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1/27(土)開催「二期会ニューイヤーコンサート2024」出演者からのメッセージ #3

1月27日(土)開催!二期会の精鋭による「二期会ニューイヤーコンサート2024~オペラに酔いしれて」。開催がまもなくに迫っております!
総勢37名の二期会アーティストが渋谷区文化総合センター大和田さくらホールに集い、ニューイヤーコンサートに相応しい華やかなステージを繰り広げます。

先週に続き公演に向けて出演者からメッセージが続々届いておりますのでご紹介してまいります。

      *      *      *


【Part1出演】
■國光ともこ(ソプラノ)
<マスネ『エロディアード』より “美しく優しいきみ”>
kunimitsu_tomoko_n.jpg *出演メッセージ
このたび二期会ニューイヤーコンサート2004への出演が叶い、大変嬉しく心躍る思いです。
今回歌わせていただく曲は、デビュー公演のマスネ「エロディアード」からサロメのアリア、私にとって大変印象深く大切な作品です。再びステージで皆さまに聴いていただける日を今から楽しみにしております。
ご来場を心よりお待ち申し上げます。
【Part1出演】
■髙品綾野(ソプラノ)
<ビゼー『真珠採り』より レイラとズルガの二重唱>
1_takashina_ayano.jpg *出演メッセージ
セイロン島(現在のスリランカ)の海辺の村が舞台なのですが、偶然にも昨年スリランカへ訪れる機会がありました。スリランカ南端のゴールは、漁業が盛んな海辺の街で、まさに真珠採りの舞台を感じさせるような場所でした。
この二重唱では、レイラが恋心を寄せるナディールが囚われの身となっているのを、彼だけは助けて欲しい!とズルガに嘆願します。しかし、嫉妬に狂ったズルガは二人の処刑を決意するのです。
バリトン佐野正一さんと共に、美しくも力強いビゼーの音楽をお届けしたいと思います。
【Part2出演】
■持齋寛匡(テノール)
<ドニゼッティ『アルバ公爵』より “清く美しき天使”>
2_jisai_hiromasa.jpg *出演メッセージ
あけましておめでとうございます。テノールの持齋寛匡です。
この度はニューイヤーコンサートに出演させて頂き、皆様の前で歌わせて頂ける事この上なく嬉しく思います。
私の歌うアリア《清く美しい天使》は、離ればなれになってしまった恋人の心の平穏と幸せを願い歌う曲です。
真摯な祈りを歌声に乗せ皆様まで精一杯お届けしたいと思います。

      *      *      *


良席が少なくなってまいりました。どうぞお早目にご予約ください。
皆様のご来場を、心よりお待ちしております。

240127new_year_thumb_n.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
二期会ニューイヤーコンサート2024 ~オペラに酔いしれて~
日時:2024年1月27日(土)
   Part 1=13:00開演(12:30開場)
   Part 2=18:30開演(18:00開場)
会場:渋谷区文化総合センター4F さくらホール
(JR「渋谷駅」南改札西口より徒歩5分)
料金:(全席指定・税込) 各回¥4,500
   《チケット発売中》
▼予定プログラム全曲、コンサート概要はこちらから
二期会ニューイヤーコンサート2024 ~オペラに酔いしれて~ - 東京二期会
  主催:公益財団法人東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

*未就学児のご入場はお断り申し上げます
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい


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11月公演オペレッタ『天国と地獄』~【神々のご紹介シリーズ6】酒の神バッカス&伝令の神マーキュリー

東京二期会オペラ劇場11月公演 オペレッタ『天国と地獄』はいよいよ今週木曜に開幕致します!そして配役紹介は第6弾。最後にご紹介するのは、酒の神「バッカス」から峰 茂樹と、ギリシア神話界随一の俊足を誇る伝令の神「マーキュリー」から升島唯博です。

*     *     *


《バッカス》
峰 茂樹(11/21・23出演)
――バッカスはどんな神?
バッカスと言えば、皆さんよくご存知のチョコレートを連想すると思いますが、2幕2場の地獄の宴会で登場する、酒の神であります。
この催しのスポンサーと言ったところでしょうか。このオペラの中で最高に盛り上がる場面であり、この宴が最高潮に達したところで、あの"カステラ1番電話は2番"のCMで有名になったあのメロディが登場してドンチャン騒ぎとなります。
――バッカスの人物(?)像は?
毎夜毎夜、綺麗な女達を侍らせて、酒にまみれて、歌や踊りに明け暮れるボス的存在。
――公演に向けて意気込みを教えてください。
残念ながらバッカスには今回の演出ではソロもセリフも一切ありません。その中でどうやって存在感を出して目立つかが課題でしょう。
これまで、いろいろなオペラで、出番が少ない一発芸で勝負して参りましたが、ここが“オペラ芸人”の真骨頂!頑張ります!

稽古場風景より 手前で寝ているのがバッカス峰、右に立つのはジュピター(大川 博)

《マーキュリー》
升島唯博(11/21・23出演)
――マーキュリーはどんな神?
ローマ神話ではマーキュリー(メルクリウス)、ギリシャ神話ではヘルメス(Hermes)と呼ばれる、オリンポス十二神の一人です。神々の伝令役で、盗賊、商人、職人の庇護神。ちなみにヘルメス(Hermes)をフランス語読みすると「エルメス」となり、ファッションブランドの名前と同じになります。
――マーキュリーの人物(?)像は?
神々の長で、自分の父親であるジュピターに仕えるが、自分の利益の為に動き、あまり他者とは深く交わらない。行動も、頭の回転も、喋りも速い。
――『天国と地獄』の魅力と自身の意気込みを
今回の版では短くカットされていますが、マーキュリーの登場シーンに歌われるロンド・サルタレッラは聴き応えがあります。それと、情報収集の為に色々とアイテムを使っていますので是非お楽しみください。
このオペレッタの中には皆さんが知っている曲がいくつも入っていて、聴いているだけでウキウキ、そしてニマッ・・・っとしてしまいます。楽しい内容、超絶技巧の歌、実は調べれば調べるほどよく練られたパロディーの伏線など、このオペレッタには盛り沢山な「芸術」が詰め込まれています。
皆様のご来場をお待ちしております!

稽古場風景より 宴のシーン、ミネルヴァ(髙品綾野)と踊りを眺めるマーキュリー升島。

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▼オペレッタ『天国と地獄』公演情報ページはこちら
2019年11月公演 J.オッフェンバック オペレッタ『天国と地獄』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年11月21日(木)18:30、22日(金)14:00、23日(土・祝)14:00、24日(日)14:00 日生劇場
指揮:大植英次/演出:鵜山 仁/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】

●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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11月公演オペレッタ『天国と地獄』~【神々のご紹介シリーズ3】オペレッタを彩る女神たち

オッフェンバック生誕200周年記念に贈る、東京二期会オペラ劇場11月公演 オペレッタ『天国と地獄』。そのカラフルな登場人物を自己紹介していく配役紹介シリーズ第3弾は、神話の世界を彩る女神たちです。

