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【レビュー】2012年11月公演 A.ライマン『メデア』(日本初演)が、平成24年度文化庁芸術祭賞「大賞」を受賞いたしました

明けましておめでとうございます。
おかげさまで二期会は昨年創立60周年を迎えることができました。
公益財団法人東京二期会および、株式会社二期会21では、2013年も創立60周年記念の充実したラインアップで、より多くの皆様にお楽しみいただけるよう努力してまいります。
61年目の二期会もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて既報の通り、2012年11月9~11日、日生劇場において二期会創立60周年記念公演・日生劇場開場50周年記念特別公演・読売日本交響楽団創立50周年記念事業と銘打ち日本初演に挑んだ、アリベルト・ライマン作曲のオペラ『メデア』が、このたびの平成24年度(第67回)文化庁芸術祭において芸術祭賞音楽部門「大賞」を受賞いたしました。
ご来場いただきましたお客様、ならびに公演関係各位に心より御礼申し上げます。
緊張感のある複雑に絡み合う音、登場人物の心理を立体的に示す跳躍する音型、さまざまな打楽器がずらりと並ぶオーケストラ、音楽的に非常に難しく、高いテクニックが要求される作品でした。演出の飯塚励生は、神話のドラマを現代にも通じる愛の喪失、母と子、富と権力、異文化と孤独、等、明快なメッセージとともに、この作品を具現化しました。
舞台写真とともに、公演を振り返ります。
写真撮影:三枝近志(◇…11月9・11日組、★…11月10日組)
<舞台写真はクリックで拡大表示します>


コルキス王の娘メデア(大隅智佳子)は、秘宝の金羊皮を地中深くに埋めます。


メデア(飯田みち代)は、夫イヤソン(宮本益光)とともに、コリントに逃れ、王クレオン(大間知 覚)の庇護を求めます。
かつてメデアを愛したイヤソンですが、今では心が離れていくのを隠そうともしません。


メデアの役に体当たりで臨んだ大隅智佳子。


しなやかな、誇り高い女王メデアを繊細に演じた飯田みち代。


コリント王の娘、クレオサ(山下牧子)はイヤソンとの再会を喜び、故郷を追われたメデア(大隅智佳子)に同情し、キターラを教えます。


そこへ現れたイヤソン(与那城 敬)は、歌を習うメデアを嘲ります。


メデアが誇りを傷つけられ、キターラを壊すと、かえってイヤソンは、クレオサ(林 美智子)との距離を縮めるのです。


メデアの子供は、クレオサのもとへと連れ去られます。
乳母のゴラ(小山由美)は、メデアに子どもを取り返すべきだと説きます。


使者(彌勒忠史)がコリントを訪れ、コルキス王とペリアス王の死に、イヤソンとメデアが関わった疑いで、匿っていることを咎め、国外追放を要求します。
華麗にして冷淡な使者の言葉が、メデアを次第に追い詰めていきます。


王クレオン(大野徹也)は、娘クレオサの夫となるイヤソンを庇いますが、メデアに対しては冷酷にも追放を告げます。


大畑浩恵の振付による、赤い衣裳のダンサーたち。
メデアの心の動きを表します。疑惑、嫉妬、復讐…。


夫の保身と愛の喪失を悟ったメデアは、次第に狂気にとりつかれます。


秘薬によって、クレオサの命を奪い、こども2人を自ら手にかけたメデア。
全てを失いさまようイヤソン。
金羊皮がもたらした運命を、メデアはただ「夢でした」とつぶやくのです。

嬉しく楽しい歌ばかりでなく、苦しみや悲しみや恐れを歌う声にもまた、深い慰めを見出すことができる。
連続した音の重なりが震え、心の闇に降りていくような不気味さ、現実世界で見せることはない激情が押し寄せるとき、聴く人は、メデアに共感を覚えたのではないでしょうか。
中でも、純度の高い愛に対しては、束の間、静謐な音が聞こえてくるのです。
初来日となったライマン氏は、イメージした通りの音が鳴っている、と感激し、指揮の下野竜也氏をはじめ、歌手、オーケストラに大賛辞を送りました。
来秋もアリベルト・ライマン作曲、シェイクスピア原作のオペラ『リア』を今回と同じ下野竜也指揮、読売日本交響楽団の演奏で日生劇場にて日本初演します。栗山民也による新演出です。
ぜひご期待ください。

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“ゆく年くる年” 二期会創立60周年の感謝とともに

2012年も残すところ僅かとなりました。今年も多くのお客様に二期会のオペラやコンサートへ足をお運びいただき、誠にありがとうございました。
年末年始クラシック音楽番組の放送情報からご案内いたします。
◆◆2012年の印象的な音楽シーンを振り返る特別番組◆◆
「ららら♪クラシック 年末スペシャル」
~クラシック・ハイライト2012~

チャンネル:NHK-Eテレ
放送日時:2012年12月31日(月) 午後9:15~午後11:55
二期会については、NHKで全編放送され好評を博した、7月公演『カヴァレリア・ルスティカーナ』(パオロ・カリニャーニ指揮/東京フィルハーモニー交響楽団、田尾下哲演出)からのシーンが紹介される予定です。
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サントゥッツァ:清水華澄(写真前)、トゥリッドゥ:大澤一彰 <撮影:三枝近志>
同公演の公演監督の多田羅迪夫が番組からインタビューを受けました。
東京二期会オペラ企画委員長の立場から、創立メンバーらが築いてきた偉業を引き継いでゆくことの意味と、二期会公演で心がけていること、さらに新しいものを創ってゆく二期会の未来について語りました。
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インタビューを受ける多田羅迪夫(東京藝大にて)
▼詳細は番組ホームページをご覧ください
ららら♪クラシック - NHK

◆◆年始の特別番組◆◆
第56回 NHKニューイヤーオペラコンサート
チャンネル:NHK-Eテレ・NHK-FMラジオ
放送日時:2013年1月3日(木) 午後7:00~午後9:00(NHKホールより生中継)
年頭恒例のNHKニューイヤーオペラコンサート。
今年のテーマは「人間賛歌、歌、思いをつなぐ力」
海外や国内の第一線で活躍する豪華ソリスト陣が揃い、華やかな演奏で新春を寿ぎます。ぜひご覧ください!
<二期会からの出演者>
江口順子、大村博美、木下美穂子、並河寿美、平井香織(以上ソプラノ)、金子美香、清水華澄、田村由貴絵、林 美智子、平舘直子、増田弥生(以上メゾソプラノ)、大澤一彰、福井 敬、望月哲也(以上テノール)、黒田 博(バリトン)、二期会合唱団
▼そのほかの出演者等の情報はこちらをご覧ください
第56回 NHKニューイヤーオペラコンサート - NHKプロモーション
▼予定曲目も発表されました
第56回NHKニューイヤーオペラコンサート 出演者と曲目のお知らせ - NHKクラシックトピックス|NHK

2013年の二期会は、白井 晃の新演出『こうもり』(中山悌一による訳詞、白井 晃による日本語台詞)を幕開けに、ヴェルディ生誕200周年・ライプツィヒ歌劇場との共同制作/P.コンヴィチュニー演出『マクベス』、巨匠ミシェル・プラッソンがタクトを振る『ホフマン物語』、A.ライマン作曲『リア』の日本初演と、期待の公演が続きます。

今後とも二期会をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
2013年が皆さまにとってますます充実したよき年となりますように。

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==【二期会事務局】年末年始の営業のごあんない==
「二期会事務局」および「二期会チケットセンター」は、12月29日(土)~1月4日(金)の間、年末年始の休業とさせていただきます。
年内の業務は、12月28日(金)18時まで。 新年は、1月5日(土)10時より通常業務となります。

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林 美智子がお贈りする、フランス風のアンソロジー

歌う表現者としての林 美智子の変遷を追いかける、王子ホール主催公演シリーズ「林 美智子 Player」。
Vol.4となる今回は、19世紀末から20世紀初頭にかけての古き佳き時代 “ベル・エポック”から、大戦の予兆が感じられる時期までの作品に、林 美智子が意欲的に取り組みます。
本年2月にリリースした3rd CD『ベル・エクサントリック ~林 美智子ベル・エポック歌曲集~』に収めた珠玉の名曲を、初めてライブで全曲披露する今回のリサイタル。
アルバムでもご共演くださった、絶対的信頼を寄せるピアニスト河原忠之氏と、バンドネオンの三浦一馬氏にもご参加いただいて、更にショーソンとドビュッシーを加えた豪華版でお贈り致します。
ご来場をお待ちしております!

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<<<林 美智子からのメッセージ>>>
今回のPlayer Vol.4では『ベル・エポック〜パリを愛した芸術家達〜』と題し、パリにまつわる古き良き時代の、美しく、洒落た歌曲をお届け致します。
ピアノの名手河原忠之さんに加え、バンドネオンの三浦一馬さんにもご出演頂き、サティの「ジュ・トゥ・ヴ」を共演。当時のパリのセピア色の雰囲気をたっぷりと薫らせて、美しい旋律、美しい詩・・・そしてどこか遊び心が漂う≪ベル・エポック≫の世界を皆様にお贈り致します。心をこめて。
林 美智子

「林 美智子リサイタル “Player Vol.4 ベル・エポック~パリを愛した芸術家達~”」
日時:2012年9月25日(火) 19:00開演
会場:銀座 王子ホール
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▼公演詳細・チケットのお求めはこちらをご覧ください
林 美智子 Player Vol.4 2012.09.25 19:00 - 銀座 王子ホール

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二期会WEEK@サントリーホール2012 第六夜は、至極のモーツァルト!

心配された雨が止んだ第五夜。3人のテノールが登場する夜会にふさわしく、熱気あふれる夜となりました!テノール・リリコの井ノ上了吏、リリコ・レッジェーロの上原正敏、エローイコの松村英行と、まったく違う種類のテノールを一夜にしてお楽しみいただける企画とあって満員御礼。上原の軽妙かつ核心をとらえた司会も好評、ピアノ北村晶子、ヴァイオリン川口静華、チェロ荒庸子のトリオもきらびやかな音色で、ステージに音楽の花を咲かせました。
また、松村英行から、フォルクスワーゲンが支援するホッキョクグマの保全活動団体「NPOポーラー ベアーズ インターナショナル」への募金を呼び掛け、終演後、多くのお客様からご協力をいただきました。
なお、二期会でのこちらの募金活動は、二期会WEEK最終日まで、サントリーホールブルーローズ会場内にて行っております。会期終了後、募金額をご報告いたします。
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楽屋通路にて。左から松村、北村、川口、荒、井ノ上、上原
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舞台袖に用意されたスペシャルウォーター
さて、いよいよ二期会WEEKも残り2日。今夜の公演をご案内します。

■6月23日(土)19:00開演
【第六夜】
「林 美智子の90分の『コジ』!」

アンサンブル・オペラの極みともいえるモーツァルトのオペラ『コジ・ファン・トゥッテ』をアンサンブル曲だけにしぼり、人気メゾソプラノ林美智子によるオリジナル日本語台本でつなげて、軽快に展開する90分(休憩いれると110分)。2006年にサントリーホール小ホールで初演、昨秋には北九州でも公演し、今や全国展開中の「みちコジ」がふたたびサントリーホールに帰ってきました。
▼第六夜の公演情報
「林 美智子の90分の『コジ』!」 - 二期会21
 ※本公演はチケット予定販売数終了となりましたので、当日券の発売はございません。何卒ご了承ください。

《二期会WEEK@サントリーホール2012》みんなに、うた。~創立60周年を迎えた二期会の歴史に新たなページを刻み、感動をわかちあえるステージとなりますように。

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林 美智子、待望の3rdアルバム《ベル・エクサントリック ~林 美智子 ベル エポック歌曲集~》2月22日リリース!

