タグアーカイブ: マクベス

石上朋美が新国『蝶々夫人』初日公演のタイトルロールに代役として出演!
3月18日開催のI&Iデュオリサイタルも見逃せない!!

1月30日の新国立劇場『蝶々夫人』初日公演でソプラノ石上朋美が、タイトルロールに代役として出演致しました。
カーテンコールではひときわ大きなブラボーと拍手が送られました。
急な代役を見事に務めた石上は、二期会オペラデビューとなった昨年5月のヴェルディ『マクベス』のマクベス夫人でも高評価を得ています。
さて今回、一躍注目を浴びた石上ですが、同『マクベス』でタイトルロールを務めたバリトン今井俊輔と第2弾となる「I&Iデュオリサイタル」を、2014年3月18日に紀尾井ホールで開催致します。
第1弾は先日、二人のホームグラウンドとも言えるイタリアオペラの世界を、横浜みなとみらいホールからお届けしましたが、第2弾は格調高い紀尾井ホールで、イタリアと日本の「歌曲」の世界をお楽しみ頂きます。
イタリア、ヨーロッパの音楽から多大な影響を受けた日本の代表的な作曲家にも触れ、日本古来の音感とその中に感じるヨーロッパの息吹を、日本歌曲とイタリア歌曲、交互に並べてお聴き頂くプログラムをご用意しております。
イタリアの音楽が生まれた瞬間を、そして1,000km離れたヨーロッパから伝わった音楽と融合された日本の美しい旋律を、その名字のイニシャルから「I&I」という確かな実力をもつ二人のオペラ歌手が感情豊かに歌い上げる芸術に、皆さまどうぞご期待ください。
チケットは絶賛発売中。どうぞお早めにお求めください。
ishigami_tomomi201401.jpg 石上朋美  imai_shunsuke201401.jpg 今井俊輔
■■■公演情報■■■
I&I 石上朋美&今井俊輔 デュオリサイタル Vol.2
Musica da camera ~歌曲に伝わるイタリアから日本へ~

日時:2014年3月18日(火) 19:00開演(18:30開場)
会場:紀尾井ホール
料金:5,000円(全席指定・税込)
出演:石上朋美(ソプラノ)、今井俊輔(バリトン)、多田聡子(ピアノ)
後援:イタリア文化会館、公益財団法人東京二期会
マネジメント:公益財団法人東京二期会
▼公演情報詳細・お問合せ・ご予約はこちらから
石上朋美 今井俊輔 デュオリサイタル Vol.2 - 東京二期会

▼「WEBぶらあぼ」のニュース・トピックスページに記事が掲載されました!
石上朋美が新国立劇場《蝶々夫人》タイトルロール代役でデビュー - WEBぶらあぼ

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井ノ上了吏が伝える、イタリア、スペインの情熱!!
明日、11月30日(土)は銀杏並木も色づく千駄ヶ谷・津田ホールへ!

明日、11月30日(土)16:00より銀杏並木も色づく千駄ヶ谷駅前の津田ホールで「二期会ゴールデンコンサートat津田ホール Vol.42井ノ上了吏テノール」が開催されます。
<ラテンの風格あふれるテノール・リリコ“我が歌!イタリア、スペインの想い”>と題し、テノール井ノ上了吏がイタリアとスペインの情熱をお伝えします。
第一声からラテンの情感があふれる井ノ上了吏の歌。
イタリア留学時代は、ブレーシャ、ベルガモ、ミラノ、モデナ、パルマなど各地で演奏活動を続けていました。
井ノ上の歌の原点といえる、そのイタリアの作品からは、プログラム前半の歌曲集にリリック・テノールの実力が発揮されるトスティ、チマーラ、そしてデンツァの作品と、プログラム後半のヴェルディ・オペラから。
プログラムの最後に今年5月に出演したオペラ『マクベス』のマクダフのアリアも再びお聴きいただけます。
愛する妻子を殺され、その亡骸を前にして歌うマクダフ。彼を突然襲った、想像を絶する悲痛が伝わってきて、オペラ全篇の中でもとりわけ印象的なシーンでした。
そして井ノ上のもうひとつの原点、スペイン音楽のプログラムについて。
「二期会スペイン音楽研究会」の立ち上げから現在まで関わるなど、自身のスペイン歌曲のレパートリーを広げるとともにその魅力を伝える演奏活動を重ねてきた井ノ上。
今回ご紹介するのはモンポウ、トゥリーナの歌曲と、セラーノ、ソロサバルによるサルスエラの名曲。ドミンゴやカレーラスといったスペイン出身の名歌手たちが好んでコンサートで取り上げる曲でもあり、井ノ上の声の特長が存分に発揮されること間違いありません。
「イタリアもスペインも情熱的な国だけれど、イタリアの甘美な音楽に対してスペインの音楽はもっと男っぽく乾いている。スパークリングワインでいえば、イタリアのスプマンテ(Spumante)に対して、辛口のスペインのカヴァ(Cava)の味わい。スペイン音楽はどこか火傷するように熱く、歌えば歌うほど奥が深い。そんな音楽の魅力をお客様と分かち合えたら」と井ノ上。
当日券は15:00より会場受付にて発売いたします。
実りの秋にふさわしい、情熱の演奏にぜひご期待ください!


チラシ(PDFファイル)
■■■公演情報■■■
二期会ゴールデンコンサートat津田ホール 2013/14 SEASON
「Vol.42 井ノ上了吏 テノール」

日時:2013年11月30日(土) 16:00開演/15:30開場
会場:津田ホール
   (JR千駄ヶ谷駅前/都営大江戸線国立競技場駅A4出口前)
出演:井ノ上了吏(テノール)、高木由雅(ピアノ)
料金:全席指定 4,000円(税込)

▼当日の予定プログラムなど詳細はこちらをご覧ください
二期会ゴールデンコンサートat 津田ホール 2013/14 SEASON ◆Vol.42「井ノ上了吏 テノール」 - 二期会21
▼こちらから井ノ上のインタビュー全文や写真などがご覧いただけます
インタビュー - 井ノ上了吏 - ピックアップ・アーティスト - 二期会21
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すっかり色づいた千駄ヶ谷駅前の銀杏並木(2013.11.26 (c)Web担)

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10月4日(金)午後2時からNHK-FMで二期会『マクベス』公演放送!

