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10月は、びわ湖ホール『リゴレット』に行こう!

沼尻竜典芸術監督が優れた作品を厳選し、制作・上演する、びわ湖ホール「沼尻竜典オペラセレクション」。
今月はヴェルディ中期の名作、歌劇『リゴレット』を上演します。
指揮にはリューベックの歌劇場音楽総監督として国際的に活躍する沼尻竜典さん。「ヴェルディの魅力は簡単に見えて難しいが、最後は引き込まれてゆく。シンプルイズベストの魅力を表現したい」と意欲を語り、演出の田尾下 哲さんも「読み替えせず、楽譜の視覚化をめざします」とのこと。
このオペラの王道ともいえるスタンダードな作品を、最高の布陣で創りあげてくれることでしょう。
さて今回はリゴレットの娘で悲劇のヒロインジルダ役で国内本格デビューする、ソプラノの森谷真理をご紹介しましょう。

201410_numajiri_ryusuke.jpg ●マエストロからのメッセージ
びわ湖ホール「リゴレット」のジルダ役で本格的な日本デビューを飾る森谷さんは、オーストリアのリンツ歌劇場でも同役を歌い、絶賛されました。
私の桐朋学園での元教え子が、リンツ歌劇場のオーケストラ団員で、「本当にすごい日本人ソプラノがいるんです~」と森谷さんを紹介してくれたのが、今回の出演のきっかけとなりました。
稽古場で皆の度肝を抜いたのが、彼女の高音域の素晴らしさ。単に良く出るというだけではなくチャーミングな音色があり、ピアニッシモでのコントロールも絶妙。ヴェルディのソプラノのアリアの最後によくある、細かい音符を散りばめた難しいパッセージも並の歌手ならは声を出すだけでも精一杯なのに、森谷さんが歌うと何かそこに感情の襞のようなものがスっと浮き上がってくる。
ヨーロッパにはジルダを歌いたい歌手が山のようにいる中で、日本人の彼女が選ばれた理由がよくわかります。
今回はリゴレット役の牧野さんや、マントヴァ公役のジョン・健・ヌッツォさんなど、日本で考え得る最高の共演者を得て、素敵な日本デビューとなることでしょう。 
      ――沼尻竜典
  
201410_moriya_mari.jpg ●森谷真理(もりや まり・ソプラノ) 
ドラマティックコロラトゥーラソプラノ。武蔵野音楽大学、同大学院修了後、ニューヨーク・マネス音楽院でプロフッェショナル・スタディを修了。
国際コンクールで受賞歴多数。バロックから現代音楽まで他に類を見ない幅広いレパートリーを持ち、ニューヨークのメトロポリタン・オペラを始め、欧米の劇場で活躍中。小山ふるさと大使。オーストリア在住。二期会会員。
オーストリー在住の森谷は、ニューヨークのメトロポリタン・オペラでJ.レヴァイン指揮『魔笛』夜の女王に抜擢されセンセーショナルなデビュー。ウィーン・フォルクスオーパー、スコティッシュ・オペラ等欧米の主要歌劇場で活躍していいます。

益々の活躍にご注目ください。
■■■ 公演情報 ■■■
沼尻竜典オペラセレクション
G.ヴェルディ作曲 歌劇『リゴレット』全3幕
イタリア語上演・日本語字幕付
日時:2014年10月12日(日) 14:00開演
会場:滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール 大ホール
▼びわ湖ホール『リゴレット』の詳細はこちらから
沼尻竜典オペラセレクション ヴェルディ作曲 歌劇『リゴレット』(全3幕) イタリア語上演・日本語字幕付 - 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール

*次回は初日組をご紹介する予定です。
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【速報】12/29「大野和士が語る!『ホフマン物語』の魅力」に樋口達哉ら、二期会の豪華歌手が登場!

12月29日(日)、フランス国立リヨン歌劇場来日公演記念イベント「大野和士が語る!『ホフマン物語』の魅力」に樋口達哉をはじめ、二期会の豪華歌手が登場します!
2008年からフランス国立リヨン歌劇場首席指揮者を務め、2008年紫綬褒章、2010年第41回サントリー音楽賞、日本芸術院賞・恩賜賞などを受賞。2015年4月より東京都交響楽団の次期音楽監督に就任も決まっている大野和士さん。
今月には、リヨン歌劇場『ホフマン物語』のプレミエを指揮して絶賛を浴び、2014年7月には同歌劇場の来日公演も予定されています。国際的に活躍する多忙な日々の中、年末に一時帰国する為、Bunkamuraオーチャードホールにて、大野和士さんのピアノとお話による、レクチャーコンサートを開催されることになりました。
『ホフマン物語』は2013年7-8月にも東京二期会公演(ミシェル・プラッソン指揮)で絶賛を浴びた演目。二期会から旬の豪華歌手がかけつけて、大野和士さんのピアノでレクチャーに参加することが決定。二期会で上演したシューダンス版とリヨン版では異なる部分もありますが、マエストロ自らの解説とともに演奏をお楽しみください。
ホフマンには帝国ホテル「ジルベスターコンサート」のリハーサルなどの合間を縫ってテノール樋口達哉がかけつけます。ご来場をお待ち致しております。
■■■イベント情報■■■
「大野和士が語る!『ホフマン物語』の魅力」
日時:2013年12月29日(日) 15:00開演(開場:14:30)※休憩なし16:00終演予定
会場:Bunkamuraオーチャードホール
料金:全席自由 1,000円(税込)
出演:大野和士(ピアノ、お話)
   樋口達哉(ホフマン)
   小林由佳(ジュリエッタ/ニクラウス)
   大沼 徹(ミラクル博士/ダペルトゥット)
   全詠玉(オランピア)
   高橋絵理(アントニア)
   小林紗季子(アントニアの母の声)
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    樋口達哉 / 小林由佳 / 大沼 徹
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    全詠玉 / 高橋絵理 / 小林紗季子
予定演奏曲目:
   第1幕~ホフマンのアリア「クラインザックの物語」
   第2幕~オランピアのアリア「クマシデ並木の鳥たちから」
   第3幕~ニクラウスのロマンス「見ろ、震える弓の下で」
   第3幕~アントニアのアリア「きじ鳩は逃げた」
   第3幕~アントニアとホフマンの二重唱「ああ、信じていました」
   第3幕~アントニア、母の声、ミラクルの三重唱「もう歌わないのか?」
   第4幕~ダペルトゥットのアリア「輝け、ダイヤモンドよ」
   第4幕~ホフマンとジュリエッタのコンチェルタート「ああ、僕の魂は」
   第4幕~「舟歌」
▼チケットご予約・お問い合わせはこちらから
【出演歌手決定!】特別イベント「大野和士が語る!『ホフマン物語』の魅力」 - オーチャードホール|Bunkamura

▼樋口達哉のプロフィールとスケジュール
樋口達哉 - 二期会アーティスト検索|二期会21

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明日(12/21)、川口リリアで今が旬の山本耕平と加耒 徹を聴く!

2013年のクリスマスは、今が旬の2人が織りなす素敵なコンサート。
かつて藝大の同級生でもあったテノールの山本耕平とバリトンの加耒 徹が共演する聴き逃せない共演です。
イタリア留学から帰国し、その歌唱力と音楽センスで魅了するテノール・山本耕平は、7月の東京二期会『ホフマン物語』に続き、来年2月には『ドン・カルロ』に主演します。
二期会オペラ研修所マスタークラスを最優秀の成績で修了した若き実力派バリトン・加耒 徹も2014年度のシャネル・ピグマリオン・デイズ参加アーティストに抜擢されています。
クリスマス直前の連休、心洗われるひとときをお楽しみください。

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山本耕平
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加耒 徹

■■■公演情報■■■
リリア音楽ホールで聴く
山本耕平×加耒 徹のクリスマス
日時:2013年12月21日(土) 15:00開演
会場:川口総合文化センター リリア音楽ホール
   (JR京浜東北線川口駅西口正面)
出演:テノール山本耕平、バリトン加耒 徹、
   オルガン・ピアノ山口綾規
演奏予定曲:
 J.S.バッハ=グノー:アヴェ・マリア
 マスカーニ:アヴェ・マリア
 プッチーニ:『ラ・ボエーム』より二重唱“もう帰らない、ミミ” ほか
▼公演情報ページ・お問合せ先はこちら
リリア音楽ホールで聴く 山本耕平×加耒 徹のクリスマス - 川口総合文化センター リリア

◆関連リンク
▼山本がタイトルロールをつとめる『ドン・カルロ』の公演ページ
2014年2月公演G.ヴェルディ『ドン・カルロ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼2013年の山本に続き、加耒が2014年に参加するシャネル・ピグマリオン・デイズ
CHANEL Pygmalion Days - CHANEL NEXUS HALL - CHANEL GINZA
 ※加耒の出演初回は2014年2月15日(土)となります。

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ラテンの情熱溢れるテノールリリコ ~ 井ノ上了吏
「二期会ゴールデンコンサート」で聴きごたえある充実のプログラムをお楽しみください!

第一声から溢れる情熱と豊かな抒情。日本を代表するリリック・テノール、井ノ上了吏が2013年11月30日(土)16:00開演の「二期会ゴールデンコンサートat津田ホール」に登場。昨年10月にも出演し聴衆を魅了した、本コンサート・二期会創立60周年記念シリーズ<テノールの日>から、2年連続での出演となります。
実力と人気を兼ね備え、目下絶好調のテノール井ノ上。
今年は東京二期会5月公演『マクベス』(P.コンヴィチュニー演出)マクダフ役において、権力に翻弄される要役として存在感溢れる演唱で歴史ドラマの一端を担い、ヴェルディ・イヤーを盛り上げると、6月の「二期会WEEK@サントリーホール2013」では、“パイレーツ オブ ブルーローズ”(3人のテノールの白熱の共演)でも人気を博しています。
そして、いよいよ満を持して迎える今回のゴールデンコンサートでは、イタリア、スペインの歌曲やスペインの国民的歌劇サルスエラやヴェルディのオペラまで、聴きごたえ充分のプログラムで、充実の演奏をお届け致します。ピアノは高木由雅。一同お越しをお待ちしております。

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チラシ(PDFファイル)
■■■公演情報■■■
二期会ゴールデンコンサートat津田ホール 2013/14SEASON
Vol.42「井ノ上了吏 テノール」
“我が歌、イタリア、スペインへの想い!”

日時:2013年11月30日(土) 16:00開演
会場:津田ホール
   (JR千駄ヶ谷駅前/都営大江戸線国立競技場駅A4出口前)
料金:全席指定 4,000円(税込)

▼コンサート詳細・チケットのお申し込みはこちらから
二期会ゴールデンコンサートat津田ホール2013/14SEASON Vol.42井ノ上了吏 - 二期会21
株式会社二期会21のウェブサイトでは、ゴールデンコンサートへの意気込みや、熱き魂が炸裂する演奏ムービーなど“井ノ上了吏の今”がお楽しみ頂けます。
▼こちらからご覧ください
PICK-UP ARTIST Vol.29 「井ノ上了吏の今」インタビュー - 二期会21

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ソプラノ田中絵里加 ミラノスカラ座研修所に入所予定

2013年7月16日から19日にかけて、イタリア・ミラノスカラ座のスカラ座研修所・オペラソリストコース(Accademia Teatro alla Scala : l'accademia di perfezionamento per cantanti lirici del Teatro alla Scala)の入所オーディションが行われ、留学中のソプラノ田中絵里加の合格が決まりました。
コースは2年間で、入所オーディションは2年に1度。今回は約170名の応募があり選りすぐりの10名が合格しました。今回の合格者は2013年11月より入所の予定です。
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田中は、東京音楽大学大学院オペラ研究領域を修了後、2011年3月に二期会オペラ研修所マスタークラスを修了。2011年11月ヴェネツィア国立音楽院に入学し現在2年在学中。
2011年1月イタリア声楽コンコルソ「ミラノ大賞」、2012年5月ボローニャ歌劇場オペラ研修所企画オペラ「L'Olimpiade」オーディションでアリステア役で1位、さらに成績優秀者に送られる奨学金を獲得。2013年6月コンクール「Toti dal monte」ムゼッタ役でファイナリスタとなり、成績優秀者に贈られる奨学金を獲得しています。
2013年5月には、マルテッラーゴ野外会場にてオペラ「Così fan tutte」フィオルディリージに出演するなど将来を嘱望される若手アーティストです。
また、2013年11月にはドニゼッティ財団(Fondazione Donizetti)が主催する、ベルガモ音楽祭 (Bergamo Musica Festival)の中において、オペラ「La finta semplice」で主役のロジーナに選ばれています。(会場:ドニゼッティ劇場、11月20日から25日の期間)

▼今回の合格者を伝えるスカラ座研修所のウェブサイト記事(イタリア語)
A new group of soloists for the Academy of Lyric Opera - Accademia Teatro Alla Scala

