2009年07月 アーカイブ

臼木あい フィリア通信インタビューに登場

若手ソプラノ歌手の中でも群を抜く実力で聴衆を魅了している臼木あい。
8月29日(土)には青葉台のフィリアホールにて、《女神との出逢い》シリーズのリサイタルが予定されています。
『女神(ミューズ)との出逢い 臼木あいソプラノリサイタル』
日時;2009年8月29日(土) 18時開演
会場:フィリアホール(渋谷駅より東急田園都市線 青葉台駅 急行で約25分)
曲目:中田喜直 「六つの子供の歌」
   F.ヴォルフ 「メーリケ歌曲集」より
         四月の山黄蝶 Zitronenfalter im Apri
         捨てられた女中 Der verlassene Mägdlein
         子供と蜜蜂 Der Knabe und das Immlein
         飽くことを知らぬ愛 Nimmersatte Liebe
         妖精の歌 Elfelied
         春だ! Er ist's!
   W.A.モーツァルト《イドメネオ》より
       “一体いつになったら終わるのでしょう〜お父様、お兄様、さようなら”
   W.A.モーツァルト《ツァイーデ》より
       “安らかにお休み、私の優しい命よ”
       “けだもの!ひたすら爪を研ぎ澄まして”
   G.マイアーベーア 《プレールメルの巡礼(ディノラー)》より “影の歌”
   山田 香 (臼木あい委嘱作品)「スウィーツ選びは止まらない」
ピアノ:山岸茂人 クラリネット:齋藤雄介
▼フィリア通信に最新インタビューが掲載されています。ぜひご覧ください。
お客さまの心に残る歌を… - フィリア通信|フィリアホール
▼コンサート詳細はこちらをご覧ください
土曜ソワレシリーズ2009《女神(ミューズ)との出逢い》臼木あい ソプラノ・リサイタル - フィリアホール

usuki_ai.jpg臼木 あい(うすき あい)プロフィール
芸大在学中より注目を集め、22才で日本音楽コンクール優勝。
比類ないテクニックと心に響く情感を兼ね備えた大器。
明治安田生命クオリティオブライフ文化財団の海外音楽研修生として
ザルツブルグのモーツァルテウム音楽院に留学し、さらなる研鑽を積み
現在、東京芸術大学大学院博士後期課程在学中。二期会会員
▼臼木あいのブログ
Soprano Ai's Diary

【臼木あい オペラ出演情報】
NISSAY OPERA 2009 歌劇《ヘンゼルとグレーテル》
2009年11月7日(土) 日生劇場
指揮:下野竜也 演出:クリスティアン・シューラー 管弦楽:読売日本交響楽団
〈配役〉ヘンゼル:田村由貴絵 グレーテル:臼木あい ゲルトルート:渡辺敦子
    ペーター:青戸 知 魔女:蔵野蘭子 露の精:諸井サチヨ
    眠りの精:虎谷亜希子
▼公演詳細はこちらをご覧ください
オペラ公演 ヘンゼルとグレーテル - 日生劇場

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佐渡裕プロデュースオペラ『カルメン』東京公演も大成功!

気温が30℃を超えた7月17日(金)から20日(祝)までの4日間、東京文化会館に佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2009『カルメン』がやってきました。既に兵庫県立芸術文化センターでの9回の公演を経て、気心知れたマエストロと歌手たちが非常にクオリティの高い公演を見せました。東京公演のオーケストラは、東京フィルハーモニー交響楽団。『カルメン』は上演回数も多く、手の内にあるレパートリーとあって色彩豊かな音色を繰り出し、力強く歌手を支えました。
【17・19日組キャストから】撮影:鍔山英次

児童合唱は、NHK児童合唱団。
児童合唱は、兵庫では、ひょうごプロデュースオペラ児童合唱団、愛知では名古屋少年少女合唱団が出演。生き生きとした表情を見せました。


タバコ工場の女たち。迫力のある合唱で、音楽に奥行きを与えた二期会合唱団とひょうごプロデュースオペラ合唱団。


ホセとカルメン。危険な匂いを感じつつも、魅かれていくホセ(ルカ・ロンバルド)。“誘惑する悪い女”ではなく、“真に自由で美しい女”として、見事に演じたステラ・グリゴリアン。


