2020年09月10日のエントリー

東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』キャスト・インタビュー~ハンナ役 嘉目真木子「憧れのハンナ役」

新国立劇場でのベートーヴェン『フィデリオ』で開幕した東京二期会2020-2021シーズン。続いては、11月に日生劇場で開幕するオペレッタの名作レハール『メリー・ウィドー』です。
今回は、新型コロナウイルス感染拡大対策のため、客席内でのソーシャルディタンスを保つため、左右の席に空席を設け間隔をあけているため、座席数が少なくなってしまい、11月26日~29日の4日間がすでに販売数終了。残すは追加となった25日(水)のプレビュー公演のみとなっています。
追加公演にも出演するハンナ役のソプラノ嘉目真木子。公演に向けてインタビューをおこないました。


みなさま、こんにちは。東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』ハンナ役の嘉目真木子(よしめ まきこ)です。
私が演じるハンナは、たいへんお金持ちの未亡人です。私にとっては初役で、憧れの役のひとつでもありました。今回、初めてチャレンジさせていただくことになり、とても嬉しく思っております。
指揮者の沖澤のどかさんとは、彼女が音楽スタッフ時代に何度か現場でご一緒させていただきましたので、彼女の二期会本公演デビューでも、ぜひご一緒させていただきたいなと思っていました。
(ダニロ役で)共演の与那城 敬さんとも何度かご一緒させていただいております。ただ、恋のお相手役というのは初めてなので、どのようになるかドキドキしながらも、信頼している先輩の胸を借りるつもりで、安心して身を預けていけたら、と思っています。

― Q.ハンナの歌う「ヴィリアの歌」は故郷の恋の歌。嘉目さんの故郷の歌といえば?
高校(大分県立上野丘高等学校)の校歌が、自分の心の中にあります。
その校歌は少し変わっていて、混声四部合唱のバージョンがあり、合唱部の方が入学式の際に歌ってくださるのです。実は中山悌一先生(二期会の創立者)が作曲されているのですが、高校の時はまったく意識したことがなく、ただ「かっこいい」校歌だなと思い、自分も合唱部に入りました。
そこから、本格的に、音大に行くにどうしたらいいのかな、歌の勉強を始めるにはどうしたら…と考えるようになったので、(校歌が)歌の道を歩き始めるきっかけとなったのです。ソプラノのパートですが、今でも歌えます(笑)私の「故郷の歌」です。
(動画では嘉目の「故郷の歌」が聴けます!)

*     *     *


▼『メリー・ウィドー』公演情報ページはこちら
2020年11月公演 F.レハール作曲オペレッタ『メリー・ウィドー』 - 東京二期会オペラ劇場

2020年11月25日(水)18:30※★、26日(木)18:30、27日(金)14:00★、28日(土)14:00、29日(日)14:00★ 日生劇場
(※…プレビュー公演/★…ハンナ・グラヴァリ役 嘉目真木子 出演日)
指揮:沖澤のどか/演出:眞鍋卓嗣
管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]

●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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