて上演する『セルセ』。今回も出演者と聴きどころをご紹介するキャスト・インタビュー・シリーズをお楽しみいただきましょう。

まずは、セルセ役のテノール新堂由暁(しんどう よしあき・5/22出演)と澤原行正(さわはら たかまさ・5/23出演)。
セルセは、紀元前5世紀に生きたアケメネス朝ペルシャの王クセルクセス1世のこと。
当時オリエントから地中海世界にかけて勢力を拡大していたペルシャはついにギリシャ世界と衝突、世にいう「ペルシャ戦争」が起こります。このオペラはまさにこの戦争に向かわんとする時の王を描いているとされています。玉座を継いだクセルクセス1世(セルセ)は、父のなしえなかったバビロニアとエジプトの反乱を制し、ギリシャへ――物語自体は完全なフィクションですが、血気盛んな王としてオペラにも登場します。

*     *     *


――『セルセ』タイトル・ロール出演決定おめでとうございます。セルセはどんな人物ですか?

新堂・澤原: ありがとうございます!
新堂: ペルシャ帝国の若き王という役どころです。ぜひとも民に愛される人格者であってほしいところですが…本作でのセルセは、自身の恋の成就のために権力をも振りかざしてしまう、少々困った人物です。


新堂由暁 ©平舘 平

澤原: オペラの登場人物特有?とも言える内面の弱さであったり、弟アルサメーネへの不器用な愛や、ロミルダへの強い欲求、アマストレへの懺悔など、強い権力者としてだけでなく、人間としての甘さや弱さも感じさせる、そんな役です。ちょっと意地悪な言い方をすると、不器用極まりない、どうしようもない奴、といったところでしょうか(笑) また、初演がカストラートであったことから、メゾ・ソプラノや近年ではカウンター・テノールによって歌われることが多いのですが、今回は男声による「王としての魅力」を表現できればと思っています!

――セルセ役は「オンブラ・マイ・フ」が有名ですが、実は他にもたくさんいい歌があるのですね。二人からのおススメは?

澤原: 僕のおススメは、第2幕の「もしあなたが愛することを望むならSe bramate d’amar」です。
このオペラに登場するほとんどの人物が、ロミルダの妹アタランタに嵌められることになり、セルセも例外ではありません。
セルセは、アタランタから、ロミルダと恋仲と思っていたセルセの弟アルサメーネが、「実は私を愛しているのよ」と聞かされます(これが嘘)。だまされたセルセは、ロミルダに「俺の弟はお前を裏切っている、そんな男を愛するというのか!」と迫るのがこのアリアです。

 
澤原行正

新堂: 僕は最後のアリア「Crude furie」にもご注目いただきたく思います。
ようやく意中の女性が自分のものになると思っていたところに、その女性は自分の弟と結婚してしまい、婚約者には”恩知らず!”と罵られる手紙を送りつけられ、この世の全てを呪うかの如く激昂して歌うアリアとなります(※公演詳細ページの《ものがたり》をご参照ください)。
ロミルダが弟と結婚することになったのは自らの曖昧な物言いが原因ですし、婚約者を裏切ったのも他でもない自分自身なので、同情の余地が全くないのですが、楽曲は素晴らしいです(笑)

――なんだか、セルセはいつも怒っているんですね。それぞれの聴きどころは?

澤原: バロック・オペラの特徴ですが、このオペラ全体一人で歌う割合がかなり多く、二重唱は3曲だけです。3つのうちの1つがこのアリアの前にあるのですが、突然曲想が変わり、その後のレチタティーヴォも再び曲想が変わるのです。僕の主観ではありますが、そこがすごく不思議な印象を得るのです。まるでロミルダとセルセの噛み合わない感じが出ているような気がします。
セルセは冒頭から数多くのアリアがあり、このアリアは中でも最もエネルギッシュなものの1つです。

新堂: 音楽の表現技法の一つに、メリスマと呼ばれる歌詞を伴わず細かく音符を連ねていくものがあるのですが、最後のアリアではセルセの怒りや苛立ちを表現するためにその技法が実に効果的に使われていると思います。アジリタ、コロラトゥーラとも呼ばれたりしますね。
現代の楽器とは音のテンションや響きが大きく異なる、古楽器オーケストラによる演奏の音色や空気感ともあわせて、バロック・オペラの醍醐味を感じていただけるかと思います。

――二人それぞれの印象は?

澤原: 実は新堂さんとは東京藝術大学学部生の時からの付き合いなのです!僕は他大学を出てきましたので、彼は2学年上の先輩ですが僕が年上…二期会オペラ研修所では僕が2期上…という不思議な関係性です(笑)

新堂: もう10年以上の付き合いになりますね!一緒に朝まで飲み明かしたり、夜中にレンタカーで温泉地を目指したり、実に若者らしい一コマを共に過ごさせていただきました(笑)

澤原: 彼はとても人当たりが良く、その明るさと誠実さは歌にも表れています。そして、関西出身の人ならではの面白さも魅力でしょう(笑)

新堂: 実に多岐にわたるレパートリーをお持ちのテノールだという印象があります。才能をお持ちであることはもちろんのこと、常に学ぶことをやめない勤勉な姿勢が、現在に至るキャリアを裏打ちしているのでしょう。同年代のテノールと同じ現場にソリストとして立てる機会は稀有なものなので、存分に刺激を受けたいと思っております。

澤原: コロナ禍により食事等へもなかなか行けませんが、この公演が終わり、またお酒を交わしながらセルセ談義をしたいなぁと思っています!

新堂: いいですね!また朝までいっちゃいましょうか(笑)!?

――すでに盛り上がってきましたね!それでは、お客様にむけて、本番への意気込みをお願いします。

新堂: 3年に一度のバロック・オペラの祭典、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場公演。私にとっては、二期会オペラ公演へのデビュー作品となります。是非たくさんのお客さまに足をお運びいただけますと幸いです。フレッシュなエネルギーをお届けできますよう、全力で臨みたいと思います!

澤原: 先日、演出の中村蓉さんが「オンブラ・マイ・フ」で歌われるプラタナスの木は成長が早く、このニューウェーブ公演にはぴったりだというお話をされていました。実は私の家の近所にもプラタナスの木があり、最近は出かけるときには必ずその木を見ながら歩いています。5月の公演時には、気持ちの良い新緑のもと、プラタナスに負けない大きな葉を広げ、舞台に立ちたいと思います。どうぞ劇場に足をお運びください!!

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二期会創立70周年記念公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場2021年5月公演 G.F.ヘンデル『セルセ』 - 東京二期会

2021年5月22日(土)17:00、23日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ

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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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「恋が原動力!」「『セルセ』との出会いは必然!」「生き生きとしたオペラを!」~二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』演出・中村 蓉メッセージ

2021年5月22日(土)、23日(日)めぐろパーシモンホール大ホールで公演する二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』。ここでオペラ初演出を果たすのは、気鋭のダンサー・振付家の中村 蓉(なかむら よう)です。
国内外で活躍し、最近ではドイツ・マインフランケン劇場『ニクソン・イン・チャイナ』を手掛けました。
東京二期会では2015年の『ジューリオ・チェーザレ』で振付を務め、今年は『セルセ』に続く8月の『ルル』では振付を担当するとともにソロダンサーとして出演を予定しています。
5月の公演に向けて、二期会の新進オペラ歌手、そして古楽界の世界的マエストロ鈴木秀美とともに、ヘンデルの世界をどのように舞台化するのでしょうか。メッセージをお聴きください!


二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』演出の中村 蓉です。
ヘンデルの音楽は、とってもキャッチーですよね!
振付家なので、ふだんいろんな音楽に合わせて踊るんですけど、私にとっては、わかりやすくて、イメージしやすい、情景が浮かびやすい音楽です。

今、指揮の鈴木秀美さんから、ここでオーボエや金管が入ってくる意味とか、昨日の稽古でも「ここで一拍お休みが入るけども、どういう意味だと思う?」って謎かけみたいにして、教わることが多くて、ああ奥深い……!

今回の『セルセ』のテーマは、「恋愛は、原動力」!
いくつかカットしている曲もあるんですけど、7割くらいは恋の歌。その中に、喜怒哀楽が本当に鮮やかに入っています。
たとえば、恋をして走り出す!みたいな、J-POPでいうと、嵐の「Happiness」!「♬走りだせ~」みたいな前向きな曲もあれば、恋愛にうまくいかなくて、悩んで、悲しいとか。また、恋がうまくいかなくて怒る、っていうちょっと特殊な恋もあります。
私が一番好きなのは、恋の苦しみによって恋や愛が何であるかを悟る、という悟りの境地にまでいっちゃっているアリアっていうのもあって、恋や愛を原動力として進んでいく物語だな、と。aikoの「えりあし」みたいな歌詞だなと思うところもあったり、とても共感しやすく、皆様にも共感していただきやすいオペラに出来たらいいな、と思っています。
「結ばれてハッピー」というよりは、走り出したり苦んだりすることが多くて…それってちょっと、私の好みというか、私の恋愛観だなと思いまして、オペラを演出させてもらえるというのは本当にありがたい機会ですけれども、『セルセ』と出会えたのは、偶然じゃなく、必然の出会いかな、と思ってみたり。自分の恋愛観をこんなに投影できるオペラがあってよかったな、と思ってます。
「オンブラ・マイ・フ」という有名な歌があります。
プラタナスの木にセルセが歌いかけるのですけども、プラタナスって、手のひらの形のおっきい葉っぱの落葉樹なんですけれども、成長が早いから新宿御苑や道や公園やいろいろなところに植わっているのだそうです。
成長が早いことって、このニューウェーブ・オペラにぴったりだな、って思っています。声や身体、もう肉体から出てくる生き生きしたエネルギーを、全力で舞台にあげるオペラにしようと思っております!
今回のキャストの方々は、踊らないともったいないぞって。声はもちろん、すごく個性が身体からにじみ出ていて、役柄以前に人間として個性豊かな方々に、今回集まってもらっているんだと思っています。
プラタナスの木のように、どんどん成長していっている私たちが集結して、とにかく生き生きした、できたら今まで見たことないようなフレッシュな、見て元気になるオペラを。 今、舞台に立てるということの喜びと感謝が伝わるような舞台を作っていこうと思っております。ぜひ春、新しい季節、劇場でお待ちしております。ぜひ見に来てください。



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二期会創立70周年記念公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場2021年5月公演 G.F.ヘンデル『セルセ』 - 東京二期会

2021年5月22日(土)17:00、23日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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Hakuju Hall主催「二期会 ディーヴァ, ディーヴォ」2020年度シーズン第1弾は いよいよ3/18(木)14時開演!

二期会オペラ研修所マスタークラスを優秀な成績で修了した若き歌手の声を聴くシリーズ、Hakuju Hall「二期会 ディーヴァ,ディーヴォ」。
当初10月と12月に開催が予定されていました今年度シーズンは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期となっていましたが、いよいよ3月18日(木)に今シーズンの第1弾(第21回)が開催されます。
出演はソプラノ角南有紀、中野亜維里とバリトン菅原洋平の三人。ピアノは平塚洋子です。

コンサートを直前に控えた出演の三人よりメッセージが届きましたので、ご紹介いたします。

      *     *     *
■角南有紀 (すなみ ゆき)ソプラノ
コロナ禍において、音楽家であることの無力さを痛感しました。しかし一方で、音楽家だからこそできることの意義も実感しております。昨年は涙で目を腫らした日々もありました。実際にこの「二期会ディーヴァ,ディーヴォ」のコンサートも昨年10月から延期されて実現に至りました。私にとってどれほど思い入れの深い舞台であるか、ご来場いただけますと伝わるかと思います。
共演者の中野さんと菅原くんとは、マスタークラスの同じ大倉先生クラスで切磋琢磨し合い、存分に刺激を受けた尊敬する仲間です。彼らとオンラインにて話し合いを進め、コンサートに向けて準備をしてきました。私たちの歌に込めた思いを是非受け取ってください。
■中野亜維里 (なかの あいり)ソプラノ
「二期会ディーヴァ,ディーヴォ」に出演できますこと、大変光栄に思います。
コロナ禍により演奏する場や演技の幅が突然限られ苦悩することもありましたが、東京二期会『メリー・ウィドー』ヴァランシェンヌ役のアンダースタディとして勉強させていただき、生きる音楽の真意を痛感し、歌えることの有り難さを改めて実感することができました。前向きな性格が付加され、より一層歌手としての魂が燃えたぎっております!
尊敬する声楽家の先輩方が演奏会をされてきたHakuju Hallさんで歌えることも、感謝と喜びと共に身が引き締まる想いです。
今回共演致します2人は、大倉先生クラスで共に切磋琢磨してきた大切な仲間です。是非ご来場いただき、私たちの生きる音楽を聴きにいらしてください!
■菅原洋平 (すがわら ようへい)バリトン
この度は、憧れの「二期会ディーヴァ,ディーヴォ」に出演させていただけること、大変嬉しく思います。コロナ禍により、僕たちの生活は一変し、このコンサートも延期となりました。 研修所を修了してから、耐え忍ぶ一年ではありましたが、少しずつ戻りつつある日常の中で、音楽の喜び、アンサンブルの楽しさ、なによりお客様の前で歌える幸せを以前よりも一層感じています。共演者のお二人は大倉先生クラスで共に切磋琢磨した仲間たち。
ソロあり、重唱あり…悲劇のシーンから心躍るオペレッタまで、幅広く、それぞれの個性が活かせる名曲揃いのプログラムにいたしました。この様な機会に心より感謝し、皆様に楽しんでいただける演奏会にいたします。
ご来場お待ちしております!
      *     *     *

三人の新星によるひとときをどうぞご堪能ください!!

■■■ 公演情報 ■■■
第21回 二期会 ディーヴァ, ディーヴォ
二期会新星トップ歌手たちによる、ときめきのデビューコンサート!

日時:2021年3月18日(木) 14:00開演(13:15開場)※約90分/途中休憩あり
会場:Hakuju Hall(ハクジュホール)【アクセス
    ・小田急線「代々木八幡駅」南口 もしくは
    ・千代田線「代々木公園駅」1番出口より 徒歩5分
料金:全指定席 1,500円(税込) 《発売中》
出演:角南有紀(ソプラノ)、中野亜維里(ソプラノ)、菅原洋平(バリトン)、平塚洋子(ピアノ)
予定プログラム:
・モーツァルト:『コジ・ファン・トゥッテ』より「岩のように動かずに」〔角南〕
・ドニゼッティ:『アンナ・ボレーナ』より
       「あなたたちは泣いているの? ~私の生まれたあのお城”〔角南〕
・ヴェルディ:『リゴレット』より「慕わしい人の名は」〔中野〕
・バーンスタイン:『キャンディード』より「きらびやかに着飾って」〔中野〕
・モーツァルト:『コジ・ファン・トゥッテ』より「彼の眼をごらんなさい」〔菅原〕
・ヴェルディ:『ファルスタッフ』より「これは夢か現実か?」〔菅原〕
・ヴェルディ:『リゴレット』より
       「お父様!おお、わしのジルダよ!(日曜日に教会で)」〔中野・菅原〕
・ドニゼッティ:『ドン・パスクワーレ』より「準備はできた」〔角南・菅原〕
・ベッリーニ:『ノルマ』より「ご覧なさい、ノルマ」〔中野・角南〕
・J.シュトラウスII世:『こうもり』より
       「一人になってしまうのね」〔中野・角南・菅原〕
※曲目、曲順等が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。

主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会

▼コンサート詳細ページはこちらをご覧ください
第21回 二期会ディーヴァ, ディーヴォ - Hakuju Hall

▼ご予約・お問合せは
Hakuju Hall チケットセンター 03-5478-8700
11:00~17:00(火~金/祝日・休館日を除く)

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欧州を夢中にさせる、オペラ界のファンタジスタ
7月公演『ファルスタッフ』演出ロラン・ペリー動画メッセージ!

『タンホイザー』に続く東京二期会オペラ劇場公演は7月。ヴェルディの『ファルスタッフ』を、2019年テアトロ・レアルで絶賛を博したロラン・ペリーの演出でお贈りいたします。
細部まで生き生きと描き、ウィットに富んだ幻想的な舞台で非常に高い評価と人気を誇る演出家が、二期会公演に初登場いたします。
公演に向けての動画メッセージをどうぞ!


「『ファルスタッフ』は音楽と演劇が見事に平等で、シェイクスピアの劇に、ヴェルディのモダンで創意に富んだ音楽が合わさった、すばらしい作品です。
オペラのテーマは、とても残酷で、そしてとても人間的。
人間性、寛大さ、愚かさ、嘘、偽善…
描かれる人物は、豊かで多面的です。私にとって最も偉大なオペラのひとつなのです。」

*     *     *


▼『ファルスタッフ』公演情報ページはこちら
二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年7月16日(金)18:30、17日(土)14:00、18日(日)14:00、19日(月)14:00 東京文化会館 大ホール

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

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二期会創立70周年記念公演シリーズがスタート!
ワーグナー『タンホイザー』~2/21(日)まで公演はあと2回!

二期会創立70周年記念公演 ワーグナー『タンホイザー』が2月17日(水)に東京文化会館大ホールで開幕。日本に、そして世界に、ワーグナー・オペラの上演が復活しました!

▼指揮セバスティアン・ヴァイグレからのメッセージ


「今、こうして音楽ができることに喜びと感謝の念を抱いています。
今、聴衆はオペラを、音楽を求めています!
誰もが音楽を必要としています!
音楽のある人生、それが大事です。

すばらしいバレエと日本の歌手のみなさん、そして私たちのオーケストラ!

どうぞご近所やお知り合いをお誘いして、『タンホイザー』にお越しください!
ベストを尽くします。

そして、どうかご自愛を」

*     *     *



初日(片寄・田崎)組のゲネプロより


2日目(芹澤・竹多)組のゲネプロより

また、各ウェブメディアに当公演のゲネプロレポートが掲載されました。
▼ぶらあぼONLINEでは初日組のレポート
【ゲネプロレポート】東京二期会《タンホイザー》が開幕 - ぶらあぼONLINE
▼スパイスには2日目組のレポート
東京二期会《タンホイザー》 聖と俗、あるいは国家と個人の間で引き裂かれた男の物語 ゲネプロレポート(18・21日組) | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス

*     *     *



公演は20日(土)と21日(日)の残り2回。両日とも当日券をご用意してお越しをお待ちしております。

▼当日券発売情報、タイムテーブル等の公演当日情報はこちら
ついに日本にワーグナー・オペラが帰ってくる!~2/17(水)開幕!ワーグナー『タンホイザー』公演当日のごあんない - オペラの散歩道(二期会blog)

また、このたびの公演は新型コロナウイルス感染防止対策を行って開催させていただきます。ご来場のお客様におかれましてはこちらのご案内をあらかじめお読みの上、ご理解、ご協力くださいますようお願いいたします。
主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い

▼『タンホイザー』公演情報ページはこちら
2021年2月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』 - 東京二期会オペラ劇場

〈主催〉公益財団法人東京二期会、公益社団法人日本演奏連盟
・都民芸術フェスティバル2021参加公演

●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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Gettiiなら公演当日も前売券が開演の1時間前までご予約可能!


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3/4(木)「二期会サロンコンサート」Vol.209 巡る春に寄せて Hommage to Nature~出演者からのメッセージ

多彩なプログラムとアットホームな雰囲気で、長寿シリーズとして好評を博している二期会サロンコンサート。

今年度の最後の回となる3月4日の第209回は、COVID-19収束の願いと春への憧れを込めて、時を超えて輝く自然へのオマージュをテーマに演奏致します。
出演は、ソプラノ榎本真美、大西恵代とバリトン青戸 知。ピアノは第208回に続き木下志寿子です。
尚、今回も新型コロナウイルス感染対策をしての開催のため、会場座席は通常の半数以下とし、約60分のプログラムで16:30からと19:00からの2回公演となります。


ソプラノ榎本真美

ソプラノ大西恵代

バリトン青戸 知

ピアノ木下志寿子
それでは出演歌手たちからお客様へのメッセージが届いておりますのでご紹介します。

     *     *     *

柔らかな日差しに春の気配を感じる今日この頃、「ようやくやって来た!」今年はそんな思いで春の訪れを待ちわびていた方も多いのではないでしょうか?このコンサートはその巡る春に寄せて、自然の美しさや自然への賛美、生命への愛をテーマに皆様に演奏をお届けいたします。
大西恵代さん、青戸知さんとは初めての共演となりますが、大学時代にお2人の演奏を聴いて感銘を受けていたこともあり、何か一緒にできることがあるに違いないと出演通知を受けた時から私自身楽しみにしていました。ソロはもちろんアンサンブルもたくさん取り入れて、お話も交えながらとても聴きごたえのあるプログラムとなりそうです。
コロナ禍で自由に外出ができない日々が続いておりますが、ぜひ私達のコンサートを聴きに表参道へとお出掛けいただければ幸いです!
―――榎本真美

     *     *     *

今年度を締め括るサロンコンサートで、過去にご一緒した事のある青戸さん、榎本さん、木下さんと再び共演出来る事を、大変感慨深く思っております。

演奏内容について、打ち合わせをしたのが、昨年3月の事でした。後に国内初の緊急事態宣言が発令され、私達は自粛生活を余儀なくされたのです。
時を同じくして、SNSではコロナ禍によるロックダウンの影響が、美しい自然の景色を再認識させたという話題で賑わったものでした。
人間は活動を抑制されると、普段見落としやすい事に、目を向けていくようです。

この先どんなに文明が発達したとしても、古くから地球に存在する物は残り続けて欲しい!
そうした思いと、コロナ収束に願いを込めて、演奏をお届けする所存です。
皆様のご来場を、心よりお待ちしております。
―――大西恵代

                          *     *     *

「生きとして生けるもの いづれか歌を詠まざりける」
生きることは歌うことなのに、世界中で歌を歌う日常が侵されている。この逆境を越えるために私は歌う。音楽と詞が人類に希望を与え、救ってきた歴史を知っているからだ。

2月3日 立春に春一番が吹いた。どうやら春は必ず巡ってくるらしい。
来る3月4日 時は春。
ソプラノの名花二人と供に歌を紡ぐ。その頃には花のつぼみは少しふくらんでいるだろうか。世の中の緊張は少しでも解けているだろうか。
綻びのコンサートだ。
そこには、生の音楽を分かち合うよろこびがあるに違いない。
―――青戸 知

     *     *     *


チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サロンコンサート 2020-2021シーズン
Vol.209 巡る春に寄せて Hommage to Nature

日時:2021年3月4日(木) 2回公演(各回約60分、途中休憩なし)
   第1回 16:30開演(16:00開場)/第2回 19:00開演(18:30開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
料金:全自由席 各1回券3,500円(二期会オペラ愛好会会員割引あり)
出演:榎本真美(ソプラノ)、大西恵代(ソプラノ)、青戸 知(バリトン)、
    木下志寿子(ピアノ)
予定演奏曲目:
 デラックワ 「ヴィラネル」 (大西)
 R.シュトラウス 「夜」Op.10-3、「ダリア」Op.10-4 (榎本)
 マーラー 『リュッケルトによる5つの歌曲』より
        「美しさめあてに愛するのなら」 (青戸)
 コープランド 『アメリカの古い歌』(第二集)より
        第5曲「チンガ・リング・チョウ」 (榎本・大西・青戸)
                          ほか
※都合により演奏内容が一部変更になる場合がございます。

▼コンサート概要ページはこちら
二期会サロンコンサートVol.209 巡る春に寄せて ~Hommage to Nature~ - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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ハンサム四兄弟のインタビュー動画が公開!

スポーツ・芸術・文化を発信するオウンドメディア「カルティベータ (cultivator)」。声楽家とアスリートの相似研究として、ハンサム四兄弟を取り上げていただきました。

ハンサム四兄弟(加耒 徹、近藤 圭、与那城 敬、宮本益光)がスポーツ文化ジャーナリストの宮嶋泰子氏のインタビューを受け、宮嶋氏が主宰する「カルティベータ」のYouTubeチャンネルでインタビュー動画が公開。4人それぞれへのインタビューの他、本番に向かう姿勢はアスリートに通じているところがたくさん!という言葉も印象的。是非ご覧ください。

▼こちらからインタビュー動画をご覧いただけます


▼一般社団法人「カルティベータ」のウェブサイトはこちら
カルティベータ|スポーツ・芸術・文化を発信するオウンドメディア

*     *     *


210318handsome_thumb.jpg PDFちらし■■■ 公演情報 ■■■
ハンサム四兄弟 とびきり甘い夜2021
日時:2021年3月18日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:紀尾井ホール 【アクセス
料金:全席指定 SS席8,500円、S席6,000円、A席3,000円(税込)
出演:ハンサム四兄弟(加耒 徹、近藤 圭、与那城 敬、宮本益光(以上バリトン))
   ピアノ 加藤昌則
▼演奏予定曲等、詳しい公演情報ページはこちら
ハンサム四兄弟 とびきり甘い夜2021|主催・制作コンサート - 株式会社二期会21

ハンサム四兄弟 とびきり甘い夜2021
今年もやります!!
バレンタイン☆Chocoっと企画

<ハンサム四兄弟に今後歌ってほしい曲、メッセージを添えて大募集!!>


まもなくバレンタインデー
応援してくれる皆さんが希望する曲をハンサム四兄弟に歌ってもらいませんか?
メッセージを添えてリクエストしてみましょう! いつかのコンサートであなたの希望する曲を歌ってくれるかも!?
3月18日、紀尾井ホールでの公演に向け、ハンサム四兄弟(宮本益光、加耒 徹、近藤 圭、与那城 敬)へのメッセージもあわせて募集します。

[募集期間] 2021年2月28日(日)まで
[応募方法] 専用の「メッセージフォーム」から承ります。
[メッセージ例]
「ハンサムのコンサートで歌う近藤さんの「ラック・ア・レディ」(Guys&Dolls)が好きです!他のメンバーがコーラスで盛り上げてくれる…他にもそんな曲はないですか?」
「与那城さんの甘い声でラブ・ソングを歌ってほしいです。」
「声楽を習い始めてイタリア歌曲を歌っています。ハンサムさんたちのイタリア歌曲を聴かせてください。」
「4人で歌う曲をもっと聴きたいです。メドレーとかも!!」
[いただいた希望曲・メッセージについて]
・全ての内容をハンサム四兄弟にお伝えします。
・回答する場合には公開となります。個別に回答・返信はいたしません。

★メッセージをお送りいただくには、「メッセージフォームはこちら」のバナーをクリックして、以下をご記入の上、フォーム内の【メッセージを送る】ボタンをクリックしてご送信ください。
・e-mailアドレス
・ニックネーム(ハンサム四兄弟から呼んでもらいたい呼び名)
・歌って欲しい曲およびメッセージ(150字以内で簡潔に)

▼ ▼ ▼


●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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二期会創立70周年記念公演ワーグナー『タンホイザー』キャスト・インタビュー~エリーザベト竹多倫子「エリーザベトは憧れの役。愛に溢れ、心の強い女性を演じ歌いたい」

東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』キャスト・インタビュー、6回目は、エリーザベト役のソプラノ竹多倫子です。
イタリアでは『蝶々夫人』題名役でデビュー。その後、日生劇場『ルサルカ』でも題名役で好評を博し、満を持して、当公演が二期会デビューとなります。
これからも大役を任されることが期待される竹多ですが、エリーザベト役は憧れの役だったと語っています。その想いをどうぞお聞きください!


東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』エリーザベト役の竹多倫子です。

エリーザベトは、とても純粋で清純な女性。一方で、心の中に強い芯をもった女性です。
タンホイザーとは清らかな愛で結ばれていましたが、ある日突然、タンホイザーはいなくなり、禁断の地ヴェーヌスベルクに入ってしまいます。そのようなことは露も知らないエリーザベトは悲しみと不安の中で、ひたすら彼の帰りを待ちわびます。
するとまた突然タンホイザーは帰ってきます。エリーザベトにとってこの上ない喜び!そこで歌合戦が開催されるのですが、テーマは「愛」。あろうことか、タンホイザーは自分がヴェーヌスベルクにいたことを告白してしまいます。
しかし、エリーザベトは身を挺してタンホイザーを庇うのです。彼に救済の道が許されることを皆に切々と訴えます。誰よりもショックを受けているのはエリーザベト本人のはずなのに。ここに、彼女の一途な愛があって、彼を信じ、そして赦しているんですね。それはまるで天使のようです。本当に愛する人を見つけた人の心の強さ、清らかさというものは素晴らしいと感じる場面です。(中略)彼女の人生を皆様に見ていただいて、その純粋な心に触れていただきたいと思います。

本当になんでも当たり前だった日々がどれだけ大切なものだったかということを、私自身実感しています。『タンホイザー』を稽古場で毎日歌っていて、やっぱり音楽って私の心を救ってくれるんだな、私にとって生きていくために音楽は必要なんだなって、日々実感しています。音楽にあらためて感謝しています。皆様にも生の音楽に触れていただいて、心をオープンにしていただいて、すてきな空間に身を置いていただけたら嬉しいなと思います。

*     *     *


▼『タンホイザー』公演情報ページはこちら
フランス国立ラン歌劇場との提携公演 2021年2月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年2月17日(水)17:00、18日(木)14:00※、20日(土)14:00、21日(日)14:00※ 東京文化会館 大ホール
(※…エリーザベト竹多倫子 出演日)

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【チケット追加発売のご案内】
新型コロナウイルス感染症対策の為、発売当初より一部座席を販売停止しておりましたが、その一部(1階1〜2列目を除く)を順次開放し、12月19日(土)より追加販売致しております。尚、追加販売より座席間隔を空けない配席での販売となりますので何卒ご了承ください。

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二期会創立70周年記念公演ワーグナー『タンホイザー』キャスト・インタビュー~エリーザベト田崎尚美「死を覚悟して歌う第3幕のアリア。エリーザベトの心の動きをお届けしたい」

東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』キャスト・インタビュー!
2012年、二期会創立60周年記念公演 タンホイザー『パルジファル』クンドリに抜擢され、その後『ナクソス島のアリアドネ』『サロメ』『ルサルカ』など、数々の題名役を担ってきました。今年の始めにはNHKニューイヤーオペラコンサートにも出演を果たし、名実ともに日本を代表するソプラノとなりました。
指揮セバスティアン・ヴァイグレとは、三菱UFJ信託音楽賞を受賞した2019年6月の『サロメ』に次いで2度目の共演となります。
今回の『タンホイザー』に向かう想いをどうぞお聞きください!


東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』エリーザベト役の田崎尚美です。

エリーザベトは、本当に心からタンホイザーのことを愛していて、彼がヴェーヌスベルクでヴェーヌスと浮気、というか、長い年月を過ごしていたことをわかっていても、でもなお彼を庇えるという。なんでしょうね、神に近い女性というふうに私は捉えております。
このオペラには、エリーザベトとヴェーヌスという二人の女性がでてくるのですけれども、二人の「愛の違い」というか、お互いが「愛」というものをどうとらえているかということが歌の中にも表れていると思います。
何よりも第3幕で、エリーザベトが死を覚悟して歌うアリアがあるのですけれども、実は私はそこが一番好きです。聴いていただきたいなというよりも、なんでしょう、視覚的な動きはあまりないのですけれども、音楽の動きがすごく心にくると思います。そういうところを皆様にお届けできたらいいなと思っています。
私が最初にワーグナー作品にかかわらせていただいたのが、実は共同制作公演の『タンホイザー』でした(エリーザベトのカヴァー・キャスト)。そこで初めてこの「序曲」を聴いて、もう、すべてのクラシック音楽の中で一番というくらい好きになったんですね。13,4分くらいですが、ずっと一人で歌っていられるくらい好きなんで(笑)
そんな印象もあって、そこで勉強させていただいたエリーザベトを今回歌わせていただけるというのが本当に嬉しいです!

*     *     *


▼『タンホイザー』公演情報ページはこちら
フランス国立ラン歌劇場との提携公演 2021年2月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年2月17日(水)17:00※、18日(木)14:00、20日(土)14:00※、21日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
(※…エリーザベト田崎尚美 出演日)

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二期会創立70周年記念公演 第1弾ワーグナー『タンホイザー』キャスト・インタビュー~タンホイザー片寄純也「タンホイザーはアグレッシブ(挑戦的で攻撃的)に歌う」

東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』キャスト・インタビュー!
第4回は、タンホイザー役の片寄純也の登場です。
持前の力強い歌声で2012年二期会創立60周年記念公演ワーグナーの超大作『パルジファル』題名役を歌い切り、大きな評判を呼んだ片寄が、今回も記念公演の『タンホイザー』に登場することで大きな注目を集めています。
実は二期会でのキャリアのスタートも、このタンホイザー役でした。メッセージをどうぞお聞きください。


東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』タンホイザー役を歌わせていただきます、片寄純也です。

演出家の方にも言われたのですけれども、とても「アグレッシブ」な役だと思っています。 日本人は、「アグレッシブ」を「積極的な」とか、わりと良い意味でとらえていると思うのですけれども、英語でいうと「挑戦的な」とか「攻撃的な」とかの意味がありまして、タンホイザーにはそれが合っていると思います。

2幕の歌合戦のところでは、仲間であるヴォルフラムやヴィーテロルフ、ヴァルターに対して攻撃的で、馬鹿にする感じがありますし、禁断のヴェーヌスベルクの世界に入って、官能の限りを尽くすところでは、挑戦的という意味で、彼の性格が出ているのではないかなと思います。
全幕歌いがいがあるというか、それぞれに声の出し方が違っていて、(1幕の)ヴェーヌスベルクでは「ヴェーヌス讃歌」と言われる曲を3番まで歌うのですが、テンションや色を変えながら歌っていったり、(2幕の)歌合戦では、仲間を馬鹿にしたり侮辱したりするところは、きれいに歌うというよりはむしろ攻撃的に荒く歌うようなところで、3幕では長い「ローマ物語り」というものがあります。そこが一番の聴かせどころかなと思っています。

私は2012年『パルジファル』でパルジファル役を歌わせていただいたときに、音楽が壮大で、長時間なんですけれども、始まってしまうとあっという間に終わってしまいました。
あと、二期会の研修所を出て初めていただいた仕事が、1999年『タンホイザー』公演でのタンホイザー役のアンダースタディーでした。それで、音源を探しているときにスパス・ヴェンコフさんという、1970年から80年代にかけて活躍されたテノールの方なのですけれども、彼がバイロイトでタンホイザーを歌っているものを聴く機会があって、あまりにも立派な声で、ほんとうにすばらしく歌われていて、すごく感動して。いつか自分もこのタンホイザー役に挑戦してみたいなと思ったきっかけになりました。

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フランス国立ラン歌劇場との提携公演 2021年2月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年2月17日(水)17:00※、18日(木)14:00、20日(土)14:00※、21日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
(※…タンホイザー片寄純也 出演日)

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二期会創立70周年記念公演 第1弾ワーグナー『タンホイザー』キャスト・インタビュー~ヴォルフラム大沼 徹「ワーグナー作品に通底するものを感じて」

東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』キャスト・インタビュー!
続いて第3回は、ヴォルフラム役のバリトン大沼 徹の登場です。
これまで数多くのオペラに出演してきた大沼。『トスカ』スカルピア、『オテロ』イアーゴとヴォルフラムを比べると…自分に似ているのは、果たして!?
飯守泰次郎指揮『さまよえるオランダ人』で初めてワーグナー作品に出演。以来、ワーグナー作品でもバリトンの大役を重ねてきましたが、今回の稽古場でヴォルフラムを演じながら、ワーグナー作品に通底するものを感じていると語ります。


東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』ヴォルフラム役の大沼 徹です。

ヴォルフラムは、友人であるタンホイザーと同じ女性を愛してしまっている。有り体にいえば、三角関係ということになります。
私もこれまでに『トスカ』スカルピアや、『オテロ』イアーゴなどやらせていただきました。彼らの場合は、力ずくで、あるいは頭脳を使って、女性を手に入れようとしたり、相手を貶めようとしたりするのですけれども、このヴォルフラムという男は冷静で、一歩引いていて、エリーザベトに対する気持ちはありつつも、友情も大事にしていて、最終的には自分が身を引く。ちょっと大人な、僕のような男でございます(笑)

最初に歌わせていただいたワーグナーの役は、飯守泰次郎先生指揮の『さまよえるオランダ人』のオランダ人でした。そこから『パルジファル』のアムフォルタスとか、『トリスタンとイゾルデ』のクルヴェナールといった役もやらせていただきました。
ヴォルフラムは後半になってくると、どこかちょっと男くさい、クルヴェナールに似たようなところがあったりします。ワーグナーは、オペラによって全然違うんですけれども、バリトンの役には何か通底するようなものがあるのかもしれませんね。それは今回稽古場に入って気が付いたことです。たとえば、クルヴェナールは武人でありますし、トリスタンの家来として、また後見人として、ずっと彼に忠誠を尽くし最終的には命を散らす。
一方、ヴォルフラムはそこまでの激烈性はないのですけれども、恋敵であるが友人でもあるタンホイザーを救おうとするんですね。自分のエリーザベトへの気持ちは表に出さずに、彼と彼女の救済を志すわけです。
そういったところに、ワーグナーが描いたバリトン像というのでしょうか、自己犠牲という重要なモチーフが彼の中にありますけれども、そういったところを感じることが最近多いですね。

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フランス国立ラン歌劇場との提携公演 2021年2月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年2月17日(水)17:00※、18日(木)14:00、20日(土)14:00※、21日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
(※…ヴォルフラム大沼 徹 出演日)

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二期会創立70周年記念公演 第1弾ワーグナー『タンホイザー』キャスト・インタビュー~ヴォルフラム清水勇磨「ワーグナー作品の出会いでもあったヴォルフラム役。その人間性に惹かれています」

いよいよ2021年、日本の劇場にワーグナー作品が帰ってきます。
2月17日に東京文化会館で初日を迎える東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』から、 ヴォルフラム役のバリトン清水勇磨のビデオ・インタビューです。
イタリアで学び、日本ワーグナー協会のすすめで国際ワーグナー歌唱コンクールにヴォルフラムの歌う「夕星の歌」で参加し、セミファイナリストになった清水。友情に篤く、人のために生き、正直者で、一途な想いを大切にするヴォルフラムに深く魅せられていきました。
ヴォルフラムの全篇を演じ切るにあたって、清水のメッセージをお聞きください。


ヴォルフラムは正直で、一途な想いが役を貫いていると思います。エリーザベトのことが好きなんだけれども、そこを耐えて、親友であるタンホイザーとの友情を大事にしています。
エリーザベトには、想いは遂げられないけれども、彼女の苦しみだけは癒してあげたいと願う。そこに愛の深さ、度量の深さというものを感じます。
ヴォルフラムで一番有名なのが「夕星の歌」です。このアリアの前で、苦しむエリーザベトが、今にも天国に行こうと坂をのぼっていこうとする。その姿をみていたヴォルフラムは、普段はそこまで感情を表さないのにただ一言、「私もお供させていただけませんか」と言う。
ですが、彼女は仕草で、感謝しているけれどもやめてください、という気持ちを示します(楽譜のト書き通りです)。ここでは、彼女の、言葉では言い表せないヴォルフラムへの感謝と、しかし同時にあの世に行くのは自分だけで、あなたは生きてください、という気持ちがある、と僕は受け止めています。
日本ワーグナー協会からのすすめで、3年に1度開催されている国際ワーグナー歌唱コンクールにエントリーすることとなり、急ぎ勉強したのが「夕星の歌」でした。
それが、あれよ、あれよといううちに、ドイツ・カールスーエの劇場まで進むこととなり、満席の中、ワーグナーさんのお孫さんの前でも歌わせていただきました。このおかげで、ヴォルフラムが私にとって初めて触れたワーグナーでした。
この曲を勉強していく中で、ヴォルフラム人となりに感じ入り、その奥深さに、音楽と相まって非常に感慨深いものがありました。

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フランス国立ラン歌劇場との提携公演 2021年2月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年2月17日(水)17:00、18日(木)14:00※、20日(土)14:00、21日(日)14:00※ 東京文化会館 大ホール
(※…ヴォルフラム清水勇磨 出演日)