*     *     *


《ヴィーナス》
山本美樹(11/21・23出演)
――ヴィーナスは何の神?
愛と美の女神として、古今東西、老若男女、知らぬ人はいない麗しのヴィーナス♡
人々に愛を与え、人々の愛を一身に受ける・・・・・・愛の無限ループの中心にいらっしゃる女神様です。
――ヴィーナスの性格は?
このオペレッタにおけるヴィーナスは、愛と美の女神という立場を大いに使って、自由奔放に“愛”に生きており、喧嘩もするし、嫉妬もする、人間味のある女神となっています。
――公演に向けて意気込みを!
どこか憎めない魅力溢れるヴィーナスに、私自身、溢れんばかりの“愛”を注ぎながら演じたいと思っています。
ヴィーナス様、どうか私に、貴女の爪の垢ほどの色香を与え給え!!
中野瑠璃子(11/22・24出演)
――ヴィーナスは何の神?
ヴィーナスは愛と美の神様です。ヴァルカンの妻でありながら、軍神マルスをはじめ、複数の神様を愛したそうです。
――ヴィーナスの特徴は?
ザ・お色気担当!でしょうか…?
頭のてっぺんから足の先まで、文字通り神々しい色気を放っているキャラクターだと思っております。今回のお話の中でも、マルスとイイ仲のようで…彼女に見つめられたら、人妻だろうが関係ない?なんて思っちゃうような…いや、人間界ではダメですよ!!でも、そんな魔性の女、ヴィーナスです。
――本公演が二期会デビュー!その意気込みを!
この作品にはたくさんの役が登場します。これほど様々な魅力と個性に溢れた役どころを一度に聴ける舞台って中々ありません。ヴィーナスも皆さまのお目に留めていただけるように、色気全開で臨みます!
ジワジワと笑いが込み上げてきてしまうセリフも、超有名な「あの曲」も、最初から最後まで、一秒も見逃せない作品です。
劇場の歌手もお客様も、全てが一体となって楽しめるのがオペレッタの魅力。要はお笑いですから、ぜひとも声を大にして笑っていただきたいです。
そして、劇場からの帰り道にスキップしたくなるような、そんな舞台をお届けできたら…と思っております!

《キューピッド》~愛の女神ヴィーナスと戦いの神マルスの間に生まれた子が、キューピッド
吉田桃子(11/21・23出演)
――キューピッドは何の神?
恋の神様(キューピッド)です。ヘラヘラしていますが、この物語では、ジュピターの誘惑を手助けします。
――キューピッドはどんな性格?
一言で言うと天真爛漫!学校のクラスに絶対1人はいるであろう生意気だけど、どこか憎めないみんなから愛される、そんな感じではないかなーと思っております。ぴったりな役だね!と言って頂けることが多いので、普段の私と似ているんだと勝手に親近感です。特にいつもヘラヘラしているところは全く一緒です。
――二期会公演デビューとなります。その魅力と意気込みを!
とにかくどの場面を観ても楽しいと思います!そんな中、キューピッドの〈キッスのアリア〉も是非お見逃しなく!私にとってソリストデビューの作品となります。皆様の記憶に残るよう私自身も思いっきり楽しみますので、面白いところは周り気にせず大声で笑ってください。そしてお帰りの際は、「運動会の曲」が頭から離れないと思いますので、是非口ずさみながらお帰りくださいませ。
熊田アルベルト彩乃(11/22・24出演)
――キューピッドは何の神?
弓をもった子どもの姿で描かれることの多い、あの恋の助太刀役の神様です。キューピッドの放つ矢に当たった者は、たちまち恋に落ちてしまうのです。
――オペレッタではどんなイメージ?
天界の生活に退屈していて、いつも面白いことを探して、キラキラした大きな目で回りを観察しているいたずらっ子でしょうか。カラヴァッジョのアモールの絵そのままのようなイメージです。
――公演に向けて期待と意気込みを!
第一回の読み合わせ稽古を終えたばかりですが、素晴らしい声と演技力を兼ね備えた歌手の皆さんが揃っていて、すでに楽しい舞台が見えるようでした。私も相乗効果をもたらすことができるようにスパークリングしたいと思います。キューピッドは後半に可愛いアリアがあるのでお楽しみに!

《ダイアナ》
小村朋代(11/21・23出演)
――ダイアナは何の神?
処女神にして産婦の守護神、また弓を得意とする狩猟の神でもある神様です。ギリシャの神々の王であるジュピターの娘であり、このオペレッタには登場しませんが、同じくギリシャの神様の中でもよく知られている太陽神アポロンとは双子関係にある月の女神です。
――ダイアナの人物(?)像は?
彼女は、自分がギリシャの他の神々の中でも並外れて偉大な神であることを自覚していて、またそれをすごく意識しています。我儘な性格ではあるけれど、恋愛をしたことがない少女が持つある種の潔癖さや真っ直ぐさが魅力的な、永遠の少女キャラだと考えています。
――ダイアナ役の聴きどころと、二期会デビューの意気込みを!
登場シーンからして、お嬢様をこじらせている様子が窺われるダイアナちゃんですが、その際に歌う曲はまるで自己紹介アリアのように、躍動感溢れる彼女の姿やその性格をよく表しています。このアリアはダイアナの聴かせどころ&演じどころの一つですので、どうぞお聴き逃しなく。また、いつもは「私はジュピターの娘、ここにいる他の神様とは格が違うんだから!」と肩肘を張っていながらも、時には集団に馴染もうとしてみたり…そんな彼女のいじらしく可愛らしい一面も含め、ダイアナという役を大切に演じたいです。
この度の公演が私にとって二期会オペラデビューとなります。歌えや踊れのお祭りを最後までお楽しみいただければと思っておりますので、是非ご注目ください。
廣森 彩(11/22・24出演)
――ダイアナは何の神?
月と純潔の女神であり、狩猟の女神でもあります。
――ダイアナの性格は?
曲がったことが大嫌いなマジメな女神です。まだ若いので感情のままを口にし、お行儀の良くない言葉もしばしば…
――公演の魅力、期待と意気込みを!
音楽はもちろんですが、演出家の鵜山さんから頂いたセリフがどこのシーンをとっても笑いの宝庫です!
歌手のダンスも披露する予定ですので、全ての神経をフルに使い舞台に挑みます。是非笑いにいらしてください!

《ミネルヴァ》
髙品綾野(11/21・23出演)
――ミネルヴァは何の神?
“知恵の女神”です。
――どんな人物・・・神様でしょう?
天国のジュピター率いる神々の中でも、知恵の神としてどこか冷静に物事をみていますが、実は楽しむ事も大好きな人物だと感じています。
ミネルヴァもこのオペレッタの舞台に欠かせない役どころです。ジュピターの変身癖の悪事を責め立てるシーンでは張り切って先頭を切ります。
――公演に向けて、意気込みを!
今回多くのキャストの皆様と関われる喜びを感じながら、沢山の引き出しをつくって楽しんでミネルヴァを演じます。
吉田愼知子(11/22・24出演)
――ミネルヴァは何の神?
今回演じさせていただきますミネルヴァは、ジュピターの子供である女神の内の一人です。劇中では父ジュピターの悪行を先頭をきって攻め立てるように、女神達の中でも強気なキャラクターと言えると思います。
――ミネルヴァの性格は?
ミネルヴァは知恵と戦略の女神と言われております。そのため強気な中にも冷静で抜け目ない所を兼ね備えた人物(神様)だと感じています。普段マイペースな私にはない要素を持っているため、さらにこれからミネルヴァのキャラクター向き合っていきたいです。
――二期会公演デビューに向けて意気込みを!
私にとって今作は二期会本公演デビューとなります。私自身も楽しみながら、『天国と地獄』というオペレッタの軽快な音楽とストーリーをお客様にお届けできるのが今から待ち遠しいです!

