2018年05月 アーカイブ

2018年5月公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』~公演当日のご案内

いよいよ明日5月19日(土)と明後日20日(日)の2日間、めぐろパーシモンホール大ホールにて、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場公演 G.F.ヘンデル作曲オペラ『アルチーナ』を上演いたします!

公演当日についてご案内致します。 【5/18(金)18:15掲載】

二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 2018年5月公演
G.F.ヘンデル作曲 『アルチーナ』 オペラ全3幕
<日本語字幕付原語(イタリア語)上演>
指揮:鈴木秀美/演出:エヴァ・ブッフマン
当日券と公演タイムテーブルのご案内
5月19日(土)
5月20日(日)
当日券
S、A、B僅少
S、A、B僅少
当日券販売
/窓口受付
15:30~
12:30~
開場
16:00
13:00
開演
17:00
14:00
第1幕 および 第2幕前半
約100分
(休憩20分)
予定時刻
18:40~19:00
15:40~16:00
第2幕後半 および 第3幕
約70分
終演予定
20:10
17:10
めぐろパーシモンホール
=アクセス=
<東急電鉄>
[東横線]=「都立大学駅」北口から徒歩7分

<東急バス>
「めぐろ区民キャンパス」バス停からすぐ
[渋34]渋谷駅⇒東京医療センターゆき
[多摩01]多摩川駅⇒東京医療センターゆき
[黒07]目黒駅⇒弦巻営業所ゆき
[都立01]成城学園前駅⇒都立大学駅北口ゆき

都立大学駅からの地図はめぐろパーシモンホールのウェブサイトをご覧ください
>>ホール・施設へのアクセスについて ― めぐろパーシモンホール
◆上記、販売予定当日券は18日15:00現在の情報です。以降の販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆学生席の公演当日の発売はございません。
◆公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行によりずれる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

 
▼公演情報ページはこちら
2018年5月 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会

▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

Gettii 《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ)】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけます(*)ので、余裕をもってお越しいただけます!是非ご利用ください!!
24時間受付、予約・発券手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(*…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)

 
 

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5/29(火) 神楽坂のフレンチ・レストラン「ラリアンス」で毎回大好評の特別ディナー「ワインとオペラを愛でる会」の第6回を開催します

東京二期会と神楽坂のフレンチ・レストラン「ラリアンス」とのコラボレーションで開催し、毎回大好評をいただいている特別ディナー「ワインとオペラを愛でる会」。次回、重ねること第6回目、5月29日(火)の開催です。

東京二期会からは今が旬の8名の歌手が登場。全員が今年の二期会オペラの本キャストです!

ソプラノは今井実希と小松崎 綾。
5月20日の二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』モルガーナ役で二期会オペラ・デビューを飾る今井。TV出演も多く、多彩な活動を繰り広げていますが、ラリアンスでは大好きな役のひとつである『ばらの騎士』ゾフィーを。
小松崎は、今年3月東京二期会コンツェルタンテ・シリーズ『ノルマ』で題名役のカヴァーキャストを務め、今年9月にはプッチーニ<三部作>で『ジャンニ・スキッキ』ネッラ他に出演予定。イタリアオペラの王道を究めんとする小松崎、今回は蝶々夫人と『ラ・ボエーム』のミミを。


今井実希

小松崎 綾

杉山由紀

成田伊美

メゾソプラノは、2015年二期会ニューウェーブ『ジューリオ・チェーザレ』で題名役を共に務めた杉山由紀と成田伊美。
杉山は、一昨年『ナクソス島のアリアドネ』作曲家役への大抜擢を経て、今年は5月ニューウェーブ『アルチーナ』ルッジェーロに出演。ラリアンスでは今井とともに『ばらの騎士』でオクタヴィアンを披露します。
成田は昨年、二期会伝統の『蝶々夫人』ケート役を好演しましたが、今年も9月の<三部作>に出演予定とプッチーニが続きます。ラリアンスでは『蝶々夫人』スズキと、カルメンをお聴きください。

テノールは対照的な声の二人、芹澤佳通と北嶋信也。
力強い声を聞かせる芹澤は9月の<三部作>『外套』ルイージで出演予定。7月の『魔弾の射手』でも主役マックスのカヴァーキャストを務めます。
そして、チューリヒ歌劇場で学び、澄んだ響きの軽やかな声が魅力の北嶋は、11月『後宮からの逃走』ペドリッロに乞うご期待!
ラリアンスでは、芹澤による『ラ・ボエーム』ロドルフォの情熱と、北嶋による『魔笛』タミーノの詩情をお聴き比べください!


北嶋信也

芹澤佳通

杉浦隆大

的場正剛

バリトンは、ニューウェーブ『アルチーナ』デビュー・キャストの的場正剛と、2015年『ダナエの愛』でデビュー、昨年は『蝶々夫人』神官、『こうもり』フランクに、そして7月の『魔弾の射手』ではキリアンで出演予定の杉浦隆大が登場します。的場の『カルメン』エスカミリオと杉浦『ラ・ボエーム』マルチェッロをお楽しみください。

すべてのステージでピアノを務めるのは相田久美子。


相田久美子

この日だけ振舞われる特別なお料理と、ソムリエのセレクトによるワインの味わいと薫りにふさわしいドラマティックな歌声をお届けします!
 
 
■■■ イベント情報 ■■■
〈ラリアンス特別企画〉
第6回 ワインとオペラを愛でる会

日時:2018年5月29日(火)19:00開宴(18:30開場)
会場:神楽坂「ラリアンス」メインダイニング
   (「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
料金:おひとり様 25,000円
   お料理フルコース・ワイン4杯・音楽料(消費税・サービス料込)
   ※限定50名様
出演:(ソプラノ)今井実希、小松崎 綾
   (メゾソプラノ)杉山由紀、成田伊美
   (テノール)北嶋信也、芹澤佳通
   (バリトン)杉浦隆大、的場正剛
   (ピアノ)相田久美子

▼ワインリスト・お献立・予定演奏曲について詳しくはこちらからご覧ください
第6回 ワインとオペラを愛でる会|イベント - ラリアンス

●お問合せ・ご予約は
 ラリアンス TEL03-3269-0007(フロント)まで
 
 

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NIKIKAI Days @ Blue Rose 2018 公演紹介(4)
~6/29(金)「テノールの競演 '84」その3:山本耕平メッセージ&予定プログラムも決まる!

Nikikai Days 2018 オープニングの6月29日(金)「テノールの競演 '84」。城 宏憲、又吉秀樹、山本耕平という、今、注目されるテノール3人による公演紹介の3回目。出演者メッセージの最後は山本耕平から。

     *     *     *

「又吉と僕はバリトンとして東京芸大に入学し大学院オペラ科まで同じ学年で過ごしました。学籍番号も隣(つまり試験順も隣)で同じ時期にテノールに転向し大学院からは毎日一緒とあって小競り合いも絶えませんでしたが、そんな二人のやりとりやテノールとしての成長を見て楽しそうにしていた一学年上の城君は、僕たちの健全な向上心にとって大切な存在でした。2007年4月にたった一度同い年の三人が揃って共演して以来、それぞれが一つまた一つとコンクールや留学・大舞台の経験を重ね、11年ぶりの共演が二期会DAYSで実現します。近年は各々自分の適性やレパートリーをより意識して活動するようになり三人の色の違いが出てきましたので、プログラムも多彩なものになりそうで楽しみです。とは言え、テノール三人寄ればかしましい(色んな意味で)…。どんなことになるのやら!この機会、どうぞお見逃し無く!」山本耕平

     *     *     *


作戦会議をする三人…


シャンパンで互いの結束を高めます!

そして、演奏予定プログラムが決まりましたので、こちらに発表致します!

<第1部>
・ロッシーニ/約束(城)
・トスティ/最後の歌(城)
・トスティ/魅惑(山本)
・トスティ/暁は光りから(山本)
・トスティ/夕べに(又吉)
・シューベルト/魔王(又吉)
・マイヤベーア/歌劇『ユグノー教徒』白貂よりなお白く(城)
・ヴェルディ/歌劇『シモン・ボッカネグラ』我が心に炎が燃える(又吉)
・ロッシーニ/歌劇『シンデレラ』そう、誓って彼女を見つけ出す(山本)
・ベッリーニ/歌劇『カプレーティとモンテッキ』愚かな!私がひと声上げれば(ロメオ:城&テバルド:又吉)
<第2部>
・ドニゼッティ/歌劇『連隊の娘』ああ、友よ、今日は何て楽しい日(山本)
・ドニゼッティ/歌劇『ポリウート』私が吸うこの空気は毒だ(城)
・ヴェルディ/歌劇『海賊』初恋の頃には(又吉)
・ロッシーニ/歌劇『オテッロ』さあ、来るがいい(オテッロ:城&ロデリーゴ:山本)
「これより本当の3人の競演」
・ウィーン我が夢の街
・サンタ・ルチア
・帰れソレントへ
・マレキアーレ
・グラナダ      ほか

三者三様、旬のテノールを存分に楽しめる、盛りだくさんなプログラム。皆様どうぞお楽しみに!