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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
【チケット追加発売のご案内】
新型コロナウイルス感染症対策の為、発売当初より一部座席を販売停止しておりましたが、その一部(1階1〜2列目を除く)を順次開放し、12月19日(土)より追加販売致しております。尚、追加販売より座席間隔を空けない配席での販売となりますので何卒ご了承ください。

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1/28(木)「二期会サロンコンサート」Vol.208 歌う喜び、明日の楽しみ~出演者からのメッセージ

カワイ表参道コンサートサロン パウゼにて、好評を博している「二期会サロンコンサート」シリーズ。今年度のシリーズは、新型コロナ感染対策のため、席数は半分の約60席に限定して全席指定に、会場内や座席の除菌などを徹底し、休憩なしの60分のプログラムにて開催致します。

今回は新年を彩るVol.208のご案内。出演は、東京藝大大学院から二期会オペラ研修所第58期マスタークラスを優秀な成績で修了し、2018年にソプラノ・ドラマティコに転向、ワーグナー作品にも造詣が深い藤野沙優、ドイツの歌劇場を中心に10年近く国際的な歌手としてのキャリアを築き、8月に東京二期会『ルル』(新制作)のゲシュヴィッツ伯爵令嬢にも出演が決まっているメゾソプラノ川合ひとみ、トランペットに導かれテノールからバリトンへと転身、一期一会の出会いが現在に繋がっていると語る小林由樹。共演ピアニストはコレペティトールとしても歌手たちからの信望の厚い木下志寿子です。


ソプラノ藤野沙優

メゾソプラノ川合ひとみ

バリトン小林由樹

ピアノ木下志寿子
それでは出演歌手たちからお客様へのメッセージが届いておりますのでご紹介します。

     *     *     *

新しい年が始まりました。お健やかにお過ごしでらっしゃいますか?
今回の「歌う喜び、明日の楽しみ」というタイトルは、私達の願いをこめたタイトルです。音楽の喜びを皆様と分かち合い、明日を生きる楽しみや希望を共に育てていくことが叶えば、これほど嬉しいことはございません。
先月合わせをおこないましたが、皆様たいへん素晴らしく、一足先に大きな喜びを胸に抱きしめております。この喜びと共に、舞台からお目にかかれますことが待ち遠しいです。
皆様にとって、2021年が希望と喜びに満ちた日々となりますように!
―――藤野沙優

     *     *     *

2021 年も始まりましたが、今まで当たり前に過ごしていた時間がいかに大切で特別なものだったのかと改めて感じています。1984年から続いているこちらのシリーズも208回目です。脈々と繋がっている歴史のなかに自分の音楽が仲間入りさせて貰えたような気がして、今回のコンサートへの参加はずっと楽しみにしていました。有名オペラからアリアや重唱を披露させていただきますが、本来これらはオペラのほんの一部です。このコンサートが劇場へオペラを観に行く切っ掛けとなり、音楽、美術、演劇、文学、人間が作り出す総合芸術を皆様にお楽しみ頂けることを願っております。
―――川合ひとみ

                          *     *     *

コロナ禍真っ只中。多くの仲間たち…お客様との時間を失った私たちにとりまして、サロンという空間でお客様と生の波動をご一緒出来ます事は掛け替えのない喜びであります。サロンという空間でありながら、選曲を敢えてオペラに絞らせて頂きましたのは、私たちの真骨頂は、ドラマを語る事にある!それを証明させて頂く為で御座います。
その時間、その場所でしか体感出来ない『生の波動』を味わっていただく為、ナレーションもマイクを使用せずに語らせて頂く予定です。
音楽を、歌を愛する皆様。
『歌う喜び、明日への希望』をご一緒して頂けましたら幸いで御座います。
―――小林由樹

     *     *     *


チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サロンコンサート 2020-2021シーズン
Vol.208 歌う喜び、明日の楽しみ

日時:2021年1月28日(木) 2回公演(各回約60分、途中休憩なし)
   第1回 16:30開演(16:00開場)/第2回 19:00開演(18:30開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
料金:全自由席 各1回券3,500円(二期会オペラ愛好会会員割引あり)
出演:藤野沙優(ソプラノ)、川合ひとみ(メゾソプラノ)、小林由樹(バリトン)、
    木下志寿子(ピアノ)
予定演奏曲目:
 G.ドニゼッティ オペラ『ドン・パスクァーレ』より 「天使のように美しい娘が」 (小林)
 R.ワーグナー オペラ『タンホイザー』より 「おごそかなこの広間よ」 (藤野)
 G.ロッシーニ オペラ『ラ・チェネレントラ』より 「悲しみと涙のうちに生まれ」 (川合)
 G.ロッシーニ オペラ『セビリャの理髪師』より 二重唱「それでは私なのね?」 (川合・小林)
 R.ワーグナー オペラ『ローエングリン』より 「暗くさびしい日々の中で(エルザの夢)」 (藤野)
 W.A.モーツァルト オペラ『ドン・ジョヴァンニ』より 「さあ、窓辺においで」 (小林)
 W.A.モーツァルト オペラ『フィガロの結婚』より 「恋とはどんなものかしら」 (川合)
 G.ヴェルディ オペラ『イル・トロヴァトーレ』より 二重唱「あなたの前に~その声は!」 (藤野・小林)
 V.ベッリーニ オペラ『ノルマ』より 二重唱「ご覧なさい、ノルマ」 (藤野・川合)

※都合により演奏内容が一部変更になる場合がございます。

▼コンサート概要ページはこちら
二期会サロンコンサートVol.208 歌う喜び、明日の楽しみ - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
【チケット残席状況】1/7(木)18時現在
第1回(16:30)=残席僅少/第2回(19:00)=残席僅少

▼ライターとしても活動するソプラノ藤野沙優が自身で運営するインタビューサイト
 Human Interviewで今回の出演者たちのインタビュー記事を掲載しています。
「歌う喜び、明日の楽しみ」──川合ひとみさん、小林由樹さん、木下志寿子さん座談会
いつでも身軽に、フットワーク軽く ─ 日本とドイツで活躍するオペラ歌手・川合ひとみさん
黄金のトランペットに導かれて──オペラ歌手・小林由樹さん
コレペティトールとしての矜持──コレペティトール・木下志寿子さん

▼ソプラノ藤野沙優の公式サイトはこちら
藤野沙優 Official Web Site

▼コレペティ(ピアノ)木下志寿子の公式サイトはこちら
コレペティトール 木下志寿子 Official Website

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二期会創立70周年記念公演 第1弾ワーグナー『タンホイザー』キャスト・インタビュー~タンホイザー芹澤佳通「これが初ワーグナー、初タイトルロール!人間的なタンホイザーを演じたい」

二期会創立70周年記念公演シリーズ 第1弾でお送りするのは、ワーグナーの人気大作『タンホイザー』。今回、初タイトルロールで主演を果たすのが、テノール芹澤佳通(せりざわ よしみち)です。
今年はグランドオペラ共同制作公演 プッチーニ『トゥーランドット』神奈川公演でカラフを見事に歌い切った新鋭が、早くもワーグナー作品で登場します。
小さい頃はピアニストに憧れていたという芹澤。座右のCDはレスリー・ハワードによるフランツ・リスト集だそう。今でもリストを聴き、その作品から自身のアーティストとしての姿勢を学んでいると語ってくれました。


東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』タンホイザー役の芹澤佳通です。
このタンホイザーがワーグナー・デビューでもあり、タイトルロール・デビューでもあります。テノールのタイトルロールというのは少ないのですけれど、まさかこのタンホイザーが最初にくるとは、まったく思っておりませんでした。

タンホイザーはとても「人間らしい」ですね。人間の快楽に溺れてしまったタンホイザーは、最初、ヴェーヌスから、誘惑とか、色々な愛の形を教え込まれる。それでも一度は飽きてしまって、元の世界に戻る。しかし、また快楽を求めてしまう。
そして、赦しを請いにローマに行くんですけれども、赦されず、またその事実に耐えられなくて、ヴェーヌスを求めてしまう。そういった人間の弱いところが全面に出ている人物だと、僕は思っております。
欲望に負けているところ、立ち直ろうとしているところ、ローマに行く直前のところ、そして、戻って結局赦されなかったところ。それらの心の移り変わるさまがこの役の聴きどころ、見どころでしょうか。
最後の一番長い歌、通称「ローマ語り」と呼ばれているところでは、登場からすでに心は暗いんですね。そこからだんだんと、人格が壊れていく、といいますか、破綻していくさまというものを、クライマックスとして楽しんでいただければと思います。

――音楽を志すきっかけとなった一枚のレコードなど、思い出のCD、レコードがあれば教えてください。
小さいころ、ピアニストになりたかったんです。
ただ、自分が好きで集めているCDに、レスリー・ハワードのフランツ・リストの全曲集というのがありまして。70枚以上のすごい長いシリーズになるんですけれど。
リストはいろんな人の作品をピアノに編曲しているんですね。オペラの重唱なども。そのような作品では、必ず、彼の独特の、ピアニストとしてのテクニックを披露する場所が入っているんです。それを聴いたときに……(続きは動画でご覧ください!)

*     *     *


▼『タンホイザー』公演情報ページはこちら
フランス国立ラン歌劇場との提携公演 2021年2月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年2月17日(水)17:00、18日(木)14:00※、20日(土)14:00、21日(日)14:00※ 東京文化会館 大ホール
(※…タンホイザー芹澤佳通 出演日)

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
【チケット追加発売のご案内】
新型コロナウイルス感染症対策の為、発売当初より一部座席を販売停止しておりましたが、その一部(1階1〜2列目を除く)を順次開放し、12月19日(土)より追加販売致します。尚、追加販売より座席間隔を空けない配席での販売となりますので何卒ご了承ください。


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12/17(木)「二期会サロンコンサート」Vol.207 冬に奏でる愛の調べ~出演者メッセージ

カワイ表参道コンサートサロン パウゼにて、好評を博している「二期会サロンコンサート」シリーズ。今年度のシリーズは、新型コロナ感染対策のため、席数は半分の約60席に限定して全席指定に、会場内や座席の除菌などを徹底して開催致します。

2020年の最後、ホリデーシーズンを飾るVol.207は、寒さを吹き飛ばす心に残る名曲の数々を、2021年5月『セルセ』のロミルダ役に出演予定のソプラノ塚本正美、先日のオペレッタ『メリー・ウィドー』でグリゼット(クロクロ役)を務めたソプラノ本田ゆりこ、そして2021年9月『魔笛』にタミーノで主演が決まっているテノール金山京介の、今をときめくフレッシュな実力派チームがお届け致します。ピアノは、ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポンやテレビ朝日「題名のない音楽会」などにも出演し、これまでに多くのオペラ歌手や弦楽器奏者、管楽器奏者と共演している水野彰子(しょうこ)です。
今回の出演者からお客様へのメッセージが届いておりますのでご紹介いたします。


ソプラノ塚本正美

ソプラノ本田ゆりこ

テノール金山京介

ピアノ水野彰子
     *     *     *

段々と冬が深まり、巷ではクリスマスソングが流れるようになってきました。
コロナ禍で家に籠っている間、舞台に立てるということがいかに尊いものであったかを思い知りました。今回こうして生の歌声をお客様にお届けできること、お客様からのエネルギーを直接いただけること、嬉しい気持ちでいっぱいです。
1時間のプログラムですが、オペレッタ有り、イタリアオペラ有りの濃厚なプログラムとなっております。
表参道の並木のイルミネーション、今年は控えめだと聞いております。あのイルミネーションをみた時のようなときめく気持ちを、私達の“冬に奏でる愛の調べ”で味わっていただければ幸いです。
―――塚本正美

     *     *     *

音楽を続けられることの幸せをひしひしと感じる今日この頃です。暗いニュースが多い1年でしたが、音楽の素晴らしさを改めて実感する大切な年にもなりました。
終わり良ければ全て良し!! 美しくて素晴らしい、そして何より心強い素敵な共演者の方々と一緒に、心も体もあったまる楽しいコンサートで2020年を良い年にできればと思います。
歌曲からオペラ、オペレッタまで盛り沢山の内容になっているので、是非是非、会場にお越しくださいませ。
―――本田ゆりこ

     *     *     *

クリスマスが街を彩るこの季節に二期会サロンコンサートへ出演させて頂くこととなりました。今回は副題を【冬に奏でる愛の調べ】と題し、心温まる愛の名曲をお届け致します。クリスマスの季節に様々な愛の歌でお聴きいただく皆様の心を彩ることができたら幸いです。
共演させて頂く塚本正美さん、本田ゆりこさんは、それぞれ違うタイプの声質で、とても素敵な魅力をお持ちの方々です。お二人とのデュエットを皆様にお届けできるのが今から楽しみでなりません。
ソプラノとテノールで贈る名曲の数々、ぜひ会場でお楽しみください。
―――金山京介

     *     *     *


チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サロンコンサート 2020-2021シーズン
Vol.207 冬に奏でる愛の調べ

日時:2020年12月17日(木) 2回公演(各回約60分、途中休憩なし)
   第1回 16:30開演(16:00開場)/第2回 19:00開演(18:30開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
料金:全自由席 各1回券3,500円(二期会オペラ愛好会会員割引あり)
出演:塚本正美(ソプラノ)、本田ゆりこ(ソプラノ)、金山京介(テノール)、
    水野彰子(ピアノ)
予定演奏曲目:
 ガスタルドン 「禁じられた音楽」
 R.シュトラウス 《オフェーリアの3つの歌》 (本田)
      「どうやって見分けるの 本当の恋人を」
      「おはよう、今日はバレンタインデーよ」
      「あの人は死化粧もせずに棺に入れられた」 
 プッチーニ オペラ『トゥーランドット』より
      「お聞きください、王子様」「氷のような姫君の心も」 (塚本)
 ドニゼッティ オペラ『アルバ公爵』より 「清く美しき天使」 (金山)
 プッチーニ オペラ『ラ・ボエーム』より
      「私の名はミミ」 (塚本)
      ロドルフォとミミの二重唱「愛らしい乙女よ」 (塚本・金山)
 C.ツェラー オペレッタ『小鳥売り』より
      「私は郵便配達のクリステル」 (本田)
      「ただ僕の顔だけをしっかり見て」 (本田・金山)※日本語

※都合により演奏内容が一部変更になる場合がございます。

▼コンサート概要ページはこちら
二期会サロンコンサートVol.207 冬に奏でる愛の調べ - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
【チケット残席状況】12/9(水)13時現在
第1回(16:30)=残席僅少/第2回(19:00)=残席僅少

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2021年1月公演 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『サムソンとデリラ』キャスト・インタビュー~老ヘブライ人役バス妻屋秀和「英雄サムソンを諭す賢者」

東京二期会によるニュー・イヤー・オペラとなる『サムソンとデリラ』のキャスト・インタビュー。続いては、老ヘブライ人役(1月6日出演)の妻屋秀和の動画インタビューです。

主人公サムソンの精神的支えであり、経験豊かな賢者たる老ヘブライ人は、まさに日本を代表するバス妻屋にふさわしい役柄。ここぞというところで現われる低音を精魂こめて歌うと語ります。そして、実はテノールになりたかったというエピソードも飛び出しました!


東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『サムソンとデリラ』老ジプシー(老ヘブライ人)役のバスの妻屋秀和です。
ヘブライ人の老人の役なのですけれども、賢者であり、世の中をよく知った人物なんですね。世の中を俯瞰し、預言者のように、人々にお告げする役なんですね。サムソンに対しても、デリラという女性は危険だぞ、と諭す役割をしています。

老ヘブライ人の聴きどころといえば、何といっても、出番の最後に、低い「ミ」の音を1小節のばすところがあるんですね。それが、この役の一番の聴かせどころで、最後の最後にこの音をきっちり安定させた声で伸ばすということが一番の課題であり、この音のために頑張って全部歌っている、という感じです。

サン=サーンスの音楽は、もちろんとてもフランス的ですが、マスネとかとは違っていて、この時代ワーグナーが流行していく時代で、本人はワーグナー的と言われることをすごく嫌っていたらしいのですけれど、その割には、フランス音楽とは思えないほどにすごく重厚で、和声的にも(ワーグナーの)影響をうけたとしか思えないようなところがあります。ヘブライ人たちの大合唱や、神殿が壊れるところのシーンには、けっこう影響を感じますね。 ワーグナーだけではないですね。「あれ、どこかに聴いたことがあるな」と思ったら、ヴェルディの『ファルスタッフ』的だったり、やっぱり、同時代の音楽の影響というのをサン=サーンスからはすごく感じられますね。
そして、『サムソンとデリラ』では、合唱を多用しています。男声合唱のユニゾンや、混声合唱のすごい勇壮な響きで、聴きごたえのある重厚な作品に仕上がっています。

――日本を代表するバスの妻屋さん。思い出のレコード、録音があれば教えてください。
高校生の頃、歌を志し始めた頃ですけど、CDなんてまだないんですよ。レコードの世界ですけれど、うちにはポータブルのレコード・プレーヤーくらいしかなくて、クラシック音楽を聴くといったら、もっぱらNHK FMだったわけです。
ラジカセにテープをあらかじめ仕込んでおいて、(FMを聴きながら)「これいいな」と思ったら(録音ボタンを)ぽちっと押すわけです。なので、僕の録音は全部途中からなんです。 中でも受験準備のときにもテープが擦り切れるくらい聴いたのが、ペーター・シュライヤーの「水車小屋の娘」や、フリッツ・ブンダリッヒの「詩人の恋」、それからフランシス・アライザのモーツァルト…全部、テノールなんですけれど、実はずっとテノールになりたくて、ずっとテノールを聴いていたのです(続きは動画で!)

*     *     *


▼『サムソンとデリラ』公演情報ページはこちら
2021年1月公演 C.サン=サーンス『サムソンとデリラ』〈セミ・ステージ形式〉 - 東京二期会

2021年1月5日(火)19:00、6日(水)19:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:ジェレミー・ローレル/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
※本公演は、当初2020年4月25,26日に予定されていた公演の延期公演です。
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』キャスト・インタビュー~ヴァランシェンヌ役 盛田麻央「フレンチ・カンカンをグリゼットさんたちと練習しています!」

11月公演『メリー・ウィドー』キャスト・インタビュー動画第8回、ヴァランシェンヌ役のソプラノ盛田麻央(もりた まお/11/26、28出演)から公演に向けてのメッセージです!
メッセージ収録日は、グリゼットたちとフレンチ・カンカンを特訓中でした。「頑張って汗流しているので、ぜったいに見逃さないで!」と盛田。2011年『ドン・ジョヴァンニ』以来となるバリトン宮本益光との共演も楽しみで仕方ないといいます。
想い出の歌では、なんとお父さんが作曲した歌を披露してくれました。小さい頃はお父さんのギターに合わせて歌っていたという盛田。今でも、車の運転中や、ふとしたときに口ずさんでいる一曲であるそうです。


東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』ヴァランシェンヌ役の盛田麻央です。
ヴァランシェンヌは、ポンテヴェドロ王国のツェータ男爵の妻。ツェータさんが王国の危機に頭がいっぱいで、ヴァランシェンヌのことなんて頭にないんですね。それで、ヴァランシェンヌは、さみしい気持ちをいつも私のことを見てくれているカミーユに心を移してしまう…んですね。いけない恋、そして、本当はツェータさんにどんなことを思っているのか、みたいなところを見せられたらいいな、と思っています。

――おすすめシーンについて
ちょうど今も稽古をしてきたんですけれども、グリゼットさんたちと一緒に踊るカンカン。私的には舞台上で、きれいな衣裳を着て激しい踊りをおどるというのが初めてです。汗だくになりながら練習していますので(笑)、ぜひ見ていただけたらいいな。

――ダニロ役のバリトン宮本益光とは2011年『ドン・ジョヴァンニ』以来。
(『ドン・ジョヴァンニ』のときは、ドン・ジョヴァンニとツェルリーナ役で共演しましたが)今回はダニロ役ということで、益光さんの色気と、そして、男としての人生を描いたダニロという役柄の味わいと深みが、稽古場からもうどんどんでてきて、こちらが見入ってしまって。ちょっと困って、次自分の出番があるのにどうしよう、どうしよう、みたいな。やっぱり素晴らしいなと思っています。

――盛田さんにとっての思い出の歌は?
実は、父が若い時ときシンガーソングライターをしておりました。父が作曲した「あじさい」という曲があるんですけれども、私が小さいときから、父がギターを弾いて、いっしょに私が歌ったりとか、少し大きくなったら一緒にハーモニーを奏でてみたりとか。最近になって、父はこの曲を楽譜におこしたいということで、私が楽譜におこしたり。ずっと長い間、歌う続けてきた曲なので、すごくシンプルで、きれいな曲なんですよ。こんな曲なんですけれど…(続きは動画でご覧ください)

*     *     *


▼『メリー・ウィドー』公演情報ページはこちら
2020年11月公演 F.レハール作曲オペレッタ『メリー・ウィドー』 - 東京二期会オペラ劇場

2020年11月25日(水)18:30※、26日(木)18:30★、27日(金)14:00、28日(土)14:00★、29日(日)14:00 日生劇場
(※…プレビュー公演/★…ヴァランシェンヌ役 盛田麻央 出演日)
指揮:沖澤のどか/演出:眞鍋卓嗣
管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]

●公演のお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
※11/18現在、お蔭さまで全日程チケット予定販売数終了となりましたが、一部の売止席の調整により、数席に限りご案内できる可能性がございます。詳しくは二期会チケットセンターへお電話でお問合せください。尚、売切れの節は何卒ご容赦願います。

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2021年1月公演 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『サムソンとデリラ』キャスト・インタビュー~アビメレク役ジョン ハオ「ちょっとエロチックなスパイ劇を楽しんで!」

2021年1月開催、東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『サムソンとデリラ』キャスト・インタビュー後半戦。続いては、アビメレク役(1月6日出演)のジョン ハオの動画インタビューです。
実は「フランス音楽が大好きデスネ!」と話すジョン。〈死の舞踏〉や〈動物の謝肉祭〉などのオーケストラ作品で多くの人に耳馴染みのある音楽を残したサン=サーンスは「天才的!」と言って、『サムソンとデリラ』へ向けてのワクワク感を話してくれました。


東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『サムソンとデリラ』アビメレク役のジョン ハオです。
(アビメレクは)ペリシテ人でガザの太守で、ペリシテ人が崇拝するダゴンの神を称え、ヘブライ人の信じるヤハウェを愚弄する、最後にサムソンに襲い掛かるが返り討ちにあって、殺サレマシタ。そういう役でした。
出番少ないですけど、アリアのような歌うたって、内容はさっき言ったような、ヘブライ人たちを愚弄する…「ダメですネ、アナタたちの神サマ!自分の神サマ、一番エラい!」とにかく「自分が一番エラい!」そういうところをぜひ聴いてください。
このオペラは、ラブストーリー、と思われるんですが、実際はちょっとエロいなスパイの話。誰でも弱いトコロあるじゃないですか。サムソンも、デリラに誘惑されて、自分の力の秘密の、髪の毛切れないのがバレちゃって。デリラがサムソン寝てるところで髪切って、力なくなって。ラブストーリーよりも、そのスパイの話が面白いな、と思っています。

とにかく、ボクはフランス音楽が大好きですね!美しく、繊細な感じで、あと、ちょっとボンヤリな感じで、大好き。サン=サーンスとても天才的な作曲家で、色んなジャンルの曲を残しているんですよね。オペラ以外に〈死の舞踏〉や〈動物の謝肉祭〉とか、けっこうクラシック音楽そんなにわからない方でも聴いたら、「あ、どっかで聴いたことある!」という名作ですね。
2021年1月東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『サムソンとデリラ』は、僕ら最高レベルのオペラの舞台を達成するため、精一杯、ガンバリマス!

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▼『サムソンとデリラ』公演情報ページはこちら
2021年1月公演 C.サン=サーンス『サムソンとデリラ』〈セミ・ステージ形式〉 - 東京二期会

2021年1月5日(火)19:00、6日(水)19:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:ジェレミー・ローレル/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
※本公演は、当初2020年4月25,26日に予定されていた公演の延期公演です。
※公演日程変更に伴い、指揮者は準・メルクルがスケジュールの都合で出演できなくなりましたため、代わりましてジェレミー・ローレルが出演致します。
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura

●公演のご予約・お問合せは《再発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』キャスト・インタビュー~ヴァランシェンヌ役 箕浦綾乃「『メリー・ウィドー』が大好き!憧れの作品で二期会デビュー」

11月公演『メリー・ウィドー』キャストからのインタビュー動画、第7回は、ヴァランシェンヌ役のソプラノ箕浦綾乃(みのうら あやの/11/25、27、29出演)の登場です。
インタビュー開口一番、『メリー・ウィドー』が大好きで、憧れの作品でした!と切り出した箕浦綾乃。これが二期会デビュー公演です。小学校6年生のときに舞台に立つことを決意した大切な思い出を、歌声とともに話してくれました!
本番に向けてのメッセージをどうぞ。


東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』ヴァランシェンヌ役の箕浦綾乃です。
もともと『メリー・ウィドー』がすごく好きでした。
ヴァランシェンヌは、お話の中で、本当に様々な表情を見せる役どころだと思っています。重唱が多いんですけれども、その重唱がとてもきれいで、今回初めてご一緒するカミーユ役の高田正人さんと歌っていると、すごく歌に色気がある方なので、それにつられて心が動いていくのがとても楽しいな、と思ったりします。
指揮者の沖澤のどかさんとは、もちろん初めてご一緒するのですけれど、同年代で、すごく活躍されている女性の指揮者ということで、どういう音楽をされるのかな、というのをすごくワクワクして稽古に臨みました。

――ハンナの歌う「ヴィリアの歌」は彼女の故郷の歌。箕浦さんの想い出の歌は?
私は、田んぼに囲まれた地方で、夜になると本当にカエルの合唱が聞こえてくるような場所に育ったので、故郷を思い出す歌とかいうと、音という意味では、カエルの声なんですけれど……歌うんですよね(笑)
母が、宝塚歌劇が大好きだったので、小さいころから舞台の鑑賞によく行っていました。自分も舞台に立ちたい!と強く思うきっかけになったと思うのは、小学校6年生のときだったかな……

――二期会デビューの舞台に向けて
本当に『メリー・ウィドー』が大好きで、憧れの舞台です。あまりデビューということにこだわらずに、自分自身が楽しく輝いて、ヴァランシェンヌという役に体当たりして臨んで、いい舞台にしていけたらなと思っています。

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▼『メリー・ウィドー』公演情報ページはこちら
2020年11月公演 F.レハール作曲オペレッタ『メリー・ウィドー』 - 東京二期会オペラ劇場

2020年11月25日(水)18:30※★、26日(木)18:30、27日(金)14:00★、28日(土)14:00、29日(日)14:00★ 日生劇場
(※…プレビュー公演/★…ヴァランシェンヌ役 箕浦綾乃 出演日)
指揮:沖澤のどか/演出:眞鍋卓嗣
管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]

●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
※11/5現在、11/27(金)公演のA席および学生席が各数席ご用意可能です。その他の公演日、席種はすべて予定販売数終了となりました。

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2021年1月公演 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『サムソンとデリラ』キャスト・インタビュー~ダゴンの大司祭役 門間信樹「大司祭のシーンは カッコいい! の一言に尽きます」

2021年1月 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『サムソンとデリラ』キャスト・インタビュー。今回は、ダゴンの大司祭役(1/5公演)の門間信樹(もんま のぶき)にメールインタビューをしました。

門間信樹

門間: 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ 『サムソンとデリラ』ダゴンの大司祭役の門間信樹です。

――大祭司とは、どんな役でしょうか?
門間: サムソン率いるヘブライ人と対立するペリシテ人の大司祭で、デリラの美貌を利用し、焚き付け、ヘブライ人を皆殺しにしようと企む男です。

――役の聴きどころを教えてください。
門間: ダゴンの大司祭は、ほぼ全幕を通して、ヘブライ人に対する怒りを顕にしています。冒頭からヘブライ人に味方がやられたと知るや、ギラギラとしたアリアでサムソンを呪います。
2幕では、デリラとともにどす黒い陰謀を計画します。デリラ役の板波利加さんとメールのやり取りしたときに板波さんもおっしゃっていたのですが、大司祭のシーンは「カッコいい!」の一言に尽きます。憎しみと呪いがマグマのように湧き出る音楽に、デリラの甘さがよりいっそう際立ちます。

――『サムソンとデリラ』は当初4月に公演の予定でした。今あらためて開催にむけて準備をしているところですが、この期間、門間さんはどのように過ごしてきましたか。
門間: 正直に言うと、精神的にはかなり滅入っていました。ニューヨークでの仕事は全てなくなり、戻ることもできずに札幌の実家で先の見えない不安と戦っていました。
しかし、東京では少しずつ演奏会が再開され、二期会もオペラ公演を無事に成功させたことで「よし!前を向こう」と思えるようになりました。
この先いつニューヨークに戻れるのか分かりませんが、日本のオペラ界が世界の希望の星となれるように、ひとつひとつを成功させてなくてはならないと今は思っています。

――『サムソンとデリラ』お薦めCDを教えてください。
門間: 僕が初めて『サムソンとデリラ』を聴いたのは、芸大時代、図書館のオーディオルームでした。当時はYouTubeなんてものはなく、オペラを気軽に聴くとなると図書館に行っていたものです。
どうしてこのCDを聴こうと思ったのか、きっかけもあまり覚えていない。でも、今でも一番大好きな『サムソンとデリラ』の録音です。ロ短調から始まる前奏曲に続いて聞こえてくるヘブライ人の嘆きがなんと悲痛で美しく、秘めたる力をもっているか!そこからの全幕2時間はあっという間でした。サムソン役のホセ・クーラの力強く甘い声、デリラ役のオリガ・ボロディナの柔和で色っぽいアリア、大司祭役のジャン・フィリップ・ラフォンのしなやかで深みのある声、群衆もオーケストラのメタリックな響きも、陰影のある音楽も全てが私を引き込んで行きました。最後のペリシテ人の断末魔の叫びでやっと我に返ったのを今でも覚えています。

それから20年ほどして、このオペラを生で見るチャンスがきました。2019年3月。ニューヨーク、メトロポリタン劇場。これも私の耳にとって宝物となる経験でした。今、世界のメゾソプラノ界で飛ぶ鳥を落とす勢いのアニータ・ラチヴェリシュヴィリ、テノールは代役としてグレゴリー・クンデ。まさにラッキーでした。バリトンはローラン・ナウリという歌手で、丹精でノーブルな大司祭でした。しかも、コロナの影響で、メトロポリタン劇場の同シーズン別キャストの映像を今年の6月に見ることができたのも良かったです(この映像はメトロポリタン劇場のウェブサイトから現在は有料で配信されています)。

聴きたいと思った時に劇場で聴けるのはニューヨーク在住の強みかも知れませんが、あのとき芸大図書館でこのCDを聴いていなければ、これほどこのオペラを好きになっていなかったかも知れません。

サン=サーンス:サムソンとデリラ
コリン・デイヴィス指揮
ロンドン交響楽団
1998年、ロンドン
2564674976 (Warner Classics)

――Bunkamuraの開幕を心待ちにされているお客様に向けて
門間: ヨーロッパでも、アメリカでも、音楽はまだ一時停止状態が続く中、日本ではこうして少しずつでも再開できることは本当に嬉しいことです。本当にひとつひとつを成功させて、実績を挙げていくことで明るい未来につながるものと信じています。ひとつひとつを「成功例」として重ねていくのは演奏者、お客様、双方の信頼と努力が必要だと心から思っています。この公演も「成功例」となりますように、「また聴きに行きたい」と思われますように、そしてそれが必ず実現しますように。

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2021年1月公演 C.サン=サーンス『サムソンとデリラ』〈セミ・ステージ形式〉 - 東京二期会

2021年1月5日(火)19:00、6日(水)19:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:ジェレミー・ローレル/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
※本公演は、当初2020年4月25,26日に予定されていた公演の延期公演です。
※公演日程変更に伴い、指揮者は準・メルクルがスケジュールの都合で出演できなくなりましたため、代わりましてジェレミー・ローレルが出演致します。
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura

●公演のご予約・お問合せは《再発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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2021年1月公演 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『サムソンとデリラ』キャスト・インタビュー~アビメレク役後藤春馬「バス・バリトンのエネルギッシュな役です!」

今年4月から2021年1月に公演が延期となりました、東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『サムソンとデリラ』。公演に向けましてキャスト・インタビューの後半戦をスタート致します!
今回は、アビメレク役(1/5公演)の後藤春馬(ごとう かずま)の登場です。後藤には自己紹介、役紹介とあわせて、『サムソンとデリラ』鑑賞の予習にもなるようなCDを推薦してもらいました。今回の推薦が1946年の録音ものということで、なかなかCDショップで見つけるのが難しそうなのですが、「古い録音は好きですね。なぜだかわからないのですが、同業者ほど古い録音が好きで聴いているような。一方で、新しい録音も聴いて、トレンドというか、世界の歌劇場の今を知ることは大事ですね」と話してくれました。


アビメレク役の後藤春馬です。
アビメレクという役は、ペリシテ人でして、神ダゴンの太守です。太守というのはリーダーですね。パレスチナのガザという地区を支配しています。
登場時間は2分くらいしかないのですが、オペラの中でも熱い、エネルギーのあるシーンだと思っています。アビメレクはヘブライ人たちを支配しているんですよ。(サムソンとアビメレクの)どっちが正義かというのはわかりませんが、自分が貫いている正義をぶつけ合う、強いエネルギーをもったシーンです。

●後藤春馬のお薦めCDは?
僕が好きなのは、1946年にパリのシャンゼリゼ劇場で録音されたものなのですが、サムソンがジョゼ・ルッショーニさん、デリラがエレヌ・ブヴィエさん、そして、アビメレク役がシャルル・カンボンという方なのですけれど、往年の歌手たちの輝かしい歌唱をぜひ聴いていただきたいですね。
Saint-Saens: Samson et Dalila
ルイ・フレスティエ指揮
パリ・オペラ座管弦楽団
1946年シャンゼリゼ劇場
PRCD20061
いろいろなCDを聴いていくと、アビメレク役は、若い歌手―僕も若いかもしれないですけれど―が歌うことが多いと感じました。エネルギーをもった歌手でないと歌えない役だと思います。バスの役なのですけれど、バスの役というと、お父さんとか、○○長とか、「偉い人」。アビメレクも偉い方なのですけれども、他のバスの役とはちょっと違ったエネルギッシュな役だと思います。
僕の声種はバス・バリトンというのですけれど、(この声種は)「バスの明るい響き」と思っているのです。今、バス・バリトンという声種がとても増えていると思っています。世界の歌劇場でも、有名なバス・バリトンの歌手が増えてきていますし、そういう歌手が主役を歌うことがとても多くなってきていると思います。僕も早く主役を歌えるように頑張っていきたいです。

●お客様に向けて
歌手とオーケストラと指揮者がひとつとなって作り上げる音楽はきわめて高いエネルギーがあると思います。ぜひご自身の肌で感じていただいて、我々がなぜオペラをやるのか、オペラに何の価値があるのかというのをぜひ体感していただければと思いますので、ご来場お待ちしております。

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2021年1月公演 C.サン=サーンス『サムソンとデリラ』〈セミ・ステージ形式〉 - 東京二期会

2021年1月5日(火)19:00、6日(水)19:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:ジェレミー・ローレル/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
※本公演は、当初2020年4月25,26日に予定されていた公演の延期公演です。
※公演日程変更に伴い、指揮者は準・メルクルがスケジュールの都合で出演できなくなりましたため、代わりましてジェレミー・ローレルが出演致します。
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura

●公演のご予約・お問合せは《再発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』キャスト・インタビュー~ミルコ・ツェータ男爵役 三戸大久「恩師が演じたこの役で」

11月公演『メリー・ウィドー』キャストからのインタビュー動画、第6回は、ミルコ・ツェータ男爵役のバスバリトン三戸大久(さんのへ ひろひさ/11/25、27、29出演)の登場です。
ミルコ・ツェータ男爵役は三戸の大学時代の師で、バリトンの故・小田 清氏の持ち役でした。自分が同じ役を受け継ぐこととなった今、そのことをどうしても伝えたかったんだ、と話してくれました。
そして、今回の『メリー・ウィドー』では、三戸をはじめ、指揮の沖澤のどか、クロモー役 福山 出、オルガ役 加賀ひとみ、シルヴィアーヌ役 内田智子と、期せずして、同郷の同志が集まりました。青森県勢、頑張っています!


東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』ミルコ・ツェータ男爵役の三戸大久です。
ポンテヴェドロという架空の小さい国があるんですけれど、その国の在パリの公使の役であります。偉いんですけれど、いろんなことに翻弄されているという、愛すべき公使様、という役であると思います。

僕は武蔵野音楽大学を卒業していまして、そのときの師匠がバリトンの小田 清さんでした。小田先生は、3、40年くらい前の二期会を代表するバリトンだったのですが、先生がよく歌っていらしたのがミルコ・ツェータ男爵役だったんですね。
僕自身、先生の舞台を直接拝見したことはないんですけれども、二期会に入って、先生方や先輩方に、僕が小田 清の弟子だということを言うと、「君、小田さんの弟子なんだ!」という話になって、「小田さんは、本当にお芝居も上手だったし、歌も上手だったし、なにせすごく舞台映えのする、すごい歌手だったんだよ」という話をきいて、それが、とても嬉しかったんですね。今回、『メリー・ウィドー』で小田先生と同じ役を歌えるというのが、僕にとって、とても嬉しいことだな、と思うんですね。

●青森県勢、頑張っています!~僕の思い出の歌は・・・
沖澤のどかマエストロなんですけども、僕と同じ青森出身なんですね。今回の『メリー・ウィドー』には青森出身の方が多くて、僕と同じ組は内田智子さん、違う組では加賀ひとみさんとか福山 出さんと、青森県勢がとても頑張ってますんで、青森から日生劇場にお越しいただければとても嬉しいなと思っています。
青森市を全国区に押し上げてくれたのは、石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」、そして、青森から上京してきたときの、今も胸に来る1曲がありまして…

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2020年11月公演 F.レハール作曲オペレッタ『メリー・ウィドー』 - 東京二期会オペラ劇場

2020年11月25日(水)18:30※★、26日(木)18:30、27日(金)14:00★、28日(土)14:00、29日(日)14:00★ 日生劇場
(※…プレビュー公演/★…ツェータ役 三戸大久 出演日)
指揮:沖澤のどか/演出:眞鍋卓嗣
管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]

●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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※10/17現在、11/26(木)・28(土)・29(日)公演は予定販売数終了となりました。

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東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』キャスト・インタビュー~ダニロ役 与那城 敬「何度も共演してきたすばらしい仲間たちと作り上げる喜び」

11月公演『メリー・ウィドー』キャストからのインタビュー動画、第5回は、宮本益光とともにハンサム四兄弟のひとり、ダニロ役のバリトン与那城 敬(11/25、27、29出演)が登場です。何度も演じてきたダニロ役。ハンナに対しては素直になれないがマキシムでは踊り子たちと自由奔放に遊ぶ…粋なのに不器用な一面も垣間見られる与那城のダニロはとても人間味にあふれています。今回は、稽古場で仲間たちとの再会を楽しみにしているようです!


東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』ダニロ役の、与那城 敬です。
ダニロは今まで何回かやらせていただいているのですけれども、私のイメージとしては、「天邪鬼」という感じでしょうか。なかなか自分の気持ちに素直になれず、ハンナに気持ちを打ち明けることができず、悩み続けている…でも、その一方で、ものすごく自由奔放なところもあって、マキシムに行って、踊り子たちと踊ったりというようなシーンもあったりして。そこは演じてても楽しい瞬間ですね。
あとは、ハンナに素直に気持ちを打ち明けられないシーンなのですけれど、王子と王女のたとえ話をしながら、実際は自分の気持ちを歌っている、というところ。自分自身でもこだわって作っていきたいなと思いますし、(今回の演出で)どういうふうになるのか、すごく楽しみです。

今回、本当に今まで何度も共演したことのあるメンバーが集まっていて、なんていうんでしょうね…舞台上で本当に飲み会をやっているんじゃないか(笑)というくらい、楽しく演じられるのでは。
ハンナ役の嘉目真木子さんは何度もご一緒させていただいています。いつも本当にすばらしいキャラクターを作られていて、今回もどんなハンナになるかというがすごく楽しみです。高田正人さんや三戸大久さんとはプライベートでもとても仲がいいので、稽古場で合うのがとても楽しみです!