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小山由美がソロCDをリリース

メゾソプラノの美声で聴く世界の歌 
憧れを知る者のみが・・・ロシア歌曲集
19世紀前半から20世紀半ばにいたる広範なロシア歌曲のレパートリーからとくに有名な作品を選び、小山由美が艶やかで深みのある美声と豊かな表現力で魅了する一枚。
藝大声楽科とジュリアード音楽院ピアノ伴奏科修士課程をも修了して活躍する佐藤正浩のピアノで。
2人の見事な芸術創造の力に圧倒される仕上がりとなっています。
「彼女の輝かしいステージはもう語り尽せないほどですが、サンクト・ペテルブルクでのリサイタルなどのロシアの音楽に対する適応性、また特にチャイコフスキーなどのロマンスにおける情感のこもった歌唱もまた彼女の能力の豊かさを物語るものです。」
畑中良輔<2008年度第4回ロシヤ歌曲賞受賞指揮(受賞:小山由美)に寄せた祝辞より>
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◆◆◆CD情報◆◆◆
憧れを知る者のみが... ロシア歌曲集/小山由美
メゾソプラノ・小山由美、ピアノ・佐藤正浩
発売元:フォンテック
収録:2013年1月5~7日 富士見市民文化会館キラリふじみ
3,000円(税込) FOCD-9593
▼新譜紹介ページはこちら
憧れを知る者のみが... ロシア歌曲集/小山由美 [SACD Hybrid] - フォンテック
▼日経新聞電子版に小山由美・加納悦子・日野妙果のCD紹介記事が掲載されました
涼感抜群! メゾソプラノの美声で聴く世界の歌 - 日経新聞電子版

小山由美は9月14日(土)神奈川県民ホールと9月21日(土)びわ湖ホールにおいて開催される、共同制作公演・ワーグナー『ワルキューレ』にフリッカ役で。さらに、11月8日(金)と10日(日)に日生劇場で開催される、A.ライマン『リア』にゴネリル役でと、注目の公演に立て続けに出演予定です。
▼公演情報はこちら
2013年9月公演R.ワーグナー『ワルキューレ』 - 東京二期会
2013年11月公演A.ライマン『リア』 - 東京二期会

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奏楽堂日本歌曲コンクール 本選結果

去る5月26日(日)、台東区生涯学習センターミレニアムホールにおいて「平成25年度 奏楽堂日本歌曲コンクール」本選が行われ、二期会会員のソプラノ山本有希子(写真)が第24回歌唱部門第3位に選ばれました。
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歌唱部門には20代から70代の217人が参加。本選には一次と二次を通過した10人で競い合われ、山本は課題曲で「秋風の歌」(山田耕筰作曲)、自由曲では歌曲集「魚とオレンジ」(中田喜直作曲)を披露、明瞭な歌唱とひたむきに生きる女性の心情を情感豊かに歌い、高い評価を得ました。
7月には入賞者記念コンサートが行われる予定。
また、奨励賞にはソプラノ松岡多恵(二期会オペラ研修所 第58期本科在籍中)、入選にソプラノ吉村華織(二期会会員)、ソプラノ佐藤貴子(二期会会員)らが選ばれました。
▼山本の受賞を伝える新聞社サイトの記事
日本歌曲コンクール 高岡出身のソプラノ歌手 山本さん3位「感無量」 - 中日新聞・富山(2013年5月28日)
▼コンクールについて(結果など)
日本歌曲コンクール - 台東区芸術文化財団
入賞者記念コンサート - 台東区芸術文化財団
※「奏楽堂日本歌曲コンクール」は、東京音楽学校の設立100周年を記念して、日本歌曲の普及と創造的発展を目指し台東区芸術文化財団が開催している歴史と伝統あるコンクール。歌唱部門と作曲部門があり、歌唱部門は、日本語の詩による独唱歌曲を対象としています。
近年では、第18回歌唱部門にバリトン会員の与那城 敬が第1位並びに中田喜直賞に輝いています。
会場は東京藝術大学音楽学部の前身である東京音楽学校の施設だった奏楽堂で、昭和62年に台東区の手で現在地に移築保存されました。老朽化に伴う建物保全により平成25年4月より休館している為、今年度は台東区生涯学習センターミレニアムホールにて開催されました。

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「題名のない音楽会」もう一度見たい名曲ベスト10

テレビ朝日系で放送中のクラシック音楽番組「題名のない音楽会」。
明日、3月31日の放送は、【春休み特別企画 もう一度見たい名曲ベスト10】と題し、佐渡 裕さんが司会に就任してからの5年間に放送された中から思い出深い名曲が取り上げられます。
そのうち、2011年5月1日に放送された、「東日本大震災復興応援~今、音楽にできること(1)」よりレナード・バーンスタイン:『キャンディード』より「make our garden grow(僕らの畑を耕そう)」の歌唱シーンも登場します。この曲を聴くと元気が湧いてきますね。
このシーンには福井 敬、谷口睦美、鵜木絵里、星野恵里、岡本泰寛、北川辰彦の二期会アーティストが出演しています。
ぜひご覧ください!
◆◆放送情報◆◆
「題名のない音楽会」
春休み特別企画 もう一度見たい名曲 ベスト10

2013年3月31日(日) あさ9:00〜9:30 テレビ朝日系列全国ネット
2013年4月6日(土) 夕方18:30~19:00 BS朝日
2013年4月7日(日) 深夜23:00〜23:30 BS朝日(再放送)
▼番組ホームページはこちら
題名のない音楽会 - テレビ朝日

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銀色の光を宿す歌声~与那城 敬、最新情報!

銀色の光を宿す歌声、バリトン与那城 敬(よなしろ けい)。
ファン待望のファースト・アルバム「ファースト・インプレッション」が、ついに27日、オクタヴィアレコードより発売されました!
ワーグナー『タンホイザー』より〈夕星の歌〉をはじめ、マスカーニ「アヴェ・マリア」など、目下絶好調のカヴァリエ・バリトン与那城 敬の魅力がぎっしり。

OVCL-00493-H1_240_240.jpg ●●CD情報●●
与那城 敬「ファースト・インプレッション」
OVCL-00493 ¥3,000円(税込)
与那城 敬(バリトン)
巨瀬励起(ピアノ)
橋本岳人(フルート)
清水のりこ(エレクトーン)

[収録曲]
・コルンゴルト:歌劇『死の都』より(ピエロの歌)「我が憧れ、我が幻想」
・モーツァルト:歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』より「彼に眼を向けなさい」
・ベッリーニ:歌劇『清教徒』より「永遠にお前を失ってしまった」
・ワーグナー:歌劇『タンホイザー』より「死の予感のごとく~優しい夕星よ」(夕星の歌)
・ドニゼッティ:一粒の涙
・畑中良輔:花林(杉浦伊作 作詞)
・木下牧子:さびしいカシの木(やなせたかし 作詞)
・瀧 廉太郎:荒城の月(土井晩翠 作詞)
・高田三郎:くちなし(高田喜久雄 作詞)
・小林秀雄:落葉松(野上 彰 作詞)
・マスカーニ:アヴェ・マリア
・新井 満:千の風になって(新井 満 作詞)
・久石 譲:スタンド・アローン(小山薫堂 作詞)
[録音]
2012年12月3日・2013年1月13日 ヤマハホールにて収録
▼詳細・お求めはオクタヴィアレコードのウェブサイトをご覧ください
ファースト・インプレッション - Octavia Records Inc.

《CD発売記念イベント開催決定!!》
今回のCD発売を記念して、与那城 敬によるミニコンサート&サイン会が開催されます!
会場となるヤマハ銀座店にてCD「FIRST IMPRESSION」をご購入のお客様は、コンサート終了後のサイン会にご参加いただけます。
是非ご来場ください!!
■■イベント情報■■
ヤマハ銀座店「CD発売記念 ミニコンサート&サイン会」
日時:2013年4月7日(日) 15:30~
会場:ヤマハ銀座ビル1F・ポータル
出演:与那城 敬(バリトン)、清水のりこ(エレクトーン)、巨瀬励起(ピアノ)
♪演奏予定曲目♪
ベッリーニ:オペラ「清教徒」より永遠にお前を失ってしまった
マスカーニ:アヴェ・マリア
滝廉太郎:荒城の月
木下牧子:さびしいカシの木
久石 譲:スタンド・アローン
▼イベント詳細ページ
与那城敬(バリトン) CDデビュー記念ミニコンサート&サイン会 - ヤマハミュージック東京 銀座店

《バレエとのコラボレーションも!》
現代バレエ界の鬼才・熊川哲也氏が率いるKバレエ カンパニーが4月にBunkamuraオーチャードホールで上演する『ベートーヴェン 第九』に、バリトン独唱でバレエとのコラボレーション!こちらも楽しみです。
■■公演情報■■
K-BALLET COMPANY Spring 2013「ベートーヴェン 第九」他
公演日:2013年4月11~14日(全5回公演)
(※与那城 敬は、4月12日(金)18:30と13日(土)16:30の公演に出演します)
▼公演詳細はこちらをごらんください
「ベートーヴェン 第九」他、新作二作品公演詳細:熊川哲也K-Ballet Company - TBSテレビ

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バス歌手佐藤泰弘出演のCMが話題です!

2013年2月18日より「日清GooTa 厚切角煮麺」のCMに登場し、その美声と表現力が話題を呼んでいるバス歌手佐藤泰弘。
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日清食品のウェブサイトでは60秒のスペシャルロングバージョンをご覧いただくことが出来ます!
どうぞお楽しみください。

▼こちらから動画をご覧いただけます
日清GooTa スペシャルロングver.「一点豪華主義 角煮 篇」 - 日清食品

▼佐藤のプロフィールはこちら
佐藤泰弘 - 二期会アーティスト検索

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NHKニューイヤーオペラコンサート2013

「人間賛歌、歌、思いをつなぐ力」の テーマで 海外や国内の第一線で活躍する豪華ソリスト陣が揃い、華やかな演奏で新年を寿いだNHKニューイヤーオペラコンサート。
今年も1月3日(木) 夜7時~9時にNHKホールから生放送で好評を博しました。
二期会アーティストを中心にレポート致します。

ヴェルディ、ワーグナー生誕200周年でもある2013年は、ヴェルディ『ナブッコ』から「行け、わが思いよ、金色の翼に乗って」の合唱で華やかに開幕。続いてジョルダーノ『アンドレア・シェニエ』から「ある日、青空をながめて」(福井 敬)、ヴェルディ『リゴレット』から 女心の歌「風の中の羽のように」(望月哲也)、ヴェルディ『シチリア島の夕べの祈り』からエレーナのアリア(大村博美)、ビゼー『カルメ ン』から セギディーリャ「セビリアのとりでの近くに」を(林 美智子のカルメン、大澤一彰のホセ)が次々と燦然たる歌唱で客席をオペラの世界に惹き込みました。
続くレハールのオペレッタ『メリー・ウィドー』では、ダニロ・ダニロイッチ伯爵(黒田 博)が特別出演のニェーグシュ(桂文枝師匠)と、楽しい芝居でも会場を沸かせました。
そして豪華なセットとファイヤー・ファウンテンの激しい炎に包まれてのワーグナーの楽劇『ワルキューレ』「ワルキューレの騎行」で並河寿美、江口順子、清水華澄、金子美香、平井香織、増田弥生、田村由貴絵、平舘直子らが天空を駆けるワルキューレ(猛き女神達)に扮して強靱な歌唱で喝采を浴び、コルンゴルト『死の都』からは木下美穂子が マリエッタの歌「わたしに残されたしあわせ」で澄み渡る高音を聴かせれば、さらにヴェルディ『オテロ』でオテロの福井 敬とカッシオの大澤一彰が雄姿と歌唱でドラマを牽引、コントラストの効いた名場面の数々を繰り広げました。終盤はロッシーニの『ランスへの旅』からなんと14声の大コンチェルタート、最後は全員でヨハン・シュトラウスのオペレッタ『こうもり』から「ぶどう酒の燃える流れに」でエンディングを迎えました。

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終演後の楽屋で司会を務めた辰巳琢郎さんを中心に二期会アーティストが勢揃い。
▼コンサートの詳細はこちらをご覧ください
第56回 NHKニューイヤーオペラコンサート - NHKプロモーション
▼演奏曲はこちらをご覧ください
第56回NHKニューイヤーオペラコンサート 出演者と曲目のお知らせ - NHKクラシックトピックス|NHK

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“ゆく年くる年” 二期会創立60周年の感謝とともに

2012年も残すところ僅かとなりました。今年も多くのお客様に二期会のオペラやコンサートへ足をお運びいただき、誠にありがとうございました。
年末年始クラシック音楽番組の放送情報からご案内いたします。
◆◆2012年の印象的な音楽シーンを振り返る特別番組◆◆
「ららら♪クラシック 年末スペシャル」
~クラシック・ハイライト2012~

チャンネル:NHK-Eテレ
放送日時:2012年12月31日(月) 午後9:15~午後11:55
二期会については、NHKで全編放送され好評を博した、7月公演『カヴァレリア・ルスティカーナ』(パオロ・カリニャーニ指揮/東京フィルハーモニー交響楽団、田尾下哲演出)からのシーンが紹介される予定です。
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サントゥッツァ:清水華澄(写真前)、トゥリッドゥ:大澤一彰 <撮影:三枝近志>
同公演の公演監督の多田羅迪夫が番組からインタビューを受けました。
東京二期会オペラ企画委員長の立場から、創立メンバーらが築いてきた偉業を引き継いでゆくことの意味と、二期会公演で心がけていること、さらに新しいものを創ってゆく二期会の未来について語りました。
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インタビューを受ける多田羅迪夫(東京藝大にて)
▼詳細は番組ホームページをご覧ください
ららら♪クラシック - NHK

