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2022-2023年末年始 二期会アーティスト出演のTV&ラジオ放送情報

今年創立70周年を迎えた「二期会」。記念イヤーには多くの主催公演の開催や、二期会アーティストがプロオーケストラなどの公演に数多く出演いたしました。
それらの中から2022-2023年末年始をご自宅などでお楽しみいただける放送情報をご紹介します。

◆◆◆ 放送情報1 ◆◆◆
読響・第九コンサート2022
放送日時:2022年12月30日(金) 午前2:29~4:24(12/29(木)深夜)
放送局:日本テレビ(関東地区)
出演:(指揮)鈴木優人/(管弦楽)読売日本交響楽団
(ソプラノ)キャロリン・サンプソン/(メゾソプラノ)オリヴィア・フェアミューレン/(テノール)櫻田 亮/(バス)クリスティアン・イムラー
(合唱)新国立劇場合唱団
番組のスペシャルゲスト:田中 圭(俳優)、鈴木優人(指揮者)

▼番組情報はこちら
読響プレミア - 日本テレビ
*番組ページ内の番組ツイッター表示に案内があります。


◆◆◆ 放送情報2 ◆◆◆
クラシック名演・名舞台2022
放送日時:2022年12月31日(土) 午後9:20~11:45
放送局:NHK Eテレ
今年話題のコンサートを一気見!東京二期会『天国と地獄』ほか、2022年の名演名舞台をたっぷりと。
二期会に関する内容:東京二期会11月公演『天国と地獄』抜粋、(ソプラノ)佐々木典子 など


お正月にはとっておきのこちら!!
◆◆◆ 放送情報3 ◆◆◆
NHKニューイヤーオペラコンサート[生放送]
放送日時:2023年1月3日(火) 午後7:00~9:00
放送局:NHK Eテレ/BS8K/NHK-FM
出演:(指揮)阪 哲朗/(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
二期会からの出演者:(ソプラノ)大村博美、高橋 維/(メゾソプラノ)山下牧子/(テノール)福井 敬、宮里直樹/(バス)妻屋秀和/二期会合唱団
司会:宮本亞門(演出家)、久保田祐佳(NHKアナウンサー)
FM司会:金子奈緒
<NHKホールより生中継>

▼番組ホームページはこちら
NHKニューイヤーオペラコンサート - NHK


◆◆◆ 放送情報4 ◆◆◆
オペラ・ファンタスティカ
選 新国立劇場公演 モーツァルトの歌劇「魔笛」
放送日時:2023年1月6日(金) 午後2:00~6:00
放送局:NHK-FM
収録:2022年4月20日 新国立劇場オペラパレス
出演:(指揮)オレグ・カエターニ/(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
ザラストロ…(バス)河野鉄平タミーノ…(テノール)鈴木 准、弁者・僧侶Ⅰ・武士Ⅱ…(バリトン)町 英和、僧侶Ⅱ・武士Ⅰ…(テノール)秋谷直之夜の女王…(ソプラノ)安井陽子、パミーナ…(ソプラノ)砂川涼子、侍女Ⅰ…(ソプラノ)増田のり子侍女Ⅱ…(メゾソプラノ)小泉詠子侍女Ⅲ…(メゾソプラノ)山下牧子、少年Ⅰ…(ソプラノ)前川依子、少年Ⅱ…(メゾソプラノ)野田千恵子少年Ⅲ…(メゾソプラノ)花房英里子パパゲーナ…(ソプラノ)三宅理恵パパゲーノ…(バリトン)近藤 圭モノスタトス…(テノール)升島唯博
(合唱)新国立劇場合唱団

▼番組ホームページはこちら
オペラ・ファンタスティカ 選 新国立劇場公演 モーツァルトの歌劇「魔笛」 - NHK


新しい年を笑って、楽しく!
◆◆◆ 放送情報5 ◆◆◆
クラシック音楽館
ダイジェスト 喜歌劇『天国と地獄』
放送日時:2023年1月8日(日) 午後9:00~11:00
放送局:NHK Eテレ
収録:2022年11月 東京二期会オペラ劇場公演『天国と地獄』 日生劇場より
出演:(指揮)原田慶太楼/(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
プルート…(テノール)渡邉公威、ジュピター…(バリトン) 又吉秀樹、オルフェ…(テノール)市川浩平、ジョン・スティクス…(テノール)髙梨英次郎、マーキュリー…(テノール)中島康晴、バッカス…(バス)鹿野由之、マルス…(バリトン)菅谷公博、ユリディス…(ソプラノ)湯浅桃子、ダイアナ…(ソプラノ)上田純子、世論…(メゾソプラノ)竹本節子、ヴィーナス…(ソプラノ)鷲尾麻衣、キューピット…(ソプラノ)吉田桃子、ジュノー…(ソプラノ)増田のり子、ミネルヴァ…(ソプラノ)北原瑠美
(合唱)二期会合唱団


▼番組ホームページはこちら
クラシック音楽館 - NHK
放送のおよそ1週間前以降に詳細が掲載されます


2023年も東京二期会オペラや二期会アーティストの活躍にご期待ください。
そして、迫力ある演奏を聴きにぜひ会場へお越しください。
新しい年が皆様にとって良い一年になりますように。

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二期会名作オペラ祭『魔笛』キャスト・インタビュー~タミーノ 市川浩平「タミーノも私も、周りの人に助けられて生きている。感謝の気持ちを込めて歌います」

9月公演『魔笛』、9日(木)と12日(日)のタミーノを演じるのは、テノール市川浩平。二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』オロンテでデビュー後、二期会では『サロメ』、『サムソンとデリラ』と出演が続いています。その端正な舞台姿と歌唱は、王子役にはぴったりです。宮本亞門演出のプロダクションは今回が初。公演を前にしてその意気込みを聞きました。

202109_ichikawa_kouhei_01.jpg 市川浩平

*     *     *


――今回の『魔笛』のタミーノ役は、どのような役、人物、キャラクターですか。

市川: 宮本亞門演出ではゲームの世界に入り込んだタミーノがいろいろなキャラクターに出会い試練を乗り越え、立派な大人になっていきます。ただの性別的な「男」から、真の男の中の男「漢」への変貌を、作品の中で見せていけたらと思っています。
この舞台を通じて自分自身も成長出来たらとも思っています!

