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明日9/6(木) 東京二期会オペラ劇場 プッチーニ〈三部作〉開幕!公演当日のご案内

いよいよ明日9月6日(木)から9日(日)まで新国立劇場オペラパレスにて、東京二期会オペラ劇場G.プッチーニ作曲〈三部作〉~『外套』『修道女アンジェリカ』『ジャンニ・スキッキ』オペラ各1幕を上演します。

プッチーニ〈三部作〉は今年、NYメトロポリタン歌劇場(MET)での初演からちょうど100年。指揮はそのMETでも11月に〈三部作〉を指揮するベルトラン・ド・ビリーが二期会オペラに初登場!
演出は、2014年の『イドメネオ』につづいて二期会再登場となるダミアーノ・ミキエレット。ウィーン、コペンハーゲン、ローマで絶賛を浴びた本プロダクションは、同じ歌手が作品をこえて別役を一人で演じることで、3つの物語が絶妙に関連付けられ、大きなテーマを抱いたひとつの物語として描き出されていきます!
また、二期会、新国立劇場、藤原歌劇団合同の合唱が編成されるなど国内3団体が手を組んでお贈りする公演。どうぞご期待ください!

▼指揮 ベルトラン・ド・ビリーより、公演直前、日本の音楽ファンにむけたメッセージをご覧ください!


それでは、4日間の公演当日のご案内を致します。 【9/5(水)19:30掲載】

《デンマーク王立歌劇場とアン・デア・ウィーン劇場との提携公演》
東京二期会オペラ劇場 2018年9月公演
G.プッチーニ作曲〈三部作〉~『外套』『修道女アンジェリカ』『ジャンニ・スキッキ』 オペラ各1幕
<日本語字幕付原語(イタリア語)上演>
指揮:ベルトラン・ド・ビリー/演出:ダミアーノ・ミキエレット
当日券と公演タイムテーブルのご案内
9月6日
(木)
9月7日
(金)
9月8日
(土)
9月9日
(日)
当日券
S|A|B|C
S少|A少|B|C
S|A|B|C少
S|A|B|C少
当日券販売
/窓口受付
17:15~
13:00~
13:00~
13:00~
開場
17:45(※1)
13:30
13:30
13:30
開演
18:30
14:00
14:00
14:00
外套/修道女アンジェリカ
約105分
休憩30分
予定時刻
20:15~20:45
15:45~16:15
15:45~16:15
15:45~16:15
ジャンニ・スキッキ
約50分
終演予定
21:35
17:05
17:05
17:05
新国立劇場
=アクセス=
<鉄道>
京王新線(都営地下鉄新宿線直通)=「初台駅」中央口(新国立劇場口)直結

お車・バスなどでご来場のお客様は新国立劇場ウェブサイトをご覧ください
>>アクセス - 新国立劇場

◆上記、販売予定当日券は5日18:00現在の情報です。以降の販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆学生席(前売のみ)は全日程ご用意がございます。ご予約は公演の「前営業日まで」に二期会チケットセンターへお電話にてお申し込みください。
◆公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行によりずれる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
(※1)ジャパン・プレミエとなる9月6日(木)公演に、ミキエレット本人が、開演前の幕前でプレ・トークを開催します!
 ・日時:2018年9月6日(木)本公演開演前(18:00開始予定)
 ・会場:新国立劇場オペラパレス 客席内
 ・料金:プレ・トーク自体は無料ですが、9月6日公演の入場券が必要です
 ・出演:ダミアーノ・ミキエレット(演出家)
※プレ・トーク開催のため、当日のみ開演45分前(17:45)の開場に変更となります。
※プレ・トークには自席でのご参加をお願いいたします。

 
▼プッチーニ〈三部作〉公演情報ページはこちら
2018年9月公演 G.プッチーニ〈三部作〉 外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ - 東京二期会オペラ劇場

 2018年9月6日(木)18:30、7日(金)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
 指揮:ベルトラン・ド・ビリー、演出:ダミアーノ・ミキエレット、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
 合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

Gettii 《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ)】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけます(*)ので、余裕をもってお越しいただけます!是非ご利用ください!!
24時間受付、予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(*…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)

新国立劇場オペラパレスで皆様のご来場をお待ちしております!
 
 

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9月プッチーニ〈三部作〉:キャストから登場人物紹介『ジャンニ・スキッキ』編~ドナーティ家の遺族たちを「攻略」すると、面白さは100倍に!

プッチーニが生涯最後に書き下ろしたオペラが、中世のフィレンツェを舞台にした喜劇『ジャンニ・スキッキ』です(『トゥーランドット』は絶筆作)。大富豪ドナーティ一族によるドタバタの遺産相続紛争を、成金ジャンニ・スキッキが狡猾な知恵で蹴散らし、家柄をこえて愛しあった若いラウレッタとリヌッチョが結ばれます。
1幕もののわりに登場人物の多いオペラですが、それぞれの思惑を持ち合わせた遺族たちの個性が見えてくると、面白さは倍増どころか100倍に!
それでは各キャストからのメッセージをどうぞ。

