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【高田正人オペラ講座オンライン】東京二期会オペラ劇場R.シュトラウス『影のない女』レクチャー 動画無料公開中!

東京二期会が2月にボン歌劇場との共同制作でお贈りする『影のない女』。
このオペラの魅力を知っていただこうと、去る9月28日にレクチャー&コンサート「高田正人の『魔笛』と『影のない女』!」を開催しました。

今回は、そのレクチャーから、高田正人による解説と、出演者とのトークの模様を3本立てで無料公開します!

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第1弾は「あらすじ解説篇」。オペラ界随一のストーリーテラーでもある高田正人が、『影のない女』のストーリーを簡潔に、かつ興味深くお話しします。
まずは、この動画をご覧いただければ、あらすじはばっちりです!


続いては、キャスト・インタビュー。
本当は、このオペラ講座に参加した人でなければ聞けないようなエピソードも、今回は特別に披露します!
第2弾は、「タイトルロールにインタビュー篇」をお届け!
「影のない女」と呼ばれるのは、「皇后」役を務めるソプラノ冨平安希子。バイエルン州立歌劇場のオペラ研修所に入所する頃の思い出から、今回の皇后役にかける想い、そして、コンヴィチュニー演出について、語ります。


そして、第3弾は、バラク役の「バリトン清水勇磨とトーク篇」をお届けします!
劇中のバラクの人柄と清水本人と重ねて展開するトーク。ざっくばらんな会話に思えて、実はこれが役柄の紹介になっているのです!?
ボローニャ歌劇場研修時代のことなど、高田正人でしか聞き出せない話題が展開。そして最後にサプライズが…どうぞ最後までご視聴ください!

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▼『影のない女』公演情報ページはこちら
ドイツ・ボン歌劇場との共同制作公演
2022年2月公演 R.シュトラウス『影のない女』〈新制作・ワールドプレミエ〉 - 東京二期会オペラ劇場

2022年2月9日(水)18:00、11日(金・祝)14:00、12日(土)14:00、13日(日)13:00 東京文化会館 大ホール
指揮:アレホ・ペレス/演出:ペーター・コンヴィチュニー/管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

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いよいよチケット発売開始の2022年2月『影のない女』を知るために>>9月28日(火)にテノール高田正人が講師をつとめるレクチャーコンサートを開催します!

~正人も知らないファンタジー・オペラの世界へ!~

オペラには様々な作品がありますが、そのひとつのジャンルとして、魔法やこの世ならぬ世界を描くファンタジー・オペラがあります。
先日大好評のうちに東京公演が閉幕したモーツァルト『魔笛』は、ファンタジー・オペラの代表格であることをオペラを好きな方であれば誰もが知るところでありますが、東京二期会が来年2月にボン歌劇場との共同制作によりペーター・コンヴィチュニーの新演出でワールド・プレミエ上演する『影のない女』は、リヒャルト・シュトラウスがこの『魔笛』を大いに意識して作曲されたと言われる魔法のオペラというのはご存知でしょうか。ただ、この作品は大作がゆえに国内でも上演機会が少なく、ご覧になったことがある方もあまり多くはないのではないのでしょうか。

201902_takada_masato.jpg
テノール高田正人

そこで、いよいよ9月18日(土)より二期会オペラ愛好会先行発売、10月2日(土)より一般発売が開始されるこの機会に『影のない女』を詳しく知っていただこうと、これまでも数々のレクチャーコンサートやNHKラジオ深夜便「ミッドナイトオペラ」で、その独自の視点からのお話がオペラファンはもとより、初心者でも分かりやすいと大好評のテノール高田正人が講師をつとめるレクチャーコンサートを、9月28日(火)19時より、めぐろパーシモンホール小ホールにて開催いたします!
今回は『影のない女』を中心に、『魔笛』や演奏各曲にまつわる楽しいトークを繰り広げながらお贈りします。歌唱ゲストには2月公演『影のない女』で本キャストをつとめる、皇后役のソプラノ冨平安希子、バラク役のバリトン清水勇磨を迎え、高田と共に様々な楽曲をお楽しみいただきながら皆様をめくるめくファンタジーの世界に誘います。

ぜひのお越しを会場でお待ちしております!

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2020年9月『フィデリオ』マルツェリーネ役 冨平安希子

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2021年2月『タンホイザー』ヴォルフラム役 清水勇磨

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210928takada_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
高田正人の『魔笛』と『影のない女』!
~正人も知らないファンタジー・オペラの世界~

日時:2021年9月28日(火) 19:00開演(18:30開場)
会場:めぐろパーシモンホール 小ホール
(東急東横線「都立大学駅」より徒歩7分)
料金:(全自由席) 一般¥2,500、学生¥1,000
  ※二期会オペラ愛好会会員割引あり

出演:高田正人(講師/テノール)、冨平安希子(ソプラノ)、
   清水勇磨(バリトン)、木下志寿子(ピアノ)
演奏予定曲
【第一部】
グノー作曲 『ファウスト』より "宝石の歌" (冨平)
ジョルダーノ作曲 『アンドレア・シェニエ』より "祖国の敵" (清水)
モーツァルト作曲 『魔笛』より
     "この素晴らしい絵姿" (高田)/"パ・パ・パ" (冨平・清水)
【第二部】
コルンゴルト作曲 『死の都』より "ピエロのアリア" (清水)
R.シュトラウス作曲 「私は花束を編みたかった」 (冨平)
R.シュトラウス作曲 『影のない女』より
     "私の夫はどこへ行ったの" (冨平)/"あいつらにも子供の時代があった" (清水)
※演奏予定曲は都合により変更となる場合がございます。