――名曲ぞろいの『魔笛』ですが、市川さんにとっての観どころは?

市川: 2幕のパミーナのアリアで、パミーナの訴えに対して、タミーノは黙って堪えています。パミーナの歌だけでなく、タミーノにもチラッと注目してほしいですね(笑)。アリアの感動が倍増すると思います!

――市川さんの最初のモーツァルト体験はどのようなものでしたでしょうか?

市川: 私は高校生になってから音大受験のためピアノを習い始めたのですが、ある日、先生にモーツァルトのピアノソナタを見てこいと言われました。「ソナタって・・・なんだ?」と思いながら指定された楽譜を購入し、譜面をさらい、レッスンに行きました。指と指は絡まり合い、もつれ、書かれてもいない休符を生み出し、楽譜にない音を奏でていると、ひどく先生に怒られ、高校生になりながらも滲み出る涙を堪え、怖さに手をプルプルさせながら弾いた思い出があります。それが私とモーツァルトとの最初の出会いです。

――これまでで一番印象に残っているモーツァルトの舞台、演奏はどのようなものでしたでしょうか?

市川: 高校生で歌を始め、歌の先生に見に行きなさいと言われ見に行った生まれて初めてのオペラが『魔笛』でした。地元で行われた地元の方による公演でした。その後何回も魔笛は鑑賞しましたが、主観的にその公演が一番あたたかく心に残っています。今でもその歌手たちの声と舞台のセットや照明など鮮明に思い出せます。

202109_ichikawa_kouhei_02.jpg
2018年5月『アルチーナ』より オロンテ役(左から2番目/撮影 三枝近志)

――今、この『魔笛』を上演することの意味、お客様にお伝えされたいことは何でしょうか。

市川: 今、この時代だからこそ、上演することの意味合いは人により異なり、様々な意見があると思います。シンプルに、意味が「ある」のか「ない」のかですら、色々なことを天秤にかけると、出演する身でありながら答えがみつかりません。この公演が世の中的にどんな意味があるのかは正直なところよくわからないですし、各個人の考えに委ねるしかないのかと思っております。
ですので、非常に主観的な視点からこの魔笛上演の意味を述べますと、『魔笛』は初めて生の舞台でみたオペラで、実は大学院修士論文の題材で『魔笛』について書いているのです。とても大好きな作品です。それをこのような素晴らしい環境で演じられるのはとても意味のあることで、意味のあるものにしたいと思います。
またこの演出で、タミーノは自分の家族に似たゲームのキャラクターに助けられながら立派な大人になっていきます。私も妻や子供、親、義理の親、親族、先生、近所の人、友達、音楽教室の生徒さん達などなど・・・情けないながら生まれてこのかた、周りの方々に本当に助けられてなんとか生きていけています!そして音楽には・・・基本的に99%は悩まされてばかりですが、1%の幸せというか、楽しさというか、感動に本当に救けられています。そんな周りの人達、音楽に感謝しながら演じたいと思っています。それがどのような形になってお客様に伝わるかはわかりませんが・・・作品の受け取り方は千差万別、本当に自由だと思っていますので!私は演出家や指揮者の意図に加えて、そのような心持ちも添えつつ演じ、その結果、何かしらの感情をお客様の心の片隅に残せたら・・・ご家族、ご友人様などと会話するときのちょっとしたネタになってくれたらなぁと思っております。

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▼『魔笛』公演情報ページはこちら
2021年9月公演 W.A.モーツァルト『魔笛』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年9月8日(水)18:30、9日(木)14:00*、11日(土)14:00、12日(日)14:00* 東京文化会館 大ホール
*…タミーノ 市川浩平 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
※緊急事態宣言の延長により、11日(土)と12日(日)公演は予定来場者数が収容定員の50%を超えているため、新規チケット予約受付を停止させていただきました。両日は当日券の販売もございません。
8日(水),9日(木)の公演につきましては、引き続き新規のご予約を承っております。尚、本公演は予定通り開催させていただきます。すでにお客様のお手元にあるチケットは有効となります。ご来場を心よりお待ちいたしております。


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有料配信新番組「うたすき!」がこの夏スタート!~初回配信に、9月『魔笛』キャストの種谷典子、嘉目真木子、市川浩平、杉浦隆大が出演

いつでも、どこでも、オペラ歌手の歌声が届けられるようにと、新しい声楽コンサート番組「うたすき!」が、この夏、有料配信されることとなりました!(製作・著作:株式会社サニー・デイ)

今をときめくオペラ歌手が、音楽のジャンルを越えたアーティストとのコラボレーションでお届けするオンライン・ガラ・コンサートです。
このコロナ禍によって、クラシック音楽もインターネット配信の試みがなされています。その中でも、音質と映像にひときわこだわりをもって制作されました。ライブ感は損なわず、配信ならではの映像の臨場感と親近感を味わっていただきます。

司会MCには、アニメ『ラブライブ!』などで活躍する声優・歌手の新田恵海さん。そして、共演ミュージシャンには、オーバージャンルに活躍中のキーボーディストで作曲・編曲家の園田涼さん。まさにオペラ、声楽、クラシック音楽のジャンルを越えた人気アーティストとのコラボレーションが実現しました。

第1回には、9月東京二期会オペラ劇場〈二期会名作オペラ祭〉『魔笛』キャストのソプラノ 種谷典子(パパゲーナ)、嘉目真木子(パミーナ)、テノール 市川浩平(タミーノ)、バリトン 杉浦隆大(僧侶I)の4人が出演します!


種谷典子

嘉目真木子

市川浩平

杉浦隆大

視聴チケットの発売は、明日7月16日(金)10時00分から。配信スタートは、8月13日(金)18時00分!配信でしか聴けない、見られないパフォーマンスにご期待ください!

