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ビールとビアデッケル “BIERDECKEL” のお話
☆写真は僕が集めたビアデッケル。すべてオーストリア国内のビールです。

オーストリアといえばホイリゲなど、ワインが有名なイメージがありますが、実はビール大国なのです。ちなみに2006年の国民1人当たりのビール消費量ベスト10(キリン食生活文化研究所調べ)によるとオーストリアは第4位。

1位 チェコ 161.5L(255.1本)
2位 アイルランド 117.6L(185.8本)
3位 ドイツ 115.8L(182.9本)
4位 オーストリア 108.0L(170.6本)
5位 オーストラリア 107.2L(169.4本)
6位 エストニア 98.0(154.8本)
7位 英国 92.1L(145.5本)
8位 スペイン 90.3L(142.7本)
9位 ベルギー 89.0L(140.6本)
10位 リトアニア 86.4L(136.5本)
33位 日本 49.3L(77.9本)でした。

僕もオーストリアでおいしいビールに出会い。すっかりビール党になってしまいました。
コースターを集めていたので、ビール屋さんに行って「コースターください」って店員さんにお願いしたんだけど、全く通じず・・・。コースターを指して「これください!!」とお願いしたら「あ〜ビアデッケルね」って言われたんです。
「ビアデッケル??」綴りはウィーン風に書くとBierdeckerlって感じですが・・・。
デッケルというのはおそらく被せるという意味のdeckenから来ているのだと思ったのですが、ビアジョッキの下に敷くものなのに、何故?「被せる」なんだろう???
すると店員さんが教えてくれました。
“このようにビールの上に被せておくと、ビールの炭酸が抜けにくくなるし、虫が入らないだろ!”って。
日本でも夏の風物詩として「ビアガーデン」がありますが、ヨーロッパの夏は基本的に「外飲み」です。また日が長いので、大体夜の21時過ぎまで陽が出ています。みんな外で、太陽の光を浴びながらビールを飲むんですね。
外ですから、虫がいっぱい飛んでいます(笑)
(ビールのための)虫除け対策にはもってこい!というわけです。

積み重なっているコースターの中にはチェコ、ポーランド、ドイツ、ハンガリー、スロヴァキアなどの銘柄もあります。ちなみにこのジョッキ、マイジョッキです。

日本と比べると、ヨーロッパはビールが本当に安い。
500mlの缶ビールが大体今のレートで60〜70円くらい。
(チェコのあるレストランでは、カプチーノがビールの3倍!したことがありました。)

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