▼公演情報ページ
高田正人の『魔笛』と『影のない女』!|コンサート・ラインアップ - 東京二期会

●ご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

▼2022年2月 R.シュトラウス『影のない女』公演情報ページはこちら
《二期会創立70周年記念公演》ボン歌劇場との共同制作公演 R.シュトラウス『影のない女』! - 東京二期会オペラ劇場
2022年2月9,11,12,13日 東京文化会館 大ホール
指揮:アレホ・ペレス/演出:ペーター・コンヴィチュニー/管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団

▼二期会オペラ公演 モーツァルト『魔笛』は今秋、山形・高崎・札幌の3都市で開催!
〈2021グランドオペラフェスティバル in Japan〉モーツァルト『魔笛』(山形・高崎・札幌公演) - 東京二期会
山形公演:2021年10月9日(土)14:00 やまぎん県民ホール 大ホール
高崎公演:2021年10月14日(木)18:00 高崎芸術劇場 大ホール
札幌公演:2021年11月6日(土)14:00 札幌文化芸術劇場 hitaru
指揮:阪 哲朗(山形)、川瀬賢太郎(高崎・札幌)/演出:宮本亞門
管弦楽:山形交響楽団(山形)、東京フィルハーモニー交響楽団(高崎)、札幌交響楽団(札幌)

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【イベントレポート】「東京二期会サポーターズ☆フェスタ2019」~4月12日神楽坂ラリアンスにて開催いたしました!

去る4月12日(金)12時、神楽坂にあるフレンチレストラン「ラリアンス」にて、「東京二期会サポーターズ☆フェスタ2019」を開催。100名の東京二期会サポーター(二期会オペラ愛好会会員)様と、43名の二期会歌手が集まり、歌とトークの2時間を過ごしました。

当日は、NHK「ラジオ深夜便」に出演のアンカー遠藤ふき子さんと、同番組オペラコーナーで遠藤さんと共演しているテノール高田正人との楽しいトークや、昨年バイロイト音楽祭にソリストとして出演したメゾソプラノ金子美香のトークと歌唱、さらに二期会を代表する歌手や新人歌手が代わるがわる出演し、瞬く間に時が過ぎました。




今後も二期会歌手とお客様が触れ合えるイベントを開催してまいります。二期会オペラ愛好会にお入りでない皆様も是非ご入会頂き、二期会歌手との懇親をお楽しみください。

■当日歌唱曲
ヴェルディ 『椿姫』より 「乾杯の歌」:総勢14名のソリスト
日本歌曲 橋本國彦『お六娘』:金子美香
J.シュトラウスII 『こうもり』より 「乾杯の歌」:新人歌手
ビゼー 『カルメン』より 「闘牛士の歌」:成田博之
J.シュトラウスII 『こうもり』より アデーレのアリア:清野友香莉
ヴェルディ 『リゴレット』より 四重唱:冨平安希子、山下牧子、山本耕平、池田直樹

■当日出演歌手
(ソプラノ)新井ちひろ、伊藤麻里、岩井理花、岩村雅美、内田千陽、清野友香莉、腰越満美、小藤恵理子、柴田紗貴子、武井涼子、竹内伶奈、田崎尚美、田口久仁子、冨平安希子、中西惠子、橋本夏摘、福岡真紀、福嶋由記、藤村佐和子、二見麻衣子、前田洋子、眞玉郁碧、梁瀬彩加、渡邊仁美、渡邊まりえ
(メゾソプラノ)池端 歩、井谷萌子、金子美香、川合ひとみ、花房英里子、山下牧子
(テノール)磯沼 良、大野徹也、志摩大喜、新海康仁、高田正人、新津耕平、樋口達哉、山本耕平
(バリトン)池田直樹、加賀清孝、三戸大久、成田博之

▼ご入会案内とお申込みはこちらから
「二期会オペラ愛好会」のご案内 - 東京二期会

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【稽古場レポート】2月公演『金閣寺』(3) 〜『金閣寺』の世界に浸る体験を!

東京二期会2019年2月公演オペラ『金閣寺』立ち稽古は第3クール目に入り、全てのシーンに演技がつき、稽古場もいよいよ仕上げに向かって動いております。

全体を見てきて感じるのは、オペラの展開が非常にスピーディーであること。舞台装置の動きと相まって、過去と現在、溝口の心象風景と現実とが次々と入れ替わり現れるため、その境界上で揺れる主人公溝口とヤング溝口と共に、『金閣寺』の世界を漂っていくような感覚に浸って頂けるのではないかと思います。


第1幕冒頭 溝口(与那城 敬)の演唱「金閣寺は焼かれねばならぬ!」


溝口(宮本益光)とヤング溝口(前田晴翔)は全編出ずっぱり!

また、当作品の影の主役と言えるのが合唱。シーンのチェンジが多いこのオペラの語り手であると同時に、溝口の心の動きも表していきます。
演出の宮本亜門が「"お経オペラ"と命名したいくらい」と語るように、劇中では何度もお経が聴こえてきますが、このお経部分を担当するのも合唱です。
オペラの最終場面は「ついに自由になった」と歌う溝口の絶唱、オーケストラの咆哮と、合唱の歌う読経が合わさり、大きなカタルシスが得られることは間違いありません。特にこの場面は、今回の舞台セットとの相乗効果を、是非劇場にて体感頂きたいと思います!


