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2009年08月 アーカイブ

2009年08月31日 18:21

サントリー音楽財団創設40周年記念
細川俊夫作曲『班女』日本初演

サントリー音楽財団創設40周年記念サマーフェスティバル2009<MUSIC TODAY 21>のプログラムで、昨年第39回サントリー音楽賞を受賞した作曲家細川俊夫氏の代表作のオペラ『班女(はんじょ)』が日本初演され、ソプラノ半田美和子と、バリトン小森輝彦がこれに出演いたしました。
(8月21,23,26日、於:サントリーホール ブルーローズ)

美しい遊女が男の帰りを待ちわびて狂ってしまう、世阿弥作と言われる「班女」を、三島由紀夫が新しく書き直し、さらにドナルド・キーンが英訳したテキストをベースに作曲されています。美しい女のそれが狂気なのか、深い夢なのか、この世とあの世の境を漂うような、不思議な深い響きを聴かせました。

hanjo_118H_117.JPG作曲した細川氏は、半田美和子の演じる花子が、自身がイメージした花子に最も近いと紹介。

狂った花子は時として幻想的。

hanjo_118G_188.JPG花子が待ちわびていた恋人・吉雄を演じる小森輝彦。

花子は吉雄の顔を見て、髑髏(どくろ)のようだと・・・。

hanjo_118G_195.JPG小森は透視的な女性二人に対して、自我が崩れていくような内的な線を声と息の濃淡で表現。

hanjo_118G_237.JPG演出・ステージデザイン・衣装はルカ・ヴェジェッティさん。細川俊夫の作品を基に舞踊を制作し、クセナキスのオペラでも注目されており、日本の伝統文化にも深い関心を持つ。
サントリーホール ブルーローズには能舞台を出現させました。

背景のオリジナル・アートワークはイタリアで制作活動を行う吉田もえさんによるもの。
(写真提供:サントリー音楽財団)

▼サントリーホールの公演詳細はこちらをご覧ください
サマーフェスティバル - サントリー音楽財団


9月14日(トリノ)、15日(ミラノ)でも今回と同じ出演者での上演が予定されています。
▼ミラノ音楽祭
14/09/2009 21:00--Teatro Astra | Torino Milano - Festival internazionale della Musica(トリノ公演詳細/イタリア語サイト)
15/09/2009 21:00--Piccolo Teatro Studio | Torino Milano - Festival internazionale della Musica(ミラノ公演詳細/イタリア語サイト)


▼半田美和子、小森輝彦のオフィシャルサイトはこちらから
ソプラノ歌手半田美和子 オフィシャルサイト
オペラ歌手小森輝彦の公式サイト「テューリンゲンの森から」

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2009年08月28日 15:56

メゾソプラノ谷口睦美、第19回出光音楽賞受賞者ガラコンサート
テレビ朝日「題名のない音楽会」で放送されます。

メゾソプラノ谷口睦美、ヴァイオリン日下紗矢子さん、ハープ 篠崎和子さんが受賞した第19回出光音楽賞。7月28日(火)に昭和女子大学人見記念講堂で行われた受賞者ガラコンサート(指揮:沼尻竜典、管弦楽:東京シティ・フィルハーモニー管弦楽団)の模様が、テレビ朝日系『題名のない音楽会』で30日(日)に放送されます。

是非ご覧ください!!

idemitsu20090728.jpg
写真=左からテレビ朝日代表取締役社長 早河洋様、ヴァイオリン 日下紗矢子さん、
ハープ 篠崎和子さん、メゾ・ソプラノ 谷口睦美、出光興産相談役 出光昭様

『題名のない音楽会』
第19回出光音楽賞受賞者ガラコンサート

8月30日(日)9:00〜9:30 テレビ朝日系(地上波)
9月5日(土)18:30~19:00 BS朝日
9月6日(日)23:00~23:30 BS朝日
▼詳しい放送内容は番組サイトをご覧ください。
題名のない音楽会 - テレビ朝日 (動画もアップされています)

▼出光音楽賞について
第19回出光音楽賞 受賞者決定 - ニュースリリース|出光興産
▼紹介記事はこちら
「題名のない音楽会」でおなじみの出光音楽賞 受賞者お披露目公演を開催 - @ぴあ