※当日の演奏順は記載の通りではありません。
※やむをえない事情により、演奏内容を一部変更することがあります。あらかじめご了承ください。

 
 


チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2018
第1日 テノールの競演'84

日時:2018年6月29日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:全指定席 一般¥4,500(税込)
出演:城 宏憲(テノール)、又吉秀樹(テノール)、山本耕平(テノール)
    村上尊志(ピアノ)、福井 敬(司会)

▼NIKIKAI Days 2018 の公演概要ページはこちら
NIKIKAI Days @ Blue Rose 2018 - 二期会21

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
   (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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ブログで繋ぐ!「第13回 二期会研究会駅伝コンサート【7/29(日)公演】」
出演研究会紹介[1] オペレッタ研究会

今年もやってまいりました!二期会研究会による夏の風物詩、「第13回二期会研究会駅伝コンサート」。
今回も満を持して出演する10の研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎます。16:00開演から20:10の終演予定まで実に4時間10分(休憩含む)のロングラン!もちろん、途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみいただけます。

今年も二期会blogでは、公演に向けて出演研究会紹介の“たすき”を繋いでまいります。
まずはトップバッターの「オペレッタ研究会」をご紹介致します。

     *     *     *

<16:00~>【オペレッタ研究会】~エメリッヒ・カールマンの世界~
[構成]黒田晋也/[振付]川西清彦/[出演]赤澤 舞、栗本詠津子、小林晴美、近藤幸江、宗田舞子、珍田さほり、松本順子、松本麻希子、茂木真由美、森山由美子、黒田晋也/[ピアノ]山中聡子

<才能豊かな作曲家 カールマン?>
エメリッヒ・カールマンの『チャルダッシュの女王』をご覧になった事はありますか?ほとんどの方は、えっ?何?それ誰?分からない?だと思います。それが当たり前!オペレッタと言えば『こうもり』『メリー・ウィドウ』それだけ知っていれば十分です。しかし、オペレッタの本当の魅力はこのカールマンにあるのだと私は思っています。ハンガリー人のカールマンは、ブダペスト音楽院で音楽を学び、コダーイ、バルトークと机を並べていたそうです。西洋で唯一東洋の血を受け継ぐマジャール民族で私達日本人と同じ東洋民族なのです。ハンガリーの民族音楽は日本人に馴染み深い演歌と通じる所があり、何とも懐かしい、心にスーッと入って来る音楽なのです。カールマンは、ハンガリー音楽とヨハン・シュトラウスのワルツとその当時ヨーロッパで流行し始めたポピュラー音楽(ジャズ・タンゴ・シャンソン等)のリズム・和音等を匠に使いオペレッタを書き、歌い踊り演ずる事の面白さを、十二分に供えた作品を作りました。どうぞカールマンの音楽をお楽しみ下さい。オペレッタ研究会の思いと共にお客様に届けたいと思います。
(記:オペレッタ研究会代表 黒田晋也)


オペレッタ研究会 レッスン風景より

     *     *     *

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公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第13回 二期会研究会駅伝コンサート
日時:2018年7月29日(日) 16:00開演(15:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール
   (JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
   (学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会

予定時刻と出演研究会:
16:00~ オペレッタ研究会 ~エメリッヒ・カールマンの世界~
・16:20~ フランス歌曲研究会 ~ドビュッシー没後100年を記念して~
・16:40~ イタリア歌曲研究会 ~没後150年ロッシーニのヴェネツィア~
   <休憩15分>
・17:15~ ロシア東欧オペラ研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
・17:35~ イタリアオペラ研究会 ~ヴェルディ不朽の名作たち~
・17:55~ <特別コーナー>ヴェルディ『ナブッコ』より 合唱“行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って”
   <休憩15分>
・18:15~ ドイツ歌曲研究会 ~ドイツ歌曲への誘い~
・18:35~ 日本歌曲研究会 ~日本の歌の情景~
・18:55~ ロシア歌曲研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
   <休憩15分>
・19:30~ オペラ・ワークショップ研究会 ~その恋果たしてハッピーエンド?~女はみんな、恋をする。~
・19:50~ 英語の歌研究会 ~L.バーンスタイン生誕100年~
   <終演予定 20:10>

*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます


▼出演者・演奏予定曲等 公演詳細はこちらから
第13回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
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6月2日(土)はテノールと古楽のアンサンブル~福井 敬×アントネッロが紡ぐ、イタリア・バロックの世界

フィリアホール 横浜市青葉区民センターで開催されている、「土曜ティータイムシリーズ《音楽のある風景》」。
6月2日(土)の第47回は、テノール福井 敬と古楽アンサンブルのアントネッロが出演致します。
福井の情感溢れる歌唱と、アントネッロの躍動的な演奏のコラボレーションで、ロッシやカッチーニなど、イタリア・バロック初期の歌曲・器楽曲の数々をお送りします。

土曜日の昼下がり、美しいアンサンブルをご堪能ください。

 福井 敬

■■■ 公演情報 ■■■
土曜ティータイムコンサートシリーズ《音楽のある風景》第47回
福井 敬&アントネッロ
テノール&古楽アンサンブル

日時:2018年6月2日(土) 14:00開演
会場:フィリアホール 横浜市青葉区民センター
  (東急田園都市線「青葉台駅」より徒歩3分 青葉台東急スクエアSouth-1 本館5階)
料金:全席指定 5,000円
出演:
 ・福井 敬(テノール)
 ・アントネッロ(古楽アンサンブル)
   リコーダー&コルネット:濱田芳通
   ヴィオラ・ダ・ガンバ:石川かおり
   チェンバロ&バロックハープ:西山まりえ
予定曲目:
 ・ロッシ「美しい瞳が私を殺す」
 ・カッチーニ「アマリッリ、美しい人」
               ほか
※休憩中お菓子サービスあり

▼公演詳細ページ・チケットのお求めはこちらから
福井敬&アントネッロ テノール&古楽アンサンブル - 横浜市青葉区民文化センター フィリアホール


 
 

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開幕迫る 5月ヘンデル『アルチーナ』公演~ニューウェーブ・キャスト・インタビュー[7]
~メリッソ役 金子慧一、的場正剛

いよいよ開幕まであと4日!二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』キャスト・インタビューの最後を締めくくるのは、メリッソ役の金子慧一(19日)と的場正剛(20日)です。

2018年2月『ローエングリン』でアンサンブル役ながらすでに二期会オペラ・デビューを果たした金子。次代の本格的バスとしての期待がかかります。的場は今回がデビューとなりますが、これまで「びわ湖ホール声楽アンサンブル」のメンバーとして多くのステージに立ってきた実績の持ち主。低声歌手ゆえの性質なのか(?)、ニューウェーブのチームの中にあってひときわ落ち着いた雰囲気を漂わせている二人ですが、果たして実際は!?

     *     *     *

――メリッソという役はどのような役でしょうか?

的場: メリッソという役は少々複雑です。『アルチーナ』の原作にあたる「狂えるオルランド」では魔女メリッサという女性です。そこにルッジェーロの師匠である妖術師アトランテのキャラクターが足されて生まれたのがメリッソです。

金子: その原作では、魔女のメリッサがルッジェーロを救出します。実は、ブラダマンテはアルチーナの島に訪れず、魔法の指輪をメリッサに託してルッジェーロの救出を依頼するのです。メリッサは万能の魔法使いで、違う人物に変身し敵を欺いたり、アルチーナによって獣や木に変えられた人々を元に戻したりと八面六臂の活躍をします。
オペラにおけるメリッソはそこまでの活躍はありません。ただ、要所要所に現れては意味深なことを喋って消えたり、全てを見通しているような発言が有ったり、ブラダマンテを守ったりと、元メリッサの片鱗が見え隠れするようなキャラクターとなっています。


金子慧一

的場: このオペラの為に生まれてきたキャラクターですので、原作があるにもかかわらずそこから役を読み取る事が難しいのですが、、、

金子: イメージとしては「指輪物語」のガンダルフのようなキャラクターでしょうか。

的場: 逆に言えば決まったキャラクターが無いので比較的自由に演じる事が出来る場面も多く、日々の稽古で演出家のエヴァ・ブッファマン先生と楽しく掘り下げています。
 
 
――メリッソのアリアについて。どのような内容ですか。

金子: メリッソはアリアが一つしかありません。このオペラを通して唯一魔法が出てくるシーンの後に歌われるアリアで、そのシーンとは、メリッソの持つ魔法の指輪をルッジェーロがはめると、彼にかかっていたアルチーナの魔法が解け、正気を取り戻すというシーンです。そしてその後に、今まで苦しめていた人(=婚約者であるブラダマンテ)のことを考えよ、と歌います。

――その曲の好きなところ、お客様に聴いてほしいところは?