時には溝口を鼓舞し、時には溝口を追い詰める合唱

今週は、指揮のマキシム・パスカルもいよいよ合流予定!
マエストロによるオーケストラの色彩が間もなく加わり、『金閣寺』の全容をお届けするまで、2週間強。2月22日〜24日の3日間の公演は間もなくです。




▼オペラ『金閣寺』公演情報ページはこちら
2019年2月公演 黛 敏郎『金閣寺』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年2月22日(金)18:30、23日(土)14:00、24日(日)14:00 東京文化会館大ホール
指揮:マキシム・パスカル、演出:宮本亜門、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益社団法人日本演奏連盟

●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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【稽古場レポート】2月公演オペラ『金閣寺』立ち稽古スタート!

東京二期会2019年最初のオペラ公演『金閣寺』は、2月22日(金)の初日に向けて、1月中旬より立ち稽古が開始致しました!
戦後日本を代表する作家の一人、三島由紀夫の同名原作を元に、同じく戦後日本を代表する作曲家の黛 敏郎が作曲をした同作品。演出の宮本亜門が描く舞台は、色彩豊かであることが、かえって溝口の孤独や葛藤を浮き彫りにします。

フランスのラン歌劇場での公演を成功裏に終えましたが、今回の東京公演では演出家のイメージをより具体化すべく、稽古開始時には、まず演出家からの細かな演出メモが伝えられています。中にはフランス公演時から、今回の東京公演に向けて再構築するシーンもあるようです。


キャストらが舞台の説明を受ける様子


シーン毎に演出家の設定等を伝えていきます

立ち稽古は第1幕より順に開始。
「金閣寺は何よりも美しい」と語る父、若い男との不貞を重ねる母。溝口を金閣寺に迎える道宣和尚、共に徒弟として過ごす鶴川・・・等、それぞれに影を抱えたキャラクターの関係が次々と現れます。様々な登場人物との関わりの中で、溝口と金閣寺の関係が変化していきます。


第1幕稽古の様子


稽古後の溝口(中央左 与那城 敬、右 宮本益光)、鶴川(外側左 髙田智士、右 加耒 徹)コンビ

次週からは、早くも演出の宮本亜門も稽古に合流予定!
引き続き、乞うご期待!
 
 
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2019年2月公演 黛 敏郎『金閣寺』 - 東京二期会オペラ劇場

 2019年2月22日(金)18:30、23日(土)14:00、24日(日)14:00 東京文化会館大ホール
 指揮:マキシム・パスカル、演出:宮本亜門、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益社団法人日本演奏連盟

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オペラ『金閣寺』~東京ニューバージョンにむけて、出演者追加決定!

2019年2月公演、オペラ『金閣寺』は、東京公演でのジャパン・プレミエにむけて、東京ニューバージョンとなって生まれ変わります。

フランス公演の際にはカットされていた部分も上演されることとなり、新バージョンとなったことでキャストが追加されました。今回、新たに歌手からキャスティングされたのは、娼婦役のメゾソプラノ郷家暁子(2月22日,24日)と中川香里(2月23日)。
昨年、二期会オペラ研修所を修了した同期の二人です。今年5月二期会ニューウェーブ・オペラ『アルチーナ』ブラダマンテ役で郷家がデビューを先駆けましたが、同9月の東京二期会プッチーニ〈三部作〉~『修道女アンジェリカ』では中川もデビューを決めて、郷家とともに共演を果たしました。


郷家暁子

中川香里

また役の嘉目真木子(22,24日)と冨平安希子(23日)が、それぞれ有為子役(22,24日=冨平、23日=嘉目)でも出演が決定!この二人は全日出演となりますので、ぜひお聴きのがしなく!


嘉目真木子

冨平安希子

そして、今回、溝口という青年の内面劇を描くための、もうひとりの溝口の存在が。

「(溝口が)昔若かった、本当にピュアな自分、ある意味ピュアすぎるがゆえに、執着心が強くなっていくもうひとりの溝口」-宮本亜門

フランス公演でも話題となり、「束縛から放たれた主人公の分身が踊る、その流れるような身のこなしは、まさに演出家・宮本亜門の詩的な筆致そのもの」(ブノワ・フォシェ『ディアパゾン』)など、絶賛されたもうひとりの溝口役に、東京公演では注目を集める二人の若きダンサーが選ばれました。
2月22日,24日出演の前田晴翔は、2017年に赤坂ACTシアター/梅田芸術劇場でのミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』で主役ビリーを演じ大きな話題を呼びました。2月23日出演の木下湧仁は、劇団四季『ライオン・キング』にて、ヤングシンバ役を演じたほか、ミュージカル『赤毛のアン』や『アニー』にも出演しています。


前田晴翔

木下湧仁

二人の若い才能が、宮本亜門の演出する東京二期会の舞台で、どのような活躍を見せるのかにもぜひご注目ください!
 
 
▼オペラ『金閣寺』公演情報ページはこちら
2019年2月公演 黛 敏郎『金閣寺』 - 東京二期会オペラ劇場

 2019年2月22日(金)18:30、23日(土)14:00、24日(日)14:00 東京文化会館大ホール
 指揮:マキシム・パスカル、演出:宮本亜門、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益社団法人日本演奏連盟

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ベルギー大使館で『後宮からの逃走』記者会見を開催!演出ギー・ヨーステン、セリム大和田伸也が語ったこと

11月2日(金)に開催したベルギー大使館での11月公演『後宮からの逃走』記者会見の模様をレポートします!