▼メゾソプラノ谷口睦美について
PICK-UP ARTIST Vol.8谷口睦美の今 - PICK-UP ARTISTバックナンバー2008年9月|株式会社二期会21

taniguchi_carmen.JPG2009年5月31日,アイプラザ豊橋で上演された三河市民オペラ『カルメン』ではタイトルロールで出演し大好評を博した。

撮影:山本典義



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2009年08月27日 20:03

「二期会サマーコンサート」〜心優しき愛の歌〜 公演間近!!
直前情報!予定プログラム詳細

 summer2009_2_thumb.jpg
ちらしダウンロード(PDF)

  
8月も終わりに近づき、毎年恒例の「二期会サマーコンサート」がやってまいります!
出演者も入念なリハーサルを行ない、本番に向けて準備万端です。

さて今年の司会は、注目の若手メゾソプラノ小泉詠子とウィーンから先日帰国したばかりのテノール望月哲也。今回は二人の二重唱こそありませんが、司会ではどんな“アンサンブル”を聴かせてくれるのでしょう!?

夏の終わりに素敵なコンサートに行ってみませんか!!

【予定プログラム/公演タイムテーブル】詳細
14:00 当日券販売
14:30 開場    
15:00 開演    
<第一部>55分
モーツァルト『イドメネオ』より“そよ吹く風よ”イーリア 山本香代
モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』より カタログの歌レポレッロ 山下浩司
ロッシーニ『セビリャの理髪師』より“今の歌声は”ロジーナ 小泉詠子
ヴェルディ『シモン・ボッカネグラ』より“哀れなる父の胸は”フィエスコ 鹿野由之
ワーグナー『タンホイザー』より “歌の殿堂”エリーザベト 桑田葉子
グノー『ファウスト』より 宝石の歌マルグリート 安部睦美
ポンキエッリ『ジョコンダ』より“優しい御声に”ジョコンダの母 押見朋子
マスネ『エロディアード』より“美しく優しい君”サロメ 冨田真理
プッチーニ『ジャンニ・スキッキ』より“フィレンツェは花咲く木の様に”リヌッチョ 望月哲也
〜休憩〜15分
<第二部>60分
ロッシーニ『セビリャの理髪師』より二重唱“それでは私なのね”ロジーナ 小泉詠子
フィガロ 山下浩司
ドニゼッティ『愛の妙薬』より二重唱“つまり、愛を呼び起こす驚くべき妙薬です”ネモリーノ 望月哲也
ドゥルカマーラ 鹿野由之
ドニゼッティ『愛の妙薬』より二重唱“何という愛情でしょう!私は薄情な女!”アディーナ 安部睦美
ドゥルカマーラ 鹿野由之
ビゼー『カルメン』より二重唱“母の便りを聞かせてよ”ミカエラ 山本香代
ホセ 望月哲也
ディ・カプア “私の太陽”田口興輔
プッチーニ『蝶々夫人』より花の二重唱“桜の枝をゆさぶって”蝶々さん 冨田真理
スズキ 押見朋子
カタラーニ『ワリー』より“さようなら、ふるさとの家よ”ワリー 桑田葉子
ファルヴォ “彼女に告げて”田口興輔
17:10 終演予定   

summer_reh090826.jpg
※リハーサルの合間に・・・(左から田口興輔、押見朋子、ピアニスト山田武彦)
日時:2009年8月29日(土)15:00開演(14:30開場)
会場:北とぴあ さくらホール(JR京浜東北線王子駅北口またはメトロ南北線王子駅5番出口)
料金:(全席指定)A席3,000円 B席2,500円 C席1,000円 【当日券あり】
ご予約・お問合せ:二期会チケットセンター 03-3796-1831
*都合により演奏内容が一部変更になることがございます。あらかじめご了承ください。
*上記、予定時間は当日の進行状況によりずれる場合がございます。
*当初、出演を予定しておりましたソプラノ 渡邊清美 は都合により出演できなくなりました。
 かわりましてソプラノ 安部睦美 が出演致します。何卒ご了承ください。


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2009年08月25日 17:23

ベネッセコーポレーション『bizmom』に、文屋小百合が紹介されました!

 bun-ya.jpg 東京二期会オペラ劇場2009年10月公演『蝶々夫人』にタイトルロールで出演予定の文屋小百合。
働くママの応援サイト『bizmom』において、結婚・出産後、本格的に活動を再開した文屋が、オペラ歌手として、母として奮闘する“働くママの仕事と子育て”エピソードを語ります。
是非ご覧ください。

Style82:文屋小百合 - 働くママの仕事と子育て - 働くママの応援サイト bizmom(ビズマム)

▼文屋小百合出演『蝶々夫人』の情報はこちらから
2009年10月公演『蝶々夫人』公演詳細 - 東京二期会オペラ劇場


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2009年08月24日 18:48

バリトン土屋広次郎、マキシシングル発売中です!