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2020年11月公演 F.レハール作曲オペレッタ『メリー・ウィドー』 - 東京二期会オペラ劇場

2020年11月25日(水)18:30※★、26日(木)18:30、27日(金)14:00★、28日(土)14:00、29日(日)14:00★ 日生劇場
(※…プレビュー公演/★…ダニロ役 与那城 敬 出演日)
指揮:沖澤のどか/演出:眞鍋卓嗣
管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]

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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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※9/17現在、11/26(木)・27(金)・28(土)・29(日)公演は予定販売数終了となりました。

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10/22(木)「二期会サロンコンサート」Vol.206 賢人たちのゴージャスな調べ~ソプラノ佐竹由美からのメッセージ

多彩なプログラムとアットホームな雰囲気で、毎回大好評の「二期会サロンコンサート」シリーズ。
今シーズンは新型コロナウイルス感染症の拡大状況に伴い、6月の公演がやむなく中止となりましたが、およそ半年ぶりとなる次回10月の開催より、感染拡大防止ガイドラインに基づき、座席数を半数以下にするほか、十分な対策を講じた上、休憩なし約60分のステージを2回公演(同一内容)でお届けいたします。
その10月22日(木)、第206回《賢人たちのゴージャスな調べ》は、経験豊かな布陣による選りすぐりの曲の数々をどうぞお楽しみください。


ソプラノ佐竹由美

メゾソプラノ永井和子

テノール大野徹也

ピアノ田中 梢
今日は今回の出演者から、ソプラノ佐竹由美より自身が演奏する曲の魅力についてメッセージが届いておりますのでご紹介させていただきます。

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《エリザベス朝の6つの歌》
D.アージェントは20世紀に入りアメリカが独自の音楽を模索し、確立していく時代に生まれた作曲家です。父はイタリア系移民でした。多くの声楽作品があり、美しい旋律とハーモニー、軽快なリズムと情熱に溢れたとても魅力的な音楽です。この作品の題名にある「エリザベス朝」は、イギリス・エリザベス1世が統治し、芸術が庇護され、多くの詩人や音楽家、画家が輩出された時代です。T.ナッシュやW.シェイクスピアもこの時代の詩人であり、その韻を踏んだリズミカルな生き生きした詩は、アージェントの音楽と相まって心躍るような作品になっています。
またその他に、クラナドスの最後のオペラ《ゴイェスカス》より「マハと夜鶯」を演奏いたします。ナイチンゲールの寂しげな美しい鳴き声を模倣したピアノのパッセージ、官能的なメロディなど、グラナドスの魅力に溢れた作品です。
皆様にお楽しみ頂ければ幸いです。ご来場をお待ちしています。
―――佐竹由美(さたけ なおみ)

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チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サロンコンサート 2020-2021シーズン
Vol.206 賢人たちのゴージャスな調べ

日時:2020年10月22日(木) 2回公演(各回約60分、途中休憩なし)
   第1回 16:30開演(16:00開場)/第2回 19:00開演(18:30開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
料金:全自由席 各1回券3,500円(二期会オペラ愛好会会員割引あり)
出演:佐竹由美(ソプラノ)、永井和子(メゾソプラノ)、大野徹也(テノール)、
    田中 梢(ピアノ)
予定演奏曲目:
 D.アージェント 『6つのエリザベス朝の歌』より
        「春」「哀歌」「ダイアフィーニア」(佐竹)
 山田耕筰 「AIYANの歌」(全五曲) (永井)
 シューベルト 「ます」(大野)
 ブラームス 「甲斐なきセレナーデ」(大野)
                     ほか

※都合により演奏内容が一部変更になる場合がございます。

▼コンサート概要ページはこちら
二期会サロンコンサートVol.206 賢人たちのゴージャスな調べ - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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【チケット残席状況】10/9(金)18時現在
第1回(16:30)=残席僅少/第2回(19:00)=予定販売数終了

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東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』キャスト・インタビュー~ハンナ役 腰越満美「レハールのメロディを口ずさんで帰りたくなるような公演に」

11月公演『メリー・ウィドー』キャストからのインタビュー動画、第4回は、ハンナ・グラヴァリ侯爵夫人役のソプラノ腰越満美(11/26、28出演)が登場です。ハンナは、腰越の当たり役のひとつ。様々な舞台で何度も演じても、いつも心にグッとくるシーンがあるといいます。それは……


東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』ハンナ役の腰越満美です。
原語のタイトルでは、「陽気な未亡人」なのですけれども、もともと宮本益光さんが演じるダニロと恋人どうしだったのですが、身分の違いによって一緒になることがかなわず、齢の離れた大富豪と結婚してしまうんですね。
その大富豪の主人がなくなって、莫大な財産を相続し、そしてその後、ダニロと再会するというところから、このオペレッタの始まりとなります。

私の好きなシーンはですね、2幕のフィナーレ。ダニロが、王子様と王女様にたとえたアリアを歌うんですけれども、その曲がとっても大好きで、ダニロの歌を聴いて、「あっ、ダニロが私のことを本当に好きなんだな」っていうことに気づくんです。このシーンが大好きです。

Q.ハンナが歌う「ヴィリアの歌」は故郷の恋物語の歌。腰越さんの想い出の歌はありますか?
ええ~、恥ずかしいから、歌いませんよ(笑)!
小学校の頃にピアノのお稽古に通っていたんですけど、ピアノのお稽古はきらいで(笑)、よく歌謡曲とか、フォークソングとかを、こう…適当なコード、というかだいたいは全部ハ長調で弾き語りをする、というのにハマっていまして。当時、ユーミン、ですかね。荒井由実さんの「あの日に帰りたい」とか、小学校の頃だったと思うんですけれども、大人びた内容だったから、意味はわかってなかったと思いますけれども、そういうのもずいぶんと弾き歌いをしました。

●お客様にむけて
オペレッタは本当に楽しい演目ですので、最後は必ずハッピーエンド。レハールのすばらしいメロディを口ずさみながら帰っていただけるような、楽しいオペレッタにしたいと思っております。ぜひ皆様いらしてください。

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2020年11月公演 F.レハール作曲オペレッタ『メリー・ウィドー』 - 東京二期会オペラ劇場

2020年11月25日(水)18:30※、26日(木)18:30★、27日(金)14:00、28日(土)14:00★、29日(日)14:00 日生劇場
(※…プレビュー公演/★…ハンナ・グラヴァリ役 腰越満美 出演日)
指揮:沖澤のどか/演出:眞鍋卓嗣
管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]

●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』キャスト・インタビュー~ミルコ・ツェータ男爵役 池田直樹「43年目の舞台に」

11月公演『メリー・ウィドー』キャストからのインタビュー動画、第3回は、ミルコ・ツェータ男爵役のバリトン池田直樹(11/26、28出演)が登場です。1977年『フィデリオ』のドン・フェルナンド役で二期会本公演にデビューした池田。今回の『メリー・ウィドー』が43年目の舞台となります。


東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』ミルコ・ツェータ男爵役の池田直樹です。
このオペレッタの舞台は、架空の国「ポンテヴェデロ公国」の公邸です。今、この国はたいへんな財政危機に陥ろうとしていました。
ハンナ・グラヴァリというこのオペレッタの主人公が、事情があってこの国の大富豪と結婚します。けれども、わずか8日で、この大富豪が天に召されてしまったので、ハンナは大変な財産を手にすることになったのです。
この財産が我が国の銀行から消えると、大変な財政危機に陥る。つまり、パリの男とハンナが結婚すると大変なことになるのです。それを阻止するため、ハンナを我が国の男と結婚させたい……そのために色々と策略をめぐらす。それが私の使命であります。さて、どうなりますやら。

27歳のときに、東京二期会の『フィデリオ』で、最後に出てくる大臣ドン・フェルナンドの役でデビューしました。それからもう43年が流れました。この長い間に、たくさんのすてきな役を演じさせていただいております。今回も若い人たちの中でどういうふうに自分の持ち味をいかすことができるか、とても楽しみにしています。
まあ、たくさんの舞台を踏んできましたから、みんなの足を引っ張ることなく、刺激を与えられる存在でありたいと思っています。

●『メリー・ウィドー』でハンナが歌う名曲「ヴィリアの歌」は彼女故郷の恋物語の歌。池田さんの故郷の歌はなんでしょうか?
高校2年の夏に東京に出てきて、それまで考えたこともなかった音楽の道に進むことになりました。そのことを親父に言ったら、父はちょっと寂しそうな顔をして、「おい、お前に鹿児島の歌を教えてやろう」と言って教えてくれました。「鹿児島浜節」です。

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2020年11月公演 F.レハール作曲オペレッタ『メリー・ウィドー』 - 東京二期会オペラ劇場

2020年11月25日(水)18:30※、26日(木)18:30★、27日(金)14:00、28日(土)14:00★、29日(日)14:00 日生劇場
(※…プレビュー公演/★…ミルコ・ツェータ男爵役 池田直樹 出演日)
指揮:沖澤のどか/演出:眞鍋卓嗣
管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]

●公演のご予約・お問合せは
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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』キャスト・インタビュー~ダニロ役 宮本益光「憧れの人が演じていたダニロ役」

11月公演『メリー・ウィドー』キャストからのインタビュー動画、第2回は、ダニロ役のバリトン宮本益光(11/26、28出演)が登場です。 「意外だ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ダニロは今回が初役。そこには並々ならぬ想いがありました。


東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』ダニロ役の、速水もこ…宮本益光です。
ダニロ役は「二枚目役」とされるかもしれないけれど、決してそうは思っていなくて。ひょうきんな面もあれば、人間的な面もある。登場のときには、「書類は面倒で、自分は働くのは嫌いなんだ」って言う。ちょっと肩の力の抜けた、大好きな役です。
ダニロという人は、人生を楽しむ術を心得ている、と思う。社会の歯車のひとつとして生きるのではなくて、人生を謳歌する。そこには失恋もあるのかもしれないし、成就した恋もあるのかもしれない。その洒脱な部分を、なんとかうまく演じて、見ていらっしゃる方、特に男性の方に、あんな生き方できたらいいなあ、ああいう生活送ってみたいなあ、と思っていただけたらと思います。

●故・立川清登氏への想い
二期会といえば『メリー・ウィドー』。
私が生まれる前から上演していて、その頃ダニロを演じていたのが、立川清登さん。若い方はもう知らないかもしれないし、私もお会いしたことはないけど、私にとってはヒーローのような方です。すごくユニークな方。だけど、本物。クラシック音楽の裾野を広げるために尽力を惜しまなかった。天才だと思っているんですよね。
その立川さんがずっと大事にしてこられたダニロという想いがあるものですから、今回私は、それに少しでも追いつけ、できれば追い越したい、という想いで臨むと強く決意しています。

―Q『メリー・ウィドー』の中でも最も有名なナンバーの一つにハンナが歌う「ヴィリアの歌」があります。ハンナの故郷の恋物語の歌です。この歌にちなんで、宮本さんの故郷の歌、想い出の歌があれば教えてください。
(考えながら)あのね、クラシックじゃないけど、高校生の頃、玉置浩二さんにドハマりしていて、ピアノや歌の練習の傍ら、そればっかり弾いちゃ歌ってたんですよ……

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▼『メリー・ウィドー』公演情報ページはこちら
2020年11月公演 F.レハール作曲オペレッタ『メリー・ウィドー』 - 東京二期会オペラ劇場

2020年11月25日(水)18:30※、26日(木)18:30★、27日(金)14:00、28日(土)14:00★、29日(日)14:00 日生劇場
(※…プレビュー公演/★…ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵役 宮本益光 出演日)
指揮:沖澤のどか/演出:眞鍋卓嗣
管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]

●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
※9/17現在、11/26(木)・27(金)・28(土)・29(日)公演は予定販売数終了となりました。

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東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』キャスト・インタビュー~ハンナ役 嘉目真木子「憧れのハンナ役」

新国立劇場でのベートーヴェン『フィデリオ』で開幕した東京二期会2020-2021シーズン。続いては、11月に日生劇場で開幕するオペレッタの名作レハール『メリー・ウィドー』です。
今回は、新型コロナウイルス感染拡大対策のため、客席内でのソーシャルディタンスを保つため、左右の席に空席を設け間隔をあけているため、座席数が少なくなってしまい、11月26日~29日の4日間がすでに販売数終了。残すは追加となった25日(水)のプレビュー公演のみとなっています。
追加公演にも出演するハンナ役のソプラノ嘉目真木子。公演に向けてインタビューをおこないました。


みなさま、こんにちは。東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』ハンナ役の嘉目真木子(よしめ まきこ)です。
私が演じるハンナは、たいへんお金持ちの未亡人です。私にとっては初役で、憧れの役のひとつでもありました。今回、初めてチャレンジさせていただくことになり、とても嬉しく思っております。
指揮者の沖澤のどかさんとは、彼女が音楽スタッフ時代に何度か現場でご一緒させていただきましたので、彼女の二期会本公演デビューでも、ぜひご一緒させていただきたいなと思っていました。
(ダニロ役で)共演の与那城 敬さんとも何度かご一緒させていただいております。ただ、恋のお相手役というのは初めてなので、どのようになるかドキドキしながらも、信頼している先輩の胸を借りるつもりで、安心して身を預けていけたら、と思っています。

― Q.ハンナの歌う「ヴィリアの歌」は故郷の恋の歌。嘉目さんの故郷の歌といえば?
高校(大分県立上野丘高等学校)の校歌が、自分の心の中にあります。
その校歌は少し変わっていて、混声四部合唱のバージョンがあり、合唱部の方が入学式の際に歌ってくださるのです。実は中山悌一先生(二期会の創立者)が作曲されているのですが、高校の時はまったく意識したことがなく、ただ「かっこいい」校歌だなと思い、自分も合唱部に入りました。
そこから、本格的に、音大に行くにどうしたらいいのかな、歌の勉強を始めるにはどうしたら…と考えるようになったので、(校歌が)歌の道を歩き始めるきっかけとなったのです。ソプラノのパートですが、今でも歌えます(笑)私の「故郷の歌」です。
(動画では嘉目の「故郷の歌」が聴けます!)

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2020年11月公演 F.レハール作曲オペレッタ『メリー・ウィドー』 - 東京二期会オペラ劇場

2020年11月25日(水)18:30※★、26日(木)18:30、27日(金)14:00★、28日(土)14:00、29日(日)14:00★ 日生劇場
(※…プレビュー公演/★…ハンナ・グラヴァリ役 嘉目真木子 出演日)
指揮:沖澤のどか/演出:眞鍋卓嗣
管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]

●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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9月公演『フィデリオ』 オンライン・イベント~演出 深作健太×広瀬大介特別対談(全3回)
最終回は「今回の舞台はどうなるのか!?」

#希望よ、来たれ!
いよいよ開幕直前となりました。「オペラ盟友」広瀬大介と深作健太による特別対談も、いよいよ最終回。歴史的な開幕を目前にして、いよいよ今回の舞台の内容に迫ります!?


それでは本公演をどうぞお楽しみに!

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広瀬×深作コンビのオンライン・プレ・トークをお楽しみいただいた後は、ぜひ9月4日(金)の公演にお越しください。当日終演後に開催を予定しておりますアフター・トークは、この二人による生対談を開催いたします!

■■■ イベント情報 ■■■
東京二期会オペラ劇場 2020年9月公演 ベートーヴェン『フィデリオ』
【平日マチネ・スペシャル】演出・深作健太アフター・トーク

日時:2020年9月4日(木) 終演後
会場:新国立劇場オペラパレス内(実施場所は近日ご案内します)
料金:9月4日の『フィデリオ』公演チケットをお持ちのお客様は無料でご参加いただけます。
出演:深作健太(映画監督、演出家/東京二期会『フィデリオ』演出)
   広瀬大介(音楽評論家、青山学院大学教授)

▼(ご参考)開催のご案内記事はこちら
9/4(木)『フィデリオ』2日目の終演後に、演出・深作健太によるアフター・トークを開催します - オペラの散歩道(二期会blog)

公演とあわせてぜひご参加ください。

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▼『フィデリオ』公演情報ページはこちら
2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場

2020年9月3日(木)18:30、4日(金)14:00※、5日(土)14:00、6日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
(※…アフター・トークイベント開催日)
指揮:大植英次*/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

*…【指揮者変更のお知らせ】当初、本公演の指揮を予定しておりました、ダン・エッティンガーは、新型コロナウイルス感染拡大による、当該国からの入国制限措置の解除の見通しが立たないため、出演が不可能となりました。代わりまして本公演の指揮は、大植英次が務めます。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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東京二期会オペラ劇場『フィデリオ』キャスト・インタビュー~フロレスタン役・小原啓楼「ベートーヴェンの音楽の精神性が壁のように高い」

#希望よ、来たれ!
ベートーヴェン生誕250周年記念公演 東京二期会オペラ劇場『フィデリオ』キャスト・インタビュー。続いては、皆様お待ちかねフロレスタン役 小原啓楼の登場です!


東京二期会オペラ劇場『フィデリオ』フロレスタン役を歌います、小原啓楼です。
フロレスタンは、自由の騎士として戦い、囚われ、今は牢獄につながれています。
今年は戦後75年という、ある意味で節目の年です。加えて、このコロナ禍で迎えたベートーヴェンの生誕250周年の記念の年。劇場関係者は大変な思いをして、このオペラ文化の継続に取り組んでいるわけですが、色々な意味でメモリアルな公演になる、と出演者一同、頑張っています。
演出の深作健太さんとは、『ローエングリン』(2018年)に続いて2作目ですが、非常に深いところで通じあい、内容の濃い稽古を重ねています。レオノーレ役の木下美穂子さんとは、もう数多くの公演でご一緒していて、内輪では「戦友」と呼び合っています。おかげさまで非常にチームワークよく取り組めております。
今回の『フィデリオ』、非常に意欲的な演出となっております。この歴史的瞬間を劇場で目撃していただきたい。感染対策も行っています。ぜひ劇場に足をお運びいただけたらと思います。
ベートーヴェンの曲は、年末の「第九」をはじめ、「荘厳ミサ」のソロなどで、これまでたくさん歌わせていただいてきました。どの曲を歌っていても、その音楽の険しさ、難しさ、そして壮大さ、荘厳さに圧倒されます。歌い終わって、すっきりしたことなどなく、(ベートーヴェンが)許してくれない、というのが素直な気持ちですけれども、声楽的な難しさということだけではなく、精神的な要求が非常に高いと感じます。『フィデリオ』を歌っていても非常にそのことを感じています。
ベートーヴェンの精神性が高い壁のように感じています。この「壁」が今回の舞台で大きな表現となっています。ぜひお楽しみにいらしてください。

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2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場

2020年9月3日(木)18:30、4日(金)14:00※、5日(土)14:00、6日(日)14:00※ 新国立劇場オペラパレス
(※…フロレスタン役 小原啓楼 出演日)
指揮:大植英次*/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

*…【指揮者変更のお知らせ】当初、本公演の指揮を予定しておりました、ダン・エッティンガーは、新型コロナウイルス感染拡大による、当該国からの入国制限措置の解除の見通しが立たないため、出演が不可能となりました。代わりまして本公演の指揮は、大植英次が務めます。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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ドイツ音楽への愛と情熱にあふれるマエストロ大植英次、東京二期会オペラ劇場『フィデリオ』を指揮!~本公演にむけての意気込みとバーンスタイン師との思い出を語る

#希望よ、来たれ!
苦悩を乗り越えて歓喜へと至る。まるでベートーヴェンの道程のように言われるこの言葉どおり、今、私たちは新型コロナ禍の困難の前にいて、お客様はじめスタッフ、関係者の安全安心を第一にしながらも、新国立劇場にて新シーズンの幕開けにふさわしい本格的なオペラの舞台上演を目指しています。

今回『フィデリオ』の指揮を務めることとなったマエストロ大植英次。
すでに二期会の稽古に合流し、演出深作健太、二期会キャストとも精力的に稽古を重ねています。ベートーヴェンへの愛と敬意、情熱あふれるその指揮に、スタッフも含めて一丸となって本番に向かうことができています。
その大植マエストロから、稽古の合間にメッセージが届きました!



師であるバーンスタイン氏から「『フィデリオ』を勉強しないと、本当の意味でベートーヴェンはわからない」と教えられた、と語りはじめる大植マエストロ。
1989年の東西ドイツ統一の「第九」のときも指揮をしたバーンスタインの傍におり、その時のエピソードも披露。興味深い話も聞けました!
(動画メッセージで語られているのは実はほんの一部。より詳しくは、『フィデリオ』公演プログラムに記事を掲載しています。メッセージを聴いて興味を持たれたお客様は、会場内でぜひお買い求めください!)

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2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場

2020年9月3日(木)18:30、4日(金)14:00※、5日(土)14:00、6日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
(※…演出 深作健太アフター・トークイベント開催日)
指揮:大植英次*/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

*…【指揮者変更のお知らせ】当初、本公演の指揮を予定しておりました、ダン・エッティンガーは、新型コロナウイルス感染拡大による、当該国からの入国制限措置の解除の見通しが立たないため、出演が不可能となりました。代わりまして本公演の指揮は、大植英次が務めます。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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世紀の対談!映画監督・演出家 深作健太×世界的演出家 ペーター・コンヴィチュニー~ついにヴェールを脱ぐ深作演出の『フィデリオ』コンセプト!

#希望よ、来たれ!
2020年9月3日、ベートーヴェン・イヤーに世界に先駆けて開幕する東京二期会オペラ劇場『フィデリオ』に向けて、本公演を演出する深作健太と世界的オペラ演出家のペーター・コンヴィチュニーのリモート対談が実現しました!

オペラ演出を通して、現代を生きる私たちに問題を提起する二人が、オペラを演出することについて、そしてベートーヴェン『フィデリオ』について語り合います。
1989年当時17歳だった深作は、「ベルリンの壁が壊れ、バーンスタイン指揮の『第九』に感動した」ことを伝えれば、コンヴィチュニーは、なんと奇しくも同年、『フィデリオ』をスイス・バーゼルで演出していたと話します。

話題は、今回の二期会『フィデリオ』の演出コンセプトに及びます。
コンヴィチュニーに自身のアイデアをぶつける深作。
ついに明かされる『フィデリオ』の舞台コンセプト!ぜひお楽しみに!



また、今回の特別対談にあたって、事前に皆様から質問を募集しました。
応募いただいた質問から厳選の上、2つの質問に答えています(文面はいただいた質問から編集しています)。

Q.オペラ演出に社会的視点を盛り込むことで、現代社会に与える影響について、お二人はどのように思われますか?

Q.音楽大学の声楽科志望の者です。歌の技術はもちろんのことですが、演出家の視点から、ほかにどのようなことを身につけたらよいでしょうか。

こちらの質問の二人の回答はいかに?
こちらもぜひ動画でご覧ください!

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2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場

2020年9月3日(木)18:30、4日(金)14:00※、5日(土)14:00、6日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
(※…演出 深作健太アフター・トークイベント開催日)
指揮:大植英次*/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

*…【指揮者変更のお知らせ】当初、本公演の指揮を予定しておりました、ダン・エッティンガーは、新型コロナウイルス感染拡大による、当該国からの入国制限措置の解除の見通しが立たないため、出演が不可能となりました。代わりまして本公演の指揮は、大植英次が務めます。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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【お詫びと訂正】本記事掲載当初、深作氏の1989年当時の年齢を15歳と記載しておりましたが、正しくは17歳でした。お詫びの上、訂正いたします。

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9月公演『フィデリオ』 オンライン・イベント~演出深作健太×広瀬大介特別対談(全3回)順次公開中 & 9/4(金)アフター・トークも同タッグで開催します!

#希望よ、来たれ!
なかなかライブでのイベントの開催がままならない状況ではありますが、9月3日『フィデリオ』の開幕に向けて、オンライン・イベント特別対談第1弾として、音楽評論家の広瀬大介氏と、本公演 演出の深作健太によるリモート・トーク・セッションを実施しました。
8月18日現在、全3回の第2回まで好評配信中です!

第1回は、ベートーヴェンという存在の偉大さについて真正面から語ります!作曲家の想いをどのように受け止め舞台に表していくのかについてヒントとなるような話題が次々と展開しています。


第2回は、深作健太のオペラの出会いと遍歴について。映画監督がどのようにしてオペラを演出することとなったのか。そこには、オペラへの深い憧憬と愛がありました。
今年、コロナ禍で欧州の歌劇場が封鎖されるというまさにその日、深作氏は、ベルリンにいました。


そして第3回のテーマは、いよいよ今回の『フィデリオ』の舞台について。近日中に配信いたしますので、どうぞお楽しみに!

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広瀬×深作コンビのオンライン・プレ・トークをお楽しみいただいた後は、ぜひ9月4日(金)の公演にお越しください。当日終演後に開催を予定しておりますアフター・トークは、この二人による生対談での開催が決定いたしました!

■■■ イベント情報 ■■■
東京二期会オペラ劇場 2020年9月公演 ベートーヴェン『フィデリオ』
【平日マチネ・スペシャル】演出・深作健太アフター・トーク

日時:2020年9月4日(木) 終演後
会場:新国立劇場オペラパレス内(実施場所は近日ご案内します)
料金:9月4日の『フィデリオ』公演チケットをお持ちのお客様は無料でご参加いただけます。
出演:深作健太(映画監督、演出家/東京二期会『フィデリオ』演出)
   広瀬大介(音楽評論家、青山学院大学教授)

▼(ご参考)開催のご案内記事はこちら
9/4(木)『フィデリオ』2日目の終演後に、演出・深作健太によるアフター・トークを開催します - オペラの散歩道(二期会blog)

公演とあわせてぜひご参加ください。

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2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場

2020年9月3日(木)18:30、4日(金)14:00※、5日(土)14:00、6日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
(※…アフター・トークイベント開催日)
指揮:大植英次*/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

*…【指揮者変更のお知らせ】当初、本公演の指揮を予定しておりました、ダン・エッティンガーは、新型コロナウイルス感染拡大による、当該国からの入国制限措置の解除の見通しが立たないため、出演が不可能となりました。代わりまして本公演の指揮は、大植英次が務めます。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

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東京二期会オペラ劇場『フィデリオ』キャスト・インタビュー~ドン・フェルナンド役・小森輝彦「ベートーヴェンの音楽の荘厳さを身に纏って」

#希望よ、来たれ!
ベートーヴェン生誕250周年記念公演 東京二期会オペラ劇場『フィデリオ』キャスト・インタビュー。続いては、ドン・フェルナンド役 小森輝彦の登場です!


みなさん、こんにちは。
ドン・フェルナンド役の小森輝彦です。
大臣、司法大臣なのかな。刑務所で行われている不正を暴く、というのが作品の設定なのですけれど。オペラの最後でドラマのテンションが高くなったところで登場します。ある種の存在感とか品格が求められる役で、ベートーヴェンの音楽の荘厳さを纏って出ていくというのがこの役の役割かなと思っています。
僕は長くドイツに住んでいたので、ベートーヴェンもよく聴いていたのですが、印象的だったのは、演奏者も聴衆もドイツの人はベートーヴェンが大好きなんだな、と。
(特に)『フィデリオ』が上演されるときは、なんというか、エンターテインメントとして聴いているだけではないような気がします。カーテンコールの時とかの熱狂ぶりがすごいんです。
ベートーヴェンの、人生哲学、というか、そういうものを『フィデリオ』という作品を通してみんな受けとめるんですね。そういう意味で、特別な作品だと思います。さらに生誕250年という記念の年に出演できるということは楽しいし名誉なことだと思います。
今はまだ幕が開くずっと前なので(演出の)深作さんのコンセプトをお話しすることができないのが本当残念なのですが、先日そのコンセプト説明を受けて私などは大変衝撃を受けて…でも、本当に、ああ、そうだよね、と思うことばかりでした。ベートーヴェンの音楽が持つ、人間性というのでしょうか、力強さ、人間のすばらしさというものを深作さんは引きずり出す。つまり、ベートーヴェンがよりベートーヴェンになるプロダクションになるのではないかな、と思います。

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2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場

2020年9月3日(木)18:30、4日(金)14:00※、5日(土)14:00、6日(日)14:00※ 新国立劇場オペラパレス
(※…ドン・フェルナンド役 小森輝彦 出演日)
指揮:大植英次*/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

*…【指揮者変更のお知らせ】当初、本公演の指揮を予定しておりました、ダン・エッティンガーは、新型コロナウイルス感染拡大による、当該国からの入国制限措置の解除の見通しが立たないため、出演が不可能となりました。代わりまして本公演の指揮は、大植英次が務めます。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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東京二期会オペラ劇場『フィデリオ』キャスト・インタビュー~ドン・フェルナンド役・黒田 博「『フィデリオ』で思い出す大叔母のこと」

#希望よ、来たれ!
9月3日(木)開幕!ベートーヴェン生誕250周年記念 東京二期会オペラ劇場『フィデリオ』キャスト・インタビュー。続いては、ドン・フェルナンド役 黒田 博の登場です!
ドン・フェルナンドは監察大臣。政治犯として捕らえられているフロレスタンの友人で、妻レオノーレとともに絶対絶命のシーンに到着。二人を救い出します。


皆様、こんにちは。ドン・フェルナンド役の黒田 博です。
『フィデリオ』は、これまでいくつかのプロダクションにかかわってきたのですが、その度に思い出すのが、自分の大叔母のことです。
満州にいた大叔母は、戦後、大叔父と子どもとともに日本に引き揚げてきます。そのとき、彼女は頭を坊主にして胸には晒を巻き、女性であることがばれないように還ってきたということです。
『フィデリオ』のレオノーレと同じように、髪の毛を切って男装するというのは、命懸けのかなりの覚悟での帰還であったと思います。
『フィデリオ』にかかわる度に、女性の強さを思い出します。それがこのオペラが表現していることではないかと思います。男性は、「人の命を守る」と口では言いますけれども、女性のほうがはるかに行動に起こしますし、また、自分の命をとても大切にするのも、僕は女性だと思います。
今は新型コロナの影響でたいへんな世の中ですけれども、やはり女性が命を守ってくれている。僕たちはそのことに感謝をして日々を過ごしています。人間の心に一番近いところにあるのが音楽であり、芸術です。
ご来場お待ちしています。

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2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場

2020年9月3日(木)18:30※、4日(金)14:00、5日(土)14:00※、6日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
(※…ドン・フェルナンド役 黒田 博 出演日)
指揮:大植英次*/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

*…【指揮者変更のお知らせ】当初、本公演の指揮を予定しておりました、ダン・エッティンガーは、新型コロナウイルス感染拡大による、当該国からの入国制限措置の解除の見通しが立たないため、出演が不可能となりました。代わりまして本公演の指揮は、大植英次が務めます。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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東京二期会オペラ劇場『フィデリオ』キャスト・インタビュー~フロレスタン役・福井 敬 「『フィデリオ』が語りつづけてきたこと」

#希望よ、来たれ!
東京二期会オペラ劇場2020年9月公演ベートーヴェン『フィデリオ』。
フロレスタン役で出演する福井 敬に動画インタビューを行いました!


みなさまこんにちは、フロレスタン役の福井 敬です。
フロレスタンという役は、政治犯として牢獄に入れられて、殺されようとしています。
絶望の淵から自分自身がいかに這い上がっていくか、そして、愛の力によって、救出されていくというところが、圧倒的にベートーヴェンらしいと思います。

フロレスタンは、牢獄の中で、おそらくほとんど食事も水も与えられず、希望の光を見いだせない状態から始まります。そこに、一筋の希望の光となるのが、フロレスタンの妻である、「フィデリオ」と名乗り牢獄に入ってきたレオノーレです。
希望の光をフロレスタンに与えるために、彼女がいかに献身的に尽くしていくか、そこが最大の見どころだと思います。
それだけの愛を受けるフロレスタンとはどういう人間だったのか。
実は、このオペラの中ではまったく描かれていないんですね。
でも、それだけフロレスタンとしての誇り、それだけ愛される要素を、どれだけ演技の中で表現できるか。そこが今から楽しみであり、不安でもあります。

『フィデリオ』は、世界的にみても、例えば、第二次世界大戦のあと、復興した歌劇場で上演されたり、何か、人々が抑圧されていたり、不自由な状況から解放されたときに、よく上演されてきました。
現在の私たちも、新型コロナのことや様々な問題で、自分たちの意のままにならない、自由にならない状況に置かれています。
そのような時、人間の愛の力によって何とか打破していこう、そして自由になったとき、人間というものはこんなにもすばらしいものだということを、このオペラは語り続けていると思います。

*     *     *


▼『フィデリオ』公演情報ページはこちら
2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場

2020年9月3日(木)18:30※、4日(金)14:00、5日(土)14:00※、6日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
(※…フロレスタン役 福井 敬 出演日)
指揮:大植英次*/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

*…【指揮者変更のお知らせ】当初、本公演の指揮を予定しておりました、ダン・エッティンガーは、新型コロナウイルス感染拡大による、当該国からの入国制限措置の解除の見通しが立たないため、出演が不可能となりました。代わりまして本公演の指揮は、大植英次が務めます。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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理想の結婚とは!? ~ 7/30(木)開催「高田正人のオペラWhy not?」

古今東西を問わず、芸術家が様々な形で描き、人生の一大イベントでもある「結婚」。
7月30日に開催致します、今回の「高田正人のオペラ Why not?」では名曲の数々をお聴きいただきながら理想の結婚に迫ります。
開催3週間前となり、高田よりメッセージ(動画)が届きました。



今回はスペシャルゲストとして、東京二期会9月公演『フィデリオ』演出の深作健太も登場します。共演の木下美穂子、大沼 徹も交え、珠玉のオペラアリアだけでなく、中々聞けないオペラ歌手の結婚観が聞けるかも!?
是非お誘い合わせの上お越しください!

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チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
高田正人のオペラ Why not?
~理想の結婚はオペラの中に~

日時:2020年7月30日(土) 19:00開演(18:30開演)
会場:文京シビックホール・小ホール
(東京都文京区春日1-16-21 文京シビックセンター2階)
料金:全自由席(税込) 一般¥3,000、学生¥1,000
  (二期会オペラ愛好会会員割引あり)
  ※学生席は二期会チケットセンターのみのお取扱い
出演:高田正人(講師/テノール)、木下美穂子(ソプラノ)、大沼 徹(バリトン)、平塚洋子(ピアノ)
スペシャルゲスト:
  深作健太(映画監督・演出家/2020年9月東京二期会『フィデリオ』演出)
主催:公益財団法人東京二期会
共催:文京シビックホール(公益財団法人文京アカデミー)
演奏予定曲:
ベートーヴェン作曲 『フィデリオ』より
       “ああ、なんという瞬間だ”、“悪者よ!どこに急ぐのか”
ベートーヴェン作曲 交響曲第九番より
       “おお友よ、このような音ではない!”
プッチーニ作曲 『蝶々夫人』より “ある晴れた日に”
モーツァルト作曲 『フィガロの結婚』より “もう飛ぶまいぞ、この蝶々”
中田喜直作曲 歌曲「結婚」
ディ・カプア作曲 「オー・ソレ・ミオ」
                ほか

●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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大きな一歩~「希望よ、来たれ!」指揮:沖澤のどか からのメッセージ!

7/11(土)に開催される「希望よ、来たれ!」オペラ・ガラ・コンサートの指揮、沖澤のどかから、公演に向けてメッセージが届きました!


沖澤のどか


「2月末から予定していた公演が次々と中止になり、しばらくは楽譜を開いてもなかなか身が入らない日々が続きました。
外出制限が始まる前にトイレットペーパーではなく木材を買い貯めていたので、まずは夫と一緒にピアノを囲む壁面収納を自作し、単純なもので、それからはピアノの前で過ごす時間が増えましたが、やはり決定的に何かが欠けている感覚が拭えませんでした。



自作の壁面収納!


ベルリンでは3月頃に医療従事者に向けてバルコニーから一斉に拍手をしたり、ベートーヴェンの「第九」を同時に演奏したりと、人々を結びつけるような動きがあり、私も実際に参加して心を動かされました。
しかし、そこで「音楽の力を信じてみんなで心を合わせて頑張ろう!」と、きれいにまとめたところで、前へ進める状況ではなかったことも事実です。

音楽は美しいものだけを表現するわけではありません。
愛情も憎悪も、オペラの中では凄まじい熱量で放出されます。
(芸能人の不倫で大騒ぎするくらいなら、オペラを観に来てくださったらいいのに!)

自粛期間中、桜並木や菜の花畑を歩いたり、湖に白鳥の親子を見に行ったり、ベランダで猫たちと一緒に読書したりと、日々を過ごす中で私が思い知らされたのは、人間にはドラマが必要だということ、そして音楽が、特に生身の人間の声というものがどれだけ私たちに生命力を与えてくれるかということです。



愛猫たちと白鳥の親子


このコロナ禍の中で初めて出演するコンサートがオペラ・ガラ・コンサートというのは予想していなかっただけに喜びもひとしおです。
7月11日に行われる「希望よ、来たれ!」コンサートでは、素晴らしい歌手の皆さんが珠玉の名アリアを披露します。
生誕250周年という記念すべき年を迎えたベートーヴェンの唯一のオペラ『フィデリオ』で幕を開け、モーツァルト、ロッシーニ、プッチーニそしてベルクとオペラの歴史を作ってきた作曲家の代表作を生でお届けできる、こんなに嬉しいことはありません。
レオノーレとルルという、実に対照的な女性の生き方にもご注目いただきたいです。本来なら7月11日に上演される予定だったオペラ『ルル』のアリアでは、中村蓉さんのダンスも加わり、私たちが戻りたくてたまらない劇場の雰囲気を少しでも味わっていただけたら幸いです。

この公演が私たち音楽家だけでなく音楽に携わるみなさま、音楽を愛するみなさまにとって大きな一歩となることを確信しています。
会場でその特別な瞬間を共有できることを心から楽しみにしています!

*     *     *


▼「希望よ、来たれ!」コンサート公演情報ページはこちら
東京二期会スペシャル・オペラ・ガラ・コンサート「希望よ、来たれ!」 - 東京二期会オペラ劇場

2020年7月11日(土)15:00開演 東京文化会館 大ホール
指揮:沖澤のどか/管弦楽:東京交響楽団
ソプラノ:木下美穂子、森谷真理/メゾソプラノ:中島郁子
テノール:城 宏憲、福井 敬/バリトン:黒田 博
バス:妻屋秀和/ダンサー:中村 蓉
〈主催〉文化庁、公益財団法人東京二期会
〈共催〉株式会社二期会21
〈協力〉公益財団法人東京交響楽団

沖澤のどかは2020年11月東京二期会『メリー・ウィドー』でもタクトを執ります!
▼『メリー・ウィドー』公演情報ページはこちら
〈NISSAY OPERA 2020提携公演〉F.レハール『メリー・ウィドー』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年11月26日(木)18:30、27日(金)14:00、28日(土)14:00、29日(日)14:00 日生劇場
指揮:沖澤のどか/演出:眞鍋卓嗣
管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]
※11/28(土)および29(日)公演はチケット予定販売数終了

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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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9月公演『フィデリオ』キャスト・メッセージ第2弾~レオノーレ役 土屋優子「希望を胸に抱き、一緒に歌える日を」

9月公演『フィデリオ』キャスト・メッセー第2弾は、レオノーレ役で主演するソプラノ土屋優子です。
2015年5月二期会ニュー・ウェーブ・オペラ劇場『ジューリオ・チェーザレ』コルネリア役で二期会デビュー後、イタリア・ヴェローナ、パルマで研鑽を重ねてきました。


土屋優子


公演に向け土屋から届いたメッセージをどうぞ!