今年5月に上演した、東京二期会オペラ劇場G.ヴェルディ『マクベス』(指揮:アレクサンドル・ヴェデルニコフ/管弦楽:東京交響楽団)の公演録音が、明日10月4日(金)午後2時からのNHK-FMラジオ「オペラ・ファンタスティカ」で放送されます!
是非、お聴きください。
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同公演のカーテンコールより
◆◆◆◆ 放送予定 ◆◆◆◆
オペラ・ファンタスティカ
-ヴェルディ特集(1)二期会公演“マクベス”-

放送局:NHK FMラジオ
放送日時:2013年10月4日(金) 14:00~(番組は18:00まで)
放送内容:東京二期会オペラ劇場『マクベス』(2013年5月3日 東京文化会館)
解説:堀内 修
出演:
 マクベス…(バリトン)小森輝彦
 マクベス夫人…(ソプラノ)板波利加
 マクダフ…(テノール)井ノ上了吏
 バンコー…(バス)ジョン ハオ
 マルコム…(テノール)村上公太
 マクベス夫人の侍女…(ソプラノ)野口知香
 伝令/暗殺者/医者…(バス)伊藤 純
 (合唱)二期会合唱団
 (管弦楽)東京交響楽団
 (指揮)アレクサンドル・ヴェデルニコフ
▼番組ホームページはこちら
オペラ・ファンタスティカ - NHKオンライン
▼NHK-FMはインターネットラジオでもお聴きいただけます
らじる★らじる - NHKネットラジオ
▼東京二期会の『マクベス』公演ホームページでは、特集ページやインタビューがご覧いただけます。
・オペラ公演ラインアップ2013年5月公演G.ヴェルディ『マクベス』 - 東京二期会

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【レビュー】魔女に翻弄されたマクベス

5月初旬、爽やかなGWの陽気で賑わった上野の東京文化会館で、ヴェルディ作曲のオペラ『マクベス』が上演されました。
シェイクスピアの名作が、コンヴィチュニーの演出を通して現代に問いかけるもの。
タイトルロールの小森輝彦、今井俊輔をはじめ、強烈なキャラクターを要求されるマクベス夫人の板波利加、石上朋美、バンコー役のバス、ジョン ハオ、斉木健詞、マクダフの井ノ上了吏、松村英行と、歌手陣も揃い、ヴェルディ初期のオペラをお楽しみいただけたのではないでしょうか。
舞台写真とともに公演を振り返ります。
写真撮影:三枝近志(☆…5月1日・3日組、◆…5月2日・4日組)
<舞台写真はクリックで拡大表示します>


魔女たちが、戦場から帰還したマクベス(今井俊輔)に呼びかけます。
「グラミスの領主殿!」
「コーダの領主殿!」
「やがては王になるお方!」
魔女たちは、煙突から、窓から、自在に姿を現し、またどこへともなく消えます。
《私の演出では、魔女は非常にポジティブな存在です(演出ノートより)》


マクベスから届いた手紙を読むマクベス夫人(石上朋美)。堂々とした演技、卓越した歌唱力で、聴衆を惹き付けました。


マクベス夫妻の陰謀にかかって暗殺されたダンカン王。赤い花びらが血潮のように吹きあがる演出。


《マクベス夫人を、悪意のある邪悪な存在として描くことは間違っていると思います(演出ノートより)》
コンヴィチュニーが意図した、マクベス夫人を、愛情豊かに演じた板波利加。最後が悲劇であったとしても、“レディ・マクベス”は、マクベスの確信に満ちた伴侶であったことは間違いないのです。


魔女たちの供宴。狂喜乱舞とはこのことか!?


魔女たちが釜に投げ入れるのは、パソコンや放射能マークの核廃棄物。コンヴィチュニーらしい風刺です。釜には火薬が仕掛けてあり、絶妙なタイミングで遠隔操作しています。熟練した舞台スタッフたちも緊張の一瞬。


マクベスは、亡霊となったバンコー(斉木健詞)を見て錯乱状態に陥り、宴会は滅茶苦茶になります。


魔女たちがマクベス(小森輝彦)に見せる影絵の悪夢。次から次へと王が現れては滅亡していきます。


ドイツ・アルテンブルク・ゲラ市立劇場専属第一バリトンとして12年間活躍し、昨秋帰国した小森輝彦。劇場経験豊かな小森が演じるマクベスには、権力者の孤独と寂寥感を漂わせ、その存在感を示しました。


二期会デビューとなった、今井俊輔は今もっとも注目されるバリトンの一人。運命に翻弄される男の悲劇を演じきりました。


カーテンコール
(撮影:堀 衛)

悲劇にも関わらず、時に陽気な音楽となるこの『マクベス』という作品を、コンヴィチュニー演出のよき理解者であるヴェデルニコフの指揮、東京交響楽団が、手堅くサポートしてくれました。
ご来場、ありがとうございました。

帆かけ舟

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GWは上野の東京文化会館でオペラを観よう!
5月公演G.ヴェルディ『マクベス』~公演当日のごあんない

いよいよ5月1日(水)から東京文化会館 大ホールにて、<二期会創立60周年記念公演>東京二期会オペラ劇場G.ヴェルディ作曲『マクベス』が開幕します!
こちらに公演当日についてのご案内を致します。