前作《地球はマルイぜ~武満徹:SONGS》から久しく待ち望まれた、メゾソプラノ林 美智子の3rdアルバムが、遂に明日2月22日(水)にリリースされます!
タイトルは《ベル・エクサントリック ~林 美智子 ベル エポック歌曲集~》。
フランス、パリの世紀末~20世紀初期までのエスプリに満ちた「ベル・エポック期」の歌曲を集めたクラシック初の企画。サティ、プーランク、ラヴェルなど、そして同時期のフランスを中心に活動した作曲家達のユニークで独自の世界を切り取った14曲。フランスのポピュラー音楽の第一次黄金期、クラシックとシャンソンの「はざまのムーヴメント」を現代の東京から再構成。
ピアノの魔術師・河原忠之に加え、大萩康司(ギター)、三浦一馬(バンドネオン)など多彩なゲスト陣が共演しています。
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※「ベル・エクサントリック」とは?
「ベル・エポック(美しい時代)」とは、ふつう、19世紀末から第1次世界大戦勃発までの、パリを中心とした華やかで優雅な文化状況をあらわすフランス語です。また、「ベル・エクサントリック」は「奇妙な美女」の意で、語源的に「エクサントリック」は「中心(サントル=センター)を外れた」という意味ですから、いまの言葉でいえば「アウト」、正統を外れ、異端に傾く趣味をもった女性をさすことになります。したがって、本アルバムは、通常のベル・エポックではなく、いささか異端の目で眺められたベル・エポック、その麗しの時代の歌曲で描きあげる風変わりなパノラマ風景といってもよいでしょう。実際、林 美智子がここに選曲し、歌っているレパートリーからは、ベル・エポックの意外にして多彩な魅力を知ることができます。それはまるで、聴く人の感性を透過して多種多様な輝きを放つプリズムのような豊かさを蔵しています。[中川省平氏によるライナーノートより]
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《ベル・エクサントリック ~林 美智子ベル・エポック歌曲集~ Belle Excentrique》
林 美智子(メゾソプラノ)、河原忠之(ピアノ)、大萩康司(ギター)、三浦一馬(バンドネオン)
DDCB-13021 ¥3.000(税込) 2012年2月22日発売
【TRACK LISTING】
(01) アヴェ・マリア(ストラヴィンスキー)
(02) パリへの旅[歌曲集「月並み」](プーランク)
(03) ホテル[歌曲集「月並み」] (プーランク)
(04) おまえはこんな風なのだ(プーランク)
(05) カディスの娘たち(ヴィアルド)
(06) アイ・リュリ(ヴィアルド)
(07) 星のない夜は(アーン)
(08) わが詩に翼ありせばアーン)
(09) カディスの娘たち(ドリーブ)
(10) イタリアの唄(ラヴェル)
(11) エレジー(マスネ)
(12) ムーラン・ルージュ(オーリック)
(13) ジュ・トゥ・ヴ(サティ)
(14)お菓子と娘 (西條八十/橋本国彦)
▼収録曲・試聴など詳細はこちらのレーベルサイトをご覧ください
ベル エクサントリック 〜 林 美智子ベル エポック歌曲集 〜 - Catalog|BounDEE by SSNW

◆そしてリリースを記念して、タワーレコード渋谷店にて、ミニライブ&サイン会を行います。
日時:2012年03月17日(土) 15:00〜 観覧自由
場所:タワーレコード渋谷店
出演:林 美智子(Ms)、河原忠之(Pf)
サイン会参加方法:
タワーレコード渋谷店にて、2/22(水)発売の当CDをお買上げいただいたお客様に、先着でサイン会参加券をお渡しいたします。イベント当日、参加券と品物をお持ちいただいたお客様にサインを差し上げます。
▼インストアイベント詳細はこちらをご覧ください
林美智子(メゾ・ソプラノ) ミニライブ&サイン会 - TOWER RECORDS ONLINE

みなさま、必聴ですよ!!

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年末年始イベント&放送情報「あなたはお出かけ派?お茶の間派?」

クリスマスも終わり、いよいよ今年も残すところあと一週間となりました。
年末年始はクラシックイベントやテレビ放送も満載!
街に繰り出して聴くも良し、おうちのこたつでホッコリ聴くも良し。
そんな年末年始の注目コンサートを一挙お知らせします!

●◆●◆お出かけ派のあなたへ!◆●◆●
◆神奈川県民ホール 年末年越しスペシャル「ファンタスティック・ガラコンサート2011」
【日時】12月29日(木) 15:30開演
【会場】神奈川県民ホール大ホール
【出演】山口道子、大澤一彰、宮本益光
▼詳しい情報はこちら
ファンタスティック・ガラコンサート2011 - 神奈川県民ホール
◆「ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2011 」
【日時】12月31日(土) 13:00開演
【会場】東京文化会館大ホール
【出演】竹本節子、青戸 知
▼詳しい情報はこちら
大晦日恒例クラシックコンサート「ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2011」 - 三枝成彰OFFICIAL WEB SITE
◆丸ビル「東京丸の内ガラ・コンサート2011」
【日時】12月31日(土) 17:00開演
【会場】丸ビル1階マルキューブ ※入場無料※
【出演】高橋絵理、富岡明子、高野二郎、樋口達哉、北川辰彦、成田博之
▼詳しい情報はこちら
丸の内元気文化プロジェクト - Marunouchi.com
◆帝国ホテル カウントダウン・ディナーショー
「ギターと古楽器の夕べ~時空をこえた音楽の旅~」
「2011-2012ジルベスターコンサート」

【日時】12月31日(土) ギターと古楽器:17:30~20:10/ジルベスター:23:30~24:40
【会場】帝国ホテル 富士の間
【出演】鵜木絵里、加賀ひとみ、高田正人、彌勒忠史、与那城 敬
▼詳しい情報はこちら
帝国ホテルのお正月【カウントダウン・ディナーショー】 - 帝国ホテル東京
◆横浜みなとみらいホール・ジルヴェスターコンサート2011-2012
【日時】12月31日(土) 21:00開演
【会場】横浜みなとみらいホール大ホール
【出演】安藤赴美子、小原啓楼
▼詳しい情報はこちら
横浜みなとみらいホール・ジルヴェスターコンサート2011-2012 - 横浜みなとみらいホール
◆兵庫県立文化センター「ジルヴェスター・ガラ・コンサート」
【日時】12月31日(土) 21:30開演(好評につき完売)
【会場】兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
【出演】並河寿美、谷口睦美、久保和範
▼詳しい情報はこちら
ジルヴェスター・ガラ・コンサート - 兵庫県立文化センター
◆郷の音ホール「ニューイヤー ガラ・コンサート2012」
【日時】2012年1月3日(火) 15:00開演
【会場】三田市総合文化センター 郷の音ホール大ホール(兵庫県)
【出演】並河寿美
▼詳しい情報はこちら
ニューイヤー ガラ・コンサート2012 - 郷の音ホール(三田市総合文化センター)

●◆●◆お茶の間派のあなたへ!◆●◆●
◆ありがとうコンサート「日本を支えてくれた世界の皆さまへ」
【放送日時】2011年12月31日(土) 朝7:00~8:26
【放送局】NHK-BSプレミアム
【出演】幸田浩子
▼詳しい番組情報はこちら
ありがとうコンサート「日本を支えてくれた世界の皆さまへ」 - NHK番組表
◆東急ジルベスターコンサート2011-2012
【放送日時】2011年12月31日(土) 23:30~24:45
【放送局】テレビ東京系列各局
【出演】幸田浩子
▼詳しい番組情報はこちら
東急ジルベスターコンサート2011-2012 - 番組情報|テレビ東京
◆第55回NHKニューイヤーオペラコンサート
【放送日時】2012年1月3日(火) 19:00~21:00
【放送局】NHK-Eテレ/NHK-FMラジオ
【出演】安藤赴美子、木下美穂子、幸田浩子、腰越満美、清水華澄、林 美智子、
    大槻孝志、樋口達哉、福井 敬、望月哲也、斉木健詞、成田博之
▼詳しい番組情報はこちら
NHKニューイヤー・オペラコンサート - NHK 年末年始番組ガイド 冬ナビ

※公演詳細およびチケット残券状況は各主催者へお問い合わせ下さい
※開演時間、放送時間は予告なく変更される場合もございます

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年末テレビ放送情報

今年もあと一週間となりました!年末の見逃せないテレビ番組の情報です。
師走の忙しい時期とは存じますが、ご覧になれない番組はぜひ録画をどうぞ。

☆ベートーヴェンの「第九」をお茶の間でも。歓喜の歌をご一緒に!
◆題名のない音楽会◆
歓びの歌~名曲百選(15)ベートーヴェン「第九」

・放送日時:2011年12月25日(日) 朝9:00~9:30
・放送局:テレビ朝日系列各局
【出演の二期会アーティスト】
横山恵子(ソプラノ)、手嶋眞佐子(アルト)
▼詳しい番組情報はこちら
題名のない音楽会 - テレビ朝日

◆読響スペシャル・ベートーヴェン第九コンサート2011◆
・放送日時:2011年12月28日(水) 深夜27:05~28:25 (29日(木)の早朝3:05~4:25)
・放送局:日本テレビ
【出演の二期会アーティスト】
木下美穂子(ソプラノ)、林 美智子(メゾソプラノ)、高橋 淳(テノール)、与那城 敬(バリトン)
▼詳しい番組情報はこちら
読響スペシャル・ベートーヴェン第九コンサート2011[SS] - 番組表|日本テレビ

◆N響“第9”演奏会◆
・放送日時:2011年12月31日(土) 夜20:00~21:20
・放送局:NHK-Eテレ
【出演の二期会アーティスト】
安藤赴美子(ソプラノ)、加納悦子(メゾソプラノ)、福井 敬(テノール)福島明也(バリトン)
▼詳しい番組情報はこちら
N響“第9”演奏会 - NHK番組表

☆ソプラノ幸田浩子は大みそかの2番組に登場!
◆ありがとうコンサート「日本を支えてくれた世界の皆さまへ」◆
・放送日時:2011年12月31日(土) 朝7:00~8:26
・放送局:NHK-BSプレミアム
▼詳しい番組情報はこちら
ありがとうコンサート「日本を支えてくれた世界の皆さまへ」 - NHK番組表

◆東急ジルベスターコンサート2011-2012◆
・放送日時:2011年12月31日(土) 23:30~24:45
・放送局:テレビ東京系列各局
▼詳しい番組情報はこちら
東急ジルベスターコンサート2011-2012 - 番組情報|テレビ東京

みなさま、お見逃しなく!!