今回の『後宮からの逃走』公演は、ベルギー出身の演出家ギー・ヨーステンの本邦初プロダクションで11月22日がワールド・プレミエ公演になることにあたり、ベルギー大使館から後援をいただいています。

▼会見の開催を伝えるベルギー大使館のツイート



初の日本での二期会アーティストとの稽古について、
「日本では、お昼でも夜でも、その日の稽古の始まりの挨拶は“オハヨウゴザイマス”。いつでも朝の挨拶をすることで、常にフレッシュでエネルギッシュな気持ちで稽古に臨まれていることに、敬意を覚えました」
「『後宮からの逃走』は、若いカップルたちのラブストーリー。トルコの後宮を舞台に、彼らはお互いを探しあい、自分探しをし、「愛」とは何かを探しもとめていきます。
彼らを演じる歌手も、若い人たちがキャスティングされました。若者たちの成長の物語とともに彼らの成長をみてください」とヨーステン。
演出コンセプトについては、昨年、京都旅行での知見が今回の舞台に示唆を与えたと話し、「日本には、三種の神器が納められた箱があり奉られていることを知りました。誰もがその箱の中に‘何が入っているか’を知っていながら、実際に中を開けて見ることはありません。存在することは知っていながら‘見ることはできない’。それは「愛」にも言えることです」



会見の後半には、セリム役の大和田伸也が、コンスタンツェ役の安田麻佑子、ブロンデ役の冨平安希子とともに登場。
大和田は、「この歳になって自分がオペラに出演できるとは夢にも思っていませんでした」と喜びを口にしました。「昔、劇団四季にいたころは日生劇場が本拠地でした。今回45年ぶりの里帰りです」
セリム役については、ちらりとヨーステン氏に目を送って、「今、演出家からは、ダンディとは何かを学ばせてもらっています」と深みのある声でジョーク交じりに話すと、一瞬にして会場は笑いで和んで大和田の空気に。「セリムは、人間的な魅力に溢れ、慈愛にみちた人物。若いコンスタンツェも一度はその魅力に惹かれながら、最後はベルモンテのもとへとかえっていく。それを赦す懐の深さを」

一方、安田麻佑子は「13年ほど前からフランスで活動をしており、今回、コンスタンツェで二期会デビューの機会をいただき、一時帰国しております。(コンスタンツェ役は)最初どのように演じればよいかわからなかったのですが、最初の大和田さんと稽古をご一緒したときに、セリムの人間的な魅力にコンスタンツェは惹かれていったのだなあ、とストンと腑に落ちました。たくさんの演技のヒントをいただいています」と大和田との共演の喜びを口にしました。

冨平安希子は「バイエルン国立歌劇場での研修はとても厳しいものでしたが、そこで鍛えられたことで、今の自分があります。今回はドイツ語の歌唱とともにドイツ語の台詞もありますが、ヨーステンさんが言葉の細やかなニュアンスまで伝えてくださるので、ほんとうにそれぞれのキャラクターが生き生きと浮かびあがってきます。楽しい舞台になると確信しています」と充実した稽古を重ねている様子を伝えました。

東京二期会『後宮からの逃走』ワールド・プレミエまで、あと2週間!
どうぞお楽しみに!




▼この記者会見の模様は、各ウェブメディアでも紹介されました
オペラ初出演!大和田伸也が会見~東京二期会《後宮からの逃走》 - WEBぶらあぼANNEX
大和田伸也が45年ぶり日生劇場「故郷に帰るよう」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
大和田伸也 71歳でオペラに…「まさかこの年で参加できるとは」 - デイリースポーツ online

▼『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
2018年11月公演 W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場

 2018年11月22日(木)18:30、23日(金・祝)14:00、24日(土)14:00、25日(日)14:00 日生劇場
 指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】

●お問合せ・チケットのご予約は
 二期会チケットセンター 03-3796-1831
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

 
 

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10/20(土) タテルヨシノ銀座 10周年記念
ソプラノ冨平安希子、テノール山本耕平~11月『後宮からの逃走』&2月『金閣寺』連続出演キャストによる特別ディナー・コンサートを開催!

高級フレンチ・レストラン「タテルヨシノ 銀座」では今年、オープン10周年を記念して、10月20日(土)に一夜限りの特別ディナー・ガラ・コンサートが開催されます。
これまでのオープン記念ディナーにも二期会のアーティストが登場してまいりましたが、今年は10周年というさらに特別な年を迎えられたということで、2018年11月『後宮からの逃走』、19年2月『金閣寺』と続けて東京二期会オペラ公演に出演予定のキャスト、二人を揃えました!
『後宮』のブロンデ、『金閣寺』の女役をつとめるソプラノ冨平安希子と、『後宮』のベルモンテ、『金閣寺』の柏木役のテノール山本耕平です。ピアノは石野真穂。


ソプラノ 冨平安希子

テノール 山本耕平

ピアノ 石野真穂

この日だけの特別なお料理と、この日だけの特別なオペラ・プログラムをどうぞお楽しみください。

■■■ イベント情報 ■■■
レストラン タテルヨシノ 銀座
10周年記念 オペラ ガラ ディナー

日時:2018年10月20日(土)19:00開演
   ・「オープニングステージ」とお料理後の「メインステージ」
会場:レストラン タテルヨシノ銀座
   (東京都中央区銀座4-8-10 PIAS GINZA12F)
料金:30,000円(税込・サービス料別途)食前酒付き
出演:冨平安希子(ソプラノ)、山本耕平(テノール)、石野真穂(ピアノ)
メインステージ曲目:
・ヴェルディ 『リゴレット』より 「あれか、これか」
・グノー 『ファウスト』より 「宝石の歌」
・ヴェルディ 『リゴレット』より 「あなたは心の太陽だ」
・モーツァルト 『後宮からの逃走』より 「ここで君に会えるはずだ!」
・ドヴォルザーク 『ルサルカ』より 「月に寄せる歌」
                      ほか

▼詳しいイベントのご案内およびご予約はこちら
レストラン タテルヨシノ 銀座 TEL 03-3563-1511

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▼『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
2018年11月公演 W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場