東京二期会オペラ劇場 2013年5月公演・二期会創立60周年記念公演
ドイツ・ライプツィヒ歌劇場との共同制作
G.ヴェルディ作曲 『マクベス』 オペラ全4幕
<日本語字幕付原語(イタリア語)上演>
指揮:アレクサンドル・ヴェデルニコフ/演出:ペーター・コンヴィチュニー
当日券と公演タイムテーブルのご案内
5月1日(水)
5月2日(木)
5月3日(金・祝)
5月4日(土・祝)
当日券
S,A,B,C
S,A,B,C
S,A,B
S,A,B,C
当日券販売開始
17:00~
17:00~
12:30~
12:30~
開場
17:30
17:30
13:00
13:00
開演
18:30
18:30
14:00
14:00
第1・2幕
約85分
休憩予定時刻
19:55~20:20
19:55~20:20
15:25~15:50
15:25~15:50
第3・4幕
約55分
終演予定
21:15
21:15
16:45
16:45
東京文化会館
=アクセス=
<JR>
[山手線][京浜東北線][宇都宮・高崎線][常磐線][東北・上越・長野・秋田・山形新幹線]=
「上野駅」公園口から徒歩1分
<地下鉄>
[銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分
<京成電鉄>
[京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩6分

お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ

※販売状況により券種によっては販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※公演タイムテーブルは、当日の進行によりずれる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ)】では、前売券が公演当日の開場時刻までご予約が可能です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけますので、余裕をもってお越しいただけます!どうぞご利用ください。(※PCのみの対応となります)
▼公演案内ページにある【ゲッティへGO!】ボタンをクリックしてお申込ください
 ↓↓↓こちら↓↓↓
2013年5月公演 『マクベス』- 東京二期会オペラ劇場

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「ぴあ」にコンヴィチュニー講演会レポート&『グランド・オペラ』に小森輝彦インタビュー記事

すでにお読みになられた方もいらっしゃるかと思いますが、「チケットぴあ」ニュースに、先日ドイツ文化センターで行われた、5月公演『マクベス』演出のペーター・コンヴィチュニー講演会のレポートが掲載されました!
「現代社会に鋭く迫るオペラを」鬼才コンヴィチュニーがオペラ演出について語る - チケットぴあ
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自身のオペラ演出の哲学、技法から、今回の『マクベス』のテーマや見どころまで語っていました。
また、音楽之友社から刊行されているオペラ専門誌『グランド・オペラ』最新号(4月20日発売)には、5月『マクベス』タイトルロールのバリトン小森輝彦が大きく登場しています。最高級オーディオとトップアーティストを紹介するシリーズ記事「小畑恒夫のオペラの魔力」で、小森と音楽評論家小畑恒夫氏による対談です。
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こちらもぜひご覧ください!
▼音楽之友社さんのサイトでお買い求めいただけます。
『グランド・オペラ』Vol.50 2013 Spring – 音楽之友社

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ロシアから世界のマエストロへ~二期会『マクベス』指揮アレクサンドル・ヴェデルニコフ来日

二期会『マクベス』指揮者アレクサンドル・ヴェデルニコフが来日しました。
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本年1月には、『カヴァレリア・ルスティカーナ』『道化師』で名門チューリッヒ歌劇場にデビューを飾り、本年秋には遂に、ニューヨークのメトロポリタン・オペラにデビューするヴェデルニコフ。
現在は、デンマークの名門オーデンセ交響楽団の首席指揮者を務めています。既にシンフォニーの分野でもロンドン・フィル、モントリオール交響楽団、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、チェコ・フィル、NHK交響楽団など各地で常に好評を博しています。
モスクワのボリショイ・オペラの音楽監督として劇場を再建し(2001~09年)、数々の歴史的な成功を収めて来たため、ロシアでの活動がクローズ・アップされますが、イタリアでの活躍も際立ちます。
ミラノ・スカラ座、ヴェネチア・フェニーチェ劇場、ボローニャ歌劇場、トリノ王立歌劇場、ローマ歌劇場に客演しています。
イタリア語が大変堪能なマエストロは、ボリショイ・オペラでも『トゥーランドット』『アドリアーナ・ルクヴルール』そして、今回指揮する『マクベス』を取り上げて好評を博しています。特に『マクベス』は、「ヴェルディの中でもとても素晴らしい作品」と強い愛着を抱いている作品なのです。
また演出のコンヴィチュニーとは、2004年ボリショイ・オペラで「さまよえるオランダ人」の新制作を共に手掛け、そのプロダクションは、バイエルン州立歌劇場、グラーツ歌劇場で上演されて名プロダクションとして知られています。以来、日本で9年ぶり2度目のタッグを組み、連日熱いコラボレーションを繰り広げています。
ちなみに彼の父は、ロシアの伝説的名歌手で同名のアレクサンドル・ヴェデルニコフ。
稽古場では、父譲りの張りのある声で歌手を導いています。
ヴェデルニコフのタクトからあふれ出すヴェルディ・サウンドにどうぞご期待ください!

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東京二期会オペラ劇場『マクベス』 - 東京二期会
▼お問合せ・チケットのお求めはこちら
二期会チケットセンター - 東京二期会

★『マクベス』で共演する東京交響楽団とは、5月11日ミューザ川崎、12日りゅーとぴあ新潟で、得意のロシア・プログラムを指揮します。
▼東京交響楽団とのオーケストラ・コンサート情報はこちらから
東京交響楽団公式Webサイト