▼「うたすき!」第1回 ダイジェスト映像

◆◆◆ 配信情報 ◆◆◆
うたすき!~届けたい“うた”がある
#1 「魔法少女はオペラの夢を見る!?」
配信日:2021年8月13日(金)18:00~2021年8月22日(日)23:59
<視聴チケット>
料金:2,200円(税込)
販売期間:2021年7月16日(金)10:00~2021年8月22日(日)18:00
販売サイト:チケットぴあ PIA LIVE STREAM

今後、番組公式Twitterから、予告編動画など発信も予定されています。
▼詳しくは番組HPへ!
Home | Utasuki | うたすき!| 配信音楽番組 |
▼番組公式Twitter
うたすき!@utasuki2021 - Twitter

*     *     *


▼9月『魔笛』公演情報ページはこちら
二期会創立70周年記念公演〈二期会名作オペラ祭〉 2021年9月公演 W.A.モーツァルト『魔笛』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年9月8日(水)18:30、9日(木)14:00、11日(土)14:00、12日(日)14:00 東京文化会館 大ホール

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

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「二期会サマーコンサート2018」豪華キャストによる2夜連続公演 公演迫る!

長年に亘り、好評を頂いている「二期会サマーコンサート」。
今年はヴァージョンアップして、二期会ならではの豪華キャストが勢ぞろい。わが国オペラ界を牽引してきた著名な歌手から次代を担う新星まで、2夜連続で公演します。

8月23日(木)第一夜は、イタリアオペラからアリアと重唱、8月24日(金)第二夜は、ドイツ・オペラとフランスオペラのプログラム。福井 敬が歌う「誰も寝てはならぬ」(オペラ『トゥーランドット』より)さながらに、重鎮たちの名演奏や重唱に酔いしれ、選ばれし旬の若手たちと出会える歌合戦の会場は、まるで歌の殿堂のよう。

今回の出演者の中から、三人のフレッシュなアーティストに、自身の演奏曲について解説していただきました。

【8月23日出演】 テノール 市川浩平
「ドニゼッティ『愛の妙薬』より “人知れぬ涙”」
ドニゼッティのオペラの中で、特に有名な『L'elisir d'amore(愛の妙薬)』。主人公のネモリーノが恋するアディーナの涙をみて歌う愛のアリア、「Una furtiva lagrima(人知れぬ涙)」は、珠玉のオペラアリアとして有名です。『愛の妙薬』という題名ですが、ネモリーノが、恋がかなう愛の妙薬(惚れ薬)と信じて、アディーナを射止めようと、高値で買った秘薬で、実は安ワイン。それでも結末はハッピーエンド!
そして、私はワインが大好き。中でも畑の個性、作り手の哲学を感じるワインは格別!最近醸造技術の進歩で最近は、味わいが均一化されつつあるようですが、昔の歌手は一声聴くだけで「この声はっ!」とわかる歌手も多かったですね。私も、この声・音楽は「市川浩平だ!」とわかっていただけるような演奏が出来るよう日々精進を重ねて参ります。
 
【8月24日出演】 ソプラノ 朝倉春菜
「J.シュトラウスII世『こうもり』より “田舎娘の姿で”」
オペレッタ『こうもり』の中で女優志望の女中アデーレによって歌われるアリアです。前日の舞踏会で、自分のパトロンになってくれると言った刑務所長のフランクの元へ、本当にパトロンになってくれるようフランクの仕事場まで押しかけます。「私にはこんなに女優の才能があるの!」と、アデーレは色々な役を演じてみせます。ある時は純朴な田舎娘、ある時は偉大な女王様、そしてある時はパリのマダムが若い男と浮気してるところへ突然ダンナが帰って来て見つかってしまう、でも最後には許してもらうの!という一場面まで。「私の才能を見たら女優にするしかないでしょう!?」と、フランクを口説きます。
アデーレはとても愛すべきキャラクター。そのちゃっかりさにいつも楽しまされる、私の大好きな役です。
 
【8月24日出演】 テノール 隠岐速人
「マスネ『ウェルテル』より 春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか」
マスネが2年の歳月をかけて制作したものの、ヒットまで時間のかかった名作オペラ《ウェルテル》は、ゲーテの実体験を基にした小説『若きウェルテルの悩み』が原作となっています。この小説は当時の若者たちを虜にし、主人公ウェルテルの生き様を模倣して失恋して自殺する若者が出るほど人気を博しました。
第3幕で歌われるこのアリア「春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか?」は、若く純粋な青年ウェルテルの悲痛な叫びです。ウェルテルはシャルロッテに一目惚れしたのですが彼女にはすでに婚約者がいました。その後結婚したシャルロッテと再会したウェルテルは再び思いを告げますが、断られてしまいます。ウェルテルはそれでも諦めきれずその思いをオシアンの詩に託します。

出演者一同、ご来場をお待ち申し上げております。
両日とも良いお席が少なくなっておりますので、ご予約はお急ぎください。

■■■ 公演情報 ■■■
二期会サマーコンサート2018 ☆2夜連続公演☆

<第一夜>イタオペ三昧パートII ~イタリアオペラよりアリア重唱~
日時:8月23日(木) 18:30開演(18:00開場)
出演:【ソプラノ】大倉由紀枝、大山亜紀子、清野友香莉、谷原めぐみ、中村真紀、山口清子、横山恵子、吉田愼知子/【メゾソプラノ】森永朝子/【テノール】市川浩平、城 宏憲、福井 敬、星 洋二、吉田 連/【バリトン/バス】大井哲也、佐藤泰弘、友清 崇、成田博之、増原英也/【ピアノ】鳥井俊之

<第二夜>重厚華麗な独仏オペラ ~ドイツ、フランスオペラよりアリア重唱~
日時:8月24日(金) 18:30開演(18:00開場)
出演:【ソプラノ】朝倉春菜、熊谷美奈子、品田昭子、田崎美香、橋爪ゆか、藤井玲南、増田のり子、松田昌恵/【メゾソプラノ】磯地美樹、押見朋子、杉山由紀/【テノール】隠岐速人、金山京介、菅野 敦、成田勝美/【バリトン/バス】青戸 知、石崎秀和、大塚博章、小森輝彦、鹿野由之/【ピアノ】山田武彦

司会:大野徹也(両日)
会場:渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
   (「渋谷駅」JR西口より徒歩5分)
料金:全席指定・各夜 A席4,500円、B席4,000円(税込)
   ※二期会オペラ愛好会会員割引あり

▼両日の演奏曲や順序はホームページでご確認いただけます
二期会サマーコンサート2018【2夜連続公演】 - 東京二期会

●ご予約・お問合せ
 二期会チケットセンター 03-3796-1831
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」でもお求めいただけます!!

