カテゴリーアーカイブ: 二期会Days

Nikikai Days@Blue Rose 2021 各公演ご案内 第2回
ブラームス・ワルツ集「2つの愛の歌」~第1日 5/16(日)14時開演

サントリーホールブルーローズで二期会歌手が競演する夢の3日間「NIKIKAI Days@Blue Rose」。
各公演ご案内第2回は、1日目を飾るブラームス・ワルツ集「2つの愛の歌」から。
出演のメゾソプラノ加納悦子がブラームス歌曲の聴きどころと、その魅力をお届けします。

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ブラームスの歌曲を歌うとき、いつもシャープ・フラットといった臨時記号に気を付けています。これらがミソなのです。ブラームスの歌は一見どっしり構えて安定していますが、よく観察すると、多くの色があるので、これが臨時記号になって書かれていると私は思っています。
例えば《愛の歌・ワルツ集》と同じ詩人、ゲオルグ・フリードリヒ・ダウマーの詩による《Wie bist du, meine Königin なんと君は、私の女王様》というブラームスの曲があります。各節の終わりに “wonnevoll, wonnevoll!=「喜びいっぱい、喜びいっぱいに」”が繰り返される、たおやかな愛の歌で、演奏していても聴いていても穏やかな心地よさに包まれます。
歌い始めから全然臨時記号がありません(譜読みが簡単!)。第2節目の終わりに現れる1回だけの臨時記号【♭】がついた言葉を見ると、“Ach=「あぁ」”という溜息。そこで「ヨハネス・ブラームスはこのように、ふと少し低く溜息を漏らしたのだなぁ」と読み取る訳です。そのあとの第3節では思いが千々に乱れ♯と♭のオンパレードになり、ブラームスのパッションの開花となるのです(素敵!)。
音符と言葉の世界で想像、ときに妄想の翼を広げながら、特にブラームスでは、全体を簡単に俯瞰しただけでは分からないが、分け入って詳しく味わってみると、彼の魅力、言い換えればエロスが垣間見られるというのが、ブラームス歌曲の楽しみの一つだと私は思っています。


バリトン 小森輝彦

ソプラノ 佐々木典子

メゾソプラノ 加納悦子

テノール 松原 友

ピアノ 小林道夫

ピアノ 井出德彦

さて、家庭音楽という分野(?)があって、まさしく家族や仲間が睦まじく合唱・合奏するためにある音楽ですが、まずは楽しめるように、それほど難しくない曲で、でも十分芸術的な雰囲気が溢れている、といったらブラームスの《愛の歌・ワルツ集》は代表的な作品です。“ブンチャッチャー・ブンチャッチャー”のリズムの「レントラー」という南ドイツ圏特有の素朴なワルツに乗せて、男女の恋愛についての〈あれやこれや〉が歌われていきます。
ただし「それほど難しくない」と言いましたが、ここにもヨハネス・ブラームスのエロスは漂っていて、めまぐるしい転調があり(つまり予期せぬシャープやフラットです。)、特に!!その転調を四人の歌手の内側!にいる人(アルト!)が一生懸命お仕事をして成し遂げていると自負しています。《愛の歌》の数々に出現する情緒の揺らぎやパッションの表現を、声楽アンサンブルの内側の声の人が担っている、とでも言いましょうか。見え隠れしながら奮闘する、真の愛の奉仕です。
また、この曲集はピアノが連弾なので、家族や仲間との演奏ももちろん楽しいのですが、時には思いを寄せている二人が連弾するのも、時々指が触れたりしてスリリングですね。

私にとってはドイツ・ケルン音大留学中に、学内のリート・クラスの演奏会で歌って以来の《愛の歌》です。恋愛の〈あれやこれや〉には多分もうドギマギしません。しかしこのブラームスの〈あれやこれや〉にはうろたえてしまう。今年の二期会Daysの《愛の歌》のメンバーは各々が恋のい・ろ・はを熟知しつつも、ブラームスの音楽に翻弄されて、皆でドギマギするのでしょうか。
1874年に公表された《愛の歌》作品52と、好評を博して翌年公表された《新・愛の歌》作品65の計33曲。全て三拍子、ワルツです。ドイツ・リートを愛してやまない四人の歌手と二人のピアニストの手に汗握る丁々発止が生まれますように。
 ――加納悦子

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▼演奏予定曲等、公演情報ページはこちらから
NIKIKAI Days @ Blue Rose 2021 - 主催・制作コンサート - 二期会21

●ご予約・お問合せは 《好評発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

ちらし(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2021
■会場:サントリーホール ブルーローズ
■料金(全席指定・税込):
  プレミアム席6,000円(オリジナルクリアファイル付)、普通席4,500円
<第1日 ブラームス・ワルツ集「2つの愛の歌」>
■日時:2021年5月16日(日) 14:00開演
■出演:
  佐々木典子(ソプラノ)、加納悦子(メゾソプラノ)、松原 友(テノール)、
  小森輝彦(バリトン)、小林道夫(ピアノ)、井出德彦(ピアノ)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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Nikikai Days@Blue Rose 2021 各公演ご案内 第1回
オペラ『光太夫』(演奏会形式)~第2日 5/28(金)19時開演

サントリーホールブルーローズで二期会歌手が競演する夢の3日間「NIKIKAI Days@Blue Rose」。今年は、コロナ禍のため中止となりました昨年のプログラムを改めて5月に上演致します。
第1日は5月16日(日)14時、ブラームス・ワルツ集「2つの愛の歌」。少し日にちをおきまして第2日は5月28日(金)19時、オペラ『光太夫』(演奏会形式)。そして第3日は5月29日(土)14時、<タイトルロールな歌姫(ディーヴァ)たち>をお贈りします。

公演まで約1か月となり、チケットも多くご予約頂いている中、ここで各公演のご案内をしてまいります。
初回のご案内は5月28日(金)19時からの第2日、ファルハング・フセイノフ作曲 オペラ『光太夫』は、初演から28年ぶりの待望の再演。ロシア語(日本語字幕付)で上演いたします。
激動の時代を生きた光太夫を今注目のバリトン、加耒 徹が演じます。