<ジャンニ・スキッキ>
今井俊輔(7日・9日)「ジャンニ・スキッキは、フィレンツェの知恵者で、ラウレッタの父親です。頭の回転が早く、カリスマ性もあります。また、成り上がり者でもあるので、大富豪のブオーゾ・ドナーティ一族からは嫌われています。娘のラウレッタを溺愛していて、娘のためならどんなことでもしてしまうのではないか、という子煩悩の親父です」
上江隼人(6日・8日)「イタリアのお父さんのイメージと重なりますね(笑) ジャンニ・スキッキのキャラクターは、ダンテの「神曲」地獄編に出てきます。他人の遺言書を書き換えて財産を自分のものにしたことで地獄に落ちた、と書かれています。
この地獄落ちのキャラクターをプッチーニは最後の天国の音楽の中に登場させます。プッチーニの集大成、〈三部作〉、是非、聴きに来て下さい」
<ラウレッタ>
新垣有希子(6日・8日)「ラウレッタはジャンニ・スキッキの愛娘。とても大切に育てられましたことはオペラの中でもよくわかります。敵対しているドナーティ家との確執も、娘の幸せ(ドナーティ家の若者リヌッチョとの結婚を認める)のために覆してしまうのですから。
有名なアリア「私のお父さん」の他、親戚たちの人間的なやりとりや駆け引きが音楽でうまく描かれている所がものすごく好きです。お稽古場でもいつも笑わせてもらっています!お楽しみに!」
舟橋千尋(7日・9日)「ラウレッタを演じます。父譲りなのか、周りの状況をみて瞬時に対応出来る、賢い女性です。今回の演出では、ラウレッタの置かれている状況が、一風変わったものになっていますので、そこにもご注目ください」
<リヌッチョ>
前川健生(7日・9日)「リヌッチョはフィレンツェの大富豪ブオーゾの甥っ子で、またジャンニ・スキッキの娘ラウレッタと恋仲でもあります。リヌッチョ自身もブオーゾの遺産は必要としているのですが、彼の場合、ラウレッタと結婚するためにお金がほしいのです」
新海康仁(6日・8日)「彼も他の親戚と同じくブオーゾ・ドナーティの血筋を引く人。したたかな面も持ち合わせていると思っています。彼のアリアは、歌詞のなかにフィレンツェの有名な場所、人が出てきて、音楽も耳に残る、まるで町のPRソングです。そして、ジャンニ・スキッキとラウレッタが登場して若い二人が引き裂かれそうになるアンサンブルも聴きどころです」
前川 「ドナーティ家が全員歌っているときにリヌッチョだけが歌ってないことが多く、足並みが揃っていないことが多いです。このオペラは全編を通してコミカルなものですが、リヌッチョが歌うと突然メロドラマっぽくなるシーンがいくつかあり、彼だけちょっと空気が読めていない(?)ところがあり、まさに私にピッタリの役です(笑)
また、思ったことはバシッという正義感に溢れている人物で、快活としたところがとても魅力的です」
<ツィータ>
与田朝子(7日・9日)「大金持ちブオーゾのいとこの役です。ブオーゾの遺産をめぐって親戚たちが欲望をぶつけあいます」
中島郁子(6日・8日)「ツィータは、亡くなったブオーゾ・ドナーティの従妹で、リヌッチョの伯母。60歳の独身女性。彼女は、とにかくジャンニ・スキッキの事が大嫌い!リヌッチョとラウレッタの結婚には大反対です。そんな彼女ですが、ブオーゾの遺言書の書き換えをうまくやってくれそうなスキッキに、親族達と共に全てを託すことを決めます。
ジャンニ・スキッキが現れた場面でのツィータの怒る様(四重唱)、その後、スキッキに遺産をたくさん分けてもらえるようにと彼に取り入り、彼を褒め称える様(三重唱)など、音楽の聴きどころ、観どころもたくさんあります」
<ゲラルド>
児玉和弘(6日・8日)「ドナーティ家の一人で他の親族同様に自分のことばかりを考えています。ゲラルドは親戚一同によるアンサンブルとしてドナーティ家のバラバラさであったり纏まりであったりが多く、聴きどころのひとつになっています」
新津耕平(7日・9日)「大富豪ブオーゾの甥です。妻がネッラ、息子がゲラルディーノです。他の親族と同じく遺産を狙っています。妻の尻に敷かれています。素直で秘密は隠せません」
<ネッラ>
小松崎 綾(6日・8日)「ネッラは、ゲラルドの妻です。7歳になる息子ゲラルディーノがいますが、欲深く、息子の動向よりもブオーゾの遺産が気になって仕方がありません。一番聴いて頂きたいのは、物語後半に女性3人でジャンニ・スキッキをブオーゾに変装させるシーンで歌われる三重唱です。
“少しでも多く遺産を手に入れよう”という皆の下衆な思惑と、プッチーニらしい美しいメロディーとのギャップが面白いです」
鈴木麻里子(7日・9日)「最初は、他の親族に圧倒され気遅れしていますが、次第により多くの遺産を手にするために大胆になっていきます。ブオーゾの遺産を賭けて、ジャンニ・スキッキに対抗する親族一同のチームワークが見どころです!」
<ベット>
大川 博(6日・8日)「ベットはブオーゾの義兄弟で、貧しく、汚い格好、年齢不詳となっています。何とも怪しさが漂う役だと思います。多額の遺産が修道院に寄付されるという噂を聞きつけ、遺産を巡るドタバタ劇に発展させる、ちょっとしたキーマンでもあります」
原田 圭(7日・9日)「謎多きベットですが、僕はどこか憎めない、面白い人物だと思っています。亡くなったブオーゾの義理の弟ということになっていますが、この人、実は何者かわかりません。もっと言えば親族であるかどうかも疑わしいし、年齢も不詳、まさに謎だらけの人物です」
<シモーネ>亡くなったブオーゾの従兄弟。
清水那由太(6日・8日)「強欲な一族の最年長で、今回は体にもガタがきています。
そう目立つ類の役ではないのですが、要所要所の一族を代表した主張などが皆様の印象残ればと思います」
北川辰彦(7日・9日)「シモーネはおじいちゃん。13世紀末(日本だと鎌倉時代)に70歳まで生きるというのはなかなかの長寿ですね。フィレンツェの郊外の小さな市の市長までしたけど、今は皆に敬われてるのか、厭われてるのか・・・・・・長生きするしぶとさも、市長になる知恵も、力もあったのに、老いたということがどれだけ影響を及ぼすか」
<マルコ>
小林啓倫(7日・9日)「マルコは、シモーネの息子、45歳、バリトン、となっています。親族は皆お金に汚く、貪欲で、見栄っ張りで、互いにいがみ合っていますが、マルコは何かあればすぐに年老いた父であるシモーネに助けを求めたり、妻のチェスカが金と色気でスキッキを籠絡する時も任せっきりにしています。何でも人任せにして人のせいにするマルコ。
人間の嫌な部分を一身に背負う親戚一同、その中でもマルコは「他力本願、無責任、漠然とした不平不満を持つ人」の象徴として、精一杯嫌な人間を演じさせて頂きたいと思います」
小林大祐(6日・8日)「マルコの音楽を見てみると、親族の中で一人だけ違う音を歌ったり違う歌詞を歌ったりしていて、そういう所をうまくキャラクターにも活かしたいと思います。愛すべきマルコ、お楽しみに!」
<チェスカ>
塩崎めぐみ(6日・8日)「チェスカは、マルコの妻です。シモーネは義理の父になります。今回の演出では、チェスカはとにかく「見栄っ張り」と事あるごとに言われています。ドナーティ家の親戚一同は、皆、決して良い人間とは言い難いのですが、なぜか憎めないキャラクターばかりです。そんなチェスカを演じるのは、本当に楽しいです。皆様にも楽しんで頂けると嬉しいです!」
小林紗季子(7日・9日)「義父シモーネと夫マルコに遺産を少しでも多くもらってもらうために奮闘します。シモーネが沢山もらえたらいつかはマルコとチェスカのものになるわけですし(笑)。とても有名なこのオペラですが悲劇の2作品を観ていただいた後に笑っていただけるように頑張りたいと思います。私はフィレンツェに留学をしていたので所々にフィレンツェらしい言い回しもあるのでクスッと笑えて楽しいです。今回私は3作すべてで歌わせていただき、メゾはどうしても年上の役が多いのでチェスカは若い女性なので楽しみたいと思います」
<スピネロッチョ>
倉本晋児(6日・8日)「お医者さんの役です。プライドが高いが、間抜けで、(亡くなったはずの)ブオーゾが元気だと勘違いして、自分の腕とボローニャ大学の偉大さを誇って帰っていきます」
後藤春馬(7日・9日)「スピネロッチョはおそらく腕のない医者ですが、自信は誰よりもあります。今回はいわゆる“いつもの”とは違うスピネロッチョを楽しんでいただけると思います」
<公証人アマンティオ>
香月 健(6日・8日)「大富豪ブォーゾの遺言作成のために呼ばれた公証人。ジャンニの大ドンデン返しに、知ってか知らずか、ひと役買うことになります。
親族たちの楽しそうな(大変そうな!)アンサンブルには参加できませんが、作品の終盤に、グッチョ、ピネッリーノ等とともに新鮮な風を吹かせられたらと思っています」
岩田健志(7日・9日)「公証人アマンティオは、物語の終盤でブオーゾになりすましたジャンニ・スキッキによって嘘の遺言状を書く(本人は嘘とは気づいていない)という役割ですが、今回の演出ではちょっとなにかを察している節を感じさせるところがちらほらあります。そのほかの見所は、今回僕のかぶるカツラが妙にフィットしているので是非そちらにも注目して欲しいです(笑)」
<ピネッリーノ>
湯澤直幹(6日・8日)「終盤に登場する、ブオーゾのお抱え靴屋さんの役です。今回の演出では、喜劇を最後に盛り上げる重要なキーマンとなっています。劇中では、その昔、葬式で悲劇的要素を際立たせるために雇われていた泣きのプロ“泣き屋”的な要素を持つ人物となっています。
今回のピネリーノは、「ブオーゾさん、生前はよく靴を仕立てて差し上げましたね...」と、ブオーゾの死をとても悲劇的な”泣き”で悲しみます」
高田智士(7日・9日)「今回の“偽の”遺書作成にあたり、証人として登場します。
ピネッリーノは死んだブオーゾさんの数十年来のお抱え靴屋さんだと思っていましたが、今回少し違うようです。それに、どうやらピネッリーノもお金が大好きなようです...歌いづらい格好で登場するのですが、それは何故なのか・・・」 
<グッチョ>
寺西一真(6日・8日)「染め物屋さんのグッチョです。公証人、ピネッリーノと共に登場し物語の展開を見守る役割になります。が...」
岸本 大(7日・9日)「正直、ブオーゾとは顔馴染み程度。証人をするとお礼をもらえるので、それが目的です。ただの証人のはずが、予想外の出で立ちで現れます。一瞬しか現れませんのでお見逃しなく」

 
東京二期会オペラ劇場プッチーニ〈三部作〉は、いよいよ9月6日(木)プレミエ。
みなさまのご来場をお待ちしております!
 
 
▼プッチーニ〈三部作〉公演情報ページはこちら
2018年9月公演 G.プッチーニ〈三部作〉 外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ - 東京二期会オペラ劇場

 2018年9月6日(木)18:30、7日(金)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
 指揮:ベルトラン・ド・ビリー、演出:ダミアーノ・ミキエレット、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
 合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

●お問合せ・チケットのご予約は
 二期会チケットセンター 03-3796-1831
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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【イベント・レポート】「初めてオペラに触れる方にも」・・・8/16(木)満席のささやギャラリーでプッチーニの魅力を語りつくした1時間~イベント動画もアップしました!

オーガニック野菜料理とコーヒーで、地元のみならずカフェ通の方々にも人気のSASAYAカフェとすみだパークスタジオの協力を得て、8月16日(木)に開催した「〈二期会プレ・ソワレ〉イタリアオペラ夏の夜~東京二期会プッチーニ〈三部作〉プレ講座&ミニ・ライブ~」は、満席のギャラリーで盛り上がりました。ご来場ありがとうございました!



今回のキャストのひとりであるテノール高田正人が、軽妙な語り口で、プッチーニの生涯とイタリア文化の魅力、そして『外套』『修道女アンジェリカ』『ジャンニ・スキッキ』の見どころ、あらすじと今回の公演ならではのポイントまで、一気に語りつくした1時間(と少し)。



また、トークだけではなくプッチーニの名曲を生演奏で紹介。まずは高田本人が『トスカ』カヴァラドッシの名アリア「星は光りぬ」を披露すると、本公演ではラウレッタ役ほか3演目すべてに出演するソプラノ新垣有希子が、『トゥーランドット』よりリューのアリア「氷のような姫君を」と『ジャンニ・スキッキ』のラウレッタ「私のいとしいお父さま」を。そして、テノール菅野 敦(『外套』ルイージ役のカヴァー)が『トゥーランドット』よりカラフ「誰も寝てはならぬ」を歌い上げました。
イベントの締めくくりには、高田と新垣が『ジャンニ・スキッキ』リヌッチョとラウレッタのラストの二重唱で、ハッピーエンド。ピアノは三澤志保。



▼各メディアにも、今回のイベント・レポートが掲載されました!ご取材ありがとうございました。
プッチーニ〈三部作〉の魅力を歌とともに!―プレ講座&ミニ・ライブレポート - オペラ・エクスプレス
二期会プッチーニ三部作を百倍楽しめ!プレ講座開催 - チケットぴあ[クラシック オーケストラ]
東京二期会プッチーニ「三部作」公演に向けてプレ・イベントを開催 プレ講座&ミニ・ライブで名曲の数々に客席が酔いしれた - エンタメ特化型情報メディア スパイス

そして残念ながら、イベントにお越しいただけなかった方にも、今回は特別にイベントの様子を動画に収めております!初めてオペラに触れるという方にも興味を持っていただけるような話題を心がけました。どうぞご覧ください!