金子: ヘンデルのオペラにおいてバスのアリアというのはそう多くはありません。そして『リナルド』や『オルランド』に出てくるような煌びやかなメリスマや装飾もメリッソのアリアにはないのですが、このオペラ全篇を通してかなり異質なアリアで、何と言っても他のアリアにはない通奏低音の迫力が聴きどころではないでしょうか。

的場: このオペラに限らず、アリアというものは大抵自分の気持ちの吐露となっています。しかしメリッソはブラダマンテ、そしてルッジェーロの為にこの一曲を歌います。厳しい口調の中に見える優しさ、誠実さを感じて頂けると嬉しいです。


的場正剛

――ずばり、今回の『アルチーナ』の魅力は?

的場: とにかく音楽が美しいです。そして純真、誘惑、心変わり、嫉妬、策略etc...アルチーナの島で繰り広げられる恋模様は必見!昼ドラも裸足で逃げ出す濃厚なものになっております。
そこにメリッソがどう関わるか……皆様にご覧になって頂きたいです。

金子: 2020年のバイロイトでの「リング」シリーズ全作品を全て異なる女性演出家が演出するとして話題になったように、今回の舞台も演出家、美術、衣裳と全て女性のチームによる舞台で、女性ならではの感性による舞台となっています。また、衣裳に関してはワンオフでの製作ということで、ビジュアル面でもお楽しみいただけるのではと思います。
 
 
――最後に、お客様にむけて。

金子: いい舞台になりますよう、演者一同精進して稽古に励んでおりますので、どうぞ楽しみにお待ちくださいませ!

的場: 二期会研修所に入所した時から一つの目標であったニューウェーブ・オペラで二期会デビューが出来る事は本当に嬉しいです。鈴木秀美先生をはじめ、バロックオペラのスペシャリストの方々に囲まれて毎日の稽古は刺激まみれです。
出演者一同全力を持って取り組んで参りますので5月19日、20日は是非、めぐろパーシモンホールへ御来場下さい!

     *     *     *

▼『アルチーナ』公演情報ページはこちら
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会

 指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
 2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
   (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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5/18放送 NHK Eテレ「ららら♪クラシック」~20世紀最大の歌姫マリア・カラス特集に、ソプラノ腰越満美がゲスト出演します!

今週5月18日(金)よる放送のNHK Eテレ「ららら♪クラシック」は、昨年没後40年を迎えた20世紀最大の歌姫マリア・カラスの特集です。この放送にソプラノ腰越満美がゲストで出演致します。

《マリア・カラス以前、マリア・カラス以後》と分けられるほど、彼女の出現はオペラに於ける演奏を大きく変えました。数々のオペラで主役を演じる腰越もまた、カラスに魅せられた一人です。歌い手の立場からみたカラスの存在を、様々なエピソードを絡めてお送りします。来日時の貴重なライブ映像も!
是非、お見逃しなく!!

 腰越満美

◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
「ららら ♪ クラシック」
《解剖!伝説の名演奏家 永遠の歌姫マリア・カラス》

放送局:NHK Eテレ
放送日時:
  (本放送)2018年5月18日(金) よる21:30~22:00  
  (再放送)2018年5月24日(木) あさ10:25~10:54
司会:高橋克典、牛田茉友アナウンサー
ゲスト:腰越満美(ソプラノ)、岡田暁生(音楽学者)

▼番組ホームページはこちら
ららら♪クラシック「解剖!伝説の名演奏家 永遠の歌姫マリア・カラス」 - NHKオンライン
 
 

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開幕迫る 5月ヘンデル『アルチーナ』公演~ニューウェーブ・キャスト・インタビュー[6]
~オベルト役 島内菜々子、齋藤由香利

開幕まであと5日!『アルチーナ』キャスト・インタビュー第6弾は、オベルト役のソプラノ島内菜々子(19日)と齋藤由香利(20日)。二人とも二期会オペラ・デビューを飾ります。
オベルトは島にやってきた独りの少年。実際にはボーイソプラノの役です。283年前(!!)のロンドン・コヴェントガーデンでの世界初演を務めたウィリアム少年は、成長後もオラトリオ《メサイア》でもソロを任さたり、ヘンデルのもとで歌っていました。
オベルトは一見、大筋には関係のない役のようですが、3曲のアリアはどれも充実しています。

     *     *     *

――オベルトは、どのような役ですか?

島内: 小さな男の子の役です。

齋藤: 船が難破し、アルチーナの統治する島へたどり着いた少年です。島でお父さんが行方不明となり探しています。

島内: 実はオベルトは、原作では登場していないキャラクターなのですが、ヘンデルが当時彼のお気に入りのボーイソプラノに役を与えるために加えられました。


島内菜々子

――オベルトのアリアの中から1曲選ぶとすれば?

島内: オベルトには3曲アリアが与えられていますが、どれも全く違う雰囲気を持っていて、まだ大人になりきらない、素直なオベルトの性格が表れていると思います。特に、最初の登場と共に歌うアリアは、お父さんを見つけられないオベルトの悲しみが深く表現されています。音型が表すたどたどしさ、そして少しずつ音が上がってく様などは、オベルトが感じている切なさを見事に表現しています。
稽古でも歌うたびに、新たな発見がある曲です。
 
 
――少年らしさが音楽に書かれているのですね。

島内: オベルトがいかにお父さんを大切に思い、探し続けているか、というところが繊細に表現されています。
オペラが始まるのはブラダマンテ達が島に到着したところからですが、オベルトはその前から、ずっとひとりきりで必死にお父さんを探していました。アルチーナの島では、これまで味方はひとりもおらず、頼れる人はいなかったのです。それでも、オベルトは最後まで決して諦めません。その孤独や、苦しみ、そして強さも表現したいです。
また、この曲がオベルトの他のアリアと、いかに雰囲気が違うか、というところにも注目していただきたいです。2曲目はもうすぐ父に会えると言われて胸のときめく様子を、3曲目はアルチーナへの激しい怒りを表しています。それぞれの全く違う曲の雰囲気を感じていただきたいです。
 
 
――好きな曲ならではの難しさもありますか?

島内: ダ・カーポ・アリアならではの、2回目冒頭に戻ってきた時のアレンジです。
ヘンデルが作ったオリジナルの曲を、いかにそのまま生かし、更にアレンジを加えたらいいのか、考え続けています。特にこの曲ははっきりとした特徴を持っているということで、特徴をそのままに残しながらアレンジをするということに難しさを感じますし、同時に、そこに私自身の考えをどう取り入れるか、試行錯誤できる魅力も感じます。
繰り返された時こそより強く、曲の素晴らしさを伝えたいです。

齋藤: 私は最後のアリアです。
探していた父がアルチーナの魔法によって獣に変えられていたとわかり、怒りを爆発させます。
 
 
――オベルトのアリアは3曲あるということですが?

齋藤: オベルトは1幕毎に1曲アリアがありますが、その度に真実に気づき成長していくように思います。この最後のアリアは守られる側から守る側への転換点、強くなったオベルトを聴いていただきたいです。


齋藤由香利

――『アルチーナ』を初めてご覧になるお客様に、ズバリこの作品の見どころ、聴きどころを。

齋藤: 10年程前に初めて『アルチーナ』をDVDで観たのですが、どのアリアも魅力的で終始引き込まれたことを覚えています。今稽古をしていてもアリア毎に感情移入させられて、ブラダマンテに同情したり、アルチーナの方に同情したり、ルッジェーロにいらついたり(笑)正義や悪があるのかないのか…誰に味方したら良いのかわからなくなります。でもそれだけ7人全員が魅力的だということで、それが見どころなのかもしれません。

島内: ずばり!レチタティーヴォです。
このオペラは人間関係が複雑だと思いますが、アルチーナの島が変化していく様子は、人間関係の変化に表れます。レチタティーヴォはそれぞれの人間性が率直に表現されていますし、物語が進むにつれてどんどん面白くなっていきます。そして、演じている歌い手がそのキャラクターの何を見せたいと思っているか、それもレチタティーヴォの呼吸ひとつに表れていると感じます。
1日目と2日目では違うキャラクターの見せ方を、どちらもご覧いただくと分かっていただけるかと思います。
 
 
――お客様にむけて、本番への意気込みをお願いします。

島内: キャスト・スタッフの方々に恵まれ、素晴らしい公演になると感じております!
オベルトは幼い部分も残りますが、賢く、まっすぐな少年です。私は、彼がこのオペラの中で物語の過程と共に成長していくように感じます。最初は悩みながらも、最後は自分の意志を貫く強さを持って、アルチーナから父を取り戻す。そんなオベルトの成長を、全体通じて表現したいです。お客様にも、ひとつひとつの場面を一緒に見守っていただけたら嬉しいです。
みなさまのご来場をお待ちしております!

