NISSAY OPERA 2019 『ヘンゼルとグレーテル』まもなく開幕!

まもなく6月15日(土)、16日(日)に日生劇場で上演される NISSAY OPERA 2019『ヘンゼルとグレーテル』に、二期会から郷家暁子(ヘンゼル/15日)、鵜木絵里(グレーテル/16日)、小林大祐(父/16日)、藤井麻美(母/15日)、伊藤達人(魔女/16日)、宮地江奈(眠りの精・露の精/15日)が出演します。


写真左上から 郷家暁子 ©Yoshinobu Fukaya/aura.Y2/鵜木絵里 ©Yoshinobu Fukaya/aura.Y2/小林大祐/藤井麻美/伊藤達人/宮地江奈

なかでもソプラノ鵜木絵里のグレーテルはまさに芸術。5~6才の女の子そのもの。2000年から数多のプロダクションで幾度となくこの役を演じてきました。無垢でありながら、直観力と賢さと、あどけなさのある女の子。彼方に過ぎ去った子ども時代の一瞬を甦らせます。

本作の作曲家フンパーディンクは、ワーグナーの影響を受けていたといわれ、題材はメルヘンながら、魅惑的で色彩豊かな響き、低音がうなる重厚なサウンド、風のように繊細な弦のアンサンブル、森を連想させるホルンの美しいソロなど、音楽も聴きどころ満載です。
指揮の角田鋼亮氏は、現在、大阪フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団の指揮者、セントラル愛知交響楽団常任指揮者をつとめ、いま日本で最も期待される気鋭の指揮者の一人。また、このプロダクションで大きな役割を担う14人のダンサーたち。時には森の精霊に、時には天使たち、また魔女の手下となって、夢幻の美を漂わせます。

うまく言葉にできない、どうしてか分からない悲しみやさびしさ、子どもには見える世界。
誰もいないはずの森、闇に躍り出る異形のものたち。寝静まる真夜中に、森を跳びまわる美しい魔女。生きているもの、死んでいるもの、浮かび上がるもの、闇に消えいくもの・・・

日常を離れてひととき。ヘンゼルとグレーテルとともに、深い森を訪ねてみませんか。
歌詞はすべて日本語で、オペラ鑑賞は初めての方も、楽しめる構成になっています。

(6/13追記)ゲネプロ(総稽古)の写真が届きましたので、その舞台の様子を一部ご紹介いたします。
写真提供:日生劇場 撮影:三枝近志

ヘンゼル 郷家暁子(写真中央左)、グレーテル 小林沙羅さん

グレーテル 鵜木絵里(写真右)、ヘンゼル 山下裕賀さん

ヘンゼル 郷家暁子(写真左端)、グレーテル 小林沙羅さん、魔女 角田和弘さん

■■■ 公演情報 ■■■
NISSAY OPERA 2019
フンパーディンク作曲 オペラ『ヘンゼルとグレーテル』

日時:2019年6月15日(土)、16日(日) 両日13:30開演(13:00開場)
会場:日生劇場
料金:
 (大人)S席9,000円、A席7,000円、B席5,000円、学生席3,000円
 (小・中学生)S席4,000円、A席3,000円、B席2,000円
  ※公演日の時点で小・中学校在学中の方。未就学児入場不可。
指揮:角田鋼亮
演出:広崎うらん
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
<6月15日(土)のキャスト>
ヘンゼル 郷家暁子/グレーテル 小林沙羅/父 池田真己/母 藤井麻美/魔女 角田和弘/眠りの精・露の精(二役) 宮地江奈
<6月16日(日)のキャスト>
ヘンゼル 山下裕賀/グレーテル 鵜木絵里/父 小林大祐/母 八木寿子/魔女 伊藤達人/眠りの精・露の精(二役) 照屋篤紀

▼日生劇場の公演情報ページはこちら
へンゼルとグレーテル | ニッセイオペラ - 日生劇場

Page Top