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2009年11月 アーカイブ

2009年11月28日 16:46

樋口達哉 オンエア情報&コンサート情報

BS12TwellV(トゥエルビ)の開局2周年記念番組として、4人のアーティストが特集され、二期会からはテノールの樋口達哉が登場します。
10月公演『蝶々夫人』の密着取材や代官山ヒルサイドテラスでのコンサートの様子など魅力満載です。ぜひご覧ください! 
TwellVはBSデジタル放送を受信できる環境があれば、無料でご覧いただけます。

higuchi_tatsuya_0911.JPG◆番組名
 ワールド・ハイビジョン・チャンネルBS12
 クラシック♪クラシック ~サロンコンサートへようこそ~Vol.2
◆放送日時
 12/12(土)20:00~22:00
◆放送楽曲
 レハール作曲 オペレッタ『メリー・ウィドウ』より
   「唇は語らずとも」(市原 愛とDuo)
 レオンカヴァッロ作曲
   「Lasciati amar」(私に愛させてください)
 プッチーニ作曲 オペラ『マノン・レスコー』より
   「僕は今まで、このような美しい乙女を見たことが無い」
 カルディッロ作曲
   「カタリ・カタリ」
 ニコラス・ブロドスキー作曲
   「ビー・マイ・ラブ」
 (ピアノ:大坪 由里)

▼番組情報と視聴方法の詳細はこちら
クラシック♪クラシック~サロンコンサートへようこそ~Vol.2TwellVの詳しい視聴方法 - BS12 TwellV


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  ひと足早い クリスマス や ニューイヤー を
  樋口達哉とともに過ごしませんか
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★2009年12月2日(水)受付18:30・開演19:00
 会場:エメ・ヴィベール(レストラン)
 La Festa du Noël 2009
 極上のアリアとクリスマスディナーの饗宴
 「エメクラシックサロンへようこそ」
 ▼詳細はこちら
 インフォメーション アーカイブ(2009年10月) - エメ・ヴィベール

★2009年12月14日(月) 開宴18:00 
 会場:ハイアット リージェンシー 東京 センチュリールーム
 「クリスマス リージェンシー クラシック ディナーショー」
 ソプラノ山口道子との共演
 ▼詳細はこちら
 クリスマス リージェンシー クラシック ディナーショー - ハイアット リージェンシー 東京

★2010年1月2日(土)15:30開演
 会場:東京ミッドタウン・ホール
 東京ミッドタウン ニューイヤーコンサート
 「Opera Friendly Match」
 樋口と共に「The JADE」で活躍する、バリトン成田博之も出演します。
 ▼詳細はこちら
 Tokyo Midtown NEW YEAR CONCERT - イベント|東京ミッドタウン


樋口 達哉(テノール)
福島県出身。武蔵野音楽大学卒業、同大学大学院修了後、イタリア・ミラノに留学。
エンリーコ・カルーソー国際声楽コンクール最高位。1999年ミラノ・スカラ座に出演し、同年、メトロポリタン歌劇場管弦楽団と共演。その後、モンテカルロ・フィルハーモニーオーケストラとも共演。
1998年、ハンガリー国立歌劇場において「ラ・ボエーム」のロドルフォで出演し、ヨーロッパデビューを果たす。ロヴェレート市立歌劇場(イタリア)においても同役で出演。ドニゼッティ歌劇場のオーディションに合格しコンサートに出演。1999年、ミラノ・スカラ座においてR.ムーティ指揮「運命の力」にソロ・パートで出演。帰国後、二期会、新国をはじめ数々のオペラに主演し活躍を続けている。二期会会員

▼樋口達哉 応援ホームページ
樋口達哉のステージドア

◎2010年7月には東京二期会オペラ劇場H.ベルリオーズ『ファウストの劫罰』に
 ファウスト役で出演予定。
 2010年1月28日(木)より愛好会優先発売、2月4日(木)より一般発売
 出演日などの詳細は東京二期会オペラ劇場HPで近日発表します。