◆◆年始の特別番組◆◆
第56回 NHKニューイヤーオペラコンサート
チャンネル:NHK-Eテレ・NHK-FMラジオ
放送日時:2013年1月3日(木) 午後7:00~午後9:00(NHKホールより生中継)
年頭恒例のNHKニューイヤーオペラコンサート。
今年のテーマは「人間賛歌、歌、思いをつなぐ力」
海外や国内の第一線で活躍する豪華ソリスト陣が揃い、華やかな演奏で新春を寿ぎます。ぜひご覧ください!
<二期会からの出演者>
江口順子、大村博美、木下美穂子、並河寿美、平井香織(以上ソプラノ)、金子美香、清水華澄、田村由貴絵、林 美智子、平舘直子、増田弥生(以上メゾソプラノ)、大澤一彰、福井 敬、望月哲也(以上テノール)、黒田 博(バリトン)、二期会合唱団
▼そのほかの出演者等の情報はこちらをご覧ください
第56回 NHKニューイヤーオペラコンサート - NHKプロモーション
▼予定曲目も発表されました
第56回NHKニューイヤーオペラコンサート 出演者と曲目のお知らせ - NHKクラシックトピックス|NHK

2013年の二期会は、白井 晃の新演出『こうもり』(中山悌一による訳詞、白井 晃による日本語台詞)を幕開けに、ヴェルディ生誕200周年・ライプツィヒ歌劇場との共同制作/P.コンヴィチュニー演出『マクベス』、巨匠ミシェル・プラッソンがタクトを振る『ホフマン物語』、A.ライマン作曲『リア』の日本初演と、期待の公演が続きます。

今後とも二期会をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
2013年が皆さまにとってますます充実したよき年となりますように。

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==【二期会事務局】年末年始の営業のごあんない==
「二期会事務局」および「二期会チケットセンター」は、12月29日(土)~1月4日(金)の間、年末年始の休業とさせていただきます。
年内の業務は、12月28日(金)18時まで。 新年は、1月5日(土)10時より通常業務となります。

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朗報 昨年ドイツ宮廷歌手の称号を得た小森輝彦が日本に完全帰国

日本の音楽界に旋風を巻き起こします!
この度、バリトンの小森輝彦が17年のドイツ生活にピリオドを打ち、日本に完全帰国致しました。
東京二期会では2013年5月の『マクベス』にも主演致します。
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小森は、文化庁在外派遣研修員として2年研修、その後、五島記念文化財団オペラ新人賞の受賞者としての研修をベルリンで行った後、2000年よりドイツ、テューリンゲン州のアルテンブルク・ゲラ市立歌劇場と専属ソリスト契約を結び、第一バリトンを12シーズンにわたって務め、この間、ゲラ劇場で歌った役は33役、公演数は378に及びます。(アルテンブルク・ゲラ市立歌劇場以外のプロダクションも含めて今まで歌った役の数は62役)に及びます。
この数字は、歌ってきたレパートリーの殆どが、主役級(ドイツ語圏でFachpartieと呼ばれ、グローヴオペラ辞典で定義されている)である事を考えると驚異的な数字であり、事実小森は、「アルテンブルク・ゲラ市立歌劇場を引っ張るスターバリトン(中部ドイツ放送)」としてこの劇場を12年の間、牽引して参りました。
リゴレットのタイトルロールに始まり、ドン・ジョヴァンニ、オランダ人、ナブッコ、ヴォツェックなどのタイトルロールの他、スカルピア、ヤーゴ、ジェルモン、テルラムント、エスカミリオなど、ありとあらゆるバリトンの主要な役を歌い尽くしたと言っても過言ではありません。
日本人の歌手がヨーロッパのオペラハウスで12年の長きに渡り、主役を張り続けたというのは例がないことで、徐々に予算が削られつつあるドイツの文化行政の中で、通常1年ごととなる専属歌手の契約をこれだけの期間に渡って更新し続けた事は驚異的といえましょう。それにも増して難しいのは、同じ劇場の聴衆に飽きられることなく、同じ歌手が様々なオペラの主役を歌い続けたということでした。
イタリア、ドイツ、フランスのどんなジャンルのものもこなせる懐の深さ、技術の確かさ、そして常に進歩し続ける芸術家としての高邁な姿勢無くしては決してあり得ない事で、オペラの本場ドイツで、日本人の歌手がこれだけの業績を残したのは正に前人未踏であり、投票によって選ばれた最優秀歌手に送られる「テアター・オスカー」も「名誉オスカー」を含めて5回受賞しています。
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そして、その劇場の「看板歌手」としての業績が評価されて、2011年4月、日本人初のドイツ宮廷歌手(Kammersänger)の称号を授与されました。この宮廷歌手という称号は、「その歌手の芸術家としての業績とパーソナリティーによって劇場のレベルアップに寄与したことに対して与えられる(ヨッヘン・コヴァルスキー談)」ものであり、単に長い期間その劇場の公演に参加した事で得られるものではありません。
この度の帰国で、ゲラの街の聴衆が、小森を失うことを悲しんだのは想像に難くない。劇場協会は3回にわたるお別れコンサートを企画。シューベルトの「美しき水車小屋の娘」とオペラアリアの夕べを開催して小森は長年尽くしてきたゲラ市の聴衆に別れを告げ、聴衆はスタンディングオベーションで小森の熱演に応えました。
ゲラに於けるオペラ最終公演での小森の舞台挨拶の様子がご覧いただけます。
 
日本のテレビ番組制作会社が小森のゲラでの最終公演の様子を取材したときの録画抜粋(映像提供:マグマ)

■帰国後の主な活動について
この秋に帰国して最初の舞台は、11月23日と25日開催された飯森範親指揮の山形交響楽団による「さまよえるオランダ人」(演奏会形式)でした。
続く29日には児玉宏指揮の大阪交響楽団によるプフィツナー、R.シュトラウスのオーケストラ歌曲の演奏会に出演。この大阪交響楽団の演奏会は昨年の演奏会の続編にあたり、昨年に続いてNHK-FM(2013年2月予定)で放送されます。
▼山形交響楽団「さまよえるオランダ人」の記事
冬本番、北国のオーケストラが熱い! 山形響と札幌響、ドイツ音楽で名演競う - 日本経済新聞(2102/12/4)
そして、来週にはピアノの服部容子さんと共に待望のデュオリサイタルを開催。
小森輝彦&服部容子 DUO RECITAL VOL.8 <日本語字幕付き>
日時:12月20日(木) 19:00開演
会場:東京文化会館小ホール
料金:S席¥5,000、A席¥4,000
   (S席A席とも学生料金¥2,500 ※学生証の提示が必要です)
ご予約:センターヴィレッジ 03-5367-8345
    e+(イープラス) http://eplus.jp(PC・携帯)
    東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
後援:公益財団法人東京二期会
▼デュオリサイタルの詳細はこちら
小森輝彦&服部容子DUO RECITAL VOL.8 - CENTER VILLAGE MUSIC FACTORY

オペラは、2013年1月の新国立劇場『タンホイザー』ビーテロルフにはじまり、5月に東京二期会『マクベス』タイトルロール、7月に同『ホフマン物語』悪役4役、さらに11月には日生劇場・読売日響・東京二期会共催のライマン作曲『リア』(日本初演)タイトルロール、宮城においてオペラ『遠い帆』支倉常長役にも主演予定など、大きな期待が寄せられています。
今後の小森輝彦の活躍にどうぞご期待ください。

▼小森輝彦の公式サイトより
日本へ帰国のお知らせ (2012年7月2日)
帰国についての新聞記事(2011年10月) (2012年7月3日)
5回目のテアターオスカー受賞 (2012年7月8日)
▼コンヴィチュニー演出の東京二期会『マクベス』は12月15日(土)から一般発売開始です!
2013年5月公演 G.ヴェルディ『マクベス』 - 東京二期会

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《海外レビュー&放送予定》ブリテン生誕100年を前に ~原作とオペラの日英連続公演~ 能「隅田川」+オペラ『カーリュー・リヴァー』

今年はロンドンオリンピックに沸いたイギリスですが、2013年はイギリスを代表する20世紀の作曲家 ベンジャミン・ブリテン(1913-1976)生誕100年の記念イヤーです。
去る9月、イギリスのロンドンとオーフォードにて、テノール鈴木 准、バリトン福島明也、バリトン多田羅迪夫、バス伊藤 純が教会上演用オペラ『カーリュー・リヴァー』に出演し、大成功を収めました。(演出:デイヴィッド・エドワーズ、オルガン:ドミニク・ウィーラー、衣裳:コリン・メイ、合唱と精霊(こども)は現地歌手たちとのコラボレーション)
オーフォードはこの作品をブリテンが初演した地でもあり、作曲のイメージを得たという能「隅田川」との同時上演も話題を呼び、現地公演評などでもソリストたちの演奏は非常に高い評価を得ました。
このロンドン公演の様子が、NHK-BS1「地球テレビ エル・ムンド」で紹介されます。
どうぞご覧ください。
◆◆放送予定◆◆
NHK-BS1「地球テレビ エル・ムンド」
放送日時:2012年10月18日(木) よる23:00~23:50(50分)
・日本の能とイギリスオペラの異色コラボ!「隅田川」英国人演出家に聞く ほか
▼番組ホームページはこちら
地球テレビ エル・ムンド - NHKオンライン
NHK番組表|地球テレビ エル・ムンド - NHKオンライン
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オーフォードのSt Bartholomew前にて(左から鈴木、福島、伊藤、多田羅)
▼イギリス公演のサイトはこちら
Sumidagawa / Curlew River (英語)
▼10月28日(日)16時より東京藝大奏楽堂にて帰国公演が行われます
奏楽堂シリーズ特別演奏会 「隅田川+カーリュー・リヴァー」 - 東京藝術大学

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BS日テレ「大人のヨーロッパ街歩き」に、友佳子クスト平盛が出演

BS日テレで放送中の「大人のヨーロッパ街歩き」
次回、8月6日(月)のモナコ特集にモナコ在住のソプラノ・友佳子クスト平盛が出演致します。
モナコの平盛宅や、お気に入りのお店の紹介のほか、O sole mioの演奏や今年5月のモナコのカテドラルでのガラコンサートの映像など、盛りだくさんの番組となりました。
どうぞお楽しみに。
■番組情報■
大人のヨーロッパ街歩き
#45 モナコ公国・モナコ フランス・エズ村
放送日時:2012年8月6日(月) 19:00~19:54
放送局:BS日テレ
▼番組サイトはこちら
大人のヨーロッパ街歩き - BS日テレ
▼平盛のブログでロケの様子などが紹介されています
モナコ在住ソプラノ歌手「友佳子CUSTO平盛」のAMORE e CUORE

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月刊『ぶらあぼ』に演出・田尾下 哲インタビュー記事 &
『カヴァレリア・ルスティカーナ』『パリアッチ』稽古場レポート

東京二期会オペラ劇場7月公演『カヴァレリア・ルスティカーナ』『パリアッチ(道化師)』の演出、
田尾下 哲のインタビュー記事が、無料クラシック音楽情報誌『ぶらあぼ』7月号に掲載されました!
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▼『ぶらあぼ』は、インターネット上でもご覧いただけます!
「スコアを探偵のように読み解くことからはじめます」田尾下 哲 - WEB「ぶらあぼ」

そして、稽古場から田尾下のビデオ・メッセージが届きました!
▼田尾下のビデオ・メッセージはこちら
「マエストロ・カリニャーニと熱い舞台を作ります!」 - nikikai21 (YouTube)

稽古場も日々充実の度合いを高めています‼ 衣裳合わせも行われていました。
そして、28日にはインターネットラジオ 林田直樹さんの「カフェフィガロ」収録が稽古場で行われました。演出の田尾下が、演出コンセプトについて大いに語っていました。
探偵のように楽譜を読み解き、歌手たちを通して翻訳する田尾下演出。意外な経歴や演出家を志すまでの知られざる秘話なども聞けますよ。
シチリアのムラ社会を舞台にリアリティたっぷりの『カヴァレリア ルスティカーナ』と、1960年代に時代を移して芝居一座の長カニオの若い妻ネッダ、彼女に横恋慕する一座のトニオ、彼女と共に新天地での成功を夢見るネッダの恋人シルヴィオの心理にさらに深く踏み込む事で、作品のフレームをさらに越えたドラマの広がりへと誘ってゆきます。放送が楽しみです。
hayashida_taoshita_120629.jpg 林田直樹さんと田尾下 哲さん
▼「カフェ・フィガロ」放送サイトはこちら
林田直樹の「カフェ・フィガロ」 - Blue-radio.com

<稽古場にて…>
oono_yoshime_120629.jpg 大野徹也(カニオ)と嘉目真木子(ネッダ)
masu_ohara_120629.jpg 桝 貴志(トニオ)と小原啓楼(ペッペ)
(takahashi_yonashiro_120629.jpg 高橋絵理(ネッダ)と与那城 敬(シルヴィオ)