こちらの対談動画ではオペラ『光太夫』の魅力と聴きどころを、プロデューサーの岸本 力(ラックスマン役でも出演)と、加耒 徹が語っています。


また、岸本からのメッセージも届いておりますので、ご紹介いたします。

今回のオペラ『光太夫』は、ファルハング・フセイノフ作曲で、井上靖氏著の「おろしや国 酔夢譚(すいむたん)」に描かれた大黒屋光太夫が題材となっています。18世紀の終わりの江戸鎖国時代、異国で過ごした光太夫が、苦難を乗り越え帰国した壮大な男のロマンの物語です。
光太夫は、当時のロシア女帝・エカテリーナにペテルブルグの宮殿で謁見し帰国し、日露文化交流を最初に成し遂げた画期的な偉業の人物とされています。
今回は1993年、日本でロシア語による演奏会形式の世界初演以来、28年ぶりの上演です。二期会Daysの演目として、昨年の5月29日に予定されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言により延期され、今回の上演となりました。

本公演チケットはおかげさまで、「プレミアム席」がすでに予定販売数を終了、現在は「普通席」のみのご案内となっております。良いお席はお早目にお求めください。

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●ご予約・お問合せは 《好評発売中》
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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2021
■会場:サントリーホール ブルーローズ
■料金(全席指定・税込):
  プレミアム席6,000円(オリジナルクリアファイル付)、普通席4,500円
<第2日 ファルハング・フセイノフ作曲 オペラ『光太夫』>
■日時:2021年5月28日(金) 19:00開演
■出演:
  長田雅人(指揮)、太田麻衣子(構成)、大山大輔(ナレーター)、松本康子(ピアノ)
  <キャスト>
  光太夫:加耒 徹(バリトン)、ソフィア:内田智子(ソプラノ)、
  ラックスマン:岸本 力(バス)、エカテリーナII:小野綾香(メゾソプラノ)、ほか
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NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019
◆第2日 中島康晴プロデュース『愛の妙薬』ハイライト(語り付き)【第2回】

いよいよ来週開幕≪NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019≫。今回は6月22日(土)14時開演、第2日『愛の妙薬』ハイライトをプロデュースするテノールの中島康晴からのコメントを紹介!!



今回二期会Daysには2度目の出演となります。
今回の公演は『愛の妙薬』ハイライトとはなっていますが、ドニゼッティの心躍る楽しいメロディーを切り取ってしまうのはあまりに勿体ないので、出来るだけオペラ全曲に近い形で演奏できるように、アリア・重唱以外のつなぎの部分も取り入れた構成にしました。
日本語の解説も付け、このオペラが初めてでも話の筋を追えるようになっております。
さらにヴァイオリン、軍隊ラッパ、軍楽隊ドラムと超ミニ・オーケストラにも参加してもらいます。

ドニゼッティの時代を生きていた歌手たちは皆、モーツァルトやロッシーニを歌うためのトレーニングを受けていました。その中には高速のパッセージ、クレッシェンド・ディミヌエンド、キアーロスクーロなどの、ものすごく難しい技術の習得がありました。
その意味でもこの度ドニゼッティ『愛の妙薬』を上演出来ることをこの上ない喜びと感じています。

世界一、ダントツで響きの美しいイタリア語で楽しい物語を、4人の歌手と仲田淳也さんという素晴らしいピアニスト(彼は指揮者でもあります)、西新宿ガルバホールのオーナーで朗読会を開催されている彌永耕一さんと一緒に紡いでいきたいと思います。
皆さま6月22日のお昼ごろ、サントリーホールブルーローズに是非足をお運びください。
中島康晴

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キャスト:

アディーナ
山口清子

ネモリーノ
中島康晴

ベルコーレ
大沼 徹

ドゥルカマーラ
畠山 茂

ピアノ
仲田淳也

語り
彌永耕一

■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019 第2日
中島康晴プロデュース『愛の妙薬』ハイライト(語り付き)

日時:2019年6月22日(土) 14時開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
料金:(全席指定・税込)
   ・普通席:一般¥4,500《発売中》
   ・プレミアム席:一般¥6,000(予定販売数終了)
   ※二期会オペラ愛好会会員割引あり

チラシダウンロード(PDF)
▼NIKIKAI Days 2019公演情報ページはこちら
NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019|主催・制作コンサート - 二期会21

●公演のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

●チケット取扱
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017 (10:00~18:00 休館日を除く)
チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード:143-147)

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NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019
◆第1日 女は皆こうしたもの…?『コジ・ファン・トゥッテ』ハイライト【第2回】

今月に開幕せまる≪NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019≫。ブログにて全3公演をご案内中。
今回は6月21日(金)19時開演、第1日『コジ・ファン・トゥッテ』ハイライト。前回「デスピーナ渡邉絵美子の稽古場リポート!」に続き、2回目はフェランド役 鈴木 准による「二期会デイズ版 コジのトリセツ」です。

      *     *     *

 テノール 鈴木 准

何を隠そう!いえ…隠した事はありませんが…私が初めて全曲に取組んだオペラで、思い入れのある演目なんです。さらにそこから10年の時を経て、二期会デビューとなったのもこの『コジ』。イタリア語の発音に比較的忠実に『コズィ』と書くべきか、カタカナ表記の限界を考えさせられるタイトルです。(それはまた別の機会に…いつ?)

どんな演目でもそうですが、第一声が自分の歌というのは、非常に大きなプレッシャーです。その栄誉を楽しむ余裕などありません。誰よりも楽屋入り(イリ)時間が早いという特典つきです。

さて、私が最初にフェランドという役を歌った時は、全曲が日本語訳詞でした。当時はモーツァルトの作品に限らず、オペラを日本語訳詞で上演することが多く、歌い出しは〔♪我がドラベッラだけは違う!〕となります。

このオペラは、2人の若い男(グリエルモ、フェランド)が意気揚々と自分たちの恋人(フィオルディリージ、ドラベッラ)こそが至高の存在だ!と宣言するところから始まります。そして、もしそれを証明したいなら…と、人生の先輩である友人ドン・アルフォンソから、それを試すゲーム(賭け)を持ちかけられて話が進みます。

ゲームとは、具体的には、男たちが変装して入れ替わり、それぞれ別の相手を口説いて、彼女たちの浮気心を試すというもの。

昔も今もたくさんの議論を生んでいるこのオペラ、試される側の女性たちからは、何と不届きな!失礼な!と怒りを買って当たり前なストーリー。でも、オペラが進行するにつれ、試そうとしている男たちも実は試されているのであり、苦悩するわけで。愛するからこそ喜びだけでなく、怒りや失望、苦悩といった心の機微が生まれる。それを描きだす美しい音楽…モーツァルトの手のひらの上で、6人の登場人物の感情が入り乱れます。

あ、6人目を紹介していませんでした。女中のデスピーナ。彼女の活躍なくしてゲームは進行できません!
そう。これこそがこのオペラの1番の特徴であり、不謹慎な内容にもかかわらず愛されている理由…

全員が主役です!
6人がそれぞれ魅力的!