 2018年11月22日(木)18:30、23日(金・祝)14:00、24日(土)14:00、25日(日)14:00 日生劇場
 指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】

▼『金閣寺』公演情報ページはこちら
《フランス国立ラン歌劇場との共同制作》2019年2月公演 黛 敏郎『金閣寺』 - 東京二期会オペラ劇場
 2019年2月22日(金)18:30、23日(土)14:00、24日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
 指揮:マキシム・パスカル、演出:宮本亜門、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
 〈主催〉公益財団法人東京二期会

●『後宮からの逃走』&『金閣寺』お問合せ・チケットのご予約は
 二期会チケットセンター 03-3796-1831
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

 
 

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11月公演『後宮からの逃走』キャスト・メッセージ~ブロンデ役:ソプラノ冨平安希子&宮地江奈

11月公演モーツァルト『後宮からの逃走』キャスト・メッセージ紹介連載3回目は、ブロンデ役のソプラノ冨平安希子と宮地江奈です!

<ブロンデ>
ブロンデはスペイン貴族の娘コンスタンツェの侍女で、コンスタンツェとともにトルコの後宮に幽閉されています。太守に狙われているコンスタンツェの横で、ブロンデもまた守番のオスミンに迫られますが、そこは自由闊達で自尊心旺盛なイギリス娘(18世紀当時最も経済、思想とも進歩的だったのがイギリスでした)、まったく動じる気色を見せません。
明るく軽やかで、しかも芯の強さも持ち合せた女性ブロンデには、まさにぴったりの二人がキャスティングされました!

冨平安希子 (とみひら あきこ)
11月22日(木)・24日(土)出演

名門バイエルン州立歌劇場の研修所に学び、その本舞台で『魔笛』『ばらの騎士』など数多の経験を重ねてきた冨平安希子。抜群の表情豊かな歌唱で、国内ではオペラだけでなく、宮本亜門演出ミュージカル『サンデー・イン・ザ・パーク』に出演するなど幅広い活躍を見せています。今年は、7月『魔弾の射手』エンヒェンに始まり、ブロンデにつづいては2月『金閣寺』にも出演が決まっており、大活躍の年を迎えています!

《ブロンデ役について》
冨平: ブロンデは、コンスタンツェとともに海賊にさらわれトルコの太守セリムに売られてしまい、今はセリムの宮殿に監禁されています。
ブロンデは、この状況を嘆くしかしないコンスタンツェに希望を持つよう元気づける役です。「明るく希望を持つ者にこそ運はついてくる」という台詞がありますが、それが彼女の信念です。決断力に富み、太守ゼリムの家来であるオスミンさえも手玉にとってしまうようなしっかり屋です。

《ブロンデからみた見どころ・聴きどころ》
冨平: オペラ全体に東洋風の旋律が聞こえ、音楽的に非常に魅力的な作品です。
「私たちの国(=ヨーロッパ)ではこんな風に女性に振る舞うものよ」とオスミンに教えるブロンデのアリアから二幕が始まり、それに続く台詞で二人の関係性が垣間見えてきます。とても優美で可愛らしい旋律にのってオスミンにチクリと念を押す様子がよく表れていて、歌い甲斐があるとても好きな曲です。オスミンとのシーンは私自身も楽しみにしているシーンです。
もうひとつのアリア「なんという喜び」では恋人のベルモンテがついにやって来たという知らせをコンスタンツェにやっと伝えられる喜びを爆発させて、息継ぎする暇もないほどの目眩く旋律にのって一気に歌い上げます。
ベルモンテと再会できた時の四重唱では、その重唱の中で再会の喜びから一転してそれぞれの感情が変化し、ドラマがどんどん展開します。このオペラのキーともなる見応えのあるシーンになるのではないでしょうか。
ブロンデはこのオペラの中での一種の清涼剤のような存在だと思うので、その役割をきちんと踏まえて歌い演じたいです。

《『後宮からの逃走』のテーマ、メッセージ》
冨平: コンスタンツェ、そして彼女の侍女であるブロンデは、言ってみれば非日常の世界に今は身を置いていて、太守セリムから酷い仕打ちを受けるどころか手厚い待遇を受けています。ブロンデはセリムの家来のオスミンから好意を寄せられていて、その不器用さと無骨さが彼女には新鮮にうつります。ふたりとも自分の恋人を思いその好意を拒んではいますが、完全に拒んでいるわけではなく、非日常の中で揺らいでしまう自分自身と戦っているのではと思われる場面もあったりします。最後は監禁を解かれ、自分達の日常へと帰ってはいきますが、果たしてその日常が以前と全く同じものになるのかは疑問です。
コジ・ファン・トゥッテの結末にも似ています。その後の日常が劇中では描かれていないところも同じです。非日常な空間に置かれ、予測外のことが起こった場合、彼女たちのように日常では考えられないような考えや行動に陥ってしまうことは、現代に生きる私たちにも理解できないことではありません。彼女達の葛藤を見透かしたかのように詰るベルモンテとペドリロ、それに対してそんなことを思うなんてひどい、と開き直る女性陣が描かれる4重唱は今現在私たちのごく身近でもよく見られる会話ですし、それ以外の場面にもこのように覚えがあるような会話が頻繁に登場します。
現代に生きる私たちが感情移入しやすいキャラクターが多く登場するオペラですから、そんな点からもお客様にはより楽しんで頂けるのではと思います。


東京二期会2018年7月公演『魔弾の射手』より(撮影:三枝近志)
エンヒェン 冨平安希子(左)

     *     *     *

宮地江奈 (みやち えな)
11月23日(金・祝)・25日(日)出演
 
二期会オペラ研修所を経て、新国立劇場オペラ研修所に進んだ宮地江奈。その間、冨平と同じバイエルン州立歌劇場研修所とミラノ・スカラ座にも学び、修了した今年5月、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』モルガーナ役でデビューを果たしました!
『後宮からの逃走』ブロンデ役の後も、来年6月再び日生劇場にて『ヘンゼルとグレーテル』露の精、眠りの精役で出演を予定しており、今後ますます目が離せません!