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【レビュー】林 美智子プロデュース!二期会トップスターによる90分の『コジ・ファン・トゥッテ』

W.A.モーツァルトの名作オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』は、全曲演奏するとほぼ3時間かかります。
これを“是非もっとたくさんの方に聴いてほしい…”という願いから、上演しやすいようにとシンプルな構成を考えたのは、メゾソプラノ林 美智子。
ソロのアリアをすべてカットし、何と演奏時間を90分に収め、舞台装置も椅子だけというシンプルさ。その公演名もズバリ《林 美智子 90分の『コジ』!》。
公演チラシには、林が描いた人物相関図を掲載し、上演前から出会いの期待感を共有します。
2006年の「二期会週間 in サントリーホール」で初めて登場し、大好評を得たこの名ステージの再演が、去る9月11日、北九州市立 響ホールで実現しました。
出演キャストは林(ドラベッラ)の他に、澤畑恵美(フィオルディリージ)、望月哲也(フェランド)に、黒田 博(グリエルモ)、池田直樹(ドン・アルフォンソ)、鵜木絵里(デスピーナ)、そしてピアノには河原忠之を迎え、豪華そのもの!まさに珠玉の声のアンサンブルです。

『コジ・ファン・トゥッテ』は、二重唱、三重唱から、六重唱まで、多彩なアンサンブルが盛り込まれ、登場人物のドラマが立ち現われる魅力にあふれた作品。
人と人との間で生じる慕わしさ、嬉しさ、弱さ、寛容、巧みな芝居、聴く人それぞれの心に響くのではないでしょうか。
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幕開け。これから始まる「女の貞節」を試すゲームについて説明するドン・アルフォンソ(池田直樹)。
青年士官フェランド(望月哲也)には妹ドラベッラ(林 美智子)、グリエルモ(黒田 博)には姉フィオルディリージ(澤畑恵美)と、姉妹の恋人がいます。その愛を疑うことをしない2人に対し、ドン・アルフォンソは賭けをもちかけるのです。
ドン・アルフォンソの仕掛けた大芝居とも知らず、恋人の出征を信じる姉妹は意気消沈。
ドン・アルフォンソは、次に姉妹の女中、デスピーナ(鵜木絵里)に、協力を求めます。デスピーナはお金次第!?
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大金持ちの異国の青年が現れて、姉妹を口説きます。この青年たち、それぞれフェランドとグリエルモが変装したもの。「変装」は、この作品の重要なテーマ。
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望月と黒田の巧みな芝居に会場も大爆笑。ピアノの河原忠之氏まで、お楽しみ!?
「恋のために死んでしまう」と毒薬を仰いで倒れこんでしまった異国の青年に、姉妹は動揺します。そこへ現れた怪しげな医者は、実はデスピーナの「変装」。
熱烈な愛の告白に、姉妹の陥落も近い・・・。ドン・アルフォンソの勝利!?
そして結婚式を挙げることになりますが、結婚公証人は、またもやデスピーナの「変装」。
そこへ本来の姿に戻ったフェランドとグリエルモが再登場。心変わりを責めますが、ついには仲直り。
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カーテンコール。盛大な拍手をいただきました。

《林 美智子 90分の『コジ』!》。また近いうちに皆さまと出会えますように。
ご来場ありがとうございました。
写真提供:財団法人北九州市芸術文化振興財団◎北九州市立 響ホール

▼北九州市立 響ホールでの公演概要(公演は終了しました)
第2弾 林 美智子 90分の『コジ』!|響シリーズ|公演情報 - 財団法人 北九州市芸術文化振興財団
▼《林 美智子 90分の『コジ』!》公演企画の詳細についてはこちらをご覧ください
メゾ・ソプラノ 林 美智子|アーティストから選ぶ|企画コンサートのご提案 - 二期会21
林 美智子 90分の『コジ』!(詳細PDFファイル)

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【レビュー】ソプラノ佐々木典子とテノール望月哲也がリヒャルト・シュトラウスを歌う

優れたピアニストで、また共演者として歌い手から厚い信頼を集める河原忠之氏が紀尾井ホールで展開する、リサイタルシリーズ2011~歌霊(うたたま)~。
第2回は「リヒャルト・シュトラウス I 」と題し、ソプラノ佐々木典子とテノール望月哲也を迎えて、去る9月4日(日)に開催されました。
会場に表示された字幕(対訳)を担当した三ヶ尻正氏によるプレ・トークでは、R.シュトラウスの作品について、同時代のマーラーやヴォルフとも対比させ、その華麗さや、詞に対する自由な感性について語られました。

今回のプログラムは高声用の作品(ソプラノ・テノール)から、若い時代の作品を中心に構成。一人の作曲家の歌曲を集め、このように生に聴く機会もそう多くないことです。
佐々木は、これまでに『ばらの騎士』の元帥夫人、『ダフネ』タイトルロール、『カプリッチョ』伯爵令嬢マドレーヌを演じいずれも忘れ難い存在感を示しました。またオペレッタ『こうもり』で見せるロザリンデの姿は、若い時に、ウィーンとその街に息づく人々に魅惑された佐々木そのものの魅力です。彼女のR.シュトラウスは、優美にして、野性的ともいえる生命力ものぞかせる。詩と音の比類ない表現力、自在さに客席は次第に引き込まれてしまいます。
また美声と瑞々しい音楽性で次世代を担うテノール、望月哲也もウィーンでさらに磨きこまれた音楽を、溌剌と聴かせました。
深い余韻とともに、日曜日の午後が過ぎていき、再び沈黙へとかえっていくようでした。

河原忠之~歌霊~シリーズ、次回は12月4日(日)14時開演「フランシス・プーランク I 」です。ソプラノ羽根田宏子、メゾソプラノ林 美智子、バリトン村田健司が共演いたします。
▼公演情報はこちらをご覧ください
河原忠之 リサイタルシリーズ2011~歌霊~ 4回シリーズ - ジャパン・アーツ

◆佐々木典子、望月哲也は共にR.シュトラウス歌曲集のCDをリリースしています!
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佐々木典子「R.シュトラウス:歌曲集“至福のうた”」
収録曲:《4つの最後の歌》(1948)、ほか
山田武彦(ピアノ)
WWCC-7627 ¥2,625
▼詳細はこちらから
Chorus&Vocal - ナミ・レコード
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望月哲也「ひそやかな誘い ~R. シュトラウス歌曲集~」
収録曲:夜、万霊節、ひそやかな誘い、ほか
河原忠之(ピアノ)
MM-2097 ¥3,060
▼詳細はこちらから
新譜 - マイスター・ミュージック

帆かけ舟

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ホテルオークラでゴールデンウィーク チャリティーロビーコンサートが開催されます

ゴールデンウィーク中、東日本大震災復興支援イベントとして、ホテルオークラ本館にて、チャリティーロビーコンサートが開催されます。

3日(火・祝)にはメゾゾプラノの林 美智子、5日(木・祝)にはバリトンの与那城 敬が登場、復興への願いを込めて旬の歌声をお届けします。

11_5_1%E6%9E%97%E7%BE%8E%E6%99%BA%E5%AD%90.jpg  2011年5月3日(火・祝) 14:00~14:40
会場:本館5階メインロビー 入場料 無料
出演:林美智子(メゾゾプラノ)、石野真穂(ピアノ)
演奏予定曲
ハバネラ ビゼー『カルメン』より
山田耕筰作曲『この道』
中田章作曲『早春賦』
高田三郎作曲『市の花屋』『くちなし』
武満徹作曲『小さな空』『○と△の歌』『うたうだけ』『翼』
あなたの歌声に心は開く サン=サーンス『サムソンとデリラ』より
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Photo by Kei Uesugi
2011年5月5日(木・祝) 14:00~14:40
会場:本館5階メインロビー 入場料 無料
出演:与那城 敬(バリトン)、山口陽子(ピアノ)
演奏予定曲
『荒城の月』 土井晩翠作詞 滝廉太郎作曲
『さびしいカシの木』 やなせたかし作詞 木下牧子作曲
『落葉松』 野上彰作詞 小林秀雄作曲
『主よ人の望みの喜びよ』(ピアノソロ) バッハ カンタータ147番より
『ラッパは鳴り響き』 ヘンデル「メサイア」より
『闘牛士の歌』 ビゼー『カルメン』より

▼詳細・お問合せはホテルオークラのホームページをご覧ください。
東日本大震災復興支援 チャリティーロビーコンサート - ホテルオークラ東京

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林 美智子、Player Vol.3 ~語り継ぐうた~ 残券僅少!!

林 美智子が王子ホールから発信している「Player」。毎回が挑戦のこのシリーズ、3月31日に迎える3回目は日本語作品の神髄に迫る。そして林から皆様へメッセージが届いている。
林の表現者としての変遷をご一緒に追いかけてほしい。
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「今回は~語り継ぐうた~というテーマで、武満 徹さんの作品から始まり、
 武満さんの作品を編曲して下さった野平一郎さん、野平多美さん、そして
 時代を受け継ぐ若き作曲家、加藤昌則さんの作品をクローズアップし、
 日本の現代の歌をたっぷりお楽しみいただきたいと思っています。
 難しい現代曲とは全くかけ離れた、とても親しみやすいメロディーに
 わかりやすい日本語、そして一曲一曲にドラマがあり、何とも心に響き残る
 素敵な歌曲ばかりです!
 コンサート後半は、弦楽四重奏とピアノ五重奏との共演で、ピアノ伴奏とは
 また違った魅力をお楽しみいただけたらと思っております。
 会場でお会いできるのを楽しみにしています!!」  林 美智子
▼公演概要はこちらをごらんください
林 美智子 Player Vol.3 ~語り継ぐうた~ - 銀座 王子ホール
▼今月の「ぶらあぼ」ぴっくあっぷにも掲載されました
インタビュー 林 美智子 今しか表現できない思いを - WEBぶらあぼ

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日テレ「読響・ベートーヴェン第九コンサート2010」放送!

サントリーホールで20日(月)に上演された、読売日本交響楽団の「第九」演奏会の模様が全曲ノーカットで地上波TVで放送されます!
読響と二期会選りすぐりのソリストらによる荘厳な響きに耳を傾け、慌ただしい年末のひと時をゆっくりとお楽しみください。
《放送予定》
「読響・ベートーヴェン第九コンサート2010」
放送日:12月26日(日)深夜25:50〜27:10(27日(月)未明1:50〜3:10)
【指揮】ヒュー・ウルフ
【管弦楽】読売日本交響楽団
【独唱】木下美穂子(ソプラノ)、林美智子(メゾ・ソプラノ)、
    高橋淳(テノール)、与那城敬(バリトン)
【合唱】新国立劇場合唱団(合唱指揮・三澤洋史)
【司会】古市幸子(日テレアナウンサー)
(読響「第九」コンサート2010年12月20(月)収録)
※放送は関東地区のみです。
▼放送についての詳細はこちらをご覧ください
読響・ベートーヴェン第九コンサート2010[SS]|番組表|日本テレビ
第九 - 深夜の音楽会|スタッフBlog|日本テレビ

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二期会ゴールデンコンサートVol.30「ドイツリートの継承」
中山悌一先生を想うメッセージ 【4】

二期会21では10月2日(土)に千駄ヶ谷・津田ホールにおいて《二期会ゴールデンコンサートVol.30中山悌一 一周忌特別演奏会「ドイツリートの継承」》を開催致します。
公演に向け出演者から届いたメッセージ紹介の第4回目です。
 * * *
 メゾソプラノ 林 美智子
 演奏予定曲
 R.シュトラウス作曲 ダリア/万霊節

次の世代への橋渡しとなりますように
中山悌一先生とは残念ながら直接面識がありませんでしたが、先生をはじめとする二期会の歴史を築いて来られた諸先輩方と心一つに、ドイツリートを通してメッセージを届けさせて頂ける機会をいただけました事、心より感謝申し上げます。
そして又ここから、未来をになう若き次世代の方々にしっかりと受け継がせていただけるよう、心を込めて歌わせていただきます。
歴史が今を繫いでそして未来へ・・・と、自分自身も時代の架け橋の一人となって行けるよう、日々、努力精進させていただきます。
中山悌一先生へ・・・有難うございます。   心を込めて。
 * * *
 ソプラノ 曽我榮子
 演奏予定曲
 シューベルト作曲 戸外にて/ます/水の上に歌う

中山悌一先生を偲ぶ 
中山悌一先生・・・声楽家としての私にとりまして、先生の存在は無限です。
幸運なことに私はとても若い時期から二期会オペラに出演する機会を頂き、先生との出会いがありました。 
当時、音楽稽古は即ち、総監督の中山先生の密度の濃い指導から始まりましたから。
先生はオペラの時、リートの時・・レッスンの中で要所に発せられる一言の心に残る重さや、また時折自ら歌って聞かせて下さるその感動的な歌に、ピアニストにまでも音楽的指示があると「ちょっと、どいてご覧」と代って弾かれ、その流れ伝わる音の素晴らしさ・・などから、誰もが先生の芸術家としての偉大さに圧倒され、敬い、そして音楽する喜びも深淵も謙虚さも知りました。
いつもは殆ど褒めては下さらないけれど、ときに「よしっ」と言われた時の天にも昇るうれしい思い……<ミューズの世界>に受け入れられたような喜び!! 
それが今日まで歌うことが出来た所以だと思っています。
歌を歌う限りいつも先生は私どもの傍におられると信じております。
 * * *
 ソプラノ 釜洞祐子
 演奏予定曲
 ブラームス作曲 あの娘のもとに
 マーラー作曲 夏の歌い手交代/別れ遠ざかるのは

