タグアーカイブ: カルメン

葉山の町にお届けするオペラの花束~12/1(日)開催 『カルメン』名曲集と『椿姫』ハイライト!

12月1日(日)、葉山町立福祉文化会館で開催されている葉山室内楽鑑賞会にて、二期会のアーティストによる『カルメン』『椿姫』という2大名作オペラの名曲をお届けします。 出演するのは、ソプラノ谷原めぐみ(『椿姫』ヴィオレッタ)、メゾソプラノ加藤のぞみ(『カルメン』タイトルロール)、テノール高田正人(『カルメン』ホセ、『椿姫』アルフレード)、バスバリトン加藤宏隆(『カルメン』エスカミーリョ、『椿姫』ジェルモン)。ピアノには三澤志保。


谷原めぐみ

加藤のぞみ

高田正人

加藤宏隆

三澤志保
去る10月の神奈川県民ホール共同制作『カルメン』で鮮やかにタイトルロールを歌った加藤のぞみと、来年2月の東京二期会オペラ劇場『椿姫』主演デビューを飾る谷原めぐみが揃う貴重な機会!今シーズン注目のふたりのヒロインにぜひ会いにお越しください。

■■■ 公演情報 ■■■
葉山室内楽鑑賞会『カルメン』名曲集と『椿姫』ハイライト
日時:2019年12月1日(日) 14:30開演
会場:葉山町立福祉文化会館 【アクセス
   (神奈川県三浦郡葉山町堀内2220番地)
料金:当日券 5,000円
お問合せ:0468-876-0787(葉山室内楽鑑賞会 峰松様)

ところで、冬の葉山なら、やっぱり穏やかで美しい海景色が眺められる神奈川県立近代美術館がおすすめです!コレクション展ではちょうど音楽にちなんだ企画「音をみる、色をきく 美術が奏でる音楽」が開催中。午前は美術館に立ち寄って、ランチは併設のカフェ・レストラン「オランジュ・ブルー」で。そして午後はオペラと、葉山で芸術なの一日を過ごされてみては。※美術館とホールは徒歩とバスで約20分、車なら10分以内です。

▼美術館の公式サイトはこちら
葉山館 - 神奈川県立近代美術館

*     *     *


▼『椿姫』公演情報ページはこちら
2020年2月公演 G.ヴェルディ『椿姫』 - 東京二期会オペラ劇場

2020年2月19日(水)18:30、20日(木)14:00、22日(土)14:00、23日(日・祝)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:ジャコモ・サグリパンティ/演出:原田 諒/管弦楽:東京都交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会、公益社団法人日本演奏連盟
・都民芸術フェスティバル2020参加公演

●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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【稽古場レポート】今年の共同制作オペラはG.ビゼー『カルメン』~10月神奈川・11月愛知・1月札幌で!

国内の劇場、演奏団体による共同制作オペラ公演は、上質なオペラを毎年全国の劇場でお届けしてまいりました。今年の演目はG.ビゼーのオペラ『カルメン』、10月15日(土)・16日(日)の神奈川県民ホールを皮切りに、11月に愛知県芸術劇場、年明け1月に札幌文化芸術劇場hitaruと3つの劇場で上演致します。

その神奈川県民ホール公演まで残り10日を切り、稽古もいよいよ佳境に入ってまいりました。9日までに都内稽古場での通し稽古を終え、いよいよ会場となる神奈川県民ホールに入っての総仕上げとなります。

今回の『カルメン』は、田尾下 哲による新演出。楽譜と歌詞はオリジナルに忠実でありながら、初めてカルメンを見る人にも素直に作品を楽しんでもらえるように、21世紀アメリカのショービジネスの世界を舞台にしています。
カルメンは明日のスターを夢見る女優で、ホセはクラブを見回る警官、エスカミーリョは大スターという設定。他にも個性豊かなソリストはもちろん、迫力ある合唱、キミホ・ハルバート振付によるダンスシーンも必見です。

それでは通し稽古の様子を写真でご紹介します。
(写真提供:公益財団法人神奈川芸術文化財団)







オペラ史上最も愛される不朽の名作が、熱くスタイリッシュによみがえる!
その全貌を是非劇場で!

