2016年04月 アーカイブ

緊急決定!
熊本地震チャリティー「幸田浩子ソプラノリサイタル」

このたびの地震により、被害を受けられた皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地における一日も早い復興をお祈りいたします。
ソプラノの幸田浩子が出演致します、熊本地震チャリティー・リサイタルが急遽決定いたしました。
 
リサイタルちらし(画像をクリックで拡大します)
■■■ 公演情報 ■■■
平成28年熊本地震チャリティー
幸田浩子ソプラノリサイタル
BRIGHT LIGHTS, SUMMER CONCERT

【出演】幸田浩子(ソプラノ)、藤満健(ピアノ)
【日時】2016年5月18日(水) 19:00開演(18:00開場)
【会場】福岡シンフォニーホール[アクロス福岡]
【曲目】
  ヘンデル:オペラ『セルセ』より“なつかしい木陰よ”
  バッハ/グノー:アヴェ・マリア
  成田為三:浜辺の歌
  武満徹:小さな空、翼
  プッチーニ:オペラ『ジャンニ・スキッキ』より“私の愛しいお父さま”  他
     ※プログラムは変更される場合がございます。あらかじめご了承下さい。
【主催・企画制作】ビルボード・ジャパン
■入場料無料(要整理券・全席自由)
■整理券お申込方法:
  お電話もしくはメールにてお申込下さい。後日、整理券を郵送致します。
  おひとり様4枚迄(先着順)
  M.I.O.(ミオ)096-288-6696(平日10:00~18:00)
  E-mail : info@q-q-mio.jp
■申込期間:4月28日(木)~5月10日(火)
【主催・企画制作】ビルボード・ジャパン
**********************************
被災された皆さまに、心からお見舞い申し上げます。
皆さまのもとに1日でも早く、あたりまえの日常が戻ってきますように。そしてどうか少しでも多くの方に笑顔の時間が増えますように、と祈っております。心を込めて。
                        幸田浩子
**********************************
会場ロビーにて、平成28年熊本地震被災者の方々への義援金のご協力をお願いしております。
皆様からのお申し込み、ご来場を心よりお待ちしております。

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第5回目を迎える「I&I デュオリサイタル」~クラシック芸術を志す者の道は1つ…

2013年、『マクベス』にて共に二期会オペラデビュー、共演を果たした、ソプラノ石上朋美とバリトン今井俊輔によるデュオリサイタル。
お互いの名字のイニシャルから〈I&I〉と名付けたデュオリサイタルも大好評をもって、今夏いよいよ第5回目を迎えます。
今回のサブタイトルである「La nostra strada I&I」には、“クラシック芸術を志す者の道は1つ”という意味も込められ、I&Iが更なる高みを目指して、進むべき道を表しています。
さてI&Iデュオリサイタルでは、これまで年に2回、奇数回にはオペラプログラムを、偶数回には歌曲を中心としたプログラムで二人が愛するイタリアオペラや、日本とイタリアの良さが凝縮された歌曲をお届してきました。第3弾ではI&I結成のきっかけともなりましたオペラ『マクベス』を回顧し、初版にもふれながらお楽しみいただき、そして前回の第4弾では、男性らしく・女性らしく、をテーマに様々な歌曲をお届け致しました。
そして記念すべき第5弾の今回は、今までの総集編ともなるプログラムを予定しております。これまでの演奏会を通した曲目の中から、「歌い慣れ親しんだ作品」「ご好評いただいた作品」「出会って心から愛することの出来るようになった作品」さらに、「新たな試みとなった作品」などを選曲し、振り返りながら想いを込めてお届したいと思います。
ピアニストには、これまでのI&Iデュオリサイタルにおいて、二人の歌声を最大限に盛り立て、数々の難曲もしっかりと支えてきた、多田聡子を迎えます。
全席指定となりますので、是非お早めにお買い求めください。

201604_I_and_I.jpg ■■■ 公演情報 ■■■
石上朋美&今井俊輔 デュオリサイタル
Recital della scena Vol.5 ~La nostra strada I&I~

日時:2016年7月23日(土) 13:30開演(13:00開場)
会場:浜離宮朝日ホール
   (地下鉄大江戸線「築地市場駅」A2出口すぐ)
出演:石上朋美(ソプラノ)、今井俊輔(バリトン)、多田聡子(ピアノ)
料金:全指定席 6,000円
ご予約・お問合せ:二期会チケットセンター 03-3796-1831
  (5月10日(火)よりチケット発売予定)

▼予定演奏曲等の詳細は公演ページをご覧ください
石上朋美&今井俊輔 デュオリサイタル|コンサートラインアップ - 東京二期会

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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016
丸の内エリアコンサートに『フィガロの結婚』キャストのソプラノ宍戸茉莉衣とアルト石井 藍が出演します

いよいよゴールデンウィーク。後半の5月3日(火・祝)から東京国際フォーラム中心に開催される「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016」。その関連企画である丸の内エリアコンサートには、東京二期会7月公演『フィガロの結婚』のキャストも出演します!
会期初日の5月3日(火・祝)16時30分から、新東京ビル1Fガレリアに登場するのは、マルチェリーナ役の石井 藍(アルト)と、花娘役でデビューする宍戸茉莉衣(ソプラノ)の2人です。ピアノは高田恵子。約30分の無料コンサートです。
コンサートと『フィガロの結婚』本番にむけて、ふたりに意気込みを伺いました。

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ソプラノ
宍戸茉莉衣
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アルト
石井 藍