*     *     *


2017年5月よりイタリア・ヴェローナに留学しており、昨年秋よりパルマ音楽院に入学したため拠点をパルマに移しました。
現在、世界中から来ている高いレベルの仲間たちと切磋できる喜びを感じながら学んでおります。
この音楽院では、通常の授業の他、一流音楽家を迎えてのマスタークラスを無料で受講でき、私はソプラノのフィオレンツァ・チェドリンス氏やマリエッラ・デヴィーア氏など素晴らしい方々にご指導いただきました。



パルマ音楽院


ヴェローナ在住時にはプラシド・ドミンゴ氏やレオ・ヌッチ氏に声を聴いていただくなど、今まで録音音源で聞いてきたような伝説の歌手たちとの交流は夢のようで、日本を飛び出すとこんなに可能性があるのかと実感しております。このような機会に恵まれたのは、たくさんの人の支えがあってこそだと、感謝の気持ちでいっぱいです。
パルマ音楽院で学ぶ傍ら、師匠マリア・ホセ・シーリ氏とのレッスンのため、ヴェローナにもしばしば通っております。彼女のように世界中を飛び回る歌手になることが私の夢の一つです。


ミラノ・スカラ座の楽屋にマリア・ホセ・シーリ氏をたずねて


9月の『フィデリオ』にむけて、パルマにある語学学校でドイツ語も学び始めました。ドイツ人の先生からイタリア語でドイツ語を学ぶため、脳がしばしば混乱していますが、とても楽しいです。
新型ウイルスの影響で音楽院も語学学校も閉鎖となり、授業は全てリモートに切り替わりました。3月末には、イタリアからの飛行機がしばらく欠航になるとのアナウンスがあり、最終便にて一時帰国しました。
現在はリモート授業を受ける他、仲間たちと流行りのリモート演奏にも挑戦してみました。 生の演奏とは違う難しさがあって大変でしたが、一日もはやく皆で一緒に歌いたいという想いを込めて制作しました。

【リモート演奏】赤とんぼ Akatombo 【日本の歌】Subtitles JP/EN/IT


(共演:ソプラノ髙山美帆/テノール吉田 連)


実は今年3月、パルマにあるレージョ劇場にて、子ども向け公演ですがトゥーランドット役を歌う予定でした。子ども向けとはいえ、歴代の歌手たちが着た衣裳や楽屋を使い、舞台で歌える喜びを夢みておりましたが、残念ながら中止となってしまいました。
ずっと応援してくださる方から、たとえどのような状況になっても大丈夫、この先良い事があると信じて待ちましょう、というメッセージをいただきました。


ヴェローナの夜景


パルマ通学路の空


私の演じるレオノーレは、必ず夫を助け出す、と確固たる希望を胸に持つ強い女性です。私もレオノーレのように、希望を胸に抱き、素敵な共演者の方々と一緒に歌えることを願っています。
皆様に劇場でお会いできる日を、楽しみにしております。


パルマといえば・・・


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2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場

2020年9月3日(木)18:30、4日(金)14:00、5日(土)14:00、6日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
指揮:ダン・エッティンガー/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

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9月ベートーヴェン『フィデリオ』公演に向け、レオノーレ役 木下美穂子からのメッセージ

新型コロナウイルスの感染が世界的な拡大を受け、東京二期会が7月に予定していたベルク『ルル』、ヴェルディ「レクイエム」も来年8月に延期を余儀なくされました。
お客様の安全を第一としながら、同時に、少しでも早くオペラ公演をお届けしたい一心で、9月公演ベートーヴェン『フィデリオ』の幕を開けるべく、準備を進めています。

本日は、レオノーレ役(9/4,6出演)木下美穂子からのメッセージをお届けいたします!



*     *     *


~ 木下美穂子より メッセージ ~

「2001年イタリアへ留学。そしてアメリカにわたりトータル18年。今年の1月に日本へ完全帰国し、4月より東京音楽大学で後進の指導にあたっています。

海外で出会った方々は、私のオペラ歌手としての人生だけではなく、人としての人生に大きな影響を与えてくれました。自分の仕事のほかに、スピーチの勉強をしている友人や、瞑想などを積極的に取り入れてメンタルコントロールして生きている人、趣味に陶芸をしている方など。
私は歌うこと、練習することが最優先になり、どうしてもほかのことに目を向けたり、時間を割いたりすることが少なかったけれど、彼らとの出会いで、歌と並行して歩む人生も大事だと考えるようになりました。子どもを持ったということも大きいと思います。

ドイツオペラにはかなり苦手意識があった私ですが、2018年の東京二期会『ローエングリン』をきっかけに、ドイツ語を独学し、昨年の夏はウィーン大学のドイツ語コースで、1か月間、若い学生に交じって、大学生活を送りました。最初は途方に暮れるほど全く分からなかったドイツ語も、一か月経つとほんの少し理解できるようになる!この年で新しいことにチャレンジできる喜びを味わった一か月でした。


ウィーンにて人生初のホイリゲを楽しみました


今年9月の公演のオペラ『フィデリオ』のレオノーレを歌います。ドイツ語のセリフ付きです。指揮のダン・エッティンガーさんとの初共演も楽しみです。

残念ながら、7月に予定していたヴェルディ「レクイエム」公演は、新型コロナ禍の影響を受けて来年8月に延期となりました。また来年の夏、私の愛してやまないこの曲を、祈りをこめて歌いたいと思います。

あらためて、新しい舞台へとむかうことのできる幸せを噛みしめて。」



2018年2月 東京二期会 ワーグナー『ローエングリン』より
エルザ役の木下美穂子


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2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場

2020年9月3日(木)18:30、4日(金)14:00、5日(土)14:00、6日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
指揮:ダン・エッティンガー/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

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暗い〈壁〉を打ち破り、〈自由〉へ!
9月公演『フィデリオ』演出・深作健太からのインタビュー・メッセージ

4月11日(土)から、2020/2021年シーズンの開幕となるオペラ『フィデリオ』のチケットを発売します。

2020年は楽聖ベートーヴェンの生誕250周年。クラシック音楽界にとって、世界規模、最大級のメモリアル・イヤーですが、その意味は今や大きく変わりました。
現在、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、世界中の人々がこの感染症に苦しみ、またはその恐怖、不安に直面し、自由を制限された生活を余儀なくされています。

この時代の状況で、私たちの『フィデリオ』公演が、皆様に少しでも明るい希望を提供するものになるのなら……!
今回、演出をつとめる深作健太に、さっそくメールでインタビューを行いました。今、お届けしたいメッセージを、どうぞ。

*     *     *


――深作さんにとっての、ベートーヴェンの「原体験」を教えてください。

1989年、僕が高校一年生の時、ベルリンの壁が壊れました。
その時、バーンスタイン指揮の記念コンサートの映像で「第九」を聴いたのが、最初のベートーヴェン体験です。それはもう衝撃的でした。歌詞の “Freude(歓喜)” を、あえて “Freiheit(自由)” に変えて歌っていて。
冷戦が終わり、これからヨーロッパがひとつになる新しい時代が来るんだ、という実感と共に、二百年も前の時代にベートーヴェンさんが音楽に籠めた、壮大な〈自由〉への祈りに、全身が震えました。


深作健太

――『フィデリオ』の演出を決められたときの心境を教えてください。

とても嬉しかったです!『フィデリオ』はベートーヴェンが遺した唯一のオペラ。それを生誕250周年の記念の年に、演出させていただけるなんて。
だけど演出家としては、ものすごく難しい作品なんですよね。台本の構成がシンプルすぎて、そのまま演出したのでは、ベートーヴェンさんが当時、訴えたかったはずの、激しいまでの〈自由〉への渇望が、現代の観客には伝わらなくなってしまう。
フランス革命当時の、女性が男性に化けて夫を救うという設定の、ジェンダーの問題しかり。国家権力と闘って、政治犯として監獄に囚われる事の意味も、現代とはかなり違う訳で……。
そのあたりをどう演出するか、大きな挑戦が必要だと思います。

――最初にオペラ演出をされた『ダナエの愛』のときに、楽譜をとおして、作曲家リヒャルト・シュトラウスと、対話するということおっしゃっていました。『ローエングリン』のときは、ワーグナーが深作さんの夢枕に立たれたとか…今、『フィデリオ』からは作曲家のどのような言葉が聞こえてきているのでしょうか。

ベートーヴェンさんの時代に比べて、今の僕達は、平和で豊かですよね。
だからこそ、聴こえてこない〈音〉ってあると思うんです。楽譜を読んでると、
「おい。君達は今、本当に自由なのか?〈自由〉って何だ?」
って、ベートーヴェンさんに問いただされている気がして(笑)。
ひょっとしたら、まだあまり〈自由〉になれてないんじゃないかって思うんですよ。
今年は、戦後75年の節目の年でもあるんですが、世界中で何千万人の死という大きな犠牲を経て、親達から受け継いだはずの〈自由〉の根底が今、大きく崩れ始めています。格差は開く一方だし、不安だから、弱い僕達はまた、せっかく壊したはずの〈壁〉を、国境にも、自分達の心にも、あちこちに建て始めている。それはとても後ろ向きで、哀しい事です。
芸術は常に、他者を拒む〈壁〉ではなく、他者を繋ぐ〈橋〉にならなくてはなりません。ベートーヴェンさんの音楽に響く情熱を、いかに〈国境〉を越えて次の世代に伝えるか。とても大切な責任だと思っています。


東京二期会オペラ劇場2015年10月公演 R.シュトラウス『ダナエの愛』
演出:深作健太(舞台上演日本初演) (写真:三枝近志)

――最後に、お客様に向けたメッセージをお願いいたします。

今は危険なウイルスが蔓延して、チケットをお求めになるお客様も、御自身の健康や公演の成否など、とても不安な時かと思います。だからこそ、このメッセージが〈希望〉を込めて、皆様に届きますよう。
これから世界がどうなってゆくのかは、まだ誰にもわかりません。だけど人類は、いくつもの大きな戦争や災害、パンデミックを乗り越えて、自分達の〈自由〉を獲得して来ました。その永い闘いはこれからも続くし、その一端に〈芸術〉も存在しています。
ベートーヴェンさんもまた音楽を武器に、数多くの苦難と闘い続けた先輩でした。僕達は今、この降り注ぐ苦難が、一刻も早く収束する事を祈りつつ、世界中で活躍される同年代のマエストロ、ダン・エッティンガーさんや、大好きな東京二期会の歌手の皆さん、東京フィルハーモニー交響楽団の皆さんと力を合わせ、現代に生きる僕達でしか響かせられない音楽を、お届けしたいと願います。
ベートーヴェンさんがいつもそうであったように、革新的な冒険心を忘れずに。

これは戦後75年に及ぶ、〈自由〉をめぐる人類と〈壁〉の闘いのオペラです。 「希望よ、来たれ!」とは、劇中でレオノーレが歌う大切なアリアですが、今こそ、それが歌われるのに、最もふさわしい時だと思います。
〈復興〉への願いと、祈りを込めて――。


東京二期会オペラ劇場2018年2月公演 ワーグナー『ローエングリン』
演出:深作健太 (写真:三枝近志)

*     *     *


第二次世界大戦後に再建されたウィーン国立歌劇場の杮落とし公演など、特別な機会に上演されることも多い『フィデリオ』。この度も、祝祭の年に合わせた上演でしたが、今はそれ以上の重みが感じられます。
9月に皆様と新国立劇場オペラパレスでお会いできますように!

▼『フィデリオ』公演情報ページはこちら
2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年9月3日(木)18:30、4日(金)14:00、5日(土)14:00、6日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
指揮:ダン・エッティンガー/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

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2020年4月〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉『サムソンとデリラ』
デリラ役 池田香織&板波利加の映像メッセージ!

『サムソンとデリラ』は、古代パレスティナの都ガザを舞台にした物語。ユダヤ教を信仰するヘブライの人々の国でしたが、ここに異教徒が進出してきます。ダゴンの神を信仰する、ペリシテの人々です。
平和な日々を奪われたヘブライ人を救うべく立ち上がったのが、神から怪力を授かった英雄サムソン(4月25日 福井 敬/26日 樋口達哉)。彼の活躍により、一度はヘブライ人のための平和が取り戻されます。
武力、腕力、知力ではサムソンにはかなわない。そこで、ペリシテ人がサムソンに差し向けたのが、絶世の美女デリラでした(25日 池田香織/26日 板波利加)。彼女はその美貌を武器に、サムソンを誘惑します。異邦の民らしいエキゾチックで、真実の愛と紛うような官能的な旋律が、デリラの真骨頂。けれども、プライドが高く、また我が民のためとはいえ、敵の武将を裸同然となって迎えようとするデリラの心情たるやいかばかりかと。これこそ、オペラでなければ表現しえない、すさまじい情念。そう思うと、サン=サーンスの音楽は、かえって恐ろしいくらいにエレガントなのですね。
タイトルロールを演じる池田香織と板波利加から、公演に向けて映像メッセージをお届けします!

☆池田香織

デリラは、自分の魅力を最大限に活用し、宗教上の敵であるサムソンの弱みを握ろうとします。現代のように、夜まで明るくなかった時代には、心地よい響きの声というのも異性を惹きつける大きな魅力のひとつだったのではないでしょうか。
男性はおおむね、マザコンかな?と思うので、メゾソプラノの少し低めの声で包まれるような体験をすると、サムソンも抵抗できなくなってしまうのでは?
有名なアリアを3曲歌うのですが彼女の持つ強さ賢さそして女性としての魅力に溢れた名曲揃いです。

これぞフランスオペラと思わせてくれる繊細で濃厚なアリア「あなたの声に心は開く」など数々の名曲があるのですけれども、それ以外にも、どことなく『トリスタンとイゾルデ』を思わせるような、とてもドラマティックな素敵な二重唱、軽やかな勝利の大合唱からのドラマティックな展開、まだまだ皆様に知って頂きたい素敵な音楽のドラマがたくさんあることがわかりました。
ぜひ生のサウンドでお楽しみいただきたいと思います!

☆板波利加

これまでに、私はたくさんの「悪女」を演じてきました。デビュー役の『カルメン』題名役、そして『ナブッコ』のアビガイッレ、『サロメ』のヘロディアス(『エロディアード』の題名役も)、さらに『マクベス』のマクベス夫人……
ただ、これまでの女性は、すべて相手の男の人をとても愛していたので、演じている私からしてみれば、そんなに悪女とは感じませんでした。
ただし、このデリラという役は、サムソンを優しい言葉、甘い旋律で酔わせ、愛する人をだまします。これはもう「悪女」ではないか、と私は思っています。

20年間、私はイタリアで勉強とキャリアを積んできました。当時の私の恩師であるジュリエッタ・シミオナート先生とは、このデリラのアリアを何回も繰り返して勉強してきましたので、とても思い出深い曲なのです。
先生が私に繰り返しおっしゃっていたのは、「デリラという役は、子宮で歌いなさい」。
……私はまだ20代だったので、それがどういう意味なのか、あまり分からなかったんですけれど、今回、もう一度、デリラを勉強しなおしていたときに(気づき始めたことは)、まずは、ベルカント技術について。のどで歌うのではなく、女性としての身体全体を使い、テクニックとして子宮に重心を感じて歌うということ。そして、もうひとつは女性の「本能」で歌いなさい、ということ。そういうこと私に言いたかったのではないかと、最近になって感じています。
先生が亡くなって10年が経ちました。私にとっては大きな年となります。『サムソンとデリラ』の大役を日本で、そして東京二期会で歌わせていただけることは、先生からの天国からプレゼントなのではと個人的には感じています。

*     *     *


▼『サムソンとデリラ』公演情報ページはこちら
2020年4月公演 C.サン=サーンス『サムソンとデリラ』〈セミ・ステージ形式〉 - 東京二期会

2020年4月25日(土)17:00、26日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:準・メルクル/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura

●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉昨年公演プラッソン指揮『エロディアード』の映像クリップを公開!

東京二期会が4月にBunkamuraオーチャードホールでお贈りする〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉サン=サーンス『サムソンとデリラ』。
この公演に先がけて、昨年の同シリーズ公演マスネ『エロディアード』のステージの様子をご紹介するべく、ショート映像クリップを公開しました。巨匠ミシェル・プラッソン指揮による貴重な映像です!


白い宮殿の壁のような、Bunkamuraオーチャードホールのステージバック全体をスクリーンに見立てることで、圧倒的なパースペクティブで場面展開を実現させることができました。これは、東京二期会とBunkamuraのタッグだからこそ可能となった上演スタイルなのです。


指揮ミシェル・プラッソンと東京フィルハーモニー交響楽団




『エロディアード』公演よりステージの様子

そして今度の上演は、古代パレスティナを舞台に、ヘブライ人とペリシテ人との対立が壮大なスケールで描かれる『サムソンとデリラ』。
ラストシーンでは、拷問にかけられたヘブライの勇者サムソンが最期の力を振り絞り、己もろともペリシテの神殿を崩落させる、という神話的カタストロフィが待っています。このシーンがサン=サーンスの音楽と相まってどのように演出されるかもぜひご注目ください!

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▼『サムソンとデリラ』公演情報ページはこちら
2020年4月公演 C.サン=サーンス『サムソンとデリラ』〈セミ・ステージ形式〉 - 東京二期会

2020年4月25日(土)17:00、26日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:準・メルクル/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura

●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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3/12(木)「バリトン4名が贈る WhiteDayとびきり甘い夜2020」
バレンタイン☆Chocoっと企画にたくさんのメッセージありがとうございました!

3月12日(木)の紀尾井ホールでの公演に向け、ハンサム四兄弟(宮本益光、加耒 徹、近藤 圭、与那城 敬)へのたくさんのメッセージや質問をお贈りいただきまして、ありがとうございました。
公演当日もハンサム四兄弟から何らかの回答があるとおもわれますが、本日はその中から・・・

よなごのドゥーカさん からいただきましたご質問をハンサム四兄弟からご回答させていただきます!
4人ともいつも素敵でいらしてドキドキしながら活躍を拝見しております♡
バリトンのみなさんにとって、テノールとはどんな存在ですか?

↓     ↓     ↓

<宮本益光>
いつもギュー、チューして、実にけしからんと思います。私もテノールになりたい…と何度夢見たことか。

<与那城 敬>
やはりテノールはヒーロー的な存在です。戦隊モノで言うと、正義感が強く常に熱いレッドのイメージ。手に汗を握る時もあるけど(笑)いつも勇気と希望を貰います。

<近藤 圭>
高音をスコーンと出す憧れの存在で、自分もなれるものならなりたい存在です。
が、テノールの人達を見ていると、性格から何から何まで別次元で、自分には無理だと思ってしまいます。

<加耒 徹>
テノールと言っても本当に様々なタイプの方がいらっしゃるので、一概には言えませんが、声種に対してはバリトンより高い声を出すので、それをバリトンとして支えてあげたい!守ってあげたい!って思える存在です。アンサンブルの場合はテノールを生かせるように、生きていきたいです。

このほかにもいただいたメッセージ、質問は、当日の公演の中でも回答するコーナーがございますので、どうぞお楽しみに!

202002_whiteday2020_01.jpg
先日、プログラム冊子用の写真撮影が行われました。どんなプログラムが出来上がるか、ご期待ください!

*     *     *


200312whiteday_thumb.jpg
PDFちらし
■■■ 公演情報 ■■■
バリトン4名が贈るWhite Day
とびきり甘い夜2020

日時:2020年3月12日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:紀尾井ホール (東京都千代田区紀尾井町6番5号)
料金:(全席指定・税込) SS席15,000円、A席5,000円、B席2,500円
    ※SS席は出演歌手4名とのティーパーティー付
    ※S席とA席は二期会オペラ愛好会割引あり
    ※二期会オペラ愛好会割引は二期会チケットセンターのみの取扱い
    ※SS席は二期会チケットセンター電話受付のみの取扱い
    ※B席は舞台の一部が見えづらい場合がございます


出演:宮本益光(バリトン)、加耒 徹(バリトン)、近藤 圭(バリトン)、
    与那城 敬(バリトン)、加藤昌則(ピアノ)

予定プログラム:(構成/宮本益光)
 ●恋する歌曲
  F.P.トスティ 「愛して! 」(加耒)
  R.シューマン 「献呈」(近藤)
  S.カルディッロ 「カタリ カタリ(つれない心)」(与那城)
  越谷達之助 「初恋」(宮本)

 ●ドン・ジョヴァンニ饗宴
  カタログの歌(レポレッロ/近藤)
  シャンパンの歌(ドン・ジョヴァンニ/宮本)
  窓辺においで(ドン・ジョヴァンニ/加耒)
  君たちの半分はこっちに行きたまえ(ドン・ジョヴァンニ/与那城)

 ●本気で勝負!オペラ・アリア対決!
  コルンゴルト 『死の都』より 「我が憧れ、我が幻」(宮本)
  マスネ 『エロディアード』より 「幻想のアリア」(加耒)
  ヴァーグナー 『タンホイザー』より 「この気高き集いを見渡せば」(近藤)
  ベッリーニ 『清教徒』より 「ああ、永久に私はあなたを失った」(与那城)

 ●For you
  見果てぬ夢 ~『ラマンチャの男』(加耒)
  雨に唄えば(近藤)
  虹の彼方に ~『オズの魔法使い』(与那城)
  上を向いて歩こう(宮本)
  そのうたは(全員)

▼公演詳細ページはこちら
バリトン4名が贈るWhite Day とびきり甘い夜2020 - 主催・制作コンサート - 二期会21

●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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2/27(木)「二期会サロンコンサート」 Vol.204 春への憧れ×愛を歌う 出演者メッセージ

カワイ表参道コンサートサロンパウゼにて、毎回大好評の「二期会サロンコンサート」シリーズ。
今シーズンの最後を飾る第204回には5名の演奏者が登場致します。

出演歌手は、ミュンヘンに18年間滞在し、現在は神戸を拠点に活躍するソプラノ大澤明子、ベルリンのフンボルト大学とチューリッヒ歌劇場のオペラスタジオで研鑽を積み帰国、2018年には二期会オペラ『後宮からの逃走』でも注目を浴びたテノール北嶋信也に加え、東京二期会2月公演『椿姫』新制作のジェルモン役でも活躍するバリトンの成田博之が賛助出演!それぞれが得意とする分野の歌曲やオペラの演奏をご堪能いただけます。
出演ピアニストは、パリ、エコールノルマルを首席で修了し、ソリストとしても活躍し内外を行き来する須江太郎と、ニース、シュトゥットガルト、オランダでも研鑽を積み帰国後はコレペティートルとしても信望を集める服部尚子です。


ソプラノ大澤明子

テノール北嶋信也

バリトン成田博之

ピアノ須江太郎

ピアノ服部尚子
それでは公演へ向けて、3人の出演歌手よりメッセージが届いておりますのでご紹介します。

     *     *     *

憧れの二期会のサロンコンサートに出演させていただけることになり、感謝の日々を過ごしております。素晴らしい、成田博之さんと北嶋信也さんのお二人とご一緒さていただき大変光栄に存じます。切ない愛、穏やかな愛、燃えあがる愛、軽やかな愛…、心を込めて様々な愛の世界をお届けしたいと思います。R.シュトラウスの五つの歌曲は、全く趣の違う曲が次々登場します。ツェルビネッタのアリアは、超絶技巧なピアノに先導され、大変刺激的なメロディーとハーモニーが展開されます。北嶋信也さんとの重唱では「絡み合う声」という、またソロとは違った声の魅力をお届けできたらうれしく思います。(大澤明子)

     *     *     *

コンサートのテーマを決める際に、即座に「愛」にしましょうという事になりました。プログラムの構成にあたり、出演者の3人が自由に「愛」をテーマとして選曲しました。お客様に喜んで頂ける多彩なプログラムになったと思います!私は、ベートーヴェン生誕250周年という事もあり、前半はベートーヴェンの歌曲を2曲とモーツァルト、シューベルトからも1曲ずつ歌います。成田博之さんとビゼーのオペラ「真珠採り」から友愛の二重唱を、また大澤明子さんとシューマンの愛の二重唱をお送り致します。後半は、オペラやオペレッタのアリアを歌います。須江太郎さんという強力なピアニストを得て練習にも力が入っています。ご来場心よりお待ちしています!!(北嶋信也)

     *     *     *

今回のサロンコンサートでは、個性溢れる歌手3人がテーマを「愛」にそれぞれの魅力を発揮するプログラムをお披露目します。私のバリトンの声でどのような「愛」を語られるかを楽しんで頂けたらと思います。東京二期会公演『イル・トロヴァトーレ』に出演し、私の大好きなアリア「君の微笑み」を歌うことができ幸せでしたが、その名曲をもう一度ここで歌わせて頂きます。そして他にドナウディやトスティの名曲、カンツォーネや石川啄木の「初恋」など、「愛」を十分に感じて頂ける名曲を歌わせて頂きます。様々な「愛」に満ちた今回のコンサート・・・春の夜のひと時を一緒に過ごしてみませんか。(成田博之)

     *     *     *

130席限定の贅沢な宵。残券も少なくなってまいりました。
ご来場をお待ちいたしております。


チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サロンコンサート 2019-2020シーズン
Vol.204 春への憧れ×愛を歌う

日時:2020年2月27日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
料金:全自由席 3,500円(二期会オペラ愛好会会員割引あり)
出演:大澤明子(ソプラノ)、北嶋信也(テノール)、成田博之(バリトン)、
    須江太郎(ピアノ)、服部尚子(ピアノ)
予定演奏曲目:
 R.シュトラウス 「5つの歌曲」作品48(大澤)
 R.シュトラウス オペラ『ナクソス島のアリアドネ』より 「偉大なる女王様」(大澤)
 シューベルト 「セレナーデ」(北嶋)
 レハール オペレッタ『微笑みの国』より 「君は我が心のすべて」(北嶋)
 ヴェルディ オペラ『イル・トロヴァトーレ』より 「君の微笑み」(成田)
 トスティ 「君をもう愛さない」(成田)
                     ほか

※都合により演奏内容が一部変更になる場合がございます。

▼コンサート概要ページはこちら
二期会サロンコンサートVol.204 春への憧れ×愛を歌う - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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1/15(水)アグネスホテル東京 「ランチタイム・コンサート」にテノール山本耕平登場!

深みのある声質の真摯な歌い口で、登場人物の心情や詩情を歌い上げるテノール山本耕平。
2013年『ホフマン物語』ナタナエル役で東京二期会デビュー。その後2作目にして14年『ドン・カルロ』タイトルロールの大役を果たし、翌年『リゴレット』でもマントヴァ侯爵を演じ、稀にみるスター街道を走っていた山本は、同年文化庁新進芸術家海外研修制度により、さらにイタリア・マントヴァで2年間という研鑽の時間をかけました。


東京二期会 2014年2月公演『ドン・カルロ』より ドン・カルロ(手前)

帰国後、18年『後宮からの逃走』ベルモンテ、19年『金閣寺』柏木、『天国と地獄』オルフェと続けて出演。
次なる舞台は、東京二期会7月公演の『ルル』のアルヴァ。また、それに先立って、マントヴァでの研修の成果を発表する「文化庁新進芸術家海外研修制度の成果「明日を担う音楽家による特別演奏会」」に出演を果たします(3月5日(木)19時・東京オペラシティコンサートホール)。
研修後はドイツ・オペラやオペレッタでの出演が続いていた山本ですが、「やっぱり山本耕平の“イタリア”を聴きたい!」という方も大勢いらっしゃることでしょう。


東京二期会 2019年2月公演『金閣寺』より 柏木(右)

そのような方々には特に朗報!
1月15日(水)12:30からのアグネスホテル・ランチタイムコンサートに出演する山本。ここではお聴きなじみのイタリアものも披露する予定です。ピアノは髙田恵子。どうぞお昼のひととき、神楽坂方面にお越しの方はアグネスホテル東京にお立ち寄りください!

テノール 山本耕平

ピアノ 髙田恵子

■■■ イベント情報 ■■■
アグネスホテル東京 ランチタイム・コンサート
第178回「新春に贈るイタリアの歌」

日時:2020年1月15日(水) 12:00開場/12:30開演(30分)
会場:アグネスホテル東京・B1F アグネスホール
  (「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
料金:無料(先着順・予約不要)
出演:山本耕平(ソプラノ)、髙田恵子(ピアノ)
予定プログラム:
・レハール『微笑みの国』より「君こそ我が心のすべて」
・ドニゼッティ『愛の妙薬』より「人知れぬ涙」
・メンデルスゾーン「歌の翼に」(ピアノソロ)
・ガスタルドン「禁じられた音楽」
・カルディッロ「カタリ」

▼公演詳細、会場アクセスはこちらから
ホテルイベント - THE AGNES HOTEL AND APARTMENTS TOKYO (OFFICIAL WEB)

      *     *     *

▼3/5(木)「明日を担う音楽家による特別演奏会」の公演情報はこちら《チケット発売中!》
明日を担う音楽家による特別演奏会|コンサートラインアップ - 東京二期会

▼7月公演『ルル』の本公演情報はこちら 《チケット発売中!》
A.ベルク作曲 『ルル』〈新制作〉 - 東京二期会オペラ劇場
2020年7月10日(金)18:30、11日(土)14:00、12日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:マキシム・パスカル/演出:カロリーネ・グルーバー/管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
=アルヴァ役 山本は7/11(土)に出演します=

●コンサート、オペラ本公演のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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期待の若手歌手による「アルテリーベ・月曜フレッシュコンサート」~1/20(月)【北嶋信也テノールリサイタル】君は我が心のすべて

期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
二期会アーティスト出演新春初回は、すでに二期会オペラでも活躍中のテノール北嶋信也が登場!2月の二期会サロンコンサートに先駆け、ソロ・ステージをお贈りします。
北嶋は海外派遣奨学生としてベルリンのフンボルト大学に留学し、チューリッヒ歌劇場インターナショナル・オペラ・スタジオにて研鑽を積み、同歌劇場で活躍し帰国。充実のときを迎えたその華やかな歌声をご堪能ください。

それでは今回のコンサートに向けて、北嶋から届きましたメッセージをご紹介いたします。

      *     *     *


テノール 北嶋信也


ピアノ 浅野未麗
――声楽の道に進むことを決めたきっかけは?

声楽の道で生きていこうと決めたのは、25歳の大学院在学中にベルリンのフンボルト大学へ1年間留学して帰ってきた頃でした。
小学生の頃からピアノ、アルトサックス、作曲、歌と音楽に触れ合う機会は多かったと思います。当時は、漠然と音楽に関わる職業に就きたいと思っていましたが、大学、大学院にお世話になった声楽の師匠の影響でオペラの面白さに目覚めました。その時、一生やっても飽きないものをやっと見つけられたと思いました。ただ、これを職業として良いものかと悩み、ベルリンに1年間海外派遣奨学生として実際に見て、学んで来ようと思い、ドイツ語を猛勉強したのを覚えています。ベルリンでは、コレペティや声楽の先生にも恵まれ、毎日が充実していたと思います。1年間でコンサートやオペラを100公演以上見に行きました。そこで、オペラ、声楽の世界にどんどん引き込まれていき、今度は自分が舞台側の人間になるんだと決意し帰国しました。帰国後は、二期会の研修所で研鑽を積みながら、もう一度海外で勉強したいと思っていたところ、チューリッヒの歌劇場の研修生として機会を得て、2年間みっちり劇場のノウハウや舞台を体験させて頂きました。チューリッヒ歌劇場では、研修生も劇場の歌手とほぼ同じ扱いを受けて、本舞台で歌います。この経験は自分に取って一生の宝物です。チューリッヒ歌劇場の話も色々したいのですが、長くなりすぎてしまうので、また別の機会にお話出来ればと思います!

――自身の声種やレパートリー、目指す役などを教えて下さい
自分の声は、明るくて柔らかい音色だと思っています。テノールは若い役を演じる機会が多いので、自分の特性を生かしていきたいと思っています。コミカルな役もシリアスな役も演じ分けられる、歌い分けられる歌い手を目指しています。舞台では自分とは全く違うキャラクターを演じなければならない時もあります。でも、それが楽しいんです!

――今回のコンサートのテーマと選曲のポイントは?

今回のコンサートテーマは、お客様に楽しんで頂きたいという思いで選曲しました!!! オペラ好きなら、クラシック好きなら聴いたことのあるメロディー、聴いたことが無くても楽しめるメロディー、テノールの高音が聴かせられる華やかな曲などオペラ、オペレッタ、カンツォーネ、歌曲から厳選したものをお届けしたいと思っています。

――共演ピアニストの浅野未麗さんについて

最近では、二人でリートデュオを組み、リートデュオ・リサイタルを行っています。彼女の演奏解釈、ピアノの音色には定評があります。歌に寄り添うピアニストだと思っています!
     *     *     *

■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第268回【二期会New Face】
北嶋信也テノールリサイタル ~君は我が心のすべて~

日時:2020年1月20日(月) 18:00開店
   第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,600円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:北嶋信也(テノール)、浅野未麗(ピアノ)
演奏予定曲:
 グリーグ:「君を愛す」
 トスティ:「可愛い口もと」
 シューベルト:「セレナーデ」
 ドニゼッティ:オペラ『愛の妙薬』より「人知れぬ涙」
 レハール:オペレッタ『ジュディッタ』より「友よ、人生は生きる価値がある」
                          ほか

さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!

▼ご予約・アクセスはこちら
アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007

(東京都港区新橋2-12-5 池伝ビルB1)
 ・JR「新橋駅」日比谷口より徒歩4分
 ・地下鉄銀座線「新橋駅」8番出口より徒歩4分
 ・地下鉄三田線「内幸町駅」A1出口より徒歩2分

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12/9(月)アルテリーベ東京「月曜フレッシュコンサート」は、【二期会レコメンド】ソプラノ中野瑠璃子&バスバリトン狩野賢一の初共演ステージ

おいしいビールとお食事とともに毎夜ヴァラエティ豊かなオペラのステージが展開しているアルテリーベ東京。毎週月曜日は、オペラ界期待の若手が登場し、ビュッフェ形式のお食事と飲み放題制のドリンクで人気の「月曜フレッシュコンサート」が開催されています。
今度12月9日(月)は、「二期会レコメンド」と冠し、東京二期会オペラ本公演のキャストによるコンサートをお届けします。
去る11月公演『天国と地獄』ヴィーナス役で二期会オペラデビューを飾ったソプラノ中野瑠璃子と、来る2020年4月『サムソンとデリラ』に老ヘブライ人役で出演予定のバスバリトン狩野賢一によるデュオ・ステージ。同じ群馬県出身の二人ですが、共演はこれが初めて。ピアノには清水 新が出演します。
出演の二人にオペラ公演のことと今回のステージについて、話を聞きました。

      *     *     *

まずは、デビューを果たしたばかりの中野瑠璃子から。

――中野さん、『天国と地獄』の舞台はいかがでしたか?


ソプラノ 中野瑠璃子
中野: 正直に申し上げまして、「天国と地獄ロス」です。
楽しい稽古場、音楽、演出、全て恋しいです。上演中は、お客様方の笑い声、拍手が耳に届くたび、喜びを感じていました。お笑いであるオペレッタですから、お客様に沢山笑っていただいて、とても嬉しかったです。最後の「運動会の曲(ギャロップ)」では、会場が一体となって盛り上がって、最高でした。ご来場いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
続いて、狩野賢一は、〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉で2018年の『ノルマ』(オロヴェーゾ役)に続き、来年の同シリーズ『サムソンとデリラ』(老ヘブライ人役)でもバス妻屋秀和とのダブルキャストで出演します。

――狩野さん、公演にむけての意気込みを。


バスバリトン 狩野賢一
狩野: 妻屋さんは僕にとって、学生時代からの憧れの人であり、舞台上のスターであり、はるか遠い存在でした。妻屋さんと初めてご一緒させていただいたのは、2015年の『魔笛』公演でした。そのときは稽古で一緒になることも少なく、なかなかお話しできる機会もなかったのですが、2017年『ばらの騎士』東京公演でカヴァーを務めさせていただいた際には色々なお話をさせていただき、第一線のバスとして活躍されている「生のアドヴァイス」を沢山いただけました。僕自身はカヴァーとしての役割を上手く果たせずご迷惑をお掛けしっ放しだったのですが、そんな中でも親身にお声を掛けて下さり、本当に有り難かったです。
そして、『ノルマ』では初めてダブルを組ませていただき、今回『サムソンとデリラ』で再び……数年前から考えてみると本当に夢のようで、大変光栄に感じています。
あまりにも偉大な先輩とダブルを組ませていただくのには難点もありまして、どうしても比べられてしまうのです。妻屋さんは常人離れした身体と能力を持っておられるので、常人の僕には「そんなの無理、無理!」と思うことも多々あります…が、今回もよーく観察して沢山盗みたいと思っています。
――それではお二人に、今回のアルテリーベのステージについて

中野: 狩野さんはバスバリトン、私はソプラノ・リリコのレパートリーを中心にお届けします。この組み合わせは私自身も初めてで、今から楽しみです。今日だけはオトナNightとの副題通り、バスバリトンとソプラノ・リリコ、オトナな渋い魅力を堪能していただきたく思っております!

狩野: 中野さんとは今回初めてご一緒させて頂きます。大変舞台映えのする容姿をお持ちの方で、このように優れた歌い手が同郷から出て来るということは大変嬉しいことですし、心強いです。良い意味で群馬県人らしからぬ(?)華やかさを、是非お楽しみ頂きたいです。そして僕の健気な引き立てっぷりもお見逃しなく(笑)!

     *     *     *

■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
【二期会レコメンド】急遽結成!瑠璃&賢~今夜だけはオトナnight~

日時:2019年12月9日(月) 18:00開店
   第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,600円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:中野瑠璃子(ソプラノ)、狩野賢一(バスバリトン)、清水 新(ピアノ)
演奏予定曲:
 第1部
 瑠: ツィーラー『観光案内人』より「愛する、美しいドナウの町」
 賢: ブラームス〈5つの歌〉より 「アルテ・リーベ 昔の恋」
 瑠: ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』より「あたりは静けさに包まれ」
 賢: モーツァルト『フィガロの結婚』より 「もう飛ぶまいぞこの蝶々」
 瑠&賢:ベッリーニ『清教徒』より「おお、愛する叔父さま」
  …第2部につづく

さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!

▼ご予約・アクセスはこちら
アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007



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12/19(木)「二期会サロンコンサート」 Vol.203 オペラ名曲 ~心揺さぶる熱き想いをあなたに~ 出演者メッセージ

カワイ表参道コンサートサロンパウゼにて、毎回大好評の「二期会サロンコンサート」シリーズ。
クリスマスシーズン、表参道のイルミネーションも眩い第203回は、12月19日(木)「オペラ名曲 ~心揺さぶる熱き想いをあなたに~」と題して珠玉のオペラの名曲の数々を、華やなメンバーでお贈りします。

ソプラノ村山 舞

メゾソプラノ藤田彩歌

テノール成田勝美

ピアノ髙木由雅
公演へ向けて、出演の村山 舞と藤田彩歌からメッセージが届いておりますのでご紹介します。

     *     *     *

こんにちは。12月19日のサロンコンサートvol.203に出演させて頂きます、ソプラノの村山舞と申します。
今回ご一緒させて頂きます、成田勝美さん、藤田彩歌さんとは、お会いしてすぐに「オペラの名曲をお届けしよう」と、お話が進みました。様々なオペラに描かれた熱き想いを、素晴らしい歌い手のお二方と、ピアニストの高木由雅さんと一緒にお送り出来ましたらと思います。
私はフランスのオペラ「ロメオとジュリエット」から“私は夢に生きたい”と、藤田さんと一緒に「ラクメ」より“花の二重唱”を演奏致します。他にもオペラと言えば、の有名なアリアやデュエットもお楽しみ頂けると思います。
クリスマスのイルミネーションが綺麗なこの季節に、皆様にお目にかかれますことを楽しみにしております!(村山 舞)

     *     *     *

12月19日のサロンコンサート「オペラ名曲 ~心揺さぶる熱き想いをあなたに~」では、「誰も寝てはならぬ(トゥーランドット)」「星は光りぬ(トスカ)」「私は夢に生きたい(ロミオとジュリエット)」「あなたの声に私の心は開く(サムソンとデリラ)」「花の二重唱(ラクメ)」など美しいオペラ名曲の数々をソロと重唱で演奏させて頂きます。ホセ役が素晴らしい成田勝美さんのリクエストで、《カルメン》の終幕にも挑戦させて頂きます!!
成田勝美さん、村山 舞さん、髙木由雅さんとの共演の機会を頂きとても感謝しております。クリスマスが近い表参道の夜…オペラ名曲から溢れる熱き想いを、ぜひ聴きにいらして頂けましたら幸いです。(藤田彩歌)

     *     *     *

チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サロンコンサート 2019-2020シーズン
Vol.203 オペラ名曲 ~心揺さぶる熱き想いをあなたに~

日時:2019年12月19日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
料金:全自由席 3,500円(二期会オペラ愛好会会員割引あり)
出演:村山 舞(ソプラノ)、藤田彩歌(メゾソプラノ)、
    成田勝美(テノール)、髙木由雅(ピアノ)
予定演奏曲目:
 プッチーニ オペラ『トゥーランドット』より 「誰も寝てはならぬ」(成田)
 グノー オペラ『ロメオとジュリエット』より 「私は夢に生きたい」(村山)
 サン=サーンス オペラ『サムソンとデリラ』より 「あなたの声に私の心は開く」(藤田)
 ドリーブ オペラ『ラクメ』より 「花の二重唱」(村山・藤田)
 ビゼー オペラ『カルメン』より 「ホセとカルメンの二重唱」第4幕(成田・藤田)
                     ほか

※都合により演奏内容が一部変更になる場合がございます。

▼コンサート概要ページはこちら
二期会サロンコンサートVol.203 オペラ名曲 ~心揺さぶる熱き想いをあなたに~ - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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期待の若手歌手による「アルテリーベ・月曜フレッシュコンサート」~12/2(月)【二期会NewFace】森川 史&本多 都 〈花と愛〉

期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は12月2日(月)。ソプラノ森川 史(もりかわ ふみ)とメゾソプラノ本多 都(ほんだ みやこ)がフレッシュな歌声を披露します!

