2013年09月 アーカイブ

「スポーツ祭東京2013」開会式・閉会式に、二期会マイスタージンガー、小原啓楼、安藤赴美子が出演します!

2020年のオリンピック・パラリンピック開催が決定した東京で、今年の国民体育大会・全国障害者スポーツ大会「スポーツ祭東京2013」が開催されます。
9月28日(土)から10月14日(月)までの間、熱く、感動的な戦いが繰り広げられます。
そして本大会それぞれの開会式・閉会式に二期会マイスタージンガー、テノール小原啓楼、ソプラノ安藤赴美子が出演。出場者に負けないくらいの熱い演奏で、大会を盛り上げます。

■■■イベント情報■■■
「スポーツ祭東京2013」
【第68回国民体育大会】
「総合開会式 2013年9月28日(土) 15:30~ 会場:味の素スタジアム」
 =式典=17:00
 ・国旗・大会旗等儀礼
  <演奏:二期会マイスタージンガー、国歌独唱:小原啓楼>
 ・炬火入場・点火
  <炬火関連曲歌唱:小原啓楼>
「総合閉会式 2013年10月8日(火) 13:30~ 会場:味の素スタジアム」
 =式典=14:00
 ・国旗・大会旗等儀礼
  <演奏:二期会マイスタージンガー、国歌独唱:小原啓楼>
 ・炬火分火・納火
  <炬火関連曲歌唱:安藤赴美子>
【第13回全国障害者スポーツ大会】
「開会式 2013年10月12日(土) 9:00~ 会場:味の素スタジアム」
 =式典=10:00
 ・国旗・大会旗等儀礼
  <演奏:二期会マイスタージンガー、国歌独唱:小原啓楼>
 ・炬火点火
  <炬火関連曲歌唱:小原啓楼>
「閉会式 2013年10月14日(月・祝) 16:35~ 会場:味の素スタジアム」
 =式典=17:00
 ・国旗・大会旗等儀礼
  <演奏:二期会マイスタージンガー、国歌独唱:小原啓楼>
 ・炬火納火
  <炬火関連曲歌唱:安藤赴美子>
▼詳しくは「スポーツ祭東京2013」の公式サイトをご覧ください
スポーツ祭東京2013(公式サイト)
開会式・閉会式 - スポーツ祭東京2013

また、開会式の模様がNHK-Eテレと東京MXTVで生中継されます。
◆◆◆放送予定◆◆◆
■第68回国民体育大会総合開会式 2013年9月28日(土)
●NHK Eテレ 17:00~18:00(生中継予定)
●東京MXTV 16:00~18:55(生中継予定)
■第13回全国障害者スポーツ大会開会式 2013年10月12日(土)
●NHK Eテレ 10:00~11:00(生中継予定)

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9/28(土)「二期会ゴールデンコンサート at 津田ホール」に、ソプラノ鵜木絵里が登場!

二期会を代表するアーティストによる真っ向勝負のステージ「二期会ゴールデンコンサート」は、津田ホールとの共催となって10年、昨年度でついにシリーズ40回を数えるまでに至りました。
秋の気配が感じられるこのごろ、芸術の秋の到来を告げるように、今月28日(土)今シーズンの「ゴールデン」が開幕。
ソプラノ鵜木絵里がシーズンの先頭を切って登場します。

golden41_thumb.jpg
チラシ(PDFファイル)
■■■公演情報■■■
〈二期会ゴールデンコンサート at 津田ホール 2013/14 SEASON〉
Vol.41 鵜木絵里ソプラノ
  ピアノ:多田聡子
スペインの風景とシェイクスピアに魅せられた
華あるソプラノの新境地

日時:2013年9月28日(土) 16:00開演(15:30開場)
会場:津田ホール(JR千駄ヶ谷駅・都営大江戸線国立競技場A4出口 前)
料金:全指定席 1回券 4,000円(お得なシーズンセット券もございます)