――ゴールデンウィーク真盛りに開催されるラ・フォル・ジュルネ丸の内エリアコンサート。たくさんのお客様にいらしていただきたいですね。今回の選曲は?
石井: ラ・フォル・ジュルネのテーマが<自然>ということで、それになぞった曲や、5月ということで、R.シュトラウスの「ダリア」を歌います。
宍戸: 私もこの季節にぴったりのトスティ「薔薇」をプログラムに取り入れました。
石井: もちろん『フィガロの結婚』からも…
宍戸: はい、『フィガロの結婚』に興味を持っていただこうと、ソロでは伯爵夫人のアリアを、そしてメゾソプラノの石井さんとはスザンナとマルチェリーナの「喧嘩の二重唱」を楽しく(!)お贈りします。
――石井さんは昨年、宮本亜門演出の『魔笛』に出演しました。
石井: 宮本亜門さんの演出は、とても斬新なアイデアが溢れているけれど、絶対にブレない核があります。常に進化を遂げる亜門演出に、いつもドキドキしていました。
――宍戸さんは『フィガロの結婚』が二期会オペラデビューとなります。
宍戸: 待ちに待ったお稽古が始まりました。素晴らしい諸先輩方やマエストロ、演出家からたくさんのことを吸収し、舞台ではフィガロの世界で生きる一人の花娘として、お客様に笑顔をお届けしたいと思います。応援よろしくお願いいたします♪
――石井さんからも『フィガロの結婚』にむけて一言お願いします。
石井: 《二期会名作オペラ劇場》ということで…名作に恥じないよう、私のマルチェリーナを演じられればと思います。まずは体力づくりです(笑)

新東京ビルは、東京国際フォーラムのちょうど向かいにあります。毎年多くのお客様で賑わうLFJ。宍戸&石井のステージにも、ぜひお立ち寄りください!
■■■ イベント情報 ■■■
《ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016
 丸の内エリアコンサート 新東京ビル》

日時:2016年5月3日(火・祝) 16:30~(約30分)
会場:新東京ビル1階 『エレベーターホール』 (東京都千代田区丸の内3-3-1)
   ・交通アクセス
出演:宍戸茉莉衣(ソプラノ)、石井 藍(アルト)、高田恵子(ピアノ)
予定プログラム:
  モーツァルト『フィガロの結婚』より 二重唱「どうぞお通りになって、すばらしいお嬢様」
  トスティ「ローザ」
  R.シュトラウス「ダリア」
  モーツァルト『フィガロの結婚』より アリア「愛の神様」
  ロッシーニ『アルジェのイタリア女』より「ひどい運命よ、愛の暴君よ」
  オッフェンバック『ホフマン物語』より 二重唱「美しい夜、恋の夜」
▼詳細こちらから
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016丸の内エリアコンサート
 丸の内コールセンター 03-5218-5100

▼“すべての人に名作を!”宍戸と石井が出演する『フィガロの結婚』詳細はこちら
2016年7月公演《二期会名作オペラ祭》W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』 - 東京二期会オペラ劇場
 ―チケット絶賛発売中!!

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月曜は新橋でオペラ!~「アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート」5/2(月)出演情報

今後の活躍が期待される若手歌手の登場と、美味しいお料理でおもてなしする、「アルテリーベ東京・月曜フレッシュコンサート」。
次回の5月2日(月)に出演の2名のソプラノ、田中紗代と土田彩花より、公演に向けて皆様へのメッセージが届いております!

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ソプラノ
田中紗代
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ソプラノ
土田彩花

「今回、2人とも声種がレッジェーロなことから、声を「鳥」に例えて、『歌鳥風月』~今日も歌う鳥のように~というコンサートの題名となりました。
第一部は日本の春をたっぷりと感じていただけるようなプログラムから、第二部はオペラやミュージカルの世界をお届けします!
ゴールデンウィークの一夜を音楽とともにご一緒しませんか?
アルテリーベでお待ちしています!」
これからの活躍が期待される若手オペラ歌手によるフレッシュな歌声を、美味しいお料理と一緒にお楽しみ頂けます。
是非お誘い合わせの上ご来場下さい!
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
 『歌鳥風月』~今日も歌う鳥のように~

日時:2016年5月2日(月) 18:00開店
    第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:田中紗代(ソプラノ)、土田彩花(ソプラノ)、松原裕子(ピアノ)
予定プログラム:
  中田 章 「早春賦」(田中&土田)
  小林秀雄 「すてきな春に」(土田)
  木下牧子 「竹とんぼに」(田中)
  平井康三郎 「うぬぼれ鏡」(土田)
  木下牧子 「風をみたひと」(田中)
  ヴィヴァルディ 「グローリア」ニ長調 RV.589より
           第3曲“我らは主をたたえ”(田中&土田)
  ヘンデル 『ジューリオ・チェーザレ』より 
           “この胸に息のある限り”(田中)
  オッフェンバック 『ホフマン物語』より “生垣には小鳥たちが ”(土田)
  ロイド・ウェーバー 「オペラ座の怪人」より “Think of me”(田中)
  プッチーニ 『ラ・ボエーム』より “私が街を歩けば”(土田)
  ロルフ・ラヴランド 「You raise me up」(田中&土田)
                           ほか
▼ご予約・アクセスはこちら
アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007

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バスバリトン佐藤征一郎、国際カール・レーヴェ協会(ドイツ)の名誉会員に