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2009年11月26日 18:07

公演後記 R.シュトラウス最期のオペラ『カプリッチョ』

11月の連休中(20日~23日)、日生劇場に於いてリヒャルト・シュトラウス作曲『カプリッチョ』を上演致しました。

ジョエル・ローウェルスの演出ノートから
1942年(この『カプリッチョ』が作曲された年)という年の政治状況を鑑みれば、シュトラウスにとって作曲活動は困難を極めたはずである。またこの年には旧友のシュテファン・ツヴァイク(*)が、ヨーロッパの未来に絶望して自らの命を絶つという傷ましい出来事もあった。
(*)…編集者注:才能豊かなオーストリアの作家

R.シュトラウスが、最晩年に、この世に遺していった『カプリッチョ』。音楽か言葉か、一つをとれば、一つを失う、二つは一つ、その意味を深く問いかける公演となりました。

その舞台をご紹介します。
☆印…20・22日組キャストから(撮影:鍔山英次)
★印…21・23日組キャストから(撮影:三枝近志)


連合軍の爆撃を受けて、廃墟となったパリの邸宅に、フラマン(望月哲也=左)とオリヴィエ(石崎秀和)がやって来て、憧れの人に捧げた楽譜と詩、それに肖像画を隠します。二人はユダヤ人で、ヒットラー率いる秘密警察に追われています。 


劇場支配人ラ・ロシュ(山下浩司=左前)、音楽家フラマン(児玉和弘=右)に、詩人オリヴィエ(友清 崇)。新しいオペラブッッフォを作ろうと盛り上がっています。 


気心知れた兄伯爵(成田博之)と妹の伯爵令嬢マドレーヌ(釜洞祐子)。哲学者、ということになっているけれど、なかなか洒落っ気もあり、恋にも気楽な伯爵と、チャーミングで快活、そして芸術に非常に深い共感を示す妹。親密でまた教養あふれる当時の貴族のサロンをのぞいている気分になります。 


女優クレロン(加納悦子=中央右)に夢中の兄(初鹿野 剛=中央左)と、その兄をからかう妹の令嬢(佐々木典子=中央)。 


思いを寄せる女優クレロン(谷口睦美=左から2番目)の登場に、嬉しさいっぱいの伯爵。谷口は、ミステリアスで魅惑的な女優を見事に演じ、その飲みっぷり、女優っぷりに客席も盛り上がります。 


美しいものにすぐに熱を上げる伯爵は、花のようなバレリーナ(伊藤範子)に、さっそく関心を示し、せっかく少し気を許したかのようなクレロンの機嫌を損ねます。 


一心不乱に床を掃き、窓を磨く─伯爵家の兄妹が幼い頃からこの家に長く勤めているのであろう年老いた召使い(久保たけし=中央後姿)。ついつい眠り込んでしまうこともあるけれど、小さな踊り子たちに優しい、その不思議な存在感に、次第に惹きつけられたお客様も多いのでは? 


小さな踊り子たち。 


イタリア人歌手たち(羽山弘子と渡邉公威)。何事も大げさなイタリアオペラを風刺して、ちょっぴり皮肉に、ユーモラスに描かれていました。 


作曲家フラマンと詩人オリヴィエは二人ともマドレーヌに心を奪われています。マドレーヌはそのことを知っていますが、きっと二人とも愛していたのです。でも今は作曲家が少し優勢の様子。 


R.シュトラウス・オペラの麗人といえば、佐々木典子。気品溢れる歌唱は、舞台をより格調高いものへと導きます。
─オーストリア留学時代に、身分ある方々とお会いする機会がたびたびありました。「その洗練された物腰、話しかける時の頭の角度や手の仕草などは、舞台に立つ度蘇る光景です。でも彼女たちの心の奥までは判りませんでした。私は結局、シュトラウスのオペラでその内面を覗き込んでいるのです」─ぶらあぼ11月号より 


