2016年11月 アーカイブ

二期会サロンコンサート Vol.187
12/15(木)<並木道に きらめく“歌の花束” ~クリスマスの贈り物~>出演者メッセージ

いよいよ2016年も残りひと月となりました。今年も表参道がイルミネーションで光り輝く季節に「二期会サロンコンサート」が開催されます!
公演が近づく中、今回の出演者を代表して、ソプラノの栄 千賀よりコンサートに向けてのメッセージが届きましたのでご紹介します。
      *     *     *
東京都心でも初雪を観測し、短い秋が終わりを告げ、イルミネーションで街が賑やかな季節がやって参りました。表参道の並木道は、今年もシャンパンゴールドにライトアップされます。
12月15日はそんなロマンチックな並木道を通って、サロンでコンサートをお楽しみ頂くという、冬の夜の贅沢な過ごし方はいかがでしょうか。
今回の二期会サロンコンサートは「並木道にきらめく ~歌の花束~」と題しまして、皆さまに歌の花束をお届け致します。
歌曲を愛する紙谷は、ベルクとシェーンベルクの珠玉の名曲を、山本は華やかなフランスオペラのアリアを、栄はオペラの王道イタリアオペラのアリアを。
そして、メゾソプラノの紙谷が颯爽たるズボン役に扮し、二人のソプラノと共にお送りするデュエットの名場面も見所です。
コンサートの最後にはリヒャルト・シュトラウスの『ばらの騎士』より、美しい三重唱をお届け致します。
ピアニストには名手、髙木由雅さんを迎え、きっと皆さまにご満足頂けるコンサートになることと存じます!
表参道のイルミネーションさながらの煌めく女声3名の歌声をお楽しみ下さい!!
               ―――――――― ソプラノ 栄 千賀
      *     *     *
出演者が全員女性!という華やかな一夜は、表参道のクリスマスをより一層輝かせることでしょう。
いよいよお席も残り少なくなってきました。是非チケットはお早めにご予約ください。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

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ソプラノ
栄 千賀
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ソプラノ
山本美樹
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メゾソプラノ
紙谷弘子
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ピアノ
髙木由雅
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PDFちらし
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サロンコンサート 2016-2017シーズン
Vol.187 並木道にきらめく“歌の花束” ~クリスマスの贈り物~

日時:2016年12月15日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
料金:全自由席 3,500円(税込・1ドリンク付き)
出演:栄 千賀(ソプラノ)、山本美樹(ソプラノ)、紙谷弘子(メゾソプラノ)、
    髙木由雅(ピアノ)
予定演奏曲:
  ベルク 「4つの歌曲」作品2
  プッチーニ 『つばめ』より 「ドレッタの素晴らしい夢」
  グノー 『ロミオとジュリエット』より 「愛の神よ、私に勇気を与えて!」
  モーツァルト 『皇帝ティートの慈悲』より 「ああ、かつての愛情に免じて」
  ベッリーニ 『カプレーティ家とモンテッキ家』より
   「さあ逃げよう、それ以外に僕たちに道はない」
  R.シュトラウス 『ばらの騎士』より
   「私が誓ったこと、それは彼を正しいやり方で愛すること~夢なのかしら」
                         ほか

▼お問合せ・チケットご予約は
二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831 へ
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00)

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東京二期会『ナクソス島のアリアドネ』が開幕~今週末26日(土)、27日(日)も日生劇場へ!

11月23日(水・祝)、日生劇場において東京二期会『ナクソス島のアリアドネ』が開幕しました!
初日の舞台写真から今回の公演をご紹介いたします。(舞台写真をクリックすると拡大でご覧いただけます)
〈プロローグ〉
作曲家はじめアーティストたちが連れてこられたのは、ウィーンの大邸宅の殺風景な地下室。奥に広がる暗い駐車場がここの敷地と建物の大きさを窺わせます。

中央に邸宅の執事長。左手には『ナクソス島のアリアドネ』の歌手たち。そして、右手に舞踏教師とツェルビネッタと愉快な仲間たち。一番左が偉大な『ナクソス島』の楽譜を抱える作曲家。



邸宅の主人の気まぐれで、オペラと喜劇を同時に上演をせよとの命に、一同大混乱。当初は憤慨していた作曲家もツェルビネッタへの想いから上演を認めてしまいます。

後半は〈オペラ『ナクソス島のアリアドネ』〉
中央には悲しみに沈むアドリアドネ。周りにいるのは上演を観ている邸宅に招かれたゲストたち。



ツェルビネッタをはじめとする一座の即興喜劇も同時に…

バッカスとアリアドネの邂逅シーンを作曲家も満足げに見守ります――
が、やがてテーブルを囲む誰しもが陶酔するように物語の中に溶け込んでいき――

音楽と舞台の色合いが融合していくラストへ。
皆様は何をお感じになられるでしょうか。

201611_ariadne_20.jpg 劇場内では、今回の公演プログラムを販売しています。
ライプツィヒ歌劇場プロダクションのドラマトゥルク、アレクサンダー・マイアー・ドルツェンバッハ氏の解説がご鑑賞の際に大きなインスピレーションの鍵となると思います。ぜひご一読ください。
プログラムの表紙は舞台の色彩感を反映させました。

公演は残すところ今週末26日(土)、27日(日)の2日。
まだお席もございますので、ぜひ週末は有楽町(日比谷)の日生劇場へお出かけください!

▼公演情報ページはこちら
2016年11月公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼公演タイムテーブル、当日券情報はこちら
11月公演『ナクソス島のアリアドネ』 公演当日のご案内 - オペラの散歩道(二期会blog)
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

Gettii 《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ)】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけます(※)ので、余裕をもってお越しいただけます!是非ご利用ください!!
24時間受付、予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(※…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)
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12/18(日)はチャペルで聴く、La Dill テノール金山京介ソロ・ライブへ!

