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東京二期会2022-2023シーズン開幕!9/8(木)初日『蝶々夫人』~公演当日のご案内

東京二期会の2022-2023シーズンは、9月8日(木)に新国立劇場オペラパレスにて初日を迎える、〈二期会創立70周年記念〉東京二期会オペラ劇場 G.プッチーニ作曲『蝶々夫人』で開幕いたします。

東京二期会が大事にしてきた、正統的で美しい栗山昌良演出の『蝶々夫人』が、ついに新国立劇場オペラパレスに初登場! 今年96歳を迎えた栗山は、戦後日本のオペラ界を牽引した一人であり、その最高傑作と言われる『蝶々夫人』の舞台は、細部まで無駄なく美しく、作品の音楽性を損なうことなく伝えてきました。
指揮は、2012年東京二期会『ナブッコ』でのセンセーショナルな日本デビューから10周年を迎えたアンドレア・バッティストーニ。
管弦楽はバッティストーニの日本デビュー以来、協働を続ける東京フィルハーモニー交響楽団。
蝶々夫人役には世界各地の劇場で同役を歌い絶賛されてきた大村博美と木下美穂子。そのほか、ピンカートンには若きテノールのトップを競う宮里直樹と城 宏憲。シャープレスには今井俊輔、成田博之。スズキには山下牧子、藤井麻美など、二期会70周年記念公演の名に相応しい最高のキャストでお贈りします!

尚、このたびの公演は新型コロナウイルス感染防止対策を行って開催させていただきます。 ご来場のお客様にはこちらのご案内をあらかじめお読みの上、ご理解、ご協力くださいますようお願いいたします。
主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い

それでは、期間中の公演当日のご案内を致します。 9/9(金)11:00情報更新
二期会創立70周年記念公演《東京二期会オペラ劇場》 2022年9月公演
ジャコモ・プッチーニ作曲 『蝶々夫人』 オペラ全3幕
<日本語字幕付き原語(イタリア語)上演>
指揮:アンドレア・バッティストーニ/演出:栗山昌良/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
主催:公益財団法人東京二期会
共催:公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会
当日券と公演タイムテーブルのご案内
 
9月8日
(木)
9月9日
(金)
9月10日
(土)
9月11日
(日)
当日券
S,A,B,C,D,学
S,A,B,C,D,学
B,C,学
S,A,B,C,学
当日券販売
/窓口受付
17:00~
12:30~
12:30~
12:30~
開場
17:30
13:00
13:00
13:00
開演
18:30
14:00
14:00
14:00
第1幕
約55分
休憩 25分
19:25~19:50
14:55~15:20
14:55~15:20
14:55~15:20
第2・3幕
約85分
終演予定
21:15
16:45
16:45
16:45
新国立劇場
=アクセス=
<鉄道>
[京王新線(都営地下鉄新宿線直通)]※京王線は止まりません
「初台駅」中央口直結
詳しい行き方、お車でご来場のお客様は新国立劇場ウェブサイトをご覧ください
>>アクセス - 新国立劇場
◆上記、当日券は9/9(金)11:00現在での発売予定です。以降の販売状況により、発売予定券種が更新される場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆新型コロナウイルス感染対策の開催ガイドラインに従って開催いたします。ホール客席は歌唱を伴うステージとお客様との十分な距離を確保するため、1階席の1~3列目は販売致しません。それにより最前列が4列目となりますが、以降の座席は前後左右の間隔を空けない通常配席での販売となります。
◆本公演では「当日学生席」を発売致します。公演当日開演90分前より開場受付にて2,500円で発売致します。ご希望の方はご本人の学生証を必ずお持ちください。
◆公演タイムテーブルは総稽古の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

▼『蝶々夫人』公演情報ページはこちら
2022年9月公演 G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場


●公演に関するお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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10月公演『蝶々夫人』キャスト紹介インタビュー連載~【1】スズキ役 メゾソプラノ藤井麻美

今回より、本年10月の東京二期会オペラ劇場『蝶々夫人』ワールドプレミエ公演に向けて出演キャストをインタビュー形式で紹介してまいります。

第1回は、スズキ役で二期会デビューを果たす新星メゾソプラノ藤井麻美(ふじい あさみ)です。
先日の日生劇場『ヘンゼルとグレーテル』で母親役を好演したばかり。その歌声を聴いた人も多いことでしょう。
藤井は新国立劇場のオペラ研修所を修了した後、文化庁新進芸術家海外研修制度によりイタリア・ペーザロで研鑽を積み、その地ですでにスズキ役にてヨーロッパデビューを果たしている逸材ですが、東京二期会の公演が、この役を目標とするきっかけとなったと語っています。



――日生劇場『ヘンゼルとグレーテル』お疲れさまでした!「母」役はいかがでしたか?