▼予定プログラムなどの詳細はこちらをご覧ください
二期会ゴールデンコンサート at 津田ホール 2013/14 SEASON - 二期会21

さて、今回の鵜木絵里。
清潔感あふれる歌い口と、確かな音楽性が持ち味で、日生劇場のアリス・シリーズや宮本亜門演出『コジ・ファン・トゥッテ』でのデスピーナ役など、キュートなキャラクターを得意として、老若男女誰にも好かれるソプラノ、といったイメージでしょうか。
今回のゴールデンでは、アーティスト鵜木絵里の心の中にひろがる風景を、ご覧いただくことになるのかもしれません。
第1部はスペイン歌曲集。
フェデリコ・モンポウ、ガルシア・レオス、ホアキン・ロドリーゴといった近代スペインを代表する作曲家の作品がならびます。彼らが「スペイン歌曲」として、ドイツやフランスのそれと並ぶ芸術作品までに結晶させ、昇華させたのは、ほかでもない、スペイン伝統の風土に育まれてきた民族音楽、舞踊の旋律、リズム、テンポ、言語感性。
鵜木が「抑制された情熱」と表現するスペイン独特の抒情。それが彼らの作品にはみなぎっており、これら作品群をとおして、彼の地の風景を一望にすることでしょう。
第2部はシェイクスピア。
中学生のときに演劇部で取り組んだ「冬物語」が、シェイクスピアとの最初の出会いでした。
以来、その人間の本質に迫る言葉の力や美しさに魅了されつづけ、時にイギリスの劇場文化の奥深さに感嘆しながら、いつしか自分も歌手としてオペラの舞台を得た鵜木。「冬物語」はまさしく運命的な出会いでした。
「声楽を始めてからは『読む、観る、聞く』のみだったシェイクスピアに、『歌う』という喜びが加わり、私の世界を大きく広げてくれた」と語る鵜木。
思えば、シェイクスピアの詩や劇に音楽を描いた作曲家たちも、その世界に惹かれたひとりひとり。
鵜木もまたその楽譜を通じて、彼らの感動を今に甦らせてくれることでしょう。
シェイクスピアの風景は、鵜木の歌から、何人もの偉大な作曲家とつながり、ついにはシェイクスピア自身にまで続いていく、広大で深淵な世界です。
皆様にも、きっと新しい風景を心の中にお持ち帰りいただけるコンサートになると思います。

「お持ち帰り」といえば。
今回「Vol.41鵜木絵里」では特別に「お口の恋人」ロッテの提供で、ご来場のお客様先着300名様に「ロッテキシリトールガム」を進呈いたします。
「ロッテキシリトールガム」は、特定保健用食品(トクホ)。美しい声は、美しい口元から!
いつまでも、丈夫で健康な歯でいたいものですね。当日はぜひお早めにご来場ください。

♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
今シーズンの〈二期会ゴールデンコンサート at 津田ホール〉は、今月の鵜木絵里を皮切りに、全4回開催いたします。以降のラインアップは次の通り。
◆2013年11月30日(土) 16:00開演
 Vol.42 井ノ上了吏テノール (ピアノ高木由雅)
 ラテンの情熱溢れるテノールリリコ
 “我が歌!イタリア、スペインへの想い”
◆2014年1月18日(土) 16:00開演
 Vol.43 竹本節子メゾソプラノ (ヴァイオリン荒井英治/ピアノ大島義彰)
 多くの世界的指揮者から絶大な信頼を得ているメゾソプラノ
 馥郁たる歌唱に心潤されるひととき
◆2014年3月21日(金・祝) 16:00開演
 Vol.44 小森輝彦バリトン (ピアノ服部容子)
 日本人として初めてドイツ“宮廷歌手”の称号を得たバリトン
 ノーブルな響きで導かれる音楽の真髄
料金(全指定席):
 シーズン4回通し券12,000円/2回セット券7,000円※/1回券4,000円/学生券2,500円
 ※…2回セット券は、今シーズン4公演の中からお好きな公演を2つお選び頂けます。
お申込み・お問い合わせ:
 二期会チケットセンター TEL.03-3796-1831
▼くわしくはこちら
二期会ゴールデンコンサート at 津田ホール 2013/14 SEASON - 二期会21

