カテゴリーアーカイブ: 稽古場レポート

「新時代、ヴァイグレ元年」
~6月公演『サロメ』に向けて



6月公演『サロメ』の指揮者セバスティアン・ヴァイグレは、去る5月14日にサントリーホールでの読売日本交響楽団常任指揮者就任演奏会の指揮台に立ち、大成功を収めました!

前プロ、2000年に読響が初演した現代ドイツの作曲家ヘンツェの「七つのボレロ」は、指揮者とオーケストラの固い絆を約束するような、まるで開幕のファンファーレ。そして、後半のブルックナーの大作「交響曲第9番」は、まるで長い小説を読み終えて裏表紙を閉じてしまうのを惜しむような、最終楽章の終わりの後の長い静寂が、すべてを証明していたことでしょう。サントリーホールが深い感興に包まれ、瞬く間に熱い拍手が広がりました。



終演後の懇談会でも、『サロメ』への期待を語ってくれました。
「『サロメ』を書いた時期というのは、リヒャルト・シュトラウスが古代ギリシャの物語に非常に凝っていた時期でもあります。 この時期、とてもコンパクトでありながら、非常に内容の濃い作品を立て続けに作曲しました。つまり、それが『サロメ』であり、『エレクトラ』であり『ダフネ』です。
2017年に協働した『ばらの騎士』は、いわゆる成熟した作品で、『サロメ』はそれとはまったく違うタイプですが、非常に中身が濃い。 前回『ばらの騎士』での協働はすばらしかった。私は『サロメ』をすでに6つのプロダクションで指揮しており、今回のコラボもとても楽しみです。」

就任演奏会を幸福なうちに終えると、ヴァイグレはすぐに東京二期会6月公演『サロメ』の稽古場に合流しました。




「(オペラを作るときは)オーケストラとのリハーサルでは、私が、歌います。その歌手の特徴なども考えながら。」そんなふうに語っていたマエストロ。『サロメ』は、ヨカナーンの「声」にサロメが魅了される物語ですが、マエストロの声はどうやら早くも二期会のキャストの心を掌握し始めているようです?!


      *     *     *

▼『サロメ』の本公演情報はこちらから 《チケット発売中!》
〈ハンブルク州立歌劇場との共同制作公演〉2019年6月公演 R.シュトラウス『サロメ』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年6月5日(水)18:30、6日(木)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ/演出:ヴィリー・デッカー/管弦楽:読売日本交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会/〈共催〉公益財団法人読売日本交響楽団

●本公演のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019
◆第1日 女は皆こうしたもの…?『コジ・ファン・トゥッテ』ハイライト

来月に迫った≪NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019≫。開幕まで、ブログにて全3公演をご案内してまいります。まずは6月21日(金)19時開演、第1日『コジ・ファン・トゥッテ』ハイライトです!

◆ものがたり◆
ナポリの良家の姉妹と婚約中の2人の士官は「僕たちの恋人は浮気なんてしない!」と言いますが、老哲学者は「女というものは必ず心変わりする」と、笑います。恋人の貞操を賭けた2人は変装し、お互いの恋人へアプローチ。初めは見知らぬ異性の出現に戸惑う姉妹たちですが、「女だって、恋を楽しまなくちゃ」とそそのかされるうち、ついに陥落。怒り狂う士官たちでしたが、やがて本当の愛を確かめ、元のさやに収まります。

公演日まで、緻密に積み上げられていく音楽稽古の模様を、デスピーナ役 渡邉絵美子のコメント付きでご紹介します。
題して、「デスピーナ渡邉絵美子の稽古場リポート」!

      *     *     *

『デスピーナ渡邉絵美子の稽古場リポート』



皆さまこんにちは!
この度、二期会デイズ『コジ・ファン・トゥッテ』にてデスピーナ役を務めます、渡邉絵美子です!
さてさて、新緑が美しい季節がやってきて、あっという間に二期会デイズまであと1ヶ月を切りました…!!!
そこで私、デスピーナ渡邉が、稽古場の様子をリポートしてみたいと思います!