クライマックスの八重唱。 


劇場支配人ラ・ロシュ(米谷毅彦=右)の大演説は超難曲。見事なドイツ語さばきで、貫禄を示しました。 

★ 
プロンプターは、お客様には目立たないように台詞(歌詞)を伝える役割。
舞台上の役者や歌い手に、絶妙のタイミングで、きっかけを囁きます。
この『カプリッチョ』に登場したプロンプター(ムッシュ・トープ=もぐらの意/森田有生)は、R.シュトラウスその人となって表わされました。 


ナチスがユダヤ人である印(黄色い星)をつけたフラマンとオリヴィエを連れ去ろうとしますが、ラ・ロシュが巧みに切り抜け、二人を逃がします。 


明日の11時に、と言い交わして別れたフラマンも、オリヴィエも、二度とマドレーヌの前に現れることはなかったのです。だれもいなくなってしまったサロンの跡で、年老いたマドレーヌの回想として描かれた終幕。 

例えようもない美しさ、はかなさ、そして失った者への深い哀感を繊細に表現した沼尻竜典の指揮と東京シティ・フィルの音色でした。

(写真をクリックすると拡大してご覧いただけます)



▼公演詳細はこちらをご覧ください
2009年11月公演『カプリッチョ』- 公演記録|東京二期会


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2009年11月24日 18:58

ドイツで活躍する小森輝彦近況

チェコ・ユダヤ人作曲家ヤロミール・ヴァインベルガーのオペラ『ヴァレンシュタイン』のドイツ初演で、小森輝彦がタイトルロールを歌い、各方面から絶賛されました。
この作品は30年代にウィーン国立歌劇場で初演された後、ナチス政府によって上演禁止とされており、今回のドイツ初演が世界初演後、初のプロダクションでした。

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『ヴァレンシュタイン』より

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『コジマ』よりニーチェ役に扮する小森
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『オテロ』よりヤーゴ役に扮する小森

写真撮影:Stephan Walzl
www.stephanwalzl.de
ヴァレンシュタインは、30年戦争で活躍した実在の武将で、第九の詩でも知られるフリードリヒ・シラーが戯曲化しており、シラーの生誕250年記念でもあるこの年に取り上げられ、ドイツ内外から注目を集めました。

Neues Deutschland 10/30
ヴァレンシュタインに扮した小森輝彦は、心を打つ、力のみなぎった役作りによって際立っていた。(ヴェルナー・ヴォルフ)

Opera Gazet 11/1
タイトルロールの小森輝彦は、奇跡のような一時をもたらした。この芸術家は疲れる事を知らない様に思われた。(ヴィレム・ヴェアショーテン)

Neue Musikzeitung (NMZ) 10/26
小森輝彦はこのタイトルロールを、自分の側近だけでなく自分自身に対しても情け容赦をしない人物として、輝かしいまでの発音の明晰さと声の運びによって表現した。(ペーター・パハル)

Frankfurter Allgemeine 10/29
バリトンの小森輝彦は、ヴァレンシュタインの孤立と追いつめられた切迫感の切換を、歌と演技によって切実に訴えかけ、作品全般を通じて描く事が出来る歌手である。(ゲルハルト・ローデ)

Ostthuringer Zeitung 10/26
中でも際立ったのは、幕開きから一貫して、傷ついたヴァレンシュタインの姿を体現し、繊細な声の表現を役に与える事が出来た小森輝彦だ。(Dr. タチアーナ・メーナー)

また、このプレミエの前日に、コットブス州立歌劇場での『コジマ』(小森が世界初演)公演への客演、2日後には同じゲラの劇場でのベルク作曲『ヴォツェク』公演があり、どの公演も成功裡に終わりました。4日間で都合3つの異なったオペラの主役を務め、しかもどれも高度な技術と音楽性を要求される現代オペラであった事から、当地での小森の評価をさらに高めました。