メジャー・デビュー2周年を迎えるLa Dill(ラ・ディル)。今年は4人でのコンサートツアーに加え、メンバーそれぞれがセルフ・プロデュースするソロ・ライブ、『La Dill à la carte !!』@Capel も加わり、La Dillの魅力を更にパワーアップしてお届けしています。
次回は12月18日(日)。東京二期会『魔笛』タミーノ役、日生劇場『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオ役、同『後宮からの逃走』ベルモンテ役などで活躍をみせた注目のテノール金山京介がお贈りするソロ・ライブ。劇場やホールでは味わうことのできない贅沢なひと時を、箱根のチャペルでご堪能ください。座席数が限られていますのでお申し込みはお早めに!

201611_kanayama_kyosuke.jpg ≪金山京介からのメッセージ≫
La Dill のテーマでもある「癒し」を日本の歌をまじえてソロでお届け致します。
一年の締めくくりとして冬景色の箱根のチャペルにて至福の時間をお過ごしください。
■■■ 公演情報 ■■■
ソロ・ライブ『La Dill à la carte !! 』@Capel
à la carte !! Act. 1 金山京介(テノール)
「Feel Healing ~癒しのひととき~」【振替公演】

日時:2016年12月18日(日)12:30開演
会場:ホテルグリーンプラザ箱根 箱根の森高原教会チャペル
料金:全席指定 2,500円(税込)
演奏予定曲目:
  「見上げてごらん夜の星を」
  「初恋」
  「小さな空」
  「勿忘草」      ほか

▼コンサートチケットのご予約・お問合せ先
キャピタルヴィレッジ 03-3478-9999
▼コンサートツアーの詳細はこちら
ラ・ディル [La Dill] - ホテルグリーンプラザ
※ホテル宿泊プランや新宿発着の日帰りバスツアーのご案内もございます。
▼富士を望む露天風呂や箱根の森高原教会チャペルのご案内はこちら
ホテルグリーンプラザ箱根
▼日本クラウン La Dill公式ページ
La Dill (ラディル) - 最新ニュース - 日本クラウン株式会社 クラウンレコード
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月曜は新橋でオペラ!~「アルテリーベ月曜フレッシュコンサート」~12/5(月)は今井実希&熊田彩乃 二人のソプラノによるコンサート

期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は12月5日(月)。今井実希と熊田彩乃、二人のソプラノがフレッシュな歌声を披露します!
今回もコンサートを前に、二人からの自己紹介と、プログラムについてインタビューしましたので、ご紹介いたします。

201611_imai_miki.jpg
ソプラノ
今井実希
◆自己紹介をお願いします。―
私は神奈川県出身で、小・中と地元でジャズダンスに没頭していました。そこの仲間内でミュージカルのオーディションを受けるようになり、それまでダンスしかやったことのなかった私は「もっと歌が上手くなりたい」と思うようになりました。歌の基礎を学ぶため、声楽の門を叩いたのが声楽との出会いでした。身長の低かった私はダンスでは自信が持てないことが多かったのですが、歌は声なので体のことを気にせずに伸び伸びと取り組むことができました。その後私は目指す道を歌一本に絞り、音楽大学・大学院・二期会オペラ研修所へと進み、ミュージカルを目指していたはずが今ではすっかり声楽の虜です。二期会の会員になって、周りにもこうした経歴の歌い手さんが多いことを知りました。クラシックの持つ引力に驚いているのと同時に、お客様もこうした引力で惹きつけられるような歌い手になりたいと思い、今に至ります。
◆プログラムについてコメントをお願いします。―
共演者の熊田さんは海外在住で、お忙しい中沢山のアイデアをくださいました。今回は「きらめく夜にあの人に会いたくなる」をテーマにしっとりとした愛の歌曲、華やかな愛のオペラ、そしてクリスマスムード満点の曲も盛り込みました!
きっと楽しいソプラノ・ディナーパーティになりますので、皆様是非遊びにいらして下さいね♪

201611_kudama_ayano.jpg
ソプラノ
熊田彩乃
◆自己紹介をお願いします。―
出身は東京都です。2009年に、留学のためウィーンに渡ったのをきっかけに、現在ウィーンに住んでいます。声種はリリコ・ソプラノです。
歌うことが好きな母の影響か、私も小さいころから歌が好きで、1歳半のころには歌のレパートリーが100曲以上あったそうです。(笑) 6歳でピアノを習い始めてからは、クラシック音楽が生活の一部でした。声楽家になろうと思ったのは、歌詞がある音楽を表現することに、より面白みを感じたからです。芸大在学中はリートを中心に学んでいましたが、ペーター・コンヴィチュニー氏のワークショップを受講した際に、電流が走ったようにオペラを演じる魅力に目覚め、ウィーン国立音大ではオペラ科に所属して充実した留学生活を送りました。シリアスな役も、オペレッタなどでの楽しい役もこなせる、豊かな色彩を持つ歌手になりたいと思っています。
◆今回のプログラムと共演の今井さんについてお聞かせください。―
今回のコンサートは「恋」をテーマにしました。歌曲とオペラで、クリスマス前のうきうきと弾む心をお客様とご一緒できたらうれしいです。日本語・英語・ドイツ語・イタリア語・フランス語・チェコ語と、幅広く6か国語を取り揃えたプログラムです。大好きな「ジュディッタ」のアリアも歌わせていただきます。
共演の今井さんとは新入会員同士、今年7月に初めてお会いしましたが、温かく知的でとてもお話ししやすい雰囲気の方で、コンサートでご一緒できるのを楽しみにしています。

■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
きらめく夜にあの人に会いたくなる・・・ソプラノ・ディナーパーティー!!