藤井: ありがとうございます。
今回日生劇場の素晴らしいプロダクションの中で歌わせていただけた事にまず感謝をしております。私の歌わせていただきました母役は、とても魅力的でやり甲斐のある役どころでした。
このオペラの中で母が舞台上にいる時間は決して長くはありませんが、その中に喜怒哀楽全ての感情が詰め込まれています。
1幕で母は仕事を手伝わなかった子供達を厳しく叱りつける場面があります。しかし子供達が森へ行った後には、貧乏な生活故に子供達を叱ってしまう辛さを1人語る場面があります。本当は子供達を愛しているのです。この怒りから愛情を表す部分が最も難しく、しかし魅力的な部分でもありました。
また、この日生劇場のプロダクションは中学生、高校生の観賞教室という役割もあります。中高生の生の反応を感じられたことも良い刺激となりました。


日生劇場『ヘンゼルとグレーテル』より 写真左が母役の藤井麻美
(写真提供:公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]/撮影:三枝近志)

——そして、10月『蝶々夫人』スズキ役で二期会公演にデビューします。この役はイタリアでも歌ってきて、特別な思い入れもあるのではないかと思いますが、今の藤井さんにとって「スズキ」役とは?

藤井: 私にとってスズキ役は「ずっと憧れていた役」でした。
学生の頃、初めて自分でチケットを購入し観たオペラが東京二期会の『蝶々夫人』でした。美しく哀しい世界に当時の私は釘付けになりました。
このときのスズキ役は永井和子先生でした。ふと気付くと、私はいつもスズキの動作を目で追っており、幕切れ後もこの後に蝶々さんの姿を見たスズキはどんな涙を流すのだろう、とストーリーの続きを考え自分も涙しました。スズキ役が私の憧れの役となった瞬間でした。 絶対にいつかこの役をやりたい!その為にはオペラを勉強しなくては!と強く思い、新国立劇場のオペラ研修所を目指すきっかけともなりました。

そして、昨年イタリアでの国際コンクールの副賞、また劇場オーディションにもチャレンジし、スズキ役を何度か歌わせていただく機会に恵まれました。
日本人である私がスズキ役をどのように表現するか寝ても覚めても考えていました。イタリアの劇場の皆さまは明るく温かく、日本から来たメゾソプラノを迎え入れて下さいました。 稽古はタイトなスケジュールでしたが、マエストロ、演出家、歌手とでディスカッションをしながらより良いものを造り上げていく、という刺激的な現場でした。

特別な役であるスズキを、今回二期会デビューとして歌わせていただけることに感謝の気持ちでおります。
10月まで役を深めて、精一杯スズキとして生きたいと思っております。

      *     *     *

▼『蝶々夫人』の本公演情報はこちらから 《チケット発売中!》
〈ザクセン州立歌劇場とデンマーク王立歌劇場との共同制作公演〉2019年10月公演 G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年10月3日(木)18:30、4日(金)14:00、5日(土)14:00、6日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
2019年10月13日(日)15:00 よこすか芸術劇場
指揮:アンドレア・バッティストーニ/演出:宮本亜門/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉文化庁、公益財団法人東京二期会/〈制作〉公益財団法人東京二期会

●本公演のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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NISSAY OPERA 2019 『ヘンゼルとグレーテル』まもなく開幕!

まもなく6月15日(土)、16日(日)に日生劇場で上演される NISSAY OPERA 2019『ヘンゼルとグレーテル』に、二期会から郷家暁子(ヘンゼル/15日)、鵜木絵里(グレーテル/16日)、小林大祐(父/16日)、藤井麻美(母/15日)、伊藤達人(魔女/16日)、宮地江奈(眠りの精・露の精/15日)が出演します。


写真左上から 郷家暁子 ©Yoshinobu Fukaya/aura.Y2/鵜木絵里 ©Yoshinobu Fukaya/aura.Y2/小林大祐/藤井麻美/伊藤達人/宮地江奈

なかでもソプラノ鵜木絵里のグレーテルはまさに芸術。5~6才の女の子そのもの。2000年から数多のプロダクションで幾度となくこの役を演じてきました。無垢でありながら、直観力と賢さと、あどけなさのある女の子。彼方に過ぎ去った子ども時代の一瞬を甦らせます。

本作の作曲家フンパーディンクは、ワーグナーの影響を受けていたといわれ、題材はメルヘンながら、魅惑的で色彩豊かな響き、低音がうなる重厚なサウンド、風のように繊細な弦のアンサンブル、森を連想させるホルンの美しいソロなど、音楽も聴きどころ満載です。
指揮の角田鋼亮氏は、現在、大阪フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団の指揮者、セントラル愛知交響楽団常任指揮者をつとめ、いま日本で最も期待される気鋭の指揮者の一人。また、このプロダクションで大きな役割を担う14人のダンサーたち。時には森の精霊に、時には天使たち、また魔女の手下となって、夢幻の美を漂わせます。

うまく言葉にできない、どうしてか分からない悲しみやさびしさ、子どもには見える世界。
誰もいないはずの森、闇に躍り出る異形のものたち。寝静まる真夜中に、森を跳びまわる美しい魔女。生きているもの、死んでいるもの、浮かび上がるもの、闇に消えいくもの・・・