では今回もコンサートに向けて、出演の二人からメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。

      *     *     *


ソプラノ 森川 史
――声楽の道に決めたときのことなど自己紹介を

はじめまして、ソプラノの森川 史です。
中学から合唱を、高校からは副科で声楽をやってはいましたが大学の途中までは声楽の道に進むことは全く考えていませんでした。しかし素晴らしい先生との出会いがあったり、その他様々な出来事が重なり気がつくと歌の世界にどっぷりと浸っていました。

――自身の声種やレパートリー、目指している役などを教えて下さい

ソプラノの中でも「レッジェーロ」と呼ばれる声種です。
R.シュトラウスの作品が好きで、研修所でも勉強した『アラベラ』のズデンカ、『ナクソス島のアリアドネ』のツェルビネッタ、『ばらの騎士』のゾフィーはいつか全幕演じてみたい役柄です。
また、ズデンカもそうですが、11月の『天国と地獄』でアンダースタディとして勉強したキューピッドなど少し変わった役にもとても魅力を感じます。
――今回のコンサートのテーマと選曲のポイントは?

プログラムを決めるにあたりまず始めに考えたのは、二人で演奏する二重唱の曲でした。それらを中心に他の曲を考えていくと、「花」と「愛」という二つのテーマが自然と浮かび上がり今回のタイトルとなりました。

――共演者をご紹介下さい

本多さんとは研修所のマスタークラスで出会い、一年間に二つの演目で共演しました。優しくしっかり者で歌も演技もいつも安定感があり、何度本多さんの歌と人柄に助けられたか分かりません。研修所修了後も公私共に関わりが深い大切な友人です。本日こうしてまた一緒に演奏出来ることを心から嬉しく思います。
また、本多さん演じる男役(ズボン役)はとても素敵でいつもクラスで大人気でした。本日のプログラムの中でも是非注目していただきたいポイントのひとつです。

     *     *     *


メゾソプラノ 本多 都
――声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?自己紹介をお願いします。

メゾソプラノの本多都と申します。
中学生の時に地元の町民ミュージカルに参加し、舞台に立つことの楽しさ、喜びを知りました。また、その時の歌唱指導の先生に「メゾソプラノは珍しいから。」という理由で声をかけていただき、声楽のレッスンにも通い始めたので、「だったら自分は歌で舞台に立ちたいな。」と思い、今に至ります。

――自身の声種やレパートリー、目指している役などを教えて下さい

メゾソプラノは、女性はもちろん、時には男性の役を演じることもある面白い声種です。男性役なら、『ばらの騎士』のオクタヴィアン、女性なら、『ウェルテル』のシャルロッテなどの役に憧れます。そのほか演じてみたい役は沢山ありますが、その時の自分に適した役を丁寧に勉強していきたいです。
――今回のコンサートについてテーマ、選曲のポイントをお教えください

共演させていただく森川さんと選曲の相談をする際、候補の曲をいくつか出したのですが、花と愛に関する曲が多いことに気がつきました。そこでテーマをシンプルに「花と愛」とし、プログラムの前半では「花」を、後半では「愛」を題材に、歌曲やオペラのナンバーを詰め合わせた構成にいたしました。

――共演者をご紹介下さい

森川さんは、二期会研修所のマスタークラスが同じで、年に3回ある試演会のうち、2回もご一緒させていただきました。『ナクソス島のアリアドネ』と『ばらの騎士』という、どちらもシュトラウスの大変難しい作品で、常に二人で試行錯誤していたからか、まるで古くからの親友のような、とてもマスタークラスで1年間一緒だっただけとは思えないほどの仲になったと感じています。そんな最も信頼している歌手の一人である森川さんと、こうしてまたご一緒できる機会をいただき、本当に嬉しいです。二人で素敵な時間をお届けできればと思います。

     *     *     *

■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第265回【二期会New Face】花と愛

日時:2019年12月2日(月) 18:00開店
   第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,600円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:森川 史(ソプラノ)、本多 都(メゾソプラノ)、大貫瑞季(ピアノ)
演奏予定曲:
 ビゼー オペラ『カルメン』より 「ハバネラ」
 ヴェルディ オペラ『リゴレット』より 「慕わしい人の名は」
 R.シュトラウス オペラ『ばらの騎士』より 「けだかくも美しき花嫁に」(ばらの献呈)
 ベッリーニ オペラ『カプレーティ家とモンテッキ家』より 「ああ、僕のジュリエッタ」
                          ほか

さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!

▼ご予約・アクセスはこちら
アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007



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11月公演オペレッタ『天国と地獄』~【神々のご紹介シリーズ6】酒の神バッカス&伝令の神マーキュリー

東京二期会オペラ劇場11月公演 オペレッタ『天国と地獄』はいよいよ今週木曜に開幕致します!そして配役紹介は第6弾。最後にご紹介するのは、酒の神「バッカス」から峰 茂樹と、ギリシア神話界随一の俊足を誇る伝令の神「マーキュリー」から升島唯博です。

*     *     *


《バッカス》
峰 茂樹(11/21・23出演)
――バッカスはどんな神?
バッカスと言えば、皆さんよくご存知のチョコレートを連想すると思いますが、2幕2場の地獄の宴会で登場する、酒の神であります。
この催しのスポンサーと言ったところでしょうか。このオペラの中で最高に盛り上がる場面であり、この宴が最高潮に達したところで、あの"カステラ1番電話は2番"のCMで有名になったあのメロディが登場してドンチャン騒ぎとなります。
――バッカスの人物(?)像は?
毎夜毎夜、綺麗な女達を侍らせて、酒にまみれて、歌や踊りに明け暮れるボス的存在。
――公演に向けて意気込みを教えてください。
残念ながらバッカスには今回の演出ではソロもセリフも一切ありません。その中でどうやって存在感を出して目立つかが課題でしょう。
これまで、いろいろなオペラで、出番が少ない一発芸で勝負して参りましたが、ここが“オペラ芸人”の真骨頂!頑張ります!

稽古場風景より 手前で寝ているのがバッカス峰、右に立つのはジュピター(大川 博)

《マーキュリー》
升島唯博(11/21・23出演)
――マーキュリーはどんな神?
ローマ神話ではマーキュリー(メルクリウス)、ギリシャ神話ではヘルメス(Hermes)と呼ばれる、オリンポス十二神の一人です。神々の伝令役で、盗賊、商人、職人の庇護神。ちなみにヘルメス(Hermes)をフランス語読みすると「エルメス」となり、ファッションブランドの名前と同じになります。
――マーキュリーの人物(?)像は?
神々の長で、自分の父親であるジュピターに仕えるが、自分の利益の為に動き、あまり他者とは深く交わらない。行動も、頭の回転も、喋りも速い。
――『天国と地獄』の魅力と自身の意気込みを
今回の版では短くカットされていますが、マーキュリーの登場シーンに歌われるロンド・サルタレッラは聴き応えがあります。それと、情報収集の為に色々とアイテムを使っていますので是非お楽しみください。
このオペレッタの中には皆さんが知っている曲がいくつも入っていて、聴いているだけでウキウキ、そしてニマッ・・・っとしてしまいます。楽しい内容、超絶技巧の歌、実は調べれば調べるほどよく練られたパロディーの伏線など、このオペレッタには盛り沢山な「芸術」が詰め込まれています。
皆様のご来場をお待ちしております!

稽古場風景より 宴のシーン、ミネルヴァ(髙品綾野)と踊りを眺めるマーキュリー升島。

*     *     *


▼オペレッタ『天国と地獄』公演情報ページはこちら
2019年11月公演 J.オッフェンバック オペレッタ『天国と地獄』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年11月21日(木)18:30、22日(金)14:00、23日(土・祝)14:00、24日(日)14:00 日生劇場
指揮:大植英次/演出:鵜山 仁/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】

●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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Hakuju Hall主催「二期会 ディーヴァ, ディーヴォ」2019シーズン
パワーアップ第2弾は、12/3(火)14時開演!

その年の春に二期会オペラ研修所マスタークラスを優秀な成績で修了した、若き歌手たちの声を聴くシリーズ、Hakuju Hall「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」は、今シーズンより「二期会 ディーヴァ,ディーヴォ」と名前を変え、開催時間を午後に、演奏時間も拡大し、さらにパワーアップしてお届けしております。
その今シーズン第2弾となります第20回は、12月3日(火)に開催されます。出演は塚本正美、西村知花子、山﨑わかな、三人のソプラノ。ピアノは相田久美子です。


写真左から、西村、塚本、山﨑

それでは、コンサートを直前に控えた三人よりメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。

      *     *     *
201911_tsukamoto_masami.jpg■塚本正美 (つかもと まさみ)ソプラノ
“Diva Divo”さながらソプラノ3人の”Diva Diva”。このような恐れ多いタイトルの、憧れていたコンサートに出演できること、大変光栄に思っております。山﨑さんとは大倉先生クラスの仲間として、修了演奏会では《Lucia di Lammermoor》から同じ場面を演じ、共に切磋琢磨しながら勉強いたしました。西村さんとはクラスは違いましたが、今回初めてご一緒に舞台を作り上げることができること、大変嬉しく思っております。3人全員がソプラノ。その三者三様の個性光る歌声を、ぜひご堪能ください。
201911_nishimura_chikako.jpg■西村知花子 (にしむら ちかこ)ソプラノ
この度二期会ディーヴァ・ディーヴォに出演する機会をいただき、大変嬉しく思います。 今回は3人ともソプラノなのでディーヴォはおりませんが、3人が選んだ珠玉の歌曲、アリアを詰め込みました。私は大好きな日本語、イタリア語の曲と、5年ぶりにチャレンジするドイツ語の重唱を歌います。また、素晴らしい音楽家の先輩方が演奏会をされてきたHakujuホールさんでコンサートが出来るのも、嬉しく思うのと同時に身が引き締まる想いであります。是非ともたくさんの方々に私たち演奏を聴いていただければと思います。ご来場お待ちしております。
201911_yamazaki_wakana.jpg■山﨑わかな (やまざき わかな)ソプラノ
この憧れのコンサートに出演させていただけること、とても嬉しく光栄に思います。今回一緒に演奏する2人は同じソプラノですが、性格も声も全く違い、それぞれが熱い思いを持って、意見を交わしながら本番に向けて準備を進めております。西村さんとは大学の同級生、塚本さんとは研修所のマスタークラスで一緒に勉強しました。二人と共演するのは初めてで、もうすぐ本番だと思うと、どんな舞台になるのかドキドキです。3人の魅力いっぱいの熱いコンサート。ぜひ、足をお運びください!
      *     *     *

三人の新星によるひとときをどうぞご堪能ください!!

■■■ 公演情報 ■■■
第20回 二期会 ディーヴァ, ディーヴォ
二期会新星トップ歌手たちによる、ときめきのデビューコンサート!

日時:2019年12月3日(火) 14:00開演(13:30開場)
会場:Hakuju Hall (ハクジュホール)
   ・小田急線「代々木八幡駅」南口より徒歩5分
   ・千代田線「代々木公園駅」出口1より徒歩5分
料金:全席自由 1,500円(税込) 《発売中》
出演:塚本正美(ソプラノ)、西村知花子(ソプラノ)、山﨑わかな(ソプラノ)、相田久美子(ピアノ)
予定プログラム:
・ロッシーニ:「フィレンツェの花売り娘」〔山﨑〕
・ドニゼッティ:「ジプシーの女」〔塚本〕
・ドニゼッティ:「溜め息」〔西村〕
・ドニゼッティ:「酔っ払い」〔塚本・山﨑〕
・チレア:歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』より「私は神の卑しい下僕です」〔西村〕
・ドニゼッティ:歌劇『シャモニーのリンダ』より「この心の光」〔山﨑〕
・プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より「氷のような姫君の心も」〔塚本〕
・プッチーニ:歌劇『ラ・ボエーム』より「あなたの愛の呼ぶ声に」〔西村〕
・プッチーニ:歌劇『ジャンニ・スキッキ』 より「わたしのお父さん」〔塚本〕
・團 伊玖磨:歌劇『夕鶴』より「あたしの大事な与ひょう」〔西村〕
・ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より「慕わしい人の名は」〔山﨑〕
・ドニゼッティ:歌劇『アンナ・ボレーナ』より「あなたたちは泣いているの?~私の生まれたあのお城」〔塚本〕
・R.シュトラウス:歌劇『アラベラ』より「もしぴったりな人が現れたら」〔西村、山﨑〕

主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会

▼コンサート詳細ページはこちらをご覧ください
第20回 二期会ディーヴァ, ディーヴォ - Hakuju Hall

▼ご予約・お問合せは
Hakuju Hall チケットセンター 03-5478-8700
10:00~18:00(火~土/祝日・休館日を除く)

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11月公演オペレッタ『天国と地獄』~【神々のご紹介シリーズ5】パロディで描くオルフェとユリディス

東京二期会オペラ劇場11月公演 オペレッタ『天国と地獄』配役紹介第5弾。 今回は、パロディの物語の中軸を担うご夫婦、オルフェ(オルフェオ)とユリディス(エウリディーチェ)に自己紹介いただきます。

*     *     *


《オルフェ》
又吉秀樹(11/21・23出演)
――オルフェはどんな人物?
このオペレッタは、死んでしまった愛妻を救うため地獄に向かったオルフェオが、地上に連れ帰るためには振り返ってはいけない、という愛の神との約束を最後の最後に破り振り返ってしまう悲劇「オルフェオとエウリディーチェ」がおおもとなのですが・・・
オペレッタ『天国と地獄』になると、オルフェ(オルフェオ)は、愛人もいるし、妻には嫌気がさしてる、愚痴っぽい音楽教室のヴァイオリンの先生です。
――オルフェの人物像は?
恋の衝動に突き動かされるは、地獄の神プルートにもそそのかされるは、世論に怒られたくないばかりに天国にも地獄にも行く、なかなかのレベルの「流されやすい」人物。いちいち音楽教師の辛さを強調するあたりは、プライドの高さか、はたまたコンプレックスの裏返しか。
――観どころ聴きどころ、または公演に向けて意気込みを教えてください。
稽古では毎回、芸達者なキャスト達が歌でもセリフでも、演出の鵜山さんや大植マエストロにさまざまなアイデアをいただきながら「それはやりすぎ!」と注意されるギリギリを攻めています。少しでも守りに入ると強いキャラクター達に埋もれてしまう緊張感の中、汗を大量にかきながら稽古した結果、どうなるのか是非見届けていただければ幸いです!
山本耕平(11/22・24出演)
――オルフェはどんな人物?
結婚式の日に毒蛇に噛まれて死んでしまった妻・エウリディーチェを救いに黄泉に下り、その類いまれなる歌声と清らかな心で彼女を救おうとするも…という神話「オルフェオとエウリディーチェ」の悲劇の主人公がモデル。
しかし、かろうじて同じ音楽家ではあるもののこちらのオルフェは浮気者で妻を亡きものにしようとした上、世間体のためだけに妻を救いにいくどうしようもない男です。
――オルフェの性格は?
自己陶酔型でプライドが高く、恋への衝動的なエネルギーはとても強いのに世間体もそれ以上に大事という、常に自己矛盾を抱えた人物に思われます。それ故に嫌々ながら中途半端な行動をとっていくところがある意味で大変人間らしく憎めない男です。
――観どころ聴きどころ、または公演に向けて意気込みを教えてください。
このオペレッタには変な登場人物がたくさん出てきます。そしてそれを演じる歌い手の皆さんも個性派揃いです(笑)。全体の中で自分が果たせる役割を、役の個性だけでなく自分自身の個性とも照らし合わせながらどんな化学反応が起きていくのかを楽しんで行きたいとおもいます。

《ユリディス》
愛 もも胡(11/21・23出演)
――ユリディスはどのような役?
音楽教師オルフェの妻です。このオペレッタの元になっている『オルフェオとエウリディーチェ』のエウリディーチェです。ギリシャ神話の『オルフェウス』では、美しい森の木のニンフとして登場し、オルフェウスと結婚しますが、新婚早々に蛇に噛まれて死んでしまいます。
――ユリディスの人物像は?
このオペレッタに登場するキャラクターの中で、唯一の「人間の女性」です。明るい楽天家で、退屈するのが大嫌い。ただ、人を見抜くのは苦手のようで、好きになる殿方は全てダメ男のような気がします(笑)。冷静な目で見てしまうと、ちょっとおバカさんなのですが、それでもどこか憎めない可愛らしさがある女性。愛らしい衣裳にも、そのキャラクターが現れていると思います。
――『天国と地獄』の魅力と自身の意気込みを
このオペレッタは作曲家の遊び心がたっぷり詰め込まれていて、音で奏でる上質なコントのようです。
お客様に、心地よい音楽の中でクスっと笑っていただけるように、またお芝居ではお腹の底から笑っていただけるように、エネルギー全開で挑戦いたします!
高橋 維(11/22・24出演)
――ユリディスはどのような役?
この『天国と地獄』はギリシャ神話の「オルフェオとエウリディーチェ」のパロディなわけですが、神話と一緒なのはオルフェ(オルフェオ)と結婚して毒蛇に噛まれて死ぬところくらいで、『天国と地獄』ではオルフェとはすでに愛し合っておらずアリステ〈プルート〉と恋人同士、それが元で地獄へ行き、そこでも恋多き女ぶりを発揮します。
――ユリディスの人物像は?
人妻なのに神様たちにもモテモテで、悪態をついてもどこか憎めない…美しいだけでなく、小悪魔的な魅力を持った人だと思います。きっと天然で爆モテ人生を歩んできたんだろうなと想像しています(笑)
――『天国と地獄』の魅力と自身の意気込みを
ユリディスのような奔放な女性を演じるのはとても楽しいです(笑)!お客様には、ユリディスのコケティッシュな魅力を存分に楽しんで、たくさん笑っていただけたらと思っています。彼女の性格を表すような軽妙かつ技巧的な歌にもぜひ注目してください!

*     *     *


▼オペレッタ『天国と地獄』公演情報ページはこちら
2019年11月公演 J.オッフェンバック オペレッタ『天国と地獄』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年11月21日(木)18:30、22日(金)14:00、23日(土・祝)14:00、24日(日)14:00 日生劇場
指揮:大植英次/演出:鵜山 仁/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】

●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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期待の若手歌手による「アルテリーベ・月曜フレッシュコンサート」~11/18(月)【二期会NewFace】大内美佳&鷲津美帆 〈歌の贈り物〉

期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は11月18日(月)。大内美佳(おおうち みか)&鷲津美帆(わしづ みほ)、二人のソプラノがフレッシュな歌声を披露します!

今回もコンサートに向けて、出演の二人からメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。

      *     *     *


ソプラノ 大内美佳
――声楽の道に決めたときのことなど自己紹介を

幼少期から歌う事が大好きでした。 音楽好きな母の影響もあり、幼稚園の頃初めて見たオペラに感動し、「オペラ歌手になりたい!」と母に言ったそうです。3歳からピアノを習い始め、小学6年生の頃、ピアノの先生から表現力をつける為に声楽を学ぶよう勧められました。声楽の先生に「いい声ね!」と褒められながら歌う事で表現できる楽しさを感じ、本格的に勉強したいと思うようになりました。

――自身の声種やレパートリー、目指している役などを教えて下さい

声種はリリコ・ソプラノです。『シモン・ボッカネグラ』のアメーリア、『イル・トロヴァトーレ』のレオノーラなど目指している役はたくさんありますが、一番の目標は研修所でも勉強させていただいた『蝶々夫人』の蝶々夫人です。
――今回のコンサートのテーマと選曲のポイントは?

これまで大事に歌ってきた各々のレパートリーを中心に、自分達が好きな歌、今歌いたい歌を中心に選びました。 ソプラノ二人ですが、声種の違うソプラノですので、それぞれのキャラクターを生かしたアリアや、重唱など、盛りたくさんでお送りできればと思っております。

――共演者をご紹介下さい

今回共演する鷲津さんは、二期会の研修所時代の同期で、一緒に切磋琢磨した仲間です。才色兼備であり、とても努力家な彼女の音楽に対する熱意や真摯な態度に良い刺激を受けています。研修所では一緒に歌う機会が無かったので、今回共演することができて嬉しいです!

     *     *     *


ソプラノ 鷲津美帆
――自己紹介をお願いします。声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?

声楽を始めたのは20代を過ぎてからで、普通大学の四年生の時に、卒業旅行でイタリアを訪れた際、野外オペラを観て”私もオペラの舞台に立ちたい!”と思ったのがきっかけです。人の声ってこんなにも人を感動させることができるんだ、と感銘を受けたことを鮮明に覚えています。

――自身の声種やレパートリー、目指している役などを教えて下さい

リリコ・レッジェーロです。性格的にも声的にも、明るいもの・コミカルなものが合うので、そういう役柄をレパートリーにしています。一番好きなキャラクターはデスピーナです。
――今回のコンサートについてテーマ、選曲のポイントをお教えください

共演者が決まった段階で、それぞれの声や性格の違いからくるキャラクターの対比を押し出していこうと決めていました。同じソプラノでも色んなタイプがあるんだなと感じていただければと思っています。

――共演者をご紹介下さい

共演の大内さんは、もともと持ち声が良いのでしょうが、しっかりと声の訓練を積んで来られた印象があります。性格はちょっとおっちょこちょいですが(笑)、自身の価値観をしっかり持っておられるので、筋が通っていて話しやすいです。


みなさまのご来場、心よりお待ちしております。

     *     *     *

■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第263回【二期会New Face】歌の贈り物

日時:2019年11月18日(月) 18:00開店
   第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,600円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:大内美佳(ソプラノ)、鷲津美帆(ソプラノ)、相田久美子(ピアノ)
演奏予定曲:
 プッチーニ 歌劇『ラ・ボエーム』より 「私の名はミミ」
 プッチーニ 歌劇『マノン・レスコー』より 「この柔らかなレースの中で」
 モーツァルト 歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』より 「女も15になれば」
 ドニゼッティ 歌劇『ドン・パスクワーレ』より 「騎士はあのまなざしを」
                          ほか

さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!

▼ご予約・アクセスはこちら
アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007



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11月公演オペレッタ『天国と地獄』~【神々のご紹介シリーズ4】神様ではないけれど…世論&ジョン・スティクス

19世紀パリで一世を風靡したオペレッタ『天国と地獄』は、ご存知のとおりギリシア神話のパロディですが、神様以外の配役も個性的なものばかりです。 今回は、冥界(地獄)でプルートに仕える身となったジョン・スティクスと、世論に登場してもらいましょう。

*     *     *


《世論(パブリック・オピニオン)》
押見朋子(11/21・23出演)
――「世論」とは、どんな役?
世論(せろん)です。民衆の代表です。登場人物の中では極僅かな人間(擬人化とも言われている)で、「倫理」「道徳」を唱えます。
――難しい質問ですが、どのような人物(?)ですか?
一言でいったら、かなり強めな、お節介おばはんですかね。世直しをしていると真剣に考えているんですから非常に厄介です。ジュピターが唯一恐れている人物でもあります。 この物語、節操なく色々なことが起きるわけですが、「絶対に!!こうしなくては!!いけないんです!!」と楯突く事が出来ないほどに言い負かされるのですから、ちょっと曖昧な人は「仕方ない。。世間体もあるし…」なんて思うんでしょう。。
――「世論」を演じるにあたって、意気込みを!
「世論」は、皆さんの心の中にある感情の代表なのですが、「倫理」「道徳」にこだわる余り、破裂するんじゃないかと思うほど持っている怒りと、何とか正しい道へ導く為の鼻息荒い‘’過ぎたお節介‘’が観ている皆様の色々な感情の共感につながるように演じたいと思っています。
塩崎めぐみ(11/22・24出演)
――「世論」とは、どんな役?
具現化するのがとても難しい役です。ですので、役を演じるにあたり、「世論」とは何か、歴史を調べたり、考えたりしている真っ最中です。
物の本には、「世論」とは、”Public” と “Opinion”という言葉の合成語とありました。 “Public” は、「公の」「大衆」などの意ですし、“Opinion” は、「意見」の意です。 ただし、「意見」は、個人の好き嫌いや、知識の程度によって違いが生まれるものですから、この「世論」という合成語は、ある種、相反する性格を持った言葉ということになる…。「大衆の意見」とは何なのでしょうか…。とっても難しいです…。
――特殊な役回りですが、どのような人物(?)ですか?
人物像としては、時代を先導してきた政治家や運動家、もしくは、もっと身近なところだと、人々が同調できる意見を言ってくれる有名人、というのがイメージしやすいと考えています。「世論」役は、「不倫や浮気は絶対に許せない」と言っているので、ワイドショーのご意見番的な要素もあるのかな、とも考えています。また、「世論」は、神様でさえも怖がる存在ですので、強烈なキャラクターが必要になるとも考えています。
――「世論」役の演じがいのあるところは?
「世論」役の観どころは、世間体を気にするオルフェを追い詰めていくところだと思います。出てくるたびに、何かとオルフェを追い詰めています。しつこいです。
とにかく楽しく、親しみやすい音楽満載の舞台です。皆様、是非劇場へおいで下さいませ!

《ジョン・スティクス》
吉田 連(11/21・23出演)
――ジョン・スティクスは「元人間」というべきでしょうか。どのような役ですか?
かつてはベオティア(ボイオーティア)の王様。今は地獄の門番、冥王プルートの召使です。
――どんな性格ですか?
生前の栄光に対する執着(コンプレックス)を感じます。酒癖の悪さ、ユリディスに対する憧れの根源はそこにあるのかも知れません。
――ジョン・スティクスの観どころを
まだ詳細をお話できませんが、本演出のジョン・スティクスには他の役にはないある特徴を与えられています。演出・鵜山さんの意図をしっかりと汲み取り、お越し頂いた皆様の心にいやらしく絡みつくような演唱をできればと思います。
相山潤平(11/22・24出演)
――ジョン・スティクスはどのような役ですか?
ギリシャ神話において度々登場するボイオティアの自称王様。死後の現在は冥王プルートの召使、地獄(ブラック)勤務しています。
――ジョン・スティクスの人物像は?
きっと今も昔も酒好き女好きのだらしのないダメ男だったのではないかと思います。
実録「ダメ男は死んでも治らない。」
――それでは、本公演に向けての意気込みを!
ジョン・スティックスは地獄からの登場でございます。酒気帯び演唱で麗しのユリディスにいらぬちょっかいを出させて頂きます。数少ない(元)人間役として、神々の思惑の斜め上からのアプローチを出来ましたら幸いです。
どうぞお楽しみにしてください。

*     *     *


▼オペレッタ『天国と地獄』公演情報ページはこちら
2019年11月公演 J.オッフェンバック オペレッタ『天国と地獄』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年11月21日(木)18:30、22日(金)14:00、23日(土・祝)14:00、24日(日)14:00 日生劇場
指揮:大植英次/演出:鵜山 仁/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】

●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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11月公演オペレッタ『天国と地獄』~【神々のご紹介シリーズ3】オペレッタを彩る女神たち

オッフェンバック生誕200周年記念に贈る、東京二期会オペラ劇場11月公演 オペレッタ『天国と地獄』。そのカラフルな登場人物を自己紹介していく配役紹介シリーズ第3弾は、神話の世界を彩る女神たちです。

*     *     *


《ヴィーナス》
山本美樹(11/21・23出演)
――ヴィーナスは何の神?
愛と美の女神として、古今東西、老若男女、知らぬ人はいない麗しのヴィーナス♡
人々に愛を与え、人々の愛を一身に受ける・・・・・・愛の無限ループの中心にいらっしゃる女神様です。
――ヴィーナスの性格は?
このオペレッタにおけるヴィーナスは、愛と美の女神という立場を大いに使って、自由奔放に“愛”に生きており、喧嘩もするし、嫉妬もする、人間味のある女神となっています。
――公演に向けて意気込みを!
どこか憎めない魅力溢れるヴィーナスに、私自身、溢れんばかりの“愛”を注ぎながら演じたいと思っています。
ヴィーナス様、どうか私に、貴女の爪の垢ほどの色香を与え給え!!
中野瑠璃子(11/22・24出演)
――ヴィーナスは何の神?
ヴィーナスは愛と美の神様です。ヴァルカンの妻でありながら、軍神マルスをはじめ、複数の神様を愛したそうです。
――ヴィーナスの特徴は?
ザ・お色気担当!でしょうか…?
頭のてっぺんから足の先まで、文字通り神々しい色気を放っているキャラクターだと思っております。今回のお話の中でも、マルスとイイ仲のようで…彼女に見つめられたら、人妻だろうが関係ない?なんて思っちゃうような…いや、人間界ではダメですよ!!でも、そんな魔性の女、ヴィーナスです。
――本公演が二期会デビュー!その意気込みを!
この作品にはたくさんの役が登場します。これほど様々な魅力と個性に溢れた役どころを一度に聴ける舞台って中々ありません。ヴィーナスも皆さまのお目に留めていただけるように、色気全開で臨みます!
ジワジワと笑いが込み上げてきてしまうセリフも、超有名な「あの曲」も、最初から最後まで、一秒も見逃せない作品です。
劇場の歌手もお客様も、全てが一体となって楽しめるのがオペレッタの魅力。要はお笑いですから、ぜひとも声を大にして笑っていただきたいです。
そして、劇場からの帰り道にスキップしたくなるような、そんな舞台をお届けできたら…と思っております!

《キューピッド》~愛の女神ヴィーナスと戦いの神マルスの間に生まれた子が、キューピッド
吉田桃子(11/21・23出演)
――キューピッドは何の神?
恋の神様(キューピッド)です。ヘラヘラしていますが、この物語では、ジュピターの誘惑を手助けします。
――キューピッドはどんな性格?
一言で言うと天真爛漫!学校のクラスに絶対1人はいるであろう生意気だけど、どこか憎めないみんなから愛される、そんな感じではないかなーと思っております。ぴったりな役だね!と言って頂けることが多いので、普段の私と似ているんだと勝手に親近感です。特にいつもヘラヘラしているところは全く一緒です。
――二期会公演デビューとなります。その魅力と意気込みを!
とにかくどの場面を観ても楽しいと思います!そんな中、キューピッドの〈キッスのアリア〉も是非お見逃しなく!私にとってソリストデビューの作品となります。皆様の記憶に残るよう私自身も思いっきり楽しみますので、面白いところは周り気にせず大声で笑ってください。そしてお帰りの際は、「運動会の曲」が頭から離れないと思いますので、是非口ずさみながらお帰りくださいませ。
熊田アルベルト彩乃(11/22・24出演)
――キューピッドは何の神?
弓をもった子どもの姿で描かれることの多い、あの恋の助太刀役の神様です。キューピッドの放つ矢に当たった者は、たちまち恋に落ちてしまうのです。
――オペレッタではどんなイメージ?
天界の生活に退屈していて、いつも面白いことを探して、キラキラした大きな目で回りを観察しているいたずらっ子でしょうか。カラヴァッジョのアモールの絵そのままのようなイメージです。
――公演に向けて期待と意気込みを!
第一回の読み合わせ稽古を終えたばかりですが、素晴らしい声と演技力を兼ね備えた歌手の皆さんが揃っていて、すでに楽しい舞台が見えるようでした。私も相乗効果をもたらすことができるようにスパークリングしたいと思います。キューピッドは後半に可愛いアリアがあるのでお楽しみに!

《ダイアナ》
小村朋代(11/21・23出演)
――ダイアナは何の神?
処女神にして産婦の守護神、また弓を得意とする狩猟の神でもある神様です。ギリシャの神々の王であるジュピターの娘であり、このオペレッタには登場しませんが、同じくギリシャの神様の中でもよく知られている太陽神アポロンとは双子関係にある月の女神です。
――ダイアナの人物(?)像は?
彼女は、自分がギリシャの他の神々の中でも並外れて偉大な神であることを自覚していて、またそれをすごく意識しています。我儘な性格ではあるけれど、恋愛をしたことがない少女が持つある種の潔癖さや真っ直ぐさが魅力的な、永遠の少女キャラだと考えています。
――ダイアナ役の聴きどころと、二期会デビューの意気込みを!
登場シーンからして、お嬢様をこじらせている様子が窺われるダイアナちゃんですが、その際に歌う曲はまるで自己紹介アリアのように、躍動感溢れる彼女の姿やその性格をよく表しています。このアリアはダイアナの聴かせどころ&演じどころの一つですので、どうぞお聴き逃しなく。また、いつもは「私はジュピターの娘、ここにいる他の神様とは格が違うんだから!」と肩肘を張っていながらも、時には集団に馴染もうとしてみたり…そんな彼女のいじらしく可愛らしい一面も含め、ダイアナという役を大切に演じたいです。
この度の公演が私にとって二期会オペラデビューとなります。歌えや踊れのお祭りを最後までお楽しみいただければと思っておりますので、是非ご注目ください。
廣森 彩(11/22・24出演)
――ダイアナは何の神?
月と純潔の女神であり、狩猟の女神でもあります。
――ダイアナの性格は?
曲がったことが大嫌いなマジメな女神です。まだ若いので感情のままを口にし、お行儀の良くない言葉もしばしば…
――公演の魅力、期待と意気込みを!
音楽はもちろんですが、演出家の鵜山さんから頂いたセリフがどこのシーンをとっても笑いの宝庫です!
歌手のダンスも披露する予定ですので、全ての神経をフルに使い舞台に挑みます。是非笑いにいらしてください!

《ミネルヴァ》
髙品綾野(11/21・23出演)
――ミネルヴァは何の神?
“知恵の女神”です。
――どんな人物・・・神様でしょう?
天国のジュピター率いる神々の中でも、知恵の神としてどこか冷静に物事をみていますが、実は楽しむ事も大好きな人物だと感じています。
ミネルヴァもこのオペレッタの舞台に欠かせない役どころです。ジュピターの変身癖の悪事を責め立てるシーンでは張り切って先頭を切ります。
――公演に向けて、意気込みを!
今回多くのキャストの皆様と関われる喜びを感じながら、沢山の引き出しをつくって楽しんでミネルヴァを演じます。
吉田愼知子(11/22・24出演)
――ミネルヴァは何の神?
今回演じさせていただきますミネルヴァは、ジュピターの子供である女神の内の一人です。劇中では父ジュピターの悪行を先頭をきって攻め立てるように、女神達の中でも強気なキャラクターと言えると思います。
――ミネルヴァの性格は?
ミネルヴァは知恵と戦略の女神と言われております。そのため強気な中にも冷静で抜け目ない所を兼ね備えた人物(神様)だと感じています。普段マイペースな私にはない要素を持っているため、さらにこれからミネルヴァのキャラクター向き合っていきたいです。
――二期会公演デビューに向けて意気込みを!
私にとって今作は二期会本公演デビューとなります。私自身も楽しみながら、『天国と地獄』というオペレッタの軽快な音楽とストーリーをお客様にお届けできるのが今から待ち遠しいです!

*     *     *


▼オペレッタ『天国と地獄』公演情報ページはこちら
2019年11月公演 J.オッフェンバック オペレッタ『天国と地獄』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年11月21日(木)18:30、22日(金)14:00、23日(土・祝)14:00、24日(日)14:00 日生劇場
指揮:大植英次/演出:鵜山 仁/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】

●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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パワーアップ!~Hakuju Hall主催「二期会 ディーヴァ, ディーヴォ」2019シーズン
第1弾は11/7(木)14時開演!

毎春、二期会オペラ研修所マスタークラスを優秀な成績で修了したばかりの、若き歌手の声を聴くシリーズ、Hakuju Hall「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」は、これまで6シーズン18回にわたってお楽しみ頂いてまいりました。
今シーズンより本シリーズは「二期会 ディーヴァ,ディーヴォ」と名前を変え、開催時間を午後に、演奏時間も拡大し、さらにパワーアップしてお届けしてまいります。

さて、その最初となります第19回が11月7日(木)に開催されます。出演はソプラノ雨笠佳奈、新宮雅美とテノール中野智貴の三人。ピアノは石野真穂です。


写真左から、新宮、中野、雨笠

それでは、コンサートを直前に控えた三人よりメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。

      *     *     *
201908_amagasa_kana.jpg■雨笠佳奈 (あまがさ かな)ソプラノ
今回こうして憧れの舞台に立たせて頂けることを本当に幸せに思います。
私達3人は1年間大倉由紀枝先生のマスタークラスで一緒に学んできた仲間です。歌も性格も似ているようでちょっと違う…3人集まれば何か面白いことが起こる!はずなのですが…マイペースかつのんびりやの3人。あっという間に本番が近づいてきてしまいました。現在最速のスピードで準備を進めております!
そんな3人を急かすことなく素敵なピアノで導いてくださる石野先生。
私達だからこそできるあたたかくてほっとするような演奏会を皆様にお届けできたらと思います。ぜひ会場へ、ゆったりと楽しみにいらしてください。
201908_shinguu_masami.jpg■新宮雅美 (しんぐう まさみ)ソプラノ
この度は二期会ディーヴァ,ディーヴォに出演できること、大変光栄に思います。
雨笠さん、中野くんとは昨年マスタークラスで共に学びました。私にとっての大切な仲間です。個性豊かなこの三人の組み合わせ。それぞれに理想の音楽があり、アイデアが豊富で、何といってもマイペース。故に打ち合わせはいつも収集がつかず…(もちろん、良い意味です!)
当日どのような化学反応が起きるのか?私自身とても楽しみです。
肌寒くなってきて、気分も落ち込みがちなこの季節。私たちのフレッシュな演奏で元気をお届けできたらと思います。
201904_nakano_tomoki.jpg■中野智貴 (なかの ともき)テノール
今年で七年目となる二期会ディーヴァ・ディーヴォに出演することができ、大変光栄です。 マスタークラスの同じ朝クラスで、一年間共に学んできた雨笠さんと新宮さんですが、実は研修所では一度もペアを組むことがなく今年度に入ってから共演するようになった二人です。タイプの違うソプラノの二人ですが、一緒に歌っていて自然と音楽が混ざって一体となっていく安心感があり、信頼できる二人です。
この三人だからできる演奏会を目指してプログラムを考えました。一人でも多くのお客様に楽しんでいただけたら幸いです!
      *     *     *

三人の新星によるひとときをどうぞご堪能ください!!

■■■ 公演情報 ■■■
第19回 二期会 ディーヴァ, ディーヴォ
二期会新星トップ歌手たちによる、ときめきのデビューコンサート!