バリトン土屋広次郎のマキシシングル『大切なこと』が2009年5月に発売されました。

あなたがあなたであるために大切なことを朗々と歌う『大切なこと』と、土屋自身の人生観を感じさせるような優しさに溢れた「いつも同じように」、どちらもカラオケ付きの伸びやかに心癒されるメロディーで、思わず口ずさみたくなるような心地よい仕上がりとなっています。
以下のサイトから是非お求めください!

◎ディスク情報
【大切なこと/土屋広次郎】定価¥1,260.-
収録曲:1.大切なこと
    2.いつも同じように
    3.大切なこと(カラオケ)
    4.いつも同じように(カラオケ)
▼ご購入はこちらから
大切なこと:土屋 広次郎 - 有限会社ユー・ティー・オー

▼「大切なこと」青島神社でのライブ動画
大切なこと 土屋広次郎 - You Tube


tsuchiya_kojiro.jpg◎土屋広次郎(つちや こうじろう・バリトン)プロフィール
声の魅力を追求する独自のコンサート活動でも注目される多彩なアーティスト。
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院音楽研究独唱科修了。二期会オペラスタジオマスタークラス修了。国際ロータリー財団親善奨学金によりイタリアに留学。
「フィガロの結婚」フィガロ、伯爵、「ドン・ジョヴァンニ」タイトル・ロール、レポレロ、「魔笛」パパゲーノをはじめとするオペラで活躍。新国立劇場、日生劇場をはじめ多くのオペラ団体において出演。バッハ「マタイ受難曲」、ベートーヴェン「第九」などのソリストとして活躍の他、キーロフ歌劇場(当時)首席歌手ミルトヴァなど多くのアーティストとジョイントリサイタルも行う。NHKで放映された音楽劇「円仁」では主演。
近年、元々のジャンルレスな感覚により、トワエモワの白鳥英美子と共演するなどポップスにも活動を広げ、ボサノヴァギター伴奏による「ボサノヴァなイタリア歌曲」やヴァイオリンなどのアコーステイック楽器伴奏によるジャズライブなどを開催して様々な楽曲で声楽の可能性を追求している。フェリス女学院大学音楽学部准教授。二期会会員。

◎土屋広次郎出演情報
お月見コンサート 料亭山屋(埼玉県川越市)
10月3日(土)
食事会 17:00〜18:00
ライブ 18:15〜19:15頃まで
料金  8,000円(税込)
内容  お料理・ライブ・1ドリンク
▼詳細・お問合せはこちらをご覧ください
09お月見コンサート バリトンとギターの夕べ 事前予約制 - 料亭山屋公式ウェブサイト


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2009年08月21日 19:43

驚異のコラボ!!澤畑恵美×秋川雅史×大島幾雄、夢の競演

二期会を代表するソプラノ澤畑恵美とバリトン大島幾雄が、テノール秋川雅史さんとN響のメンバーと共に1夜限りの夢のステージをお贈りいたします。
司会にフリーアナウンサーの渡辺真理さんを迎え、日本歌曲からイタリア古典歌曲、オペラアリアそして“千の風になって”まで、生の声の素晴らしさを味わって頂きます。

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左から、大島幾雄、澤畑恵美、秋川雅史さん(写真:青柳 聡)

▼公演情報
秋川雅史&二期会+NHK交響楽団メンバーによる贅沢競演!
『クラシックセレブ♪アートフルコンサート』
公演日:2009年9月8日(火)19:00開演
会場:サントリーホール大ホール
出演:澤畑恵美(ソプラノ)/秋川雅史(テノール)/大島幾雄(バリトン)
   NHK交響楽団メンバーによる室内オーケストラ(コンサートマスター:永峰高志)
   東京荒川少年少女合唱隊(指揮:米谷毅彦)
曲目:浜辺の歌/オペラ『セヴィリアの理髪師』より“町の何でも屋”/千の風になって
※やむをえない事情により曲目を変更させていただく場合もございます
【お問い合わせ】株式会社テンポプリモ
 TEL.03‐5810‐7772(平日10:00〜18:00)

