2014年10月10日のエントリー

びわ湖ホール『リゴレット』 いよいよ明日初日

沼尻竜典芸術監督が優れた作品を厳選し、制作・上演する、びわ湖ホール「沼尻竜典オペラセレクション」。
ヴェルディ中期の名作、歌劇『リゴレット』がいよいよ明日(10月11日(土))初日を迎えます。
注目の初日キャストは、福井 敬(マントヴァ公爵)、幸田浩子(ジルダ)、斉木健詞(スパラフチーレ)、谷口睦美(マッダレーナ)と精鋭ぞろい。澤村翔子(チェプラーノ伯爵夫人)、鈴木愛美(マントヴァ公爵夫人の小姓)は両日出演です。
スタッフ、キャスト一同ご来場をお待ちしております。

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■福井 敬(ふくい けい・テノール)
国立音楽大学声楽科卒業、同大学院修了。二期会オペラスタジオ修了。
修了時に川崎靜子賞受賞。文化庁オペラ研修所修了。
90・94年文化庁派遣芸術家在外研修員等によりイタリアに留学。
第20回イタリア声楽コンコルソでミラノ大賞(第1位)、第20回ジロー・オペラ賞新人賞、第4回五島記念文化賞オペラ新人賞、第44回芸術選奨文部大臣賞新人賞、第25回ジロー・オペラ賞、第9回出光音楽賞、第33回エクソンモービル音楽賞洋楽部門本賞。国立音楽大学教授。
国宝級の輝く美声で日本が世界に誇るスーパー・テナー。二期会会員
福井敬.net(ファンサイト)
 
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■幸田 浩子(こうだ ひろこ・ソプラノ)
東京藝術大学首席卒業。同大学院、オペラ研修所を経て渡欧。数々の国際コンクールに上位入賞 後、シュトゥットガルト歌劇場、ベッリーニ大劇場、ローマ歌劇場等欧州の名門歌劇場へデビュー。2000年 ウィーン・フォルクスオーパーと専属契約。
国内では新国立劇場、二期会の舞台で主役級を演じる他、全国各地でのリサイタル、更にはBSフジ「レシピ・アン」(毎週土曜6時30分)でMCを務めるなど多彩な活動を展開。DENONレーベルより6枚のソロ・アルバムをリリース。
第14回五島記念文化賞オペラ新人賞、第20回 エクソンモービル音楽賞奨励賞受賞。
2015年7月宮本亜門演出二期会公演『魔笛』にパミーナで出演予定。二期会会員
幸田浩子 公式サイト - 日本コロムビア
 
201410_saiki_kenji.jpg ■斉木 健詞(さいき けんじ・バス)
国立音学大学卒業、同大学院修了。二期会オペラ研修所マスタークラス修了。
第78回日本音楽コンクール第3位。09年は文化庁派遣芸術家在外研修員としてボローニャへ留学。
近年は新国立劇場『タンホイザー』『サロメ』、二期会『ドン・ジョヴァンニ』『ナブッコ』『マクベス』『ホフマン物語』、兵庫県立芸術文化センター『トスカ』、日生劇場『フィデリオ』等に出演。
びわ湖ホールでは『海賊』(日本初演)をはじめ、『アイーダ』『椿姫』『ワルキューレ』等に出演し、輝かしくも荘厳なバスの響きでファンの心をとらえる華ある逸材。二期会会員
斉木健詞ブログ
 

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「9月27日 稽古風景」 写真提供:びわ湖ホール
ほぼひと月に亘る立ち稽古も大詰め期待が高まります。
(中央)マントヴァ侯爵:福井 敬  ほか
■■■ 公演情報 ■■■
沼尻竜典オペラセレクション
G.ヴェルディ作曲 歌劇『リゴレット』全3幕
イタリア語上演・日本語字幕付
日時:2014年10月11日(土)・12日(日) 両日とも14:00開演
会場:滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール 大ホール
▼びわ湖ホール『リゴレット』の詳細はこちらから
沼尻竜典オペラセレクション ヴェルディ作曲 歌劇『リゴレット』(全3幕) イタリア語上演・日本語字幕付 - 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール
公共交通機関での行き方|アクセス - 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール

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9月公演『イドメネオ』公演プログラム 販売中!

9月15日に閉幕した東京二期会オペラ劇場『イドメネオ』。
ご来場誠にありがとうございました。ご来場いただけた方も、あいにくご覧になれなかった方も、記念となる今回の公演プログラムはいかがでしょうか?
二期会のオペラ公演では過去の公演プログラムをアーカイヴ販売しています。
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作品解説は、安田和信氏。譜例をもって綿密かつ読みやすい『イドメネオ』解説は、まさに保存版!
「『イドメネオ』」は、通奏低音の伴奏による「レチタティーヴォ・セッコ」の部分を最小限に留め、オーケストラ伴奏による「レチタティーヴォ・アッコンパニャート」の多用が顕著であり、これも当時の最先端の様式へと接近を試みたものと言える。オーケストラが雄弁に振る舞うことで、歌手たちの言葉や感情は音楽的にさらに表現を持つことができるのである」
また、演出面では、現代演出に造詣の深い森岡実穂氏が、ミキエレット演出を解説。これを読むと、『イドメネオ』に登場した様々なモチーフ(こども、靴、アウトドア用品など)が、他の作品の世界とつながっていることが分かります。
「本作(プッチーニ三部作)では三作品をつなぐ重要な小道具として子ども靴がすべての 作品に登場する。(…)女性の人生を大きく動かす要素としての「子ども」を三作品をつらぬく要素とし、最後の喜劇では希望につなげて終わる、見事な構成力である」

『イドメネオ』のテーマでもある「父と子」の関係については、臨床心理士の信田さよ子氏に寄稿していただき、父と息子、母と娘、夫婦関係と家族のあり方の変遷まで解説いただきました。
「近代家族というシステムは、親子ではなく夫婦関係が土台を支えているのだ、という自覚を、母親である女性たちはもちろんのこと、父親である男性たちにぜひとも持っていただきたい、切に願っている」
その他にも、山本浩未氏「女が男を演じる魅力」、斎藤啓介氏「素顔の準・メルクル」など読み物満載のプログラムです。

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東京二期会オペラ劇場 「公演プログラム」バックナンバー販売 - 東京二期会
※直接、二期会チケットセンター(03-3796-1831)へのお電話でも承ります。
 気になる公演がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください!
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