日時:2019年11月7日(木) 14:00開演(13:30開場)
会場:Hakuju Hall (ハクジュホール)
   ・小田急線「代々木八幡駅」南口より徒歩5分
   ・千代田線「代々木公園駅」出口1より徒歩5分
料金:全席自由 1,500円(税込) 《発売中》
出演:雨笠佳奈(ソプラノ)、新宮雅美(ソプラノ)、中野智貴(テノール)、石野真穂(ピアノ)
予定プログラム:
・トスティ:「暁は光から」〔中野〕
・アリャビエフ:「うぐいす」〔新宮〕
・グノー:歌劇『ファウスト』より「宝石の歌」〔雨笠〕
・ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より「あれかこれか」〔中野〕
・オッフェンバック:喜歌劇『天国と地獄』より「後悔のクプレ」〔新宮〕
・ドニゼッティ:歌劇『リタ』より「この清潔で愛らしい宿よ」〔雨笠〕
・ドニゼッティ:歌劇『リタ』より「彼女だ…なんて恐ろしい!」〔雨笠・中野〕
・中田喜直:「さくら横ちょう」〔新宮〕
・越谷達之助:「初恋」〔中野〕
・山田耕筰:「電話」〔雨笠〕
・モーツァルト:歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』より「もうすぐ愛しい許嫁のもとへ」〔新宮・中野〕
・プッチーニ:歌劇『ラ・ボエーム』より「冷たき手を」〔中野〕
・マスネ:歌劇『マノン』より「私が女王のように街を歩くと」〔新宮〕
・ベッリーニ:歌劇『夢遊病の娘』より「なんと晴れやかな」〔雨笠〕

主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会

▼コンサート詳細ページはこちらをご覧ください
第19回 二期会ディーヴァ, ディーヴォ - Hakuju Hall

▼ご予約・お問合せは
Hakuju Hall チケットセンター 03-5478-8700
10:00~18:00(火~土/祝日・休館日を除く)

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11月公演オペレッタ『天国と地獄』~【神々のご紹介シリーズ2】最高の女神ジュノー&その息子マルス

東京二期会オペラ劇場11月公演 オペレッタ『天国と地獄』配役紹介第2弾。
今回は、ジュピターの正妻である母なる神、結婚の神ジュノーと、その間の子で戦いの神マルスをご紹介してまいりましょう。

*     *     *


《ジュノー》
醍醐園佳(11/21・23出演)
――ジュノーは何の神?
ジュピターの姉であり正妻で、神話の中で最高位の女神様。母性と結婚の神様です。
※6月の”June”は、この女神のこと。June Brideは、結婚の神様に祝福されているのです。
――ジュノーの人物(?)像は?
旦那の浮気に年がら年中腹をたてていますが、それにも負けずに、なんだかんだ楽しく生きています。根っから明るい女性。
――公演にむけて意気込みを!
やはり一度は運動会で聞いた事のある音楽を楽しみながら、それぞれの人間模様をお楽しみください!!
▼運動会で誰もが聴いたであろう“フレンチ・カンカン”のご試聴はこちら
三本久美子(11/22・24出演)
――ジュノーは何の神?
ジュピターの妻、神々の女王であり、婚姻、貞淑を司どっています。そのせいか、大変嫉妬深く、ジュピターの浮気にいち早く気が付いては激昂しています。
――ジュノーの人物(?)像は?
浮気者のジュピターにぎゃんぎゃん怒ってばかりいるジュノーですが、それも亭主への深~い愛ゆえ… 怖いばっかりではなく、亭主が大好き!イケメン(鑑賞用)も大好き!楽しい事も大好き! 威厳を持ちつつ、でも明るい奥様像を作っていきたいです。
――公演にむけて意気込みを!
天国、地上、地獄、三世界入り乱れた舞台ですが、出て来る神々の、なんと人間臭い事…神様も必死で生きているんです!
舞台の上で、生命力溢れたジュノーを存分に表現したいと思います。

《マルス》
野村光洋(11/21・23出演)
――マルスは何の神?
ギリシャ神話の軍神、ローマ神話では農耕の神様とも言われています。
――マルスの人物(?)像は?
歌詞や台詞では軍人らしいことは何一つ言っておりません。女性のところに入り浸ってる様な感じです。男神の中では相当男前らしく、軍神だしかっこいい身体だったんだろうなとも思いますが、ギリシャ神話では軍神でありながらヘラクレスにボッコボコにやられてしまうらしいのでちょっと親しみやすい神様なのかなとも感じます。
――公演に向けて意気込みを!
このオペレッタにはとにかくたくさんの神様が出てきます。僕の役は『軍神』なので男らしい勇敢さが歌で表現出来たら良いなと思います。そして、衣装合わせで筋トレを命じられましたので本番までになんとかキレた身体を手に入れられる様に頑張りたいと思います(笑)
的場正剛(11/22・24出演)
――マルスは何の神?
オリュンポス十二神の一柱、軍神マルスです。ジュピターとジュノーの子とされています。
――どんな性格の神様?
戦闘の際には200メートルを超す神の姿からわざわざ人間サイズに変身して戦う熱いヤツです。ただそのせいで、神なのに半神のヘラクレスには叩きのめされ、ただの人間ディオメデスにさえ負けてしまう・・・・・・意気込みはあるけど結果が出ない空回り系神様です。
――公演に向けて意気込みを!
ギリシャ神話のパロディである『天国と地獄』。マルスは神話とは戦場を変え、『恋の戦』での戦いに明け暮れています。
恋も空回りしてしまうのか!? それとも戦場が変われば真価が発揮されるのか!?
マルスが戦い疲れ帰ってくる朝帰りのシーンでご確認下さい。

*     *     *


▼オペレッタ『天国と地獄』公演情報ページはこちら
2019年11月公演 J.オッフェンバック オペレッタ『天国と地獄』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年11月21日(木)18:30、22日(金)14:00、23日(土・祝)14:00、24日(日)14:00 日生劇場
指揮:大植英次/演出:鵜山 仁/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】

●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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期待の若手歌手による「アルテリーベ・月曜フレッシュコンサート」~10/28(月)【二期会NewFace】石井飛鳥&和田美菜子 〈恋する乙女~秋の夜に紡ぐ愛の詩~〉

期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は10月28日(月)。石井飛鳥(いしい あすか)&和田美菜子(わだ みなこ)、二人のソプラノがフレッシュな歌声を披露します!

今回もコンサートに向けて、出演の二人からメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。

      *     *     *


ソプラノ 石井飛鳥
――声楽の道に決めたときのことなど自己紹介をお願いします

はじめまして。ソプラノの石井飛鳥と申します。
幼い頃に自分から親にお願いしてピアノを習わせてもらうほど、音楽が好きな子供でした。その頃から音楽に関わる仕事がしたいという気持ちを持ち続け、短大のピアノ科に進学しましたが、そこで必修科目だった副科声楽のレッスンで歌うことの楽しさに目覚め、声楽の先生から転科を提案され、声楽の道に進むことを決めました。また、その頃に声楽の先生が出演されていた二期会のオペラ公演を観にいき、オペラの魅力に惹かれたこともきっかけとなりました。
――自身の声種やレパートリー、目指している役などを教えて下さい

これまでは主にリリコソプラノの曲を歌ってきました。大学や二期会オペラ研修所などでは『ラ・ボエーム』のミミ、『椿姫』のヴィオレッタ、『夕鶴』のつう、『カプレーティ家とモンテッキ家』のジュリエッタ、『カルメン』のミカエラ、といった役を勉強させていただきました。
R.シュトラウスの曲が大好きなので『アラベラ』や『ばらの騎士』などは憧れの作品です。また、日本人なので日本語のオペラや歌曲も積極的に歌っていけたらと思っています。

――今回のコンサートのテーマと選曲のポイントは?

テーマは"恋する乙女"というタイトルの通り、オペラのヒロインたちによる愛の歌を中心に選曲しました。敷居が高いと思われがちなオペラですが、そこに登場するヒロインも恋をすれば普通の女の子と同じです。「この恋が叶わなければ死ぬわ!」というような普通より激しいことを言い放つ傾向はありますが…(笑)それでも恋をして舞い上がったり、叶わぬ想いに嘆き苦しんだりといった"恋する乙女"の姿は今も昔も変わりません。魅力溢れるヒロインたちが歌う恋の名曲をお聴きいただき、オペラをもっと身近に感じていただければ嬉しいです。

――共演者をご紹介下さい

今回、共演させていただくソプラノの和田美菜子さんは二期会オペラ研修所の同期で、共に切磋琢磨しながら勉強してきた仲間の1人です。初めて見た時、彼女の持つ上品な雰囲気に一目惚れしてしまったことを今でも覚えています。その時はクラスが違ったので話す機会はなかったものの、アリア試験などで見かける度に「あの麗しの美女だ…」と勝手に思っていたので、マスタークラスに進級して同じクラスになると分かった時は本当に嬉しかったです。約1年越しで念願叶っていざ話してみるととっても気さくでしっかり者な面もあり、また歌っている時には愛らしくてチャーミングな面も見せてくれます。今回は一緒に演奏できることになり、今からとっても楽しみです。

     *     *     *


ソプラノ 和田美菜子
――自己紹介をお願いします。声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?

ソプラノの和田美菜子と申します。
私は幼少期より歌うのが大好きでした。小学生でヴァイオリンをはじめ、ジュニアオーケストラへ入団し、音楽高校へもヴァイオリンで進学をしました。将来の事を考えはじめた時に、自身の地声は特徴があるのではないか。と感じ、実は声優さんの道を考えたり、興味を持った時期もありました。
そんな中、音楽高校で声楽を始めると…
やはり唯一無二の声を使いたい!大好きな歌を歌いたい!とスイッチが入り声楽家へ転向することを決心したのがきっかけです。
――自身の声種やレパートリー、目指している役などを教えて下さい

私の声種はソプラノ・レッジェーロです。軽やかに動くアジリタを歌うのが好きです。
今後演じてみたい役は…チャーミングなキャラクターは自身に合っていると思うので、『こうもり』アデーレや『愛の妙薬』アディーナなどを演じてみたいです。夢は、R.シュトラウス『ばらの騎士』ゾフィーを全幕演じることです。
これからも表現に磨きをかけ、オペラの魅力を伝えられるような歌い手でありたいです。

――今回のコンサートについてお教えください

~秋の夜に紡ぐ愛の詩(うた)~ 副題は《恋する乙女》です。
第一部は、イタリア語・ドイツ語・フランス語の歌曲を中心に《乙女と夜》をテーマにお届けいたします。第二部では、恋をして成長してゆく女性たちをテーマにアリアを中心に選曲いたしました。それぞれの《恋する乙女》の心を表現したいと思います。

――共演者をご紹介下さい

共演者のソプラノ石井飛鳥さんとは、二期会研修所で本科在籍中に出会いました。とっても美人で、心優しくて、素晴らしい歌声の持ち主です。そんな素敵な飛鳥さんとご一緒できる機会を頂けて感謝しております。
本科の時は朝と夜でクラスが違った為、なかなかお話ができませんでしたが、度々すれ違うたびに「可愛らしくて素敵な子だな~」と思いながら密かに片思いをしていました。(笑)
マスターに進学した時に、やっと同じクラスになり意気投合したのを思い出します。
2人で奏でる音色・声色が、どのような音楽になるか今からとても楽しみです。

秋の夜に愛の詩(うた)を、紡いでいきたいと思います。ぜひ飲みに遊びにいらしてください!
心よりお待ちしております。

     *     *     *

■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第260回【二期会New Face】恋する乙女 ~秋の夜に紡ぐ愛の詩~

日時:2019年10月28日(月) 18:00開店
   第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,600円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:石井飛鳥(ソプラノ)、和田美菜子(ソプラノ)、松原裕子(ピアノ)
演奏予定曲:
 グノー 歌劇『ロメオとジュリエット』より 「私は夢に生きたい」
 プッチーニ 歌劇『ジャンニ・スキッキ』より 「私のお父さん」
 ドビュッシー 「星の夜」
 シューマン 「リーダクライス」作品39より 「月の夜」
                          ほか

さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!

▼ご予約・アクセスはこちら
アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007



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10/10(木)「二期会サロンコンサート」 Vol.202 L'amore ―愛の詩(うた)
出演者メッセージ

カワイ表参道コンサートサロン パウゼにて、毎回好評の「二期会サロンコンサート」シリーズ。
秋色も深まってゆく10月10日(木)には、悦田比呂子と加藤早紀の二人のソプラノによる色彩豊かな歌声に加え、溢れる情熱と豊かな抒情で魅了するリリック・テノール井ノ上了吏が、選りすぐりの歌曲やオペラアリアなど、名曲の数々をお届けします。
どうぞお楽しみに。一同、ご来場をお待ち申し上げております。

ソプラノ悦田比呂子

ソプラノ加藤早紀

テノール井ノ上了吏

ピアノ八木智子
公演へ向けて、出演者からメッセージをご紹介します。

     *     *     *

10月10日サロンコンサートに出演させて頂きます、ソプラノの悦田比呂子と申します。
今回のサロンコンサートは、秋の夜に愛を歌うL'amore-愛の詩と題しまして、ドイツ、フランス、スペインの歌曲やオペラアリア・重唱より"愛の詩"を選曲いたしました。
今回、初めてご一緒するソプラノの加藤早紀さんと、コンサートやオペラの舞台で共演させていただいたテノールの井ノ上了吏さん、いつも穏やかで素敵なピアノの八木智子さんと共に秋の夜に愛の詩を皆さまにお届けしたいと思っております。
素敵な愛の詩を美しいメロディーと共にいかがでしょうか? 表参道にて皆さまをお待ちしております。
会場にてお会いできますように。(悦田比呂子)

     *     *     *

皆様こんにちは。ソプラノの加藤早紀と申します。
来月に迫りました二期会サロンコンサートvol.202、副題は《L'amore ―愛の詩(うた)》。 第一部は、ドイツ語・フランス語・スペイン語でそれぞれ愛の詩の歌曲を、第二部では、イタリアオペラから愛の二重唱、アリアをお届けいたします。
今回第一部に私が歌わせていただきますツェムリンスキーの『トスカーナ地方の民謡による6つの歌』は、可愛らしい小品集です。トスカーナに伝わる詩を、ドイツの歴史学者グレゴロヴィリウスがドイツ語訳したものに、ツェムリンスキーがワルツのメロディーをつけました。うってかわって第二部では、オペラ『椿姫』の一幕二重唱を。アルフレードの愛の告白の場面をお送りします。
今回は素晴らしい歌い手の悦田比呂子さんと井ノ上了吏さん、ピアノの八木智子さんと共演させていただきます。とても充実のコンサートとなりそうで、私もいまから楽しみです! 秋の夜に愛の詩を、ご一緒にいかがでしょうか。
心よりお待ちしております。(加藤早紀)

     *     *     *

チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サロンコンサート 2019-2020シーズン
Vol.202 L'amore ―愛の詩(うた)

日時:2019年10月10日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
料金:全自由席 3,500円(二期会オペラ愛好会会員割引あり)
出演:悦田比呂子(ソプラノ)、加藤早紀(ソプラノ)、井ノ上了吏(テノール)、八木智子(ピアノ)
予定演奏曲目:
 ツェムリンスキー 「トスカーナ地方の民謡による6つの歌」
 リスト 「おお、私が眠りにつくときには」
 バシュレ 「愛しい夜」
 ヴェルディ オペラ『椿姫』より 「幸福なある日」
 プッチーニ オペラ『トスカ』より 「マリオ!マリオ!」
 プッチーニ オペラ『ラ・ボエーム』より 「冷たき手を」
                     ほか

※都合により演奏内容が一部変更になる場合がございます。

▼コンサート概要ページはこちら
二期会サロンコンサートVol.202 L'amore ―愛の詩(うた) - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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11月『天国と地獄』ジョン・スティクス役 吉田 連、9/9(月)アルテリーベ東京のソロ・ステージに登場!

11月公演オペレッタ『天国と地獄』にジョン・スティクス役で出演するテノール吉田 連。

 吉田 連

今年は、6月の『サロメ』にも出演しており、2本目の出演。2016年2月『イル・トロヴァトーレ』で二期会オペラ・デビューを果たして以来、これが早くも7作品目の二期会オペラ出演となります。


2019年6月公演『サロメ』より ユダヤ人2役(右から2番目が吉田)

高校生のときに参加した市民オペラの合唱団で「ハマ」ってから、プロの世界へ。颯爽とした舞台姿に、甘美な歌い口と高いアンサンブル能力ですぐに将来を期待される存在となり、17年11月には二期会の十八番オペレッタ『こうもり』でアルフレード役に抜擢され、翌年にはシャネル・ピグマリオン・アーティストにも選ばれました。

その吉田が、来る9月9日(月)に新橋にあるオペラライブレストラン、アルテリーベ東京でソロ・ステージをお届けします。出演を前に、吉田に話を聞きました。

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――二期会オペラ研修所修了以来、これまでに二期会だけで7作品に出演してきました。自身が出演してきた二期会公演の中で、印象深い公演は何でしたでしょうか。

吉田: どれもそれぞれに印象深い公演ばかりでしたが、その中であえて一つあえて選ぶとすれば、やはり二期会創立65周年記念公演『こうもり』が印象に残っています。 実は二期会オペラ研修生時代に初めて当てられた演目が同じ『こうもり』のアルフレードでした。しかも、なんと当時相手のフランク役を歌っていたのは、バリトン杉浦隆大くん。研修時代を共に切磋琢磨してきた仲間と同じ作品、同じ役で再共演できたことはとても感慨深かったです。



2017年11月オペレッタ『こうもり』より アルフレード役
下写真の右がフランク役の杉浦隆大。ロザリンデ役は嘉目真木子

――オペレッタのような喜劇は喜劇で、シリアスなドラマと 違う難しさがあると思います。自身では、オペレッタのときに、特に何か意識して演じ、歌われることはありますか?

吉田: オペレッタは観ていても歌っていても幸せな気持ちになる作品が多いので、とても好きです。
役を生きる、という意味では喜劇と悲劇とで特別な違いはないと思っています。その役を真剣に生き抜いた結果、出てきたものがコミカルかシリアスかの違いなのではないかと。
ただ、喜劇の方が、瞬発力が必要になることが多いのかも知れませんね。どんな要求にも答えられる心と体の柔軟性を常に持っていたいと思っています。

――11月公演『天国と地獄』で吉田さんが演じるジョン・スティクスどのような役でしょうか?

吉田: 冥界の王プルートの召使いで、劇中ではユリディスの見張り番をしています。彼自身はかつて王様だったという経歴を持っており、その辺りの彼のコンプレックスをどう掘り下げていくかが役作りをしていく上で大きなヒントになると思います。

――9月9日(月)のアルテリーベ東京でのソロ・コンサート。お客様にはどういったところを楽しんでいただきたいですか?

吉田: 「テノールリサイタル」と銘打っていますが、いわゆるコンサートホールで楽しむ演奏会とは違い、美味しいお食事を楽しみながら、ゆったりとお聴きいただけるコンサートです。
どうぞお気軽にお越し頂き、美しい音楽ともに心豊かな時間を過ごして頂けたらと思います。

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■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第253回 テノール吉田 連 スペシャルナイト

日時:2019年9月9日(月) 18:00開店
   第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:吉田 連(テノール)、金子 渚(ピアノ)
演奏予定曲:
 ロッシーニ 「踊り」
 レスピーギ 「最後の陶酔」
 グノー 『ロメオとジュリエット』より 「太陽よ昇れ!」「おお墓よ!」
 ドニゼッティ 『愛の妙薬』より 「人知れぬ涙」
                          ほか

さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!

▼ご予約・アクセスはこちら
アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007



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▼11月オペレッタ『天国と地獄』の本公演情報はこちらから 《チケット発売中!》
J.オッフェンバック作曲 オペレッタ『天国と地獄』 - 東京二期会オペラ劇場
2019年11月21日(木)18:30、22日(金)14:00、23日(土・祝)14:00、24日(日)14:00 日生劇場
指揮:大植英次/演出:鵜山 仁/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会/〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】
=ジョン・スティクス役 吉田は11/21(木)と23(土・祝)に出演します=

●本公演のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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10月公演『蝶々夫人』キャスト紹介インタビュー連載【4】
~ボンゾ役 志村文彦

東京二期会公演はもちろん、新国立劇場、びわ湖ホール、兵庫芸術文化、日生劇場などで屈指の出演歴を誇るバス志村文彦。2018年にはオペラ『金閣寺』道詮和尚役でフランス・デビューを果たした日本を代表するバスが、自身これまでに何度も演じてきた『蝶々夫人』ボンゾ役で、今度10月の新制作公演に出演します。
今回は、そのフランスでのエピソードや、10月の公演に向けて話を聞きました。

 志村文彦

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――これまで多くの舞台に立ってきた志村さんですが、とりわけ印象に残っているものはありますか。

志村: ひとつというのは難しいです。 達成感を味わえたもの、譜読みに苦労したもの、体調不良で挑んだもの、それぞれに思い出があって・・・・・・決められません、すみません。


2005年2月公演『メリー・ウィドー』より
ニェーグシュ役の志村(左) 右はツェータ男爵役の故平野忠彦氏

――その都度、ひとつひとつの役に打ち込み、目の前の舞台に取り組んできたゆえの答えでしょうか。では、昨年、黛敏郎『金閣寺』にて、フランス国立ラン歌劇場(ストラスブール/ミュールーズ)の舞台に立ちました。そこでの印象に残ったエピソードがあれば、教えてください。

志村: フランス語が全くわからない状態でしたので、フランス滞在中は周りのたくさんの人たちにお世話になりました。
公演中日だったと思いますが、ビデオ録りがあるという日に日本からも何人か来てくださっていたこともあり、ちょっと色気を出して指揮者から目を離した隙に、入りの合図を見落としてしまい、ワンフレーズが一人全部ずれてしまいました。そのあとの溝口役の歌手との真剣な場面で、相手の目が笑っていたのが今でも思い出深いです。



2018年3月オペラ『金閣寺』フランス公演より 道詮和尚役 志村は右端


2019年2月オペラ『金閣寺』東京公演より(写真:三枝近志)
左は溝口役の宮本益光

――『蝶々夫人』のボンゾも何度も演じてきた役のひとつ。あらためて、ボンゾとはどのような人物でしょうか。

志村: 幸福に満ちた舞台に登場するやいなや、キリスト教に改宗した蝶々さんに怒りをあらわにして、その勢いのまま退場する、蝶々さんの運命を暗示するかのような役ですが、勝手に改宗したことに腹をたてているだけではなく、米兵と結婚する姪の将来を案じての動揺もあり、怒りの中にも愛があるのだと思っています。

――お客様へのメッセージをお願いいたします。

志村: 何度も演じさせていただいている演目ですが、新鮮な気持ちで臨みたいと思っています。 ワンシーンですが、物語に必要だったと思っていただけるようなボンゾになれば、と思います。


前回出演の『蝶々夫人』ボンゾ役(右端) 2017年10月公演より(写真:三枝近志)

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▼東京二期会『蝶々夫人』の本公演情報はこちらから 《チケット発売中!》
〈ザクセン州立歌劇場とデンマーク王立歌劇場との共同制作公演〉2019年10月公演 G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年10月3日(木)18:30、4日(金)14:00、5日(土)14:00、6日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
2019年10月13日(日)15:00 よこすか芸術劇場
指揮:アンドレア・バッティストーニ/演出:宮本亜門/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉文化庁、公益財団法人東京二期会/〈制作〉公益財団法人東京二期会
<志村は東京公演の10月3日(木)と5日(土)、および横須賀公演に出演致します>

●本公演のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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ヨーロッパで250公演を指揮!注目の若手オペラ指揮者・森内 剛インタビュー
~9/1(日)二期会シーズン・オープニング・コンサート『清教徒』

9月1日(日)横浜みなとみらいホールで開催する、二期会シーズン・オープニング・コンサート:ベッリーニ『清教徒』を指揮するのは、現在フランクフルト歌劇場で活躍中の指揮者・森内 剛です。
東京二期会とは、2015年リンツ州立劇場との共同制作『魔笛』公演で指揮デニス・ラッセル・デイヴィスのアシスタントとしてプロダクションに参加。続く16年『フィガロの結婚』富山公演で日本でのオペラ指揮デビューを飾りました。
翌年の『ばらの騎士』公演でもセバスティアン・ヴァイグレのアシスタントを務め上げ、大きな信頼を得た森内は、ヴァイグレが総監督を務めるフランクフルト歌劇場の「シュトゥーディエンライター(Studienleiter)」に就任し音楽上の重責を担っています。
リンツ時代には250公演を指揮し、今年フランクフルトでもデビューを果たした森内 剛。ヨーロッパの劇場文化を体現する注目の若手指揮者に話を聞きました。

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(c)Photo.Artist Sakher Almonem

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――フランクフルト歌劇場に入られるきっかけとなったエピソードを教えてください。

森内: もともと自分がオーストリア・リンツ州立劇場に務めていたときに『魔笛』の公演で二期会との関係ができました。それがきっかけとなって、2017年『ばらの騎士』でも音楽アシスタントを務めることになったのですが、そのときのリハーサルの、ちょうど休憩時間でした。指揮のセバスティアン・ヴァイグレさんが「うちのシュトゥーディエンライターとの契約がもうすぐ打ち切られるんだけど、君はどうだい?」と声をかけてくれたのがきっかけでした。ほんとうに、自然な世間話から始まったような感じでした。

――「シュトゥーディエンライター」というのは、日本では聞きなじみのない仕事ですが、どのようなお仕事なのでしょうか?

森内: ぴったり合う役職というのは日本にはないかもしれないですね。
実はヨーロッパでも、劇場によって役割や権限は違ってきます。でも、共通する一番大きな仕事は、リハーサルのマネジメントです。リハーサルのプランを決めて、コレペティトゥア――こちらのほうがシュトゥーディエンライターよりはまだ日本では聴きなじみがあると思うのですが――のシェフとして、どのコレペティをどこの演目、どの歌手に充てるか、といったことを具体的に組み立てていきます。そして、各々の歌手の稽古具合をチェックしていくのです。

劇場によっては、実際にキャスティングに関わっていくことがあり、フランクフルトでも、シュトゥーディエンライターはキャスティングにアドバイスやサジェスチョンを求められます。歌手それぞれの声や特性を把握していないと、この仕事は務められません。ありがたいことに、僕はそういう点も信用してもらえて、支配人とそのマネージャーとは頻繁にキャスティングについて話し合っています。
フランクフルトにはアンサンブルの歌手が40名所属しています。複数の公演が同時進行している中で、全員の声質、得意な言語や稽古の進捗状況を個々に把握していかなくてはいけません。時には、彼らの精神的なサポートもします。

劇場によっては、実際に指揮者としての仕事があります。もちろんリハーサルのオーガナイズに責任があるので、そうたくさんは振れませんが、フランクフルトでは必要に応じて指揮をするという契約になっています。次のシーズンは、『マノン・レスコー』(2019年10月―11月)の4公演の指揮が決まっています。
そのほか、本指揮者が急病になったり、飛行機が飛ばないなどの緊急事態にも、自分のレパートリーの作品であればピットに立つことになります。
(※今年5月『運命の力』公演では、公演中に倒れたガエターノ・ソリマンに代わって、急遽第4幕を指揮。これがフランクフルト指揮デビューとなりました。)

一言でいうと、「なんでも屋さん」ですね。劇場のあらゆることに精通していなければ務まらないポジションです。

――音楽総監督のヴァイグレさんとはどのような存在ですか?

森内: ヴァイグレさんは、シェフとコーチという上下関係よりも、「同僚」としてフレンドリーに接してくれています。彼は世界中を飛び回っていますから、普段からメールや電話で、劇場での出来事を報告したりしますが、僕のことも信頼してくれていて、比較的ざっくばらんにコミュニケーションがとれています。僕だけでなく、ピアニストや歌手やそのほかのスタッフも、彼がいると安心するというか、仕事のしやすさはありますね。

201908_moriuchi_takeshi_02.jpg
(c)Kirchner

――リンツ州立劇場での時代も詳しく伺いたいところなのですが、ブログの都合上またの機会にさせていただいて、今、振り返られてみて、いかがお考えでしょうか。

森内: リンツでは、9シーズンで3つのポジション(コレペティトゥア、カペルマイスター、研修所の音楽主任)を務め、250公演でピットに立ちました。ここでの9シーズンの経験があるからこそ、今のポジションがあります。僕の中では、リンツでのキャリアの延長上に、今のフランクフルトでの仕事があると思っています。
リンツには今も大切な友人がたくさんいます。フランクフルトの仕事が決まったときも、みんな喜んで祝福してくれました。劇場を去った後も、こうして友人としての関係を持ち続けられるというのは、舞台人としてほんとうにうれしいことです。

――二期会ともゆかりの深い森内さん。今回の『清教徒』に向けて。

森内: 『清教徒』を指揮するのは初めてなのですが、偶然なことに、フランクフルト歌劇場で最初に関わった作品が『清教徒』でした。なかなか上演される機会が少ない作品だけにそれだけでも奇遇といってよいのですが、そのときの指揮者がチェッケリーニさん。そうしたら、先日のリハーサルで、エルヴィーラ役の幸田浩子さんとお話をしたときに、カターニャのベッリーニ大劇場で『清教徒』を歌われたときの指揮者もチェッケリーニさんだったそうです。これも何かご縁といってよいのでしょうね。

ベッリーニという作曲家は、人間の声の持つ可能性を極限まで追求する努力をし、そしてそれに成功した数少ない作曲家であったと思います。モーツァルトやプッチーニやシュトラウスたちの場合はおそらく人間の声の極限を「知っていて」作曲したといえると思えるのです。ですが、ベッリーニはそれを超えて、人間の声がどこまでできるか、その極限を求めて可能性を広げていったのではないかと思うのです。
『清教徒』の上演回数が日本だけでなく欧米でも少ないことの大きな理由のひとつはここにあって、これを歌える歌手が見つからないから、というのがあると思います。
そういう点では、今回のプロダクションは全員が二期会所属の歌手。客観的に見ても、これは日本のオペラ界にとって特別なことだと思います。さらにそれを自分が指揮できるというのは、ほんとうに特別な喜びです。

――それでは、最後にお客様に向けて一言お願いします。

森内: 横浜でたった1回の公演なんですね。
今回を逃すと『清教徒』がライブで、このレベルのキャストで聴けるのは、何年も待たなければならないはずです。ぜひこのチャンスを逃されませんように!

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(c)Reinhard Winkler

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▼『清教徒』の本公演情報はこちらから 《チケット発売中!》
〈二期会シーズン・オープニング・コンサート〉 V.ベッリーニ『清教徒』(演奏会形式上演) - 東京二期会

2019年9月1日(日)14:30 横浜みなとみらいホール 大ホール
指揮:森内 剛/管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会、株式会社二期会21
〈共催〉公益財団法人神奈川フィルハーモニー管弦楽団

●本公演のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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公演迫る!「二期会サマーコンサート2019」
クリスタルコーナー出演の木梨あずさ、福嶋由記からのメッセージ

若手精鋭から重鎮まで、二期会アーティスト(歌手)が一堂に会する、恒例「二期会サマーコンサート」。
本年は<オペラに魅せられて>のタイトルで、歌手41名とピアノの名手が2日間にわたり、珠玉のオペラ・アリアと、オペラ名シーンの重唱でみなさまを魅了します。

コンサートでは毎年、新たに二期会に加わった期待のアーティストをご紹介するクリスタルコーナーがあり、今年(8月23日公演)はイタリアと熊本から2人の精鋭が登場します。
それでは、クリスタルコーナーに出演する2人からのメッセージをご紹介致しましょう。

      *     *     *
201908_kinashi_azusa_01.jpg木梨あずさ (ソプラノ)
私は2000年からイタリア・パルマ市に住んでいます。この19年間は私にとって本当にあっ!!という間でした。それだけこの年月が充実していたのだと改めて感じています。
渡伊直後パルマ音楽院に入学。本来の5年コースを飛び級で3年で卒業しました。そこでは基礎となる歌唱法や知識を学ぶと共に、たくさんの貴重な経験をすることが出来ました。パルマ王立歌劇場の舞台にも立ち、またコンサートにも多数出演させてもらいました。今まで数々のコンクール、オーディションに挑戦し、良い結果を得ることが出来ました。最近ではパレルモ・マッシモ歌劇場の《不思議な月のサーカス》に出演しました。「マッシモ」はイタリア語で最大という意味で、歌手にとってこの劇場で歌える事は本当に光栄なことでした!!
これからの私の夢は日本とイタリアと両方で活動していくことです。今回二期会サマーコンサートで、本場で培ったベルカント唱法を皆様に聴いて頂きたいと思います。
最後になりましたが、関係各位の皆様、ご指導くださる先生方、いつも応援してくれる友人、そして私を温かく見守ってくれる両親に心から感謝いたします。
公演の後のマッシモ劇場の前にてリラックス写真を一枚(笑)
201908_kinashi_azusa_02.jpg

      *     *     *
201908_fukushima_yuki_01.jpg福嶋由記 (ソプラノ)
皆様初めまして。私は、昨年の2018年6月に入会をさせて頂きました、ソプラノの福嶋由記と申します。
この度、二期会サマーコンサート2019への出演でお声をかけて下さいました事に、心から感謝を致しますと共に、光栄な気持ちでいっぱいでございます。
私はこれまで九州を中心に、オペラの舞台をはじめ、各種演奏会、学校や施設でのコンサート、CD・CM録音等々、多方面でソロ活動を行って参りました。二期会への入会を長年に渡り切望しておりました私はとても嬉しく、ご指導頂いた先生をはじめ、日頃より応援をして下さる方々にも大変喜んで頂きました。
熊本では2016年4月に地震が発生しました。私は翌日にオペラ「椿姫」公演を控えておりました。県内のホールは全て使用禁止、演奏者それぞれも被災をし大変な日々を送りました。同時に演奏をする事も許されない日々が続いたのです。歌わせて頂ける喜びと舞台がある事に感謝をし、このような大切な機会を与えて下さいました、関係の皆様方に感謝をし、そしてこの日が出発となる私の歌に、寄り添って下さるお客様に一期一会感謝をし、二期会会員の一人として心を込めて務めさせて頂きます。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
RKKラジオ ゲスト出演中の1コマ
201908_fukushima_yuki_02.jpg

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▼出演者、演奏曲等、公演情報はこちらから(木梨、福嶋の出演日は8月23日)
二期会サマーコンサート2019|コンサート・ラインアップ - 東京二期会
2019年8月23日(金)18:30 オペラに魅せられてPart1
2019年8月24日(土)13:00 オペラに魅せられてPart2
渋谷区文化総合センター大和田 4F さくらホール
〈主催〉公益財団法人東京二期会

●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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バリトン甲斐栄次郎からのメッセージ~9/1(日)二期会シーズン・オープニング・コンサート『清教徒』リッカルド役

201908_kai_eijirou.jpg バリトン 甲斐栄次郎

ウィーン国立歌劇場の専属ソリストを10シーズンにわたり務め、グルベローヴァ、ドミンゴ、ハンプソン、フリットリらと共演を重ねてきた日本を代表するバリトン甲斐栄次郎。9/1(日)横浜みなとみらいホールでの二期会シーズン・オープニング・コンサート『清教徒』にリッカルド役で出演します。二期会主催のオペラ公演は、新国立劇場との共催公演『鳴神』『俊寛』以来、実に15年ぶり!
すでに始まっている『清教徒』のリハーサルの終わりに話を聞きました。

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――二期会シーズン・オープニング・コンサート『清教徒』は、二期会初の横浜みなとみらいホールでの主催コンサートです。横浜はお好きですか?

甲斐: 横浜は大好きです。
18歳で熊本から上京、東京芸大に入学した頃、まっさきに地図を買って歩いた町が、実は横浜でした。異国情緒がただよう港や街のようすを、ぶらぶらと歩きながら見てまわったものです。

それから何度か訪れてはいましたが、ウィーン在住時代、2012年のウィーン国立歌劇場日本公演で横浜に滞在する機会がありました。毎年、ウィーン国立歌劇場の舞踏会の際に上演されている『子どものための魔笛』の横浜公演でした。小澤征爾さん発案の作品で、ウィーンではもちろんドイツ語上演で、パパゲーノが、オペラの上演に欠かせないものは何か、また、オーケストラの楽器の事などを説明しながら、魔笛の物語が進行するというものです。横浜では、当然、日本語を話すパパゲーノが必要だということで、僕がパパゲーノを務めたんです。そのときに久しぶりに横浜の街を歩き、様変わりした様子に驚きました。
今は、赤レンガ倉庫のあたりも整備されて、地下鉄もとおり、移動もしやすくなりましたよね。僕が最初に訪れた頃は、横浜博の跡地で、何もない土地に、日本丸だけが泊っている景色が記憶に残っています。だから、今の様子に、まだどうも馴染めなくて(笑)。

――ウィーンでは、子供を対象にしたオペラ上演は盛んですか。

甲斐: 僕の帰国以降は、ウィーン国立歌劇場の近くにあった劇場を子供のためのオペラ専用の劇場としているらしいのですが、僕がいたころは、屋上に仮設テントを張って、僕が所属していた10年間、毎シーズン2演目で、期間は限られますが、毎日のように上演されていました。日常的に子どもたちがオペラを見に劇場に来てくれるのです。
舞台もオーケストラもコンパクトで、歌っている目の前では、子どもたちが大きな声で笑ったり、大歓声でオーケストラの音が聞こえなくなったり、心から楽しんでいる姿を見ていて、「もっと、こうしたことをやっていかなければならないな」と、オペラの可能性の大きさを強く感じました。
横浜の公演では、ウィーンと変わらない日本の子どもたちの素直な反応に感激しました。欧米と日本では、オペラやクラシック音楽においての環境が多少は違うのかもしれませんが、子どもたちの純粋な反応を見ていて「日本の未来も明るいな!!」と思いました。

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2002年『フィガロの結婚』公演より(フィガロ 甲斐栄次郎、スザンナ 鵜飼文子)

――そして、今回の『清教徒』です。まずは共演者について。

甲斐: エルヴィーラ役の幸田浩子さんとは、第二国立劇場(現、新国立劇場)の構想から完成に至るまで、二十余年に渡り、オペラ歌手育成を実現する研修機関として設立された「オペラ研修所(第11期1996年~1998年)」の同期生で、いわば、学生という立場からプロフェッショナルへの中間になる研修の期間をご一緒し、よい刺激になりました。芸術にかかわるあらゆることを一番吸収した時期でもあったと思います。そこから研修生の皆は、文化庁の派遣芸術家として海外へと飛び立ちました。
アルトゥーロ役の大澤一彰さんとは同郷(熊本出身)で、実は知り合いになれたのは最近のことなのですが、2016年の熊本地震のときはチャリティーコンサートでも共演することができました。同郷の方とこうして、オペラの舞台に立てることは嬉しいことです。

――リッカルド役の聴きどころはいかがでしょうか。

甲斐: 自分の演じるリッカルド役というよりも、『清教徒』という作品全体の音楽を聴いていただきたいです。様式感のしっかりしている作品ですし、ひとつひとつのアリア、重唱もすばらしいですけれど、ベッリーニの音楽によるドラマを感じていただければ、と思っています。今回は舞台セットも衣裳やメイクも照明もない、演奏会形式ということもあります。話題性などを狙った読み替えや奇抜なイメージの舞台演出などが注目されがちですが、歌手としては、第一に「オペラは音楽である」ということをしっかりと認識し、本番の日まで取り組んでまいりたいと思います。その音楽が、「目に見える様に伝わる」演奏会にしたいと思っています。

――最後に、お客様にメッセージをお願いします。

甲斐: メッセージ……
音楽はどこにあるか。
音楽は、音です。ある意味、生まれた瞬間には消えていくものですね。ではどこに在るのでしょうか。それは、人々の心の中に記憶として、です。そして、劇場があって、演奏家がいて、そこにお客様がいらっしゃって、それらすべてが揃った時、音楽が成立する、それらすべてが「作品」であり、「芸術」なのです。お客様にも「オペラ」という芸術の一部であるという認識を持って頂きたいと強く願っています。
歌い、演奏するということに対し、「聴く」という積極的な行為が合わさり、人々の記憶の中に、オーケストラや声の美しさ、そして描かれる人間ドラマが刻まれていく、そのことそのものが音楽、オペラという芸術なのだと思います。そうして、長きにわたり過去から受け継がれ、この先も、10年、20年……100年と続いていく、それこそ「オペラ」なのではないでしょうか。
それが僕の一番伝えたいことです。

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2004年『鳴神』公演より(鳴神上人 甲斐栄次郎、雲の絶間姫 腰越満美)

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▼『清教徒』の本公演情報はこちらから 《チケット発売中!》
〈二期会シーズン・オープニング・コンサート〉 V.ベッリーニ『清教徒』(演奏会形式上演) - 東京二期会

2019年9月1日(日)14:30 横浜みなとみらいホール 大ホール
指揮:森内 剛/管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会、株式会社二期会21
〈共催〉公益財団法人神奈川フィルハーモニー管弦楽団

●本公演のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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10月公演『蝶々夫人』キャスト紹介インタビュー連載【3】
~蝶々夫人役 大村博美 プッチーニ・フェスティバルからの便り

現在、フランスを拠点に活躍するソプラノ大村博美が、今年7月27日にプッチーニゆかりの町トッレ・デル・ラーゴで毎年開催される世界的オペラ・フェスティバルのひとつ「第65回プッチーニ・フェスティバル」に、『蝶々夫人』のプレミエ公演において蝶々夫人役で出演します。昨年、日本人歌手初となるプレミエ主演を果たした大村が、2年連続の快挙を成し遂げます!
開幕直前の現地とつなぎ、イタリアとそして10月、日本でのワールド・プレミエに向けて話を聞きました。

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――昨年の印象はいかがでしたか?