▼詳細・チケット情報はこちらをご覧ください。
秋川雅史&二期会+NHK交響楽団メンバーによる贅沢競演!
クラシックセレブ♪アートフルコンサート
- 株式会社テンポプリモ


【澤畑恵美・大島幾雄 出演予定】
◎澤畑恵美
“びわ湖ホール・神奈川県民ホール共同制作オペラ”
プッチーニ『ラ・ボエーム』(ミミ役)
2010年3月13日(土)びわ湖ホール 14時開演 →公演情報 - 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール
2010年3月28日(日)神奈川県民ホール 14時開演 →公演情報 - 神奈川県民ホール
◎大島幾雄
“東京二期会オペラ劇場”
ヴェルディ『オテロ』(イアーゴ役)
2010年2月17日(水)東京文化会館大ホール 18時30分開演
2010年2月20日(土)東京文化会館大ホール 14時開演
公演詳細→オペラ公演ラインアップ「オテロ」 - 東京二期会


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2009年08月19日 10:18

若きテナー、北嶋信也
11月にチューリッヒ歌劇場『海賊』(プレミエ)に出演決定!

2009年8月よりスイスのチューリヒ歌劇場のインターナショナル・オペラ・スタジオメンバーとして研修のため渡欧中の北嶋信也が、同歌劇場にて11月〜12月に上演される、ヴェルディ作曲『海賊』(プレミエ)にセリモ役で出演予定。今後益々の活躍が期待されます!

チューリッヒ歌劇場 ヴェルディ作曲 オペラ『海賊』
11月22(プレミエ),24,26,28日,12月1,3,6日
指揮:E.G.イェンセン 演出:D.ミキエレット
▼公演詳細(ドイツ語と英語でご覧いただけます)
Il Corsaro - Verdi (Premiere) - Opernhaus Zürich(チューリヒ歌劇場)


▼北嶋信也(きたじま しんや、テノール) プロフィール
kitajima_shinya.jpg秋田県出身。東海大学教養学部芸術学科音楽学課程卒業、同大学院芸術学研究科音響芸術専攻修了後、松前重義賞文化部門優秀賞を受賞。大学院在学中に海外派遣奨学生としてベルリンのフンボルト大学に留学。二期会オペラ研修所マスタークラス修了時に優秀賞並びに奨励賞を受賞。声楽を梶井龍太郎、島津与外次、鎌田直純、近藤均、梅沢一彦、H・F・フェッター、H・クレッチュマンの各氏に師事。
東京オペラ・プロデュース公演(TOP) シャルパンティエ「ルイーズ」古着屋、オッフェンバック「天国と地獄」メルキュール、ワーグナー「妖精」伝令、さいたまシティオペラ公演 レハール「メリーウィドウ」カスカーダ、東京歌劇団公演 ショスタコーヴィチ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」教師、渋谷シティオペラ公演 レオンカヴァッロ「道化師」ペッペで出演。第73回読売新人演奏会、第83、84、85回二期会オペラ研修所コンサート、二期会新進声楽家の夕べに出演の他、バッハ「ト長調ミサ」、モーツァルト「ハ長調ミサ」、ベートーヴェン「第九」、「合唱幻想曲」、シューベルト「ト長調ミサ」のソリスト等を務める。2006年東京オペラシティ・リサイタルホール、2007年秋田県のアトリオン音楽ホールでリサイタルを開催し、地元紙で『歌声は清涼感に溢れ、ハイトーンの美しい響き』と好評を得た。第2回ルーマニア国際音楽コンクール声楽部門第2位入賞(1位なし)。
二期会会員。

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2009年08月17日 17:38

ソプラノの半田美和子とバリトンの小森輝彦が
細川俊夫作曲 オペラ『班女 HANJO』日本初演に出演

2004年、エクサンプロバンス音楽祭で大野和士指揮により世界初演以後、ブリュッセル(モネ劇場)やヨーロッパ各地の歌劇場で毎年のように再演され、すでにヨーロッパ各地で29回上演されてきたオペラ『班女 HANJO』 が今夏、日本初演されます。
この作品は三島由紀夫「近代能楽集」の『班女』のドナルド・キーン英語訳を基にドイツと日本を拠点に、ヨーロッパの各地で活動を続けている細川俊夫が作曲した傑作。

