ロシアから世界のマエストロへ~二期会『マクベス』指揮アレクサンドル・ヴェデルニコフ来日

二期会『マクベス』指揮者アレクサンドル・ヴェデルニコフが来日しました。
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本年1月には、『カヴァレリア・ルスティカーナ』『道化師』で名門チューリッヒ歌劇場にデビューを飾り、本年秋には遂に、ニューヨークのメトロポリタン・オペラにデビューするヴェデルニコフ。
現在は、デンマークの名門オーデンセ交響楽団の首席指揮者を務めています。既にシンフォニーの分野でもロンドン・フィル、モントリオール交響楽団、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、チェコ・フィル、NHK交響楽団など各地で常に好評を博しています。
モスクワのボリショイ・オペラの音楽監督として劇場を再建し(2001~09年)、数々の歴史的な成功を収めて来たため、ロシアでの活動がクローズ・アップされますが、イタリアでの活躍も際立ちます。
ミラノ・スカラ座、ヴェネチア・フェニーチェ劇場、ボローニャ歌劇場、トリノ王立歌劇場、ローマ歌劇場に客演しています。
イタリア語が大変堪能なマエストロは、ボリショイ・オペラでも『トゥーランドット』『アドリアーナ・ルクヴルール』そして、今回指揮する『マクベス』を取り上げて好評を博しています。特に『マクベス』は、「ヴェルディの中でもとても素晴らしい作品」と強い愛着を抱いている作品なのです。
また演出のコンヴィチュニーとは、2004年ボリショイ・オペラで「さまよえるオランダ人」の新制作を共に手掛け、そのプロダクションは、バイエルン州立歌劇場、グラーツ歌劇場で上演されて名プロダクションとして知られています。以来、日本で9年ぶり2度目のタッグを組み、連日熱いコラボレーションを繰り広げています。
ちなみに彼の父は、ロシアの伝説的名歌手で同名のアレクサンドル・ヴェデルニコフ。
稽古場では、父譲りの張りのある声で歌手を導いています。
ヴェデルニコフのタクトからあふれ出すヴェルディ・サウンドにどうぞご期待ください!

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東京二期会オペラ劇場『マクベス』 - 東京二期会
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★『マクベス』で共演する東京交響楽団とは、5月11日ミューザ川崎、12日りゅーとぴあ新潟で、得意のロシア・プログラムを指揮します。
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