2015年07月 アーカイブ

いよいよチケット発売!! 大注目の出演者勢揃い!! 「二期会クリスタルコンサート」

国内外のオペラやコンサート活動で実績をあげ、新たに二期会に入会した実力派のニューフェイスたちが秋の夜にお贈りする、ちょっと素敵な演奏会。
次々と生まれる、輝きをもった新しい声、新しい顔をご紹介いたします。
今秋10月の二期会オペラ『ダナエの愛』のメルクール役でもデビューが決定しているテノール糸賀修平をはじめ、先日発表されました、来年2月の東京二期会オペラ公演『イル・トロヴァトーレ』においてレオノーラ役デビューが決定しているソプラノ石原妙子など、今後の活躍がますます期待される、大型新入会員達が一堂に会します。
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写真(左上から)石原妙子、鳥養和歌子、藤井玲南、糸賀修平、
小林大祐、小林由樹、藪内俊弥、山口佳代

151106crystal_thumb.jpg ■■■ 公演情報 ■■■
二期会実力派のニューフェイスたちが歌う
二期会クリスタルコンサート
日時:2015年11月6日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:すみだトリフォニーホール 小ホール
料金:全自由席 3,000円
出演:
 <ソプラノ>石原妙子、鳥養和歌子、藤井玲南
 <テノール>糸賀修平
 <バリトン>小林大祐、小林由樹、藪内俊弥
 <ピアノ>山口佳代

予定演奏曲目:
 ヴェルディ 『イル・トロヴァトーレ』 恋はバラ色の翼に乗って~あなたのことを忘れるですって!
 プッチーニ 『トスカ』 歌に生き 愛に生き
 J.シュトラウスII世『こうもり』 田舎娘を演じるときは(アデーレのアリア)
 ベッリーニ『清教徒』 いとしい乙女よ、あなたに愛を
 ロッシーニ『セヴィリアの理髪師』 私は町の何でも屋
 ビゼー  『カルメン』 闘牛士の歌
 プーランク『ティレジアスの乳房』 座長のプロローグ       他
尚、注目の石原妙子は『イル・トロヴァトーレ』のレオノーラのアリアを二期会オペラより一足先に皆様にご披露する予定です。
チケットは8月6日(木)より販売開始します!お買い求めはお早めに!
▼公演ページはこちら
二期会クリスタルコンサート - 東京二期会
▼ご予約・お問合せは
二期会チケットセンター TEL:03-3796-1831

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バリトン加藤史幸 日伊コンコルソ第51回第一位

去る7月19日、東京文化会館 小ホールにおいて「第51回日伊声楽コンコルソ」の本選が行われ、バリトン加藤史幸(かとう ふみゆき)が、第1位および歌曲賞を受賞致しました。
コンクール本選で加藤は、ドニゼッティ作曲オペラ『ファヴォリータ』から、「来たれ、レオノーラ」と、ヴェルディ作曲『ファルスタッフ』から「夢か、うつつか」のいずれもバリトンの名オペラ・アリアを歌い、その明るい音楽性とイタリアオペラらしいドラマティックな表現力が評価されました。歌曲は、チマーラ作曲「郷愁」。
201507_kato_fumiyuki.jpg 加藤史幸
加藤は東京音楽大学卒業後、二期会オペラ研修所に学び第48期マスタークラスを修了。ローム ミュージックファンデーション奨学生としてイタリアへ留学し、研鑽を積みました。
帰国後、今年2月A.バッティストーニ指揮『リゴレット』マルッロ等に出演するなど、力強さと輝きのあるバリトンの美声に加え、どこか達観したような演技力も魅力で、期待のバリトンとして注目されています。
▼コンクール結果速報はこちら
第51回日伊声楽コンコルソ本選結果発表 - 日伊声楽コンコルソ
尚、加藤をはじめ今回の第1~3位入賞者は、2015年12月6日(日)14時より東京文化会館 小ホールで開催される、「第51回日伊声楽コンコルソ入賞者披露~イタリアオペラ名曲コンサート」に出演。その演唱を再びお聴き頂けます。
▼コンサートの情報はこちら
第51回日伊声楽コンコルソ入賞者披露 イタリアオペラ名曲コンサート - 日伊声楽コンコルソ
今後の活躍にご期待ください。

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東京二期会2015年10月公演R.シュトラウス『ダナエの愛』
演出・深作健太のビデオ・メッセージ!

はじめまして、映画監督の深作健太です。この度、東京二期会オペラ劇場『ダナエの愛』を演出させていただくことになりました。

――初オペラ演出にあたって
もう本当にドキドキしています!学生のころから、僕はオペラが大好きで、劇場に通っていたもので、まさか自分自身がオペラを、しかも日本初演のオペラを演出するなるなんて!もう精一杯、僕の「オペラ愛」を総動員して、『ダナエの愛』に向かおうと思います!(照)。
――映画の撮影とオペラ(舞台)の演出の違いとは?
映画というのは、映像を作っていくものですので、毎回NGやOKをだして、瞬間、瞬間を切り取っていくものなのですね。オペラは、まずは何より楽譜(スコア)をどう再現するか。映画では映像ですから「見せる」ことを心がけているのですけれども、オペラの場合は、やはり「聴かせる」こと。この音楽のすばらしさをどうお客様にお届けするのかを第一にしたいです。
僕自身、今回が初めてのオペラ演出ですから、現場のルールやいろいろなことを、自分が一番学ばなければいけない立場にいるのです!そこで大切にしたいことは、1回のOKで決まっていく瞬間的な技術の映画とはちがって、オペラの現場では日々生み出される歌、表現を積み重ねていくことで、歌手の皆様とともに、スコア(音楽)の高みを目指していく、ということで、今回、僕が一番挑戦したいことです。
――『ダナエの愛』の魅力について
『ダナエの愛』は、シュトラウスさんの生涯の最後から2番目の作品なのですが、すごく美しい音楽!そこに僕は、滅びの美学、あるいは失なわれゆくものへのレクイエムを感じます。シュトラウスさんは、20世紀初頭から二つの大きな戦争を経験し、ご自身の作風も大きく変わっていきました。『ダナエの愛』は、その生涯のオペラ全てを集約させたような作品だと思います。
「神にとってこわいものは、人間の愛である」という素敵な言葉がこのオペラに出てきます。最後のほうで、全能の神ユピテルが去っていくのですが、シュトラウスはその姿に自分自身を重ねているのではないでしょうか。それは時代の移り変わり、音楽が「クラシック」とくくられてしまうようになっていった時代を、シュトラウスは、哀悼の意をもってみていたのかもしれません。そして、戦争がありました。70年前、世界がどこも瓦礫となってしまった時代を、現代の日本をつなげることで、今の日本でこのオペラを上演する意味というのを突き詰めたいと思います。

――指揮の準・メルクルについて
メルクルさんの指揮は、新国立劇場でのワーグナー『リング』をはじめ、何度も何度もその演奏に接して、僕自身すごくファンでした。(昨年9月の記者会見のときに)最初お会いする前はとても緊張していたのですが、お会いしてみると、あの…実はそのとき、僕財布を忘れてしまって、メルクルさんに新国立劇場の楽屋の食堂で500円のランチをおごってもらってしまいました(笑)とても気さくで、優しい方でした(笑)。
オペラの演出というものは、まずスコアがあってそこに指揮者がいて、そこにまた加わっていくものだ、という三角関係だと思っています。マエストロの豊かなタクトと、どのような共犯関係が結べるか、今から本当に楽しみです。
――お客様にメッセージを
はい、『ダナエの愛』は、次いつ観ることができる作品かわかりません!ぜひこの機会を逃されず、お越しいただきたいと思います。そして、僕自身も皆様とご一緒にこのオペラを聴くことをとても楽しみにしています。劇場でお会いしましょう!