―前半です― “プッチーニのオペラについて”


―後半です― “プッチーニ〈三部作〉のことを”

 
 
▼プッチーニ〈三部作〉公演情報ページはこちら
2018年9月公演 G.プッチーニ〈三部作〉 外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ - 東京二期会オペラ劇場

 2018年9月6日(木)18:30、7日(金)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
 指揮:ベルトラン・ド・ビリー、演出:ダミアーノ・ミキエレット、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
 合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

●お問合せ・チケットのご予約は
 二期会チケットセンター 03-3796-1831
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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プッチーニ〈三部作〉9/6(木)公演プレミエ・スペシャル 演出ダミアーノ・ミキエレットのプレ・トーク開催決定!

ウィーン、コペンハーゲン、ローマで絶賛を浴びた、ダミアーノ・ミキエレット演出による今回のプッチーニ『外套』『修道女アンジェリカ』『ジャンニ・スキッキ』の〈三部作〉。
そのジャパン・プレミエとなる9月6日(木)公演に、ミキエレット本人が、これから始まる舞台について幕前でプレ・トークを行うことが決定しました!


ダミアーノ・ミキエレット
プッチーニ〈三部作〉プレミエ・スペシャル!
演出ダミアーノ・ミキエレット 「プレ・トーク」


 日時:2018年9月6日(木)本公演開演前
    (18:00開始予定/17:45開場)
 会場:新国立劇場オペラパレス 客席内

※6日(木)当日のみプレ・トーク実施のため、開演45分前の開場に変更いたします。
(7日以降の公演の開場は開演30分前です。)
※当日公演のご鑑賞者様限定の企画です。
※プレ・トークには自席でのご参加をお願いいたします。

 
今回の来日にあたって、ミキエレットがお客様に直接語りかける唯一の機会です!
ぜひ6日(木)のプレミエにお越しください!

▼公演前には、こちらのインタビュー記事もご覧下さい
ダミアーノ・ミキエレットから日本のファンに贈るメッセージ|オペラを楽しむ - 東京二期会
 
 
▼プッチーニ〈三部作〉公演情報ページはこちら
2018年9月公演 G.プッチーニ〈三部作〉 外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ - 東京二期会オペラ劇場

 2018年9月6日(木)18:30、7日(金)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
 指揮:ベルトラン・ド・ビリー、演出:ダミアーノ・ミキエレット、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
 合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

●お問合せ・チケットのご予約は
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 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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9月公演プッチーニ〈三部作〉:キャストから登場人物紹介『修道女アンジェリカ』編~重い罪を背負わされた女性たちに、プッチーニは天国のような音楽を残した

1858年、イタリア・トスカーナ州のルッカで、ジャコモ・プッチーニは教会音楽家の家系に生まれました。〈三部作〉の2作目『修道女アンジェリカ』は、作曲家幼少期の原体験、原音楽を髣髴とさせるような美しい神秘的な響きに満ち溢れています。
舞台は17世紀末の修道院。そこには様々な事情で「罪を背負わされた」女性たちが寄せられていました。今回の演出では、彼女たちの抑圧と屈折がきわめて痛切に描かれます。そのことで、プッチーニの天国からのような音楽はよりいっそう胸に迫るのです。登場する女性たちは名前すら与えられていない者もいます。しかし、その素性をつぶさにお聴きいただければ、さらにこのオペラのドラマに深く感じ入っていただけることでしょう。舞台をご覧になる前に、まずは各キャストからメッセージをどうぞ。