日時:2016年12月5日(月) 18:00開店
    第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:今井実希(ソプラノ)、熊田彩乃(ソプラノ)、相田久美子(ピアノ)
演奏予定曲:
 シャルパンティエ 『ルイーズ』より 「その日から」
 ヴェルディ 『リゴレット』より 「慕わしき御名」
 ドヴォルザーク 『ルサルカ』より 「月に寄せる歌」
 レハール 『ジュディッタ』より 「私の唇」
                     ほか
▼ご予約・アクセスはこちら
アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007

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11月公演『ナクソス島のアリアドネ』 公演当日のご案内

いよいよ明日、11月23日(水・祝)から日比谷の日生劇場にて、ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス作曲『ナクソス島のアリアドネ』が開幕します!
こちらに公演当日のご案内を致します。 【11/22(火)13:30掲載】

=NISSAY OPERA 2016 提携=
東京二期会オペラ劇場 <ライプツィヒ歌劇場との提携公演>
2016年11月公演 R.シュトラウス作曲 『ナクソス島のアリアドネ』 プロローグと1幕のオペラ
<日本語字幕付原語(ドイツ語)上演>
指揮:シモーネ・ヤング/演出:カロリーネ・グルーバー
当日券と公演タイムテーブルのご案内
11月23日(水・祝)
11月24日(木)
11月26日(土)
11月27日(日)
当日券
S,A
S,A,B若干
S,A
S,A
当日券販売
/窓口受付
16:00~
13:00~
13:00~
13:00~
ピロティ開場
16:15
13:15
13:15
13:15
開場
16:30
13:30
13:30
13:30
開演
17:00
14:00
14:00
14:00
〈プロローグ〉
約40分
休憩予定時刻
17:40~18:05
14:40~15:05
14:40~15:05
14:40~15:05
〈オペラ〉
約85分
終演予定
19:30
16:30
16:30
16:30
日生劇場
=アクセス=
<JR>
[山手線][京浜東北線]=「有楽町駅」日比谷口徒歩10分
<地下鉄>
[千代田線][日比谷線][都営三田線]=「日比谷駅」A13番出口徒歩1分
[有楽町線]=「有楽町駅」徒歩10分
[丸ノ内線]=「銀座駅」徒歩10分

お車のお客様は日生劇場ウェブサイトをご覧ください
>>アクセス - 日生劇場|東京・日比谷

※上記、当日券予定は11/22(火)13:00現在での予定です。以降の販売状況により、券種によっては発売終了となる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
※公演タイムテーブルは、当日の進行により変動する場合がございますので、あらかじめご了承ください。

▼公演情報ページはこちら
2016年11月公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

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ariadne2016_campaign_thumb.jpg 《東京二期会『ナクソス島のアリアドネ』プレミエ・キャンペーン》
11月23日(水・祝)初日公演にご来場のお客様、ペア70組様に、「甲州 酵母の泡」ハーフボトルを1本プレゼントいたします。
※16:15ピロティ開場時より先着順受付
▼キャンペーン詳細はこちら
11/23(水・祝) 『ナクソス島のアリアドネ』プレミエ・キャンペーン!~ペア先着70組のお客様に、国産スパークリングワインをプレゼント - 二期会blog
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序幕だけの作曲家も〈オペラ〉に登場!サプライズが待っている『ナクソス島のアリアドネ』へ!
~メゾソプラノ白土`理香 インタビュー

2002年東京二期会/新国立劇場『ナクソス島のアリアドネ』公演にて作曲家役を演じ、14年ぶりの二期会公演に同役で登場となるメゾソプラノ白土理香(しらつち りか)。長年ウィーンで活動中の白土が、今回は作曲家役のために一時帰国しました。それほどまでに想い入れの深いこの作品の魅力について、自身の言葉でお伝えいたします。
(※白土の「土」の字は、正しくは「土」の右上に「`」)
      *     *     *

201611_shiratsuchi_rika_01.jpg 白土: R.シュトラウスのオペラはウィーンでとても人気があります。中でも『ばらの騎士』『サロメ』そして『ナクソス島のアリアドネ』はウィーン国立オペラ劇場のレパートリーにも入っており、シーズン中には何度も上演されます。ウィーン気質を色濃く登場人物に盛り込んだホフマンスタールの言葉の芸術と、ウィットに富んだシュトラウスの音楽、そして官能的なメロディーはウィーンの人々に大変愛されています。私にとっても作曲家の役は特別な意味を持っています。それはウィーンに来て初めてこの役に出会った事です。その後ミュンヘン国際音楽コンクールで賞をいただいたのも作曲家のアリアでした。

Q2. 作曲家役はどのような役ですか?
白土: 若く才能溢れる若者、作曲家。喜怒哀楽を激しく表し、感情の起伏に大きく揺れ動かされながら、理想像が現実によって壊されていく中、恋に落ちるも序幕の最後では絶望の底へとつき落とされて行きます。彼の芸術の理想を歌う時、心から共感でき役と一体になれる幸福感を感じることができます。

Q3. 指揮シモーネ・ヤングと演出カロリーネ・グルーバーについて
白土: 世界で活躍される女性指揮者ヤングさんと同じく女性演出家グルーバーさん同じ女性としてお二人のご活躍をとても誇りに思い、また今回ご一緒させていただける幸せに感謝しております。お会いするまでとても緊張しておりましたが、お二人ともフレンドリーに私たちに接してくださり、気さくなお人柄をお持ちになった方々です。お二人共、稽古場では妥協されずに我慢強く、私たちをご指導くださっています。

Q4. 稽古場の雰囲気はいかがでしょう?
白土: 英語ドイツ語日本語が飛び交うインターナショナルな雰囲気の中、ベテランの方々そして若く才能にあふれる二期会の方々に囲まれ、エネルギッシュな稽古場の雰囲気に触発されております。