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ヴェルディとコンヴィチュニー

本年生誕200年を迎えたヴェルディに対して、コンヴィチュニーは特別な関心と歴史的な舞台を生み出してきました。
最も有名なプロダクションは『ドン・カルロ』でしょうか。
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ウィーン国立歌劇場での上演がDVD(日本コロンビアより発売中*日本語字幕付)で観ることもできますが、もとは2001年のハンブルク州立歌劇場で上演されたもので、その後2004年にウィーン国立歌劇場、2007年にはバルセロナのリセウ大劇場でも上演され大評判を取りました。
グラーツ歌劇場では、日本公演が話題になった『アイーダ』『ファルスタッフ』に加えて、今回日本でも新演出で上演される『マクベス』が1999年に制作されています。
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また2011年に『椿姫』が新制作され、このDVD(Arthaus Musikより発売中*日本語字幕付)も最近発売されました。『椿姫』は近年のコンヴィチュニーの代表作とされ、既にニュルンベルク歌劇場で再演、今年2月にはロンドンのイングリッシュ・ナショナル・オペラで英語上演されています。これも大変な評判を呼びました。
意外なところでは、ドレスデン州立歌劇場では『仮面舞踏会』『ナブッコ』が上演されています。
こうやって見ていくと、コンヴィチュニーが多くのヴェルディ作品を世界中で演出していることがわかります。中でも、特に文豪による原作ものが、不朽の舞台と評価されています。シラー原作の『ドン・カルロ』、シェイクスピアの『ファルスタッフ』、ディマ・フィスの『椿姫』などです。
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その点からも今回の『マクベス』には大きな期待が寄せられています。既に稽古に合流し、新演出として次々と新しいアイデアが湧き出し、東京ヴァージョン『マクベス』が、今まさに生まれようとしています!

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コンヴィチュニー 「オペラ・アカデミー in びわ湖」大成功!

5月公演『マクベス』、いよいよ演出ペーター・コンヴィチュニーが稽古場に合流しました。今回も1カ月にわたる感動の舞台作りが始まります!
今回、コンヴィチュニーは、3月25日~28日、びわ湖ホールの「オペラ・アカデミー」のため、先に来日していました。
そこで、オペラ・アカデミーの担当者・びわ湖ホール福島寿史さんに、お伺いして、コンヴィチュニー演出の「現場」をお伝えしたいと思います。
――びわ湖ホールで「コンヴィチュニー オペラ・アカデミー」を始められた経緯を教えてください。
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コンヴィチュニーは、日本に演出のための学校がないと知り、自らが指導にあたる「演出の学校」の開設を構想しました。
彼が提案した学びの方法は、自身の演出でオペラが作り上げられていく過程を間近で見ることによってペーター・コンヴィチュニーの哲学を吸収するという、非常に実践的なものでした。 
まずは東京でワークショップが行われ、翌年、マンパワーの面からも設備の面からも劇場としての充実した機能を備えているびわ湖ホールに白羽の矢が立ちました。当初は前年の東京でのワークショップのように、有名アリアに演出をつける、という内容を予定していましたが、開催2か月前にコンヴィチュニーから「オペラの全幕演出を」という提案があったことを受け、プッチーニ『蝶々夫人』全幕を扱うという運びとなりました。これが2010年8月、第一回目のワークショップとなりました。

――どういった方が参加されているのでしょうか?
演出家やオペラ歌手、およびこれらの職業を志す方を主な受講対象としています。また、劇場スタッフも対象となっているほか、研究者や評論家の方にも全国から多く参加いただいており、大きな注目を集めています。

――今年(2012年度)のテーマ、題材は何でしょうか?
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本来では、モーツァルトの『魔笛』を題材として夏にアカデミーを開催する予定でした。しかし、コンヴィチュニー氏の健康上の理由から中止とし、『魔笛』のワークショップは2013年の夏まで持ち越しとなりました。
今回のアカデミーは、コンヴィチュニーの強い希望により急遽開催が決定したため日数が少なくなったので、従来のワークショップ形式ではなくレクチャー形式で開催しました。
講義では4つの演目が紹介されました。そのうち3つ、ウェーバー『魔弾の射手』、ヴェルディ『ドン・カルロス』、ワーグナー『神々の黄昏』については、DVDを見ながらコンヴィチュニーの演出技法の解説がなされました。コンヴィチュニーは、常に受講者との意見交換を大切にしていました。上演の際に物議を醸したシーンでは、映像を止めて、「演出家がこのようなことをしてもよいのでしょうか?」などの挑戦的な問いかけをし、受講者の中からは、しばしば活発な議論が湧き起こりました。
また、2・3日目の午後に行ったワークショップでは、びわ湖ホール声楽アンサンブルのメンバーがモーツァルト『魔笛』のワンシーンを歌い演じ、コンヴィチュニーが、歌い手の個性を巧みに引き出しながら即興で演出をつけていきました。2013年8月のアカデミーでは、従来のワークショップ形式で、この『魔笛』を全幕通して取り組みます。

――コンヴィチュニーのアカデミーには、たくさんの「驚き」や「発見」があると思います。
   アカデミーの中で見られた印象的なシーンや言葉があれば、教えてください。

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ブレヒトの〈異化〉が演出の要所に意図的に採用されていることを、コンヴィチュニー自身から聞くことができたのは、大きな収穫であったと思います。
ベルトルト・ブレヒトは20世紀を代表する東ドイツの劇作家であり、彼が提唱した〈異化〉とは、日常において見慣れたものを、劇中に使用することでそのものに対する奇異の念を見る者に抱かせる、という手法です。コンヴィチュニーはこれを用いて、テレビやマスメディアを作品の中に組み込む試みを行っています。
たとえば、『ドン・カルロス』の3幕の火刑のシーンでは、休憩時間であるはずのホワイエに、縛られた受刑者の列や、盲目の大審問官、さらに現代風の衣裳に身を包んだ王の一団が登場し、その模様をテレビカメラで実況中継するという演出がなされました。このような〈異化〉によって、もはや私たちにとっては歴史となった火刑が、生々しい出来事として再現されることとなります。
150年前に書かれたテキストの内容を、今日を生きる我々にとって事実性をもって訴えかけてくるように再現する、そのための手段として、ブレヒトの〈異化〉を使用する。コンヴィチュニー氏の一見奇抜な演出は、決して恣意的な「読み替え」などではありません。むしろ、どうすれば原典を効果的なかたちで今日に再現することができるのかという問題提起であり、試みであると言うことができます。そのことは、「私は作品を破壊しようとしているのではありません」という一言に集約されているように思われます。