この2週間後には『オテロ』再演(オスナブリュック市立歌劇場との提携公演)があり、翌週からは『ナクソス島のアリアドネ』の立ち稽古が始まるとの事です。小森は二期会公演でも演じた音楽教師役で出演します。


▼詳細は小森輝彦公式サイト「テューリンゲンの森から」をご覧ください。
ヴァレンシュタインの批評記事など - テューリンゲンの森から|小森輝彦公式サイト


◎2010年7月には東京二期会オペラ劇場H.ベルリオーズ『ファウストの劫罰』に
 メフィストフェレス役で出演予定。
 2010年1月28日(木)より愛好会優先発売、2月4日(木)より一般発売
 出演日などの詳細は東京二期会オペラ劇場HPで近日発表します。

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2009年11月19日 16:22

総合芸術としてのオペラの真髄 リヒャルト・シュトラウスが描く極上の美!!
オペラ『カプリッチョ』~明日20日から日生劇場にて

1942年、リヒャルト・シュトラウスが80歳の時に作曲していた最後のオペラ『カプリッチョ』にジョエル・ローウェルスが鮮やかに生命を吹き込みました。
その根底に流れているものは「愛」


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若き未亡人で伯爵令嬢のマドレーヌに心奪われる2人の芸術家。激しさを増す愛の告白。勝者は美しい瞳のフラマンか情熱的なオリヴィエか。音楽なのか言葉なのか・・
そんな一日のともすればたわいない上流階級の優雅な恋の話として終始してしまう危険もある作品の時間軸をローウェルスは変え、1942年のパリにシフトすることで、歴史的で普遍的なものにすることに成功しています。
今回、フラマンとオリヴィエはユダヤ人という設定です。サロンで繰り広げられる美しい場面と重唱の数々。そしてうっとりするようなバレエシーンなど、極上の色彩と美しい場面展開もさることながら、突然二人が捕らえられ、それを劇場支配人ラ・ロッシュが命を賭けて逃す息を呑む緊迫感、さらに終幕を回想シーンとして長い「時の移ろい」を示すなど、スケールの大きな舞台に仕上げています。
そして、作品が造られた時代の歴史の傷跡とそれでも失われることのない愛や友情というものが臨場感を持って迫ってくるのです。

「ジョエルさんの演出では、オーバーアクションになると止められる。カメラで撮っているような演技が求められます。まるで全てのシーンが映画のワンシーンを観ているかのように途切れることなく進んでゆく。終幕はマドレーヌの回想になっているのですが、本当にそのシーンを見ているだけでも毎回涙が流れてきます。この素晴しい作品に参加できたことを心から感謝しています。」(成田博之談:マドレーヌの兄 伯爵役)

「R.シュトラウスが、ナチスの台頭したあの時代に有名な作曲家であったことは非常に困難を伴ったことと思います。その人生についても様々な議論がなされています。シュトラウスが人生の終盤におそらく芸術で答えを出そうと、作品の中に仕込んだものを見落とさないこと。芸術には芸術で答えを出す。それが演出家の使命だと思っています」(ローウェルス談)

ヒッチコックさながら、ムッシュ・トープがリヒャルト・シュトラウス自身の姿で現れる場面も見逃せません。
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左:(演出)ジョエル・ローウェルス
右:(指揮)沼尻竜典
東京シティフィルの精鋭とリヒャルト・シュトラウスの魅力を知り尽くした沼尻竜典のタクトも冴え渡ります。
一瞬の隙もない素晴らしい音楽をスコアから読みとり三次元のものとする。
音楽というものの素晴らしさをじかに感じ現代に生きる芸術家たちの‘職人芸の極み’を目の当たりにすることが出来る貴重な瞬間となることでしょう。