深作健太(ふかさく・けんた)映画監督 脚本家 演出家
2000年、映画監督の父・深作欣二とともに映画〈バトル・ロワイヤル〉の脚本を務め第24回日本アカデミー賞優秀脚本賞、第20回藤本義一賞新人賞受賞。03年〈バトル・ロワイヤルII【鎮魂歌】〉では、脚本とともに撮影中に逝去した父を継ぎ監督デビュー。第58回毎日映画コンクール脚本賞を受賞。10年『罠』で初の舞台演出を果たし、14年『里見八犬伝』、15年『TABU』などを多数の舞台を手がけている。15年10月東京二期会オペラ劇場『ダナエの愛』がオペラ初演出となる。

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アルテリーベ・フレッシュコンサート~8月の二期会アーティスト出演回
「Joie et Folie/快楽と狂気のあいだ―さまざまな愛のかたち」

新橋の音楽レストラン「アルテリーベ東京」で《月曜日は新橋でオペラ》を合言葉に好評開催中の、今後の活躍が期待される若手歌手によるディナー企画「フレッシュ・コンサート」シリーズ。
8月の二期会のフレッシュ・アーティスト出演日は3日(月)。
今回の主役、平野柚香と藤野沙優のソプラノ二人が素敵な一夜をお届けします!

今回も出演の二人からメッセージが届きましたのでご紹介致します。
「今回はJoie et Folieと題し、オペラに登場するヒロインたちの恋を取り上げます。
私は『リゴレット』のジルダや『椿姫』から「ああ、そは彼の人」などのアリアを歌います。
藤野さんはマスタークラスで切磋琢磨した大切な仲間ですので、再び一緒に演奏できることになり心踊っています!
初恋にときめく女の子から純粋な恋心を取り戻す大人の女性まで、さまざまな愛の形をお楽しみください。」
 ― ソプラノ 平野柚香
「今回は、オペラの中の「さまざまな愛のかたち」を取り上げます。私は『トリスタンとイゾルデ』の「イゾルデの愛の死」のほか、『清教徒』や『ル・シッド』のアリアなどを歌います。ご一緒の平野さんとは、実は干支がいっしょ…(笑)
でも平野さんはとてもしっかり者で、いつも助けていただいている、かけがえのない友人です。
真夏の夜、濃密な愛のひと時を私どもとご一緒しましょう!」
 ― ソプラノ 藤野沙優

二期会オペラ研修所でも同期のこの二人は息もぴったり。
9/10(木)に東京文化会館で開催される「二期会新進声楽家の夕べ」にも揃っての出演が決まっております!
二人のソプラノが表現する『愛のかたち』を是非お楽しみください。

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ソプラノ
平野柚香
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ソプラノ
藤野沙優
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ピアノ
松原裕子

■■■ 公演情報 ■■■
《アルテリーベ東京 第62回月曜フレッシュコンサート》
~Joie et Folie 快楽と狂気のあいだ―さまざまな愛のかたち~

日時:2015年8月3日(月) 18:00開店
  第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:平野柚香(ソプラノ)、藤野沙優(ソプラノ)、松原裕子(ピアノ)
予定プログラム:
  ヴェルディ『椿姫』より 「ああ、そは彼の人か~花から花へ」
  ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』より 「イゾルデの愛の死」
  オッフェンバック『ホフマン物語』より 「ホフマンの舟歌」  …ほか
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼お問合せ・ご予約は
アルテリーベ東京
 TEL03-3519-7007

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ブログでつなぐ…《第10回 二期会研究会駅伝コンサート》(12)
~イタリア歌曲研究会 編~

お蔭さまで公演を前にチケット完売となりました、7月26日(日)開催「第10回二期会研究会駅伝コンサート」出演全研究会の紹介シリーズ。
いよいよシリーズ最終回となりました今回は、9番目に出演の「イタリア歌曲研究会」から届きましたご案内を紹介します。
【12】~イタリア歌曲研究会~
二期会イタリア歌曲研究会、通称「イタ研」が発足したのは、二期会の研究会中では最も早い1985年。
代表はイタリア歌曲の第一人者・嶺 貞子先生。
年間11回の例会と、東京文化会館やイタリア文化会館などで平均2回ほどコンサートを開催しています。
各コンサートでは、古楽器との共演でお届けする後期ルネサンスやバロックの声楽作品から、近現代の歌曲作品までを取り上げてきました。
日本を代表する一流の声楽講師陣に加え、イタリア文学やイタリア音楽の研究者もお招きし、イタリア歌曲のより深い研究と解釈に基づいた演奏を目指しています。
また、その演奏は常に一流のピアニストや器楽奏者に支えられています。
今年2015年は結成30年の節目に当たり、この4月には北とぴあつつじホールで50回目の定期演奏会「ドナウディの夕べ~古典様式による36の歌曲<全曲>」を大好評のうちに終了し、来たる9月17日(木)には、30年間の1つの集大成として、東京文化会館小ホールにて第51回目の定期演奏会「イタリアの大詩人によるリーリカの夕べ」を、嶺 貞子先生の企画構成で開催します。
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 伸びやかで魅惑的なメロディに満ち溢れる国、イタリア。駅伝コンサート10周年を記念して、我ら「イタ研」が自信をもって皆様にお届けするのは、題して「イタリア歌の国・恋の国~ヴェネツィアからナポリへ」。今回のメニューは、ロッシーニの2重唱曲〈ヴェネツィアの競艇〉〈水夫たち〉、ヴォルフ=フェルラーリのオペラ《イル・カンピエッロ》最終場のアリアなどと、トスティの〈マレキアーレ〉ほか皆様よくご存知のカンツォーネ・ナポリターナも取り混ぜて、嶺先生ご考案の「イタ研レシピ」でご堪能いただきます。「イタ研」総出で皆様をお待ちしております。
♫行こう、行こう、エキデンへ、行こう、行こう、イタケンへ、Funiculì, funiculà, funiculì, funiculà!

<研究会定期演奏会のお知らせ>
二期会イタリア歌曲研究会定期演奏会LI イタリア近代歌曲の夕べXXVIII
<二期会イタリア歌曲研究会 創設30周年を記念して>
イタリアの大詩人によるリーリカの夕べ
日時:2015年9月17日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール(JR上野駅公園口前)
料金:全席自由 ¥4,000
▼定期演奏会の詳しい情報・ご予約はこちらのリンクから
二期会イタリア歌曲研究会定期演奏会LI - 東京二期会

▼研究会についてのお問合せはこちらより
お問合せ - 東京二期会
※後日、研究会担当者よりご回答差し上げます。

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公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第10回 二期会研究会駅伝コンサート
~祝・10周年スペシャル企画!!~

日時:2015年7月26日(日) 14:00開演~20:45終演予定
会場:東京文化会館 小ホール
出演: ( )数字は当ブログの連載で紹介した順です
  ・14:00~ オペレッタ研究会 (10)
  ・14:30~ オペラ・ワークショップ研究会 (8)
  ・15:00~ ロシア東欧オペラ研究会 (3)
   <休憩>
  ・15:45~ 日本歌曲研究会 (2)
  ・16:15~ フランス歌曲研究会 (5)
  ・16:45~ ドイツ歌曲研究会 (1)
   <休憩>
  ・17:30~ イタリアオペラ研究会 (4)
  ・18:00~ スペイン音楽研究会 (7)
  ・18:30~ イタリア歌曲研究会
   <休憩>
  ・19:15~ バッハ・バロック研究会 (6)
  ・19:45~ ロシア歌曲研究会 (11)
  ・20:15~ 英語の歌研究会 (9)
   <20:45 終演予定>
料金:一般4,000円、学生2,000円(全席自由・出入自由)
《チケット完売》
お問合せ:
 ・二期会チケットセンター TEL. 03-3796-4711

 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝休)

▼出演者、予定プログラムの詳細は公演ページをご覧ください
第10回 二期会研究会駅伝コンサート|コンサートラインアップ - 東京二期会

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宮本亜門×W.A.モーツァルト『魔笛』東京公演、終幕!
7/29(水)鳥取県倉吉市での公演迫る!