*     *     *


▼オペレッタ『天国と地獄』公演情報ページはこちら
2019年11月公演 J.オッフェンバック オペレッタ『天国と地獄』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年11月21日(木)18:30、22日(金)14:00、23日(土・祝)14:00、24日(日)14:00 日生劇場
指揮:大植英次/演出:鵜山 仁/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】

●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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11月公演オペレッタ『天国と地獄』~【神々のご紹介シリーズ1】世界を牛耳る兄弟神プルート&ジュピター

東京二期会オペラ劇場、次の公演は11月21日(木)より日比谷の日生劇場にて上演致します、オペレッタ『天国と地獄』です。

二期会blogでは公演に向けて、登場人物のご紹介をしてまいりたいと思います。(11/21,23出演/11/22,24出演)
が、人物といってもご存知のとおり、パロディにされるギリシアの神々ばかり・・・


オペレッタ『天国と地獄』人物(神)相関図


まずは、ギリシアの神々の主神であり天空神である「ジュピター」(大川 博/三戸大久)。冥界の神「プルート」(上原正敏/渡邉公威)とは兄弟です。
ジュピターの妻が「ジュノー」(醍醐園佳/三本久美子)。母の神、結婚の神です。二人の間の息子が、戦いの神「マルス」(野村光洋/的場正剛)。
そして、次にご紹介する神様は、ジュピターの子供たちにあたりますが、すべてジュノーとは人間的にいうところの“腹違い”にあたります。伝令の神、俊足の「マーキュリー」(升島唯博、児玉和弘)、酒と豊穣の神「バッカス」(峰 茂樹/志村文彦)、狩猟と純潔の女神「ダイアナ」(小村朋代/廣森 彩)、美の女神「ヴィーナス」(山本美樹/中野瑠璃子)、知恵の女神「ミネルヴァ」(髙品綾野/吉田愼知子)。
一方、「キューピッド」(吉田桃子/熊田アルベルト彩乃)は世界の始まりをつかさどった神様の一人のようなのですが、ここでは、マルスとヴィーナスの愛人関係の間に生まれた愛の神とする説をとりましょう。
そして、この物語の中心にいるのが「オルフェ」(又吉秀樹/山本耕平)と「ユリディス」(愛 もも胡、高橋 維)夫婦。世界文学史上屈指の深い愛で結ばれた夫婦でありながら、オペレッタ『天国と地獄』では、ご存知のとおり、すでに“倦怠期”を迎えています。
ユリディスが堕ちていった冥界には「ジョン・スティクス」(吉田 連/相山潤平)が。かつてボイオーティアの王でありましたが、今やプルートの召使に。
そして、「世論」(押見朋子/塩崎めぐみ)。人々だけでなく神々をも司る強大な存在です。世論の言葉が道徳とされていますが、果たしてそれは真なのか否か・・・

*     *     *


それでは、キャスト自ら演じる役をご紹介します。まず第1回は、主神ジュピター(ゼウス)と、その兄弟で冥界を司るプルート(ハデス)です!

《プルート》
上原正敏(11/21・23出演)
――プルートは何の神?
私プルートは、かの夢の国の喋るネズミの愛犬ではありませんし、手塚治虫先生の鉄腕アトムにも出演していません。ましてや浦沢直樹さんの漫画にも登場しておりません。ただそれらの作品で名前を使っていただいたので、日本の昔の少年たちには一番名前の知られたローマ神話の神様です。担当は冥府(地獄)です。別府(地獄)ではありません。
――プルートの人物(?)像は?
ジュピターと兄弟でありながら、くじ引きで地獄担当になったかわいそうな私。しかし、天国のやつらが恋愛や悪いことをするときのように、体裁を保ったりしなくても良い立場な私の行動と、住処の地獄に、どうも彼らは興味がありそう。では見せてあげよう私のホームグラウンド!Go to hell!
――公演にむけて意気込みを!
SNSの炎上など、正しいことの押し付けと、悪事への異常なほどの追及…現代の社会の風潮は昔からあったようですね。世間の目を気にしている神様(人間)に対し自由なプルート。悪い役は本当に楽しい!正しいとは何?悪いって?おかしな中にちょっとだけ考えさせられるこのオペレッタ!科学は進歩しても人間ってあんまり変わっていないのかも……
渡邉公威(11/22・24出演)
――プルートは何の神?
英語で冥王星のことをPlutoと言いますが、読んで字の如し、冥府(地獄)を司る王です。 天上を司る兄(神話では兄と弟が逆ですが)ジュピターとは対極をなす関係です。
――プルートの人物(?)像は?
地獄の王という黒い威厳を持ちつつも、なんとも人間味溢れる憎まれないキャラクターだと思います。威厳、人間味と言う点で言えば、対極にあるはずのジュピターとは、やはり兄弟だけあり、一心同体の役なのかなあとも思います。
――プルートの観どころ、聴きどころは?
一幕は、オルフェの妻ユリディスに近づくためにアリステという羊飼いとして登場し、ユリディスの死に際して地獄の王プルートに変身するのですが、まずはここがプルートの一つの見所です。またプルートはこの作品でストーリーをどんどん回していく役ですが、最後の地獄のパーティーまで観客の皆様を一人残らずお連れしたいと思っております。お楽しみ下さい!

《ジュピター》
大川 博(11/21・23出演)
――ジュピターは何の神?
ギリシア神話でいう「ゼウス」です。巨神族との戦いで勝利をおさめ、最高神として讃えられますが、無類の女好きで、妻の目を盗んでは数々の女性と関係を持ち、子供が沢山いるという神様です。
――ジュピターの人物(?)像は?
このオペレッタでは神話がパロディとして面白可笑しく書かれています。自分の欲望は抑えられないのに、他の神様達には「素行が悪い!神としての自覚を!」と厳しくあたり、権力を振りかざしてやりたい放題、しまいには神々から革命を起こされますが、それにも懲りずにまた女性のもとへ(笑)ひどい神様ですが、なんともおかしくて憎めない。そんな役だと思っています。
――公演に向けて意気込みを!
今回、二期会オペラで初めての主役を歌わせていただくことになりました!これまで勉強してきたことを発揮して、心から楽しんでいただけるように頑張ります!ぜひ劇場にお越し下さい!!
三戸大久(11/22・24出演)
――ジュピターは何の神?
自分に甘く人に厳しく、自己中で尊敬されたいという願望が強く、世間体を気にして、傲慢で怒りっぽく、わがままで心が屈折していて、猜疑心があり、パワハラモラハラ当たり前、そして女性が大好きで色んな所に子供がいるという・・・・・・人間の欲を全て網羅している、かなり俗っぽい、まあ終わっている神様です。
――ジュピターの人物(?)像は?
ただ、1つだけ良いところをあげるとしたら、一貫して恐妻家。そして「最後は奥さん」という愛妻家なところです。そこがチャーミングでもあり、最後まで憎めない人物(神様)なのかなと思います。
――公演に向けて意気込みを!
二期会で『天国と地獄』のジュピターといえば、立川清登さん、平野忠彦さんと、往年のスター歌手が歌われている役です。光栄な反面、とても身の引き締まる思いです。
ただ、今回は自分と同世代が多いカンパニーなので、とにかく楽しく、ウキウキするような音楽をみんなで創っていきたいと思っております!