      *     *     *

▼詳しい公演情報・チケットのご予約は特設サイトをご覧ください
グランドオペラ共同制作 ジョルジュ・ビゼー 作曲 カルメン
 指揮:ジャン・レイサム=ケーニック(神奈川・愛知公演)
    エリアス・グランディ(札幌公演)
 演出:田尾下 哲
【神奈川公演】
2019年10月19日(土)14:00、20日(日)14:00 神奈川県民ホール 大ホール
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
【愛知公演】
2019年11月2日(土)14:00、3日(日・祝)14:00 愛知県芸術劇場 大ホール
管弦楽:名古屋フィルハーモニー交響楽団
【札幌公演】
2020年1月25日(土)14:00、6日(日)14:00 札幌文化芸術劇場hitaru
管弦楽:札幌交響楽団

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ソプラノ腰越満美、BSTV放送出演情報

明日、2月26日(水)よる22:00よりBS-TBSで放送予定の、大人の芸術エンタテインメント番組「巨匠たちの輝き~歴史を創った芸術家たち~」はオペラの2大傑作プッチーニ『蝶々夫人』とビゼー『カルメン』の魅力に迫ります。
当夜の放送では、東京二期会2014年4月公演『蝶々夫人』の題名役で出演する、ソプラノ腰越満美も出演。当り役である蝶々さんと、カルメンについてアーティストの立場から、その女性像と音楽について語ります。ぜひご覧ください。
koshigoe_mami201402.jpg 腰越満美
◆◆◆放送情報◆◆◆
巨匠たちの輝き~歴史を創った芸術家たち~
#21 悲劇の歌声

放送日時:2014年2月26日(水) 夜22:00~22:54
放送局:BS-TBS
▼番組情報はこちら
巨匠たちの輝き〜歴史を創った芸術家たち〜 - BS-TBS
▼腰越満美主演、東京二期会『蝶々夫人』の公演情報はこちら!
2014年4月公演 G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場

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「これがオペラだVIII」 全公演終了しました

7月28日の『ラ・ボエーム』をもちまして、「これがオペラだVIII」3演目6公演がすべて終了しました。
おかげさまで連日のように満員・大盛況となり、心より御礼申し上げます。

5月25,26日 「ガラ・コンサート」
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(前列左より)喜田美紀、三宅理恵、高橋絵理、水戸見弥子
(後列左より)松井美路子、岡本泰寛、山田精一、高田正人、小田川哲也、浅井隆仁、松本宰二

6月29,30日 ビゼー『カルメン』
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(前)松本宰二 (中列左より)高山由美、大林優子、喜田美紀、下園理恵
(後列左より)高田正人、大井哲也、水戸見弥子

7月27,28日 プッチーニ『ラ・ボエーム』
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(前列左より)盛田麻央、見角悠代
(後列左より)小田川哲也、栗原 剛、岡本泰寛、松本宰二、羽石道代、浅井隆仁
ご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました!

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公演直前! 「これがオペラだVIII」第3回『ラ・ボエーム』

リーズナブルな価格でオペラの醍醐味を味わえるオペラ入門シリーズ「これがオペラだVIII」。
5月に「ガラ・コンサート」、6月に『カルメン』とご好評いただきました本公演も、いよいよ7月27日(土)・28日(日)の『ラ・ボエーム』にて幕を閉じます。
先日、会場のめぐろパーシモンホールでリハーサルを行いました。
その際のリハーサル風景をご覧ください。

現在まで全公演完売となりました人気公演です。
『ラ・ボエーム』も27日(土)公演分は既に予定販売枚数を終了し、28日(日)公演分を若干枚残すのみとなっておりますので、お買い求めはぜひお早めに!
皆様のご来場をお待ちしております!
■■■公演情報■■■
これがオペラだVIII「第3回 プッチーニ『ラ・ボエーム』」
原語(イタリア語)上演・ピアノ演奏によるハイライト上演

日時:2013年7月27日(土)、28日(日) 両日15:00開演
会場:めぐろパーシモンホール 小ホール
   (東急東横線「都立大学」駅より徒歩7分)
出演:[ミミ]盛田麻央、[ムゼッタ]見角悠代、[ロドルフォ]岡本泰寛、
   [マルチェッロ]浅井隆仁、[ショナール]栗原 剛、[コッリーネ]小田川哲也、
   ピアノ・羽石道代、MC・松本宰二
▼公演詳細ページ・ご予約はこちらから
これがオペラだVIII ◆第3回 プッチーニ『ラ・ボエーム』 - 二期会21
二期会チケットセンター - 東京二期会

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公演直前!「これがオペラだVIII」 第2回『カルメン』