中山悌一先生を想う 
私が中山先生にお目にかかったのはオペラ研修所4期生の時でした。先生の特別レッスンのような形だったと思います、『魔笛』のパミーナのアリアをそれは緊張して歌いました。
その長いフレーズが苦しくて、「ブレスは~~まで一息でしょうか」と歌い終わってお尋ねしましたら、「息の長い者は一息で、そうでなければ息継ぎをすればええ」と、ゆっくり仰いました。
もちろんそれは好き勝手に非音楽的な息継ぎをして良いことではないでしょう。
でもあの時、フーッと力が抜けて解放されたような、何か大らかなものに包まれたような気がしたのを、私は忘れることができません。
10月2日は天上の中山先生がしばし耳を傾けてくださいますことを夢見て歌いたいと思います。
 * * *
二期会ゴールデンコンサート in 津田ホール Vol.30
〜中山悌一 一周忌特別演奏会「ドイツリートの継承」〜

公演日時:2010年10月2日(土) 16:00開演(15:30開場)
会場:津田ホール(JR千駄ヶ谷駅前/都営大江戸線国立競技場駅A4出口前)
料金:全自由席 4,000円
▼公演詳細・チケットのご予約・お問合せはこちらをご覧ください
二期会ゴールデンコンサート in 津田ホール - 主催コンサート|株式会社二期会21

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二期会ゴールデンコンサート、中山悌一 一周忌特別演奏会 曲目決まる

 


チラシ(PDFダウンロード)
二期会ゴールデンコンサート in 津田ホールVol.30 中山悌一 一周忌特別演奏会」(10月2日〔土〕)の曲目がいよいよ決定いたしました。
昨年9月に逝去した二期会創立メンバーのひとり中山悌一は、我が国のオペラ界における功労者であり、ドイツ歌曲の演奏家としても傑出したバリトンでした。
二期会は、その芸術的業績を継承するため、その一周忌にあたり二期会ゴールデンコンサート・シリーズにおいて故人の名を冠したドイツ歌曲演奏会を開催いたします。
出演者は、日本を代表するリートの名手たち。
皆様のご来場を心よりお待ちいたしております。

【出演者と予定演奏曲目】
釜洞祐子:ブラームス〈あの娘のもとに〉、マーラー〈夏の歌い手交代〉〈別れ遠ざかるのは〉
曽我榮子:シューベルト〈戸外にて〉〈ます〉〈水の上に歌う〉
伊原直子:ブラームス〈永遠の愛〉〈ナイチンゲールに寄せて〉
永井和子:コルンゴルト〈幸せを願う〉シューベルト〈糸を紡ぐグレートヒェン〉
林 美智子:R.シュトラウス〈ダリア〉〈万霊節〉
大槻孝志:ヴォルフ〈シュレッケンベルガー〉〈さようなら〉〈尽きぬ愛〉
近藤政伸:シューマン〈きみの顔〉〈護符〉〈献呈〉
中村 健:R.シュトラウス〈朝に〉〈献呈〉
池田直樹:ヴォルフ〈コフタの歌1〉、〈コフタの歌2〉
多田羅迪夫:ブラームス〈人間の成り行きは〉〈エーオルスのハープに寄せて〉
平野忠彦:ヴォルフ〈ねずみ獲りの歌〉、グリーグ〈君を愛す〉
ピアノ:花岡千春、森島英子
ゲスト(お話):蔵田裕行(関西二期会理事長)
*上記は変更になる場合がございますので予めご了承ください。

◆◆公演概要◆◆
二期会ゴールデンコンサート in 津田ホール Vol.30
〜中山悌一 一周忌特別演奏会〜

公演日時:2010年10月2日(土) 16:00開演(15:30開場)
会場:津田ホール(JR千駄ヶ谷駅前/都営大江戸線国立競技場駅A4出口前)
料金:全自由席 4,000円
▼公演詳細・チケットのご予約・お問合せはこちらをご覧ください
二期会ゴールデンコンサート in 津田ホール - 主催コンサート|株式会社二期会21

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メゾ・ソプラノ林美智子 リサイタル/TV出演予定

◆メゾ・ソプラノ林美智子の小さなドラマの世界◆
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歌う表現者としての林美智子の変遷を追いかける王子ホール主催公演シリーズ
“Player”が昨年よりスタート。

第2回目はレスピーギの弦楽四重奏との歌曲や後期ロマン派の美しいリートの数々を
お贈り致します!

残席、わずかとなりました。
お早めにお求め下さい。
■林美智子リサイタル“Player Vol.2 ~小さなドラマの世界~”
・3月26日(金)19:00~
・銀座王子ホール
▼公演詳細・チケットのお求めはこちら
  王子ホール 林美智子リサイタル Player Vol.2


◆NHK-BS2 ヴェルディ「レクイエム」放送予定◆
そして、林美智子をはじめ、ソプラノの並河寿美、バリトンの成田博之が
去る1月に出演致しました「兵庫芸術文化センター管弦楽団定期演奏会」の模様が、
NHKにて放送されます。

阪神・淡路大震災から15年の節目を迎え、光り輝く再生を祈念して、
ヴェルディの「レクイエム」を佐渡裕の指揮で熱演しております。

感動の公演を、是非ご覧ください。
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提供:兵庫県立芸術文化センター
撮影:飯島隆
■BS2「クラシック・ロイヤルシート」
・NHK-BS2
・2010年 3月 1日(月) 午前2:50~午前4:30 
▼番組ホームページはこちら
 クラシック・ロイヤルシート


▼林美智子のHPもリニューアルしました。
 http://www.michikohayashi.com/

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NHKニューイヤーオペラコンサートの楽屋から

毎年お正月の恒例番組、NHKニューイヤーオペラコンサート。
今年も1月3日19:00よりNHK教育テレビでNHKホールより生中継されました。ご覧になられた方も多かったのではないでしょうか。
さて、今年のニューイヤーはアーティストたちの熱演もさることながら、その身にまとった衣裳も目を惹きました。テレビでは良く見えなかった部分もあったと思いますので、当日出演前後に楽屋裏ショットを押さえましたので、昨日記事の福井敬のショットとあわせてご覧ください。
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まずはNHK-FM「気ままにクラシック」でも活躍中の幸田浩子。
2月に王子ホールで開催するリサイタルは完売となりました!
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つづいて、黒白のコントラストが印象的なヘアスタイルの林 美智子(左)と佐々木典子。
『魔笛』の侍女ではありません!『ばらの騎士』のオクタヴィアンと元帥夫人です!
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昨年、サントリー音楽賞を受賞し波に乗っているメゾソプラノ小山由美。
得意とするワーグナーを歌い、圧倒的な存在感を示していました。
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髪を高く結い上げ、美しい巫女(ノルマ)と化した大村博美。
今年はカナダ、フランスでのオペラ出演が決まっています。
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カラフルな衣裳に、パナマ帽、毛皮の襟巻きの望月哲也。ファッショナルブルな1年の幕開け!?
3月にはびわ湖ホールと神奈川県民ホールで、『ラ・ボエーム』ロドルフォを歌います。
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神々しい金色の木下美穂子。昨年は、日本とアメリカを往き来しながら各地で活躍。
今年もカナダをはじめ海外で当たり役“蝶々さん”を歌います。
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そして最後に男性楽屋にて。
左から、全身黒の衣裳がキマった与那城敬、見事ステージでの地獄落ちがキマった二階谷洋右。
そして岡本知高さん、堀内康雄さん、松位浩さんと共に。

皆様にとって、今年もたくさんの素敵な音楽と出会える一年になりますよう、一同お祈り申し上げます。

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年末年始の放送予定&メルマガ限定予告

いよいよ今年も残すところあとわずかとなりました。
年末、年始にも数多くのコンサートが開催されますが、この時期はコンサートの放送も数多くあります。
今日は、二期会アーティストの出演するコンサートの年末年始TV放送予定をご案内します。
●N響「第九」演奏会
 12月31日(木)13:00~ NHK-BS2
 12月31日(木)20:00~ NHK教育
 <出演>安藤赴美子(Sop)、手嶋眞佐子(Mez)、福井 敬(Ten)、福島明也(Bar)
 ▼詳細はこちらをご覧ください
 放送予定 - NHK交響楽団
 
●深夜の音楽会 読響「第九」コンサート
 12月29日(火)2:04~ 日本テレビ
 <出演>林 正子(Sop)、林 美智子(Mez)、宮本益光(Bar)、ほか
 ▼詳細はこちらをご覧ください
 深夜の音楽会 - 日テレ
●西本智実の「第九」
 12月31日(木)20:00~ テレビ埼玉
 <出演>藤田美奈子(Sop)、竹本節子(Mez)、福井 敬(Ten)、成田博之(Bar)
 ▼詳細はこちらをご覧ください
 テレ玉 月間番組ガイド - テレ玉
●東急ジルベスターコンサート
 12月31日(木)23:30~ テレビ東京/BSジャパン
 <出演>幸田浩子(Sop)、ほか
 ▼詳細はこちらをご覧ください
 2009-2010 東急ジルベスターコンサート - テレビ東京
●第53回NHKニューイヤーオペラコンサート
 1月3日(日)19:00~ NHK教育
 <出演>
  Sop:大村博美、木下美穂子、幸田浩子、佐々木典子
  Mez:小山由美、林 美智子
  Ten:二階谷洋右、福井 敬、望月哲也
  Bar:与那城 敬
 二期会合唱団      ほか
 ▼詳細はこちらをご覧ください
 第53回 NHKニューイヤーオペラコンサート - NHKプロモーション
※上記の出演者名は二期会のマネジメントよる出演歌手のみ掲載。
※放送予定は局の都合で変更になる場合があります。
 また本文は 関東地方の予定を掲載しておりますので、他の地方では放送の有無、日時などが
 異なる場合があります。

そして、2009年12月に配信を開始いたしました二期会メールマガジン【オペラの道草】は、おかげさまで順調に登録読者様が増えております。
そこで次回2010年1月1日に配信予定のメールマガジンにて、既にご登録いただいている読者様“限定”の企画をご案内いたします!
ご登録がまだの方は是非、この機会にご登録ください!
▼ご登録はこちらから(登録無料、PCアドレスでも携帯アドレスでもご登録いただけます)
二期会メールマガジン オペラの道草 配信開始
月2~4回配信中!

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NHK ハイビジョン ウィークエンドシアター に、この夏話題の『カルメン』登場!