 
(8月22日:隠岐速人の演奏曲解説を追記しました)
 
 

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開幕迫る 5月ヘンデル『アルチーナ』公演~ニューウェーブ・キャスト・インタビュー[4]
~オロンテ役 市川浩平、前川健生

アルチーナの島を守る武将オロンテ。アルチーナの妹モルガーナの恋人です。しかし、モルガーナは島にやってきたリッチャルドという青年(実はルッジェーロを探すために男装したブラダマンテ)に心を奪われます。
魔女アルチーナと騎士ルッジェーロ、婚約者ブラダマンテの三角関係がこのオペラのメイン・ストーリーとすれば、モルガーナとオロンテのカップルはサブ・ストーリーとして展開し、物語や人物相関を豊かなものにしています。「ちょうどモーツァルト『魔笛』でいうところのパパゲーノとパパゲーナのような存在ですね」と、演出のエヴァ・ブッフマン。

本公演のオロンテ役には、2016年イタリア声楽コンコルソでテノール大賞を受賞し、『ダナエの愛』『トロヴァトーレ』『ノルマ』等ですでに多くの舞台を踏んできている前川健生(20日)と、イタリア・ミラノで学んだ後、二期会オペラ研修所を首席修了、今回がデビュー公演となる市川浩平(19日)の二人の気鋭のテノールが登場します!

     *     *     *

――オロンテ役はどんな役ですか?

市川: 肩書きは武将で強そうですが、中身は女々しくて未練がましい・・・でも実際の男ってそういうものですよね(笑)腕力だけはありますがプライドが高くウジウジしていてデリケートなのが男です!
このオペラにおいてオロンテに求められているのは、理想の「漢」ではなく、現実に存在する「男」かな、と考えています。


市川浩平

――オロンテのアリアは3曲ありますが、あえて1曲あげるとすれば?

前川: 第2幕の“È un folle, un vile affetto(私の心を打ち負かすものは)”です。
オロンテは恋人のモルガーナに裏切られ、その腹いせに様々な嘘や卑怯な行動を取り、物語をかき乱すといった人物です。モルガーナからは貴方への気持ちはとうになくなったと言われ、彼女はオロンテの前を一度去ります。
このアリアは、モルガーナへの気持ちを払拭するかのように、「私の心を傲慢にも打ち負かすものは、彼女の美しさではなく、狂気と卑怯な執着なのだ!」と自分に言い聞かせるように歌う曲です。
 
 
―― どのような表現を心がけていますか?

前川: オロンテは非常にいびつで不器用で、何よりも繊細な心の持ち主です。
物語の中心ではありませんが、ストーリーをかき乱す重要な人物であります。しかし彼自身の行動が常に裏目裏目にでていき、彼も苦しむことになります。このアリアの前のシーンでモルガーナへの感情が爆発し、いわば躁状態ような状態で歌い上げる曲です。ですが、オロンテ自身徐々に心に限界を迎えそうになってもいます。一見キレてしまっているようで、どこかカワイソウな一面が見せられるようなバリエーションや音色を出していきたいと思います。


前川健生

――市川さんは?

市川: 3曲とも全く異なるタイプのアリアで、技術的にも感情表現的にも難しく、どれも「これはっ!」と思いますが、正直私はレチタティーヴォの方に思い入れがあります!
第2幕のアリア前にも、自身の名前を呼び、初めて自分の感情が溢れだすところ、彼女に言われたフラれ文句をそのまま言い返すところなどは、レチタティーヴォにもご注目ください!
めぐろパーシモンホールは広くてよく響くので、語りで進んでいく部分の歌詞をハッキリ聴かせるにはどうすればいいか、を考えております。声が小さすぎると遠くまで聞こえないし大き過ぎると今度は残響でやられちゃうのかなぁと。舞台稽古になったらうまいバランスをみつけたいです。
 
 
――二期会ニューウェーブ・オペラ劇場公演にご来場されるお客様にむけて。

前川: 『アルチーナ』はベルカントオペラの王道的な台本で、また魅力的な人物がたくさん登場してきます。一人一人の人物を各出演者が演出家のエヴァとディスカッションをしながら作り上げており、さらにそんな人物たちが化学反応を起こしながら物語が進んでいくさまをお楽しみいただければ幸いです。

市川: オペラはエンターテイメントですので、難しいことは抜きに純粋にライブでの音楽、テキスト、演技を楽しんでほしいです。
同時に、オペラには様々な時代背景、作曲家からのメッセージがあると思います。私がこのオペラを詳しく勉強する前、時代背景など気にせず純粋に先入観なしで感じたのは魔女狩りとニュートンでした。
終盤の合唱部分で「私は昔、石でした」というテキストからふと万有引力を連想し、魔女狩りの衰退時期とニュートンなどの科学者の出現に繋がりました。ラストのコーラスパートは、知性ある人達の考えが広まり、魔女狩りのような人間の闇が消えることで、全ての人が人間らしく生きられる、と言っているように感じました。
芸術作品も舞台も、発表してしまえば創り手にどんな考えがあっても、それをどう受け取るかはお客様に委ねられ、そこで感じたことは全て正解だと思います。今回の演出は、ヘンデルの『アルチーナ』という作品を通して皆様の自由な発想力を駆り立てる余地のある舞台になっていると思います。押し付けがましくなく寄り添ってくれる演出です。この舞台で皆様の感性を刺激するきっかけになれたら幸いです。
ベストを尽くします!!