故郷から、母の便りを持ってホセのもとを訪れるミカエラ(木下美穂子)。純粋で、ひたむきにホセを思うミカエラは、オペラファンの間でも人気の女性。


闘牛士エスカミーリョ(ジャン=フランソワ・ラポワント)。力強いバリトンで、客席を魅了しました。


脱走兵となり、盗賊の一味としてカルメンと行動を共にするホセですが、この荒っぽい仕事に馴染むことはできず、次第にカルメンとも上手く行かなくなります。ミカエラが、母の危篤を告げに、密輸団の隠れ家を訪れ、故郷に帰るように説得します。


再び愛してほしい、と迫るホセに対し、イヤなものはイヤだとカルメンの答えは変わりません。ホセはついにカルメンを殺してしまうのです。


カーテンコール(撮影:堀 衛)

【18・20日組キャストから】撮影:三枝近志

二期会きっての華のあるメゾ・ソプラノ林美智子が、カルメンを演じます。
ホセは、舞台経験の豊富なテノール、佐野成宏。


東京二期会では『ボエーム』ムゼッタ、『ラ・トラヴィアータ』ヴィオレッタなどを演じてきた安藤赴美子。今回は、可憐で清々しいミカエラを好演。


カルメンを逃がした罪で、牢に入れられたホセに、カルメン、フラスキータ(吉村美樹)、メルセデス(田村由貴絵)のセギディーリャの歌と乱舞が幻想のように映ります。


エスカミーリョ(成田博之)とホセの決闘。この決闘の場面は、ノーカットで演奏されるマエストロこだわりのシーン。陰影のある舞台装置も美しく、また迫力がありました。


闘牛を前に、正装したエスカミーリョとカルメン。


死を前にしたカルメン。人生を自分で選び取っていった潔さ、愛に対する自由さ、何より自分に正直であること、そんなカルメンを感じさせる熱演でした。


カーテンコール(撮影:堀 衛)

期間中は、連日2,000名以上のお客様がご来場され、盛大な公演となりました。
ありがとうございました。
このプロダクションは、7月25日(土)・26日(日)に愛知県芸術劇場大ホールで上演され、15回におよぶ公演の千秋楽を迎えます。華麗で軽やかなカルメンに、愛知でもお会いできますように。
(写真をクリックすると拡大してご覧いただけます)

▼公演詳細はこちらをご覧ください
2009年7月公演『カルメン』- 公演記録|東京二期会
▼「愛知」公演詳細はこちらをご覧ください。
公演情報 オペラ「カルメン」- 愛知芸術文化センター

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幸田浩子 NHKハイビジョン「あなたが選ぶ ドナウ川・東欧絶景30」に出演!(記事更新)

2004年に現地からの生放送&生演奏で話題を呼んだ、幸田浩子出演のNHK「世界遺産・青きドナウの旅」。
今回はそれらも含めこれまで放送されたNHKの番組の中から、選りすぐりの“ドナウ川・東欧の絶景“”を紹介する番組のナビゲーターとして登場致します。
もう一人のナビゲーター、作曲家・ピアニストの西村由紀江さんとのコラヴォレーションでは、ドヴォルザーク、リスト、J.シュトラウスなどゆかりの名曲を披露。
P1010501.jpg 西村由紀江さん(左)と
番組HPでは≪あなたが見たい行きたいドナウ川・東欧絶景≫を募集中。アクセスしてお気に入りの絶景を投票してみては…
P1010508.jpg 撮影中のワンショット
▼放送スケジュール
 ◆日時 2009年8月18日(火) 20:00〜22:00
 ◆放送局 NHK-BSハイビジョン
 ◆番組名 「あなたが選ぶ ドナウ川・東欧絶景30」
▼番組情報・投票はこちらから
ドナウ川・東欧絶景30 - NHKオンライン