ドイツの作曲家カール・レーヴェ(Carl Loewe 1796-1869)の生地、レーベユーン(Löbejün)で開催されるカール・レーヴェ音楽祭。去る2014年の音楽祭においてバスバリトンの佐藤征一郎(さとう せいいちろう)が国際ドイツ・カール協会の名誉会員に推挙されました。
これまで同協会の名誉会員は、1992年の創立メンバー2名と声楽家6名、ピアニスト1名で全員がドイツ人。声楽家ではヘルマン・プライ(1996年)、テオ・アダム(2001年)、クルト・モル(2002年)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(2004年)、ペーター・シュライヤー(2006年)、ローマン・トレーケル(2008年)に続いて、佐藤が迎えられました。カール・レーヴェの長年の研究と作品普及のための極めて積極的な幅広い活動が高く評価されたものです。
ちなみに、1973年に佐藤がドイツ・フライブルク市立歌劇場に専属第一バス歌手として契約した時の音楽監督はマレク・ヤノフスキ。今年も「東京春祭」に来日しており、夏にはバイロイトで『ニーベルングの指環』全曲を振ります。佐藤は1940年生まれ、ヤノフスキは1939年生まれ。共に古希を迎えてますます活躍、ベルリン、東京で再会を喜びました。

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NHK「ラジオ深夜便」にて、テノール高田正人の新シリーズスタート!

  201507_takada_masato_01.jpg 高田正人
NHK「ラジオ深夜便」の特集にて一昨年、昨年と好評を博した、テノール高田正人の解説によるオペラ・シリーズ。
本年も3回にわたり、数々の名曲を聴きながら作品の時代背景、描かれている人間模様を、高田独自の目線でより深く掘り下げます。
第1回目は4月22日(金)深夜の放送に出演。今回は、《オペラに見る愛と憎しみ》をテーマに、前半となる午後11時台には愛憎劇を描いたオペラの代表的作品から。
日付変わって23日(土)午前0時台では、ミュージカルの愛憎劇No.1『オペラ座の怪人』と、“これぞオペラの愛憎劇決定版”であるヴェルディの『イル・トロヴァトーレ』よりお送り致します。
ぜひお楽しみください!
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昨年の収録時より アンカーの遠藤ふき子さん(右)と高田。
◆◆◆ 放送予定 ◆◆◆
NHK「ラジオ深夜便」
特集【ミッドナイトオペラ】

放送日時:
 2016年4月22日(金) よる11:15~ 《オペラに見る愛と憎しみ(前半)》
       翌23日(土) 午前0:00~ 《オペラに見る愛と憎しみ(後半)》
放送局:R1 NHKラジオ第1
出演:高田正人、遠藤ふき子(アンカー)
放送予定曲:
 マスカーニ『カヴァレリア・ルスティカーナ』より
 マスネ『ウェルテル』より
 ロイド=ウェバー『オペラ座の怪人』より
 ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』より
▼詳しい番組情報はNHKのWebサイトをご覧ください。
NHK ラジオ深夜便 - NHKオンライン
 (番組予定表「4月22日」の文字をクリックしていただくと当夜の情報が表示されます)

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幸田浩子、テレビ出演(4/19&5/10)と書籍掲載情報

《世代を超えて、歌い継ぎたい曲がある》 故郷の風景、季節の移ろい、家族の情愛、にっぽんの豊かな情感をさまざまに表現した日本の名曲を、日本有数の合唱団による珠玉のハーモニーとゲストアーティストによる名演でお贈りする、BS-TBS「日本名曲アルバム」。
4月19日放送回と5月10日放送回に、幸田浩子が出演致します。
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harmonia ensembleさんと
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Jスコラーズさんと
◆◆◆ 放送予定 ◆◆◆
BS-TBS「日本名曲アルバム」
放送局:BS-TBS(BS6ch)
放送日時と放送内容:
 2016年4月19日(火) 19:00~19:54
  「懐かしの愛唱歌 明治~平成名作撰」
  ・幸田浩子演奏曲(予定):『ゴンドラの唄』 『庭の千草』 『糸』
 2016年5月10日(火) 19:00~20:54
  2時間スペシャル「銀幕から生まれたヒット曲」
  ・幸田浩子演奏曲(予定):『星に願いを』 『津軽のふるさと』 他
▼番組ホームページはこちら
BS-TBS 日本名曲アルバム・日本名曲ミニアルバム

もう1件、お知らせです。
子どもたちに人気の職業をピックアップしてその職場に完全密着し、仕事の様子から1日の行動まで写真と記事で丁寧に解説した児童書「職場体験完全ガイド」に幸田が取り上げられ、このたび発刊されました。
50巻目の今回取り上げられた職業は、彫刻家・書道家・指揮者・オペラ歌手といった芸術にかかわる4つの職種で、幸田は《オペラ歌手》を代表しての登場です。
昨夏の東京二期会公演『魔笛』のステージ裏など、興味深い写真も多数掲載されております。
図書館などにも置いてありますので、是非ご覧ください。
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書籍名:職場体験完全ガイド 50
     「彫刻家・書道家・指揮者・オペラ歌手 -芸術にかかわる仕事4」
出版社:ポプラ社
発売日:2016年4月
定価:3,024円 (本体: 2,800円)
掲載内容(一部):
 •オペラ歌手ってどんな仕事?
 •インタビュー
   幸田浩子さんに聞きました
   恩師に聞きました(東京藝術大学名誉教授瀬山詠子先生)
 •オペラ歌手 幸田浩子さんの一日
 •オペラ歌手になるには?
▼出版社のサイトからもお求めいただけます
彫刻家・書道家・指揮者・オペラ歌手 - ポプラ社