ゲームが進むにつれ、最終的に苦悩するのは男も女もない。賭けの結果よりもその心のあり方に興味が向けられる。今回のサブタイトルに『女は皆こうしたもの…?』と?がつけられているのはそうした意味(鈴木の個人的解釈)です。言われ尽くされていますが、やはり『人間は皆こうしたもの』というふうに締めくくりたくなります。

今回の二期会デイズ『コジ・ファン・トゥッテ』はハイライト(カットして短縮した版)です。歌唱は原語であるイタリア語ですが、レチタティーヴォ・セッコ(音付きのセリフ)部分を、かつて二期会で上演されていた中山悌一氏の日本語訳詞を用いたセリフ+α によってお届けします。スピード感のある「濃縮版」としてお楽しみください!

鈴木 准

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■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019 第1日
女は皆こうしたもの…? W.A.モーツァルト『コジ・ファン・トゥッテ』ハイライト

日時:2019年6月21日(金) 19時開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
料金:(全席指定・税込)
   ・普通席:一般¥4,500《発売中》
   ・プレミアム席:一般¥6,000(予定販売数終了)
   ※二期会オペラ愛好会会員割引あり
出演:

フィオルディリージ
吉田美咲子

ドラベッラ
加賀ひとみ

デスピーナ
渡邉絵美子

フェランド
鈴木 准

グリエルモ
寺西一真

ドン・アルフォンソ
鹿野由之

ピアノ
髙木由雅

構成
澤田康子
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NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019|主催・制作コンサート - 二期会21

●公演のお問合せ・チケットのご予約は
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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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●チケット取扱
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017 (10:00~18:00 休館日を除く)
チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード:143-147)

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NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019
◆第2日 中島康晴プロデュース『愛の妙薬』ハイライト(語り付き)

6月22日(土)≪NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019≫第2日『愛の妙薬』ハイライトにドゥルカマーラ役で出演する、バスバリトン畠山 茂からのメッセージ‼



二期会Daysへの出演は、前身の二期会WEEK時代の2013年、自分で企画を出した『ドン・パスクァーレ』以来でしょうか。あのときは、二期会の本公演で意外とオペラ・ブッファ(喜劇オペラ)を上演しないな、じゃあこういう機会に──と発案したのでした。

今回は中島康晴くんからお声がけいただきました。大学時代の同門の後輩だった中島くんと久しぶりに再会したのは2011年、韓国の大邱国際オペラフェスティバルの、やはり『ドン・パスクァーレ』でした。彼がエルネストで、僕が題名役。そのときに、あ、中島くんはシリアスな役だけじゃなくて、こういう役としてのキャラも面白いな、と思ったものですが、今回『愛の妙薬』でまた、ドニゼッティの喜劇オペラでの「恋人役」と「老人役」としての共演が叶います。

どちらの作品もですが、コメディア・デラルテ(イタリアの伝統的仮面即興喜劇)を踏まえて作られています。古くからある枠組みを使うことによって寓話性が生まれる、と言いましょうか。現代的な意味でのリアリズムではありませんが、ネモリーノの純愛や、アディーナが自分の気持ちに気づくところなど、別のある種の「リアル」が垣間見えるような、あ、こういうことあるよな、と感じていただけるイメージが出せれば、と思っています。

あとの2人の歌手も、よく知った仲間です。ベルコーレ軍曹の大沼 徹くんはもう、普段からトボケたかっこよさを醸し出していますし、アディーナの山口清子ちゃんは、一昨年の二期会『ばらの騎士』でのゾフィー役を間近で見たのが記憶に新しいところですが、可愛いけれど芯が強い女の子、を演じるのにピッタリです。
どうぞご期待ください。僕も楽しみにしています(笑)。

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キャスト:

アディーナ
山口清子

ネモリーノ
中島康晴

ベルコーレ
大沼 徹

ドゥルカマーラ
畠山 茂

ピアノ
仲田淳也

語り
彌永耕一

■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019 第2日
中島康晴プロデュース『愛の妙薬』ハイライト(語り付き)

日時:2019年6月22日(土) 14時開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
料金:(全席指定・税込)
   ・普通席:一般¥4,500《発売中》
   ・プレミアム席:一般¥6,000(予定販売数終了)
   ※二期会オペラ愛好会会員割引あり

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●チケット取扱
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NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019
◆第1日 女は皆こうしたもの…?『コジ・ファン・トゥッテ』ハイライト

来月に迫った≪NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019≫。開幕まで、ブログにて全3公演をご案内してまいります。まずは6月21日(金)19時開演、第1日『コジ・ファン・トゥッテ』ハイライトです!

◆ものがたり◆
ナポリの良家の姉妹と婚約中の2人の士官は「僕たちの恋人は浮気なんてしない!」と言いますが、老哲学者は「女というものは必ず心変わりする」と、笑います。恋人の貞操を賭けた2人は変装し、お互いの恋人へアプローチ。初めは見知らぬ異性の出現に戸惑う姉妹たちですが、「女だって、恋を楽しまなくちゃ」とそそのかされるうち、ついに陥落。怒り狂う士官たちでしたが、やがて本当の愛を確かめ、元のさやに収まります。

公演日まで、緻密に積み上げられていく音楽稽古の模様を、デスピーナ役 渡邉絵美子のコメント付きでご紹介します。
題して、「デスピーナ渡邉絵美子の稽古場リポート」!

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『デスピーナ渡邉絵美子の稽古場リポート』



皆さまこんにちは!
この度、二期会デイズ『コジ・ファン・トゥッテ』にてデスピーナ役を務めます、渡邉絵美子です!
さてさて、新緑が美しい季節がやってきて、あっという間に二期会デイズまであと1ヶ月を切りました…!!!
そこで私、デスピーナ渡邉が、稽古場の様子をリポートしてみたいと思います!