▼公演の詳細はこちら
2012年7月公演『カヴァレリア・ルスティカーナ/パリアッチ(道化師)』 - 東京二期会オペラ劇場

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国連合唱団来日によるチャリティコンサート

今年創立65周年を迎えた「国連合唱団」が親善大使としてニューヨークより来日し、先月後半に広島、長崎、沖縄で平和と慰霊のコンサートが東日本大震災と福島原発被害者支援のチャリティ事業を兼ねた催しとして盛大に行われました。
主催は国連合唱団東アジア公演実行委員会、共催NHKインターナショナル、NPO法人友好協会など。
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写真左手前から5番目が多田羅
国際ソロプチミストや地域住民、地元合唱団などの協力と歌手の加藤登紀子さん(加藤さんは広島・長崎に出演、沖縄でのゲストは沖縄出身の新垣勉さん)、二期会バリトンで国連合唱団東アジア公演実行委員会実行副委員長の多田羅迪夫、古筝演奏の毛丫さん、久石譲さんの娘の麻衣さんなどの特別出演も話題を呼び、チケットはほぼ即座に完売。どの会場にも多くの聴衆がつめかけました。
民族衣装をまとった25カ国のメンバーは、第二次世界大戦の犠牲者と東日本大震災で命を落とした人々への慰霊や平和への祈りを込め世界で歌い継がれる歌を各国の言葉で熱唱、日本語の歌や地元合唱団とともに「大地讃頌」等も演奏し、会場中が観衆総立ちの拍手喝采の嵐に包まれました。
音楽を通じて参加者の心に直接訴えかけた文化交流が地域や日常の中にもっと根付いてゆくと日本はもっと元気になるのかもしれません。

▼多田羅のブログに演奏会のことが詳しく書かれています
オペラ歌手 多田羅 迪夫 紹介ブログ

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ウィーンで活躍の甲斐栄次郎 近況

ウィーン国立歌劇場で上演中のドニゼッティ作曲『ロベルト・デヴェリュー(Roberto Devereux)』にバリトンの甲斐栄次郎が出演し、大好評を博しています。
kai_eijiro_120526_Roberto_Devereux.jpg ノッティンガム公爵に扮する甲斐栄次郎
主役のエリザベス女王は、エディータ・グルベローヴァ。
「今年66歳ですが、その表現力は、技巧に終わることなく、観る度に深みを増し、ウィーンの聴衆を沸かせています。こうした世紀の名歌手と舞台を共にできること、幸せなことです。」と甲斐栄次郎は語っています。
甲斐は今回もノッティンガム公爵役で主要キャストの一人としての出演しており、現地評などでも非常に高い評価を得ています。
現地情報では、今回はカーテンコールも20分以上続く盛り上がりをみせています。
kai_eijiro_120531_Roberto_Devereux.jpg
▼ウィーン国立歌劇場の公演情報
Staatsoper - Suchergebnisse - Wiener Staatsoper
公演は5月26,31日と6月5,10日。
指揮:エヴェリーノ・ピド/エリザベッタ:エディタ・グルベローヴァ/ノッティンガム公爵:甲斐栄次郎/サラ:ナディア・クラステヴァ/ロベルト・デヴェリュー:ホセ・ブロス。初日の公演はラジオ収録され、6月2日19:30(日本時間3日2:30)より現地で放送されました。

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ニューウェーブオペラ☆いよいよ開幕です

明日から新国立劇場中劇場で開催される、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『スペイン時間』&『子どもと魔法』のゲネラルプローベが行われています。
すてきな仕上がりです。
モーリス・ラヴェルの音楽がきらきらと弾け、舞台や演出もスタイリッシュでいいですね。マエストロはフランスの名匠カルタンバックにオーケストラは東響交響楽団。加藤直演出の新制作。
昨日のゲネプロも『スペイン時間』の奔放な時計屋の女房の経塚(つねづか)果林、力持ちの驢馬引きラミーロの門間直樹、『子どもと魔法』では少年役で大活躍の澤村翔子、お母さん役の遠藤千寿子、お姫さまの衣裳も美しく着こなす湯浅桃子をはじめ、皆本当に粒揃いの精鋭ばかり。今日のキャストも楽しみです。
もうあまり残券もないようですが、おとぎの国から抜き出てきたような衣裳や動きも可愛らしくて、子供時代に観たらきっといい思い出になりそうですし、大人も幸せな気持になりますね。
休憩をはさんで45分ずつの作品なので、ぜひ家族で愉しんでほしいですね。
▼こちらから出演者たちのメッセージをお読みいただけます。
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 出演者からのメッセージ(1)
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 出演者からのメッセージ(2)
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 出演者からのメッセージ(3)
▼公演詳細はこちら
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『スペイン時間』『子どもと魔法』 - 東京二期会

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ソプラノ薗田真木子、新譜情報

ソプラノ薗田真木子(そのだ まきこ)のCD『アンソロジー~ふるさと』が発売されました。
薗田真木子が歌の神髄に迫る珠玉の一枚。
冒頭のサリーガーデンにはじまり、独特の美しい世界観と持ち前の美声が心に沁みわたってくる癒しの一枚です。
sonoda_makiko201205.jpg 薗田真木子

◆アンソロジー~ふるさと◆
情感溢れる歌唱と確実なテクニックで聴かせるジャンルを超え、心に響く歌の数々。
2012年5月2日発売
長町順史(ピアノ)
FLCP-21017 税込定価2,800円
<収録曲>
1.サリーガーデン(アイルランド民謡)
2.雨降りお月さん(野口雨情作詞/中山晋平作曲/岩河智子編作)
3.電話(川路柳虹作詞/山田耕筰作曲)
4.赤とんぼ(三木露風作詞/山田耕筰作曲)
5.この道(北原白秋作詞/山田耕筰作曲)
6.揺籃(ゆりかご)の歌(北原白秋作詞/草川信作曲/岩河智子編作)
7.津軽のふるさと(米山正夫作詞・作曲)
8.サマータイム(ヘイワード作詞/G.ガーシュウィン作曲)
9.さとうきび畑(寺島尚彦作詞・作曲)
10.花~すべての人の心に花を~(喜納昌吉作詞・作曲)
11.故郷(ふるさと) (高野辰之作詞/岡野貞一作曲/岩河智子編作)

▼CDの詳細についてはこちらをご覧ください
薗田真木子 - CD情報|フロレスタン[Florestan]

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【速報】ドイツ・フライブルクにて留学中のテノール西岡慎介が、栄えあるエスタハージー音楽祭に出演!

2012年4月、フライブルク音楽大学大学院アドバンスドディプロムコースに合格し、南ドイツで研鑽を積むテノール西岡慎介より、オーストリア・アイゼンシュタットにて開催中の【Festival Esterházy 2012】(エスターハージー音楽祭2012)出演直後の速報と写真が届きました。

出演を果たしたのは、2012年4月28日(土)、ヨーゼフ・ヴァイグル(Joseph Weigl)作曲、サロンカンタータ「IL Sacrifizio」(原語:イタリア語上演/指揮:Philipp Vogler/演出:Nico Trees)Jaeger(狩人)役。
エスターハージー音楽祭2012はオーストリアの都市、アイゼンシュタット(Eisenstadt)で4月から10月まで開催され、今年で17回目を迎えます。同じくアイゼンシュタットで開かれる「ハイドン音楽祭」と並ぶ、規模の大きな注目の音楽祭。
今年はジョセフ・カレヤとアナ・マリア・マルティネスのオペラ・ガラコンサートや、ミュンヘン・カンマーオーパーによるロッシーニ『チェネレントラ』等、多数の演奏会が予定され、非常に華やかなラインナップとなっています。
castle_Esterhazy.jpg エスターハージー城(音楽祭会場)
「IL Sacrifizio」は、ヴァイグルが当時の神聖ローマ皇帝フランツ2世の誕生日の祝賀のために作曲したサロンオペラ作品で、1806年2月12日にウィーンで初演され、その高い音楽性と美しい旋律で聴衆を大いに魅了しましたが、初演から5ヵ月後の、1806年7月にナポレオン戦争により神聖ローマ皇帝は消滅、神聖ローマ皇帝としてのフランツ2世も退位し、この作品も歴史の激動に翻弄される形で、長い間忘れ去られることになりましたが、今回、バイエルン国立歌劇場の演出家でもあるNico Trees氏演出による、復活公演プロジェクトとして「エスターハージー音楽祭2012」での上演が決定したものです。
演奏会場はアイゼンシュタットにある、エスターハージー城内のハイドンザール(Haydnsaal)。エスターハージー家に宮廷音楽家として仕えていたヨーゼフ・ハイドンのために、エスターハージー公爵が造った歴史あるホールです。
Haydnsaal.jpg ハイドンザール
「それ自体が芸術作品といわれている、ハイドンザールで演奏することが出来、身の引き締まる思いでした。出演キャストは私を含め8人で、ドイツ、アメリカ、スウェーデン、セルビア、ギリシャ、日本、中国の各国からの歌手で構成されました。
私は一昨年(2010年)、Frankfurt an der Oderにて開催された、Oper Oder Spree国際音楽祭でNico Trees氏より評価を頂き、出演の機会を与えて頂きました。本当に光栄です。
今回のプロダクションへの出演機会を得るにあたり、2009年に出演した『ウリッセの帰還』が<ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ版>であったこと、ペーター・コンヴィチュニー演出の『サロメ』に出演した事などにも制作委員会が興味を持ったとのことで、ヨーロッパで大きな舞台を踏むことが出来たきっかけを、2つの二期会オペラの出演経験から得ることが出来ました。この経験をしっかり自分のものとし、また二期会公演に出演できるよう、精一杯努力してまいります。」と西岡は語っています。
nishioka_and_trees.jpg 終演後、西岡(左)と演出家のNico Trees氏

演出のNico Trees氏は、2013年7月にバイエルン州立歌劇場(ミュンヘン)で『ファルスタッフ』の再演を手掛ける俊英。
▼Nico Trees氏について(バイエルン州立歌劇場HPより)
Biographie Nico Trees - Bayerische Staatsoper
今回の演奏はオーストリアのCDレーベル(Newplay Classical-Recordings)より今年度中に発売される予定。
▼レーベルのウェブサイト
Newplay Entertainment
▼西岡慎介のブログ
にっしーのブログ
▼二期会ブログ関連記事
【受賞報告】テノール西岡慎介、「Oper Oder Spree 2010」で全部門総合第1位受賞! - 2010年10月15日|オペラの散歩道(二期会blog)

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谷口睦美が一瞬ですが登場します☆

5月5日(土・祝)に日テレ系「先輩 ROCK YOU」にメゾの谷口睦美が登場します。
加藤浩次さんMCの番組の番組後半に「トゥルーストーリー」という5分くらいのミニドキュメンタリーの枠で、ピアニストで作曲家の山田武彦さんがカフェのマスターを務める「下丸子クラシック・カフェ コンサート」に谷口睦美が出演した記録映像より、1カットほど流れます。お見逃しなく。
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◆◆番組情報◆◆
「心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU」
5月5日(土・祝) 23:00〜23:30 日本テレビ系列
▼番組ホームページはこちら
心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU - 日本テレビ

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ピックアップ・アーティスト「青山 貴」の今

2012年2月『ナブッコ』のタイトルロールでそのヴェルディ・ヴォイスが絶賛を博したバリトン青山貴。
旬のアーティストの今を紹介する「ピックアップ・アーティスト」に青山貴が遂に登場しました!
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PICK-UP ARTIST Vol.27 青山 貴の今
- 二期会21
先日Hakuju Hallで開催された、青山がメンバーとして活動する今大注目のフトメン男声アンサンブル「IL DEVU」の公演が昼夜とも完売、大盛況となり、その美声を披露したばかり。
そして2012年5月15日には、東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C(ビートゥーシー)バッハからコンテンポラリーへ」にていよいよ待望のソロリサイタルを開催致します。
サイトではソロリサイタルに向けた意気込みから、これまでのこと、そしてムービーや「IL DEVU」の紹介もご覧頂けます。
聴いた人を虜にする、深く温かみのある美声をもつ青山 貴。今後の活躍にご注目ください!
▼ピックアップアーティストはこちらから
PICK-UP ARTIST Vol.27 青山 貴の今 - 二期会21
▼2012年5月15日開催「B→C」の公演情報はこちら
B→C バッハからコンテンポラリーへ[142] 青山 貴(バリトン) - 東京オペラシティ

=追伸=
4月20日は二期会のスタジオで「B→C」へ向けての稽古でした。
写真はギターの松尾俊介さんとのリハーサル風景です。
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河原忠之さんのピアノでバッハからはじまるリサイタルですが、今回は「声とギターのための曲」にも挑戦します。お二人ともすごい集中力で、なんとも雅で幽玄な世界が現れてゆきます。

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二期会創立60周年記念ガラ・コンサート無事終演

去る4月3日(火)夜、東京オペラシティ コンサートホールにて「二期会創立60周年記念ガラ・コンサート」が開催されました。
60gala-a-334c.jpg 伊原直子
60gala-a-361d.jpg 栗林義信
当夜は悪天候にもかかわらず本当に大勢のお客様にご来場頂き、指揮・下野竜也のタクトのもと13名のソリストたちが華やかな演奏を繰り広げ、60年の歴史をあらためて感じさせる晴れやかな一夜となりました。(管弦楽・東京交響楽団)
また、開演前には7月公演『カヴァレリア・ルスティカーナ/パリアッチ(道化師)』のキャストによる特別ロビーコンサートも開催。喝采をいただきました。
ガラ・コンサートでは沢山の熱い声援と拍手!そしてアンケートも続々と…。
その一部をご紹介しましょう。
☆すばらしかった。まさにきら星でした。(50代)
☆お一人お一人素晴らしい歌唱力の方達を一堂に聴く事が出来て感動しました。
 宮本さんの司会、わかりやすくて、とてもよかったです。(60代女性)
☆過去60年間の舞台、演奏を思いだして感無量。最後のメリーウィドーワルツは
 立川さんを偲んだ。60年間ずっと楽しませてもらって感謝している。(70代男性)
☆二期会のスターたちによる耳になじみの曲がたくさん聴けて楽しかった。
 ロビーコンサートもすばらしかった。事前に全く知らなかったので嬉しい
 サプライズでした。今後益々精進されて、すばらしいステージを実現してください。
 期待しています。(60代)
☆今後共日本のオペラ界を引っ張っていってほしい。(70代男性)
☆オーケストラと歌手の方達の一体感がすばらしく、ガラなのに毎作品ドラマを
 拝見しているようでした。(40代女性)
☆美味しいお菓子の詰め合わせのような楽しく感動的なひとときでした。(40代男性)
☆オーケストラも歌も本当によかったです。トークも面白かったです。
 とても感動しました。又、聴きに行きたいです。(40代女性)
ご来場、誠にありがとうございました。
▼記念ガラ・コンサートの出演者・演奏曲はこちらをごらんください
二期会創立60周年記念ガラ・コンサート - 東京二期会オペラ劇場

そして二期会創立60周年記念公演は今後も数多く予定しております。どうぞご期待ください!
▼今後の記念オペラ公演ラインアップはこちらをごらんください
二期会創立60周年記念オペラ公演ラインアップ - 東京二期会オペラ劇場

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岡田昌子、上江隼人、平成24年度(第23回)五島文化賞オペラ新人賞を受賞!