齋藤: 昔の、異国の、魔法のある世界の物語ですが、人として感じることは現代の日本人でも同じ、ヘンデルの音楽にのって、その心の物語をお届けしたいと思います。お楽しみいただけましたら幸いです。

     *     *     *

▼『アルチーナ』公演情報ページはこちら
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会

 指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
 2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
   (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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開幕迫る 5月ヘンデル『アルチーナ』公演~ニューウェーブ・キャスト・インタビュー[5]
~ブラダマンテ役 郷家暁子、和田朝妃

開幕迫る二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』キャスト・インタビュー第5弾は、ブラダマンテ役のメゾソプラノ郷家暁子(19日)と和田朝妃(20日)が登場です。
魔女アルチーナに婚約者を奪われてしまったため、島に救出にやってきた女性ブラダマンテ。上陸にあたり魔女たちに怪しまれないよう「リッチャルド」という婚約者の兄弟に変装しています。このことが、思わぬ事件をもたらすことに…
郷家暁子は、これが二期会オペラ・デビュー。一方、和田朝妃は、昨年『こうもり』オルロフスキー役に抜擢され、演出アンドレアス・ホモキからも高い評価を受けた逸材。二人が向き合うブラマンテ役、その魅力を聞きました。

     *     *     *

――ブラダマンテという役は?

郷家: 魔女アルチーナの魔法でアルチーナに恋してしまった恋人ルッジェーロを救いにアルチーナの島に男装して上陸する女性…複雑ですね(笑)
とても強く、愛情深い女性です。

和田: はい、芯が強く、情に熱く、曲がった事が嫌いで、周りに目もくれずに正しいと思ったことに向かって真っ直ぐ突き進み、心身ともにとても強いけれど、少し不器用、そんな女性です。


郷家暁子

――ご自身が歌われる歌(アリアが中心になると思いますが)の中で、これは、と思う1曲についてお話しいただきます。
まず、どのような内容の歌でしょうか。

郷家: 今回は残念ながら本来3曲あるうちの1曲、そして2曲目のBパートがカットになってしまい、フルで歌うのは第1幕の“E Gelosia, forza d’amore(それは嫉妬、愛の力)”です。
この曲は、元々恋人同士のオロンテとモルガーナ(彼女は男装したブラダマンテに一目惚れしています)の喧嘩を仲裁しようとしながらも、オロンテの嫉妬は自分もルッジェーロに対して同じように感じている事に気付き苦悩する曲です。

和田: 後半のアリア“Vorrei vendicarmi(復讐してやりたい)”もすてきです。
危険も顧みず助けに来たのに、いつまでたっても正気に戻らず、挙句の果てにアルチーナが作り出した魔法だと言い放ってきた夫ルッジェーロに対して、「あなたに復讐してやりたい!」と言い放ちます。

――それぞれの聴きどころは?

郷家: ブラダマンテの力強さと、アジリタ(細かく速い音形)で彼女の繊細さを出しているところでしょうか。

和田: 後半がカットされてしまいましたので、少し短いので寂しいですが、どんなに酷い事を言われても、引き下がらず、泣きつかず、自らを奮い立たせ、むしろ食ってかかる。女性としてのブラダマンテの強さが滲み出ていて、お気に入りです。

――その曲の難しいところは?

郷家: 基本的にブラダマンテの曲は速度が速く、歌い始めてしまうと、修正のきかない難しさがあります。
そして、オロンテとモルガーナに対して交互に一言ずつ言葉をかけるので、その度に「色」を変えないといけないという難しさ…まぁ難しさについては語ると一晩かかりますが(笑)それを感じさせずに彼女の気持ちを音楽にするという事は、とてつもなくやり甲斐を感じます。

和田: 実は当初、技術的に私には難しく、全然上手く歌えませんでした。ワンフレーズがとても長く、そのために息が続かず、声としてしっかり鳴ってくれない。だから、嫌いだったんです(笑)
ですが、演出がつくにつれて、その動きと気持ちが繋がって、少しずつ曲として完成していくことを最近やっと実感できました。


和田朝妃

――『アルチーナ』の見どころ、聴きどころを。

郷家: 初めてご覧になるお客様にも集中力が切れる事なく楽しんで頂ける舞台になると思います。ぜひニューウェーブ版『アルチーナ』をお楽しみ頂けたらと思います!

和田: アルチーナはもちろんのこと、周りのキャラクターにもそれぞれに合った曲がしっかり与えられていて、とても個性が強く描かれています。そして、その役を個性が強い歌手達が歌っているということが、楽しく見て、聴くことができる何よりの見どころ、聴きどころです!
 
 
――最後に、お客様にむけて。

郷家: ニューウェーブ公演は3年に一度です。これを見逃したらあと2年ありません!
我々、58期、59期、60期の精鋭による勢いのある舞台をぜひ生で観にいらしてください!!

和田: ブラダマンテをどのような女性として作り上げるか...皆様の心の片隅にふと残るような、私らしいブラダマンテのために、本番ギリギリまで彼女と向き合っていきますので、ぜひそんな彼女の勇姿を見に来て頂けたら、嬉しいです!

     *     *     *

▼『アルチーナ』公演情報ページはこちら
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会

 指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
 2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
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5月公演 ヘンデル『アルチーナ』~貴重なバロック・オペラの舞台上演!間もなくカーテンアップです!

二期会ニューウェーブ・オペラ劇場2018年5月公演 G.F.ヘンデル作曲オペラ『アルチーナ』は、公演を間もなくに控え、オーケストラの稽古も開始しています。
今回ピットに入るのはニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ。前回2015年の二期会ニューウェーブ・オペラ公演のために編成された、古楽器によるオーケストラです。指揮でチェリストの鈴木秀美をはじめ、管弦楽は国内外第一線で活躍する奏者と、東京藝術大学古楽科および桐朋学園大学古楽器科の学生も参加しています。
古楽器のオーケストラがオペラのピットに入ることは世界的にも非常に珍しく、それだけでも一聴の価値ありです!


鈴木秀美が指揮するオーケストラ稽古の様子

またキャストたちの立ち稽古も、最後の仕上げに向かっています。
物語を進めるレチタティーヴォの部分を支える通奏低音奏者(※)も通し稽古に出席、各キャラクターの心情を深めていきます。

▼(※)通奏低音の参考ブログ記事
5月『ジューリオ・チェーザレ』~“通奏低音”とは? - オペラの散歩道(二期会blog)2015年4月10日10:10


今回の通奏低音は2台のチェンバロ、チェロ、ハープ、テオルボにて編成

指揮の鈴木秀美、演出のエヴァ・ブッフマンとの連日の稽古により、若きソリストも日々進化しています。
ニューウェーブ・オペラ公演に出演したソリストからは、その後の二期会本公演キャストで活躍を続ける歌手を多く輩出しており、未来のニュースターの誕生をいち早くご覧頂ける機会となります!


稽古後はマエストロから演奏について様々なアドバイスが

『アルチーナ』が初演された283年前のロンドンの聴衆と、現代の私たちをつなげる公演。
本番は間もなくです!是非お誘いあわせの上お越しください。

▼『アルチーナ』公演情報ページはこちら
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会

 指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
 2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール

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NIKIKAI Days @ Blue Rose 2018 公演紹介(3)
~6/30(土)「日本の童謡誕生百年を記念して」

Nikikai Days 2018をご紹介するコーナー第3弾は、第2日、6月30日(土)の「日本の童謡誕生百年を記念して ~歌い継がれてきた童謡から現代・朝岡真木子の童謡まで~」に注目します。
コンサートで自身の新作を披露、ピアニストとして出演する作曲家の朝岡真木子さんからメッセージをいただきました。

     *     *     *
「文部省主導による「唱歌」とは別に、文学や音楽の芸術家による文芸運動が起こり、大正7年(1918年)7月1日に児童文芸誌「赤い鳥」が発刊されて、ちょうど100年になります。第1部では時代の流れをふまえ、数々のなつかしい童謡を聴いていただきます。ここ10年位は「歌のおじいさん」として童謡をよく歌われていらっしゃいます中村健先生が花をそえてくださいます。第2部では、私の歌曲的な童謡をご披露致します。金子みすゞ生誕115年にあたる今年に、金子みすゞ童謡全集より5編を選び作曲させていただき、初演致します。やさしい言葉の中に温かい心深さと広がりを感じられ、それを音で表現できたらと思い、作曲致しました。」
     *     *     *