この夏、二期会が日本オペラ連盟、兵庫県立芸術文化センター、愛知県文化振興事業団と共同制作した「カルメン」が今週末、9/12(土) 23:00~ NHK-BS hi にて放送されます。
このプロダクションは、兵庫県立芸術文化センターで9回、東京文化会館で4回、愛知県芸術劇場で2回の合計15回上演され、どの公演もほぼ満員の大盛況でした。
オペラ「カルメン」は、フランスの作曲家ジョルジュ・ビゼーが1873~74年に作曲したものです。親しみやすい旋律、登場人物の際立つキャラクター、わかりやすい脚本ゆえに、 世界中でとても親しまれているオペラの一つといえるのではないでしょうか。
今回の公演では、20世紀のオペラ演出界をリードしたジャン・ピエール・ポネルの薫陶を受け、 1986年から89年までパリ・オペラ座総裁を歴任した ジャン・ルイ・マルティノーティが演出を手掛けました。これまでの毒々しいカルメンではなく、美しい女性の「カルメン」をコンセプトとし、林美智子が見事に美しいカルメンを演じきりました。
どうぞ、この美しいカルメンをご堪能下さいませ!
佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ 2009  歌劇「カルメン」
▼放送予定
 番組名:NHK ハイビジョン ウィークエンドシアター
 放 送:NHK BS hi  2009年9月12日 23:00~2:03
▼放送内容
 収録日:2009年7月4日 
 収録会場:兵庫県立芸術文化センター KOBERCOホール
 《出演》
 カルメン:林美智子
 ホセ:佐野成宏
 エスカミーリョ:成田博之
 ミカエラ:   安藤赴美子
 フラスキータ: 吉村美樹
 メルセデス:  田村由貴絵
 モラレス:   桝 貴志
 スニガ:    松本 進
 レメンダード: 大川信之
 ダンカイロ:  初鹿野剛
 合  唱:二期会合唱団、ひょうごプロデュ―スオペラ合唱団
 児童合唱:ひょうごプロデュースオペラ児童合唱団
 管 弦 楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団
 指  揮:佐 渡   裕
 演  出:ジャン=ルイ・マルティノーティ
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撮影:三枝近志
また、BS-hiでは「カルメン」放送後に続けて、一昨年6月に紀尾井ホールで開催されたメゾ・ソプラノ林美智子のリサイタルの模様が再放送されます。
前半は日本の歌を、そして後半には得意とするオペラ・アリアを披露し、現在の充実ぶりを存分に発揮致しております。
中でも武満徹の5つの歌曲が圧巻で、殊に「死んだ男の残したものは」は聴く者の胸を打つ感動の1曲です。
林 美智子 メゾ・ソプラノ リサイタル
▼放送予定
 番組名:NHK ハイビジョン ウィークエンドシアター
 放 送:NHK BS hi 9月13日(日) 2:05 ~ 3:00 
 
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林美智子(Ms)、河原忠之(Pf) 写真提供:紀尾井ホール
▼番組サイトはこちら
NHK ハイビジョン ウイークエンド シアター
※局の都合で予定は変更されることもありますので、予めご了承ください。

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オペラ国内共同制作(2) オペラの制作現場からーその25

 文化庁の先導モデル国内共同制作によるオペラ『カルメン』が、日本のオペラ史に新たな歴史を作りました。今回は兵庫県立芸術文化センターの佐渡芸術監督がプロデュースし、共同制作4団体が協力して制作を行い、出演者・スタッフもインターナショナルな規模で選ぶという、画期的なプロジェクトでした。兵庫と二期会で合同の合唱団を結成すると共に、少年少女合唱団は参加3団体が地元の合唱団を起用しました。そして全15回公演の大半で満席、残りも90%をはるかに超えるお客様で会場が埋まり、しめて入場者3万1千人という驚異的な結果をもたらしました。
 フランスでも活躍する佐渡裕の選んだ演出家は、パリオペラ座の総裁も務めた名演出家ジャン=ルイ・マルティノーティ。彼の卓越した演出力と出演者達一人一人への根気強いしかも厳しい指導によって、参加者全員参加によるドラマ作りとなって、自信溢れる舞台を作り上げたのです。
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        写真は林美智子の演じたカルメン ©小林孝良
 公演に漕ぎ着けるまでには、それぞれの参加団体が個別の要求を控えて一つの目標を設定するまでの膨大な議論と試行錯誤がありました。採用する楽譜も結果的にはセリフが入るオペラコミック版に部分的にギローの手が入ったレチタティーボ版(グランドオペラ版)を混ぜた上演となったのもその一つです。しかし、それらの全ての苦労は結果によって報われるということが証明されたわけです。一人一人の歌手達のレベルアップも著しいものがありましたが、我が国最高の舞台を目指すという目標がありますから、国籍や所属に拘らずオーディションを行い、佐渡芸術監督主導で歌手を選考し、結果的に今望み得る最高レベルの公演となったと思います。
 結局は、自分たちがやりたいオペラをやるというのではなく、どうすればもっとお客様に感動していただけるオペラが作れるのかを追求した取り組みに、はっきりと成果がついて来たということだと思います。
 オペラ公演をやりたいとお考えの団体にとって、経済的リスクを軽減する目的で共同制作を行おうとすれば、多かれ少なかれこのような準備作業が必要となります。それを大変と見て逡巡するか、その準備があったればこそ単独では為し得ない感動的な公演ができると考えるかによって、結果はまるで違ってくると確信しています。(常務理事 中山欽吾)

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佐渡裕プロデュースオペラ『カルメン』東京公演も大成功!

気温が30℃を超えた7月17日(金)から20日(祝)までの4日間、東京文化会館に佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2009『カルメン』がやってきました。既に兵庫県立芸術文化センターでの9回の公演を経て、気心知れたマエストロと歌手たちが非常にクオリティの高い公演を見せました。東京公演のオーケストラは、東京フィルハーモニー交響楽団。『カルメン』は上演回数も多く、手の内にあるレパートリーとあって色彩豊かな音色を繰り出し、力強く歌手を支えました。
【17・19日組キャストから】撮影:鍔山英次

児童合唱は、NHK児童合唱団。
児童合唱は、兵庫では、ひょうごプロデュースオペラ児童合唱団、愛知では名古屋少年少女合唱団が出演。生き生きとした表情を見せました。


タバコ工場の女たち。迫力のある合唱で、音楽に奥行きを与えた二期会合唱団とひょうごプロデュースオペラ合唱団。


ホセとカルメン。危険な匂いを感じつつも、魅かれていくホセ(ルカ・ロンバルド)。“誘惑する悪い女”ではなく、“真に自由で美しい女”として、見事に演じたステラ・グリゴリアン。


故郷から、母の便りを持ってホセのもとを訪れるミカエラ(木下美穂子)。純粋で、ひたむきにホセを思うミカエラは、オペラファンの間でも人気の女性。


闘牛士エスカミーリョ(ジャン=フランソワ・ラポワント)。力強いバリトンで、客席を魅了しました。


脱走兵となり、盗賊の一味としてカルメンと行動を共にするホセですが、この荒っぽい仕事に馴染むことはできず、次第にカルメンとも上手く行かなくなります。ミカエラが、母の危篤を告げに、密輸団の隠れ家を訪れ、故郷に帰るように説得します。


再び愛してほしい、と迫るホセに対し、イヤなものはイヤだとカルメンの答えは変わりません。ホセはついにカルメンを殺してしまうのです。


カーテンコール(撮影:堀 衛)

【18・20日組キャストから】撮影:三枝近志

二期会きっての華のあるメゾ・ソプラノ林美智子が、カルメンを演じます。
ホセは、舞台経験の豊富なテノール、佐野成宏。


東京二期会では『ボエーム』ムゼッタ、『ラ・トラヴィアータ』ヴィオレッタなどを演じてきた安藤赴美子。今回は、可憐で清々しいミカエラを好演。


カルメンを逃がした罪で、牢に入れられたホセに、カルメン、フラスキータ(吉村美樹)、メルセデス(田村由貴絵)のセギディーリャの歌と乱舞が幻想のように映ります。


エスカミーリョ(成田博之)とホセの決闘。この決闘の場面は、ノーカットで演奏されるマエストロこだわりのシーン。陰影のある舞台装置も美しく、また迫力がありました。


闘牛を前に、正装したエスカミーリョとカルメン。


死を前にしたカルメン。人生を自分で選び取っていった潔さ、愛に対する自由さ、何より自分に正直であること、そんなカルメンを感じさせる熱演でした。


カーテンコール(撮影:堀 衛)

期間中は、連日2,000名以上のお客様がご来場され、盛大な公演となりました。
ありがとうございました。
このプロダクションは、7月25日(土)・26日(日)に愛知県芸術劇場大ホールで上演され、15回におよぶ公演の千秋楽を迎えます。華麗で軽やかなカルメンに、愛知でもお会いできますように。
(写真をクリックすると拡大してご覧いただけます)

▼公演詳細はこちらをご覧ください
2009年7月公演『カルメン』- 公演記録|東京二期会
▼「愛知」公演詳細はこちらをご覧ください。
公演情報 オペラ「カルメン」- 愛知芸術文化センター

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佐渡裕プロデュースオペラ『カルメン』いよいよ東京公演

佐渡裕氏が芸術監督を務める兵庫県立芸術文化センターで9回の公演を無事終演した、佐渡裕プロデュースオペラ『カルメン』。現在は出演者、スタッフも東京に移動して、東京公演の最終調整中です。
6月25日から今月5日まで公演を行なった兵庫県立芸術文化センターの舞台は各誌から好評を得て、丹念に創り上げた美しい舞台が注目されました。その最終日には、満場のお客様から喝采を浴び、出演者も感激の様子でした。
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写真:カルメン=林美智子(左)、ドン・ホセ=佐野成宏
(撮影:飯島隆)
佐渡氏がイメージする“素足の似合う軽やかなカルメン”は、二期会の華メゾ・ソプラノ林美智子が、ステラ・グリゴリアンとダブルで演じています。ほかにも、ホセにはルカ・ロンバルドと佐野成宏、ミカエラには木下美穂子と安藤赴美子、エスカミーリョにジャン=フランソワ・ラポワントと成田博之、と多彩な顔ぶれが揃っていて、演出のジャン=ルイ・マルティノーティをはじめ、照明、衣裳と舞台裏も多国籍。日本オペラ連盟、兵庫県立芸術文化センター、東京二期会、愛知県文化振興事業団の共催が可能にした、プロジェクトです。
佐渡裕プロデュースオペラ『カルメン』東京公演はいよいよ17日(金)から東京文化会館で開幕。皆様のご来場を心よりお待ちしています。
東京公演の残席状況は、7月13日16:00現在で次の通りとなっております。

7月17日(金)
18:30開演
7月18日(土)
14:00開演
7月19日(日)
14:00開演
7月20日(祝)
14:00開演
S席
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A席
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B席
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C席
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D席
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凡例 ◎…余裕あり ○…あり △…残りわずか  ×…予定販売数終了
19日の公演は全席予定販売数終了となりました。
また、各日とも売り切れが予想されます。お急ぎお求めください!
チケットのお申込は:二期会チケットセンター 電話03-3796-1831 ファクス03-3796-4710
▼公演詳細はこちらをご覧ください
『カルメン』公演詳細 - 東京二期会オペラ劇場

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テレビ朝日「題名のない音楽会 オペラ・女ののど自慢」に旬の歌姫 腰越満美 と林 美智子 が登場します!

koshigoe_e_hayashi.jpg6月14日(日)放送の『題名のない音楽会』は、女性の主人公が登場するオペラに注目し「蝶々夫人」や「トスカ」「カルメン」の主人公にスポットを当てています。
二期会Week in サントリーホール(6/15)で「ジャパニーズポップスの魅力」を存分に披露する腰越満美と、佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ『カルメン』の兵庫公演も間近に迫った林 美智子が登場し、懐かしのテレビ番組「ドキュメント女ののど自慢」風にオペラを親しみやすく紹介しています。

写真=林 美智子(左)と腰越満美(右)

=『題名のない音楽会』放送予定=
6月14日(日)9:00〜 テレビ朝日系
出演:腰越満美(ソプラノ)・林 美智子(メゾ・ソプラノ)
指揮:佐渡 裕  演奏:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
※BS朝日では6月20日(土)18:30〜と、6月21日(日)23:00〜の放送
▼詳細は番組ホームページをご覧ください。
題名のない音楽会 - テレビ朝日



番組をお楽しみ頂いた後は、ぜひ生の舞台にもお運びください!
【腰越満美 出演情報】
二期会Week in サントリーホール 愉しみの刻2009
「第1日」“時を駆ける歌声”服部克久が贈るにほんのうたの旅