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2016年9月公演『トリスタンとイゾルデ』公演監督・大野徹也インタビュー<2>
「ワーグナーにどっぷりと浸る一日を」

(インタビュー第1回からのつづき)
【ワーグナーにとっては劇場全体がひとつの楽器】
『トリスタンとイゾルデ』の魅力は、やはりオーケストラにあるでしょう。後に「トリスタン和声」とよばれることになる、調性のあいまいな和音進行、うねるような、どこまでも解決していかない、きわめて独特の音の響きこそは、まさしく二人の愛の関係のように甘美であるし、「官能的」ともいわれますね。ワーグナーの音楽は、劇場全体がひとつの楽器のような響きで、私たちはその音響の中に身を置いているという感覚があります。
聴きどころは、皆様もご存じの第1幕の前奏曲と、最後の〈愛と死〉のテーマ。恍惚とした旋律に、私はいつも鳥肌が立ちます。
歌のことも話さないと。第2幕のイゾルデとトリスタンの愛の二重唱は聴きどころでしょう。長大な重唱で、たんにパワフルなだけではなく、官能性を持続し高めていかねばなりません。それは自らの身体を楽器として研鑽を重ねてこられた、限られた人だけが可能となる表現です。
そして、第3幕は、やはりまたトリスタンですが、トリスタンのモノローグ。2幕まで歌いきった後に、さらに重厚な音楽がやってきます!これをどう表現しきれるか。今回は、トリスタン役に東京二期会を代表する福井 敬さんとともに、ドラマティック・テノールとして近年欧米でワーグナー歌いの評価が高いブライアン・レジスターさんを招聘しました。
【両キャストとも聴いてほしい!】
もちろん、共演するイゾルデ横山恵子さんもヨーロッパで15年にわたり歌ってきた日本を代表するワーグナー歌手。そして池田香織さんは、メゾソプラノでありながらもともとソプラノであるだけに、中間音の響きから高音にいたるまで豊かに響き、イゾルデ役にあった表現が聴かれることでしょう。マルケ王には、ベテランの小鉄和広さんと若いながら堂々たる貫録の声を持つ清水那由太さん。クルヴェナールの大沼 徹さんと友清 崇さんの実力を誇るバリトン陣に、ブランゲーネには、ドイツの歌劇場の長いキャリアを誇る加納悦子さんと、イゾルデをやさしく支える音楽にふさわしい表現者の山下牧子さんほか、ベテランから若手まで、現在望みうる最高峰のキャストが揃ったと申し上げたいと思います。できましたら、両キャストともお楽しみいただきたいです。
繰り返すようですが、『トリスタンとイゾルデ』は難曲中の難曲で、上演される機会もそう多くはありません。その意味で、今回は皆様に貴重な体験をご提供できるのではないかと思っております。どうぞ一日、ワーグナーの世界に、どっぷりと浸かりにいらしてください。ご来場お待ちいたしております。
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ライプツィヒ歌劇場の夕景
■■■ 公演情報 ■■■
ライプツィヒ歌劇場との提携公演
《東京二期会オペラ劇場》
R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』(オペラ全3幕)
日時:2016年9月
    10日(土) 14:00開演
    11日(日) 14:00開演
    17日(土) 14:00開演
    18日(日) 14:00開演
    (各日とも開場は開演の60分前)
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席15,000円~D席6,000円、学生席2,000円
指揮:ヘスス・ロペス=コボス
演出:ヴィリー・デッカー
管弦楽:読売日本交響楽団
▼キャスト一覧等、公演詳細はこちらをご覧ください
2016年9月公演 R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケット絶賛発売中!ご予約、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

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Hakuju Hall「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」
2016年度出演者発表!

清々しい朝のひとときにお届けする、Hakuju Hall主催のコンサートシリーズ「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」。
4年目を迎える本年度も、9月、11月、1月の3回開催します。
今回は、この春、二期会オペラ研修所第59期マスタークラスを修了し、二期会アーティストとしてのキャリアをスタートした新進気鋭の6名が出演。
音楽への想いや未来への希望を胸に、大切に勉強してきたオペラアリアや、今後レパートリーにしたい、少し難易度が高い歌曲など、それぞれにプログラムを準備中です。どうぞお楽しみに!
■■■ 公演情報 ■■■
二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ
二期会新星トップ6名による、ときめきのデビューコンサート!

会場:Hakuju Hall(白寿ホール)
[第10回] 2016年9月29日(木) ピアノ:藤川志保

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ソプラノ
山田 麗
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メゾソプラノ
和田朝妃

[第11回] 2016年11月10日(木) ピアノ:相田久美子

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ソプラノ
安齋里江
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ソプラノ
黒田詩織

[第12回] 2017年1月19日(木) ピアノ:平塚洋子

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ソプラノ
佐々木麻子
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ソプラノ
渡邊仁美

各回とも 11:00開演(10:30開場)
料金:全席自由500円(税込)
ご予約・お問合せ:
Hakuju Hallチケットセンター 03-5478-8700
 10:00-18:00 (火~土 ※祝日・休館日を除く)
 一般発売日:2016年5月7日(土)
主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所
協賛:株式会社ドラジェ
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会
▼公演詳細・オンラインチケット予約はこちらから
Hakuju Hall (白寿ホール)

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「Nikikai Days」×「LIVING ROOM CAFE by eplus」連動企画第2弾!