Q5. 今回のプロダクションの魅力はどこにあるでしょうか?
白土: 何といってもヤングさん率いるシュトラウスの素晴らしい音楽、それに応える素晴らしい歌手たち。
また今回の演出では様々なサプライズが皆さんに用意されています。シュトラウスの楽譜上では序幕で去ってしまう作曲家も今回は劇中劇オペラに参加し、実際に自分の作った作品の中に登場します。芸術と愛を純粋に求める、その願いは叶えられるのでしょうか?どうぞその答えを探しにぜひ劇場に足を運んでみて下さい。
201611_shiratsuchi_rika_02.jpg
(2002年の舞台から:中央右が白土)

▼公演詳細はこちらから
ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
11/23(水・祝)17:00、24(木)14:00、26(土)14:00、27(日)14:00 日生劇場
(白土の出演日は、23日と26日です)
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
S席 15,000円、A席 13,000円、B席 9,000円、学生席 2,000円(税込)
※11/18現在、23(祝)、26(土)、27(日)公演のB席が予定数終了となりました。

Gettii 《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ)】なら、24時間いつでもどこでもご予約可能!
座席もご指定いただけます
チケットはお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取(※)
予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(※…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)

※※学生席も販売中!※※
二期会オペラ公演は28歳未満の学生さんなら2,000円でご鑑賞頂けます!
・受付は、公演の前日まで二期会チケットセンター電話(03-3796-1831)のみ。
・事前の決裁が必要です。
▼学生席のお求め方法等、詳しいご案内はこちらをご覧ください。
学生席について - 二期会チケットセンター

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4オクターブの奇跡のハーモニー
La Dill(ラ・ディル)「青葉の森コンサート」

昨年の感動をもう一度!
メジャーデビュー2周年を迎えるLa Dill(ラ・ディル)が、再び青葉の森公園芸術文化ホール(千葉)に登場します。全曲アコースティック・バージョンで、4オクターブの奇跡のハーモニーをおとどけいたします。
201611_ladill.jpg201611_yoshida_takayuki.jpg
写真左から:彌勒忠史、岩田健志、金山京介、坂下忠弘、吉田貴至(ピアノ)
■■■ 公演情報 ■■■
4オクターブ 奇跡のハーモニー
La Dill コンサート

日時:2016年12月4日(日) 14:00開演
会場:青葉の森公園芸術文化ホール
   (千葉県千葉市中央区青葉町977-1)
料金:(全席指定)S席3,000円、A席2,500円、B席2,000円
出演:La Dill(ラ・ディル)
    カウンターテナー彌勒忠史、バリトン坂下忠弘、
    テノール金山京介、バリトン岩田健志、ピアノ吉田貴至
予定曲目:
 匂い立つ風(作詞・作曲 尾崎亜美)
 少年時代(作詞・作曲 井上陽水)
 夜空を仰いで(作詞・作曲 弾耕作) 
 コモエスタ赤坂
 マイウェイ
 クリスマスソング・メドレー
 歌劇『リナルド』より“涙の流れるままに”(ヘンデル)
 歌劇『トゥーランドット』より“誰も寝てはならぬ”(プッチーニ)
 歌劇『椿姫』プロヴァンスの陸と海(ヴェルディ)
                        ほか
 ※演奏予定曲は都合により変更になる可能性があります
▼公演詳細・チケットのご予約はこちら
イベント情報 - 青葉の森公園芸術文化ホール

▼日本クラウン La Dill公式ページ
La Dill (ラディル)|最新ニュース - 日本クラウン株式会社 クラウンレコード
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11月公演『ナクソス島のアリアドネ』~執事長役・多田羅迪夫インタビュー
才能豊かな新しい世代の歌手たちとともに

今月23日から開幕する、『ナクソス島のアリアドネ』。
稽古が佳境を迎える中、執事長役で全日出演するバス・バリトン多田羅迪夫に話を聞きました。
多田羅迪夫は、1975年から81年にかけてドイツ・ハイデルベルク、ならびにゲルゼンキルヒェン市立歌劇場の専属歌手としてドイツでキャリアを積み、帰国後早くからモーツァルト、ワーグナー、そしてリヒャルト・シュトラウスの作品をレパートリーとして、東京二期会の伝統の支柱ともいえるドイツ・オペラの上演を舞台の第一線で支えてきました。
今回は、演出カロリーネ・グルーバーの希望により執事長役を務めることとなりました。多田羅とグルーバーとの初邂逅は2004年。グルーバー初来日のプロダクションに多田羅が主演し、強い信頼関係を築いてきました。
      *     *     *