大人気オペラ入門シリーズ「これがオペラだVIII」
ご好評につき全席完売となりました第1回「ガラ・コンサート」に続き、今週末6月29日(土)・30日(日)公演第2回は『カルメン』です。
「これがオペラだ」の総合プロデューサーであるバリトン松本宰二に本番直前インタビューを行いました。
Q:「これがオペラだ」のコンセプトとは?
松本:有名なオペラ作品の見どころ・聴きどころだけを抽出し、その魅力を存分に楽しんでいただきたいということ、また作品解説のみならず、オペラとはどのようなものか、どなたにもわかりやすく紹介することによって、オペラそのものに親しみを持っていただけたらと思っています。
そしてその次には東京二期会の本公演にも足を運んでいただけたらいいな、と(笑)。
Q:「これがオペラだ」の魅力とは何でしょう
松本:オペラというと大ホールで上演される豪華絢爛なイメージが強いかもしれません。ですが、めぐろパーシモン小ホールという魅力的なホールだからこそ味わえるものがあります。
何しろお客様との距離が近いですからね、一語一句が際立ち、歌のみならず演技の細部までご覧いただけますし、衣裳・照明・セットなどもシンプルながら、オペラの美しさ・ドラマ性をご堪能いただけるよう工夫しています。
Q:最後にメッセージをお願いします
松本:私もMCをさせていただきますが、そこでは単なる作品解説というだけでなく、オペラの奥深い世界に想いを馳せる、お客様の想像の手助けをさせていただきたいと思っています。楽しい時間をお過ごしいただければ嬉しいですね。
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「これがオペラだ」総合プロデューサー:松本宰二
皆様のご来場お待ちしております!
■■■公演情報■■■
これがオペラだVIII「第2回 ビゼー『カルメン』」
原語(フランス語)上演・ピアノ演奏によるハイライト上演

日時:2013年6月29日(土)、30日(日) 両日15:00開演
会場:めぐろパーシモンホール 小ホール
   (東急東横線「都立大学」駅より徒歩7分)
出演:[カルメン]喜田美紀、[ホセ]高田正人、[エスカミーリョ]大井哲也
   [ミカエラ]大林優子、[フラスキータ]高山由美、[メルセデス]下園理恵
   ピアノ・水戸見弥子、MC・松本宰二

▼公演情報ページはこちら
これがオペラだVIII ◆第2回 ビゼー『カルメン』 - 二期会21
※29日(土)公演は完売致しました。30日(日)公演も残り枚数がごく僅かとなっております。また両日とも当日券の発売予定はありませんので、あらかじめご了承ください。

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「これがオペラだVIII」第1回 ガラ・コンサート~公演日迫る!

一年の時を経て復活した大人気オペラ入門シリーズ「これがオペラだVIII」。
5月25・26日に華やかな「ガラ・コンサート」で幕を開け、6月に『カルメン』そして7月には『ラ・ボエーム』をお届けいたします。
第1回ガラ・コンサート公演日も間近に迫り、稽古は順調に進んでいます。
先日は本番と同じめぐろパーシモンホール小ホールでリハーサルが行われました。

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 高田正人(テノール)と高橋絵理(ソプラノ)
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 楽譜に取り組む稽古中の歌手たち

ヴェルディ『椿姫』より「乾杯の歌」から始まり、重唱、それぞれが得意とするアリアと、稽古が進むにつれ、お互いに触発され、リハーサルはますます熱を帯びていきました。
25・26日はその熱さそのままに二期会の第一線で活躍する歌手たちが、アリア、アンサンブル取り交ぜて全21曲という豪華なプログラムをお届けします。
二期会の次代を担う歌手たちの華やかなガラ・コンサートにご期待ください!
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 素顔の3人のディーヴァたち 左から三宅理恵、高橋絵理、喜田美紀
■■■公演情報■■■
これがオペラだVIII (全3演目各2回公演)
◆第1回 ガラ・コンサート
 日時:2013年5月25日(土)・26日(日) 両日15:00開演
◆第2回 ビゼー『カルメン』
 日時:2013年6月29日(土)・30日(日) 両日15:00開演
◆第3回 プッチーニ『ラ・ボエーム』
 日時:2013年7月27日(土)・28日(日) 両日15:00開演
会場:めぐろパーシモンホール 小ホール
料金:全自由席 各1回券3,500円、3演目セット券9,000円
※「第1回ガラ・コンサート」の両日および「第2回『カルメン』」の6月29日(土)公演のチケットは残りごく僅かとなりました。お求めはお急ぎください。
▼公演詳細・チケットご予約はこちら
これがオペラだVIII - 主催・制作コンサート|二期会21

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【コンサート速報】めぐろパーシモンホール「これがオペラだ」が復活!