――コンヴィチュニーの『マクベス』に期待されることはありますか?
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「演出家としての私の使命は、演出を通じて幸福生成の方法を提示することです」と、コンヴィチュニーは語ります。個人と、その個人が所属する社会とは密接に関係していて、個人的な対立が社会全体の争いにつながるとも。争いを解消し、世界、ひいては人々が幸せになるためには、政治的なものであれ感情的なものであれ、個人的な対立に終止符を打たねばならないとコンヴィチュニーは言います。
欲と憎悪が生み出す人間の対立を描いた悲劇『マクベス』は、演出による幸福の提示というコンヴィチュニーのテーマにふさわしい作品であると思います。シェイクスピアの原作によるこの作品を通じて、ペーター・コンヴィチュニーがどのように幸福の方法を描き出すのか、とても楽しみです。
(回答者:公益財団法人びわ湖ホール 事業部 事業第二グループ 福島寿史さん)

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二期会『マクベス』掲載情報!『ぶらあぼ』でタイトルロール小森輝彦インタビュー

東京都内では、一年中クラシック・コンサート、オペラ公演が目白押しですが、実は、『マクベス』のあるゴールデン・ウィーク中は大きなオペラ公演が他にありません。
今年のゴールデンウィークは、ヴェルディ『マクベス』のある上野・東京文化会館を中心に、お出かけの予定を計画されてはいかがでしょう?二期会『マクベス』開幕まであと約1カ月。クラシック音楽の専門各誌では公演情報が掲載されています!

bravo4formacbeth.jpg 『ぶらあぼ』2013年4月号(3月18日発行)では、『マクベス』タイトルロールを務める小森輝彦(5月1日、3日出演)が、巻頭インタビュー「ぷれすてーじ」に登場。声楽を志した経緯から、ドイツ/ゲラ・アルテンブルク市立歌劇場でのキャリア、日本に本拠を移す決意、そして初役となるマクベスについて語っています。
▼『ぶらあぼ』はWeb上でもご欄いただけます。こちらからご覧ください。
クラシック音楽情報サイト WEBぶらあぼ
 <小森輝彦インタビューは『ぶらあぼ』4月号28ページに掲載>

mostly5formacbeth.jpg また、専門誌『モーストリー・クラシック』最新5月号の人気連載記事「コンサート特選館」では、音楽評論家寺西基之さんに☆☆☆、石戸谷結子さんに☆☆と前評価をいただきました!
▼「MOSTLY CLASSIC」最新号の情報はこちらからご覧ください。
クラシック音楽を極めるための月刊情報誌「MOSTLY CLASSIC」
【コンサート特選館】~寺西基之「コンヴィチュニー『マクベス』はヴェルディ・イヤー最大の話題作」、石戸谷結子「新国立劇場『ナブッコ』と二期会『マクベス』、オペラも花盛り」
全国の書店、amazonにて絶賛発売中です!

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二期会『マクベス』演出ペーター・コンヴィチュニー、ドイツ文化会館で語り尽くす!!

世界的演出家ペーター・コンヴィチュニーが、二期会『マクベス』新制作についておおいに語る企画が、4月9日(火)ドイツ文化センターで開催されます!

macbeth_201303_1.jpg ペーター・コンヴィチュニー、オペラ演出を語る
<東京ドイツ文化センター オペラトーク 2013>
~新制作のオペラ《マクベス》の演出を中心に~

2013年4月9日(火)19:00~
ドイツ文化会館ホール
日独同時訳付
入場無料、要お申し込み
申し込み・お問合せ: Tel. 03-3584-3201
info@tokyo.goethe.org

▼詳しくはドイツ文化センターのサイトをご覧ください。
ペーター・コンヴィチュニー、オペラ演出を語る - 催し物カレンダー|Goethe-Institut ドイツ文化センター

macbeth_201303_2.jpg コンヴィチュニーが描くオペラの登場人物は、いつも誰もが人間味に溢れています!
高貴な皇帝ティトは、滑稽さや高慢さを持ち合わせつつ、人びとに愛される人物として描かれていました。
非情なエフゲニー・オネーギンも、友人を死なせてしまうという取り返しのつかなさに悔恨の念で震える弱い男でした。
妖艶な少女サロメと高潔な預言者ヨカナーンは、同じ運命の前に悩み、ふたりとも純粋な愛を信じていました。
権力欲の権化ともいうべきマクベスとマクベス夫人、はたまたマクベスを倒す民衆たちにも、コンヴィチュニーは熱い人間の血を通わせることでしょう。
そのプロフェッショナルな仕事ぶりの哲学について、大いに語ってもらいます!

ドイツ文化センターは、東京メトロ「青山一丁目」駅A4出口から徒歩5分。青山通りを赤坂郵便局方面へ歩いて、草月ホールの手前の細道を右に入ると、到着です。
▼地図はこちら
お問い合わせ - アクセス - Goethe-Institut ドイツ文化センター

平日夜の開催、しかも入場無料、しかも同時通訳ですので、お仕事帰りの方でも、気軽にお立ち寄りいただけるのではないかと思います。事前のお申し込みだけはお忘れなく!
▼東京二期会5月公演『マクベス』公演詳細はこちら
東京二期会オペラ劇場『マクベス』 - 東京二期会
▼お問合せ・チケットのお求めはこちら
二期会チケットセンター - 東京二期会

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トゥーランドット游仙境(みなとみらい)でヴェルディを祝うディナー