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▼オペレッタ『天国と地獄』公演情報ページはこちら
2019年11月公演 J.オッフェンバック オペレッタ『天国と地獄』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年11月21日(木)18:30、22日(金)14:00、23日(土・祝)14:00、24日(日)14:00 日生劇場
指揮:大植英次/演出:鵜山 仁/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】

●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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9月公演プッチーニ〈三部作〉:キャストから登場人物紹介『修道女アンジェリカ』編~重い罪を背負わされた女性たちに、プッチーニは天国のような音楽を残した

1858年、イタリア・トスカーナ州のルッカで、ジャコモ・プッチーニは教会音楽家の家系に生まれました。〈三部作〉の2作目『修道女アンジェリカ』は、作曲家幼少期の原体験、原音楽を髣髴とさせるような美しい神秘的な響きに満ち溢れています。
舞台は17世紀末の修道院。そこには様々な事情で「罪を背負わされた」女性たちが寄せられていました。今回の演出では、彼女たちの抑圧と屈折がきわめて痛切に描かれます。そのことで、プッチーニの天国からのような音楽はよりいっそう胸に迫るのです。登場する女性たちは名前すら与えられていない者もいます。しかし、その素性をつぶさにお聴きいただければ、さらにこのオペラのドラマに深く感じ入っていただけることでしょう。舞台をご覧になる前に、まずは各キャストからメッセージをどうぞ。

<アンジェリカ>
北原瑠美(6日・8日)「アンジェリカは貴族の家に生まれながら、不義の子供を産んだことから修道院に入れられ、7年もの間厳しい戒律の中で暮らしています。産んですぐに引き離された息子のことを忘れられず、いつか会うことを夢見ています」
文屋小百合(7日・9日)「抑圧された生活の中で、生き別れた息子に早く会いたいという一心で、一生懸命生きています。しかし我が子の死を知らされ、その希望は天国へと向けられていきます。慎ましやかな生活を送る繊細な歌声と、この世の希望を失ってからの激しい表現を要する難しい役に挑戦します!」
北原 「初めは自分を押し殺しているアンジェリカが息子への想いを爆発させるシーン、そして息子を亡くした悲しみを切々と歌う有名なアリア「母もなく」、修道女でありながら自死を選んでしまったことから激しい後悔に襲われるシーンなど、演劇的にも声楽的にもかなり濃密で、ソプラノとしてはやりがいを感じます」
<公爵夫人>
与田朝子(7日・9日)「今回はアンジェリカの伯母である公爵夫人の役です」
中島郁子(6日・8日)「20年前にアンジェリカの両親が他界してから彼女の後見人となり、尊貴な家柄にふさわしく彼女を厳格に育ててきました。しかし7年前、アンジェリカの犯した罪によって家名を汚されることになります」
与田 「家名を守る立場の公爵夫人がアンジェリカの妹の結婚に際して、修道院を訪れます。そこで二人の積年の思いが火花をちらす場面がみどころです」
中島 「修道院に入ってから7年、これまで誰一人としてアンジェリカに面会は訪れなかったのです。しかし、この日、アンジェリカは、伯母にわずかな愛情と期待を抱きます。伯母は、しかし、とても冷酷にあしらいます。少なからず公爵夫人自身も、自責の念にかられているのではないでしょうか。その冷酷な表情の中には、常に苦悩が垣間見えるようです」
<修道院長>
塩崎めぐみ(6日・8日)「修道院長のバデッサを演じます」
小林紗季子(7日・9日)「修道院長は唯一アンジェリカの過去を知っている人物です。アンジェリカと公爵夫人との面会を許す大事な架け橋です。今回はとても厳しい人格で作り上げているので、頑張りたいと思います」
塩崎 「歌うところは多くないのですが、修道院の長として威厳や強さを表現しなければならないので、とても難しい役です。バデッサが取り仕切っている修道院はどのようなものか、ご覧頂ければと思います」
<修道女長>
西舘 望(6日・8日)「修道女長は、修道院の中の規律を守り、ルールを破った者を厳しく罰する役目があります。神に使える厳格な人ですが、自分を厳しく律するあまりに、修道女達に対しても狭量になってしまう一面があります」
石井 藍(7日・9日)「冷徹な人柄です。舞台上では優しさや情の部分は一切でてきません。人間の持つ闇の部分をそれぞれがどのように表現するか見てほしいです。対照的に音楽はとても美しいのです!」
<修練女長>
郷家暁子(7日・9日)「いたぶる側の修道院長と修道女長、そしていたぶられる側の修道女たちの間の立場の、正に中間管理職といった感じの役所です。上の顔色を伺いつつも、自分は良い人でありたいという葛藤の垣間見える、なかなか人間味あふれる、そして現代にも「いるいる!」という感じの人物だと思って演じています」
谷口睦美(6日・8日)「今回の演出設定では、修練女長は、恐怖を用いて管理する側にいるけど、つい「いい人」が出てしまうという、しかしそのことで余計に自分自身が孤独になってしまいます。演じるという意味では、完全に悪役な方が楽ですよ。ほぼ黙役ですが、頑張ります」
<ジェノヴィエッファ>
新垣有希子(6日・8日)「なんらかの罪を背負って修道院に収容されたほかの女性たちと違い、ジェノヴィエッファはもともと子沢山の貧しい羊飼いに生まれで、立派に子供を成長させるために親が修道院に娘をあずけたのでしょう。影がなく天真爛漫。陽の光の美しさに感動してしまうとても純粋な修道女です。どんよりとした、修道院のオペラの中で唯一明るいキャラクターです」
舟橋千尋(7日・9日)「前のシーンの空気をガラリと変えるように歌い始める事が多いので、そこにご注目ください。明るく人想いの優しい子で、神への信仰心も人一倍強く持っています。ですが、今回の演出では、本来のジェノヴィエッファ像を全く違った形で表現しています」