会場は銀座や有楽町にもほど近い、日生劇場です。
1300という席数は、きめ細かな所作まで見逃すことのない、オペラを堪能するには最適な空間です。劇場へ至る足元には大理石モザイクが続き、玄関ホール(ピロティ)ではギリシア的な柱、白大理石の床、大きなアルミグリル照明等が目を楽しませ、螺旋階段には赤い絨毯が敷かれ豪華な気分にしてくれます。芸術の秋、ぜひオペラの魅力を再発見してください。一同、ご来場をお待ち申し上げております。

MEMO
『カプリッチョ』はイタリア語で「気まぐれな」という意味です。
リヒャルト・シュトラウスはなぜこのタイトルをつけたとお思いですか?

▼MSN産経ニュースに紹介記事が掲載されています。
オペラ「カプリッチョ」 優美な音楽に酔い、究極の命題と向き合う - MSN産経ニュース|エンタメ

▼公演詳細はこちら。
2009年11月公演R.シュトラウス『カプリッチョ』 − 東京二期会オペラ劇場

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2009年11月17日 20:40

『カプリッチョ』公演迫る!

東京二期会オペラ劇場2009年11月公演 R.シュトラウス『カプリッチョ』の公演が迫りました。

本公演の演出家ジョエル・ローウェルスからのメッセージがあります。

JOEL_018X7528.JPG撮影:広瀬克昭
 
演出ノート

 1942年。ナチス政権の勢力が頂点に達していた頃、80歳のリヒャルト・シュトラウスは自身最後のオペラ『カプリッチョ』に取り組んでいた。
言葉と音楽、オペラそのもの、さらには芸術全般を風刺したオペラである。
 もちろん音楽作品として価値のある遺産であることに間違いはない。しかし私は、演出家としてこの作品の中にもっと普遍的な足跡を見つけ出したいと思った。
言葉と音符の中に単なる芸術表現ではなく、より人間的なメッセージが隠されてはいないだろうか?
 1942年という年の政治状況を鑑みれば、シュトラウスにとって作曲活動は困難を極めたはずである。またこの年には旧友のシュテファン・ツヴァイクがヨーロッパの未来に絶望して自らの命を絶つという傷ましい出来事もあった。
 リヒャルト・シュトラウスは熟練に達した80歳という年齢において、私達に人生の遺産を残そうとしたのではなかったか。
私が探りたかったのはそこである。

                               演出・装置 ジョエル・ローウェルス
                                          (訳:家田 淳)


以下に当日の公演タイムテーブルと当日券販売予定を次の通りご案内いたします。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
11月20日(金)
11月21日(土)
11月22日(日)
11月23日(月・祝)
当日券販売開始
18:00~
13:00~
13:00~
13:00~
販売予定券種
S,B,C
S,A,B,C
S,A
S,B,C
開場
18:30
13:30
13:30
13:30
開演
19:00
14:00
14:00
14:00
第1部
約55分
休憩予定時刻
19:55~20:15
14:55~15:15
14:55~15:15
14:55~15:15
第2部
約75分
終演予定
21:30
16:30
16:30
16:30

※販売状況により券種によっては販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※公演タイムテーブルは、当日の進行によりずれる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


『カプリッチョ』公演詳細ページ −東京二期会

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2009年11月13日 21:11

宮本益光 日本の歌 バリトンリサイタル
 &インターネットラジオ放送予定

宮本益光が11月22日(日)に青葉台のフィリアホールで、意欲的なリサイタルを行います。

オール日本の歌にこだわったプログラムですが、今回の目玉は信長貴富氏作曲のFragments(詩:特攻隊戦死者の手記による)をはじめ、宮本益光のために書かれた加藤昌則新曲「深夜」(フィリアホール委嘱作品)等。スコットランドの道標(詩:宮本益光)では、この公演の為に衣裳も誂えました。
この演奏はCD録音する予定ですが、まずは生の演奏の臨場感をお楽しみください。当日は、今年行われたリサイタルのDVDも会場販売致します。

