バリトン加藤史幸 日伊コンコルソ第51回第一位

去る7月19日、東京文化会館 小ホールにおいて「第51回日伊声楽コンコルソ」の本選が行われ、バリトン加藤史幸(かとう ふみゆき)が、第1位および歌曲賞を受賞致しました。
コンクール本選で加藤は、ドニゼッティ作曲オペラ『ファヴォリータ』から、「来たれ、レオノーラ」と、ヴェルディ作曲『ファルスタッフ』から「夢か、うつつか」のいずれもバリトンの名オペラ・アリアを歌い、その明るい音楽性とイタリアオペラらしいドラマティックな表現力が評価されました。歌曲は、チマーラ作曲「郷愁」。
201507_kato_fumiyuki.jpg 加藤史幸
加藤は東京音楽大学卒業後、二期会オペラ研修所に学び第48期マスタークラスを修了。ローム ミュージックファンデーション奨学生としてイタリアへ留学し、研鑽を積みました。
帰国後、今年2月A.バッティストーニ指揮『リゴレット』マルッロ等に出演するなど、力強さと輝きのあるバリトンの美声に加え、どこか達観したような演技力も魅力で、期待のバリトンとして注目されています。
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第51回日伊声楽コンコルソ本選結果発表 - 日伊声楽コンコルソ
尚、加藤をはじめ今回の第1~3位入賞者は、2015年12月6日(日)14時より東京文化会館 小ホールで開催される、「第51回日伊声楽コンコルソ入賞者披露~イタリアオペラ名曲コンサート」に出演。その演唱を再びお聴き頂けます。
▼コンサートの情報はこちら
第51回日伊声楽コンコルソ入賞者披露 イタリアオペラ名曲コンサート - 日伊声楽コンコルソ
今後の活躍にご期待ください。

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