2012年2月公演『ナブッコ』で絶賛を博したソプラノ岡田昌子とバリトン上江隼人が、第23回五島記念文化賞オペラ部門平成24年度オペラ新人賞を受賞、去る4月11日に東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで贈呈式が行われました。
授賞式のために一時帰国した岡田は、祝賀パーティーで『ナブッコ』アビッガイッレのアリアをドラマティックに披露、喝采を浴びました。
今回の受賞により、イタリアにおいて長期計画で研鑽を積む予定で、さらなる飛躍を目指します。
okada_shoko_1204.jpg 岡田昌子  kamie_hayato_1204.jpg 上江隼人
イタリア・ミラノ在住の上江は、『ナブッコ』での日本主役デビューで見事タイトル・ロールの重責を果たしましたが、すでにイタリアにおいては若手のホープとして以前より注目されています。2011年10月にはパルマ郊外のブッセートで行われたパルマ王立歌劇場主催のヴェルディ・フェスティバルに登場、『トロヴァトーレ』の主役ルーナ伯爵を歌い、一躍内外の脚光を浴びました。
現在はパルマ王立歌劇場『スティッフェリオ』(ヴェルディ)スタンカー伯爵役での出演に向け稽古を重ねているため、受賞式には帰国出来ず、映像での出演となりました。
「今回は稽古期間も長く、貴重な経験となりました。次​のパリアッチに生かせるよう、日々ハングリー精神を忘れ​ずに頑張ります!」と気力も充実の上江。
その『スティッフェリオ』の指揮が、同じ『ナブッコ』で日本デビューし、絶賛を博したアンドレア・バッティストーニというのもまた深い縁を感じます。

2人の今後の活躍にどうぞご注目ください!

▼こちらに第23回五島記念文化賞受賞者が紹介されています
第 23 回 五島記念文化賞 - 公益財団法人五島記念文化財団
▼パルマ王立歌劇場『スティッフェリオ』は只今公演期間中
STIFFELIO - Teatro Regio di Parma(パルマ王立歌劇場)
▼上江隼人は7月に『パリアッチ(道化師)』トニオ役で出演のため再び帰国します。
2012年7月公演『カヴァレリア・ルスティカーナ/パリアッチ(道化師)』 - 東京二期会オペラ劇場

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宮本益光 ニューアルバム「碧のイタリア歌曲」発売記念 ミニコンサート&サイン会3/29
今夜締切!ご招待券プレゼント情報

こんにちは。Web担です。今日はちょっぴり暖かいですね。
Diamondが情報を置いて出かけてしまいましたので、代わりにご案内させていただきます。
◆宮本益光 ニューアルバム「碧のイタリア歌曲」発売記念 ミニコンサート&サイン会◆
日時:2012年3月29日(木) 18:30開演(18:00開場)
会場:銀座山野楽器本店7階イベントスペースJamSpot
<ご参加には招待券が必要です>当CDを山野楽器各店にてご予約およびご購入されると、招待券2枚を先着順にてもらえます。
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2月22日にニューアルバム「碧のイタリア歌曲」をエクストンより発売したバリトン宮本益光が、3月29日(木)に銀座山野楽器本店で発売記念ミニ・コンサート&サイン会を行います。宮本ならではの楽しいトークとイタリア歌曲を中心とした演奏を予定しております。
…と、ここで、当ブログをご覧の方にプレゼントキャンペーンの情報があります!
この発売記念ミニコンサート招待券を抽選で、ペア10組(20名)様にプレゼント致します!!
●応募方法
抽選をご希望されるお客様は、
1、ご住所 2、ご氏名 3、電話番号 
をメールにご記入いただき、件名に「宮本益光招待券」とご明記の上
shop@octavia.co.jp までメールをお送りください。
●応募締切:《今夜》2012年3月27日(火)よる23:59まで!
入場引換券となる当選メールの配信をもって当選発表にかえさせて頂きます。
みなさまのご応募をおまちしておりますっ!!
▼キャンペーンサイトはこちら
宮本益光 ミニ・コンサート&サイン会ご招待券プレゼントキャンペーン - オクタヴィア・レコード
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本店開催イベントのご案内 - 山野楽器

碧のイタリア歌曲《Musica Italiana Azzurra》
宮本益光(バリトン)、アンサンブル・クラシカ[ロマーノ・プッチ(フルート)、ファビオ・スプルッツォラ(ギター)、イヴァーノ・ブランヴィラ(クラリネット&マンドリン)]
OVCL-00458 ¥3.000(税込) 2012年2月22日発売
▼CDの詳細、通信販売はこちらのレーベルサイトをご覧ください
碧のイタリア歌曲 - WEB SHOP|オクタヴィア・レコード

Web担

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3.11 ローマでモーツァルト「レクイエム」

東日本大震災から一年目の3月11日、ローマのポポロ広場にあるBasilica di Santa Maria del Popoloにて、モーツァルト「レクイエム」が演奏されました。
今回の演奏会は、ローマでの義援金コンサートで歌う機会が多かったローマ在住のメゾソプラノ三角枝里佳(みすみ えりか)らの企画で実現、晴天の日曜の午後、大勢の方々が集まり、立ち見の方々も教会いっぱいにあふれるほどのコンサートとなりました。
男性ソリスト、指揮者、オーケストラはイタリア人という編成で、ソプラノソロに二期会会員で、ローマ在住の真野路津紀、アルトソロに三角枝里佳が出演致しました。
その放送映像が、イタリア国営放送RAI24で15分ほど取り上げられています。
▼こちらよりニュースの動画をご覧いただけます。(イタリア語)
Un ponte musicale per le vittime del terremoto in Giappone - RaiNews24

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「仙台藩からローマのチヴィタヴェッキアの港に支倉常長が400年前にやってきましたが、400年後の今、私たちの住むローマから東北に向けて、震災1年の3月11日にローマでも何か大震災復興祈念のチャリティ演奏会をして、音楽で思いを伝えられないか、と三角枝里佳、真野路津紀、ピアニスト、企業ローマ駐在員の方と様々な立場の5人が企画委員としてグループを発足致しました。
2ヶ月間という短い準備期間で、合唱団を口コミで集め、邦人及びこのイベントに賛同するイタリア人のアマチュア、声楽留学生、声楽家の方々が参加する約70人の合唱団(二期会会員の方もご参加くださいました)を結成することが出来ました。
後援を頂いた在イタリア日本大使館、日本文化会館、スポンサー企業の方々、そして何より、この日を共有したいという日本人、イタリア人の大勢の方々が演奏会に足を運んでくださって、最初企画グループ発足当初は私たちが想像していなかったような大規模のコンサートとなり、私たちも大変嬉しく思っております。今後もこうした演奏活動を続けてゆきたい」と三角は語っています。
集まった義援金は仙台市、石巻市、福島市の三市に寄付されます。

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宮本益光、EXTONデビュー盤「碧のイタリア歌曲」2/22リリース!

演奏、作詞、訳詞、執筆、演出と、多才ぶりを発揮する新時代のスター宮本益光が、オクタヴィア・レコードのレーベル「EXTON」より、室内合奏団「アンサンブル・クラシカ」と競演し、イタリアの名歌曲などを歌い上げた渾身のライブCD!
宮本益光『碧のイタリア歌曲/宮本益光、アンサンブル・クラシカ』が2月22日(水)に発売されました。
「碧のイタリア歌曲」とは、イタリアのブルー、アズール、抜けるような空の色。イタリアのサッカー代表の青をモチーフに、まさに紺碧の海や抜けるような青空が広がるような素晴らしい仕上がりです。故郷松山で学んだ最初の歌から宮本の音楽の軌跡を辿る集大成的なイタリア歌曲の数々を、世界三大歌劇場のひとつ、ミラノ・スカラ座の管弦楽団において長年主席フルーティストとして活躍してきたロマーノ・プッチ、ファビオ・スプルッツォラのギター、イヴァーノ・ブランビッラのマンドリンとクラリネットで構成される「アンサンブル・クラシカ」との絶妙な音楽創りで、宮本のまた新たな魅力の一面が浮き彫りになりました。
後半には加藤昌則作曲/詩・宮本益光の「もしも歌がなかったら」など、明日へ伝えたい音楽へのメッセージなども入った心洗われる名盤です。ぜひお聴きください。
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碧のイタリア歌曲《Musica Italiana Azzurra》
宮本益光(バリトン)、アンサンブル・クラシカ[ロマーノ・プッチ(フルート)、ファビオ・スプルッツォラ(ギター)、イヴァーノ・ブランヴィラ(クラリネット&マンドリン)]
OVCL-00458 ¥3.000(税込) 2012年2月22日発売
【収録曲】
グルック:おお、この優しい情熱の
ベルリーニ:激しい希求
ベルリーニ:優雅な月よ
ベルリーニ:清らかな女神 (インストゥルメンタル)
ドニゼッティ:一粒の涙
ドニゼッティ:私は家を造りたい
ヴェルディ:寂しい部屋で
ヴェルディ:乾杯
プッチ:地中海のアヴェマリア
トスティ:最後の歌
トスティ:夢
ガスタルドン:禁じられた歌
デンツァ:妖精の瞳
レオンカヴァッロ:朝
武満徹:小さな空
モーツァルト:カンツォネッタ(歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より)
加藤昌則/詩・宮本益光:もしも歌がなかったら
▼CDの詳細、通信販売はこちらのレーベルサイトをご覧ください
碧のイタリア歌曲 - WEB SHOP|オクタヴィア・レコード

▼宮本益光ホームページに掲載の今月のごあいさつから
宮本益光オフィシャルサイト mas-mits.com
新しいCDが出ます。
昨年、東京で開催したコンサートのライヴCDです。
イタリアからお招きした愉快なオジサンたちとのセッションは、今思い出しても、ニッコリしてしまいます。
加藤さんの「もしも歌がなかったら」(詩:宮本益光)を愛媛で歌ったとき、自分の故郷に心よく来てくれたイタリアーノたちのこと、これまでの音楽人生、先生のこと、仲間のこと、様々なことを思い出したら泣けてきて歌が出なくなってしまいました。
「もしも歌がなかったら あなたと出会うことはなかっただろう」
思えば自分の世界は、全てがこの言葉のとおりです。    宮本益光

▼ウェブマガジン・オープナーズに宮本のスペシャルメッセージが掲載されています
バリトン 宮本益光新譜『碧のイタリア歌曲』スペシャルメッセージ - MUSIC Tokyo Tips | Web Magazine OPENERS

◆ニューアルバムの発売を記念して、山野楽器銀座本店にてミニコンサート&サイン会が開催されます。
日時:2012年03月29日(木) 18:30〜
場所:山野楽器 銀座本店7F イベントスぺ-スJamSpot
<ご参加には招待券が必要です>
当CDを山野楽器各店にてご予約およびご購入されると、招待券2枚を先着順にてもらえます。
▼イベント詳細はこちらをご覧ください
宮本益光さんミニコンサート&サイン会開催 - オクタヴィア・レコード
本店開催イベントのご案内 - 山野楽器
宮本益光の楽しいトークとイタリア歌曲を中心とした演奏。
皆様のご参加をお待ちしております。

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テノール又吉秀樹、イタリアでの公演を成功させ帰国!