     *     *     *

▼『アルチーナ』公演情報ページはこちら
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会

 指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
 2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
   (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

 
 

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【イベント・レポート】4月21日開催、5月『アルチーナ』公演プレ・トーク&コンサート

5月の二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』公演までおよそひと月前となった4月21日(土)、めぐろパーシモンホール 小ホールにて、同公演のプレ・イベント「《二期会プレ・マチネ》バロック・オペラは魔法の世界!~ヘンデル『アルチーナ』公演 プレ・トーク&コンサート~」を開催しました。



めぐろパーシモンホール 外観

今回が初来日となる演出エヴァ・ブッフマンのプレ解説と、キャストを代表して和田朝妃(ブラダマンテ役)、市川浩平(オロンテ役)が自身のアリアを披露!チェンバロは上尾直毅がつとめました。



それでは、ブッフマンによる当日の解説の模様をお伝えいたしましょう。

     *     *     *

コンニチハ。
ヘンデル作曲のオペラ『アルチーナ』は、英雄や奇跡や魔法といった要素からなるおとぎ話であると同時に、私たちと同じ人間の物語でもあります。



オペラ『アルチーナ』の原作は、『オルランド・フリオーゾ(狂えるオルランド)』という、今でもイタリアでは知られた物語のひとつです。原作の大筋は、オルランドという騎士の物語で「義理」や「愛」がテーマとなっているといえますが、実はそこに数多くのサブストーリーがあり、オペラ『アルチーナ』もそのひとつです。なお、ヘンデルは『オルランド・フリオーゾ』からほかに2つのオペラ『リナルド』『オルランド』も書いています。

ドイツ生まれのヘンデルは旅先のイタリアに滞在中、このオペラの台本に出会いました。それは当時有名なカストラート歌手ファリネッリの兄であるブロスキ作曲のオペラのために書かれた台本でした。ヘンデルにとって、この台本は、かつてないほどに幅広い人間の感情を表現できる、格好のオペラの題材でした。

島に棲む魔女アルチーナがこの物語のタイトルロールです。何人もの男性を誘惑し、飽きては魔法で動物に変えてしまいます。青年騎士のルッジェーロは、彼女の最後の「被害者」。そして、彼の本当のフィアンセであるブラダマンテがルッジェーロを救い出すためにアルチーナの島に到着するところから、この物語が始まります。
そのほか、原作にはいなかった人物がオペラには加えられていたり、新しい設定が施されたりもしています。
モルガーナとオロンテのカップルは、ちょうどモーツァルト『魔笛』のパパゲーナとパパゲーノのようにアルチーナのストーリーの下部でパラレルに展開してきます。
また、原作ではルッジェーロの弟であるリッチャルドが兄を助けに現れますが、このオペラでは、恋人のブラダマンテがリッチャルドに変装して島に乗り込むという設定に変わっています。モルガーナはその男装のリッチャルドに心奪われてしまいます。



ヘンデルが活躍していた頃の上演は今とは違うものでした。オペラは形式に則って書かれていました。劇場の機構もいわゆる「書き割り舞台」とこんにちいわれるもので、劇場が持っている広場、宮殿、森といった背景画を吊るして舞台転換を行っていました。演技も大きく異なり、バレエのように言葉の意味や表現する感情に対してポーズが決まっていたのです。そしてオーディエンスも、現代とは違って、飲食をしながら、巷のゴシップ話をしながら、そして、しばしばご贔屓の歌手には大喝采の声を上げるのでした。

今、私たちがオペラ『アルチーナ』を上演するときには、より自然でリアリティのある演技が求められます。私たちは、この作品の魔法劇の要素を含みつつ、人間のリアルな心理ドラマとして描こうと思います。
今回の舞台を作る上で、装置や衣裳、照明のチームともに、おとぎ話のような舞台の始まりを作ることができました。豊かな色彩とともに神秘的な雰囲気がただよい、バロック時代の様式感をもった衣裳には登場人物の性格があらわれているでしょう。
アルチーナは男を誘惑する人として描かれますが、誘惑を拒否されるとまたたくまに自信を喪失してしまいます。アルチーナにとって、「魔法」と「自信」とはかたく結びついているものです。彼女が拒否を受けたとき、魔力は解け、おとぎ話が現実へと変わっていきます。

今、まさにリハーサルの最中です。私にとって、若い才能のある歌手たちがきわめて高い集中力と意欲を発揮されている中で一緒に仕事に取り組めることは大きな喜びです。人物たちの演技はできる限り自然にそれぞれのモチベーションから生まれてくるキャラクターを活かしたいと考えています。
どうぞ5月の本公演でまたお会いしましょう。ありがとうございました。

     *     *     *



後半のコンサートでアリアを披露する和田朝妃(上)と市川浩平(下)。チェンバロ伴奏は上尾直毅。


カーテンコール
左から、上尾、島田彌六(通訳、本公演の演出助手)、ブッフマン、和田、市川
 
 
▼『アルチーナ』公演情報ページはこちら
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会

 指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
 2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
   (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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4月21日(土)オペラ『アルチーナ』プレ・イベント開催!演出のエヴァ・ブッフマンがコンセプト等、大いに語ります。

2018年5月の公演に向け、ついに立ち稽古が開始した、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場ヘンデル『アルチーナ』。立ち稽古初回には、キャストらが演出のエヴァ・ブッフマンから舞台の説明を受け、いよいよその舞台づくりがスタートしました!



エヴァ・ブッフマンの説明を受けるキャストたち、演出家の隣には指揮の鈴木秀美の姿も

皆様にはぜひ5月の本公演を楽しみにして頂きたいと思いますが、ヘンデル『アルチーナ』をご鑑賞前に詳しくお知りいただくため、4月21日(土)に開催するプレ・イベントにて、『アルチーナ』の作品や、今回の舞台について、演出のエヴァ・ブッフマンが見どころや、演出コンセプトを自ら皆様に語ります。

本日はプレ・イベントに先駆けて、そのエヴァ・ブッフマンの演出コンセプトを少しだけ、皆様にご紹介します!

     *     *     *

「今回の公演『アルチーナ』では、この作品がもつ魔法的な部分や、幻想的な部分を失わずに、心理的なドラマとしてお届けしたいです。おとぎ話としては説明できない、潜在意識の中で魔法が働き、重大なドラマの部分が導かれていきます。また、ヘンデルはこのオペラにおいて感情の美しさやはかなさを描いていると思います。彼の音楽は驚くほど心を動かす力があり、各キャラクターの一番内面にある思いを鮮やかに描いています。」

演出 エヴァ・ブッフマン

2001年にセミ・ステージ形式上演『こうもり』をアムステルダム・コンセルトヘボウで手がけ演出家デビュー。生地スイスにてチェロを、その後オランダにて音楽療法、心理学を学ぶ。深い音楽知識と、巧みな舞台センスで登場人物の機微を表現することとで、歌手から、幾層にも渡る演唱と確実な演技を引き出すことに成功。文化遺産としてのオペラを、活気ある音楽劇とすることに定評があり、指揮者との協働で、音楽とドラマが融合された一貫性のある舞台を創り出している。

     *     *     *

さらに詳しいお話しはぜひプレ・イベントにてお聞きください。日本ではこれまで舞台上演が限られてきた作品ですが、ヨーロッパでは度々新演出が上演される、魅力的な演目。また、プレ・イベントではブラダマンテ役の和田朝妃、オロンテ役の市川浩平、通奏低音奏者の上尾直毅(チェンバロ)の演奏もお楽しみ頂けます。
どうぞ皆様お誘いあわせの上、お越しください!
 