また番組内で披露する、J.シュトラウス『こうもり』より“侯爵様、あなたのようなお方は”などJ.シュトラウスファミリーの名曲の数々を、8月8日(土)18:00開演の「シュトラウス一家の音楽会」でお楽しみいただけます。
▼8月8日のコンサートの詳細はこちらをご覧ください。
東京交響楽団特別演奏会 **シュトラウス一家の音楽会** - 東京交響楽団

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第45回日伊声楽コンコルソ本選

声楽界の登竜門として、多くのオペラ歌手が羽ばたく日伊声楽コンコルソ。去る7月12日(日)に東京文化会館で行なわれた本選において、二期会オペラ研修所第53期マスタークラスに在籍中の金原聡子(きんばら さとこ、ソプラノ)が第2位を、メゾソプラノ会員の富岡明子(とみおか あきこ)が第3位を受賞いたしました。
また、ソプラノ会員 谷原めぐみ(たにはら めぐみ)、メゾソプラノ会員 諸田広美(もろた ひろみ)、バス会員 三戸大久(さんのへ ひろひさ)がそれぞれ入選いたしました。
1〜3位入賞者は、9月1日(火)に東京・サントリーホール大ホールで行われる披露演奏会「イタリア・オペラ名曲アリア・コンサート」に出演します。このコンサートには、森 麻季(ソプラノ)、望月哲也(テノール)もゲスト出演します。
チケット(全席指定 4,000円)は、二期会チケットセンター(03-3796-1831)ほかで発売中。
▼コンコルソ本選の結果はこちらをご覧ください。
本選結果 - 日伊声楽コンコルソ
▼コンサート詳細はこちらをご覧ください。
第45回日伊声楽コンコルソ入賞者披露記念 イタリア・オペラ 名曲アリア・コンサート - 読売日本交響楽団

また第2位の金原聡子(ソプラノ)は、当研修所の成績優秀者によるコンサート「第86回二期会オペラ研修所コンサート」にも出演予定。
2009年12月3日(木)19:00開演、北とぴあさくらホール。チケットは10月1日(木)発売開始予定。

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佐渡裕プロデュースオペラ『カルメン』東京公演 本日より開幕!
公演タイムテーブルと当日券発売予定のごあんない

佐渡裕プロデュースオペラ2009 G.ビゼー『カルメン』の公演がいよいよ本日より開幕いたします!
当日の公演タイムテーブルと当日券販売予定を次の通りご案内いたします。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

7月17日(金)
7月18日(土)
7月19日(日)
7月20日(祝)
当日券販売開始
17:00~
12:30~
12:30~
12:30~
販売予定券種
S,A,B
A若干枚
A若干枚
A若干枚
開場
17:30
13:00
13:00
13:00
開演
18:30
14:00
14:00
14:00
第1幕と第2幕
約105分
休憩予定時刻
20:15~20:40
15:45~16:10
15:45~16:10
15:45~16:10
第3幕と第4幕
約70分
終演予定
21:50
17:20
17:20
17:20

※販売状況により券種によっては販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※公演タイムテーブルは、当日の進行によりずれる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
「調子は上々、はりきって本番に臨みます!」
0907_016.jpg
左から(スニガ)斉木健詞、(モラレス)与那城敬、(ダンカイロ)加賀清孝、(レメンダード)小原啓楼
(7月15日・『カルメン』ゲネプロの楽屋にて)
『カルメン』公演詳細ページ −東京二期会