今回はようやく日本初演されるとあって、8月21, 23, 26日、サントリーホール(ブルーローズ)での公演は全て完売しています。今回は、ヨーロッパでの初演以来初めてとなる日本人歌手、花子役の半田美和子(ソプラノ)、吉雄役の小森輝彦(バリトン)を配し、指揮には08年リヨン国立オペラで《班女》を指揮したヨハネス・デビュス、初演以来、実子役を当り役としているフレドリカ・ブリレンブルク(メゾソプラノ)等が出演。演出にはコンテンポラリー・ダンスの振付も手がけるルカ・ヴェジェッティが加わったニュープロダクション。

戻らぬ恋人吉雄を待ち続け、画家の実子に匿われながらも物狂いとなって夢と現を彷徨い続ける遊女・花子を演じる半田は、08年、ベルリン高等研究所に招待され、細川俊夫氏の歌曲やオペラ作品を、氏のピアノ伴奏により演奏し喝采を浴びており、叙情性を秘めたきめ細やかな表現で花子さらなる魅力を表出することでしょう。国際的にも活躍する恋人役の小森輝彦の常に完成度の高い精緻な歌唱とともにこの作品へのさらなる期待が高まっています。

komori_handa.jpg<稽古場にて>小森輝彦と半田美和子

●サマーフェスティバル2009(サントリー音楽財団主催)
第39回サントリー音楽賞受賞記念公演
細川俊夫作曲 オペラ『班女』
8月21日(金)19:00 サントリーホールブルーローズ(小ホール)
8月23日(日)15:00 サントリーホールブルーローズ(小ホール)
8月26日(水)19:00 サントリーホールブルーローズ(小ホール)
指揮:ヨハネス・デビュス  演出・衣裳:ルカ・ヴェジェッティ
半田美和子(花子=ソプラノ) フレドリカ・ブリレンブルク(実子=メゾソプラノ) 
小森輝彦(吉雄=バリトン) 管弦楽:東京シンフォニエッタ 
▼公演詳細はこちらをご覧ください(全公演完売につき当日券発売はありません)
サマーフェスティバル - サントリー音楽財団


▼ミラノ音楽祭
9月14日(トリノ)、15日(ミラノ)でも上演が予定されています。
14/09/2009 21:00--Teatro Astra | Torino Milano - Festival internazionale della Musica(トリノ公演詳細/イタリア語サイト)
15/09/2009 21:00--Piccolo Teatro Studio | Torino Milano - Festival internazionale della Musica(ミラノ公演詳細/イタリア語サイト)


▼半田美和子、小森輝彦のオフィシャルサイトはこちらから
ソプラノ歌手半田美和子 オフィシャルサイト
オペラ歌手小森輝彦の公式サイト「テューリンゲンの森から」

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2009年08月10日 12:05

オペラ国内共同制作(2) オペラの制作現場からーその25

 文化庁の先導モデル国内共同制作によるオペラ『カルメン』が、日本のオペラ史に新たな歴史を作りました。今回は兵庫県立芸術文化センターの佐渡芸術監督がプロデュースし、共同制作4団体が協力して制作を行い、出演者・スタッフもインターナショナルな規模で選ぶという、画期的なプロジェクトでした。兵庫と二期会で合同の合唱団を結成すると共に、少年少女合唱団は参加3団体が地元の合唱団を起用しました。そして全15回公演の大半で満席、残りも90%をはるかに超えるお客様で会場が埋まり、しめて入場者3万1千人という驚異的な結果をもたらしました。

 フランスでも活躍する佐渡裕の選んだ演出家は、パリオペラ座の総裁も務めた名演出家ジャン=ルイ・マルティノーティ。彼の卓越した演出力と出演者達一人一人への根気強いしかも厳しい指導によって、参加者全員参加によるドラマ作りとなって、自信溢れる舞台を作り上げたのです。

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        写真は林美智子の演じたカルメン ©小林孝良

 公演に漕ぎ着けるまでには、それぞれの参加団体が個別の要求を控えて一つの目標を設定するまでの膨大な議論と試行錯誤がありました。採用する楽譜も結果的にはセリフが入るオペラコミック版に部分的にギローの手が入ったレチタティーボ版(グランドオペラ版)を混ぜた上演となったのもその一つです。しかし、それらの全ての苦労は結果によって報われるということが証明されたわけです。一人一人の歌手達のレベルアップも著しいものがありましたが、我が国最高の舞台を目指すという目標がありますから、国籍や所属に拘らずオーディションを行い、佐渡芸術監督主導で歌手を選考し、結果的に今望み得る最高レベルの公演となったと思います。