《ブロンデ役について》
宮地: いつも前向きで、人生を明るく楽しく生き抜く術を知っている女性だと思います。
「物事は考え方次第で、悪い方向に考えたら、本当に悪い方向に転んでしまいます!」と、いつもコンスタンツェを励まし、発破をかけます。セラムに囚われているような状況でも、目の前にある楽しいこと、美しいものを見つけられる柔軟さと、傲慢なオスミンにも全く物怖じをしない強さ、どちらも持ち合わせているのが、彼女の魅力です。

《ブロンデからみた見どころ・聴きどころ》
宮地: どのようなシーンになっていくのか、私自身とても楽しみなのが、オスミンとのやりとりです。短い台詞のシーンですが、最初は偉そうだったオスミンが、たったの数分でブロンデに言い負かされるシーンがあります。
今回たまたま、二人の体格の差も相まって、より面白いシーンになると確信しています!

《『後宮からの逃走』のテーマ、メッセージ》
宮地: やはり登場人物の恋愛模様かと思います。自分の恋人とは全く違うタイプの男性からの猛アプローチを受け、それに対して女性陣の心は動いてしまうのか?それとも、全く動じないのか?それとも、理性を保ち、心とは反対の行動をとるのか?登場人物たちの、細かい感情の移り変わりが楽しめるオペラではないでしょうか。
悩めるコンスタンツェと、それを励ますブロンデのやりとりは、まるで今の「女子会」の会話みたいですし、恋愛における「嫉妬」や「疑い」は、きっと今も昔も変わらない、不動のテーマだと思います。
自分と近いキャラクターを見つけて、共感して、どっぷりとこのオペラの世界に浸って頂きたいです!


二期会ニューウェーブオペラ2018年5月公演『アルチーナ』より(撮影:三枝近志)
モルガーナ 宮地江奈(左)

     *     *     *

▼『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
2018年11月公演 W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場

 2018年11月22日(木)18:30、23日(金・祝)14:00、24日(土)14:00、25日(日)14:00 日生劇場
 指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】

●お問合せ・チケットのご予約は
 二期会チケットセンター 03-3796-1831
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

 
 

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9月のラリアンスに、ソプラノ冨平安希子(『後宮からの逃走』『金閣寺』出演)、テノール高柳 圭(『金閣寺』出演)が登場します

9月18日(火)は、神楽坂のフレンチレストラン「ラリアンス」にて、「ラリアンス・オペラ・コレクション with 二期会」の開催が決まりました。通常のフレンチのディナーに、2つのオペラのステージが加わる特別な一夜です。
和のテイストとフレンチの幸福なマリアージュ「フランコジャポネ」をテーマに創作されるお料理は、シェフ自ら日本全国に足を運んで厳選された食材から生まれています。

今回出演するのは、ソプラノ冨平安希子、テノール高柳 圭、ピアノ天日悠記子。テーマは「日本の歌とオペラの夜長」。星や月や夜そのものが表現されたオペラの名曲をお贈りします。

ソプラノ冨平安希子は今年大忙し!7月公演『魔弾の射手』エンヒェン役に出演した後、11月『後宮からの逃走』ブロンデ、2019年2月『金閣寺』女役と立て続けに出演します。
テノール高柳 圭は、2012年二期会ニューウェーブ・オペラ『スペイン時間』ゴンザルヴェ役でデビュー。今シーズン2019年2月『金閣寺』若い男役で、東京二期会オペラ劇場に初登場となります。
フランスでの公演を大成功に収めた宮本亜門演出のオペラ『金閣寺』東京公演もぜひお楽しみに!
 


ソプラノ 冨平安希子

テノール 高柳 圭

ピアノ 天日悠記子

 
■■■ イベント情報 ■■■
ラリアンス・オペラ・コレクション with 二期会
日時:2018年9月18日(火)19:00開宴(18:30開場)
会場:神楽坂「ラリアンス」メインダイニング
   (「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
料金:おひとり様 8,500円~
出演:冨平安希子(ソプラノ)、高柳 圭(テノール)、天日悠記子(ピアノ)
予定演奏曲目:
 ヴェルディ 『椿姫』より 「乾杯の歌」
 小林秀雄 「落葉松」
 團 伊玖磨 『夕鶴』より 「与ひょう、私の大事な与ひょう」
 プッチーニ 『トスカ』より 「星は光りぬ」
 ドヴォルザーク 『ルサルカ』より 「月に寄せる歌」
 プッチーニ 『ラ・ボエーム』より 「愛おしい乙女よ」

●お問合せ・ご予約は
 ラリアンス TEL03-3269-0007(フロント)まで
 
 
▼ブロンデ役 冨平安希子は11月22日(木)と24日(土)!『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
2018年11月公演 W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場
 2018年11月22日(木)18:30、23日(金・祝)14:00、24日(土)14:00、25日(日)14:00 日生劇場
 指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】
 《チケット絶賛発売中!》