宮本亜門演出、リンツ州立劇場(オーストリア)との共同制作、バルテック・マシアス率いるポーランドの映像チームによるプロジェクション・マッピング、「モーツァルトの魔笛」スマホゲームと連動、等など話題も多かった今回のプロダクション。
梅雨が明けて30℃を超える暑さにも関わらず4日公演中3日間が完売し、8,000人を超えるお客様を迎え、熱い公演となりました。その舞台の模様をお伝えします。
写真をクリックすると拡大表示します。
(☆16日、19日公演 ◆18日、21日公演 撮影:三枝近志)

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第一幕。タミーノ(鈴木 准)が、コンピューターゲームの世界に入り込む。
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リンツには世界的にユニークなデジタル・アートとニュー・メディアのためのArs Electonica Center(アルス・エレクトロニカ・センター)があります。
テクニカルな舞台装置と、18世紀のモーツァルトの音楽が交錯する、魅惑の世界。
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カラフルな頭と迫力のバスト(衣裳デザインは太田雅公)、3人の侍女(左から石井 藍、磯地美樹、日比野 幸)が現れ、タミーノは夜の女王の娘パミーナを救い出す旅に出ることになります。
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道案内をする3人の童子。本プロダクションでは少年合唱。ボーイソプラノの透明な歌声に癒されます。
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パミーナ(幸田浩子)と語り合うパパゲーノ(黒田 博)。
モーツァルトが描く人間に、完全無欠な人間はいない、と語った宮本亜門。誰だって弱点はあるし、何かにおびえたり怒ったりする。でも愛し、笑い、ユーモアを忘れない。人間らしい、ということは、未来でも、過去でも同じではないか。
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巨大な脳のカツラをかぶった、ザラストロ(妻屋秀和)とその使徒たち。ある権威に対する懐疑的な姿勢を表すための、風刺的な方法。
(ドラマトゥルク Wolfgang Haendeler(ヴォルフガング・ヘンデラー)氏によるプレ・トークより。通訳:多田羅迪夫)
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ザラストロ暗殺をパミーナに命じる夜の女王(森谷真理)。ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場でデビュー、亜門演出リンツ公演で同役をプレミエから数多く歌っています。客席が息をのむ超絶技巧、超高音ハイFを軽やかに響かせ、娘を失った母の深い悲しみから、怒りにたぎる復讐心まで、声の表現力と存在感は圧巻です。
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ザラストロの神殿を逃げ出した、パミーナ(嘉目真木子)とパパゲーノ(萩原 潤)をモノスタトス(青栁素晴)が捕えます。
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タミーノ(金山京介)とパミーナ(嘉目真木子)は、試練を受けることになります。魔法の笛が二人を守るのです。
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人間とは矛盾に満ちているもの、そして愛を見つけ、共に生きていくもの。
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パパゲーノ(黒田 博)はついに、パミーナ(九嶋香奈枝)に出会います。息が合った二重唱、「パ、パ、パ」。

リンツ州立劇場音楽監督のデニス・ラッセル・デイヴィスと演出家、宮本亜門の幸運な出会いから、このプロダクションが生まれました。
▼詳しくはこちらのインタビュー記事をご覧ください
宮本亜門インタビュー~リンツとの共同制作『魔笛』を語る (聞き手・文:林田直樹)|オペラを楽しむ - 東京二期会

人類と生命の未来のために、技術革新の都市リンツから、東京へ贈られたオペラ『魔笛』。
そして当プロダクションは、まもなく7月29日(水)鳥取倉吉未来中心に向かいます!
東京公演を見逃してしまった方、この機会にどうぞ倉吉へ!
▼倉吉公演の配役はこちらから
2015年7月公演 W.A.モーツァルト『魔笛』 - 東京二期会オペラ劇場

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大好評!高田正人が解説役で出演『ラジオ深夜便』、今回のテーマは〈ヨーロッパの夏の音楽祭〉

テノール高田正人が解説役として出演し毎回ご好評頂いている、NHK-FM「ラジオ深夜便」内のオペラシリーズ「ミッドナイト・オペラ」。
第2回目となる今回のテーマは、間近に迫ったバカンスシーズンを前に知っておきたい<ヨーロッパの夏の音楽祭>。
201507_takada_masato_01.jpg 高田正人
7月24日(金)午後11時台での《前半》では、オペラ劇場に於けるシーズンと、各国夏に行われる音楽祭の関係を、イタリアの野外音楽祭を中心にご紹介。
日付変わって25日(土)午前0時台の《後半》は、ドイツ・バイロイト音楽祭や、10月に高田が出演する『ダナエの愛』が初演されたオーストリア・ザルツブルグ音楽祭、他各国の音楽祭の特徴を、今年各音楽祭で上演される演目の楽曲を交えて解説して参ります。
日本を含め世界各地の音楽祭が何故夏に行われるのか……。
聴けばためになる高田センセイのレクチャーを、ぜひお楽しみください!
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収録後の、アンカーの遠藤ふき子さん(右)と高田。
◆◆◆ 放送予定 ◆◆◆
NHK「ラジオ深夜便」
特集~ヨーロッパの夏の音楽祭

放送日時:
 2015年7月24日(金) よる11:15~ 前半
      翌25日(土) 午前0:00~ 後半
放送局:R1 NHKラジオ第1
出演:高田正人、遠藤ふき子(アンカー)
放送予定曲:
 オペラ『トゥーランドット』より“誰も寝てはならぬ”
 オペラ『アイーダ』より“勝ちて帰れ”  
 オペラ『ドン・ジョヴァンニ』より“君の手を取り”        ほか
▼詳しい番組情報はNHKのWebサイトをご覧ください。
NHK ラジオ深夜便 - NHKオンライン
 (番組予定表「7月24日」の文字をクリックしていただくと当夜の情報が表示されます)
▼高田正人10月3日(土)回に出演
東京二期会オペラ劇場2015年10月公演 R.シュトラウス『ダナエの愛』 - 東京二期会
 日時:2015年10月2日(金)18:30開演/3日(土)14:00開演/4日(日)14:00開演
 会場:東京文化会館 大ホール

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7月公演W.A.モーツァルト『魔笛』(東京公演)~公演当日のごあんない

いよいよ明日、7月16日(木)から東京文化会館大ホールにて、W.A.モーツァルト作曲オペラ『魔笛』が開幕します!
こちらに公演当日のご案内を致します。 【7/18(土)10:15更新】

《リンツ州立劇場との共同制作公演》
東京二期会オペラ劇場 2015年7月公演 W.A.モーツァルト作曲 『魔笛』 オペラ全2幕
<日本語字幕付原語(ドイツ語)上演>
指揮:デニス・ラッセル・デイヴィス/演出:宮本亜門
当日券と公演タイムテーブルのご案内
7月16日(木)
7月18日(土)
7月19日(日)
7月20日(月祝)
当日券
Sのみ
Sのみ(10枚)
なし
Sのみ
当日券販売
/窓口受付
17:00~
12:30~
12:30~
12:30~
開場
17:30
13:00
13:00
13:00
開演
18:30
14:00
14:00
14:00
第1幕
約80分
休憩予定時刻
19:50~20:10
15:20~15:40
15:20~15:40
15:20~15:40
第2幕
約95分
終演予定
21:45
17:15
17:15
17:15
東京文化会館
=アクセス=
<JR>
[山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線]
[東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口から徒歩1分
<地下鉄>
[銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分
<京成電鉄>
[京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩6分

お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ

※上記、販売予定当日券は18日10:00現在の情報です。販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行によりずれる場合もございます。今回は上記予定よりも多少早く進行する可能性がございますので、あらかじめご了承ください。

《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ)】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけますので、余裕をもってお越しいただけます!どうぞご利用ください。
▼公演案内ページにある【ゲッティへGO!】ボタンをクリックしてお申込ください
 ↓↓↓こちら↓↓↓
2015年7月公演 W.A.モーツァルト『魔笛』 - 東京二期会オペラ劇場

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オペレッタ『ウィーン気質』を聴く~ナクソス・ミュージック・ライブラリー特設ページ開設!