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オペラ彩『マクベス』にバス佐藤泰弘が出演します

昨年の『マリア・ストゥアルダ』公演で第21回三菱UFJ信託音楽賞を受賞した「オペラ彩」がこのたび上演するヴェルディ『マクベス』(指揮:ヴィート・クレメンテ/演出:直井研二)に、日清GooTaのCM出演で話題となった二期会所属のバス、佐藤泰弘がバンコー役で出演(9月22日予定)します。ご期待ください。
sato_yasuhiro_201309.jpg
バス佐藤泰弘は、2012年12月に行われたオペラ彩主催オペラ『マリア・ストゥアルダ』のジョルジョ・タルボ役で指揮者ヴィート・クレメンテ氏と初共演しました。その公演は第21回三菱UFJ信託音楽賞を受賞しています。
その授賞を大変名誉に感じたクレメンテ氏の『マクベス』に向けての熱意は並々ならぬものがあり、普段は気さくで心優しい彼も、この度は鷹のような目で稽古場のテンションを上げ、マエストロならではの独創性に溢れた激しくかつ繊細な音楽性を浸透させています。
このたびの『マクベス』でも共演する佐藤を“Mio basso”(私のバス歌手)と周囲に公言するほどマエストロの熱い信頼を得ています。
また、佐藤が主演した日清GooTa“一点豪華主義”のCMを観たクレメンテ氏は、オペラ歌手としての声のみならず、俳優的表現力を絶賛しています。
sato_and_clemente_201309.jpg クレメンテ氏(右)と
opera_sai_keikoba_201309.jpg 稽古風景
■■■公演情報■■■
オペラ彩設立30年記念公演『マクベス』
公演日:2013年9月22日(日)14:00、23日(月・祝)14:00
会場:和光市民文化センターサンアゼリア大ホール
※佐藤泰弘(バンコー役)は22日(日)14:00の公演に出演
▼公演詳細は主催者のページをご覧ください
特定非営利活動法人 オペラ彩★公式サイト

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秋の朝のひととき Hakuju Hall「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」がおすすめ!

11:00から始まる、選ばれし美しい声に包まれる至福のモーニングコンサート...
9月19日(木)は、この秋からスタートするHakuju Hall「二期会モーニング Diva Divo(ディーヴァ,ディーヴォ)」シリーズの第1回。
ソプラノ高橋 維(たかはし ゆい)とメゾソプラノ杉山由紀(すぎやま ゆき)が、豊かな響きのHakuju Hallで皆様をお迎えします。

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高橋 維
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杉山由紀

■■■公演情報■■■
二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ 第1回
日時:2013年9月19日(木) 11:00開演(10:30開場)
会場:Hakuju Hall
   (小田急線代々木八幡駅または千代田線代々木公園駅より徒歩5分)
料金:全自由席 500円
主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会
協賛:株式会社ドラジェ
《予定プログラム》 (ピアノ:木下志寿子)
♪高橋 維&杉山由紀
 オッフェンバック:『ホフマン物語』より“舟歌”
♪杉山由紀
 マーラー:「子供の魔法の角笛」より〈ラインの伝説〉
 ワーグナー:「ヴェーゼンドンク歌曲集」より〈天使〉
♪高橋 維
 ツェムリンスキー:「トスカーナ地方の民謡によるワルツの歌」より
            第1曲 かわいらしいつばめさん
            第2曲 月は不満げに
            第5曲 青い星々
            第6曲 手紙を書いたのは私
♪杉山由紀
 ワーグナー:『ラインの黄金』より“避けよ、ヴォータン”
 ワーグナー:『パルジファル』より“いいえ、パルジファル”
♪高橋 維
 グノー:『ロミオとジュリエット』より“私は生きたい”
 ヴェルディ:『リゴレット』より“慕わしい人の名は”
♪高橋 維&杉山由紀
 R.シュトラウス:『ばらの騎士』より 二重唱“ばらの献呈”
 (都合により演奏曲等が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください)
演奏会に向けてビデオメッセージも届きました。ご覧ください。

笑顔も素敵な二人のコンサート、どうぞ気楽にお越しください。
▼お問合せ・ご予約
Hakuju Hallチケットセンター
 電話03-5478-8700 (10:00~18:00 火~土/祝日・休館日を除く)
▼公演詳細リーフレット(PDFファイル)
二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ - Hakuju Hall