トスティ歌曲国際コンクールアジア予選大会2010年で優秀な成績を収めた、テノールの又吉秀樹(またよし ひでき)が、今秋10~11月にイタリアにて数々のコンサート、オペラに出演し帰国致しました。
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ラクイラで開催された「日伊文化交流コンサート」は、2009年4月に大地震を経験したラクイラと、3月に発生した東日本大震災に直面した日本が、音楽という架け橋で結ばれる意義深いコンサートとなりました。また、トスティ生誕の地でもあるオルトーナでは、10月30日にリサイタル、11月6日にはパオロ・スペカ指揮、ニコラ・ゾルツィ演出の『ナブッコ』イズマエーレに出演し大好評を博しました。ナブッコ役はジョヴァンニ・メオーニ。
「貴重な経験をたくさんさせてもらったので、今後に活かせるよう日々精進致します。」と又吉談。
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写真はオペラの出演者たちと(左端が又吉)
今後、国内で来年3月17日に愛知県芸術劇場におけるオペラ『マクベス』(演奏会形式)のマクダフ等に出演を予定しています。どうぞご注目ください。
▼詳しくはこちら
音の楽園“The Three by One”vol.2 part3《オペラ「マクベス」演奏会形式》 - 財団法人愛知県文化振興事業団
▼又吉のブログ
オペラ三昧by又吉秀樹

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年末テレビ放送情報

今年もあと一週間となりました!年末の見逃せないテレビ番組の情報です。
師走の忙しい時期とは存じますが、ご覧になれない番組はぜひ録画をどうぞ。

☆ベートーヴェンの「第九」をお茶の間でも。歓喜の歌をご一緒に!
◆題名のない音楽会◆
歓びの歌~名曲百選(15)ベートーヴェン「第九」

・放送日時:2011年12月25日(日) 朝9:00~9:30
・放送局:テレビ朝日系列各局
【出演の二期会アーティスト】
横山恵子(ソプラノ)、手嶋眞佐子(アルト)
▼詳しい番組情報はこちら
題名のない音楽会 - テレビ朝日

◆読響スペシャル・ベートーヴェン第九コンサート2011◆
・放送日時:2011年12月28日(水) 深夜27:05~28:25 (29日(木)の早朝3:05~4:25)
・放送局:日本テレビ
【出演の二期会アーティスト】
木下美穂子(ソプラノ)、林 美智子(メゾソプラノ)、高橋 淳(テノール)、与那城 敬(バリトン)
▼詳しい番組情報はこちら
読響スペシャル・ベートーヴェン第九コンサート2011[SS] - 番組表|日本テレビ

◆N響“第9”演奏会◆
・放送日時:2011年12月31日(土) 夜20:00~21:20
・放送局:NHK-Eテレ
【出演の二期会アーティスト】
安藤赴美子(ソプラノ)、加納悦子(メゾソプラノ)、福井 敬(テノール)福島明也(バリトン)
▼詳しい番組情報はこちら
N響“第9”演奏会 - NHK番組表

☆ソプラノ幸田浩子は大みそかの2番組に登場!
◆ありがとうコンサート「日本を支えてくれた世界の皆さまへ」◆
・放送日時:2011年12月31日(土) 朝7:00~8:26
・放送局:NHK-BSプレミアム
▼詳しい番組情報はこちら
ありがとうコンサート「日本を支えてくれた世界の皆さまへ」 - NHK番組表

◆東急ジルベスターコンサート2011-2012◆
・放送日時:2011年12月31日(土) 23:30~24:45
・放送局:テレビ東京系列各局
▼詳しい番組情報はこちら
東急ジルベスターコンサート2011-2012 - 番組情報|テレビ東京

みなさま、お見逃しなく!!

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テノール 岡田尚之一時帰国中☆

テノール岡田尚之が3月までの予定で一時帰国中です。
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11月に放送されたNHK土曜ドラマスペシャル「蝶々さん」(原作・脚本:市川森一、主演:宮崎あおい)<前編>で、岡田は劇中劇・三浦環主演の歌舞伎座公演オペラ『蝶々夫人』舞台で冒頭の場面にピンカートン役で登場しました。
12月10日に逝去した長崎出身の市川森一氏が想いを込めて書いた小説を自ら脚本化した作品で、オペラ『蝶々夫人』の時代背景を知る意味でもとても興味深いドラマです。ご覧になった方もいらっしゃるでしょうか。
▼ドラマの詳細
土曜ドラマスペシャル「蝶々さん」 - NHK長崎放送局
土曜ドラマスペシャル第3弾「蝶々さん」 - NHKオンライン

また、海外では往年の名バリトン、ロランド・パネライ氏に認められ、イタリア ジェノヴァ、カルロ・フェリーチェ劇場のEnsemble Opera Studioオーディションに、全世界から700人を超える参加者のうちテノールとしてはただ一人合格し、同劇場にて2011年~2012年シーズン公演 モーツァルト『魔笛』の僧侶役および武士役、プッチーニ『ジャンニ・スキッキ』(パネライ演出)のリヌッチョ役を歌って国際デビューを果たしました。
今後、二期会主催公演では2012年3月ワーグナー『タンホイザー』ヴァルター、同7月マスカーニ『カヴァレリア・ルスティカーナ』トゥリッドゥへの出演を控えています。ご注目ください。
▼『タンホイザー』公演詳細はこちらをご覧ください
2012年3月公演R.ワーグナー『タンホイザー』 - オペラ公演ラインアップ|東京二期会
※7月公演『カヴァレリア・ルスティカーナ』の公演詳細は近日発表いたします!ご期待ください!!
▼岡田尚之オフィシャルサイト
岡田尚之(テノール)ホームページ

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森 雅史 ボローニャ歌劇場来日公演に登場!

ボローニャ在住のバス森 雅史が、昨年の10月のボローニャ歌劇場での『椿姫』の出演をきっかけに、指揮者マリオッティ氏の推薦により、今年9月の同歌劇場日本公演ベッリーニ作曲『清教徒』の城主ヴァルトン卿役に抜擢され、びわ湖ホールと東京文化会館で4回の公演に出演のため、3年ぶりに帰国致します。
同公演にはJ.D.フローレスやD.ランカトーレが出演予定で、森はエルヴィーラの父という存在感を要求される役にどう挑むのか、どうぞご注目ください。
また最近では、5月にリスト作曲「スターバト・マーテル」のソリストとして出演、ボローニャ歌劇場管弦楽団、同合唱団との共演で、イタリア国営放送Raiでラジオによるライヴ放送がされました。
6月はサルデーニャ島カリアリのテアトロ・リリコで『椿姫』のグランヴィル医師として出演。7月にはマルティーナ・フランカ・オペラフェスティバルにロッシーニ作曲『パルミーラのアウレリアーノ』リチーノ役、カヴァッリ作曲『ジャゾーネ』エルコレ役で出演。『ジャゾーネ』ではダニエラ・デッシーとの共演となりました。

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カリアリでの『椿姫』初日を終えた森 雅史(左)
ヴィオレッタ役のアンナマリア・デッロステとジェルモン役のロベルト・デ・カンディアとともに

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MoroMasashi.jpg 森 雅史(もり まさし)バス
国立音楽大学音楽学部声楽科卒業。東京藝術大学大学院研究科声楽専攻修士課程修了。新国立劇場8期生修了。2009年4月ミラノにて『アイーダ』王役で出演。同年9月『ルチア』のライモンド役で出演。2009年秋よりボローニャ歌劇場付属オペラ研修所で研鑚を積み、2010年1月、ボローニャ歌劇場シーズン開幕演目『サロメ』、ボローニャ歌劇場シーズン演目『椿姫』グランヴィル医師役等に出演。2011年のボローニャ歌劇場来日公演では、ベッリーニ『清教徒』にてエルヴィーラの父、ヴァルトン卿に抜擢され来日予定。二期会会員。

▼各劇場の公演情報
2011年5月22日- リスト作曲スターバト・マーテル-マンゾーニ劇場
2011年6月-イタリア・サルディーニャ島カリアリ テアトロ・リリコ
2011年7月-イタリア・マルティーナ・フランカ オペラフェスティバル
2011年9月- ボローニャ歌劇場日本公演

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テノール望月哲也がインターネットラジオに登場!

大活躍のテノール望月哲也が、インターネットラジオ・ブルーレディオドットコムで配信中の「林田直樹のカフェフィガロ」に登場します。

発売したばかりの新譜R.シュトラウス『ひそやかな誘い』の紹介、9月からのコンサート情報、11月の『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオ役に向けての抱負など、耽美な歌声とともに、旬の話題が盛りだくさん。
野球少年だった中学生時代、歌との出会い、そして4年間のウィーン時代に培ったR.シュトラウスへの想いとヘフリガー先生との知られざるエピソード、音楽への熱い想いやロマンティックな一面など、望月の知られざる素顔が垣間見られます。
ぜひお聴きください。。
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番組パーソナリティの林田直樹(左)さんと望月哲也(右)
(最近髪型を変えました。光が眩しいので、この日は黒の伊達眼鏡。視力はずっといいんです!)
▼こちらから番組をお聴きいただけます
林田直樹のカフェフィガロ - Blue-radio.com - ブルーレディオドットコム
★同番組は毎週火曜日に更新されています。
★望月哲也の回は、8月23日(火)20時より第1回目、8月30日(火)20時より第2回目(いずれも30分番組)が公開されます。
★番組公開期間は放送日より3ヶ月間(放送翌日以降に聴く場合は無料会員登録が必要です)
▼ブルーレディオドットコムの詳しい聴き方はこちら
ご利用ガイド - Blue-radio.com - ブルーレディオドットコム

♪望月哲也 今後の予定など情報まとめ♪
<公演情報>
■河原忠之リサイタル・シリーズ2011
 [第2回] リヒャルト・シュトラウス~歌霊~
 2011年9月4日(日) 14:00 紀尾井ホール
 詳細=河原忠之 リサイタルシリーズ2011~歌霊~ 4回シリーズ - ジャパン・アーツ Japan Arts
■林美智子 90分の『コジ』!響シリーズ
 2011年9月11日(日) 15:00 北九州市立響ホール
 詳細=2011響シリーズ 第2弾 林 美智子 90分の『コジ』! - 財団法人 北九州市芸術文化振興財団
■望月哲也(テノール) ミニライブ&サイン会
 2011年9月24日(土) 15:00 タワーレコード渋谷店 6F
 詳細=望月哲也(テノール) ミニライブ&サイン会 - TOWER RECORDS ONLINE
■二期会創立60周年記念・東京二期会オペラ劇場
 ライン・ドイツ・オペラ(デュッセルドルフ/デュイスブルク)との共同制作
 W.A.モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』(ドン・オッターヴィオ役)
 11月23日(水・祝) 17:00/11月26日(土)14:00 日生劇場
 詳細=オペラ公演ラインアップ「ドン・ジョヴァンニ」- 東京二期会
■沼尻竜典オペラセレクション
 W.A.モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』(ドン・オッターヴィオ役)
 12月4日(日) 14:00 びわ湖ホール 大ホール
 詳細=モーツァルト作曲 歌劇『ドン・ジョヴァンニ』(全2幕) - 公演カレンダー│滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール
<CD情報>
◆「ひそやかな誘い ~R.シュトラウス歌曲集」
 2011年7月25日発売 品番:MM-2097 
 税込定価¥3,060 マイスター・ミュージック
 詳細=新譜CD - マイスター・ミュージック
▼望月哲也 公式ブログ
テノール屋さん 望月哲也のブログ

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日生劇場ファミリーフェスティヴァル2011
ミュージカル「三銃士」明日開幕!

「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために!」をテーマにアレクサンドル・デュマ原作による『三銃士』が家族で楽しめるすてきなミュージカルになりました。
三銃士の活躍を通じて勇気や友情についても深く想いを馳せる事ができる痛快ミュージカルです。
いよいよ明日21日、開幕です!

ダルタニアンと三銃士の《友情と正義の物語》。
バスバリトン三戸大久(さんのへ ひろひさ)が心やさしいルイ13世を演じます。
また、ルイを陥れる枢機卿の女スパイ、謎の貴婦人ミレディ役にソプラノ鷲尾麻衣が出演。
ともに体当たりの演技を見せています。
オペラ歌手ならではの素晴らしい歌声とともに迫真のお芝居もお楽しみください。
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ルイ13世を演じる三戸大久
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中央=ミレディの鷲尾麻衣

☆日生劇場 ファミリーフェスティヴァル2011☆
ミュージカル「三銃士」(7月21日~24日・7回公演)
▼公演詳細はこちらをご覧ください
ミュージカル 三銃士 - 日生劇場 ファミリーフェスティヴァル2011

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アーティスト近況~チューリッヒより北嶋信也

2009年8月よりスイスのチューリヒ歌劇場のインターナショナル・オペラ・スタジオメンバーとして研修のため渡欧中のテノール北嶋信也の近況です。
スイスの映画会社が、チューリッヒ歌劇場の研修生の生活を追ったドキュメンタリーフィルム「LA VOCE IN BELLEZZA」を制作致しました。

北嶋を含めた研修生3名にフォーカスが当たり、『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオのアリアを練習する北嶋の様子などもご覧いただけます。
ぜひアクセスしてみてください。

▼映画の予告編動画(unicofilmgmbh)

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ホテルオークラでゴールデンウィーク チャリティーロビーコンサートが開催されます

ゴールデンウィーク中、東日本大震災復興支援イベントとして、ホテルオークラ本館にて、チャリティーロビーコンサートが開催されます。

3日(火・祝)にはメゾゾプラノの林 美智子、5日(木・祝)にはバリトンの与那城 敬が登場、復興への願いを込めて旬の歌声をお届けします。

11_5_1%E6%9E%97%E7%BE%8E%E6%99%BA%E5%AD%90.jpg  2011年5月3日(火・祝) 14:00~14:40
会場:本館5階メインロビー 入場料 無料
出演:林美智子(メゾゾプラノ)、石野真穂(ピアノ)
演奏予定曲
ハバネラ ビゼー『カルメン』より
山田耕筰作曲『この道』
中田章作曲『早春賦』
高田三郎作曲『市の花屋』『くちなし』
武満徹作曲『小さな空』『○と△の歌』『うたうだけ』『翼』
あなたの歌声に心は開く サン=サーンス『サムソンとデリラ』より
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Photo by Kei Uesugi
2011年5月5日(木・祝) 14:00~14:40
会場:本館5階メインロビー 入場料 無料
出演:与那城 敬(バリトン)、山口陽子(ピアノ)
演奏予定曲
『荒城の月』 土井晩翠作詞 滝廉太郎作曲
『さびしいカシの木』 やなせたかし作詞 木下牧子作曲
『落葉松』 野上彰作詞 小林秀雄作曲
『主よ人の望みの喜びよ』(ピアノソロ) バッハ カンタータ147番より
『ラッパは鳴り響き』 ヘンデル「メサイア」より
『闘牛士の歌』 ビゼー『カルメン』より

▼詳細・お問合せはホテルオークラのホームページをご覧ください。
東日本大震災復興支援 チャリティーロビーコンサート - ホテルオークラ東京

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五島記念文化賞オペラ新人賞を、バリトン桝 貴志が受賞!