miyamoto_masmitsu_0023.jpg《宮本益光バリトン・リサイタル》
2009年11月22日(日)15:00開演
<フィリアホール(横浜・青葉台)>
瀧 廉太郎:
 荒城の月 - 詩:土井晩翠
 納涼 - 詩:東 くめ
 秋の月 - 詩:瀧 廉太郎
三善 晃:
 五柳五酒 - 詩:佐藤 信
木下牧子:
 夢みたものは - 詩:立原道造
 サッカーによせて - 詩:谷川俊太郎
 鷗- 詩:三好達治
信長貴富:
 Fragments - 詩:特攻隊戦死者の手記による
加藤昌則:
 スコットランドの道標 - 詩:宮本益光
 深夜 - 詩:山之口獏

▼コンサートの詳細・お問合せ・お申込はこちらから
「日本の歌~こころからこころへ‥」 第2回
宮本益光バリトン・リサイタル
- フィリア・ハイムコンツェルトシリーズ|フィリアホール


また、公演に先駆けての抱負をインターネットラジオ〈カフェフィガロ〉でお聴きいただけます。

放送開始日は11月17日と11月24日の2回です。17日の1週目では、瀧廉太郎の「荒城の月」や字幕や訳詩の仕事について、そして今回のリサイタルでの新曲や選曲のエピソードなどのお話。2週目には3月公演『ラ・ボエーム』 マルチェッロ(びわ湖ホール・神奈川県民ホール)出演の話がメインとなる予定です。
また番組内では下記の楽曲がお聴き頂けます♪

◎1週目(11月17日~)
 「五柳五酒」から「四」
  作詞:佐藤信 作曲:三善晃
  演奏:宮本益光(バリトン)、山口佳代(ピアノ)
 「遠い空の下で」
  作詞:宮本益光 作曲:加藤昌則
  演奏:宮本益光(バリトン)、加藤昌則(ピアノ)    
◎2週目(11月24日~)
 歌劇「ラ・ボエーム」より第4幕冒頭
  作曲:プッチーニ
  演奏:ウィル・ハンバーグ(指揮)、スロヴァキア放送交響楽団、
  ファビオ・プレヴィアーティ(バリトン)、ジョナサン・ウェルチ(テノール)
 「悩みの種」
  作詞:宮本益光 作曲:加藤昌則
  演奏:宮本益光(バリトン)、加藤昌則(ピアノ)

▼放送はこちらからお聴きいただけます
林田直樹のカフェ・フィガロ - カルチャー&エンターテイメント放送局 ブルーレディオドットコム


▼宮本益光関連サイト
宮本益光オフィシャルサイト mas-mits.com
極楽 音楽日記(宮本益光ブログ)
オウプナーズ ラウンジ - Web Magazine OPENERS


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2009年11月12日 10:31

あの感動、興奮を再び!
福井敬×ヴィンチェンツォ・スカレーラ 華麗なるデュオ・コンサート

昨年6月紀尾井ホールで開催された、福井敬と世界的ピアニスト、ヴィンチェンツォ・スカレーラ氏によるデュオ・コンサート。
超一流同士が本気で対峙し臨んだそのステージは、聴く者の心を捉えて離さない緊張と感動を与えてくれましたが、今回アンコールの声に応え、夢の共演が再び実現することになりました。
中でも聴きどころは、近年福井が愛してやまない武満徹の珠玉の歌曲が、スカレーラ氏のアプローチが加わりどう生まれ変わるのか!
更に長年その実現が待たれた、福井のキャリアの到達点とも言える『オテロ』。来年2月の東京二期会公演を前に、そのアリアを一足先に、しかもスカレーラ氏のサポートの下、どのように披露してくれるのか!
二人の創造する歌の極地に、興味は尽きません。是非、この瞬間をお聴き逃しの無いように!!