朝岡真木子 (あさおか まきこ:作曲・ピアノ) 略歴
東京藝術大学附属音楽高校を経て、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。2011年「音のポケット」により、第41回日本童謡賞を受賞。洗足音楽大学講師を経て現在、一般社団法人 日本童謡協会 理事。公益社団法人 日本演奏連盟 会員。
〈主な作品〉
歌曲集:「花筏」(全音楽譜出版社)、「愛は光の中に」(音楽之友社)、「万葉の愛」「秋に寄せる四つの叙情」(音楽出版ハピーエコー)、「海六章」(音楽之友社)
合唱曲:「妖精模様」(全音楽譜出版社)、「サトウハチローの詩による五つの歌」(ドレミ楽譜出版社)、「まほろばの大和し美し」(全音楽譜出版社)、「花のなみだ」(全音楽譜出版社)
器楽曲:クラブサンのための4つの小品(日本作曲家協議会)、マンドリンオーケストラのための「リオの海風」「リオの祈り」「イグアスの虹」
オペラ:「葛の葉」「白鷺幻想」「三百年姫」「坦庵 熱き心の火」(国民文化祭参加作品)等

 


チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2018
第2日 日本の童謡誕生百年を記念して
  ~歌い継がれてきた童謡から現代・朝岡真木子の童謡まで~

日時:2018年6月30日(土) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:全指定席 一般¥4,500(税込)
出演:木内弘子(ソプラノ)、黒川京子(ソプラノ)、前澤悦子(ソプラノ)、
    和澤康代(ソプラノ)、清水邦子(ソプラノ)、吉田伸昭(テノール)、
    馬場眞二(バリトン)、朝岡真木子(作曲・ピアノ)、
    中村 健(スペシャルゲスト)

演奏予定曲:
《歌い継がれてきた童謡から》
 かなりや、赤とんぼ、からたちの花、かわいい魚屋さん、
 やぎさんゆうびん、アイスクリームの歌、トマト、
 おはなしゆびさん、バスの歌、ひょっこりひょうたん島 …ほか
《朝岡真木子作曲の童謡から》
 黒豆のなっとう、めをだしたのに、おにぎりの歌、だんごむし、
 流れ星 …ほか
《朝岡真木子作曲》
 金子みすゞの詩による組曲「うた」(仮題)<新作初演>

▼詳細は公演ページをご覧ください
NIKIKAI Days @ Blue Rose 2018 - 二期会21

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
   (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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開幕迫る 5月ヘンデル『アルチーナ』公演~ニューウェーブ・キャスト・インタビュー[4]
~オロンテ役 市川浩平、前川健生

アルチーナの島を守る武将オロンテ。アルチーナの妹モルガーナの恋人です。しかし、モルガーナは島にやってきたリッチャルドという青年(実はルッジェーロを探すために男装したブラダマンテ)に心を奪われます。
魔女アルチーナと騎士ルッジェーロ、婚約者ブラダマンテの三角関係がこのオペラのメイン・ストーリーとすれば、モルガーナとオロンテのカップルはサブ・ストーリーとして展開し、物語や人物相関を豊かなものにしています。「ちょうどモーツァルト『魔笛』でいうところのパパゲーノとパパゲーナのような存在ですね」と、演出のエヴァ・ブッフマン。

本公演のオロンテ役には、2016年イタリア声楽コンコルソでテノール大賞を受賞し、『ダナエの愛』『トロヴァトーレ』『ノルマ』等ですでに多くの舞台を踏んできている前川健生(20日)と、イタリア・ミラノで学んだ後、二期会オペラ研修所を首席修了、今回がデビュー公演となる市川浩平(19日)の二人の気鋭のテノールが登場します!

     *     *     *

――オロンテ役はどんな役ですか?

市川: 肩書きは武将で強そうですが、中身は女々しくて未練がましい・・・でも実際の男ってそういうものですよね(笑)腕力だけはありますがプライドが高くウジウジしていてデリケートなのが男です!
このオペラにおいてオロンテに求められているのは、理想の「漢」ではなく、現実に存在する「男」かな、と考えています。


市川浩平

――オロンテのアリアは3曲ありますが、あえて1曲あげるとすれば?

前川: 第2幕の“È un folle, un vile affetto(私の心を打ち負かすものは)”です。
オロンテは恋人のモルガーナに裏切られ、その腹いせに様々な嘘や卑怯な行動を取り、物語をかき乱すといった人物です。モルガーナからは貴方への気持ちはとうになくなったと言われ、彼女はオロンテの前を一度去ります。
このアリアは、モルガーナへの気持ちを払拭するかのように、「私の心を傲慢にも打ち負かすものは、彼女の美しさではなく、狂気と卑怯な執着なのだ!」と自分に言い聞かせるように歌う曲です。
 
 
―― どのような表現を心がけていますか?

前川: オロンテは非常にいびつで不器用で、何よりも繊細な心の持ち主です。
物語の中心ではありませんが、ストーリーをかき乱す重要な人物であります。しかし彼自身の行動が常に裏目裏目にでていき、彼も苦しむことになります。このアリアの前のシーンでモルガーナへの感情が爆発し、いわば躁状態ような状態で歌い上げる曲です。ですが、オロンテ自身徐々に心に限界を迎えそうになってもいます。一見キレてしまっているようで、どこかカワイソウな一面が見せられるようなバリエーションや音色を出していきたいと思います。


前川健生

――市川さんは?

市川: 3曲とも全く異なるタイプのアリアで、技術的にも感情表現的にも難しく、どれも「これはっ!」と思いますが、正直私はレチタティーヴォの方に思い入れがあります!
第2幕のアリア前にも、自身の名前を呼び、初めて自分の感情が溢れだすところ、彼女に言われたフラれ文句をそのまま言い返すところなどは、レチタティーヴォにもご注目ください!
めぐろパーシモンホールは広くてよく響くので、語りで進んでいく部分の歌詞をハッキリ聴かせるにはどうすればいいか、を考えております。声が小さすぎると遠くまで聞こえないし大き過ぎると今度は残響でやられちゃうのかなぁと。舞台稽古になったらうまいバランスをみつけたいです。
 
 
――二期会ニューウェーブ・オペラ劇場公演にご来場されるお客様にむけて。

前川: 『アルチーナ』はベルカントオペラの王道的な台本で、また魅力的な人物がたくさん登場してきます。一人一人の人物を各出演者が演出家のエヴァとディスカッションをしながら作り上げており、さらにそんな人物たちが化学反応を起こしながら物語が進んでいくさまをお楽しみいただければ幸いです。

市川: オペラはエンターテイメントですので、難しいことは抜きに純粋にライブでの音楽、テキスト、演技を楽しんでほしいです。
同時に、オペラには様々な時代背景、作曲家からのメッセージがあると思います。私がこのオペラを詳しく勉強する前、時代背景など気にせず純粋に先入観なしで感じたのは魔女狩りとニュートンでした。
終盤の合唱部分で「私は昔、石でした」というテキストからふと万有引力を連想し、魔女狩りの衰退時期とニュートンなどの科学者の出現に繋がりました。ラストのコーラスパートは、知性ある人達の考えが広まり、魔女狩りのような人間の闇が消えることで、全ての人が人間らしく生きられる、と言っているように感じました。
芸術作品も舞台も、発表してしまえば創り手にどんな考えがあっても、それをどう受け取るかはお客様に委ねられ、そこで感じたことは全て正解だと思います。今回の演出は、ヘンデルの『アルチーナ』という作品を通して皆様の自由な発想力を駆り立てる余地のある舞台になっていると思います。押し付けがましくなく寄り添ってくれる演出です。この舞台で皆様の感性を刺激するきっかけになれたら幸いです。
ベストを尽くします!!

     *     *     *

▼『アルチーナ』公演情報ページはこちら
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会

 指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
 2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール

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期待の若手歌手による「アルテリーベ・フレッシュコンサート」~5/21(月)は【二期会NewFace】髙品綾野&高橋広奈 やさしいうた~癒しの調べをあなたに~

期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会New Face登場回は5月21日(月)。髙品綾野と高橋広奈、二人のソプラノがフレッシュな歌声を披露します!