▼若い男役 高柳 圭と女役 冨平安希子は2月23日(土)に共演!『金閣寺』公演情報ページはこちら
2019年2月公演 黛 敏郎『金閣寺』 - 東京二期会オペラ劇場
 2019年2月22日(金)18:30、23日(土)14:00、24日(日)14:00 東京文化会館大ホール
 指揮:マキシム・パスカル、演出:宮本亜門、管弦楽:東京交響楽団
 <フランス国立ラン歌劇場との共同制作>
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 《チケット10月6日(土)~一般発売》

●東京二期会オペラ劇場公演のお問合せ・ご予約は
 二期会チケットセンター 03-3796-1831
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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真夏の夜は青島広志と一緒に「後宮」へ!
~7/31(火)開催 二期会オペラ講座 “後宮からの逃走 ~ オペラの東洋趣味”

マルチな活躍を続ける青島広志によるわかりやすいお話と、オペラ本公演のキャストによる歌唱で毎回大好評いただいています「二期会オペラ講座」。こんど7月31日(火)開催の回は、11月の東京二期会公演モーツァルト『後宮からの逃走』を主に取り上げつつ、この演目の背景にある「東洋趣味」に迫ります。

「東洋趣味」とは音楽だけではなく、絵画等にも流行した、ヨーロッパから見たアジア、及びアフリカ等への興味や憧れが生んだ現象といえるでしょう。『後宮からの逃走』に関連して言えば、打楽器を用いたリズミカルな音楽に、当時のモーツァルトの強い関心が見えると思います。
今回、青島広志がどのように講座をお送りするのか、メッセージが届いております!



この「東洋趣味」は同時代の他の作曲家にも、多大なるインスピレーションを与えたようです。天才による異文化の融合としての『後宮からの逃走』。
二期会のオペラ講座でその一端に触れてみてはいかがでしょうか。
 

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公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ講座(通算第41回)
ブルーアイランド音楽辞典『大作曲家による究極のオペラ縦断』シリーズ(22)
“後宮からの逃走 ~ オペラの東洋趣味”

日時:2018年7月31日(火) 19:00開演(18:30開場)
会場:日暮里サニーホール
出演:青島広志(お話とピアノ)、冨平安希子(ソプラノ)、山本耕平(テノール)
【演奏予定曲目決定しました!】
・スカルラッティ 「日は既にガンジスから」(山本)
・トスティ 「遙かに」(冨平)
・シューマン 「蓮の花」(冨平&山本)
・メンデルスゾーン 「歌の翼に」(冨平&山本)
・モーツァルト 『後宮からの逃走』より
 “コンスタンツェ、君に再び会えるのか”(山本)
 “優しい言葉にお世辞をまぜて”(冨平)
 “何という喜びと楽しみが”(冨平)
 “おお愛よ、私はひたすらに”(山本)
料金:全自由席 一般3,000円、学生1,000円
(※二期会オペラ愛好会価格あり)

 
▼2018年11月公演『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
日生劇場開場55周年記念モーツァルト・シリーズ 『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場
 指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団
 2018年11月22日(木)18:30、23日(金・祝)14:00、24日(土)14:00、25日(日)14:00
 日生劇場

●「二期会オペラ講座」&『後宮からの逃走』のお問合せ・ご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
   (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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7/31(火)開催、真夏の夜は「オペラ講座」!~青島広志がモーツァルトの五大オペラの1つ、『後宮からの逃走』の魅力に迫る

『フィガロの結婚』『コジ・ファントゥッテ』『ドン・ジョヴァンニ』『魔笛』と並び、モーツァルトの五大オペラの1つとされる『後宮からの逃走』。2018年は〈NISSAY OPERA2018〉日生劇場開場55周年記念モーツァルトシリーズとして、東京二期会が11月に上演いたします。
そこで、マルチな活躍を続ける作曲家・青島広志の分かりやすくて詳しいお話しと、本公演キャスト等、二期会の実力派歌手による演奏をたっぷりと交え、毎回ご好評いただいている「二期会オペラ講座:ブルーアイランド音楽辞典『大作曲家による究極のオペラ縦断』シリーズ」では秋の公演を前に、このオペラ『後宮からの逃走』を中心に取り上げ、その魅力に迫ります。

『後宮からの逃走』は名作オペラとして皆さんもよくご存じかと思いますが、実は18世紀のヨーロッパにおける“東洋趣味”から大きく影響を受けた作品でもあります。東西の文化の交流から生まれる異国への憧れや刺激が、若きモーツァルト(初演時は26歳!)にどのように影響を与えたのか。青島広志が楽しく鋭く迫ります。
今回の共演は、共に11月『後宮からの逃走』本公演キャストから、活躍が目覚ましいソプラノ冨平安希子とテノール山本耕平。当演目のアリアもたっぷりとお楽しみいただく予定です。

真夏の蒸し暑い夜は涼しいホールでオペラ講座。
皆様お誘いあわせの上お越しください!
 


お話しとピアノ 青島広志

ソプラノ 冨平安希子

テノール 山本耕平

 
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ講座(通算第41回)
ブルーアイランド音楽辞典『大作曲家による究極のオペラ縦断』シリーズ(22)
“後宮からの逃走 ~ オペラの東洋趣味”

日時:2018年7月31日(火) 19:00開演(18:30開場)
会場:日暮里サニーホール
   (「日暮里駅」東口駅前より徒歩2分 ホテルラングウッド4F)
料金:(全自由席)
 一般¥3,000(二期会オペラ愛好会価格あり!チケット申し込み時に同時入会頂けます)
 学生¥1,000
発売日:4月14日(土)10:00~

出演:青島広志(ピアノとお話し)、冨平安希子(ソプラノ)、山本耕平(テノール)

▼オペラ講座の情報ページはこちら
二期会オペラ講座 第41回|コンサートラインアップ - 東京二期会

▼お問合せ・ご予約は
二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
   (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」でもお求めいただけます。是非ご利用ください!!