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佐渡裕プロデュースオペラ『カルメン』いよいよ東京公演

佐渡裕氏が芸術監督を務める兵庫県立芸術文化センターで9回の公演を無事終演した、佐渡裕プロデュースオペラ『カルメン』。現在は出演者、スタッフも東京に移動して、東京公演の最終調整中です。
6月25日から今月5日まで公演を行なった兵庫県立芸術文化センターの舞台は各誌から好評を得て、丹念に創り上げた美しい舞台が注目されました。その最終日には、満場のお客様から喝采を浴び、出演者も感激の様子でした。
IMG_6640_s.jpg
写真:カルメン=林美智子(左)、ドン・ホセ=佐野成宏
(撮影:飯島隆)
佐渡氏がイメージする“素足の似合う軽やかなカルメン”は、二期会の華メゾ・ソプラノ林美智子が、ステラ・グリゴリアンとダブルで演じています。ほかにも、ホセにはルカ・ロンバルドと佐野成宏、ミカエラには木下美穂子と安藤赴美子、エスカミーリョにジャン=フランソワ・ラポワントと成田博之、と多彩な顔ぶれが揃っていて、演出のジャン=ルイ・マルティノーティをはじめ、照明、衣裳と舞台裏も多国籍。日本オペラ連盟、兵庫県立芸術文化センター、東京二期会、愛知県文化振興事業団の共催が可能にした、プロジェクトです。
佐渡裕プロデュースオペラ『カルメン』東京公演はいよいよ17日(金)から東京文化会館で開幕。皆様のご来場を心よりお待ちしています。
東京公演の残席状況は、7月13日16:00現在で次の通りとなっております。

7月17日(金)
18:30開演
7月18日(土)
14:00開演
7月19日(日)
14:00開演
7月20日(祝)
14:00開演
S席
×
A席
×
B席
×
×
×
C席
×
×
×
×
D席
×
×
×
×


凡例 ◎…余裕あり ○…あり △…残りわずか  ×…予定販売数終了
19日の公演は全席予定販売数終了となりました。
また、各日とも売り切れが予想されます。お急ぎお求めください!
チケットのお申込は:二期会チケットセンター 電話03-3796-1831 ファクス03-3796-4710
▼公演詳細はこちらをご覧ください
『カルメン』公演詳細 - 東京二期会オペラ劇場

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11日のゴールデンコンサートを目前に控えたメゾソプラノ小山由美が
インターネットラジオ 林田直樹『カフェフィガロ』に登場しました。

koyama_hayashida.jpg小山由美出演の林田直樹『カフェフィガロ』1回目の放送が7月7日20時にアップされました。
7月11日(土)に行われる「二期会ゴールデンコンサートin津田ホール」のコンサートプログラムの話題を中心に、現代音楽に興味を持った原点から、5年連続の出演の金字塔を打ち立てた「バイロイト音楽祭」についても語っています。
小山曰く、今回のゴールデンのテーマは、「愛」。
彼女の愛してやまない歌が選曲されたとともに、それらの歌には、様々な愛の諸相が描かれています。
『カフェフィガロ』では、ドイツでの生活も話題にのぼるのですが、お聞きいただければ、小山が演奏生活と両立して自然に恵まれた環境で、家族愛を育んでいる様子を、感じていただけるのではないでしょうか。
ゴールデンコンサートでも演奏するご主人ヘルフェルト氏作曲のアカペラ曲、「芭蕉の7つの俳句」より“原中や 物にもつかず 啼雲雀”も放送されます。ぜひお聴き ください。
(2回目放送は、7月14日)

▼番組サイトおよび視聴はこちらから
林田直樹のカフェ・フィガロ - カルチャー&エンタテイメント放送局 Blue-Radio.com

◆小山由美 プロフィール◆
東京芸術大学大学院修了。1999年ローマ歌劇場でのシノーポリ指揮『ワルキューレ』に出演後、2000年シノーポリ指揮『ワルキューレ』ロスヴァイセ役でバイロイト音楽祭にデビュー。以来 2004 年のシー ズンで 5年連続の出演の金字塔を打ち立てた。国内では新国立歌劇場開場記念『ローエングリン』オルトルート、『ルル』ゲシュビッツ伯爵令嬢、新国立劇場・二期会共催公演『サロメ』ヘロディアス、二期会公演『カルメン』のタイトルロール、日生劇場・二期会共催公演ヤナーチェク『マクロプロス家の事』などで好評を博し、卓越した歌唱と芸術性を認められ第40回「サントリー音楽賞」を受賞。わが国を代表するメゾソプラノとして国内外で活躍を続けている。現在、ドイツ在住。二期会会員
◆コンサート情報◆
二期会ゴールデンコンサートin津田ホール
Vol.26 小山由美(メゾソプラノ)×私の密かに愛する名曲

