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1/27(土)開催「二期会ニューイヤーコンサート2024」出演者からのメッセージ #3

1月27日(土)開催!二期会の精鋭による「二期会ニューイヤーコンサート2024~オペラに酔いしれて」。開催がまもなくに迫っております!
総勢37名の二期会アーティストが渋谷区文化総合センター大和田さくらホールに集い、ニューイヤーコンサートに相応しい華やかなステージを繰り広げます。

先週に続き公演に向けて出演者からメッセージが続々届いておりますのでご紹介してまいります。

      *      *      *


【Part1出演】
■國光ともこ(ソプラノ)
<マスネ『エロディアード』より “美しく優しいきみ”>
kunimitsu_tomoko_n.jpg *出演メッセージ
このたび二期会ニューイヤーコンサート2004への出演が叶い、大変嬉しく心躍る思いです。
今回歌わせていただく曲は、デビュー公演のマスネ「エロディアード」からサロメのアリア、私にとって大変印象深く大切な作品です。再びステージで皆さまに聴いていただける日を今から楽しみにしております。
ご来場を心よりお待ち申し上げます。
【Part1出演】
■髙品綾野(ソプラノ)
<ビゼー『真珠採り』より レイラとズルガの二重唱>
1_takashina_ayano.jpg *出演メッセージ
セイロン島(現在のスリランカ)の海辺の村が舞台なのですが、偶然にも昨年スリランカへ訪れる機会がありました。スリランカ南端のゴールは、漁業が盛んな海辺の街で、まさに真珠採りの舞台を感じさせるような場所でした。
この二重唱では、レイラが恋心を寄せるナディールが囚われの身となっているのを、彼だけは助けて欲しい!とズルガに嘆願します。しかし、嫉妬に狂ったズルガは二人の処刑を決意するのです。
バリトン佐野正一さんと共に、美しくも力強いビゼーの音楽をお届けしたいと思います。
【Part2出演】
■持齋寛匡(テノール)
<ドニゼッティ『アルバ公爵』より “清く美しき天使”>
2_jisai_hiromasa.jpg *出演メッセージ
あけましておめでとうございます。テノールの持齋寛匡です。
この度はニューイヤーコンサートに出演させて頂き、皆様の前で歌わせて頂ける事この上なく嬉しく思います。
私の歌うアリア《清く美しい天使》は、離ればなれになってしまった恋人の心の平穏と幸せを願い歌う曲です。
真摯な祈りを歌声に乗せ皆様まで精一杯お届けしたいと思います。

      *      *      *


良席が少なくなってまいりました。どうぞお早目にご予約ください。
皆様のご来場を、心よりお待ちしております。

240127new_year_thumb_n.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
二期会ニューイヤーコンサート2024 ~オペラに酔いしれて~
日時:2024年1月27日(土)
   Part 1=13:00開演(12:30開場)
   Part 2=18:30開演(18:00開場)
会場:渋谷区文化総合センター4F さくらホール
(JR「渋谷駅」南改札西口より徒歩5分)
料金:(全席指定・税込) 各回¥4,500
   《チケット発売中》
▼予定プログラム全曲、コンサート概要はこちらから
二期会ニューイヤーコンサート2024 ~オペラに酔いしれて~ - 東京二期会
  主催:公益財団法人東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

*未就学児のご入場はお断り申し上げます
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい


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【イベント・レポート】3/29(金)開催~《二期会プレ・ソワレ》テノール高田正人「講師」による、『エロディアード』『サロメ』プレトーク&國光ともこ・田崎尚美ミニ・コンサート

去る3月29日(金)に新宿にある舞台劇術活動の拠点地、「芸能花伝舎」にて4月公演『エロディアード』、6月公演『サロメ』のプレイベントを開催。講師にテノール高田正人、両公演のキャストを代表して『エロディアード』から國光ともこ、『サロメ』から田崎尚美、ピアノには『サロメ』の音楽スタッフ湯浅加奈子が出演しました。



芸能花伝舎では昨年、2018年3月にも東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『ノルマ』を前にプレトーク&コンサートを開催(テノール 城 宏憲と舞台構成の菊池裕美子が出演)。続いて8月には、9月のプッチーニ〈三部作〉公演に向け、すみだパークスタジオ内SASAYAカフェでのプレトークを開催し、「講師」高田正人が登場!
これらが好評で、ご来場のお客様から同様の企画の開催を希望される声を多数いただきましたので、今回の企画が実現に至りました!