おやおや!なにやら言い争いが聞こえてきましたね…



幕開けの三重唱。言い争いで始まるこの作品は、アルフォンソの提案で思わぬ方向に向かっていきます。

強弱を楽譜に書いてある通りに表現していくと、不思議とキャラクターや感情が聴こえてくるのがオペラの醍醐味の一つです。



デスピーナにそそのかされ、男性2人のどちらの方がタイプか、女子トークを繰り広げる姉妹。いつの時代も、女子トークは止まらないものです。

フィオルディリージとドラベッラは全くキャラクターが違います。
常識と世間体を重んじる長女と、行動的でどこか憎めない次女…姉妹や兄弟がいる方には共感ポイントがあるかもですね。



すっかりその気になったドラベッラと、グリエルモの二重唱。一見ロマンチックな曲ですが、モーツァルトによるコミカルな仕掛けが散りばめられています。



今回オーケストラとしてピアノを演奏してくださるピアニストは髙木由雅さん。コレペティとしてもご活躍されている髙木さんが、的確にアドバイスしてくれていますので、アンサンブルの良さがどんどん引き出されていきます。
個人的には1幕のフィナーレのオーケストラが、サスペンスドラマのようで大好きです。
先ほど言ったモーツァルトの仕掛けは、オーケストラ含め、様々なところで仕掛けられています。ぜひオーケストラ(今回はピアノで表現していただきます)と合わせてお楽しみください。



フィナーレの結婚式。
紆余曲折あって、結局その日に出会った男たちと結婚式を挙げる事にした姉妹。この後公証人が登場しますが…?! 波乱の展開に乞うご期待!

声楽をやるにあたって、大多数の歌い手達が一度は勉強する「コジ・ファン・トゥッテ」。 こんなに楽しい作品なのに、私の周囲の方の反応を見ると、他のモーツァルトの作品に比べて、あまり一般の方に馴染みがないように感じます。
今回はハイライトなので短いですし、作品の良さは残しつつ、(演奏はイタリア語ですが、)日本語のセリフで繋ぐので、「コジ・ファン・トゥッテ」初心者の方でも、きっとお楽しみいただけると思います。

これから本格的な立ち稽古が始まります。音楽稽古の段階で面白いのに、果たしてどんな面白い事が待ち受けているのでしょう!
ぜひぜひ、劇場に足をお運びいただき、実際にご覧いただければ嬉しいです!

出演者一同、心よりお待ちしております♪♪

以上、デスピーナ渡邉の稽古場リポートでした!
渡邉絵美子

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■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019 第1日
女は皆こうしたもの…? W.A.モーツァルト『コジ・ファン・トゥッテ』ハイライト

日時:2019年6月21日(金) 19時開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
料金:(全席指定・税込)
   ・普通席:一般¥4,500《発売中》
   ・プレミアム席:一般¥6,000(予定販売数終了)
   ※二期会オペラ愛好会会員割引あり
出演:

フィオルディリージ
吉田美咲子

ドラベッラ
加賀ひとみ

デスピーナ
渡邉絵美子

フェランド
鈴木 准

グリエルモ
寺西一真

ドン・アルフォンソ
鹿野由之

ピアノ
髙木由雅

構成
澤田康子
      *     *     *

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NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019|主催・制作コンサート - 二期会21

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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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●チケット取扱
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3/10(日) NIKIKAI Days 2019プレコンサート「MOZART and his circle」
~出演者メッセージリレー(最終回)バリトン宮本益光&ピアノ山口佳代

3月10日(日)にサントリーホール ブルーローズで開催するNIKIKAI Days 2019プレコンサート「MOZART and his circle/声楽作品から見るモーツァルト交遊録」。
当日は名手たちの演奏だけでなく、バリトン宮本益光による作品にまつわる話やモーツァルトの周りに集う人々の話なども交え、モーツァルトの交遊録を紐解いていきます。モーツァルトの新たな発見があること間違いなし!

リレーでご紹介してきた出演者からのメッセージ。最終回はバリトン宮本益光とピアノ山口佳代からのメッセージです。

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<宮本益光より>


―― これまでの演奏活動の中で、モーツァルトの演奏における体験談や思い出についてお聞かせください。

私はドン・ジョヴァンニでオペラデビューし、二期会デビューもドン・ジョヴァンニでした。フィガロの結婚、コジ・ファン・トゥッテ、魔笛…これらの作品はいつでも歌える自信があります。
私の音楽家としての骨格をなしているのがモーツァルトだと信じていますが、彼の神髄にはまだ遠く至りません。だから好きなのです。

―― 今回歌われるモーツァルトのコンサートアリアは大変難易度が高く、演奏会でも取り上げることが少ないということを伺いました。今回の“コンサートアリア”を歌われる意気込みをお聞かせください。

実は私が歌うアリア「手に口づけを」だけはとても短くチャーミング。他の皆さんは皆10分近くかかる大曲ばかり。名手揃いですから、選曲した私自身、とても楽しみにしているのです。
決して楽したわけではないのですよ。私はこの日、司会も担当するしね。

―― この公演の聴きどころやお客様へメッセージをお願いします。

モーツァルトを歌わせたら…という方々ばかりですから、演奏が素晴らしいのはもちろんです。
それだけでなく、その作品にまつわる話、モーツァルトの周りに集う人々の話など、自称、モーツァルトおたくの私が、とっておきのお話をもって皆さまをご案内いたします。
きっとモーツァルトがさらに身近に感じられ、改めて彼の才能を認識するひとときとなるでしょう。

     *     *     *

<山口佳代より>


右手はいつもヴァイオリン、小指辺りでフルートを吹き、両親指はファゴットやホルンなど、左手はやはりチェロ&コンバス、たまにティンパニー鳴らしたり♪♪
モーツァルトを愛してやまない名歌手5人を尊敬し仕える楽団として感謝を込めて演奏させて頂きます。

     *     *     *

それでは公演当日、サントリーホール ブルーローズで皆様のご来場をお待ち申し上げております!


チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2019 プレコンサート
「MOZART and his circle」声楽作品から見るモーツァルト交遊録

>>モーツァルトの作品を世に送り出した人、モーツァルトの想像の泉を刺激した人、彼の交遊録を紐解きながら、モーツァルト作品の魅力とその時代を描きます。
日時:2019年3月10日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:全指定席 ¥4,500(税込)
出演:澤畑恵美(ソプラノ)、針生美智子(ソプラノ)、小林由佳(メゾソプラノ)、望月哲也(テノール)、宮本益光(バリトン)、山口佳代(ピアノ)
予定プログラム:(構成・宮本益光)
<第1部>
コンサート・アリアから
・「手に口づけを」 宮本益光
・「アルカンドロよ、私は告白する~私は知らぬ、このやさしい愛情がどこからやってくるのか」 針生美智子
・「もし私の唇を信じないなら~悩み苦しむ心だが」 望月哲也
・「幸せの影よ~私はお前を残していく」 小林由佳
・「ああ、私は前からそのことを知っていたの!~私の眼の前から消え去っておくれ~ああ、この波を越えていかないで下さい」 澤畑恵美
<第2部>
オペラ『魔笛』より
・「地獄の復讐が私の心の中に煮えかえっている」 夜の女王:針生美智子
オペラ『ドン・ジョヴァンニ』より
・「ああ私のお父様が~逃げるのですね、何て酷い!」 ドンナ・アンナ:澤畑恵美/ドン・オッターヴィオ:望月哲也
オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』より
・「彼に目を向けてください」 グリエルモ:宮本益光
・「私、あの黒髪の人を取るわ」 フィオルディリージ:針生美智子/ドラベッラ:小林由佳
・「心をあなたにお贈りします」 ドラベッラ:小林由佳/グリエルモ:宮本益光
オペラ『劇場支配人』より
・「私はプリマドンナよ」 ジルバークランク嬢:澤畑恵美/ヘルツ夫人:針生美智子/フォーゲルザンク氏:望月哲也
オペラ『フィガロの結婚』より
・「伯爵夫人よ、許してくれ」 出演者全員

※都合により曲目は変更させていただく場合がございます。

▼公演概要ページはこちら
NIKIKAI Days 2019 プレコンサート:MOZART and his circle 声楽作品から見るモーツァルト交遊録 - 二期会21

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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3/10(日) NIKIKAI Days 2019プレコンサート「MOZART and his circle」
~出演者メッセージリレー (4)ソプラノ針生美智子

3月10日(日)にサントリーホール ブルーローズで開催するNIKIKAI Days 2019 プレコンサート「MOZART and his circle/声楽作品から見るモーツァルト交遊録」。
前半はコンサートアリア、後半はおなじみのオペラよりアリアや重唱を演奏予定。作品にまつわる話やモーツァルトの周りに集う人々の話なども交え、演奏をお楽しみいただきながら、モーツァルトの交遊録を紐解いていきます。

出演はモーツァルトをこよなく愛する5人の歌手とピアニスト。6名によるメッセージリレー第4回はソプラノ針生美智子より!

     *     *     *



―― これまでの演奏活動の中で、モーツァルトの演奏における体験談や思い出についてお聞かせください。

私の生まれて初めてのオペラデビューが、『魔笛』の夜の女王でした。北海道旭川での市民オペラで、右も左もわからないまま夢中で歌った記憶が、今でもハッキリ思い出されます。あれから約25年経った今も、様々な節目で夜の女王を演じ、歌っていますが、歌うたびに変化、発見があります。いつまでこの役が歌えるかわかりませんが、私にとっての原点であり、沢山の試練を与えてくれた大切な役です。

―― 今回歌われるモーツァルトのコンサートアリアは大変難易度が高く、演奏会でも取り上げることが少ないということを伺いました。今回の“コンサートアリア”についてお聞かせください。

「アルカンドロよ、私は告白する〜私は知らぬ、このやさしい愛情がどこからやってくるのか」は今回初めて歌います。ウェーバー家の次女アロイジアの為に書かれた曲で、モーツァルトはアロイジアへの恋心とその才能に惚れ込んで書いたそうです。とにかく美しく、難しい。アロイジアは、完璧に歌ったと書いてますが、音域の広さ、技術は相当なものだったと想像出来ます。この音楽に素直に音を紡いで、美しさをそのままお伝え出来る様、歌ってみたいです。

―― この公演の聴きどころやお客様へメッセージをお願いします。

ズバリ、宮本益光さんのお話でしょう!出演する私もとても楽しみにしています。作品の奥行き、繋がり、裏話など、演奏と一緒に知ることができる!そして、アンサンブルの魅力、なかなか聴く事の出来ない貴重なコンサートアリアなど、美味しい所が一杯入ったコンサートです。

愛に溢れたモーツァルトの音楽を、是非お聴き下さい。

ソプラノ針生美智子

     *     *     *

チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2019 プレコンサート
「MOZART and his circle」声楽作品から見るモーツァルト交遊録

>>モーツァルトの作品を世に送り出した人、モーツァルトの想像の泉を刺激した人、彼の交遊録を紐解きながら、モーツァルト作品の魅力とその時代を描きます。
日時:2019年3月10日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:全指定席 ¥4,500(税込)
出演:澤畑恵美(ソプラノ)、針生美智子(ソプラノ)、小林由佳(メゾソプラノ)、望月哲也(テノール)、宮本益光(バリトン)、山口佳代(ピアノ)
予定プログラム:(構成・宮本益光)
<第1部>
コンサート・アリアから
・「手に口づけを」 宮本益光
・「アルカンドロよ、私は告白する~私は知らぬ、このやさしい愛情がどこからやってくるのか」 針生美智子
・「もし私の唇を信じないなら~悩み苦しむ心だが」 望月哲也
・「幸せの影よ~私はお前を残していく」 小林由佳
・「ああ、私は前からそのことを知っていたの!~私の眼の前から消え去っておくれ~ああ、この波を越えていかないで下さい」 澤畑恵美
<第2部>
オペラ『魔笛』より
・「地獄の復讐が私の心の中に煮えかえっている」 夜の女王:針生美智子
オペラ『ドン・ジョヴァンニ』より
・「ああ私のお父様が~逃げるのですね、何て酷い!」 ドンナ・アンナ:澤畑恵美/ドン・オッターヴィオ:望月哲也
オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』より
・「彼に目を向けてください」 グリエルモ:宮本益光
・「私、あの黒髪の人を取るわ」 フィオルディリージ:針生美智子/ドラベッラ:小林由佳
・「心をあなたにお贈りします」 ドラベッラ:小林由佳/グリエルモ:宮本益光
オペラ『劇場支配人』より
・「私はプリマドンナよ」 ジルバークランク嬢:澤畑恵美/ヘルツ夫人:針生美智子/フォーゲルザンク氏:望月哲也
オペラ『フィガロの結婚』より
・「伯爵夫人よ、許してくれ」 出演者全員

※都合により曲目は変更させていただく場合がございます。

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NIKIKAI Days 2019 プレコンサート:MOZART and his circle 声楽作品から見るモーツァルト交遊録 - 二期会21

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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3/10(日) NIKIKAI Days 2019プレコンサート「MOZART and his circle」
~出演者メッセージリレー (3)テノール望月哲也

3月10日(日)にサントリーホール ブルーローズで開催するNIKIKAI Days 2019 プレコンサート「MOZART and his circle/声楽作品から見るモーツァルト交遊録」。
前半はコンサートアリア、後半はおなじみのオペラよりアリアや重唱を演奏予定。作品にまつわる話やモーツァルトの周りに集う人々の話なども交え、演奏をお楽しみいただきながら、モーツァルトの交遊録を紐解いていきます。

出演はモーツァルトをこよなく愛する5人の歌手とピアニスト。その6名からのメッセージをリレーします。第3回はテノール望月哲也より!