ナクソス・ミュージック・ライブラリー(NML)特設ページ「東京二期会オペラ劇場 公演楽曲試聴コーナー♪」に、11月公演オペレッタ『ウィーン気質』の試聴ページが開設されました!
今回は、エリーザベト・シュヴァルツコップフとニコライ・ゲッタが共演した歴史的な録音をお楽しみいただきます。
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無料で15分間ご試聴いただけます。
(最初の音源の再生開始から15分に達した時点で停止し、「利用終了」の画面が表示されます。一度ブラウザを閉じて開きなおすと、再び15分間試聴可能になります。ナクソスに会員登録されますとそれらの制約無くお聴き頂けるようになります)
※2015年7月28日にNMLの仕様が変更され、NML非会員の方の試聴は掲載音源の各トラックの冒頭30秒のみとなりました。
▼こちらからもナクソス・ミュージック・ライブラリー(NML)試聴ページへアクセスできます。
ヨハン・シュトラウスII世作曲 オペレッタ『ウィーン気質』(全三幕)|東京二期会オペラ劇場 公演楽曲試聴コーナー - NML ナクソス・ミュージック・ライブラリー
▼公演の詳細はこちら
2015年11月公演 J.シュトラウスII世『ウィーン気質』 - 東京二期会
▼お問合せ・チケットご予約はこちら
二期会チケットセンター Tel. 03-3796-1831
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00)

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『魔笛』東京プレミエ!

東京二期会オペラ劇場『魔笛』東京公演が、7月16日初日を迎えました!
プレミエ特別企画プレトーク〈宮本亜門演出『魔笛』の世界へのイントロダクション〉も盛況。
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リンツ州立劇場から来たドラマトゥルクのヴォルフガング・ヘンドラー氏と司会・通訳を務めた二期会幹事長のバス・バリトン多田羅迪夫。(プレトークは18日公演でも開催(13:15~)します!)
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お蔭さまで明日以降公演のチケットのお問合せ・お申込みを多くいただいています。
19日(日)分は既に完売しておりますが、明日18日(土)と東京最終日の20日(月・祝)も残席僅少。ご検討中の方はどうかお早目に!
そして、今回、二期会オペラ公演として初めて訪れることになる、鳥取県倉吉市。
7月29日(水)の記念すべき二期会オペラ・倉吉「プレミエ」公演が、『魔笛』を締めくくります。
《東京二期会初!倉吉公演》モーツァルト『魔笛』
2015年7月29日(水)18:30開演 倉吉未来中心大ホール
▼詳細はこちらをクリック!
2015年7月公演 W.A.モーツァルト『魔笛』 - 東京二期会
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倉吉公演版のチケットはオリジナル券面!
倉吉公演のチケットお取扱は、倉吉未来中心(TEL:0858-23-5391)、二期会チケットセンター(TEL:03-3796-1831)のほか、全国ローソン(http://l-tike.com/)、倉吉市内パープルタウンさん、トミヤ楽器店さん、TSUTAYA倉吉店さん、TSUTAYA倉吉中央店さんの各店頭でお買い求めいただけます。
この季節は、「倉吉すいか」が旬とのこと。
まだ間に合う亜門版『魔笛』にどうぞお越しください!

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ついに開幕!東京二期会オペラ劇場『魔笛』指揮:デニス・ラッセル・デイヴィスのメッセージ

東京二期会オペラ劇場モーツァルト『魔笛』公演がついに開幕!
公演直前、今回の指揮者でリンツ州立劇場音楽監督デニス・ラッセル・デイヴィスにインタビューしました。
モーツァルトについて、『魔笛』について、そして自身のキャリア、演出家宮本亜門との取り組み等、さまざまな視点から語っています。

「『魔笛』という作品は、驚くべきヒューマンドラマ」
「決して特別ではない、ごく普通の人々がそれぞれにドラマティックな人生を送っているのだということ。宮本亜門氏が今回の演出で伝えようとしていることでもあります」
「『魔笛』は、オーストリアはもちろん欧州文化を代表する作品です。宮本氏による演出によって、日本の皆様にとっても、直観的に、身近にストーリーを感じることができるでしょう」
▼公演の詳細は下記リンクをご覧ください。
東京二期会オペラ劇場モーツァルト『魔笛』 - 東京二期会
▼7月16日・18日にはプレミエ・キャンペーン実施!
宮本亜門演出・7月公演モーツァルト『魔笛』プレミエ・キャンペーン発表!
▼亜門版オペラ『魔笛』オリジナルゲームアプリ誕生!
世界初!生オペラとアクション・パズル・ゲームのコラボ!~詳しくは劇場で

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ブログでつなぐ…《第10回 二期会研究会駅伝コンサート》(11)
~ロシア歌曲研究会 編~

お蔭さまをもちまして【チケット完売】となりました、7月26日(日)開催「第10回二期会研究会駅伝コンサート」出演全研究会の紹介シリーズ。
本シリーズも残すところあと2回となりました。今回は11番目に出演の「ロシア歌曲研究会」から届きましたご案内を紹介します。
【11】~ロシア歌曲研究会~
我々二期会ロシア歌曲研究会は、1995年に発足、第一回定期演奏会は1997年11月15日、東京文化会館小ホールで「ロシア国民楽派による歌曲の夕べ」(ロシア五人組)を開催いたしました。
今回、駅伝10周年を記念して、発足当時の我々ロシア歌曲研究会の精神の帰りたいと「ロシア五人組」をテーマといたしました。
尚、チャイコフスキー作曲・無伴奏混声四部合唱曲「伝説」は当研究会・特別例会にて度々ご指導下さり、今年1月に急逝されましたエレーナ・オブラスツォワ先生を偲んで演奏させていただきます。
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ロシア歌曲研究会 2013年6月公開レッスンより、故オブラスツォワ先生をかこんで

~ロシア歌曲研究会の原点に帰る(ロシア五人組の作曲家による)~
演奏予定曲と出演者:
 バラキレフ作曲 「私はお前に伝えに来た」 (相原理子)
 バラキレフ作曲 「グルジアの女」 (天野加代子)
 バラキレフ作曲 「空には皓々と月が輝き」 (福成紀美子)
 リムスキー=コルサコフ作曲 「薔薇に夜鶯は魅せられ」 (清水いずみ)
 リムスキー=コルサコフ作曲 「たなびき流れる雲はまばらになり」 (清水知加子)
 ムソルグスキー作曲 「木の葉は悲しげにざわめいていた」 (岸本 力)
 チャイコフスキー作曲 無伴奏混声四部合唱曲「伝説」
    (指揮:岸本力、合唱:ロシア歌曲研究会、ロシア東欧オペラ研究会駅伝出演者)
 ピアノ 小笠原貞宗

<研究会から定期演奏会のお知らせ>
二期会ロシア歌曲研究会第18回定期演奏会
~二期会ロシア歌曲研究会・創立20周年記念コンサート~
<エレーナ・オブラスツォワ先生に捧げる>
日時:2015年9月22日(火・祝) 18:00開演(17:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール(JR上野駅公園口前)
料金:全席自由 一般¥4,000、学生¥3,000
▼定期演奏会の詳しい情報はこちらのリンクから
二期会ロシア歌曲研究会第18回定期演奏会 - 東京二期会

▼研究会についてのお問合せはこちらより
お問合せ - 東京二期会
※後日、研究会担当者よりご回答差し上げます。

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公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第10回 二期会研究会駅伝コンサート
~祝・10周年スペシャル企画!!~