大人気オペラ入門シリーズ「これがオペラだ」が皆様の声にお応えし、一年の時を経て復活いたします。
8回目を迎える今回のシリーズは、華やかな「ガラ・コンサート」で幕を開け、『カルメン』そして『ラ・ボエーム』をお届けいたします。
生の歌声の魅力をたっぷりとお楽しみください。
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■■■公演情報■■■
「これがオペラだVIII」
(全3演目・各2回公演・総合プロデュース 松本宰二)
会場:めぐろパーシモンホール 小ホール
《第1回 ガラ・コンサート》
日時:2013年5月25日(土)・26日(日) 両日とも15:00開演(14:30開場)
出演:
  【ソプラノ】高橋絵理、松井美路子、三宅理恵
  【アルト】喜田美紀
  【テノール】岡本泰寛、高田正人、山田精一
  【バリトン】浅井隆仁
  【バス】小田川哲也
  【ピアノ】水戸見弥子
  【MC】松本宰二
《第2回 ビゼー『カルメン』・原語(フランス語)上演》
日時:2013年6月29日(土)・30日(土) 両日とも15:00開演(14:30開場)
出演:
  カルメン:喜田美紀
  ホセ:高田正人
  エスカミーリョ:大井哲也
  ミカエラ:大林優子
  フラスキータ:高山由美
  メルセデス:下園理恵
  【ピアノ】水戸見弥子
  【MC】松本宰二
第3回 プッチーニ『ラ・ボエーム』・原語(イタリア語)上演》
日時:2013年7月27日(土)・28日(日) 両日とも15:00開演(14:30開場)
出演:
  ミミ:盛田麻央
  ムゼッタ:見角悠代
  ロドルフォ:岡本泰寛
  マルチェッロ:浅井隆仁
  ショナール:栗原 剛
  コッリーネ:小田川哲也
  【ピアノ】羽石道代
  【MC】松本宰二
料金:全自由席 一回券3,500円、3演目セット券9,000円(車椅子席同料金)
   *車椅子券はめぐろパーシモンホールのみ取扱
チケット販売:
  めぐろパーシモンホール 03-5701-2904 [10:00~19:00]
  二期会チケットセンター 03-3796-1831
主催:株式会社二期会21
共催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
後援:公益財団法人東京二期会

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NHK ハイビジョン ウィークエンドシアター に、この夏話題の『カルメン』登場!

この夏、二期会が日本オペラ連盟、兵庫県立芸術文化センター、愛知県文化振興事業団と共同制作した「カルメン」が今週末、9/12(土) 23:00~ NHK-BS hi にて放送されます。
このプロダクションは、兵庫県立芸術文化センターで9回、東京文化会館で4回、愛知県芸術劇場で2回の合計15回上演され、どの公演もほぼ満員の大盛況でした。
オペラ「カルメン」は、フランスの作曲家ジョルジュ・ビゼーが1873~74年に作曲したものです。親しみやすい旋律、登場人物の際立つキャラクター、わかりやすい脚本ゆえに、 世界中でとても親しまれているオペラの一つといえるのではないでしょうか。
今回の公演では、20世紀のオペラ演出界をリードしたジャン・ピエール・ポネルの薫陶を受け、 1986年から89年までパリ・オペラ座総裁を歴任した ジャン・ルイ・マルティノーティが演出を手掛けました。これまでの毒々しいカルメンではなく、美しい女性の「カルメン」をコンセプトとし、林美智子が見事に美しいカルメンを演じきりました。
どうぞ、この美しいカルメンをご堪能下さいませ!
佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ 2009  歌劇「カルメン」
▼放送予定
 番組名:NHK ハイビジョン ウィークエンドシアター
 放 送:NHK BS hi  2009年9月12日 23:00~2:03
▼放送内容
 収録日:2009年7月4日 
 収録会場:兵庫県立芸術文化センター KOBERCOホール
 《出演》
 カルメン:林美智子
 ホセ:佐野成宏
 エスカミーリョ:成田博之
 ミカエラ:   安藤赴美子
 フラスキータ: 吉村美樹
 メルセデス:  田村由貴絵
 モラレス:   桝 貴志
 スニガ:    松本 進
 レメンダード: 大川信之
 ダンカイロ:  初鹿野剛
 合  唱:二期会合唱団、ひょうごプロデュ―スオペラ合唱団
 児童合唱:ひょうごプロデュースオペラ児童合唱団
 管 弦 楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団
 指  揮:佐 渡   裕
 演  出:ジャン=ルイ・マルティノーティ
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撮影:三枝近志
また、BS-hiでは「カルメン」放送後に続けて、一昨年6月に紀尾井ホールで開催されたメゾ・ソプラノ林美智子のリサイタルの模様が再放送されます。
前半は日本の歌を、そして後半には得意とするオペラ・アリアを披露し、現在の充実ぶりを存分に発揮致しております。
中でも武満徹の5つの歌曲が圧巻で、殊に「死んだ男の残したものは」は聴く者の胸を打つ感動の1曲です。
林 美智子 メゾ・ソプラノ リサイタル
▼放送予定
 番組名:NHK ハイビジョン ウィークエンドシアター
 放 送:NHK BS hi 9月13日(日) 2:05 ~ 3:00 
 
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林美智子(Ms)、河原忠之(Pf) 写真提供:紀尾井ホール
▼番組サイトはこちら
NHK ハイビジョン ウイークエンド シアター
※局の都合で予定は変更されることもありますので、予めご了承ください。

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オペラ国内共同制作(2) オペラの制作現場からーその25