201611_tatara_michio_02.jpg 「私が演じる執事長は、作品の舞台となるウィーンにおいて、エスタブリッシュメントの頂点にいるようなお金持ちの伯爵家に仕えています。あるお祝いの席で、食事の終わった後、9時に花火を打ち上げるまでの間に、オペラ『ナクソス島のアリアドネ』と道化芝居『浮気なツェルビネッタと4人の恋人たち』を上演することとなっていましたが、時間が足りない。そこで一計、この2つの物語を同時に上演するように、これは伯爵の命であるから、と作曲家たちに伝えます。
ですが、今回の演出で、私の役で特に重要な点は、伯爵そのものが執事長に扮して、彼らに無理難題を押し付けていく、という設定にあります。
通常なら、執事長は、伯爵の権威を背景にして、いわば「虎の威を借る狐」のようにして、慇懃無礼に振る舞うものです。が、今回のカロリーネ・グルーバーの演出では、執事長が伯爵という権威そのものである、ということになる。そうなれば、通常、他者の権威を借りることででてくるある種の「いやらしさ」は、多少薄まってくるでしょう。そのかわり、伯爵本人が周りの者を直接振りまわし、それを面白がる、という面がでてくる。ここが今回の演出で私の役において重要な点だと思います。ですから、あまり、こう卑屈でないように演じることを心がけたいですね。
『ナクソス島のアリアドネ』は、1971年に二期会が日本初演をし、今回が4回目の上演となります。前回からは8年ぶりです。加賀清孝公演監督も述懐していましたが、8年前とは全く新しいキャストになりました。このリヒャルト・シュトラウスのスコアはひじょうに難しいドイツ語と音楽の連続なのですが、ほとんどが初役の若手歌手中心でキャスティングされているにもかかわらず、非常に高い水準で演奏ができています。これだけの登場人物で、しかもダブルキャストで高いレベルを保てることができるようになった(キャストは全33名)というのは、若手が順調に成長してきた証であると言えます。今回の公演は、そのことをプレゼンテーションすることのできる、日本のオペラ界のエポックメイキング的な上演という意味合いがあると思います。
もちろん、若手だけではありません。私も含めてですが、小森輝彦さんのようにドイツの歌劇場で専属歌手として長年活躍されてきた歌手も出演しますし、私たちの経験が、現場を通じて、若い歌手にも役に立つという思いはあります。重要なことですが、二期会の公演というのは、いろいろな世代が集まりひとつの作品を作り上げています。また文化はそうであらなければならないと思います。
それにつけても、若い歌手の成長というのは、嬉しいものです。今回の公演は、二期会で初めての女性指揮者と女性演出家のプロダクションとなりましたが、お二人ともドイツ語圏で活動されていることで、稽古はほとんどドイツ語、時々英語で進行しています。こうしたヨーロッパの劇場とまったく同じような状況にも、もちろん日本語通訳の方はいらっしゃるけれども、若い人たちが元の言語に反応し、笑ったり、対応しているのを見ると、30年も前のことと思い比べると、もう隔世の感がありますね。」
201611_tatara_michio_03.jpg

      *     *     *
オペラの代表的な語り役のひとつでもある『ナクソス島のアリアドネ』の執事長は、多田羅自身のブログで紹介されているように、ルネ・コロなど往年の名歌手がこの役を演じることで舞台に味わいと深みを醸しだしてきました。
ウィーン初演から100年、そして日本初演(二期会初演)から45年のメモリアルイヤーに、東京二期会の各世代のエキスパートが集結して贈る『ナクソス島のアリアドネ』にどうぞご期待ください。
▼公演詳細はこちらから
ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
11/23(水・祝)17:00、24(木)14:00、26(土)14:00、27(日)14:00 日生劇場
(多田羅迪夫は全日程出演します!)
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
S席 15,000円、A席 13,000円、B席 9,000円、学生席 2,000円(税込)
※11/15現在、23(祝)、26(土)、27(日)公演のB席が予定数終了となりました。

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※※学生席も販売中!※※
二期会オペラ公演は28歳未満の学生さんなら2,000円でご鑑賞頂けます!
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11/26(土) 黒田 博 バリトンリサイタル開催
~イタリアと日本の歌曲をたっぷりと~

2016年はNHKニューイヤーコンサートへの出演に始まり、ロームシアター京都『フィデリオ』ドン・フェルナンド、東京二期会『フィガロの結婚』、いずみホール『ドン・ジョヴァンニ』(演奏会形式)の各タイトルロールと、オペラ文化の牽引役として文字通りの活躍を見せた黒田 博が、1年の締めくくりとして11月26日(土)14:00浜離宮朝日ホールにてバリトンリサイタルを開催いたします。
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WILPFコンサート2016秋として開催される本公演では、「たとえつれなくても」などお馴染みのイタリア古典歌曲と、山田耕筰から信長貴富まで、日本歌曲の名曲をたっぷりとお贈りします。
オペラとはまた違った黒田 博を存分にお楽しみいただける絶好の機会です。皆様ぜひお出かけください。
なお今回のコンサートの純益の一部を、このたびの熊本地震で被災された皆様の一日も早い復興を願い、義援金として寄付させていただきます。


(クリックで拡大)
■■■ 公演情報 ■■■
WILPFコンサート2016 秋
黒田 博 バリトンリサイタル

日時:2016年11月26日(土) 14:00開演(13:20開場)
会場:浜離宮朝日ホール(アクセス
料金:(全席自由)¥5,000
出演:黒田博(バリトン)、服部容子(ピアノ)
曲目(予定):
 G.パイジェッロ 「もはや私の心には感じない(うつろのこころ)」
 C.W.グルック 「ああ私の優しい熱情が」
 A.カルダ―ラ 「たとえつれなくても」「心の魂」
 F.ガスパリーニ 「あなたへの愛を捨てることは」
 G.ボノンチーニ 「おまえを賛える栄光のために」
 A.チェスティ 「わたしの偶像のまわりに」
 A.スカルラッティ 「私は心に感じる」「陽はすでにガンジス河から」
 山田耕筰 「赤とんぼ」「待ちぼうけ」
 中田喜直 「木兎」「悲しくなったときは
 團 伊玖磨 「ひぐらし」
 香月 修 「ふるさとの」「昼の月」
 千原英喜 「石見相聞歌」
 信長貴富 「とむらいのあとは」「歌曲」
主催:婦人国際平和自由連盟(WILPF)日本支部

▼チケットのお求め・お問い合わせはこちら
WILPF事務局 Tel./Fax.03-3944-6730(火・木10:00~16:00)
・WILPF事業委員会 Tel.070-5553-0260 Email:wilpfconcert2016@y-mobile.ne.jp

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バリトン木村俊光、平成28年秋の旭日小綬章受章

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11月3日付けで発令されました秋の叙勲におきまして、バリトン木村俊光(きむら としみつ・東京二期会評議員、二期会幹事)が旭日小綬章を受章致しました。
旭日章は、社会の様々な分野における功績内容に着目し、その中でも顕著な勲功に対し授与されます。
木村はこれまで、国内外の名立たる歌劇場の舞台に立つ傍ら、後進の指導にも熱心に取り組み、桐朋学園大学教授、新国立劇場オペラ研修所所長を歴任。この長年の芸術文化への功績が認められ、2010年には紫綬褒章を受章。そしてこの度の栄えある叙勲となりました。
▼内閣府のサイトに受章者名簿が掲載されています
平成28年秋の叙勲受章者名簿 - 内閣府
 旭日章>2.小綬章以下>東京都(PDF)をごらんください
▼木村俊光のプロフィールはこちら
木村 俊光(キムラ トシミツ) - 二期会アーティスト検索|二期会21

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11/23(水・祝)公演初日『ナクソス島のアリアドネ』~指揮シモーネ・ヤングからのメッセージ!