今年はジュゼッペ・ヴェルディ生誕200周年。各地で様々な関連コンサートやオペラ公演がある中、みなとみらいにある中華料理の有名店「トゥーランドット游仙境」でも、ヴェルディを中心にしたイタリア、フランスの楽曲によるオペラディナーが開催されます。
【日時】2013年3月15日(金) 18時30分開場/19時00分ディナー開始
【場所】トゥーランドット游仙境 
    [横浜市西区みなとみらい2-3-7 パン パシフィック横浜ベイホテル東急3階]
【料金】お一人様15,000円(お料理、お飲物、税金、サービス料が含まれます)
【ご予約お電話番号】トゥーランドット游仙境 TEL045-682-0361~2
メディアでも頻繁に取りあげられているトゥーランドット。
昨秋からはシェフの脇屋友詞さんがフジテレビ「アイアンシェフ」に中華の鉄人として出演されており、ますます注目を集めているレストランです。
オペラディナーに出演するのは、二期会ソプラノ高橋絵理とテノール村上公太。
ピアノは湯浅加奈子。
村上は、今月びわ湖・神奈川『椿姫』にジュゼッペ役、次いで5月は『マクベス』にマルコム役で出演予定。いっぽう高橋、びわ湖・神奈川『椿姫』にヴィオレッタ役のカヴァーキャストとしてプロダクションに帯同しており、8月には『ホフマン物語』のアントニア役にて出演します。
オペラディナーのステージでは、ヴェルディ、プッチーニ、そしてフランスの楽曲でプログラムを披露いたします!
【演奏予定曲】
[オープニング]
 ヴェルディ 『椿姫』より 「乾杯の歌」
[メイン]
 プッチーニ 『トゥーランドット』より 「誰も寝てはならぬ」
 フォーレ 「夢のあとに」
 ヴェルディ 『椿姫』より 「燃える心を」
 オッフェンバック 『ホフマン物語』より 「逃げていってしまった小鳥は」
 ヴェルディ 『椿姫』より 「パリを離れて」
本公演ご鑑賞の前に、オペラ・アリアと極上の中華料理とのマリアージュはいかがでしょうか?
▼オペラディナーの詳細、お申込先はこちら
トゥーランドット游仙境 - Wakiya

▼3月公演『椿姫』公演詳細はこちら
共同制作公演『椿姫』(神奈川県民ホール公演=3/24,25) - 東京二期会
▼東京二期会5月公演『マクベス』公演詳細はこちら
東京二期会オペラ劇場『マクベス』 - 東京二期会
▼東京二期会7-8月公演『ホフマン物語』公演詳細はこちら
東京二期会オペラ劇場『ホフマン物語』 - 東京二期会

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今週はランチタイムコンサートが目白押しです!

今週はランチタイムコンサートが目白押し!
どこも入場無料ですので、お近くをお通りの際はぜひお立ち寄りください。
まずは17日(月)の東京オペラシティランチタイムコンサート。
ソプラノ石上朋美とバリトン今井俊輔が登場します。ピアノは湯浅加奈子。
ふたりは5月『マクベス』にてマクベス夫妻役で共演。
今回のランチタイムでも、熱い熱いオール・ヴェルディ・プログラムをお届けいたします!
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☆東京オペラシティランチタイム・コンサート
■日時:12月17日(月) 11:45開演 (11:30開場・12:30終演予定)
■会場:東京オペラシティコンサートホール
■料金:入場無料、全自由席
■出演:石上朋美(ソプラノ)、今井俊輔(バリトン)、湯浅加奈子(ピアノ)
■曲目:オール・ヴェルディ・プログラム
 1.『アイーダ』より"勝ちて帰れ"
 2.『椿姫』より"プロヴァンスの海と陸" 
 3.『トロヴァトーレ』より"ご覧ください、私は涙を"
 4.『マクベス』より"野望に充ちて"
 5.『マクベス』より"死と復讐の時"
 6.『マクベス』より"憐れみも、誉も、愛も" (以上予定)
▼お問合せはこちら
ランチタイム・コンサート - 東京オペラシティ

19日(水)12時からは、アグネスホテル東京。
テノール小貫岩夫が、2月に出演するオペレッタ『こうもり』のメドレーやクリスマスシーズンにちなんだレパートリーを披露します。ピアノは平塚洋子。アグネスホテルのランチはお手軽にフレンチのコースが味わえると評判。コンサートは12時半で終わるので、そのあとのお食事にぴったりです。
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☆アグネスホテル東京 第93回ランチタイムコンサート
■日時:12月19日(水) 12:00開演 (11:30開場・12:30終演予定)
■会場:アグネスホテル東京 アグネスホール
■料金:入場無料 全自由席
■出演:小貫岩夫(テノール)、平塚洋子(ピアノ)
■曲目:
 1.バーリン〈ホワイトクリスマス〉
 2.フランク〈天使の糧〉
 3.J.シュトラウス『こうもり』メドレー
 4.レハール『微笑みの国』より "君こそわが心のすべて" (以上予定)
▼お問合せはこちら
アグネス ホテル アンド アパートメンツ東京

21日(金)は丸の内トラストシティランチタイムコンサート。
毎週金曜日に開催されている、二期会でもおなじみのコンサートですが、
今回はクリスマス☆スペシャル!2月『こうもり』キャストによる豪華メンバーで、
Merry Christmas and Happy New Yearのメッセージをこめたプログラムをお贈りします。
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☆丸の内トラストシティ ランチタイムコンサート
 クリスマス☆スペシャル トラストシティ・クリスマスオペレッタ
■日時:12月21日(金)12:10開演 (13:00終演予定)
■会場:丸の内トラストタワーN館 1Fロビー
■料金:無料、ロビースペースに座席あり(数に限りがあります)
■出演:青木エマ、坂井田真実子(以上ソプラノ)、高田正人(テノール)、三戸大久(バスバリトン)、平塚洋子(ピアノ)
■曲目:
 1.J.シュトラウス『こうもり』より "歌え、踊れ"
 2.J.シュトラウス『こうもり』より "私は客を招くのが好き"
 3.J.シュトラウス『こうもり』より "公爵様、あなたのようなお方は"
 4.レハール『微笑みの国』より "君こそわが心のすべて"
 5.レハール『メリー・ウィドー』より 〈メリー・ウィドー・ワルツ〉
 6.バーナード〈ウィンター・ワンダーランド〉 編曲:加賀清孝
 7.ウェルズ〈ザ・クリスマスソング〉 編曲:加賀清孝
 8.グルーバー〈きよしこの夜〉 (以上予定)
▼お問合せはこちら
丸の内トラストシティ/演奏スケジュール|ランチタイムコンサート - 森トラスト株式会社