アーティストが友人を招きもてなすリビングルーム、
というコンセプトで誕生した、渋谷のLIVING ROOM CAFE by eplusで日曜午後に開催中の、「サンデー・ブランチ・クラシック」に、このたび二期会デイズ(Nikikai Days @ Blue Rose 2016)連動企画として、二期会デイズの歌手が出演いたします。1回約30分のステージ。気軽に上質なクラシックをお楽しみいただけます。

201604_yamaguchi_michiko_01.jpg 第2回目は5月1日(日)。
二期会デイズ第2日『わたしの特別な作曲家』から、ソプラノ山口道子が登場します。
劇場やコンサートホールでは味わう事の出来ない臨場感を満喫できるステージ。
お見逃しなく!
201604_yamaguchi_michiko_02.jpg ■■■ 公演情報 ■■■
サンデー・ブランチ・クラシック×LIVING ROOM CAFE by eplus
山口道子/ソプラノ

日時:2016年5月1日(日) 13:00~/15:00~ (各30分・2回公演)
会場:LIVING ROOM CAFE by eplus(渋谷区)
料金:カフェ飲食代+ミュージックチャージ500円
出演:山口道子(ソプラノ)、齋藤誠二(ピアノ)

▼会場アクセス・ご予約方法など、公演詳細はこちらをご覧ください
山口 道子 2016.5.1 SUN - サンデー・ブランチ・クラシック
以後、二期会デイズ連動企画は
・第3回 2016年6月12日(日) 13:00~/15:00~ テノール樋口達哉
を予定しております。
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国内最大の声楽家団体〈二期会〉を代表するアーティストたちがサントリーホール ブルーローズに集結、3日間にわたり魅力的なプログラムをお届けする「Nikikai Days @ Blue Rose 2016」は、7月1日(金)~3日(日)の開催!
只今チケット絶賛発売中!
▼詳しくはこちらをご覧ください
Nikikai Days @ Blue Rose 2016 - 主催・制作コンサート - 二期会21
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【祝 入学・進級】学生のみなさまにお得なチケット情報!

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2016年、春。学生のみなさま、ご入学、ご進級おめでとうございます。
東京二期会オペラ劇場では、学生のみなさまにもっと気軽に「オペラ」に親しんでいただきたく、大変お求めやすい「学生券」をご用意しています。「28歳未満」の「学生」の方なら、2,000円で本格的なオペラの舞台をお楽しみいただけます!
※「学生券」の詳しい条件については、必ずこちらをご覧ください。
学生席について|二期会チケットセンター - 東京二期会

ただ今お買い求めいただける二期会オペラ公演はこちらの2演目です。

figaro2016_thumb.jpg まずは7月公演モーツァルト『フィガロの結婚』。
「もう飛ぶまいぞこの蝶々」や「恋とはどんなものかしら?」など有名曲ぞろいのモーツァルトの名作中の名作です!
二期会の『フィガロの結婚』は、ブロードウェイミュージカルやストレートプレイで活躍する宮本亜門による演出。2002年の初演以来、実に3万人以上の方にご鑑賞いただきました。再演を重ねるごとに、時代とともに新しく意味合いが見えてくるフィガロの世界。今回は映像技術も加えてバージョンアップされた舞台をご覧いただきます!

▼『フィガロの結婚』公演詳細ページはこちら
2016年7月公演W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』 - 東京二期会オペラ劇場

201604_tristan_und_isolde.jpg そして、9月公演ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』

ドイツオペラ最大の作曲家ワーグナーの傑作。オペラや音楽だけでなく、演劇、文学、美術…その後のあらゆる文化に大きな影響を与えた作品です。
アイルランド王妃イゾルデとコーンウォルの勇士トリスタンとの許されざる愛が大スペクタクルで描かれる、究極の〈愛と死〉のドラマです。崇高といえるまでに美しいオーケストラが二人を包みこんでいくラストシーンは圧巻。今回の上演は、ドイツの名門ライプツィヒ歌劇場から名匠ヴィリー・デッカーの演出による舞台が東京文化会館に登場します!
201604_oper_leipzig.jpg ライプツィヒ歌劇場
▼『トリスタンとイゾルデ』公演詳細ページはこちら
2016年9月公演R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』 - 東京二期会オペラ劇場

また、この他にも二期会チケットセンターでは学生券(※価格は公演ごとに異なります)の設定のあるコンサートをお取り扱いしています。
山下浩司 バス・バリトン リサイタル/2016年5月19日(木)19:00 HakujuHall (発売中)
第11回二期会研究会駅伝コンサート/2016年7月31日(日)15:30 東京文化会館小ホール (4/20より発売)
詳しくはチケットセンター(電話 03-3796-1831)までお気軽にお問い合わせください。
みなさまのご来場をお待ちいたしております!