おやおや!なにやら言い争いが聞こえてきましたね…



幕開けの三重唱。言い争いで始まるこの作品は、アルフォンソの提案で思わぬ方向に向かっていきます。

強弱を楽譜に書いてある通りに表現していくと、不思議とキャラクターや感情が聴こえてくるのがオペラの醍醐味の一つです。



デスピーナにそそのかされ、男性2人のどちらの方がタイプか、女子トークを繰り広げる姉妹。いつの時代も、女子トークは止まらないものです。

フィオルディリージとドラベッラは全くキャラクターが違います。
常識と世間体を重んじる長女と、行動的でどこか憎めない次女…姉妹や兄弟がいる方には共感ポイントがあるかもですね。



すっかりその気になったドラベッラと、グリエルモの二重唱。一見ロマンチックな曲ですが、モーツァルトによるコミカルな仕掛けが散りばめられています。



今回オーケストラとしてピアノを演奏してくださるピアニストは髙木由雅さん。コレペティとしてもご活躍されている髙木さんが、的確にアドバイスしてくれていますので、アンサンブルの良さがどんどん引き出されていきます。
個人的には1幕のフィナーレのオーケストラが、サスペンスドラマのようで大好きです。
先ほど言ったモーツァルトの仕掛けは、オーケストラ含め、様々なところで仕掛けられています。ぜひオーケストラ(今回はピアノで表現していただきます)と合わせてお楽しみください。



フィナーレの結婚式。
紆余曲折あって、結局その日に出会った男たちと結婚式を挙げる事にした姉妹。この後公証人が登場しますが…?! 波乱の展開に乞うご期待!

声楽をやるにあたって、大多数の歌い手達が一度は勉強する「コジ・ファン・トゥッテ」。 こんなに楽しい作品なのに、私の周囲の方の反応を見ると、他のモーツァルトの作品に比べて、あまり一般の方に馴染みがないように感じます。
今回はハイライトなので短いですし、作品の良さは残しつつ、(演奏はイタリア語ですが、)日本語のセリフで繋ぐので、「コジ・ファン・トゥッテ」初心者の方でも、きっとお楽しみいただけると思います。

これから本格的な立ち稽古が始まります。音楽稽古の段階で面白いのに、果たしてどんな面白い事が待ち受けているのでしょう!
ぜひぜひ、劇場に足をお運びいただき、実際にご覧いただければ嬉しいです!

出演者一同、心よりお待ちしております♪♪

以上、デスピーナ渡邉の稽古場リポートでした!
渡邉絵美子

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■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019 第1日
女は皆こうしたもの…? W.A.モーツァルト『コジ・ファン・トゥッテ』ハイライト

日時:2019年6月21日(金) 19時開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
料金:(全席指定・税込)
   ・普通席:一般¥4,500《発売中》
   ・プレミアム席:一般¥6,000(予定販売数終了)
   ※二期会オペラ愛好会会員割引あり
出演:

フィオルディリージ
吉田美咲子

ドラベッラ
加賀ひとみ

デスピーナ
渡邉絵美子

フェランド
鈴木 准

グリエルモ
寺西一真

ドン・アルフォンソ
鹿野由之

ピアノ
髙木由雅

構成
澤田康子
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▼NIKIKAI Days 2019公演情報ページはこちら
NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019|主催・制作コンサート - 二期会21

●公演のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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●チケット取扱
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017 (10:00~18:00 休館日を除く)
チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード:143-147)

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『サロメ』の巨大な舞台装置が稽古場に登場!

世界的演出家ヴィリー・デッカーによる『サロメ』。ついにハンブルク州立歌劇場から、その巨大な舞台装置の実物が稽古場に登場しました!

「東京二期会ツイッターより」
二期会『サロメ』ゴールデンウィーク明けの本日は、稽古場の本格仕込みが開始!

本番で使用する舞台装置が稽古場に設置されての稽古です。一番上の段にのぼるとすごく高くて怖いです。でも歌手の皆さんはそんなことも気にせず縦横無尽に動きまわって歌っています。すごい!

そびえ立つヘロデ王の宮殿をあらわすような巨大な階段。この時代の不安定さと19世紀末の不安を表しているのか、ヘロデ王の宴席の用意もなく安定した場所が舞台の上には見当たりません。そして、舞台の中央に、地割れのような階段の裂け目。



稽古場の様子はこれからも随時東京二期会公式ツイッターから発信してまいります!