こんにちは。diamondです。
平成23年度(第22回)五島記念文化賞オペラ新人賞をバリトンの桝 貴志(ます たかし)が受賞致しました。
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財団法人五島記念文化財団は平成23年度(第22回)2011年2月22日付けで本年度の受賞者を発表。
この賞は1990年に創設され、毎年、美術とオペラの分野で将来性ある有能な新人を発掘、顕彰し、助成活動を通じて育成を図ることを目的としています。
各受賞者には賞金50万円、副賞として海外研修に対する400万円の助成が与えられ、海外研修終了後の成果発表としてリサイタルなどの助成も行われます。
▼受賞者の紹介ページ
桝貴志 (ますたかし) | 平成23年度五島記念文化賞 平成23年度新人賞 - 財団法人五島記念文化財団
2010年11月、東京二期会『メリー・ウィドー』ではダニロ・ダニロヴィッチ伯爵の華麗な演唱で魅了した若きバリトンのホープ、桝 貴志。今後益々の飛躍にご期待ください。
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東京二期会『メリー・ウィドー』撮影:三枝近志
ダニロの桝 貴志とヴァランシェンヌの坂井田 真実子
喜びのコメントはこちら↓↓
「今回、このような賞(五島文化賞新人賞)を頂いた事、本当に光栄に思っております。予てから希望していたニューヨークで、更なる発声の向上や、一つの言語にとらわれず様々な国のオペラや歌曲に挑戦し、マルチな歌手になれるよう、一年間、精進してきたいと思います。」 桝 貴志
▼桝 貴志の特集ページです
ピックアップアーティスト 桝 貴志の今 - 二期会21
☆渡米前の桝をここで聴きたい!☆
二期会WEEK in サントリーホール2011
第1夜「ダークヒルズ恋愛白書」Seasons of Love

2011年5月15日〔日〕19:00開演/18:30開場
サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
※アメリカの人気青春テレビドラマ「ビバリーヒルズ青春白書」をモチーフにした、オペラアリアあり、オペレッタあり、ミュージカルありの楽しいコンサートです。
・・・気分はすでにブランドン?
▼桝出演のコンサート詳細はこちら
二期会WEEK in サントリーホール2011 - 主催・制作コンサート|二期会21

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ロンドンでのチャリティ・コンサートを終えた鷲尾麻衣

4月5日に東京でフォーレ「レクイエム」演奏を終えたソプラノの鷲尾麻衣が、翌日のフライトでロンドンへ飛び、6日夕方空港から直接会場へ直行、4月6日夜にロンドン市内で、東北関東大震災被災者を支援する【The Japanese Tsunami Appeal Charity Concert】に出演。
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ヴァイオリン、ピアノ、チェンバーオーケストラ等とともに「私を泣かせてください」‘Lascia c'io pianga’『こうもり』より侯爵さま、あなたのようなお方’ 被災地にいる友人からリクエストされたという「千の風になって」等を演奏し、映画「ラストサムライ」、Ninja等、世界で活躍する俳優の伊川東吾さんが詩の朗読などを行いました。
4月9日に東京で出演予定だった京王オペレッタが中止となった鷲尾麻衣ですが、日本で地震を経験した自分がロンドンに行き、音楽で訴えかけることの意義を感じ、かなり強行スケジュールではありましたが、歌わせて頂くことを決めたということです。
ロンドンでの演奏を終え「皆さまの歓声と共に幕を閉じました。日本への復興を願い心を込めて演奏して参りました。そして現地の皆様方が、震災という非常時にあっても日本人が秩序を持って協力し合う姿に対して、日本への尊敬の気持ちを表して下さることに大変感銘を受けました。日本人として生まれてきてよかった・・・と思った瞬間でした。」と語っています。
今回の収益の20%がJapan Society London(Japan Society Tohoku Earthquake Relief Fund)へ、残りは福島、岩手、宮城の県がそれぞれ設置しているRelief Fundに直接寄付されます。
大変反響が大きかった為、主催者は今後もドイツ、ハンブルグでも開催を計画しており、鷲尾も歌う予定です。
The Japanese Tsunami Appeal Charity Concert
日時:4月6日(水)
場所:ボスニア・ヘルツェゴビナ大使館(イギリス・ロンドン)
開演:19時30分
Titania Florists, 25 Crawford Street, London W1H 1PL
Leonidas, 21 Baker Street, London W1U 8EQ
▼鷲尾麻衣のブログにも当日の様子が書かれています。
わしおの日記

【東京での出演予定】
5月15日の「二期会WEEK in サントリーホール2011第1夜」に出演致します。
公演詳細はこちら↓↓
二期会WEEK in サントリーホール 2011 - 二期会21

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被災した心に届け希望の力

二期会オペラ講座
-東北関東大震災からの復興を願う渾身の演奏
2011年3月29日(火)、カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ」にて通算第30回目となるオペラ講座「親子の邂逅に見る作曲家の心情!」が開催されました。
震災の影響で多くの公演が中止や延期となる中、節電を配慮して会場を従来のスタジオから、照明をあまり必要としない硝子張りのサロンに移しての上演となりましたが、会場は演奏を待ちわびていた満席のお客様で溢れ音楽を通じて心のふれあいの輪が広がりました。
この日は親子の情愛を描くオペラの聴きどころシーンを中心にモーツァルト、ヴェルディ、ドニゼッティ、プッチーニの名曲を出演者たちが心を込めて熱唱し、来場したお客様からは「震災の不安の中で、心までも委縮してしまうような日々を送っていたが、今日は音楽の力が癒してくれた。生きてゆくエネルギーを貰いました」「心が震えました。高揚して体温迄上がったような気がします」など、口ぐちに喜びの声が聞かれました。

通常は連続して一度に歌うことなどあり得ないようなテノールの難曲を鮮やかに歌い、琴線に触れる演奏と技術で魅了した大澤一彰。
(大澤一彰の公式サイトはこちら→オペラ歌手 テノール 大澤一彰
日本人離れした成熟したオーラのある演奏で『シモン・ボッカネグラ』のアメーリアや『ルクレツィア・ボルジア』の難曲を急な出演決定にもかかかわらず見事に自分のものにして、その場に居た人々をドラマに引き込んだ田崎尚美(2月公演『サロメ』ではサロメのカヴァー歌手だったので稽古場で何度もお会いしているのに、こんなに完成度の高い演奏をする逸材だったとは!彼女の二つ違いの妹さんも今春から二期会オペラ研修所マスタークラスに入所するそうです)。
そして、表情豊かな表現と音域の広さを活かして、バリトンからバスの役まで様々なキャラクターを演じ分けたバリトンの萩原潤。
アンコールで大澤が『トゥーランドット』‘誰も寝てはならぬ’、田崎が『シチリアの夕べの祈り』の‘皆さんありがとう’、萩原が『セビリャの理髪師』の‘私は町のなんでも屋’を芝居っ気たっぷりに歌い演じると、会場の熱気はピークとなりました。
青島広志さんの絶妙なトークと解説も加わり、舞台と会場はすっかり打ち解けた空気となり、帰りがけのお客様の明るい表情、寛いだ笑顔が印象的でした。
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左から 萩原潤、青島広志さん、田崎尚美、大澤一彰
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渾身の演奏を終えた演奏者たちの晴れやかな表情、そしてホールのご担当者の「震災後、公演の中止が続き寂しい思いでいましたが、平日の昼間にこんなにお客様が集まるなんて!やはり音楽が求められているのですね」という言葉に、あらためて音楽の必要性と底力を感じながら会場を後にしました。

diamond

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モナコから 励ましのメッセージ

diamondです。
東北地方太平洋沖地震を受けた日本の復興を願い世界のアーティストたちの間にも支援の輪が広がり始めています。

モナコ在住の二期会ソプラノ、平盛クスト友佳子より心からのメッセージが寄せられました。
演奏家として、国際結婚して2歳になるお嬢さんを持つ母として、母と子供のためのコンサートなどを手掛ける彼女の周りで、多くのチャリティコンサートが企画されています。

Message
一週間前に起きた東日本大震災。
………
このあとに続く言葉をさきほどから何度も書いては消して書いては消してを繰り返しています。
私の文章があまりに軽率なのではないか…と
その場にいなかった私に何がわかるのか…と。
ただ、みなさんに伝えたいことがあります。
こちらヨーロッパでは日本にパワーと支援を送るためにチャリティコンサートがどんどん企画されています。
この1週間励ましの電話やメールもたくさん届き4つのコンサートで歌わせていただくことが決まりました。

3月26日:モナコ
 モナコ日本アソシエーション主催 Solidarite Monaco-Japon
 Salle du Ponant (Interieur Batiment Theatre Princesse Grace)
3月28日:カンヌ 
 カンヌ日仏協会主催
  東北関東大震災救援チャリティーコンサート - カンヌ日仏協会へようこそ
4月1日:ニース
 ニース日仏協会主催
 CUM
4月3日:ぺイメナード
 ペイメナード市主催

私にできることは祈ることと歌うこと。
世界中の祈りが絶対に届くはずです。私はそう信じています。
今日モナコの教会でも日本のためのミサがひらかれました。
みんな祈っていますから!!!!
自分が日本人であることと歌い手であることを誇りに思います。
愛する自国のために、精一杯歌います。
                             2011年3月19日 
                             Yukako Custo Hiramori

2011_3_23yukakohiramori.jpg 平盛クスト友佳子(ひらもり くすと ゆかこ)
ソプラノ(リリコ・レッジェーロ)
武蔵野音楽大学音楽学部声楽学科卒業、二期会オペラスタジオ第45期マスタークラス修了。二期会準会員。シャネル ピグマリオン デイズ2006メンバー。イタリア・ジェノヴァでの留学を経て、現在モナコ在住。

▼こちらより彼女のブログがご覧いただけます。
モナコ在住ソプラノ歌手「友佳子CUSTO平盛」のAMORE e CUORE

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ソプラノ木下美穂子からメッセージが届きました

3月11日に発生いたしました「東日本巨大地震」の想像を絶する被害で多くのの命が失われたことに対し、深くお悔やみを申しあげます。
心より黙祷を捧げさせていただき、被災された方々のご無事と一刻も早い復旧をお祈り申し上げます。
ロンドンの名門、ロイヤル・アルバートホール『喋々夫人』9回公演を終えたソプラノの木下美穂子からも今回の大地震による大変な事態を心配して、メッセージが届きました。
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東京二期会「蝶々夫人」木下美穂子 撮影:三枝近志
「12日に最終日を迎えました。最後は金・土の2日連続と過酷なスケジュールでしたが、ちょうどこちら時間金曜日に日本で大地震が起こりました。この日は、ロイヤルアルバートホールも、私たちの公演の開演直前にアナウンスが入り、被災者の方々の為の黙祷をしてパフォーマンスが始まりました。この日の唯一の日本人歌手として、私も日本の皆様の為に精いっぱい歌いました。今、私に出来ることは、最高のパフォーマンスを皆さんに提供することだけですから・・・。」と語る木下美穂子の渾身の演唱に、特に最終日は、4500人全員のスタンディングオーべションとなりました。
今回は歌い慣れたイタリア語ではなく、英語(ブリティッシュイングリッシュ)での演奏でしたが、現地評などでもその演唱は大好評を博し、国際的にさらなる評価を高めることとなりました。
 
Royal Albert Hall
木下は、この後イタリア経由でパリに入り、今週からは次の公演のリハーサルがアメリカネブラスカ州で始まるとのことです。
ほかにも、内外の二期会アーティストたちから沢山のメッセージや今、自分たちに出来ることは何かという声などが次々と届いております。

※今後予定されている二期会主催公演等について、地震の影響による変更や中止が決まりましたら都度ホームページ等でお知らせいたします。
▼東京二期会、神奈川県民ホールほか共同主催、舞台芸術共同制作公演『アイーダ』神奈川公演中止に関するお知らせ
【公演中止】『アイーダ』神奈川公演(3/20,21)中止のお知らせ - 東京二期会
【重要なお知らせ】神奈川県民ホール及び神奈川芸術劇場主催3月公演等の中止のお知らせ - 神奈川芸術文化財団|財団からのお知らせ