     *     *     *



―― これまでの演奏活動の中で、モーツァルトの演奏における体験談や思い出についてお聞かせください。

モーツァルトのオペラ作品は私と二期会との関わりの中で、最も重要な作品ばかりです。これまでに『ドン・ジョヴァンニ』『魔笛』『皇帝ティートの慈悲』『コジ・ファン・トゥッテ』に出演しています。いい思い出ではないのですが~『魔笛』タミーノを演じた時に、本番中でしかもテレビ収録の入っている日に、肉離れを起こして…足を引きずりながら歌った思い出があります。その後同じタミーノ役でヨーロッパの劇場にもデビューすることができました。

―― 今回歌われるモーツァルトのコンサートアリアは大変難易度が高く、演奏会でも取り上げることが少ないということを伺いました。今回の“コンサートアリア”についてお聞かせください。

「もし私の唇を信じないなら~悩み苦しむ心だが」
コンサート・アリアというものは、ある特定の歌手の力量、テクニックを最大限に引き出すために作曲された作品であると考えていますが、今回歌わせていただく《Se al labbro non credi》は、アントン・ラーフという当時64歳のテノールのために書かれた作品で、正直64歳のテノールというのは、ピークはすぎていたのかもしれない。全体的な作りを見ると高音は多くないが、ゆったりとしたテンポ設定の中に、長いフレーズを歌わせるレガートの技術を求められるような気がしています。そのあたりを上手く演奏できたら、と思っています。

―― この公演の聴きどころやお客様へメッセージをお願いします。

モーツァルトの交友録、と題した今回のコンサート。普段あまり聴くことの出来ないコンサート・アリアの数々は、モーツァルトを愛し、その音楽に心酔している歌手たちによって新たな生命を吹き込まれる演奏になるのではないか、と期待しています。また後半には有名なアリア、アンサンブルも多く並んでいます。
モーツァルトの声楽作品の素晴らしさを再認識してもらえる演奏会になると思います。どうぞご期待ください。

テノール望月哲也

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■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2019 プレコンサート
「MOZART and his circle」声楽作品から見るモーツァルト交遊録

>>モーツァルトの作品を世に送り出した人、モーツァルトの想像の泉を刺激した人、彼の交遊録を紐解きながら、モーツァルト作品の魅力とその時代を描きます。
日時:2019年3月10日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:全指定席 ¥4,500(税込)
出演:澤畑恵美(ソプラノ)、針生美智子(ソプラノ)、小林由佳(メゾソプラノ)、望月哲也(テノール)、宮本益光(バリトン)、山口佳代(ピアノ)
予定プログラム:(構成・宮本益光)
<第1部>
コンサート・アリアから
・「手に口づけを」 宮本益光
・「アルカンドロよ、私は告白する~私は知らぬ、このやさしい愛情がどこからやってくるのか」 針生美智子
・「もし私の唇を信じないなら~悩み苦しむ心だが」 望月哲也
・「幸せの影よ~私はお前を残していく」 小林由佳
・「ああ、私は前からそのことを知っていたの!~私の眼の前から消え去っておくれ~ああ、この波を越えていかないで下さい」 澤畑恵美
<第2部>
オペラ『魔笛』より
・「地獄の復讐が私の心の中に煮えかえっている」 夜の女王:針生美智子
オペラ『ドン・ジョヴァンニ』より
・「ああ私のお父様が~逃げるのですね、何て酷い!」 ドンナ・アンナ:澤畑恵美/ドン・オッターヴィオ:望月哲也
オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』より
・「彼に目を向けてください」 グリエルモ:宮本益光
・「私、あの黒髪の人を取るわ」 フィオルディリージ:針生美智子/ドラベッラ:小林由佳
・「心をあなたにお贈りします」 ドラベッラ:小林由佳/グリエルモ:宮本益光
オペラ『劇場支配人』より
・「私はプリマドンナよ」 ジルバークランク嬢:澤畑恵美/ヘルツ夫人:針生美智子/フォーゲルザンク氏:望月哲也
オペラ『フィガロの結婚』より
・「伯爵夫人よ、許してくれ」 出演者全員

※都合により曲目は変更させていただく場合がございます。

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NIKIKAI Days 2019 プレコンサート:MOZART and his circle 声楽作品から見るモーツァルト交遊録 - 二期会21

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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3/10(日) NIKIKAI Days 2019プレコンサート「MOZART and his circle」
~出演者メッセージリレー (2)メゾソプラノ小林由佳

3月10日(日)にサントリーホール ブルーローズで開催する「NIKIKAI Days 2019 プレコンサート/MOZART and his circle」。
前半はコンサートアリア、後半はおなじみのオペラよりアリアや重唱を演奏予定。作品にまつわる話やモーツァルトの周りに集う人々の話なども交え、演奏をお楽しみいただきながら、モーツァルトの交遊録を紐解いていきます。

出演はモーツァルトをこよなく愛する5人の歌手とピアニスト。その6名からのメッセージをリレーします。第2回はメゾソプラノ小林由佳より!

     *     *     *



―― これまでの演奏活動の中で、モーツァルトの演奏における体験談や思い出についてお聞かせください。

大学院公演『コジ・ファン・トゥッテ』に妹役ドラベッラで出演した時、田舎から両親が初めて娘が出演するオペラを観に来てくれました。終演後感想を聞くと、“いつもと声が違っていたけど、よかったよ”との事…話を進めると、なんと姉のフィオルディリージ役をずっと私だと思っていたんです。私は三姉妹の長女…衣裳やメイクがあったとはいえ、両親が素直すぎるのか、私の演技が上手かったのか(苦笑)。いえ、やはりモーツァルトが天才なんです!! 忘れられない思い出です。

―― 今回歌われるモーツァルトのコンサートアリアは大変難易度が高く、演奏会でも取り上げることが少ないということを伺いました。今回の”コンサートアリア”についてお聞かせください。

コンサートアリア「幸せの影よ~私はお前を残していく」は、モーツァルトが残した唯一アルトの為の作品で、彼が20歳の時、カストラート歌手の為に作曲しました。将軍アルサーチェが愛する恋人に別れを告げつつ再会を願い、もう会えないかもしれない不安な心情を何度も同じ歌詞を繰り返す事で表現しています。それはシンプルでありながら、実に巧妙で、生前イタリアの師匠に”モーツァルトは死ぬ前に歌えるようになればいい”と言われた意味がわかり始めた気がしています。低声も使いどこまで表現できるか、静かな挑戦です!!