新垣 「今回の演出では、修道院が女性刑務所、もしくは隔離病棟のような設定です。そのなかジェノヴィエッファは苛酷な環境に耐えられず精神を病み、それゆえの明るさを表現するように、と指示されています。なかなか難しい演技を要求されていますが、彼女の持つほんらいの明るさを表現できれば本望です」
<修練女オスミーナ>
高品綾野(7日・9日)「修練女であるオスミーナは、まだ修道院という場所に来て日も浅い新人という役柄ではあるものの、気の強い性格のため、修道女たちの中で唯一、反抗心をむき出しにしています。周りの状況を把握しながら、勇気を持って行動を取ろうとする人物のように思います」
全 詠玉(6日・8日)「オスミーナは日々起こる理不尽な暴力や恫喝に怯えながら過ごしている女性たちの中で唯一、葛藤し怒り、反発する正義感の強いキャラクターです。劇中では、自殺や暴力など痛々しいシーンが繰り広げられていますが、音楽がそこに救いの手を差し伸べてくれる瞬間が幾度もあり、行き場のない苦しみから解放されるような気持ちになります」
<労働修道女I/ドルチーナ>
栄 千賀(6日・8日)「本来は別の役ですが、今回の演出では同一人物として演じます。ドルチーナは、オペラの冒頭、ミサに遅刻をしたことを厳しく罰せられます」
高橋希絵(7日・9日)「修道院という過酷な環境に身を置く彼女は次第に精神的、肉体的に病んでいき、食べ物に異常なまでの執着心を抱くようになります」
「彼女は常に口の中に食べ物を入れています。食べ物がない時には指を口に入れたりして、精神を安定させています。ですが、ドルチーナが歌うところで音楽がガラッと変わります。悲劇的なオペラの中で楽しい一瞬です」
<労働修道女II>
成田伊美(6日・8日)「今回の演出の中で、「泣く女」という名前をもらいました。普通の女性が何か追い詰められ、彼女は泣くことに逃れることで生きていられるというのです」
中川香里(7日・9日)「ミサに遅れてしまう修道女の一人で、テキスト上、“祈り”以外はほとんど言葉を発しません。自らの心を閉ざし自分を守っているようにも思えます」
<看護係修道女>
池端 歩(6日・8日)「看護係修道女は、仲間が蜂に刺されてしまった!とアンジェリカに助けを求めに来ます。出番は短いですが、アンジェリカが薬草の知識に通じていて、他の修道女からも頼りにされていることがわかる、重要なシーンです」
福間章子(7日・9日)「日々繰り返しの院内生活の中にも、アンジェリカの閉ざされた心を震わせる「きっかけ」がたくさん散らばっています。その中でも看護係修道女のシーンは、アンジェリカの悲しみと優しさを感じていただける場面かと思います。怪我人に対して親身で、身振り手振りで状況を報せるあたり情に熱い人物なのかなぁと思い演じています」
<托鉢係修道女I>
小松崎 綾(6日・8日)「托鉢係修道女は、その名の通り托鉢をして日々の恵みを受ける役割の修道女です」
鈴木麻里子(7日・9日)「食べ物を集めてきてご飯を皆に提供する役。オペラの中で唯一明るいモチーフを運んで来る役です。私(托鉢修道女)の何気ない一言からアンジェリカが興奮し、話が急転回します!」
小松崎 「托鉢から戻った際に豪華な馬車が停まっているのを修道院の前で見かけます。それを“私、さっき見かけたんだけどさ!”と、すぐに皆に話す彼女は、少し野次馬的なところがあるように感じます。修道女であると同時に、一人の“ウワサ好き女子”としての人間味を出したいと思っています。そして、この場面、アンジェリカに訪れる悲しい運命を予感させるかのように、この作品に於いてとても重要なメロディーが初めて登場します。アンジェリカのアリアや、間奏曲(何度聴いても毎回涙が溢れます…)にも主題として登場するメロディーなので、大切に演奏するように心がけています」
<托鉢係修道女II>
梶田真未(6日・8日)「修道女たちに食べ物を供給する係の托鉢修道女を演じます。よく見る演出では、コミカルで、その場に新しく風を吹き込むように登場することが多いと思いますが、今回の演出では感情や個々の自由がかなり抑制されています。そのため、殺伐とした、感情を持たないような印象を受けるかもしれません。心の奥では個々に気を遣える、優しい心を持った人物であると考えておりますので、それが少しでも伝わるように演じられたらと思っております」
小出理恵(7日・9日)「托鉢修道女は、決して配膳係だけではなく、本来の修道院の機能を体現する特徴を持っています。原点での役目は説法や慈善活動をして回り、布教とお布施を尼僧院に持ち帰る「食」に関する労働を担っています。逆に院内での階層はそこまで高くなく、本来托鉢は聖フランチェスコ以来の亜流(個人説法の禁止)であり、階層外として扱われることもあります。(貴族出身の人はまず配属されないでしょう)。その様な他の修道女全員の日常の「食」は、寄付や信仰、見えない人達の善意によって支えられ、その生命線全てを支えるためには、現実的にかなりの量を持ち帰る責任があります。それ故、修道院外の人とも普段から多く接し、人間味の温かさやありがたさを体で理解している分、人の基本の生命力と生きることに対しての 感謝があり、ポジティブで逞しい部分があります。日々の労働の中で小さく喜ぶ配膳時の皆の反応が、自分も何らかの罪を持つ托鉢修道女の希望となっています(だからつい目こぼしてしまい更に小さな罪を重ねる、人間的な甘さと矛盾があります)。「食べる事:飲む事」は〈三部作〉全篇通じて今回の演出の大きな位置を占め、感謝、医療、救いや希望、罪、忘却、逃げ場を表してします。贅沢ではなくても、食への感謝がある『修道女アンジェリカ』のこの場面は、同時に喜劇『ジャンニ・スキッキ』にも向かう、どんな悲劇にも負けない、つかの間の明るさや笑いを担っていて、肯定的で逞しく、その反応には今のそれぞれの人間の個性が現れます。そして、見ている方にも身近の五感の記憶で安堵を思い出させます。〈三部作〉のちょうど真ん中あたりに位置し、アンジェリカ本人の更なる悲劇への転換点も重ねて示し、その闇色への落差を際立たせます。しかし、明るさを消さない人間の強さが最後まで奇跡を呼ぶ導線になるのです」