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ソプラノ田中絵里加 ミラノスカラ座研修所に入所予定

2013年7月16日から19日にかけて、イタリア・ミラノスカラ座のスカラ座研修所・オペラソリストコース(Accademia Teatro alla Scala : l'accademia di perfezionamento per cantanti lirici del Teatro alla Scala)の入所オーディションが行われ、留学中のソプラノ田中絵里加の合格が決まりました。
コースは2年間で、入所オーディションは2年に1度。今回は約170名の応募があり選りすぐりの10名が合格しました。今回の合格者は2013年11月より入所の予定です。
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田中は、東京音楽大学大学院オペラ研究領域を修了後、2011年3月に二期会オペラ研修所マスタークラスを修了。2011年11月ヴェネツィア国立音楽院に入学し現在2年在学中。
2011年1月イタリア声楽コンコルソ「ミラノ大賞」、2012年5月ボローニャ歌劇場オペラ研修所企画オペラ「L'Olimpiade」オーディションでアリステア役で1位、さらに成績優秀者に送られる奨学金を獲得。2013年6月コンクール「Toti dal monte」ムゼッタ役でファイナリスタとなり、成績優秀者に贈られる奨学金を獲得しています。
2013年5月には、マルテッラーゴ野外会場にてオペラ「Così fan tutte」フィオルディリージに出演するなど将来を嘱望される若手アーティストです。
また、2013年11月にはドニゼッティ財団(Fondazione Donizetti)が主催する、ベルガモ音楽祭 (Bergamo Musica Festival)の中において、オペラ「La finta semplice」で主役のロジーナに選ばれています。(会場:ドニゼッティ劇場、11月20日から25日の期間)

▼今回の合格者を伝えるスカラ座研修所のウェブサイト記事(イタリア語)
A new group of soloists for the Academy of Lyric Opera - Accademia Teatro Alla Scala

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小山由美がソロCDをリリース

メゾソプラノの美声で聴く世界の歌 
憧れを知る者のみが・・・ロシア歌曲集
19世紀前半から20世紀半ばにいたる広範なロシア歌曲のレパートリーからとくに有名な作品を選び、小山由美が艶やかで深みのある美声と豊かな表現力で魅了する一枚。
藝大声楽科とジュリアード音楽院ピアノ伴奏科修士課程をも修了して活躍する佐藤正浩のピアノで。
2人の見事な芸術創造の力に圧倒される仕上がりとなっています。
「彼女の輝かしいステージはもう語り尽せないほどですが、サンクト・ペテルブルクでのリサイタルなどのロシアの音楽に対する適応性、また特にチャイコフスキーなどのロマンスにおける情感のこもった歌唱もまた彼女の能力の豊かさを物語るものです。」
畑中良輔<2008年度第4回ロシヤ歌曲賞受賞指揮(受賞:小山由美)に寄せた祝辞より>
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◆◆◆CD情報◆◆◆
憧れを知る者のみが... ロシア歌曲集/小山由美
メゾソプラノ・小山由美、ピアノ・佐藤正浩
発売元:フォンテック
収録:2013年1月5~7日 富士見市民文化会館キラリふじみ
3,000円(税込) FOCD-9593
▼新譜紹介ページはこちら
憧れを知る者のみが... ロシア歌曲集/小山由美 [SACD Hybrid] - フォンテック
▼日経新聞電子版に小山由美・加納悦子・日野妙果のCD紹介記事が掲載されました
涼感抜群! メゾソプラノの美声で聴く世界の歌 - 日経新聞電子版

小山由美は9月14日(土)神奈川県民ホールと9月21日(土)びわ湖ホールにおいて開催される、共同制作公演・ワーグナー『ワルキューレ』にフリッカ役で。さらに、11月8日(金)と10日(日)に日生劇場で開催される、A.ライマン『リア』にゴネリル役でと、注目の公演に立て続けに出演予定です。
▼公演情報はこちら
2013年9月公演R.ワーグナー『ワルキューレ』 - 東京二期会
2013年11月公演A.ライマン『リア』 - 東京二期会

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ホテルグリーンプラザ軽井沢に“La Dill”が登場!

この秋、ホテルグリーンプラザ軽井沢のディナーコンサートに“La Dill”(ラ・ディル)が登場します。
“La Dill”とは二期会所属の、テノール金山京介、カウンタテナー彌勒忠史、バリトン近藤 圭と坂下忠弘の日本のオペラ界が注目するスタイリッシュな4人による待望の男性声楽ユニット。彼らがお贈りする圧倒的な歌声とハーモニーを秋真っ盛りの軽井沢で存分にお楽しみください。
▼“La Dill”ディナーコンサートのビデオクリップ