日時:2015年7月26日(日) 14:00開演~20:45終演予定
会場:東京文化会館 小ホール
出演: ( )数字は当ブログの連載で紹介した順です
  ・14:00~ オペレッタ研究会 (10)
  ・14:30~ オペラ・ワークショップ研究会 (8)
  ・15:00~ ロシア東欧オペラ研究会 (3)
   <休憩>
  ・15:45~ 日本歌曲研究会 (2)
  ・16:15~ フランス歌曲研究会 (5)
  ・16:45~ ドイツ歌曲研究会 (1)
   <休憩>
  ・17:30~ イタリアオペラ研究会 (4)
  ・18:00~ スペイン音楽研究会 (7)
  ・18:30~ イタリア歌曲研究会
   <休憩>
  ・19:15~ バッハ・バロック研究会 (6)
  ・19:45~ ロシア歌曲研究会
  ・20:15~ 英語の歌研究会 (9)
   <20:45 終演予定>
料金:一般4,000円、学生2,000円(全席自由・出入自由)
《チケット完売》
お問合せ:
 ・二期会チケットセンター TEL. 03-3796-4711

 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝休)

▼出演者、予定プログラムの詳細は公演ページをご覧ください
第10回 二期会研究会駅伝コンサート|コンサートラインアップ - 東京二期会

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2015年7月 『魔笛』(東京公演)残席状況

リンツ州立劇場との共同制作公演・東京二期会オペラ劇場2015年7月公演 W.A.モーツァルト『魔笛』は、公演に向けて制作現場では着々と音楽稽古・立ち稽古が進んでおります!
リンツ州立劇場で大変に評判をいただいている宮本亜門演出による当プロダクション。おかげさまで東京公演も本日までに多くの方にチケットをお求めいただいております。
ここで、二期会チケットセンターにおける現在の残席状況を以下にご案内させていただきます。
7月19日(日)公演がおかげさまで発売予定数終了となるなど、他の公演日でも席種によっては既に残席僅かとなっており、公演前に発売終了となることも予想されますので、ご希望のお席はお早めにお求めください。
<7月15日13:00現在>

S席
A席
B席
C席
D席
学生席
7月16日(木) 18:30
×
×
7月18日(土) 14:00
×
×
7月19日(日) 14:00
×
×
×
×
×
×
7月20日(月・祝) 14:00
×
×
×


凡例 ◎…余裕あり ○…あり △…残り少なめ
   ▲…ごく僅か  ×…予定数終了

チケットのお申込み・公演に関するお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831

 (月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日・祝休業)
▼公演詳細ページはこちらから
2015年7月公演W.A.モーツァルト『魔笛』 - 東京二期会オペラ劇場

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加耒 徹&坂下忠弘 期待の若きバリトンが待望の共演!

11月のNISSAY OPERA『ドン・ジョヴァンニ』の主演に抜擢され注目が集まる 加耒 徹と、7月24日に待望のファーストアルバムがいよいよリリースされる 坂下忠弘、二期会が誇るバリトンのホープ2人が、ミュージカル界のスター・田代万里生さん(テノール)との容姿端麗な実力歌手3人の共演で、8月18日に開催される日本の歌コンサートに出演致します!
会場は美しい響きと素晴らしい内装で人気の「リリア音楽ホール」。
当日の3人は夏ならではの凛々しい「ゆかた姿」で登場します。また、「ゆかた」でご来場いただいたお客様には、コンサート特製「うちわ」のプレゼントもあるそうです。
きっと素敵なステージになることでしょう。どうぞご期待ください。
※…「うちわ」は会場販売もされますが、数に限りがありますので売切れの際はご容赦ください。

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加耒 徹
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坂下忠弘

■■■ 公演情報 ■■■
リリア音楽ホールで聴く日本の歌「夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを」
~人気・実力を兼ね備えた若手3人歌手による~

日時:2015年8月18日(火) 18:30開演
会場:川口総合文化センター リリア音楽ホール
  (JR京浜東北線「川口」駅西口正面 徒歩1分)
料金:全席指定 5,000円(税込)
出演:加耒 徹(バリトン)、坂下忠弘(バリトン)、田代万里生(テノール)
    御邊典一(ピアノ)
予定プログラム:
   あわて床屋/九十九里浜/お六娘/さくら横ちょう/
   ほしとたんぽぽ/乳母車/少年時代/ありがとう/
   歌曲「あんこまパン」/さとうきび畑  …ほか
▼コンサート詳細、お問合せ、ご予約はこちらから
リリア音楽ホールで聴く日本の歌 加耒徹/田代万里生/坂下忠弘 - 川口総合文化センター リリア

加耒 徹(かく とおる・バリトン) 
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院を首席で修了。二期会オペラ研修所を総代にて修了し最優秀賞、川崎静子賞受賞。シャネル・ピグマリオン2014アーティスト。二期会ニュー・ウェーブオペラでも絶賛を浴びたばかり。二期会会員
〈声楽家になったきっかけ 得意な役柄〉16歳の頃、それまでヴァイオリンやオーボエをやってきてその道で音大に行く事も考えておりましたが、声楽家でもある母から、師匠のレッスンに連れられ、そこで試しに歌ってみたのがきっかけでした。今まで色々なジャンルの歌を勉強してきたので、どの曲が得意などは自分自身まだ定かではありませんが、イギリス歌曲は私に合っていると思います。ヘンデル「メサイア」等のオラトリオも得意です。オペラではドン・ジョヴァンニ役は十八番にしたいですね。
▼加耒 徹 公式ブログ
加耒 徹の気ままにDiary
▼タイトルロールで出演、NISSAY OPERA 2015『ドン・ジョヴァンニ』の詳細
ドン・ジョヴァンニ 《NISSAY OPERA 2015》 - 日生劇場
 (加耒の出演日)2015年11月14日(土) 14:00開演

坂下忠弘(さかした ただひろ・バリトン) 
桐朋学園大学及び同大学研究科、二期会オペラ研修所マスタークラス修了。中田喜直記念コンクール大賞(第1位)及び中田喜直賞受賞。仏ニース国際音楽アカデミーのディプロムを取得。男性声楽ユニット“La Dill”のメンバーでもある。7月24日待望のソロCD「HEROism」発売。二期会会員
▼坂下忠弘 公式サイト
TADAHIRO SAKASHITA OFFICIAL SITE
《坂下忠弘ファーストアルバム「HEROism」》
耳とこころを揺さぶる、柔らかい歌声。坂下忠弘デビュー!
この待望のデビュー盤では、クラシックや日本歌曲はもとより、スコットランド民謡、フォルクローレやシャンソンなど幅広いレパートリーを披露し、冒頭のスコットランド民謡からラストの「花は咲く」まで、まことに多彩な表現と曲調の変化で、聞き手の耳を楽しませてくれます。その柔らかく包み込むようなバリトンの美声は、どのような世代の方心根にも響くに違いありません。
「厳選15曲、心を込めて収録しました。静かな夏の宵に、寛ぎのひとときに是非お聴きください。皆様のお気に入りの一枚に加えていただけたら大変光栄です。 」坂下忠弘
坂下忠弘(バリトン)、江澤隆行(ピアノ) OVCL-00569 2015年7月24日発売 (税抜)3,000円
▼坂下のCDはこちらよりお求めいただけます
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加納悦子が贈る、「ドイツ・リートをめぐる風景」