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『フィガロの結婚』キャスト 全詠玉&高田正人のディナーコンサート!
~4/18(月)ラリアンス・オペラ・コレクションwith二期会

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4月18日(月)に、神楽坂のフレンチ・レストラン「ラリアンス」で「ラリアンス・オペラ・コレクション with 二期会」を開催します。
今回のキャストは、7月公演『フィガロの結婚』に出演するソプラノ全詠玉とテノール高田正人の二人です。ピアノは高田絢子。
全詠玉(ちょん よんおぎ)は2012年の日生劇場『フィガロの結婚』バルバリーナが本格的なオペラデビュー。その端正な声で14年『ドン・カルロ』には「天の声」を歌い、二期会本公演キャストに初めて名前を連ねました。今夏、デビュー・ロールで東京文化会館の舞台に立ちます。高田正人はすでに二期会本公演でもおなじみのテノール。どのような役でも際立つその存在感は、実はこれが初役のバジリオでも、乞うご期待!
『フィガロの結婚』本役への意気込みとともに、二人のコメントをご紹介します。

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ソプラノ
全詠玉
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テノール
高田正人

――まずは『フィガロの結婚』それぞの役にむけての、今のお気持ちを。
全: 日生劇場でバルバリーナを歌わせて頂いた時は、二期会研修所を修了したばかりでした。初めてのオペラの現場で、右も左もわからずただがむしゃらに、“体当たり”で演じ歌った気がします。今回はあれから4年、あの時から重ねた時間の分だけ成長したバルバリーナを見ていただけたらと思っています。女子力も上がっていると良いのですが(笑)
それとバルバリーナのアリアは実は『フィガロの結婚』の中で唯一短調で書かれたアリアなんです。短いながらも、とても美しく印象的に響きます。その音楽の持つ色気や魅力を皆様に感じて頂けるよう精一杯歌いたいと思います。
高田: 若い頃は王子様や貴公子の役に憧れていましたが、いろいろな役を一通り経験した今は、真っ直ぐな役よりも一癖も二癖もあるような役に魅力を感じるようになりました。癖のある、しかし頭の回転が速く立ち回りの上手い「バジリオ」を宮本亜門さんがどう描くのか楽しみですし、僕にしかできないような個性あるバジリオを演じられたらと思っています。
何よりオペラの名作の中の名作『フィガロの結婚』に初めて参加できることが嬉しいです。
――今回のラリアンス・オペラ・コレクションのプログラムについて
全: イタリア語、フランス語、英語、チェコ語といろんな言語の曲を選んでみました。様々な言語の持つ色彩の違いをお楽しみ頂けたらと思います。
また、ラリアンスのしっとりとした空間をイメージして少し大人っぽい曲にもチャレンジしています。バルバリーナは幼く若々しい役柄ですので、そのギャップも楽しんで頂けたら嬉しいです。
高田: 敢えてモーツァルトのレパートリーを外し、音楽的に真逆なグランドオペラやヴェリズモオペラを多く入れました。こういう歌手がモーツァルトではどういう歌唱をするのか、楽しみに劇場にいらしていただきたいです。
――ラリアンスの印象はいかがですか?
高田: 外の喧騒が嘘のような落ち着いた空間が素敵ですね。スタッフの皆さんもいつも優しくて丁寧。いつか食べた白子の前菜と名物の雲丹のプリンが忘れられません(笑) 今回は歌っていて食べられないので残念…。

春という心おどる季節にぴったりの、熱い恋の歌が集められました。
また、春はお祝いの季節でもあります。みなさまの特別な時に、ラリアンス・オペラ・コレクションはいかがでしょうか?

201604_lalliance_02.jpg ■■■ イベント情報 ■■■
《ラリアンス オペラ・コレクション with 二期会》
~オペラ、恋のフルコース~

日時:2016年4月18日(月) 18:00開店
    第1ステージ 19:30~/第2ステージ 20:30~
    ※ご予約はお好きなお時間で承ります
会場:神楽坂「ラリアンス」
    (「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
コースと料金:(ステージ・サービス料・税込)
    ・ムニュ"神楽"コース 8,500円~
    ・シェフ"大堀"コース 13,500円~
    ※ミュージックチャージ等の特別料金は一切かかりません
出演:全詠玉(ソプラノ)、高田正人(テノール)、高田絢子(ピアノ)

予定プログラム:
   <第1部>
   ヴェルディ『椿姫』より 「乾杯の歌」(全・高田)
   グノー『ファウスト』より 「宝石の歌」(全)
   ジョルダーノ『フェドーラ』より 「愛さずにはいられないこの想い」(高田)
   プッチーニ『トゥーランドット』より 「お聞きください、ご主人様!」(全)
   プッチーニ『ラ・ボエーム』より 「愛らしいおとめよ」(全・高田)
   <第2部>
   バーンスタイン『ウェスト・サイド物語』より 「トゥナイト」(全・高田)
   ドヴォルザーク『ルサルカ』より 「月に寄せる歌」(全)
   プッチーニ『トスカ』より 「星は光りぬ」(高田)
   レハール『メリー・ウィドー』より 「高鳴る調べ」(全・高田)
▼詳細・ご予約・お問合せはこちらから
ラリアンス・オペラ・コレクション with 二期会 - 神楽坂ラリアンス
 東京都新宿区神楽坂2-11 電話:03-3269-0007
▼全、高田ともに7月16日と18日に出演。“すべての人に名作を”
2016年7月公演《二期会名作オペラ祭》W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』 - 東京二期会オペラ劇場
 ―チケット絶賛発売中!!

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二期会オペラをより味わう― 府中市生涯学習センターのオペラ講座に髙橋 維と大沼 徹が登場!

東京・府中市の生涯学習センターで4月17日(日)に開催される、「青島広志のオペラ講座」にソプラノ髙橋 維とバリトン大沼 徹が登場します!