 
―― 最後に、共演者の誰しもが口を揃えて「涙が出る」という、主人公アンジェリカのアリア「母もなしに」について。

文屋 「母を知らない息子と、息子を抱いてやれなかった母の悲劇のメロディは、切ない和音で始まります。息子の死という最大の悲しみを乗り越えた母の愛は、アリア後半で天国にいる息子に向けて輝きを持って放たれます。悲しみだけではない、母の深い愛が音楽の中に溶け込んでいます」
 
 
▼プッチーニ〈三部作〉公演情報ページはこちら
2018年9月公演 G.プッチーニ〈三部作〉 外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ - 東京二期会オペラ劇場

 2018年9月6日(木)18:30、7日(金)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
 指揮:ベルトラン・ド・ビリー、演出:ダミアーノ・ミキエレット、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
 合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

●お問合せ・チケットのご予約は
 二期会チケットセンター 03-3796-1831
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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期待の若手歌手による「アルテリーベ・フレッシュコンサート」~5/21(月)は【二期会NewFace】髙品綾野&高橋広奈 やさしいうた~癒しの調べをあなたに~

期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会New Face登場回は5月21日(月)。髙品綾野と高橋広奈、二人のソプラノがフレッシュな歌声を披露します!

今回出演の二人からメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。

   *   *   *


ソプラノ 髙品綾野
――声楽の道に進むと決めたときのことを教えて下さい。

私の母も声楽科出身でしたので、幼少期からクラシック音楽を聴くことやオペラを観に行くこともあり、口だけは私も音大へ行くなんて言っていたんです。ピアノは習っていましたが、いざ音大受験を考えた時にピアノ科では…となり、中学3年生頃から声楽も習いはじめ、そこで歌うことの楽しさを感じました。昔から人見知りが激しいところがあったので、人一倍緊張しますが、それを上回る歌う喜びを知れたことが本格的に声楽を始めるきっかけになりました。

――声種やレパートリーについて教えて下さい。

私はリリコ・ソプラノで『フィガロの結婚』伯爵夫人、『椿姫』ヴィオレッタをレパートリーとしています。今後さまざまな役に挑戦してみたいと思いますが、『ラ・ボエーム』ミミを演じたいと思っています。2017年東京二期会公演のオペレッタ『こうもり』ではロザリンデ役(アンダースタディ)を勉強する機会をいただき、ロザリンデも演じたい役の一つとなりました。

――今回のコンサートのテーマやポイントをお願いします。

“やさしいうた”というテーマなのですが、月曜の夜から癒されるそんな音楽をお届けしたいという気持ちからこのような題にしました。週明けの月曜日は一番疲れが出やすいそうです…そんな日にこそ、癒しの音色をお届けしたい!と思い日本の歌、耳なじみのあるクラシック等の名曲をご用意しております。

――共演者をご紹介下さい。

今回共演させていただく高橋広奈さんは表現力豊かな歌声で、私は研修所時代から引き込まれていましたので、今回ご一緒させていただける事になりとても嬉しいです。高橋さんは明るく優しい雰囲気をお持ちの方なので“やさしいうた”にぴったりで、二人で奏でる音楽を楽しみながら、癒しの音色を皆さまにお届けしたいと思います。

   *   *   *


ソプラノ 高橋広奈
――自己紹介と、声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?

岩手県出身のソプラノです。高校生になって「ピアノをずっと習ってきたし、将来は音楽の先生かなぁ」とぼんやり考えていた時に、その為にも声楽の試験があると知って歌を習い始めました。そしたら、自分でも驚く程に楽しくて!その後、人生で初めてオペラを見る機会に恵まれたのですが、そこで受けた衝撃は物凄かったです。直感的に、私は将来この舞台に立っているだろうと感じ、この世界に飛び込みました。

――自身の声種、レパートリー、目指している役や舞台、ステージは?

声種としては、ソプラノ・リリコ・レジェーロと判断しています。生涯で取り組みたい役は、グノー作曲『ロミオとジュリエット』のジュリエット役です。大学院時代、自分の修士演奏にこの役を選んだのですが、美しい音楽に何度も心を溶かされました。全幕演奏される機会は少ないですが、必ず歌いたい役です。

――今回のプログラムについて。

今回は、“あたたかくやさしい”ソプラノの響きを楽しんで頂こうと思い、髙品さんの歌う「風を見た人」の詩が収録されている詩集『やさしいうた』からタイトルを頂きました。私は、このような雰囲気をもった曲が大好きです。幼い頃に感じた、おかあさんのあたたかさ。結婚の喜びや祝福を包み込むやさしさ。など、幸せな曲を詰め込みました。

――共演者のご紹介をお願いします。

髙品さんは研修所マスタークラスの同級生です。音楽に真摯に向き合う姿と、ちょっぴり天然なギャップを持った優しい彼女のことがみんな大好きでした♪今回のテーマも、彼女の持つあたたかい音色にぴったりだと思います。今からご一緒するのが本当に楽しみです。

   *   *   *

アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」は、ビュッフェスタイルのお料理&フリードリンクとともにお楽しみいただいております。
是非ご予約はお早めに!一同、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第194回【二期会New Face】やさしいうた ~癒しの調べをあなたに~

日時:2018年5月21日(月) 18:00開店
   第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:髙品綾野(ソプラノ)、高橋広奈(ソプラノ)、髙田恵子(ピアノ)
演奏予定曲:
 木下牧子 「風をみたひと」
 木下牧子 「おんがく」
 ベッリーニ 歌劇『夢遊病の娘』より 「私にとって晴れやかな日」
 モーツァルト 歌劇『フィガロの結婚』より 「そよ風に寄せるうた」
                       ほか

さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!

▼ご予約・アクセスはこちら
アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
 
 

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Hakuju Hall「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」~今シーズンのラストは1月25日(木)開催!

今春、二期会オペラ研修所マスタークラスを優秀な成績で修了した、若き歌手の声を聴くシリーズ Hakuju Hall「二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ」。
今年度シリーズのラストがまもなく1月25日(木)に開催されます。そのラストを飾りますのは、ソプラノ髙品綾野とメゾソプラノ中川香里の二人。ピアノは木下志寿子がつとめます。
このたび髙品、中川よりコンサートに向けてメッセージが届きましたので、ご紹介いたします。
 

■髙品綾野(たかしな あやの)
新春を迎え、この度のDiva Divoへ出演させていただけますこと大変嬉しく思います。
研修所を修了し、オペラ歌手としてのスタートラインにやっと立つことが出来ました。人の生き死にを描くオペラだからこそ困難がたくさんあるものだと再確認し、底知れない魅力を体感しながら、私らしい音楽をお届けできるよう精一杯演奏いたします。
ソプラノとメゾ、それぞれの音楽を楽しんでいただくために、聴きごたえたっぷりのプログラムとなっています。
ぜひ!私たちの歌声を会場に聴きにいらしてください。
 
■中川香里(なかがわ かおり)
メゾソプラノの中川香里です。毎年ハクジュホールで行われ、今年で5年目となるDIVADIVOモーニングコンサート。このような素晴らしい場で演奏出来る機会を頂く事が出来、大変光栄に思います。また、ソプラノの髙品綾野さんとは昨年11月の二期会本公演『こうもり』にて、役は違えどアンダースタディとして稽古場を共にしておりました。舞台上で共演するのは今回が初めてになります!女性同士の二重唱はあまり数は多くないのですが、色々案を出し合い、私達二人が背伸びをせず魅力を伝えられるであろう曲を選びました。
11:00開演と少し早いコンサートになりますが、皆様のランチの会話に少しでも花を添えられるよう(笑)精一杯歌わせて頂きます!

      *     *     *

昨年11月の東京二期会オペラ劇場『こうもり』ではそれぞれロザリンデ役・オルロフスキー役のアンダースタディとして、稽古から本番までの長い時間を共にし、研鑽を積んで参りました。
フランス語・日本語・ドイツ語・イタリア語とバラエティに富んだプログラムをぜひお楽しみ下さい。


左から木下、中川、髙品

■■■ 公演情報 ■■■
二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ <第15回>
二期会新星トップ6名による、ときめきのデビューコンサート!

日時:2018年1月25日(木) 11:00開演(10:30開場) ※休憩なし約1時間
会場:Hakuju Hall (ハクジュホール)
料金:全席自由 500円(税込)
出演:髙品綾野(ソプラノ)、中川香里(メゾソプラノ)、木下志寿子(ピアノ)
予定プログラム:
・ドリーブ:歌劇『ラクメ』より “マリカよ、いらっしゃい~ジャスミンが咲くドームへ”(花の二重唱)〔髙品&中川〕
・朝岡真木子:花のなみだ(西岡光秋 詩)〔髙品〕
・マーラー:ハンスとグレーテ /ぼくの歌を覗きこまないで〔中川〕
・プッチーニ:歌劇『ラ・ボエーム』より “私の名はミミ”〔髙品〕
・ロッシーニ:歌劇『チェネレントラ』より “悲しみと涙のうちに生まれて”〔中川〕
・J.シュトラウス:喜歌劇『こうもり』より “故郷の歌を聴けば”〔髙品〕
・R.シュトラウス:歌劇『ばらの騎士』より “光栄にも気高く美しき花嫁に”〔髙品&中川〕
※曲順不同 
※曲目は変更になる場合がございます。予めご了承くださいませ。

