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イタリア・ボローニャ市立劇場『椿姫』公演の快挙!
ソプラノ田中絵里加はヴィオレッタ役で、バリトン清水勇磨はジェルモン役で出演

二期会のソプラノ田中絵里加は、本年7月22日からボローニャ市立劇場で上演されるヴェルディ『椿姫』(La Traviata)でヒロインのヴィオレッタ役を演じることが決まりました。また、五島記念文化賞オペラ新人賞を得て、ボローニャ市立劇場研修所の研修生として研鑽を積んでいるバリトン清水勇磨が、同公演のジェルモン役に大抜擢されました。

オペラの本場で、ヴェルディのオペラのタイトルロールを歌うという素晴らしいチャンスを手にした田中は「歴史のあるイタリアの歌劇場でヴィオレッタを演じる事はプレッシャーではありますが、何ものにも代え難い喜びで、いまからワクワクしています。」とコメントを寄せています。ちなみに田中は、昨年12月、同劇場の『ドン・ジョヴァンニ』にもツェルリーナ役で出演しています。

ボローニャ市立劇場は、1763年に建てられました。6月にも8年ぶりに、来日した名高い劇場です。学問、芸術の重要な役割を担ってきた歴史ある街で、作曲家ロッシーニもボローニャ音楽学校で学んでいます。日本にもファンが多く、来日公演も大変人気があります。サッカーファンには、ボローニャFCの本拠地スタディオ・レナート・ダッラーラ(Stadio Renato Dall'Ara)として、知られています。塔と芝生の美しいスタジアムで、サッカーファンでなくても訪れてみたいところ。そんな、魅力ある街の誇りである歌劇場に、二期会の歌手が主要な役で出演するということで、とても光栄なことと思います。

▼ボローニャ市立劇場の公演ページはこちら(イタリア語サイト)
LA TRAVIATA – estate – - Teatro Comunale di Bologna


田中絵里加 ソプラノ
東京音楽大学大学院修了。ヴェネツィア国立音楽院大学院首席修了。第41 回イタリア声楽コンコルソ1 位ミラノ大賞受賞。OperaLive etition 国際コンクール優勝。Toti dal monte 国際コンクールでファイナリスト、更に優秀者に選ばれ奨学金を授与。G.B.Rubini 国際コンクールで3 位。2014 年度文化庁海外研修生。2017 年度さわかみオペラ財団奨学生。ミラノスカラ座研修所、ボローニャ市立劇場研修所で研鑽を積む。これまでにドニゼッティ劇場、ボローニャ市立劇場、マリオデルモナコ劇場、ブレーシャグランデ劇場など多数劇場でオペラ出演。 ジャンニ・スキッキのラウレッタ役、 ドン・パスクアーレのノリーナ役、ラ・ボエームのムゼッタ役、奥様女中のセルピーナ役などを演じる。2018 年12 月にはボローニャ市立劇場にてドン・ジョヴァンニのゼルリーナ役(指揮:ミケーレ・マリオッティ/演出:ジャン・フランソワ・シバディエ)で出演。2019 年7 月ボローニャ市立劇場にて上演される椿姫にヴィオレッタ役で出演予定。2011 年よりイタリアで活動中。二期会会員

清水勇磨 バリトン
国立音楽大学附属高校を経て国立音楽大学卒業、同大学院修士課程首席修了。最優秀賞受賞。横須賀芸術劇場「新しい声」2015日本代表に選出、ドイツ大会に出場。第13回東京音楽コンクール声楽部門第1位受賞。(公財)野村財団より芸術文化助成を受け、イタリア・パルマにて研修。2018年ワーグナーコンクール(カールスルーエ)セミファイナリスト。大学院オペラ『フィガロの結婚』伯爵、日生劇場『セヴィリアの理髪師』フィオレッロ等を好演。2017年二期会『ばらの騎士』ファーニナル、東京(セバスチャン・ヴァイグレ指揮)愛知、大分(ラルフ・ワイケルト指揮)では豊かな音色と確かな技術で好演し、2018年3月立川市民オペラ『椿姫』ジェルモンではイタリアオペラにおいて十分な存在感を示した。2018年からは五島記念文化財団オペラ新人賞の助成によりイタリアにおいて研修をしている。2019年1月にはカルロ・フェリーチェ劇場(ジェノバ)の主催により『ドン・パスクワーレ』表題役でイタリアデビューをし、正統派の歌手としてイタリアにおいても認識されつつある。また2019年からはボローニャ歌劇場付設オペラ研修所でも研修を開始し、ヴェルディバリトンとしての期待はもちろんの事、プッチーニ、ワーグナーに至るまでの幅広いレパートリーを着実に自分のものにしており、数少ない正確な技術と音楽性を兼ね備えた歌手として信頼と期待を集めている。2020年3月まで引き続き文化庁在外研修員としてイタリアで研修を続ける。
東京音楽コンクール優勝者コンサート、文化庁・日本演奏連盟主催東京文化会館でのリサイタル、「第九」、「マタイ受難曲」等の宗教曲、くにたちフレッシュ名曲コンサート(リサイタル)、モーニングコンサート(東京文化会館)、NHK-FM リサイタル・ノヴァに出演。 平成28、29年度宗次エンジェル基金/(公社)日本演奏連盟新進演奏家国内奨学生。第28回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。日本演奏連盟会員。イタリア、ボローニャ在住。二期会会員

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ソプラノ田中絵里加 ミラノスカラ座研修所に入所予定

2013年7月16日から19日にかけて、イタリア・ミラノスカラ座のスカラ座研修所・オペラソリストコース(Accademia Teatro alla Scala : l'accademia di perfezionamento per cantanti lirici del Teatro alla Scala)の入所オーディションが行われ、留学中のソプラノ田中絵里加の合格が決まりました。
コースは2年間で、入所オーディションは2年に1度。今回は約170名の応募があり選りすぐりの10名が合格しました。今回の合格者は2013年11月より入所の予定です。
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田中は、東京音楽大学大学院オペラ研究領域を修了後、2011年3月に二期会オペラ研修所マスタークラスを修了。2011年11月ヴェネツィア国立音楽院に入学し現在2年在学中。
2011年1月イタリア声楽コンコルソ「ミラノ大賞」、2012年5月ボローニャ歌劇場オペラ研修所企画オペラ「L'Olimpiade」オーディションでアリステア役で1位、さらに成績優秀者に送られる奨学金を獲得。2013年6月コンクール「Toti dal monte」ムゼッタ役でファイナリスタとなり、成績優秀者に贈られる奨学金を獲得しています。
2013年5月には、マルテッラーゴ野外会場にてオペラ「Così fan tutte」フィオルディリージに出演するなど将来を嘱望される若手アーティストです。
また、2013年11月にはドニゼッティ財団(Fondazione Donizetti)が主催する、ベルガモ音楽祭 (Bergamo Musica Festival)の中において、オペラ「La finta semplice」で主役のロジーナに選ばれています。(会場:ドニゼッティ劇場、11月20日から25日の期間)

▼今回の合格者を伝えるスカラ座研修所のウェブサイト記事(イタリア語)
A new group of soloists for the Academy of Lyric Opera - Accademia Teatro Alla Scala

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