大村: 昨年は猛暑の中、クーラーの無い体育館で稽古というハードな条件でした。しかも上の方がガラス張りになっている体育館で、日中はまるで温室の中でリハーサルをしているようでしたが、そんな中、共演者の皆さんと楽しく和気あいあいで励ましあいながら頑張りました。
共演者の皆さんはイタリアで活躍しているイタリア人の歌手達、美声のメキシコ人、イタリア系アイルランド人の演出家、イタリアを拠点に世界で活躍なさっている指揮者の吉田裕史さん、そしてピアニストの高崎三千さんと蝶々さんのカバーを務めて下さった岡田昌子(二期会ソプラノ)さん。舞台装置をなさった彫刻家の安田 侃さんもイタリアを拠点に大活躍なさっている日本人の大先輩で、こんなに大勢の日本人アーティストに海外の蝶々夫人のプロダクションで出会えて一緒に舞台を創れた事が本当に嬉しかったです。

舞台は湖のほとりの野外劇場。ピンカートンの船が着いて蝶々さんが望遠鏡で見る場面で、湖の水面を見つめ美しい景色を眺める事ができて、野外劇場のスケールの大きさを楽しみながら演じる事ができました。3,200席の、マイクやスピーカーの助け無しの、音響の良くない野外大劇場。それがカーテンコールの時には見渡す限り遠くのお客様までスタンディングオベーションで喜んでくださっているのを見た時は感激で胸がいっぱいになりました。苦労を共にした共演者の皆さんとその嬉しい瞬間を分かち合えて、本当に忘れられない思い出です。




Puccini Festival 2018 より

――そして、今年2年連続プレミエ出演!今の心境と意気込みを教えてください。

大村: 今年は昨年とは違う演出です。イタリア人演出家のステファノ・マッツォニス・ディ・プララフェーラさんの、ものすごく斬新なアイデアの演出です。私は今までに14ヶ国で18の違う演出で、現代版、クラシック版、色々な蝶々夫人を歌ってきましたが、この演出は2幕以降がこれまでやってきたものと全く違う世界で、コンセプトを聞いた時には正直驚きを隠せませんでした。今までとは全く違う視点とアプローチで蝶々さんの心に深く切り込んで、美しいだけではなくリアルに恐ろしいドラマを掘り下げていく演出で、この役に新しい発見がありそうです。これ以上詳しく書くとネタバレになるので書きませんが・・・終演後お客様がどういう感想を持たれるか、興味津々です。
7月27日が初日、リハーサルが始まったのは17日で、たった9日間のリハーサルでこの演出の複雑な心理の蝶々夫人を準備するのはなかなかチャレンジングですが、私を信頼して初日を任せて下さったプッチーニ・フェスティバルに感謝しつつ、演出家そして共演者の方々と創作を楽しみながらリハーサルに励んでいます。

指揮者はアルベルト・ヴェロネージさんで、今までに何回もラトヴィア国立歌劇場の蝶々夫人でご一緒し、毎回その素晴らしく生き生きした音楽に感激しながら歌ったものですが、今度はプッチーニの聖地であるトッレ・デル・ラーゴでご一緒に蝶々夫人を歌うことができるのをとても嬉しく思っています。

今年のリハーサルは幸いクーラーのついたリハーサル室なので、ありがたいです。初日6日前から、夜は野外劇場で夜中の12:00まで通し稽古の毎日です。湖のほとりの野外劇場なので舞台には蚊が多く、虫よけスプレーをして頑張ります。


舞台装置は蝶々夫人の2幕

――これまで100公演以上演じられてきて、あらためて蝶々さんは、どのような役、どのような人でしょうか。

大村: 蝶々さんは無邪気で心が純粋な、愛にあふれた人。でもただ人がいいだけではなくて「これはいけない!間違っている!」と思う事や人に対しては堂々と主張する勇気もある。苦しい境遇の中でも決して希望を捨てず、弱音を吐かずに笑顔で一生懸命に生きている。そして、言い訳しない厳しさを自分自身に対して持っている、侍魂(さむらいだましい) のある日本女性です。大好きな人(役)です! 何回やっても毎回毎回新鮮です。きっと一生歌い続けても絶対飽きる事がないと思います。そういう役に出会えて、本当に幸せだと感謝しています。

――10月、東京二期会の公演に向けての意気込みを。

大村: 宮本亜門さんの演出、髙田賢三さんの衣裳、アンドレア・バッティストーニさんの指揮、というスーパー強力な布陣のこの東京二期会の公演で蝶々さんをやらせていただけることをたいへん光栄に有り難く思っています。
プッチーニ・フェスティバルでイタリアに来るにあたって、今回フランスからではなく日本からイタリアに出発したのですが、そのおかげでイタリアに発つ直前に二期会の蝶々夫人の衣裳合わせを東京でできました。素敵な笑顔の賢三さんと亜門さんにお会いできて元気100倍になりました。そして何て素晴らしい衣裳!もう今から二期会の蝶々夫人が楽しみでしかたがありません。皆様とご一緒に、情熱をこめて生き生きとした舞台を創りたいです!

――では、最後に、トッレ・デル・ラーゴでの生活をほんの少しご紹介ください。

大村: 湖のほとりにChalet del lago(シャレ デル ラーゴ) というレストランがあって、湖を見渡す絶景のテラス席で食事ができる大好きな場所です。
昨年のプッチーニ・フェスティバルのリハーサル期間中の事でしたが、「午後の稽古と夜の舞台稽古の間の休憩時間に夕飯を食べたいけれど、レストランで食べるには時間が早すぎてまだどこも空いていない、でも、今腹ごしらえしておかないと夜中までの練習で身体がもたない、どうしよう・・・」 という時にこのレストランで思いきって事情を話してお願いしたら、こころよく無理をきいてくださって、開店前に誰もお客のいないテラス席で従業員の方々の賄いご飯と同じメニューを格安で食べさせて下さったのです。そして今年もやっぱり同じようにこころよく特別に早目の賄い夕食を食べさせて下さっています。
夕暮れ時の最高に美しい湖の景色とフェスティバルの舞台の裏側と客席を眺めながら、レストランの皆様の優しさが心にしみて、美味しい海の幸のスパゲッティがさらに一層美味しいのです。


レストラン Chalet del lago(シャレ デル ラーゴ)

舞台の裏側と客席も見えるテラス席で

レストランのご主人の優しいジュゼッペさん

それから、レストランの向かいにある、プッチーニが住んでいた家(Villa) は、今は博物館になっていますが、昨年はリハーサルと公演の合間に訪れる時間がなかったのがとても心残りでした。今年は絶対に訪れます!

プッチーニの家は三浦 環さんのゆかりの場所でもあります。三浦 環さんがローマで『蝶々夫人』の公演をなさった時にプッチーニが聴きに来ていてとても感動して終演後に楽屋を訪ね、環さんの蝶々さんは世界で唯一の最高の蝶々さんだと絶賛しました。そして、その後トッレ・デル・ラーゴのこの自分のお屋敷に環さんをご招待なさって、奥様の手料理で環さんをもてなし、ピアノを弾いて、環さんに日本の歌を何曲かリクエストして歌ってもらったり、という楽しい夕べを過ごされた場所です。
三浦 環さん。歌に人生を捧げた尊敬する大先輩。作曲家プッチーニ本人に絶賛された素晴らしい芸術家がこの場所にいらしてこの湖を眺められたのだと思うと、その特別な場所で蝶々夫人を歌える感激で胸が熱くなります。

そして、トッレ・デル・ラーゴは美しい湖だけではなく 砂浜のビーチもある街です。プッチーニが、蝶々さんの登場のシーンの"Quanto cielo quanto mar!" (何ていう空、何ていう海!)のシーンを作曲するにあたってインスピレーションを受けたこの海で、のんびり泳ぎたい!
まずは公演に向けて全力を集中して、公演後には少しゆっくりとトッレ・デル・ラーゴを楽しみたいと思っています。

2019, 7, 24
トッレ・デル・ラーゴにて

      *     *     *

▼プッチーニ・フェスティバル公式サイトの公演ページ
Locandina Madama Butterfly - Fondazione Festival Pucciniano

▼大村の快挙はメディアでも取り上げられました!
日本人として史上初の快挙!オペラ歌手 大村博美が世界の名門 プッチーニ・フェスティバルにて2年連続『蝶々夫人』主演決定! - BIGLOBEニュース
日本人として史上初の快挙!オペラ歌手・大村博美が世界的オペラの祭典で2年連続『蝶々夫人』主演に決定 - SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス

      *     *     *

▼東京二期会『蝶々夫人』の本公演情報はこちらから 《チケット発売中!》
〈ザクセン州立歌劇場とデンマーク王立歌劇場との共同制作公演〉2019年10月公演 G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年10月3日(木)18:30、4日(金)14:00、5日(土)14:00、6日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
2019年10月13日(日)15:00 よこすか芸術劇場
指揮:アンドレア・バッティストーニ/演出:宮本亜門/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉文化庁、公益財団法人東京二期会/〈制作〉公益財団法人東京二期会
<大村は10月4日(金)と6日(日)の公演に出演致します>

●本公演のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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ブログで繋ぐ!「第14回 二期会研究会駅伝コンサート 令和《祝い》【7/27(土)公演】」
出演研究会紹介[9] イタリアオペラ研究会

二期会研究会による夏の風物詩、「第14回二期会研究会駅伝コンサート」。令和元年を記念して「祝い」をテーマに9団体のプロフェッショナルたちが満を持して、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎます。
15:30開演のオープニングステージから、19:25のゴールまでのロングラン!趣向を凝らした演奏の数々をお楽しみください。
途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみください。

今年も二期会blogでは、公演に向けて出演研究会紹介の“たすき”を繋いでまいりました。
いよいよ最終ランナーとなる「イタリアオペラ研究会」をご紹介致します。

      *      *      *

<19:00~>
(9)【イタリアオペラ研究会】
[出演]後藤美奈子、石橋佳子、伊藤 潤/[ピアノ]小野寺美樹

・プッチーニ
  『トスカ』より “歌に生き、愛に生き”
  『蝶々夫人』より “花の二重唱”
・マスカーニ
  『カヴァレリア・ルスティカーナ』 より
    “サントゥッツァ、お前がここに”
    “乾杯の歌”

今年、創立17年目となるイタリアオペラ研究会は、皆さんにもお馴染みの有名オペラからアリアや重唱をお届けします。まずは、プッチーニの代表的なオペラ『トスカ』から主人公トスカのアリア“歌に生き、愛に生き”をお楽しみください。ソプラノ後藤美奈子が絶望・悲しみを美しく切々と歌います。
同じくプッチーニの傑作『蝶々夫人』からは蝶々さんとスズキの“花の二重唱”をソプラノ後藤美奈子とメゾソプラノ石橋佳子の二重唱でお送りします。プッチーニらしい華やかなハーモニーがこのオペラの悲しい最期を際立たせます。
後半は『カヴァレリア・ルスティカーナ』から2曲お届けします。メゾソプラノ石橋佳子とテノール伊藤 潤がサントゥッツアとトゥリッドウの激しい愛憎劇を甘く情熱的な旋律で演じていきます。
そして研究会フィナーレは、駅伝最終ランナーにふさわしく、テノール伊藤 潤がトゥリッドウの“乾杯の歌”を輝かしく高らかに歌い上げます。“泡立つ酒に乾杯!”と!
魅力あふれるイタリアオペラをどうぞご堪能ください。

      *      *      *

それでは公演当日、多くのお客様のご来場を一同会場にてお待ち申し上げております。
180729ekiden_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
第14回 二期会研究会駅伝コンサート 「祝い」
日時:2019年7月27日(土) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・15:30~ オープニングステージ
・15:35~ オペレッタ研究会 ~祝おう!!ウィーンのオペレッタがここから生まれた~
・15:55~ ロシア東欧オペラ研究会 ~ロシアのお祝いのオペラ・アリアを集めて~
・16:15~ イタリア歌曲研究会 ~レスピーギ生誕140周年記念~
<休憩15分>
・16:50~ ドイツ歌曲研究会 ~後期ロマン派歌曲への誘い~
・17:10~ フランス歌曲研究会 ~音楽の祝祭 フランス、旋律の系譜~
<休憩15分>
・17:45~ 日本歌曲研究会 ~平成に生まれた歌たち~
・18:05~ ロシア歌曲研究会 ~ロシアのお祝いのロシア歌曲を集めて~
<休憩15分>
・18:40~ バッハ・バロック研究会
19:00~ イタリアオペラ研究会
・19:20~ エンディングステージ
<終演予定 19:25>

*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます


▼公演詳細ページはこちら 《好評発売中!》
第14回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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7/18(木)「二期会サロンコンサート」 Vol.201 宵涼みのひととき
出演者メッセージ

カワイ表参道コンサートサロン パウゼにて、毎回好評の「二期会サロンコンサート」シリーズ。
次回開催は7月18日(木)。フランス音楽に定評のあるソプラノ松原典子とメゾソプラノ池端 歩が、フランス語、英語の歌曲、重唱、オペラアリアなど、瑞々しい演奏で魅了します。ピアノは、数々の演奏会も企画し、共演者から絶大な信望を得ている朴 令鈴です。
どうぞお聴き逃しのなく。一同、ご来場をお待ち申し上げております。

ソプラノ松原典子

メゾソプラノ池端 歩

ピアノ朴 令鈴

公演へ向けて、出演者からメッセージをご紹介します。

     *     *     *

ソプラノの松原典子です。7月18日の第201回サロンコンサートに出演させていただきます。 今回のタイトルの「宵涼み」。意味は「夏の宵、戸外や縁側に出て暑さをしのぐこと」だそうです。涼やかな気持ちになれるような爽やかな曲、背筋が少し寒くなるような曲、……全然涼やかではない曲もありますが(笑)、とにかく好きな曲ばかりを集めてみました。フランス語や英語の曲が中心のプログラムで、演奏機会のあまり多くない曲も多いのですが、解説を交えながら、親しみやすいコンサートにできたらと考えていますので、お気軽にお越しいただけましたら幸いです。
尊敬する池端さんと朴さんとご一緒させていただけるこのコンサートを、私もとても楽しみにしています。皆様にお目にかかれましたら幸いです!(松原典子)

     *     *     *

メゾソプラノの池端 歩です。共演しますソプラノの松原典子さんとは、2017年の日生オペラ『ルサルカ』に同組の森の精役として出演以来、同世代の歌い手として、そして美味しいものが大好きな「食仲間」として絆を深めてきました。
今回のプログラムでは、英仏の美しい重唱曲にもご注目いただきたいのですが、前半にはそれぞれフランスの作曲家の歌曲集を一つずつお届けします。松原さんの歌うドビュッシー『忘れられたアリエッタ』は官能的でしっとりとした曲が多く、私池端が歌うプーランク『くじ引き』は小さな子供に向けて書かれた可愛らしい小曲の詰まった作品です。声種のイメージとは逆転したような選曲ですが、そのミスマッチ(?)を楽しんでいただければと思います。伴奏ピアニストとして大活躍される朴令鈴さんも合わせ、3人のアンサンブルにご期待ください。ぜひご来場をお待ちしております。(池端 歩)

     *     *     *

チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サロンコンサート 2019-2020シーズン
Vol.201 宵涼みのひととき

日時:2019年7月18日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
料金:全自由席 3,500円(二期会オペラ愛好会会員割引あり)
出演:松原典子(ソプラノ)、池端 歩(メゾソプラノ)、朴 令鈴(ピアノ)
予定演奏曲目:
 ドビュッシー 歌曲集『忘れられたアリエッタ』(松原)
 プーランク 歌曲集『くじ引き』(池端)
 クィルター 「もう泣かないで」
 フォーレ 「タランテラ」
 メノッティ オペラ『霊媒』より
       「ババ、何があったの?~夕日が赤く沈めば(子守歌)」
                     ほか

※都合により演奏内容が一部変更になる場合がございます。

▼コンサート概要ページはこちら
二期会サロンコンサートVol.201 宵涼みのひととき - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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ラリアンスの七夕シャンパン・フェスに成田伊美と大川 博が登場します!
10月公演『蝶々夫人』キャスト紹介インタビュー連載~【2】ケート役 メゾソプラノ成田伊美&ヤマドリ役 バリトン大川 博

東京二期会オペラ劇場『蝶々夫人』キャスト・インタビュー第2弾は、7月7日(日)に神楽坂のフレンチ・レストラン「ラリアンス」のフェスティバル・メニュー「七夕シャンパン・フェス」に出演するメゾソプラノ成田伊美(ケート役:東京10/3・5、横須賀10/13出演)とバリトン大川 博(ヤマドリ役:東京10/4・6出演)の二人です。

成田伊美

大川 博
メゾソプラノ成田伊美は、2014年『蝶々夫人』でスズキ役のアンダースタディを務め、翌年の二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『ジューリオ・チェーザレ』のタイトルロールで二期会オペラデビュー。今回は、17年公演に続いての『蝶々夫人』ケート役を演じます。
メゾソプラノらしく貴婦人から英雄までを演じられる品格ある演技力と実直な歌唱が魅力です。
そして、バリトンの大川 博は、18年プッチーニ〈三部作〉の『ジャンニ・スキッキ』ベットでデビュー。今年はなんと6月『サロメ』兵士1、10月『蝶々夫人』ヤマドリ、そして、11月『天国と地獄』ジュピターと、3本立て続けに出演を予定している、今最も勢いある若手バリトンのひとりです。

      *     *     *

――二人は6月公演『サロメ』でも一緒でした(成田が6/6・9出演 ヘロディアスの小姓役、大川が6/5・8出演 兵士1役)。お互いの印象は?


東京二期会『サロメ』(2019年)より ヘロディアスの小姓役 成田伊美(写真左端)

成田: 大川さんの印象は現場のムードメーカーといった感じです。長時間に及ぶ稽古でしたが、大川さんのように色々な話題をみんなに提供してくださる方がいたから、和やかに進みました。


東京二期会『サロメ』(2019年)より 兵士1役 大川 博(写真手前左)

大川: はじめてお会いした時はクールな印象で、背も高く、シュッとしていて、とても素敵な方だなと思いました。ところが話してみると、気さくな方で、話も面白くて、そのギャップにびっくりしました。オペラの舞台では、歌が素晴らしいのはもちろんのこと、役になりきって演じているのがとても印象的で、沢山の刺激を受けました。

——(成田に)2017年に続いてのケート役です。どのような女性ですか?

成田: ケートはとても強い高貴な女性だと思います。3幕まで登場しませんが、ケートが現れた瞬間一気にドラマが進むと思います。なぜなら、蝶々さんが一番絶望を感じる瞬間だからです。描かれてはいませんが、ケート自身も苦悩し、あの場面に至るかと思います。歌唱部分は少ないのですが、精神的にとても重い役だと思います。


東京二期会『蝶々夫人』(2017年)より ケート役 成田伊美(写真左)

——(大川に)今回演じられるヤマドリとは、どのような人物ですか?

大川: 大きな屋敷や別荘、沢山の召使いをかかえる大金持ちの役です。何度も結婚と離婚を繰り返しているのですが、今回は蝶々夫人に結婚を申し込みます。はじめてオペラを観たときは、ヤマドリと結婚すればいいのに!と思いました(笑)蝶々さん、なんてもったいないことを!と思ってもらえるような魅力溢れるヤマドリを演じられればと思います。


東京二期会 プッチーニ〈三部作〉『ジャンニ・スキッキ』(2018年)より ベット役 大川 博(写真左)

——(成田に)今回の『蝶々夫人』は宮本亜門演出の新制作の舞台です。成田さんは前回の栗山昌良演出の舞台に立ちました。

成田: 栗山先生の『蝶々夫人』は「美」を追求した舞台でした。経験できたことを誇りに思っております。余談ですが、今大学院でオペラ上演史を研究しておりまして、栗山先生がまだお若いころのインタビューなど拝見しました。葛藤していらっしゃる様子が印象的でした。
宮本亜門さんの演出は以前から何度も拝見しております。出演は初めてなので、どのような『蝶々夫人』になるのかとても楽しみにしております。

      *     *     *

ケートとヤマドリという、オペラ上では決して交流のない珍しいカップルですが、今週末の七夕の日曜日、神楽坂のラリアンスで開催されるフェスティバル・ディナー「ラリアンス七夕シャンパン・フェス」では、息の合った歌声をお届けいたします。 シェフが選ばれたという3種類のシャンパンと特選食材のオードブル料理、そこにフレッシュなオペラの歌声を添えてスペシャルの夜をお過ごしください!

■■■ イベント情報 ■■■
第3回 ラリアンス 七夕シャンパン・フェス
日時:2019年7月7日(日) 18:00開場 18:30開宴 21:00終了
会場:神楽坂「ラリアンス」メインダイニング
  (「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
料金:前売10,000円、当日12,000円
出演:成田伊美(メゾソプラノ)、大川 博(バリトン)、湯浅加奈子(ピアノ)

●お問合せ・ご予約は
ラリアンス TEL03-3269-0007(フロント)まで

▼イベント情報ページはこちら
第3回 ラリアンス 七夕 シャンパンフェス|イベント情報 - 神楽坂 フレンチレストラン ラリアンス

      *     *     *

▼『蝶々夫人』の本公演情報はこちらから 《チケット発売中!》
〈ザクセン州立歌劇場とデンマーク王立歌劇場との共同制作公演〉2019年10月公演 G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年10月3日(木)18:30、4日(金)14:00、5日(土)14:00、6日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
2019年10月13日(日)15:00 よこすか芸術劇場
指揮:アンドレア・バッティストーニ/演出:宮本亜門/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉文化庁、公益財団法人東京二期会/〈制作〉公益財団法人東京二期会

●本公演のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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ブログで繋ぐ!「第14回 二期会研究会駅伝コンサート 令和《祝い》【7/27(土)公演】」
出演研究会紹介[8] バッハ・バロック研究会

令和元年、二期会研究会による夏の風物詩、「第14回二期会研究会駅伝コンサート」は、「祝い」をテーマに、照明や構成にも趣向を凝らしたスペシャルステージでお届けいたします。
満を持して出演する9研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎ、15:30開演のオープニングステージから、19:25のゴールまでのロングラン!
途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみください。

今年も二期会blogでは、公演に向けて出演研究会紹介の“たすき”を繋いでまいります。
さぁ、いよいよリレーも終盤!出演8番目の「バッハ・バロック研究会」をご紹介いたします。

      *      *      *

<18:40~>
(8)【バッハ・バロック研究会】
[出演]井内理恵、大河原美紀子、太田三美、大原一姫、高草木玲子、田島朱季子、野崎由美、松堂美枝子、水野しのぶ、水野由加里、橋爪万里子、前田美樹、多田羅迪夫
[指揮]多田羅迪夫/[ピアノ]鈴木真理子

・ヴィヴァルディ
   『グローリア』より I.グローリア
・J.S.バッハ
   「結婚カンタータBWV202」より抜粋
   「カンタータBWV78」より No.2
   「カンタータBWV140」より No.6
   「カンタータBWV147」より No.10
                 ほか

「二期会バッハ・バロック研究会(BB研)」は、2001年秋、佐々木正利、多田羅迪夫等を中心に発足し、オペラ歌手の発声技術(ベルカント唱法)を基本としながら、いわゆるピリオド奏法によるバロック演奏とは一定の距離を隔しながらも古楽の最新研究成果も視野にいれ、モダン・ピッチでのJ.S.バッハを中心とする時代の作品演奏における歌唱芸術スタンダードの確立を目指しています。バッハの作品(カンタータは200曲以上)、そのどれもが独創的な創意に富んだ、新鮮な音楽で満ちており、私達はバッハの作品演奏を通して自らの音楽観をより豊かなものにしたいと願い、研究・実践を重ねてまいりました。
7月27日の二期会研究会駅伝コンサートでは、令和元年を記念して、ヴィヴァルディとJ.S.バッハの作品の中から、祝祭にちなんだ選りすぐりの名曲を、多田羅迪夫の指揮により、ハイライトでお届けし、一同ご来場をお待ちしております。


二期会バッハ・バロック研究会CONCERT Vol.8
バッハ&バロックへの誘い
2018年10月13日(土) Hakuju Hall(ハクジュホール)
カリッシミ『イエフテ』より

      *      *      *
180729ekiden_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
第14回 二期会研究会駅伝コンサート 「祝い」
日時:2019年7月27日(土) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・15:30~ オープニングステージ
・15:35~ オペレッタ研究会 ~祝おう!!ウィーンのオペレッタがここから生まれた~
・15:55~ ロシア東欧オペラ研究会 ~ロシアのお祝いのオペラ・アリアを集めて~
・16:15~ イタリア歌曲研究会 ~レスピーギ生誕140周年記念~
<休憩15分>
・16:50~ ドイツ歌曲研究会 ~後期ロマン派歌曲への誘い~
・17:10~ フランス歌曲研究会 ~音楽の祝祭 フランス、旋律の系譜~
<休憩15分>
・17:45~ 日本歌曲研究会 ~平成に生まれた歌たち~
・18:05~ ロシア歌曲研究会 ~ロシアのお祝いのロシア歌曲を集めて~
<休憩15分>
18:40~ バッハ・バロック研究会
・19:00~ イタリアオペラ研究会
・19:20~ エンディングステージ
<終演予定 19:25>

*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます


▼公演詳細ページはこちら 《好評発売中!》
第14回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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期待の若手歌手による「アルテリーベ・月曜フレッシュコンサート」~7/15(月・祝)【二期会NewFace】中西惠子&渡邊まりえ 〈歌曲と喜歌劇のサマーパーティ〉

期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の【二期会New Face】登場回は7月15日(月・祝)。中西惠子&渡邊まりえ、二人のソプラノによる「歌曲と喜歌劇のサマーパーティ」をお贈りします!
夏の唱歌にはじまり、華やかなオペレッタまで、楽しいステージを満喫してください。

今回もコンサートに向けて、出演の二人からメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。

      *     *     *


ソプラノ 中西惠子
――声楽の道に決めたときのことを教えて下さい

初めまして、ソプラノの中西惠子です。
幼い頃からピアノや合唱団などお稽古事として親しんではおりましたが、真面目でも出来の良い生徒でもなかったと思います(笑)。母が音楽が大好きで、高校進学の際に音楽科を勧められました。勉強ばかりの生活よりはいいかも!と軽い気持ちで始まった音楽人生でした。
しかし、素晴らしい先生や仲間との出会いもあり、少しずつですが確実に音楽に魅了されていきました。
――自身の声種やレパートリー、目指している役などを教えて下さい

軽めの声で身長も低いのでオペラではスーブレット役を歌うことが多いです。関西人の自分の気性にも合っていると思います(笑)
オペラも大好きですが、歌曲の勉強も続けています。今年からロシア歌曲も始めました。 まだまだロシア語が顔文字に見えてしまいますが、素敵な曲が多いので早く上達したいです。

――共演者をご紹介下さい

渡邊さんとは研修所で共に学んだ仲間です。華やかな声と表現力の中に、お茶目な一面を持ち合わせている素敵な歌い手です。
今回共演するにあたり、彼女の音楽に対する熱意や真摯な態度に良い刺激を受けています。 海の日に熱いコンサートで楽しんでいただけるよう頑張ります!

     *     *     *


ソプラノ 渡邊まりえ
――声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?

バレエと聖歌隊をしていた私は、漠然と“歌って踊る職業に就きたい”という思いから宝塚歌劇を目指し始めました。宝塚に入る為に声楽のレッスンを習いに行ったところ、当時の師匠にオペラの方が向いているのでは、とおっしゃって頂きオペラを勉強し始めました。

――自身の声種やレパートリー、目指している役などを教えて下さい

声種はリリコレッジェーロです。
リヒャルト・シュトラウスの音楽が好きなので、いつか自分のものにできたらと思っています。
――今回のコンサートについて

今回は、コンサートの日が海の日、と言うことと、アットホームな空間なので前半は全て夏をテーマとした日本の歌で構成しました。
後半は、お酒の場に合わせてオペレッタでまとめました。

――共演者をご紹介下さい

研修所の同期である中西さんの音楽作りはとても素晴らしく、研修所時代からとてもいい刺激をもらっていましたので、今回ご一緒させて頂けることとなりとても嬉しく思います。

     *     *     *

■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
【二期会New Face】歌曲と喜歌劇のサマーパーティ

日時:2019年7月15日(月・祝) 18:00開店
   第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:中西惠子(ソプラノ)、渡邊まりえ(ソプラノ)、相田久美子(ピアノ)
演奏予定曲:
 夏の唱歌
 香月 修 「4つの組曲」より
 レハール オペレッタ『メリー・ウィドー』より 「ヴィリアの歌」
 J.シュトラウス オペレッタ『こうもり』より 「田舎娘を演じる時は」
                          ほか

さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!

▼ご予約・アクセスはこちら
アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007



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10月公演『蝶々夫人』キャスト紹介インタビュー連載~【1】スズキ役 メゾソプラノ藤井麻美

今回より、本年10月の東京二期会オペラ劇場『蝶々夫人』ワールドプレミエ公演に向けて出演キャストをインタビュー形式で紹介してまいります。

第1回は、スズキ役で二期会デビューを果たす新星メゾソプラノ藤井麻美(ふじい あさみ)です。
先日の日生劇場『ヘンゼルとグレーテル』で母親役を好演したばかり。その歌声を聴いた人も多いことでしょう。
藤井は新国立劇場のオペラ研修所を修了した後、文化庁新進芸術家海外研修制度によりイタリア・ペーザロで研鑽を積み、その地ですでにスズキ役にてヨーロッパデビューを果たしている逸材ですが、東京二期会の公演が、この役を目標とするきっかけとなったと語っています。



――日生劇場『ヘンゼルとグレーテル』お疲れさまでした!「母」役はいかがでしたか?

藤井: ありがとうございます。
今回日生劇場の素晴らしいプロダクションの中で歌わせていただけた事にまず感謝をしております。私の歌わせていただきました母役は、とても魅力的でやり甲斐のある役どころでした。
このオペラの中で母が舞台上にいる時間は決して長くはありませんが、その中に喜怒哀楽全ての感情が詰め込まれています。
1幕で母は仕事を手伝わなかった子供達を厳しく叱りつける場面があります。しかし子供達が森へ行った後には、貧乏な生活故に子供達を叱ってしまう辛さを1人語る場面があります。本当は子供達を愛しているのです。この怒りから愛情を表す部分が最も難しく、しかし魅力的な部分でもありました。
また、この日生劇場のプロダクションは中学生、高校生の観賞教室という役割もあります。中高生の生の反応を感じられたことも良い刺激となりました。


日生劇場『ヘンゼルとグレーテル』より 写真左が母役の藤井麻美
(写真提供:公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]/撮影:三枝近志)

——そして、10月『蝶々夫人』スズキ役で二期会公演にデビューします。この役はイタリアでも歌ってきて、特別な思い入れもあるのではないかと思いますが、今の藤井さんにとって「スズキ」役とは?

藤井: 私にとってスズキ役は「ずっと憧れていた役」でした。
学生の頃、初めて自分でチケットを購入し観たオペラが東京二期会の『蝶々夫人』でした。美しく哀しい世界に当時の私は釘付けになりました。
このときのスズキ役は永井和子先生でした。ふと気付くと、私はいつもスズキの動作を目で追っており、幕切れ後もこの後に蝶々さんの姿を見たスズキはどんな涙を流すのだろう、とストーリーの続きを考え自分も涙しました。スズキ役が私の憧れの役となった瞬間でした。 絶対にいつかこの役をやりたい!その為にはオペラを勉強しなくては!と強く思い、新国立劇場のオペラ研修所を目指すきっかけともなりました。

そして、昨年イタリアでの国際コンクールの副賞、また劇場オーディションにもチャレンジし、スズキ役を何度か歌わせていただく機会に恵まれました。
日本人である私がスズキ役をどのように表現するか寝ても覚めても考えていました。イタリアの劇場の皆さまは明るく温かく、日本から来たメゾソプラノを迎え入れて下さいました。 稽古はタイトなスケジュールでしたが、マエストロ、演出家、歌手とでディスカッションをしながらより良いものを造り上げていく、という刺激的な現場でした。

特別な役であるスズキを、今回二期会デビューとして歌わせていただけることに感謝の気持ちでおります。
10月まで役を深めて、精一杯スズキとして生きたいと思っております。

      *     *     *

▼『蝶々夫人』の本公演情報はこちらから 《チケット発売中!》
〈ザクセン州立歌劇場とデンマーク王立歌劇場との共同制作公演〉2019年10月公演 G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年10月3日(木)18:30、4日(金)14:00、5日(土)14:00、6日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
2019年10月13日(日)15:00 よこすか芸術劇場
指揮:アンドレア・バッティストーニ/演出:宮本亜門/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉文化庁、公益財団法人東京二期会/〈制作〉公益財団法人東京二期会

●本公演のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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ブログで繋ぐ!「第14回 二期会研究会駅伝コンサート 令和《祝い》【7/27(土)公演】」
出演研究会紹介[7] 日本歌曲研究会

令和元年、二期会研究会による夏の風物詩、「第14回二期会研究会駅伝コンサート」は、「祝い」をテーマに、照明や構成にも趣向を凝らしたスペシャルステージでお届けいたします。
満を持して出演する9研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎ、15:30開演のオープニングステージから、19:25のゴールまでのロングラン!
途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみください。

今年も二期会blogでは、公演に向けて出演研究会紹介の“たすき”を繋いでまいります。
今回は、出演6番目の「日本歌曲研究会」をご紹介いたします。

      *      *      *

<17:45~>
(6)【日本歌曲研究会】~平成に生まれた歌たち~
[出演]斉藤京子、丹羽京子、山本富美、清水邦子/[ピアノ]髙木由雅

・朝岡真木子 組曲「春に、あこがれ」より “きっと 春は くる”
・木下牧子 「古風な月」より “月光”
・信長貴富 「時に人が通る」より “風景”
・中田喜直 「歌をください」

令和元年最初の駅伝コンサート、日本歌曲研究会は過ぎ去った平成の時代に敬意を表してこの時代に生まれた曲の数々を集めてみました。
取り上げる作品は、朝岡真木子 組曲「春に、あこがれ」より“きっと春はくる”。木下牧子「古風な月」より“月光”。平成29年に私たち日本歌曲研究会が委嘱した作品、信長貴富 歌曲集「時に人が通る」より“風景”。そして平成12年に亡くなった中田喜直の最晩年の作品「歌をください」というラインナップです。
日本歌曲研究会では毎年新作を時の作曲家に委嘱し、定期演奏会で初演しています。そしてそれらの作品は既に第2巻まで出版されています。そして、今後この駅伝コンサートにおいてもこれらの作品を大いに取り上げ、皆様にお届けしたいと思っています。
(日本歌曲研究会代表 宮本哲朗)

      *      *      *
180729ekiden_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
第14回 二期会研究会駅伝コンサート 「祝い」
日時:2019年7月27日(土) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・15:30~ オープニングステージ
・15:35~ オペレッタ研究会 ~祝おう!!ウィーンのオペレッタがここから生まれた~
・15:55~ ロシア東欧オペラ研究会 ~ロシアのお祝いのオペラ・アリアを集めて~
・16:15~ イタリア歌曲研究会 ~レスピーギ生誕140周年記念~
<休憩15分>
・16:50~ ドイツ歌曲研究会 ~後期ロマン派歌曲への誘い~
・17:10~ フランス歌曲研究会 ~音楽の祝祭 フランス、旋律の系譜~
<休憩15分>
17:45~ 日本歌曲研究会 ~平成に生まれた歌たち~
・18:05~ ロシア歌曲研究会 ~ロシアのお祝いのロシア歌曲を集めて~
<休憩15分>
・18:40~ バッハ・バロック研究会
・19:00~ イタリアオペラ研究会
・19:20~ エンディングステージ
<終演予定 19:25>

*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます


▼公演詳細ページはこちら 《好評発売中!》
第14回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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ブログで繋ぐ!「第14回 二期会研究会駅伝コンサート 令和《祝い》【7/27(土)公演】」
出演研究会紹介[6]ロシア歌曲研究会

令和元年、二期会研究会による夏の風物詩、「第14回二期会研究会駅伝コンサート」は、「祝い」をテーマに、照明や構成にも趣向を凝らしたスペシャルステージでお届けいたします。
満を持して出演する9研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎ、15:30開演のオープニングステージから、19:25のゴールまでのロングラン!
途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみください。

今年も二期会blogでは、公演に向けて出演研究会紹介の“たすき”を繋いでまいります。
6回目は、7番目に出演する「ロシア歌曲研究会」のご紹介です。

      *      *      *

<18:05~>
(7)【ロシア歌曲研究会】~お祝いのロシア歌曲を集めて~
[出演]福成紀美子、清水知加子、筧 聰子、岸本 力/[ピアノ]小笠原貞宗

・リムスキー=コルサコフ
   「雲雀の歌は高らかに」Op.43-1
   「八行詩」Op.45-3
・チャイコフスキー
   「陽は沈み」Op.73-4
   「自然と愛」(三重唱)
   「森よ お前たちを祝福する」Op.47-1

ロシアにも多くの喜びのお祝いの楽しい歌があります。
今回はリムスキー=コルサコフ(1844-1908)とチャイコフスキー(1840-1893)の作品を5曲を演奏させていただきます。
リムスキー=コルサコフ「雲雀の歌は高らかに」A.トルストイ作詩、1897年作曲。「八行詩」A.マイコフ作詩、1899年作曲。いずれもリムスキーの後期の作品であり、彼の"歌の年"としての円熟期の代表的な作品の数々です。
チャイコフスキー作曲「日は沈み」Д.ラートガウス作詩、1893年作曲で、晩年の作品です。「自然と愛」(三重唱)チャイコフスキー作詩、1870年作曲で、ロシアの冬から春への憧れの歌です。「森よ お前達を祝福する」A.Kトルストイ作詩、1880年に作曲されたこの作品はオペラアリアのような、スケールの大きい歌曲です。どうぞリムスキー=コルサコフとチャイコフスキーの作品をお楽しみ下さい。
(二期会ロシア歌曲研究会代表 岸本 力)

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180729ekiden_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
第14回 二期会研究会駅伝コンサート 「祝い」
日時:2019年7月27日(土) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・15:30~ オープニングステージ
・15:35~ オペレッタ研究会 ~祝おう!!ウィーンのオペレッタがここから生まれた~
・15:55~ ロシア東欧オペラ研究会 ~ロシアのお祝いのオペラ・アリアを集めて~
・16:15~ イタリア歌曲研究会 ~レスピーギ生誕140周年記念~
<休憩15分>
・16:50~ ドイツ歌曲研究会 ~後期ロマン派歌曲への誘い~
・17:10~ フランス歌曲研究会 ~音楽の祝祭 フランス、旋律の系譜~
<休憩15分>
・17:45~ 日本歌曲研究会 ~平成に生まれた歌たち~
18:05~ ロシア歌曲研究会 ~ロシアのお祝いのロシア歌曲を集めて~
<休憩15分>
・18:40~ バッハ・バロック研究会
・19:00~ イタリアオペラ研究会
・19:20~ エンディングステージ
<終演予定 19:25>

*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます


▼公演詳細ページはこちら 《好評発売中!》
第14回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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ブログで繋ぐ!「第14回 二期会研究会駅伝コンサート 令和《祝い》【7/27(土)公演】」
出演研究会紹介[5]フランス歌曲研究会

令和元年、二期会研究会による夏の風物詩、「第14回二期会研究会駅伝コンサート」は、「祝い」をテーマに、照明や構成にも趣向を凝らしたスペシャルステージでお届けいたします。
満を持して出演する9研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎ、15:30開演のオープニングステージから、19:25のゴールまでのロングラン!
途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみください。

今年も二期会blogでは、公演に向けて出演研究会紹介の“たすき”を繋いでまいります。
今回は「フランス歌曲研究会」のご紹介です。

      *      *      *

<17:10~>
(5)【フランス歌曲研究会】音楽の祝祭~フランス、旋律の系譜~
[出演]荒井恵美、岡村彬子、三上道子、宮地里美/[ピアノ]須江太郎

・ラモー オペラ『プラテー』より 「アポロンの憂鬱に」
・プーランク 歌曲集『月並み』より 「すすり泣き」
・ベイツ 歌曲集『鳥たちのための歌』より 「青い鳥」
・メシアン 歌曲集『天と地の歌』より 「復活」
                    ほか

フランス歌曲研究会が選んだ祝いをテーマとした曲目は、ラモーのオペラ『プラテー』よりフォリーのアリア「アポロンの憂鬱に」です。このオペラは、ルイ15世の息子ルイ王太子の婚礼のお祝いとしてヴェルサイユ宮殿内で1745年に上演されました。この王太子は早世したため不幸にも王位にはつけませんでした。しかし王位を継いだルイ16世はフランス革命で処刑され、王制は終焉を迎えましたので、ルイ王太子は断頭台を免れた幸運な王子だったとも言えるでしょう。
歌曲は独唱曲を3曲、二重唱曲を2曲並べました。プーランク「すすり泣き」、ベイツ「青い鳥」、そしてメシアン「復活」は、それぞれが違った作風の個性的な作品です。いずれも20世紀に生まれた美しい歌曲です。フォーレ「この世ですべての魂は」、ショーソン「夜」の二重唱も合わせて、フランス歌曲の豊かな旋律の美しさをお楽しみください。
(フランス歌曲研究会代表 鎌田直純)

      *      *      *
180729ekiden_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
第14回 二期会研究会駅伝コンサート 「祝い」
日時:2019年7月27日(土) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・15:30~ オープニングステージ
・15:35~ オペレッタ研究会 ~祝おう!!ウィーンのオペレッタがここから生まれた~
・15:55~ ロシア東欧オペラ研究会 ~ロシアのお祝いのオペラ・アリアを集めて~
・16:15~ イタリア歌曲研究会 ~レスピーギ生誕140周年記念~
<休憩15分>
・16:50~ ドイツ歌曲研究会 ~後期ロマン派歌曲への誘い~
17:10~ フランス歌曲研究会 ~音楽の祝祭 フランス、旋律の系譜~
<休憩15分>
・17:45~ 日本歌曲研究会 ~平成に生まれた歌たち~
・18:05~ ロシア歌曲研究会 ~ロシアのお祝いのロシア歌曲を集めて~
<休憩15分>
・18:40~ バッハ・バロック研究会
・19:00~ イタリアオペラ研究会
・19:20~ エンディングステージ
<終演予定 19:25>

*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます


▼公演詳細ページはこちら 《好評発売中!》
第14回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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開演間近!
R.シュトラウスの真髄に触れる『サロメ』を

開幕まで数十時間と迫った『サロメ』公演現場からレポートです。

今回の舞台セットは舞台いっぱいに飾られた巨大な階段。
高低差も非常に大きく、以下の写真のように最上部から見るとピットがかなり小さく見えますね。



今回の公演では東京ヴァージョンとして、照明デザインのハンス・トェルステデが照明を新たに再構築しています。
華やかな宮殿内に続く大階段を照らす月光が、音楽と絶妙に絡む様にご注目下さい。


ハンス・トェルステデと日本側スタッフが共に

指揮のセバスティアン・ヴァイグレと演出のヴィリー・デッカーは、他プロダクションでの協働経験があり、音楽と演出のそれぞれの要望を話しあいながら、濃密なドラマを練り上げています。
ヴィリー・デッカーは精力的に歌手と話しあいながら、ともすればアバンギャルドな部分が強調されるこの演目から、心理劇としてのサロメを深く掘り下げて描いています。


稽古中に意見を交わす指揮者と演出家

ここで指揮者と演出家からのメッセージをご覧ください!