▼東京二期会オペラ劇場公演詳細はこちら
東京二期会ホームページのイラストをリニューアルしました! - 東京二期会
※12月15日(土)から一般発売を開始しました『マクベス』は、5月1日(水)、3日(金・祝)のD席が残席僅少となりました。2日(木)、4日(土)も多くのご予約をいただいております。ご希望の方はお早目にご予約されますことをおすすめいたします。
二期会チケットセンター

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朗報 昨年ドイツ宮廷歌手の称号を得た小森輝彦が日本に完全帰国

日本の音楽界に旋風を巻き起こします!
この度、バリトンの小森輝彦が17年のドイツ生活にピリオドを打ち、日本に完全帰国致しました。
東京二期会では2013年5月の『マクベス』にも主演致します。
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小森は、文化庁在外派遣研修員として2年研修、その後、五島記念文化財団オペラ新人賞の受賞者としての研修をベルリンで行った後、2000年よりドイツ、テューリンゲン州のアルテンブルク・ゲラ市立歌劇場と専属ソリスト契約を結び、第一バリトンを12シーズンにわたって務め、この間、ゲラ劇場で歌った役は33役、公演数は378に及びます。(アルテンブルク・ゲラ市立歌劇場以外のプロダクションも含めて今まで歌った役の数は62役)に及びます。
この数字は、歌ってきたレパートリーの殆どが、主役級(ドイツ語圏でFachpartieと呼ばれ、グローヴオペラ辞典で定義されている)である事を考えると驚異的な数字であり、事実小森は、「アルテンブルク・ゲラ市立歌劇場を引っ張るスターバリトン(中部ドイツ放送)」としてこの劇場を12年の間、牽引して参りました。
リゴレットのタイトルロールに始まり、ドン・ジョヴァンニ、オランダ人、ナブッコ、ヴォツェックなどのタイトルロールの他、スカルピア、ヤーゴ、ジェルモン、テルラムント、エスカミリオなど、ありとあらゆるバリトンの主要な役を歌い尽くしたと言っても過言ではありません。
日本人の歌手がヨーロッパのオペラハウスで12年の長きに渡り、主役を張り続けたというのは例がないことで、徐々に予算が削られつつあるドイツの文化行政の中で、通常1年ごととなる専属歌手の契約をこれだけの期間に渡って更新し続けた事は驚異的といえましょう。それにも増して難しいのは、同じ劇場の聴衆に飽きられることなく、同じ歌手が様々なオペラの主役を歌い続けたということでした。
イタリア、ドイツ、フランスのどんなジャンルのものもこなせる懐の深さ、技術の確かさ、そして常に進歩し続ける芸術家としての高邁な姿勢無くしては決してあり得ない事で、オペラの本場ドイツで、日本人の歌手がこれだけの業績を残したのは正に前人未踏であり、投票によって選ばれた最優秀歌手に送られる「テアター・オスカー」も「名誉オスカー」を含めて5回受賞しています。
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そして、その劇場の「看板歌手」としての業績が評価されて、2011年4月、日本人初のドイツ宮廷歌手(Kammersänger)の称号を授与されました。この宮廷歌手という称号は、「その歌手の芸術家としての業績とパーソナリティーによって劇場のレベルアップに寄与したことに対して与えられる(ヨッヘン・コヴァルスキー談)」ものであり、単に長い期間その劇場の公演に参加した事で得られるものではありません。
この度の帰国で、ゲラの街の聴衆が、小森を失うことを悲しんだのは想像に難くない。劇場協会は3回にわたるお別れコンサートを企画。シューベルトの「美しき水車小屋の娘」とオペラアリアの夕べを開催して小森は長年尽くしてきたゲラ市の聴衆に別れを告げ、聴衆はスタンディングオベーションで小森の熱演に応えました。
ゲラに於けるオペラ最終公演での小森の舞台挨拶の様子がご覧いただけます。
 
日本のテレビ番組制作会社が小森のゲラでの最終公演の様子を取材したときの録画抜粋(映像提供:マグマ)

■帰国後の主な活動について
この秋に帰国して最初の舞台は、11月23日と25日開催された飯森範親指揮の山形交響楽団による「さまよえるオランダ人」(演奏会形式)でした。
続く29日には児玉宏指揮の大阪交響楽団によるプフィツナー、R.シュトラウスのオーケストラ歌曲の演奏会に出演。この大阪交響楽団の演奏会は昨年の演奏会の続編にあたり、昨年に続いてNHK-FM(2013年2月予定)で放送されます。
▼山形交響楽団「さまよえるオランダ人」の記事
冬本番、北国のオーケストラが熱い! 山形響と札幌響、ドイツ音楽で名演競う - 日本経済新聞(2102/12/4)
そして、来週にはピアノの服部容子さんと共に待望のデュオリサイタルを開催。
小森輝彦&服部容子 DUO RECITAL VOL.8 <日本語字幕付き>
日時:12月20日(木) 19:00開演
会場:東京文化会館小ホール
料金:S席¥5,000、A席¥4,000
   (S席A席とも学生料金¥2,500 ※学生証の提示が必要です)
ご予約:センターヴィレッジ 03-5367-8345
    e+(イープラス) http://eplus.jp(PC・携帯)
    東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
後援:公益財団法人東京二期会
▼デュオリサイタルの詳細はこちら
小森輝彦&服部容子DUO RECITAL VOL.8 - CENTER VILLAGE MUSIC FACTORY