 文化庁の先導モデル国内共同制作によるオペラ『カルメン』が、日本のオペラ史に新たな歴史を作りました。今回は兵庫県立芸術文化センターの佐渡芸術監督がプロデュースし、共同制作4団体が協力して制作を行い、出演者・スタッフもインターナショナルな規模で選ぶという、画期的なプロジェクトでした。兵庫と二期会で合同の合唱団を結成すると共に、少年少女合唱団は参加3団体が地元の合唱団を起用しました。そして全15回公演の大半で満席、残りも90%をはるかに超えるお客様で会場が埋まり、しめて入場者3万1千人という驚異的な結果をもたらしました。
 フランスでも活躍する佐渡裕の選んだ演出家は、パリオペラ座の総裁も務めた名演出家ジャン=ルイ・マルティノーティ。彼の卓越した演出力と出演者達一人一人への根気強いしかも厳しい指導によって、参加者全員参加によるドラマ作りとなって、自信溢れる舞台を作り上げたのです。
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        写真は林美智子の演じたカルメン ©小林孝良
 公演に漕ぎ着けるまでには、それぞれの参加団体が個別の要求を控えて一つの目標を設定するまでの膨大な議論と試行錯誤がありました。採用する楽譜も結果的にはセリフが入るオペラコミック版に部分的にギローの手が入ったレチタティーボ版(グランドオペラ版)を混ぜた上演となったのもその一つです。しかし、それらの全ての苦労は結果によって報われるということが証明されたわけです。一人一人の歌手達のレベルアップも著しいものがありましたが、我が国最高の舞台を目指すという目標がありますから、国籍や所属に拘らずオーディションを行い、佐渡芸術監督主導で歌手を選考し、結果的に今望み得る最高レベルの公演となったと思います。
 結局は、自分たちがやりたいオペラをやるというのではなく、どうすればもっとお客様に感動していただけるオペラが作れるのかを追求した取り組みに、はっきりと成果がついて来たということだと思います。
 オペラ公演をやりたいとお考えの団体にとって、経済的リスクを軽減する目的で共同制作を行おうとすれば、多かれ少なかれこのような準備作業が必要となります。それを大変と見て逡巡するか、その準備があったればこそ単独では為し得ない感動的な公演ができると考えるかによって、結果はまるで違ってくると確信しています。(常務理事 中山欽吾)

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佐渡裕プロデュースオペラ『カルメン』東京公演も大成功!

気温が30℃を超えた7月17日(金)から20日(祝)までの4日間、東京文化会館に佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2009『カルメン』がやってきました。既に兵庫県立芸術文化センターでの9回の公演を経て、気心知れたマエストロと歌手たちが非常にクオリティの高い公演を見せました。東京公演のオーケストラは、東京フィルハーモニー交響楽団。『カルメン』は上演回数も多く、手の内にあるレパートリーとあって色彩豊かな音色を繰り出し、力強く歌手を支えました。
【17・19日組キャストから】撮影:鍔山英次

児童合唱は、NHK児童合唱団。
児童合唱は、兵庫では、ひょうごプロデュースオペラ児童合唱団、愛知では名古屋少年少女合唱団が出演。生き生きとした表情を見せました。


タバコ工場の女たち。迫力のある合唱で、音楽に奥行きを与えた二期会合唱団とひょうごプロデュースオペラ合唱団。


ホセとカルメン。危険な匂いを感じつつも、魅かれていくホセ(ルカ・ロンバルド)。“誘惑する悪い女”ではなく、“真に自由で美しい女”として、見事に演じたステラ・グリゴリアン。


故郷から、母の便りを持ってホセのもとを訪れるミカエラ(木下美穂子)。純粋で、ひたむきにホセを思うミカエラは、オペラファンの間でも人気の女性。


闘牛士エスカミーリョ(ジャン=フランソワ・ラポワント)。力強いバリトンで、客席を魅了しました。


脱走兵となり、盗賊の一味としてカルメンと行動を共にするホセですが、この荒っぽい仕事に馴染むことはできず、次第にカルメンとも上手く行かなくなります。ミカエラが、母の危篤を告げに、密輸団の隠れ家を訪れ、故郷に帰るように説得します。


再び愛してほしい、と迫るホセに対し、イヤなものはイヤだとカルメンの答えは変わりません。ホセはついにカルメンを殺してしまうのです。


カーテンコール(撮影:堀 衛)