今回出演の二人からメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。

   *   *   *


ソプラノ 髙品綾野
――声楽の道に進むと決めたときのことを教えて下さい。

私の母も声楽科出身でしたので、幼少期からクラシック音楽を聴くことやオペラを観に行くこともあり、口だけは私も音大へ行くなんて言っていたんです。ピアノは習っていましたが、いざ音大受験を考えた時にピアノ科では…となり、中学3年生頃から声楽も習いはじめ、そこで歌うことの楽しさを感じました。昔から人見知りが激しいところがあったので、人一倍緊張しますが、それを上回る歌う喜びを知れたことが本格的に声楽を始めるきっかけになりました。

――声種やレパートリーについて教えて下さい。

私はリリコ・ソプラノで『フィガロの結婚』伯爵夫人、『椿姫』ヴィオレッタをレパートリーとしています。今後さまざまな役に挑戦してみたいと思いますが、『ラ・ボエーム』ミミを演じたいと思っています。2017年東京二期会公演のオペレッタ『こうもり』ではロザリンデ役(アンダースタディ)を勉強する機会をいただき、ロザリンデも演じたい役の一つとなりました。

――今回のコンサートのテーマやポイントをお願いします。

“やさしいうた”というテーマなのですが、月曜の夜から癒されるそんな音楽をお届けしたいという気持ちからこのような題にしました。週明けの月曜日は一番疲れが出やすいそうです…そんな日にこそ、癒しの音色をお届けしたい!と思い日本の歌、耳なじみのあるクラシック等の名曲をご用意しております。

――共演者をご紹介下さい。

今回共演させていただく高橋広奈さんは表現力豊かな歌声で、私は研修所時代から引き込まれていましたので、今回ご一緒させていただける事になりとても嬉しいです。高橋さんは明るく優しい雰囲気をお持ちの方なので“やさしいうた”にぴったりで、二人で奏でる音楽を楽しみながら、癒しの音色を皆さまにお届けしたいと思います。

   *   *   *


ソプラノ 高橋広奈
――自己紹介と、声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?

岩手県出身のソプラノです。高校生になって「ピアノをずっと習ってきたし、将来は音楽の先生かなぁ」とぼんやり考えていた時に、その為にも声楽の試験があると知って歌を習い始めました。そしたら、自分でも驚く程に楽しくて!その後、人生で初めてオペラを見る機会に恵まれたのですが、そこで受けた衝撃は物凄かったです。直感的に、私は将来この舞台に立っているだろうと感じ、この世界に飛び込みました。

――自身の声種、レパートリー、目指している役や舞台、ステージは?

声種としては、ソプラノ・リリコ・レジェーロと判断しています。生涯で取り組みたい役は、グノー作曲『ロミオとジュリエット』のジュリエット役です。大学院時代、自分の修士演奏にこの役を選んだのですが、美しい音楽に何度も心を溶かされました。全幕演奏される機会は少ないですが、必ず歌いたい役です。

――今回のプログラムについて。

今回は、“あたたかくやさしい”ソプラノの響きを楽しんで頂こうと思い、髙品さんの歌う「風を見た人」の詩が収録されている詩集『やさしいうた』からタイトルを頂きました。私は、このような雰囲気をもった曲が大好きです。幼い頃に感じた、おかあさんのあたたかさ。結婚の喜びや祝福を包み込むやさしさ。など、幸せな曲を詰め込みました。

――共演者のご紹介をお願いします。

髙品さんは研修所マスタークラスの同級生です。音楽に真摯に向き合う姿と、ちょっぴり天然なギャップを持った優しい彼女のことがみんな大好きでした♪今回のテーマも、彼女の持つあたたかい音色にぴったりだと思います。今からご一緒するのが本当に楽しみです。

   *   *   *

アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」は、ビュッフェスタイルのお料理&フリードリンクとともにお楽しみいただいております。
是非ご予約はお早めに!一同、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第194回【二期会New Face】やさしいうた ~癒しの調べをあなたに~

日時:2018年5月21日(月) 18:00開店
   第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:髙品綾野(ソプラノ)、高橋広奈(ソプラノ)、髙田恵子(ピアノ)
演奏予定曲:
 木下牧子 「風をみたひと」
 木下牧子 「おんがく」
 ベッリーニ 歌劇『夢遊病の娘』より 「私にとって晴れやかな日」
 モーツァルト 歌劇『フィガロの結婚』より 「そよ風に寄せるうた」
                       ほか

さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!

▼ご予約・アクセスはこちら
アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
 
 

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Hakuju Hall「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」 2018年度シリーズ出演者決定&チケット発売迫る!

Hakuju Hall主催の、若手歌手によるコンサートシリーズ「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」。これまでの出演者たちは、その後、東京二期会のオペラ本公演をはじめ、活躍の場を次々に広げています。
6年目を迎える本年度は、この春、二期会オペラ研修所第61期マスタークラスを優秀な成績で修了した若きオペラ歌手7名が出演いたします。

華やかなオペラの大舞台に羽ばたいていく未来のスター歌手たちによる、約1時間のモーニング・コンサート。
「新しい声」のデビューの瞬間、是非お聴き逃しなく!

チケットは5月19日(土)より「Hakuju Hallチケットセンター」で発売。
現在、各回ともプログラムを準備中です。どうぞご期待ください!

■■■ 公演情報 ■■■
「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」
二期会新星トップ7名による、ときめきのデビューコンサート!

会場:Hakuju Hall(ハクジュホール)
    ・小田急線 代々木八幡駅 南口 もしくは
    ・千代田線 代々木公園駅 1番出口 より徒歩5分
料金:各回とも 全席自由 500円(税込)

各回の日時と出演者:
[第16回]
2018年9月27日(木) 11:00開演(10:30開場)

ソプラノ 牧野元美

テノール 根津久俊

ピアノ 河野紘子
 
【プログラム】
●R.シュトラウス:歌劇「アラベラ」より “私のエレメール!” (牧野)
●モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」より “愛しい人よ許して下さい” (牧野)
●ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」より “人知れぬ涙” (根津)
●チマーラ:海の詩 (根津)
                  ほか
▼公演ページ
第16回 二期会 モーニング ディーヴァ, ディーヴォ - ハクジュホール
 
[第17回]
2018年11月8日(木) 11:00開演(10:30開場)

ソプラノ 金見美佳

ソプラノ 横森由衣

ピアノ 髙木由雅
 
【プログラム】
●プーランク:歌曲集「メタモルフォーズ」 (金見)
●モーツァルト:歌劇「魔笛」より “愛の喜びは露と消え” (横森)
●プーランク:歌劇「ティレジアスの乳房」より “いいえ、旦那様” (横森)
                  ほか
▼公演ページ
第17回 二期会 モーニング ディーヴァ, ディーヴォ - ハクジュホール
 
[第18回]
2019年1月24日(木) 11:00開演(10:30開場)

ソプラノ 内田千陽

ソプラノ 徳山奈奈

テノール 澤原行正

ピアノ 朴 令鈴
【プログラム】
●ヴェルディ:歌劇「運命の力」より “神よ、平和を与えたまえ” (内田)
●ヴェルディ:歌劇「エルナーニ」より “エルナーニよ、一緒に逃げて” (内田)
●ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」より “月に寄せる歌” (徳山)
●モーツァルト:歌劇「魔笛」より “なんと美しい絵姿” (澤原)
●ヴェルディ:歌劇「椿姫」より “燃える心を” (澤原)
                  ほか
▼公演ページ
第18回 二期会 モーニング ディーヴァ, ディーヴォ - ハクジュホール

*出演者・曲目・曲順等が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所  
協力:二期会オペラ研修所  後援:公益財団法人東京二期会
チケット一般発売日:2018年5月19日(土)

▼ご予約・お問合せはこちら
Hakuju Hallチケットセンター 03-5478-8700
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開幕迫る 5月ヘンデル『アルチーナ』公演~ニューウェーブ・キャスト・インタビュー[3]
新しいヒーロー(ヒロイン?)が誕生!~ルッジェーロ役 花房英里子、杉山由紀

これまでにも、嘉目真木子、山下牧子、望月哲也、大沼 徹など、日本のオペラ界の第一線で活躍する歌手のデビューの場となってきた二期会ニューウェーブ・オペラ劇場。
前回公演2015年『ジューリオ・チェーザレ』でタイトルロールを飾り、翌年東京二期会オペラ劇場『ナクソス島のアリアドネ』作曲家役を好演したメゾソプラノ杉山由紀は、今回も男性役のルッジェーロで主演(20日)します。同役には、まさにこの舞台がデビューとなる花房英里子(19日)。また新しいヒロイン(男性役だからヒーロー?)が誕生するでしょうか。

     *     *     *

――花房さん、二期会デビューおめでとうございます。

花房: ありがとうございます!
 

