2012年12月12日のエントリー

声の魅力、ソプラノ半田美和子の『ルル組曲』を東京シティ・フィルと聴く

来る12月14日(金)午後7時開演、東京オペラシティ コンサートホールにおいて下野竜也指揮、東京シティ・フィルハーモニーの第264回定期公演のソリストとして、ソプラノ半田美和子が出演します。
二期会では宮本亜門演出『フィガロの結婚』スザンナ、新国立劇場ではジョナサン・ミラー演出『ファルスタッフ』のナンネッタ等で活躍。サントリーホール音楽財団創立40周年記念サマーフェスティバル2009にて、細川俊夫作曲オペラ「班女Hanjo」の花子役を日本初演、非常に高い評価を受けた半田美和子。
高いテクニックと表現力あふれる歌声、そして深い洞察力と楽曲への共感が、エネルギッシュで独特な世界を生み出す、稀有な歌手です。
▼東京シティ・フィルの公演情報はこちら
第264回定期演奏会 - 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
handa_miwako_DSC2320.jpg (c)Itaru Hirama
そして、半田の初CD『Khora-Niemandslied - ソプラノ名曲集』のお知らせも。
声楽家との共演も多く、厚い信頼を得ている日本を代表するピアニスト、山田武彦との共演で、半田が大切にし、高い評価を受けてきたオーケストラ作品や現代曲を含む、聴きごたえのあるラインアップ。
マーラー「私はこの世の人ではなくなった(『リュッケルトの詩による5つの歌』より)」に始まり、細川俊夫「五木の子守唄」で終わる、これまでの歩みを静かにまた激しく。
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バッハから現代曲、また、ドイツ、フランス、イタリア、ノルウェー、ロシアそして日本と、様々な国の作曲家の作品が収録されています。
(中略)どれも聴いていただきたい名曲ばかりですが、特にLigetiの録音に挑戦できたことは、大変嬉しく楽しいことでした。(半田のブログから)
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その情熱の奥底にある人間の非常に複雑な面と、あくまでもシンプルなもの。年末の慌ただしいひととき、手にとって、この一年を思いながら聴いてみたいと思います。
『Khora-Niemandslied-ソプラノ名曲集』
ソプラノ半田美和子、ピアノ山田武彦
2012年12月19日(水)発売予定 ¥3,000(税込) Octavia Exton
【収録曲】
・マーラー:私はこの世の人ではなくなった(『リュッケルトの詩による5つの歌』より)
・マーラー:天上の生活~交響曲第4番第4楽章(『少年の魔法の角笛』より)
・バッハ:アリア「愛ゆえに私の救い主は死のうとしておられます」(マタイ受難曲BWV244より)
・ヴェーベルン:シュテファン・ゲオルゲの「第七の環」による5つの歌 Op.3
・ベルク:ルルの歌(歌劇『ルル』より)
・リゲティ:マカーブルの秘密(オペラ『ル・グラン・マカーブル』よりゲポポの3つのアリア)
・ヘンデル:アリア「さあ、私を嘆くままにさせて!」(オペラ『リナルド』より)
・グリーグ:ソルヴェイグの歌(『ペール・ギュント』より)
・グリーグ:ソルヴェイグの子守唄(『ペール・ギュント』より)
・ラヴェル:シェエラザード
・ストラヴィンスキー:ナイチンゲールの歌(歌劇『ナイチンゲール』より)
・細川俊夫:花子のアリア(オペラ『班女』より)
・細川俊夫:五木の子守唄(細川俊夫 編曲)
▼CDの情報およびご予約はこちらからご覧いただけます。
『Khora-Niemandslied-ソプラノ名曲集』 半田美和子、山田武彦 - HMV
他、全国のCDショップ、Amazon等のネットショップでお求めいただけます。

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