日常を離れてひととき。ヘンゼルとグレーテルとともに、深い森を訪ねてみませんか。
歌詞はすべて日本語で、オペラ鑑賞は初めての方も、楽しめる構成になっています。

(6/13追記)ゲネプロ(総稽古)の写真が届きましたので、その舞台の様子を一部ご紹介いたします。
写真提供:日生劇場 撮影:三枝近志

ヘンゼル 郷家暁子(写真中央左)、グレーテル 小林沙羅さん

グレーテル 鵜木絵里(写真右)、ヘンゼル 山下裕賀さん

ヘンゼル 郷家暁子(写真左端)、グレーテル 小林沙羅さん、魔女 角田和弘さん

■■■ 公演情報 ■■■
NISSAY OPERA 2019
フンパーディンク作曲 オペラ『ヘンゼルとグレーテル』

日時:2019年6月15日(土)、16日(日) 両日13:30開演(13:00開場)
会場:日生劇場
料金:
 (大人)S席9,000円、A席7,000円、B席5,000円、学生席3,000円
 (小・中学生)S席4,000円、A席3,000円、B席2,000円
  ※公演日の時点で小・中学校在学中の方。未就学児入場不可。
指揮:角田鋼亮
演出:広崎うらん
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
<6月15日(土)のキャスト>
ヘンゼル 郷家暁子/グレーテル 小林沙羅/父 池田真己/母 藤井麻美/魔女 角田和弘/眠りの精・露の精(二役) 宮地江奈
<6月16日(日)のキャスト>
ヘンゼル 山下裕賀/グレーテル 鵜木絵里/父 小林大祐/母 八木寿子/魔女 伊藤達人/眠りの精・露の精(二役) 照屋篤紀

▼日生劇場の公演情報ページはこちら
へンゼルとグレーテル | ニッセイオペラ - 日生劇場

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最高にフレッシュなオペラガラ!全演奏曲が決定しました!~2/6(火)「明日を担う音楽家による特別演奏会」

オペラ界の明日のスターが誕生!
文化庁による「新進芸術家海外研修制度」に認められ、海外の本格的なオペラの現場で研鑽を積んできたトップ歌手たちが集い、その成果を競うように披露する「明日を担う音楽家による特別演奏会」。
通称「あすにな」と呼ばれて、業界関係者からの注目度も高いこのコンサートですが、重唱曲も決まり全プログラムが決定しましたので、演奏順とあわせて発表いたします!



(前回2016年2月3日に行われたコンサートから)
 


チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
文化庁委託事業「平成29年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
新進芸術家海外研修制度の成果

《明日を担う音楽家による特別演奏会》
日時:2018年2月6日(火) 19:00開演(18:30開場)
会場:東京オペラシティ コンサートホール
   (京王新線「初台駅」東口徒歩5分)
料金:全指定席 S席3,000円、A席2,000円、B席1,000円(税込)
指揮:大勝秀也
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

《出演者とプログラム》
ロッシーニ:
・『絹のはしご』より 序曲
・『セビリアの理髪師』より 「今の歌声は」 ―― 藤井麻美(メゾソプラノ/二期会)
・『オテロ』より 「どうして聞き入れてくれないのだ」 ―― 小堀勇介(テノール)
ドリーブ:
・『ラクメ』より 「若いインドの娘はどこへ」 ―― 清野友香莉(ソプラノ/二期会)
マスネ:
・『エロディアード』より 「儚い幻影」 ―― 門間信樹(バリトン/二期会)
プーランク:
・『ティレジアスの乳房』より 「いいえ、旦那様」 ―― 種谷典子(ソプラノ/二期会)
R.シュトラウス:
・『ばらの騎士』より 「献呈の二重唱」 ―― 今野沙知恵/藤井麻美
 * * *
ヴェルディ:
・『リゴレット』より 「あなたは心の太陽」 ―― 種谷典子/伊藤達人
モーツァルト:
・『ドン・ジョヴァンニ』より 「お手をどうぞ」 ―― 清野友香莉/原田勇雅
・『コジ・ファン・トゥッテ』より 「あなたにささげた心」 ―― 藤井麻美/門間信樹
・『後宮からの逃走』より 「なんという運命!」 ―― 種谷典子/小堀勇介
ストラヴィンスキー:
・『放蕩児の遍歴』より 「トムからの便りもない」 ―― 今野沙知恵(ソプラノ)
ワーグナー:
・『ローエングリン』より 「はるか遠い国に」 ―― 伊藤達人(テノール/二期会)
ジョルダーノ:
・『アンドレア・シェニエ』より「祖国の敵」 ―― 原田勇雅(バリトン/二期会)
 * * *

▼出演者のメッセージとプロフィールは「WEBぶらあぼ」の特設ページにて公開中!
海外で実力を磨いた未来のスター歌手たちが集結! - WEBぶらあぼ

▼公演ページはこちら
明日を担う音楽家による特別演奏会 - 東京二期会

●ご予約・お問合せ
チケットスペース TEL 03-3234-9999
 (月~土10:00~12:00、13:00~18:00/日祝休業)
二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831 (FAX 03-3796-4710)
 (平日10:00~18:00/土曜10:00~15:00/日祝休業)
 
 

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