花房英里子
 
――(二人に)ルッジェーロはブラダマンテという婚約者がいながら、魔女アルチーナの誘惑に囚われてしまった青年騎士ですが、演じてきてどのような役でしょうか。

花房: 彼は戦士なのですが、生まれてすぐに『戦いの中で死ぬ』という予言を受け、その運命から逃れるために、島にやってきて……アルチーナに出会うのです。

杉山: アルチーナに魔法をかけられ、アルチーナを愛し、官能的で堕落した日々を送っています。アルチーナが数々の男を好きになり、飽きると魔法を使って動物や岩に変えていく姿を見ているルッジェーロは、自分がアルチーナに一番愛されている、と自信を持っているのです。
しかし、そこにリッチャルド(実は恋人ブラダマンテが男装)が現れ、状況が一変します。彼に嫉妬心を強く感じ、自分も獣に変えられるのではないかと恐れ、苦悩していくことに。

花房: 彼は、戦士としての強さも持ち合わせていますが、同時に快楽への純粋な渇望も抱いていて、色んな意味で男らしい人間だと思います。魔法が解け、愛しいブラダマンテを思い出してからも、どこかでアルチーナを追い求めてしまう、人間らしさを備えています。
 

杉山由紀
 
――ルッジェーロのアリアでそれぞれのおすすめを教えてください。

杉山: 第2幕3景の“Mi lusinga il dolce affetto(優しい愛情が私の心を和ませる)”が一番好きです!
魔法によってアルチーナを愛していた時の想いと、本来の恋人ブラダマンテとの想いに悩み歌います。演出家のエヴァさんは、「アルチーナとブラダマンテ、二人の女性を天秤にかけていると思ってもいいのでは?」とおっしゃっていました!
 
 
――その曲の好きなところ、お客様に聴いてほしいところは?

杉山: 歌詞の内容は上記の通り、全国の女性を敵に回すような内容ですが、マイナスイオンが出ているんじゃないかと思うほど美しい音楽です。
余すことなく聴いていただきたいです。
 
 
――花房さんはいかがでしょうか

花房: 良い曲ばかりで、選ぶのが難しいのですが…私はその後の“Mio bel tesoro(僕の愛しい人よ)”をあげたいと思います。
 
 
――どのような内容の歌でしょうか。

花房: アルチーナの魔法が解け、愛するブラダマンテを思い出します。島から逃げるために、 魔法が解けたことを隠しながらアルチーナと再び対峙し、疑われないように愛を語るのです。「僕の愛しい人、僕は愛する人に対して忠実だ」そこに続けてこう呟きます「(だがそれはお前ではない。)」
 
 
――その曲の好きなところ、お客様に聴いてほしいところは?

花房: 曲自体は大変シンプルな言葉と音楽で綴られていますが、その影には愛や、疑いや、緊張といった、複雑な感情が渦巻いています。アリア冒頭、ルッジェーロの歌に応えて、オーケストラが同じテーマを奏でる、その優しいが故の切なさを感じていただけると幸いです。
魔法にかかっていたとは言え、深く情を通わせあった相手に偽りの愛を語る。けれどそれは、婚約者に対する愛の現れでもあります。これらの愛は果たして真実の愛なのか、それとも義務なのか?このオペラ全体のテーマに繋がる、人間の心情の複雑さを表現するのが、大変難しいです。
 
 
――『アルチーナ』を初めて鑑賞される方にむけて

杉山: 魔女・魔法といったキーワードが出てくるので、ファンタジーの世界が広がるのかと思いきや、様々な感情が渦巻く、非常に人間くさいオペラとなっております。 
それぞれキャラクターの心境が複雑に要り組む作品ですが、自分が好きなキャラクターを見つけて、心の動きを一緒に追って行くのも面白いと思います!
そして、ちょっとドSな色気が漂う、渡邊・アルチーナ・仁美が見どころです!ルッジェーロ杉山との濃厚なシーンもございますので、お見逃しなく!(笑)
 
 
――本番への意気込みを。

花房: 人間とは、強く、そして弱い存在です。欲望、愛、情、義務、理性など、複雑な想いを抱えながらも、人と関わり合い、生きています。『アルチーナ』に登場する人物達は皆、何を思い、そしてどの様に変わっていくのか?そんな人間模様の移り変わりを楽しんでいただけるようにがんばります。
ご来場をお待ちしております!

杉山: ルッジェーロは、私がズボン役に憧れるきっかけとなった役で、この役を演じることを一番の目標にしてきました。あまり上演されることがないこのオペラで、しかも憧れていた役で出演させていただけることが本当に嬉しいです。
鈴木秀美マエストロとニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウの皆さんとキャストで創り上げるバロック音楽をお楽しみいただければ幸いです。
個性がぶつかり合う、とても刺激的なオペラとなると確信しております!ご期待ください!

     *     *     *

▼『アルチーナ』公演情報ページはこちら
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会

 指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
 2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
   (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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開幕迫る 5月ヘンデル『アルチーナ』公演~ニューウェーブ・キャスト・インタビュー[2]
モルガーナ役 宮地江奈、今井実希

二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』キャスト・インタビュー第2弾は、モルガーナ役の宮地江奈(19日)と今井実希(20日)の登場です。宮地、今井とも二期会デビュー・ロールとなるモルガーナ。魔女アルチーナの妹で、自らの欲望のままに生きる姉アルチーナに対してモルガーナはどのような「魔女」なのでしょうか。聴きどころは?
実際に演じるふたりに聞いてみました。

     *     *     *

――モルガーナは、どのような役ですか?

宮地: アルチーナと姉妹の魔女モルガーナは、喜怒哀楽が激しく、感情の赴くままに生きる自由な女性です。

今井: この女性は何事にも縛られることなく、自分にただただ正直に、この物語を駆け抜けます。彼女の自由な生き様はこのオペラの嵐となり、周りを巻き込んでいきます。

宮地: 今回のオペラでは、取っ組み合いの喧嘩をしたり、意中の男性を押し倒したり、常に全力投球なところが魅力です。


宮地江奈

今井: 無邪気な少女のようでありながら、官能的な妖女。彼女の玉虫色に輝く魅力に私も取り込まれています。
 
 
――モルガーナ役のアリアから聴きどころを1曲ずつ紹介してください。

今井: 第1幕の最後の“Tornami a vagheggiar(また私を喜ばせに来て)”、非常に有名なアリアです。恋が叶った(と勘違いしてしまった)彼女の喜びが、キラキラのコロラトゥーラによって歌い上げられます。
 
 
――その曲の好きなところは?

今井: ずばり、その機械的ともいえる複雑なメロディラインです。繰り返しの装飾部は、歌い手それぞれの個性が発揮される部分ですので、そこにも是非耳を傾けていただきたいです。
演出としても、とても動きのある面白い場面です。演出と歌唱、どちらも印象的でなければ意味がないと思っています。なかなかに作り甲斐のある一曲です。


今井実希

宮地: モルガーナのアリアは全部で4曲ありますが、中でも3幕で歌う“Credete al mio dolore(私の後悔を信じて)”が印象深い一曲です。
 
 
――どのような内容の歌でしょうか。

宮地: 恋人のオロンテに向かって、「自分の犯した過ちを後悔している」と許しを請う歌です。
 
 
――「ここを聴いてほしい」と思うところは?

宮地: バロック・チェロと歌のみによって作り出される静かで、物憂げな世界観が初めて聴いたときから大好きです。皆様にも是非その独特な世界観を感じて頂けたら嬉しいです。
 
 
――オペラ『アルチーナ』の魅力は?

宮地: 非常に高度な技術を要する演奏に、果敢に挑む出演者全員が見どころであり聴きどころです。感情と技術の狭間で、超絶技巧的なパッセージを懸命に歌う歌い手の姿が、とてもかっこよく見えます。
今回は演出のエヴァさんの求める、それぞれの心から湧き出る感情に基づいたリアリティのある表現と相まって、さらに見応えがあると思います。一体どんな表情で歌っているのか、どんな身体の動きなのか、大変そうなのか、それとも簡単そうなのか、色々な視点で、観察するようにまじまじと見て頂きたいです!

今井: この作品は、その殆どがアリアで構成されています。ここまでの数のアリアを一本のオペラの中で聴いていただける機会は少ないのではないでしょうか。アリアはその役の真意が歌われます。アリアの中に登場人物それぞれの人物像を見出していただけたら嬉しいです。
 
 
――では、最後に、本番への意気込みを。

今井: 二期会での初舞台、これはオペラ歌手を目指し始めた頃からの大きな夢でした。持てる全てのエネルギーを、モルガーナに落とし込みます。是非、お楽しみください!!!

宮地: エヴァさんの演出のもと、日々モルガーナの思いを深く深く探りながら、稽古に取り組んでいます。ときには汗だくになるほど激しくリアルな表現を求められ、毎日筋肉痛ですが、自分の中の表現の幅が少しずつ広がっていることを感じ、新しいことを吸収していく喜びを感じています。
このオペラの面白さを伝えられるよう、自分自身も楽しんで、最後まで全力で走りきります!