「再びの日本で、リヒャルト・シュトラウスを愛する友人と新たに出会えることを楽しみにしています」
11月公演『ナクソス島のアリアドネ』公演の開幕が近付いてきました!
すでにB席が23日(水・祝)、26日(土)、27日(日)公演で予定販売数が終了。S、A席もよいお席はどうぞお早めにお申し込みください。
さて、先日行われた 指揮シモーネ・ヤングと演出カロリーネ・グルーバー来日記者会見 の様子は、様々なメディアで取り上げていただいています。
同日にシモーネ・ヤングのメッセージも収録しましたので、今日はこちらを公開いたします!

      *     *     *
おはようございます!
この美しいオペラ、『ナクソス島のアリアドネ』を指揮するために、再び日本に来ることができ、とても幸せです。
『ナクソス島のアリアドネ』はたいへん素晴らしい作品です。なぜなら、このオペラはたいへんぐれたコメディでもあり、しかし同時にシリアスなテーマもあります。資金の援助に左右される芸術家の世界が描かれています。これは100年前の主題ですが、現代にも通じています。リヒャルト・シュトラウスの、直截的で、美しく、おかしみがあり、感情に訴える音楽が、作品を身近に感じさせます。そして、指揮者、演出家、出演者たちが一丸となって、この小さな宝石のような作品を作り上げるために協働しています。
今回、私は東京二期会とご一緒し、若い歌手たちによるすばらしいチームとの仕事をとても楽しんでいます。まだ稽古を始めてまもない時期ですが、すばらしい才能と大きなエネルギー、そして細部にまでわたる注意深さもあり、とてもクリエイティブな仕事ができています。そういうところが、私は大好きなのです!
また、もちろん欧州ではよく知られていることですが、これまで、私は『ばらの騎士』や『エレクトラ』など、ほとんどのリヒャルト・シュトラウスのオペラを指揮してきました。そうした私のこれまでの経験をもって、日本の歌手のみなさんに、そして聴衆の皆様にお届けできるかと思うととても光栄です。私たちの演奏により、聴衆の皆様が、わくわくして、感動してくださることを切に願っています。
そして、日本で、リヒャルト・シュトラウスの作品への愛と尊敬の念をもった新しい友人と出会えることを楽しみにしています。ありがとうございました。
      *     *     *

公演をより楽しむためのおすすめポイント特集(PDFファイル)
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ライプツィヒ歌劇場で絶賛
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秋の日比谷で楽しむオペラ
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世界最高峰の女性指揮者

▼公演詳細はこちらから
ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
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二期会オペラ研修所「第60期マスタークラス修了試演会」2017年3月1日に開催します!

二期会オペラ研修所の第60期マスタークラスには「黒田 博クラス」と「大野徹也クラス」の2クラスがあり、総勢41名が学んでいます。
現在はオペレッタ作品に取り組んでおり、今月11月30日の中期試演会に向けて、両クラスともダンスを交えながら、熱気溢れる授業が進められています。
そのマスタークラスの修了試演会が、来年3月1日、Hakuju Hall(白寿ホール)において行われます。研修所における最終試験となるこの舞台は、Hakuju Hallのご協力を得て、今年度で5回目を迎えます。
ヴェルディ作曲『シモン・ボッカネグラ』、『リゴレット』、『椿姫』、マスネ作曲『マノン』など、オペラのハイライトシーンの数々をご披露いたします。
※演目・シーン等、プログラム詳細は後日改めてご案内します。
これまでの研鑽の集大成となる舞台、ぜひご覧ください!

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チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所
第60期マスタークラス修了試演会

日時:2017年3月1日(水)
    「黒田 博クラス」12:30開演
    「大野徹也クラス」17:00開演
会場:Hakuju Hall(白寿ホール)
料金:全指定席 各クラス1,200円
    (2クラスセット券 2,000円)
   ※クラスごとに入れ替えがございます。
   ※セット券は二期会チケットセンターのみの取扱
チケット発売日:2016年11月10日(木)~

▼お問合せ・チケットご予約
二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00)
▼チケットお取扱
Hakuju Hallチケットセンター TEL 03-5478-8700
 (10:00~18:00 火~土 *祝日・休館日を除く)

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NHK Eテレ「ららら♪クラシック」(11/12(土)放送)に横山恵子が出演

NHK Eテレで土曜の夜に放送中の音楽番組「ららら♪クラシック」。
11月12日放送予定の≪ワーグナーの“トリスタンとイゾルデ”≫にソプラノ横山恵子が出演します。
横山といえば、本年9月東京文化会館で開催された東京二期会オペラ劇場『トリスタンとイゾルデ』においてイゾルデ役を好演したばかり。番組では同公演で大喝采を浴びた楽劇の最後を飾る“優しくかすかな彼のほほえみ(愛の死)”を演奏します。横山のイゾルデを堪能できる絶好の機会です。どうぞお楽しみに!
201611_yokoyama_keiko.jpg ソプラノ 横山恵子
◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
「ららら♪クラシック」
≪ワーグナーの“トリスタンとイゾルデ”≫

放送局:NHK Eテレ
放送日時:
 (本放送)2016年11月12日(土) よる21:30~21:59  
 (再放送)2016年11月17日(木) あさ10:25~10:54
司会:加羽沢美濃、石田衣良
ゲスト:LiLiCo(映画コメンテーター)
演奏ゲスト:横山恵子(ソプラノ)、角田鋼亮(指揮)、東京フィルハーモニー交響楽団(管弦楽)
▼番組ホームページはこちら
ららら♪クラシック - NHKオンライン

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11/12(土)「有楽町マリオン・ウィンターイルミネーション」~点灯式・コンサートにザ・ジェイドが登場!