<アンジェリカ>
北原瑠美(6日・8日)「アンジェリカは貴族の家に生まれながら、不義の子供を産んだことから修道院に入れられ、7年もの間厳しい戒律の中で暮らしています。産んですぐに引き離された息子のことを忘れられず、いつか会うことを夢見ています」
文屋小百合(7日・9日)「抑圧された生活の中で、生き別れた息子に早く会いたいという一心で、一生懸命生きています。しかし我が子の死を知らされ、その希望は天国へと向けられていきます。慎ましやかな生活を送る繊細な歌声と、この世の希望を失ってからの激しい表現を要する難しい役に挑戦します!」
北原 「初めは自分を押し殺しているアンジェリカが息子への想いを爆発させるシーン、そして息子を亡くした悲しみを切々と歌う有名なアリア「母もなく」、修道女でありながら自死を選んでしまったことから激しい後悔に襲われるシーンなど、演劇的にも声楽的にもかなり濃密で、ソプラノとしてはやりがいを感じます」
<公爵夫人>
与田朝子(7日・9日)「今回はアンジェリカの伯母である公爵夫人の役です」
中島郁子(6日・8日)「20年前にアンジェリカの両親が他界してから彼女の後見人となり、尊貴な家柄にふさわしく彼女を厳格に育ててきました。しかし7年前、アンジェリカの犯した罪によって家名を汚されることになります」
与田 「家名を守る立場の公爵夫人がアンジェリカの妹の結婚に際して、修道院を訪れます。そこで二人の積年の思いが火花をちらす場面がみどころです」
中島 「修道院に入ってから7年、これまで誰一人としてアンジェリカに面会は訪れなかったのです。しかし、この日、アンジェリカは、伯母にわずかな愛情と期待を抱きます。伯母は、しかし、とても冷酷にあしらいます。少なからず公爵夫人自身も、自責の念にかられているのではないでしょうか。その冷酷な表情の中には、常に苦悩が垣間見えるようです」
<修道院長>
塩崎めぐみ(6日・8日)「修道院長のバデッサを演じます」
小林紗季子(7日・9日)「修道院長は唯一アンジェリカの過去を知っている人物です。アンジェリカと公爵夫人との面会を許す大事な架け橋です。今回はとても厳しい人格で作り上げているので、頑張りたいと思います」
塩崎 「歌うところは多くないのですが、修道院の長として威厳や強さを表現しなければならないので、とても難しい役です。バデッサが取り仕切っている修道院はどのようなものか、ご覧頂ければと思います」
<修道女長>
西舘 望(6日・8日)「修道女長は、修道院の中の規律を守り、ルールを破った者を厳しく罰する役目があります。神に使える厳格な人ですが、自分を厳しく律するあまりに、修道女達に対しても狭量になってしまう一面があります」
石井 藍(7日・9日)「冷徹な人柄です。舞台上では優しさや情の部分は一切でてきません。人間の持つ闇の部分をそれぞれがどのように表現するか見てほしいです。対照的に音楽はとても美しいのです!」
<修練女長>
郷家暁子(7日・9日)「いたぶる側の修道院長と修道女長、そしていたぶられる側の修道女たちの間の立場の、正に中間管理職といった感じの役所です。上の顔色を伺いつつも、自分は良い人でありたいという葛藤の垣間見える、なかなか人間味あふれる、そして現代にも「いるいる!」という感じの人物だと思って演じています」
谷口睦美(6日・8日)「今回の演出設定では、修練女長は、恐怖を用いて管理する側にいるけど、つい「いい人」が出てしまうという、しかしそのことで余計に自分自身が孤独になってしまいます。演じるという意味では、完全に悪役な方が楽ですよ。ほぼ黙役ですが、頑張ります」
<ジェノヴィエッファ>
新垣有希子(6日・8日)「なんらかの罪を背負って修道院に収容されたほかの女性たちと違い、ジェノヴィエッファはもともと子沢山の貧しい羊飼いに生まれで、立派に子供を成長させるために親が修道院に娘をあずけたのでしょう。影がなく天真爛漫。陽の光の美しさに感動してしまうとても純粋な修道女です。どんよりとした、修道院のオペラの中で唯一明るいキャラクターです」
舟橋千尋(7日・9日)「前のシーンの空気をガラリと変えるように歌い始める事が多いので、そこにご注目ください。明るく人想いの優しい子で、神への信仰心も人一倍強く持っています。ですが、今回の演出では、本来のジェノヴィエッファ像を全く違った形で表現しています」
新垣 「今回の演出では、修道院が女性刑務所、もしくは隔離病棟のような設定です。そのなかジェノヴィエッファは苛酷な環境に耐えられず精神を病み、それゆえの明るさを表現するように、と指示されています。なかなか難しい演技を要求されていますが、彼女の持つほんらいの明るさを表現できれば本望です」
<修練女オスミーナ>
高品綾野(7日・9日)「修練女であるオスミーナは、まだ修道院という場所に来て日も浅い新人という役柄ではあるものの、気の強い性格のため、修道女たちの中で唯一、反抗心をむき出しにしています。周りの状況を把握しながら、勇気を持って行動を取ろうとする人物のように思います」
全 詠玉(6日・8日)「オスミーナは日々起こる理不尽な暴力や恫喝に怯えながら過ごしている女性たちの中で唯一、葛藤し怒り、反発する正義感の強いキャラクターです。劇中では、自殺や暴力など痛々しいシーンが繰り広げられていますが、音楽がそこに救いの手を差し伸べてくれる瞬間が幾度もあり、行き場のない苦しみから解放されるような気持ちになります」
<労働修道女I/ドルチーナ>
栄 千賀(6日・8日)「本来は別の役ですが、今回の演出では同一人物として演じます。ドルチーナは、オペラの冒頭、ミサに遅刻をしたことを厳しく罰せられます」
高橋希絵(7日・9日)「修道院という過酷な環境に身を置く彼女は次第に精神的、肉体的に病んでいき、食べ物に異常なまでの執着心を抱くようになります」
「彼女は常に口の中に食べ物を入れています。食べ物がない時には指を口に入れたりして、精神を安定させています。ですが、ドルチーナが歌うところで音楽がガラッと変わります。悲劇的なオペラの中で楽しい一瞬です」
<労働修道女II>
成田伊美(6日・8日)「今回の演出の中で、「泣く女」という名前をもらいました。普通の女性が何か追い詰められ、彼女は泣くことに逃れることで生きていられるというのです」
中川香里(7日・9日)「ミサに遅れてしまう修道女の一人で、テキスト上、“祈り”以外はほとんど言葉を発しません。自らの心を閉ざし自分を守っているようにも思えます」
<看護係修道女>
池端 歩(6日・8日)「看護係修道女は、仲間が蜂に刺されてしまった!とアンジェリカに助けを求めに来ます。出番は短いですが、アンジェリカが薬草の知識に通じていて、他の修道女からも頼りにされていることがわかる、重要なシーンです」
福間章子(7日・9日)「日々繰り返しの院内生活の中にも、アンジェリカの閉ざされた心を震わせる「きっかけ」がたくさん散らばっています。その中でも看護係修道女のシーンは、アンジェリカの悲しみと優しさを感じていただける場面かと思います。怪我人に対して親身で、身振り手振りで状況を報せるあたり情に熱い人物なのかなぁと思い演じています」
<托鉢係修道女I>
小松崎 綾(6日・8日)「托鉢係修道女は、その名の通り托鉢をして日々の恵みを受ける役割の修道女です」
鈴木麻里子(7日・9日)「食べ物を集めてきてご飯を皆に提供する役。オペラの中で唯一明るいモチーフを運んで来る役です。私(托鉢修道女)の何気ない一言からアンジェリカが興奮し、話が急転回します!」
小松崎 「托鉢から戻った際に豪華な馬車が停まっているのを修道院の前で見かけます。それを“私、さっき見かけたんだけどさ!”と、すぐに皆に話す彼女は、少し野次馬的なところがあるように感じます。修道女であると同時に、一人の“ウワサ好き女子”としての人間味を出したいと思っています。そして、この場面、アンジェリカに訪れる悲しい運命を予感させるかのように、この作品に於いてとても重要なメロディーが初めて登場します。アンジェリカのアリアや、間奏曲(何度聴いても毎回涙が溢れます…)にも主題として登場するメロディーなので、大切に演奏するように心がけています」
<托鉢係修道女II>
梶田真未(6日・8日)「修道女たちに食べ物を供給する係の托鉢修道女を演じます。よく見る演出では、コミカルで、その場に新しく風を吹き込むように登場することが多いと思いますが、今回の演出では感情や個々の自由がかなり抑制されています。そのため、殺伐とした、感情を持たないような印象を受けるかもしれません。心の奥では個々に気を遣える、優しい心を持った人物であると考えておりますので、それが少しでも伝わるように演じられたらと思っております」
小出理恵(7日・9日)「托鉢修道女は、決して配膳係だけではなく、本来の修道院の機能を体現する特徴を持っています。原点での役目は説法や慈善活動をして回り、布教とお布施を尼僧院に持ち帰る「食」に関する労働を担っています。逆に院内での階層はそこまで高くなく、本来托鉢は聖フランチェスコ以来の亜流(個人説法の禁止)であり、階層外として扱われることもあります。(貴族出身の人はまず配属されないでしょう)。その様な他の修道女全員の日常の「食」は、寄付や信仰、見えない人達の善意によって支えられ、その生命線全てを支えるためには、現実的にかなりの量を持ち帰る責任があります。それ故、修道院外の人とも普段から多く接し、人間味の温かさやありがたさを体で理解している分、人の基本の生命力と生きることに対しての 感謝があり、ポジティブで逞しい部分があります。日々の労働の中で小さく喜ぶ配膳時の皆の反応が、自分も何らかの罪を持つ托鉢修道女の希望となっています(だからつい目こぼしてしまい更に小さな罪を重ねる、人間的な甘さと矛盾があります)。「食べる事:飲む事」は〈三部作〉全篇通じて今回の演出の大きな位置を占め、感謝、医療、救いや希望、罪、忘却、逃げ場を表してします。贅沢ではなくても、食への感謝がある『修道女アンジェリカ』のこの場面は、同時に喜劇『ジャンニ・スキッキ』にも向かう、どんな悲劇にも負けない、つかの間の明るさや笑いを担っていて、肯定的で逞しく、その反応には今のそれぞれの人間の個性が現れます。そして、見ている方にも身近の五感の記憶で安堵を思い出させます。〈三部作〉のちょうど真ん中あたりに位置し、アンジェリカ本人の更なる悲劇への転換点も重ねて示し、その闇色への落差を際立たせます。しかし、明るさを消さない人間の強さが最後まで奇跡を呼ぶ導線になるのです」

 
―― 最後に、共演者の誰しもが口を揃えて「涙が出る」という、主人公アンジェリカのアリア「母もなしに」について。

文屋 「母を知らない息子と、息子を抱いてやれなかった母の悲劇のメロディは、切ない和音で始まります。息子の死という最大の悲しみを乗り越えた母の愛は、アリア後半で天国にいる息子に向けて輝きを持って放たれます。悲しみだけではない、母の深い愛が音楽の中に溶け込んでいます」
 
 
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2018年9月公演 G.プッチーニ〈三部作〉 外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ - 東京二期会オペラ劇場

 2018年9月6日(木)18:30、7日(金)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
 指揮:ベルトラン・ド・ビリー、演出:ダミアーノ・ミキエレット、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
 合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

●お問合せ・チケットのご予約は
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9月公演プッチーニ〈三部作〉:キャストから登場人物紹介『外套』編~20世紀初頭パリに生きた貧しくもバイタリティ溢れる人々

1910年、舞台はパリのセーヌ川の倉庫が立ち並ぶ船着場。登場人物たちはそこで働く市井の人々。〈三部作〉の最初に幕を開ける『外套』では、そうした貧しいながらもバイタリティ溢れる人物たちが登場します。幼児の死、妻の不貞、愛人の殺害といった非常に重苦しいドラマの展開の中で描こうとしているものは、人間の強烈な個性と、生きていくことの意味と力なのかもしれません。それぞれの登場人物と見どころをキャスト自らがご紹介いたします。