―― この公演の聴きどころやお客様へメッセージをお願いします。

今の時代にあって、電気を全く使わず、人間の力で何かを伝えようとする音楽は本当に凄い…その素晴らしさに、最近あらためて私自身が気付かされています。
モーツァルトが生まれたのは263年前…彼が書いた音楽には、当時生きていた人間や自然の息遣いが満ち溢れ、それらを今現代の私達が聞いても共感できてしまいます。時代や国が変わっても、ずっと人間の喜怒哀楽は変わらない…深く複雑な感情のひだまでも。
そう思うと、わくわくするやらどきどきするやら。それらを何とか、何とかうまく表現し、当日会場のお客様たちと一緒にライブでドキドキワクワクしたいと願っています。
そして今回は、宮本益光さんがモーツァルトの交遊録なども交えてお聞かせ下さるとの事。出演する私も早く知りたいです(笑)。きっと、また違った音楽の楽しみ方に出会えるのでは…そんな予感がします。

メゾソプラノ小林由佳

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NIKIKAI Days@Blue Rose 2019 プレコンサート
「MOZART and his circle」声楽作品から見るモーツァルト交遊録

>>モーツァルトの作品を世に送り出した人、モーツァルトの想像の泉を刺激した人、彼の交遊録を紐解きながら、モーツァルト作品の魅力とその時代を描きます。
日時:2019年3月10日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:全指定席 ¥4,500(税込)
出演:澤畑恵美(ソプラノ)、針生美智子(ソプラノ)、小林由佳(メゾソプラノ)、望月哲也(テノール)、宮本益光(バリトン)、山口佳代(ピアノ)
予定プログラム:(構成・宮本益光)
<第1部>
コンサート・アリアから
・「手に口づけを」 宮本益光
・「アルカンドロよ、私は告白する~私は知らぬ、このやさしい愛情がどこからやってくるのか」 針生美智子
・「もし私の唇を信じないなら~悩み苦しむ心だが」 望月哲也
・「幸せの影よ~私はお前を残していく」 小林由佳
・「ああ、私は前からそのことを知っていたの!~私の眼の前から消え去っておくれ~ああ、この波を越えていかないで下さい」 澤畑恵美
<第2部>
オペラ『魔笛』より
・「地獄の復讐が私の心の中に煮えかえっている」 夜の女王:針生美智子
オペラ『ドン・ジョヴァンニ』より
・「ああ私のお父様が~逃げるのですね、何て酷い!」 ドンナ・アンナ:澤畑恵美/ドン・オッターヴィオ:望月哲也
オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』より
・「彼に目を向けてください」 グリエルモ:宮本益光
・「私、あの黒髪の人を取るわ」 フィオルディリージ:針生美智子/ドラベッラ:小林由佳
・「心をあなたにお贈りします」 ドラベッラ:小林由佳/グリエルモ:宮本益光
オペラ『劇場支配人』より
・「私はプリマドンナよ」 ジルバークランク嬢:澤畑恵美/ヘルツ夫人:針生美智子/フォーゲルザンク氏:望月哲也
オペラ『フィガロの結婚』より
・「伯爵夫人よ、許してくれ」 出演者全員

※都合により曲目は変更させていただく場合がございます。

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NIKIKAI Days 2019 プレコンサート:MOZART and his circle 声楽作品から見るモーツァルト交遊録 - 二期会21

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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3/10(日) NIKIKAI Days 2019プレコンサート「MOZART and his circle」
~出演者メッセージリレー (1)ソプラノ澤畑恵美

3月10日(日)にサントリーホール ブルーローズで開催する「NIKIKAI Days 2019 プレコンサート」は、モーツァルトの声楽作品を二期会の名手たちがお届けします。
前半はコンサートアリア、後半はおなじみのオペラよりアリアや重唱を演奏予定。作品にまつわる話やモーツァルトの周りに集う人々の話なども交え、演奏をお楽しみいただきながら、モーツァルトの交遊録を紐解いていきます。

公演に向け、今回出演のモーツァルトをこよなく愛する5人の歌手とピアニストからのメッセージをリレーでご紹介してまいります。
第1回はソプラノ澤畑恵美からのメッセージ!

     *     *     *



―― これまでの演奏活動の中で、モーツァルトの演奏における体験談や思い出についてお聞かせください。

『フィガロの結婚』のスザンナでデビューし、その後伯爵夫人を歌う機会に恵まれたことは、私にとって大変嬉しい体験です。正確にはバルバリーナが一番最初に歌った役なので二役昇進!1つの作品の中で自分も成長したような不思議な感覚です(笑)

―― 今回歌われるモーツァルトのコンサートアリアは大変難易度が高く、演奏会でも取り上げることが少ないということを伺いました。今回の“コンサートアリア”を歌われる意気込みをお聞かせください。

今回取り上げるコンサートアリア「ああ、私は前からそのことを知っていたの!~私の眼の前から消え去っておくれ~ああ、この波を越えていかないで下さい」は、宮本益光さんからのリクエストにお応えしての初挑戦です!アリア3つ分ほどの長大な作品ですが、練習して歌い込むほどに心の奥に触れてくるものがあり、初めて歌うという緊張の中にも、内心わくわくドキドキ。今更ながらモーツァルトの素晴らしさを、日々実感中です。
オペラの一場面のようにドラマティックなコンサートアリア。本番までに、曲の仕上がりがもう少し発酵してくることを期待しております。
長いアリアですが、ご静聴よろしくお願い申し上げます!