さて、現場の「生の声」が聴きたいという方は、ぜひ今週末5月12日(日)に開催される「日本リヒャルト・シュトラウス協会」にお出かけください!『サロメ』ヘロディアス役の池田香織が登壇。4月の『エロディアード』でエロデ役を演じたバリトン小森輝彦(リヒャルト・シュトラウス協会理事)と音楽評論家の広瀬大介(同協会事務局長)とのトークショーを東京文化会館大会議室で開催します。

■■■ イベント情報 ■■■
日本リヒャルト・シュトラウス協会
第182回例会「『エロディアード』と『サロメ』をめぐって」

日時:2019年5月12日(日)14:00開始/15:30頃終了予定
会場:東京文化会館 4階大会議室
出演:メゾソプラノ池田香織、バリトン小森輝彦
司会:広瀬大介(日本リヒャルト・シュトラウス協会事務局長、音楽評論家)
入場料:協会非会員2,000円[協会年誌付] (協会会員は無料)

《協会より》
第182回例会は、4、6月の東京二期会公演に関連してシンポジウム「『エロディアード』と『サロメ』をめぐって」を開催します。両公演にご出演の池田香織さんをお招きして、当協会常務理事で『エロディアード』エロデ役を歌う小森輝彦さんと共に、作品と演奏の現場にまつわるお話を伺います。どうぞふるってご参加下さい。

●お申込み方法
日本リヒャルト・シュトラウス協会へ電話またはメールにてご予約ください。
電話:03-3582-1266(平日13:00~17:00/不定休)
メール:japanrs@tkk.att.ne.jp
お申込締切日:5月7日(火)
※お席に限りがございますので、定員になり次第、締め切らせて頂きます。

▼協会のウェブサイトはこちら
日本リヒャルト・シュトラウス協会

▼二期会blogの詳細告知はこちら
【告知】5/12(日)、日本リヒャルト・シュトラウス協会の例会にメゾソプラノ池田香織、バリトン小森輝彦が登壇します!~『エロディアード』と『サロメ』をめぐって - オペラの散歩道(二期会blog)


▼『サロメ』の本公演情報はこちらから 《チケット発売中!》
〈ハンブルク州立歌劇場との共同制作公演〉2019年6月公演 R.シュトラウス『サロメ』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年6月5日(水)18:30、6日(木)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ/演出:ヴィリー・デッカー/管弦楽:読売日本交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会/〈共催〉公益財団法人読売日本交響楽団

●本公演のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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4月『エロディアード』公演において、二期会合唱団が世界初の2画面電子楽譜端末「GVIDO(グイド)」を使用して演奏致します。

東京二期会では4月27日(土)、28日(日)に開催する東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ J.マスネ オペラ『エロディアード』(セミ・ステージ形式上演)において、世界初の2画面電子ペーパー楽譜専用端末 GVIDO(グイド)を公演で実際に使用して演奏いたします。使用するのは二期会合唱団のうち15名です。

▼GVIDO(グイド)とは
GVIDO PRODUCTS | OVERVIEW - 画面電子楽譜グイド

GVIDOを使用する合唱団の歌手からは、専用の「スタイラスペン」を使うことによって、指揮者からの指示も、画面の譜面上に直接、しかも細かい字ですぐに書き込めるので大変便利!という声が上がっており、先日から行われているマエストロ・プラッソンとのリハーサルにおいても、GVIDOを使用して順調にリハーサルを重ねています!



また、多くのタブレット端末と違って画面が発光しないので、練習で長時間使用しても目の疲れがない、見開き2ページの楽譜なので演奏面で使いやすい、ブックマークを付けておけば見たいページにワンタッチで飛べるので、紙の楽譜よりめくりが断然速い!という声も。
さあ、間もなく本番!GVIDOを使用したオペラの舞台をどうぞお楽しみに。

▼『エロディアード』の本公演情報はこちらから 《チケット発売中!》
〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉2019年4月公演 J.マスネ『エロディアード』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年4月27日(土)17:00、28日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:ミシェル・プラッソン、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura

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【稽古場レポート】2月公演『金閣寺』(4) 〜フランスからの若きマエストロ合流!

東京二期会2019年2月公演オペラ『金閣寺』は、遂にマエストロ、マキシム・パスカルが来日。早速稽古に加わり、およそ2週間後に開幕を迎える公演に向けて、いよいよ仕上げの段階に入ってまいりました!