ケルン歌劇場専属歌手からスタートし、オペラ歌手としてのキャリアを築いてきた一方、東京藝術大学在学中からドイツリートに傾倒していた加納悦子。彼女の卓越した芸術性は、このジャンルでより際立って表出されるのですが、その加納が川口のリリアにて、全3回からなるリサイタルを開催致します。
『加納悦子・三題 ~ドイツ・リートをめぐる風景~』と題し、広く一般に知られているロマン派「ドイツ・リート」と、その前後の時代のドイツ語による歌曲の数々を3回に分けて紹介する企画。加納自身、「全3回を俯瞰すると、ドイツ歌曲特有の「歌詞と音楽の強い結びつき」がなぜ生まれたのかが音楽的な側面からも文学的な側面からも感じられるはず。」と語っています。
まず第1夜《ドイツ・バロック》では、本年生誕330年を迎えたJ.S.バッハとヘンデルといった大御所たちに加え、テレマン、そしてアダム・クリーガーなど17世紀からの知られざるドイツ歌曲を紹介します。
オペラ・アリアなどを含まない歌曲のみ、加えて一人の歌手によってリートの歴史を描き出すリサイタル。加納が今一番情熱と意欲を傾けて対峙する世界を是非お聴きください。
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■■■ 公演情報 ■■■
『加納悦子・三題 ~ドイツ・リートをめぐる風景~』
第1夜《ドイツ・バロック》

日時:2015年7月29日(水) 19:00開演
会場:リリア(1F)・催し広場
料金:全自由指定 一般2,000円/学生1,000円
   3回セット券 一般5,000円/学生2,500円
出演:
  加納悦子(メゾ・ソプラノ) 
  西山まりえ(チェンバロ)
  國土潤一(構成・お話)
予定プログラム:
  クリーガー:キッスが大好きな僕は/飛べ、プシケ/恋の炎は徒労を招く
  テレマン:淑女の方々/忘れん坊のフィリス/道徳カンタータより“幸福”/カナリア・カンタータ
  ヘンデル:9つのドイツアリアより“心地よい茂みで”
  バッハ:アンナ・マグダレーナの音楽帖より “汝が傍らにいれば” “パイプに煙草をつめて”
▼公演詳細はこちら
リリア“歌の花束” 加納悦子・三題 ~ドイツ・リートをめぐる風景~ - 川口総合文化センター リリア
尚、本シリーズは同会場にて
2015年10月15日(木)19:00に、第2夜《白鳥の歌~辞世のリート~》及び、
2016年1月14日(木)19:00に、第3夜《山田耕筰と「ジャポネスク」たち》が開催されます。

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ブログでつなぐ…《第10回 二期会研究会駅伝コンサート》(10)
~オペレッタ研究会 編~

7月26日(日)開催「第10回二期会研究会駅伝コンサート」出演全研究会の紹介シリーズ。
今回はトップランナーの「オペレッタ研究会」から届きましたご案内を紹介します。
【10】~オペレッタ研究会~
駅伝コンサート10周年にふさわしく、私達オペレッタ研究会は華やかにオープニングを飾ります。
そして演奏するプログラムの中心は、オスカー・シュトラウスの『ワルツの夢』とカール・ミレッカーの『こじき学生』です。
両作品共、ドイツ圏の劇場では人気の作品ですが、日本では全くお目に掛かりません。因みにオスカー・シュトラウスは、ヨハン・シュトラウスとは親戚ではなく全く関係のない人物で、フランツ・レハールと同じ時期に活躍した作曲家です。
日本ではまだ『こうもり』や『メリー・ウィドー』が人気ですが、オペレッタ研究会はあえて他の作品にスポットを当てて皆様に提供したいと考えています。
そしてもう一曲、今回一番の目玉がオリジナル曲の「夢をあきらめないで」です。
オペレッタ研究会代表の黒田晋也が作った詩に、駅伝コンサートではレギュラーになったピアニスト榎本 潤が作曲しました。この曲はオペレッタ座が宮崎県の子供達と一緒に歌い演じたオペレッタ『勇気を出して レッツゴー!!』からの曲です。
まさか駅伝コンサートで歌えるとは思っていませんでした。お客様の反応が今から楽しみです。
メンバーは若手が増え毎月の例会もエネルギーに満ち溢れています。今はとにかく駅伝コンサートのステージに立つ為に、まず体を動かす事から始め、体に宿ったリズムを感じながら歌う事の訓練をしています。踊っても乱れない発声が必要になります。これはオペラでも同じですね。最近の演出は動きが激しくなっています。
アリアはじっとして歌う時代は終わったのではないでしょうか?ですから私達はオペラの様なオペレッタではなく、ミュージカルの様なオペレッタを目指し、今回のタイトルである「未来に向かって」の如く、現代にそして未来に通ずる舞台をお届けしたいと考えています。
どうぞ応援をよろしくお願い致します。そして駅伝コンサートの更なる発展にエールを送って頂けましたら幸いです。
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▼研究会についてのお問合せはこちらより
お問合せ - 東京二期会
※後日、研究会担当者よりご回答差し上げます。

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公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第10回 二期会研究会駅伝コンサート
~祝・10周年スペシャル企画!!~

日時:2015年7月26日(日) 14:00開演~20:45終演予定
会場:東京文化会館 小ホール
出演: ( )数字は当ブログの連載で紹介した順です
  ・14:00~ オペレッタ研究会
  ・14:30~ オペラ・ワークショップ研究会 (8)
  ・15:00~ ロシア東欧オペラ研究会 (3)
   <休憩>
  ・15:45~ 日本歌曲研究会 (2)
  ・16:15~ フランス歌曲研究会 (5)
  ・16:45~ ドイツ歌曲研究会 (1)
   <休憩>
  ・17:30~ イタリアオペラ研究会 (4)
  ・18:00~ スペイン音楽研究会 (7)
  ・18:30~ イタリア歌曲研究会
   <休憩>
  ・19:15~ バッハ・バロック研究会 (6)
  ・19:45~ ロシア歌曲研究会
  ・20:15~ 英語の歌研究会 (9)
   <20:45 終演予定>
料金:一般4,000円、学生2,000円(全席自由・出入自由)
《残席僅少》
ご予約・お問合せ:
 ・二期会チケットセンター TEL. 03-3796-4711

 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝休)

▼出演者、予定プログラムの詳細は公演ページをご覧ください
第10回 二期会研究会駅伝コンサート|コンサートラインアップ - 東京二期会

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「宮本益光バリトンリサイタル~歌劇場への誘い~(9/27公演)」絶賛発売中!

先日開催された「二期会WEEK@サントリーホール2015」第6日では、オペラ『カルメン』ハイライトの企画・構成・語りを務め、絶賛を博したバリトン宮本益光が、「歌劇場への誘い」と題し、オペラアリアの数々で真っ向勝負に挑むリサイタル。ウィーン国立歌劇場で絶大な信頼を得ている音楽コーチのマッツ・クヌッツソン氏を迎え、藝大時代からの朋友、加藤昌則のナビゲーターとともに、皆様を素晴らしい歌劇場の世界へ誘います。演奏家としても充実期を迎えた宮本益光の魅惑のバリトン・ヴォイスをご堪能ください。

201507_miyamoto_masumitsu_01.jpg 【宮本からのメッセージ】
「私とマッツさん(クヌッツソン氏)との出会いは、2012年ウィーンでした。ライマン作曲の難曲『メデア』日本初演のコーチングをして頂き、その建設的かつ的確なコーチングと豊かな音楽性に惚れこんで、それから毎年ウィーンでたくさんのレパートリーをつくってきたのです。ウィーンとミュンヘンでピアノと指揮法を学んだ彼は、ニコライ・ゲッダ、エルンスト・ヘフリガー、ビルギット・ニルソン、クリスタ・ルートヴィッヒ等、世界一流歌手のマスタ-クラスで公式ピアニストを務め、2009年からウィーン国立歌劇場音楽コーチに就任、現在はヘッドコーチ。バイロイト音楽祭、ザルツブルク音楽祭にもスタッフとして参加しています。今回は初来日!世界を魅了する歌劇場を支えるピアニストとの共演に今からわくわくしています。その技量も存分にお楽しみください。」