―― この公演の聴きどころやお客様へメッセージをお願いします。

今回の聴きどころは、やはり宮本益光さんのモーツァルト談義に絡めて歌の演奏がある事ですね。めったにお目にかからないコンサートアリアの他にも、馴染みのオペラ重唱もあります。知る喜びと、音楽を聴く楽しみを存分に堪能していただけたら嬉しいです。

ソプラノ澤畑恵美

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「MOZART and his circle」声楽作品から見るモーツァルト交遊録

>>モーツァルトの作品を世に送り出した人、モーツァルトの想像の泉を刺激した人、彼の交遊録を紐解きながら、モーツァルト作品の魅力とその時代を描きます。
日時:2019年3月10日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:全指定席 ¥4,500(税込)
出演:澤畑恵美(ソプラノ)、針生美智子(ソプラノ)、小林由佳(メゾソプラノ)、望月哲也(テノール)、宮本益光(バリトン)、山口佳代(ピアノ)
予定プログラム:(構成・宮本益光)
<第1部>
コンサート・アリアから
・「手に口づけを」 宮本益光
・「アルカンドロよ、私は告白する~私は知らぬ、このやさしい愛情がどこからやってくるのか」 針生美智子
・「もし私の唇を信じないなら~悩み苦しむ心だが」 望月哲也
・「幸せの影よ~私はお前を残していく」 小林由佳
・「ああ、私は前からそのことを知っていたの!~私の眼の前から消え去っておくれ~ああ、この波を越えていかないで下さい」 澤畑恵美
<第2部>
オペラ『魔笛』より
・「地獄の復讐が私の心の中に煮えかえっている」 夜の女王:針生美智子
オペラ『ドン・ジョヴァンニ』より
・「ああ私のお父様が~逃げるのですね、何て酷い!」 ドンナ・アンナ:澤畑恵美/ドン・オッターヴィオ:望月哲也
オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』より
・「彼に目を向けてください」 グリエルモ:宮本益光
・「私、あの黒髪の人を取るわ」 フィオルディリージ:針生美智子/ドラベッラ:小林由佳
・「心をあなたにお贈りします」 ドラベッラ:小林由佳/グリエルモ:宮本益光
オペラ『劇場支配人』より
・「私はプリマドンナよ」 ジルバークランク嬢:澤畑恵美/ヘルツ夫人:針生美智子/フォーゲルザンク氏:望月哲也
オペラ『フィガロの結婚』より
・「伯爵夫人よ、許してくれ」 出演者全員

※都合により曲目は変更させていただく場合がございます。

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NIKIKAI Days 2019 プレコンサート:MOZART and his circle 声楽作品から見るモーツァルト交遊録 - 二期会21

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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3/10(日) NIKIKAI Days 2019プレコンサート「MOZART and his circle」~バリトン宮本益光からのメッセージ!

毎年ご好評いただいております「NIKIKAI Days@Blue Rose 2019」。今年もサントリーホール ブルーローズを舞台に、6月21日(金)〜23日(日)の3日間開催いたしますが、この3日間ではまだまだ紹介しきれない多くのコンサート企画の中から、ひとつを厳選し「NIKIKAI Days プレコンサート」として、6月のDaysに先立つ3月10日(日)に開催いたします。
ちなみに昨年はホワイトデーに人気バリトン4人のリサイタルを開催し、大好評頂きました。そして今年のDaysプレは、モーツァルトをこよなく愛する歌手たちによる、モーツァルトの声楽作品の数々の演奏をお楽しみいただきながら、彼の交遊録を紐解いてまいります。

今日は出演者を代表してバリトン宮本益光からメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします!

     *     *     *



モーツァルトと知り合ったことで人生が変わった人もいれば、逆にその人と知り合ったことで生まれた作品もあります。今回はそんなモーツァルトの交遊録を、声楽作品から紐解きます。
前半はあまり数多く演奏されることのないコンサートアリアをお届けいたします。難易度の高い名曲の数々を、名手たちの演奏でお楽しみください。
後半はおなじみのオペラから。有名なアリアばかりでなく、重唱も多く予定しています。アンサンブルこそ、モーツァルト作品の醍醐味です。

モーツァルトがこれらの作品を作曲するとき、演奏者が決まっていたことも少なくありません。彼が意識していた歌手たちの能力やイメージ、または交遊録などについてもお話したいと考えています。
作品の背後に眠る人間模様を紐解くことで、きっとモーツァルトの生きていた時代の雰囲気、彼の体温や息遣いを感じながら楽しんでいただけるコンサートになると思います。 このコンサートを境に、私たちも、そしてご来場の皆様も人生が変わったりして!? (宮本益光)

     *     *     *


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NIKIKAI Days@Blue Rose 2019 プレコンサート
「MOZART and his circle」声楽作品から見るモーツァルト交遊録

>>モーツァルトの作品を世に送り出した人、モーツァルトの想像の泉を刺激した人、彼の交遊録を紐解きながら、モーツァルト作品の魅力とその時代を描きます。
日時:2019年3月10日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:全指定席 ¥4,500(税込)
出演:澤畑恵美(ソプラノ)、針生美智子(ソプラノ)、小林由佳(メゾソプラノ)、望月哲也(テノール)、宮本益光(バリトン)、山口佳代(ピアノ)
予定プログラム:(構成・宮本益光)
<第1部>
コンサート・アリアから
・「手に口づけを」 宮本益光
・「アルカンドロよ、私は告白する~私は知らぬ、このやさしい愛情がどこからやってくるのか」 針生美智子
・「もし私の唇を信じないなら~悩み苦しむ心だが」 望月哲也
・「幸せの影よ~私はお前を残していく」 小林由佳
・「ああ、私は前からそのことを知っていたの!~私の眼の前から消え去っておくれ~ああ、この波を越えていかないで下さい」 澤畑恵美
<第2部>
オペラ『魔笛』より
・「地獄の復讐が私の心の中に煮えかえっている」 夜の女王:針生美智子
オペラ『ドン・ジョヴァンニ』より
・「ああ私のお父様が~逃げるのですね、何て酷い!」 ドンナ・アンナ:澤畑恵美/ドン・オッターヴィオ:望月哲也
オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』より
・「彼に目を向けてください」 グリエルモ:宮本益光
・「私、あの黒髪の人を取るわ」 フィオルディリージ:針生美智子/ドラベッラ:小林由佳
・「心をあなたにお贈りします」 ドラベッラ:小林由佳/グリエルモ:宮本益光
オペラ『劇場支配人』より
・「私はプリマドンナよ」 ジルバークランク嬢:澤畑恵美/ヘルツ夫人:針生美智子/フォーゲルザンク氏:望月哲也
オペラ『フィガロの結婚』より
・「伯爵夫人よ、許してくれ」 出演者全員

※都合により曲目は変更させていただく場合がございます。

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●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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