メゾソプラノ 和田朝妃

テノール 市川浩平


チェンバロ 上尾直毅

 

■■■ イベント情報 ■■■
《二期会プレ・マチネ》バロック・オペラは魔法の世界!
~ヘンデル『アルチーナ』公演 プレ・トーク&コンサート~

日時:2018年4月21日(土) 14:30開場/15:00開演
会場:めぐろパーシモンホール小ホール
   東急東横線「都立大学駅」より徒歩7分 【アクセス
出演:
 [講師]エヴァ・ブッフマン(演出家:二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』演出)
 [演奏]和田朝妃(メゾソプラノ:同 ブラダマンテ役出演)
     市川浩平(テノール:同 オロンテ役出演)
     上尾直毅(チェンバロ:同 通奏低音)
料金:500円(全席自由、要事前予約、残席がある場合のみ当日券販売)
・チケット発売中!

●イベントのお問合せ・ご予約は
二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
 (月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)
 ネット予約、FAX 03-3796-4710、または メール でもお申込みいただけます

 
 
▼『アルチーナ』の本公演情報ページはこちら
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会

 指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
 2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
   (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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4月21日(土)は、めぐろパーシモンホールで『アルチーナ』プレ・トーク&コンサート!

演奏されることは稀ながら、今なお色褪せることのないバロック・オペラの魅力。
5月公演二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 ヘンデル『アルチーナ』公演にむけて、4月21日(土)15時、めぐろパーシモンホール小ホールにおいてプレ・イベントの開催が決定しました!

プレ・トークは今回初来日となる演出家、エヴァ・ブッフマン。音楽(チェロ)と心理学を学び、2001年に演出家としてデビュー。すでに、ヘンデルをはじめ、モーツァルト、ロッシーニ、ヴェルディ、ストラヴィンスキーにいたるまで、幅広い時代の作品を手がけており、登場人物の機微に触れる、繊細で美しい舞台を創りあげてきました。

 エヴァ・ブッフマン

トークでは、演出家自らが『アルチーナ』を解説し、また今回の舞台、演出コンセプトについて発表します。ブッフマンはいよいよ今週来日し、5月19、20日の本番に向けて、1ヶ月半にわたる稽古を積み重ねます。プレ・イベント開催の頃にはすでに二期会のフレッシュなアーティストとも十分なコミュニケーションをとっており、ライブ感のある話題が展開することでしょう!

 和田朝妃

 市川浩平

作品世界について理解を深めていただいたところで、イベント後半は本公演のキャストからメゾソプラノ和田朝妃(ブラダマンテ役)、テノール市川浩平(オロンテ役)が生演奏を披露します。
共演は、チェンバロの上尾直毅。本公演ではコレペティートルとして音楽作りの中核を担い、本番も通奏低音奏者としてオーケストラ・ピットに入ります。

バロック・オペラの名作『アルチーナ』の世界をぜひお楽しみにください!

■■■ イベント情報 ■■■
《二期会プレ・マチネ》バロック・オペラは魔法の世界!
~ヘンデル『アルチーナ』公演 プレ・トーク&コンサート~

日時:2018年4月21日(土) 14:30開場/15:00開演
会場:めぐろパーシモンホール小ホール
   東急東横線「都立大学駅」より徒歩7分 【アクセス
出演:
 [講師]エヴァ・ブッフマン(演出家:二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』演出)
 [演奏]和田朝妃(メゾソプラノ:同 ブラダマンテ役出演)
     市川浩平(テノール:同 オロンテ役出演)
     上尾直毅(チェンバロ:同 通奏低音)
料金:500円(全席自由、要事前予約、残席がある場合のみ当日券販売)
発売日:2018年4月4日(水)10:00~

●イベントのお問合せ・ご予約は
二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
 (月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)
 ネット予約、FAX 03-3796-4710、または メール でもお申込みいただけます

 
 
▼『アルチーナ』の本公演情報ページはこちら
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会

 指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
 2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
   (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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Hakuju Hall「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」、5年目のシリーズがスタート!

今春、二期会オペラ研修所マスタークラスを優秀な成績で修了した、若き歌手の声を聴くシリーズ、Hakuju Hall「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」。5年目を迎える今年度のシリーズも、3回の開催を予定しています。
第一弾の9月21日(木)にはソプラノ斉藤真歩とテノール市川浩平が出演します。ピアノは石野真穂。

コンサートに向けて出演の2人からメッセージが届きましたので、ご紹介いたします。

■斉藤真歩
目標の一つとしていたコンサートに出演できますこと、大変嬉しく思っております。私は二期会オペラ研修所に三年間通い、人とオペラ作品と多くの素晴らしい出会いのおかげで、沢山の事を学びました。今もそれが支えとなり、研修所時代を思い返しては「もっと頑張ろう!」と気持ちを奮い立たせてもらっています。この度のコンサートでは、マスタークラスで共に励んだテノールの市川浩平さんとの共演で、オペラ作品だけではなく、お互い日本歌曲が好きという事でプログラムに取り入れました。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
 
■市川浩平
皆様、こんにちは!テノールの市川浩平と申します。この度はこのような演奏会に出演させて頂き光栄です!今回の観どころはオペラアリア・重唱はもちろんですが、前半の厳選こだわり日本歌曲です!共演者の斉藤真歩さんと曲目を決める際、お互い日本歌曲好きということで話が盛り上がり、プログラム全10曲中7曲が日本歌曲というオペラ研修所修了生らしからぬプログラミングになるも、抵抗なく決まりました。中でも團伊玖磨特集はお客様からどのような反応が返ってくるかとても楽しみです。少し肌寒くなってきました折、ここいらでニッポン人のアツい響きを感じにきてみては?!