ディナーコンサート宿泊プランや、新宿発のバス・ツアーも用意されています。
■男性声楽ユニット“La Dill”ディナーコンサートプラン
 【日程】2013年10月12日(土)~ 1泊2日 
  19:45~ レストラン・セラヴィにてご夕食開始(コースディナー)
  20:00~ La Dillコンサート(ディナーショー形式)(21:00終了予定)
 【出演】
  kanayama_kyosuke_201309.jpg 金山京介(テノール)
  miroku_tadashi_201309.jpg 彌勒忠史(カウンターテナー)、
  kondo_kei_201309.jpg 近藤 圭(バリトン)
  sakashita_tadahiro_201309.jpg 坂下忠弘(バリトン)
 【予定曲】
  ・マイウェイ
  ・ユー レイズ ミー アップ
  ・アダージョ(アルビノーニ)
  ・オペラアリア        ほか
▼内容・料金等プラン詳細はこちらをご覧ください
La Dillディナーコンサート鑑賞付きプラン - ホテルグリーンプラザ軽井沢
 ※直行バス付プランもございます。
★芸術の秋・りんご狩り・絶品グルメ・紅葉をご堪能頂けるプレミアムなバスツアーは2行程ございます。
▼バスツアーの詳しい情報はこちらをご覧ください
秋の旬彩楽バスツアー コース1 軽井沢国際合唱フェステイバルプラン
秋の旬彩楽バスツアー コース2 塩沢湖・軽井沢タリアセンプラン
鮮やかな秋・軽井沢へ プレミアム・バス・ツアー - パンフレット(PDF形式)
【お問い合わせ・ご予約】ホテルグリーンプラザ軽井沢
 専用ダイヤル 0570-091-489 (PHS・一部のIP電話からは 03-6833-1091)
 (受付時間:年中無休/平日9:30~19:30・土日祝9:30~19:00)
 ※定員になり次第〆切となります。お早めにお申込み下さい。

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新譜CD「沙羅~日本の歌、懐かしき心の原風景」日野妙果

日野妙果(ひの たえか)は、ワルター・モーア、グンドラ・ヤノヴィッツ、エルンスト・ヘフリガーの各氏の薫陶を受け、ヨーロッパを中心に演奏活動を行っているメゾソプラノ。ウィーンでの生活も20年になります。
ドイツ、ラインスベルグ音楽祭にてCh.ティーレマン指揮『ナクソス島のアリアドネ』の作曲家役でオペラ・デビュー後、ナポリ・サンカルロ劇場、チロル音楽祭、コシチェ国立歌劇場、サンタンデール歌劇場、夏の音楽祭などにもソリストとして招聘されるほか、日本でも新国立劇場、二期会など各地のオペラ公演に出演。リート歌手としても高い評価を受けています。
そんな彼女が、日本歌曲を集めた珠玉のCDを送り出しました。
「音楽の時」という言葉がふさわしい、シンプルで格調の高い響き。静謐の中で、音楽の世界に分け入っていく喜び。
日野が歌う日本語の詞には、どこか、過去の記憶から語りかけてくるような優しさがあります。
現代の気忙しさ、と遠いところにあって、流されることがない。芸術家が音楽に誠実であること、どんな時間を誰と、どのように過ごしてきたか、ということでもあって、それで懐かしい「日本語」に聞こえるのかもしれません。
その音楽を共にするのは、ピアニストとして長く一心に、この道を歩んできた小林道夫、80歳にして瑞々しいピアノで、その端整な音に心が洗われていくようです。
『沙羅』全曲の収録は珍しいのですが、「中国地方の子守歌」や、「平城山」など、誰もが知る曲にも新しい発見があります。
CMCD-28279-Cover-K.jpg
▼CDの詳細・お求めはこちら
沙羅~日本の歌、懐かしき心の原風景/日野妙果 - CAMERATA TOKYO(カメラータ・トウキョウ)

帆かけ舟

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ソプラノ鈴木愛美帰国のお知らせ

ソプラノ鈴木愛美(すずき まなみ)が、ロームミュージックファンデーションの助成による3年間のウィーン留学を終え帰国。
2013年8月12日、(株)ローム本社と京都文化博物館別館ホールにて、留学報告会と成果発表コンサートが開催されました。
留学中も文化庁「明日を担う音楽家による特別演奏会」やラ・フォル・ジュルネ新潟2013等で一時帰国し研鑽の成果を発揮。留学先のウィーンでも高い評価を得ています。今後益々の活躍にご期待ください。

suzuki_manami_201308.jpg 「3年間ウィーンと行き来させて頂きながら、オペラの他にも多技にわたる歌曲・宗教曲の演奏スタイルを学ばせて頂きました。シェーンブルン宮殿劇場でのオペラや、楽友協会での歌曲コンサートなど貴重な舞台出演にも恵まれ、感動や発見、自己とも深く向き合えた実りある留学期間でした。今後は学ばせて頂いたことや私自身のレパートリーを活かし、精一杯活動してまいりたいと思いますので、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。」鈴木愛美

suzuki_manami_201308wien.jpg
「ウィーン楽友協会コンサート」共演者と(一番右が鈴木)

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夏の始まりを彩った『ホフマン物語』。歌手が輝いた最高の舞台!