【18・20日組キャストから】撮影:三枝近志

二期会きっての華のあるメゾ・ソプラノ林美智子が、カルメンを演じます。
ホセは、舞台経験の豊富なテノール、佐野成宏。


東京二期会では『ボエーム』ムゼッタ、『ラ・トラヴィアータ』ヴィオレッタなどを演じてきた安藤赴美子。今回は、可憐で清々しいミカエラを好演。


カルメンを逃がした罪で、牢に入れられたホセに、カルメン、フラスキータ(吉村美樹)、メルセデス(田村由貴絵)のセギディーリャの歌と乱舞が幻想のように映ります。


エスカミーリョ(成田博之)とホセの決闘。この決闘の場面は、ノーカットで演奏されるマエストロこだわりのシーン。陰影のある舞台装置も美しく、また迫力がありました。


闘牛を前に、正装したエスカミーリョとカルメン。


死を前にしたカルメン。人生を自分で選び取っていった潔さ、愛に対する自由さ、何より自分に正直であること、そんなカルメンを感じさせる熱演でした。


カーテンコール(撮影:堀 衛)

期間中は、連日2,000名以上のお客様がご来場され、盛大な公演となりました。
ありがとうございました。
このプロダクションは、7月25日(土)・26日(日)に愛知県芸術劇場大ホールで上演され、15回におよぶ公演の千秋楽を迎えます。華麗で軽やかなカルメンに、愛知でもお会いできますように。
(写真をクリックすると拡大してご覧いただけます)

▼公演詳細はこちらをご覧ください
2009年7月公演『カルメン』- 公演記録|東京二期会
▼「愛知」公演詳細はこちらをご覧ください。
公演情報 オペラ「カルメン」- 愛知芸術文化センター

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佐渡裕プロデュースオペラ『カルメン』東京公演 本日より開幕!
公演タイムテーブルと当日券発売予定のごあんない

佐渡裕プロデュースオペラ2009 G.ビゼー『カルメン』の公演がいよいよ本日より開幕いたします!
当日の公演タイムテーブルと当日券販売予定を次の通りご案内いたします。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

7月17日(金)
7月18日(土)
7月19日(日)
7月20日(祝)
当日券販売開始
17:00~
12:30~
12:30~
12:30~
販売予定券種
S,A,B
A若干枚
A若干枚
A若干枚
開場
17:30
13:00
13:00
13:00
開演
18:30
14:00
14:00
14:00
第1幕と第2幕
約105分
休憩予定時刻
20:15~20:40
15:45~16:10
15:45~16:10
15:45~16:10
第3幕と第4幕
約70分
終演予定
21:50
17:20
17:20
17:20

※販売状況により券種によっては販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※公演タイムテーブルは、当日の進行によりずれる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
「調子は上々、はりきって本番に臨みます!」
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左から(スニガ)斉木健詞、(モラレス)与那城敬、(ダンカイロ)加賀清孝、(レメンダード)小原啓楼
(7月15日・『カルメン』ゲネプロの楽屋にて)
『カルメン』公演詳細ページ −東京二期会

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佐渡裕プロデュースオペラ『カルメン』いよいよ東京公演

佐渡裕氏が芸術監督を務める兵庫県立芸術文化センターで9回の公演を無事終演した、佐渡裕プロデュースオペラ『カルメン』。現在は出演者、スタッフも東京に移動して、東京公演の最終調整中です。
6月25日から今月5日まで公演を行なった兵庫県立芸術文化センターの舞台は各誌から好評を得て、丹念に創り上げた美しい舞台が注目されました。その最終日には、満場のお客様から喝采を浴び、出演者も感激の様子でした。
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写真:カルメン=林美智子(左)、ドン・ホセ=佐野成宏
(撮影:飯島隆)
佐渡氏がイメージする“素足の似合う軽やかなカルメン”は、二期会の華メゾ・ソプラノ林美智子が、ステラ・グリゴリアンとダブルで演じています。ほかにも、ホセにはルカ・ロンバルドと佐野成宏、ミカエラには木下美穂子と安藤赴美子、エスカミーリョにジャン=フランソワ・ラポワントと成田博之、と多彩な顔ぶれが揃っていて、演出のジャン=ルイ・マルティノーティをはじめ、照明、衣裳と舞台裏も多国籍。日本オペラ連盟、兵庫県立芸術文化センター、東京二期会、愛知県文化振興事業団の共催が可能にした、プロジェクトです。
佐渡裕プロデュースオペラ『カルメン』東京公演はいよいよ17日(金)から東京文化会館で開幕。皆様のご来場を心よりお待ちしています。
東京公演の残席状況は、7月13日16:00現在で次の通りとなっております。

7月17日(金)
18:30開演
7月18日(土)
14:00開演
7月19日(日)
14:00開演
7月20日(祝)
14:00開演
S席
×
A席
×
B席
×
×
×
C席
×
×
×
×
D席
×
×
×
×


凡例 ◎…余裕あり ○…あり △…残りわずか  ×…予定販売数終了
19日の公演は全席予定販売数終了となりました。
また、各日とも売り切れが予想されます。お急ぎお求めください!
チケットのお申込は:二期会チケットセンター 電話03-3796-1831 ファクス03-3796-4710
▼公演詳細はこちらをご覧ください
『カルメン』公演詳細 - 東京二期会オペラ劇場

