11月公演 オペレッタ『ウィーン気質』の愉快な人たち~《2》ウィーンの踊り子と、小国の侯爵

連日、立ち稽古が進められている、11月公演J.シュトラウスII作曲オペレッタ『ウィーン気質』。
公演に向けて、二期会ブログでは当オペレッタの登場人物をご紹介しております。さて、今回は…
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《2》フランツィスカ・カリアリ、ギンデルバッハ侯爵
〈フランツィスカ・カリアリ〉はウィーンの踊り子で、ツェドラウ伯爵の愛人として、伯爵の別荘で暮らしています。
数日の間ツェドラウ伯爵が自分を訪ねてくれないので、「他に好きな女性ができたのでは」と心配しながらも彼を真摯に愛しています。前回ご紹介した伯爵夫人よりは少し若く、“ウィーン気質”の境地に達するにはもう少し、といった女性です。
対する〈ギンデルバッハ侯爵〉はウィーン近くに位置するロイス・シュライツ・グライツ公国の総理大臣。
彼の部下たるツェドラウ伯爵の様子を見にやってきた別荘で、フランツィスカをツェドラウ伯爵の本妻と勘違いしたことで、“人物の取り違いによるドタバタ劇”といえる、このオペレッタの歯車が回り始めます。
ツェドラウ伯爵や伯爵夫人に比べて、この二役はより喜怒哀楽の起伏が激しく、ハイテンションなこのオペレッタの要となる役柄と言えるのではないでしょうか。
今回の公演では…

フランツィスカ・カリアリ
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11/21・23三井清夏/22・25醍醐園佳
ギンデルバッハ侯爵
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11/21・23久保和範/22・25小栗純一

美貌のフランツィスカ・カリアリを、二期会デビューとなる期待の新人・三井清夏と、昨年『チャールダーシュの女王』タイトルロールで絶賛を浴びた醍醐園佳が、愛すべきギンデルバッハ侯爵を、ベテランならではの存在感が光る久保和範と、オペラのみならずボーダレスな活躍を続ける小栗純一が、それぞれ演じます。
J.シュトラウスの美しい旋律にのせて繰り広げられる、明るさと楽しさに溢れたオペレッタ。ご期待ください。

▼公演情報ページはこちら
2015年11月公演 ヨハン・シュトラウスII世オペレッタ『ウィーン気質』 - 東京二期会オペラ劇場
 11月21日(土)・22日(日)・23日(月祝)・25日(水) 日生劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

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