今回のテーマは「ふたりのサロメ」。
これまでにもご紹介してきたとおり、4月公演『エロディアード』と6月公演『サロメ』は、同じ物語が大元となって作られたオペラで、音楽もドラマの内容もまったく違った作品です。
今回は、高田正人が、自身も2010年の東京二期会オペラ劇場『サロメ』(P.コンヴュチュニー演出)に出演した経験も交えながら、キリスト教の「聖書」などに見られるオリジナルの物語と、比較的オリジナルに近い『サロメ』、そして、フランスのロマンティックな物語に脚色された『エロディアード』という順番で、それぞれの物語の違いを解説しました。




解説の合間には、6月『サロメ』から田崎尚美、4月『エロディアード』から國光ともこ の両演目のサロメ役が登場し、高田からのインタビューに答えました。
そして、イベントの最後には「ふたりのサロメ」から、ご来場のみなさまに歌のプレゼント。國光サロメが、預言者ジャンへのピュアな恋心を歌う第1幕のアリア「彼は優しく、美しい」を披露すると、田崎サロメは、最期の絶唱、皿上のヨカナーンの首へ口づけを施しました。
まったく違った感情の表出でありながら、実は一途な想いであることに変わりはないという、不思議。ぜひ両演目ともご鑑賞ください!





そして今回は、イベントでの解説とインタビューの動画も公開いたしました!
イベントにお越しになれなかった方も、もう一度お話を聞きたいという方も、高田講師のユーモアあふれる詳しい解説をどうぞお楽しみください!

▼2つの「サロメ」、何が同じで何が違うか


▼登場人物相関図


▼R.シュトラウス『サロメ』解説&サロメ役田崎尚美インタビュー


▼マスネ『エロディアード』解説&サロメ役國光ともこインタビュー



▼『エロディアード』の本公演情報はこちらから 《チケット発売中!》
〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉2019年4月公演 J.マスネ『エロディアード』(セミ・ステージ形式) - 東京二期会オペラ劇場
2019年4月27日(土)17:00、28日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:ミシェル・プラッソン/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団/合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura

▼『サロメ』の本公演情報はこちらから 《チケット発売中!》
《ハンブルク州立歌劇場との共同制作公演》R.シュトラウス『サロメ』 - 東京二期会オペラ劇場
2019年6月5日(水)18:30、6日(木)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ/演出:ヴィリー・デッカー
管弦楽:読売日本交響楽団/合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人読売日本交響楽団

●『エロディアード』&『サロメ』のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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3/29(金)に『エロディアード』&『サロメ』プレイベントを開催!【入場無料】

2月公演『金閣寺』につづいて、東京二期会が打ち出す「Le temps des deux “Salomé” ~二つのサロメ」プロジェクト。
4月公演マスネ『エロディアード』と、6月公演R.シュトラウス『サロメ』は、どちらも「新約聖書」に登場する《ヘロディアスの娘/サロメ》を題材にした物語から生まれました。しかし、そこに描かれているサロメ像は全く異なった趣を持つことになります。

高潔な預言者ジャンに惹かれていく純粋なサロメを描いた『エロディアード』。預言者ヨカナーンに拒まれ、彼の首を求めるという倒錯的な欲望へと向かっていく少女を描いた『サロメ』。これら二つの作品を観比べることでオペラの世界が広がり、そしてオペラを通したヨーロッパ世界の芸術、宗教、歴史、社会への理解が深まることはまちがいありません。