<ミケーレ>
今井俊輔(7日・9日)「貨物船の船長でミケーレという役を演じさせていただきます。年老いていて妻のジョルジェッタとは25歳の年齢差があります(ミケーレの年齢設定は50歳)」
上江隼人(6日・8日)「ミケーレはバリトンにとって発声的にも、芝居的にもとても難易度の高い役です。譜面を通して感じたことは、『外套』は他の作品に比べてぎこちない世界観が見事に音楽になっているように感じます」
今井 「ミケーレはジョルジェッタとの子を無くし、打ちひしがれ、時も過ぎ髪の毛も灰色になってしまった。その過程で、貝のように自分を守るかのように「外套」を身にまとい、殻に閉じこもってしまった。無口ながらも、それでもなんとか妻と幸せだった頃に戻りたいと切実に願っている。また、とても父性に溢れる人物だと感じます」
上江 「子供の事を今でも背負いながら生きている彼はいつしか、妻に対しても自分を閉ざし、屈折してしまったのかもしれません。ぎこちなさ、もどかしさをどう表現するかがネックになってくると思います」
<ジョルジェッタ>
北原瑠美(6日・8日)「ジョルジェッタはミケーレの妻です。幼い息子を亡くしてしまったことから夫婦の間は冷め、ジョルジェッタは年若いルイージとの不倫に走ります。」
文屋小百合(7日・9日)「ジョルジェッタは、夫と仕事の話もでき、部下の世話もこなすしっかりした女性です。子どもを亡くしたことをきっかけに夫婦の関係も冷めてしまっています。悲しみを引きずっている夫にはうんざり…私だって悲しいのに!子どもがいたらきっとよい夫婦でいられたかもしれない…」
北原 「彼女自身は決して特別なヒロインでも、悪女でもありません。ごく平凡な女性なのだと思います。しかし、そんな等身大の彼女の渇望する姿に共感し、魅力を感じます。ジョルジェッタのアリアには陸上の生活に焦がれる若い女性らしいエネルギーが満ち溢れており、ルイージとの二重唱における切羽詰まった熱情、ミケーレとの苦悩をぶつけ合うシーンなども見ごたえ、聴き応えがあると思います」
<ルイージ>
芹澤佳通(7日・9日)「ルイージは20才の青年で、ミケーレ船長のもとで積み荷の荷降ろしをしています。彼はミケーレの妻、ジョルジェッタと不倫関係にあり、ミケーレの目を盗んでは逢い引きを重ねています」
樋口達哉(6日・8日)「感情を直線的に表してしまう若い船乗り。
いつまで経っても、どこまで行っても何一つ変わらない現実、今の暮らしには絶望しかなく、早くこの生活から抜け出したいという思い。心の中でも「負のスパイラル」が続くというやるせなさ。もう、どうしようもないというツラさ。――俺はこのままでいいのか?―― 過ぎてゆく青春をアリアで嘆きます」
芹澤 「ルイージには2曲のアリアがあり、2曲目のアリア「お前の唇が欲しい」は、感情のたがが外れ、ジョルジェッタへの溢れ出る思いが狂気へと変貌していくほど激しい曲。命がけで歌います…」
樋口 「2つのジョルジェッタとの二重唱も聴かせます!辛いながらも暗い情熱に溢れたジョルジェッタ。同じ旋律を追いかけながらの甘美で優美な旋律。しかしながら、お互いの気持ちには微妙なズレが……後半の二重唱も、ダメだとわかっちゃいるけど、盛り上がったら止まらない想いが溢れてきます!」
<ティンカ>
児玉和弘(6日・8日)「私が演じるティンカは、港で働く中年(設定では35歳)で、肉体労働者。アル中です」
新津耕平(7日・9日)「『外套』に出演する男性はそれぞれ共通する点、重なる点があると思っています。ルイージが仕事に邁進すればミケーレになり、家庭の幸福を選べばタルパになり、どちらも選ばず、逃げ出すこともしないと、酒に溺れるティンカになる。だからなのか、自分にない「若さ」と「女」を持つルイージには嫉妬しています」
<タルパ>
北川辰彦(7日・9日)「タルパは人生に大きな欲もなく、ただ毎日同じ日々を過ごしてきたのではないでしょうか。毎日同じように起きて、仕事して、帰って妻と飼い猫と一杯のワインを愛でる。そしてまた明日のために寝る。唯一夢見るは、小さな家を買うこと。何もないことが幸せ(設定では55歳)」
清水那由太(6日・8日)「日常に閉塞感を覚えつつもそれをどうすることもできない、どうにかする術を知らないひとりの人間として、本番当日の舞台にいられたらと思います」
<フルーゴラ>
塩崎めぐみ(6日・8日)「私が演じるフルーゴラは、「ゴミ拾い」を生業にしていながら、他の登場人物とは違い、人生を前向きに捉えています。「個々の価値観で、状況は色々な風に捉える事が出来る」と言うメッセージが、この役を通して訴えられているように感じつつ、役作りに取り組んでおります」
小林紗季子(7日・9日)「イタリア語のfrugolare(くまなく探す)からフルーゴラとあだ名がつけられました。他の人にはゴミであっても彼女にとっては宝物であり、毎日色々なものを探しだし、旦那のタルパに見せています。また、フルーゴラが拾い集めてきたものをジョルジェッタに見せるアリアがあります!オペラの内容はドロドロな人間模様ですが音楽はとても美しく素晴らしいです」
<流しの唄うたい>
高田正人(6日・8日)「流しの歌うたいです。一見物語に関係の無い、気楽なキャラクターに見えますが、「恋に生きたものは、恋に死んで行く」という歌詞は、ある意味この「外套」という物語の本質を突いているのかもしれません」
西岡慎介(7日・9日)「ヨーロッパを旅したり、生活をすれば、今でもレストランや、街の通りなどで良く見ることができる、街から街へと渡り歩く歌い手です。それが流しの唄うたいの姿です」
<若い恋人たち>を代表して
新海康仁(6日・8日)「ストーリーの中心にあるドロドロした恋愛模様とは真逆で、幸せいっぱいのカップルで、突然現れます。陰湿な物語の中にあって爽やかな印象を与え、それによってより暗さが強調されるのです」
新垣有希子(6日・8日)
「今回の演出では、『ジャンニ・スキッキ』の娘ラウレッタと、リヌッチョが一瞬だけここに登場します。本当に一瞬ですので、皆様、お見逃がしなく!!」

 
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2018年9月公演 G.プッチーニ〈三部作〉 外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ - 東京二期会オペラ劇場

 2018年9月6日(木)18:30、7日(金)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
 指揮:ベルトラン・ド・ビリー、演出:ダミアーノ・ミキエレット、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
 合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

▼プッチーニ〈三部作〉プレ講座&ミニ・ライブ(入場無料)開催迫る!ご予約はお早めに
プッチーニの魅力を語りつくし、歌いつくす!8/16(木)は、すみだパークギャラリーで〈三部作〉プレイベント開催! - オペラの散歩道(二期会blog)

●プレ・イベントおよび〈三部作〉のお問合せ・ご予約は
 二期会チケットセンター 03-3796-1831
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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9月公演プッチーニ〈三部作〉立ち稽古始まる!初の三団体合同の合唱もリハーサル開始

9月6日(木)のプレミエに向け、東京二期会オペラ劇場プッチーニ〈三部作〉の立ち稽古が始まりました!
演出ダミアーノ・ミキエレットに先んじて演出補のエレオノーラ・グラヴァニョーラが来日。彼女とは2014年『イドメネオ』公演以来の再会となりました。
この日、まずは三作全体を通した演出コンセプトを説明。稽古は『修道女アンジェリカ』からスタートしました。



『修道女アンジェリカ』アン・デア・ウィーン劇場公演の舞台写真(上)と、稽古場での道具の様子。

立ち稽古初日には、WEBぶらあぼの取材も入りました!


アンジェリカ役の北原瑠美。『外套』のジョルジェッタ役も兼ねています。
詳しくは後日WEBぶらあぼ東京二期会ANNEXにて。ぜひチェックください!


続いて、こちらは『ジャンニ・スキッキ』の稽古の様子。

今回は新国立劇場と日本オペラ振興会との共催公演です。東京二期会公演としては初めて、二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部の三団体合同の合唱団を結成します。
この日、合唱のリハーサルも別会場で同時スタートしました。



《三部作》の上演は、東京二期会としては1995年以来23年ぶり2度目。藤原歌劇団は、1957年の初演以来、63年、74年、82年と上演を重ねてきた歴史をお持ちです。
そして、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場での初演からは100年。〈三部作〉上演史の新しく輝かしい1ページとなるように、稽古を積み重ねていきます!
 
 
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 指揮:ベルトラン・ド・ビリー、演出:ダミアーノ・ミキエレット、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
 合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
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【7/30(月)深夜放送】テノール高田正人が出演する NHK「ラジオ深夜便」“ミッドナイトオペラ”
今回のテーマは《絶望オペラ》!!

テノール高田正人による、オペラ歌手ならではの視点で語る解説が大好評のNHK「ラジオ深夜便」“ミッドナイトオペラ”。今度の放送は7月30日(月)深夜から翌31日(火)未明にかけて、昨年末のご登場が好評だった文学紹介者の頭木弘樹氏を交え、《絶望オペラ》をテーマに生放送でお送りします。
前半は遠藤周作の不朽の名作に松村禎三が作曲した『沈黙』を、日付けが変わって後半はドニゼッティの代表的なオペラ・ブッファ『愛の妙薬』をお届けします。

夏の夜のひととき、ぜひお楽しみください♪

 高田正人

◆◆◆ 放送予定 ◆◆◆
NHK「ラジオ深夜便」
【ミッドナイトオペラ】

放送日時:2018年7月30日(月)深夜~31日(火)未明
放送局:R1 NHKラジオ第1
放送内容:
●前半〔7月30日 午後11時台(11:10~)〕
 《絶望オペラ》
 ・松村禎三 オペラ『沈黙』より
●後半〔7月31日 午前0時台(ニュース、スポーツ等に続き)〕
 《絶望オペラ》
 ・ドニゼッティ オペラ『愛の妙薬』より
出演:高田正人、頭木弘樹、遠藤ふき子(アンカー)
▼詳しい番組情報はNHKのウェブサイトをご覧ください。
ラジオ深夜便 - NHK
 (番組予定表「7月30日」の文字をクリックしていただくと当夜の情報が表示されます。)
 
 
☆そして当ブログにて既報の通り、8月16日(木)には高田正人がラジオを飛び出し、お客様の前で生解説!(もちろん演奏もあり!)
錦糸町の大横川親水公園に面した場所にある、すみだパークギャラリーSASAYAにて高田も出演する東京二期会9月公演プッチーニ〈三部作〉のプレ講座&ミニ・ライブを開催します。入場無料(要事前申込)のプレ・イベントです。こちらもどうぞお楽しみに!