指揮 マキシム・パスカル

マエストロは今年34歳で、フランス音楽界の若手指揮者の筆頭といえる存在。すでにベルリン州立歌劇場、ミラノ・スカラ座、パリ・オペラ座で活躍するなど、世界的に活躍を続ける俊英です。
マエストロの音楽作りは、強弱の起伏の広さに加え、場面ごとの音色変化へのこだわりを強く感じさせます。オペラ『金閣寺』は各幕に様々なシーンが次々と挿入されて進行しますので、音楽からの各場面の描き分けにもどうぞご注目下さい。現代音楽のスペシャリストでもあるマエストロですので、当演目の複雑に絡み合う歌とオーケストレーションがどのように現れるのか期待大です!



ソリスト(上)、合唱(下)との音楽稽古の様子

一方、立ち稽古も連日の宮本亜門による稽古が順調に進行しています。
今週末からは、装置、照明、衣裳、映像等のデザイナーも次々と来日し、東京ヴァージョンの公演初日に向けて最後の追い込みとなります。


宮本亜門によるダンスシーンの稽古の様子


出演者全体で演技の確認をしています

今回の東京公演全3回を見逃すと、当演目を生の舞台で見ることは、世界的にも非常に機会が限られると思います。是非ご来場頂いて、オペラの新たな可能性に触れて頂ければ嬉しいです!

▼オペラ『金閣寺』公演情報ページはこちら
2019年2月公演 黛 敏郎『金閣寺』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年2月22日(金)18:30、23日(土)14:00、24日(日)14:00 東京文化会館大ホール
指揮:マキシム・パスカル、演出:宮本亜門、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益社団法人日本演奏連盟

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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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【稽古場レポート】2月公演『金閣寺』(3) 〜『金閣寺』の世界に浸る体験を!

東京二期会2019年2月公演オペラ『金閣寺』立ち稽古は第3クール目に入り、全てのシーンに演技がつき、稽古場もいよいよ仕上げに向かって動いております。

全体を見てきて感じるのは、オペラの展開が非常にスピーディーであること。舞台装置の動きと相まって、過去と現在、溝口の心象風景と現実とが次々と入れ替わり現れるため、その境界上で揺れる主人公溝口とヤング溝口と共に、『金閣寺』の世界を漂っていくような感覚に浸って頂けるのではないかと思います。


第1幕冒頭 溝口(与那城 敬)の演唱「金閣寺は焼かれねばならぬ!」


溝口(宮本益光)とヤング溝口(前田晴翔)は全編出ずっぱり!

また、当作品の影の主役と言えるのが合唱。シーンのチェンジが多いこのオペラの語り手であると同時に、溝口の心の動きも表していきます。
演出の宮本亜門が「"お経オペラ"と命名したいくらい」と語るように、劇中では何度もお経が聴こえてきますが、このお経部分を担当するのも合唱です。
オペラの最終場面は「ついに自由になった」と歌う溝口の絶唱、オーケストラの咆哮と、合唱の歌う読経が合わさり、大きなカタルシスが得られることは間違いありません。特にこの場面は、今回の舞台セットとの相乗効果を、是非劇場にて体感頂きたいと思います!


時には溝口を鼓舞し、時には溝口を追い詰める合唱

今週は、指揮のマキシム・パスカルもいよいよ合流予定!
マエストロによるオーケストラの色彩が間もなく加わり、『金閣寺』の全容をお届けするまで、2週間強。2月22日〜24日の3日間の公演は間もなくです。




▼オペラ『金閣寺』公演情報ページはこちら
2019年2月公演 黛 敏郎『金閣寺』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年2月22日(金)18:30、23日(土)14:00、24日(日)14:00 東京文化会館大ホール
指揮:マキシム・パスカル、演出:宮本亜門、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益社団法人日本演奏連盟

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【稽古場レポート】2月公演『金閣寺』(2) ~宮本亜門が語る三島由紀夫~

東京二期会2019年2月公演オペラ『金閣寺』、第2クールに入った立ち稽古は、演出の宮本亜門が合流、順調に稽古が進んでおります。

演出家にとって、三島由紀夫は特別な作家。新しいアイディアが次々と提案されており、フランス公演をさらにブラッシュアップした舞台が期待できそうです。
また、稽古中には演出家より、その都度各キャラクター像が語られていますが、中でも、「溝口、柏木、鶴川、この3つのキャラクターをそれぞれ三島由紀夫自身のある一面の投影としてとらえている。」という言葉が印象的でした。