オペラ界のプリモたちによる、クラシカル クロスオーバーユニット「The JADE(ザ・ジェイド)」が、11月12日(土)夕方、有楽町マリオンに登場します!
クリスマスに先駆けて有楽町の街を彩るウィンターイルミネーションとともに「The JADE」の歌声をお楽しみください!
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左から北川辰彦、高野二郎、高田正人
■■■ イベント情報 ■■■
「有楽町マリオン・ウィンターイルミネーション」
イルミネーション点灯式・コンサート

日時:2016年11月12日(土) 18:00~
会場:有楽町マリオン 1階晴海通り側正面ステージ (入場無料)
出演:The JADE(ザ・ジェイド)[高野二郎、高田正人、北川辰彦]、(ピアノ)金井 信
▼会場へのアクセスはこちらから
有楽町マリオン
▼プレスリリース記事をこちらよりご覧いただけます
2016年『有楽町マリオン・ウィンターイルミネーション』を実施 - PR TIMES
▼The JADEの最新情報にもご注目ください
The JADE(ザ・ジェイド)公式ホームページ

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シモーネ・ヤング&カロリーネ・グルーバー来日記者会見レポート

10月27日(木)、11月公演『ナクソス島のアリアドネ』の指揮シモーネ・ヤングと演出カロリーネ・グルーバーの来日記者会見を行いました。
会場は『ナクソス島のアリアドネ』の稽古場。舞台装置の一部や様々な小道具が会見会場を囲む中、中山欽吾東京二期会理事長の挨拶の後、ヤング、グルーバーの二人が登壇しました。
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歌手と楽譜の中に深く入り込み、オーケストラとともに紡ぎ合う宝石のような音楽

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シモーネ・ヤング
「13年ぶりの来日となりました。そして『ナクソス島のアリアドネ』を初めて指揮を
したのが1989年ですので、それから30年近く経とうとします。このオペラは36名の小さいオーケストラの作品ですが、オケと舞台上の歌手とが響き合い、まるで宝石のような音楽が生まれる、すばらしい作品です。また、カロリーネと日本で共に仕事ができることを嬉しく思います。
今回の来日では、東京交響楽団と大阪フィルハーモニー交響楽団の演奏会でも指揮をし、ブラームスを演奏します。ブラームスは、私が10年間務めていたハンブルクゆかりの作曲家です。ハンブルクでも多く演奏しましたし、録音もしました。私のブラームスを日本の皆様にお聴きいただけることをたいへん嬉しく思います。
そしてまた『ナクソス島のアリアドネ』のリハーサルに戻ってきます。今はまだ来日して2日ですが、もうすでに歌手の皆さんとこのオペラの全曲を練習することができました。歌手の方とともに楽譜の中に深く入りこんでいくのは、とても楽しい作業です。私自身もこの公演をとても楽しみにしていますし、ここにいらしている皆様が来て下さることを願っています」

新しい愛をみつけ再び生きていく物語

「これまで欧州で何度も協働してきたシモーネさんと、ここ東京でご一緒できることを嬉しく思います。
『ナクソス島のアリアドネ』は、2008年ライプツィヒで初演したプロダクションです。ホフマンスタールの台本は意味が多層的で、文章の奥に実に様々なテーマが隠されています。私はそこに一貫した赤い糸を通し、この作品から2つのテーマを強調したいと思いました。
ひとつは芸術家が抱える問題です。100年前も現在も、芸術はお金の下で、妥協を余儀なくされています。プロローグでは、作曲家や歌手や俳優たちが、殺風景な地下のガレージに招き入れられます。彼らの価値は、大富豪にとって、劇後の花火やご馳走よりも取るに足らぬものとして扱われています。
そして、オペラが始まり、強調したい2つ目のテーマがあります。アリアドネの物語は、テセウスに棄てられ、孤独に死をばかり考えていたアリアドネが、バッカスと出会うことで、新しい愛をみつける物語です。私は、アリアドネだけではなく、2幕に登場するすべての人物が「新しい愛をみつけ」、最後は全員が、シェイクスピアの『真夏の夜の夢』のように、幸せになるのだ、と考えています。このアリアドネの物語のように、新しい愛をみつけることで人は絶望から再生できるだろうかという問題は、私にとっても大変重要なテーマとなっています」
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カロリーネ・グルーバー

そして、キャストを代表して、新国立劇場オペラ研修所時代にグルーバーの指導を受けたツェルビネッタ役の清野友香莉と、すでに2011年『ドン・ジョヴァンニ』マゼット役でグルーバー演出の舞台に立っているハルレキン役の近藤 圭が公演にむけての意気込みを語りました。

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ツェルビネッタ役
清野友香莉
「まさか自分が、二期会デビューをツェルビネッタ役でできるなんて思っていなかったので、オーディションの結果をいただいたときは飛び上がって喜びました。このような素晴らしい指揮者と演出家に、仕事でご一緒できることに本当に幸せを感じています。そして、新国立劇場オペラ研修所でも国立音楽大学でも先輩でいらした近藤 圭さんとも、こうして共演できることを、とても嬉しく思っています」
「2011年二期会『ドン・ジョヴァンニ』でカロリーネさんの演出で演じて、すぐに惚れこんでしまいました。僕は、舞台で演じるときには、つねに正直でありたい、と思っているのですが、彼女の演出では、自然とそのときの心理や状態に入っていけるのです。今回も、カロリーネさんの口から『正直でいなければいけない』という言葉を聞いて、ほっとしました。
また、昨年までハンブルクで研修をしていたのですが、その州立歌劇場の音楽監督をされていたのがシモーネ・ヤングさんで、たくさんのオペラ、コンサートを聴かせていただきました。もちろんハンブルクでのお二人による『死の都』『リア王』も観て、本当にすばらしかったです。今回もすばらしい舞台になることを、確信しています」
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ハルレキン役
近藤 圭