なぜ、どのようにして、二つの《サロメ》は全く違うドラマになっていったのか。本公演を前に二つの作品世界の大元である《サロメ》の物語からその謎に迫り、本公演をより深くお楽しみいただけるためのイベントを企画しました。

――― 題して、「ふたりのサロメ」

講師は、歌声とともに知的でわかりやすく淀みのない解説でおなじみのテノール高田正人。そして「ふたりのサロメ」には、『エロディアード』から國光ともこ(4月28日出演)、『サロメ』から田崎尚美(6月6日・9日出演)と、それぞれの演目でサロメを演じるソプラノが出演します。
両キャストからは、それぞれ演じるサロメ像についてを自ら解説、そして最後には、プレイベント恒例のミニライブでそれぞれの楽曲を披露します。ピアノは湯浅加奈子。
入場無料(但し、事前のお申込みが必要)のイベントです!どうぞご来場ください。

テノール 高田正人

ソプラノ 國光ともこ

ソプラノ 田崎尚美

ピアノ 湯浅加奈子
■■■ イベント情報 ■■■
《二期会プレ・ソワレ》 ふたりのサロメ
~ひとつの物語から生まれた ふたつのオペラ『エロディアード』『サロメ』

日時:2019年3月29日(金) 18:30開場、19:00開始、20:10頃終了予定
会場:芸能花伝舎 C2 (東京都新宿区西新宿6-12-30)【アクセス
   (※会場は土足厳禁のため上履きをご用意いたしますが、ご持参いただいても結構です。)
料金:入場無料(※席数に限りがあるため事前の予約が必要です)
出演:
   高田正人(テノール)
   國光ともこ(ソプラノ・東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『エロディアード』サロメ役)
   田崎尚美(ソプラノ・東京二期会オペラ劇場『サロメ』サロメ役)
   湯浅加奈子(ピアノ)
主催:公益財団法人東京二期会
後援:公益社団法人日本芸能実演家団体協議会
●イベントのお問合せ・ご予約は
 二期会チケットセンター 03-3796-1831 
 もしくは 「お問い合わせフォーム※」 からもお申込みいただけます
 (※フォームには、お名前、メールアドレスと、3/29イベント予約希望と明記の上、送信ください)

▼『エロディアード』&『サロメ』の本公演情報はこちらから 《チケット発売中!》
〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉J.マスネ『エロディアード』(セミ・ステージ形式) - 東京二期会オペラ劇場
2019年4月27日(土)17:00、28日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:ミシェル・プラッソン、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura
《ハンブルク州立歌劇場との共同制作公演》R.シュトラウス『サロメ』 - 東京二期会オペラ劇場
2019年6月5日(水)18:30、6日(木)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ/演出:ヴィリー・デッカー
管弦楽:読売日本交響楽団/合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人読売日本交響楽団

●本公演のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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【二人のサロメ】~『エロディアード』に描かれる「サロメ」とは?サロメ役 國光ともこに聞く

4月公演《東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ》『エロディアード』でサロメ役を歌うソプラノ國光ともこは、新国立劇場オペラ研修所を経てイタリアで学び、新国立劇場において『タンホイザー』『パルジファル』『ばらの騎士』など多数の舞台に出演しています。その正統的でシュアな歌唱力により、ヘンデル「メサイア」、バッハ「マタイ受難曲」、モーツァルト「レクイエム」、ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」「第九」等のソリストとして多くのオーケストラとの共演を重ねてきました。



今回の『エロディアード』サロメが國光にとって、実は二期会オペラ・デビューであり、初の主演となります!
本番にむけて、サロメ役について、そして自身について、話を聞きました。