主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所
協賛:株式会社ドラジェ
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会

▼コンサート詳細ページはこちらをご覧ください
第15回 二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ - Hakuju Hall

▼ご予約・お問合せは
Hakuju Hall チケットセンター 03-5478-8700
 10:00~18:00(火~土/祝日・休館日を除く)
 
 

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帝国ホテルの開業記念ディナーで『こうもり』を歌う!~11/2(木)帝国ホテル開業記念 ラ ブラスリー・スペシャルガラディナー

深まる秋こそ、劇場の都、日比谷が愉しい!――
11月の日生劇場はオペラ月間。NISSAY OPERA 2017主催『ルサルカ』(11/9・11・12)につづいて、われらが東京二期会オペラ劇場公演オペレッタ『こうもり』(11/22~26)を上演します。

その日生劇場のお向かいにある帝国ホテルでは、ただいま、直営フランス料理店「ラ ブラスリー」にて日生劇場タイアップ特別メニューが展開されています。
とりわけ11月2日(木)は、帝国ホテル開業記念の前夜祭として(1890年11月3日開業)、ディナーの前に二期会歌手によるオペラの生演奏がお楽しみいただけます!出演するのは、なんと『こうもり』公演監督のバリトン加賀清孝と、成長著しい若手ソプラノ高品綾野。ピアノは梅田麻衣子が務めます。

オペラ発祥の地フィレンツェの郷土料理クロスティーニや、フィガロ、カルメンなどを輩出したオペラの舞台の名産地セビリアにちなんだ前菜などオペラ特別メニューにふさわしい歌のプログラムをご用意します。


ソプラノ
高品綾野

バリトン
加賀清孝

ピアノ
梅田麻衣子

■■■ イベント情報 ■■■
帝国ホテル開業記念 ラ ブラスリー スペシャルガラディナー 【40名様限定・要予約】
日時:2017年11月2日(木)
   18:00~ 受付開始/18:30~19:00 オペラ/19:00~ お食事
会場:帝国ホテルタワー地下1階 トラディショナルダイニング「ラ ブラスリー」
料金:22,000円 ※コース料理・お飲物付。サービス料・消費税込
出演:高品綾野(ソプラノ)、加賀清孝(バリトン)、梅田麻衣子(ピアノ)

▼イベント詳細・ご予約・お問合せはこちらから
日生劇場タイアップ オペラメニュー [ラ ブラスリー] - 帝国ホテル 東京

11月の「プレミアム・フライデー」にあたる24日(金)に開催する『こうもり』公演は、17時開演でチケットもお得な「プレミアム・フライデー・スペシャル料金」でご提供しています。あわせて、帝国ホテルでもインペリアルラウンジ アクアやパークサイドダイナーなどで同日15時から各種特別プランがスタート。ご鑑賞前のひとときもプレミアムにお過ごしになられてみてはいかがでしょうか?

▼帝国ホテルのサイトはこちら
帝国ホテルのプレミアムフライデー - 帝国ホテル 東京
 
 
▼オペレッタ『こうもり』公演詳細ページはこちら!
ベルリン・コーミッシェ・オーパーとの提携公演 J.シュトラウスII世『こうもり』 - 東京二期会オペラ劇場
 2017年11月22日(水)・23日(木・祝)・24日(金)・25日(土)・26日(日) 日生劇場

▼オペレッタ『こうもり』のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
 (月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)
 
 

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二期会『こうもり』ファルケ役でデビューを飾るバリトン小林啓倫がラリアンス・オペラ・コレクションwith二期会vol.15(9/12(火)開催)に!

フランス料理と二期会オペラがコラボするディナーを隔月で展開している神楽坂「ラリアンス」。今月、9月12日(火)には15回目を迎える「ラリアンス・オペラ・コレクション」が開催されます。
今回出演するのは、11月公演オペレッタ『こうもり』にファルケ役でデビューを予定しているバリトン小林啓倫(こばやし ひろみち)と、期待のソプラノ髙品綾野(たかしな あやの)。ピアノは梅田麻衣子。



小林は、二期会オペラ研修所、新国立劇場オペラ研修所を経て、昨年二期会に入会しました。豊かに響きわたる声をもち、小さな音符まで細やかに歌いきる逸材。音楽一家に生まれ、ヴァイオリン、ギター、ピアノ、そしてチューバとさまざま楽器とともに自身の音楽を育んできた小林が「歌」を志したのは、国立音楽大学「3年生」のときのこと(『二期会通信』VOL.310より)だそうです。ふだんは動きも話しぶりもおだやかな小林ですが、「性格的にも楽しい雰囲気の役の方がやりやすい。普段は静かにしていますが、舞台に立つと自分にはない性格になれる。気持ちいですね」と語っています。
ファルケ役のダブルは、同役が当たり役のバリトン宮本益光。11月はぜひ二人の競演にもご注目ください。

髙品は、今春二期会オペラ研修所を成績優秀で修了し、二期会に入会した注目のルーキー。11月公演『こうもり』にはロザリンデ役のアンダースタディーとしてプロダクションに参加しています。また、オペラ・コレクションに先んじて、7日(木)には「二期会新進声楽家の夕べ」に出演し、マスネ『マノン』のアリア「わたしが女王のように街を歩くと」を披露します!

オペラ・コレクションでは、フレンチのスタイルに和食を採り入れたラリアンス独自のフルコースにちなみ、日本歌曲から歌のコースもスタート。第2部では本公演さながらのオペレッタの歌唱をお愉しみいただきます。五感すべてを満喫する「オペ・コレ」にどうぞお越しください。

■■■ イベント情報 ■■■
《第15回 ラリアンス・オペラ・コレクション with 二期会》
オペラの夢はシャンパンの泡のように

日時:2017年9月12日(火) 18:00開店
   第1ステージ 19:30~/第2ステージ 20:30~
   (各20分程度の予定)
    ※ご予約はお好きな時間で承ります
会場:神楽坂「ラリアンス」 
   東京都新宿区神楽坂2-11 TEL03-3269-0007
   (「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
コースと料金:(ステージ・サービス料・税込)
   ・ムニュ"神楽"コース 8,500円~
   ・シェフ"大堀"コース 13,500円~
   ※ミュージックチャージ等の特別料金は一切かかりません
出演:髙品綾野(ソプラノ)、小林啓倫(バリトン)、梅田麻衣子(ピアノ)
予定プログラム:
   <第1部>
   ・小林秀雄「落葉松」
   ・山田耕筰「この道」
   ・アルディッティ「口づけ」
   ・R.シュトラウス「献呈」
   <第2部>
   ・レハール『メリー・ウィドー』より
      「おお、祖国よ~マキシムに行こう!」
   ・J.シュトラウスII世『こうもり』より
      「時計の二重唱」
      「故郷の歌を聴けば(チャールダーシュ)」
      「乾杯の歌」

▼イベント詳細・ご予約・お問合せはこちらから
第15回ラリアンス・オペラ・コレクションwith二期会|イベント・限定メニュ・お得情報 - 神楽坂ラリアンス

▼小林の出演日は11月23日(木・祝)と25日(土)《チケット絶賛発売中!》
ベルリン・コーミッシェ・オーパーとの提携公演 J.シュトラウスII世『こうもり』 - 東京二期会オペラ劇場
 2017年11月22日(水)・23日(木・祝)・24日(金)・25日(土)・26日(日) 日生劇場