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ヨカナーンの魅力

こんにちは。diamondです☆
サロメ’といえば男を破滅させる宿命の女、ファム・ファタールとして妖しい魅力を放っていますが、今日はhomme fatal オム・ファタール、サロメの運命の男として登場するヨカナーン(洗礼者ヨハネ)をクローズアップしてみましょう。
古代パレスチナの領主ヘロデは、異母兄弟の妻でサロメの母であるヘロディアスの魅力に負け、彼女を妻にします。
そうした不道徳を批判する洗礼者ヨハネを放っておけず、ヘロデはヨカナーンを捕らえます。性の対象として自分をも色眼鏡で見るような男たち、退廃した世界に暮らしていたサロメは、今まで出会ったことのなかった精神に触れ深く動揺し、オペラ『サロメ』の中で、ヨカナーンは物語の求心力となってゆくのです。

それでは、われらがヨカナーン、大沼徹と友清崇をご紹介致しましょう。
2人とも2010年9月に新国立劇場で上演した東京二期会『魔笛』でパパゲーノに扮した逸材です。今回も立て続けでの主役への登場に期待が高まりますね。
★22日に出演の大沼徹はデビューして数年ですが、群を抜く大型新人としてめきめきと頭角を現しており、堂に入った豊麗な美声と存在感が魅力です。
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2010年『オテロ』イアーゴ (c)三枝近志
 
09年に『ウリッセの帰還』タイトルロールでのデビューで一躍脚光を浴び、翌年には『オテロ』でのイアーゴでシャープな切れ味を見せたかと思えば、続くパパゲーノでは自然児パパゲーノを演じそのスケールの大きさでも絶賛を浴びました。
2002年から3年にかけてベルリンで研鑽を積み音楽の基礎を築いた大沼ですが、昨年は五島文化財団の助成で再びマイセンに留学し、ヨカナーンへの理解を深めてきました。
今回は一時帰国しての出演であり、その成果が今、発揮されます。
「マイセンには、ベルリン時代からお世話になっている私の師、クレッチュマン先生がお住まいなのです。旧東ドイツのメクレンブルク州立歌劇場のインテンダントをしていた方で奥様は演出家。そこで徹底的に音楽やディクション、そして作品の内容や背景について2ヶ月間、出来る限りのことを学んできました。
洗礼者ヨハネを深く知るために、旧約聖書、黙示録、預言書を読んで、自分の内にリアルな人物像を創りたいと、パパゲーノを終えてすぐに日本を発ちました。
マイセンから帰国しての初オペラ、このような役にめぐりあえて感慨も一入です。」(大沼談)
そう語る大沼の表情と演奏には、やれるだけの準備はしたという大きな手応えとこの役に対する確信のようなものが感じられます。身長184センチという恵まれた舞台姿とも相まって、今回のヨカナーンの演奏には世俗を超越したようなカリスマ性さえ宿っているかのようです。

★一方、23日に登場の友清崇は、2009年に二期会でビューした際のリヒャルト・シュトラウスの『カプリッチョ』詩人オリヴィエでのノーブルでスタイリッシュな歌唱が記憶に新しい俊英。昨年秋のパパゲーノではお茶目でとぼけた表情のパパゲーノを好演し、テレビ放送でも絶賛を浴びました。
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2010年『魔笛』パパゲーノ (c)三枝近志
普段は二枚目のイメージだけに、その徹底した役創りの緻密さや急所を押さえた絶妙な躍動感に驚かされたのは私だけではなかったと思います。
声楽家の家庭に生まれ、ウィーンにも長く留学していた友清。リヒャルト・シュトラウスでデビューし今回もまたリヒャルト・シュトラウス『サロメ』の大役を射止めました。
「パパゲーノではまず笑顔を第一に喜怒哀楽を思い切り表現してみました。ヨカナーンには笑顔は少ないですね。
2005年から2007年の間にウィーン国立歌劇場でも『サロメ』は5回以上観ました。R.シュトラウスの音楽は芸術の都‘ウィーン’という地があってこそ生まれたといっても過言ではないと思います。
そしてヨカナーンはバリトンにとって羨望の役であり私にとって憧れの役でした。
私はR.シュトラウス『ばらの騎士』の音楽の官能的な美しさに惹かれますし、『アラベラ』や『カプリッチョ』も大好きです。
けれどそれらの作品の中心にあるのは女性であって、バリトンに真の主役といえるような役柄はあまりないのです。
だからこそヨカナーンの存在に強く惹かれるのかもしれません。
このオペラのテーマには永遠なるもの「死と愛」が色濃く反映しています。どちらが偉大かですって? それは‘愛’
今回の演出ではヨカナーンは死にません。そのことによって答えは明確なのではないでしょうか」(友清談)

本当にどちらも聴き逃せません♪

★☆★ メディア掲載情報 ☆★☆
☆こちらでも東京二期会『サロメ』をご紹介いただきました!
第150回クラシック・コンシェルジェ - スポニチ Sponichi Annex 芸能
オペラ『サロメ』のアフタートークを「USTREAM」で生中継 - Web Magazine OPENERS

         

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インターネットラジオに 高橋 淳 が登場しました

皆様こんにちは☆diamondです。
音楽ジャーナリストの林田直樹さんによるクラシック探求番組「カフェフィガロ」にテノールの高橋淳が登場しました。15日20時より放送をお聴き頂けます。
▼こちらからどうぞ
林田直樹のカフェフィガロ - ブルーレディオドットコム
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収録を前に微笑む高橋淳(手前)
2月公演コンヴィチュニー演出『サロメ』の舞台と音楽の醍醐味を語る楽しいトークと2010年2月に高橋淳が津田ホールで演奏した二期会ゴールデンコンサートの中より、リヒャルト・シュトラウス「献身」、ワーグナー楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より“朝の光はばら色に輝き”の演奏とともにお楽しみください。
カルチャー&エンターテイメント放送局 ブルーレディオドットコムは、インターネットラジオですので、世界各国から3ヶ月間無料でお聴き頂けます。(各回30分番組で毎週火曜日夜20時更新です)

次週はヘロディアスの小姓役の田村由貴絵が臨場感溢れるコンヴィチュニー演出の話題で盛り上げます。

diamond

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『サロメ』大隅智佳子のインタビュー記事が毎日新聞夕刊に掲載

2月10日のブログでアーティスト広報のdiamondが紹介しました大隅智佳子のインタビューが、毎日新聞2月14日付東京夕刊に掲載されました。
同記事はWeb(毎日jp)にも掲載されていますので、是非ご覧ください。

▼Webではこちらからご覧いただけます。
二期会:オペラ上演 コンビチュニーが新演出 大隅智佳子がみせる「新サロメ像」 - 毎日jp(毎日新聞)

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新聞社に行ってまいりました

アーティスト広報のdiamondです。
2008年の『エフゲニー・オネーギン』で東京二期会にデビューし一躍注目を集めた大隅智佳子。こんどもコンヴィチュニー演出『サロメ』に主演です。
7日はインタビュー取材で新聞社へ行ってまいりました。
ohsumiohsumi1110210.jpg (サロメへ向けてのインタビューと撮影中)
「『オネーギン』のタチアーナではオネーギンに恋する素朴な娘時代と運命を受け入れ公爵夫人として大人の女性に成長した姿との対比をいかに出せるかということに注意を払いながら演じました。
今回もまだ思春期の娘であるサロメという存在の危うさと純粋さ、そこに潜むエネルギーを音楽の力を借りて、いかに表現出来るか、声色、表情、動き、歩き方、一挙一動にリアリティーを持たせることを目標に日々稽古に励んでいます。」
サロメが頽廃の象徴ではなく、閉塞した世界が今の現実世界であり、サロメはそこから飛び出したくてヨカナーンとともに愛を育む。今回の演出にはハッとさせられます。
今回、指揮のシュテファン・ゾルテス氏は世界的に認められたリヒャルト・シュトラウスのスペシャリスト。
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(c)Matthias Jung
この『サロメ』は2009年11月のネザーランド・オペラ(アムステルダム)公演も指揮しているので、コンヴィチュニー氏との息もぴったりです。
来日直後の6日には都響のロッシーニ『スターバト・マーテル』(ソプラノ:半田美和子、メゾソプラノ:小川明子、テノール:望月哲也、バス:久保和範が出演)マチネ公演を指揮し巨匠の実力をみせつけましたが、その本番直後には、都響コンサートに陣中見舞いに現れたコンヴィチュニー氏とともにそのまま『サロメ』の稽古場へ直行。お二人ともすごいバイタリティーです!
連日稽古場は日々さらなる熱気を帯びています。益々公演が楽しみになってきました。
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こちらは23日と25日のヘロデを歌う片寄純也。
ヘロデはレパートリーとしてあたためてきた役として満を持しての登場です。ワーグナーまでも歌える輝かしくも貴重なスピントの美声にご期待ください。

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高橋淳と田村由貴絵、インターネットラジオ放送「カフェ・フィガロ」に出演

こんにちは、アーティスト広報のdiamondです!
今日は節分ですね。春はもうそこまでやってきています。
本日は林田直樹さんのカフェフィガロの収録に行ってまいります!
毎週火曜日夜8時に更新され3ヶ月間無料で聴くことができる人気番組で
クラシック業界のあれやこれやのギュッと詰まった内容が盛りだくさん。
今回は2月公演『サロメ』に出演するテノールの高橋淳と
メゾソプラノの田村由貴絵がゲストで出演致します。
takahashijun110203.JPG tamurayukie110203.JPG
2006年『皇帝ティトの慈悲』に主演した高橋、そして2008年
『エフゲニー・オネーギン』に出演した田村が
それぞれ30分ずつ2回にわけて音楽を聴きながらの音楽&人生談義。
コンヴィチュニー演出の魅力や今回の『サロメ』の特徴などについても
ご紹介いたします。放送UPは2月中旬予定☆お楽しみに~☆
▼林田直樹さんのカフェ・フィガロは2010年12月で10周年を迎える
インターネットラジオ放送局 ブルーレディオドットコムで絶賛放送中
林田直樹のカフェフィガロ - Blue-radio.com - ブルーレディオドットコム

一昨日はペーター・コンヴィチュニーも加わって益々熱気溢れる
稽古が繰り広げられている芸能花伝舎に行ってまいりました。
両組とも素晴らしいのでぜひぜひどちらもお見逃しお聴き逃しなく。
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22日(火)が初日。また23日(水)は平日マチネ公演+公演終了後に
コンヴィチュニーアフタートークのおまけつき。
日本公演のあとはスウェーデン公演でしかご覧になれませんので
ぜひ東京でサロメの新しい世界観を発見してください。
指揮は今回の演出『サロメ』初演を2009年11/12月ネザーランド・オペラで
指揮しオパーン・ヴェルト(独オペラ専門誌)2007年最優秀指揮者に
選定された幻の巨匠シュテファン・ゾルテス Stefan Soltesz というのも
わくわくしますね。
▼『サロメ』2月22・23・25・26日 公演詳細はこちら
2011年2月公演『サロメ』- 東京二期会オペラ劇場
表題のサロメ役には林正子と大隅智佳子。
コンヴィチュニー演出では女性は悲劇のヒロインというよりも
未来を切り拓く鍵のような存在なのでしょうか。
2006年『ティト』では林正子が激しくも美しいヴィテッリアで魅了し、
2008年『オネーギン』では大隅智佳子がセンセーショナルな
タチアーナで一躍スターダムに駆け上がりました。
今回の競演から目が離せません。
hayashi110203.jpg
Tatyana08osumi110203.JPG
写真上:2006年東京二期会『皇帝ティトの慈悲』林正子
写真下:2008年東京二期会『エフゲニー・オネーギン』大隅智佳子
photo: 三枝近志
もっとコンヴィチュニー演出を知る手掛かりとして・・
▼田村由貴絵のブログ
ペーター・コンヴィチュニー合流・23日アフタートーク - 田村由貴絵のブログ
▼高橋淳の特集ページ
Pick-up Artist vol.14 テノール高橋淳の今 - 二期会21
▼公演監督 多田羅迪夫のブログ
オペラ歌手 多田羅 迪夫 紹介ブログ

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スタッフブログを始めます!

いつも二期会ブログ「オペラの散歩道」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
二期会グループ・ウェブサイト管理人の森下(Web担)です。
さて、「オペラの散歩道」ではこれまで、主に二期会グループの「ニュース」や「公演速報」などのリリースを中心に掲載してまいりましたが、この2月より少し趣向を変え、これまでのリリースに加えて二期会事務局スタッフによるブログを掲載することになりました。
新たにブログに参加するスタッフ(ニックネーム)は、オペラ広報&チケット担当の(ZEN)、財団広報&研修所担当の(帆かけ舟)、アーティスト広報の(diamond)ほか数名のスタッフで、日常の出来事などを交え、二期会の公演やアーティストの情報をより楽しく皆様にご案内いたします。
今後とも二期会ブログ「オペラの散歩道」を是非ご覧ください!! (^o^)/
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・・・Web担はチラシ製作も時々やってたりします。
▼写真に表示されているチラシの公演詳細
二期会サロンコンサートVol.159「女 女 女!!!」 - 主催コンサート|東京二期会
2011年2月9日(水) 19:00開演 カワイ表参道コンサートサロン パウゼ

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