会 場 :津田ホール(JR千駄ヶ谷駅前/都営大江戸線国立競技場駅A4出口前)
日 程 :2009年7月11日(土)
時 間 :16:00開演(15:30開場)
出 演 :小山由美(メゾソプラノ) 佐藤正浩(ピアノ)
お問合せ:二期会チケットセンター TEL:03-3796-1831
予定プログラム
・J.S.バッハ:「カンタータ 第154番」より“イエス様、私にそのお姿を見せてください”
・ハイドン:「スターバト・マーテル」より“あなたと共にまことに涙を流し”
・シューベルト:ゲーテ「ファウスト」の一場面
・メンデルスゾーン:「ズライカ」
・リスト:「愛し合うことはすばらしいことだろう」
・マーラー:「子供の不思議な角笛」より“ラインの伝説”
             * * *
・マスネ:『ウェルテル』より “いいの、泣くがままにしておいて”
・ドビュッシー:「ビリティスの3つの歌」より “髪”
・プーランク:「ヴィオロン」
・メシアン:「ハラウィー―愛と死の歌」より “シラブル”
・ヘルフェルト:「芭蕉の7つの俳句」より “原中や 物にもつかず 啼雲雀”
             * * *
・ダルゴムィジスキー:「誰にも話さない」
・グリンカ:「疑惑」
・チャイコフスキー:「さわがしい舞踏会で」「窓を開ければ」
・ラフマニノフ:「おお、悲しまないで」
・リムスキー=コルサコフ:『不死身のカシチェイ』よりカシチェーヴナのアリア ”夜になった”
2008年度サントリー音楽賞受賞。今回が小山由美にとって受賞後最初のリサイタル。
ご来場お待ちしております。
▼コンサート詳細、チケットのお求めはこちらから
二期会ゴールデンコンサートin津田ホールVol.26「小山由美×私の密かに愛する名曲」- 主催・制作コンサート|二期会21

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バリトン多田羅迪夫、NHK-FM「名曲リサイタル」公開収録

tatara_michio_2.JPGNHK-FMにおいて毎週土曜日に放送中の「名曲リサイタル」。この放送は、番組が公開収録されているのも特徴です。そして、この番組の7月16日(木)の公開収録にバリトン多田羅迪夫が出演いたします。
昨年12月にディスククラシカから発売された多田羅のCD「ドイツ歌曲の夕べ」は、「レコード芸術」誌2009年2月号の新譜月評において、 特選盤に選ばれ畑中良輔氏、喜多尾道冬氏の推薦を頂戴し、特選盤に選ばれましたが、今回、NHK-FM「名曲リサイタル」でも多田羅がライフワークとする珠玉のドイツリートをお聴き頂けます。

●NHK「名曲リサイタル」 7月16日(木)収録予定曲 
ベートーヴェン作曲:
  歌曲集《遙かなる恋人に》作品98  
H.ヴォルフ作曲:
  歌曲選                
  《徒歩旅行》(メーリケ歌曲集より)        
  《アナクレオンの墓》(ゲーテ歌曲集より) 
  《楽師》                
  《あばよ》(メーリケ歌曲集よ)       
  《祝福されよ聖母様》(イタリア歌曲集より)        
  《郷愁》(アイヒェンドルフ歌曲集より)  
バリトン:多田羅 迪夫(たたら みちお)、ピアノ:朴 令鈴(ぱく りんりん)
(収録会場=NHK509スタジオ、入場=17時50分)
☆ご参加をご希望の方は7月9日(木)必着で
〒150-8001 NHK放送センター「名曲リサイタル」係宛に往復葉書でご応募ください。
▼番組と収録についての詳細はこちらの番組サイトをご覧ください。
収録予定|名曲リサイタル
収録への参加ご案内(申込方法など) - NHKオンライン

▼多田羅迪夫の情報はこちらから
オペラ歌手 多田羅 迪夫 紹介ブログ
▼CDの情報はこちらから 
CDラインナップ/多田羅迪夫/奏楽堂ライブ・ドイツ歌曲の夕べ - DISC CLASSICA