▼髙品綾野をはじめ、総勢20名の新進二期会アーティストが出演!
二期会新進声楽家の夕べ|コンサートラインアップ - 東京二期会
 2017年9月7日(木)18:30開演 東京文化会館 小ホール

▼『こうもり』&「二期会新進声楽家の夕べ」のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
 (月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)
 

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新人歌手が一堂に!9/7(木)「二期会新進声楽家の夕べ」演奏曲発表

明日のスター、ここに羽ばたく「二期会新進声楽家の夕べ」。
今春、二期会オペラ研修所を優秀な成績で修了した期待の新入会員20名が一堂に会し、二期会入会後お披露目となるデビューコンサート。
出演者達の最終のピアノ合わせが日々行われています。

☆出演者メッセージ より

市川浩平 (いちかわ こうへい) テノール

今後巡り合う役は真摯に積極的かつ慎重に取り組んでいきたいです。『ドン・ジョヴァンニ』のオッターヴィオ、『愛の妙薬』のネモリーノは私の声と性格にドンピシャで、いつかアタリ役と言われるようになりたいですね。『愛の妙薬』の重唱を歌えるのは本当に幸せです。
郷家暁子 (ごうけ あきこ) メゾソプラノ

元々は、宝塚を目指していました。とにかく歌うこと、演じることが大好きです。地に近い(!?)妖艶な役から、妖精、男前まで何でも魅せます。オペラを身近に感じ、また観たい・聴きたいと思って頂けるような、観客を魅了するオペラ歌手になりたいと思っています。

      *     *     *

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チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所 第60期修了生・成績優秀者による
二期会新進声楽家の夕べ

日時:2017年9月7日(木) 18:30開演(18:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール(JR上野駅公園口より徒歩1分)
料金:全席自由 3,000円

出演者と予定プログラム:
<第1部>
村山 舞 ソプラノ    グノー 『ロメオとジュリエット』より “私は夢に生きたい”
菊地琴絵 ソプラノ    プッチーニ 『ラ・ボエーム』より “私の名はミミ”
髙橋広奈 ソプラノ    ドニゼッティ 『連隊の娘』より “フランスに栄光あれ”
島内菜々子 ソプラノ   ダルゴムイシスキー 『ルサルカ』より “私は水に身を投じたとき以来”
阿部祥子 ソプラノ    マスネ 『マノン』より “わたしはまだぼんやりとして”
中野瑠璃子 ソプラノ   モーツァルト 『魔笛』より “若者よ、恐れるな”
吉田桃子 ソプラノ    ヴェルディ 『リゴレット』より “慕わしい人の名は”
田浦彩夏 ソプラノ    グノー 『ロメオとジュリエット』より “愛よ、私の勇気を奮い立たせて”
相山潤平 テノール    ヴェルディ 『仮面舞踏会』より “永久に君を失えば”
寺西一真 バリトン    モーツァルト 『ドン・ジョヴァンニ』より “カタログの歌”
市川浩平 テノール・的場正剛 バリトン
       ドニゼッティ『愛の妙薬』より ネモリーノとベルコーレ“女って本当におかしな動物だ”
<第2部>
郷家暁子 メゾソプラノ・髙品綾野 ソプラノ
       R.シュトラウス 『ばらの騎士』より オクタヴィアンとゾフィー“ばらの献呈”
矢野敦子 ソプラノ    ワーグナー 『神々の黄昏』より “ブリュンヒルデの自己犠牲”
内田稚菜 ソプラノ    プッチーニ 『蝶々夫人』より “ある晴れた日に”
吉田愼知子 ソプラノ   ドニゼッティ 『ロベルト・デヴリュー』より
          “公爵夫人、熱心な嘆願を~彼の愛が私を幸せにした”
花房英里子 メゾソプラノ ビゼー 『カルメン』より “セギディーリャ”
中川香里 メゾソプラノ  チャイコフスキー 『オルレアンの少女』より “さあ、時はきた!”
髙品綾野 ソプラノ    マスネ 『マノン』より “わたしが女王のように街を歩くと”
斉藤真歩 ソプラノ    グノー 『ファウスト』より “宝石の歌”
的場正剛 バリトン    ドニゼッティ 『ラ・ファヴォリータ』より “来たれ、レオノーラ”
郷家暁子 メゾソプラノ  R.シュトラウス 『ナクソス島のアリアドネ』より “先生、お許しください”
市川浩平 テノール    ドニゼッティ 『ケニルワース城のエリザベッタ』より
          “なんという声…あぁ、私は純真な花嫁を見る”

▼ご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
 (月~金10:00~18:00/土10:00~15:00/日・祝 休)

▼公演情報ページはこちら
二期会新進声楽家の夕べ|コンサートラインアップ - 東京二期会
 
 
◆新進声楽家のメディア掲載情報◆
▼「ハンナ」9月号“声楽家たちはいま”に市川浩平の記事が掲載されました
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Hakuju Hall「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」 2017年度出演者発表!

Hakuju Hall主催の、若手歌手によるコンサートシリーズ「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」。
これまでの出演者たちは、その後、東京二期会のオペラ本公演をはじめ、活躍の場を次々に広げています。
5年目を迎えた本年度は、この春、二期会オペラ研修所第60期マスタークラスを修了した、新進気鋭の6名が出演いたします。
本年度の特色は、ソプラノ、メゾソプラノ、テノール、バリトンと、出演者の声種が豊富なところ。それぞれが得意とするオペラアリアや歌曲はもちろん、様々な表情のアンサンブルをお楽しみいただけます。
チケットは5月13日(土)よりHakuju Hallチケットセンターで発売。
現在、各回ともプログラムを準備中です。どうぞご期待ください!
■■■ 公演情報 ■■■
二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ
二期会新星トップ6名による、ときめきのデビューコンサート!

会場:Hakuju Hall(白寿ホール)
    ・小田急線 代々木八幡駅 南口 もしくは
    ・千代田線 代々木公園駅 1番出口 より徒歩5分
料金:各回とも 全席自由 500円(税込)

各回の日時と出演者:
[第13回]
2017年9月21日(木) 11:00開演(10:30開場)
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ソプラノ
斉藤真歩
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テノール
市川浩平
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ピアノ
石野真穂
[第14回]
2017年11月16日(木) 11:00開演(10:30開場)
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メゾソプラノ
郷家暁子
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バリトン
的場正剛
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ピアノ
荻原萌子
[第15回]
2018年1月25日(木) 11:00開演 (10:30開場)
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ソプラノ
髙品綾野
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メゾソプラノ
中川香里
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ピアノ
木下志寿子

主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所  協賛:株式会社ドラジェ
協力:二期会オペラ研修所  後援:公益財団法人東京二期会
チケット一般発売日:2017年5月13日(土)
▼ご予約・お問合せはこちら
Hakuju Hallチケットセンター 03-5478-8700
 火~土 10:00~18:00(※祝日・休館日を除く)
▼予定プログラム等の公演詳細は決まり次第、主催者ウェブサイトに掲載されます
Hakuju Hall (白寿ホール)

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