2009年6月15日(月)19:00開演 サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
案内人:ソプラノ 腰越満美、ピアノ・作曲 丸山和範、構成・司会 服部克久
この公演では亡き父服部良一氏が作曲した名曲(「別れのブルース」「蘇州夜曲」「東京ブギウギ」)をご子息の服部克久氏のスペシャルアレンジでお聴き頂けます。使用する楽器はスタインウェイとローランド社製デジタル・グランドピアノ。腰越満美の沁みる歌声とNHK朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」の音楽も担当した作編曲家の丸山和範という豪華な布陣が実現しました。
▼公演詳細はこちらをご覧ください。
二期会Week inサントリーホール 愉しみの刻2009 - 主催・制作コンサート|二期会21
【林 美智子 出演情報】
日本オペラ連盟・兵庫県立芸術文化センター・東京二期会・愛知県文化振興事業団共同制作
佐渡 裕 芸術監督プロデュースオペラ2009
ビゼー作曲オペラ『カルメン』
(林はカルメン役で出演)
兵庫公演:2009年6月25日(木)〜7月5日(日)
     兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
東京公演:2009年7月17日(金)〜20日(月・祝)
     東京文化会館 大ホール
愛知公演:2009年7月25日(土)・26日(日)
     愛知県芸術劇場 大ホール
▼公演詳細はこちらをご覧ください
佐渡 裕 芸術監督プロデュースオペラ2009『カルメン』
 →公演共通ページ
 →東京公演詳細 - 東京二期会
一同ご来場をお待ち致しております。

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「国際共同制作(2)」    オペラの制作現場からーその21

 前回に引き続いて、東京二期会が進めてきた国際共同制作の軌跡をたどります。『ニュルンベルクのマイスタージンガー』公演の成功をスタートに、翌2003年、ドイツのケルン市立歌劇場と共同で白紙から作り上げた『ばらの騎士』は、来日した現地スタッフによって、ケルン以上の出来と激賞されました。当時同劇場総裁だったギュンター・クレーマーの演出には賛否が分かれましたが、5年以上たった今でも色あせない、映像が心に刻み込まれて残っています。(下の写真は二期会公演からフィナーレのテルツェット:右より佐々木典子、林美智子、幸田浩子)
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 このケースでは、当方からR.シュトラウスの名曲『ばらの騎士』の共同制作を打診するところから始まりました。二期会オペラの観客から頂いたアンケートで常にリクエストの大きな演目であること、また東京二期会の先輩方がワーグナーの紹介を果たしてきた最初の50年の総括は『マイスタージンガー』としても、次の世代ではR.シュトラウスに取り組むという方針がありましたので、50周年記念公演の目玉の1つにしたいと、思いを伝えました。クレーマー氏は、最初「なんでそんな博物館にはいるような演目をするのか?」と冗談を言っていたのですが、「待てよ、ハプスブルグ当時の上流階級の最高の趣味はジャポニスムだったなあ」とつぶやき、来日して桂離宮を見学するに及んで、この共同制作の方向は定まりました。
 この公演の成功は、ドイツの他の歌劇場にもニュースとして流れ、2004年のコーミシェ・オーパ・ベルリンとの『イェヌーファ』、2005年のハノーファー州立歌劇場との『さまよえるオランダ人』、翌2006年のハンブルク州立歌劇場との『皇帝ティトの慈悲』と続く国際共同制作の嚆矢となりました。そのいずれもが二期会オペラにとっての記念碑的上演となり、公演の質的レベルを更に押し上げる起爆剤となったのです。
 しかし、一方で問題も浮き彫りになりました。先方とペースを合わせるためには、少なくとも3年前から準備を重ねる必要があります。作られたものを借りてくる公演と、共同制作が違う一番のポイントは、当方の計画が交渉先の新制作プランに合致していないとまとまらないことです。従って、先方のペースに合わせて枠組みがスタートするため、財政基盤の劣る我々のような団体には文化庁の助成が決まる前の先行投資という厳しい資金リスクに直面することになるからです。
 今までの交渉経験では、なかなか話しが合わずに試行錯誤することもありましたし、まとまりそうにない場合は、諦めて他の劇場を当たることもありました。しかし、二期会の日本での上演レベルが、来日スタッフから伝えられるようになって、最近ではむしろ先方からも誘いが来るようになってきました。これは、欧州のオペラ劇場が財政難となっていて、頻繁に共同制作が行われている現状と、二期会の実力が共同制作のパートナーとして認められたという両面の理由からでしょう。今では複数の劇場と接触を保ちながら双方の希望をマッチングさせるという、新たな段階に移行しています。
 このように、国際共同制作で成果を挙げることができたのも、それ以前のオペラ制作のやり方から思い切って海外との協業へと歩を進めたことが成功の鍵でした。この文化庁の目指したプログラムは、うまく活用すれば極めて大きな成果を挙げ得る画期的なものだったことが証明されたわけです。(常務理事 中山欽吾)

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林美智子、堀正文&N響室内合奏団と共演

今夏『カルメン』タイトル・ロールが控えている林美智子。
その稽古突入前に出演する最後のコンサートは、ソロ・コンサートマスターであり日本を代表するヴァイオリニストの堀 正文さん、及びNHK交響楽団の名手の方々との共演による、選りすぐりの名曲を披露する贅沢なコンサートです。
R.シュトラウスの「あした」をはじめ、林の得意とするモーツァルト、及び武満徹を歌います。
魅惑的な曲目の数々、是非ご来場ください!
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●公演名 ダイナースクラブ・スプリングコンサート2009
●日時 2009年4月25日(土)14時開演
●会場 東京オペラ・シティ コンサートホール
●出演 堀正文(NHK交響楽団ソロ・コンサートマスター)&N響室内合奏団
●ゲスト 林 美智子
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▼コンサート詳細はこちらをご覧ください
ダイナースクラブ・スプリングコンサート - ダイナーズクラブカード
お申し込み、お問合せは、ダイナースクラブ・プレイガイドまで
TEL 03-5564-9999(平日9:30〜17:00、土・日・祝日休)

▼林美智子タイトルロールで東京、神戸、名古屋の3都市にて一挙公演!!
佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2009『カルメン』 - 公演詳細

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横須賀芸術劇場開館15周年記念オペラを彌勒忠史が演出

カウンターテナー会員で演出家の彌勒忠史が、横須賀芸術劇場開館15周年記念オペラ『タンクレーディとクロリンダの戦い』『ダイドーとイニーアス』を演出。去る2月8日(日)に本番を迎えました。
『タンクレーディとクロリンダの戦い』の一場面。日本舞踊と融合した舞台は、引き締まった印象と様式感を表出。
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『ダイドーとイニーアス』。衣裳や小道具はバリ島がモチーフ。神々の島バリの色彩で彩られたギリシア神話世界。
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『ダイドーとイニーアス』のラストシーン。林美智子演じる王女ダイドーの死。林はダイドーと彼女を破滅させる魔法使い役とを演じ分けました。
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(撮影:今津勝幸氏/提供:横須賀芸術劇場)
出演は、林美智子(『ダイドーとイニーアス』ダイドー/女魔法使い役)のほかにも、宮本益光(『タンクレーディとクロリンダの戦い』タンクレーディ役)、望月哲也(同、テスト役)、与那城敬(『ダイドーとイニーアス』イニーアス/水夫役)、國光ともこ(同、ベリンダ役)など豪華な顔ぶれ。カーテンコールでは、満席の会場から惜しみない拍手が鳴り止まず、一度は席を立たれたお客様も足を止められたので、いつの間にかスタンディング・オベーションとなりました。
演出家として大仕事を成し遂げた彌勒忠史。今度は「歌手」として、5月10日(日)二期会ゴールデンコンサートin津田ホールvol.25に登場、古楽アンサンブル「アントネッロ」と共演します。内容はモンテヴェルディやカッチーニ等の17世紀イタリア音楽。ジャズ・セッションのように即興性に富んだ古楽ライブとなることでしょう。
カウンターテナー彌勒忠史にも、どうぞご期待ください。
二期会ゴールデンコンサートin津田ホールVol.25「彌勒忠史×アントネッロ」 - 株式会社二期会21
古楽アンサンブル アントネッロ - 公式サイト
〔各出演者の今後の主な予定〕
・國光ともこ
  3月7日(土)「カルミナ・ブラーナ」 - 新宿文化会館
・与那城 敬
  『トゥーランドット』
  3月15日(日) - びわ湖ホール公演
  3月28日(土) - 神奈川県民ホール公演
・望月哲也
  3月27日(金)望月哲也Wanderer vol.1 - 王子ホール
・宮本益光
  4月24日(金)宮本益光リサイタル - 津田ホール
・林 美智子
  『カルメン』
  7月18日(土)/20日(月・祝) 東京公演 - 東京文化会館
  6月26日(金)/28日(日)/7月1日(水)/4日(土) 兵庫公演 - 兵庫県立芸術文化センター
  7月25日(土) 愛知公演 - 愛知県芸術劇場
※株式会社二期会21ウェブ・サイトから、歌手の近日出演予定が検索できるようになりました。
 ぜひご活用ください。→二期会アーティスト出演情報検索

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NHKニューイヤーオペラコンサート&ウィーンフィルニューイヤー

新年明けましておめでとうございます。
1月3日(土)19時よりNHKホールで開催された、第52回NHKニューイヤーオペラコンサートも大好評の内に幕を閉じました。
今年は出演した18名のソリストのうち、15名が二期会アーティスト。
それぞれに幻想と熱情の名場面、名アリアと銘打って、聴き応えのある名演奏が続き、その模様がNHK教育テレビほかで生中継されました。
指揮:飯森範親 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 合唱:二期会合唱団 他
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写真:楽屋で勢揃いした15名の二期会アーティストたち
前列左から=横山恵子、小山由美、臼木あい、大村博美、直野 資、佐々木典子、幸田浩子、林 美智子、安井陽子
後列左から=成田勝美、福井 敬、高野二郎、小森輝彦、樋口達哉、佐藤泰弘
演奏された主な曲目
歌劇『魔笛』から“なんと美しい絵姿” タミーノ…(テノール)高野二郎
歌劇『魔笛』から“復讐の心は地獄のように胸に燃え” 夜の女王…(ソプラノ)安井陽子
歌劇『ホフマン物語』から“昔アイゼナハのお屋敷に” ホフマン…(テノール)樋口達哉
歌劇『ホフマン物語』から“森の小鳥はあこがれを歌う” オリンピア…(ソプラノ)幸田浩子
歌劇『メフィストーフェレ』から“私はあまのじゃくだ” メフィストーフェレ…(バス)佐藤泰弘
歌劇『ルサルカ』から“月に寄せる歌” ルサルカ…(ソプラノ)佐々木典子
楽劇『ワルキューレ』第1幕から“冬の嵐は過ぎ去り”
   ジークムント…(テノール)成田勝美 ジークリンデ…(ソプラノ)横山恵子
歌劇『カルメン』から ハバネラ“恋は野の鳥” カルメン…(メゾ・ソプラノ)林 美智子
歌劇『カルメン』から 闘牛士の歌“諸君の乾杯を喜んで受けよう”
   エスカミーリョ…(バリトン)小森輝彦
歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』から“ママも知るとおり”
   サントゥッツァ…(メゾ・ソプラノ)小山由美
歌劇『道化師』から“衣装をつけろ” カニオ…(テノール)福井 敬
歌劇『ジャンニ・スキッキ』から“私のお父さん” ラウレッタ…(ソプラノ)臼木あい
歌劇『オテロ』から“無慈悲な神の命ずるままに” ヤーゴ…(バリトン)直野 資
歌劇『蝶々夫人』から“ある晴れた日に” 蝶々夫人…(ソプラノ)大村博美

■放送予定■
そして、1月1日に生放送された「ウィーンフィル ニューイヤーコンサート2009」がNHK-BS2で再放送されます。番組ゲストにはウィーン国立歌劇場で活躍し、昨年のN響第九にもソリストで出演した、バリトン甲斐栄次郎が登場致します。是非ご覧ください。
1月24日(土)21:00〜24:00 BS2(再放送)
二期会アーティストは今年もより素晴らしい演奏と感動を皆様にお届けいたします。どうぞご期待ください!!