 結局は、自分たちがやりたいオペラをやるというのではなく、どうすればもっとお客様に感動していただけるオペラが作れるのかを追求した取り組みに、はっきりと成果がついて来たということだと思います。

 オペラ公演をやりたいとお考えの団体にとって、経済的リスクを軽減する目的で共同制作を行おうとすれば、多かれ少なかれこのような準備作業が必要となります。それを大変と見て逡巡するか、その準備があったればこそ単独では為し得ない感動的な公演ができると考えるかによって、結果はまるで違ってくると確信しています。(常務理事 中山欽吾)

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2009年08月08日 13:59

納涼〜毎夏恒例の『二期会サマーコンサート』へどうぞお越しください
心優しき愛の歌〜暑い夏を、サラリとエコに過ごすひと時!

二期会の華やかな歌手が 北とぴあ・さくらホール に顔をそろえる、夏の終わり恒例のコンサート。今年も8月29日(土)15:00より、財団法人北区文化振興財団・東京都北区との共催にて開催いたします。

 summer2009_2_thumb.jpg
ちらしダウンロード(PDF)
今年のテーマはエコ。楽しいお話と一緒に、オペラの名曲の数々をお聴きください。
司会は、二期会期待のテノール望月哲也と、たおやかな若手メゾ・ソプラノ小泉詠子の二人がつとめます。
昨年、東京二期会オペラ劇場『ワルキューレ』でブリュンヒルデを演じ、注目されたソプラノ桑田葉子が『タンホイザー』からエリザベートの名アリアを、04年『ドン・ジョヴァンニ』のマゼット、06年『フィガロの結婚』のフィガロ、07年『魔笛』のパパゲーノとモーツァルトをはじめ、ドイツオペラで高い評価を得ている山下浩司の出演も楽しみ。
『愛の妙薬』、『セビリャの理髪師』のヒロインは、いずれも才気あふれ恋には一途。そのヒロインをとりまく男たちは、ちょっぴり弱気だったりちょっぴりずるかったり。登場人物がそれぞれの心情を歌う二重唱も、たっぷり楽しめます。
10月に東京二期会オペラ劇場が上演する『蝶々夫人』からは、蝶々さんとスズキの「花の二重唱」もお届けします。
そして、数多のオペラで華麗なテノールとして地位を築いたベテラン、田口興輔も特別出演! 得意のイタリアのレパートリーを聴かせてくれます。
ピアノは、的確でおおらかなアンサンブル方法や、色彩豊かな音色によるピアノ奏法などで、そのサポートぶりに声種や楽器、また音楽の形態やジャンルを問わずさまざまな演奏家から信頼を得ている山田武彦氏。

夏の暑さを忘れるひととき、ぜひ、お誘い合わせてお越しください。


二期会サマーコンサート〜心優しき愛の歌
暑い夏を、サラリとエコに過ごすひと時!

日時:2009年8月29日(土)15:00開演(14:30開場)
会場:北とぴあ さくらホール(JR京浜東北線王子駅北口またはメトロ南北線王子駅5番出口)
料金:(全席指定)A席3,000円 B席2,500円 C席1,000円
出演:【ソプラノ】安部睦美、桑田葉子、冨田真理、山本香代
   【メゾソプラノ】押見朋子、小泉詠子
   【テノール】田口興輔、望月哲也
   【バス】鹿野由之、山下浩司
   【ピアノ】山田武彦
チケットお申込:二期会チケットセンター 03-3796-1831

予定プログラム:
<第一部>
W.A.モーツァルト『イドメネオ』より“そよ吹く風よ”
W.A.モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』より“カタログの歌”
G.ロッシーニ『セビリャの理髪師』より“今の歌声は”
G.ヴェルディ『シモン・ボッカネグラ』より“哀れなる父の胸は”
R.ワーグナー『タンホイザー』より “歌の殿堂”
C.F.グノー『ファウスト』より “宝石の歌”
A.ポンキエッリ『ジョコンダ』より“優しい御声に”
J.E.F.マスネ『エロディアード』より“美しく優しい君”
G.プッチーニ『ジャンニ・スキッキ』より“フィレンツェは花咲く木の様に”
<第二部>
G.ロッシーニ『セビリャの理髪師』より二重唱
G.ドニゼッティ『愛の妙薬』より二重唱“つまり、愛を呼び起こす驚くべき妙薬です”
        同      二重唱“何という愛情でしょう!私は薄情な女!”
G.ビゼー『カルメン』より二重唱“母の便りを聞かせてよ”
E.ディ・カプア “私の太陽”
G.プッチーニ『蝶々夫人』より花の二重唱“桜の枝をゆさぶって”
A.カタラーニ『ワリー』より“さようなら、ふるさとの家よ”
R.ファルヴォ “彼女に告げて”
*都合により演奏内容が一部変更になることがございます。あらかじめご了承ください。