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「昨年のデュオ・リサイタルから」

第88回グローバルクラシックコンサート
≪華麗なるデュオ・コンサート≫

■日時:2009年12月11日(金)19時開演
■会場:紀尾井ホール
■出演:福井敬、ビンツェンツォ・スカレーラ(Pf)
■予定される曲目
   レスピーギ:最後の陶酔、欠けゆく三日月、霧
   マスネ:エレジー
   グノー:夕べ
   ベッリーニ:追憶
   プッチーニ:太陽と愛、大地と海、偽りの忠告
   武満徹:恋のかくれんぼ、ぽつねん、死んだ男の残したものは、小さな空
   ヴェルディ:歌劇『オテロ』より“恥と悲しみに満ちて”、オテロの死
   プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より“誰も寝てはならぬ”
■お問合せ:株式会社 グローバル ユース ビューロー
 TEL.03-3505-0055 (月~金 10:00-18:00/土 10:00-17:00 /日・祝休み)

▼コンサートのサイトはこちらから
コンサートのご案内 - 株式会社 グローバル ユース ビューロー


 

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2009年11月10日 16:33

幸田浩子3rdアルバム 11月18日リリース!
~イタリア、フランス・オペラのヒロインたちに想いを馳せる一枚

今夏、イタリア中部の都市フェラーラでレコーディングが行われた、幸田浩子3rdアルバム《あなたの優しい声が~イタリア&フランス・オペラ・アリア集》が、いよいよ11月18日(水)にリリースされます。
特設サイトもオープン!試聴もできます。

▼特設サイトはこちら
幸田浩子 - コロムビアミュージックエンタテインメント

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CD番号:COZQ-415/6
3,000円[税込]
幸田浩子(ソプラノ)
現田茂夫 指揮
フェラーラ市管弦楽団
《あなたの優しい声が~イタリア&フランス・オペラ・アリア集》
~収録曲~
〈CD〉
グノー:
  「ロメオとジュリエット」~私は夢に生きたい
ドリーブ:
  「ラクメ」~若いインドの娘はどこに(鐘の歌)
オッフェンバック:
  「ホフマン物語」~森の小鳥はあこがれを歌う
ヴェルディ:
  「リゴレット」~慕わしい人の名は
ベッリーニ:
  「清教徒」~あなたの優しい声が(狂乱の場)
ドニゼッティ:
  「ランメルモールのルチア」~あの方の声の優しい響きが(狂乱の場)
プッチーニ:
  「ジャンニ・スキッキ」~私の愛しいお父さま
〈DVD〉
プッチーニ:
  「ジャンニ・スキッキ」~私の愛しいお父さま
グノー:
  「ロメオとジュリエット」~私は夢に生きたい


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レコーディング風景から。
「イタリアの古都フェラーラの歌劇場で、
オペラのことを知りつくされていらっしゃるマエストロ現田茂夫さんの素晴らしいサポートのもと、
フェラーラ市管弦楽団の、イタリアらしい、情熱的で愛情溢れる響きに包まれ、
作品一曲一曲に、より深く向き合うことができました」~幸田浩子

ジュリエットの軽やかな乙女心や、ジルダの純粋な心のときめき、エルヴィーラの狂おしい希求、ルチアの悲しみの狂乱、そして自動人形オランピアの空っぽのココロ・・・・・・コロラトゥーラの名歌手たちが歌い継ぎ、幸田もまた歌い愛してやまない、さまざまなヒロインのさまざまな心情が一枚におさめられました。
また、『ロメオとジュリエット』より“私は夢に生きたい”と『ジャンニ・スキッキ』より“私の愛しいお父さま”を収録したビデオ・クリップ付き。



チラシ(PDFファイル)
さらに、アルバムとともに生演奏も聴きたいという方に、CDリリース記念リサイタルを2010年2月4日(木)王子ホール(東京・銀座、315席)にて開催します。11月12日(木)チケット前売り開始です。こちらもぜひお楽しみください!