開幕は11月23日(水)。皆様のご来場お待ちしています!
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▼「チケットぴあ」の会見レポート
ウィーンに続き二期会《ナクソス島のアリアドネ》 - チケットぴあ[クラシック オペラ・声楽]
▼「ぶらあぼ」の会見レポート
初演から100年!日本初演を果たした東京二期会が《ナクソス島のアリアドネ》を上演 - WEBぶらあぼ
▼公演詳細はこちらから
ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
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(※…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)

※※学生席も販売中!※※
二期会オペラ公演は28歳未満の学生さんなら2,000円でご鑑賞頂けます!
・受付は、公演の前日まで二期会チケットセンター電話(03-3796-1831)のみ。
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■■■ シモーネ・ヤング オーケストラ・コンサート情報 ■■■
《東京交響楽団》
◆名曲全集 第122回<後期>
 日時:2016年11月3日(木) 14:00開演
 会場:ミューザ川崎シンフォニーホール
 曲目:ドヴォルザーク「チェロ協奏曲 ロ短調」作品104
    ブラームス「交響曲 第4番 ホ短調」作品98
◆第646回 定期演奏会
 日時:2016年11月5日(土) 18:00開演
 会場:サントリーホール
 曲目:ドヴォルザーク「チェロ協奏曲 ロ短調」作品104
    ブラームス「交響曲 第4番 ホ短調」作品98
◆第99回 新潟定期演奏会
 日時:2016年11月6日(日) 17:00開演
 会場:りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館
 曲目:ドヴォルザーク「チェロ協奏曲 ロ短調」作品104
    ブラームス「交響曲 第4番 ホ短調」作品98
▼詳しくはこちら
東京交響楽団
《大阪フィルハーモニー交響楽団》
◆第503回 定期演奏会
 日時:2016年11月11日(金)19:00/12日(土)15:00
 会場:フェスティバルホール
 曲目:ブラームス「悲劇的序曲」作品81
    ブラームス「運命の歌」作品54
    ブラームス「交響曲第2番 ニ長調」作品73
▼詳しくはこちら
大阪フィルハーモニー交響楽団

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La Dill(ラ・ディル)メジャーデビュー2周年ツアー
11/20(日)「ホテルグリーンプラザ白馬」公演

メジャーデビュー2周年を迎えるLa Dill(ラ・ディル)。4人でのコンサートツアー第2弾はホテルグリーンプラザ白馬。
デビューアルバムのタイトルチューン「匂い立つ風」(アコースティックバージョン)に加え、アリアから歌謡曲まで、晩秋の白馬で極上のハーモニーをお楽しみください!
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写真左から:彌勒忠史、岩田健志、坂下忠弘、金山京介、吉田貴至(ピアノ)
■■■ 公演情報 ■■■
La Dill 『2nd Greeting Tour in ホテルグリーンプラザ 2016-17』
白馬公演

日時:2016年11月20日(日) 20:00開演
会場:ホテルグリーンプラザ白馬 ラウンジ「りりかる」
▼ツアー詳細・チケットのお求め方法はこちらから
ラ・ディル [La Dill] - ホテルグリーンプラザ
▼日本クラウン La Dill公式ページ
La Dill (ラディル)|最新ニュース - 日本クラウン株式会社 クラウンレコード
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11/15(火)樋口達哉テノールリサイタル~昨年に引き続き第2弾!!「熟成された美声vol.2」~

昨年大好評いただいた樋口達哉テノールリサイタル「熟成された美声」。今年、その期待に応え、シリーズ第2回目を開催する運びとなりました。
来年2月には東京二期会オペラ劇場G.プッチーニ『トスカ』にカヴァラドッシ役での主演も予定されるなど、今まさにテノール歌手として円熟の期にある樋口達哉。本番に向けプログラムに関するコメントも担当から届きました。
「今回は1部、2部と色合いの違うプログラミングを考えております。
1部ではヴェルディ、プッチーニといったイタリアを代表する作曲家のオペラ作品の中から皆様よくご存知であり、「これぞテノール!」と思わせるアリアの名曲を。
また2部では旋律の天才と呼ばれたトスティをはじめとする作曲家の作品の中から愛とロマンの香りに満ちた歌曲の数々をお届けします。」
ピアニストには、声楽の伴奏者としても演奏家から常に深く信頼され、これまで著名な歌手と数多く共演を重ねてきた、山岸茂人を迎えます。
いよいよ残席僅少となりました!どうぞお急ぎお求めください。

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チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
樋口達哉テノールリサイタル
~熟成された美声 vol.2~

日時:2016年11月15日(火) 19:00開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:(全席指定)SS¥7,000、S¥5,000、A¥4,000、学生¥2,000
出演:樋口達哉(テノール)、山岸茂人(ピアノ)

▼リサイタルの概要ページはこちら
樋口達哉テノールリサイタル - 東京二期会
▼樋口達哉主演、オペラ『トスカ』の情報はこちらをご覧ください
東京二期会オペラ劇場2017年2月公演 G.プッチーニ『トスカ』 - 東京二期会
 ※樋口の出演日は15日(水)と18日(土)~チケット絶賛発売中!
▼リサイタルおよび『トスカ』のチケットのお求めは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
 (月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)

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