バリトン清水勇磨、ボローニャ便り

清水勇磨は新進気鋭のバリトン歌手。平成29年度五島記念文化賞オペラ新人賞を得て、イタリアへ研鑚に飛び立って9カ月、ボローニャから近況報告が届きました。


バリトン 清水勇磨

Teatro Carlo Felice(ジェノヴァのカルロ・フェリーチェ劇場)主催2019年1月『ドン・パスクァーレ』〔若い歌手の為の公演〕で表題役を歌います。

▼カルロ・フェリーチェ劇場ウェブサイトの公演ページ
La stagione YOUNG al Teatro della Gioventù - Teatro Carlo Felice

また、ボローニャ歌劇場附属研修所の試験を筆記試験、面接、2回の歌唱試験にも合格を果たし、同じくこの1月から12月まで約1年の研修を行います。


ボローニャ歌劇場の前で

▼ボローニャ歌劇場附属研修所
Scuola dell'Opera - Teatro Comunale di Bologna

オペラの歴史、文化をじっくりと学び、レッスンの日々。充実したイタリア生活を送る清水勇磨を、日本からもぜひ応援してください。
 
 
清水勇磨 (しみず ゆうま)バリトン <プロフィール>
国立音楽大学卒業、同大学院修了。東京音楽コンクール第1位。公益財団法人野村財団より2013年度上期芸術文化助成を受け、イタリア・パルマにて研修。平成28年度宗次エンジェル基金、公益社団法人日本演奏連盟新進演奏家国内奨学生。静岡県オペラ協会公演『道化師』シルヴィオ役、国立音楽大学大学院オペラ『フィガロの結婚』伯爵役、国立音楽大学大学院新人演奏会、北海道帯広市若手育成プロジェクト歌劇『蝶々夫人』シャープレス役等で出演。東京音楽コンクール優勝者コンサート出演。2016年1月東京文化会館小ホールで文化庁、日本演奏連盟主催にてリサイタルを開催。NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」に出演。同年6月、日生劇場『セヴィリアの理髪師』フィオレッロ役を好演。五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。2017年7月R.シュトラウス『ばらの騎士』《グラインドボーン音楽祭との提携公演》(指揮:セバスティアン・ヴァイグレ/演出:リチャード・ジョーンズ)ファーニナルを演じる。2018年春より、イタリア、ボローニャにて研鑽を積んでいる。二期会会員
 
 

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