      *     *     *

市川は今年の日本フィル 夏休みコンサート『カルメン』(ハイライト)にホセ役で出演を果たし、今月7日に行われました「二期会新進声楽家の夕べ」(東京文化会館小ホール)には斉藤・市川 両名が出演致しました。
最年少で二期会オペラ研修所に入所し、研鑽を積んだ斉藤真歩と抜群の安定感と、輝きのある音色が魅力のテノール市川浩平。今後の活躍が期待される両名の歌声をぜひお聴きください!

■■■ 公演情報 ■■■
二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ <第13回>
二期会新星トップ6名による、ときめきのデビューコンサート!

日時:2017年9月21日(木) 11:00開演(10:30開場) ※休憩なし約1時間
会場:Hakuju Hall (ハクジュホール)
料金:全席自由 500円(税込)
出演:斉藤真歩(ソプラノ)、市川浩平(テノール)、石野真穂(ピアノ)
予定プログラム:
・團 伊玖磨:旅上(萩原朔太郎 詩)〔市川〕
・團 伊玖磨:「抒情歌」より “藤の花”(大木 実 詩)〔斉藤〕
・團 伊玖磨:笛の音のする里へ行こうよ(萩原朔太郎 詩)〔市川〕
・團 伊玖磨:「わがうた」より “紫陽花” (北山冬一郎 詩)〔斉藤〕
・中田喜直:「マチネ・ポエティクによる四つの歌曲」より “髪” (原條あき子 詩)〔斉藤〕
・橋本國彦:お六娘(林 柳波 詩)〔市川〕
・吉岡弘行:合唱組曲「キュイジーヌ」より ”スパゲッティ ペスカトーレ”(伊藤千鶴 詩)〔斉藤&市川〕
・マスネ:歌劇『ウェルテル』より “春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか” 〔市川〕
・グノー:歌劇『ファウスト』より “宝石の歌” 〔斉藤〕
・マスカーニ:歌劇『友人フリッツ』より “真っ赤に熟れて”(さくらんぼの二重唱)〔斉藤&市川〕

主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所
協賛:株式会社ドラジェ
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会

▼コンサート詳細ページはこちらをご覧ください
第13回 二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ - 白寿ホール

▼ご予約・お問合せは
Hakuju Hall チケットセンター 03-5478-8700
 10:00~18:00(火~土/祝日・休館日を除く)
 
 

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新人歌手が一堂に!9/7(木)「二期会新進声楽家の夕べ」演奏曲発表

明日のスター、ここに羽ばたく「二期会新進声楽家の夕べ」。
今春、二期会オペラ研修所を優秀な成績で修了した期待の新入会員20名が一堂に会し、二期会入会後お披露目となるデビューコンサート。
出演者達の最終のピアノ合わせが日々行われています。

☆出演者メッセージ より

市川浩平 (いちかわ こうへい) テノール

今後巡り合う役は真摯に積極的かつ慎重に取り組んでいきたいです。『ドン・ジョヴァンニ』のオッターヴィオ、『愛の妙薬』のネモリーノは私の声と性格にドンピシャで、いつかアタリ役と言われるようになりたいですね。『愛の妙薬』の重唱を歌えるのは本当に幸せです。
郷家暁子 (ごうけ あきこ) メゾソプラノ

元々は、宝塚を目指していました。とにかく歌うこと、演じることが大好きです。地に近い(!?)妖艶な役から、妖精、男前まで何でも魅せます。オペラを身近に感じ、また観たい・聴きたいと思って頂けるような、観客を魅了するオペラ歌手になりたいと思っています。

      *     *     *

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チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所 第60期修了生・成績優秀者による
二期会新進声楽家の夕べ

日時:2017年9月7日(木) 18:30開演(18:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール(JR上野駅公園口より徒歩1分)
料金:全席自由 3,000円

出演者と予定プログラム:
<第1部>
村山 舞 ソプラノ    グノー 『ロメオとジュリエット』より “私は夢に生きたい”
菊地琴絵 ソプラノ    プッチーニ 『ラ・ボエーム』より “私の名はミミ”
髙橋広奈 ソプラノ    ドニゼッティ 『連隊の娘』より “フランスに栄光あれ”
島内菜々子 ソプラノ   ダルゴムイシスキー 『ルサルカ』より “私は水に身を投じたとき以来”
阿部祥子 ソプラノ    マスネ 『マノン』より “わたしはまだぼんやりとして”
中野瑠璃子 ソプラノ   モーツァルト 『魔笛』より “若者よ、恐れるな”
吉田桃子 ソプラノ    ヴェルディ 『リゴレット』より “慕わしい人の名は”
田浦彩夏 ソプラノ    グノー 『ロメオとジュリエット』より “愛よ、私の勇気を奮い立たせて”
相山潤平 テノール    ヴェルディ 『仮面舞踏会』より “永久に君を失えば”
寺西一真 バリトン    モーツァルト 『ドン・ジョヴァンニ』より “カタログの歌”
市川浩平 テノール・的場正剛 バリトン
       ドニゼッティ『愛の妙薬』より ネモリーノとベルコーレ“女って本当におかしな動物だ”
<第2部>
郷家暁子 メゾソプラノ・髙品綾野 ソプラノ
       R.シュトラウス 『ばらの騎士』より オクタヴィアンとゾフィー“ばらの献呈”
矢野敦子 ソプラノ    ワーグナー 『神々の黄昏』より “ブリュンヒルデの自己犠牲”
内田稚菜 ソプラノ    プッチーニ 『蝶々夫人』より “ある晴れた日に”
吉田愼知子 ソプラノ   ドニゼッティ 『ロベルト・デヴリュー』より
          “公爵夫人、熱心な嘆願を~彼の愛が私を幸せにした”
花房英里子 メゾソプラノ ビゼー 『カルメン』より “セギディーリャ”
中川香里 メゾソプラノ  チャイコフスキー 『オルレアンの少女』より “さあ、時はきた!”
髙品綾野 ソプラノ    マスネ 『マノン』より “わたしが女王のように街を歩くと”
斉藤真歩 ソプラノ    グノー 『ファウスト』より “宝石の歌”
的場正剛 バリトン    ドニゼッティ 『ラ・ファヴォリータ』より “来たれ、レオノーラ”
郷家暁子 メゾソプラノ  R.シュトラウス 『ナクソス島のアリアドネ』より “先生、お許しください”
市川浩平 テノール    ドニゼッティ 『ケニルワース城のエリザベッタ』より
          “なんという声…あぁ、私は純真な花嫁を見る”