フランスの名匠ミシェル・プラッソンの指揮、粟國 淳の幻想的な演出、大きな盛り上がりを見せた、オッフェンバックのオペラ『ホフマン物語』。
タイトルロールのホフマン役、福井 敬、樋口達哉の熱演に、若手歌手も大奮闘。
多くの方のご来場、誠にありがとうございました。
ホフマンと3人の女性の恋物語、と一言では語りつくせない、次々と繰り出される魔法のようなシーン、その余韻がいつまでも消えませんでした。
舞台写真とともに、この素晴らしい公演を振り返ります。
写真撮影:三枝近志(☆…7月31日・8月3日組、◆…8月1日・4日組)
会場:新国立劇場オペラパレス
<舞台写真はクリックで拡大表示します>

ホフマン(福井 敬)とニクラウス(加納悦子)。「ホフマンは女の人に溺れ、酒に溺れ、ちっとも芸術に身が入らない。」そんなホフマンを何とかして芸術の道に連れ戻そうとする芸術の女神ミューズが、ニクラウスに姿を変えて現れる。青年貴族のようなはつらつとした身のこなしに、思わず見惚れ、聴き惚れ。


ホフマン(樋口達哉)とリンドルフ(大沼 徹)の対決。
ふてぶてしい態度のリンドルフ、「飲み代は払う性質でね、スカンピン殿」。
字幕=本谷麻子=も素晴らしく、作品の理解を助けてくれました。


ホフマンの最初の恋人オランピア(安井陽子)。本当に人形のような動きと、超人的な高音のパッセージ。でも超絶技巧の機械ではなくて、あたたかさときらめきを感じさせるのは、安井ならではの歌唱力。


スパランツァーニ(右=羽山晃生)と、コシュニーユ(左=新津耕平)が見守る中、歌を止めないオランピア(佐藤優子)。佐藤は、今回が二期会オペラデビュー。


「光れ!ダイヤモンド」ダペルトゥット(大沼 徹)は、憎らしい悪魔役を堂々と演じた。


第2幕「あなたの影がほしいの、どうしてもほしいの」と迫るジュリエッタ(菊地美奈)。


光り輝くダイヤモンドと引き換えに、ホフマンを籠絡する妖艶な美女ジュリエッタ(佐々木典子)。


影を取られておののくホフマン。マジックミラーを使った演出。不思議でした!
「ホフマンあなたが好きよ、でもさからえないわ、口づけひとつでダイヤモンドが手に入るのよ」


病のために、歌ったら死ぬ、というアントニア(木下美穂子)。短い命と知って、音楽への情熱を燃え上がらせる激しさに、思わず引き込まれてしまいます。


歌姫ステラからホフマンへの手紙をリンドルフに売り渡す、召使アンドレと、アントニアの屋敷で芸術家を気取る老いた使用人フランツは一人二役。フランス風の皮肉も効いて巧みな芝居が注目された田中健晴。


高橋絵理のアントニア。一年前の『パリアッチ(道化師)』ネッダとまた違う一面を見事に開花させました。情感あふれる繊細な音楽性、声の美しさが、きらきらした瞬間。
そしてアントニアの母の声(7/31・8/3=与田朝子、8/1・4=小林紗季子)も、姿は見せない役ですが、その声の存在は大きい。2階席の下手のバルコニーで歌っているのですが、舞台上と一体となって、すばらしい効果をあげました。


悪魔(小森輝彦)がヴァイオリンを弾きながら、「歌え!」と、囁(ささや)く瞬間、額縁の中の優しい母の面差しは、死神に変わる。この仕掛けも見事でした。


命のない人形だったオランピア、生きたまま去ったジュリエッタ、そして死んでしまったアントニア。でも3人は一人だったのだ! 歌姫ステラ!!!
その美しい登場には客席からため息が。ステラを演じたのは、ダンサーの今村たまえ。

プラッソンは今秋80歳。酷暑の東京に顔をしかめながらも、ユーモアあふれるマエストロ。連日、集中した稽古を重ね、オーケストラ、歌手共に素晴らしいオペラの舞台を作りあげました。
カーテンコール(撮影:堀 衛)




帆かけ舟

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