▼プレ講座&ミニ・ライブの詳細はこちらの記事をご覧ください
プッチーニの魅力を語りつくし、歌いつくす!8/16(木)は、すみだパークギャラリーで〈三部作〉プレイベント開催! - オペラの散歩道(二期会blog)

▼高田は6日と8日の『外套』に出演!プッチーニ〈三部作〉公演情報ページはこちら
2018年9月公演 G.プッチーニ〈三部作〉 外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ - 東京二期会オペラ劇場

 2018年9月6日(木)18:30、7日(金)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
 指揮:ベルトラン・ド・ビリー、演出:ダミアーノ・ミキエレット、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
 合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
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プッチーニの魅力を語りつくし、歌いつくす!
8/16(木)は、すみだパークギャラリーで〈三部作〉プレイベント開催!

東京二期会オペラ劇場『魔弾の射手』が7月22日で閉幕致しました。多くのお客様のご来場、誠にありがとうございました!

さて、ドイツ・ロマン派オペラの名作の次は、イタリア・オペラの集大成ともいうべき、プッチーニの〈三部作〉です!絶筆となった『トゥーランドット』を除けば、プッチーニが書き下ろした最後の作品群となります。19世紀末から隆盛したヴェリズモオペラの潮流を纏め上げるような『外套』、プッチーニ芸術の真骨頂が奏でられる慈しみ深いヒロインの悲劇『修道女アンジェリカ』、そして、イタリア文化の原点に立ち戻るかのようにルネッサンス前夜のフィレンツェを舞台にした美しい喜劇『ジャンニ・スキッキ』。一度に三作すべてが上演される機会が少ない中で、今回のダミアーノ・ミキエレットによる演出は、作曲者の望んだとおりに幕が開きます。

そこで、改めてこの機会にプッチーニの魅力、そして〈三部作〉の観どころ聴きどころを皆様に知っていただこうと、プレイベントを開催します!
NHKラジオ深夜便“ミッド・ナイト・オペラ”にも出演し、歌声とともに知的でわかりやすく淀みのない解説でも大人気のテノール高田正人(『外套』流しの唄うたい役で出演)の進行で、『ジャンニ・スキッキ』のラウレッタをはじめ、1人3役を演じるソプラノ新垣有希子たちと、歌とお話で展開します。8月16日(木)の午後7時から錦糸町の大横川親水公園に面したところにある、すみだパークギャラリーにて。
入場無料(但し、事前のお申込みが必要)のイベントです!どうぞご来場ください。
 


テノール 高田正人

ソプラノ 新垣有希子

ピアノ 三澤志保

 
■■■ イベント情報 ■■■
〈二期会プレ・ソワレ〉すみだパークギャラリー・イタリアオペラ夏の夜
東京二期会プッチーニ〈三部作〉プレ講座&ミニ・ライブ

日時:2018年8月16日(木) 18:30開場/19:00開演
会場:すみだパークギャラリーSASAYA 【アクセス
   (東京都墨田区横川1-1-10 すみだパークスタジオ内 )
料金:入場無料(※要事前予約、※お申込はお一人様2名まで)
出演:高田正人(テノール)、新垣有希子(ソプラノ)、三澤志保(ピアノ)

●ご予約・お問合せ:《受付中!》
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
 (月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)
 FAX 03-3796-4710 または メール でも24時間受付いたします

 
 
▼プッチーニ〈三部作〉公演情報ページはこちら
2018年9月公演 G.プッチーニ〈三部作〉 外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ - 東京二期会オペラ劇場

 2018年9月6日(木)18:30、7日(金)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
 指揮:ベルトラン・ド・ビリー、演出:ダミアーノ・ミキエレット、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
 合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
   (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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【二期会サロンコンサート 2018-2019シーズン】11/1(木)はVol.196「ソプラノとバリトンの世界 ~うららかな小春日和によせて~」

カワイ表参道コンサートサロン パウゼにて開催している「二期会サロンコンサート」シリーズは毎回大好評をいただいております。
シリーズ第196回、2018年シーズン第2回目となる11月1日(木)の公演は、「ソプラノとバリトンの世界~うららかな小春日和によせて」と題し、ソプラノの品田昭子とバリトンの小林啓倫が、中田喜直作曲 二人のモノローグによる歌曲集『木の匙』のほか、オペラのアリアや重唱の数々をお届けします。

ともに国立音大及び同大学院を修了。品田は、奏楽堂日本歌曲コンクールや日本モーツァルト音楽コンクールでも好成績を残し、東京二期会『魔笛』夜の女王、新日本フィル「火刑台のジャンヌ・ダルク」聖処女、マーラー「交響曲4番」、モーツァルト「戴冠ミサ」「レクイエム」などでも活躍。小林は、2017年11月の東京二期会『こうもり』ファルケで好評を博したほか、トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ『魔弾の射手』等のコンサートでもソリストを務め活躍を続けており、本年9月には東京二期会プッチーニ〈三部作〉の「ジャンニ・スキッキ」にも出演します。ピアノは声楽、合唱、アンサンブルのコンサートや、放送、レコーディング等多方面で活発な演奏活動を行う渕上千里。


ソプラノ品田昭子

バリトン小林啓倫

ピアノ渕上千里

ここで、今回出演の品田昭子からメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。

      *     *     *

みなさま、こんにちは。ソプラノの品田昭子です。
2010年以来、8年振りのサロンコンサート出演です。前回は一人でのリサイタルでしたが、今回は国立音楽大学・大学院の後輩でもある小林啓倫さんとの初共演に今からワクワクドキドキしております!
第一部では、中田喜直作曲の歌曲集『木の匙』をお送りいたします。最近、パパになられた小林さんにはタイムリーな選曲になりました。第二部では、皆様おなじみのモーツァルトのオペラを中心にソプラノとバリトンの珠玉のアリアと重唱をお楽しみいただきます。
また、8月24日にはサマーコンサートにも出演致します。こちらも是非いらして下さいませ!(品田昭子)

      *     *     *


チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報■■■
二期会サロンコンサート 2018-2019シーズン
Vol.196 ソプラノとバリトンの世界 ~うららかな小春日和によせて~

日時:2018年11月1日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロンパウゼ
出演:品田昭子(ソプラノ)、小林啓倫(バリトン)、渕上千里(ピアノ)
予定演奏曲目:
 中田喜直 二人のモノローグによる歌曲集『木の匙』
 モーツァルト オペラ『魔笛』より「愛を感じる男ならば」
 ロッシーニ作曲 オペラ『セヴィリアの理髪師』より
         「わたしは町の何でも屋」、「今の歌声は」
              ほか

▼チケットは7月2日(月)より発売致します。コンサート概要ページはこちら
二期会サロンコンサートVol.196 ソプラノとバリトンの世界 ~うららかな小春日和によせて~ - 東京二期会

▼品田昭子は8月24日(金)の第二夜に出演。「二期会サマーコンサート2018」の情報はこちらです
二期会サマーコンサート2018【2夜連続公演】|コンサートラインアップ - 東京二期会

▼小林啓倫は9月7日(金)・9日(日)の東京二期会プッチーニ〈三部作〉『ジャンニ・スキッキ』マルコに出演!
プッチーニ〈三部作〉外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ - 東京二期会オペラ劇場

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
   (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
 
 

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【学生のみなさまへ】新商品 学生限定プレミエ・セット券(プログラム付)販売!

「東京二期会オペラに『学生定期会員』のようなサービスはないの?」というお声がきっかけとなりました。

「二期会オペラ愛好会」には、ベネフィット(B)会員という、オペラの定期会員を希望されるお客様向けのコースをご用意しています。こちらでは、年間5万円の会費により、会費期間中の東京二期会オペラ劇場公演すべてのS席が座席指定可能な無料招待券となり、一般価格より約30%の割引を実現しています。
そこで、学生の方にも、一年を通してオペラに親しんでいただけるようにと、この春から「学生限定プレミエ・セット券」を販売開始しました!
2018年度のバリエーション豊かな東京二期会オペラ劇場ラインアップ。その「プレミエ公演(各公演の開幕日)のチケット」に加えて、オペラ鑑賞の記念にもなって、さらにオペラへの興味を深めるきっかけにしていただけるよう、すべての公演の「有料プログラム」をお付けします!


『魔弾の射手』より

7月はドイツオペラの代表作『魔弾の射手』を、二期会オペラに革命を起こし続けてきたペーター・コンヴィチュニーの演出と、今回初来日となるアルゼンチンのアレホ・ペレスの指揮で。

9月はイタリアオペラの巨星プッチーニの集大成ともいうべき『外套』『修道女アンジェリカ』『ジャンニ・スキッキ』~<三部作>を一挙上演。ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場で世界初演されて100年という記念の年に、今まさにメトで活躍中のベルトラン・ド・ビリーの指揮と新鮮な感性に満ちたダミアーノ・ミキエレットの演出で。


『ジャンニ・スキッキ』より

11月はモーツァルト5大オペラの中から、とりわけ若々しい才能がほとばしる音楽の『後宮からの逃走』のワールドプレミエ(新制作世界初演)公演をお贈りします!