▼ご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
 (月~金10:00~18:00/土10:00~15:00/日・祝 休)

▼公演情報ページはこちら
二期会新進声楽家の夕べ|コンサートラインアップ - 東京二期会
 
 
◆新進声楽家のメディア掲載情報◆
▼「ハンナ」9月号“声楽家たちはいま”に市川浩平の記事が掲載されました
月刊 ハンナ - ハンナ 
 

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7/14(金)「ラリアンス サマー シャンパン フェス」で、ソプラノ内田稚菜とテノール市川浩平が聴かせるシャンパン・ヴォイス!

恒例となった「ラリアンス・オペラ・コレクションwith 二期会」。今月は、これにかえて開催される、夏の特別企画に二期会のフレッシュアーティストが登場します。
7月14日(金)、神楽坂のフランス料理店ラリアンスが実施する「サマー シャンパン フェス」。フェスティバルらしく、なんと4種類のシャンパンがフリーフローで愉しめて、松坂牛のブロシェットとオマール海老のソテーほかシャンパンに合うお料理がブッフェ形式で堪能できて、10,000円は正直お得かも…!
この特別な宴に登場するのは、今春二期会オペラ研修所マスタークラスを修了し新たに二期会のアーティストとなった二人、ソプラノ内田稚菜とテノール市川浩平です。ピアノは矢崎貴子。

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ソプラノ
内田稚菜
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テノール
市川浩平
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ピアノ
矢崎貴子

二人は研修所修了時の成績も優秀で(内田は優秀賞、市川は最優秀賞を受賞)、来る10月公演『蝶々夫人』ではインターンシップ・アーティストに選ばれ、蝶々夫人、ピンカートンのアンダースタディを務めており、これからの活躍にぜひご注目いただきたい二人です。
今回のラリアンスの特別企画。通常は二期会によるオペラのみの演奏ですが、3階のバーラウンジも同時解放となってジャズ・トリオの演奏もお楽しみいただけます。
飾らないながらも、ラリアンスのお料理を満喫する宴で、フレッシュな二人の歌声もぜひご堪能ください!
■■■ イベント情報 ■■■
《ラリアンス サマー シャンパン フェス》
~オペラ、ジャズとともにシャンパンをたのしむ“パリ祭”の夕べ~

日時:2017年7月14日(金) 18:30開場 19:00開宴 21:30終了
   二期会ステージ19:30~/20:30~
   (各20分程度の予定。場所:2階レストラン)
会場:神楽坂「ラリアンス」
   東京都新宿区神楽坂2-11 TEL03-3269-0007
   (「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
料金:(チケット制)前売10,000円/当日10,500円
出演:内田稚菜(ソプラノ)、市川浩平(テノール)、矢崎貴子(ピアノ)
▼イベント詳細・ご予約・お問合せはこちらから
ラリアンス サマー シャンパン フェス|イベント・限定メニュ・お得情報 - 神楽坂ラリアンス
▼2017年10月東京二期会『蝶々夫人』も、オペラ祭り! 《チケット絶賛発売中!》
〈二期会名作オペラ祭〉G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場
 2017年10月6日(金)・7日(土)・8日(日)・9日(月・祝) 東京文化会館大ホール
▼シャンパンといえば…7月1日(土)からチケット発売開始のオペレッタ!
ベルリン・コーミッシェ・オーパーとの提携公演 J.シュトラウスII世『こうもり』 - 東京二期会オペラ劇場
 2017年11月22日(水)・23日(木・祝)・24日(金)・25日(土)・26日(日) 日生劇場
▼『蝶々夫人』&『こうもり』のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
 (月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)

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Hakuju Hall「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」 2017年度出演者発表!

Hakuju Hall主催の、若手歌手によるコンサートシリーズ「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」。
これまでの出演者たちは、その後、東京二期会のオペラ本公演をはじめ、活躍の場を次々に広げています。
5年目を迎えた本年度は、この春、二期会オペラ研修所第60期マスタークラスを修了した、新進気鋭の6名が出演いたします。
本年度の特色は、ソプラノ、メゾソプラノ、テノール、バリトンと、出演者の声種が豊富なところ。それぞれが得意とするオペラアリアや歌曲はもちろん、様々な表情のアンサンブルをお楽しみいただけます。
チケットは5月13日(土)よりHakuju Hallチケットセンターで発売。
現在、各回ともプログラムを準備中です。どうぞご期待ください!
■■■ 公演情報 ■■■
二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ
二期会新星トップ6名による、ときめきのデビューコンサート!

会場:Hakuju Hall(白寿ホール)
    ・小田急線 代々木八幡駅 南口 もしくは
    ・千代田線 代々木公園駅 1番出口 より徒歩5分
料金:各回とも 全席自由 500円(税込)

各回の日時と出演者:
[第13回]
2017年9月21日(木) 11:00開演(10:30開場)
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ソプラノ
斉藤真歩
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テノール
市川浩平
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ピアノ
石野真穂
[第14回]
2017年11月16日(木) 11:00開演(10:30開場)
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メゾソプラノ
郷家暁子
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バリトン
的場正剛
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ピアノ
荻原萌子
[第15回]
2018年1月25日(木) 11:00開演 (10:30開場)
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ソプラノ
髙品綾野
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メゾソプラノ
中川香里
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ピアノ
木下志寿子

主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所  協賛:株式会社ドラジェ
協力:二期会オペラ研修所  後援:公益財団法人東京二期会
チケット一般発売日:2017年5月13日(土)
▼ご予約・お問合せはこちら
Hakuju Hallチケットセンター 03-5478-8700
 火~土 10:00~18:00(※祝日・休館日を除く)
▼予定プログラム等の公演詳細は決まり次第、主催者ウェブサイトに掲載されます
Hakuju Hall (白寿ホール)

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