▼指揮セバスティアン・ヴァイグレ、『サロメ』を語る!

▼演出ヴィリー・デッカーから自身の『サロメ』についてのメッセージ


今回オーケストラピットに入るのは読売日本交響楽団。指揮のセバスティアン・ヴァイグレが同オーケストラの常任指揮者就任後、初のオペラ公演となり、ピットいっぱいの大編成のオーケストラから圧倒的な音楽を奏でています。



二期会歌手陣も主役の両ディーヴァ、森谷真理、田崎尚美をはじめ、R.シュトラウスのこの名作を存分に楽しんで頂けること請け合いです。

一瞬も目を離せない、約1時間40分の凝縮されたオペラ体験は間もなく。どうぞお見逃しなく。

      *     *     *

▼『サロメ』の本公演情報はこちらから 《チケット発売中!》
〈ハンブルク州立歌劇場との共同制作公演〉2019年6月公演 R.シュトラウス『サロメ』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年6月5日(水)18:30、6日(木)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ/演出:ヴィリー・デッカー/管弦楽:読売日本交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会/〈共催〉公益財団法人読売日本交響楽団

●本公演のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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ブログで繋ぐ!「第14回 二期会研究会駅伝コンサート 令和《祝い》【7/27(土)公演】」
出演研究会紹介[4]ドイツ歌曲研究会

令和元年、二期会研究会による夏の風物詩、「第14回二期会研究会駅伝コンサート」は、「祝い」をテーマに、照明や構成にも趣向を凝らしたスペシャルステージでお届けいたします。
満を持して出演する9研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎ、15:30開演のオープニングステージから、19:25のゴールまでのロングラン!
途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみください。

今年も二期会blogでは、公演に向けて出演研究会紹介の“たすき”を繋いでまいります。
第4回目となる今回は「ドイツ歌曲研究会」のご紹介です。

      *      *      *

<16:50~>
(4)【ドイツ歌曲研究会】~後期ロマン派歌曲への誘い~
[出演]伊藤祐子、近藤悦子/[ピアノ]中山真理

・R.シュトラウス 「献呈」(お祝い)
・J.マルクス 「夜想曲」「森の幸福」「愛がお前に触れたなら」
・R.シュトラウス 歌曲集『乙女の花』より 「矢車菊」「ケシの花」「睡蓮」

ドイツ歌曲研究会は、1991(平成3)年発足。二期会で最も歴史のある研究会のひとつです。年間10回の例会、スタジオコンサート、隔年のホール演奏会などが主な活動です。ドイツ歌曲に様々な角度からアプローチでき、その素晴らしさを共有できる素敵な研究会です。

さて、今回の駅伝コンサートでは後期ロマン派歌曲の世界へお誘いします。
お祝いの歌として、R.シュトラウスの「献呈」を選びました。敬虔な想いと感謝の気持ちが歌われている曲です。
「夜想曲」「森の幸福」「愛がお前に触れたなら」の作曲者J.マルクスは、新ウィーン学派の影響を受けながらも印象派や神秘主義の響きを取り入れ、美しく格調高い歌曲を数多く残しています。いずれも親しみやすくかつ甘美なメロディーは魅力的です。
R.シュトラウスの「乙女の花」からは全4曲のうち、「矢車菊」「ケシの花」「睡蓮」を演奏いたします。どの曲も花になぞらえて、乙女たちの姿を男性目線で描いています。愛と時にはユーモアを交えながら描かれるその姿に、何ともいえない愛おしさを感じます。
初めてお聴きになる曲目もあるかもしれませんが、是非この機会に後期ロマン派の佳曲に触れてみてはいかがでしょうか。

      *      *      *
180729ekiden_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
第14回 二期会研究会駅伝コンサート 「祝い」
日時:2019年7月27日(土) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・15:30~ オープニングステージ
・15:35~ オペレッタ研究会 ~祝おう!!ウィーンのオペレッタがここから生まれた~
・15:55~ ロシア東欧オペラ研究会 ~ロシアのお祝いのオペラ・アリアを集めて~
・16:15~ イタリア歌曲研究会 ~レスピーギ生誕140周年記念~
<休憩15分>
16:50~ ドイツ歌曲研究会 ~後期ロマン派歌曲への誘い~
・17:10~ フランス歌曲研究会 ~音楽の祝祭 フランス、旋律の系譜~
<休憩15分>
・17:45~ 日本歌曲研究会 ~平成に生まれた歌たち~
・18:05~ ロシア歌曲研究会 ~ロシアのお祝いのロシア歌曲を集めて~
<休憩15分>
・18:40~ バッハ・バロック研究会
・19:00~ イタリアオペラ研究会
・19:20~ エンディングステージ
<終演予定 19:25>

*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます


▼公演詳細ページはこちら 《好評発売中!》
第14回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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期待の若手歌手による「アルテリーベ・月曜フレッシュコンサート」~6/17(月)【二期会NewFace】加藤花南&竹内伶奈 〈私たちの好きな歌~梅雨によせて~〉

期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は6月17日(月)。加藤花南(かとう かな)&竹内伶奈(たけうち れいな)、二人のソプラノがフレッシュな歌声を披露します!

今回もコンサートに向けて、出演の二人からメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。

      *     *     *


ソプラノ 加藤花南
――声楽の道に決めたときのことを教えて下さい

幼少の頃からピアノを習い音楽に親しんでいました。中学2年の夏にその先生に声がいいからと勧められたのがきっかけで声楽に出会いました。もともと歌うことが大好きですぐにのめり込んだのを覚えております。そして大学生活の中でオペラを勉強していく中で、その世界に魅了され今に至っております。

――自身の声種やレパートリー、目指している役などを教えて下さい

声種はリリコ・ソプラノです。研修所時代は『椿姫』ヴィオレッタ、『マノン』、『トスカ』などを勉強させていただきました。
今回のプログラムにも入っている『トスカ』は目標としている私の憧れの役の1つです。
――今回のコンサートのテーマは?

今回は「私たちの好きな歌」というテーマにさせていただきました。
タイトル通り私たち2人がこれまで大事に歌ってきた各々のレパートリー達と共に梅雨や夏をテーマにした季節の曲も所々に取り入れながらせっかくの機会なのでソプラノ二重唱も…となかなか欲張ったプログラムになっております。
私たちの好きな歌が来ていただいた皆さんの好きな歌になったら嬉しいな…という思いを込めて。

――共演者をご紹介下さい

竹内さんとは研修所で二年間共に勉強してまいりました。可愛いらしい容姿とそれを裏切らない華やかな歌声と表現力の持ち主です。
今回共演は初めてですが、2人で奏でる演奏がどのような音楽になるのか今からとても楽しみにしております。

     *     *     *


ソプラノ 竹内伶奈
――声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?

幼少期よりピアノ、ヴァイオリン、児童合唱団に所属しており、音楽が常に身近にありました。中でも歌うことが大好きだったので、誰に言われるでもなく自然な流れで、声楽の道に進みました。

――自身の声種やレパートリー、目指している役などを教えて下さい

現在はスーブレットや娘役を、歌わせていただく機会が多いです。見た目にも合っているのかなと(笑)歳を重ねるにつれ、いずれは少しずつリリックな役柄にも挑戦出来たらなと思っております。
――今回のコンサートのテーマは?

今回のテーマはずばり「私たちの好きな歌」ということで、自分達が好きな歌、今歌いたい歌を中心に選びました。またちょうど梅雨の時期ということで、雨、そして水にちなんだ選曲となっております。この曲はどこに水が登場するのかな…?というようにも楽しんでいただけたらと思います。

――共演者をご紹介下さい

共演者の加藤さんは研修所時代の同期で、一緒に切磋琢磨した仲です。研修所では一緒に歌う機会が無かったので、今回が初共演となります。相田先生の素敵なピアノと共に、皆さまにお楽しみいただけたらと思います!

     *     *     *

■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第245回【二期会New Face】私たちの好きな歌 ~梅雨によせて~

日時:2019年6月17日(月) 18:00開店
   第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:加藤花南(ソプラノ)、竹内伶奈(ソプラノ)、相田久美子(ピアノ)
演奏予定曲:
 ヴィヴァルディ 『グローリア』より「我らは主をたたえ」
 プッチーニ 歌劇『ジャンニ・スキッキ』より「私のお父さん」
 プッチーニ 歌劇『トスカ』より「歌に生き、恋に生き」
 R.シュトラウス 歌劇『アラベラ』より「もしぴったりな人が現れたら」
                          ほか

さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!

▼ご予約・アクセスはこちら
アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007



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ブログで繋ぐ!「第14回 二期会研究会駅伝コンサート 令和《祝い》【7/27(土)公演】」
出演研究会紹介[3]イタリア歌曲研究会

令和元年、二期会研究会による夏の風物詩、「第14回二期会研究会駅伝コンサート」は、「祝い」をテーマに、照明や構成にも趣向を凝らしたスペシャルステージでお届けいたします。
満を持して出演する9研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎ、15:30開演のオープニングステージから、19:25のゴールまでのロングラン!
途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみください。

今年も二期会blogでは、公演に向けて出演研究会紹介の“たすき”を繋いでまいります。 今回は「イタリア歌曲研究会」をご紹介致します。

      *      *      *

<16:15~>
(3)【イタリア歌曲研究会】~レスピーギ生誕140周年記念~
[監修・ナビゲーター]鴨川太郎/[出演]石原友利子、大町加津子、里村照子、鈴木葉子、村田由紀子、中野沙枝子(会友)、村松織部、室井栄子(会友)、鴨川太郎、酒井 崇(会友)/[ピアノ]須江太郎

O.レスピーギ 作曲
・「舞踏への誘い」(酒井)
・≪6つのメロディーア≫より「マッティナータ」(村田、室井、大町、石原)
・≪森の神々≫より「牧羊神ファウヌスたち」(中野)
・≪森の神々≫より「花園の音楽」(村松)
・≪6つのリーリカ≫より「おお鎌形の月よ」(鴨川)
・≪4つのトスカーナのリスペット≫より「あなたが生まれたとき」(鈴木、里村/合唱)

今年5月、「令和」と名付けられた新しい時代が誕生しました。皆様、おめでとうございます!
イタリアでは今から140年前の7月、近代イタリア音楽に巨大な足跡を残したオットリーノ・レスピーギが生まれています。そうです、あの交響詩ローマ3部作(《ローマの噴水》《ローマの松》《ローマの祭り》)で大変有名なレスピーギが、今年、生誕140周年を迎えます。今回のイタ研の出し物は、「令和」と「レスピーギ」の誕生をお祝いして、レスピーギの歌曲だけでプログラミングされました。
小気味よくロマンティックにご婦人をエスコートする〈舞踏への誘い〉、世紀末の大詩人ダンヌンツィオの詩による〈マッティナータ〉と〈おお鎌形の月よ〉、独特な音使いで古代の神話世界を描き出す歌曲集《森の神々》から〈牧羊神ファウヌスたち〉と〈花園の音楽〉、花々や小鳥たちばかりか、天体までもが誕生を祝福するという〈あなたが生まれたとき〉。 イタ研の精鋭メンバーによる歌と鴨川太郎のナビゲート、そして駅伝のイタ研コーナーとしては初参加の須江太郎がピアノで盛り上げます!!

      *      *      *
180729ekiden_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
第14回 二期会研究会駅伝コンサート 「祝い」
日時:2019年7月27日(土) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・15:30~ オープニングステージ
・15:35~ オペレッタ研究会 ~祝おう!!ウィーンのオペレッタがここから生まれた~
・15:55~ ロシア東欧オペラ研究会 ~ロシアのお祝いのオペラ・アリアを集めて~
16:15~ イタリア歌曲研究会 ~レスピーギ生誕140周年記念~
<休憩15分>
・16:50~ ドイツ歌曲研究会 ~後期ロマン派歌曲への誘い~
・17:10~ フランス歌曲研究会 ~音楽の祝祭 フランス、旋律の系譜~
<休憩15分>
・17:45~ 日本歌曲研究会 ~平成に生まれた歌たち~
・18:05~ ロシア歌曲研究会 ~ロシアのお祝いのロシア歌曲を集めて~
<休憩15分>
・18:40~ バッハ・バロック研究会
・19:00~ イタリアオペラ研究会
・19:20~ エンディングステージ
<終演予定 19:25>

*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます


▼公演詳細ページはこちら 《好評発売中!》
第14回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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6月公演『サロメ』~ドイツオペラのテノールの王道を歩む!ヘロデ役・今尾 滋インタビュー

6月公演『サロメ』でヘロデ王役を演じる、テノール今尾 滋。
もともとはバリトンとして十分すぎるほどのキャリアを積んだ後、テノールに転向。とりわけドイツオペラでの活躍が著しく、東京二期会では11年『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオを好演。
往年のワーグナー・テノールであるルネ・コロからも絶賛されたという、その硬質できらめくような響きの歌唱は、2013年日生劇場のベートーヴェン『フィデリオ』フロレスタン役でも絶賛され、ドイツオペラのテノールとしての地位を確立しました。
そして、今回、R.シュトラウス『サロメ』の大役ヘロデ王として舞台に立ちます。本公演に向けて、話を聞きました。

 テノール 今尾 滋

      *     *     *

Q. 今回のヴィリー・デッカー演出『サロメ』のヘロデ王は、どのような人物でしょうか。

今尾: 常に「不安である」というのが、ヘロデの特徴だと思います。彼は、先王ヘロデ大王(オペラには登場しないヘロデの父)と違って、自分の実力、能力で王になったわけではありません。それゆえに、将来の不穏さや洗礼者ヨハネ(ヨカナーン)の力を読みぬく勘の良さみたいなものは持っていて、でもいつも自分では決められない、リーダーシップのない、王族の中で例外的に弱い存在だと思います。


2011年11月『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオ役

Q. 不安であるがゆえに注意深い、用心深いということでしょうか

今尾: いつも逃げ場を探している、という感じですね。
ヘロディアスのことをもはや愛の対象と見られなくなっていても、その存在には頼らざるを得ない。酒池肉林の宴を催すのも、「これはローマ皇帝からいただいた酒だ」といって権威づけて飲み干すのも、そうした心象のあらわれでしょうし、サロメにあれほどまで迫っていくのも、おそらく現実の不安から逃れたい一心なのではないかと思っています。


2013年 日生劇場『フィデリオ』フロレスタン役
撮影:三枝近志 写真提供:公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]

Q. すでに舞台装置である巨大な階段の上で稽古をしていますが、いかがですか?

今尾: 膝がキツイです(笑)
若い頃は、こんなのなんともなかったのですけど・・・役作りと言いたいところですが、いや、「地」でもう足元が・・・お客様にも、そんな姿を見ていただきたいな、と(笑)。 演出に触れることですが、下手から上手に向かって緩やかに斜め下がりになっていて、単に階段というだけでなく、とても不安定ですよね。ある意味、ヘロデ自身の心象の中で演技をしているような感じかな。わからないですけどね。


2016年9月『トリスタンとイゾルデ』メロート役(中央)

Q. 最後に、着実に拓いきたドイツオペラのレパートリーの道。自身ではどのように考えているのでしょうか。

今尾: もとより、歌手になろうと思う前からワーグナーが大好きだったんですね。声楽を始めてからも、当初はバリトンで、自分の声はワーグナーのバリトン役には合わないな、と思っていました。サントリーホール・オペラ・アカデミーの講師をしていたとき、指揮者のニコラ・ルイゾッティ氏から「君は絶対テノールだ」と言われたことが、私の心を熱く動かしまして、それまでも実は何度か試みてはうまくいかなかった声種転向を、これが最後というつもりでチャレンジしました。すると、テクニックもついてきていたのでしょう、手ごたえを感じることができたのでした。テノールとして最初に歌ったのが『ヴァルキューレ』のジークムントでした。
ドイツオペラのテノールは、内面的な充実があってやりがいがあります。また、やはり自分の声にも合っていると思います。これからも、ワーグナー作品は、もう歌えるだけ歌いたいですし、ベートーヴェンの『フィデリオ』もまた歌いたいですし、そしてリヒャルト・シュトラウスも。理想ばっかりで、すみません(笑)。
ヘロデ、聴きにいらしてください!

      *     *     *

▼『サロメ』の本公演情報はこちらから 《チケット発売中!》
〈ハンブルク州立歌劇場との共同制作公演〉2019年6月公演 R.シュトラウス『サロメ』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年6月5日(水)18:30、6日(木)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ/演出:ヴィリー・デッカー/管弦楽:読売日本交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会/〈共催〉公益財団法人読売日本交響楽団

●本公演のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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ブログで繋ぐ!「第14回 二期会研究会駅伝コンサート 令和《祝い》【7/27(土)公演】」
出演研究会紹介[2] ロシア東欧オペラ研究会

令和元年、二期会研究会による夏の風物詩、「第14回二期会研究会駅伝コンサート」は、「祝い」をテーマに、照明や構成にも趣向を凝らしたスペシャルステージでお届けいたします。
満を持して出演する9研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎ、15:30開演のオープニングステージから、19:25のゴールまでのロングラン!
途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみください。

今年も二期会blogでは、公演に向けて出演研究会紹介の“たすき”を繋いでまいります。 第2回目は「ロシア東欧オペラ研究会」をご紹介致します。

      *      *      *

<15:55~>
(2)【ロシア東欧オペラ研究会】~お祝いのロシア東欧オペラ・アリアを集めて ~
[出演]牧野舞子、堺 裕貴、石井真弓、渡部智也/[ピアノ]小笠原貞宗

リムスキー=コルサコフ 『サルタン帝物語』より “白鳥のアリア”
プロコフィエフ 『戦争と平和』より “クトゥーゾフ将軍のアリア”
グリンカ 『イワン・スサーニン』より “ヴァーニャのアリア”
チャイコフスキー 『エフゲニー・オネーギン』より “グレーミン公のアリア”
       『スペードの女王』より 劇中劇“プリルーパと羊飼いの二重唱”

最初はリムスキー=ルサコフの民話オペラ『サルタン帝物語』より"白鳥のアリア"(実は白鳥になっているが私は王女なのよ!)と歌われる。続いて、プロコフィエフの文豪レフ・トルストイ原作のオペラ『戦争と平和』からクトゥーゾフ将軍のアリア(ロシア軍に必ず勝利をもたらす!)と平和と希望を込められて歌われる。グリンカはロシア音楽の父とされていて、彼のオペラ『イワン・スサーニン』の"養子ヴァーニャのアリア"は、スサーニン家の幸せを祈って歌われる。続いてチャイコフスキーのオペラ『エフゲニー・オネーギン』のグレミン公爵のアリアは(タチヤーナと結婚して、何と幸せな事か!)と人生の喜びに満ちて歌われる。同じくチャイコフスキーのオペラ『スペードの女王』から、仮面舞踏会の中でのプリレーパと羊飼いとの劇中劇は、二人の楽しげな二重唱である。  岸本 力

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180729ekiden_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
第14回 二期会研究会駅伝コンサート 「祝い」
日時:2019年7月27日(土) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・15:30~ オープニングステージ
・15:35~ オペレッタ研究会 ~祝おう!!ウィーンのオペレッタがここから生まれた~
15:55~ ロシア東欧オペラ研究会 ~ロシアのお祝いのオペラ・アリアを集めて~
・16:15~ イタリア歌曲研究会 ~レスピーギ生誕140周年記念~
<休憩15分>
・16:50~ ドイツ歌曲研究会 ~後期ロマン派歌曲への誘い~
・17:10~ フランス歌曲研究会 ~音楽の祝祭 フランス、旋律の系譜~
<休憩15分>
・17:45~ 日本歌曲研究会 ~平成に生まれた歌たち~
・18:05~ ロシア歌曲研究会 ~ロシアのお祝いのロシア歌曲を集めて~
<休憩15分>
・18:40~ バッハ・バロック研究会
・19:00~ イタリアオペラ研究会
・19:20~ エンディングステージ
<終演予定 19:25>

*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます


▼公演詳細ページはこちら 《好評発売中!》
第14回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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ブログで繋ぐ!「第14回 二期会研究会駅伝コンサート 令和《祝い》【7/27(土)公演】」
出演研究会紹介[1] オペレッタ研究会

令和元年、二期会研究会による夏の風物詩、「第14回二期会研究会駅伝コンサート」は、「祝い」をテーマに、照明や構成にも趣向を凝らしたスペシャルステージでお届けいたします。
満を持して出演する9研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎ、15:30開演のオープニングステージから、19:25のゴールまでのロングラン!
途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみください。

今年も二期会blogでは、公演に向けて出演研究会紹介の“たすき”を繋いでまいります。 まずはトップバッターの「オペレッタ研究会」をご紹介致します。

      *      *      *

<15:35~>
(1)【オペレッタ研究会】~祝う! ウィーン~ オペレッタはここから生まれた
[構成]黒田晋也/[振付]川西清彦/[出演]赤澤 舞、小林晴美、近藤幸江、齋藤 彩、推屋 瞳、宗田舞子、珍田さほり、松本麻希子、茂木真由美、森山由美子、黒田晋也/[ピアノ]山中聡子

オッフェンバック 『天国と地獄』より
       “あんたの手口はバレバレよ” “カンカン”
スッペ 『美しきガラテア』より “わが魂は静かに呼びかける”
    『ボッカチオ』より “手紙の三重唱”

『天国と地獄』は日本語の題名。正式には『地獄のオルフェイス』1858年10月21日パリで上演され爆発的なヒットとなった。勿論ウィーンでも上演され、オッフェンバックの作品は、スッペ、J.シュトラウスと継承され、ウィーンオペレッタの基盤となりました。今回はその原点に帰り、オッフェンバックとスッペを取り上げます。特に『天国と地獄』『ボッカチオ』は大正時代の浅草オペラでも人気を博しました。♪カステラ一番電話は二番~で有名なカンカンをオペレッタ 研究会のアレンジでどの様に歌い踊るか乞うご期待。『ボッカチオ』は「恋はやさし野辺の花よ」と新しい歌詞「あなたの胸に愛があれば」を聴き比べて下さい。大正から令和と続きます。そして我が研究会の踊りにもご注目を・・・。歌って踊って芝居をするオペレッタの三大要素は私達の必須条件です。どうぞお楽しみ下さい。



180729ekiden_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
第14回 二期会研究会駅伝コンサート 「祝い」
日時:2019年7月27日(土) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・15:30~ オープニングステージ
15:35~ オペレッタ研究会 ~祝おう!!ウィーンのオペレッタがここから生まれた~
・15:55~ ロシア東欧オペラ研究会 ~ロシアのお祝いのオペラ・アリアを集めて~
・16:15~ イタリア歌曲研究会 ~レスピーギ生誕140周年記念~
<休憩15分>
・16:50~ ドイツ歌曲研究会 ~後期ロマン派歌曲への誘い~
・17:10~ フランス歌曲研究会 ~音楽の祝祭 フランス、旋律の系譜~
<休憩15分>
・17:45~ 日本歌曲研究会 ~平成に生まれた歌たち~
・18:05~ ロシア歌曲研究会 ~ロシアのお祝いのロシア歌曲を集めて~
<休憩15分>
・18:40~ バッハ・バロック研究会
・19:00~ イタリアオペラ研究会
・19:20~ エンディングステージ
<終演予定 19:25>

*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます


▼公演詳細ページはこちら 《好評発売中!》
第14回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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期待の若手歌手による「アルテリーベ・月曜フレッシュコンサート」~5/13(月)【二期会NewFace】新井ちひろ&西口彰子 〈歌の宝石箱〉

期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は5月13日(月)。新井ちひろ(あらい ちひろ)&西口彰子(にしぐち あきこ)、二人のソプラノがフレッシュな歌声を披露します!

今回もコンサートに向けて、出演の二人からメッセージが届いておりますので、さっそくご紹介いたします。

      *     *     *


ソプラノ 新井ちひろ
――声楽の道を志すきっかけ等、教えて下さい

物心がついた頃から歌うことが大好きで、地元の少年少女合唱団に入り、毎日のように歌を歌っていました。私自身は覚えていないのですが、母曰く「私は大きくなったら歌手になるんだ!」とみんなに宣言していたそうです。そのころから歌に対する気持ちが変わらないのかと思うと、自分でも驚きです。

――自身の声種、レパートリー、将来目指している役は?

声種はレッジェーロで、『コジ・ファン・トゥッテ』のデスピーナ、『カプレーティ家とモンテッキ家』のジュリエッタをレパートリーとしています。これから取り組みたい役は、『こうもり』のアデーレです。研修所の授業でアリアや、重唱を勉強し、セリフの楽しさや難しさ、そしてオペレッタならではのコミカルな演技やダンスに魅了されました。セリフもたくさんあるので、ドイツ語もしっかり勉強しながら、全幕通してアデーレを演じてみたいです。
――今回のコンサートのテーマは?

今回、副題が「歌の宝石箱」ということで、日本歌曲やイタリア歌曲、オペラ重唱など、バラエティーに富んだ曲目を散りばめました。選曲のポイントとしては、今回初めて挑戦するアメイジンググレイスです。どなたでもよくご存知の曲を1曲入れたいと思い選びました。作詞家のジョン・ニュートンは、「この世に生まれて来たことへの感謝」をこの詩に込めました。私自身も、応援してくださるお客様、友人や家族に、感謝の気持を込めて歌いたいと思います。

――共演者をご紹介下さい

共演者の西口彰子さんとは、二期会研修所のマスタークラスで共に学び、一緒に小道具係もこなした仲です。いつも笑顔で、クラスでもムードメーカ的な存在でした。お互い栃木県出身なので、息ぴったりのトークや二重唱で、皆さまに楽しいひと時をお届けしたいです。

     *     *     *


ソプラノ 西口彰子
――声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?

声楽のレッスンを初めて受けたのは5歳の時ですが、本格的に声楽の道に進んだのは高校に入学してからです。高校一年生の時に、自分の人生を歌に賭けてみたい、そんな思いから、幼少の頃お世話になった歌の先生から、本格的に指導を受けるようになりました。

――自身の声種、目指している役やステージは?

アメリカに留学していたこともあり、レパートリーはバロックからミュージカルに至るまで、幅広く学びました。軽いソプラノの役を歌うことが多かったですが、最近はリリック・ソプラノに移行しつつあるように思います。今後はこれまで歌ってこなかったドラマチックな役にも挑戦したいと思っています。
――今回のコンサートのテーマは?

月曜の夜のコンサートということで、お仕事帰りの方のお疲れが癒されるような曲、また明日からのエネルギーになるような曲も選曲致しました。どれも私も宝物のような作品です。

――共演者をご紹介下さい

フレッシュなソプラノ新井ちひろさん、そして初共演となります髙田恵子さんとの演奏、とても楽しみです。

     *     *     *

■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第240回【二期会New Face】歌の宝石箱

日時:2019年5月13日(月) 18:00開店
   第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:新井ちひろ(ソプラノ)、西口彰子(ソプラノ)、髙田恵子(ピアノ)
演奏予定曲:
 ドビュッシー 『忘れられた小唄』より 「巷に雨の降るごとく」「グリーン」
 ヨハン・シュトラウスII世 喜歌劇『こうもり』より 「侯爵様、あなたのようなお方は」
 フンパーディンク 歌劇『ヘンゼルとグレーテル』より 「一緒に踊りましょう」
                          ほか

さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!

▼ご予約・アクセスはこちら
アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007



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2019年10月公演『蝶々夫人』〈新制作>ワールドプレミエ公演チケット発売!~バッティストーニ、宮本亜門ほかからのメッセージ集!!

新しい元号「令和」が発表されました!
今年から来年にかけて国際的なスポーツの祭典が日本で開催され、日本全体が新しい時代にむけて花開かせようとしている中、東京二期会も新しい時代の幕開けにプッチーニの不朽の名作『蝶々夫人』のニュープロダクションをお贈りします!
チケットもついに先週末4月13日(土)から発売開始となりました!

演出 宮本亜門、衣裳デザイン 髙田賢三といった日本を代表する国際的アーティストが東京二期会オペラに集結!そして、来る2020年の五輪イヤーには名門ザクセン州立歌劇場(ゼンパーオーパー・ドレスデン)と、デンマーク王立歌劇場でも上演されることが決定しています。まさに、日本から発信するワールドプレミエ公演です。

それではまず、この公演にかける演出 宮本亜門からのメッセージをどうぞ。

そして、日本で初めてプッチーニのオペラを披露する、指揮アンドレア・バッティストーニから!

蝶々夫人役 森谷真理インタビュー

ピンカートン役 樋口達哉インタビュー

シャープレス役 黒田博インタビュー


ここまで初日公演を中心に、チケットのご予約が殺到しております。
どうぞよいお席でご鑑賞いただけますよう、ご予約はお早めに!

     *     *     *

▼公演詳細はこちらから
《ザクセン州立歌劇場とデンマーク王立歌劇場との共同制作公演》G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場
2019年10月3日(木)18:30、4日(金)14:00、5日(土)14:00、6日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:アンドレア・バッティストーニ/演出:宮本亜門
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団/合唱:二期会合唱団
〈主催〉文化庁、公益財団法人東京二期会
〈制作〉公益財団法人東京二期会

●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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【イベント・レポート】3/29(金)開催~《二期会プレ・ソワレ》テノール高田正人「講師」による、『エロディアード』『サロメ』プレトーク&國光ともこ・田崎尚美ミニ・コンサート

去る3月29日(金)に新宿にある舞台劇術活動の拠点地、「芸能花伝舎」にて4月公演『エロディアード』、6月公演『サロメ』のプレイベントを開催。講師にテノール高田正人、両公演のキャストを代表して『エロディアード』から國光ともこ、『サロメ』から田崎尚美、ピアノには『サロメ』の音楽スタッフ湯浅加奈子が出演しました。



芸能花伝舎では昨年、2018年3月にも東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『ノルマ』を前にプレトーク&コンサートを開催(テノール 城 宏憲と舞台構成の菊池裕美子が出演)。続いて8月には、9月のプッチーニ〈三部作〉公演に向け、すみだパークスタジオ内SASAYAカフェでのプレトークを開催し、「講師」高田正人が登場!
これらが好評で、ご来場のお客様から同様の企画の開催を希望される声を多数いただきましたので、今回の企画が実現に至りました!



今回のテーマは「ふたりのサロメ」。
これまでにもご紹介してきたとおり、4月公演『エロディアード』と6月公演『サロメ』は、同じ物語が大元となって作られたオペラで、音楽もドラマの内容もまったく違った作品です。
今回は、高田正人が、自身も2010年の東京二期会オペラ劇場『サロメ』(P.コンヴュチュニー演出)に出演した経験も交えながら、キリスト教の「聖書」などに見られるオリジナルの物語と、比較的オリジナルに近い『サロメ』、そして、フランスのロマンティックな物語に脚色された『エロディアード』という順番で、それぞれの物語の違いを解説しました。




解説の合間には、6月『サロメ』から田崎尚美、4月『エロディアード』から國光ともこ の両演目のサロメ役が登場し、高田からのインタビューに答えました。
そして、イベントの最後には「ふたりのサロメ」から、ご来場のみなさまに歌のプレゼント。國光サロメが、預言者ジャンへのピュアな恋心を歌う第1幕のアリア「彼は優しく、美しい」を披露すると、田崎サロメは、最期の絶唱、皿上のヨカナーンの首へ口づけを施しました。
まったく違った感情の表出でありながら、実は一途な想いであることに変わりはないという、不思議。ぜひ両演目ともご鑑賞ください!





そして今回は、イベントでの解説とインタビューの動画も公開いたしました!
イベントにお越しになれなかった方も、もう一度お話を聞きたいという方も、高田講師のユーモアあふれる詳しい解説をどうぞお楽しみください!

▼2つの「サロメ」、何が同じで何が違うか


▼登場人物相関図


▼R.シュトラウス『サロメ』解説&サロメ役田崎尚美インタビュー


▼マスネ『エロディアード』解説&サロメ役國光ともこインタビュー



▼『エロディアード』の本公演情報はこちらから 《チケット発売中!》
〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉2019年4月公演 J.マスネ『エロディアード』(セミ・ステージ形式) - 東京二期会オペラ劇場
2019年4月27日(土)17:00、28日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:ミシェル・プラッソン/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団/合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura

▼『サロメ』の本公演情報はこちらから 《チケット発売中!》
《ハンブルク州立歌劇場との共同制作公演》R.シュトラウス『サロメ』 - 東京二期会オペラ劇場
2019年6月5日(水)18:30、6日(木)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ/演出:ヴィリー・デッカー
管弦楽:読売日本交響楽団/合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人読売日本交響楽団

●『エロディアード』&『サロメ』のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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期待の若手歌手による「アルテリーベ・月曜フレッシュコンサート」~4/15(月)【二期会NewFace】川田桜香&藤村佐和子 〈歌の花束をあなたに〉

期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は4月15日(月)。川田桜香&藤村佐和子、二人のソプラノがフレッシュな歌声を披露します!

それではいつものようにコンサートに向けて、出演の二人からメッセージが届いておりますので、さっそくご紹介いたします。

      *     *     *


ソプラノ 川田桜香
――声楽の道を志すきっかけ等、自己紹介をお願いします

ソプラノの川田桜香(かわだ おうか)と申します。
小さい頃から歌を歌うことが好きでした。が、人前に立つことが全く好きではなく、ピアノの発表会の自分の出番の前、過度な緊張のために戻してしまったこともあるくらいでした。それでも歌もピアノも好きで、いつか音大に行きたいと思うようになりましたが、人前には出たくない自分との闘いでした。
大学のオペラサークルでも裏方をやっていました。延々と楽譜をコピーしたり、香盤表を作ったり、みんなでリノを敷いたり…とても大変でしたが、袖から見る舞台はなんとも言えない感動がありました。
もっと歌を勉強したいという思いから大学院に入ってからは、舞台に立つ回数が物理的に増え、緊張状態の自分にもだんだんと慣れていきました。
私の場合、声楽の道を決めたきっかけはこれ!というものがはっきりとあるわけではないのですが、もっとよりよい自分になりたくて、それを追い求めていくことが、声楽の道を進むことだったように思います。
――自身の声種、レパートリー、将来目指している役は?

声種はレッジェーロです。
声種柄、妖精や、うぐいす、炎など、人間ではない役を演じる機会が多くはありますが、研修所でも勉強させていただきました『リゴレット』のジルダは、一番自分が目指している役でもあります。
また、オペレッタやフランス歌曲も特に好きです。セリフだけでのお芝居も好きです。演じることが大好きです。

――今回のコンサートについて

今回のコンサートのタイトルはソプラノ藤村さんとも様々な案を出し合い、かなり悩んだのですが、4月の春のコンサートということで「歌の花束をあなたに」に決めました。
前半プログラムは春の訪れを感じられるような花・鳥・風に関する曲を集めてみました(月を入れれば良かったです)。後半は、それぞれキャラクターや表情の違うアリアをご用意しております。私たちの色とりどりの歌の花束を、お越し下さる方々にお楽しみいただけると幸いです。

――共演者をご紹介下さい

ご一緒するソプラノ藤村佐和子さんとは、今回のアルテリーベフレッシュコンサートで初めてご一緒します。
それぞれお互い、研修所のクラスも期も、出身大学も違うので、ご一緒できることをとても嬉しく、ご縁をありがたく思います。
先日とても驚いたことがありまして、彼女の出演する予定の舞台の、彼女の役の衣装案の写真に、私の写真が使われ