2019年2月は日本の黛 敏郎(まゆずみ としろう)作曲によるオペラ『金閣寺』を!昭和の名作家・三島由紀夫の原作で、今年3月フランス・ストラスブールでプレミエをおこなった、東京二期会とフランス国立ラン歌劇場との国際共同制作で、宮本亜門が演出した舞台の東京公演です。

『金閣寺』より



ドイツからイタリア、日本のオペラまで、時代もモーツァルトから現代まで、幅広いオペラの世界を楽しんでいただけるラインアップとなっています。
「学生限定プレミエ・セット券」は7月10日(火)までの限定販売。この機会にどうぞお求めください。

今年はぜひオペラハウスデビューを!
 
 
■「学生限定プレミエ・セット券」内容■(公演詳細は橙色の公演名をクリック)
▼[1] 2018年7月18日(水) 18:30開演
C.M.v.ウェーバー『魔弾の射手』全3幕 ~ドイツオペラの傑作!~
会場:東京文化会館 大ホール
▼[2] 2018年9月6日(木) 18:30開演
G.プッチーニ<三部作> 外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ 各1幕 ~イタリアオペラの集大成!~
会場:新国立劇場 オペラパレス
▼[3] 2018年11月22日(木) 18:30開演
W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』全3幕 ~天才モーツァルト若き日の名作!~
会場:日生劇場
▼[4] 2019年2月22日(金) 18:30開演予定(※詳細近日発表)
黛 敏郎『金閣寺』全3幕 ~三島由紀夫原作、宮本亜門演出、フランスでも絶賛!~
会場:東京文化会館 大ホール
●上記4公演の学生席(いずれも初日公演に限ります)
●有料公演プログラム(1,000円相当)を各1冊進呈(公演当日、会場にてチケットをご提示ください)

■セット料金(税込) 8,000円

■ご予約受付期間
2018年7月10日(火) 18:00まで受付中

■ご予約・お問い合わせ
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
●上記、電話のみでの受付となります

■ごあんない
・28歳未満の学生の方が対象です。
・4公演ともご予約されたご本人様のみのご利用とさせていただきます。譲渡・貸渡は無効となります。
・座席は公演当日「学生席受付窓口」にて指定となります。その際、ご本人の学生証を忘れずにお持ちください。
・ご本人の都合によるキャンセル、変更、払戻しはできません。

▼学生席をお求めいただける方の条件について詳しくは、こちらをご覧ください。
学生席について|チケットのお求め - 東京二期会
 
 

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5/29(火) 神楽坂のフレンチ・レストラン「ラリアンス」で毎回大好評の特別ディナー「ワインとオペラを愛でる会」の第6回を開催します

東京二期会と神楽坂のフレンチ・レストラン「ラリアンス」とのコラボレーションで開催し、毎回大好評をいただいている特別ディナー「ワインとオペラを愛でる会」。次回、重ねること第6回目、5月29日(火)の開催です。

東京二期会からは今が旬の8名の歌手が登場。全員が今年の二期会オペラの本キャストです!

ソプラノは今井実希と小松崎 綾。
5月20日の二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』モルガーナ役で二期会オペラ・デビューを飾る今井。TV出演も多く、多彩な活動を繰り広げていますが、ラリアンスでは大好きな役のひとつである『ばらの騎士』ゾフィーを。
小松崎は、今年3月東京二期会コンツェルタンテ・シリーズ『ノルマ』で題名役のカヴァーキャストを務め、今年9月にはプッチーニ<三部作>で『ジャンニ・スキッキ』ネッラ他に出演予定。イタリアオペラの王道を究めんとする小松崎、今回は蝶々夫人と『ラ・ボエーム』のミミを。


今井実希

小松崎 綾

杉山由紀

成田伊美

メゾソプラノは、2015年二期会ニューウェーブ『ジューリオ・チェーザレ』で題名役を共に務めた杉山由紀と成田伊美。
杉山は、一昨年『ナクソス島のアリアドネ』作曲家役への大抜擢を経て、今年は5月ニューウェーブ『アルチーナ』ルッジェーロに出演。ラリアンスでは今井とともに『ばらの騎士』でオクタヴィアンを披露します。
成田は昨年、二期会伝統の『蝶々夫人』ケート役を好演しましたが、今年も9月の<三部作>に出演予定とプッチーニが続きます。ラリアンスでは『蝶々夫人』スズキと、カルメンをお聴きください。

テノールは対照的な声の二人、芹澤佳通と北嶋信也。
力強い声を聞かせる芹澤は9月の<三部作>『外套』ルイージで出演予定。7月の『魔弾の射手』でも主役マックスのカヴァーキャストを務めます。
そして、チューリヒ歌劇場で学び、澄んだ響きの軽やかな声が魅力の北嶋は、11月『後宮からの逃走』ペドリッロに乞うご期待!
ラリアンスでは、芹澤による『ラ・ボエーム』ロドルフォの情熱と、北嶋による『魔笛』タミーノの詩情をお聴き比べください!


北嶋信也

芹澤佳通

杉浦隆大

的場正剛

バリトンは、ニューウェーブ『アルチーナ』デビュー・キャストの的場正剛と、2015年『ダナエの愛』でデビュー、昨年は『蝶々夫人』神官、『こうもり』フランクに、そして7月の『魔弾の射手』ではキリアンで出演予定の杉浦隆大が登場します。的場の『カルメン』エスカミリオと杉浦『ラ・ボエーム』マルチェッロをお楽しみください。

すべてのステージでピアノを務めるのは相田久美子。


相田久美子

この日だけ振舞われる特別なお料理と、ソムリエのセレクトによるワインの味わいと薫りにふさわしいドラマティックな歌声をお届けします!
 
 
■■■ イベント情報 ■■■
〈ラリアンス特別企画〉
第6回 ワインとオペラを愛でる会

日時:2018年5月29日(火)19:00開宴(18:30開場)
会場:神楽坂「ラリアンス」メインダイニング
   (「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
料金:おひとり様 25,000円
   お料理フルコース・ワイン4杯・音楽料(消費税・サービス料込)
   ※限定50名様
出演:(ソプラノ)今井実希、小松崎 綾
   (メゾソプラノ)杉山由紀、成田伊美
   (テノール)北嶋信也、芹澤佳通
   (バリトン)杉浦隆大、的場正剛
   (ピアノ)相田久美子

▼ワインリスト・お献立・予定演奏曲について詳しくはこちらからご覧ください
第6回 ワインとオペラを愛でる会|イベント - ラリアンス

●お問合せ・ご予約は
 ラリアンス TEL03-3269-0007(フロント)まで
 
 

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テノール高田正人が出演する NHK「ラジオ深夜便」“ミッドナイトオペラ”
ご好評につき今年度も放送決定!!

テノール高田正人による、オペラ歌手ならではの視点で語る解説が大好評のNHK「ラジオ深夜便」“ミッドナイトオペラ”。ご好評に応え、今年度もオペラの世界へ誘う楽しいお話をお届け致します。

今回の生放送ではピアニストの河原忠之さんをゲストにお迎えし、前半は「遺産相続大騒動」と題して、今夏東京二期会でも上演するオペラ『ジャンニ・スキッキ』を取り上げます。プッチーニの描いたドタバタ喜劇の面白さを、高田の留学時代の話なども交えながら、名曲とともにお聴きください。
日付けが変わって後半は「忘れられないオペラから」をテーマに、それぞれの忘れられないオペラのアリアなどをお届けします。また河原さんのピアニストとしてのお話や、コレペティトールという仕事についてのお話なども、たっぷりと語ってくださいます。
実際に河原さんが演奏されている曲も聴けるかも・・・!

春の深夜のひととき、ぜひお楽しみください♪

 高田正人

◆◆◆ 放送予定 ◆◆◆
NHK「ラジオ深夜便」
【ミッドナイトオペラ】

放送日時:2018年4月30日(月・振)深夜~5月1日(火)未明
放送局:R1 NHKラジオ第1
放送内容:
●前半〔4月30日 午後11時台(11:10~)〕
 《遺産相続大騒動》
 ・プッチーニ オペラ『ジャンニ・スキッキ』より
    “私のお父さん”
    “フィレンツェは花咲く木のようだ”
    “公証人の所へ急いで行け”     ほか             
●後半〔5月1日 午前0時台(ニュース、スポーツ等に続き)〕
 《忘れられないオペラから》
 ・プッチーニ オペラ『トスカ』より “星は光りぬ”
 ・ヴェルディ オペラ『椿姫』より “ああ、そはかの人か~花から花へ”  ほか
出演:高田正人、河原忠之、遠藤ふき子(アンカー)

▼詳しい番組情報はNHKのウェブサイトをご覧ください。
ラジオ深夜便 - NHK
 (番組予定表「4月30日」の文字をクリックしていただくと当夜の情報が表示されます。)

▼番組内容に関する公演情報
2018年9月公演 プッチーニ〈三部作〉『外套』/『修道女アンジェリカ』/『ジャンニ・スキッキ』 - 東京二期会オペラ劇場
 2018年9月6日(木)18:30/7日(金)14:00/8日(土)14:00/9日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
 ※高田は6日と8日の『外套』に出演。《チケット発売中!》
 
 

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9月公演『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタ役で主演!ソプラノ舟橋千尋のディナー・コンサートは、4月9日(月)アルテリーベ東京で

2017年、3都市6団体共同制作公演『ばらの騎士』三人の孤児役でデビューしたソプラノ舟橋千尋(ふなはし ちひろ)。今年9月には新国立劇場にて上演する、東京二期会オペラ劇場公演 プッチーニ〈三部作〉(4月14日(土)からチケット一般発売。現在二期会オペラ愛好会先行予約受付中)の『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタ役で主演します!