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読売日響特番「ベートーヴェン第九コンサート2008」

読売日本交響楽団「ベートーヴェン第九コンサート2008」が
【日本テレビ】読響Symphonic Live「深夜の音楽会」にて放送されます。
番組は、2008年12月22日サントリーホールにて収録された読売日本交響楽団の第九コンサートの模様が、ノーカットで放送されます。また、番組冒頭にはソリストがゲストとして登場。MCトークもお楽しみいただけます。
放送日時:2008年12月28日(日)26:20〜27:40(深夜2:20〜3:40)
出演ゲスト:林正子(S)、林美智子(Ms)、宮本益光(Br) ほか
↓番組ホームページ
深夜の音楽会−日本テレビ
↓コンサート詳細はこちらから
読売日本交響楽団

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林美智子 メゾ・ソプラノ リサイタル、NHKハイビジョンで再放送!

昨年6月に紀尾井ホールで開催されたメゾ・ソプラノ林美智子のリサイタルの模様が再放送(2007年8月にNHK-BSハイビジョンで放送されたもの)されます。
前半は日本の歌を、そして後半には得意とするオペラ・アリアを披露し、現在の充実ぶりを存分に発揮致しております。
中でも武満徹の5つの歌曲が圧巻で、殊に「死んだ男の残したものは」は聴く者の胸を打つ感動の1曲です。
【番組名】
 ハイビジョン クラシック倶楽部(NHK-BShi)
【放送日時】
 11月11日(火) 6:00~6:55
 11月18日(火) 13:00〜13:55
※曲の都合で予定は変更されることもありますので、予めご了承ください。
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林美智子(Ms)、河原忠之(Pf) 写真提供:紀尾井ホール

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東京二期会2Days in 名古屋

美しく、心落ち着く、しらかわホールで、人の声の魅力に迫る2日間のコンサート。
昨年10月に、ブラザー工業株式会社としらかわホールのご協力を得て、初めて東京二期会主催コンサートが名古屋にお目見えしました。今年はその2回目となるシリーズ。
初日は、歌姫たちの饗宴!幸田浩子と林美智子のデュオ・リサイタル
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幸田と林は、それぞれ、ソプラノ、メゾ・ソプラノと声種は違いますが、そろって才色兼備のオペラ歌手。幸田はNHK−FM「気ままにクラシック」のパーソナリティとしても活躍、笑福亭笑瓶さんとの軽妙なやり取りは、気さくであたたかい彼女の人柄そのまま。一方の林は、来年は東京、兵庫、名古屋とあわせて全15回公演を行なう、大がかりなプロジェクト『カルメン』のタイトルロールに抜擢され、今最も注目されるメゾ・ソプラノの一人。
それぞれの華やかなレパートリーを取り上げ、さらに二人ならではの美しいデュエットを聴いていただきました。ピアノは、富平恭平氏。

2日目は、『宮本益光の奥様は女中!?』
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NHK朝の連続テレビ小説「純情きらり」のピアノ教師西園寺公麿役などで活躍する俳優、長谷川初範氏を迎え、多彩なプログラムをお楽しみいただきました。
前半は、モーツァルトのオペラのアリアを並べたプログラム。長谷川初範氏は、モーツァルトの手紙から、音楽への情熱がほとばしる天才の心の声を聞かせてくれました。あたたかくゆったりした語りが音楽へとつながり、ひととき18世紀のサロンのような雰囲気に。後半のプログラムはペルゴレージの『奥様は女中!?』。初めて聴くお客様に、どうやったらオペラを楽しんでいただけるか、これまでにも思考錯誤したきた宮本が、自ら訳詞を手がけた、『奥様は女中!?』。ある格式高い邸の主人ウベルトが、自分の邸で働く女中セルピーナに心惹かれてしまったら・・・・、チャーミングで機転が利き、愛らしい女中のセルピーナには國光ともこ。ピアノは、石野真穂。

大勢のお客様と楽しいひとときを過ごすことができました。ありがとうございました。

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メゾ・ソプラノ林 美智子が「マンスリーとーぶ」9月号に登場!

東武鉄道の広報誌として毎月、東武線各駅で配布(無料)している「マンスリーとーぶ」9月号での“ヒューマン・リポート 人間大好き”に 林 美智子 が登場致します。
hayashi_michiko0808.JPG 写真:(c)石崎宏治
8月20日にリリースされたばかりのセカンド・アルバム「地球はマルイぜ −武満徹:SONGS−」(ビクターエンタテインメント)への想いや、11月の日生劇場開場45周年記念特別公演 オペラ『マクロプロスの事』出演のことなどを語っています。
是非ご覧下さい。
hayashi_tobu_shuzai1.jpg マンスリーとーぶの取材風景

マンスリーとーぶ(サイトでは電子ブックでご覧いただけます) - 東武鉄道
セカンド・アルバム「地球はマルイぜ −武満徹:SONGS−」 - ビクターエンタテインメント
CDリリース記念リサイタル「林美智子SINGS武満徹SONGS」 - リサイタル情報
2008年11月公演『マクロプロス家の事』 - 東京二期会オペラ劇場
ピックアップアーティスト「林 美智子」 - 二期会21

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"待望のセカンド・アルバム"いよいよ8月20日全国のCDショップで発売!
林 美智子「地球はマルイぜ −武満徹:SONGS−」

ファースト・アルバム「赤と黒」(ビクターエンタテインメント)リリースより早2年、メゾ・ソプラノ林 美智子がこれまでに数多くのステージで歌い、聴衆の感動を呼び起してきた武満 徹のSONGSに、「MI・YO・TA」を加えレコーディング。武満 徹の歌の完全版アルバムです。
ライフワークとして日本語の歌を、武満 徹の歌をうたい続けたいと切に願う林 美智子のヴォイスを通して、現代人に送る歌のメッセージです。

jacket_chikyuwamaruize.jpg   「地球はマルイぜ−武満徹:SONGS−」
武満 徹による歌曲全20曲に加え、ボーナスとして〈MI・YO・TA〉の計21曲を網羅!
VICC-60659 ¥3,000(税込)
ビクターエンタテインメントより2008年8月20日発売!
<主な収録曲>小さな空、○(マル)と△(三角)の歌、死んだ男の残したものは、翼、明日(アシタ)ハ晴レカナ、曇リカナ 他
<編曲>野平一郎、野平多美
<アーティスト>林 美智子(メゾ・ソプラノ)、野平一郎(ピアノ)、大萩康司(ギター)、松野弘明(第1ヴァイオリン)、篠原智子(第2ヴァイオリン)、篠崎友美(ヴィオラ)、木越 洋(チェロ)
〜ライナーより〜 武満眞樹
父はピアノを弾きながら歌を口ずさむのが大好きでした。父がこのアルバムを聴いたらこう言うと思います。
「なんだか申し訳ないな、僕の歌なんかで・・・。でもこんなことならもっと歌を作っておけばよかった。」
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  レコーディング中の林 美智子(写真奥は野平一郎氏)

収録曲一覧とネット通販はこちらから
林 美智子|地球はマルイゼ〜武満 徹:SONGS〜 - ビクターエンタテインメント
収録曲の試聴、インタビューやフォトギャラリーなどがお楽しみ頂けます
ピックアップ・アーティストVol.7「林 美智子の今」 - 二期会21

ニュー・アルバムリリース記念として9月5日(金)にリサイタルを行います。
CDリリース記念リサイタル「林美智子SINGS武満徹SONGS」
■日時:2008年9月5日(金)19:00開演 18:30開場
■会場:東京オペラシティリサイタルホール
■料金:全席自由5.000円(税込)
■出演:林美智子(メゾ・ソプラノ)、野平一郎(ピアノ)
■主催:株式会社二期会21
■協力:財団法人東京オペラシティ文化財団
コンサート詳細、お問合せはこちらから↓
CDリリース記念リサイタル「林美智子SINGS武満徹SONGS」 - 主催・制作コンサート(二期会21)
 
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林美智子出演「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2008」放送

今年のゴールデンウィークに開催された「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2008 シューベルトとウィーン」の一大クラシックイベントからメゾ・ソプラノ林 美智子が出演した演奏会がNHK-BSハイビジョンで放映されます。
是非ご覧下さい。
◆◆放送予定◆◆
【NHK-BShi】「ハイビジョン・クラシック倶楽部」
 6月25日(水)6:00〜6:55
 7月2日(水)13:00〜13:55 [再]
 *放送日時は予告なく変更される場合がございますのでご了承ください。
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2008
2008年5月5日公演収録 東京国際フォーラムホールC
シューベルト:劇付随音楽『キプロスの女王ロザムンデ』作品26 D797
よりロマンス「満月は輝き」
ペーテル・チャバ(指揮)
林 美智子(メゾ・ソプラノ)
フランス国立ロワール管弦楽団
晋友会合唱団
IMG_7427.JPG マエストロ ペーテル・チャバ氏と林美智子
IMG_7446.JPG アーティスティック・デレクター ルネ・マルタン氏と林美智子

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林美智子オフィス設計CMに出演中!

メゾソプラノ会員の林美智子が、6月1日より1年間 株式会社オフィス設計 のイメージパートナーとしてCMに出演中です。
是非ご覧下さい。
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◆CM放映番組
 フジTV「報道2001」(毎週日曜日7:30〜)
(他TBS、テレビ東京の特別番組、海外の日本人向けJSTVにも放送されます。)
尚、オフィス設計のHPからもご覧頂けます。(IEのみ)
オフィス設計TVCM「オペラ」篇 - 株式会社オフィス設計 http://www.officesekkei.com/

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林美智子、今夏CD第二弾をリリース!

hayashimichiko0805.jpg2006年リリースした「赤と黒」でCDデビューを飾った林美智子が、8月20日に第二弾をリリースすることになりました。
第一弾「赤と黒」では彼女ならではのズボン役と女性役の両方を網羅したプログラムでアピールしましたが、今回林が選んだのは武満徹の「SONGS」全曲です。
初リサイタルの時よりこれまで長年武満を歌い込んできた林。満を持してその録音に挑みました。
野平一郎氏をはじめ、松野弘明氏(Vn.)、大萩康司氏(G)他豪華な共演者を迎え、全20曲に加え「MI・YO・TA」を含め計21曲を網羅。
また、このリリースを記念して、9月5日には東京オペラシティ・リサイタルホールにて「林美智子SINGS武満徹SONGS」と題したリサイタルを開催致します。
ピアノはCDでも強力なサポートをして下さった野平一郎氏です。
是非併せてご予定ください!

◆CD 
 「武満徹:SONGS(仮)」(ビクターエンタテインメント)
  2008年8月20日(木)発売予定
◆リサイタル
 「林美智子SINGS武満徹SONGS」
 2008年9月5日(金)19時開演 
 東京オペラシティ・リサイタルホール
 共演:野平一郎

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5月2日〜6日開催
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2008
二期会アーティスト出演情報

『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2008 〜シューベルトとウィーン〜』が、
東京国際フォーラムで5月2日(金)〜6日(火・祝)の間、また関連イベントが丸の内周辺エリアで4月29日(火・祝)〜5月6日(火・祝)にわたって開催されます。このうち東京国際フォーラムだけでも約400の公演が上演されるという一大クラシックイベントです。
この中から、「二期会アーティスト」の出演する情報をご案内致します。
ゴールデンウィークは是非、東京国際フォーラムにお出かけください!!