     *     *     *

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二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会

 指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
 2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
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演出 エヴァ・ブッフマンより皆様へ ~公演迫る!『アルチーナ』動画メッセージ~

いよいよ公演まで約2週間となった『アルチーナ』。
名作オペラとして、ヨーロッパでは上演頻度が高い演目ながら、日本ではこれまで中々にご覧いただけなかった完全舞台(フル・ステージ)形式での上演を、彼女がいかに描き出すのか。ビデオ・メッセージにてどうぞご覧ください!


エヴァ・ブッフマン Eva Buchmann

▼メッセージ動画はこちら

「これは島に棲む魔女アルチーナについてのオペラです。彼女はひとたび夢中になった男性を、飽きては魔法の力で野生動物に変えてしまいます。『アルチーナ』はおとぎ話で、「魔法オペラ」ですが、同時に心理劇でもあり、今回の演出ではそれも示したいと思っています。
今まさに歌手たちと稽古の最中ですが、彼らはとても積極的で、集中して取り組んでいますので、稽古は本当に充実しています。」

いよいよ良いお席の残りが少なくなってまいりました。どうかご予約はお早目に!

▼『アルチーナ』公演情報ページはこちら
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会

 指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
 2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール

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NIKIKAI Days @ Blue Rose 2018 公演紹介(2)
~6/29(金)「テノールの競演 '84」その2:城 宏憲メッセージ

Nikikai Days 2018 オープニングの6月29日(金)「テノールの競演 '84」。城 宏憲、又吉秀樹、山本耕平という、今、注目されるテノール3人による公演紹介の2回目。今回は城 宏憲からのメッセージ、そして3人が東京二期会オペラ劇場で主演したときの写真をご覧ください。

     *     *     *
「東京藝術大学というところは本当に不思議なところで、何年かに一度、もの凄く才能豊かな学年が現れるんです。そんな粒ぞろいの平成16年度入学生を、先頭を切って牽引していたのが山本くん、一番目立っていたのが又吉くんでした。僕は1つ上の学年でしたが、学年の垣根を取りはらって何回も彼らの企画に混ぜてもらいました。それは、一緒に演奏するのが本当に楽しかったから。僕たちは学生の時から、互いに刺激を求め合う仲だったんです。それぞれに二期会という新たな学び舎でオペラデビューを終え、これからの将来を互いに見据えている今、果たしてどんな興奮する舞台が作り上げられるか、本当に楽しみにしています。学生時代に思い描いた僕たち『三人のテノール』のコンサート。決して忘れる事のない『新たな青春の1ページ=僕らの夢』を、二期会とサントリーホールと共にお送りします!どうぞご期待ください!」 城 宏憲
     *     *     *


東京二期会オペラ劇場2017年2月公演 G.プッチーニ『トスカ』
カヴァラドッシ役の城 宏憲(左)


東京二期会オペラ劇場2017年11月公演 J.シュトラウスII世『こうもり』
アイゼンシュタイン役の又吉秀樹(手前左)


東京二期会オペラ劇場2015年2月公演 G.ヴェルディ『リゴレット』
マントヴァ公爵役の山本耕平(手前中央)
 
 


チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2018
第1日 テノールの競演'84

日時:2018年6月29日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:全指定席 一般¥4,500(税込)
出演:城 宏憲(テノール)、又吉秀樹(テノール)、山本耕平(テノール)
    村上尊志(ピアノ)、福井 敬(司会)

演奏予定曲:(プログラムも近日発表いたします!)
【城】
ヴェルディ:オペラ『ルイザ・ミラー』より 「穏やかな夜には」
マイヤベーヤ:オペラ『ユグノー教徒』より 「白甜よりなお白く」
ドニゼッティ:オペラ『ポリウート』より 「私が吸うこの空気は毒だ! 汚された我が名誉よ」  ほか
【又吉】
ヴェルディ:オペラ『シモン・ボッカネグラ』より 「何てこと!慈悲深い天よ」
ヴェルディ:オペラ『海賊』より 「初恋の頃はすべて微笑んでいるようだった」
シューベルト:「魔王」  ほか
【山本】
ロッシーニ:オペラ『チェネレントラ』より 「そうだ、もう一度彼女を見つけ出すことを誓う」
ドニゼッティ:オペラ『アルヴァ公爵』より「清らかで美しい天使」
モーツァルト:オペラ『後宮からの逃走』より「愛こそが私のたより」  ほか

▼詳細は公演ページをご覧ください
NIKIKAI Days @ Blue Rose 2018 - 二期会21

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開幕迫る 5月ヘンデル『アルチーナ』公演~ニューウェーブ・キャスト・インタビュー[1]
アルチーナ役 梶田真未、渡邊仁美

二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』もいよいよ開幕間近!
ここからは出演者と聴きどころをご紹介するキャスト・インタビュー・シリーズをお楽しみください。

まずは、タイトルロールのアルチーナ役を務めるソプラノ梶田真未(19日)と渡邊仁美(20日)から!
オペラの舞台となる魔法の島に棲む魔女アルチーナ。高潔さと高慢さ、強さと弱さ、魔術的な妖艶さと人間的な素直な感情を併せ持つこの役をどのように表現しようとしているのでしょうか。梶田も渡邊も、この舞台が二期会オペラ・デビューとなります。

     *     *     *

――『アルチーナ』タイトルロールご出演決定おめでとうございます。
   アルチーナはどんな役ですか?

渡邊: ありがとうございます。

梶田: アルチーナは全ての元凶であり、この話の軸であると思います。女王としてこの物語の舞台となる島を統べており、男を唆し、飽きたら石や獣に変えてしまう、恐ろしい女性です。いつも自身に満ち溢れ、愛を自由自在に操り、自分の思う通りに物事を動かしています。


梶田真未

渡邊: そんな悪役ですが、生身の女性と同じように、もしかしたらそれ以上に人間的かつ非力で感情豊かな存在です。愛の悦びを語ったり、愛しい人を想って涙したり、思いのままに怒ったり、子どものように号泣したり…私の中の"女"のすべてを出し切って、またさらに新しい自分を発見しながら演じたいと思います。
 
 
――アルチーナの聴きどころのアリアを1曲挙げるとすれば?

渡邊: 歌わせていただくアリア全てに思い入れがあり、1つだけに絞ってご紹介するというのは本当に難しいのですが…もっとも大きな存在だと感じる曲はやはり、第2幕の”Ah, mio cor(ああ、私の心よ)”でしょうか。作中6曲あるアルチーナのアリアのうち3曲目にあたるのですが、歌詞も音楽も愛憎が入りまじり、アルチーナが崩壊に向かっていくことを予感させるような、ドラマチックな曲です。


渡邊仁美

梶田: 私も同じ曲を挙げました。恋人に裏切られたとわかり、悲しみに打ちひしがれる曲です。この国の女王として、そしてアルチーナ自身のプライドを保とうとする心と、女として裏切られた悲しみ、苦しみがせめぎ合い、初めて大きく彼女の心が揺れ、共感できるような心情が見えてきます。その繊細な、けれど重大な変化の部分を聴いていただきたいです。
 
 
――その曲の難しいところはありますか?

梶田: 精神的にも音楽的にもとても緊張感の溢れる場面で、物語の折り返し地点であるようにも思います。アルチーナに初めて降りかかる脅威への驚きと、裏切られた悲しみと静かな怒りが入り混じった複雑な感情をどのように表現するか、難しく悩んでいます。私はこの曲をどのような表現方法で音楽を紡ぐか、まだ答えは出ていません。

渡邊: アルチーナのアリアは、どの曲も感情が細やかに描かれていて、よろこび、悲しみ、怒り、恐れ…どれをとっても全てがキラキラ輝いています。300年も前に作曲された音楽がこれほどまで心に訴えかけてくるということに、私自身日々新鮮な驚きと魅力を感じながら歌っています。
 
 
――では『アルチーナ』全篇で、聴きどころは?

梶田・渡邊: 全部です!
 
 
――本番への意気込みを

梶田: 勉強を初めてアルチーナに近づいてみると、とても個性的で目が離せないキャラクターばかりで、ストーリーもめまぐるしく動き、どんどん魅力に引き込まれていきました。そんなアルチーナの世界をより魅力的にお伝えできるよう頑張ります!

渡邊: 3年前の二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『ジューリオ・チェーザレ』を観て、自分もいつかバロックオペラに挑戦したいと強く願っていました。それがこんなに早く叶い、またそのとき主演されていた憧れの杉山由紀さん(『ジューリオ・チェーザレ』題名役にて出演)と今回共演させていただけることにも、大きな喜びを感じています。
稽古場で涙が出そうになるほど感情の動くこの音楽を、一人でも多くのお客様にお伝えしたいです。
是非劇場にお越しください。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

     *     *     *

▼『アルチーナ』公演情報ページはこちら
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会

 指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
 2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
   (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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