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2009年08月06日 12:48

三角枝里佳、ローマ日本文化会館で未来派の日本歌曲ヨーロッパ初演

イタリアの詩人F.T.マリネッティによって「未来主義創立宣言」が起草され100年記念となる今年、F.ベッティーニ氏(文学評論家・ローマ大学教授)を中心とした文化芸術団体「Mediterranea - festival intercontinentale della letteratura delle arti(地中海フェスティヴァル)」によって、「未来派と前衛 1900年代」と題し開催された、文学、芸術さまざまな企画の中で、ローマ日本文化会館と共催の演奏会「MUSICA E POESIA FUTURISTA GIAPPONESE(日本の未来派音楽)」が6月9日に開催され、ローマ在住、メゾソプラノ会員の三角枝里佳(みすみ えりか)が出演致しました。

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演奏会では、上記の文学評論家F.ベッティーニ氏、作曲家F.ラッツィ氏による解説、そして日本の未来派の画家神原泰による様々な絵画を舞台に映写しながら、日本未来派の詩人平戸廉吉・神原泰の詩の日本語・伊語による朗読、日本未来派作曲家によるピアノ曲・声楽曲の演奏という形で、まさに日本の未来派の文学芸術のコラボレーションによる意欲的な演奏会が行われました。

難しいテーマながらも、音楽のみならず文学、絵画、演劇などあらゆる芸術分野に興味を持つ方々からも関心を集め、当日は日本文化会館のイベント至上最多と言えるほどの盛況となりました。

山田耕作の弟子の世代である作曲家・伊藤昇、石井五郎、倉重舜介らが2つの大戦の間にあたる1930年代に書いたこれまで日本でもほとんど演奏される機会のなかった前衛的で知られざる作品(声楽は「おけら」「太陽の歌(母音AO、鼻音Nによる歌詞)」「接吻のあとに」「青怨譜」「愛慾」)を、三角枝里佳がヨーロッパ初演し、客席からは熱い興奮の拍手と歓声がおくられ、「豊かで多彩な表現力による歌唱」と高い評価を得ました。

▼未来派とは?
未来派 - Wikipedia

▼Mediterranea - festival intercontinentale della letteratura delle arti(地中海フェスティヴァル)
“Il futurismo e le Avanguardie del Novecento(未来派と前衛 1900年代)” - Associazione Culturale Allegorein(イタリア語)
MUSICA E POESIA FUTURISTA GIAPPONESE(日本の未来派音楽)- PDFファイル


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2009年08月03日 16:15

平野忠彦出演 NHK-BS2「BS永遠の音楽 アニメ主題歌大全集」
再放送決定!

バリトン平野忠彦が出演し去る5月2日にNHK-BS2で放送された、「BS永遠の音楽 アニメ主題歌大全集」が8月10日(月)16:00より再放送されます!
5月の放送をご覧になった方も、見逃してしまった方も是非ご覧ください。

▼放送予定
番組名:BS永遠の音楽 アニメ主題歌大全集(再放送)
放 送:NHK-BS2 8月10日(月)16:00〜17:59
出 演:石川進、熊倉一雄、ささきいさお、しまざき由理、
    たいらいさお、デューク・エイセス、ドリーミング、
    平野忠彦、弘田三枝子、堀江美都子、前川陽子、水木一郎、
    森口博子、森本英世、山本正之 ほか(五十音順)
司 会:中川翔子、藤崎弘士(NHKアナウンサー)
*局の都合により変更される場合があります。

▼番組詳細はこちらをご覧ください
BS永遠の音楽 アニメ主題歌大全集 - NHK番組表|NHKオンライン

▼前回の記事
平野忠彦、『ジャングル大帝』主題歌を40年ぶりに熱唱!- 2009年04月27日|オペラの散歩道 二期会blog


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