      *     *     *

――國光さんが演じられる『エロディアード』の「サロメ」はどのような役でしょうか。

國光: サロメとの最初の出会いは、高校時代に本屋で手に取ったオスカー・ワイルドの戯曲でした。その表紙は世紀末の香りとエロティシズム溢れる、妖しくも美しいビアズリーの挿絵で飾られており、どこか日本的にも感じられるその絵に思わず魅せられたのを憶えております。
その世界観をR.シュトラウス『サロメ』が見事に表現しているのに対し、マスネ『エロディアード』には「7つのヴェールの踊り」もヨハネの首に接吻する衝撃的シーンもなく、ルネサンスやバロック等古くから芸術作品に取り上げられてきたヨハネの首を持つサロメのイメージはありません。そこにあるのは、愛と信仰のために懸命に生きる、等身大の少女の姿です。

19世紀後半、フロベールの短編小説《三つの物語》の「ヘロデヤ」をもとにマスネが書いたサロメは、幼い頃に生き別れた母を探してエルサレムまでやって来た宮殿の踊り子で、かつて孤独のなか苦しんでいる自分を救ってくれた預言者ジャンへの思いを胸に秘めているところから物語が始まります。
少女の憧れにも似た信仰の気持ちが試練を経て愛に変わっていく様、そして最後に愛するジャンを処刑した憎むべき王妃が母親だとわかり、自ら命を絶つ終幕まで、一人の女性の生き様を表現したいと思っています。

――そんなサロメ役の聴きどころを教えてください。

國光: 2つのアリアはもちろんですが、第1幕第4場のジャンに愛を告白するシーン、第4幕第1場のジャンから「愛している」という言葉を聞くシーン等、魅力的なメロディが沢山あります。
個人的には牢獄で死を待つジャンに、あなたを一人にはしない、共に殉教に死す、と告げるときの音楽が特に好きです。



――サロメは設定では15、16歳の少女ですが、國光さん自身はどのような少女時代をすごしていたでしょうか。

國光: 岐阜市郊外の田舎町で育ちました。母が美しいものが好きでしたので、その影響で自然や人や物に対する見や考え方ができていったように思います。
これといって文化的な施設や環境のない小、中学生のときに両親が与えてくれた図鑑全集の付録レコードが、音楽に目覚めるきっかけだったと思います。特にサン=サーンスの「白鳥」は、母と一緒にテレビで見たバレエ「瀕死の白鳥」のイメージとも重なり、感動でなかなか興奮が冷めず、「動物の謝肉祭」のレコードを買ってもらった時はとても嬉しかったのを憶えています。そのレコードはベーム指揮の温かで素敵な演奏でしたが、15歳になる頃にはカルロス・クライバーに夢中になっていたと思います。
レコードだけでは好奇心が満たされず、ラジオでクラシック音楽を聴き始めたのも小学生の頃でした。高校生の時には当時の衛星放送も始まり、夢だった海外のオペラ公演や名演奏を観聴きできるようになり、一気に耳が開いていきました。NHKには心から感謝しなくてはなりません(笑)。

――声楽を志したきっかけはその頃から?

國光: いつからか舞台への憧れはありましたが、声楽を志すきっかけになったのは、やはり衛星放送で観たオペラでした。ゼッフィレッリ演出の『ラ・ボエーム』で、テレビの向こうのフレーニとパヴァロッティの息づかい、声という楽器から伝わってくるエネルギーに、心が解放されていくのをひたすら感じたくて、テープが擦り切れるまで繰り返し観たのを思い出します。

――お客様へのメッセージを。

國光: セミステージ形式になりますが、フランスを代表するグランドオペラの稀少な上演であること、そして世界一美しいといわれるフランス語によるサロメの世界をマエストロ・プラッソンがどのように描き出すのか、とても魅力的な公演だと思います。
また長い間私の念願でした本公演への出演がマエストロ・プラッソンとの舞台であることは、本番を目前にした今でも夢のようです。アンサンブルの一員として公演にどう関わっていけるか、挑戦であり、楽しみでもあります。
10連休の幕開け、フランスのエスプリ溢れるとてもスペシャルな二日間になると思います。ご来場いただけましたら幸いです。

今春、國光のデビュー公演でもある『エロディアード』に、どうぞご期待ください!