「幸田浩子ソプラノ・リサイタル」
2010年2月4日(木)19:00開演(18:30開場)
王子ホール
出演:幸田浩子(ソプラノ)、河原忠之(ピアノ)
全席指定:5,000円
チケットお申込:
  二期会チケットセンター Tel.03-3796-1831 ほか

▼コンサート詳細はこちらをご覧ください
幸田浩子 ソプラノ・リサイタル - 主催・制作コンサート|株式会社二期会21

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2009年11月06日 21:54

甲斐栄次郎 近況~海外・TV・第九

kai0702151a.JPG去る9月12日、レスコー役でウィーン国立歌劇場7年目のシーズンをスタートした甲斐栄次郎は、10月23日、プレミエ、ショスタコービッチ作曲「ムツェンスク郡のマクベス夫人」に警察署長役で出演。
劇場に面したカラヤン広場の特設スクリーンでは公演と同時にライブ放映されました。


次週11月10日(火)、TBSで放送予定の特別番組「芸術が踊る都ウィーン 華麗なる謎解き大紀行」に出演します。木村佳乃さんがウィーン国立歌劇場を訪問、劇場内の案内役を務めます。

◆放送予定
ダイワハウススペシャル
『芸術が踊る都ウィーン華麗なる謎解き大紀行』
(出演:木村佳乃、黄川田将也、ライナー・キュヒル、甲斐栄次郎ほか)
TBS系11月10日(火)夜7:55から

▼番組公式ページはこちらから
ダイワハウススペシャル『芸術が踊る都ウィーン華麗なる謎解き大紀行』- TBS


また、今年12月21日(月)19:00サントリーホール、12月26日(土)15:00オーチャードホール、12月27日(日)15:00東京オペラシティコンサートホールでの、オンドレイ・レナルト指揮、東京フィルハーモニー交響楽団「第九」特別演奏会にソリストとして出演を予定しています。

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第九特別演奏会 - コンサートカレンダー|東京フィルハーモニー交響楽団

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2009年11月05日 18:30

ムッシュ・トープ(プロンプター)はリヒャルト・シュトラウス自身だった ~『カプリッチョ』


チラシ(PDF1.5MB)
『カプリッチョ』稽古場では早くも沼尻竜典の指揮での通し稽古が行なわれました。

出演者は皆、流暢なドイツ語(イタリア人歌手役はイタリア語なまり)でこのお洒落な「会話劇」は進行します。
場所は貴族趣味の「サロン」が存在していたパリ。ところが時代設定は変更されています。
伯爵が「今日の出来事をオペラにしたら」との提案によりこのオペラが出来上がったのだから、初演当時の1942年がひとつの時代背景に組み込まれたのです。
執事長に率いられた従僕たちの出番は、第一部(慣習的に7場の終わりで休憩がある)から頻繁で大きな意味を持ってきます。
第二部の長大八重唱は早くからの音楽稽古により既に完璧な仕上がり。音楽的に最大な聴き所になるのは間違いありません。
ムッシュ・トープ(仏語でモグラの意)は自作の譜面を持って舞台に這い上がり、その場では権力者側となっている従僕たちに対しても怖れることはありません。なぜなら、彼がこのオペラを作った本人だから・・・。


閑話休題:第二次世界大戦中の日本において、このような平和な芸術談義や敵性国の「サロン」の出来事のオペラ化を行い、上演できたであろうか? 時局を考えない非国民的オペラと非難され上演禁止になったであろうことは容易に想像されます。


東京二期会オペラ劇場R.シュトラウス『カプリッチョ』は11月20日(金)〜23日(月・祝)の4日間、日生劇場にて上演いたします。どうぞご期待ください!

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2009年11月公演 R.シュトラウス『カプリッチョ』- 東京二期会オペラ劇場

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