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ソプラノ
髙橋 維
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バリトン
大沼 徹

髙橋は2015年立て続けに二期会オペラに出演、本年7月の『フィガロの結婚』でもスザンナ役を務めます。
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写真左上から『ジューリオ・チェーザレ』クレオパトラ役、『魔笛』夜の女王役、『ウィーン気質』ペピ役
一方の大沼もデビュー以来大役を次々と演じ、本年9月の『トリスタンとイゾルデ』では忠臣クルヴェナールでの出演を予定しております。
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写真左上から『オテロ』イアーゴ役、『こうもり』ファルケ役、『ダナエの愛』ユピテル役
さて、今回の講座では『フィガロの結婚』を中心に「結婚するべきか、しないべきか」を考える内容となっております。原作における『フィガロの結婚』の前作にあたる『セヴィリアの理髪師』等も取り上げられ、オペラのつながりについても紐解かれることと思います。
講師とピアノは「二期会オペラ講座」でもおなじみ、マルチに活躍を続ける青島広志氏。
みなさま是非お誘い合わせの上お越しください。
■■■ 講座情報 ■■■
青島広志のオペラ講座
「結婚するべきか、しないべきか?!」
~『フィガロの結婚』を中心に考えましょう!~

日時:2016年4月17日(日)14:00開始予定
受講料:1,000円
会場:府中市生涯学習センター 講堂
   (東京都府中市浅間町1-7)
出演:青島広志(お話とピアノ)、髙橋 維(ソプラノ)、大沼 徹(バリトン)
予定プログラム:
 ・モーツァルト『フィガロの結婚』より
   「もう飛ぶまいぞこの蝶々」(大沼)
   「おいでなさい・・・躓いて」(髙橋)
   「訴訟に勝っただと!?」(大沼)
 ・ロッシーニ『セヴィリアの理髪師』より
   「私は町のなんでも屋」(大沼)
   「今の歌声は」(髙橋)
                 ほか
▼お申込みはこちらのページの「教養(講堂)講座」の欄をご覧ください
講座申込方法・支払方法 - 府中市生涯学習センター

▼スザンナ髙橋 維は7月16日と18日に出演。“すべての人に名作を”
2016年7月公演《二期会名作オペラ祭》W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』 - 東京二期会オペラ劇場
▼クルヴェナール大沼 徹、9月10日と18日に登場!一般発売も開始いたしました!
2016年9月公演R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』 - 東京二期会オペラ劇場

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国際的評価を得ている名歌手たちによる、ヴェルディ、プッチーニ・オペラの名シーンの数々を!

大村博美(ソプラノ)、リカルド・タムラ(テノール)、小森輝彦(バリトン)。国際的評価を得ている名歌手たちによる、ヴェルディ、プッチーニのオペラ・アリアや重唱の数々!
イタリアオペラの名シーンをスケール豊かに歌いあげます。
【楽しみな共演】
今回は、ドイツのアルテンブルク・ゲラ市立劇場より宮廷歌手の称号を得て2012年11月に帰国後も、ヴェルディ『マクベス』のタイトルロールをはじめ、次々と目覚ましい活躍を続けている小森輝彦と、フランス在住で、1月-2月にはモントリオール・オペラで『オテッロ』のデズデーモナを歌い絶賛された大村博美が夢の共演。
さらに小森がゲラ市立歌劇場で活躍していたときに共演していた日系3世のリカルド・タムラが加わります。タムラはメトロポリタン・オペラで、2013年に『トスカ』のカヴァラドッシを歌い成功を収めてから、引く手あまたの大注目のテノール。
ピアノは、カルロ・ベルゴンツィのオーディションに合格後、アカデミア・ヴェルディアーナでベルカントを学び、国立ミラノ・ヴェルディ音楽院音楽院ディプロマを満点で卒業後、同音楽院のアシスタントとなり、イタリア国立クレモナ音楽院、ブレーシャ音楽院、ミラノ市立音楽院伴奏ピアニストとして活躍してきた熊谷邦子。
大村と小森は、東京二期会7月公演《二期会名作オペラ祭》『フィガロの結婚』(宮本亜門演出)にも伯爵夫人と伯爵役で出演いたします。
今回のコンサートを控え、大村と小森よりメッセージが届きましたので、ご紹介いたします。
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201604_oomura_hiromi.jpg これまでヨーロッパで2つの違う演出でデズデーモナを歌い、この役とヴェルディの音楽への愛情を深めてきました。その想いを一杯こめて歌った今回のモントリオールオペラで、お客様・共演の方々と舞台で心が震えるような時間と空間を共有でき、オペラ歌手になってよかったと心から思いました!
トッパンホールのプログラムでも再びこの『オテッロ』はもちろん、オペラからの名場面を小森さんとリカルドさんという最高の共演者に恵まれてできる幸せに感謝します。今年7月はオペラ『フィガロの結婚』で久々に二期会の公演にも出演でき、小森さんはじめ素敵な方々とご一緒に舞台を創っていけるのが今から楽しみで仕方がありません。 ――大村博美

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201604_komori_teruhiko.jpg 今回のトッパンホールでのコンサート、企画段階から関わらせていただけて、とても感謝しています。二期会本公演の『フィガロの結婚』で共演する大村さんとはいつかご一緒させていただきたいと思っていましたし、「盟友」リカルドと東京で共演できるのは、本当に幸せです。お二人の良さが発揮され、僕の専属歌手時代のレパートリーの中心だったヴェルディ、プッチーニによるプログラムです。どうぞお聴き逃しなく! ――小森輝彦