『1821年11月18日のコンサートのプログラム』
日時: 5月2日(金) 22:30〜23:30 【Hall C】 公演番号146
チケット: (指定席)S席:3,000円、A席:2,000円
予定プログラム: ・シューベルト:序曲 ホ短調 D648
・ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 作品92
・モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より フィナーレの六重唱
出演: 2008_05masuda.jpg
ドンナ・アンナ
増田のり子(ソプラノ)
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ドンナ・エルヴィーラ
渡海千津子(ソプラノ)
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ツェルリーナ
大西ゆか(ソプラノ)
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ドン・オッターヴィオ
村上公太(テノール)
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レポレッロ
小田川哲也(バス)
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マゼット
福山 出(バス)
秋山和慶(指揮)
上海交響楽団
シューベルト:劇付随音楽『キプロスの女王ロザムンデ』作品26 D797
日時: 5月5日(月・祝) 20:00-21:05【Hall C】 公演番号447
5月6日(火・振) 16:30-17:35【Hall C】 公演番号545
チケット: (指定席)S席:3,000円、A席:2,000円
出演: 2008_05hayashi.jpg

林 美智子
(メゾ・ソプラノ)
ペーテル・チャバ(指揮)
フランス国立ロワール管弦楽団
晋友会合唱団

※イベント詳細、チケット情報は公式サイト↓をご覧ください。
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2008 公式サイト - 東京国際フォーラム
『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2008』関連イベント
『エリアコンサート』
(東音企画関連ミニコンサートスケジュール)
※以下のステージはいずれも入場無料のコンサートです。

■5/3(土)
2008_05masuda.jpg 14:00〜 新東京ビル
増田のり子(ソプラノ)
シューベルト/「岩の上の羊飼い」「ます」ほか
2008_05mori.jpg 14:30〜 新丸ビル3Fアトリウム
森 美代子(ソプラノ)
R.シュトラウス/『ナクソス島のアリアドネ』より「偉大なる女王さま」ほか
2008_05masuda.jpg 16:00〜 TOKIA
増田のり子(ソプラノ)
シューベルト/「岩の上の羊飼い」「ます」ほか
2008_05taniguchi.jpg 16:00〜 新東京ビル
谷口睦美(メゾ・ソプラノ)
シューベルト/「魔王」ほか
2008_05ohara.jpg 16:00〜 新丸ビル3Fアトリウム
小原啓楼(テノール)
レハール/オペレッタ『微笑みの国』より「君こそ我が心」ほか
■5/4(日)
2008_05ozawa.jpg 14:00〜 新東京ビル
小沢祐美子(ソプラノ)
シューベルト/「アヴェ・マリア」ほか

☆その他関連イベント情報はこちらから 
丸の内イベント情報情報 - marunouchi.com

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林美智子、ギター界のスター大萩康司とのデュオリサイタルが決定!

林美智子(ms)、大萩康司(g)Hakuju Hall公演が決定しました!!
5/17(土)の一般発売に先駆けてチケットの先行販売を行ないます。
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【大萩康司(g)、林美智子(ms)】公演概要
ついに登場!夢のスーパー・デュオ“おハギとおみち”
〜美しいメゾソプラノには美形のギタリストがよく似合う!〜
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出演:大萩康司(g)、林美智子(ms)
日程:2008年10月2日(木)
会場:Hakuju Hall【千代田線・代々木公園、代々木八幡駅徒歩5分】
開場:18:30 開演:19:00
チケット料金:¥5500(全席指定・税込み)
※未就学児の入場はご遠慮願います。
一般発売日:2008年5月17日(土)
公演に関するお問い合わせ:ホットスタッフ 03-5720-9999(平日16:00-19:00)
             L'ULTIMO
             HOT STUFF PROMOTION
【演奏予定曲目】
★★スペインからフランスへ★★
《前半》
・Fernando Sor / 12 Seguidillas 〈ギター・歌〉
  フェルナンド・ソル / 12のセギディーリャ
・Joaquin Rodrigo / Folias Canarias 〈ギター・歌〉
  ホアキン・ロドリーゴ / カナリア諸島のフォリア
・Joaquin Rodrigo / Coplas del Pastor Enamorado〈ギター・歌〉
  ホアキン・ロドリーゴ / 恋する羊飼いの唄
《後半》
・Manuel de Falla / Siete Canciones Populares Espanolas〈ギター・歌〉
  マヌエル・デ・ファリャ 7つのスペイン民謡
   1) El pano moruno ムーア人の織物 
   2) Seguidilla murciana ムルシア地方のセギディーリャ
   3) Asturiana アストゥーリアス地方の歌
   4) Jota ホタ
   5) Nana ナナ
   6) Cancion カンシオン(歌)
   7) Polo ポロ
・Geroge Bizet / Carmen highlight 
  ジョルジュ・ビゼー / 歌劇《カルメン》よりハイライト ハバネラ、セギディーリャ 他
・Clement Philibert Leo Delibes / Les filles de Cadix 
  ドリーブ / カディスの娘たち
※曲目・曲順は変更の可能性がありますので、ご了承ください。
☆先行受付期間
2008年4月19日(土)12:00〜 2008年4月23日(水)18:00
※ご予約にはイープラス無料会員登録が必要です。
 会員でない方は、事前に会員登録をされることをおすすめします。
※抽選受付となります。
※チケット料金以外に受付手数料がかかります。
※その他、申込に関する詳細、注意事項につきましては受付ページに記載されている内容をご確認下さい。
●それでは、4/19(土)12:00以降に下記サイトからお申し込み下さい!
   http://eplus.jp/michiko/

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週末は極上の音楽に包まれて
『ばらの騎士/Der Rosenkavalier』へのお誘い

神奈川県民ホール『ばらの騎士』(共催・共同制作:財団法人東京二期会)が3月22日、23日と目前に近づいて参りました。
神奈川に先駆けて同じキャストで上演された〈びわ湖ホール公演〉も大好評で、洗練されたアンドレアス・ホモキ演出とリヒャルト・シュトラウスの濃密な音楽が織り成す歌手たちの素晴らしい演奏が聴衆を魅了しました。
また、2月24日(日)には、オペラシティにおける産経新聞主催〈オペラの華〉コンサートシリーズで、同じく佐々木典子の元帥夫人、林美智子のオクタヴィアン、澤畑恵美のゾフィーが『ばらの騎士』よりスペシャルセレクションを演奏、満席の観客は優雅な演奏に聞き惚れた。
*週末はお誘い合わせの上、神奈川県民ホール『ばらの騎士』をご堪能ください。(ダブルキャスト)
『ばらの騎士』公演詳細-東京二期会
びわ湖ホール公演の様子-びわ湖ホール 制作ニュース(2008年2月)
びわ湖ホール公演フォトギャラリー-二期会blog
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写真:〈オペラの華〉コンサートシリーズ2008年2月24日 オペラシティコンサートホール
   左から佐々木典子 林美智子 澤畑恵美(撮影=三好英輔)
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写真:オクタヴィアンに扮する林美智子
   3月20日ゲネプロ後に 神奈川県民ホール楽屋にて

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林美智子 テレビ出演情報

hayashimichiko0711.jpg 来年2月びわ湖ホール、及び3月神奈川県民ホールでの『ばらの騎士』にオクタヴィアン役で出演予定の林美智子の出演した番組が、相次いでオン・エアになります。
■番組名 『輝きの法則』
■放送局 テレビ東京系全国6局ネット(テレビ東京・テレビ大阪・テレビ愛知・テレビせとうち・テレビ北海道・TVQ九州放送)
■放送日時 12月5日(水)22:48〜22:54
■番組ホームページ
 http://www.tv-tokyo.co.jp/kagayaki/
様々なジャンルで活躍する各界女声著名人の輝く秘訣となるリフレッシュ法を紹介する番組で、林美智子ならではの<秘訣>を披露致します。素顔の彼女に加え、先日好評理に幕を閉じた『キャプレッティ家とモンテッキ家』のステキな舞台姿も見られます!

もう1本は、この7月に紀尾井ホールで収録した「林美智子リサイタル」の放送です。(こちらは再放送になります。)
■番組名 『ハイビジョン クラシック倶楽部〜林美智子メゾ・ソプラノ リサイタル』
■放送局 NHK ハイビジョン
■放送日時 12月3日(月)6:00〜6:55
12月10日(月)13:00〜13:55
■番組ホームページ
 http://www.nhk.or.jp/bsclassic/hvcc/

併せてお楽しみください!

 

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林美智子、雑誌・放送情報続々!

hayashi_michiko0709.jpgヒロ・コミュニケーションズより隔月で発行されている雑誌「私の時間」2007年10月号(550円)に、林美智子が掲載されました。

<輝く女性>というタイトルページでの登場で、グラビアページで3ページ、また本文にもインタヴュー記事が8ページに渡って掲載されています。
日ごろ林がオペラ歌手として活動する上で考えていること、またこの10月に出演する新国立劇場『フィガロの結婚』への想いなどを語っております。

是非、お手に取ってご覧ください!

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また、今月のNHK『名曲アルバム』では、林が歌う「真白き富士の根」が放送中です。
9月19日(水)13:55 NHK教育
   22日(土)20:55 NHK-hi
   30日(日) 6:25 NHK教育
更に!6月に紀尾井ホールで行ったリサイタルの模様が、今度はNHK-BS2で放送されることになりました。
9月26日(水)10:55~11:50
林美智子ファンは、漏れなくチェックを!

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林美智子、軽井沢八月祭で武満を歌う

去る6月、紀尾井ホールに於けるリサイタルでも武満徹で秀逸な演奏を聴かせた林美智子が、今年軽井沢大賀ホールで産声を上げた“軽井沢八月祭”の、8月23日公演「HOMMAGE A TAKEMITSU ~武満徹のVoice(声、言葉、道)」に出演しました。
ピアノの野平一郎さんをはじめ、ギターの村治佳織さん、尺八の藤原道山さんら豪華共演者に囲まれ、信州の自然を愛した作曲家、武満徹の珠玉の名曲が披露されました。
この後8月25日、26日には旧三笠ホテルで野平一郎さんとイタリア古典歌曲を、また27日には武満が愛した御代田町の小学校にて、同じく野平一郎さんと武満作品を演奏致します。
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左から、村治佳織さん、藤原道山さん、林美智子
軽井沢八月祭公式サイト

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『悲歌集』、NHK−FMにて放送!

昨年初演され、これまでにない<日本歌曲>という評価とともに大成功を収めた林望作詞/野平一郎作曲による、「演劇的組歌曲『悲歌集』」。
去る6月に行われた津田ホールでの再演が、7月19日(木)19:30からNHK-FM「ベスト・オブ・クラシック」で放送されます。
今回の再演は、前半にイタリア古典歌曲が並んでいるのも聴きモノです。
今まさに旬の声!林美智子と望月哲也の演奏を是非お聴きください!
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「初演時の舞台より、左から、望月哲也、佐久間由美子(フルート)、福田進一(ギター)、林美智子」

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林 美智子、望月哲也出演 『悲歌集』再演、迫る!

昨年2月に津田ホールにて世界初演され、絶賛を博した、林望作詞、野平一郎作曲による演劇的組歌曲「悲歌集」が、早くも再演されます。
声とギターとフルートという特殊な構成で、日本歌曲という分野に新たな一石を投じた作品。その声を担うのは、二人の歌手、メゾ・ソプラノの林美智子とテノールの望月哲也。
二人を想定して書かれた作品であるため、林と望月それぞれのもつ魅力が最大限に生かされており、再演を望む声も数多く寄せられていました。
これに先立つ前半のプログラムは、「イタリア古典歌曲」。
カッチーニ“アマリッリ”やパイジェッロ“うつろな心”など、声楽をかじったひとなら誰でも歌ったこのとあるこれらの曲を、野平一郎のチェンバロ、福田進一のギターといった、これ以上無い豪華な顔ぶれでお送りします。一味違うこちらも必聴です。
今回は、5月30日(水)の津田ホールに加え、6月1日(木)には静岡音楽館AOIでも上演されます。
お問合せ:5月30日公演 津田ホール事務室 TEL:03-3402-1851
お問合せ:6月1日公演 静岡音楽館AOI TEL:054-251-2200
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「初演時の舞台より、左から、望月哲也、佐久間由美子(フルート)、福田進一(ギター)、林美智子」

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