 
 

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パパゲーノ萩原 潤とパパゲーナ冨平安希子がお贈りする、「母の日」の特別なディナー・コンサート at ラリアンス

毎回ご好評をいただいている「ラリアンス・オペラ・コレクション with 二期会」。
8回目となる5月11日(月)は、7月公演『魔笛』の本キャストから、パパゲーノ萩原 潤とパパゲーナ冨平安希子が出演します。ピアノも大藤玲子と豪華な顔ぶれとなりました!
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写真は左から 冨平、萩原、大藤
1月に登場したパミーナとタミーノ(嘉目真木子と金山京介)、3月のクレオパトラとチェーザレ(高橋 維と杉山由紀)に続いて、二期会公演の中からカップル・キャストでの出演です。
▼前回の様子がごらんいただけます
第7回オペラコレクション・ディナー[レストラン・音楽イベント] - ラリアンス
今回、「豊潤な味と香りのオペラ」と題して、ラリアンスのお料理との相乗効果で表現したいものは、〈幸福〉。ディナーのオープニングを『椿姫』のヴィオレッタのアリアで華やかに飾ったあとは、大理石が敷かれたラリアンスの素晴らしい音響にぴったりのモーツァルトでおもてなし。天才作曲家が残した幸福感に満ちた音楽を、冨平と萩原が真心こめて演奏いたします。
当日、ラリアンスでは「母の日フェア」も同時開催中(5月7日~15日)。母の日の記念でご利用のお客様には、さらに特別なコンシェルジュサービスもあるそうです!

201505_lallianceoperavol8.jpg ■■■ イベント情報 ■■■
《ラリアンス オペラ・コレクション with 二期会 VOL.8》
~豊潤な味と香りのオペラ~

日時:2015年5月11日(月) 18:00開店
    第1ステージ 19:30~/第2ステージ 20:30~
    ※ご予約はお好きなお時間で承ります
会場:神楽坂「ラリアンス」
    (「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
コースと料金:(ステージ・サービス料・税込)
    ・ムニュ"神楽"コース 8,500円~
    ・シェフ"大堀"コース 13,500円~
    ※ミュージックチャージ等の特別料金は一切かかりません
出演:冨平安希子(ソプラノ)、萩原 潤(バリトン)、大藤玲子(ピアノ)
予定プログラム:
 【第1ステージ】
 ・ヴェルディ『椿姫』より
      「ああ、そは彼の人か…花から花へ」
 ・モーツァルト『フィガロの結婚』より
      「もう飛ぶまいぞこの蝶々」
      「ひどいぞ!どうして今まで私を」
 【第2ステージ】
 ・モーツァルト『魔笛』より
      「おいらは鳥刺し」
      「ああ、私にはわかる」
      「パパパの二重唱」

▼詳細・ご予約・お問合せはこちらから
ラリアンス・オペラ・コレクション ― with 二期会 ― 第8回|イベント・限定メニュ・お得情報 - 神楽坂ラリアンス
 東京都新宿区神楽坂2-11 電話:03-3269-0007
▼冨平、萩原が出演する、二期会『魔笛』チケット情報はこちら
東京二期会オペラ劇場 W.A.モーツァルト『魔笛』 - 東京二期会
 2015年7月16・18・19・20日 東京文化会館大ホール

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【7月公演『魔笛』キャスト情報】
ソプラノ冨平安希子 Sings Spring Coming to 丸の内!

東京駅至近の丸の内トラストタワーでの無料ランチタイムコンサート。
今月12日(木)はソプラノ冨平安希子が出演します!
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7月二期会『魔笛』にてパパゲーナを演じる冨平。ドイツでの活動期間が長く、二期会オペラにはこれが初舞台です。
ドイツ・シュトゥットガルト州立音楽芸術大学を最優秀で修了。その後、名門ミュンヘン・バイエルン州立歌劇場オペラ研修生として『ばらの騎士』モディスティン、『ヘンゼルとグレーテル』露の精、そして『魔笛』パパゲーナ等で同歌劇場に舞台にも立ちました。
演出の宮本亜門氏とは、2009年宮本演出ミュージカル『サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ』に出演して以来。冨平が心待ちにしていた現場での再会が、今回の『魔笛』パパゲーナで実現することになったのです。
12日のランチタイムコンサートは、冨平の歌を一足早くお聴きいただける機会。持ち前の明るく軽やかな歌声で、春の訪れを祝福します!
平日のお昼ではありますが、足をお運びいただけましたら嬉しいです。
■■■ 公演情報 ■■■
丸の内トラストシティ・ランチタイムコンサート
第192回「プリマヴェーラ~ ソプラノ春の歌声」

日時:2015年3月12日(木)12:10開演 (13:00終演予定)
会場:丸の内トラストタワーN館 1Fロビー
料金:無料、ロビースペースに座席あり(数に限りがあります)
出演:冨平安希子(ソプラノ)、黒木直子(ピアノ)
予定曲目:
 ・團伊玖磨 「花の街」
 ・山田耕筰 「この道」
 ・中田喜直 「霧と話した」「さくら横ちょう」
 ・J.シュトラウス 「春の声」
 ・トスティ 「四月」
 ・グノー 『ロミオとジュリエット』より ジュリエット「私は生きたい」
 ・シベッラ 「ラ・ジロメッタ」
 ・プッチーニ 『ラ・ボエーム』より ムゼッタ「私が街を歩くと」
▼アクセス情報はこちらへ
丸の内トラストシティ/演奏スケジュール|ランチタイムコンサート - 森トラスト
丸の内トラストシティ ランチタイムコンサート - 東音企画

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