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国際的に活躍する大村博美(ソプラノ)と甲斐栄次郎(バリトン)が
サヴォンリンナ・オペラ・フェスティバル(フィンランド)に出演します。

Omura0709.jpgヨーロッパ・日本で活躍中の 大村博美 が出演した、ローザンヌ公演『蝶々夫人』の評がフランスのオペラ雑誌「Magazine Opera International」に掲載され、「蝶々さんはお人形ではなく、誇り高い侍の娘であることを見事に表現した」等と絶賛されました。蝶々さん役は大村の大きな当り役として、国際的にも評価され、6月18日にはワルシャワ国立歌劇場でも同役を歌い満場の観客から喝采を浴びています。

operamagazine0003.jpg◆Magazine Opera International 掲載記事の一部 訳
「このバタフライは可愛らしい子供っぽいお人形ではなく、生まれながらの悲劇俳優であった」
我々の同業者(批評家)のクリストフ・ウス氏は昨年5月のモントリオール・オペラでHiromi Omura の蝶々さんに魅了されたようだった(Opera Magazine 2008年7月号を参照)。
そして今回我々はまさにその期待の歌手をまのあたりにした。女声コーラスの声に混じって舞台袖からの彼女の声が聞こえるや否や、直ちに我々はその声のティンブロ(響き)の豊かさと存在感に感銘を受けた。
いいポジションのその声は、ときに応じて軽やかにも力強くもなり、低音から高音までどの音域でもむらが無く、高音、低音の移行も楽々としていて、絶対に声を無理に押し出すことが無い。
この歌手は色彩や緩急の変化によって豊かな表現をすることができ、そして、女優であり、大変美しく、涙を誘う。(以下略)/キャスリーン・ショラー氏

今夏、この 大村博美 とウィーン国立歌劇場で活躍する 甲斐栄次郎 が、伝統あるフィンランドのサヴォンリンナ・オペラ・フェスティバルからのオファーを受け、『蝶々夫人』タイトル・ロールに大村が、『トゥーランドット』のピン役で甲斐が国際的なキャストに混じりそれぞれ出演致します。
『蝶々夫人』のピンカートン役のMarian Talabaは、先月、甲斐がウィーン国立歌劇場で『蝶々夫人』シャープレスで出演した際のピンカートンも務めたウクライナのテノール。
大村博美、甲斐栄次郎の二人は東京藝大の同級生でもあり、再会を楽しみにしているとのこと。
尚、サヴォンリンナ・オペラ・フェスティバルには、1990年に東京二期会が『蝶々夫人』『春琴抄』のプロダクションで客演し話題になりました。
kai0709.jpgまた、NHK-FMにおいて甲斐栄次郎の出演した、ウィーン国立歌劇場『シモン・ボッカネグラ』が7月12日(日)に放送されます。こちらもお聴き逃しなく!

▼大村博美が出演したローザンヌオペラの情報
MADAMA BUTTERFLY - Opera Lausanne: Spectacles(公式サイト)
Opéra de Lausanne Reviews | Madama Butterfly - The Opera Critic(公演評・写真が掲載されています)
▼大村博美の情報はこちらから
ソプラノ オペラ歌手 大村博美 公式サイト
▼サヴォンリンナ・オペラ・フェスティバル情報
サヴォンリンナ・オペラ・フェスティバル 公式サイトトップページ(英語版)
プッチーニ『蝶々夫人』
   〜蝶々さん役=大村博美/出演日=7月7・13・20日/会場=オラヴィンリンナ城
プッチーニ『トゥーランドット』
   〜ピン役=甲斐栄次郎/出演日=7月6・9・14・17・21・25日/会場=オラヴィンリンナ城
▼放送予定
NHK-FM「海外オペラアワー」7月12日(日)14:00〜
ウィーン国立歌劇場 ヴェルディ『シモン・ボッカネグラ』
イヴ・アーベル(指揮)、レオ・ヌッチ、ロクサーナ・ブリバン、甲斐栄次郎 他

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