各キャラクター像を語る演出家の言葉にも熱がこもっています。


第1幕稽古風景 有為子の最期は溝口に消えない痕を残します

また、当公演には主人公溝口の分身、ヤング溝口が登場します。この役は、三島由紀夫の原作には登場しない、当プロダクションオリジナルのキャラクター。溝口の内面を描く存在として、ほぼ全編に(!)登場します。
この難役を務めるのは、ミュージカル等で活躍中の前田晴翔と木下湧仁。


溝口とヤング溝口(左から与那城 敬、木下湧仁、前田晴翔、宮本益光)

舞台上でこの両役が平行して描かれることで、溝口の心理や思いが、過去、現在にどのように繋がっているのか、明確にとらえて頂けるのではないかと思います!
演出の宮本亜門の描くオペラ『金閣寺』で、躍動する“ヤング溝口”前田晴翔と木下湧仁にもどうぞご注目下さい。


▼オペラ『金閣寺』公演情報ページはこちら
2019年2月公演 黛 敏郎『金閣寺』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年2月22日(金)18:30、23日(土)14:00、24日(日)14:00 東京文化会館大ホール
指揮:マキシム・パスカル、演出:宮本亜門、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益社団法人日本演奏連盟

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【稽古場レポート】2月公演オペラ『金閣寺』立ち稽古スタート!

東京二期会2019年最初のオペラ公演『金閣寺』は、2月22日(金)の初日に向けて、1月中旬より立ち稽古が開始致しました!
戦後日本を代表する作家の一人、三島由紀夫の同名原作を元に、同じく戦後日本を代表する作曲家の黛 敏郎が作曲をした同作品。演出の宮本亜門が描く舞台は、色彩豊かであることが、かえって溝口の孤独や葛藤を浮き彫りにします。

フランスのラン歌劇場での公演を成功裏に終えましたが、今回の東京公演では演出家のイメージをより具体化すべく、稽古開始時には、まず演出家からの細かな演出メモが伝えられています。中にはフランス公演時から、今回の東京公演に向けて再構築するシーンもあるようです。


キャストらが舞台の説明を受ける様子


シーン毎に演出家の設定等を伝えていきます

立ち稽古は第1幕より順に開始。
「金閣寺は何よりも美しい」と語る父、若い男との不貞を重ねる母。溝口を金閣寺に迎える道宣和尚、共に徒弟として過ごす鶴川・・・等、それぞれに影を抱えたキャラクターの関係が次々と現れます。様々な登場人物との関わりの中で、溝口と金閣寺の関係が変化していきます。


第1幕稽古の様子


稽古後の溝口(中央左 与那城 敬、右 宮本益光)、鶴川(外側左 髙田智士、右 加耒 徹)コンビ

次週からは、早くも演出の宮本亜門も稽古に合流予定!
引き続き、乞うご期待!
 
 
▼オペラ『金閣寺』公演情報ページはこちら
2019年2月公演 黛 敏郎『金閣寺』 - 東京二期会オペラ劇場

 2019年2月22日(金)18:30、23日(土)14:00、24日(日)14:00 東京文化会館大ホール
 指揮:マキシム・パスカル、演出:宮本亜門、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
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東京二期会11月公演 モーツァルト『後宮からの逃走』
~いよいよ日生劇場に、オンステージ!

まもなく公演を迎える、東京二期会11月公演 W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』。

新制作にむけて、今年の4月から演出のギー・ヨーステンと私たちは動き始めていました。
ヨーステン本人が来日して、ドイツ語の台詞まわしを中心としたワークショップを重ねてきました。



そして10月に入り、演出のヨーステンが再来日してリハーサルも本格化!
舞台コンセプトの説明。



「幽閉」されているコンスタンツェの部屋には、セリムからの贈り物が転がっています。
舞台美術の 稽古場の小道具チェックにも余念がありません。





マエストロを中心に音楽の確認。ドイツ語の原語指導にはバリトンの小森輝彦が。
音楽の流れと共にドイツ語の発音にも磨きをかけます。



合唱、助演も入って、オール・キャストの3幕フィナーレ





東京交響楽団とのリハーサル。モーツァルト演奏のエキスパート。愛があふれています。





そして、いよいよ日生劇場に到着!



いざ、ステージへ――、11月22日(木)ワールド・プレミエを迎えます!