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■■■ 公演情報 ■■■
大村博美、リカルド・タムラ、小森輝彦
ヴェルディ、プッチーニを歌う

日時:2016年4月16日(土) 18:00開演
会場:トッパンホール
  (東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」4番出口より徒歩約8分)
出演:大村博美(ソプラノ)、リカルド・タムラ(テノール)、
    小森輝彦(バリトン)、熊谷邦子(ピアノ)
予定プログラム:
 ・ヴェルディ『ドン・カルロ』より
   二重唱「まさしくあの方だ!~神よ、貴方が魂に」
   「わが最後の日が来た」
 ・ヴェルディ『オテッロ』より
   二重唱「もう夜も更けて」
   「夜のことでした」~復讐の二重唱「大理石のような空にかけて誓う!」
   「柳の歌」
 ・ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』より
   三重唱「私の心は嫉妬のために」
   「君の微笑み」
   「恋はバラ色の翼にのって」
   二重唱「この涙をご覧下さい~助かるのだわ」
 ・プッチーニ『マノン・レスコー』より
   「こんな美しい女性は見たことがない」
   「この柔らかなレースに包まれても」
 ・プッチーニ『トスカ』より
   「星は光りぬ」
料金:全席指定 6,500円(学生3,000円)
予約:トッパンホールチケットセンター 03-5840-2222
▼公演詳細はこちらからご覧ください
大村博美、リカルド・タムラ、小森輝彦 ヴェルディ、プッチーニを歌う - TOPPAN HALL
▼会場へのアクセスはこちら
トッパンホールへの交通のご案内 - TOPPAN HALL

▼伯爵小森輝彦&伯爵夫人大村博美の出演日は7月15日と17日。“すべての人に名作を”
2016年7月公演《二期会名作オペラ祭》W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』 - 東京二期会オペラ劇場

▼大村博美の公式サイトはこちら
大村博美 ソプラノ | オペラ歌手・大村博美のオフィシャルサイト
▼小森輝彦の公式サイトはこちら
オペラ歌手小森輝彦の公式サイト「テューリンゲンの森から」

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4/11(月)アルテリーベ東京「月曜フレッシュ」に宅和里美&内藤由子が出演
「春爛漫~風光る時に~」

新橋の音楽レストラン、アルテリーベ東京にて二期会の新進アーティストをご紹介していくシリーズ「月曜フレッシュコンサート」が3シーズン目を迎えます。
2016年度の最初を飾るのは、ソプラノ宅和里美(たくわ・さとみ)と内藤由子(ないとう・ゆうこ)。ステージを前に二人のコメントをご紹介しましょう。

――声楽を始めたきっかけから自己紹介を
宅和: 中学時代に合唱部に所属していました。歌を練習するうちに日々変化していく自分の声が面白くて、個人的に先生について習い始めるようになったのがきっかけです。
柔らかい声で温かな心が伝えられる歌手になりたいです。
内藤: 月曜フレッシュコンサートで演奏する機会をいただけたことを大変嬉しく感じております。
私は幼い頃から歌う事と舞台が大好きな女の子でした。初めて観に行ったオペラでステージに立っている方々に憧れを抱き声楽を始めました。
私も1人でも多くの方を笑顔にできる演奏家になりたいと考えています。
――今回歌われるプログラムについて
内藤: 今回のテーマは、「春」です。
出会いの春、別れの春、希望の春、たくさんの春の曲を演奏いたします。
宅和: ちょうど今、桜の満開を迎えますが、今回は桜や花にちなんだ日本歌曲を前半にたっぷりと持ってきました。
内藤: 色々な春を楽しんでいただければ幸いです。
宅和: 季節に合った歌を歌うことができるのは歌手にとっても楽しく、嬉しいものです。また日本語ですのでじっくりと情景を浮かべながらお聴きいただけると思います。後半はそれぞれの得意なオペラアリアを披露いたします。
――全部大切な曲だと思いますが、あえて「この曲を聴いて!」というものがあれば
宅和: 日本語のオペラアリアとして『夕鶴』より「与ひょう、私の大事な与ひょう」を歌います。民話「つるの恩返し」をモチーフとしたオペラですが、主人公つうの悲痛な心の叫びがよくでていて、歌いながらも涙が出そうになります。
内藤: 中田喜直先生の「たんぽぽ」です!
宅和さんとの重唱もあるので、そちらも楽しみにしていただきたいです。

ほんとうに春らしい明るさとやわらかさに包まれる一夜になりそうです。
ご予約は、アルテリーベ東京までお願いいたします。

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ソプラノ
宅和里美
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ソプラノ
内藤由子
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ピアノ
松原裕子

■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
春爛漫 ~風光る時に~

日時:2016年4月11日(月) 18:00開店
    第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
予約:03-3519-7007 アルテリーベ東京
出演:宅和里美(ソプラノ)、内藤由子(ソプラノ)、松原裕子(ピアノ)
予定プログラム:
 瀧 廉太郎 「花」
 中田喜直 「さくら横ちょう」「たんぽぽ」「ゆく春」
 小林秀雄 「素敵な春に」「日記帳」
 山田耕筰 「からたちの花」
 プッチーニ 『ラ・ボエーム』より 「私が街を歩けば」「あなたの愛を呼ぶ声に」
 ドニゼッティ 『シャモニーのリンダ』より 「この心の光」
 團 伊久磨 『夕鶴』より 「与ひょう、私の大事な与ひょう」
▼ご予約・アクセスはこちら
アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007

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