▼國光ともこの出演日は4月28日(日)  《チケット発売中!》
〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉2019年4月公演 J.マスネ『エロディアード』(セミ・ステージ形式) - 東京二期会オペラ劇場
2019年4月27日(土)17:00、28日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:ミシェル・プラッソン、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura

●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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ぎふ清流国体総合開会式で國光ともこが国歌を独唱します

9月29日に開幕する、第67回国民体育大会「ぎふ清流国体」総合開会式で、岐阜県出身のソプラノ國光ともこが国歌を独唱します。
“心をひとつに、日本再生”を合言葉に東日本大震災復興に取り組む本大会、長良川競技場から想いを歌声にのせ全国へお届けします。
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8月8日に岐阜県庁で行われた記者会見の様子
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左から 古田知事、國光、ミナモ(公式キャラクター)
▼ぎふ清流国体の公式Webサイトはこちら
第67回国民体育大会【ぎふ清流国体】
▼地域ニュースに記者会見の記事が掲載されました。
「故郷で君が代誇り」 : 岐阜 : 地域 - YOMIURI ONLINE(読売新聞)
「歌でふるさとに恩返し」-マイタウン岐阜 - 朝日新聞デジタル

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横須賀芸術劇場開館15周年記念オペラを彌勒忠史が演出

カウンターテナー会員で演出家の彌勒忠史が、横須賀芸術劇場開館15周年記念オペラ『タンクレーディとクロリンダの戦い』『ダイドーとイニーアス』を演出。去る2月8日(日)に本番を迎えました。
『タンクレーディとクロリンダの戦い』の一場面。日本舞踊と融合した舞台は、引き締まった印象と様式感を表出。
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『ダイドーとイニーアス』。衣裳や小道具はバリ島がモチーフ。神々の島バリの色彩で彩られたギリシア神話世界。
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『ダイドーとイニーアス』のラストシーン。林美智子演じる王女ダイドーの死。林はダイドーと彼女を破滅させる魔法使い役とを演じ分けました。
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(撮影:今津勝幸氏/提供:横須賀芸術劇場)
出演は、林美智子(『ダイドーとイニーアス』ダイドー/女魔法使い役)のほかにも、宮本益光(『タンクレーディとクロリンダの戦い』タンクレーディ役)、望月哲也(同、テスト役)、与那城敬(『ダイドーとイニーアス』イニーアス/水夫役)、國光ともこ(同、ベリンダ役)など豪華な顔ぶれ。カーテンコールでは、満席の会場から惜しみない拍手が鳴り止まず、一度は席を立たれたお客様も足を止められたので、いつの間にかスタンディング・オベーションとなりました。
演出家として大仕事を成し遂げた彌勒忠史。今度は「歌手」として、5月10日(日)二期会ゴールデンコンサートin津田ホールvol.25に登場、古楽アンサンブル「アントネッロ」と共演します。内容はモンテヴェルディやカッチーニ等の17世紀イタリア音楽。ジャズ・セッションのように即興性に富んだ古楽ライブとなることでしょう。
カウンターテナー彌勒忠史にも、どうぞご期待ください。
二期会ゴールデンコンサートin津田ホールVol.25「彌勒忠史×アントネッロ」 - 株式会社二期会21
古楽アンサンブル アントネッロ - 公式サイト
〔各出演者の今後の主な予定〕
・國光ともこ
  3月7日(土)「カルミナ・ブラーナ」 - 新宿文化会館
・与那城 敬
  『トゥーランドット』
  3月15日(日) - びわ湖ホール公演
  3月28日(土) - 神奈川県民ホール公演
・望月哲也
  3月27日(金)望月哲也Wanderer vol.1 - 王子ホール
・宮本益光
  4月24日(金)宮本益光リサイタル - 津田ホール
・林 美智子
  『カルメン』
  7月18日(土)/20日(月・祝) 東京公演 - 東京文化会館
  6月26日(金)/28日(日)/7月1日(水)/4日(土) 兵庫公演 - 兵庫県立芸術文化センター
  7月25日(土) 愛知公演 - 愛知県芸術劇場
※株式会社二期会21ウェブ・サイトから、歌手の近日出演予定が検索できるようになりました。
 ぜひご活用ください。→二期会アーティスト出演情報検索