 舟橋千尋

数多のソプラノがめざす役のひとつ、ラウレッタをオーディションで勝ち得た舟橋。
4月9日(月)は、アルテリーベ東京での「月曜フレッシュコンサート」にソロで出演します。新星プリンセスの歌声をいちはやく聴くチャンス!本番を間近にひかえる舟橋に、話を聞きました。

   *   *   *

――9月公演プッチーニ<三部作>での主演を控えて、今の心境は?

舟橋: 出演が決まった時は、咄嗟に叫びそうになるほど嬉しかったです。でも、すぐ我に返って心臓がバクバク、一気に緊張に変わりました。ラウレッタが歌うアリアは、オペラファンのみならず、オペラに馴染みのない方でも一度は耳にした事があるでしょうし…。ドタバタ劇の中で、リヌッチョとラウレッタ、2人の世界をどのように表現するか今から楽しみです。又『外套』、『修道女アンジェリカ』も全く違う作風ですので、3つの異なる作品をどうぞお楽しみ下さい。

――今回は『外套』にも恋人の役で出演しますが、どのような役ですか? 両方を演じることで『ジャンニ・スキッキ』との繋がりを感じるところはありますか?

舟橋: 『外套』では2人の恋人を演じます。直前の場面では、ジョルジェッタとミケーレが互いを分かり合えない苦しみを歌っています。2人がわかれると、恋人達が現れ、夜の月に照らされながら、甘い言葉を囁き合っています。『ジャンニ・スキッキ』のリヌッチョとラウレッタも、周りで起きている状況に反して、2人だけの世界観を確立していますよね。そういった部分は共通しているかもしれません。若者達が恋に酔いしれ、今だけの恋かもしれないし、未来を見据えた恋かもしれない…今回はどちらも同じキャストで演じますので、同じ恋人同士の役でも全く別の恋人達の姿を表現出来ればと思います。

――今回のアルテリーベ東京でのソロ・コンサートについて。

舟橋: 早いもので、もうすぐ4月!
今回のコンサートでは、第1部に“春”をテーマにした歌曲をいくつか、第2部ではオペラ・アリアなどを演奏する予定です。また、個人的にここ近年御縁のある、クルト・ヴァイルという作曲家の歌曲も演奏予定です。
お楽しみ頂ければ幸いです!

   *   *   *
 


クリックで拡大
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第188回 東京二期会9月『ジャンニ・スキッキ』主演決定!
ソプラノ舟橋千尋 春リサイタル

日時:2018年4月9日(月) 18:00開店
   第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:舟橋千尋(ソプラノ)、菊地沙織(ピアノ)

演奏予定曲:
<第一部>
中田喜直 「さくら横ちょう」
チマーラ 「春の歌」
シューベルト 「春の想い」
                ほか
<第二部>
プッチーニ 『ジャンニ・スキッキ』より 「私のいとしいお父さま」
プッチーニ 『蝶々夫人』より 「ある晴れた日に」
                ほか

さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!

▼「月曜フレッシュコンサート」のご予約・アクセスはこちら
アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
 
 
▼一般発売は4/14(土)から!プッチーニ〈三部作〉の公演情報はこちら!
2018年9月公演 G.プッチーニ〈三部作〉外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ - 東京二期会オペラ劇場
 2018年9月6日(木)18:30/7日(金)14:00/8日(土)14:00/9日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
 (※舟橋の出演日は7日と9日)

●プッチーニ〈三部作〉お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
   (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

 
 

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東京二期会主催および共催オペラ公演 2018-2019 シーズンラインアップ発表!!

去る7月26日(水)、東京二期会主催・共催オペラの2018年から19年にかけてのシーズンラインアップ記者会見を開催。即日公演情報を公開しました!

201708_IMG_0680.jpg 会見の様子

会見には、二期会歌手を代表してテノール小原啓楼が登壇しました。

201708_ohara_keirou.jpg 小原啓楼

小原は既に発表されている2018年最初の公演となる『ローエングリン』にタイトルロールで出演予定。会見では「若杉 弘先生の指揮による1979年の上演以来2度目となる演目で、選ばれたのは光栄だが、先輩方が築かれた日本人による上演の歴史を考えると、重責を感じる」(WEBぶらあぼ)とコメントしました。
続く3月のBunkamuraオーチャードホールでの新シリーズ『ノルマ』も近くキャスト発表を予定しております。引き続きどうぞお楽しみに!

そして、新報となった2018年度シーズンラインアップは、次のとおり!

* * *
▼PDFでもご覧いただけます
2018/2019シーズンラインアップ記者会見配布資料(PDFファイル) - 東京二期会
* * *

2018年5月 ≪二期会ニューウェーブ・オペラ劇場公演≫
G.F.ヘンデル『アルチーナ』 オペラ全3幕 《新制作》
指揮:鈴木秀美/演出:フローリス・ビッサー
管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ
2018年5月19日(土)/20日(日) めぐろパーシモンホール

2018年7月≪東京二期会オペラ劇場公演≫
ハンブルク州立歌劇場との提携公演
C.M.v.ウェーバー『魔弾の射手』 オペラ全3幕 《新制作》
指揮:アレホ・ペレス/演出:ペーター・コンヴィチュニー
管弦楽:読売日本交響楽団
2018年7月18日(水)/19日(木)/21日(土)/22日(日) 東京文化会館 大ホール

2018年9月 ≪東京二期会オペラ劇場公演≫
デンマーク王立歌劇場とアン・デア・ウィーン劇場との提携公演
プッチーニ 『三部作』《新制作》
『外套』『修道女アンジェリカ』『ジャンニ・スキッキ』オペラ各1幕
指揮:ベルトラン・ド・ビリー/演出:ダミアーノ・ミキエレット
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
2018年9月6日(木)/7日(金)/8日(土)/9日(日) 新国立劇場 オペラパレス

2018年11月 ≪東京二期会オペラ劇場公演≫
モーツァルト『後宮からの逃走』オペラ全3幕 《新制作》
指揮:下野竜也/演出:ギー・ヨーステン
管弦楽:東京交響楽団
2018年11月22日(木)/23日(金・祝)/24日(土)/25日(日) 日生劇場
共催:公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】

2019年2月≪東京二期会オペラ劇場公演≫
フランス国立ラン歌劇場との共同制作
黛 敏郎『金閣寺』オペラ全3幕 《新制作》
指揮:マキシム・パスカル/演出:宮本亜門
管弦楽:東京交響楽団
2019年2月22日(金)/23日(土)/24日(日) (東京)

      *     *     *

小原とともに会見に登場したのは、女優で元宝塚歌劇団のトップスター大和悠河。2018年7月『魔弾の射手』に悪魔ザミエル(台詞役)での出演が決定しました。通常なら男性が演じることの多い役ながら、演出のペーター・コンヴィチュニーは、両性を演じられる女優の起用を切望。
休暇の度に欧州に飛びオペラ鑑賞を楽しむという大のオペラ・ファンのひとりでもある大和は「いつかオペラの舞台に立てたらいいなあと思っていたので、今回の出演はとても嬉しい。宝塚で培った男役の技と美学と、宝塚卒業後にミュージカルなど身につけた女としての部分。男も女も、私の全てを見てほしい」(SPICE)と意気込みを語りました。

201708_yamato_yuga.jpg 大和悠河

チケットは、『ローエングリン』と『ノルマ』は9月30日(土)に同時一般発売。7月『魔弾の射手』は、続いて今年12月中旬二期会オペラ愛好会先行、2018年1月下旬一般発売開始です。
これからも東京二期会のオペラ公演にどうぞご期待ください!

201708_IMG_0707.jpg

▼各ネットメディアに掲載された記者会見の記事はこちら
東京二期会が2018/19シーズンラインアップを発表 - WEBぶらあぼ

新制作続々!ジャンル、国境を越えた期待のラインアップ発表!2018/19シーズンラインアップ 東京二期会記者会見 - クラシカ・ジャパン

大和悠河がオペラ・デビュー!~東京二期会 2018/2019シーズンラインアップ 記者会見レポート | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス
大和悠河オペラ初出演「私のすべてを見てください」 - 日刊スポーツ
 同記事掲載:YAHOO!ニュースORICONニュース朝日新聞デジタル&M

大和悠河がオペラデビュー 「魔弾の射手」悪魔役に「私の全てを見て」 - デイリースポーツ

元宝塚・大和悠河 セクシードレスで登場「全てを見せたい」 - 東京スポーツ

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