「オペラ歌手として、自分たちの歌劇場を持てたらと常々思っています。ピアノ演奏会形式でいいから、二期会レパートリーシステムを作れないかな。この前の『カルメン』を、キャスト変えながら毎月上演するとか、モーツァルト『フィガロの結婚』、『コジ・ファン・トゥッテ』『ドン・ジョヴァンニ』、『魔笛』、J.シュトラウス『こうもり』、プッチーニ『ラ・ボエーム』『蝶々夫人』、ヴェルディ『椿姫』…この辺りを日替わりで出来たらなぁなんて考えています。いい音楽を提供して、若手からベテランまで総出演!想像の翼を広げるといろいろな構想が、どんどん湧きあがってくるんです。そんな夢を抱きながら、私自身、今回は、オペラアリアで勝負します。」
■■■ 公演情報 ■■■
宮本益光バリトンリサイタル ~歌劇場への誘い~
日時:2015年9月27日(日) 14:00開演
会場:銀座・王子ホール
料金:全席自由 ¥5,000
出演:宮本益光(バリトン)
    マッツ・クヌッツソン(ピアニスト・オペラコーチ) 
    ナビゲーター=加藤昌則(作曲家・ピアニスト)
予定プログラム:
 モーツァルト オペラ『フィガロの結婚』より もう飛ぶまいぞ、この蝶々
 モーツァルト オペラ『ドン・ジョヴァンニ』より シャンパンの歌
 グノー オペラ『ファウスト』より 故郷を離れる前に
 マスネ オペラ『エロディアード』より 幻想のアリア
 コルンゴルド オペラ『死の都』より わが憧れ、わが幻  ほか
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●チケット発売中
ご予約・お問合せ:
二期会チケットセンター 03-3796-1831
▼公演ページはこちら
宮本益光バリトンリサイタル 歌劇場への誘い - 東京二期会

宮本益光(みやもと ますみつ) バリトン
東京藝術大学卒業、同大学院博士課程修了。論文「オペラの日本語訳詞、その方法論」で、学術(音楽)博士号取得。宮本亜門演出『ドン・ジョヴァンニ』主役で衝撃的な二期会デビュー以来、数多くのオペラに出演。演奏のみならず、演出や作詞、訳詞、執筆等も手がけ、2015年1月に公演された黒い薔薇歌劇団『魔笛』では独自のアイディアによるステージで大喝采を浴びた。自作詩「あしたのうた」「うたうたう」(二部合唱)が音楽之友社より出版されている。二期会会員
▼公式サイト
Masumits Miyamoto Website
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(C)言美 歩

◆ 宮本益光 このほかの今後の主な公演・活動情報 ◆
沼尻竜典オペラセレクション:沼尻竜典作曲 歌劇『竹取物語』 [阿倍御主人 役]
 2015年8月8日(土)・9日(日) 両日とも14:00開演 びわ湖ホール中ホール《完売》
宮本益光の王子な午後19 ~王子の動物園~
 2015年9月2日(水) 13:30開演 王子ホール《完売》
神奈川県民ホール開館40周年記念 黛敏郎作曲オペラ 『金閣寺』 [溝口 役]
 三島由紀夫 原作/クラウス・H・ヘンネベルク 台本/日本語字幕付ドイツ語上演
 2015年12月6日(日) 15:00 神奈川県民ホール大ホール

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二期会WEEK@サントリーホール2015閉幕!

二期会WEEK@サントリーホール2015にご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。
6月22日~28日に渡って開催した本年度の二期会WEEKも、おかげさまで無事閉幕いたしました。

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第1夜 La Dill ~匂い立つ風~
(左から)吉田貴至、彌勒忠史、岩田健志、坂下忠弘、金山京介
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第2夜 『日本歌曲大全集』~山田耕筰没後50年 日本歌曲の系譜~
(前列左から)金子美香、与那城 敬、新垣 隆、朴 令鈴
(後列左から)与儀 巧、盛田麻央、彌勒忠史
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第3夜 日韓国交正常化50周年記念ガラコンサート『海を越えて』
(左から)富永 峻、李 宗潤、チョン・ウォルソン(田月仙)、森永朝子、樋口達哉、鳴海 剛
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第4夜 マンドリンと歌う 世界の名曲
(左から)大澤一彰、手島由紀子、仲田淳也
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第5夜 ヒデユキ&ヴィタリ スーパージョイントコンサート~愛をこめて~
(左から)松村英行、岩井真美、小野寺まさよ、田口真理子、ヴィタリ・ユシュマノフ
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第6日 オペラ『カルメン』ハイライト
(前列左から)羽根田宏子、伊原直子、三宅理恵、田村由貴絵
(後列左から)甲斐栄次郎、望月哲也、森島英子、宮本益光、成平有子、福満美帆、丸山美香
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第7日 匠がうたう日本の心
(左から)福島明也、澤畑恵美、谷池重紬子、福井 敬

“二期会WEEK@サントリーホール”は、来年度は週末に凝縮したコンサートをお届けすべく、“二期会3days@サントリーホール”(仮称)としてリニューアルし、2016年7月1日(金)~3日(日)を予定しております。
次回もまた、多くのお客様のご来場を心よりお待ちしております!

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プロジェクションマッピングで魅せる!『魔笛』の舞台にご注目ください!

2週間後に開幕を控える『魔笛』公演にむけて、連日スタジオでの稽古が続いています!
今回の『魔笛』公演でアピールしてきたことのひとつが、プロジェクションマッピングの技術による舞台。最近は、東京駅や大阪城などでのイベントも話題となるなど、今やプロジェクションマッピングは映像アートの1ジャンルとして完全に定着してきていますね!
カラフルな色彩の変化、大胆なムーブメント、そして、素早い場面転換なども可能にするこの技術を、オペラの舞台に活用したのが今回の『魔笛』。2013年9月、全面リニューアルで最新鋭の劇場に生まれ変わったリンツ州立劇場のオープニングを飾りました。
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上記写真4点は、リンツ州立劇場公演より
ただし、稽古場では映像は出せません。演出の宮本亜門自らステージの上を駆け回り、身振り手振りでシチュエーションを表現。それに応えて、キャストたちがイメージを共有しながら、演技を重ねていきます。ときにはリンツでの舞台をビデオで確認することもありますが、実は映像も東京公演にむけて“バージョンアップ”していますので、お楽しみに!
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こちらの写真2点は現在進行中の稽古場から
スクリーンとなる壁も、実際はいくつものパーツに分かれていて、それぞれが独立して自在に動くことで、『魔笛』のあらゆるシーンに対応していきます。東京駅や大阪城は動きませんが、今回はスクリーンも動くのです!
最新鋭の劇場で生まれた舞台を、東京文化会館でも再現するべく、スタッフも奮闘中。国内だけでなく、リンツにいるスタッフともスカイプで打合せをしています。
ぜひ実際に劇場で映像美とスペクタクルをご体感ください!

▼二期会『魔笛』の公演詳細ページはこちらから
2015年7月公演W.A.モーツァルト『魔笛』(東京公演・倉吉公演) - 東京二期会
▼チケットのお申し込みはこちら!
二期会チケットセンター 03-3796-1831
 (月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日・祝休業)

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7/4(土)から一般発売!オペレッタ『ウィーン気質』の演出・荻田浩一のインタビューが「ぶらあぼ」に