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東京芸術劇場シアターオペラ『イリス』大盛況のうちに幕。

『カヴァレリア・ルスティカーナ』、『パリアッチ』と各方面から話題を呼んだ東京芸術劇場シアターオペラの第3弾『イリス』が12月6日(土)に上演されました。
井上道義氏のタクトのもと読売日本交響楽団とともに繊細かつ妖艶な舞台で会場を熱狂の渦に包み込みこみました。
iris_takahashi_ooshima.JPG 高橋淳(左)と大島幾雄(右)
iris_kunimitsu_suzuki.JPG 國光ともこ(左)と鈴木寛一(右)
〔指揮・演出〕井上道義さん
〔管弦楽〕読売日本交響楽団
〔会場〕東京芸術劇場大ホール
〔出演者〕
・高橋淳(大阪)
・大島幾雄(京都)
・國光ともこ(ディーア)
・鈴木寛一(くず屋)他
公演詳細はこちらをご覧ください
東京芸術劇場シアターオペラvol.3 P.マスカーニ 歌劇「イリス」−東京芸術劇場

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東京二期会2Days in 名古屋

美しく、心落ち着く、しらかわホールで、人の声の魅力に迫る2日間のコンサート。
昨年10月に、ブラザー工業株式会社としらかわホールのご協力を得て、初めて東京二期会主催コンサートが名古屋にお目見えしました。今年はその2回目となるシリーズ。
初日は、歌姫たちの饗宴!幸田浩子と林美智子のデュオ・リサイタル
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幸田と林は、それぞれ、ソプラノ、メゾ・ソプラノと声種は違いますが、そろって才色兼備のオペラ歌手。幸田はNHK−FM「気ままにクラシック」のパーソナリティとしても活躍、笑福亭笑瓶さんとの軽妙なやり取りは、気さくであたたかい彼女の人柄そのまま。一方の林は、来年は東京、兵庫、名古屋とあわせて全15回公演を行なう、大がかりなプロジェクト『カルメン』のタイトルロールに抜擢され、今最も注目されるメゾ・ソプラノの一人。
それぞれの華やかなレパートリーを取り上げ、さらに二人ならではの美しいデュエットを聴いていただきました。ピアノは、富平恭平氏。

2日目は、『宮本益光の奥様は女中!?』
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NHK朝の連続テレビ小説「純情きらり」のピアノ教師西園寺公麿役などで活躍する俳優、長谷川初範氏を迎え、多彩なプログラムをお楽しみいただきました。
前半は、モーツァルトのオペラのアリアを並べたプログラム。長谷川初範氏は、モーツァルトの手紙から、音楽への情熱がほとばしる天才の心の声を聞かせてくれました。あたたかくゆったりした語りが音楽へとつながり、ひととき18世紀のサロンのような雰囲気に。後半のプログラムはペルゴレージの『奥様は女中!?』。初めて聴くお客様に、どうやったらオペラを楽しんでいただけるか、これまでにも思考錯誤したきた宮本が、自ら訳詞を手がけた、『奥様は女中!?』。ある格式高い邸の主人ウベルトが、自分の邸で働く女中セルピーナに心惹かれてしまったら・・・・、チャーミングで機転が利き、愛らしい女中のセルピーナには國光ともこ。ピアノは、石野真穂。

大勢のお客様と楽しいひとときを過ごすことができました。ありがとうございました。

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