▼『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
2018年11月公演 W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場

 2018年11月22日(木)18:30、23日(金・祝)14:00、24日(土)14:00、25日(日)14:00 日生劇場
 指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】

●お問合せ・チケットのご予約は
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 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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初来日の演出家ギー・ヨーステンに迫る~『後宮からの逃走』~

11月公演『後宮からの逃走』演出のギー・ヨーステンはベルギー出身のオペラ演出家。
彼は今までにモーツァルトやヴェルディを始め、ベルカント作品、オペレッタ、ストラヴィンスキーやベルク等の現代作品のオペラにも取り組み、有に50以上のプロダクションに携わってきた世界的に著名な演出家です。メトロポリタン歌劇場、ウィーン・フォルクスオーパー、ベルギー王立歌劇場、ハンブルグ州立歌劇場等々の有名オペラ劇場で演出を務めた彼の、今回が日本での初演出公演となります!


ギー・ヨーステン

ヨーステンは本年4月に一度来日しており、指揮の下野竜也や日本人スタッフ、ソリストともミーティング、ワークショップが行われており今回の演出コンセプトについては既に共有されています。


スタッフミーティング:左奥が舞台美術のラモン・イバルス氏


ソリスト・ワークショップから


左からラモン・イバルス、山本耕平、宮地江奈、松永知史、ギー・ヨーステン、升島唯博、北嶋信也、加藤宏隆、斉木健詞

既に美しい舞台セットや衣裳案があるのですが・・・、ワールドプレミエとなる新プロダクションのため詳細が出せません(泣)。
公演に向けてのヨーステンのメッセージをご覧頂き、彼のライフワークとも言えるモーツァルト作品、ひいては今回の『後宮からの逃走』への想いを感じて頂ければ幸いです。


▼『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
2018年11月公演 W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場
 2018年11月22日(木)18:30、23日(金・祝)14:00、24日(土)14:00、25日(日)14:00 日生劇場
 指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】

●お問合せ・ご予約は《チケット絶賛発売中!》
 二期会チケットセンター 03-3796-1831
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9月公演プッチーニ〈三部作〉立ち稽古始まる!初の三団体合同の合唱もリハーサル開始

9月6日(木)のプレミエに向け、東京二期会オペラ劇場プッチーニ〈三部作〉の立ち稽古が始まりました!
演出ダミアーノ・ミキエレットに先んじて演出補のエレオノーラ・グラヴァニョーラが来日。彼女とは2014年『イドメネオ』公演以来の再会となりました。
この日、まずは三作全体を通した演出コンセプトを説明。稽古は『修道女アンジェリカ』からスタートしました。



『修道女アンジェリカ』アン・デア・ウィーン劇場公演の舞台写真(上)と、稽古場での道具の様子。

立ち稽古初日には、WEBぶらあぼの取材も入りました!


アンジェリカ役の北原瑠美。『外套』のジョルジェッタ役も兼ねています。
詳しくは後日WEBぶらあぼ東京二期会ANNEXにて。ぜひチェックください!


続いて、こちらは『ジャンニ・スキッキ』の稽古の様子。

今回は新国立劇場と日本オペラ振興会との共催公演です。東京二期会公演としては初めて、二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部の三団体合同の合唱団を結成します。
この日、合唱のリハーサルも別会場で同時スタートしました。



《三部作》の上演は、東京二期会としては1995年以来23年ぶり2度目。藤原歌劇団は、1957年の初演以来、63年、74年、82年と上演を重ねてきた歴史をお持ちです。
そして、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場での初演からは100年。〈三部作〉上演史の新しく輝かしい1ページとなるように、稽古を積み重ねていきます!
 
 
▼プッチーニ〈三部作〉公演情報ページはこちら
2018年9月公演 G.プッチーニ〈三部作〉 外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ - 東京二期会オペラ劇場

 2018年9月6日(木)18:30、7日(金)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
 指揮:ベルトラン・ド・ビリー、演出:ダミアーノ・ミキエレット、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
 合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

▼プッチーニ〈三部作〉プレ講座&ミニ・ライブ(入場無料)開催決定!ご予約はお早めに
プッチーニの魅力を語りつくし、歌いつくす!8/16(木)は、すみだパークギャラリーで〈三部作〉プレイベント開催! - オペラの散歩道(二期会blog)

●プレ・イベントおよび〈三部作〉のお問合せ・ご予約は
 二期会チケットセンター 03-3796-1831
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