いよいよ今週末7月4日(土)から、11月公演ヨハン・シュトラウスII世作曲 オペレッタ『ウィーン気質』公演のチケット一般発売です。
「ワルツ王」シュトラウス生涯最後のオペレッタで、集大成ともいえる名作『ウィーン気質』ですが、実は今回が二期会初制作の演目。もちろん新制作です。
この新制作を演出するのが、元宝塚歌劇団の専属演出家である荻田浩一。
宝塚を退団してすでに7年になるものの、その舞台に魅せられたファンの間ではいまだに「オギー」の愛称で呼ばれているほど、伝説的な存在になっています。今は活躍の範囲を大きくひろげ、ミュージカル、ストレート・プレイ、コンサート、ショー……とあらゆる舞台を彩っている演出家ですが、実際、クラシック音楽やオペラ界の間では、あまりご存じでない方も多いと思います。二期会も今回が初めての出会いとなりました。
そんな皆様に、ぜひお読みいただきたいのが、6月18日に発行された「ぶらあぼ+Danza」7月号です!
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Danzaプレステージ・インタビューのコーナーで、荻田浩一が取り上げられました。彼の経歴、作風、そして彼自身初オペレッタに挑戦となる『ウィーン気質』への意気込みが伝わってくる、さらにはその人柄まで感じられる内容になっています。ぜひ公演のご参考にご覧ください!
▼「ぶらあぼ+Danza」のインタビュー記事はウェブでもご覧いただけます
荻田浩一(演出家) - WEBぶらあぼ
記事によれば、『ウィーン気質』は、「遊び感、パズル感も楽しい作品なので、そのあたり、装置や衣裳でもうまく浮かび上がらせたい。ふわふわきらきらの中、一抹の喜びと悲しみが流れ、味わい深さを感じさせる、そんな舞台にしてきたいですね」
ミュージカルと比べて「音が絶対的なルール」なのがオペラ、オペレッタと言い、「今回の『ウィーン気質』の演出にあたっては、音を使うのではなく、音に使われるということを経験してみたい。演出家として、舞台に音が流れるとうことの根源を、今一度見つめ直すいい機会になると思っています」
二期会のアーティストともに、新しく紡ぎだす、古きよきウィーンの物語。
よいお席はお早めに!
▼東京二期会ウェブサイト「オペラを楽しむ」掲載記事から
演出家・荻田浩一を探る-文・石井啓夫 - 東京二期会
▼公演詳細ページはこちら
2015年11月公演J.シュトラウスII世 オペレッタ『ウィーン気質』 - 東京二期会
 (2015年11月21・22・23・25日/日生劇場)
▼チケットのお求め・お申込みは
二期会チケットセンター TEL:03-3796-1831

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アルテリーベ・フレッシュコンサート
~7月の二期会アーティスト出演回:「夏の夜のOpera」

新橋の音楽レストラン「アルテリーベ東京」では、《月曜日は新橋でオペラ》を合言葉に、今後の活躍が期待される若手歌手によるディナー企画「フレッシュ・コンサート」シリーズを開催し、既に50回を超える公演を行っています。
7月の二期会のフレッシュ・アーティスト出演日は13日(月)。
今回の主役であるソプラノの藤原 唯とメゾソプラノの松藤夢路が素敵な一夜をお届けします!
そんな二人からのメッセージをご紹介します。
「今回は“夏の夜のOpera”と題しまして、オペラの名曲を中心にお届けいたします。共演させていただく夢路さんと、ふたりで楽しくプログラムを考えました♪
ソプラノとメゾですと素敵な重唱がたくさんあるので、かなり華やかなメニューになりました。大好きな日本歌曲もちょこっと入れて、今からとても楽しみです!」
 ― ソプラノ 藤原 唯
「はじめまして!松藤夢路です。前半はフィガロの結婚やこうもりから二重唱など、後半はハバネラや日本語の夏らしい曲などをプログラムに入れました。
個人的には今年の秋からイタリアに留学するので、その前にたくさんの方にアルテリーべでお会いすることが出来ると幸せです!
暑い夏ですが、みなさまと熱く楽しい一夜にしたいと思います。それでは、13日にお会いしましょう♪」
 ― メゾ・ソプラノ 松藤夢路

今春、二期会オペラ研修所を共に優秀な成績で修了した二人の歌手の初々しく可憐な舞台姿を是非お楽しみください!

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ソプラノ
藤原 唯
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メゾソプラノ
松藤夢路
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ピアノ
髙田恵子

■■■ 公演情報 ■■■
《アルテリーベ東京 第59回月曜フレッシュコンサート》
~夏の夜のOpera~
※当公演は、ご予約のお客様で《満席》となりました。(7/10追記)
日時:2015年7月13日(月) 18:00開店
  第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:藤原 唯(ソプラノ)、松藤夢路(メゾソプラノ)、髙田恵子(ピアノ)
予定プログラム:
  モーツァルト『フィガロの結婚』より
   「自分で自分がわからない」(ケルビーノのアリア)
   「さあ、ひざまずいて」(スザンナのアリア)
   「早く扉を開けて」(二重唱)    …ほか
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼お問合せ・ご予約は
アルテリーベ東京
 TEL03-3519-7007

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ブログでつなぐ…《第10回 二期会研究会駅伝コンサート》(9)
~英語の歌研究会 編~

7月26日(日)開催「第10回二期会研究会駅伝コンサート」出演全研究会の紹介シリーズ。
今回は今年のアンカーを務める「英語の歌研究会」から届きましたご案内を紹介します。
【9】~英語の歌研究会~
2002年に発足した英語の歌研究会も今年で13年目を迎え、藤井多恵子先生、竹村靖子先生、佐橋美起先生を中心に、英米圏の作品(歌曲やオペラ、ミュージカル作品など)を幅広く研究、紹介しています。
例えばこれまでに取り上げた作品の中には、バーバー、アルジェント、ロイド・ウェッバー、リチャード・ロジャース、バーンスタイン、フォスター、メノッティ、ブリテン、ガーシュインなどの作曲家に注目したものや、クリスマスやハロウィンなど英米圏ならではの風習から生まれた音楽に着目して研究したこともありました。
日本では、伊・独・仏の作品に触れる機会は沢山ありますが、英米圏にはまだまだ知られていない美しい作品が数多くあることを、この研究会では学ぶことが出来ます。そして何より「まだまだ皆さんに伝えたいことが沢山あるの!」と、私たちを“情熱的に&優しく&厳しく&ユーモアも忘れずに!”で導いてくださる藤井先生を中心に、難しい作品を中心に据えても笑いが絶えない例会の雰囲気は皆様に自慢できる!…と思っております。
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さて、こんな私たちが10周年を記念する今年の駅伝にてご披露するのは、「History Of American Music」と題して選曲した、アメリカの音楽史を語るのにふさわしい、あ・れ・こ・れ!“アメリカ大陸に初めて移民たちが降り立った時に持ち込んだ讃美歌”から始まり、“インディアンの民族音楽”、“奴隷達の中で生まれた音楽”や、フォスター、バーンスタイン、バーバー、ハムリッシュの作品など、30分とは思えないほど濃密な内容になっています。
どうぞ皆様、20:15スタートという時間帯ではございますが、是非お聴きください。
▼研究会についてのお問合せはこちらより
お問合せ - 東京二期会
※後日、研究会担当者よりご回答差し上げます。

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公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第10回 二期会研究会駅伝コンサート
~祝・10周年スペシャル企画!!~

日時:2015年7月26日(日) 14:00開演~20:45終演予定
会場:東京文化会館 小ホール
出演: ( )数字は当ブログの連載で紹介した順です
  ・14:00~ オペレッタ研究会
  ・14:30~ オペラ・ワークショップ研究会 (8)
  ・15:00~ ロシア東欧オペラ研究会 (3)
   <休憩>
  ・15:45~ 日本歌曲研究会 (2)
  ・16:15~ フランス歌曲研究会 (5)
  ・16:45~ ドイツ歌曲研究会 (1)
   <休憩>
  ・17:30~ イタリアオペラ研究会 (4)
  ・18:00~ スペイン音楽研究会 (7)
  ・18:30~ イタリア歌曲研究会
   <休憩>
  ・19:15~ バッハ・バロック研究会 (6)
  ・19:45~ ロシア歌曲研究会
  ・20:15~ 英語の歌研究会
   <20:45 終演予定>
料金:一般4,000円、学生2,000円(全席自由・出入自由)
《残席僅少》
ご予約・お問合せ:
 ・二期会チケットセンター TEL. 03-3796-4711

 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝休)

▼出演者、予定プログラムの詳細は公演ページをご覧ください
第10回 二期会研究会駅伝コンサート|コンサートラインアップ - 東京二期会

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