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テレビ朝日「題名のない音楽会 オペラ・女ののど自慢」に旬の歌姫 腰越満美 と林 美智子 が登場します!

koshigoe_e_hayashi.jpg6月14日(日)放送の『題名のない音楽会』は、女性の主人公が登場するオペラに注目し「蝶々夫人」や「トスカ」「カルメン」の主人公にスポットを当てています。
二期会Week in サントリーホール(6/15)で「ジャパニーズポップスの魅力」を存分に披露する腰越満美と、佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ『カルメン』の兵庫公演も間近に迫った林 美智子が登場し、懐かしのテレビ番組「ドキュメント女ののど自慢」風にオペラを親しみやすく紹介しています。

写真=林 美智子(左)と腰越満美(右)

=『題名のない音楽会』放送予定=
6月14日(日)9:00〜 テレビ朝日系
出演:腰越満美(ソプラノ)・林 美智子(メゾ・ソプラノ)
指揮:佐渡 裕  演奏:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
※BS朝日では6月20日(土)18:30〜と、6月21日(日)23:00〜の放送
▼詳細は番組ホームページをご覧ください。
題名のない音楽会 - テレビ朝日



番組をお楽しみ頂いた後は、ぜひ生の舞台にもお運びください!
【腰越満美 出演情報】
二期会Week in サントリーホール 愉しみの刻2009
「第1日」“時を駆ける歌声”服部克久が贈るにほんのうたの旅

2009年6月15日(月)19:00開演 サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
案内人:ソプラノ 腰越満美、ピアノ・作曲 丸山和範、構成・司会 服部克久
この公演では亡き父服部良一氏が作曲した名曲(「別れのブルース」「蘇州夜曲」「東京ブギウギ」)をご子息の服部克久氏のスペシャルアレンジでお聴き頂けます。使用する楽器はスタインウェイとローランド社製デジタル・グランドピアノ。腰越満美の沁みる歌声とNHK朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」の音楽も担当した作編曲家の丸山和範という豪華な布陣が実現しました。
▼公演詳細はこちらをご覧ください。
二期会Week inサントリーホール 愉しみの刻2009 - 主催・制作コンサート|二期会21
【林 美智子 出演情報】
日本オペラ連盟・兵庫県立芸術文化センター・東京二期会・愛知県文化振興事業団共同制作
佐渡 裕 芸術監督プロデュースオペラ2009
ビゼー作曲オペラ『カルメン』
(林はカルメン役で出演)
兵庫公演:2009年6月25日(木)〜7月5日(日)
     兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
東京公演:2009年7月17日(金)〜20日(月・祝)
     東京文化会館 大ホール
愛知公演:2009年7月25日(土)・26日(日)
     愛知県芸術劇場 大ホール
▼公演詳細はこちらをご覧ください
佐渡 裕 芸術監督プロデュースオペラ2009『カルメン』
 →公演共通ページ
 →東京公演詳細 - 東京二期会
一同ご来場をお待ち致しております。

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二期会オペラ講座 ブルーアイランド音楽辞典
今回も満場のお客様を魅了しました!

毎回、会場があふれるほど人気の青島広志センセイによるオペラ講座。春の陽気に恵まれた土曜日、講座タイトルを「もしもロマ族がいなかったら・・・〜カルメンって本当にジ××—?〜」として、2回公演を開催しました(4月11日)。弾丸トークの青島センセイにやや押され気味だった!?賛助出演の歌手たちも、実力発揮、盛りだくさんのプログラムを熱く聴かせました。
kouza_0038.JPG 青島広志氏
今回は、7月の『カルメン』公演を前に、あらためて、このポピュラーな作品の魅力に迫るもの。自由奔放に生きるカルメンに、純朴な若い兵士ホセが誘惑され、カルメンのいる盗賊の一味に加わり、堕落した挙句、カルメンには振られ、そして殺してしまう─というのが一般的なオペラ『カルメン』のイメージですが、カルメンとはそもそも、どのような女性であったのか。ホセの故郷から母親の便りを伝える聖女ミカエラは、ホセと別れた後どうなったのかなど、オペラファンならずとも興味を引かれる深い話もあって、会場は笑いに包まれました。
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現在ではロマ族といわれる民族独特のリズムを、分かりやすく解説。スペイン、イタリアが発祥といわれるハバネラのリズム、またアルゼンチンに渡ってタンゴとなったいわれを、分かりやすく解説。また、そのリズムに魅せられたヨーロッパの作曲家たちが、どのように作品に取り入れたのか、ピアノを弾きながら、楽しくレクチャーしてくれました。
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この日は、ヴァイオリンの中島ゆみ子さんが賛助出演してくださり、名曲チャルダーシュや、サラサーテのハバネラなどを披露してくださいました。オペラ講座は、実力のある二期会の歌手が惜しみなく、その歌唱を聴かせてくれるのも魅力。端正で艶のあるバリトン 友清 崇 が凛々しいエスカミーリョの「
闘牛士の歌」を聞かせれば、熱く張りのあるテノールで 大川信之 がホセのアリア『お前が投げたその花は』、そして 杉野麻美 がメゾ・ソプラノならではの色気と深い声で、満場のお客様を魅了。息の合ったステージで、楽しませてくれました。『カルメン』って奥が深い! 是非、7月の東京文化会館にもお越しください。
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▼二期会オペラ講座のご案内はこちらをご覧ください。
オペラを楽しむ - 東京二期会(次回、第27回(11月3日開催)のご案内は4月24日頃掲載予定)
▼2009年7月公演『カルメン』の公演詳細はこちらをご覧ください。
佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2009『カルメン』(東京公演) - 東京二期会