オペラは、2013年1月の新国立劇場『タンホイザー』ビーテロルフにはじまり、5月に東京二期会『マクベス』タイトルロール、7月に同『ホフマン物語』悪役4役、さらに11月には日生劇場・読売日響・東京二期会共催のライマン作曲『リア』(日本初演)タイトルロール、宮城においてオペラ『遠い帆』支倉常長役にも主演予定など、大きな期待が寄せられています。
今後の小森輝彦の活躍にどうぞご期待ください。

▼小森輝彦の公式サイトより
日本へ帰国のお知らせ (2012年7月2日)
帰国についての新聞記事(2011年10月) (2012年7月3日)
5回目のテアターオスカー受賞 (2012年7月8日)
▼コンヴィチュニー演出の東京二期会『マクベス』は12月15日(土)から一般発売開始です!
2013年5月公演 G.ヴェルディ『マクベス』 - 東京二期会

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5月公演G.ヴェルディ『マクベス』チケット発売について

二期会創立60周年記念・東京二期会オペラ劇場2013年5月公演『マクベスのチケットを次の通り発売致します。

●発売日 愛好会発売 2012年12月6日(木)10:00~
   一般発売
 
2012年12月15日(土)10:00~
 
●ご予約・お問合せ 二期会チケットセンター 電話03-3796-1831 FAX03-3796-4710
銀行振込、郵便振替、各種クレジットカード取扱
受付時間:平日10:00~18:00、土曜10:00~15:00、日・祝休業
チケットゲッティ 24時間受付(※発売日の午前0時より受付開始 ※座席位置指定可能 ※セブンイレブン決済・受取可能)
 
●プレイガイド
[一般発売のみ]
チケットスペース:03-3234-9999
イープラス: http://eplus.jp/
  電子チケットぴあ:0570-02-9999[Pコード187-714]
          http://t.pia.co.jp/
ローソンチケット:0570-000-407(オペレーター対応10時~20時)
           0570-084-003(自動音声24時間[Lコード33208])
          全国ローソン店頭ロッピーで直接購入ができます。
          http://l-tike.com/
東京文化会館チケットサービス:03-5685-0650

macbeth2013_seat_thumb.jpg 座席表(PDF)    macbeth2013_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)
『マクベス』公演詳細
「二期会チケットセンター」

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二期会『マクベス』先行予約直前!
「ヴェルディ&ワーグナー生誕200年祭」キックオフ記者会見、5日11時より生中継!

いよいよ明後日6日(木)より、東京二期会オペラ劇場5月公演ヴェルディ『マクベス』の二期会オペラ愛好会の先行予約が始まります。
ご存じのとおり、2013年はイタリアとドイツの偉大な作曲家ヴェルディとワーグナーの生誕200年にあたります。それを記念して、この度、新国立劇場、藤原歌劇団、METライブビューイングなどとオペラ業界横断で、「2013ヴェルディ&ワーグナー生誕200年祭」を開催することになりました。明日5日(水)午前11時から、そのキックオフ記者会見が新国立劇場にて開かれます。
今回、その様子がこちらのUSTREAMで生中継配信されることになりました!

Streaming live video by Ustream        ◆◆2012年12月5日(水) 11:00より生中継!◆◆
東京二期会は来年5月の『マクベス』と、3月にびわ湖・神奈川・京響・神奈川フィル共同制作公演『椿姫』をご紹介します!
▼5月『マクベス』詳細はこちら
・ドイツ/ライプツィヒ歌劇場との共同制作 東京二期会オペラ劇場『マクベス』 - 東京二期会
▼共同制作公演『椿姫』詳細はこちら
・イタリア/ボローニャ歌劇場との提携公演 5社共同制作公演『椿姫』 - 東京二期会

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鬼才!演出家ペーター・コンヴィチュニーの本ができました

2006年『皇帝ティトの慈悲』、2008年『エフゲニー・オネーギン』、2011年『サロメ』で、いずれも話題を呼んだ、演出家ペーター・コンヴィチュニー&東京二期会オペラ劇場のプロダクション。
コンヴィチュニー演出には、どんなメッセージがこめられているのか、世界的な演出家が来日し、日本人スタッフ、歌手とともに過ごす1カ月もの稽古期間に、歌手たちが感じたこと等、公演写真を豊富に紹介しながらその演出意図に迫ります。
監修は、山崎太郎氏、音楽評論家の東条碩夫、森岡実穂各氏が執筆に参加しています。
二期会の高橋 淳、片寄純也、大隅智佳子、板波利加ほか、衝撃!ともいえるサロメの舞台を乗り越えた歌手たちが、機代の演出家コンヴィチュニ-について存分に語っています。
2009年のワークショップをきっかけに、毎年びわ湖ホールで開催されるようになった、オペラ演出ワークショップ等、最近の日本のオペラ界の動向も盛り込まれています。ぜひ、ご一読ください。
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そして、来年にはコンヴィチュニー&東京二期会の第四弾、ヴェルディ・メモリアル・イヤーに合わせて、傑作『マクベス』の上演が決定しています。
2013年5月、再び展開されるコンヴィチュニー・ワールドをどうぞお楽しみに!

◆◆書籍の詳細◆◆
クラシックジャーナル046
「オペラ演出家ペーター・コンヴィチュニー」
山崎太郎編集 A5判 248頁 本体1,400円
▼詳細はこちらをごらんください
クラシックジャーナル046 オペラ演出家ペーター・コンヴィチュニー - 株式会社アルファベータ

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