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林美智子、堀正文&N響室内合奏団と共演

今夏『カルメン』タイトル・ロールが控えている林美智子。
その稽古突入前に出演する最後のコンサートは、ソロ・コンサートマスターであり日本を代表するヴァイオリニストの堀 正文さん、及びNHK交響楽団の名手の方々との共演による、選りすぐりの名曲を披露する贅沢なコンサートです。
R.シュトラウスの「あした」をはじめ、林の得意とするモーツァルト、及び武満徹を歌います。
魅惑的な曲目の数々、是非ご来場ください!
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●公演名 ダイナースクラブ・スプリングコンサート2009
●日時 2009年4月25日(土)14時開演
●会場 東京オペラ・シティ コンサートホール
●出演 堀正文(NHK交響楽団ソロ・コンサートマスター)&N響室内合奏団
●ゲスト 林 美智子
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▼コンサート詳細はこちらをご覧ください
ダイナースクラブ・スプリングコンサート - ダイナーズクラブカード
お申し込み、お問合せは、ダイナースクラブ・プレイガイドまで
TEL 03-5564-9999(平日9:30〜17:00、土・日・祝日休)

▼林美智子タイトルロールで東京、神戸、名古屋の3都市にて一挙公演!!
佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2009『カルメン』 - 公演詳細

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「楽譜を選ぶ」  オペラの制作現場からーその14

 ある演目のオペラ上演を計画する際、どのプロダクションでも同じ楽譜で上演するわけではありません。楽譜には色々な版が存在するからです。今回はその裏話をお話ししましょう。そんなの常識だと仰せのファンの方は、しばらく目をつぶっていてください。
 かつては、オペラの興行師が作曲家に依頼してオペラを作ることが多かったので、例え初日を開けても不評であればどんどん変更を要求し、人気歌手の技巧に合わせてアリアを作曲させて挿入したりと、随分生臭い話しがあったようです。時代や劇場の性格に応じて、セリフを入れた版とレチタティーヴォといわれる歌唱でアリアをつないでいく版が両立しているケースもあります。さしずめ「カルメン」はこのケースで、パリのオペラ・コミークでの上演を前提に作曲したビゼーのオリジナル版は当然セリフ入りのものでしたが当初不評でした。初演後まもなくビゼーは死んでしまって、代わりにギローがレチタティーヴォ版を作り大ヒットしたことはよく知られています。
 古いオペラでは、スコアが部分的に欠落したり残っていなかったりするケースがあり、後世の研究によって補完されたり、前記のような度重なる改作の中から決定版として出版したりすることも稀ではありません。複数の版があると、どれを選ぶかが問題となり、制作する側のこだわりとなります。
 一方、作曲された時代のオペラの上演環境もあって、4時間を超える長大な曲も多く存在します。現在は、途中カットして休憩込みで3時間半程度にすることが広く行われていますが、一方で無削除版と銘打って全曲完全上演を目指す動きもあり、観客にとって選択の幅は広がっています。このようなことが行われるのは、オペラは完全無欠の音楽というより、歌と音楽の力によって人間ドラマをはるかに説得力のあるものに変えていくという性格があるからですし、前述のように色々な版が並列で存在するという事情もあるのです。
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                  撮影 鍔山英次
 二期会ではモーツァルト年の2006年に日生劇場で「コジ・ファン・トゥッテ」(上記写真参照)を上演しましたが、この時は通常はカットされることの多いフェランドのアリアを演奏したのです。姉妹の恋人が変装して、それぞれ別の方を口説くという筋で、このシーンは最後まで抵抗していた姉のフィオリディリージがこのテノール泣かせの長大なアリアを聴く内に遂に陥落するという部分で、そのアリアを聴きながら彼女が悩みに悩む様子が演出の宮本亜門によって活写され、ドラマとして圧倒的な説得力を持ったことを思い出します。(常務理事 中山欽吾)

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